JP2004517428A - 再生装置、送信装置、符号化情報を形成且つ送信する方法、及び、符号化情報を再生する方法 - Google Patents
再生装置、送信装置、符号化情報を形成且つ送信する方法、及び、符号化情報を再生する方法 Download PDFInfo
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Abstract
所定の規格に従って符号化された情報を受信し、符号化情報を復号化し、復号化された結果を再生する再生装置である。再生装置は更に、所定の方法で規格から異なるトリガ情報も受信且つ復号化し得る。この結果、再生装置によって再生される所定の特別な出力がもたらされる。このようにして、ハードウェア及び/又はソフトウェアの製造業者は、装置内のハードウェア及び/又はソフトウェアがその製造業者により製造されたものであるか否かを単純な方法で確認することができる。トリガ情報が加えられたときに、所定の特別な出力が再生されると、再生装置は、その製造業者によるハードウェア及び/又はソフトウェアを含んでいる。
Description
【0001】
本発明は、
−所定の規格に従って符号化された情報を受信するよう設けられる受信装置と、−受信装置によって受信された符号化情報を復号化し、復号化情報を形成するよう設けられる復号化装置と、
−復号化情報を再生するよう設けられる再生手段とを含む、再生装置に関する。
【0002】
本発明は更に、送信装置、符号化情報を形成し且つ送信する方法、及び、符号化情報を再生する方法に関する。
【0003】
同様の再生装置は、G. Brouwhuisによる「Principle of optical disc systems」(ISBN0−85274−785−3)に説明されるが、ここでは特に、光ディスク及び光ディスクシステムの物理的及び機械的原理が説明される。更に、これらのシステムの幾つかの応用、例えば、レーザ・ビジョン・ビデオディスクシステム及びコンパクトディスクデジタルオーディオシステムが説明される。このようなシステムにおいて、受信装置は、情報担体上にある情報を読取りするよう設けられる。しかし、本発明は、情報担体を有するそのような再生装置に制限されず、情報が、例えば、信号の形で供給される再生装置にも適用され、その場合、受信装置は信号を受信するよう設けられる。このような再生装置の例としては、アンテナが受信装置として設けられるテレビ受像機が挙げられる。
【0004】
本発明は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの生産業者が、再生装置内にあるハードウェア及び/又はソフトウェアはその生産業者により製造されたものであるか否かを単純な方法で確認できる、冒頭段落に記載したような再生装置を提供することを目的とする。このために、本発明の再生装置は、この再生装置は更に、所定の方法で規格から逸脱するトリガ情報を受信且つ復号化するよう設けられ、また、この再生装置は更に、トリガ情報を所定の出力に変換するよう設けられることを特徴とする。
【0005】
冒頭段落に説明した公知の再生装置は、特定の規格を満足する出力が供給されると所定の出力を生成する。この情報がこの特定の規格を満足しない場合は、出力は一般的に明確にされないか、又は、出力は生成されない。本発明では、再生装置は、この規格を満足しないが、所定の仕様を満足する特別な情報を含む。この仕様は、再生装置内にあるハードウェア及び/又はソフトウェアの生産業者にのみ既知である。再生装置は更に、この特別な情報が供給されると、明確な出力を生成するよう構成される。通常の方法で再生装置を使用し、且つ、特別のツールを取付けることなく、製造業者は、本発明の再生装置がその製造業者により製造されたハードウェア及び/又はソフトウェアを含むか否かを非常に容易に確認することができる。この特別な情報が供給されたときに明確な出力が再生されると、再生装置はその製造業者のハードウェア及び/ソフトウェアを含む。
【0006】
所定の出力を生成するためのトリガ情報自体は、いわゆるイースタ・エッグ(Easter Egg)によって既知であることが観察される。ソフトウェア開発業者は、キー、マウスクリック、又は、命令の秘密の組合わせが使用される場合にのみ実行される特定の機能をそれらのソフトウェアに与えている。この機能とは通常、メッセージ、アニメーション、又は、効果を示すことである。しかし、これらのイースタ・エッグは、コンピュータ内にインストールされるソフトウェアにおいてのみ発生する。この場合、これらのメッセージ、アニメーション、又は、効果は、正当に機能する。更に、キーストローク、マウスクリック、又は、コマンドの組合わせは、特定の規格に縛られず、一方、上述したシステムは条件として規格を有する。従って、この解決策は、上述した問題に対し好適なものであるとは思われない。
【0007】
本発明は、冒頭段落に記載したような送信装置を提供することを目的とする。本発明の再生装置は、トリガ情報を受信且つ復号化するので、このトリガ情報を生成する可能性も与えることが有利である。この為に、本発明の送信装置は更に、この送信装置は所定の入力をトリガ情報に変換しそのトリガ情報を送信するよう設けられることを特徴とする。
【0008】
本発明は更に、符号化情報を再生する方法を提供することを目的とし、この方法は以下の段階を含む。
−所定の規格に従って符号化された情報を受信する段階と、
−受信した符号化情報を復号化して復号化情報を生成する段階と、
―復号化情報を出力に変換する段階。
【0009】
本発明の再生方法は以下の段階を含むことを特徴とする。
−所定の方法で規格から逸脱するトリガ情報を受信且つ復号化する段階と、
−トリガ情報を所定の出力に変換する段階。
【0010】
本発明は更に、符号化情報を形成且つ送信する方法を提供することを目的とし、この方法は以下の段階を含む。
−入力を符号化して符号化情報を生成する段階と
−符号化情報を送信する段階。
【0011】
符号化情報を形成且つ送信する本発明の方法は以下の段階を含むことを特徴とする。
−所定の入力とトリガ情報に変換する段階と
−トリガ情報を送信する段階。
【0012】
符号化及び復号化それぞれは、特定のアルゴリズム、又は、例えば、MEPG符号化といった規格による複雑な演算だけではなく、情報のデジタル化といったより単純な演算として理解されるべきであることを理解するものとする。
【0013】
本発明の上記及び他の面は、以下に説明する実施例を参照することにより明らかとなり且つ実施例を参照しながら説明する。
【0014】
図1は、本発明の再生装置(arrangement)101の例を示し、この装置101に、例えば、CD、スーパオーディオCD、DVD、ミニディスクといった情報担体100が供給される。再生装置101は、この再生装置が、
−情報担体100に存在する規格化された情報を、所定の第1の出力106に変換し、
−情報担体100上に存在するトリガ情報を、所定の第2の出力107に変換するよう構成される。
【0015】
情報担体100上が一旦再生装置101に挿入されると、受信装置102が、情報担体100から情報を読取り、その情報を復号化装置103に渡す。
【0016】
復号化装置103はこの情報を復号化する。この情報が規格に対応する場合、復号化情報は、復号化された後に、再生手段104に渡される。再生手段104は、復号化情報を明確な第1の出力106に変換する。この情報が規格に対応しない場合、情報は、復号化装置103内のサブシステム105に渡される。サブシステムは、情報を所定の仕様に従って復号化する。この仕様は、システム内の利用可能なハードウェア及び/又はソフトウェアの生産業者にのみ既知である。この復号化情報も、復号化された後に、再生手段104に渡される。再生手段104は、情報担体100上の情報がトリガ情報であるか、又は、規格及びトリガ情報のいずれも満足しない情報であるかに応じて、この復号化情報を明確な第2の出力107か又は明確な第3の出力108に変換する。第3の出力108は例えば、再生装置101が情報担体100のトリガ情報コンテンツを読取り、復号化し、且つ、再生するよう構成されるが、情報が所定の規格を満足せず、従ってトリガ情報でない場合に生成される。第1の出力106、第2の出力107、及び、第3の出力108は、例えば、画像及び/又は音声の形をとってもよい。
【0017】
出力106、107、及び、108は人間の感覚により確認されてもよいが、例えば、入力及び出力を互いに比較する特別な機器を使用して確認されてもよい。他の選択肢としては、再生装置101において、再生手段104に渡される復号化情報が確認される。この情報が規格及び所定の仕様のいずれも満足しない場合、復号化情報は再生手段104には全く渡されず、出力は生成されない。
【0018】
図2は、送信装置201の例を示す。送信装置201は、入力200を受信する。この入力200は符号化手段202によって符号化情報に変換される。送信装置201は主に、上述した規格による送信装置に対応する。しかし、この送信装置は、所定の入力が、符号化装置202のサブシステム204によって、規格に対応する符号化情報ではなくて、その入力が所定の仕様に対応する情報に変換されるよう構成される。この仕様は、システム内の利用可能なハードウェア及び/又はソフトウェアの生産業者にのみ既知である。最後に、符号化情報は送信手段203に渡される。この送信手段203は、情報担体205に符号化情報を書込むよう構成される。
【0019】
図3は、本発明のシステムの多数の細部を示すが、ここでは、復号化装置305及び符号化装置300をより詳細に示す。簡潔にするために、送信装置、受信装置、及び、送信手段は省略する。これらの手段の特徴は、図1及び図2の説明中に記述される。
【0020】
入力信号Xは選択手段301により読取りされる。続いてこの信号は分割され、分割された信号部は、遅延素子302及びフィルタ303を通される。遅延及びフィルタリングの後、入力信号Xは従って、信号Yとなる。フィルタ303は所定の規格に応じて3つの方法に設定される。使用される設定は、選択手段301によって決められる。この設定は、情報担体にも書込みされる。本発明では、フィルタ303は、第4の方法でも設定され得るよう構成される。フィルタ303の様々な設定を以下の表1に示す。フィルタ番号00、01、及び、10は規格にのみ可能であり、フィルタ番号11は所定の仕様によって可能である。
【0021】
【表1】
最後に、入力信号X及びフィルタ303を出る出力信号Yは互いから引かれる。この結果信号Eが得られる。信号Eは、最終的に、フィルタ番号と共に情報担体304上に書込みされる。
【0022】
情報担体304上の情報を復号化するために、復号化装置305を使用し得る。復号化装置305は、その入力信号として信号Eを有する。この信号Eは、出力信号Zを分割し、続けて、出力信号Zを遅延307及びフィルタ306を通すことにより生成される信号Vに加えられる。このフィルタ306は、フィルタ303と同一である。フィルタ306の設定は、情報担体304上に存在するフィルタ番号によって決められる。
【0023】
情報担体304がトリガ情報、従って、フィルタ番号11を含む場合、本発明に従って構成される復号化装置305は、出力信号Zを生成することができる。出力信号Zは、その場合、入力信号Xと等しい。従って、復号化装置305の生産業者は、復号化装置305はその生産業者により製造されたハードウェア及び/又はソフトウェアを含むことを確認することができる。
【0024】
情報担体304が規格を満足する情報、従って、その情報はフィルタ番号00、01、又は、10を含む場合、4つの方法に設定可能なフィルタ306を有する復号化手段305は、出力信号Zを生成することができる。ここでも出力信号Zは入力信号Xと等しい。従って、本発明に従って構成される再生装置は、規格を満足する情報も再生する。
【0025】
もし、復号化装置305が排他的に規格に応じて構成され、従って、フィルタ306は3つの方法でのみ設定可能であり、情報担体304がトリガ情報を含む場合、再生装置305は、信号Xとは等しくない出力信号Zを生成してしまう。というのは、フィルタ306の正しい設定が既知でないからである。フィルタ306は、特定の設定が既知でない場合、既知である他の設定が使用されうるよう構成される。後者の他の設定が使用される場合、例えば、フィルタ番号11の既知でない設定の代わりに、フィルタ番号10の設定が使用できる。
【0026】
上述した実施例において、情報担体を含むシステムを説明した。システムの再生装置の入力として使用される情報は、異なる方法で供給されてもよい。その例としては以下が挙げられる。
●アンテナ信号を入力として有するテレビ受像機。この場合、アンテナは受信装置として構成される。
●アンテナ信号を入力として有するビデオレコーダ。この場合、アンテナは受信装置として構成される。
●ハードディスク上に存在するか又はインターネットから得られるファイルを入力として有するPCアプリケーション。この場合、ハードディスクが受信装置として構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の再生装置の実施例を示す図である。
【図2】
本発明の送信装置の実施例を示す図である。
【図3】
本発明の再生装置及び送信装置の多数の細部を示す図である。
本発明は、
−所定の規格に従って符号化された情報を受信するよう設けられる受信装置と、−受信装置によって受信された符号化情報を復号化し、復号化情報を形成するよう設けられる復号化装置と、
−復号化情報を再生するよう設けられる再生手段とを含む、再生装置に関する。
【0002】
本発明は更に、送信装置、符号化情報を形成し且つ送信する方法、及び、符号化情報を再生する方法に関する。
【0003】
同様の再生装置は、G. Brouwhuisによる「Principle of optical disc systems」(ISBN0−85274−785−3)に説明されるが、ここでは特に、光ディスク及び光ディスクシステムの物理的及び機械的原理が説明される。更に、これらのシステムの幾つかの応用、例えば、レーザ・ビジョン・ビデオディスクシステム及びコンパクトディスクデジタルオーディオシステムが説明される。このようなシステムにおいて、受信装置は、情報担体上にある情報を読取りするよう設けられる。しかし、本発明は、情報担体を有するそのような再生装置に制限されず、情報が、例えば、信号の形で供給される再生装置にも適用され、その場合、受信装置は信号を受信するよう設けられる。このような再生装置の例としては、アンテナが受信装置として設けられるテレビ受像機が挙げられる。
【0004】
本発明は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの生産業者が、再生装置内にあるハードウェア及び/又はソフトウェアはその生産業者により製造されたものであるか否かを単純な方法で確認できる、冒頭段落に記載したような再生装置を提供することを目的とする。このために、本発明の再生装置は、この再生装置は更に、所定の方法で規格から逸脱するトリガ情報を受信且つ復号化するよう設けられ、また、この再生装置は更に、トリガ情報を所定の出力に変換するよう設けられることを特徴とする。
【0005】
冒頭段落に説明した公知の再生装置は、特定の規格を満足する出力が供給されると所定の出力を生成する。この情報がこの特定の規格を満足しない場合は、出力は一般的に明確にされないか、又は、出力は生成されない。本発明では、再生装置は、この規格を満足しないが、所定の仕様を満足する特別な情報を含む。この仕様は、再生装置内にあるハードウェア及び/又はソフトウェアの生産業者にのみ既知である。再生装置は更に、この特別な情報が供給されると、明確な出力を生成するよう構成される。通常の方法で再生装置を使用し、且つ、特別のツールを取付けることなく、製造業者は、本発明の再生装置がその製造業者により製造されたハードウェア及び/又はソフトウェアを含むか否かを非常に容易に確認することができる。この特別な情報が供給されたときに明確な出力が再生されると、再生装置はその製造業者のハードウェア及び/ソフトウェアを含む。
【0006】
所定の出力を生成するためのトリガ情報自体は、いわゆるイースタ・エッグ(Easter Egg)によって既知であることが観察される。ソフトウェア開発業者は、キー、マウスクリック、又は、命令の秘密の組合わせが使用される場合にのみ実行される特定の機能をそれらのソフトウェアに与えている。この機能とは通常、メッセージ、アニメーション、又は、効果を示すことである。しかし、これらのイースタ・エッグは、コンピュータ内にインストールされるソフトウェアにおいてのみ発生する。この場合、これらのメッセージ、アニメーション、又は、効果は、正当に機能する。更に、キーストローク、マウスクリック、又は、コマンドの組合わせは、特定の規格に縛られず、一方、上述したシステムは条件として規格を有する。従って、この解決策は、上述した問題に対し好適なものであるとは思われない。
【0007】
本発明は、冒頭段落に記載したような送信装置を提供することを目的とする。本発明の再生装置は、トリガ情報を受信且つ復号化するので、このトリガ情報を生成する可能性も与えることが有利である。この為に、本発明の送信装置は更に、この送信装置は所定の入力をトリガ情報に変換しそのトリガ情報を送信するよう設けられることを特徴とする。
【0008】
本発明は更に、符号化情報を再生する方法を提供することを目的とし、この方法は以下の段階を含む。
−所定の規格に従って符号化された情報を受信する段階と、
−受信した符号化情報を復号化して復号化情報を生成する段階と、
―復号化情報を出力に変換する段階。
【0009】
本発明の再生方法は以下の段階を含むことを特徴とする。
−所定の方法で規格から逸脱するトリガ情報を受信且つ復号化する段階と、
−トリガ情報を所定の出力に変換する段階。
【0010】
本発明は更に、符号化情報を形成且つ送信する方法を提供することを目的とし、この方法は以下の段階を含む。
−入力を符号化して符号化情報を生成する段階と
−符号化情報を送信する段階。
【0011】
符号化情報を形成且つ送信する本発明の方法は以下の段階を含むことを特徴とする。
−所定の入力とトリガ情報に変換する段階と
−トリガ情報を送信する段階。
【0012】
符号化及び復号化それぞれは、特定のアルゴリズム、又は、例えば、MEPG符号化といった規格による複雑な演算だけではなく、情報のデジタル化といったより単純な演算として理解されるべきであることを理解するものとする。
【0013】
本発明の上記及び他の面は、以下に説明する実施例を参照することにより明らかとなり且つ実施例を参照しながら説明する。
【0014】
図1は、本発明の再生装置(arrangement)101の例を示し、この装置101に、例えば、CD、スーパオーディオCD、DVD、ミニディスクといった情報担体100が供給される。再生装置101は、この再生装置が、
−情報担体100に存在する規格化された情報を、所定の第1の出力106に変換し、
−情報担体100上に存在するトリガ情報を、所定の第2の出力107に変換するよう構成される。
【0015】
情報担体100上が一旦再生装置101に挿入されると、受信装置102が、情報担体100から情報を読取り、その情報を復号化装置103に渡す。
【0016】
復号化装置103はこの情報を復号化する。この情報が規格に対応する場合、復号化情報は、復号化された後に、再生手段104に渡される。再生手段104は、復号化情報を明確な第1の出力106に変換する。この情報が規格に対応しない場合、情報は、復号化装置103内のサブシステム105に渡される。サブシステムは、情報を所定の仕様に従って復号化する。この仕様は、システム内の利用可能なハードウェア及び/又はソフトウェアの生産業者にのみ既知である。この復号化情報も、復号化された後に、再生手段104に渡される。再生手段104は、情報担体100上の情報がトリガ情報であるか、又は、規格及びトリガ情報のいずれも満足しない情報であるかに応じて、この復号化情報を明確な第2の出力107か又は明確な第3の出力108に変換する。第3の出力108は例えば、再生装置101が情報担体100のトリガ情報コンテンツを読取り、復号化し、且つ、再生するよう構成されるが、情報が所定の規格を満足せず、従ってトリガ情報でない場合に生成される。第1の出力106、第2の出力107、及び、第3の出力108は、例えば、画像及び/又は音声の形をとってもよい。
【0017】
出力106、107、及び、108は人間の感覚により確認されてもよいが、例えば、入力及び出力を互いに比較する特別な機器を使用して確認されてもよい。他の選択肢としては、再生装置101において、再生手段104に渡される復号化情報が確認される。この情報が規格及び所定の仕様のいずれも満足しない場合、復号化情報は再生手段104には全く渡されず、出力は生成されない。
【0018】
図2は、送信装置201の例を示す。送信装置201は、入力200を受信する。この入力200は符号化手段202によって符号化情報に変換される。送信装置201は主に、上述した規格による送信装置に対応する。しかし、この送信装置は、所定の入力が、符号化装置202のサブシステム204によって、規格に対応する符号化情報ではなくて、その入力が所定の仕様に対応する情報に変換されるよう構成される。この仕様は、システム内の利用可能なハードウェア及び/又はソフトウェアの生産業者にのみ既知である。最後に、符号化情報は送信手段203に渡される。この送信手段203は、情報担体205に符号化情報を書込むよう構成される。
【0019】
図3は、本発明のシステムの多数の細部を示すが、ここでは、復号化装置305及び符号化装置300をより詳細に示す。簡潔にするために、送信装置、受信装置、及び、送信手段は省略する。これらの手段の特徴は、図1及び図2の説明中に記述される。
【0020】
入力信号Xは選択手段301により読取りされる。続いてこの信号は分割され、分割された信号部は、遅延素子302及びフィルタ303を通される。遅延及びフィルタリングの後、入力信号Xは従って、信号Yとなる。フィルタ303は所定の規格に応じて3つの方法に設定される。使用される設定は、選択手段301によって決められる。この設定は、情報担体にも書込みされる。本発明では、フィルタ303は、第4の方法でも設定され得るよう構成される。フィルタ303の様々な設定を以下の表1に示す。フィルタ番号00、01、及び、10は規格にのみ可能であり、フィルタ番号11は所定の仕様によって可能である。
【0021】
【表1】
最後に、入力信号X及びフィルタ303を出る出力信号Yは互いから引かれる。この結果信号Eが得られる。信号Eは、最終的に、フィルタ番号と共に情報担体304上に書込みされる。
【0022】
情報担体304上の情報を復号化するために、復号化装置305を使用し得る。復号化装置305は、その入力信号として信号Eを有する。この信号Eは、出力信号Zを分割し、続けて、出力信号Zを遅延307及びフィルタ306を通すことにより生成される信号Vに加えられる。このフィルタ306は、フィルタ303と同一である。フィルタ306の設定は、情報担体304上に存在するフィルタ番号によって決められる。
【0023】
情報担体304がトリガ情報、従って、フィルタ番号11を含む場合、本発明に従って構成される復号化装置305は、出力信号Zを生成することができる。出力信号Zは、その場合、入力信号Xと等しい。従って、復号化装置305の生産業者は、復号化装置305はその生産業者により製造されたハードウェア及び/又はソフトウェアを含むことを確認することができる。
【0024】
情報担体304が規格を満足する情報、従って、その情報はフィルタ番号00、01、又は、10を含む場合、4つの方法に設定可能なフィルタ306を有する復号化手段305は、出力信号Zを生成することができる。ここでも出力信号Zは入力信号Xと等しい。従って、本発明に従って構成される再生装置は、規格を満足する情報も再生する。
【0025】
もし、復号化装置305が排他的に規格に応じて構成され、従って、フィルタ306は3つの方法でのみ設定可能であり、情報担体304がトリガ情報を含む場合、再生装置305は、信号Xとは等しくない出力信号Zを生成してしまう。というのは、フィルタ306の正しい設定が既知でないからである。フィルタ306は、特定の設定が既知でない場合、既知である他の設定が使用されうるよう構成される。後者の他の設定が使用される場合、例えば、フィルタ番号11の既知でない設定の代わりに、フィルタ番号10の設定が使用できる。
【0026】
上述した実施例において、情報担体を含むシステムを説明した。システムの再生装置の入力として使用される情報は、異なる方法で供給されてもよい。その例としては以下が挙げられる。
●アンテナ信号を入力として有するテレビ受像機。この場合、アンテナは受信装置として構成される。
●アンテナ信号を入力として有するビデオレコーダ。この場合、アンテナは受信装置として構成される。
●ハードディスク上に存在するか又はインターネットから得られるファイルを入力として有するPCアプリケーション。この場合、ハードディスクが受信装置として構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の再生装置の実施例を示す図である。
【図2】
本発明の送信装置の実施例を示す図である。
【図3】
本発明の再生装置及び送信装置の多数の細部を示す図である。
Claims (10)
- 所定の規格に従って符号化された情報を受信するよう設けられる受信装置と、
上記受信装置によって受信された上記符号化情報を復号化し、復号化情報を形成するよう設けられる復号化装置と、
上記復号化情報を再生するよう設けられる再生手段とを含む再生装置であって、
上記再生装置は更に、所定の方法で上記規格から逸脱するトリガ情報を受信且つ復号化するよう設けられ、
上記再生装置は更に、上記トリガ情報を所定の出力に変換するよう設けられることを特徴とする装置。 - 請求項1記載の再生装置を含むシステムであって、
上記システムは更に、上記符号化情報がその上にある情報担体を含み、
上記受信装置は、上記情報担体を読取るよう設けられるシステム。 - 上記再生装置はコンパクトディスクプレーヤを含み、
上記情報担体はコンパクトディスクを含む請求項2記載のシステム。 - 所定の規格に従って符号化される情報を受信する段階と、受信した上記符号化情報を復号化し、復号化情報を形成する段階と、上記復号化情報を出力に変換する段階とを含む、符号化情報を再生する方法であって、
所定の方法で上記規格から逸脱するトリガ情報を受信且つ復号化する段階と、
上記トリガ情報を所定の出力に変換する段階とを更に含むことを特徴とする方法。 - 入力を符号化して符号化情報を形成するよう設けられる符号化装置と、
上記符号化情報を送信するよう構成される送信手段とを含む送信装置であって、
上記送信手段は更に、所定の入力をトリガ情報に変換し、且つ、上記トリガ情報を送信するよう設けられることを特徴とする装置。 - 請求項5記載の送信装置を含むシステムであって、
上記システムは更に情報担体を含み、
上記送信装置は上記情報担体に符号化情報を書込むよう設けられるシステム。 - 上記送信装置は、コンパクトディスクを形成するよう設けられる請求項6記載のシステム。
- 入力を符号化し符号化情報を形成する段階と、上記符号化情報を送信する段階とを含む、符号化情報を形成且つ送信する方法であって、
所定の入力をトリガ情報に変換する段階と、
上記トリガ情報を送信する段階とを更に含むことを特徴とする方法。 - 所定の規格に従って符号化された情報を送信する信号であって、
所定の方法で上記規格から逸脱するトリガ情報を更に含むことを特徴とする信号。 - 所定の規格に従って符号化された情報を含む情報担体であって、
所定の方法で上記規格から逸脱するトリガ情報を更に含むことを特徴とする情報担体。
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