JP2004151751A - 通信端末、サーバおよびそれらを用いた通信システム - Google Patents
通信端末、サーバおよびそれらを用いた通信システム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】無効になった電話番号やメールアドレスを容易に知ることができる通信システムを提供する。
【解決手段】通信端末2は、ユーザーの指示に従って有効の有無を確認したい電話番号やメールアドレスを選択し、有効性を確認することを要求するための要求データを作成する。通信端末2は、さらに、作成された要求データを通信網を介してデータベースサーバ6へと送信する。データベースサーバ6は、要求データを受信し、要求データに応じて電話番号またはメールアドレスの有効性の照合して、確認結果を結果データとして通信端末2へ送信する。通信端末2は、結果データを受信し、結果データの内容をユーザーに通知する。
【選択図】 図1
【解決手段】通信端末2は、ユーザーの指示に従って有効の有無を確認したい電話番号やメールアドレスを選択し、有効性を確認することを要求するための要求データを作成する。通信端末2は、さらに、作成された要求データを通信網を介してデータベースサーバ6へと送信する。データベースサーバ6は、要求データを受信し、要求データに応じて電話番号またはメールアドレスの有効性の照合して、確認結果を結果データとして通信端末2へ送信する。通信端末2は、結果データを受信し、結果データの内容をユーザーに通知する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信端末とサーバとこのような通信端末とサーバとを用いた通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ある電話番号が有効か無効かを知るためには、通信端末の使用者が実際にその電話番号に電話をかけてみて通信事業者の方から無効であることを伝える音声が流れるか、もしくは有効であるならば通話状態になることで確認している。また、メールアドレスの有効・無効についても同様、通信端末の使用者が実際にメールを送ってみてメーラデーモンが無効であることを返信してくることにより無効であることを確認している。
【0003】
ここで、電話番号の使い回しによる間違い電話を防止する方法が従来から提案されている(たとえば、特許文献1を参照)。電話帳に登録日情報と事業者との契約日情報を電話番号とともに登録し、電話をかける際に登録日情報を事業者との契約日を比較し登録が先か契約が先かを知ることにより使い回された番号か判断することにより、電話番号については使い回しによる間違い電話を防止することが可能である。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−230855号公報明細書
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術では、実際に電話をかけたり、メールを送ったりすることにより確認するため相手の電話番号が有効である場合には用件が無いにもかかわらず通話することになる。
【0006】
また、携帯電話機等の普及率は著しい。通信事業者を変更することによる電話番号の解約や電話番号の変更も日常的に行われるようになってきた。それに伴い、電話番号やメールアドレスの管理が難しくなってきている。そのため、電話帳、アドレス帳などの記憶部に登録された電話番号やメールアドレスの中で無効になったものを調べて消去などを行う作業が非常に手間のかかるものになって来ている。
【0007】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、このような作業の手間を軽減するために、無効になった電話番号やメールアドレスを容易に知ることができる通信端末を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明のある局面に従うと、外部の通信網と信号の授受を行なう通信手段と、通信網を介して情報の交換を行なう相手を特定する相手先特定情報を格納することが可能である記憶部と、通信手段および記憶部の制御を行なうための制御手段とを備え、制御手段は、外部の指示に従って有効の有無を確認したい相手先特定情報を選択するための選択手段と、選択手段により選択された記憶部に格納されている相手先特定情報をもとに要求データを作成するための要求データ作成手段と、要求データ作成手段により作成された要求データを通信手段を介して通信網へと送信するための要求データ送信手段と、通信網により返信され、相手先特定情報の有効・無効を示す結果データを、通信手段を介して受信し、結果データの内容をユーザーに通知する出力を生成するための結果出力手段を含む。
【0009】
したがって、この発明では、相手先と通信が可能であるかについて、通信端末側でこのような通信が実際に確立されるか試みてみなくても、通信相手を特定するための相手先特定情報が現在でも有効であるか否かを確認できる。
【0010】
好ましくは、通信端末は、結果データに応じて無効である相手先特定情報の表示を行なう表示手段をさらに備える。
【0011】
好ましくは、相手先特定情報は、電話番号であり、表示手段は、確認した電話番号が無効であるとき無効であることの表示を行ない、制御手段は、無効とされた電話番号を消去する無効電話番号消去手段を含む。
【0012】
好ましくは、相手先特定情報は、メールアドレスであり、表示手段は、確認したメールアドレスが無効であるとき無効であることの表示を行ない、制御手段は、 無効とされたメールアドレスを消去する無効メールアドレス消去手段を含む。
【0013】
この発明の他の局面に従うと、外部の通信網と信号の授受を行なう通信手段と、通信網を介して通信端末が相互に相手と情報の交換を行なう際に、通信相手を特定するための相手先特定情報と相手先特定情報の有効性を示す有効性情報とを関連づけて格納する記憶部と、通信手段と記憶部の制御を行なうための制御手段とを備え、制御手段は、通信手段を介して相手先特定情報の有効の有無を確認する要求データを受信するための受信手段と、記憶部に格納される情報に基づいて、要求データに応じて相手先特定情報の有効性を照会をするための照会手段と、照会手段による確認結果を結果データとして通信手段を介して通信網へ送信するための結果通知手段とを含む。
【0014】
この発明のさらに他の局面にしたがうと、通信システムであって、外部の通信網を介して他の機器と情報の交換を行なう通信端末を備え、通信端末は、通信網と信号の授受を行なう第1の通信手段と、通信網を介して情報の交換を行なう相手を特定する相手先特定情報を格納する第1の記憶部と、第1の通信手段および第1の記憶部の制御を行なう第1の制御手段とを含み、第1の制御手段は、外部の指示に従って有効の有無を確認したい相手先特定情報を選択するための選択手段と、選択手段により選択された第1の記憶部に格納されている相手先特定情報をもとに要求データを作成するための要求データ作成手段と、要求データ作成手段により作成された要求データを通信手段を介して通信網へと送信するための要求データ送信手段と、通信網により返信され、相手先特定情報の有効・無効を示す結果データを、通信手段を介して受信し、結果データの内容をユーザーに通知する出力を生成するための結果出力手段を有し、通信端末からの要求データを受け、相手先特定情報を照合し、結果データを通知するサーバをさらに備え、サーバは、通信網と信号の授受を行なう第2の通信手段と、相手先特定情報と相手先特定情報の有効性を示す有効性情報とを関連づけて格納する第2の記憶部と、第2の通信手段と第2の記憶部の制御を行なうための第2の制御手段とを含み、第2の制御手段は、第2の通信手段を介して要求データを受信するための受信手段と、第2の記憶部に格納される情報に基づいて、要求データに応じて相手先特定情報の有効性を照会をするための照会手段と、照会手段による確認結果を結果データとして通信手段を介して通信網へ送信するための結果通知手段とを有する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を具体化した実施の形態について図面を用いて説明する。
【0016】
図1は、データベースサーバ6と、電話番号やメールアドレスの有効性をデータベースサーバ6に照会することが可能な通信端末2とを備える本発明の通信システム100の概略図である。
【0017】
図1を参照して、本発明の通信システム100は、ユーザーが使用する通信端末2と、通信端末2から送信されたデータを受信し通信端末2へのデータを送信する基地局8と、電話番号やメールアドレスの有効・無効が確認可能な通信事業者のデータベースサーバ6と、データベースサーバ6と無線基地局8をつなぐネットワーク12とを備える。
【0018】
なお、以下の説明では、通信端末2は、特に限定されないが、電子メールの送受信が可能な携帯電話機であるものとして説明を行う。この場合、基地局8も、無線通信が可能な無線基地局となる。もちろん、電子メールの送受信または電話通信が可能な端末であれば、通信端末2は、他の通信装置、たとえば、PDA(Personal Digital Assistant)等でもよい。
【0019】
後に説明するように、通信端末2は、電話番号やメールアドレスについての有効確認要求4を、基地局8およびネットワーク12を介してデータベースサーバ6に対して送信し、データベースサーバ6は、通信端末2に対して電話番号やメールアドレスについての有効確認応答10を返信する。
【0020】
ユーザーは特定の通信相手の電話番号やメールアドレスを通信端末2に登録する。登録した電話番号やメールアドレスの中でユーザーが有効であるか確認する必要が生じたとき、ユーザーは通信端末2において有効確認を要求する電話番号やメールアドレスの選択を行う。
【0021】
通信端末2は、その選択を受けて、要求データを作成し、通信端末2から無線基地局8、ネットワーク12を経由して通信事業者のデータベースサーバ6に送信する。ここで、例えば、有効確認の要求データがテキストデータとすると、要求データは、有効確認の要求データであることがわかる記述のあるヘッダと確認する電話番号やメールアドレスを記述するデータ部から構成される。有効確認要求4は、このような有効確認の要求データのデータベースサーバ6への送信を含む。
【0022】
電話番号やメールアドレスの有効・無効が確認可能な通信事業者のデータベースサーバ6は、各通信事業者が用意し、通話やデータ通信や電話番号・メールアドレス確認専用の方式等に対応し、電話番号やメールアドレスの有効・無効が明らかとなる返信を行う。例えば、各通信事業者で登録されている電話番号やメールアドレスを管理しているデータベースを用意して、各通信事業者はデータベースを日々更新しておき、有効確認の要求データが来た場合、有効確認要求4に含まれる電話番号やメールアドレスをデータベースから検索する。
【0023】
データベースサーバ6は、電話番号・メールアドレスの有効確認要求4に対する返信を結果データとして通信端末2に送信する。例えば、データベースサーバ6が有効確認要求4のデータ中の電話番号やメールアドレスに有効・無効のデータをフラグ等で追加する。有効確認応答10は、このような有効確認の結果データの通信端末2への送信を含む。
【0024】
通信端末2は、返信されてきた結果データより液晶表示画面等で電話番号やメールアドレスの有効・無効を表示して、ユーザーに通知し、ユーザーから指示があれば無効と判断された電話番号やメールアドレスを消去できる。
【0025】
図2は、通信端末2の構成を示す概略ブロック図である。
図2を参照して、通信端末2は、データの無線送受信を行う無線部16と、通信端末2を制御するプログラムや各種情報を記憶する記憶部20と、LCD(Liquid Crystal Display)等で動作状況等の各種情報の表示をする表示部14と、ユーザが通信端末2の操作を行う操作部26と、外部からの音声入力や画像入力、データ入力を行う入力部22と、外部への音声出力、データ出力などを行う出力部24と、各部を駆動させるための電力の供給や、電池の充電などを行う電源部28と、以上の各部を制御する制御部18とを含んでいる。操作部26には、たとえば、テンキーと複数の特殊キーが設けられている。
【0026】
無線部16は、電話回線やインターネットプロバイダなどのアクセスポイントなどとの間で通信を行い、データ要求等の信号の送信や、データを含む読み出し信号を受信してデコードする。
【0027】
通信端末2が、有効確認要求4をする時、ユーザーが操作部26にて有効確認をしたい電話番号やメールアドレスを選択する操作をすると、制御部18は記憶部20の該当する電話番号やメールアドレスを要求データに書き出し、無線部16からデータベースサーバ6へ送信する。
【0028】
データベースサーバ6から有効確認応答10が返信される時、制御部18は、無線部16から結果データを受信し、結果データを記憶部20に記憶させ、無効であることの表示を表示部14にて行なう。さらに、ユーザーの任意で操作部26にて消去を指示する操作をすると、制御部18は、無効とされた電話番号やメールアドレスを記憶部20から消去する。
【0029】
図3は、データベースサーバ6の構成を示す概略ブロック図である。
図3を参照して、データベースサーバ6は、データベースサーバ6を制御するプログラムを格納するとともに、電話番号・メールアドレス等の通信端末2が通信の相手先を特定するための情報(以下、「相手先特定情報」と呼ぶ)をこの相手先特定情報の有効・無効を示す情報(以下、「有効性情報」と呼ぶ)と関連付けて記憶する記憶部32と、外部からのデータ入力を行う入力部34と、外部へのデータ出力等を行う出力部36と、オペレータがデータベースサーバ6の操作を行う操作部40と、各部を駆動させるための電力の供給等を行う電源部42と、以上の各部を制御する制御部30とを含んでいる。データベースサーバ6は、たとえば、入力部34および出力部36と通信網とを介して、携帯電話網の基地局8等と接続している。
【0030】
通信端末2から送信された要求データは無線基地局8、ネットワーク12を経由して、データベースサーバ6の入力部34に入力される。制御部30は、入力された要求データの電話番号やメールアドレスと記憶部32にある最新の登録情報とを照合し、無効か有効かのフラグをデータに追加する。制御部30は、出力部36から結果データを出力し、ネットワーク12、無線基地局8を経由して通信端末2へ送信する。
【0031】
図4は、通信端末2の電話帳やメールアドレス帳に保存された未使用の電話番号とメールアドレスの有効・無効を確認する処理を説明するためのフローチャートを示す図である。
【0032】
このような処理は、特に限定されないが、上述した通信端末2内の記憶部20に格納されたプログラムおよびデータベースサーバ6内の記憶部32に格納されたプログラムに基づいて、制御部18および制御部30がそれぞれ実行するものである。
【0033】
図4を参照して、ユーザーは、通信端末2の操作部26を操作し電話番号やメールアドレス有効確認要求4のモードを選択し、電話帳やアドレス帳等の記憶部20から調べたい電話番号やメールアドレスを選択する(ステップS41)。
【0034】
通信端末2は選択した電話番号やメールアドレスの有効確認の要求データを作成する(ステップS42)。
【0035】
これに応じて、通信端末2は通信事業者のデータベースサーバ6に対しステップS42で作成した有効確認の要求データを送信する(ステップS43)。
【0036】
データベースサーバ6は、ステップS43で無線基地局8、ネットワーク12を介して送られて来た有効確認の要求データに含まれている電話番号やメールアドレスをデータベースから検索し、有効確認の結果データを作成する。(たとえば、有効確認の要求データに含まれる電話番号やメールアドレスに追加ステータスやフラグで無効であることを明らかにする(ステップS44)。
【0037】
データベースサーバ6は、S44で作成された有効確認の結果データを通信端末2へ返信する(ステップS45)。
【0038】
通信端末2は、ネットワーク12、無線基地局8を介して送られてきた有効確認の結果データを受信し、結果データに無効な電話番号やメールアドレスが含まれていると判断したときは、処理をステップS47に移行する(ステップS46)。
【0039】
通信端末2は、無効な電話番号やメールアドレスであることを電話帳やアドレス帳に記載し、ユーザーの指示に応じて無効な電話番号やメールアドレスを消去する(ステップS47)。
【0040】
一方、通信端末2は、結果データに無効な電話番号やメールアドレスが含まれてないと判断したときは(ステップS46)、処理を終了する。
【0041】
以上のような本発明の構成および動作により、相手先と電話通信や電子メール通信が可能であるかについて、通信端末2側でこのような通信が実際に確立されるか試みてみなくても、通信相手を特定するための電話番号やメールアドレスが現在でも有効であるか否かを確認できる。
【0042】
なお、上述した図4に示す実施の形態は次のように変更して具体化することも可能である。
【0043】
ステップS41において、「電話番号等有効確認モード」に移行し、全ての電話番号を選択、または自動で電話帳やアドレス帳を調べ、ある番号について連続で有効確認するかをユーザに問い合わせる。例えば、「○○さん △△△−△△△△−△△△△は確認しますか?」と表示部14に表示されはい,いいえを操作部26で選択し、次の「○○さん △△△−△△△△−△△△△は確認しますか?」と表示し、これを繰り返す。
【0044】
ステップS42において、ユーザへの有効確認の問い合わせの結果より、有効確認の要求データを作成する。例えば、有効確認の要求データを示すヘッダ部と、ステップS41で選択された電話番号やメールアドレスの情報を示すデータ部からなるテキストデータを作成する。
【0045】
ステップS43において、作成された有効確認の要求データを送信する。例えば、テキストデータで作成したならば、メールに載せて送る。
【0046】
ステップS44において、ステップS43で送られて来た有効確認の要求データに含まれている電話番号やメールアドレスをデータベース6から検索し、有効確認の結果データを作成する。例えば、送られてきた有効確認の要求データのヘッダ部を確認し、有効確認の要求データと確認できたらデータ部の電話番号やメールアドレスを読み出し、読み込んだ電話番号やメールアドレスをサーバから検索し、有効・無効を有効確認の結果データとして要求データの電話番号やメールアドレスを示すデータ部の後ろにフラグ等で有効・無効を書き込んだテキストファイルを作成する。
【0047】
ステップS45において、ステップS44で作成された有効確認の結果データを送信する。例えば、要求を送ってきた通信端末2に、ステップS44で作成したテキストデータをメールなどに載せて送る。
【0048】
ステップS46において、有効確認の結果データに無効な電話番号やメールアドレスが含まれているかどうか確認する。例えば、通信端末2においてメールを確認しメールのヘッダが有効確認の結果データであるならば、データ部の後のフラグを確認する。
【0049】
ステップS47において、無効な電話番号やメールアドレスに対して、消去や無効であることの記載を電話帳やアドレス帳に行う。例えば、有効確認の結果データに含まれるフラグで無効を示す電話番号を記入してある電話帳に登録されているユーザの部分に無効である記入をする。
【0050】
このような処理でも、図4に示したのと同様の効果を奏することが可能である。
【0051】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれていることが意図される。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、ユーザーは、通信端末から特定の通信相手に通話やメールを送信しなくても電話番号やメールアドレスが無効であることが確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の未使用の電話番号やメールアドレスを確認する通信端末2とデータベースサーバ6を備える通信システムの概略図である。
【図2】通信端末2の構成を示す概略ブロック図である。
【図3】データベースサーバ6の構成を示す概略ブロック図である。
【図4】通信端末2の電話帳やアドレス帳に保存された未使用の電話番号とメールアドレスの有効・無効を確認するフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
2 通信端末、4 有効確認要求、6 データベースサーバ、8 無線基地局、10 有効確認応答、12 ネットワーク、14 通信端末表示部、16 通信端末無線部、18 通信端末制御部、20 通信端末記憶部、22 通信端末入力部、24 通信端末出力部、26 通信端末操作部、28 通信端末電源部、30 サーバ制御部、32 サーバ制御部、34 サーバ入力部、36 サーバ出力部、40 サーバ操作部、42 サーバ電源部、通信システム100。
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信端末とサーバとこのような通信端末とサーバとを用いた通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ある電話番号が有効か無効かを知るためには、通信端末の使用者が実際にその電話番号に電話をかけてみて通信事業者の方から無効であることを伝える音声が流れるか、もしくは有効であるならば通話状態になることで確認している。また、メールアドレスの有効・無効についても同様、通信端末の使用者が実際にメールを送ってみてメーラデーモンが無効であることを返信してくることにより無効であることを確認している。
【0003】
ここで、電話番号の使い回しによる間違い電話を防止する方法が従来から提案されている(たとえば、特許文献1を参照)。電話帳に登録日情報と事業者との契約日情報を電話番号とともに登録し、電話をかける際に登録日情報を事業者との契約日を比較し登録が先か契約が先かを知ることにより使い回された番号か判断することにより、電話番号については使い回しによる間違い電話を防止することが可能である。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−230855号公報明細書
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術では、実際に電話をかけたり、メールを送ったりすることにより確認するため相手の電話番号が有効である場合には用件が無いにもかかわらず通話することになる。
【0006】
また、携帯電話機等の普及率は著しい。通信事業者を変更することによる電話番号の解約や電話番号の変更も日常的に行われるようになってきた。それに伴い、電話番号やメールアドレスの管理が難しくなってきている。そのため、電話帳、アドレス帳などの記憶部に登録された電話番号やメールアドレスの中で無効になったものを調べて消去などを行う作業が非常に手間のかかるものになって来ている。
【0007】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、このような作業の手間を軽減するために、無効になった電話番号やメールアドレスを容易に知ることができる通信端末を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明のある局面に従うと、外部の通信網と信号の授受を行なう通信手段と、通信網を介して情報の交換を行なう相手を特定する相手先特定情報を格納することが可能である記憶部と、通信手段および記憶部の制御を行なうための制御手段とを備え、制御手段は、外部の指示に従って有効の有無を確認したい相手先特定情報を選択するための選択手段と、選択手段により選択された記憶部に格納されている相手先特定情報をもとに要求データを作成するための要求データ作成手段と、要求データ作成手段により作成された要求データを通信手段を介して通信網へと送信するための要求データ送信手段と、通信網により返信され、相手先特定情報の有効・無効を示す結果データを、通信手段を介して受信し、結果データの内容をユーザーに通知する出力を生成するための結果出力手段を含む。
【0009】
したがって、この発明では、相手先と通信が可能であるかについて、通信端末側でこのような通信が実際に確立されるか試みてみなくても、通信相手を特定するための相手先特定情報が現在でも有効であるか否かを確認できる。
【0010】
好ましくは、通信端末は、結果データに応じて無効である相手先特定情報の表示を行なう表示手段をさらに備える。
【0011】
好ましくは、相手先特定情報は、電話番号であり、表示手段は、確認した電話番号が無効であるとき無効であることの表示を行ない、制御手段は、無効とされた電話番号を消去する無効電話番号消去手段を含む。
【0012】
好ましくは、相手先特定情報は、メールアドレスであり、表示手段は、確認したメールアドレスが無効であるとき無効であることの表示を行ない、制御手段は、 無効とされたメールアドレスを消去する無効メールアドレス消去手段を含む。
【0013】
この発明の他の局面に従うと、外部の通信網と信号の授受を行なう通信手段と、通信網を介して通信端末が相互に相手と情報の交換を行なう際に、通信相手を特定するための相手先特定情報と相手先特定情報の有効性を示す有効性情報とを関連づけて格納する記憶部と、通信手段と記憶部の制御を行なうための制御手段とを備え、制御手段は、通信手段を介して相手先特定情報の有効の有無を確認する要求データを受信するための受信手段と、記憶部に格納される情報に基づいて、要求データに応じて相手先特定情報の有効性を照会をするための照会手段と、照会手段による確認結果を結果データとして通信手段を介して通信網へ送信するための結果通知手段とを含む。
【0014】
この発明のさらに他の局面にしたがうと、通信システムであって、外部の通信網を介して他の機器と情報の交換を行なう通信端末を備え、通信端末は、通信網と信号の授受を行なう第1の通信手段と、通信網を介して情報の交換を行なう相手を特定する相手先特定情報を格納する第1の記憶部と、第1の通信手段および第1の記憶部の制御を行なう第1の制御手段とを含み、第1の制御手段は、外部の指示に従って有効の有無を確認したい相手先特定情報を選択するための選択手段と、選択手段により選択された第1の記憶部に格納されている相手先特定情報をもとに要求データを作成するための要求データ作成手段と、要求データ作成手段により作成された要求データを通信手段を介して通信網へと送信するための要求データ送信手段と、通信網により返信され、相手先特定情報の有効・無効を示す結果データを、通信手段を介して受信し、結果データの内容をユーザーに通知する出力を生成するための結果出力手段を有し、通信端末からの要求データを受け、相手先特定情報を照合し、結果データを通知するサーバをさらに備え、サーバは、通信網と信号の授受を行なう第2の通信手段と、相手先特定情報と相手先特定情報の有効性を示す有効性情報とを関連づけて格納する第2の記憶部と、第2の通信手段と第2の記憶部の制御を行なうための第2の制御手段とを含み、第2の制御手段は、第2の通信手段を介して要求データを受信するための受信手段と、第2の記憶部に格納される情報に基づいて、要求データに応じて相手先特定情報の有効性を照会をするための照会手段と、照会手段による確認結果を結果データとして通信手段を介して通信網へ送信するための結果通知手段とを有する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を具体化した実施の形態について図面を用いて説明する。
【0016】
図1は、データベースサーバ6と、電話番号やメールアドレスの有効性をデータベースサーバ6に照会することが可能な通信端末2とを備える本発明の通信システム100の概略図である。
【0017】
図1を参照して、本発明の通信システム100は、ユーザーが使用する通信端末2と、通信端末2から送信されたデータを受信し通信端末2へのデータを送信する基地局8と、電話番号やメールアドレスの有効・無効が確認可能な通信事業者のデータベースサーバ6と、データベースサーバ6と無線基地局8をつなぐネットワーク12とを備える。
【0018】
なお、以下の説明では、通信端末2は、特に限定されないが、電子メールの送受信が可能な携帯電話機であるものとして説明を行う。この場合、基地局8も、無線通信が可能な無線基地局となる。もちろん、電子メールの送受信または電話通信が可能な端末であれば、通信端末2は、他の通信装置、たとえば、PDA(Personal Digital Assistant)等でもよい。
【0019】
後に説明するように、通信端末2は、電話番号やメールアドレスについての有効確認要求4を、基地局8およびネットワーク12を介してデータベースサーバ6に対して送信し、データベースサーバ6は、通信端末2に対して電話番号やメールアドレスについての有効確認応答10を返信する。
【0020】
ユーザーは特定の通信相手の電話番号やメールアドレスを通信端末2に登録する。登録した電話番号やメールアドレスの中でユーザーが有効であるか確認する必要が生じたとき、ユーザーは通信端末2において有効確認を要求する電話番号やメールアドレスの選択を行う。
【0021】
通信端末2は、その選択を受けて、要求データを作成し、通信端末2から無線基地局8、ネットワーク12を経由して通信事業者のデータベースサーバ6に送信する。ここで、例えば、有効確認の要求データがテキストデータとすると、要求データは、有効確認の要求データであることがわかる記述のあるヘッダと確認する電話番号やメールアドレスを記述するデータ部から構成される。有効確認要求4は、このような有効確認の要求データのデータベースサーバ6への送信を含む。
【0022】
電話番号やメールアドレスの有効・無効が確認可能な通信事業者のデータベースサーバ6は、各通信事業者が用意し、通話やデータ通信や電話番号・メールアドレス確認専用の方式等に対応し、電話番号やメールアドレスの有効・無効が明らかとなる返信を行う。例えば、各通信事業者で登録されている電話番号やメールアドレスを管理しているデータベースを用意して、各通信事業者はデータベースを日々更新しておき、有効確認の要求データが来た場合、有効確認要求4に含まれる電話番号やメールアドレスをデータベースから検索する。
【0023】
データベースサーバ6は、電話番号・メールアドレスの有効確認要求4に対する返信を結果データとして通信端末2に送信する。例えば、データベースサーバ6が有効確認要求4のデータ中の電話番号やメールアドレスに有効・無効のデータをフラグ等で追加する。有効確認応答10は、このような有効確認の結果データの通信端末2への送信を含む。
【0024】
通信端末2は、返信されてきた結果データより液晶表示画面等で電話番号やメールアドレスの有効・無効を表示して、ユーザーに通知し、ユーザーから指示があれば無効と判断された電話番号やメールアドレスを消去できる。
【0025】
図2は、通信端末2の構成を示す概略ブロック図である。
図2を参照して、通信端末2は、データの無線送受信を行う無線部16と、通信端末2を制御するプログラムや各種情報を記憶する記憶部20と、LCD(Liquid Crystal Display)等で動作状況等の各種情報の表示をする表示部14と、ユーザが通信端末2の操作を行う操作部26と、外部からの音声入力や画像入力、データ入力を行う入力部22と、外部への音声出力、データ出力などを行う出力部24と、各部を駆動させるための電力の供給や、電池の充電などを行う電源部28と、以上の各部を制御する制御部18とを含んでいる。操作部26には、たとえば、テンキーと複数の特殊キーが設けられている。
【0026】
無線部16は、電話回線やインターネットプロバイダなどのアクセスポイントなどとの間で通信を行い、データ要求等の信号の送信や、データを含む読み出し信号を受信してデコードする。
【0027】
通信端末2が、有効確認要求4をする時、ユーザーが操作部26にて有効確認をしたい電話番号やメールアドレスを選択する操作をすると、制御部18は記憶部20の該当する電話番号やメールアドレスを要求データに書き出し、無線部16からデータベースサーバ6へ送信する。
【0028】
データベースサーバ6から有効確認応答10が返信される時、制御部18は、無線部16から結果データを受信し、結果データを記憶部20に記憶させ、無効であることの表示を表示部14にて行なう。さらに、ユーザーの任意で操作部26にて消去を指示する操作をすると、制御部18は、無効とされた電話番号やメールアドレスを記憶部20から消去する。
【0029】
図3は、データベースサーバ6の構成を示す概略ブロック図である。
図3を参照して、データベースサーバ6は、データベースサーバ6を制御するプログラムを格納するとともに、電話番号・メールアドレス等の通信端末2が通信の相手先を特定するための情報(以下、「相手先特定情報」と呼ぶ)をこの相手先特定情報の有効・無効を示す情報(以下、「有効性情報」と呼ぶ)と関連付けて記憶する記憶部32と、外部からのデータ入力を行う入力部34と、外部へのデータ出力等を行う出力部36と、オペレータがデータベースサーバ6の操作を行う操作部40と、各部を駆動させるための電力の供給等を行う電源部42と、以上の各部を制御する制御部30とを含んでいる。データベースサーバ6は、たとえば、入力部34および出力部36と通信網とを介して、携帯電話網の基地局8等と接続している。
【0030】
通信端末2から送信された要求データは無線基地局8、ネットワーク12を経由して、データベースサーバ6の入力部34に入力される。制御部30は、入力された要求データの電話番号やメールアドレスと記憶部32にある最新の登録情報とを照合し、無効か有効かのフラグをデータに追加する。制御部30は、出力部36から結果データを出力し、ネットワーク12、無線基地局8を経由して通信端末2へ送信する。
【0031】
図4は、通信端末2の電話帳やメールアドレス帳に保存された未使用の電話番号とメールアドレスの有効・無効を確認する処理を説明するためのフローチャートを示す図である。
【0032】
このような処理は、特に限定されないが、上述した通信端末2内の記憶部20に格納されたプログラムおよびデータベースサーバ6内の記憶部32に格納されたプログラムに基づいて、制御部18および制御部30がそれぞれ実行するものである。
【0033】
図4を参照して、ユーザーは、通信端末2の操作部26を操作し電話番号やメールアドレス有効確認要求4のモードを選択し、電話帳やアドレス帳等の記憶部20から調べたい電話番号やメールアドレスを選択する(ステップS41)。
【0034】
通信端末2は選択した電話番号やメールアドレスの有効確認の要求データを作成する(ステップS42)。
【0035】
これに応じて、通信端末2は通信事業者のデータベースサーバ6に対しステップS42で作成した有効確認の要求データを送信する(ステップS43)。
【0036】
データベースサーバ6は、ステップS43で無線基地局8、ネットワーク12を介して送られて来た有効確認の要求データに含まれている電話番号やメールアドレスをデータベースから検索し、有効確認の結果データを作成する。(たとえば、有効確認の要求データに含まれる電話番号やメールアドレスに追加ステータスやフラグで無効であることを明らかにする(ステップS44)。
【0037】
データベースサーバ6は、S44で作成された有効確認の結果データを通信端末2へ返信する(ステップS45)。
【0038】
通信端末2は、ネットワーク12、無線基地局8を介して送られてきた有効確認の結果データを受信し、結果データに無効な電話番号やメールアドレスが含まれていると判断したときは、処理をステップS47に移行する(ステップS46)。
【0039】
通信端末2は、無効な電話番号やメールアドレスであることを電話帳やアドレス帳に記載し、ユーザーの指示に応じて無効な電話番号やメールアドレスを消去する(ステップS47)。
【0040】
一方、通信端末2は、結果データに無効な電話番号やメールアドレスが含まれてないと判断したときは(ステップS46)、処理を終了する。
【0041】
以上のような本発明の構成および動作により、相手先と電話通信や電子メール通信が可能であるかについて、通信端末2側でこのような通信が実際に確立されるか試みてみなくても、通信相手を特定するための電話番号やメールアドレスが現在でも有効であるか否かを確認できる。
【0042】
なお、上述した図4に示す実施の形態は次のように変更して具体化することも可能である。
【0043】
ステップS41において、「電話番号等有効確認モード」に移行し、全ての電話番号を選択、または自動で電話帳やアドレス帳を調べ、ある番号について連続で有効確認するかをユーザに問い合わせる。例えば、「○○さん △△△−△△△△−△△△△は確認しますか?」と表示部14に表示されはい,いいえを操作部26で選択し、次の「○○さん △△△−△△△△−△△△△は確認しますか?」と表示し、これを繰り返す。
【0044】
ステップS42において、ユーザへの有効確認の問い合わせの結果より、有効確認の要求データを作成する。例えば、有効確認の要求データを示すヘッダ部と、ステップS41で選択された電話番号やメールアドレスの情報を示すデータ部からなるテキストデータを作成する。
【0045】
ステップS43において、作成された有効確認の要求データを送信する。例えば、テキストデータで作成したならば、メールに載せて送る。
【0046】
ステップS44において、ステップS43で送られて来た有効確認の要求データに含まれている電話番号やメールアドレスをデータベース6から検索し、有効確認の結果データを作成する。例えば、送られてきた有効確認の要求データのヘッダ部を確認し、有効確認の要求データと確認できたらデータ部の電話番号やメールアドレスを読み出し、読み込んだ電話番号やメールアドレスをサーバから検索し、有効・無効を有効確認の結果データとして要求データの電話番号やメールアドレスを示すデータ部の後ろにフラグ等で有効・無効を書き込んだテキストファイルを作成する。
【0047】
ステップS45において、ステップS44で作成された有効確認の結果データを送信する。例えば、要求を送ってきた通信端末2に、ステップS44で作成したテキストデータをメールなどに載せて送る。
【0048】
ステップS46において、有効確認の結果データに無効な電話番号やメールアドレスが含まれているかどうか確認する。例えば、通信端末2においてメールを確認しメールのヘッダが有効確認の結果データであるならば、データ部の後のフラグを確認する。
【0049】
ステップS47において、無効な電話番号やメールアドレスに対して、消去や無効であることの記載を電話帳やアドレス帳に行う。例えば、有効確認の結果データに含まれるフラグで無効を示す電話番号を記入してある電話帳に登録されているユーザの部分に無効である記入をする。
【0050】
このような処理でも、図4に示したのと同様の効果を奏することが可能である。
【0051】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれていることが意図される。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、ユーザーは、通信端末から特定の通信相手に通話やメールを送信しなくても電話番号やメールアドレスが無効であることが確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の未使用の電話番号やメールアドレスを確認する通信端末2とデータベースサーバ6を備える通信システムの概略図である。
【図2】通信端末2の構成を示す概略ブロック図である。
【図3】データベースサーバ6の構成を示す概略ブロック図である。
【図4】通信端末2の電話帳やアドレス帳に保存された未使用の電話番号とメールアドレスの有効・無効を確認するフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
2 通信端末、4 有効確認要求、6 データベースサーバ、8 無線基地局、10 有効確認応答、12 ネットワーク、14 通信端末表示部、16 通信端末無線部、18 通信端末制御部、20 通信端末記憶部、22 通信端末入力部、24 通信端末出力部、26 通信端末操作部、28 通信端末電源部、30 サーバ制御部、32 サーバ制御部、34 サーバ入力部、36 サーバ出力部、40 サーバ操作部、42 サーバ電源部、通信システム100。
Claims (6)
- 外部の通信網と信号の授受を行なう通信手段と、
前記通信網を介して情報の交換を行なう相手を特定する相手先特定情報を格納することが可能である記憶部と、
前記通信手段および前記記憶部の制御を行なうための制御手段とを備え、
前記制御手段は、
外部の指示に従って有効の有無を確認したい前記相手先特定情報を選択するための選択手段と、
前記選択手段により選択された前記記憶部に格納されている前記相手先特定情報をもとに要求データを作成するための要求データ作成手段と、
前記要求データ作成手段により作成された前記要求データを前記通信手段を介して前記通信網へと送信するための要求データ送信手段と、
前記通信網により返信され、前記相手先特定情報の有効・無効を示す結果データを、前記通信手段を介して受信し、前記結果データの内容をユーザーに通知する出力を生成するための結果出力手段を含む、通信端末。 - 前記結果データに応じて、無効である前記相手先特定情報の表示を行なう表示手段をさらに備える、請求項1記載の通信端末。
- 前記相手先特定情報は、電話番号であり、
前記表示手段は、確認した前記電話番号が無効であるとき無効であることの表示を行ない、
前記制御手段は、無効とされた前記電話番号を消去する無効電話番号消去手段を含む、請求項2記載の通信端末。 - 前記相手先特定情報は、メールアドレスであり、
前記表示手段は、確認した前記メールアドレスが無効であるとき無効であることの表示を行ない、
前記制御手段は、無効とされた前記メールアドレスを消去する無効メールアドレス消去手段を含む、請求項2記載の通信端末。 - 外部の通信網と信号の授受を行なう通信手段と、
前記通信網を介して通信端末が相互に相手と情報の交換を行なう際に、通信相手を特定するための相手先特定情報と前記相手先特定情報の有効性を示す有効性情報とを関連づけて格納する記憶部と、
前記通信手段と前記記憶部の制御を行なうための制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記通信手段を介して前記相手先特定情報の有効の有無を確認する要求データを受信するための受信手段と、
前記記憶部に格納される情報に基づいて、前記要求データに応じて前記相手先特定情報の有効性を照会をするための照会手段と、
前記照会手段による確認結果を結果データとして前記通信手段を介して前記通信網へ送信するための結果通知手段とを含む、サーバ。 - 通信システムであって、
外部の通信網を介して他の機器と情報の交換を行なう通信端末を備え、
前記通信端末は、
前記通信網と信号の授受を行なう第1の通信手段と、
前記通信網を介して情報の交換を行なう相手を特定する相手先特定情報を格納する第1の記憶部と、
前記第1の通信手段および前記第1の記憶部の制御を行なう第1の制御手段とを含み、
前記第1の制御手段は、
外部の指示に従って有効の有無を確認したい前記相手先特定情報を選択するための選択手段と、
前記選択手段により選択された前記第1の記憶部に格納されている前記相手先特定情報をもとに要求データを作成するための要求データ作成手段と、
前記要求データ作成手段により作成された前記要求データを前記通信手段を介して前記通信網へと送信するための要求データ送信手段と、
前記通信網により返信され、前記相手先特定情報の有効・無効を示す結果データを、前記通信手段を介して受信し、前記結果データの内容をユーザーに通知する出力を生成するための結果出力手段を有し、
前記通信端末からの要求データを受け、前記相手先特定情報を照合し、前記結果データを通知するサーバをさらに備え、
前記サーバは、
前記通信網と信号の授受を行なう第2の通信手段と、
前記相手先特定情報と前記相手先特定情報の有効性を示す有効性情報とを関連づけて格納する第2の記憶部と、
前記第2の通信手段と前記第2の記憶部の制御を行なうための第2の制御手段とを含み、
前記第2の制御手段は、
前記第2の通信手段を介して前記要求データを受信するための受信手段と、
前記第2の記憶部に格納される情報に基づいて、前記要求データに応じて前記相手先特定情報の有効性を照会をするための照会手段と、
前記照会手段による確認結果を前記結果データとして前記通信手段を介して前記通信網へ送信するための結果通知手段とを有する、通信システム。
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JP2002312940A Withdrawn JP2004151751A (ja) | 2002-10-28 | 2002-10-28 | 通信端末、サーバおよびそれらを用いた通信システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2006051613A1 (ja) * | 2004-11-15 | 2006-05-18 | Fujitsu Limited | 宛先確認方法及び端末及び管理装置 |
JP2007122635A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Dowango:Kk | 属性情報提供システム、属性情報提供サーバ装置、属性情報提供方法、属性情報提供プログラム |
JP2008034923A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置 |
JP2008529431A (ja) * | 2005-02-02 | 2008-07-31 | ジェムプリュス | オペレータ標識表示 |
JP2009003705A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Oki Data Corp | 通信端末装置 |
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2002
- 2002-10-28 JP JP2002312940A patent/JP2004151751A/ja not_active Withdrawn
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