JP2004032056A - 携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電話帳データに通信相手の特定の記念日や誕生日等の日付情報を予め登録できる携帯端末装置に関し、複数の異なる通信相手の日付情報の一覧を分かり易く表示する。
【解決手段】電話帳データ登録機能を備えるものであって、通信相手の特定の記念日や誕生日等を登録する電話帳データに関し、予め登録された通信相手のそれぞれ異なる特定の記念日や誕生日を表示する報知制御部51を備え、異なる通信相手の日付情報の一覧を管理してユーザに分かり易く表示し、ユーザにとっての利便性を向上することができる携帯端末装置を提供する。
【選択図】 図1
【解決手段】電話帳データ登録機能を備えるものであって、通信相手の特定の記念日や誕生日等を登録する電話帳データに関し、予め登録された通信相手のそれぞれ異なる特定の記念日や誕生日を表示する報知制御部51を備え、異なる通信相手の日付情報の一覧を管理してユーザに分かり易く表示し、ユーザにとっての利便性を向上することができる携帯端末装置を提供する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は通信相手の電話番号、メールアドレス、特定の記念日や誕生日等を登録する電話帳データに関し、予め登録された通信相手の特定の記念日や誕生日を表示する機能を備える携帯端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯端末装置においては、一般に、メモリダイヤルと称される電話帳データの登録の機能を備えている。この電話帳データ登録機能は、ユーザがキー操作部を操作することにより、良く電話をかけるような通信相手の、相手先名、振り仮名、電話番号、グループ番号等からなる電話帳データを、メモリの電話帳データ記憶領域に例えば最大500件まで登録(記憶)させておくものである。
【0003】
最近では、この電話帳データに通信相手の特定の記念日や誕生日、通信相手に対するアポイントメントを行なうべき日や定期的に連絡を行なうべき日等の日付情報を予め登録しておき、その日付になれば自動的にアイコン等で表示部に通信を促す報知がなされる技術が特開2000−341392で開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、それぞれ異なった通信相手の日付情報が同日の場合、例えばAさんとBさんの誕生日が同日でその日にCさんの特定の記念日であった場合のときに、従来の表示情報では複数の異なる通信相手の日付情報の一覧を分かり易く表示することが出来ずに煩わしく、ユーザにとっての利便性を向上することが出来ないという問題があった。
【0005】
従って、本発明の目的は、電話帳データ登録機能を備えるものにあって、通信相手の特定の記念日や誕生日等を登録する電話帳データに関し、予め登録された通信相手のそれぞれ異なる特定の記念日や誕生日を表示する機能を備え、異なる通信相手の日付情報の一覧を管理してユーザに分かり易く表示し、ユーザにとっての利便性を向上することができる携帯端末装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯端末装置は、時計機能を備えると共に、通信相手の電話番号等からなる電話帳データを登録しその電話帳データを自在に呼出して発信することが可能な電話帳データ登録機能を備える通信端末装置であって、前記電話帳データ中の所定の通信相手に関する日付情報を付加し、前記日付情報が現在の日付に一致又は予め設定された期間内に前記日付情報が存在する場合に、該当する通信相手に対する日付情報に関する表示を行なう報知制御部を備えることを特徴とする。
【0007】
次に、請求項1記載の携帯端末装置において、前記報知制御部は、表示部にアイコン表示を行なうように構成されており、前記アイコンが選択操作されることに基づき、前記電話帳データ登録機能によって該当する通信相手の日付情報の一覧リストを表示することを特徴とする。
【0008】
また、請求項2記載の携帯端末装置において、前記一覧リストは、通信相手を選択することに基づき、当該通信相手への発信又はメール作成又はメール送信が選択できることを特徴とする。
【0009】
更に、請求項1乃至3記載の携帯端末装置において、前記日付情報は種別を含んで登録されるようになっており、前記報知制御部は、その種別に応じた表示を行なうことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施の形態はクレームにかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0011】
図1は、本発明に関わる携帯端末装置の構成を示す図である。図1の携帯無線端末装置は、基地局から電波を受けるアンテナ1と、前記アンテナ1で受けた電波の受信及び送信を行う無線回路部2と、音声を出力するスピーカー3と、電話番号や本体のソフトウェアを記憶するメモリ4と、信号処理など制御を行う制御部5と、現在の日付及び時刻並びに曜日を管理するタイマ部6と、画像情報の表示を行う表示部7と、押下された操作キー入力を行う入力部8と、音声を入力するマイク9から構成されている。
【0012】
メモリ4は、例えば不揮発性メモリ(EEPROM)等からなり、通信(通話やメールの送受信)等に係る制御プログラムや各種機能を実行するプログラムが記憶されると共に、電話帳データ(メモリダイヤル)を含む各種データが記憶されるようになっている。
【0013】
そして、この携帯端末装置は、メモリダイヤルと称される電話帳データの登録の機能を備えている。この電話帳データ登録機能は、制御部5の処理動作を中心としたソフトウエア的構成により実現され、ユーザが入力部7を操作することにより、良く電話をかけるような通信相手の、相手先名、振り仮名、電話番号、グループ番号、特定の記念日や誕生日、アポイントメントを行なうべき日や定期的に連絡を行なうべき日等の日付情報等からなる電話帳データを、メモリ4の電話帳データ登録領域に例えば最大500件まで登録(記憶)させておくものである。
【0014】
制御部5は報知制御部51が備えられており、この報知制御部51は、メモリ4に記憶されている通信相手の特定の記念日や誕生日、通信相手に対するアポイントメントを行なうべき日や定期的に連絡を行なうべき日等の日付情報とタイマ部6にある現在の日付を比較し、メモリ4に記憶されている日付情報とタイマ部6の日付が一致又はその近い日付になった時に、表示部7に該当する通信相手の日付情報を促す表示を行なう制御を行っている。
【0015】
図2は、本発明に関わる携帯端末装置の電話帳データ登録の一例を示す図である。表示部7の画面201において、通信相手の名前「○○」、電話番号「09012345678」、メールアドレス「abc@xyz.ne.jp」、誕生日「1977年3月31日」等の電話帳データが登録することができる。ここで、誕生日情報以外にも、特定の記念日、アポイントメントを行なうべき日や定期的に連絡を行なうべき日等の日付情報の登録も行うことができる。
【0016】
図3は、本発明に関わる携帯端末装置の待ち受け画面表示の一例を示す図である。これは携帯端末装置のメモリ4に記憶されている通信相手の日付情報とタイマ部6の日付が一致又はその近い日付になった時に、表示部7に該当する通信相手の日付情報を促す表示を行なう一例である。表示部7の待受け画面301において、今日が○○さんの誕生日の場合は「今日は○○さん25歳の誕生日です」や、種別に応じたアイコン表示を行なうことによってユーザに知らせるようになっている。ここで、誕生日情報の表示は誕生日当日のみに表示を促すのではなく、例えば、前日や3日前であっても構わない。誕生日3日前である場合は、「3日後は○○さん25歳の誕生日です」という表示を行っても良い。この表示設定はユーザが設定することができる。また、アイコン表示は、例えば種別が誕生日であるときには、「ろうそく」の絵柄のアイコン302を表示し、種別が特定の記念日のときには、「プレゼントの箱」の絵柄のアイコン303を表示するといったものである。そして、ユーザが入力部8を操作してそのアイコンを選択することにより、該当するアイコンに対する通信相手の一覧が表示され、その一覧から電話帳データを呼び出し、発信やメール送信を行なうことができるようになっている。この一覧表示、電話帳データの呼び出し、発信やメール送信方法については図4、図5で後述することにする。
【0017】
図4は、本発明に関わる携帯端末装置の画面表示の一例を示す図である。図4(a)は図3のアイコン302「ろうそく」を選択した場合に表示される誕生日リスト一覧の画面表示の一例である。表示部7の画面401において、誕生日リスト一覧は「No」、「名前」、「日」、「メール」からなっている。「No」は、通信相手の誕生日の日付情報を何日前から表示するか(ここでは、1週間を設定)という期間内に該当した通信相手を誕生日の近い順に並べた番号である。「名前」は、「No」毎の該当する通信相手の名前を示したものである。「日」は、「名前」に該当する通信相手の誕生日が何日前であることを示したものである。「メール」は、「名前」に該当する通信相手に対してお祝い用等のメールを送信したか否かを示すものである。ここで、「メール」欄の「手紙」絵柄のアイコン402はお祝い用等のメールを作成したか否かを示したもので、アイコン402が表示されていれば該当する通信相手に送信するためのメールは作成済みであることを示している。そして、この作成されたメールは誕生日当日に自動的に配信できるよう予め設定しても良いし、当日にユーザ本人が送信してもよい。この作成されたメールが該当する通信相手に送信された場合には、「済」印のアイコン403が表示されるようになっている。更に、誕生日リスト一覧に表示されている通信相手の詳細情報を見たいときは、「No」情報に該当する通信相手を選択すればよく、ここでは、「No」は「1」、「名前」は「○○」を選択した場合の詳細情報の一例を見ることにする。
【0018】
図4(b)は図4(a)の誕生日リスト一覧の「No.1」を選択した場合に表示される通信相手の詳細情報の画面表示の一例である。表示部7の画面404において、上述で説明した図4(a)の一例では「No.1」の「○○」は本日誕生日であるため、詳細情報として「今日は○○さん25歳の誕生日です。」と表示されることになる。また、お祝い用等のメールを「○○」に送信した場合は「既にお祝いのメールは送付済みです。」と詳細情報表示されることになる。更に、この通信相手の詳細情報表示の「選択項目」で、通信相手に発信したり、お祝い用のメール作成を行うことができる。ここで、「選択項目」の「▲1▼電話」を選択をすれば通信相手に発信することができ、「▲2▼新規メール作成」を選択すればお祝い用のメールを作成することができ、「▲3▼メール内容確認」を選択すれば「▲2▼新規メール作成」で作成したメール又は予め作成されているお祝い用メール等を編集することができ、「▲4▼キャンセル」を選択すれば図4(a)の画面401に戻ることができる。
【0019】
図4(c)はメール作成画面表示の一例である。ここでは、図4(b)の通信相手の詳細情報表示404から「選択項目」の「▲2▼新規メール作成」又は「▲3▼メール内容確認」を選択することで、直接メール作成画面405に行くことができる。このメール作成画面405でお祝い用のメールの作成や編集を行うことができる。本発明の携帯端末装置では、電話帳データ登録機能を有効に利用し、メール作成画面にまで簡単な操作で行けるため、操作性を向上することができる。
【0020】
次に、図3のアイコン303「プレゼントの箱」を選択した場合に表示される記念日リスト一覧の画面表示の一例について説明する。
【0021】
図5は、本発明に関わる携帯端末装置の画面表示の一例を示す図である。図5(a)は図3のアイコン303「プレゼントの箱」を選択した場合に表示される記念日リスト一覧の画面表示の一例である。表示部7の画面501において、記念日リスト一覧は「No」、「名前」、「日」、「メール」からなっている。「No」は、通信相手の記念日の日付情報を何日前から表示するか(ここでは、1週間を設定)という期間内に該当した通信相手を記念日の近い順に並べた番号である。「名前」は、「No」毎の該当する通信相手の名前を示したものである。「日」は、「名前」に該当する通信相手の誕生日が何日前であることを示したものである。「メール」は、「名前」に該当する通信相手に対してお祝い用等のメールを送信したか否かを示すものである。ここで、「メール」欄の「手紙」絵柄のアイコン502はお祝い用等のメールを作成したか否かを示したもので、アイコン502が表示されていれば該当する通信相手に送信するためのメールは作成済みであることを示している。そして、この作成されたメールは記念日当日に自動的に配信できるよう予め設定しても良いし、当日にユーザ本人が送信してもよい。この作成されたメールが該当する通信相手に送信された場合には、「済」印のアイコン503が表示されるようになっている。更に、記念日リスト一覧に表示されている通信相手の詳細情報を見たいときは、「No」情報に該当する通信相手を選択すればよく、ここでは、「No」は「2」、「名前」は「□□」を選択した場合の詳細情報の一例を見ることにする。
【0022】
図5(b)は図5(a)の記念日リスト一覧の「No.2」を選択した場合に表示される通信相手の詳細情報の画面表示の一例である。表示部7の画面504において、上述で説明した図5(a)の一例では「No.2」の「□□」は記念日3日前であるため、詳細情報として「3日後は□□さん結婚3周年記念日です」と表示されることになる。また、「□□」は図4(a)の誕生日リスト一覧の「No.3」にも表示されているように誕生日5日前であるため、「5日後は□□さん30歳の誕生日です」と表示されることになる。ここで、該当する通信相手の日付情報が複数存在する場合は、記念日一覧リスト又は誕生日リストから該当する通信相手の詳細情報を確認することで、複数存在する日付情報を一度に確認することが可能である。更に、この通信相手の詳細情報表示の「選択項目」で、通信相手に発信したり、お祝い用のメール作成を行うことができる。ここで、「選択項目」の「▲1▼電話」を選択をすれば通信相手に発信することができ、「▲2▼新規メール作成」を選択すればお祝い用のメールを作成することができ、「▲3▼メール内容確認」を選択すれば「▲2▼新規メール作成」で作成したメール又は予め作成されているお祝い用メール等を編集することができ、「▲4▼キャンセル」を選択すれば図4(a)の画面501に戻ることができる。ここでも、電話帳データ登録機能を有効に利用し、メール作成画面にまで簡単な操作で行けるため、操作性を向上することができる。
【0023】
次に、電話帳データに登録された日付情報とタイマ部6にある現在の日付を比較し、日付が一致又はその近い日付(ユーザが設定可能)になった時に、表示部7に該当する通信相手の日付情報を促す表示及び発信並びにメール作成に係る処理手順を説明する。
【0024】
図6は、日付情報に係る表示部の表示及び発信並びにメール作成に係る処理手順を示すフローチャートである。携帯端末装置の電源がオンされた状態では、まず、タイマ部6にある現在の日付とメモリ4に記憶されている電話帳データの日付情報とが報知制御部51で参照され(ステップS11)、電話帳データ中に現在の日付に一致又はユーザが予め設定した期間内に日付情報が存在するものがなければ(ステップS12にてNo)、表示部7には、通常の待受け画面が表示されるようになる(ステップS14)。
【0025】
これに対し、電話帳データ中に現在の日付に一致又はユーザが予め設定した期間内に日付情報が存在するものがあれば(ステップS12にてYes)、表示部7にはアイコンが付加された待受け画面及び該当する通信相手の日付情報に関する情報を文面で表示されるようになる(ステップS13)。この場合、該当する電話帳データの日付情報に応じた種類のアイコンが表示され、複数の日付情報が該当していれば、その数だけアイコンが表示される。ユーザは、その表示部7のアイコンを見て、登録されている日付情報を容易に知ることができるのである。
【0026】
ここで、ユーザはアイコンに対応した情報が知りたい場合は、該当するアイコンの選択を行えば(ステップS15にてYes)、アイコンに対応した日付情報の一覧リストを表示することができる(ステップS16)。そして、一覧リスト内の通信相手の詳細情報が知りたい場合は該当する通信相手を選択すれば(ステップS17にてYes)、該当する通信相手の詳細情報を表示することができる(ステップS18)。
【0027】
次に、通信相手の詳細表示画面からメールを作成するか否かの選択をすることができ(ステップS19)、メール作成を選択すれば(ステップS19にてYes)、通信相手へのお祝い用等のメールを作成することができる(ステップS20)。そして、通信相手への通信を行うか否かの選択ができ(ステップS21)、通信を行うを選択した場合に(ステップS22:ステップS21にてYes)、通信相手に発信を行う場合は(ステップS22にてYes)、通信相手に発信を行い通話することができる(ステップS23)。通信相手に発信を行わない場合は(ステップS22にてNo)、通信相手へのメール送信を選択することができ、通信相手へメールを送信することができる(ステップS24)。
【0028】
次に、該当する通信相手の日付情報が現在の日付を過ぎたか否か又はユーザが設定した期間内を現在の日付が過ぎた否かを報知制御部51で判断し(ステップS25)、過ぎた場合(ステップS25にてYes)は該当する通信相手を対応する一覧リストから削除し(ステップS26)、過ぎていない場合(ステップS25にてNo)は該当する通信相手に対応する一覧リストの表示を継続する(ステップS27)。更に、ステップS26で一覧リストから削除された通信相手の他に一覧リスト上に通信相手が存在している否かを報知制御部51で判断し(ステップS28)、存在する場合(ステップS28にてYes)は該当する一覧リストに対応するアイコン表示を継続し(ステップS29)、存在しない場合(ステップS28にてNo)は該当する一覧リストに対応するアイコン表示を削除する(ステップS30)。
【0029】
【発明の効果】
このように本発明によれば、ユーザが、電話帳データに登録されている通信相手に関して、例えば通信相手の特定の記念日や誕生日、通信相手に対するアポイントメントを行なうべき日や定期的に連絡を行なうべき日等の日付情報を予め登録しておくことができ、その登録がなされることにより、その日付又はその日付より前の日になれば、自動的に表示部7に報知がなされるようになる。
【0030】
従って、ユーザは、例えば別途のメモ帳等に記録されたスケジュールを参照することなく、表示部7を見て通信相手に通信を行なうべき日であることを容易に知ることができ、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。この場合、通信相手は、電話帳データに登録されているものであるから、別途にいちいち電話番号を入力するといった手間が不要となり、容易に発信を行なうことができる。
【0031】
また、本発明では、表示部7にアイコン表示を行なうことにより通信を促す報知を行なうように構成し、そのアイコンの選択操作によって該当する通信相手の日付情報の詳細情報を参照することができ、更に、通信相手への発信又はメール作成及び送信が行なわれるように構成したので、登録された日付であることをユーザに判りやすく表示することができると共に、その通信相手に対する発信又はメール作成及び送信の操作の簡単化を図ることができる。さらに、このとき、日付情報の種別に応じたアイコン表示を行なうようにしたので、ユーザに対して日付情報の種別を判りやすく知らせることができ、ユーザにとっての利便性をより向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる携帯端末装置の構成を示す図である。
【図2】本発明に関わる携帯端末装置の電話帳データ登録の一例を示す図である。
【図3】本発明に関わる携帯端末装置の待ち受け画面表示の一例を示す図である。
【図4】本発明に関わる携帯端末装置の画面表示の一例を示す図である。
(a)は図3のアイコン302「ろうそく」を選択した場合に表示される誕生日リスト一覧の画面表示の一例である。
(b)は図4(a)の誕生日リスト一覧の「No.1」を選択した場合に表示される通信相手の詳細情報の画面表示の一例である。
(c)はメール作成画面表示の一例である。
【図5】本発明に関わる携帯端末装置の画面表示の一例を示す図である。
(a)は図3のアイコン303「プレゼントの箱」を選択した場合に表示される記念日リスト一覧の画面表示の一例である。
(b)は図5(a)の記念日リスト一覧の「No.2」を選択した場合に表示される通信相手の詳細情報の画面表示の一例である。
【図6】日付情報に係る表示部の表示及び発信並びにメール作成に係る処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 無線回路部
3 スピーカー
4 メモリ
5 制御部
51 報知制御部
6 タイマ部
7 表示部
8 入力部
9 マイク
【発明の属する技術分野】
本発明は通信相手の電話番号、メールアドレス、特定の記念日や誕生日等を登録する電話帳データに関し、予め登録された通信相手の特定の記念日や誕生日を表示する機能を備える携帯端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯端末装置においては、一般に、メモリダイヤルと称される電話帳データの登録の機能を備えている。この電話帳データ登録機能は、ユーザがキー操作部を操作することにより、良く電話をかけるような通信相手の、相手先名、振り仮名、電話番号、グループ番号等からなる電話帳データを、メモリの電話帳データ記憶領域に例えば最大500件まで登録(記憶)させておくものである。
【0003】
最近では、この電話帳データに通信相手の特定の記念日や誕生日、通信相手に対するアポイントメントを行なうべき日や定期的に連絡を行なうべき日等の日付情報を予め登録しておき、その日付になれば自動的にアイコン等で表示部に通信を促す報知がなされる技術が特開2000−341392で開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、それぞれ異なった通信相手の日付情報が同日の場合、例えばAさんとBさんの誕生日が同日でその日にCさんの特定の記念日であった場合のときに、従来の表示情報では複数の異なる通信相手の日付情報の一覧を分かり易く表示することが出来ずに煩わしく、ユーザにとっての利便性を向上することが出来ないという問題があった。
【0005】
従って、本発明の目的は、電話帳データ登録機能を備えるものにあって、通信相手の特定の記念日や誕生日等を登録する電話帳データに関し、予め登録された通信相手のそれぞれ異なる特定の記念日や誕生日を表示する機能を備え、異なる通信相手の日付情報の一覧を管理してユーザに分かり易く表示し、ユーザにとっての利便性を向上することができる携帯端末装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯端末装置は、時計機能を備えると共に、通信相手の電話番号等からなる電話帳データを登録しその電話帳データを自在に呼出して発信することが可能な電話帳データ登録機能を備える通信端末装置であって、前記電話帳データ中の所定の通信相手に関する日付情報を付加し、前記日付情報が現在の日付に一致又は予め設定された期間内に前記日付情報が存在する場合に、該当する通信相手に対する日付情報に関する表示を行なう報知制御部を備えることを特徴とする。
【0007】
次に、請求項1記載の携帯端末装置において、前記報知制御部は、表示部にアイコン表示を行なうように構成されており、前記アイコンが選択操作されることに基づき、前記電話帳データ登録機能によって該当する通信相手の日付情報の一覧リストを表示することを特徴とする。
【0008】
また、請求項2記載の携帯端末装置において、前記一覧リストは、通信相手を選択することに基づき、当該通信相手への発信又はメール作成又はメール送信が選択できることを特徴とする。
【0009】
更に、請求項1乃至3記載の携帯端末装置において、前記日付情報は種別を含んで登録されるようになっており、前記報知制御部は、その種別に応じた表示を行なうことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施の形態はクレームにかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0011】
図1は、本発明に関わる携帯端末装置の構成を示す図である。図1の携帯無線端末装置は、基地局から電波を受けるアンテナ1と、前記アンテナ1で受けた電波の受信及び送信を行う無線回路部2と、音声を出力するスピーカー3と、電話番号や本体のソフトウェアを記憶するメモリ4と、信号処理など制御を行う制御部5と、現在の日付及び時刻並びに曜日を管理するタイマ部6と、画像情報の表示を行う表示部7と、押下された操作キー入力を行う入力部8と、音声を入力するマイク9から構成されている。
【0012】
メモリ4は、例えば不揮発性メモリ(EEPROM)等からなり、通信(通話やメールの送受信)等に係る制御プログラムや各種機能を実行するプログラムが記憶されると共に、電話帳データ(メモリダイヤル)を含む各種データが記憶されるようになっている。
【0013】
そして、この携帯端末装置は、メモリダイヤルと称される電話帳データの登録の機能を備えている。この電話帳データ登録機能は、制御部5の処理動作を中心としたソフトウエア的構成により実現され、ユーザが入力部7を操作することにより、良く電話をかけるような通信相手の、相手先名、振り仮名、電話番号、グループ番号、特定の記念日や誕生日、アポイントメントを行なうべき日や定期的に連絡を行なうべき日等の日付情報等からなる電話帳データを、メモリ4の電話帳データ登録領域に例えば最大500件まで登録(記憶)させておくものである。
【0014】
制御部5は報知制御部51が備えられており、この報知制御部51は、メモリ4に記憶されている通信相手の特定の記念日や誕生日、通信相手に対するアポイントメントを行なうべき日や定期的に連絡を行なうべき日等の日付情報とタイマ部6にある現在の日付を比較し、メモリ4に記憶されている日付情報とタイマ部6の日付が一致又はその近い日付になった時に、表示部7に該当する通信相手の日付情報を促す表示を行なう制御を行っている。
【0015】
図2は、本発明に関わる携帯端末装置の電話帳データ登録の一例を示す図である。表示部7の画面201において、通信相手の名前「○○」、電話番号「09012345678」、メールアドレス「abc@xyz.ne.jp」、誕生日「1977年3月31日」等の電話帳データが登録することができる。ここで、誕生日情報以外にも、特定の記念日、アポイントメントを行なうべき日や定期的に連絡を行なうべき日等の日付情報の登録も行うことができる。
【0016】
図3は、本発明に関わる携帯端末装置の待ち受け画面表示の一例を示す図である。これは携帯端末装置のメモリ4に記憶されている通信相手の日付情報とタイマ部6の日付が一致又はその近い日付になった時に、表示部7に該当する通信相手の日付情報を促す表示を行なう一例である。表示部7の待受け画面301において、今日が○○さんの誕生日の場合は「今日は○○さん25歳の誕生日です」や、種別に応じたアイコン表示を行なうことによってユーザに知らせるようになっている。ここで、誕生日情報の表示は誕生日当日のみに表示を促すのではなく、例えば、前日や3日前であっても構わない。誕生日3日前である場合は、「3日後は○○さん25歳の誕生日です」という表示を行っても良い。この表示設定はユーザが設定することができる。また、アイコン表示は、例えば種別が誕生日であるときには、「ろうそく」の絵柄のアイコン302を表示し、種別が特定の記念日のときには、「プレゼントの箱」の絵柄のアイコン303を表示するといったものである。そして、ユーザが入力部8を操作してそのアイコンを選択することにより、該当するアイコンに対する通信相手の一覧が表示され、その一覧から電話帳データを呼び出し、発信やメール送信を行なうことができるようになっている。この一覧表示、電話帳データの呼び出し、発信やメール送信方法については図4、図5で後述することにする。
【0017】
図4は、本発明に関わる携帯端末装置の画面表示の一例を示す図である。図4(a)は図3のアイコン302「ろうそく」を選択した場合に表示される誕生日リスト一覧の画面表示の一例である。表示部7の画面401において、誕生日リスト一覧は「No」、「名前」、「日」、「メール」からなっている。「No」は、通信相手の誕生日の日付情報を何日前から表示するか(ここでは、1週間を設定)という期間内に該当した通信相手を誕生日の近い順に並べた番号である。「名前」は、「No」毎の該当する通信相手の名前を示したものである。「日」は、「名前」に該当する通信相手の誕生日が何日前であることを示したものである。「メール」は、「名前」に該当する通信相手に対してお祝い用等のメールを送信したか否かを示すものである。ここで、「メール」欄の「手紙」絵柄のアイコン402はお祝い用等のメールを作成したか否かを示したもので、アイコン402が表示されていれば該当する通信相手に送信するためのメールは作成済みであることを示している。そして、この作成されたメールは誕生日当日に自動的に配信できるよう予め設定しても良いし、当日にユーザ本人が送信してもよい。この作成されたメールが該当する通信相手に送信された場合には、「済」印のアイコン403が表示されるようになっている。更に、誕生日リスト一覧に表示されている通信相手の詳細情報を見たいときは、「No」情報に該当する通信相手を選択すればよく、ここでは、「No」は「1」、「名前」は「○○」を選択した場合の詳細情報の一例を見ることにする。
【0018】
図4(b)は図4(a)の誕生日リスト一覧の「No.1」を選択した場合に表示される通信相手の詳細情報の画面表示の一例である。表示部7の画面404において、上述で説明した図4(a)の一例では「No.1」の「○○」は本日誕生日であるため、詳細情報として「今日は○○さん25歳の誕生日です。」と表示されることになる。また、お祝い用等のメールを「○○」に送信した場合は「既にお祝いのメールは送付済みです。」と詳細情報表示されることになる。更に、この通信相手の詳細情報表示の「選択項目」で、通信相手に発信したり、お祝い用のメール作成を行うことができる。ここで、「選択項目」の「▲1▼電話」を選択をすれば通信相手に発信することができ、「▲2▼新規メール作成」を選択すればお祝い用のメールを作成することができ、「▲3▼メール内容確認」を選択すれば「▲2▼新規メール作成」で作成したメール又は予め作成されているお祝い用メール等を編集することができ、「▲4▼キャンセル」を選択すれば図4(a)の画面401に戻ることができる。
【0019】
図4(c)はメール作成画面表示の一例である。ここでは、図4(b)の通信相手の詳細情報表示404から「選択項目」の「▲2▼新規メール作成」又は「▲3▼メール内容確認」を選択することで、直接メール作成画面405に行くことができる。このメール作成画面405でお祝い用のメールの作成や編集を行うことができる。本発明の携帯端末装置では、電話帳データ登録機能を有効に利用し、メール作成画面にまで簡単な操作で行けるため、操作性を向上することができる。
【0020】
次に、図3のアイコン303「プレゼントの箱」を選択した場合に表示される記念日リスト一覧の画面表示の一例について説明する。
【0021】
図5は、本発明に関わる携帯端末装置の画面表示の一例を示す図である。図5(a)は図3のアイコン303「プレゼントの箱」を選択した場合に表示される記念日リスト一覧の画面表示の一例である。表示部7の画面501において、記念日リスト一覧は「No」、「名前」、「日」、「メール」からなっている。「No」は、通信相手の記念日の日付情報を何日前から表示するか(ここでは、1週間を設定)という期間内に該当した通信相手を記念日の近い順に並べた番号である。「名前」は、「No」毎の該当する通信相手の名前を示したものである。「日」は、「名前」に該当する通信相手の誕生日が何日前であることを示したものである。「メール」は、「名前」に該当する通信相手に対してお祝い用等のメールを送信したか否かを示すものである。ここで、「メール」欄の「手紙」絵柄のアイコン502はお祝い用等のメールを作成したか否かを示したもので、アイコン502が表示されていれば該当する通信相手に送信するためのメールは作成済みであることを示している。そして、この作成されたメールは記念日当日に自動的に配信できるよう予め設定しても良いし、当日にユーザ本人が送信してもよい。この作成されたメールが該当する通信相手に送信された場合には、「済」印のアイコン503が表示されるようになっている。更に、記念日リスト一覧に表示されている通信相手の詳細情報を見たいときは、「No」情報に該当する通信相手を選択すればよく、ここでは、「No」は「2」、「名前」は「□□」を選択した場合の詳細情報の一例を見ることにする。
【0022】
図5(b)は図5(a)の記念日リスト一覧の「No.2」を選択した場合に表示される通信相手の詳細情報の画面表示の一例である。表示部7の画面504において、上述で説明した図5(a)の一例では「No.2」の「□□」は記念日3日前であるため、詳細情報として「3日後は□□さん結婚3周年記念日です」と表示されることになる。また、「□□」は図4(a)の誕生日リスト一覧の「No.3」にも表示されているように誕生日5日前であるため、「5日後は□□さん30歳の誕生日です」と表示されることになる。ここで、該当する通信相手の日付情報が複数存在する場合は、記念日一覧リスト又は誕生日リストから該当する通信相手の詳細情報を確認することで、複数存在する日付情報を一度に確認することが可能である。更に、この通信相手の詳細情報表示の「選択項目」で、通信相手に発信したり、お祝い用のメール作成を行うことができる。ここで、「選択項目」の「▲1▼電話」を選択をすれば通信相手に発信することができ、「▲2▼新規メール作成」を選択すればお祝い用のメールを作成することができ、「▲3▼メール内容確認」を選択すれば「▲2▼新規メール作成」で作成したメール又は予め作成されているお祝い用メール等を編集することができ、「▲4▼キャンセル」を選択すれば図4(a)の画面501に戻ることができる。ここでも、電話帳データ登録機能を有効に利用し、メール作成画面にまで簡単な操作で行けるため、操作性を向上することができる。
【0023】
次に、電話帳データに登録された日付情報とタイマ部6にある現在の日付を比較し、日付が一致又はその近い日付(ユーザが設定可能)になった時に、表示部7に該当する通信相手の日付情報を促す表示及び発信並びにメール作成に係る処理手順を説明する。
【0024】
図6は、日付情報に係る表示部の表示及び発信並びにメール作成に係る処理手順を示すフローチャートである。携帯端末装置の電源がオンされた状態では、まず、タイマ部6にある現在の日付とメモリ4に記憶されている電話帳データの日付情報とが報知制御部51で参照され(ステップS11)、電話帳データ中に現在の日付に一致又はユーザが予め設定した期間内に日付情報が存在するものがなければ(ステップS12にてNo)、表示部7には、通常の待受け画面が表示されるようになる(ステップS14)。
【0025】
これに対し、電話帳データ中に現在の日付に一致又はユーザが予め設定した期間内に日付情報が存在するものがあれば(ステップS12にてYes)、表示部7にはアイコンが付加された待受け画面及び該当する通信相手の日付情報に関する情報を文面で表示されるようになる(ステップS13)。この場合、該当する電話帳データの日付情報に応じた種類のアイコンが表示され、複数の日付情報が該当していれば、その数だけアイコンが表示される。ユーザは、その表示部7のアイコンを見て、登録されている日付情報を容易に知ることができるのである。
【0026】
ここで、ユーザはアイコンに対応した情報が知りたい場合は、該当するアイコンの選択を行えば(ステップS15にてYes)、アイコンに対応した日付情報の一覧リストを表示することができる(ステップS16)。そして、一覧リスト内の通信相手の詳細情報が知りたい場合は該当する通信相手を選択すれば(ステップS17にてYes)、該当する通信相手の詳細情報を表示することができる(ステップS18)。
【0027】
次に、通信相手の詳細表示画面からメールを作成するか否かの選択をすることができ(ステップS19)、メール作成を選択すれば(ステップS19にてYes)、通信相手へのお祝い用等のメールを作成することができる(ステップS20)。そして、通信相手への通信を行うか否かの選択ができ(ステップS21)、通信を行うを選択した場合に(ステップS22:ステップS21にてYes)、通信相手に発信を行う場合は(ステップS22にてYes)、通信相手に発信を行い通話することができる(ステップS23)。通信相手に発信を行わない場合は(ステップS22にてNo)、通信相手へのメール送信を選択することができ、通信相手へメールを送信することができる(ステップS24)。
【0028】
次に、該当する通信相手の日付情報が現在の日付を過ぎたか否か又はユーザが設定した期間内を現在の日付が過ぎた否かを報知制御部51で判断し(ステップS25)、過ぎた場合(ステップS25にてYes)は該当する通信相手を対応する一覧リストから削除し(ステップS26)、過ぎていない場合(ステップS25にてNo)は該当する通信相手に対応する一覧リストの表示を継続する(ステップS27)。更に、ステップS26で一覧リストから削除された通信相手の他に一覧リスト上に通信相手が存在している否かを報知制御部51で判断し(ステップS28)、存在する場合(ステップS28にてYes)は該当する一覧リストに対応するアイコン表示を継続し(ステップS29)、存在しない場合(ステップS28にてNo)は該当する一覧リストに対応するアイコン表示を削除する(ステップS30)。
【0029】
【発明の効果】
このように本発明によれば、ユーザが、電話帳データに登録されている通信相手に関して、例えば通信相手の特定の記念日や誕生日、通信相手に対するアポイントメントを行なうべき日や定期的に連絡を行なうべき日等の日付情報を予め登録しておくことができ、その登録がなされることにより、その日付又はその日付より前の日になれば、自動的に表示部7に報知がなされるようになる。
【0030】
従って、ユーザは、例えば別途のメモ帳等に記録されたスケジュールを参照することなく、表示部7を見て通信相手に通信を行なうべき日であることを容易に知ることができ、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。この場合、通信相手は、電話帳データに登録されているものであるから、別途にいちいち電話番号を入力するといった手間が不要となり、容易に発信を行なうことができる。
【0031】
また、本発明では、表示部7にアイコン表示を行なうことにより通信を促す報知を行なうように構成し、そのアイコンの選択操作によって該当する通信相手の日付情報の詳細情報を参照することができ、更に、通信相手への発信又はメール作成及び送信が行なわれるように構成したので、登録された日付であることをユーザに判りやすく表示することができると共に、その通信相手に対する発信又はメール作成及び送信の操作の簡単化を図ることができる。さらに、このとき、日付情報の種別に応じたアイコン表示を行なうようにしたので、ユーザに対して日付情報の種別を判りやすく知らせることができ、ユーザにとっての利便性をより向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる携帯端末装置の構成を示す図である。
【図2】本発明に関わる携帯端末装置の電話帳データ登録の一例を示す図である。
【図3】本発明に関わる携帯端末装置の待ち受け画面表示の一例を示す図である。
【図4】本発明に関わる携帯端末装置の画面表示の一例を示す図である。
(a)は図3のアイコン302「ろうそく」を選択した場合に表示される誕生日リスト一覧の画面表示の一例である。
(b)は図4(a)の誕生日リスト一覧の「No.1」を選択した場合に表示される通信相手の詳細情報の画面表示の一例である。
(c)はメール作成画面表示の一例である。
【図5】本発明に関わる携帯端末装置の画面表示の一例を示す図である。
(a)は図3のアイコン303「プレゼントの箱」を選択した場合に表示される記念日リスト一覧の画面表示の一例である。
(b)は図5(a)の記念日リスト一覧の「No.2」を選択した場合に表示される通信相手の詳細情報の画面表示の一例である。
【図6】日付情報に係る表示部の表示及び発信並びにメール作成に係る処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 無線回路部
3 スピーカー
4 メモリ
5 制御部
51 報知制御部
6 タイマ部
7 表示部
8 入力部
9 マイク
Claims (4)
- 時計機能を備えると共に、通信相手の電話番号等からなる電話帳データを登録しその電話帳データを自在に呼出して発信することが可能な電話帳データ登録機能を備える通信端末装置であって、
前記電話帳データ中の所定の通信相手に関する日付情報を付加し、
前記日付情報が現在の日付に一致又は予め設定された期間内に前記日付情報が存在する場合に、該当する通信相手に対する日付情報に関する表示を行なう報知制御部を備えることを特徴とする携帯端末装置。 - 前記報知制御部は、表示部にアイコン表示を行なうように構成されており、前記アイコンが選択操作されることに基づき、前記電話帳データ登録機能によって該当する通信相手の日付情報の一覧リストを表示することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
- 前記一覧リストは、通信相手を選択することに基づき、当該通信相手への発信又はメール作成又はメール送信が選択できることを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置。
- 前記日付情報は種別を含んで登録されるようになっており、前記報知制御部は、その種別に応じた表示を行なうことを特徴とする請求項1乃至3記載の携帯端末装置。
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- 2002-06-21 JP JP2002181339A patent/JP2004032056A/ja active Pending
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