JP2004013563A - コンピュータシステム、ユーザデータ記憶装置、記憶装置のデータ受け渡し方法、ユーザデータのバックアップ方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】PARTIES(Protected Area Run Time Interface ExtensionServices)の仕様を満たし、OS22のアクセス環境とこのOS22から隠蔽された領域であるPARTIESパーティションとを有するHDD11と、ユーザデータ・マネージメント・アプリケーション25におけるOS22のアクセス環境にて動作するユーザモード・モジュール26と隠蔽された領域に対する環境にて動作する管理モード・モジュール27との間でコミュニケーションを行うためのワークエリアを提供するCMOS/NVRAM12とを有する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハードディスクドライブ(HDD)などの記憶装置を備えたコンピュータシステム等に係り、より詳しくは、所定のOSの環境とこのOSから隠蔽された領域との間におけるデータ受け渡しを可能とするコンピュータシステム等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、業界標準規格であるATA(AT Attachment)/ATAPI(Advanced Technology Attachment Packet Interface)−5の仕様をサポートするハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)の機能を使用し、ANSI(American National Standards Institute)のスタンダードであるPARTIES(Protected Area Run Time Interface Extension Services)のアーキテクチャを用いて、HDDの中にOS(Operating System)から隠蔽した領域を作成することが可能である。PARTIESでは、この仕様を実現するために、”SET MAX ADDRESS”というコマンドが用いられる。
【0003】
図4は、HDDにおけるPARTIESの機能を説明するための図であり、HDDの領域を横に輪切りにしたイメージで表現している。ここでは、擬似的な最大領域である”Max”の値を定義し、通常のコマンドでは、この”Max”までが領域として与えられ、OSは、”Start”から”Max”までを使用領域としている。この”Max”の値からHDDにおける本当の最大領域である”NativeMax”までがPARTIESパーティション(PARTIES Partition)である。このPARTIESパーティションにて規格が決まっている/もしくは定義されている”Boot Engineering Extension Record”には、PARTIESパーティションに入っている情報が格納されており、ここを参照することで、PARTIESパーティションに対する種々の機能を使用することができる。
【0004】
このPARTIESの仕様で想定されている使い方としては、通常、フロッピーディスクなどのリムーバルメディアからブートされるときにあてがわれるAドライブを、PARTIESパーティションからブートするときにもあてがい、例えば、BIOS(Basic Input/Output System)のInterrupt13というリムーバルメディアに対するBIOSコールを利用して、PARTIESパーティションに対するアクセスを行うサービスが存在する。即ち、PARTIESパーティションからブートして、Aドライブが見え、通常の領域をCドライブとして見せる。これによって、PARTIESのエリアにOSのプリロードイメージを格納しておき、ここからのリカバリを可能としたり、BIOSセットアップである、ハードウェアの設定、パスワードの設定、ブートシーケンスの記載等に必要な情報を、ROMに代わって格納し、例えば、グラフィカルなユーザインタフェースを用いたユーザによるセットアップ作業を可能としている。また、ブート(起動)プログラムを入れておき、ここからシステムの診断を行うこともPARTIESの仕様として想定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このPARTIESパーティションのような、ハードウェアの機能として設けられるこの隠蔽した領域は、あくまでも、上述のような限定された使用方法にて用いられることを前提としており、他の機能に適用することを想定されていない。
【0006】
その一方で、通常、ユーザが使用している環境では、様々なドライバやアプリケーションがあり、レジストリと呼ばれるOSの情報エリアを壊したり、変更したりしてしまい、OSが正しく動作できない場合がある。この際、OSおよびアプリケーションだけに対して再導入の必要性が生じることが多い。かかる場合に、ユーザのデータを保存しておき、OS/アプリケーションの再導入後にユーザのデータのみをリカバリする必要がある。通常では、他のリムーバルデバイスやネットワーク上の記憶装置を使用するが、これらの他の記憶装置を用いた場合には、リカバリに非常に手間がかかる点で問題となっていた。
【0007】
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、例えばHDD等の記憶装置において、異なったパーティション上のソフトウェアモジュール間での情報の受け渡しを可能とすることにある。
また他の目的は、例えば、HDDにおけるPARTIESパーティションと通常のパーティションとの間での情報の受け渡しを可能とし、PARTIESパーティションを用いたデータバックアップを実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的のもと、本発明が適用されるコンピュータシステムは、例えばPARTIES(Protected Area Run Time Interface Extension Services)の仕様、もしくはそれに準ずる規格仕様を満たし、OS(Operating System)のアクセス環境とこのOSから隠蔽された領域であるPARTIESパーティションとを有する記憶装置と、OSのアクセス環境にて動作するユーザモード・モジュールと隠蔽された領域に対する環境にて動作する管理モード・モジュールとの間でコミュニケーションを行うためのワークエリアを提供するメモリとを含んでいる。
【0009】
ここで、例えば不揮発性メモリからなるメモリには、OSのアクセス環境とこのOSから隠蔽された領域との間で情報の受け渡しを行うための情報が保存される。例えば、OSのアクセス環境の領域に格納されバックアップが必要なユーザデータに関するファイル状況が保存され、また、例えば、OSから隠蔽された領域に格納されているユーザデータに対するユーザモード・モジュールのリカバリ要求に関する情報(例えば、リカバリのためのファイル作成結果を示すフラグ等)が保存される。
【0010】
また、本発明は、所定のOSによる動作環境である第1のパーティションと、この所定のOSから隠蔽された領域である第2のパーティションとを形成可能な記憶装置を備えたコンピュータシステムであって、この記憶装置における第1のパーティションにインストールされている所定のOSの上で動作する第1のソフトウェアモジュールと、第2のパーティションにインストールされているOSの上で動作する第2のソフトウェアモジュールとを含み、この第1のソフトウェアモジュールは、バックアップされるユーザデータに関する情報をメモリに格納し、第2のソフトウェアモジュールは、メモリに格納された情報に基づいて、バックアップされるユーザデータを第2のパーティションに格納することを特徴としている。
【0011】
ここで、この第1のソフトウェアモジュールは、第1のパーティションにユーザデータを復元するための領域を確保すると共に、この第2のソフトウェアモジュールに対してリカバリを要求し、第2のソフトウェアモジュールは、このリカバリの要求に基づいて、第2のパーティションに格納されたユーザデータを第1のパーティションの領域に格納させることを特徴としている。更に、第2のパーティションにインストールされているOSのブートをサポートすると共に、システムマネージメントBIOS(SMBIOS) Data Areaを作成するBIOSを備えたことを特徴とすることができる。
【0012】
一方、本発明が適用されるユーザデータ記憶装置は、所定のOSによる動作環境である第1のパーティションと、この所定のOSから隠蔽された領域である第2のパーティションとを有する記憶手段と、この第1のパーティションで動作する第1のモジュールと第2のパーティションで動作する第2のモジュールとを備え、ユーザデータの保存・管理を行う保存・管理手段と、第1のパーティションとこの第2のパーティションとの間でユーザデータの受け渡しを行う際に、保存・管理手段における第1のモジュールおよび第2のモジュールの間でのコミュニケーションを提供するコミュニケーション提供手段とを含んでいる。
【0013】
更に、本発明は、所定のOSによる動作環境である第1のパーティションとこの所定のOSから隠蔽された領域である第2のパーティションとの間でデータの受け渡しを行う記憶装置のデータ受け渡し方法であって、第1のパーティションの環境で動作する第1のソフトウェアモジュールにより、第1のパーティションから第2のパーティションへ受け渡されるデータの状況をメモリに保存するステップと、メモリに保存された状況に基づいて、第2のパーティションの環境で動作する第2のソフトウェアモジュールによりデータを第2のパーティションに保存するステップと、第1のソフトウェアモジュールにより第1のパーティションにデータを復元するための領域を確保するステップと、この第1のソフトウェアモジュールにより第2のソフトウェアモジュールに対してリカバリを要求するステップと、このリカバリの要求に基づいて、第2のパーティションに格納されたデータを第1のパーティションの領域に保存するステップとを含んでいる。
【0014】
また、他の観点から捉えると、本発明は、記憶装置におけるユーザデータのバックアップ方法であって、ユーザデータにおけるバックアップ用ファイルの状況をメモリに格納し、記憶装置におけるユーザデータの保存領域とは異なるシステムパーティションのOSをブートさせ、ブートされたOSの上で動作するソフトウェアモジュールによりメモリに格納された状況を認識し、認識された状況に基づいてファイルを検索し、検索されたファイルをこのシステムパーティション(所定のOSから隠蔽された領域である第2のパーティション)に保存することを特徴とする。ここで、ハイバーネーションの技術を用いてファイルを検索すること、より具体的には、ハイバーネーション機能によるシャットダウンに際してメモリのフラグをチェックし、このフラグがセットされている場合には、SMBIOS Dataの情報をもとにファイルを検索することを特徴とすることができる。
【0015】
尚、これらの発明は、所定のOSによる動作環境である第1のパーティションとこの所定のOSから隠蔽された領域である第2のパーティションとを形成可能な記憶装置を備えるコンピュータに実行させるプログラムとして把握することができる。このプログラムとしては、このコンピュータに、第1のパーティションの環境で動作すると共に、この第1のパーティションから第2のパーティションへ受け渡されるデータの状況をメモリに保存する機能と、第2のパーティションの環境で動作すると共に、メモリに保存された状況に基づいて、データを第2のパーティションに保存する機能と、第1のパーティションの環境にて動作すると共に、この第1のパーティションにデータを復元するための領域を確保する機能と、第1のパーティションの環境にて動作すると共に、データのリカバリの要求をメモリに保存する機能と、第2のパーティションの環境にて動作すると共に、メモリに保存されたリカバリの要求に基づいて、第2のパーティションに格納されたデータを第1のパーティションの領域に保存する機能とを実現させることを特徴とすることができる。
【0016】
他方、本発明が適用されるプログラムは、記憶装置を備えるコンピュータに、この記憶装置におけるOSの環境にて、この環境のユーザデータに対するバックアップ用ファイルの状況をメモリに格納する機能と、記憶装置におけるOSから隠蔽した領域にインストールされているスペシャルOS(第2のパーティションからブート可能で特殊目的のために作成されたOS)をブートさせる機能と、このブートされたスペシャルOSの上で動作するソフトウェアモジュールによりメモリに格納された状況を認識する機能と、認識された状況に基づいてバックアップ用ファイルをOSから隠蔽された領域に保存する機能とを実現させることを特徴とすることができる。
【0017】
これらのプログラムとしては、コンピュータを顧客に対して提供する際に、装置の中にインストールされた状態にて提供される場合の他、コンピュータに実行させるプログラムをコンピュータが読取可能に記憶した記憶媒体にて提供する形態が考えられる。この記憶媒体としては、例えばフロッピーディスクやCD−ROM媒体等が該当し、フロッピーディスクドライブやCD−ROM読取装置等によってプログラムが読み取られ、フラッシュROM等にこのプログラムが格納されて実行される。また、これらのプログラムは、例えば、プログラム伝送装置によってネットワークを介して提供される形態がある。このプログラム伝送装置としては、例えば、ホスト側のサーバに設けられ、プログラムを格納するメモリと、ネットワークを介してプログラムを提供するプログラム伝送手段とを備えている。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用されるコンピュータシステムの全体構成を示した図である。図1に示すコンピュータシステムは、大きくハードウェア10とソフトウェア20の構成要素に分けることができる。ここで、「システム」とは、複数の装置(機能)が論理的に集合した物をいい、各構成の装置(機能)が同一筐体中にあるか否かを問うものではない。従って、例えば、これらの構成要素が1つの装置にまとまって1つの取引対象となる場合もあり、また、特定の要素が別筐体として単体で扱われる場合もある。
【0019】
ハードウェア10としては、OS(Operating System)/ユーザデータを保持するための不揮発性記憶装置であるHDD(Hard Disk Drive)11、異なるパーティション・OS間で動作するユーザデータ・マネージメント・アプリケーション(後述)のワークエリアとして、即ち、コミュニケーション提供手段の一つとして機能するCMOS/NVRAM(Nonvolatile RAM)12を有している。HDD11は、ATA(AT Attachment)/ATAPI(Advanced Technology Attachment Packet Interface)−5の仕様をサポートし、PARTIESの仕様を満たしている。このHDD11は、OSによって動作する領域(通常のパーティション)と、システムパーティションとして、このOS以外のDOSコンパチブルなOSによって動作するPARTIESパーティションを備えており、これらのパーティションの間での情報の受け渡しが可能とされている。
【0020】
ソフトウェア20としては、コンピュータシステムに接続されている各種デバイスを制御するBIOS(Basic Input/Output System)21、コンピュータシステムにおけるシステム管理と、基本的なユーザ操作環境を提供するOS22、ANSI(American National Standards Institute)のスタンダードなアーキテクチャであるPARTIES(Protected Area Run Time Interface Extension Services)23、PARTIESパーティションからブートするDOSコンパチブルなOSであるスペシャルOS24、ユーザのデータ保存・管理を行うソフトウェアである、保存管理手段としてのユーザデータ・マネージメント・アプリケーション25を有している。ユーザデータ・マネージメント・アプリケーション25は、OS22/ユーザの環境で動作する部分であるユーザモード・モジュール26、PARTIES23の環境で動作する部分である管理モード・モジュール27を有している。ユーザモード・モジュール26と管理モード・モジュール27は、CMOS/NVRAM12をワークエリアとして、コミュニケーションを図っている。
【0021】
BIOS21は、PARTIES23の仕様をサポートすると共に、PARTIESパーティションからのスペシャルOS24のブートをサポートしている。また、SMBIOS Data Areaを作成し、ファイル名や公開鍵を表示する機能を備えている。更に、秘密鍵を管理する機能も備えている。SMBIOS(システムマネージメントBIOS)には、メモリーサイズ、ディスク情報、コンソールのためのビデオカードの情報、APMBIOSのチェックなど、システムに関する各種情報が格納される。
【0022】
HDD11の中にOS22から隠蔽した領域としてPARTIES23によって作成されるPARTIESパーティションは、一旦、OS22がブートした後は、通常そのエリアについては触ることが出来ない。即ち、セキュアードなパーティションとして、OSの環境からはデータを壊されることがなく、データアクセスがなされることがなく、その結果、ウィルスの進入等を防ぐことも可能である。しかしながら、逆に考えると、従来の技術では、OS22がブートした後は、かかるパーティションを2次的なストレージエリアとして利用することができないということに等しい。本実施の形態では、ファイル名等の情報をBIOS21のサポートにより、例えば、SMBIOSのデータとして取り扱い、既存のハイバーネーション(Hibernation)技術(コンピュータシステムの電源を切ると同時に、直前まで実行していた作業内容をHDD11に自動的に保存する技術)の一部であるファイルアクセスのテクニックを利用することによって、他のファイルのデータを他のパーティションからアクセスできるように構成している。即ち、ハイバーネーション機能として、BIOS21がファイルエリアを見つけ出す機能を利用して、例えばPARTIESパーティションのOSAPIを使用したファイルへのデータバックアップ等を可能としている。
【0023】
ここで、例えば、ユーザがあるデバイスドライバを入れたときに、OS22自身が不安定になり、もう一度クリーンアップして最初から実行させる場合がある。かかる場合に、格納されている自分のデータをどこかに置いておくことが必要となる。また、知らない間にOS22が破壊され、自分のデータにアクセスすることができなくなったときでも、自分のデータにアクセスしたいと欲する場合がある。かかる場合に備え、本施の形態では、例えば、OS22がブートした後、自分のデータをプリロードイメージとしてPARTIESパーティションにセーブしておき、必要なときに、このプリロードイメージを元のエリアに戻すことを可能としている。ここで、従来のPARTIES23の仕様として、Aドライブとしてブートした後、プリロードのもととなる情報(種)を用意し、そのもととなる情報(種)からOS22をリカバリする手法が存在する。本実施の形態では、かかる手法を利用し、例えば、OS22が不安定になった場合等に、PARTIES23側のスペシャルOS24をブートした後、かかる情報を利用してOS22をリカバーし、今まで自分が作ってきたドキュメント等のデータもPARTIESパーティションからコピーすることで、ドキュメント等のデータを問題のない状態で再生することを可能としている。
【0024】
そのために、OS22に入っている自分のデータと、PARTIESパーティションに入っているセーブエリアとを2つ用意し、セーブ(保存)する場合には、OS22の環境からデータをPARTIESパーティションに受け渡し、リカバリが必要な場合には、PARTIESパーティションからOS22の環境にデータを受け渡すことを可能とした。かかる機能を実現するために、ソフトウェアモジュールを2つ用意し、即ち、OS22の環境で動作するユーザモード・モジュール26と、PARTIESパーティションで動作する管理モード・モジュール27とを用意した。この2つのモジュールの間で、CMOS/NVRAM12を介して情報の交換を行うことで、上述した機能の実現を可能としている。
【0025】
このユーザモード・モジュール26の役割としては、大きく、ユーザデータのバックアップと、ユーザがHDD11を再初期化した後、自分のデータを復元するための、ユーザデータのリトリーブがある。ユーザデータのバックアップでは、OS22のファイルシステムを利用して、ユーザのデータを保存するためのエリア確保がなされる。また、ユーザのデータを圧縮し、単一のファイルに保存したり、その状況をCMOS/NVRAM12に保存する役割を担っている。ユーザデータのリトリーブでは、OS22のファイルシステム(ファイルを管理する方式)を利用して、ユーザのデータを復元するための領域を確保している。また、管理モード・モジュール27にCMOS/NVRAM12を経由してリカバリを要求している。更に、このリカバリ終了後、ユーザの使用していたファイル名に変更し、ユーザのデータを開示する等の役割を担っている。
【0026】
管理モード・モジュール27の役割としては、同様に、ユーザデータのバックアップと、ユーザデータのリトリーブがある。PARTIESパーティションからユーザエリアのファイルアクセスは、前述のように、ハイバーネーション技術の一部を用いている。ユーザデータのバックアップでは、CMOS/NVRAM12の状況に応じて、ユーザモード・モジュール26が作成したファイルをPARTIESパーティションにコピーする。また、ユーザデータのリトリーブでは、CMOS/NVRAM12の状況に応じて、PARTIESパーティションに保存していたユーザデータをユーザOSエリアにコピーする役割を担っている。
【0027】
次に、本実施の形態が適用される手法について、その処理の流れを説明する。図2は、ユーザデータのバックアップの流れを示したフローチャートである。図2に示すデータバックアップ処理では、ユーザが自分のデータのバックアップを、ユーザモード・モジュール26を用いて行う場合について示している。まず、ユーザからファイルの指定を受けた後(ステップ101)、ユーザモード・モジュール26は、圧縮されたバックアップ用ファイルとして、指定を受けたファイルを追加・更新する(ステップ102)。このとき、ユーザモード・モジュール26は、ファイルが更新されたことをCMOS/NVRAM12に示す(ステップ103)。CMOS/NVRAM12は、例えば8Kbyte等の狭い格納領域しか備えていないことから、データ自身は格納できず、例えばファイルネーム等がセーブされる。
【0028】
その後、次回のハイバーネーション・シャットダウン時に、BIOS21がそのフラグをチェックする(ステップ104)。フラグがセットされていない場合には、通常のハイバーネーション・シャットダウン処理が実行され(ステップ109)、フラグがセットされている場合に、BIOS21は、そのままPARTIESパーティションのOSであるスペシャルOS24をブートさせる(ステップ106)。そして、管理モード・モジュール27がフラグを認識し、BIOS21のデータであるSMBIOS Dataの情報をもとに、ファイルを検索する(ステップ107)。その後、検索されたファイルの内容を、PARTIESパーティションのOSAPIを使用したファイルにコピーし(ステップ108)、通常のハイバーネーション・シャットダウン処理が実行される(ステップ109)。
【0029】
図3は、ユーザデータのリカバリにおける手続きを示したフローチャートである。ここでは、例えば、HDD11のデータが破壊された場合等、ユーザによるHDD11の再初期化の処理フローを示している。HDD11の再初期化では、まず、BIOS21は、PARTIESパーティションのOSであるスペシャルOS24をブートさせる(ステップ201)。その後、現在のD2D(Disk to Disk)の技術を使ってHDD11を初期化し、OS22をインストールし、ドライバ、アプリケーションのインストールを行う。また、ユーザ用のモジュールもインストールする(ステップ202)。次に、ユーザモード・モジュール26をインストールし、ユーザによるユーザデータリカバリの選択を受ける(ステップ203)。
【0030】
次に、ユーザモード・モジュール26は、SMBIOS Data Structureに従ってリカバリのためのファイルを作成すると共に、CMOS/NVRAM12にフラグをセットし、シャットダウン/リブートを行う(ステップ204)。また、BIOS21は、そのままPARTIESパーティションのOSであるスペシャルOS24をブートさせる(ステップ205)。そして、管理モード・モジュール27にてフラグが認識され、SMBIOS Dataの情報をもとにファイルの検索がなされる(ステップ206)。また、管理モード・モジュール27は、PARTIESパーティションにあるバックアップのファイルの内容を、ユーザモード・モジュール26が新たに作成したファイルにコピーする(ステップ207)。その後、BIOS21は、通常のパーティションのOS22をブートさせ(ステップ208)、ユーザモード・モジュール26により、ユーザによってリストアされたファイルが示される(ステップ209)。その後、ユーザが自分のデータを解凍し、以前の状況に戻すことで(ステップ210)、HDD11の再初期化の処理が終了する。
【0031】
このように、本実施の形態によれば、例えば、ANSIPARTIESの仕様で想定されていない、OS22の環境とこのOS22から隠蔽された領域(PARTIESパーティション)の間でのデータの受け渡しを行い、ユーザデータのバックアップ機能等を実現している。このとき、本実施の形態では、2つのソフトウェアモジュール(ユーザデータ・マネージメント・アプリケーション25のユーザモード・モジュール26および管理モード・モジュール27)が、別々のパーティションで、そこにインストールされているOS22およびスペシャルOS24の上で動作している。また、ユーザデータのバックアップ、例えば、ZIP形式の一つのファイルをOS22のAPIを使用して管理している。通常は、他のファイルのデータは他のパーティションからはアクセスすることができないが、本実施の形態では、ファイル名等の情報をBIOS21のサポートにより、例えばSMBIOSのデータとして取り扱い、既存のハイバーネーション技術の一部であるファイルアクセス(ファイルサーチ)の技術を応用することによって、異なったパーティション間におけるデータのアクセスを実現可能としている。
【0032】
尚、本実施の形態では、PARTIESパーティションを用いて説明をしてきたが、それ以外にも、何らかの情報を交換するエリアが存在すれば、異なったパーティション間におけるデータのアクセスに、本手法を利用することができる。例えば、NVS(Non Volatile Sleeping Memory)というアーキテクチャがあり、ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)の中で定義された、実メモリ中のSMBIOS等がリザーブできるエリア(OSが使用しないエリア)がある。かかるエリアを利用した場合においても、本手法を適用することが可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、例えばHDD等の記憶装置における所定のOSの環境とこのOSから隠蔽された領域の異なったパーティション間にて、情報の受け渡しが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態が適用されるコンピュータシステムの全体構成を示した図である。
【図2】ユーザデータのバックアップの流れを示したフローチャートである。
【図3】ユーザデータのリカバリにおける手続きを示したフローチャートである。
【図4】HDDにおけるPARTIESの機能を説明するための図である。
【符号の説明】
10…ハードウェア、11…HDD(Hard Disk Drive)、12…CMOS/NVRAM(Nonvolatile RAM)、20…ソフトウェア、21…BIOS(Basic Input/Output System)、22…OS、23…PARTIES(Protected Area Run Time Interface Extension Services)、24…スペシャルOS、25…ユーザデータ・マネージメント・アプリケーション、26…ユーザモード・モジュール、27…管理モード・モジュール
Claims (18)
- OS(Operating System)のアクセス環境と当該OSから隠蔽された領域とを有する記憶装置と、
前記OSのアクセス環境にて動作するユーザモード・モジュールと前記隠蔽された領域に対する環境にて動作する管理モード・モジュールとの間でコミュニケーションを行うためのワークエリアを提供するメモリと
を含むコンピュータシステム。 - 前記記憶装置は、PARTIES(Protected Area Run TimeInterface Extension Services)の仕様、もしくはそれに準ずる規格仕様を満たし、前記OSから隠蔽された領域はPARTIESパーティションであることを特徴とする請求項1記載のコンピュータシステム。
- 前記メモリには、前記OSのアクセス環境と当該OSから隠蔽された領域との間で情報の受け渡しを行うための情報が保存されることを特徴とする請求項1記載のコンピュータシステム。
- 前記メモリには、前記OSのアクセス環境の領域に格納されバックアップが必要なユーザデータに関するファイル状況が保存されることを特徴とする請求項3記載のコンピュータシステム。
- 前記メモリには、前記OSから隠蔽された領域に格納されているユーザデータに対する前記ユーザモード・モジュールのリカバリ要求に関する情報が保存されることを特徴とする請求項3記載のコンピュータシステム。
- 所定のOSによる動作環境である第1のパーティションと、当該所定のOSから隠蔽された領域である第2のパーティションとを形成可能な記憶装置を備えたコンピュータシステムであって、
前記記憶装置における前記第1のパーティションにインストールされている前記所定のOSの上で動作する第1のソフトウェアモジュールと、
前記第2のパーティションにインストールされているOSの上で動作する第2のソフトウェアモジュールとを含み、
前記第1のソフトウェアモジュールは、バックアップされるユーザデータに関する情報をメモリに格納し、前記第2のソフトウェアモジュールは、当該メモリに格納された情報に基づいて、バックアップされる当該ユーザデータを前記第2のパーティションに格納することを特徴とするコンピュータシステム。 - 前記第1のソフトウェアモジュールは、前記第1のパーティションに前記ユーザデータを復元するための領域を確保すると共に、前記第2のソフトウェアモジュールに対してリカバリを要求し、当該第2のソフトウェアモジュールは、当該リカバリの要求に基づいて、前記第2のパーティションに格納された当該ユーザデータを当該第1のパーティションの当該領域に格納させることを特徴とする請求項6記載のコンピュータシステム。
- 前記第2のパーティションにインストールされている前記OSのブートをサポートすると共に、システムマネージメントBIOS(SMBIOS) Data Areaを作成するBIOS(Basic Input/Output System)を更に備えたことを特徴とする請求項6記載のコンピュータシステム。
- 所定のOSによる動作環境である第1のパーティションと、当該所定のOSから隠蔽された領域である第2のパーティションとを有する記憶手段と、
前記第1のパーティションで動作する第1のモジュールと前記第2のパーティションで動作する第2のモジュールとを備え、ユーザデータの保存・管理を行う保存・管理手段と、
前記第1のパーティションと前記第2のパーティションとの間で前記ユーザデータの受け渡しを行う際に、前記保存・管理手段における前記第1のモジュールおよび前記第2のモジュールの間でのコミュニケーションを提供するコミュニケーション提供手段と
を含むユーザデータ記憶装置。 - 前記保存・管理手段の前記第1のモジュールは、前記第1のパーティションにインストールされているOS上で動作するソフトウェアモジュールであり、前記第2のモジュールは、前記第2のパーティションにインストールされているOS上で動作するソフトウェアモジュールであることを特徴とする請求項9記載のユーザデータ記憶装置。
- 前記記憶手段は、HDD(Hard Disk Drive)であり、
前記第2のパーティションは、PARTIES(Protected Area Run Time Interface Extension Services)の仕様もしくはそれに準ずる規格仕様のパーティションであることを特徴とする請求項9記載のユーザデータ記憶装置。 - 所定のOSによる動作環境である第1のパーティションと当該所定のOSから隠蔽された領域である第2のパーティションとの間でデータの受け渡しを行う記憶装置のデータ受け渡し方法であって、
前記第1のパーティションの環境で動作する第1のソフトウェアモジュールにより、当該第1のパーティションから前記第2のパーティションへ受け渡されるデータの状況をメモリに保存するステップと、
前記メモリに保存された前記状況に基づいて、前記第2のパーティションの環境で動作する第2のソフトウェアモジュールにより前記データを当該第2のパーティションに保存するステップと
を含む記憶装置のデータ受け渡し方法。 - 前記第1のソフトウェアモジュールにより前記第1のパーティションに前記データを復元するための領域を確保するステップと、
前記第1のソフトウェアモジュールにより前記第2のソフトウェアモジュールに対してリカバリを要求するステップと、
前記リカバリの要求に基づいて、前記第2のパーティションに格納された前記データを前記第1のパーティションの前記領域に保存するステップと
を更に含む請求項12記載の記憶装置のデータ受け渡し方法。 - 記憶装置におけるユーザデータのバックアップ方法であって、
前記ユーザデータにおけるバックアップ用ファイルの状況をメモリに格納し、前記記憶装置における前記ユーザデータの保存領域とは異なるシステムパーティションのOSをブートさせ、
ブートされた前記OSの上で動作するソフトウェアモジュールにより前記メモリに格納された前記状況を認識し、
認識された前記状況に基づいてファイルを検索し、
検索された前記ファイルを前記システムパーティションに保存することを特徴とするユーザデータのバックアップ方法。 - ハイバーネーション機能によるシャットダウンに際して前記メモリのフラグをチェックし、
前記フラグがセットされている場合には、SMBIOS Dataの情報をもとに前記ファイルを検索することを特徴とする請求項14記載のユーザデータのバックアップ方法。 - 所定のOSによる動作環境である第1のパーティションと当該所定のOSから隠蔽された領域である第2のパーティションとを形成可能な記憶装置を備えるコンピュータに、
前記第1のパーティションの環境で動作すると共に、当該第1のパーティションから前記第2のパーティションへ受け渡されるデータの状況をメモリに保存する機能と、
前記第2のパーティションの環境で動作すると共に、前記メモリに保存された前記状況に基づいて、前記データを当該第2のパーティションに保存する機能と
を実現させるプログラム。 - 前記第1のパーティションの環境にて動作すると共に、当該第1のパーティションに前記データを復元するための領域を確保する機能と、
前記第1のパーティションの環境にて動作すると共に、前記データのリカバリの要求をメモリに保存する機能と、
前記第2のパーティションの環境にて動作すると共に、前記メモリに保存された前記リカバリの要求に基づいて、前記第2のパーティションに格納された前記データを前記第1のパーティションの前記領域に保存する機能と
をコンピュータに更に実現させる請求項16記載のプログラム。 - 記憶装置を備えるコンピュータに、
前記記憶装置におけるOSの環境にて、当該環境のユーザデータに対するバックアップ用ファイルの状況をメモリに格納する機能と、
前記記憶装置における前記OSから隠蔽した領域にインストールされているスペシャルOSをブートさせる機能と、
ブートされた前記スペシャルOSの上で動作するソフトウェアモジュールにより前記メモリに格納された前記状況を認識する機能と、
認識された前記状況に基づいて前記バックアップ用ファイルを前記OSから隠蔽された領域に保存する機能と
を実現させるプログラム。
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