JP2003169953A - 貸出媒体発行システム、貸出媒体処理システム、貸出媒体発行方法、管理装置、貸出媒体発行装置および有価価値追加装置 - Google Patents

貸出媒体発行システム、貸出媒体処理システム、貸出媒体発行方法、管理装置、貸出媒体発行装置および有価価値追加装置

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JP2003169953A
JP2003169953A JP2002181868A JP2002181868A JP2003169953A JP 2003169953 A JP2003169953 A JP 2003169953A JP 2002181868 A JP2002181868 A JP 2002181868A JP 2002181868 A JP2002181868 A JP 2002181868A JP 2003169953 A JP2003169953 A JP 2003169953A
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Tatsuya Asano
達哉 浅野
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Takasago Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現金を持ち合わせていなくても遊技カードを購
入することができ、遊技媒体の貸出しを受けることがで
きる新規な方式の遊技媒体貸出システムを提供する。 【解決手段】遊技客は、携帯電話機Kの識別情報および
暗証番号に対応づけて、遊技カードの購入に使用するプ
リペイドデータをシステム管理装置21に登録してお
く。遊技カードを購入する際には、台間機12またはカ
ード販売機16に携帯電話機Kを近づけて、携帯電話機
Kの識別情報を読み取らせた後、携帯電話機Kからシス
テム管理装置21に暗証番号を送信する。この暗証番号
が正しければ、システム管理装置21に登録されている
プリペイドデータが消費されて、予め定める金額に相当
する有価価値が記録された遊技カードが発行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機やパ
チスロ機などの遊技機で使用する遊技媒体の貸出しのた
めのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、パチンコホールやパチスロホール
などの遊技店(遊技場)には、パチンコ機やパチスロ機
などの遊技機に隣接して設けられた台間機に、金銭と等
価な有価価値が記録された貸出媒体である遊技カードを
挿入し、遊技カードに記録されている有価価値を消費し
て、遊技機における遊技に使用する遊技媒体の貸出しを
受けるようにしたカード式遊技媒体貸出システムが導入
されている。遊技カードは、遊技店内に設置されたカー
ド販売機やカード販売機能を有する台間機において現金
で購入するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】遊技終了後、遊技カー
ドに有価価値が残っている場合、その遊技カードは、次
回の遊技の際に、遊技店へ持参していき、遊技媒体の貸
出しのために使用することができる。遊技カードに有価
価値が多く残っている場合(有価価値の残高が多い場
合)、その遊技カードを持参するだけで、遊技機におけ
る遊技を十分に楽しむことができる。しかし、遊技カー
ドに残っている有価価値が少ない場合には、その遊技カ
ードの他に、新たな遊技カードを購入するための現金を
用意して遊技店に持参しなければ、遊技における遊技を
十分に楽しむことができない。
【0004】そこで、この発明の目的は、現金を持ち合
わせていなくても貸出媒体の発行を受けること(購入す
ること)ができる新規な方式の貸出媒体発行システムお
よび貸出媒体発行方法、ならびにこれらに好適な管理装
置および貸出媒体発行装置を提供することである。ま
た、この発明の他の目的は、遊技媒体の貸出しを受ける
際に消費する有価価値が記録された貸出媒体への有価価
値の追加を行うことのできる貸出媒体処理システムおよ
び有価価値追加装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、データ通
信可能に接続された管理装置(21)および遊技媒体の
貸出しを受ける際に使用する貸出媒体を発行する貸出媒
体発行装置(12,16)を含むシステムであって、上
記貸出媒体発行装置に関連して、携帯通信端末(K)の
識別情報を検出する識別情報検出手段(128)が設け
られており、上記管理装置は、貸出媒体の発行に必要な
プリペイドデータを携帯通信端末の識別情報に対応づけ
て記憶していて、上記識別情報検出手段によって携帯通
信端末の識別情報が検出されると、その検出された識別
情報に対応づけて記憶しているプリペイドデータを特定
するものであり、上記貸出媒体発行装置は、上記管理装
置において特定されたプリペイドデータに基づいて貸出
媒体を発行するものであることを特徴とする貸出媒体発
行システムである。
【0006】なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態
における対応構成要素等を表す。以下、この項において
同じ。この発明によれば、管理装置にプリペイドデータ
を登録しておけば、現金を持ち合わせていなくても、携
帯通信端末を用いて貸出媒体の発行を受けることがで
き、この発行を受けた貸出媒体を使用して遊技媒体の貸
出しを受けることができる。また、次回の遊技の際に
は、貸出媒体を所持していれば、現金を遊技店に持参す
る必要がない。
【0007】さらにまた、上記貸出媒体が遊技媒体の貸
出しの際に消費する有価価値の記録された有価価値記録
媒体である場合、遊技終了後に有価価値記録媒体に残っ
た有価価値が少ない場合であっても、次回の遊技の際
に、有価価値記録媒体と現金との両方を遊技店に持参す
る必要がない。請求項2記載の発明は、貸出媒体には、
遊技媒体の貸出しの際に消費する有価価値が付与(記
録)されていて、上記貸出媒体発行システムは、上記管
理装置とデータ通信可能に接続されており、貸出媒体に
有価価値を追加するための有価価値追加装置(12,1
6,17)をさらに含み、上記有価価値追加装置に関連
して、携帯通信端末の識別情報を検出する追加用識別情
報検出手段(128)が設けられており、上記管理装置
は、上記追加用識別情報検出手段によって携帯通信端末
の識別情報が検出された場合にも、その検出された識別
情報に対応づけて記憶しているプリペイドデータを特定
するものであり、上記有価価値追加装置は、上記管理装
置において特定されたプリペイドデータに基づいて、貸
出媒体への有価価値の追加を行うものであることを特徴
とする請求項1記載の貸出媒体発行システムである。
【0008】この発明によれば、貸出媒体に記録されて
いる有価価値を消費して遊技媒体の貸出しを受け、これ
により有価価値の残高が零になっても、管理装置に登録
されているプリペイドデータに基づいて、その貸出媒体
に有価価値を追加することができる。これにより、貸出
媒体を繰り返し使用することができるから、貸出媒体へ
の有価価値の追加を行うことのできないシステム(貸出
媒体を使い捨てる構成のシステム)よりも経済的に優れ
たシステムとすることができる。
【0009】なお、上記貸出媒体発行装置は、上記有価
価値追加装置の機能を兼ね備えていてもよく、この場
合、上記追加用識別情報検出手段は、上記貸出媒体発行
装置に関連して設けられた識別情報検出手段であっても
よい。請求項3記載の発明は、管理装置(21)および
この管理装置とデータ通信可能に接続されていて、遊技
媒体の貸出しを受ける際に消費される有価価値を(有価
価値を記録する)貸出媒体に追加するための有価価値追
加装置(12,16,17)を含むシステムであって、
上記有価価値追加装置に関連して、携帯通信端末の識別
情報を検出する追加用識別情報検出手段(128)が設
けられており、上記管理装置は、貸出媒体への有価価値
の追加に必要なプリペイドデータを携帯通信端末の識別
情報に対応づけて記憶していて、上記識別情報検出手段
によって携帯通信端末の識別情報が検出されると、その
検出された識別情報に対応づけて記憶しているプリペイ
ドデータを特定するものであり、上記有価価値追加装置
は、上記管理装置において特定されたプリペイドデータ
に基づいて貸出媒体への有価価値の追加処理を行うもの
であることを特徴とする貸出媒体処理システムである。
【0010】この発明によれば、貸出媒体に記録されて
いる有価価値を消費して遊技媒体の貸出しを受け、これ
により有価価値の残高が零になっても、管理装置に登録
されているプリペイドデータに基づいて、その貸出媒体
に有価価値を追加することができる。これにより、貸出
媒体を繰り返し使用することができるから、貸出媒体へ
の有価価値の追加を行うことのできないシステム(貸出
媒体を使い捨てる構成のシステム)よりも経済的に優れ
たシステムとすることができる。
【0011】請求項4記載の発明は、携帯通信端末
(K)を用いて、遊技媒体の貸出しを受ける際に使用す
る貸出媒体の発行を受ける方法であって、貸出媒体の発
行に必要なプリペイドデータを携帯通信端末の識別情報
と対応づけて管理装置(21)に記憶させておき、貸出
媒体発行装置(12,16)に関連して設けられた識別
情報検出手段(128)が携帯通信端末の識別情報を検
出したことに応答して、上記管理装置において当該識別
情報と対応づけて記憶されているプリペイドデータが特
定され、この管理装置において特定されたプリペイドデ
ータに基づいて、上記貸出媒体発行装置から貸出媒体が
発行されることを特徴とする貸出媒体発行方法である。
【0012】この方法によれば、請求項1に関連して述
べた効果と同様な効果を得ることができる。請求項5記
載の発明は、遊技媒体の貸出しを受ける際に使用する貸
出媒体を発行する貸出媒体発行装置(12,16)とデ
ータ通信可能に接続された管理装置(21)であって、
貸出媒体の発行に必要なプリペイドデータを携帯通信端
末の識別情報に対応づけて記憶した記憶手段と、上記貸
出媒体発行装置に関連して設けられた識別情報検出手段
(128)が携帯通信端末の識別情報を検出したことに
応答して、その検出された識別情報と対応づけて上記記
憶手段に記憶されているプリペイドデータを特定するデ
ータ特定手段とを含むことを特徴とする管理装置であ
る。
【0013】この発明に係る管理装置は、請求項1ない
し3に記載のシステムおよび請求項4記載の貸出媒体発
行方法に好適に用いることができる。請求項6記載の発
明は、遊技媒体の貸出しを受ける際に使用する貸出媒体
の発行に必要なプリペイドデータを携帯通信端末(K)
の識別情報に対応づけて記憶している管理装置(21)
と通信可能に接続された貸出媒体発行装置であって、当
該貸出媒体発行装置(12,16)に関連して設けられ
た識別情報検出手段(128)から携帯通信端末の識別
情報を取り込む識別情報取込手段(121)と、この識
別情報取込手段によって取り込まれた携帯通信端末の識
別情報と対応づけて上記管理装置に記憶されているプリ
ペイドデータに基づいて、貸出媒体を発行するための処
理を実行する貸出媒体発行処理実行手段(125)とを
含むことを特徴とする貸出媒体発行装置である。
【0014】この発明に係る貸出媒体発行装置は、請求
項1ないし3に記載のシステムおよび請求項4記載の貸
出媒体発行方法に好適に用いることができる。請求項7
記載の発明は、遊技媒体の貸出しを受ける際に消費する
有価価値が付与(記録)された貸出媒体への有価価値の
追加に必要なプリペイドデータを携帯通信端末(K)の
識別情報に対応づけて記憶している管理装置(21)と
通信可能に接続された有価価値追加装置(12,16,
17)であって、当該有価価値追加装置に関連して設け
られた識別情報検出手段(128)から携帯通信端末の
識別情報を取り込む識別情報取込手段(121)と、こ
の識別情報取込手段によって取り込まれた携帯通信端末
の識別情報と対応づけて上記管理装置に記憶されている
プリペイドデータに基づいて、貸出媒体へ有価価値を追
加するための処理を実行する有価価値追加処理実行手段
(125)とを含むことを特徴とする有価価値追加装置
である。
【0015】この発明によれば、管理装置に登録されて
いるプリペイドデータに基づいて、貸出媒体に有価価値
を追加することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る遊技媒体貸出システム(貸出媒
体発行システム、貸出媒体処理システム)の全体構成を
示すブロック図である。この遊技媒体貸出システムは、
パチンコホールやパチスロホールなどの遊技店におい
て、遊技客が所有する携帯電話機Kを用いて遊技カード
を購入し、この購入した遊技カードに記録されている有
価価値を消費して、遊技機11における遊技に使用する
遊技媒体(たとえば、パチンコ玉、パチスロメダルな
ど)の貸出しを受けるようにしたシステムである。
【0017】遊技機11は、遊技島と呼ばれる単位で遊
技店内に配列されている。各遊技島には、遊技機11と
同数の台間機12が、それぞれ遊技機11と一対一に対
応づけられて、その対応づけられた遊技機11に隣接し
て配置されている。台間機12は、遊技客に遊技媒体を
貸し出すための遊技媒体貸出装置である。台間機12に
遊技カードが挿入されて、その後に所定の貸出要求操作
が行われると、たとえば、台間機12から遊技機11に
貸出指示信号が与えられて、遊技機11に内蔵された遊
技媒体払出装置から所定数の遊技媒体が払い出され、こ
れにより遊技客への遊技媒体の貸出しが達成される。
【0018】なお、この実施形態では、遊技客に貸し出
すべき遊技媒体を遊技機11に内蔵された遊技媒体貸出
装置から払い出すようにした構成を例にとって説明する
が、たとえば、台間機12に遊技媒体貸出装置が備えら
れて、その台間機12の遊技媒体貸出装置から遊技客に
貸し出すべき遊技媒体が払い出されるようにしてもよ
い。この場合、台間機12の正面には、台間機12の機
内から払い出される遊技媒体を遊技機11の前面に設け
られた遊技媒体受皿(たとえば、パチンコ玉受皿または
パチスロメダル受皿)に導くためのノズルが設けられる
ことが好ましい。このようなノズルが設けられていれ
ば、台間機12の機内から払い出される遊技媒体を遊技
客が手で受けて遊技媒体受皿に投入する必要がなく、遊
技客にとって便利である。
【0019】遊技島には、それぞれ1台の中継装置13
が設置されており、各遊技島において、すべての台間機
12は、その遊技島に設置された中継装置13と通信可
能に接続されている。また、各遊技島の中継装置13
は、遊技店に構築されたLAN(Local Area Network)
に接続されている。このLAN上には、マイクロコンピ
ュータを含む構成のホール管理装置14が置かれてお
り、遊技店内のすべての台間機12は、中継装置13を
介して、ホール管理装置14との間でデータ通信を行う
ことができるようになっている。
【0020】遊技店内にはさらに、遊技カードなどの商
品の購入代金を前払いする際に利用するプリペイド端末
機15と、有価価値が記録された遊技カードを販売(発
行)するカード販売機16と、遊技カードに記録されて
いる有価価値の残高を精算して、その残高に相当する金
額の貨幣を払い戻すカード精算機17とが設置されてい
る。プリペイド端末機15、カード販売機16およびカ
ード精算機17は、LANに接続されていて、ホール管
理装置14との間でデータ通信を行うことができるよう
になっている。
【0021】また、ホール管理装置14は、システム管
理会社に設置されたシステム管理装置21と、カード管
理会社に設置されたカード管理装置31とにデータ通信
可能に接続されている。システム管理装置21は、公衆
電話回線またはインターネットなどを含む通信網に接続
されており、この通信網を介して、携帯電話機Kとの間
でデータ通信を行うことができる。さらにまた、この実
施形態では、遊技店外のコンビニエンスストアには、プ
リペイド端末機41および商品購入端末機42が設置さ
れており、そのプリペイド端末機41において、商品購
入代金を前払いすることができ、また、商品購入端末機
42において、前払いした商品購入代金を消費して、コ
ンビニエンスストア店内の商品を購入することができる
ようになっている。各コンビニエンスストアに設置され
たプリペイド端末機41および商品購入端末機42は、
システム管理会社のシステム管理装置21とデータ通信
可能に接続されている。
【0022】システム管理会社のシステム管理装置21
には、遊技店に設置されたプリペイド端末機15および
カード販売機16から、ホール管理装置を介して、それ
ぞれ遊技客によって前払いされた商品購入代金のデータ
(プリペイドデータ)および遊技カードの購入代金のデ
ータ(購入代金データ)などが送られてくる。また、コ
ンビニエンスストアに設置されたプリペイド端末機41
および商品購入端末機42から、それぞれ遊技客によっ
て前払いされた商品購入代金のデータ(プリペイドデー
タ)および商品の購入代金のデータ(購入代金データ)
などが送られてくる。システム管理装置21は、遊技客
ごと(遊技客が所有する携帯電話機Kごと)に、プリペ
イドデータおよび購入代金データを集計して管理する。
そして、システム管理会社は、システム管理装置21で
管理されているデータに基づいて、各遊技店およびコン
ビニエンスストアに、それぞれ遊技カードおよび商品の
代金を支払う。
【0023】また、遊技店に設置された台間機12にお
いて、遊技カードに記録されている有価価値を消費した
遊技媒体の貸出しが行われると、その台間機12からホ
ール管理装置14に、有価価値の消費量に関するデータ
(遊技媒体の貸出量に関するデータ)が送られる。そし
て、ホール管理装置14において集計されて、予め定め
る期間ごと(たとえば、1日ごと)に、ホール管理装置
14からカード管理会社のカード管理装置31に送られ
る。カード管理装置31は、各遊技店のホール管理装置
14から送られてくる有価価値の消費量に関するデータ
を遊技店ごとに集計して管理する。カード管理会社は、
カード管理装置31で管理されているデータに基づい
て、各遊技店からカード利用頻度(遊技媒体の貸出量)
に応じたカードシステム利用料を徴収する。
【0024】図2は、遊技機11およびこれに対応付け
られた台間機12の電気的な構成を示すブロック図であ
る。遊技機11には、遊技内容に関する基本的な制御を
実行する主制御基板111と、遊技媒体を払い出すため
の遊技媒体払出装置112を制御する遊技媒体払出基板
113と、カード返却ボタン114、貸出ボタン11
5、カード残高表示器116および貸出可表示ランプ1
17が接続された貸出基板118と、遊技媒体払出基板
113および貸出基板118が接続されたインタフェイ
ス基板119とが備えられている。これらの主制御基板
111、遊技媒体払出基板113および貸出基板118
は、CPUやメモリなどで構成されるマイクロコンピュ
ータを含む。
【0025】カード返却ボタン114は、台間機12に
挿入した遊技カードの返却を要求する際に押操作される
ボタンである。また、貸出ボタン115は、遊技媒体の
貸出しを要求する際に押操作されるボタンである。ま
た、カード残高表示器116は、台間機12に挿入され
た遊技カードに記録されている有価価値の残高をたとえ
ば100円を1度数とする度数で表示するものである。
貸出可表示ランプ117は、遊技媒体の貸出しが可能で
あるか否かを表すランプであり、たとえば、遊技媒体の
貸出しが可能な時には点灯される。これらのカード返却
ボタン114、貸出ボタン115、カード残高表示器1
16および貸出可表示ランプ117は、遊技機11の前
面(たとえば、遊技機11の前面に設けられた遊技媒体
受皿)に配置されている。
【0026】一方、台間機12には、CPUやメモリな
どで構成されるマイクロコンピュータを含む台間機制御
基板121が備えられている。この台間機制御基板12
1は、遊技機11のインタフェイス基板119に接続さ
れていて、これにより、台間機制御基板121と遊技機
11の遊技媒体払出基板113および貸出基板118と
の間で、インタフェイス基板119を介して、信号の送
受をできるようになっている。また、台間機制御基板1
21は、台間機12が配置された遊技島に設けられてい
る中継装置13と通信可能に接続されており、この中継
装置13を介して、ホール管理装置14との間でデータ
の送受をできるようになっている。
【0027】台間機制御基板121にはさらに、貨幣処
理部、カード処理部および携帯電話機処理部の各部が接
続されている。台間機12は、遊技カードの販売機能を
有しており、貨幣処理部には、遊技カードの購入のため
に貨幣投入口(図示せず)から投入された貨幣の種別を
判別するための貨幣判別装置122と、貨幣投入口から
貨幣を投入可能か否かを表す貨幣投入可表示ランプ12
3と、貨幣投入口から貨幣が投入されていることを表す
貨幣投入中ランプ124とが含まれる。
【0028】カード処理部には、図示しないカード挿入
口から台間機12内に挿入された遊技カードに対する有
価価値データの読出しおよび更新を行うカードリーダ・
ライタ125と、カード挿入口から遊技カード挿入可能
か否かを表すカード挿入可表示ランプ126と、カード
挿入口から台間機12内に遊技カード挿入されているこ
とを表すカード挿入中ランプ127とが含まれる。ま
た、携帯電話機処理部には、携帯電話機Kのメモリ10
0からその携帯電話機Kの識別情報を読み取るための識
別情報読取装置128と、この識別情報読取装置128
によって携帯電話機Kの識別情報を読み取るための動作
が行われていることを表す読取動作中ランプ129とが
含まれる。たとえば、携帯電話機Kのメモリ100は、
RFID(Radio Frequency Identification)−ICメ
モリで構成されており、識別情報読取装置128は、携
帯電話機Kが所定の距離範囲内(たとえば、0.5〜3
0cm)に近づけられたときに、そのRFID−ICメモ
リから識別情報を非接触で読み取ることができるもので
ある。識別情報読取装置128は、台間機12に内蔵さ
れていてもよいし、たとえば、遊技機11に内蔵され
て、台間機12の台間機制御基板121と通信線で接続
されていてもよい。
【0029】台間機制御基板121のCPUは、貨幣処
理部、カード処理部および携帯電話機処理部の各部の動
作を制御する。また、台間機制御基板121のCPU
は、遊技機11の遊技媒体払出装置112の制御信号を
遊技媒体払出基板113に送信したり、カード残高表示
器116および貸出可表示ランプ117の制御信号を貸
出基板110に送信したりする。さらに、台間機制御基
板121のCPUは、貨幣判別装置122、カードリー
ダ・ライタ125および識別情報読取装置128から入
力されるデータをホール管理装置14に送信したりす
る。
【0030】図3は、プリペイド端末機15,41の電
気的な構成を示すブロック図である。プリペイド端末機
15,41には、CPUやメモリでなどで構成されるマ
イクロコンピュータを含む制御基板151が備えられて
いる。制御基板151には、種々の情報を表示するため
の表示装置152が接続されている。この表示装置15
2は、たとえば、タッチパネル式の液晶表示器で構成さ
れており、プリペイド端末機15,41の前面に配置さ
れている。
【0031】また、制御基板151には、商品購入代金
が前払いされて、プリペイドデータがシステム管理会社
のシステム管理装置21に登録された旨の記載されたレ
シートを発行するレシート発行装置153が接続されて
いる。制御基板151にはさらに、貨幣処理部および携
帯電話機処理部の各部が接続されている。貨幣処理部に
は、遊技カードの購入のために貨幣投入口(図示せず)
から投入された貨幣の種別を判別するための貨幣判別装
置154と、貨幣投入口から貨幣を投入可能か否かを表
す貨幣投入可表示ランプ155と、貨幣投入口から貨幣
が投入されていることを表す貨幣投入中ランプ156と
が含まれる。また、携帯電話機処理部には、携帯電話機
Kのメモリ100からその携帯電話機Kの識別情報を読
み取るための識別情報読取装置157と、この識別情報
読取装置157によって携帯電話機Kの識別情報を読み
取るための動作が行われていることを表す読取動作中ラ
ンプ158とが含まれる。識別情報読取装置157は、
台間機12に備えられた識別情報読取装置128と同様
な構成を有している。
【0032】制御基板151のCPUは、表示装置15
2、レシート発行装置153、ならびに貨幣処理部およ
び携帯電話機処理部の各部の動作を制御する。また、制
御基板151のCPUは、貨幣判別装置154および識
別情報読取装置157から入力されるデータをシステム
管理装置21に送信する。図4は、携帯電話機Kの識別
情報および暗証番号をシステム管理装置21に登録する
際のデータの流れを示す図である。商品購入代金を前払
いして、プリペイドデータをシステム管理装置21に登
録するためには、遊技客は、自分が所有する携帯電話機
Kの識別情報および暗証番号をシステム管理装置21に
前もって登録しておかなければならない。
【0033】なお、この実施形態では、携帯電話機Kの
識別情報として携帯電話番号を例にとって説明するが、
携帯電話機Kに固有のIDコードや製造シリアル番号が
識別情報とされてもよい。携帯電話機Kの携帯電話番号
および暗証番号の登録に際して、遊技客は、遊技店に設
置されているプリペイド端末機15またはコンビニエン
スストアに設置されているプリペイド端末機41の所へ
行く。プリペイド端末機15,41の表示装置152に
は、所定のメニュー画面が初期画面として設定されてい
る。メニュー画面では、複数の選択項目が表示されてい
て、画面上で選択項目の1つを指で押すことにより、そ
の選択項目を選択することができるようになっている。
ここでは、メニュー画面で「電話機登録」を指で押さえ
て選択する(1.登録ボタン選択)。
【0034】「電話機登録」が選択されたことに応答し
て、プリペイド端末機15,41では、携帯電話機Kの
携帯電話番号および暗証番号の登録のための処理が開始
される。まず、識別情報読取装置157が、携帯電話機
Kから携帯電話番号を読み取り可能な状態にされる。し
たがって、この後に、遊技客が携帯電話機Kをプリペイ
ド端末機15,41(識別情報読取装置157)に近づ
けると、その携帯電話機Kの携帯電話番号が識別情報読
取装置157によって読み取られる(2.電話番号読み取
り)。識別情報読取装置157によって携帯電話機Kの
識別情報が読み取られると、これに応答して、図示しな
い電子音発生装置から「ピッ」といった確認音が出力さ
れるとともに、表示装置152に「電話番号読み取り完
了」のメッセージが表示される。
【0035】識別情報読取装置157によって読み取ら
れた携帯電話番号は、制御基板151のCPUによって
システム管理装置21に送信される(3.電話番号送
信)。そして、システム管理装置21が携帯電話番号を
受信すると、その携帯電話番号がシステム管理装置21
のメモリに格納される。また、システム管理装置21か
らその受信した携帯電話番号の携帯電話機Kに向けて、
暗証番号の送信を要求する画面を構成するデータが送信
される(4.暗証番号送信要求)。このデータを携帯電話
機Kが受信すると、暗証番号の送信を要求する画面が携
帯電話機Kのディスプレイに自動的に表示される(5.暗
証番号登録要求表示)。
【0036】携帯電話機Kのディスプレイに表示された
暗証番号送信要求画面を見た遊技客は、携帯電話機Kの
入力キーを操作して、複数個の数字や文字を組み合わせ
て任意に決定した暗証番号を入力し、さらに、その入力
した暗証番号を携帯電話機Kからシステム管理装置21
に向けて送信するための操作を行う。これにより、携帯
電話機Kからシステム管理装置21に向けて、遊技者が
入力した暗証番号が送信される(6.暗証番号送信)。シ
ステム管理装置21が携帯電話機Kから暗証番号を受信
すると、その暗証番号が、送信元の携帯電話機Kの携帯
電話番号に対応づけられて、システム管理装置21のメ
モリに格納される。これにより、システム管理装置21
への携帯電話番号および暗証番号の登録が達成される
(7.暗証番号の登録)。
【0037】こうして携帯電話番号および暗証番号が登
録されると、システム管理装置21から登録の対象であ
る携帯電話機Kに向けて、携帯電話番号および暗証番号
の登録が完了した旨の信号が送信される(8.登録完了通
知)。そして、この信号を携帯電話機Kが受信すると、
携帯電話機Kのディスプレイに携帯電話番号および暗証
番号の登録が完了した旨が表示されて(9.登録完了表
示)、携帯電話番号および暗証番号の登録が完了する。
【0038】図5は、商品購入代金を前払いして、プリ
ペイドデータをシステム管理装置21に登録する際のデ
ータの流れを示す図である。プリペイドデータの登録
は、遊技店に設置されているプリペイド端末機15また
はコンビニエンスストアに設置されているプリペイド端
末機41で行うことができる。プリペイドデータをシス
テム管理装置21に記憶させる際には、まず、プリペイ
ド端末機15,41の貨幣投入口から所望の金額の貨幣
を投入する(1.貨幣投入)。貨幣が投入されると、識別
情報読取装置157が、携帯電話機Kから携帯電話番号
を読み取り可能な状態になる。この後、遊技客が携帯電
話機Kをプリペイド端末機15,41(識別情報読取装
置157)に近づけると、その携帯電話機Kの携帯電話
番号が識別情報読取装置157によって読み取られる
(2.電話番号読み取り)。識別情報読取装置157によ
って携帯電話機Kの識別情報が読み取られると、これに
応答して、図示しない電子音発生装置から「ピッ」とい
った確認音が出力されるとともに、表示装置152に
「電話番号読み取り完了」のメッセージが表示される。
【0039】その後、識別情報読取装置157によって
取得された携帯電話番号とともに、貨幣投入口から投入
された貨幣の金額を表すデータが、制御基板151のC
PUによって、プリペイド端末機15,41からシステ
ム管理装置21に送信される(3.電話番号および投入金
額データ送信)。携帯電話番号および投入金額データを
受信したシステム管理装置21では、その受信した携帯
電話番号が登録(システム管理装置21のメモリに記
憶)されているかどうかが確認される(4.電話番号登録
有無チェック)。そして、携帯電話番号が登録されてい
る場合には、その携帯電話番号の携帯電話機Kに向け
て、暗証番号の送信を要求する画面をディスプレイに表
示させるためのデータ、およびプリペイド端末機15,
41に投入された貨幣の金額をディスプレイに表示させ
るためのデータが送信される。さらに、携帯電話番号に
関連づけてプリペイドデータがシステム管理装置21の
メモリにすでに記憶されている場合には、そのプリペイ
ドデータに相当する金額(既登録金額)を携帯電話機K
のディスプレイに表示させるためのデータが送信される
(5.暗証番号送信要求、投入金額および既登録金額表示
データ送信)。これらのデータを携帯電話機Kが受信す
ると、その受信データに基づく画面が携帯電話機Kのデ
ィスプレイに自動的に表示される(6.暗証番号送信要
求、投入金額、既登録金額表示)。
【0040】携帯電話機Kのディスプレイの表示を確認
した遊技客は、携帯電話機Kの入力キーから携帯電話番
号とともに事前に登録した暗証番号を入力し、さらに、
その入力した暗証番号をシステム管理装置21に向けて
送信するための操作を行う。これにより、携帯電話機K
からシステム管理装置21に向けて、遊技者が入力した
暗証番号が送信される(7.暗証番号送信)。システム管
理装置21が携帯電話機Kから暗証番号を受信すると、
システム管理装置21において、その携帯電話機Kの携
帯電話番号と受信した暗証番号との対応が照合される。
その結果、暗証番号が正しければ、プリペイド端末機1
5,41から受信した投入金額データが、プリペイドデ
ータとされて、携帯電話機Kの携帯電話番号に関連づけ
られてシステム管理装置21のメモリに登録される。ま
た、携帯電話番号に関連づけてプリペイドデータがメモ
リにすでに登録されている場合には、そのプリペイドデ
ータに相当する金額にプリペイド端末機15,41から
受信したプリペイドデータに相当する金額を加算して得
られる金額のデータが新たなプリペイドデータとされて
登録される(8.プリペイドデータ登録)。
【0041】こうしてプリペイドデータがシステム管理
装置21のメモリに登録されると、システム管理装置2
1から携帯電話機Kに向けて、プリペイドデータの登録
が完了した旨および新たに登録されたプリペイドデータ
に相当する金額(総登録金額)をディスプレイに表示さ
せるためのデータが送信される(9.登録完了および総登
録金額表示データ送信)。そして、このデータを携帯電
話機Kが受信すると、携帯電話機Kのディスプレイに、
プリペイドデータの登録が完了した旨および総登録金額
が表示される(10.総登録金額表示)。
【0042】また、システム管理装置21からプリペイ
ドデータの送信元であるプリペイド端末機15,41に
向けて、プリペイドデータの登録が完了した旨の信号が
送信される(9'.登録完了信号送信)。そして、この信
号をプリペイド端末機15,41が受信すると、プリペ
イド端末機15,41の表示装置152にプリペイドデ
ータの登録が完了した旨が表示されるとともに、たとえ
ば、レシート発行装置153からプリペイドデータの登
録が完了した旨および総登録金額が記載されたレシート
が発行される(10'.登録完了表示、レシート発行)。
【0043】なお、携帯電話機Kからシステム管理装置
21に送信された暗証番号が正しくない場合には、上述
の「8.プリペイドデータ登録」以降の処理は行われず
に、システム管理装置21から携帯電話機Kに向けて、
暗証番号の再送信を要求する画面を携帯電話機Kのディ
スプレイに表示させるのに必要なデータが送信される
か、または、暗証番号が正しくない旨のエラーメッセー
ジを携帯電話機Kのディスプレイに表示させるのに必要
なデータが送信されることが好ましい。
【0044】また、プリペイド端末機15,41から受
信した携帯電話番号がシステム管理装置21に登録され
ていない場合には、システム管理装置21から携帯電話
機Kに向けて、暗証番号の送信を要求する画面を携帯電
話機Kのディスプレイに表示させるためのデータを送信
し、携帯電話機Kのディスプレイに表示された暗証番号
送信要求画面を見た遊技客が、携帯電話機Kの入力キー
から複数個の数字や文字を組み合わせて任意に決定した
暗証番号を入力し、その入力した暗証番号を携帯電話機
Kからシステム管理装置21に向けて送信した場合に、
プリペイド端末機15,41から受信した投入金額デー
タをプリペイドデータとして、携帯電話番号に関連づけ
てメモリに記憶させるようにしてもよい。
【0045】図6は、プリペイドデータを消費して遊技
カードを購入する際のデータの流れを示す図である。遊
技カードの購入は、台間機12またはカード販売機16
で行うことができる。カード販売機16は、CPUやメ
モリなどで構成されるマイクロコンピュータを含む制御
基板を有しており、さらに台間機12に備えられている
カード処理部および携帯電話機処理部と同様な構成を有
している。なお、以下では、台間機12において遊技カ
ードを購入する場合を例にとって説明するが、カード販
売機16において遊技カードを購入する際にも同様な操
作および処理が行われる。
【0046】台間機12において遊技カードを購入する
際には、遊技客は、まず、自分の携帯電話機Kを台間機
12(識別情報読取装置128)に近づける。携帯電話
機Kが識別情報読取装置128から所定の距離範囲内に
近づけられると、携帯電話機Kのメモリ100から識別
情報読取装置128に携帯電話番号が読み出される(1.
電話番号読み取り)。識別情報読取装置128によって
携帯電話機Kの識別情報が読み取られると、これに応答
して、図示しない電子音発生装置から「ピッ」といった
確認音が出力される。
【0047】識別情報読取装置128によって読み取ら
れた携帯電話番号は、台間機12からシステム管理装置
21に送信される(2.電話番号送信)。携帯電話番号を
受信したシステム管理装置21では、その受信した携帯
電話番号および予め定める金額(たとえば、1000
円)以上の金額に相当するプリペイドデータが登録(シ
ステム管理装置21のメモリに記憶)されているかどう
かが確認される(3.登録データと電話番号照合)。そし
て、携帯電話番号および予め定める金額以上の金額に相
当するプリペイドデータが登録されている場合には、そ
の携帯電話番号の携帯電話機Kに向けて、暗証番号の送
信を要求する画面をディスプレイに表示させるためのデ
ータ、およびプリペイドデータに相当する金額(既登録
金額)を携帯電話機Kのディスプレイに表示させるため
のデータが送信される(4.暗証番号送信要求、登録金額
送信)。これらのデータを携帯電話機Kが受信すると、
その受信データに基づく画面が携帯電話機Kのディスプ
レイに自動的に表示される(5.登録金額、暗証番号送信
要求表示)。
【0048】一方、携帯電話番号または予め定める金額
以上の金額に相当するプリペイドデータが登録されてい
ない場合には、システム管理装置21から台間機12に
向けて、携帯電話番号またはプリペイドデータが登録さ
れていない旨を表すエラー信号が送信される。この場
合、遊技客は、遊技カードを購入することはできない。
携帯電話機Kのディスプレイに暗証番号送信要求が表示
されたのを確認した遊技客は、携帯電話機Kの入力キー
から携帯電話番号とともに事前に登録した暗証番号を入
力し、さらに、その入力した暗証番号をシステム管理装
置21に向けて送信するための操作を行う。これによ
り、携帯電話機Kからシステム管理装置21に向けて、
遊技者が入力した暗証番号が送信される(6.暗証番号送
信)。システム管理装置21が携帯電話機Kから暗証番
号を受信すると、その携帯電話機Kの携帯電話番号と受
信した暗証番号との対応が照合される(7.暗証番号照
合)。
【0049】暗証番号が正しければ、システム管理装置
21から台間機12に向けて、カード発行要求信号が送
信される(8.カード発行要求信号送信)。このカード発
行要求信号を台間機12(台間機制御基板121)が受
信すると、台間機12のカードリーダ・ライタ125に
よって、予め定める金額(たとえば、1000円)に相
当する有価価値が記録された遊技カードが発行される
(9.カード発行)。こうして発行された遊技カードは、
台間機12に設けられたカード挿入口から排出され、そ
の後、遊技客が手で押し込むか、または、台間機12に
設けられたカード取込ボタンを押操作するかして、カー
ド挿入口から台間機12内に挿入することにより、遊技
媒体の貸出しを受けるために使用することができる。ま
た、カード挿入口から排出された遊技カードが、その
後、自動的に台間機12内に取り込まれるようにされて
いてもよい。
【0050】遊技カードがカード挿入口から排出される
と、台間機12からシステム管理装置21に向けて、遊
技カードの発行が完了した旨の信号が送信される(10.
カード発行完了信号送信)。この信号を受けたシステム
管理装置21では、メモリに登録されているプリペイド
データが、そのプリペイドデータに相当する金額(登録
金額)から上記予め定める金額(遊技カードの発行代
金)だけ減じた金額に相当するデータに更新される(1
1.登録金額からカード代金減算)。また、遊技カードを
発行した台間機12のメモリ(たとえば、台間機制御基
板121に実装された不揮発性メモリ)に、その遊技カ
ードが有する有価価値のデータが遊技カードに固有のI
D番号(識別情報)と対応づけて記憶される。
【0051】その後、システム管理装置21から携帯電
話機Kに向けて、更新後のプリペイドデータに相当する
金額(減算後の金額)のデータが送信される(12.減算
後の金額送信)。そして、このデータを携帯電話機Kが
受信すると、携帯電話機Kのディスプレイに、更新後の
プリペイドデータに相当する金額が表示される(13.減
算後の金額表示)。なお、携帯電話機Kからシステム管
理装置21に送信された暗証番号が正しくない場合に
は、システム管理装置21から台間機12または携帯電
話機Kに向けて、暗証番号の再送信を要求する画面を携
帯電話機Kのディスプレイに表示させるのに必要なデー
タが送信されるか、または、暗証番号が正しくない旨の
エラーメッセージを携帯電話機Kのディスプレイに表示
させるのに必要なデータが送信されることが好ましい。
【0052】図7は、プリペイドデータを消費して遊技
カードに有価価値を追加する際のデータの流れを示す図
である。この実施形態では、以前に発行を受けた遊技カ
ードを台間機12、カード販売機16またはカード精算
機17に挿入した状態で、携帯電話機Kを操作して、そ
の遊技カードが有する有価価値を増やすことができるよ
うになっている。なお、以下では、台間機12において
遊技カードに有価価値を追加する場合を例にとって説明
するが、カード販売機16またはカード精算機17にお
いて遊技カードに有価価値を追加する際にも同様な操作
および処理が行われる。
【0053】台間機12において遊技カードに有価価値
を追加する際には、遊技客は、まず、遊技カードを台間
機12のカード挿入口から台間機12内に挿入する。次
に、その遊技カードを挿入した台間機12(識別情報読
取装置128)に自分の携帯電話機Kを近づける。携帯
電話機Kが識別情報読取装置128から所定の距離範囲
内に近づけられると、携帯電話機Kのメモリ100から
識別情報読取装置128に携帯電話番号が読み出される
(1.電話番号読み取り)。識別情報読取装置128によ
って携帯電話機Kの識別情報が読み取られると、これに
応答して、図示しない電子音発生装置から「ピッ」とい
った確認音が出力される。
【0054】識別情報読取装置128によって読み取ら
れた携帯電話番号は、台間機12からシステム管理装置
21に送信される(2.電話番号送信)。携帯電話番号を
受信したシステム管理装置21では、その受信した携帯
電話番号および予め定める金額(たとえば、500円)
以上の金額に相当するプリペイドデータが登録(システ
ム管理装置21のメモリに記憶)されているかどうかが
確認される(3.登録データと電話番号照合)。そして、
携帯電話番号および予め定める金額以上の金額に相当す
るプリペイドデータが登録されている場合には、その携
帯電話番号の携帯電話機Kに向けて、暗証番号の送信を
要求する画面をディスプレイに表示させるためのデー
タ、およびプリペイドデータに相当する金額(既登録金
額)を携帯電話機Kのディスプレイに表示させるための
データが送信される(4.暗証番号送信要求、登録金額送
信)。これらのデータを携帯電話機Kが受信すると、そ
の受信データに基づく画面が携帯電話機Kのディスプレ
イに自動的に表示される(5.登録金額、暗証番号送信要
求表示)。
【0055】一方、携帯電話番号または予め定める金額
以上の金額に相当するプリペイドデータが登録されてい
ない場合には、システム管理装置21から台間機12に
向けて、携帯電話番号またはプリペイドデータが登録さ
れていない旨を表すエラー信号が送信される。この場
合、遊技客は、遊技カードに有価価値を追加することは
できない。携帯電話機Kのディスプレイに暗証番号送信
要求が表示されたのを確認した遊技客は、携帯電話機K
の入力キーから携帯電話番号とともに事前に登録した暗
証番号を入力し、さらに、その入力した暗証番号をシス
テム管理装置21に向けて送信するための操作を行う。
これにより、携帯電話機Kからシステム管理装置21に
向けて、遊技者が入力した暗証番号が送信される(6.暗
証番号送信)。システム管理装置21が携帯電話機Kか
ら暗証番号を受信すると、その携帯電話機Kの携帯電話
番号と受信した暗証番号との対応が照合される(7.暗証
番号照合)。
【0056】暗証番号が正しければ、システム管理装置
21から台間機12に向けて、カード追加入金要求信号
が送信される(8.カード追加入金要求信号送信)。この
カード追加入金要求信号を台間機12(台間機制御基板
121)が受信すると、台間機12のカードリーダ・ラ
イタ125によって、遊技カードに記録されている有価
価値のデータが、予め定める金額(たとえば、500
円)に相当する有価価値分を加算した後の有価価値のデ
ータに書き換えられる(9.カード追加入金)。
【0057】一方、携帯電話機Kからシステム管理装置
21に送信された暗証番号が正しくない場合には、シス
テム管理装置21から台間機12または携帯電話機Kに
向けて、暗証番号の再送信を要求する画面を携帯電話機
Kのディスプレイに表示させるのに必要なデータが送信
されるか、または、暗証番号が正しくない旨のエラーメ
ッセージを携帯電話機Kのディスプレイに表示させるの
に必要なデータが送信されることが好ましい。
【0058】遊技カードへの有価価値の追加が完了する
と、台間機12からシステム管理装置21に向けて、遊
技カードへの有価価値の追加が完了した旨の信号が送信
される(10.カード追加入金処理完了信号送信)。この
信号を受けたシステム管理装置21では、メモリに登録
されているプリペイドデータが、そのプリペイドデータ
に相当する金額(登録金額)から上記予め定める金額
(遊技カードに追加した有価価値に相当する金額)だけ
減じた金額に相当するデータに更新される(11.登録金
額から入金代金減算)。
【0059】その後、システム管理装置21から携帯電
話機Kに向けて、更新後のプリペイドデータに相当する
金額(減算後の金額)のデータが送信される(12.減算
後の金額送信)。そして、このデータを携帯電話機Kが
受信すると、携帯電話機Kのディスプレイに、更新後の
プリペイドデータに相当する金額が表示される(13.減
算後の金額表示)。また、遊技カードへの有価価値の追
加が完了すると、台間機12から、その遊技カードが有
する有価価値のデータを管理しているカードデータ管理
元(この実施形態では、遊技カードを発行した台間機1
2またはカード販売機16)に、そのカードデータ管理
元が管理しているデータ(カード管理データ)の更新を
要求する信号が遊技カードのID番号とともに送信され
る(10'.カード管理データ更新要求信号送信)。遊技カ
ードのID番号の一部には、その遊技カードを発行した
台間機12またはカード販売機16の機器番号が含まれ
ていて、遊技カードを発行した台間機12またはカード
販売機16は、遊技カードのID番号に基づいて特定す
ることができる。
【0060】カードデータ更新要求信号をカードデータ
管理元が受信すると、カードデータ管理元のメモリに当
該遊技カードのID番号に対応づけて記憶されている有
価価値のデータが、追加した有価価値分を加算した後の
有価価値のデータに書き換えられる(11'.カード管理デ
ータ更新)。この後、カードデータ管理元から遊技カー
ドへの有価価値の追加処理を行った台間機12に、カー
ド管理データの更新が完了した旨を表す入金完了信号が
送信される(12'.入金完了信号送信)。そして、この入
金完了信号を受信した台間機12では、有価価値追加後
の遊技カードに記録されている有価価値の残高をカード
残高表示器116に表示させるためのデータが更新され
(13'.カード度数表示データ更新)、その更新後のデー
タに基づいて、カード残高表示器116の表示度数が更
新される。
【0061】なお、遊技カードへの有価価値の追加処理
を行った台間機12がその遊技カードのカードデータ管
理元である場合、上述の10'〜13'の処理は、その台間機
12内のみで行われる。以上のように、この実施形態に
よれば、システム管理装置21にプリペイドデータを登
録しておけば、現金を持ち合わせていなくても、携帯電
話機Kを用いて遊技カードを購入することができ、この
購入した遊技カードに記録されている有価価値を消費し
て、遊技機11における遊技に使用する遊技媒体の貸出
しを受けることができる。ゆえに、遊技終了後に遊技カ
ードに残った有価価値が少ない場合であっても、次回の
遊技の際に、遊技カードと現金との両方を遊技店に持参
する必要がない。
【0062】また、遊技カードが有する有価価値の残高
が零になっても、システム管理装置21に登録されてい
るプリペイドデータを消費して、その遊技カードに有価
価値を追加することができる。これにより、遊技カード
を繰り返し使用することができるから、遊技カードへの
有価価値の追加を行うことのできない構成、つまり遊技
カードを使い捨てる構成のシステムに比べて、経済的に
優れた遊技媒体貸出システムとすることができる。
【0063】なお、この実施形態では、遊技カードに有
価価値が記録されているとしたが、カードデータ管理元
にのみ管理されていれば、遊技カードには有価価値が記
録されていなくてもよい。この場合、たとえば、有価価
値の追加の際には、システム管理装置21における携帯
電話機Kの携帯電話番号と暗証番号との対応の照合後、
上述の「8.カード追加入金要求信号送信」、「9.カード
追加入金」および「10.カード追加入金処理完了信号送
信」の処理が省略されて、システム管理装置21のメモ
リに登録されているプリペイドデータが追加有価価値に
相当する金額だけ減じた金額に相当するデータに更新さ
れるとよい(11.登録金額から入金代金減算)。そし
て、そのデータ更新の完了後には、システム管理装置2
1から遊技カードに関する有価価値のデータを管理して
いるカードデータ管理元に、そのカードデータ管理元が
管理しているデータ(カード管理データ)の更新を要求
する信号が遊技カードのID番号とともに送信されると
よい(10'.カード管理データ更新要求信号送信)。
【0064】また、上述のような遊技カードへの有価価
値の追加機能を有している場合、遊技カードは、遊技店
の会員として登録された遊技客に発行される専用の会員
カードであって、有価価値以外に、来店や遊技台の利用
に応じて付与されるサービスポイントなどを記録したも
のであってもよい。さらに、この場合、台間機12また
はカード販売機16で遊技カードが発行されると、その
遊技カードのID番号および有価価値がホール管理装置
14に送られて、このホール管理装置14で管理(ホー
ル管理装置14のメモリに記憶)されるようにしてもよ
い。
【0065】この発明の一実施形態の説明は以上の通り
であるが、この発明は他の形態で実施することもでき
る。たとえば、上述の実施形態では、携帯電話機Kのメ
モリ100がRFID−ICメモリで構成されていて、
識別情報読取装置128,157は、携帯電話機Kが所
定の距離範囲内に近づけられたときに、そのRFID−
ICメモリから識別情報を非接触(無線)で読み取るこ
とができるものであるとしたが、識別情報読取装置12
8,157にデータ通信接続端子が設けられ、このデー
タ通信接続端子と携帯電話機Kのデータ通信接続端子と
がコードで接続されることにより、携帯電話機Kのメモ
リ100からコードを介して識別情報が読み出されるよ
うにしてもよい。
【0066】また、携帯電話機Kおよび識別情報読取装
置128,157にそれぞれBluetoothのような無線デ
ータ通信用インタフェースまたは赤外線通信ポートが備
えられて、これらの通信手段を介して、携帯電話機Kの
メモリ100から識別情報読取装置128,157に識
別情報が読み出されるようにしてもよい。さらに他の方
法で、携帯電話機Kの識別情報が識別情報読取装置12
8,157に読み出されてもよい。たとえば、携帯電話
機Kの識別情報を表すバーコードシールまたはホログラ
ムシートなどが携帯電話機Kに貼付されて、そのバーコ
ードシールまたはホログラムシートが適当な読み取り装
置(バーコードリーダなど)で読み取られることによ
り、携帯電話機Kのメモリ100から識別情報読取装置
128,157に識別情報が読み出されるようにしても
よい。
【0067】また、上述の実施形態では、携帯通信端末
の一例として携帯電話機Kを取り上げたが、携帯電話機
Kに限らず、たとえば、PDA(Personal Digital Ass
istant)などの他の携帯通信端末が用いられてもよい。
さらにまた、上述の実施形態では、システム管理会社
は、システム管理装置21で管理されているデータに基
づいて、各遊技店に遊技カードの代金を支払い、カード
管理会社は、カード管理装置31で管理されているデー
タに基づいて、各遊技店からカード利用頻度(遊技媒体
の貸出量)に応じたカードシステム利用料を徴収すると
したが、システム管理会社は、システム管理装置21で
管理されているデータに基づいて、カード管理会社に遊
技カードの代金を支払い、カード管理会社が、カード管
理装置31で管理されているデータに基づいて、遊技カ
ードを使用して行われた遊技媒体の貸出しに対する代金
を各遊技店に支払うようにしてもよい。
【0068】その他、特許請求の範囲に記載された事項
の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る遊技媒体貸出シス
テムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】遊技機およびこれに対応付けられた台間機の電
気的な構成を示すブロック図である。
【図3】プリペイド端末機の電気的な構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】携帯電話機の識別情報および暗証番号をシステ
ム管理装置に登録する際のデータの流れを示す図であ
る。
【図5】商品購入代金を前払いして、プリペイドデータ
をシステム管理装置に登録する際のデータの流れを示す
図である。
【図6】プリペイドデータを消費して遊技カードを購入
する際のデータの流れを示す図である。
【図7】プリペイドデータを消費して遊技カードに有価
価値を追加する際のデータの流れを示す図である。
【符号の説明】
11 遊技機 12 台間機 15 プリペイド端末機 16 カード販売機 21 システム管理装置 121 台間機制御基板 125 カードリーダ・ライタ 128 識別情報読取装置 K 携帯電話機

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管理装置およびこの管理装置とデータ通信
    可能に接続されていて、遊技媒体の貸出しを受ける際に
    使用する貸出媒体を発行する貸出媒体発行装置を含むシ
    ステムであって、 上記貸出媒体発行装置に関連して、携帯通信端末の識別
    情報を検出する識別情報検出手段が設けられており、 上記管理装置は、貸出媒体の発行に必要なプリペイドデ
    ータを携帯通信端末の識別情報に対応づけて記憶してい
    て、上記識別情報検出手段によって携帯通信端末の識別
    情報が検出されると、その検出された識別情報に対応づ
    けて記憶しているプリペイドデータを特定するものであ
    り、 上記貸出媒体発行装置は、上記管理装置において特定さ
    れたプリペイドデータに基づいて貸出媒体を発行するも
    のであることを特徴とする貸出媒体発行システム。
  2. 【請求項2】貸出媒体には、遊技媒体の貸出しの際に消
    費する有価価値が付与されていて、 上記貸出媒体発行システムは、上記管理装置とデータ通
    信可能に接続されており、貸出媒体に有価価値を追加す
    るための有価価値追加装置をさらに含み、 上記有価価値追加装置に関連して、携帯通信端末の識別
    情報を検出する追加用識別情報検出手段が設けられてお
    り、 上記管理装置は、上記追加用識別情報検出手段によって
    携帯通信端末の識別情報が検出された場合にも、その検
    出された識別情報に対応づけて記憶しているプリペイド
    データを特定するものであり、 上記有価価値追加装置は、上記管理装置において特定さ
    れたプリペイドデータに基づいて、貸出媒体への有価価
    値の追加を行うものであることを特徴とする請求項1記
    載の貸出媒体発行システム。
  3. 【請求項3】管理装置およびこの管理装置とデータ通信
    可能に接続されていて、遊技媒体の貸出しを受ける際に
    消費される有価価値を貸出媒体に追加するための有価価
    値追加装置を含むシステムであって、 上記有価価値追加装置に関連して、携帯通信端末の識別
    情報を検出する追加用識別情報検出手段が設けられてお
    り、 上記管理装置は、貸出媒体への有価価値の追加に必要な
    プリペイドデータを携帯通信端末の識別情報に対応づけ
    て記憶していて、上記識別情報検出手段によって携帯通
    信端末の識別情報が検出されると、その検出された識別
    情報に対応づけて記憶しているプリペイドデータを特定
    するものであり、 上記有価価値追加装置は、上記管理装置において特定さ
    れたプリペイドデータに基づいて貸出媒体への有価価値
    の追加処理を行うものであることを特徴とする貸出媒体
    処理システム。
  4. 【請求項4】携帯通信端末を用いて、遊技媒体の貸出し
    を受ける際に使用する貸出媒体の発行を受ける方法であ
    って、 貸出媒体の発行に必要なプリペイドデータを携帯通信端
    末の識別情報と対応づけて管理装置に記憶させておき、 貸出媒体発行装置に関連して設けられた識別情報検出手
    段が携帯通信端末の識別情報を検出したことに応答し
    て、上記管理装置において当該識別情報と対応づけて記
    憶されているプリペイドデータが特定され、 この管理装置において特定されたプリペイドデータに基
    づいて、上記貸出媒体発行装置から貸出媒体が発行され
    ることを特徴とする貸出媒体発行方法。
  5. 【請求項5】遊技媒体の貸出しを受ける際に使用する貸
    出媒体を発行する貸出媒体発行装置とデータ通信可能に
    接続された管理装置であって、 貸出媒体の発行に必要なプリペイドデータを携帯通信端
    末の識別情報に対応づけて記憶した記憶手段と、 上記貸出媒体発行装置に関連して設けられた識別情報検
    出手段が携帯通信端末の識別情報を検出したことに応答
    して、その検出された識別情報と対応づけて上記記憶手
    段に記憶されているプリペイドデータを特定するデータ
    特定手段とを含むことを特徴とする管理装置。
  6. 【請求項6】遊技媒体の貸出しを受ける際に使用する貸
    出媒体の発行に必要なプリペイドデータを携帯通信端末
    の識別情報に対応づけて記憶している管理装置と通信可
    能に接続された貸出媒体発行装置であって、 当該貸出媒体発行装置に関連して設けられた識別情報検
    出手段から携帯通信端末の識別情報を取り込む識別情報
    取込手段と、 この識別情報取込手段によって取り込まれた携帯通信端
    末の識別情報と対応づけて上記管理装置に記憶されてい
    るプリペイドデータに基づいて、貸出媒体を発行するた
    めの処理を実行する貸出媒体発行処理実行手段とを含む
    ことを特徴とする貸出媒体発行装置。
  7. 【請求項7】遊技媒体の貸出しを受ける際に消費する有
    価価値が付与された貸出媒体への有価価値の追加に必要
    なプリペイドデータを携帯通信端末の識別情報に対応づ
    けて記憶している管理装置と通信可能に接続された有価
    価値追加装置であって、 当該有価価値追加装置に関連して設けられた識別情報検
    出手段から携帯通信端末の識別情報を取り込む識別情報
    取込手段と、 この識別情報取込手段によって取り込まれた携帯通信端
    末の識別情報と対応づけて上記管理装置に記憶されてい
    るプリペイドデータに基づいて、貸出媒体へ有価価値を
    追加するための処理を実行する有価価値追加処理実行手
    段とを含むことを特徴とする有価価値追加装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007041731A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Ntt Data Corp 電子マネーシステム
JP2012123818A (ja) * 2006-03-09 2012-06-28 Nec Corp 通信可能な情報記憶媒体、及び該媒体を用いた秘密情報記憶システム
JP5425621B2 (ja) * 2007-04-19 2014-02-26 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 電子決済システム、有価価値提供装置、移動体通信端末、並びに電子決済方法

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