JP2003150462A - 情報遠隔設定通信システム及び情報処理方法 - Google Patents

情報遠隔設定通信システム及び情報処理方法

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JP2003150462A
JP2003150462A JP2001346476A JP2001346476A JP2003150462A JP 2003150462 A JP2003150462 A JP 2003150462A JP 2001346476 A JP2001346476 A JP 2001346476A JP 2001346476 A JP2001346476 A JP 2001346476A JP 2003150462 A JP2003150462 A JP 2003150462A
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information processing
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wireless
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Application number
JP2001346476A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Oki
一弘 大木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め制御情報を遠隔設定する場合に、新たな
制御情報を再設定できるようにすると共に、当該情報処
理系から遠くに離れて配置される情報処理制御系を無人
化できるようにする。 【解決手段】 予め設定された制御情報D1に基づいて
任意の情報処理制御をする情報処理制御装置3と、この
情報処理制御装置3に対して制御情報D1を遠隔設定す
る情報処理装置1と、情報処理制御装置3と情報処理装
置1とを接続する通信手段4とを備え、情報処理制御装
置3は情報処理装置1による新たな制御情報D1の設定
を監視すると共に、当該情報処理装置1による接続を監
視し、この情報処理装置1による接続が確認されない場
合であって、新たな制御情報D1が設定された時点から
一定時間経過後に当該制御情報D1を元の設定に戻すも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワーク会議シ
ステムや、ネットワーク教育システム、ネットワークゲ
ームシステム等に適用して好適な情報遠隔設定通信シス
テム及び情報処理方法に関するものである。
【0002】詳しくは、予め設定された制御情報に基づ
いて任意の情報処理制御をする情報処理制御装置を備
え、この情報処理制御装置と情報処理装置とを通信手段
により接続し、情報処理装置による新たな制御情報の設
定を監視すると共に、当該情報処理装置による接続を監
視し、この情報処理装置による接続が確認されない場合
であって、新たな制御情報が設定された時点から一定時
間経過後には当該制御情報を元の設定に戻すようにし
て、新たな制御情報を再設定できるようにすると共に、
当該情報処理装置から遠くに離れて配置される情報処理
制御装置を無人化できるようにしたものである。
【0003】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(以下で
パソコンという)を用いて作成したプレゼンテーション
資料を会議室に持ち込んで、プレゼンタ(資料発表者)
がそれを複数の会議参加者に対して電子機器を用いて発
表する、いわゆる電子会議形式が採られる場合が多くな
ってきた。
【0004】この電子会議形式では表示機器と資料発表
者のノートパソコンとが接続される。この表示機器には
データプロジェクタが使用され、パソコンで作成したプ
レゼンテーション資料が表示される。データプロジェク
タ(以下で単にプロジェクタという)には、一人のプレ
ゼンタ自身のノートパソコンがRGBケーブルを通じて
接続され、そのノートパソコンに表示されている画面を
白壁等に投影するようになされる。白壁等に表示されて
いるプレゼンテーション資料は発表者が操作するマウス
カーソルによって指し示すようになされる。
【0005】最近では、ネットワーク対応のデータプロ
ジェクタが登場している。このプロジェクタにはパソコ
ン機能が内蔵されているものである。これによれば、説
明者が自身のノートパソコン(以下で情報処理装置とも
いう)からプレゼンテーションファイルをネットワーク
経由でプロジェクタに転送し、そのプロジェクタ(以下
で情報処理制御装置ともいう)のパソコン機能によりそ
の内容を表示し投影するようになされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例に係
る電子会議形式によれば、以下のような問題がある。 プロジェクタなどの情報処理制御装置と複数のノー
トパソコン等の情報処理装置とを通信手段でネットワー
ク接続して、この通信手段により複数の通信チャネルを
構成し、いずれか1つの情報処理装置(情報処理系)で
遠隔から通信チャネルを設定変更するような必要が生じ
た場合、この通信チャネルの設定を誤って変更したり、
制御情報を更新すると、その設定以降、情報処理制御装
置(情報処理制御系)を遠隔操作することが困難になる
場合が考えられる。
【0007】 因みに、無線機能を持った複数のパソ
コン間で通信を行っているとき、相手のパソコンの無線
設定を変更できるソフトウエアが開発されている。しか
しながら、上述のように無線設定を誤ると永遠に接続さ
れない事態を招いてしまうおそれがある。
【0008】 このような無線設定をし直すために
は、誤って設定されたパソコンの配置場所まで行って、
直接通信チャネル等の設定の修正が必要となる。完全遠
隔操作を行うには不十分であった。
【0009】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、予め制御情報を遠隔設定する
場合に、新たな制御情報を再設定できるようにすると共
に、当該情報処理系から遠くに離れて配置される情報処
理制御系を無人化できるようにした情報遠隔設定通信シ
ステム及び情報処理方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題は、予め制
御情報を遠隔設定して通信するシステムであって、この
制御情報に基づいて任意の情報処理制御をする情報処理
制御装置と、この情報処理制御装置に対して制御情報を
遠隔設定する情報処理装置と、情報処理制御装置と情報
処理装置とを接続する通信手段とを備え、情報処理制御
装置は情報処理装置による新たな制御情報の設定を監視
すると共に、当該情報処理装置による接続を監視し、こ
の情報処理装置による接続が確認されない場合であっ
て、新たな制御情報が設定された時点から一定時間経過
後に当該制御情報を元の設定に戻すことを特徴とする情
報遠隔設定通信システムによって解決される。
【0011】本発明に係る情報遠隔設定通信システムに
よれば、予め制御情報を遠隔設定する場合に、情報処理
制御装置と情報処理装置とが通信手段により接続され、
この情報処理制御装置に対して情報処理装置によって制
御情報が遠隔設定され、情報処理制御装置では予め設定
された制御情報に基づいて任意の情報処理制御がなされ
る。これを前提にして、情報処理制御装置では情報処理
装置による新たな制御情報の設定が監視されると共に、
当該情報処理装置による接続が監視され、この情報処理
装置による接続が確認されない場合であって、新たな制
御情報が設定された時点から一定時間経過後に当該制御
情報を元の設定に戻すようになされる。
【0012】従って、新たな制御情報が正しく設定さ
れ、その設定後一定時間経過前に情報処理装置から何ら
かの接続確認通知が有る場合は元の制御情報に設定が戻
ることなく、新たに設定された制御情報に基づいて情報
処理制御を実行することができる。
【0013】また、新たな制御情報が誤って設定され、
その設定後、情報処理装置から何らの接続確認通知が無
い場合は当該制御情報の設定時点から一定時間経過後に
は元の制御情報に自動的に設定が戻るので、情報処理制
御装置では元の制御情報に基づいて情報処理制御を実行
することができる。これにより、当該情報処理装置から
遠くに離れた情報処理制御装置を無人化することができ
る。
【0014】本発明に係る情報処理方法は予め制御情報
を遠隔設定して情報を処理する方法であって、制御情報
に基づいて任意の情報処理制御をする情報処理制御系
と、情報処理制御系に対して制御情報を遠隔設定する情
報処理系とを通信手段を通じて接続し、情報処理制御系
では情報処理系による新たな制御情報の設定を監視する
と共に、当該情報処理装置による接続を監視し、この情
報処理装置による接続が確認されない場合であって、新
たな制御情報が設定された時点から一定時間経過後に当
該制御情報を元の設定に戻すことを特徴とするものであ
る。
【0015】本発明に係る情報処理方法によれば、予め
制御情報を遠隔設定して情報を処理する場合に、新たな
制御情報が正しく設定され、その設定後一定時間経過前
に情報処理系から何らかの接続確認通知が有る場合は元
の制御情報に設定が戻ることなく、新たに設定された制
御情報に基づいて情報処理制御を実行することができ
る。
【0016】また、新たな制御情報が誤って設定され、
その設定後、情報処理系から何らの接続確認通知が無い
場合は当該制御情報の設定時点から一定時間経過後には
元の制御情報に自動的に設定を戻すことができるので、
情報処理制御系では元の制御情報に基づいて情報処理制
御を実行することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る情報遠隔
設定通信システム及び情報処理方法の一実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明をする。
【0018】(1)実施形態 図1は本発明に係る実施形態としての情報遠隔設定通信
システム100の構成例を示すブロック図である。この
実施形態では予め設定された制御情報に基づいて任意の
情報処理制御をする情報処理制御装置を備え、この情報
処理制御装置と情報処理装置とを通信手段により接続
し、情報処理装置による新たな制御情報の設定を監視す
ると共に、当該情報処理装置による接続を監視し、この
情報処理装置による接続が確認されない場合であって、
新たな制御情報が設定された時点から一定時間経過後に
は当該制御情報を元の設定に戻すようにして、新たな制
御情報が誤って設定された場合等において、新たな制御
情報を再設定できるようにすると共に、当該情報処理装
置から遠くに離れて配置される情報処理制御装置を無人
化できるようにしたものである。
【0019】図1に示す情報遠隔設定通信システム10
0は予め制御情報D1を遠隔設定して通信するシステム
である。当該システム100はネットワーク会議システ
ムや、ネットワーク教育システム、ネットワークゲーム
システム等に適用して好適なものである。当該システム
100は特定の領域又は会議室等の特定の場所に情報処
理制御装置3を配置すると共に、その特定の領域又は特
定の場所内に一以上の情報処理装置1を準備し、この情
報処理制御装置3と各々の情報処理装置1とが通信手段
4により接続される。このシステム100で情報処理制
御装置3は情報処理制御系Iを構成し、各々の情報処理
装置1は情報処理系IIを構成する。
【0020】このシステム100で通信手段4には情報
処理制御装置3と複数の情報処理装置1とを接続可能な
有線方式又は無線方式が適用される。例えば、情報処理
制御装置3に無線通信機能を設け、情報処理装置1の各
々に無線通信機能を設けることにより通信手段4を構成
する場合と、アクセスポイントとしての無線装置を設け
ることにより通信手段4を構成する場合と、通常の通信
ケーブルを用いて通信手段4を構成する場合を想定して
いる。
【0021】無線通信機能には無線LANカードが使用
される。無線LANカードを使用した場合には、特定の
領域又は特定の場所内において、Peer to Pe
erモードにより情報処理制御装置3と各々の情報処理
装置1とを結ぶことができる。アクセスポイントが不要
となる。
【0022】情報処理装置1では情報処理制御装置3に
対して制御情報D1を遠隔設定するようになされる。こ
の制御情報D1は例えば、通信チャネル設定情報であ
る。通信チャネル設定情報とは、予め情報処理制御装置
3と情報処理装置1との間に複数の通信チャネルが準備
される場合であって、当該情報処理制御装置3と情報処
理装置1との間でこの通信チャネルを設定する際の情報
をいう。この情報には無線アクセスポイントIDや無線
暗号キーが使用される。
【0023】情報処理制御装置3では予め設定された制
御情報D1に基づいて任意の情報処理制御をするように
なされる。これらの情報処理装置1から操作指示に基づ
いて情報処理制御装置3を遠隔制御する。例えば、情報
処理制御装置3は情報処理装置1から転送される情報を
処理して表示情報を含む電子情報内容を提供するように
なされる。
【0024】この情報処理制御装置3は情報処理装置1
による新たな制御情報D1の設定を監視すると共に、当
該情報処理装置による接続を監視し、この情報処理装置
による接続が確認されない場合であって、新たな制御情
報D1が設定された時点から一定時間経過後に当該制御
情報D1を元の設定に戻すようになされる。新たな制御
情報D1が誤って設定された場合に、以後の情報処理制
御ができなくなることを回避するためである。
【0025】このシステム100で情報処理制御装置3
には制御装置32が備えられ、情報処理装置1から接続
確認通知を受信すると共に接続確認情報を管理するよう
になされる。接続確認通知とは情報処理装置1と当該情
報処理制御装置3との接続が確認された旨を示す情報を
いう。
【0026】このシステム100では情報処理装置1か
ら情報処理制御装置3へ接続確認通知が送信される。制
御装置32では新たな制御情報D1の設定があった場合
は接続確認情報を「0」にし、接続確認通知を受信した
場合は、接続確認情報を「0」から「1」に書き換える
ようになされる。新たな制御情報D1に基づく通信チャ
ネルを使用して情報処理制御を実行するためである。
【0027】このシステム100で情報処理装置1には
表示手段11が備えられ、新たな制御情報D1が設定さ
れたとき、この表示手段11には接続確認通知を情報処
理制御装置3への送信を促す表示がなされる。表示手段
11には一定時間内に当該情報処理装置1と情報処理制
御装置3との接続が確認されなかった場合は制御情報D
1を元の設定に戻す旨が表示される。
【0028】続いて、本発明に係る情報処理方法につい
て当該情報遠隔設定通信システム100における処理例
について説明をする。図2は情報遠隔設定通信システム
100における処理例を示すフローチャートである。
【0029】この実施形態では特定の領域又は会議室等
の特定の場所に情報処理制御装置3を配置すると共に、
その特定の領域又は特定の場所内に一以上の情報処理装
置1を準備し、予め制御情報D1を遠隔設定して任意の
情報を処理する場合を前提とする。情報処理制御装置3
は情報処理制御系Iを構成し、各々の情報処理装置1は
情報処理系IIを構成する。もちろん、情報処理制御装置
3の電源はオンされている。
【0030】これを処理条件にして、図2に示すフロー
チャートのステップA1で制御情報D1に基づいて任意
の情報処理制御をする情報処理情報処理制御系Iと、情
報処理情報処理制御系Iに対して制御情報D1を遠隔設
定する情報情報処理系IIとを通信手段4を通じて接続す
る。このとき、情報処理制御装置3に無線通信機能を設
け、情報処理装置1の各々に無線通信機能を設けて通信
手段4を構成する場合と、アクセスポイントとしての無
線装置を設けて通信手段4を構成する場合と、通常の通
信ケーブルを用いて通信手段4を構成する場合のいずれ
かを選択するようになされる。
【0031】その後、ステップA2で情報処理情報処理
制御系Iでは情報情報処理系IIによる新たな制御情報D
1の設定が監視される。制御情報D1が設定された場合
はステップA3に移行する。制御情報D1が設定されな
い場合は、ステップA2で当該制御情報D1が設定され
るまで監視を継続する。
【0032】制御情報D1が設定された場合はステップ
A3で新たな制御情報D1が設定された時点から一定時
間経過したかがチェックされる。この際に、制御装置3
2ではステップA4に移行して、予め定められたサンプ
リング時間毎に情報処理装置1からの接続確認通知を検
出するようになされる。
【0033】ステップA4で接続確認通知を検出した場
合はステップA6に移行する。ステップA4で接続確認
通知を検出されない場合はステップA3に戻る。ステッ
プA3で一定時間が経過した場合は、ステップA5に移
行して当該制御情報D1を元の設定に戻すようになされ
る。
【0034】ステップA6ではステップA4又はA5の
前提条件に応じた情報処理制御が実行される。ステップ
A4で接続確認通知を検出した場合はステップA6で新
たな制御情報D1に基づく情報処理制御が実行される。
例えば、情報処理制御装置3では新たに設定された通信
チャネルを使用して情報処理装置1から転送される情報
を処理し、表示情報を含む電子情報内容を提供するよう
になされる。
【0035】ステップA5で当該制御情報D1を元の設
定に戻した場合は、この旧制御情報D1に基づく情報処
理制御が実行される。例えば、制御装置32では新たな
制御情報D1の設定を待ち受けるような状態になされ
る。再設定される場合に対処するためである。
【0036】その後、ステップA7に移行して情報制御
処理を終了するか否かが制御装置32によってチェック
される。このとき、制御装置32では電源オフ情報を検
出して情報制御処理を終了する。電源オフ情報が検出さ
れない場合はステップA2に戻って情報制御処理を継続
するようになされる。
【0037】このように、本発明に係る実施形態として
の情報遠隔設定通信システム100によれば、予め制御
情報D1を遠隔設定する場合に、情報処理制御装置3で
は情報処理装置1による新たな制御情報D1の設定が監
視され、新たな制御情報D1が設定された時点から一定
時間経過後に当該制御情報D1を元の設定に戻すように
なされる。
【0038】従って、新たな制御情報D1が正しく設定
され、その設定後一定時間経過前に情報処理装置1から
何らかの接続確認通知が有る場合は元の制御情報D1に
設定が戻ることなく、新たに設定された制御情報D1に
基づいて情報処理制御を実行することができる。
【0039】また、新たな制御情報D1が誤って設定さ
れ、その設定後、情報処理装置1から何らの接続確認通
知が無い場合は当該制御情報D1の設定時点から一定時
間経過後には元の制御情報D1に自動的に設定が戻るの
で、情報処理制御装置3では旧制御情報D1に基づいて
情報処理制御を実行することができる。これにより、当
該情報処理装置1から遠くに離れた情報処理制御装置3
を無人化することができる。
【0040】(2)実施例 図3は本発明に係る実施例としてのワイヤレス電子会議
システム101の構成例を示す概念図である。この実施
例では情報遠隔設定通信システムの一例となるワイヤレ
ス電子会議システム101を構築したものである。この
システム101で情報処理装置には持ち運び便利な無線
LAN機能付きのノートパソコンPCi(i=1〜n)
が使用される。
【0041】図3に示すワイヤレス電子会議システム
(e−conference)101は予め制御情報の
一例となる通信チャネル設定情報(以下で単に無線情報
ともいう)D1を遠隔設定して通信するシステムであ
る。当該システム101は会議室等にプレゼンテーショ
ン(サーバ)装置10を配置すると共に、その会議室内
に一以上のノートパソコンPCi(i=1〜n)を準備
し、このプレゼンテーション装置10と各々のノートパ
ソコンPCiとを通信手段の一例となる無線LANカー
ド4A,4Bにより接続(Peer to Peerモ
ード)し、これらのノートパソコンPCiからマウス操
作指示に基づいてプレゼンテーション装置10を遠隔制
御するようになされる。アクセスポイントが不要とな
る。
【0042】このプレゼンテーション装置10はデータ
プロジェクタ(以下で単にプロジェクタという)2及び
情報処理制御装置の一例となるコミュニケータ3から構
成される。このシステム101でプロジェクタ2及びコ
ミュニケータ3は情報処理制御系Iを構成し、各々のノ
ートパソコンPCiは情報処理系IIを構成する。
【0043】また、コミュニケータ3では予め設定され
た無線情報D1に基づいて任意の情報処理制御をするよ
うになされる。例えば、コミュニケータ3ではノートパ
ソコンPCiから遠隔操作指示に基づいてプロジェクタ
2を含む情報処理制御をする。コミュニケータ3はパソ
コン機能を有しており、ノートパソコンPCiから転送
される情報を処理して表示情報を含む電子情報内容を提
供するようになされる。
【0044】このコミュニケータ3はノートパソコンP
Ciによる新たな無線情報D1の設定を監視すると共
に、当該ノートパソコンPCiによる接続を監視し、こ
のノートパソコンPCiによる接続が確認されない場合
であって、新たな無線情報D1が設定された時点から一
定時間経過後に当該無線情報D1を元の設定に戻すよう
になされる。新たな無線情報D1が誤って設定された場
合に、以後の情報処理制御ができなくなることを回避す
るためである。
【0045】プロジェクタ2ではノートパソコンPCi
から得られる情報に基づいて映像が表示される。プロジ
ェクタ2はRGB信号に基づいて白壁等にカラーの映像
を投影するようになされる。プレゼンテーション装置1
0はプロジェクタ2とコミュニケータ3とに分割されて
構成される場合に限定されることはない。コミュニケー
タ3のパソコン機能をプロジェクタ2に組み入れたネッ
トワーク対応型の表示装置として構成するようにしても
よい。
【0046】このシステム101ではノートパソコンP
Ciには、無線LANカード(PCWA−C100)が
取り付けられる。また、無線設定操作を制御するプログ
ラムとして、情報処理用のソフトウエア(登録商標:ワ
イヤレスパレット:遠隔操作ソフトウエア)が当該ノー
トパソコンPCiにインストールされる。
【0047】ノートパソコンPCiではコミュニケータ
3に対して無線情報D1を遠隔設定するようになされ
る。この無線情報D1はコミュニケータ3とノートパソ
コンPCiとを接続する通信チャネル設定情報である。
このシステム101で通信チャネル設定情報とは、予め
コミュニケータ3とノートパソコンPCiとの間に複数
の通信チャネルが準備される場合であって、当該コミュ
ニケータ3とノートパソコンPCiとの間で通信チャネ
ルのいずれかを設定する際の情報をいう。この無線情報
D1には無線アクセスポイントIDや無線暗号キーが使
用される。
【0048】また、ノートパソコンPCiではグラフィ
ックユーザインタフェース(以下でGUI機能という)
及びマウス操作機能を利用して任意の情報を処理するよ
うになされる。ノートパソコンPCiにはマウス8が接
続されている。例えば、マイクロソフト・パワーポイン
ト、エクセル、ワードで作成したファイルや、PDF、
JPEG、GIF形式のファイルをノートパソコンPC
i上の操作画面でドラッグ&ドロップするだけでプレゼ
ンテーション装置10において映像を表示するようにな
される。
【0049】更に、デスクトップやアクティブなウイン
ドウをキャプチャしてプロジェクタ2で表示したり、会
議参加者間でチャット(メッセージの交換)を行った
り、ファイルを転送するようになされる。この他に当該
ノートパソコンPCiを使用してテレビ(TV)会議シ
ステムに対し電源の入/切り、ネットワーク構成用の電
子機器の接続切断、入力信号の切り替え等の遠隔操作を
するようになされる。簡単かつ円滑にプレゼンテーショ
ンを行うためである。
【0050】このシステム101でノートパソコンPC
iの各々にはIPアドレスが割り振られ、コミュニケー
タ3はIPアドレスに基づいて各々のノートパソコンP
Ci等を管理制御するようになされる。IPアドレスと
して「IP Addressi(i=1〜n)」が割り
振られる。同一ネットワークに接続されたネットワーク
構成用の電子機器と共に会議参加者のノートパソコンP
Ciを認識するためである。
【0051】このシステム101でノートパソコンPC
iには表示手段の一例となる液晶ディスプレイ11が備
えられ、新たな無線情報D1が設定されたとき、この液
晶ディスプレイ11には接続確認通知をコミュニケータ
3への送信を促す表示がなされる。液晶ディスプレイ1
1には一定時間内に当該ノートパソコンPCiとコミュ
ニケータ3との接続が確認されなかった場合は無線情報
D1を元の設定に戻す旨が表示される。
【0052】このシステム101でノートパソコンPC
iの各々には無線暗号キーによって解除可能なセキュリ
ティ情報が設定され、他の会議室のノートパソコンPC
iで当該会議室内のコミュニケータ3にアクセスしよう
としても、セキュリティ情報が解除されない限り、当該
コミュニケータ3を操作できないので、その会議等に無
関係な者はアクセスできないようになされる。このセキ
ュリティシステムによりワイヤレス電子会議システム1
01を保護することができる。
【0053】図4はノートパソコンPCiにおける起動
時のGUI操作画面(起動時画面)P0の表示例を示す
イメージ図である。図4に示す起動時画面P0は起動時
にノートパソコンPC1に表示されるものであり、クラ
イアントGUIプログラムに基づく表示例である。この
例で無線アクセスポイントID及び無線暗号キーはこの
起動時画面P0上で入力するようになされる。
【0054】この起動時画面P0では2分割表示方式が
採られる。画面P0の左側にはGUI操作画面(コント
ロール画面)P1が表示され、画面右側にはアテンディ
画面P2が表示される。この例で、GUI操作画面P1
にはスクリーン・スナップモードによる選択画面が表示
される。
【0055】GUI操作画面P1において、中央にはデ
バイスアイコン用のエリア21が設けられ、プロジェク
タ等のアイコンが表示される。このエリア21の上部に
はスクリーンスナップモード時の「start」や、
「stop」ボタンK0が表示される。その右隣にはア
テンディボタンK1が表示され、その上方にはヘルプボ
タンK2が表示され、このGUI操作画面P1の外枠上
部には「閉じる」ボタンK3が表示されている。エリア
21の下方には「ファイル・エクスプローラ/ヒスト
リ」用のタブK4が表示され、このタブK4内にはファ
イルリストエリア22を表示するようになされる。な
お、GUI操作画面P1の左側上部には企業イメージの
ロゴマークを表示できるようになされている。
【0056】アテンディ画面P2において、中央にはア
テンディユーザリスト用のエリア23が設けられ、会議
参加者や、そのノートパソコンPCiのIPアドレス等
がアイコンと共に表示される。このエリア23の上部に
はユーザズ情報エリア24が設けられ、ローカル側で特
定のノートパソコンPCiのIPアドレス等を表示する
ようになされる。アテンディ画面P2の右側上部には
「チャット」ボタンK5が表示される。また、アテンデ
ィ画面P2の下方にはローカルボタンK6、リモートボ
タンK7及びクリアボタンK8等を表示するようになさ
れる。
【0057】続いて、コミュニケータ3の内部構成例に
ついて説明をする。図5はコミュニケータ3の内部構成
例を示すブロック図である。この例では無線LAN機能
を持ったコミュニケータ3を用意する。例えば、コミュ
ニケータ本体に無線LANカード(PCWA−C10
0)が取り付けられる。コミュニケータ3には接続確認
情報の一例となる接続確認フラグFGが準備され、無線
設定変更が発生した場合、この接続確認フラグFGを
「0」にリセットする場合を例に挙げる。
【0058】図5に示すコミュニケータ3は情報処理制
御装置の一例であり、パソコン機能を有しており、ノー
トパソコンPCiのマウス操作によって情報処理制御を
するものである。コミュニケータ3はデータバス36を
有しており、このデータバス36にはディスプレイアダ
プタ31、CPU32、ワーク用のRAM33、データ
格納装置34、ネットアダプタ35等が接続される。
【0059】CPU32は制御装置の一例であり、ノー
トパソコンPCiから接続確認通知を受信すると共に接
続確認情報の一例となる接続確認フラグFGを管理する
ようになされる。ここで接続確認通知とはノートパソコ
ンPCiと当該コミュニケータ3との接続が確認された
旨を示す情報をいう。接続確認通知はノートパソコンP
Ciからコミュニケータ3へ送信される。
【0060】CPU32では新たな無線情報D1の設定
があった場合は接続確認フラグFGを「0」にし、接続
確認通知を受信した場合は、接続確認フラグFGを
「0」から「1」に書き換えるようになされる。新たな
無線情報D1に基づく通信チャネルを使用して情報処理
制御を実行するためである(遠隔操作ソフトウエア)。
【0061】この例でCPU32では予め設定(規定)
された監視時間(規定時間)Taだけ接続確認通知が送
信されてくるのを待つようになされる。監視時間Taと
は接続確認通知の受信に関してCPU32がクライアン
トのノートパソコンPCiを監視する時間をいう。クラ
イアントのノートパソコンPCiが新たな無線設定に変
更してから、コミュニケータ3と接続するまでにある程
度の接続時間を要するからである。例えば、監視時間T
aとして予め1分(60秒)を設定する。監視サンプリ
ング周期は例えば10秒である。
【0062】また、ディスプレイアダプタ31はプレゼ
ンテーション用の資料を処理して、RGB信号を作成す
る機能を有している。このプレゼンテーション用の資料
に基づくRGB信号はプロジェクタ2に出力される。ワ
ーク用のRAM33はプライベートIPアドレスやプレ
ゼンテーション用の資料に係る転送情報を一時記憶する
ようになされる。
【0063】データ格納装置34は図示しないハードデ
ィスク(HDD)、ROM及びRAMから構成されてい
る。ハードディスクにはプレゼンテーション用の資料を
格納するようになされる。ROMにはワイヤレス電子会
議システムを支援するための制御プログラム(以下シス
テム支援制御プログラムという)が記述されている。シ
ステム支援制御プログラムはCPU32を動作させるた
めの基本ソフトウェアやプレゼンテーションデータを処
理するプログラムから構成されている。
【0064】コミュニケータ3と当該ノートパソコンP
Ciとの間の通信チャネルを設定するプログラムとして
は情報処理制御用のソフトウエア(登録商標:ワイヤレ
スパレット:遠隔操作ソフトウエア)がインストールさ
れている。このソフトウエアによれば、無線アクセスポ
イントID、無線暗号キー、Peer to Peer
の有無、Peer to Peerモード有りの場合に
は通信チャネルを設定可能になされている。
【0065】なお、ネットアダプタ35ではノートパソ
コンPCiからプレゼンテーションデータや各種コマン
ドの送受信を行うようになされる。CPU32はシステ
ム支援制御プログラムに基づいてディスプレイアダプタ
31、ワーク用のRAM33、データ格納装置34、ネ
ットアダプタ35等の入出力を制御するようになされ
る。各種プログラムを処理するためである。
【0066】続いて、本発明に係る情報処理方法につい
て当該ワイヤレス電子会議システム101における処理
例について説明をする。この実施例では会議室にプレゼ
ンテーション装置10としてプロジェクタ2及びコミュ
ニケータ3を配置すると共に、その会議室内に一以上の
ノートパソコンPCiを準備し、予め無線情報D1を遠
隔設定して任意の情報を処理する場合を前提とする。プ
ロジェクタ2及びコミュニケータ3は情報処理制御系I
を構成し、各々のノートパソコンPCiは情報処理系II
を構成する。
【0067】情報処理制御系Iと、情報処理系IIとは通
信手段4を通じて接続される。これらのノートパソコン
PCiの各々には無線LANカード4Aが取り付けら
れ、コミュニケータ3にも無線LANカード4Bが取り
付けられて通信手段4が構成される場合を例に挙げる。
【0068】また、コミュニケータ3とクライアントの
ノートパソコンPCiの無線LAN間では直接データを
やり取りするので、コミュニケータ3のPeer to
Peerモードを「有り」に設定して、予め通信チャ
ネルを選んで通信を実行するようになされる。この例で
は、 コミュニケータ3に設定された無線情報(無線アク
セスポイントID及び無線暗号キー)D1と同じ無線情
報D1を設定して通信処理する場合(以下で非変更設定
という)と、 コミュニケータ3に設定された無線情報D1と異な
る無線情報(無線アクセスポイントID及び無線暗号キ
ー)D1を設定して通信をする場合とについて、ノート
パソコンPCi及びコミュニケータ3の処理に分けて説
明をする。このように、無線情報D1を変更する態様
は、コミュニケータ3と複数のクライアントのノートパ
ソコンPCiの同一グループ間でデータをやり取りする
場合、新たに無線アクセスポイントID、無線暗号キー
を設定しないと、他のグループのクライアントによるノ
ートパソコンPCiでデータを傍受されてしまうおそれ
があることによる。
【0069】[ノートパソコンPCiにおける処理例]
図6はノートパソコンPCiにおける処理例を示すフロ
ーチャートである。 (非変更設定の場合)この例でコミュニケータ3には
予め無線アクセスポイントIDとしてGroup−AB
が設定され、無線暗号キーとして「12345」が設定
されている。クライアントのノートパソコンPCi(以
下でクライアントA又はBという)では無線アクセスポ
イントIDとしてGroup−ABを入力し、無線暗号
キーとして「12345」を入力して、当該ワイヤレス
電子会議システム101に参加する場合を想定する。つ
まり、クライアントA及びBは無線アクセスポイントI
DとしてGroup−ABを設定し、無線暗号キーとし
て「12345」を設定するようになされる。もちろ
ん、コミュニケータ3及びノートパソコンPCiの電源
はオンされている。
【0070】これらを処理条件にして、図6に示すフロ
ーチャートのステップB1でクライアントAからコミュ
ニケータ3へ遠隔操作プログラムの起動指示が送信され
る。その後、クライアントAではステップB2で無線ア
クセスポイントIDとしてGroup−ABを入力し、
無線暗号キーとして「12345」を入力する。そし
て、ステップB3でクライアントAとコミュニケータ3
との間において接続確認処理が行われる。この接続確認
処理では予め割り振られたIPアドレス等を送信し照合
処理等がなされる。このとき、Peer to Pee
rはクライアントのため「無し」に設定される。
【0071】その後、ステップB4に移行してクライア
ントAとコミュニケータ3との間の接続が成功したか失
敗したかがチェックされる。この際のチェックに関して
は、クライアントAからコミュニケータ3へIPアドレ
スが送信され、IPアドレスの照合結果が返信される。
このIPアドレスの送受信ができれば、接続が成功した
と判断される。接続が失敗していれば、このような照合
結果が返信されないので区別できる。
【0072】従って、クライアントAとコミュニケータ
3との間の接続が成功した場合はステップB5に移行し
てクライアントAからコミュニケータ3へ接続確認通知
が送信され、ステップB6に移行してワイヤレス電子会
議環境下において、情報処理を実行するようになされ
る。これにより、コミュニケータ3とクライアントAと
の間が無線LANのネットワークにより接続され、デー
タの送受信などができる。
【0073】そして、ステップB7に移行して情報処理
の終了判断をする。情報処理を終了する場合は電源オフ
情報等を検出して遠隔操作を終了する。情報処理を終了
しない場合はステップB6に戻って上述の処理を継続す
るようになされる。
【0074】また、ステップB4でコミュニケータ3と
の接続に失敗した場合はステップB8に移行してエラー
処理を実行する。このとき、クライアントAの液晶ディ
スプレイ11にはコミュニケータ3との接続に失敗した
旨の表示がなされる。そして、ステップB9に移行して
リトライするかチェックされる。リトライする場合はス
テップB2に戻って上述した処理を繰り返すようになさ
れる。
【0075】従って、クライアントBは無線アクセスポ
イントIDとしてGroup−ABを入力し、無線暗号
キーとして「12345」を入力することにより、当該
ワイヤレス電子会議システム101に参加できるように
なる。
【0076】(変更設定の場合)この例でコミュニケ
ータ3には予め無線アクセスポイントIDとしてGro
up−ABが設定され、無線暗号キーとして「1234
5」が設定されている(旧設定値)。上述のクライアン
トAでは通信チャネルを変更するために、無線アクセス
ポイントIDとしてGroup−ACが入力され、無線
暗号キーとして「67890」を入力して当該ワイヤレ
ス電子会議システム101の無線情報D1を変更する場
合を想定する(新設定値)。この例ではクライアントB
の参加を拒否し、新たなクライアントCの参加を許可す
る場合を想定する。つまり、クライアントA及びCは無
線アクセスポイントIDとしてGroup−ACを設定
し、無線暗号キーとして「67890」を設定するよう
になされる。
【0077】これらを処理条件にして、図6に示すフロ
ーチャートのステップB1でクライアントAからコミュ
ニケータ3へ遠隔操作プログラムの起動指示が送信され
る。その後、クライアントAではステップB2で無線ア
クセスポイントIDとしてGroup−ACを入力し、
無線暗号キーとして「67890」を入力する。そし
て、ステップB3でクライアントAとコミュニケータ3
との間において接続確認処理が行われる。この接続確認
処理では予め割り振られたIPアドレス等を送信し照合
処理等がなされる。
【0078】その後、ステップB4に移行してクライア
ントAとコミュニケータ3との間の接続が成功したか失
敗したかがチェックされる。この際にチェックに関して
は、非変更設定と同様にしてIPアドレスの送受信が
できれば、接続が成功したと判断される。接続が失敗し
ていれば、このような照合結果が返信されないので区別
される。
【0079】従って、クライアントAとコミュニケータ
3との間の接続が成功した場合はステップB5に移行し
てクライアントAからコミュニケータ3へ接続確認通知
が送信され、ステップB6に移行して新たな通信チャネ
ルのワイヤレス電子会議環境下において、情報処理を実
行するようになされる。そして、ステップB7に移行し
て情報処理の終了判断をする。情報処理を終了する場合
は電源オフ情報等を検出して遠隔操作を終了する。情報
処理を終了しない場合はステップB6に戻って上述の処
理を継続するようになされる。
【0080】この例では、クライアントAからコミュニ
ケータ3の無線設定を誤って入力した場合、無線が永久
に繋がらなくなることを回避するために、以下の処理が
なされる。例えばクライアントAからコミュニケータ3
へ無線アクセスポイントIDについてGroup−A
C、無線暗号キーとして「67890」と変更したつも
りが、実際は入力を間違えて無線暗号キー=「6789
9」と入力した場合、使用者本人は入力した無線暗号キ
ーがわからないため、クライアントAからコミュニケー
タ3を接続することができなくなる。そこで、コミュニ
ケータ3では無線設定が変更された時、新しい無線設定
で通信を試み、監視時間TaでノートパソコンPCiが
接続されない場合、元の設定に戻すようになされる。
【0081】すなわち、番号入力ミス等によりステップ
B4でコミュニケータ3との接続に失敗した場合はステ
ップB8に移行してエラー処理を実行する。このとき、
当該クライアントAの液晶ディスプレイ11にはコミュ
ニケータ3との接続に失敗した旨の表示がなされる。更
に、この画面には「1分以内に新しい無線設定で接続し
てください。コミュニケータ3に接続ができない場合
は、無線設定を元に戻します。」旨の表示がなされる。
【0082】そして、ステップB9に移行してリトライ
するかチェックされる。リトライする場合はステップB
2に戻って上述した通信チャネルを変更するための無線
アクセスポイントIDとしてGroup−ACが再入力
され、無線暗号キーとして「67890」を再入力する
ようになされ、その後は上述した処理を繰り返すように
なされる。
【0083】従って、プレゼンテーション装置10の設
置場所に行き正しい設定に直す必要が無くなる。このよ
うに、コミュニケータ3の無線アクセスポイントIDは
Group−ABからGroup−ACへ変更設定さ
れ、無線暗号キーが「12345」から「67890」
に変更設定されるので、クライアントA及びCの参加は
可能になるが、クライアントBの参加を拒否できるよう
になる。クライアントBはコミュニケータ3、クライア
ントA及びCにおけるデータを傍受できなくなる。
【0084】なお、1分以内に新たな無線情報D1を設
定しない場合は、無線アクセスポイントIDが元のGr
oup−ABに戻されると共に、無線暗号キーが元の
「12345」に戻される。従って、クライアントA及
びBの参加は可能になるが、クライアントCの参加を拒
否できるようになる。
【0085】[コミュニケータ3における処理例]図7
及び図8はコミュニケータ3における処理例を示すフロ
ーチャートである。この実施例でコミュニケータ3では
予め設定された無線情報D1に基づいて通信処理を実行
する場合を前提とする。コミュニケータ3では無線情報
D1の設定が変更されてから1分間、当該コミュニケー
タ3に接続されるクライアントのノートパソコンPCi
の有無が確認され、いずれのノートパソコンPCiも接
続されない場合は無線情報D1を元の設定に戻す場合を
前提とする。
【0086】この例でコミュニケータ3には予め無線ア
クセスポイントIDとしてGroup−ABが設定さ
れ、無線暗号キーとして「12345」が設定されるも
のとする。また、コミュニケータ3の無線情報D1を変
更するノートパソコンPCiをクライアントAとする。
新たな無線アクセスポイントIDはGroup−ACと
し、その無線暗号キーは「67890」とする。
【0087】(変更設定の場合)これらを処理条件に
して、まず、初期設定として図7に示すフローチャート
のステップC1でコミュニケータ3に無線アクセスポイ
ントID及び無線暗号キーを読み込む。この例では無線
アクセスポイントIDがGroup−ABであり、無線
暗号キーが「12345」である。使用者はコミュニケ
ータ3の入力装置を使用して無線アクセスポイントID
及び無線暗号キーを入力する。
【0088】そして、ステップC2に移行してコミュニ
ケータ3では無線接続を開始し、ネットアダプタ35で
はクライアントAからの遠隔操作プログラムの起動待ち
状態となされる。
【0089】その後、ステップC3ではクライアントA
からプログラム起動指示が有ったかがチェックされる。
プログラム起動指示が無い場合はステップC18に移行
する。プログラム起動指示が有った場合はステップC4
に移行してCPU32は遠隔操作プログラムを起動す
る。コミュニケータ3(情報処理制御系I)ではノート
パソコンPCi(情報処理系II)による新たな無線情報
D1の設定が監視される。この監視は無線情報D1が設
定されるまで継続される。
【0090】無線情報D1が設定された場合は、ステッ
プC5でCPU32では新たな無線アクセスポイントI
D及び無線暗号キーが受信され、及び、旧設定値が保存
される。このとき、クライアントAから当該CPU32
に対して新たな無線アクセスポイントIDとしてGro
up−AC及び無線暗号キーとして「67890」が設
定され、これらの無線情報D1はワーク用のRAM33
に一時格納される。旧設定値である無線アクセスポイン
トID=Group−AB及び無線暗号キー=「123
45」はRAM33に一時格納される。
【0091】そして、ステップC6で新しい設定値、つ
まり、無線アクセスポイントID=Group−AC及
び無線暗号キー=「67890」に基づいて無線接続を
開始する。その後、ステップC7で監視時間値Taを0
秒にセットすると共に、接続確認フラグFGを「0」に
セットする。
【0092】その後、ステップC8に移行してクライア
ントAから接続確認通知が有ったかがCPU32によっ
てチェックされる。この接続確認通知が有った場合はス
テップC9に移行してCPU32では接続確認フラグF
G=0をFG=1に書き換える。接続確認通知が無い場
合はステップC10に移行して接続確認フラグFG=1
か否かがチェックされる。接続確認通知が検出され、接
続確認フラグFGが「1」の場合は、ステップC16に
移行して遠隔操作プログラムを終了する。
【0093】ステップC10で接続確認フラグFGが
「1」では無い場合、つまり、FG=0のままの場合
は、新たな無線情報D1が設定された時点から一定時間
経過したかがチェックするために、ステップC11に移
行してまず10秒間だけ待つ。このとき、CPU32で
は予め定められたサンプリング時間毎にノートパソコン
PCiからの接続確認通知を検出するようになされる。
そして、ステップC12に移行して監視時間Taを10
秒間増やす。その後、ステップC13に移行して監視時
間Taが60秒を越えたか否かがチェックされる。この
監視時間Taが60秒を越えていない場合であって、接
続確認通知を検出されていない場合はステップC8に戻
って上述の処理を継続する。
【0094】従って、接続確認通知を検出されることな
く、ステップC13で監視時間Taが60秒を越えた場
合はステップC14に移行して無線アクセスポイントI
D及び無線暗号キーを旧設定値に戻す。旧設定値は無線
アクセスポイントIDがGroup−ABであり、無線
暗号キーが「12345」である。その後、ステップC
15に移行して旧設定値に基づいて無線接続を開始す
る。
【0095】そして、ステップC16に移行して情報処
理制御を実行する。このステップC16ではステップC
10又はC15の前提条件に応じた情報処理制御が実行
される。ステップC10で接続確認通知を検出した場合
はステップC16で新設定値に基づく情報処理制御が実
行される。例えば、コミュニケータ3では新たに設定さ
れた通信チャネルを使用してクライアントA又はCから
転送される情報を処理し、表示情報を含む電子情報内容
を提供するようになされる。
【0096】また、ステップC15で旧設定値に基づい
て無線接続する場合は、例えば、CPU32では新たな
無線情報D1の設定を待ち受けるような状態になされ
る。再設定される場合に対処するためである。その後、
ステップC17に移行して遠隔操作プログラムを終了
し、ステップC3に戻る。
【0097】ステップC3でプログラム起動指示が無い
場合はステップC18に移行する。ステップC18では
情報制御処理を終了するか否かがCPU32によってチ
ェックされる。このとき、CPU32では電源オフ情報
を検出して情報制御処理を終了する。電源オフ情報が検
出されない場合はステップC3に戻ってプログラム起動
指示が有るかをチェックするようになされる。情報制御
処理を継続するためである。
【0098】なお、非変更設定の場合は、上述したス
テップC5でCPU32では新たな無線アクセスポイン
トID及び無線暗号キーが受信されるが、クライアント
Aから当該CPU32に対して新たな無線アクセスポイ
ントIDとしてGroup−AB及び無線暗号キーとし
て「12345」が設定される他は、上述した処理と同
じステップを辿る。つまり、新たに設定された無線情報
D1と、ワーク用のRAM33に一時格納された旧設定
値である無線アクセスポイントID=Group−AB
及び無線暗号キー=「12345」とが同じ値である。
従って、一連の処理内容についてはその説明を省略す
る。
【0099】このように、本発明に係る実施例としての
ワイヤレス電子会議システム101によれば、無線情報
D1を遠隔設定して情報処理制御する場合に、コミュニ
ケータ3ではノートパソコンPCiによる新たな無線情
報D1の設定が監視されると共に、当該ノートパソコン
PCiによる接続が監視され、このノートパソコンPC
iによる接続が確認されない場合であって、新たな無線
情報D1が設定された時点から一定時間経過後に当該無
線情報D1を元の設定に戻すようになされる。
【0100】従って、新たな無線情報D1が正しく設定
され、その設定後一定時間経過前にノートパソコンPC
iから何らかの接続確認通知が有る場合は元の無線情報
D1に設定が戻ることなく、新たに設定された無線情報
D1に基づいて情報処理制御を実行することができる。
【0101】また、新たな無線情報D1が誤って設定さ
れ、その設定後、ノートパソコンPCiから何らの接続
確認通知が無い場合は当該無線情報D1の設定時点から
一定時間経過後には元の無線情報D1に自動的に設定が
戻るので、コミュニケータ3では旧設定値に基づいて情
報処理制御を実行することができる。永遠にコミュニケ
ータ3とノートパソコンPCiとの間で通信不可になる
ことがない。
【0102】これにより、使用者がコミュニケータ3の
配置場所まで行って設定を変えずとも、クライアントの
ノートパソコンPCiからコミュニケータ3の無線設定
を変更することができ、当該ノートパソコンPCiから
遠くに離れたコミュニケータ3を無人化することができ
る。
【0103】この実施例では無線方式の場合にいて説明
したが、これに限られることはなく、有線方式の場合で
あっても、ネットワーク構成用の電子機器間でデータを
送受信する情報遠隔設定通信システムで遠隔地から有線
方式により、例えばIPアドレス等の設定を変更するこ
とができる。
【0104】上述した情報処理装置に関しては、ノート
パソコンPCiに限らず、ネットワーク構成用の電子機
器、例えば、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ
や、TV会議システム、情報編集作成装置等の業務用の
電子機器であってもよい。これらの業務用の電子機器な
どを有線ネットワークによって接続し、IPアドレスに
よって管理及びメンテナンスされる、これら電子機器の
遠隔有線設定プログラムとしても本発明方式による遠隔
操作ソフトウエアを応用することができる。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る情報遠
隔設定通信システムによれば、予め設定された制御情報
に基づいて任意の情報処理制御をする情報処理制御装置
を備え、この情報処理制御装置と情報処理装置とが通信
手段により接続され、この情報処理制御装置は情報処理
装置による新たな制御情報の設定を監視すると共に、当
該情報処理装置による接続を監視し、この情報処理装置
による接続が確認されない場合であって、新たな制御情
報が設定された時点から一定時間経過後に当該制御情報
を元の設定に戻すようになされる。
【0106】この構成によって、新たな制御情報が正し
く設定され、その設定後一定時間経過前に情報処理装置
から何らかの接続確認通知が有る場合は元の制御情報に
設定が戻ることなく、新たに設定された制御情報に基づ
いて情報処理制御を実行することができる。
【0107】また、新たな制御情報が誤って設定され、
その設定後、情報処理装置から何らの接続確認通知が無
い場合は当該制御情報の設定時点から一定時間経過後に
は元の制御情報に自動的に設定が戻るので、情報処理制
御装置では元の制御情報に基づいて情報処理制御を実行
することができる。従って、情報処理装置では新たな制
御情報を再設定することができる。これにより、当該情
報処理装置から遠くに離れた情報処理制御装置を無人化
することができる。
【0108】本発明に係る情報処理方法によれば、予め
制御情報を遠隔設定して情報を処理する場合に、この制
御情報に基づいて任意の情報処理制御をする情報処理制
御系と、この情報処理制御系に対して制御情報を遠隔設
定する情報処理系とを通信手段を通じて接続し、情報処
理制御系では情報処理系による新たな制御情報の設定を
監視すると共に、当該情報処理装置による接続を監視
し、この情報処理装置による接続が確認されない場合で
あって、新たな制御情報が設定された時点から一定時間
経過後に当該制御情報を元の設定に戻すようになされ
る。
【0109】この構成によって、新たな制御情報が正し
く設定され、その設定後一定時間経過前に情報処理系か
ら何らかの接続確認通知が有る場合は元の制御情報に設
定が戻ることなく、新たに設定された制御情報に基づい
て情報処理制御を実行することができる。
【0110】また、新たな制御情報が誤って設定され、
その設定後、情報処理系から何らの接続確認通知が無い
場合は当該制御情報の設定時点から一定時間経過後には
元の制御情報に自動的に設定が戻るので、情報処理制御
系では元の制御情報に基づいて情報処理制御を実行する
ことができる。従って、情報処理系では新たな制御情報
を再設定することができる。この発明はネットワーク会
議システムや、ネットワーク教育システム、ネットワー
クゲームシステム等に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態としての情報遠隔設定通
信システム100の構成例を示すブロック図である。
【図2】情報遠隔設定通信システム100における処理
例を示すフローチャートである。
【図3】本発明に係る実施例としてのワイヤレス電子会
議システム101の構成例を示す概念図である。
【図4】ノートパソコンPCiにおける起動時のGUI
起動時画面P0の表示例を示すイメージ図である。
【図5】コミュニケータ3の内部構成例を示すブロック
図である。
【図6】ノートパソコンPCiにおける処理例を示すフ
ローチャートである。
【図7】コミュニケータ3における処理例(その1)を
示すフローチャートである。
【図8】コミュニケータ3における処理例(その2)を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・情報処理装置、2・・・プロジェクタ、3・・
・コミュニケータ(情報処理制御装置、4・・・通信手
段、8・・・マウス、10・・・プレゼンテーション装
置(サーバ装置)、11・・・液晶ディスプレイ(表示
手段)、32・・・CPU(制御装置)、100・・・
情報遠隔設定通信システム、101・・・ワイヤレス電
子会議システム、I・・・情報処理制御系、II・・・情
報処理系

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め制御情報を遠隔設定して通信するシ
    ステムであって、 前記制御情報に基づいて任意の情報処理制御をする情報
    処理制御装置と、 前記情報処理制御装置に対して前記制御情報を遠隔設定
    する情報処理装置と、 前記情報処理制御装置と情報処理装置とを接続する通信
    手段とを備え、 前記情報処理制御装置は、 前記情報処理装置による新たな制御情報の設定を監視す
    ると共に、当該情報処理装置による接続を監視し、該情
    報処理装置による接続が確認されない場合であって、新
    たな前記制御情報が設定された時点から一定時間経過後
    に当該制御情報を元の設定に戻すことを特徴とする情報
    遠隔設定通信システム。
  2. 【請求項2】 前記情報処理制御装置には、 前記情報処理装置と当該情報処理制御装置との接続確認
    通知を受信すると共に接続確認情報を管理する制御装置
    が備えられ、 前記制御装置は、 新たな前記制御情報の設定があった場合は前記接続確認
    情報を「0」にし、 前記情報処理装置と当該情報処理制御装置との接続が確
    認された場合は、前記接続確認情報を「0」から「1」
    に書き換えることを特徴とする請求項1に記載の情報遠
    隔設定通信システム。
  3. 【請求項3】 前記情報処理制御装置は、 前記情報処理装置から転送される情報を処理して表示情
    報を含む電子情報内容を提供することを特徴とする請求
    項1に記載の情報遠隔設定通信システム。
  4. 【請求項4】 前記制御情報は、 前記情報処理制御装置と前記情報処理装置とを接続する
    ための通信チャネルを設定する情報であることを特徴と
    する請求項1に記載の情報遠隔設定通信システム。
  5. 【請求項5】 前記情報処理装置には表示手段が備えら
    れ、 前記新たな制御情報が設定されたとき、 前記表示手段には、 前記情報処理制御装置と当該情報処理装置との接続が確
    認された旨を示す接続確認通知の送信を促す表示がなさ
    れることを特徴とする請求項1に記載の情報遠隔設定通
    信システム。
  6. 【請求項6】 前記表示手段には、 一定時間内に当該情報処理装置と前記情報処理制御装置
    との接続が確認されなかった場合は前記制御情報を元の
    設定に戻す旨が表示されることを特徴とする請求項5に
    記載の情報遠隔設定通信システム。
  7. 【請求項7】 前記通信手段には、 有線方式又は無線方式が適用されることを特徴とする請
    求項1に記載の情報遠隔設定通信システム。
  8. 【請求項8】 前記通信手段には無線LANカードが使
    用されることを特徴とする請求項1に記載の情報遠隔設
    定通信システム。
  9. 【請求項9】 予め制御情報を遠隔設定して情報を処理
    する方法であって、 前記制御情報に基づいて任意の情報処理制御をする情報
    処理制御系と、前記情報処理制御系に対して前記制御情
    報を遠隔設定する情報処理系とを通信手段を通じて接続
    し、 前記情報処理制御系では、 前記情報処理系による新たな制御情報の設定を監視する
    と共に、当該情報処理装置による接続を監視し、 前記情報処理装置による接続が確認されない場合であっ
    て、新たな前記制御情報が設定された時点から一定時間
    経過後に当該制御情報を元の設定に戻すことを特徴とす
    る情報処理方法。
  10. 【請求項10】 前記情報処理制御系には、 前記情報処理系と当該情報処理制御系との接続確認通知
    を受信すると共に接続確認情報を管理する制御装置が使
    用され、 前記制御装置は、 新たな前記制御情報の設定があった場合は前記接続確認
    情報を「0」にし、 前記情報処理系と当該情報処理制御系との接続が確認さ
    れた場合は、前記接続確認情報を「0」から「1」に書
    き換えることを特徴とする請求項9に記載の情報処理方
    法。
  11. 【請求項11】 前記情報処理制御系は、 前記情報処理系から転送される情報を処理して表示情報
    を含む電子情報内容を提供することを特徴とする請求項
    9に記載の情報処理方法。
  12. 【請求項12】 前記制御情報は、 前記情報処理制御系と前記情報処理系とを接続するため
    の通信チャネルを設定する情報であることを特徴とする
    請求項9に記載の情報処理方法。
  13. 【請求項13】 前記情報処理系には表示手段が使用さ
    れ、 前記新たな制御情報が設定されたとき、 前記表示手段には、 前記情報処理制御装置と当該情報処理装置との接続が確
    認された旨を示す接続確認通知の送信を促す表示がなさ
    れることを特徴とする請求項9に記載の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 前記表示手段には、 一定時間内に当該情報処理系と前記情報処理制御系との
    接続が確認されなかった場合は前記制御情報を元の設定
    に戻す旨が表示されることを特徴とする請求項13に記
    載の情報処理方法。
  15. 【請求項15】 前記通信手段には、 有線方式又は無線方式が適用されることを特徴とする請
    求項9に記載の情報処理方法。
  16. 【請求項16】 前記通信手段には無線LANカードが
    使用されることを特徴とする請求項9に記載の情報処理
    方法。
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