JP2003108473A - 宅内ネットワークシステム - Google Patents

宅内ネットワークシステム

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JP2003108473A
JP2003108473A JP2001302517A JP2001302517A JP2003108473A JP 2003108473 A JP2003108473 A JP 2003108473A JP 2001302517 A JP2001302517 A JP 2001302517A JP 2001302517 A JP2001302517 A JP 2001302517A JP 2003108473 A JP2003108473 A JP 2003108473A
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Shuzo Ishii
秀三 石井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット上の上のWWWサーバからダ
ウンロードされるファイルをそのファイル容量及び携帯
端末のメモリ容量により影響を受けることなく携帯端末
に転送する。 【解決手段】 携帯端末4の宅内サーバファイルリスト
101において映画予告編107へカーソル106を合
わせて選択すると、携帯端末4が映画予告編のリクエス
ト60をサーバ26に送信し、サーバは、ユーザ認証6
1を行った後、携帯端末の端末情報を元に、MPEG2
で圧縮されている映画予告編のファイルを、メディア変
換62によりリアルタイムでMPEG2からMPEG4
への変換をかけ、処理が終了して転送可能になったパケ
ットから、ファイル転送63によりFTPなどのファイ
ル転送プロトコル手段により携帯端末へ転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宅内ネットワーク
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信端末の小型化技術の向上に伴
い、携帯電話が本来の通話サービスに加えて、インター
ネット接続サービスやJava(R)を搭載したアプリ
ケーションプログラムの実行環境が提供されるなど、デ
ータ端末としての色合いが濃くなってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな携帯電話やPDA(以降、これらの総称を携帯端末
とする)の進化が進む一方で、携帯端末内はハンディさ
を損なうことができないことから、バッテリ容量の限界
と端末サイズに制限があるため、記憶媒体に関してはハ
ードディスクドライブなどの磁気媒体を採用しづらく、
低容量の不揮発性半導体メモリに依存しなければならな
いという第一の制約と、ディスプレイに関して大画面化
や高精細化ができないという第二の制約があった。
【0004】第一の制約は、有線、無線共に加速度的に
高速化するインターネット接続環境と、それに伴って大
容量化し、爆発的に増加しつつあるコンテンツに対し、
半導体メモリに頼り記憶容量が低い携帯端末では、動画
など容量の大きなファイルを携帯端末内に記憶・保存で
きず、リアルタイムで閲覧するしかないという問題を発
生させていた。
【0005】次に、第二の制約に関し、コンテンツプロ
バイダやブロードバンド放送局などの業者は、携帯端末
の小さなディスプレイで表示するために、同じ動画コン
テンツからFTTHやADSLなど高速ネットワークに
向けた高画質対応の大容量ファイルに加え、粗い解像度
でコマ落とし処理した小容量ファイルを準備する必要が
ある。このことは、コンテンツプロバイダやブロードバ
ンド放送局にとっては、同じコンテンツに複数のファイ
ルを用意することで、これは管理コストや制作費の面か
らも負担がかかるため、採算性の高い人気コンテンツの
みを携帯端末向けファイルとして準備することが考えら
れる。そのため、携帯端末から閲覧できるコンテンツが
限定されるという問題があった。
【0006】本発明は上記従来例の問題点に鑑み、イン
ターネット上のWWWサーバからダウンロードされるフ
ァイルをそのファイル容量及び携帯端末のメモリ容量に
より影響を受けることなく携帯端末に転送することがで
きる宅内ネットワークシステムを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、宅内サーバを設けるとともに、公衆移動体
通信網と無線通信可能な携帯端末を宅内サーバのコンソ
ール手段として、宅内サーバ側でファイルを圧縮して携
帯端末に転送するようにしたものである。
【0008】すなわち本発明によれば、公衆移動体通信
網と無線通信可能な携帯端末と、宅内に設置され、イン
ターネット上のWWWサーバからダウンロードされるフ
ァイルを蓄積可能な宅内サーバとを備え、前記携帯端末
が前記宅内サーバのコンソールとして前記公衆移動体通
信網及びインターネットを介して前記宅内サーバにアク
セスし、前記宅内サーバに蓄積されているファイルの転
送をリクエストする手段を有し、前記宅内サーバがその
ファイルを圧縮して転送する手段を有する宅内ネットワ
ークシステムが提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明に係るネッ
トワーク構成の基本モデルを示した構成図である。移動
体通信網2は交換局10と複数の基地局3を接続した無
線ネットワークを構築し、携帯端末4及び携帯情報端末
6に対して通話サービス及びデータ通信サービスを提供
している。移動体通信網2はまた、インターネット1に
接続することで、携帯端末4、携帯情報端末(以下単に
携帯端末と記すこともある)6からインターネット1へ
接続するサービスも提供している。携帯情報端末6は、
一般にPDA(PersonalDigital Assistance)と呼ばれ
るデータ通信を主用途とした小型端末であり、また、携
帯端末4は通話を主用途にした端末であり、どちらもM
PEG4の動画ファイルやMP3のオーディオデータに
対応したコーデック機能と、WEBアクセス用のブラウ
ザ機能を備えている。
【0010】なお、移動体通信網2はIP網との親和性
が高いため、移動体通信網2外でインターネット1及び
インターネット1を介して接続した網上の端末も、移動
体通信網2の通話およびデータ通信の対象として移動体
通信網の体系に則った電話番号を付与されている。この
場合の電話番号は、端末が有しているIPアドレスと電
話番号との対応付けを管理するプロトコル手段を適用し
た回線交換処理が行われる。また、それ以外の態様もま
た可能である。
【0011】宅内システム20は家庭や小規模オフィス
において構築されたローカルネットワークシステムであ
り、網終端装置21を外部とのゲートウェイとして、宅
内システム20内の宅内通信網22を介してパソコン2
3、固定設置の電話機25、ドアホン24及びサーバ2
6を接続して構築されている。移動体通信網2からは、
電話番号により網終端装置21へ接続でき、また、網終
端装置21がサブアドレスを管理することで、宅内通信
網22上の、どの機器とも移動体通信網2に接続した携
帯端末4、6から接続することを可能にしている。
【0012】以下に、携帯端末4、6からサーバ26を
直接、又は間接的にアクセスする手順と、携帯端末4、
6が宅内システム20上のサーバ26にアクセスし、必
要に応じてファイルのメディア変換を行った後にそのフ
ァイルを転送し、携帯端末4、6上で再生する手順と、
携帯端末4が宅内システム20のサーバ26を制御し、
サーバ26がブロードバンド放送局7からファイルを転
送すると同時に、サーバ26から携帯端末4、6へ必要
に応じたメディア変換を行った後にそのファイルを転送
し、携帯端末4、6上で再生する手順を説明する。
【0013】なお、本例では携帯端末4、6がサーバ2
6にアクセスする際に必要となる認証以外のシーケン
ス、例えば携帯端末4、6が登録端末として宅内システ
ム20内にアクセスする際に行われる網終端装置21と
の端末認証、携帯端末4、6がコンテンツプロバイダ8
やブロードバンド放送局7とのアクセスを行う際のログ
イン認証などの説明を省略し、また、インターネット1
上の下位レイヤのシーケンス、及び網終端装置21の中
継手順などの説明も省略している。
【0014】図1を用いてネットワーク構成を説明す
る。図1において、移動体通信網2に接続している携帯
端末4は、インターネット1経由で接続する宅内システ
ム20の1つの端末として登録されている。また、携帯
端末4内には、認証手段29、ブラウザ30及び携帯端
末4がコンソールとしてサーバ26を管理するアプリケ
ーションであるファイル管理手段31があらかじめ組み
込まれている。一方、サーバ26には、宅内システム2
0内外からサーバ26へのアクセスに関する認証手段2
8を有している他、MPEG2からMPEG4への変換
とVoIPプロトコルに基づいた符号化音声変換を行う
メディア変換手段27も有している。
【0015】次に図2を用い、宅内システム20が関与
せず、携帯端末4がコンテンツプロバイダ8からコンテ
ンツをダウンロードする従来の手順を説明する。携帯端
末4は、インターネット1上のコンテンツプロバイダ8
からファイルをダウンロードする場合には、携帯端末4
に標準で内蔵しているインターネット閲覧アプリケーシ
ョンであるブラウザ30を利用する。ユーザはブラウザ
30の画面から、携帯端末4へボタン操作などにより、
コンテンツブロバイダ8がインターネットに接続する携
帯端末など向けに用意したMPEG4のファイルを選択
すると、ブラウザ30では選択されたコンテンツファイ
ルをコンテンツプロバイダ8から転送し、携帯端末4へ
転送後にファイルを再生する処理を行う。
【0016】このとき、ブラウザ30はコンテンツファ
イルの選択を受け、HTTPなどの手順に則り、リクエ
スト50をコンテンツプロバイダ8へ向けて送信する。
リクエスト50を受信したコンテンツプロバイダ8は、
リクエスト50のパケットで指示されたコンテンツファ
イルをファイル転送51により携帯端末4へ送信する。
ファイル転送51によりコンテンツを受信した携帯端末
4は、再生52により再生する。
【0017】次に図3を参照して、携帯端末4が宅内シ
ステム20上のサーバ26にアクセスし、サーバ26上
のファイルを携帯端末4にダウンロードして再生する手
順を説明する。ここで、図5は携帯端末4の画面100
にファイル管理手段31が表示したサーバ26内のディ
レクトリ構造とファイルを、ツリー構造のスクロールフ
レームにより宅内サーバファイルリスト101として表
示した画面イメージである。宅内サーバファイルリスト
101では、認証手段28により正当なアクセス権を有
していることが認められたユーザであれば、サーバ26
内のディレクトリ作成、さらにはファイルの移動やコピ
ー、削除などのファイル管理を行うことを可能にしてい
る。
【0018】携帯端末4のユーザは、例えば映画を鑑賞
する前に予告編をチェックするなどの理由で、自宅のサ
ーバ26へ記録してある映画の予告編を外出先から携帯
端末4で再生するため、図5の宅内サーバファイルリス
ト101の『映画予告編』というサブディレクトリか
ら、映画予告編の「ローマの平日」(以下では、単に映
画予告編)107をカーソル102により選択すると、
ファイル管理手段31では選択されたその映画予告編1
07のファイルをサーバ26から転送し、携帯端末4へ
転送後にファイルを再生する処理を行う。ここで、選択
された映画予告編107のファイルは、D−VHSやD
VD、あるいは各種デジタル放送に適した高画質記録で
あるMPEG2形式により圧縮されたファイルとしてサ
ーバ26内に蓄積してあるとすれば、ファイル容量は大
きく、携帯端末4が受信できたとしても、MPEG2の
コーデック機能を有していなければ再生は不可能であ
る。
【0019】本発明では、この問題を解決するために、
ファイルのダウンロードを要求してきた端末が有する再
生機能、及びダウンロード時に通過するネットワークの
伝送容量をサーバ26が判断し、必要に応じメディア変
換を行ってからファイル転送を行う。すなわち、サーバ
26は携帯端末4からのリクエストに応じてファイルを
転送する前に、サーバ26が記録管理している宅内シス
テム20の端末登録リストから、携帯端末4がMPEG
4の再生機能を有し、移動体通信網2に接続していると
いう情報を得ると、それを元にMPEG2で記録されて
いる映画予告編107をMPEG4へメディア変換す
る。
【0020】図3を用いて詳しく説明する。携帯端末4
のユーザは、ファイル管理手段31を用い、図5に示す
宅内サーバファイルリスト101において映画予告編1
07へカーソルを合わせて選択すると、ファイル管理手
段31はリクエスト60を出力する。リクエスト60は
サーバ26から携帯端末4へ映画予告編107のファイ
ルを指定した転送要求のパケットである。リクエスト6
0を受信したサーバ26は、リクエスト60を処理する
前に、携帯端末4のユーザがサーバ26内のファイルに
アクセスする資格を有しているか否かのユーザ認証61
を行う。これは、たとえ宅内システム20に登録された
端末であっても、資格を有していなければサーバ26の
アクセスが許可されないシステムであるということであ
る。ユーザ認証61は、例えばユーザによるパスワード
入力による認証、あるいは携帯端末4内に保管された証
明書ファイルによる認証などの一連の手段であり、図1
に示す携帯端末4の認証手段29とサーバ26の認証手
段28との間でユーザ認証61のシーケンスを開始する
(説明略)。
【0021】次にサーバ26は既に説明したとおり、携
帯端末4の端末情報を元に、MPEG2で圧縮されてい
る映画予告編107のファイルを、メディア変換62に
よりリアルタイムでMPEG2からMPEG4へ変換
し、処理が終了して転送可能になったパケットから、フ
ァイル転送63によりFTPなどのファイル転送プロト
コル手段により携帯端末4へ転送する。次に携帯端末4
のファイル管理手段31は、ファイル転送63により受
信したファイルを順次、再生64によりMPEG4のデ
コーダ機能を動作させて再生する。
【0022】次に、携帯端末4が宅内システム20のサ
ーバ26を制御し、プロードバンド放送局7からサーバ
26へファイルをダウンロードすると同時に、サーバ2
6から携帯端末4へファイル変換してそのファイルを転
送する手順を説明する。本例は、外出先にいる携帯端末
4のユーザが、ブロードバンド放送局7からリアルタイ
ムでネットワーク放映されるサッカーの試合中継を携帯
端末4で即時観戦すること、さらに帰宅後にも試合内容
の詳細を家庭の大きな画面のテレビでじっくり観戦する
ための手順である。
【0023】図6の画面103は、図5と同様に携帯端
末4の画面を表している。画面103は、画面103を
上下2段に分けて2つのファイルリスト104、105
を分割表示させており、上段にはブロードバンド放送局
7から提供されるスポーツ専用チャネルのMPEG2に
より配信されるサッカーの生放送リストである番組リス
ト(スポーツ専用チャネルリスト)104を、下段には
図5と同様のサーバ26のディレクトリ101とファイ
ルの構造を示した宅内サーバファイルリスト105を表
示している。ユーザはカーソル106により、スポーツ
専用チャネルリスト104のネットワーク放送を行うM
PEG2のストリームのリストから、希望する試合中継
ストリーム108を、ドラッグ&ドロップの手法により
宅内サーバファイルリスト105の希望するディレクト
リへ移動させる第一の指示を行う。
【0024】図4において、携帯端末4のファイル管理
手段31は、ユーザによる第一の指示を受け、サーバ2
6に対し、サーバ26がブロードバンド放送局7へ試合
中継ストリーム108の転送をリクエストし、転送され
たストリームを記録することを指示したリクエスト
(A)70を送信する。リクエスト(A)70に対する
サーバ26からのレスポンスがあれば(図示せず)、宅
内サーバファイルリスト105上では、試合中継ストリ
ーム108が半輝度表示として新たにディレクトリに加
わり、指示受付中であることを示す。
【0025】サーバ26は携帯端末4からのリクエスト
(A)70を受信すると、最初にユーザ認証71を実施
する。ユーザ認証71が完了すれば、サーバ26はリク
エスト(A)70の要求内容に従い、プロードバンド放
送局7に対してリクエスト(B)72を発行し、試合中
継ストリーム108をサーバ26へ転送する要求を行
う。リクエスト(B)72による要求により、ブロード
バンド放送局7から試合中に続けてファイル転送(B)
73として試合中継ストリーム108が送信され、サー
バ26ではこれを試合の開催時間中ストリーム受信す
る。サーバ26では、記録76としてストリーム受信し
ているファイルの受信データを順次記憶領域へ格納して
ファイル化する。
【0026】次にユーザは、ブロードバンド放送局7か
らサーバ26へファイル転送中であって、宅内サーバフ
ァイルリスト105上で半輝度表示されている試合中継
ストリーム108をカーソル106により選択する第二
の指示を出す。第二の指示を受けたファイル管理手段3
1は、最初に選択されたストリームをサーバ26から携
帯端末4へファイル転送するためのリクエスト(C)7
4をサーバ26へ送信する。
【0027】リクエスト(C)74を受信したサーバ2
6は、サーバ26が記録管理している宅内システム20
の端末管理リストから、携帯端末4の端末情報を検索
し、携帯端末4の再生性能がMPEG4であることを確
認すると、メディア変換77によりリクエスト(C)7
4を受け付けた時点のストリームから、順次MPEG2
からMPEG4へメディア変換77を行う。次にサーバ
26は、MPEG4へメディア変換処理が施されて転送
可能になったパケットから、ファイル転送(C)78に
より携帯端末4ヘリアルタイム転送する。次にファイル
管理手段31は、第二の指示の続きとして、ファイル転
送(C)78により受信しているストリームを順次、
再生79によりMPEG4のデコーダー機能を動作させ
て再生する。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、携
帯端末がインターネットを経由して接続する遠隔地にあ
るサーバのコンソールとして、あたかも自端末に内蔵し
たサーバの如く、ファイルの読み書きに関して手軽に利
用することを可能にし、また、メディア変換機能を有し
ているため、通常、携帯端末のコーデック機能では閲覧
できない圧縮方式により記憶されたファイルである場合
や、オリジナルファイルの容量では移動体通信網の有効
通信速度の制限から転送できないようなファイルであっ
ても、ファイル容量及び携帯端末のメモリ容量に影響を
受けることなく携帯端末にダウンロードすることができ
る。また、このような宅内システムを利用することで、
以下のような効果が期待できる。第一に、携帯端末で
映像の閲覧を行うと、多くの場合、記憶容量の制限から
ダウンロードしたファイルは保存せずにそのまま廃棄す
る必要があったが、ユーザが意識することなくサーバへ
記録することが可能である。さらに、サーバはほとんど
の場合、高速ネットワークを介してインターネットと接
続しているため、携帯端末では扱えないような大容量フ
ァイルであっても、問題なく記録できる。第二に、圧縮
方式の違うファイルであっても、サーバを経由して携帯
端末へ転送することで、サーバを経由する際に携帯端末
に適した圧縮方式へ変換されるため、例えばMPEG4
などのファイルだけしか閲覧できなかった携帯端末で
も、ファイルの選択肢が格段に拡がる。第三に、例えば
ネットワーク放映されるスポーツの試合を、試合経過の
詳細を観戦するために家庭内のサーバへ録画していなが
ら、同時に外出先から携帯端末の小さな画面であっても
試合経過を観戦したい場合、通常なら、サーバへ録画す
るための一本と、携帯端末で観戦するための一本とで2
本分の放送受信課金が必要となるのであるが、本発明に
よれば、ブロードバンド放送局からサーバヘストリーム
が転送され、さらに携帯端末で見られる圧縮方式へメデ
ィア変換された後に携帯端末へ転送されるため、−本分
の放送受信課金だけで済む。第四に、携帯端末がブロー
ドバンド放送局と直接契約していなくても、自宅で契約
していれば、サーバを経由して携帯端末へ転送できるた
め、放送やコンテンツの閲覧が可能である。第五に、携
帯端末のサーバに対するコンソール操作は、専用機能を
必要とせず、Java(R)などのアプリケーション実
行手段を有した携帯端末であれば動作を可能である。な
お、宅内システム上にサーバが無い場合でも、プロバイ
ダ上にあるレンタルサーバなどを利用することも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る宅内ネットワークシステムの一実
施形態を示すブロック図である。
【図2】従来のダウンロード方法のシーケンスを示す説
明図である。
【図3】本発明によるダウンロード方法のシーケンスを
示す説明図である。
【図4】本発明によるブロードバンド放送のシーケンス
を示す説明図である。
【図5】図1の携帯端末の宅内サーバファイルリスト画
面を示す説明図である。
【図6】図1の携帯端末のダウンロード画面を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 インターネット 2 移動体通信網 4 携帯端末 20 宅内システム 26 サーバ 27 メディア変換手段 28、29 認証手段 30 ブラウザ 31 ファイル管理手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆移動体通信網と無線通信可能な携帯
    端末と、 宅内に設置され、インターネット上のWWWサーバから
    ダウンロードされるファイルを蓄積可能な宅内サーバと
    を備え、 前記携帯端末が前記宅内サーバのコンソールとして前記
    公衆移動体通信網及びインターネットを介して前記宅内
    サーバにアクセスし、前記宅内サーバに蓄積されている
    ファイルの転送をリクエストする手段を有し、前記宅内
    サーバがそのファイルを圧縮して転送する手段を有する
    宅内ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記宅内サーバは、前記宅内サーバに蓄
    積されているファイルを前記携帯端末に転送するリクエ
    ストがあった場合、前記宅内サーバに蓄積されているフ
    ァイルの圧縮方式を前記携帯端末の圧縮方式に変換して
    転送することを特徴とする請求項1に記載の宅内ネット
    ワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記宅内サーバは、前記宅内サーバに蓄
    積されているファイルを前記携帯端末に転送するリクエ
    ストがあった場合、前記宅内サーバに蓄積されているフ
    ァイルの圧縮方式を転送経路の伝送容量に応じて変換し
    て転送することを特徴とする請求項1に記載の宅内ネッ
    トワークシステム。
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