JP2003062336A - 株価連動ゲームシステム、株価連動ゲームデータ提供装置、株価連動ゲームデータ提供方法ならびに株価連動ゲーム用プログラム - Google Patents

株価連動ゲームシステム、株価連動ゲームデータ提供装置、株価連動ゲームデータ提供方法ならびに株価連動ゲーム用プログラム

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JP2003062336A
JP2003062336A JP2001256729A JP2001256729A JP2003062336A JP 2003062336 A JP2003062336 A JP 2003062336A JP 2001256729 A JP2001256729 A JP 2001256729A JP 2001256729 A JP2001256729 A JP 2001256729A JP 2003062336 A JP2003062336 A JP 2003062336A
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JP
Japan
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player
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Inventor
Shinichi Koyama
眞一 小山
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JIO SYSTEMS KK
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JIO SYSTEMS KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲームの実施時期によって勝敗や当選が左右
されるアクティブなゲームを実現可能とすること。 【解決手段】一人または複数の遊技者が通信回線3を介
して使用する通信端末2,5と、通信端末2,5を通じ
て、現実の株価と連動したゲーム用データを提供するサ
ーバ1とを備える株価連動ゲームシステムであって、サ
ーバ1が、遊技者に割り当てられた企業銘柄に対して、
株価または株価に連動した株価連動データを割り当て、
その割り当てられた株価または株価連動データの多寡に
基づいて勝敗または当選を決定する株価連動ゲームシス
テムとすること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、株価に連動させた
ゲームデータを提供する株価連動ゲームシステム、株価
連動ゲームデータ提供装置、株価連動ゲームデータ提供
方法ならびに株価連動ゲーム用プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、インターネットの急速なる普及に
伴い、パーソナルコンピュータ(以後、「パソコン」と
いう)、モバイル端末、携帯電話等を持つ者が急増して
いる。かかる状況下、アーケード型のゲーム機やファミ
リー用のテレビゲーム機が主流のゲーム業界にも変化が
現れてきている。
【0003】その変化の一つに、遠隔地にいる遊技者が
互いに対戦するネット対戦型のゲームが出現してきたこ
とである。特に、携帯電話の普及は、ネット対戦型のゲ
ームの普及に拍車をかけている。今後、ブロードバンド
が到来すると、動画を使った大容量のデータが短時間で
伝送可能となる。したがって、物理的に離れていること
を気にせずに、ネット対戦型のゲームを楽しめる環境が
実現すると予想される。
【0004】例えば、従来のネット対戦型のゲームに関
する発明として、特開2001−190852および特
開2001−157782に開示される発明が知られて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報記載
の発明を含めた従来のネット対戦型のゲームには次のよ
うな問題がある。例えば、複数の遊技者がカードを出し
合って勝敗を決める対戦を行う場合、そのカードの強さ
は、そのカードに描かれた文字、記号、絵等により固定
されている。したがって、カードに代表される媒体が変
わらない限り、遊技者の持つ媒体の価値は変わらない。
それは、媒体がカード以外の将棋の駒等であっても同様
であり、その駒の種類によって強さが固定されている。
【0006】このため、継続的にネット対戦型のゲーム
を行うには、いつもその強さが変わらない持ち札を使用
せざるを得ないので楽しさに欠ける。すなわち、ネット
対戦型のゲームといっても、単にネットを介して通常の
トランプや花札を行っているに過ぎないので、遊技者は
興味を失いやすい。
【0007】本発明は、かかる問題に鑑みてなされたも
のであり、ゲームの実行時期によって勝敗や当選が左右
されるアクティブなゲームを実現可能とすることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一人または複数の遊技者が通信回線を介
して使用する通信端末と、通信端末を通じて、現実の株
価と連動したゲーム用データを提供するサーバとを備え
る株価連動ゲームシステムであって、サーバが、遊技者
に割り当てられた企業銘柄の遊技データ媒体に対して、
株価または株価に連動した株価連動データを割り当て、
その割り当てられた株価または株価連動データの多寡に
基づいて勝敗または当選を決定する株価連動ゲームシス
テムとしている。このため、遊技者が所有する企業銘柄
の遊技データ媒体の強さが日々変化する。したがって、
他の遊技者やコンピュータ相手に対戦する時期によっ
て、勝敗の行方は変化する。特に、株価は所定時間毎に
変化するので、対戦する日や時間が異なると、遊技者に
最初に割り当てられた企業銘柄の遊技データ媒体の強さ
も異なる。この結果、遊技者は変化に富むゲームを楽し
むことができる。また、株の勉強にもなる。
【0009】また、他の発明は、上述の発明において、
株価連動データを所定期間の株価の変動値とし、サーバ
が、比較対象である企業銘柄の遊技データ媒体間の勝敗
を決定する株価連動ゲームシステムとしている。このた
め、株価自体ではなく、株価を使って算出した数値(変
動値)に基づいて、ゲームの勝敗が決定される。したが
って、ゲームの参加者は、現在の株価のみならず、何日
か前からの株価推移にも注意を払う必要が生じる。例え
ば、所有銘柄の株価が何日か前に急騰していれば、明日
の当該銘柄の株価は下がる可能性がある。このため、今
日のうちに別の銘柄と交換してしまおうという選択もあ
り得る。このように、ゲームの参加者は、単なる株価の
数字の大小ではなく、株価の推移を注視しながら、戦略
的なゲームを楽しむことが出来る。
【0010】また、他の発明は、上述の発明において、
所定期間の株価の変動値が、ゲーム実行日の前日の株価
と所定期間前の株価との差を分子に前日の株価を分母と
して算出された株価変動率である株価連動ゲームシステ
ムとしている。このため、ゲームの実行時期が異なる
と、算出に用いる2種時期の株価が常に異なることにな
る。したがって、企業銘柄の遊技データ媒体の価値は、
より変化しやすく、かつ予想もしにくい。この結果、遊
技者は、よりスリリングなゲームを楽しむことが出来
る。
【0011】また、他の発明は、上述の発明において、
ゲーム用データを、複数の遊技者が対戦する形式のゲー
ム用データとし、サーバが、企業銘柄の遊技データ媒体
間の勝負を複数回行い、一方の遊技者が所定の勝数に至
った際にゲーム終了とし、複数の遊技者間でそれぞれ最
後の勝負において比較された企業銘柄の遊技データ媒体
を交換させる株価連動ゲームシステムとしている。この
ため、遊技者は、自己の持つ遊技データ媒体の順番を考
えて、より戦略的なゲームを楽しむことが出来る。すな
わち、相手の遊技者に最後に出した企業銘柄の遊技デー
タ媒体を与えることになるため、なるべく弱い企業銘柄
の遊技データ媒体を与えたいという考えと、最後に勝利
を収めたいという考えとが絡み合い、勝利を得ながらも
弱い企業銘柄の遊技データ媒体を相手の遊技者に与える
ための高度な戦略が必要となる。
【0012】また、他の発明は、上述の発明において、
サーバが、一定期間経過を条件に、遊技者から企業銘柄
の遊技データ媒体の取り替えを受け付けると、その受け
付けた企業銘柄の遊技データ媒体と異なる企業銘柄の遊
技データ媒体を、遊技者の所有とする株価連動ゲームシ
ステムとしている。このため、弱い企業銘柄の遊技デー
タ媒体が多くなった遊技者でも、強い企業銘柄の遊技デ
ータ媒体を入手して、勝利を得ることが可能となる。し
たがって、ゲームへの参加者を増やすことが出来る。
【0013】また、他の発明は、一人または複数の遊技
者が通信回線を介して使用する通信端末と、通信端末を
通じて、現実の株価と連動したゲーム用データを提供す
るサーバとを備える株価連動ゲームシステムであって、
サーバが、遊技者に割り当てられた企業銘柄の遊技デー
タ媒体付きの持ち駒に対して、株価または株価に連動し
た株価連動データを提供し、株価または株価連動データ
に基づいて、持ち駒の機能を決定し、持ち駒を用いたゲ
ーム用データを送出する株価連動ゲームシステムとして
いる。このため、ゲームの実行時期によって遊技データ
媒体の強さが変わる。この結果、将棋の駒の強さを、株
価または株価連動データで変化させた上で、将棋を行う
ことが出来る。このように、間接的に株価を利用したゲ
ームを可能とすることにより、より高度なゲームを実現
できる。
【0014】また、他の発明は、上述の発明において、
サーバが、遊技者の指示に基づいてゲームの参加を待機
する待機状態とし、別の遊技者から待機状態の遊技者の
指名を受け付けると、ゲームを開始可能とする株価連動
ゲームシステムとしている。このため、遊技者は、知ら
ない者ともゲームを楽しむことが出来る。したがって、
ゲーム相手を拡大し、かかるゲームを広く普及させるこ
ともできる。また、遊技者は、いつも同じ遊技者を相手
にするわけではなくなるので、このゲームに飽きてしま
う可能性が低くなる。
【0015】また、他の発明は、遊技者に割り当てられ
た企業銘柄の遊技データ媒体に対して、株価または株価
に連動した株価連動データを割り当てる割当手段と、そ
の割り当てられた株価または株価連動データの多寡に基
づいて、勝敗または当選を決定する決定手段とを備える
株価連動ゲームデータ提供装置としている。このため、
遊技者が所有する企業銘柄の遊技データ媒体の強さが日
々変化する。したがって、他の遊技者やコンピュータ相
手に対戦する時期によって、勝敗の行方は変化する。特
に、株価は所定時間毎に変化するので、対戦する日や時
間が異なると、遊技者に最初に割り当てられた企業銘柄
の遊技データ媒体の強さも異なる。この結果、遊技者は
変化に富むゲームを楽しむことができる。また、株の勉
強にもなる。
【0016】また、他の発明は、上述の発明において、
株価連動データを所定期間の株価の変動値とし、決定
手段が、所定期間の株価の変動値に基づいて、比較対象
である企業銘柄の遊技データ媒体間の勝敗を決定する株
価連動ゲームデータ提供装置としている。このため、株
価自体ではなく、株価を使って算出した数値(変動値)
に基づいて、ゲームの勝敗が決定される。したがって、
ゲームの参加者は、現在の株価のみならず、何日か前か
らの株価推移にも注意を払う必要が生じる。例えば、所
有銘柄の株価が何日か前に急騰していれば、明日の当該
銘柄は弱くなる可能性がある。このため、今日のうちに
別の銘柄と交換してしまおうという選択もあり得る。こ
のように、ゲームの参加者は、単なる株価の数字の大小
ではなく、株価の推移を注視しながら、戦略的なゲーム
を楽しむことが出来る。
【0017】また、他の発明は、上述の発明において、
所定期間の株価の変動値が、ゲーム実行日の前日の株価
と所定期間前の株価との差を分子に前日の株価を分母と
して算出された株価変動率である株価連動ゲームデータ
提供装置としている。このため、ゲームの実行時期が異
なると、算出に用いる2種時期の株価が常に異なること
になる。したがって、企業銘柄の遊技データ媒体の価値
は、より変化しやすく、かつ予想もしにくい。この結
果、遊技者は、よりスリリングなゲームを楽しむことが
出来る。
【0018】また、他の発明は、上述の発明において、
ゲーム用データを、複数の遊技者が対戦する形式のゲー
ム用データとし、企業銘柄の遊技データ媒体間の勝負を
複数回行い、一方の遊技者が所定の勝数に至った際にゲ
ーム終了とし、複数の遊技者間でそれぞれ最後の勝負に
おいて比較された企業銘柄の遊技データ媒体を交換させ
る交換手段を、さらに備える株価連動ゲームデータ提供
装置としている。このため、遊技者は、自己の持つ遊技
データ媒体の順番を考えて、より戦略的なゲームを楽し
むことが出来る。すなわち、相手の遊技者に最後に出し
た企業銘柄の遊技データ媒体を与えることになるため、
なるべく弱い企業銘柄の遊技データ媒体を与えたいとい
う考えと、最後に勝利を収めたいという考えとが絡み合
い、勝利を得ながらも弱い企業銘柄の遊技データ媒体を
相手の遊技者に与えるための、より高度な戦略が必要と
なる。
【0019】また、他の発明は、上述の発明において、
一定期間経過を条件に、遊技者から企業銘柄の遊技デー
タ媒体の取り替えを受け付ける取り替え受付手段と、そ
の受け付けた企業銘柄の遊技データ媒体と異なる企業銘
柄の遊技データ媒体を選出する選出手段と、その選出し
た遊技データ媒体を遊技者の所有する株価連動ゲームデ
ータ提供装置としている。このため、弱い企業銘柄の遊
技データ媒体が多くなった遊技者でも、強い企業銘柄の
遊技データ媒体を入手して、勝利を得ることが可能とな
る。したがって、ゲームへの参加者を増やすことが出来
る。
【0020】また、他の発明は、遊技者に割り当てられ
た企業銘柄の遊技データ媒体付きの持ち駒に対して、株
価または株価に連動した株価連動データを提供する提供
手段と、株価または株価連動データに基づいて、持ち駒
の機能を決定し、持ち駒を用いたゲーム用データを送出
するゲーム用データ送出手段とを備える株価連動ゲーム
データ提供装置としている。このため、ゲームの実行時
期によって遊技データ媒体の強さが変わる。この結果、
将棋の駒の強さを、株価または株価連動データで変化さ
せた上で、将棋を行うことが出来る。このように、間接
的に株価を利用したゲームを可能とすることにより、よ
り高度なゲームを実現できる。
【0021】また、他の発明は、上述の発明において、
遊技者の指示に基づいてゲームの参加を待機する待機手
段と、別の遊技者から待機している遊技者の指名を受け
付ける指名受付手段と、対戦する遊技者が決定すると、
ゲームを開始するためのゲーム開始データを送出するゲ
ーム開始データ送出手段とを備える株価連動ゲームデー
タ提供装置としている。このため、遊技者は、知らない
者ともゲームを楽しむことが出来る。したがって、ゲー
ム相手を拡大し、かかるゲームを広く普及させることも
できる。また、遊技者は、いつも同じ遊技者を相手にす
るわけではなくなるので、このゲームに飽きてしまう可
能性が低くなる。
【0022】また、他の発明は、遊技者に割り当てられ
た企業銘柄の遊技データ媒体に対して、株価または株価
に連動した株価連動データを割り当てる割当ステップ
と、その割り当てられた株価または株価連動データの多
寡に基づいて、勝敗または当選を決定する決定ステップ
とを含む株価連動ゲームデータ提供方法としている。こ
のため、遊技者が所有する企業銘柄の遊技データ媒体の
強さが日々変化する。したがって、他の遊技者やコンピ
ュータ相手に対戦する時期によって、勝敗の行方は変化
する。特に、株価は所定時間毎に変化するので、対戦す
る日や時間が異なると、遊技者に最初に割り当てられた
企業銘柄の遊技データ媒体の強さも異なる。この結果、
遊技者は変化に富むゲームを楽しむことができる。ま
た、株の勉強にもなる。
【0023】また、他の発明は、上述の発明において、
株価連動データを所定期間の株価の変動値とし、決定ス
テップが、所定期間の株価の変動値に基づいて、比較対
象である企業銘柄の遊技データ媒体間の勝敗を決定する
株価連動ゲームデータ提供方法としている。このため、
株価自体ではなく、株価を使って算出した数値(変動
値)に基づいて、ゲームの勝敗が決定される。したがっ
て、ゲームの参加者は、現在の株価のみならず、何日か
前からの株価推移にも注意を払う必要が生じる。例え
ば、所有銘柄の株価が何日か前に急騰していれば、明日
の当該銘柄は弱くなる可能性がある。このため、今日の
うちに別の銘柄と交換してしまおうという選択もあり得
る。このように、ゲームの参加者は、単なる株価の数字
の大小ではなく、株価の推移を注視しながら、戦略的な
ゲームを楽しむことが出来る。
【0024】また、他の発明は、上述の発明において、
所定期間の株価の変動値が、ゲーム実行日の前日の株価
と所定期間前の株価との差を分子に前日の株価を分母と
して算出された株価変動率である株価連動ゲームデータ
提供方法としている。このため、ゲームの実行時期が異
なると、算出に用いる2種時期の株価が常に異なること
になる。したがって、企業銘柄の遊技データ媒体の価値
は、より変化しやすく、かつ予想もしにくい。この結
果、遊技者は、よりスリリングなゲームを楽しむことが
出来る。
【0025】また、他の発明は、上述の発明において、
ゲーム用データを、複数の遊技者が対戦する形式のゲー
ム用データとし、企業銘柄の遊技データ媒体間の勝負を
複数回行い、一方の遊技者が所定の勝数に至った際にゲ
ーム終了とし、複数の遊技者間でそれぞれ最後の勝負に
おいて比較された企業銘柄の遊技データ媒体を交換させ
る交換ステップを、さらに含む株価連動ゲームデータ提
供方法としている。このため、遊技者は、自己の持つ遊
技データ媒体の順番を考えて、より戦略的なゲームを楽
しむことが出来る。すなわち、相手の遊技者に最後に出
した企業銘柄の遊技データ媒体を与えることになるた
め、なるべく弱い企業銘柄の遊技データ媒体を与えたい
という考えと、最後に勝利を収めたいという考えとが絡
み合い、勝利を得ながらも弱い企業銘柄の遊技データ媒
体を相手の遊技者に与えるための高度な戦略が必要とな
る。
【0026】また、他の発明は、上述の発明において、
一定期間経過を条件に、遊技者から企業銘柄の遊技デー
タ媒体の取り替えを受け付ける取り替え受付ステップ
と、その受け付けた企業銘柄の遊技データ媒体と異なる
企業銘柄の遊技データ媒体を選出する選出ステップと、
その選出した遊技データ媒体を遊技者の所有とする株価
連動ゲームデータ提供方法としている。このため、弱い
企業銘柄の遊技データ媒体が多くなった遊技者でも、強
い企業銘柄の遊技データ媒体を入手して、勝利を得るこ
とが可能となる。したがって、ゲームへの参加者を増や
すことが出来る。
【0027】また、他の発明は、遊技者に割り当てられ
た企業銘柄の遊技データ媒体付きの持ち駒に対して、株
価または株価に連動した株価連動データを提供する提供
ステップと、株価または株価連動データに基づいて、持
ち駒の機能を決定し、持ち駒を用いたゲーム用データを
送出するゲーム用データ送出ステップとを含む株価連動
ゲームデータ提供方法としている。このため、ゲームの
実行時期によって遊技データ媒体の強さが変わる。この
結果、将棋の駒の強さを、株価または株価連動データで
変化させた上で、将棋を行うことが出来る。このよう
に、間接的に株価を利用したゲームを可能とすることに
より、より高度なゲームを実現できる。
【0028】また、他の発明は、上述の発明において、
遊技者の指示に基づいてゲームの参加を待機する待機ス
テップと、別の遊技者から待機している遊技者の指名を
受け付ける指名受付ステップと、対戦する遊技者が決定
すると、ゲームを開始するためのゲーム開始データを送
出するゲーム開始データ送出ステップとを含む株価連動
ゲームデータ提供方法としている。このため、遊技者
は、知らない者ともゲームを楽しむことが出来る。した
がって、ゲーム相手を拡大し、かかるゲームを広く普及
させることもできる。また、遊技者は、いつも同じ遊技
者を相手にするわけではなくなるので、このゲームに飽
きてしまう可能性が低くなる。
【0029】また、他の発明は、遊技者に割り当てられ
た企業銘柄の遊技データ媒体に対して、株価または株価
に連動した株価連動データを割り当てる割当ステップ
と、その割り当てられた株価または株価連動データの多
寡に基づいて、勝敗または当選を決定する決定ステップ
とを含む株価連動ゲーム用プログラムとしている。この
ため、この株価連動ゲーム用プログラムを実行させるこ
とによって、遊技者が所有する企業銘柄の遊技データ媒
体の強さが日々変化する。したがって、他の遊技者やコ
ンピュータ相手に対戦する時期によって、勝敗の行方は
変化する。特に、株価は所定時間毎に変化するので、対
戦する日や時間が異なると、遊技者に最初に割り当てら
れた企業銘柄の遊技データ媒体の強さも異なる。この結
果、遊技者は変化に富むゲームを楽しむことができる。
また、株の勉強にもなる。
【0030】また、他の発明は、上述の発明において、
株価連動データを所定期間の株価の変動値とし、決定ス
テップが、所定期間の株価の変動値に基づいて、比較対
象である企業銘柄の遊技データ媒体間の勝敗を決定する
株価連動ゲーム用プログラムとしている。このため、こ
の株価連動ゲーム用プログラムを実行させることによっ
て、株価自体ではなく、株価を使って算出した数値(変
動値)に基づいて、ゲームの勝敗が決定される。したが
って、ゲームの参加者は、現在の株価のみならず、何日
か前からの株価推移にも注意を払う必要が生じる。例え
ば、所有銘柄の株価が何日か前に急騰していれば、明日
の当該銘柄は弱くなる可能性がある。このため、今日の
うちに別の銘柄と交換してしまおうという選択もあり得
る。このように、ゲームの参加者は、単なる株価の数字
の大小ではなく、株価の推移を注視しながら、戦略的な
ゲームを楽しむことが出来る。
【0031】また、他の発明は、上述の発明において、
所定期間の株価の変動値が、ゲーム実行日の前日の株価
と所定期間前の株価との差を分子に前日の株価を分母と
して算出された株価変動率である株価連動ゲーム用プロ
グラムとしている。このため、この株価連動ゲーム用プ
ログラムを実行させることによって、ゲームの実行時期
が異なると、算出に用いる2種時期の株価が常に異なる
ことになる。したがって、企業銘柄の遊技データ媒体の
価値は、より変化しやすく、かつ予想もしにくい。この
結果、遊技者は、よりスリリングなゲームを楽しむこと
が出来る。
【0032】また、他の発明は、上述の発明において、
ゲーム用データを、複数の遊技者が対戦する形式のゲー
ム用データとし、企業銘柄の遊技データ媒体間の勝負を
複数回行い、一方の遊技者が所定の勝数に至った際にゲ
ーム終了とし、複数の遊技者間でそれぞれ最後の勝負に
おいて比較された企業銘柄の遊技データ媒体を交換させ
る交換ステップを、さらに含む株価連動ゲーム用プログ
ラムとしている。このため、この株価連動ゲーム用プロ
グラムを実行させることによって、遊技者は、自己の持
つ遊技データ媒体の順番を考えて、より戦略的なゲーム
を楽しむことが出来る。すなわち、相手の遊技者に最後
に出した企業銘柄の遊技データ媒体を与えることになる
ため、なるべく弱い企業銘柄の遊技データ媒体を与えた
いという考えと、最後に勝利を収めたいという考えとが
絡み合い、勝利を得ながらも弱い企業銘柄の遊技データ
媒体を相手の遊技者に与えるための高度な戦略が必要と
なる。
【0033】また、他の発明は、上述の発明において、
一定期間経過を条件に、遊技者から企業銘柄の遊技デー
タ媒体の取り替えを受け付ける取り替え受付ステップ
と、その受け付けた企業銘柄の遊技データ媒体と異なる
企業銘柄の遊技データ媒体を選出する選出ステップと、
その選出した遊技データ媒体を遊技者の所有とする株価
連動ゲーム用プログラムとしている。このため、この株
価連動ゲーム用プログラムを実行させることによって、
弱い企業銘柄の遊技データ媒体が多くなった遊技者で
も、強い企業銘柄の遊技データ媒体を入手して、勝利を
得ることが可能となる。したがって、ゲームへの参加者
を増やすことが出来る。
【0034】また、他の発明は、遊技者に割り当てられ
た企業銘柄の遊技データ媒体付きの持ち駒に対して、株
価または株価に連動した株価連動データを提供する提供
ステップと、株価または株価連動データに基づいて、持
ち駒の機能を決定し、持ち駒を用いたゲーム用データを
送出するゲーム用データ送出ステップとを含む株価連動
ゲーム用プログラムとしている。このため、この株価連
動ゲーム用プログラムを実行させることによって、ゲー
ムの実行時期によって遊技データ媒体の強さが変わる。
この結果、将棋の駒の強さを、株価または株価連動デー
タで変化させた上で、将棋を行うことが出来る。このよ
うに、間接的に株価を利用したゲームを可能とすること
により、より高度なゲームを実現できる。
【0035】また、他の発明は、上述の発明において、
遊技者の指示に基づいてゲームの参加を待機する待機ス
テップと、別の遊技者から待機している遊技者の指名を
受け付ける指名受付ステップと、対戦する遊技者が決定
すると、ゲームを開始するためのゲーム開始データを送
出するゲーム開始データ送出ステップとを含む株価連動
ゲーム用プログラムとしている。このため、この株価連
動ゲーム用プログラムを実行させることによって、遊技
者は、知らない者ともゲームを楽しむことが出来る。し
たがって、ゲーム相手を拡大し、かかるゲームを広く普
及させることもできる。また、遊技者は、いつも同じ遊
技者を相手にするわけではなくなるので、このゲームに
飽きてしまう可能性が低くなる。
【0036】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る株価連動ゲー
ムシステム、株価連動ゲームデータ提供装置、株価連動
ゲームデータ提供方法ならびに株価連動ゲーム用プログ
ラムの実施の形態について、図面に基づいて説明する。
【0037】図1は、本発明の株価連動ゲームシステム
の概略を示す図である。この株価連動ゲームシステム
は、株価連動ゲームデータ提供装置であるサーバ1と、
通信端末である携帯電話2と、通信回線の一形態である
インターネット3と、携帯電話2からサーバ1にアクセ
スする際に接続する基地局4とを備えている。また、こ
の株価連動ゲームシステムは、通信端末としてパソコン
5を使用することを可能とする。この場合には、パソコ
ン5からサーバ1にアクセスする際に接続するプロバイ
ダサーバ6も必要となる。
【0038】この株価連動ゲームシステムは、複数の遊
技者が各携帯電話3からインターネット3を介してサー
バ1にアクセスし、互いに現実の株価と連動した対戦ゲ
ームを行うためのシステムである。ただし、一人の遊技
者が、サーバ1を相手に対戦しても良い。
【0039】サーバ1は、ゲームの開始に先立ち、企業
銘柄の遊技データ媒体に対して、株価に連動した株価連
動データを割り当てる処理を行う。この実施の形態で
は、遊技データ媒体をテキストデータとしているので、
以後、単に企業銘柄という。なお、遊技データ媒体を画
像データとしても良い。株価連動データは、株価そのも
のではなく、ゲーム実行日から数えて8日前の株価(例
えば、終値)とゲーム実行日の前日の株価(例えば、終
値)との差を分子に、当該前日の株価を分母とし、10
0を掛けて算出された株価変動率である。この結果、例
えば、A社という企業銘柄は+2.34%、B社という
企業銘柄は−5.76%といった割り当てが行われる。
【0040】ただし、株価連動データを、ゲーム実行日
から数えて8日前の株価(例えば、終値)と、ゲーム実
行日の前日の株価(例えば、終値)との差(株価変動値
の一形態)で表す等の他の計算方法で算出した値であっ
ても良い。
【0041】また、サーバ1は、遊技者の指示に基づい
てゲームの参加を待機する待機状態とすることができ
る。そして、サーバ1は、別の遊技者から待機状態の遊
技者の指名を受け付けると、ゲームを開始可能とする。
さらに、遊技者は、自己の携帯電話2から相手の遊技者
を直接指定することもできる。この場合にも、サーバ1
は、対戦相手が決定されたとみなして、ゲームを開始す
る。
【0042】遊技者は、所定数の企業銘柄を所有してお
り、携帯電話2を操作して相手の遊技者と互いに企業銘
柄を指定し合う。サーバ1は、双方が指定した企業銘柄
に割り当てられた株価変動率を比較し、株価変動率の値
が大きい企業銘柄を指定した遊技者を勝ちと決定する。
【0043】サーバ1は、遊技者双方が指定した企業銘
柄の株価変動率の大小を比較する勝負を5回行う。この
勝負の途中で、一方の遊技者が先に3勝すれば、ゲーム
終了となる。さらに、サーバ1は、遊技者間でそれぞれ
最後の勝負において指定した企業銘柄を交換させる。
【0044】また、サーバ1は、企業銘柄の所有期間が
一定期間を経過したことを条件に(例えば、1週間経過
を条件に)、遊技者から企業銘柄の取り替えを受け付け
ることができる。サーバ1は、遊技者から企業銘柄の取
り替えを受け付けると、その受け付けた企業銘柄と異な
る企業銘柄を、その遊技者の所有する企業銘柄として登
録すると共に、その遊技者の携帯電話2に向けて送信す
る。
【0045】なお、この実施の形態では、遊技者が使用
する通信端末を携帯電話2として説明しているが、通信
機能を持ってさえいれば、パソコン5やモバイル端末等
の他の通信端末を使用しても良い。
【0046】次に、サーバ1の構成について説明する。
【0047】図2は、本発明に係る株価連動ゲームデー
タ提供装置の実施の形態(サーバ1)の構成を示すブロ
ック図である。サーバ1は、入出力インターフェイス1
1と、制御部12と、メモリ13と、遊技者登録受付部
14と、遊技者受付部15と、対戦遊技者受付部16
と、待機処理部17と、メール送信部18と、株価受信
部19と、割当部20と、カード表示部21と、遊技者
コマンド受付部22と、勝敗判別部23と、勝敗記憶部
24と、カード交換処理部25と、取り替え受付部26
と、ゲーム用データ送出部27と、選出部28と、ゲー
ム用プログラム格納部29と、遊技者情報記憶部30
と、遊技者待機部31と、株価データ記憶部32とを備
えている。
【0048】入出力インターフェイス11は、サーバ1
が携帯電話2等の外部装置との間でデータの送受信を行
うためのデータ入出口である。入出力インターフェイス
11は、データの種類応じて、各構成部あるいは外部に
受け入れられる形式にフォーマット変換も行う。
【0049】制御部12は、サーバ1の各構成部の処理
を制御する構成部である。メモリ13は、制御部12の
制御用プログラムを格納する記憶部である。制御部12
は、メモリ13内の制御用プログラムに基づいて、サー
バ1の動作を制御している。
【0050】遊技者登録受付部14は、初めての遊技者
が登録する際に入力したIDやパスワード等を受け付
け、後述の遊技者情報記憶部30に遊技者を登録する構
成部である。
【0051】遊技者受付部15は、対戦を希望する登録
済みの遊技者を受け付ける構成部である。遊技者受付部
15は、後述の遊技者情報記憶部30から遊技者を特定
し、対戦候補と認定する。
【0052】対戦遊技者受付部16は、遊技者から、直
接あるいは待機している遊技者の指名を受け付ける指名
受付手段である。遊技者から直接、相手遊技者のIDの
入力を受け付けると、後述の遊技者情報記憶部30から
相手の遊技者を特定し、対戦候補と認定する。また、遊
技者から待機状態の相手遊技者の指定を受け付けると、
後述の遊技者待機部31からその相手遊技者を特定し、
対戦候補と認定する。
【0053】待機処理部17は、遊技者の指示に基づい
て、ゲームの参加を待機させる待機手段である。具体的
には、待機処理部17は、待機を希望する遊技者を、待
機順位を付けて後述の遊技者待機部31に記憶させる。
【0054】メール送信部18は、遊技者の携帯電話2
に、遊技者の登録確認等の通知を行うための電子メール
を送信する構成部である。電子メールの基本フォーマッ
トも、メール送信部18に格納されている。メール送信
部18は、送信先の遊技者を特定するデータを受け取っ
て、必要事項を基本フォーマットに入力してから、電子
メールを送信する。
【0055】株価受信部19は、毎日の株価データを外
部から受信すると共に、その受信した株価データを後述
の株価データ記憶部32に記憶させる構成部である。な
お、株価データは、外部の株価データ集積サーバから受
信しても良いが、サーバ1の管理者がサーバ1に入力し
たデータでも良い。また、株価データは、一日一回受信
されても複数回受信されても良く、また数日に一回受信
されても良い。
【0056】割当部20は、遊技者に割り当てられた企
業銘柄に対して、株価データに基づいて算出した株価変
動率を割り当てる割当手段である。算出に必要な計算式
は、割当部20に格納されている。カード表示部21
は、選出した企業銘柄を遊技者の携帯電話2に向けて送
出する送出手段である。遊技者コマンド受付部22は、
遊技者が携帯電話2から入力したコマンドを受け付け
て、ゲーム用プログラムに基づいて、そのコマンドを後
述のゲーム用データ送出部27に送信する。
【0057】勝敗判別部23は、双方の遊技者の企業銘
柄、あるいは一方の遊技者とサーバ1が指示した企業銘
柄を比較して、株価変動率の大きい方を勝ちと決定する
決定手段である。勝敗判別部23は、勝敗ではなく、当
選か否かを決めるゲームであれば、当選を決定する。ま
た、勝敗記憶部24は、勝敗判別部23が決定した結果
を記憶する構成部である。
【0058】カード交換処理部25は、ゲーム終了に際
して、双方の遊技者間でそれぞれ最後の勝負において比
較された企業銘柄を交換させる交換手段である。カード
交換処理部25は、乱数発生部も備えている。このた
め、対戦する遊技者が3人以上の場合でも、各遊技者が
最後に提出した企業銘柄を互いに異なる遊技者にランダ
ムに帰属させるように交換処理を行うことができる。
【0059】取り替え受付部26は、企業銘柄の所有期
間が一定期間(例えば7日)を経過したことを条件に、
遊技者からその企業銘柄の取り替えを受け付ける取り替
え受付手段である。取り替え受付部26は、遊技者から
企業銘柄の取り替えを受け付けると、後述する選出部2
8に、そのコマンドを送出する。
【0060】ゲーム用データ送出部27は、画像RAM
および画像プロセッサを備えており、ゲーム用プログラ
ムに基づいて、携帯電話2に向けてゲーム用データを送
出する構成部である。
【0061】選出部28は、株価データ記憶部32か
ら、遊技者から受け付けた企業銘柄と異なる企業銘柄を
選出する選出手段である。選出された企業銘柄は、その
遊技者が所有する企業銘柄と交換される。
【0062】ゲーム用プログラム格納部29は、株価連
動ゲーム用プログラムを格納した構成部である。制御部
12およびゲーム用データ送出部27の動作によって、
ゲーム用プログラム格納部29からゲームデータが読み
出される。
【0063】遊技者情報記憶部30は、登録済みの遊技
者の情報(IDや、メールアドレス、企業銘柄、その企
業銘柄の株価変動率等)が格納される記憶部である。ま
た、遊技者待機部31は、待機を希望する遊技者を順位
付けをして記憶しておく構成部である。株価データ記憶
部32は、所定期間の企業銘柄毎の株価データを記憶し
ておく記憶部である。所定期間の株価データは、日毎に
変化する。すなわち、古い方から、株価データは消去さ
れる。
【0064】図3は、遊技者情報記憶部30に格納され
るデータテーブル40を示す図である。このデータテー
ブル40には、登録された遊技者のID41a、パスワ
ード41b、ネーム(ハンドルネーム)42、企業銘柄
と株価変動率からなる5種類のカードデータ43および
メールアドレス44が記述されている。
【0065】遊技者の受付の際には、ID41aとパス
ワード41bとの組み合わせに基づいて、登録された遊
技者か否かが判別される。また、相手遊技者は、ID4
1aに基づいて、特定される。また、対戦の際に、遊技
者の携帯電話2に向けて、カードデータ43が送信され
る。また、登録確認の際には、遊技者のメールアドレス
44が読み出されて、そのメールアドレス44に電子メ
ールが送信される。
【0066】図4は、株価変動率の算出方法を説明する
ための図である。図4の株価一覧45は、ある企業銘柄
の株価終値を示している。2月23日の株価終値46が
7120円だとする。株価変動率は、最新の株価終値の
日(昨日)と今日から8日前の株価終値の差を分子に、
当該最新の株価終値を分母にして、100を掛けた値で
ある。
【0067】ゲームの実施日が2月24日だとすると、
昨日の2月23日の株価終値46と2月24日から8営
業日前の2月14日の株価終値48との差を、2月23
日の株価終値46で除して100を掛ける。すなわち、
7120円から6890円を引いた230円を7120
円で除して、100を掛ける。その結果、株価変動率+
3.23が得られる。
【0068】また、ゲームの実施日が2月23日だとす
ると、昨日の2月22日の株価終値47と2月23日か
ら8営業日前の2月13日の株価終値49との差を、2
月22日の株価終値47で除して100を掛ける。すな
わち、7090円から7050円を引いた40円を70
90円で除して、100を掛ける。その結果、株価変動
率+0.56が得られる。
【0069】このように、ゲームの実施日によって、同
じ企業銘柄でも株価データが変動する結果、株価変動率
も変動する。特に、算出の際に引き出される株価データ
は、昨日分と8日前の分の2種類であるため、株価変動
率が大きく変わる可能性がある。したがって、昨日まで
弱かった企業銘柄が、今日は強くなる可能性が高くな
る。このため、対戦ゲームがよりスリリングなものとな
る。
【0070】図5は、遊技者待機部31に格納されるデ
ータテーブル50を示す図である。このデータテーブル
50には、対戦を待つ遊技者が登録されており、遊技者
の順番51と、ID52と、ネーム53と、受付時刻5
4とが記述されている。順番51は、受付時刻54が速
い順につけられているので、相手の遊技者から待機して
いる遊技者の指示があると、その順番51に上から表示
される。したがって、相手の遊技者が上にいる遊技者を
選択しやすい状況となる。
【0071】図6は、株価データ記憶部32に格納され
るデータテーブル60である。このデータテーブル60
には、企業銘柄61と、各企業銘柄61毎の8営業日分
の株価データ62が格納されている。日が変わると、最
も古い株価データが消去されて、新しい株価データが追
加される。このため、ゲーム開始に先立ち、割当部20
は、最新の株価データ(最も上に位置する株価データ)
と最古の株価データ(最も下に位置する株価データ)と
から株価変動率を算出し、それを各企業銘柄に割り当て
ることができる。
【0072】次に、株価連動ゲームにおいて、各遊技者
の携帯電話2に表示される画面の流れを説明する。
【0073】図7は、遊技者の新規登録を行う際の画面
の流れを示す図である。登録用画面71には、ネーム
(ハンドルネーム)を入力するためのハンドルネーム入
力欄72と、メールアドレスを入力するためのメールア
ドレス入力欄73と、登録キー74とが表示されてい
る。
【0074】遊技者が、自己が決めたハンドルネームを
ハンドルネーム入力欄72に、自己のメールアドレスを
メールアドレス入力欄73にそれぞれ入力してから、登
録キー74を指示する。すると、サーバ1は、登録確認
用の電子メールを、遊技者のメールアドレスに送信する
と共に、登録確認用画面75を携帯電話2に表示させ
る。
【0075】図8は、サーバ1が遊技者の携帯電話2に
向けて送信した電子メールの内容を示す図である。
(A)の画面は、遊技者が登録キー74を指示した直後
に、遊技者の携帯電話2に送信された登録確認用の電子
メールに含まれる挨拶ページ81である。遊技者が挨拶
ページ81に記述されるURLにアクセスして、遊技者
登録手続の続きを行う。すると、サーバ1は、IDとパ
スワードを決めて、それらを含む遊技者の情報を、遊技
者情報記憶部30に格納する。
【0076】また、サーバ1のメール送信部18は、そ
の遊技者の携帯電話2に、登録通知用の電子メールを送
信する。(B)の画面は、登録通知用の電子メールに含
まれる正式登録通知ページ82である。正式登録通知ペ
ージ82には、遊技者のIDとパスワードが記述されて
いる。今後、遊技者は、株価連動ゲームを楽しむために
は、自己のIDとパスワードの入力を要求される。
【0077】(C)の画面は、別の遊技者から対戦を申
し込まれた際に送信される対戦通知用の電子メールに含
まれる対戦通知ページ83である。遊技者は、対戦通知
ページ83に記述されるURLにアクセスして手続を行
うと、サーバ1の遊技者受付部15が対戦を受け付け
る。これをもって、対戦ゲームが開始される。なお、対
戦中に、一方の遊技者が指示に時間をかけすぎると、そ
の遊技者の携帯電話2には、(D)に示す放棄通知ペー
ジ84を含む電子メールが送信される。
【0078】図9および図10は、株価連動ゲームの開
始から終了までの画面の流れを示す図である。
【0079】最初に、遊技者がサーバ1にアクセスする
と、携帯電話2に初期画面90が表示される。遊技者が
初期画面90の「ログイン」91を指示すると、ID・
パスワード入力画面93に切り替わる。なお、遊技者が
初期画面90の「新規ユーザ登録」92を指示すると、
先の登録用画面71に切り替わる。
【0080】ID・パスワード入力画面93には、ID
を入力するID入力欄94と、パスワードを入力するパ
スワード入力欄95と、送信キー96とが表示されてい
る。遊技者がID入力欄94およびパスワード入力欄9
5に、それぞれ正しいIDおよびパスワードを入力して
送信キー96を指示すると、画面はメニュー画面97に
切り替わる。
【0081】メニュー画面97には、「新規対戦する」
98と、「挑戦待ちをする」99と、「現在のあなたの
持ちカード」100と、「ゲームの遊び方」101とい
う4つのメニューが表示されている。遊技者が「新規対
戦する」98を選択すると、画面は対戦相手特定画面1
02に切り替わる。
【0082】対戦相手特定画面102には、相手の遊技
者のIDを入力するID入力欄103と、送信キー10
4と、自分の勝敗および勝率記載欄106とが表示され
ている。なお、自分の勝敗および勝率記載欄106に
は、自分のハンドルネーム(この例では、「tes
t」)が記載されている。遊技者がID入力欄103に
相手の遊技者のIDを入力して送信キー104を指示す
ると、相手の遊技者に対戦通知用の電子メールが送られ
る。相手の遊技者が対戦通知ページ83を見て承諾して
きた場合には、株価連動ゲームが開始される。
【0083】サーバ1は、遊技者情報記憶部30から5
種類のカードデータ43を読み出してきて、双方の遊技
者の携帯電話2に送信する。まず、先手の遊技者の携帯
電話2にカード選択画面107が送信される。カード選
択画面107には、企業銘柄および株価変動率からなる
5つのカードデータ108,109,110,111,
112が表示されている。遊技者は、最初に提示するカ
ードデータ109を決め、それを指示する。なお、「ト
ップページに戻る」113を指示すると、画面は初期画
面90に戻る。
【0084】さて、遊技者がカードデータ109を指示
すると、画面は待機画面114に切り替わる。待機画面
114には、「リロード」115と「トップページに戻
る」116とが表示されている。一方、相手の遊技者の
携帯電話2の画面には、カード選択画面117が表示さ
れている。遊技者が待機画面114の「リロード」11
5を指示すると、相手の遊技者がカードデータを決めた
かどうかがわかる。すなわち、相手の遊技者がカードデ
ータを決めていない場合には、待機画面114が表示さ
れたままである。
【0085】カード選択画面117には、カード選択画
面107と同様に、企業銘柄および株価変動率からなる
5つのカードデータ118,119,120,121,
122が表示されている。また、カード選択画面117
には、「リロード」123と「トップページに戻る」1
24とが表示されている。「リロード」123と「トッ
プページに戻る」124の機能は、先に述べた「リロー
ド」115と「トップページに戻る」116の機能と同
様なので、それらの説明を省略する。以後、「リロー
ド」と「トップぺージに戻る」の各機能の説明も省略す
る。
【0086】遊技者双方のカードデータが決まると、サ
ーバ1の勝敗判別部23は、株価変動率が大きいカード
データを指示した遊技者を勝ちと判別して、勝敗記憶部
24にその結果を記憶させる。また、遊技者の携帯電話
2には、結果通知画面125が表示される。結果通知画
面125には、勝敗結果126と、遊技者が所有する残
りのカードデータ127,128,129,130と、
「リロード」131と「トップページに戻る」132と
が表示されている。
【0087】遊技者がカードデータ127,128,1
29,130のいずれかを指示すると、画面は待機画面
133に切り替わる。待機画面133には、勝敗結果1
34と、「リロード」135と「トップページに戻る」
136とが表示されている。
【0088】このような対戦を最高で5回行う。途中
で、双方の遊技者の一方が先に3勝すると、その時点で
ゲーム終了となる。ゲーム終了となると、サーバ1のカ
ード交換処理部25は、双方の最後に指示した企業銘柄
を交換する処理を行う。
【0089】図10の画面は、ゲーム終了画面137を
示す図である。この実施の形態では、4回目の対戦で、
一方の遊技者が勝っている。ゲーム終了画面137に
は、4回戦目における勝敗と双方の遊技者が指示したカ
ードデータを表示する4回目の勝敗結果138と、各対
戦の結果139と、カード交換通知140と、「あなた
の持ちカード」141と、「トップページに戻る」14
2とが表示されている。「あなたの持ちカード」141
を指示すると、交換後のカードデータを閲覧することが
出来る。
【0090】次に、挑戦待ちの相手の遊技者を指示する
場合、あるいは挑戦待ちをする場合の画面の流れにつ
き、図11に基づいて説明する。
【0091】初期画面90、ID・パスワード入力画面
93およびメニュー画面97までは、図9で示した各画
面と同じである。遊技者がメニュー画面97において
「新規対戦する」98を指示して表示された対戦相手特
定画面102の送信キー104のみを指示すると、対戦
待ちの遊技者に対する挑戦とみなされる。その後、画面
は、対戦待ちの遊技者に挑戦したことを確認する対戦待
ち遊技者挑戦画面150に切り替わる。遊技者が「ロビ
ーに戻る」151を指示すると、選択画面162が表示
される。
【0092】一方、遊技者がメニュー画面97の「挑戦
待ちする」99を指示すると、画面は対戦待ち登録通知
画面160に切り替わる。遊技者が「ロビーに戻る」1
61を指示すると、選択画面162が表示される。
【0093】選択画面162には、「応戦する」163
と、「挑戦待ちする」164と、「現在のあなたの持ち
カード」165と、「ゲームの遊び方」166とが表示
されている。遊技者が「応戦する」163を指示する
と、株価連動ゲームが開始される。
【0094】図12は、カードデータ表示画面170と
ルール説明画面180を示す図である。遊技者が「現在
のあなたの持ちカード」100,141,165を指示
すると、カード表示部21が遊技者情報記憶部30から
カードデータ43を読み出して、遊技者の携帯電話2の
画面にカードデータ表示画面170を表示する。「トッ
プページに戻る」171を指示すると、画面は直前の画
面に戻る。
【0095】遊技者が「ゲームの遊び方」101,16
6を指示すると、遊技者コマンド受付部22がゲーム用
データ送出部27にコマンドを送る。次に、ゲーム用デ
ータ送出部27は、ゲーム用プログラム格納部29から
ルール説明用のデータを読み出して、それを遊技者の携
帯電話2に向けて送信する。遊技者がルール説明画面1
80中の「トップページに戻る」181を指示すると、
画面は直前の画面に戻る。
【0096】次に、本発明の株価連動ゲーム用プログラ
ムの処理の流れを、図13から図16に基づいて説明す
る。
【0097】図13から図15は、株価連動ゲームの開
始前及びゲーム中の処理の流れを示す一連のフローチャ
ートである。このフローチャートは、まず、株価データ
を受信する時点から開始する(ステップS201)。す
ると、受信された株価データが記憶される(ステップS
202)。次に、株価データを用いて株価変動率が算出
される(ステップS203)。
【0098】次に、企業銘柄に対して、算出した株価変
動率が割り当てられる(ステップS204:割当ステッ
プ)。次に、遊技者からのゲーム参加のアクセスがある
か否かが判別される(ステップS205)。この結果、
アクセスがなければ、アクセスを待つ待機状態となる。
一方、遊技者からアクセスがあると、遊技者による対戦
者の指定があるか否かが判別される(ステップS20
6)。
【0099】遊技者による対戦者の指定がなければ、対
戦待ちの指定があるか否かが判別される(ステップS2
07)。この結果、対戦待ちの指定がある場合には、対
戦待ちの受付が行われる(ステップS208)。次に、
その遊技者が待機リストに記憶される(ステップS20
9:待機ステップ)。次に、遊技者から戻る指定がある
か否かが判別される(ステップS210)。この結果、
遊技者から戻る指定がなければ、ステップS209まで
の段階で待機状態となる。また、遊技者から戻る指定が
あれば、ステップS206に戻る。
【0100】ステップS207の際に、遊技者から対戦
待ちの指定がなければ、カード表示の指定があるか否か
が判別される(ステップS211)。この結果、遊技者
からカード表示の指定がある場合には、カードデータの
表示が行われる(ステップS212)。次に、遊技者か
ら戻る指定があるか否かが判別される(ステップS21
3)。この結果、遊技者から戻る指定がなければ、ステ
ップS212までの段階で待機状態となる。また、遊技
者から戻る指定があれば、ステップS206に戻る。
【0101】ステップS211の際に、遊技者からカー
ド表示の指定がなければ、残る選択肢であるルール説明
の指定が行われたものとみなされて、ルール説明の表示
が行われる(ステップS214)。次に、遊技者から戻
る指定があるか否かが判別される(ステップS21
5)。この結果、遊技者から戻る指定がなければ、ステ
ップS214までの段階で待機状態となる。また、遊技
者から戻る指定があれば、ステップS206に戻る。
【0102】一方、ステップS206において、遊技者
から対戦者の指定が行われた場合には、対戦者の指名が
受け付けられる(ステップS216:指名受付ステッ
プ)。続いて、ゲーム開始のステップに入る(ステップ
S217:ゲーム開始データ送出ステップ)。次に、遊
技者からカードデータの指示を受ける(ステップS21
8)。すると、相手の遊技者からのカードデータの指示
まで待機処理となる(ステップS219)。
【0103】そして、相手の遊技者がカードデータを指
示したか否かが判別される(ステップS220)。この
結果、相手の遊技者がカードデータを指示していなけれ
ば、ステップS219に戻って、待機状態となる。一
方、相手の遊技者がカードデータを指示した場合には、
双方の遊技者のカードデータを比較して、勝敗の判別が
行われる(ステップS221:決定ステップ)。
【0104】次に、勝敗結果が記憶される(ステップS
222)。次に、勝敗結果の表示が行われる(ステップ
S223)。次に、一方の遊技者の勝ち数が所定の勝ち
数に至ったか否かが判別される(ステップS224)。
この結果、まだ、所定の勝ち数に至っていなければ、ス
テップS218に戻って、次なるカードデータの指示と
なる。一方、一方の遊技者の勝ち数が所定の勝ち数に至
った場合には、双方の遊技者が最後に提示したカードデ
ータの交換処理が行われる(ステップS225:交換ス
テップ)。かかるステップをもって、ゲームが終了す
る。
【0105】次に、遊技者がカードデータを取り替える
際のプログラムの処理の流れを、図16のフローチャー
トに基づいて説明する。
【0106】まず、遊技者からカードデータの取り替え
のコマンドが受け付けられる(ステップS301:取り
替え受付ステップ)。次に、そのカードデータの所有が
一定期間を経過しているか否かが判別される(ステップ
S302)。この結果、一定期間を経過していれば、カ
ードデータの選出が行われると共に、遊技者情報記憶部
30に記憶される(ステップS303:選出ステッ
プ)。この選出は、遊技者の選択でも、サーバ1の任意
選択でも良い。次に、選出されたカードデータが携帯電
話2へと送出される(ステップS304:送出ステッ
プ)。一方、ステップS302で一定期間を経過してい
なければ、カードデータ取り替えは行われずに、フロー
は終了となる。
【0107】なお、本発明は、上述の実施の形態に限定
されることなく、種々変形を施した実施の形態を採用で
きる。
【0108】例えば、遊技者同士が対戦するのではな
く、遊技者に対して、図17に示すような2つの企業銘
柄の株価変動率の大小を当てるゲームを提示し、その日
の夕方に株価終値が決まった際に、当たりかはずれかが
判明するようにしても良い。株価終値が決まる前に、遊
技者は、予想画面400の企業銘柄対戦欄401,40
2,403を見て、勝つ方を回答欄404,405,4
06に入力する。その後、株価終値が決まると、サーバ
1は、予想画面400の答え欄407,408,409
に、○かXかを入力する。○は当たりで、Xははずれを意
味する。
【0109】また、図18に示すゲームにも応用可能で
ある。図18は、将棋を模したゲーム盤を表した図であ
る。ゲーム盤420には、遊技者双方の領地に王42
1,422が配置されている。また、一方の遊技者側に
は、A社からE社までの5つの駒423,424,42
5,426,427、他方の遊技者側には、P社からT
社までの5つの駒428,429,430,431,4
32が配置されている。
【0110】双方の遊技者は、ゲーム開始前日に、自分
の5つの駒の配置を整える。駒の役割は、翌日、各企業
銘柄の株価データに基づいて決定される。本発明のサー
バ1の割当部20は、各企業銘柄の駒に対して株価連動
データ(株価変動率等)を提供する提供手段となる。ま
た、ゲーム用データ送出部27は、ゲーム用データを送
出するゲーム用データ送出手段となる。例えば、株価変
動率が大きい方から、飛車、角、金、銀、桂馬のごとく
である。したがって、双方の遊技者の各5種類の駒は、
その最初の配置位置が異なる可能性が高くなる。すなわ
ち、一方の遊技者の場合には、当該遊技者の領地から見
て、左から飛車、金、角、桂馬、銀と駒が並ぶのに対し
て、他方の遊技者の場合には、当該他方の遊技者の領地
から見て、金、銀、飛車、角、桂馬と駒が並ぶがごとく
である。
【0111】この結果、通常の将棋と異なり、駒の配置
を予想して、相手の遊技者に勝つための陣形を組み立て
る戦略を楽しむことが出来る。これも、日々変動する株
価データに基づいて、自分の持ち駒の強さを決めるよう
にしているからである。このように、予め固定した強さ
あるいは機能を有する持ち札や駒を用いるのではなく、
日々あるいは時々刻々と変化する数値に基づいて、持ち
札や駒の強さや機能を変化させるようにしているので、
スリリングなゲームを提供できる。
【0112】なお、図18に基づいたゲームにおいて、
時々刻々と変化する株価データに基づいて、ゲーム中で
も駒の機能を変化させるようにしても良い。例えば、2
時間前まで飛車だったA社という企業銘柄が角に変化し
ても良い。
【0113】また、企業銘柄に株価変動率を付記したカ
ードデータのみならず、先物取引の商品にその価格を付
けたカードデータを採用してもよい。すなわち、日々あ
るいは時々刻々と変化する数値によって、遊戯者の持ち
札等の価値が変化するのであれば、企業銘柄とその株価
変動率の組み合せに限定されない。
【0114】また、株価変動率によって直接勝敗を決め
るのではなく、株価変動率によって遊戯者の持ち駒を決
定し、その後、持ち駒の動作で勝負を決するゲームを提
供しても良い。株価連動データは、株価変動率、株価の
差分以外の他の算出結果としても良い。また、カードデ
ータは、株価連動データ付きのカードや駒のみならず、
株価連動データ付きのキャラクタやお札としても良い。
【0115】また、ゲームの勝負は5回に限定されず、
10回等の任意の回数にすることができる。また、先に
勝ち数が3回になった遊戯者を勝ちとするのではなく、
勝負の数の過半数に至ると勝ちとすることができる。
【0116】
【発明の効果】本発明によれば、ゲームの実施時期によ
って勝敗や当選が左右されるアクティブなゲームを実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る株価連動ゲームシステムの実施の
形態の概略を示す図である。
【図2】図1に示す株価連動ゲームデータ提供装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】図2の株価連動ゲームデータ提供装置に含まれ
る遊技者情報記憶部に格納されるデータテーブルを示す
図である。
【図4】図2の株価連動ゲームデータ提供装置において
株価変動率の算出を行う方法を説明するための図であ
る。
【図5】図2の株価連動ゲームデータ提供装置に含まれ
る遊技者待機部に格納されるデータテーブルを示す図で
ある。
【図6】図2の株価連動ゲームデータ提供装置に含まれ
る株価データ記憶部に格納されるデータテーブルを示す
図である。
【図7】図1に示す株価連動ゲームシステムにおいて、
遊技者の新規登録を行う際の画面の流れを示す図であ
る。
【図8】図2に示す株価連動ゲームデータ提供装置が遊
技者の携帯電話に向けて送信した電子メールの内容を示
す図である。
【図9】図1に示す株価連動ゲームシステムによる株価
連動ゲームの開始から終了までの画面の流れを示すフロ
ーチャートの一部である。
【図10】図9のフローチャートにつながる画面の流れ
を示すフローチャートである。
【図11】図1に示す株価連動ゲームシステムにおい
て、挑戦待ちの相手の遊技者を指示する場合、あるいは
挑戦待ちをする場合の画面の流れを示すフローチャート
である。
【図12】図1に示す株価連動ゲームシステムにおい
て、カードデータ表示画面とルール説明画面とを示す図
である。
【図13】本発明に係る株価連動ゲーム用プログラムの
株価連動ゲームの開始前及びゲーム中の処理の流れを示
す一連のフローチャートである。
【図14】図13に続くフローチャートである。
【図15】図13に続くフローチャートである。
【図16】本発明に係る株価連動ゲーム用プログラムに
おいて、遊技者がカードデータを取り替える際のプログ
ラムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図17】2つの企業銘柄の株価変動率の大小を当てる
ゲームの画面の一例を示す図である。
【図18】本発明に係る株価連動ゲームシステムにおい
て、将棋を模したゲーム盤の画面を表した図である。
【符号の説明】
1 サーバ(株価連動ゲームデータ提供装置) 2 携帯電話(通信端末) 3 インターネット(通信回線) 5 パソコン(通信端末) 16 対戦遊戯者受付部(指名受付手段) 17 待機処理部(待機手段) 20 割当部(割当手段、提供手段) 21 カード表示部(送出手段) 23 勝敗判別部(決定手段) 25 カード交換処理部(交換手段) 26 取り替え受付部(取り替え受付手段 27 ゲーム用データ送出部(ゲーム用データ送出手
段、ゲーム開始データ送出手段) 28 選出部(選出手段)

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一人または複数の遊技者が通信回線を介し
    て使用する通信端末と、上記通信端末を通じて、現実の
    株価と連動したゲーム用データを提供するサーバとを備
    える株価連動ゲームシステムであって、 上記サーバは、上記遊技者に割り当てられた企業銘柄の
    遊技データ媒体に対して、上記株価または上記株価に連
    動した株価連動データを割り当て、その割り当てられた
    上記株価または上記株価連動データの多寡に基づいて、
    勝敗または当選を決定することを特徴とする株価連動ゲ
    ームシステム。
  2. 【請求項2】前記株価連動データを所定期間の株価の変
    動値とし、 前記サーバは、比較対象である前記企業銘柄の遊技デー
    タ媒体間の勝敗を決定することを特徴とする請求項1記
    載の株価連動ゲームシステム。
  3. 【請求項3】前記所定期間の株価の変動値は、ゲーム実
    行日の前日の株価と所定期間前の株価との差を分子に上
    記前日の株価を分母として算出された株価変動率である
    ことを特徴とする請求項2記載の株価連動ゲームシステ
    ム。
  4. 【請求項4】前記ゲーム用データを、複数の前記遊技者
    が対戦する形式のゲーム用データとし、 前記サーバは、前記企業銘柄の遊技データ媒体間の勝負
    を複数回行い、一方の前記遊技者が所定の勝数に至った
    際にゲーム終了とし、複数の前記遊技者間でそれぞれ最
    後の勝負において比較された前記企業銘柄の遊技データ
    媒体を交換させることを特徴とする請求項1から3のい
    ずれか1項記載の株価連動ゲームシステム。
  5. 【請求項5】前記サーバは、一定期間経過を条件に、前
    記遊技者から前記企業銘柄の遊技データ媒体の取り替え
    を受け付けると、その受け付けた前記企業銘柄の遊技デ
    ータ媒体と異なる前記企業銘柄の遊技データ媒体を、前
    記遊技者の所有とすることを特徴とする請求項1から4
    のいずれか1項記載の株価連動ゲームシステム。
  6. 【請求項6】一人または複数の遊技者が通信回線を介し
    て使用する通信端末と、上記通信端末を通じて、現実の
    株価と連動したゲーム用データを提供するサーバとを備
    える株価連動ゲームシステムであって、 上記サーバは、上記遊技者に割り当てられた企業銘柄の
    遊技データ媒体付きの持ち駒に対して、上記株価または
    上記株価に連動した株価連動データを提供し、上記株価
    または上記株価連動データに基づいて上記持ち駒の機能
    を決定し、上記持ち駒を用いたゲーム用データを送出す
    ることを特徴とする株価連動ゲームシステム。
  7. 【請求項7】前記サーバは、前記遊技者の指示に基づい
    てゲームの参加を待機する待機状態とし、別の前記遊技
    者から上記待機状態の前記遊技者の指名を受け付ける
    と、ゲームを開始可能とすることを特徴とする請求項1
    から6のいずれか1項記載の株価連動ゲームシステム。
  8. 【請求項8】遊技者に割り当てられた企業銘柄の遊技デ
    ータ媒体に対して、株価または上記株価に連動した株価
    連動データを割り当てる割当手段と、 その割り当てられた上記株価または上記株価連動データ
    の多寡に基づいて、勝敗または当選を決定する決定手段
    と、を備えることを特徴とする株価連動ゲームデータ提
    供装置。
  9. 【請求項9】前記株価連動データを所定期間の株価の変
    動値とし、 前記決定手段は、上記所定期間の株価の変動値に基づい
    て、比較対象である前記企業銘柄の遊技データ媒体間の
    勝敗を決定することを特徴とする請求項8記載の株価連
    動ゲームデータ提供装置。
  10. 【請求項10】前記所定期間の株価の変動値は、ゲーム
    実行日の前日の株価と所定期間前の株価との差を分子に
    上記前日の株価を分母として算出された株価変動率であ
    ることを特徴とする請求項9記載の株価連動ゲームデー
    タ提供装置。
  11. 【請求項11】前記ゲーム用データを、複数の前記遊技
    者が対戦する形式のゲーム用データとし、前記企業銘柄
    の遊技データ媒体間の勝負を複数回行い、一方の前記遊
    技者が所定の勝数に至った際にゲーム終了とし、 複数の前記遊技者間でそれぞれ最後の勝負において比較
    された前記企業銘柄の遊技データ媒体を交換させる交換
    手段を、さらに備えることを特徴とする請求項8から1
    0のいずれか1項記載の株価連動ゲームデータ提供装
    置。
  12. 【請求項12】一定期間経過を条件に、前記遊技者から
    前記企業銘柄の遊技データ媒体の取り替えを受け付ける
    取り替え受付手段と、 その受け付けた前記企業銘柄の遊技データ媒体と異なる
    前記企業銘柄の遊技データ媒体を選出する選出手段と、 その選出した前記企業銘柄の遊技データ媒体を前記遊技
    者の前記通信端末に向けて送出する送出手段と、を備え
    ることを特徴とする請求項8から11のいずれか1項記
    載の株価連動ゲームデータ提供装置。
  13. 【請求項13】遊技者に割り当てられた企業銘柄の遊技
    データ媒体付きの持ち駒に対して、株価または上記株価
    に連動した株価連動データを提供する提供手段と、上記
    株価または上記株価連動データに基づいて、上記持ち駒
    の機能を決定し、上記持ち駒を用いたゲーム用データを
    送出するゲーム用データ送出手段と、を備えることを特
    徴とする株価連動ゲームデータ提供装置。
  14. 【請求項14】前記遊技者の指示に基づいてゲームの参
    加を待機する待機手段と、 別の前記遊技者から待機している前記遊技者の指名を受
    け付ける指名受付手段と、 対戦する前記遊技者が決定すると、ゲームを開始するた
    めのゲーム開始データを送出するゲーム開始データ送出
    手段と、を備えることを特徴とする請求項8から13の
    いずれか1項記載の株価連動ゲームデータ提供装置。
  15. 【請求項15】遊技者に割り当てられた企業銘柄の遊技
    データ媒体に対して、株価または上記株価に連動した株
    価連動データを割り当てる割当ステップと、 その割り当てられた上記株価または上記株価連動データ
    の多寡に基づいて、勝敗または当選を決定する決定ステ
    ップと、を含むことを特徴とする株価連動ゲームデータ
    提供方法。
  16. 【請求項16】前記株価連動データを所定期間の株価の
    変動値とし、 前記決定ステップは、上記所定期間の株価の変動値に基
    づいて、比較対象である前記企業銘柄の遊技データ媒体
    間の勝敗を決定することを特徴とする請求項15記載の
    株価連動ゲームデータ提供方法。
  17. 【請求項17】前記所定期間の株価の変動値は、ゲーム
    実行日の前日の株価と所定期間前の株価との差を分子に
    上記前日の株価を分母として算出された株価変動率であ
    ることを特徴とする請求項16記載の株価連動ゲームデ
    ータ提供方法。
  18. 【請求項18】前記ゲーム用データを、複数の前記遊技
    者が対戦する形式のゲーム用データとし、前記企業銘柄
    の遊技データ媒体間の勝負を複数回行い、一方の前記遊
    技者が所定の勝数に至った際にゲーム終了とし、複数の
    前記遊技者間でそれぞれ最後の勝負において比較された
    前記企業銘柄の遊技データ媒体を交換させる交換ステッ
    プを、さらに含むことを特徴とする請求項15から17
    のいずれか1項記載の株価連動ゲームデータ提供方法。
  19. 【請求項19】一定期間経過を条件に、前記遊技者から
    前記企業銘柄の遊技データ媒体の取り替えを受け付ける
    取り替え受付ステップと、 その受け付けた前記企業銘柄の遊技データ媒体と異なる
    前記企業銘柄の遊技データ媒体を選出する選出ステップ
    と、 その選出した前記企業銘柄の遊技データ媒体を前記遊技
    者に向けて送る送出ステップと、を含むことを特徴とす
    る請求項15から18のいずれか1項記載の株価連動ゲ
    ームデータ提供方法。
  20. 【請求項20】遊技者に割り当てられた企業銘柄の遊技
    データ媒体付きの持ち駒に対して、株価または上記株価
    に連動した株価連動データを提供する提供ステップと、
    上記株価または上記株価連動データに基づいて、上記持
    ち駒の機能を決定し、上記持ち駒を用いたゲーム用デー
    タを送出するゲーム用データ送出ステップと、を含むこ
    とを特徴とする株価連動ゲームデータ提供方法。
  21. 【請求項21】前記遊技者の指示に基づいてゲームの参
    加を待機する待機ステップと、 別の前記遊技者から待機している前記遊技者の指名を受
    け付ける指名受付ステップと、 対戦する前記遊技者が決定すると、ゲームを開始するた
    めのゲーム開始データを送出するゲーム開始データ送出
    ステップと、を含むことを特徴とする請求項15から2
    0のいずれか1項記載の株価連動ゲームデータ提供方
    法。
  22. 【請求項22】遊技者に割り当てられた企業銘柄の遊技
    データ媒体に対して、株価または上記株価に連動した株
    価連動データを割り当てる割当ステップと、 その割り当てられた上記株価または上記株価連動データ
    の多寡に基づいて、勝敗または当選を決定する決定ステ
    ップと、を含むことを特徴とする株価連動ゲーム用プロ
    グラム。
  23. 【請求項23】前記株価連動データを所定期間の株価の
    変動値とし、 前記決定ステップは、上記所定期間の株価の変動値に基
    づいて、比較対象である前記企業銘柄の遊技データ媒体
    間の勝敗を決定することを特徴とする請求項22記載の
    株価連動ゲーム用プログラム。
  24. 【請求項24】前記所定期間の株価の変動値は、ゲーム
    実行日の前日の株価と所定期間前の株価との差を分子に
    上記前日の株価を分母として算出された株価変動率であ
    ることを特徴とする請求項23記載の株価連動ゲーム用
    プログラム。
  25. 【請求項25】前記ゲーム用データを、複数の前記遊技
    者が対戦する形式のゲーム用データとし、前記企業銘柄
    の遊技データ媒体間の勝負を複数回行い、一方の前記遊
    技者が所定の勝数に至った際にゲーム終了とし、 複数の前記遊技者間でそれぞれ最後の勝負において比較
    された前記企業銘柄の遊技データ媒体を交換させる交換
    ステップを、さらに含むことを特徴とする請求項22か
    ら24のいずれか1項記載の株価連動ゲーム用プログラ
    ム。
  26. 【請求項26】一定期間経過を条件に、前記遊技者から
    前記企業銘柄の遊技データ媒体の取り替えを受け付ける
    取り替え受付ステップと、 その受け付けた前記企業銘柄の遊技データ媒体と異なる
    前記企業銘柄の遊技データ媒体を選出する選出ステップ
    と、 その選出した前記企業銘柄の遊技データ媒体を前記遊技
    者に向けて送る送出ステップと、を含むことを特徴とす
    る請求項22から25のいずれか1項記載の株価連動ゲ
    ーム用プログラム。
  27. 【請求項27】遊技者に割り当てられた企業銘柄の遊技
    データ媒体付きの持ち駒に対して、株価または上記株価
    に連動した株価連動データを提供する提供ステップと、
    上記株価または上記株価連動データに基づいて、上記持
    ち駒の機能を決定し、上記遊技データ媒体を用いたゲー
    ム用データを送出するゲーム用データ送出ステップと、
    を含むことを特徴とする株価連動ゲーム用プログラム。
  28. 【請求項28】前記遊技者の指示に基づいてゲームの参
    加を待機する待機ステップと、 別の前記遊技者から待機している前記遊技者の指名を受
    け付ける指名受付ステップと、 対戦する前記遊技者が決定すると、ゲームを開始するた
    めのゲーム開始データを送出するゲーム開始データ送出
    ステップと、を含むことを特徴とする請求項22から2
    7のいずれか1項記載の株価連動ゲーム用プログラム。
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