JP2003040443A - ワーク移送装置の競合回避方法およびワーク移送システム - Google Patents

ワーク移送装置の競合回避方法およびワーク移送システム

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JP2003040443A
JP2003040443A JP2001223515A JP2001223515A JP2003040443A JP 2003040443 A JP2003040443 A JP 2003040443A JP 2001223515 A JP2001223515 A JP 2001223515A JP 2001223515 A JP2001223515 A JP 2001223515A JP 2003040443 A JP2003040443 A JP 2003040443A
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Satoshi Nojo
聡 野條
Satoshi Kanbayashi
聡 神林
Masako Inoue
理子 猪上
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】網状の移送路を移送車が移動する移送装置の移
動経路を決定する際に、その都度、移送路または中継路
の使用を予約することにより、移送装置同士の競合がな
い経路を設定する。 【解決手段】移送車の経路上の分岐装置ごとに、対応す
る順番より以前の行程時間、待機時間および旋回時間に
基づいて進入予約時間を算出する(ステップS20
2)。そして、その進入予約時間と移送車の番号を進入
予約として記録する(ステップS203)。さらに、進
入予約時間に旋回時間を加算した進行予約時間を求めて
(ステップS204)、移送車の番号とともに進行予約
として記録する(ステップS205)。そしてさらに、
経路の全ての分岐装置に対して、動作計画テーブルの所
定の移送車の行に経路を記録する(ステップS20
6)。その後、これらの記録に基づいて移送車を移動さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワーク移送装置の
競合回避方法およびワーク移送システムに関し、特に複
数の移送路、中継路およびステーションが網状に配置さ
れた網状移送路における複数のワーク移送装置の競合回
避方法およびワーク移送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】製造設備を有する工場において、加工機
械を任意の位置に配置できれば、加工機械をライン状に
配置する場合に比べて敷地の利用率を高くすることがで
きる。
【0003】この場合、各加工機械の間には網状の移送
路が形成され、移送装置がこの移送路を通ってワークを
移送する形態となる。
【0004】そして、一般に移送装置は複数台が用意さ
れ、各移送装置は自ら記憶した経路を移動し、または他
の制御装置から経路の指令を受けて移動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】複数の移送装置が移送
路を移動する場合、移送装置同士が移送路や分岐部を同
時に使用する状態となってしまう競合状態、所謂、デッ
ドロックを回避するために何らかの移動規制が必要にな
る。
【0006】上述の従来技術の不具合を解消するため
に、移送車が移動する経路および時間を全行程にわたり
予め全て算出しておく方法や、進行方向を一方通行にし
て競合を回避する方法などがある。
【0007】しかしながら予め算出しておく方法では、
その演算処理量が膨大であり処理時間が長くなるばかり
でなく、突発的な計画への対応が困難である。また、算
出結果を記録しておく記憶装置には信頼性の高いものが
必要とされる。
【0008】また、進行方向を一方通行にしておく方法
においては、移送装置の移動距離および移動時間が長く
なるとともに経路選択の自由度が低く、移送路等の増設
が困難になることがある。
【0009】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、網状移送路における移送車の移動経路を
他の移送装置の状態に応じて、その都度、移送車同士の
競合がない経路を設定することができるワーク移送装置
の競合回避方法およびワーク移送システムを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るワーク移送
装置の競合回避方法は、複数の移送路と、前記移送路が
接続される中継路とからなる網状路における複数のワー
ク移送装置の競合回避方法において、前記ワーク移送装
置が前記移送路または前記中継路を使用することを、前
記移送路または前記中継路ごとに予約情報として記録
し、前記予約情報が記録された前記移送路または前記中
継路は、前記予約情報の内容により他のワーク移送装置
の使用を排除することを特徴とする。
【0011】このようにすることで、移送装置同士の競
合を回避することができる。
【0012】また、前記予約情報は、前記移送路または
前記中継路を使用する前記ワーク移送装置の順番および
時間を示す順番情報および時間情報(予約時間)を含む
ようにしてもよい。
【0013】そして、前記移送路を通過する行程時間
と、前記中継路で旋回に要する旋回時間と、待機する待
機時間とに基づいて前記時間情報を求めるようにしても
よい。
【0014】さらに、前記順番情報は、前記ワーク移送
装置の識別番号により表すようにしてもよい。
【0015】そしてさらに、前記予約情報を、前記ワー
ク移送装置が前記移送路または前記中継路に進入する進
入予約と、脱出する進行予約とに分けて記録するように
してもよい。
【0016】前記ワーク移送装置が、前記予約情報が記
録された前記移送路または前記中継路の使用を終了した
とき、前記予約情報の記録を消去するようにしてもよ
い。
【0017】予約された移送路または中継路について、
その予約情報に登録されたワーク移送装置がそれぞれ順
番に、かつ、対応する時間だけ使用するようにしてもよ
い。
【0018】予約された複数の移送路または中経路につ
いて、それぞれ予約情報に登録されたワーク移送装置が
同一順で異なる場合に、これら複数のワーク移送装置が
並列的に移動するようにしてもよい。
【0019】また、本発明に係るワーク移送システム
は、ワークを移送する複数のワーク移送装置と、前記ワ
ーク移送装置が移動し、または停止する複数の移送路
と、前記ワーク移送装置から前記ワークが搬入および搬
出される複数のステーションと、2つ以上の前記移送路
の中継点に設けられ、一方の前記移送路から前記ワーク
移送装置が進入して停止しまたは他の前記移送路へ進行
する中継路と、前記ワーク移送装置、前記移送路、前記
ステーションおよび前記中継路の動作を制御する制御部
とを有し、前記制御部は、前記ワーク移送装置が前記移
送路または前記中継路を使用することを、前記移送路ま
たは前記中継路ごとに予約情報として記録し、前記予約
情報が記録された前記移送路または前記中継路は、前記
予約情報の内容により他のワーク移送装置の使用を排除
することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るワーク移送装
置の競合回避方法およびワーク移送システムに適用した
実施の形態を図1〜図19を参照しながら説明する。
【0021】図1に示すように、本実施の形態に係るワ
ーク移送システム10は、ワーク16を移送する複数の
移送車(ワーク移送装置)18と、移送車18をワイヤ
60を介して移動させ、または途中で停止させることの
できる複数の移送路20と、移送車18からワーク16
が搬入および搬出される複数の着脱装置(ステーショ
ン)24と、着脱装置24からワーク16を出し入れし
てワーク16を加工する加工機14と、移送路20の中
継点または端部に設けられ、移送路20から進入してき
た移送車18を停止させ、または他の移送路20へ進行
させことのできる分岐装置(中継路)22と、移送車1
8、移送路20、着脱装置24および分岐装置22の動
作を直接制御する複数のユニットコントローラ26と、
複数のユニットコントローラ26を統合して全体を制御
するメインコントローラ(制御部)12とを有する。
【0022】なお、以下、「搬入」とは、移送車18か
ら着脱装置24へワーク16を受け渡す作業を表すもの
とし、「搬出」とはその逆の作業を表すものと定義す
る。
【0023】図2に示すように、着脱装置24は複数存
在し、また、それぞれの着脱装置24a〜24mはワー
ク16の加工工程に応じた加工機14(図1参照)を備
えている。ワーク16は2種類のワーク16aおよび1
6b(共に図示せず)に分類され、加工機14はワーク
16a、16bに共用のものと、どちらか一方に対し専
用の加工を行うものが混在している。
【0024】ワーク16の加工工程は、順に4つの工程
A、B、C、Dに分類され、投入工程でワーク16は投
入装置36から工程Aに受け渡され、工程Dが終了する
と払い出し工程の払出装置38に送られる。なお、投入
装置36および払出装置38は、ワーク16を投入およ
び払い出しを行う機能とともに、着脱装置24と同様に
移送車18とワーク16の授受を行うものであり、以下
の説明では着脱装置24と同列に扱うものとする。
【0025】工程Aでは着脱装置24a〜24dを、工
程Bでは着脱装置24e〜24gを、工程Cでは着脱装
置24h〜24kを、工程Dでは着脱装置24L〜24
mを備えており、それぞれの着脱装置24a〜24mと
投入装置36および払出装置38とは網状に配置された
移送路20で結ばれている。また、投入装置36、払出
装置38および着脱装置24a〜24mは移送路20の
途中の箇所に設けられている。
【0026】ワーク16の移送経路は、例えば、投入装
置36から投入され、工程Aの着脱装置24b、工程B
の着脱装置24g、工程Cの着脱装置24k、工程Dの
着脱装置24Lで順に加工され、その後、払出装置38
から払い出しされる。
【0027】分岐装置22は複数存在し、分岐装置22
a〜22mは移送路20の中継点に設置され、そして分
岐装置22n〜22vは移送路20の端部に設置されて
いる。また、中継点から延びる移送路20は90°に交
差している必要はなく、分岐装置22iおよび22mの
ように、任意の角度に設定可能である。さらに、中継点
から延びる移送路20の数は交差する4本に限ることな
く、分岐装置22a、22m等のように、2本や3本な
ど任意の数に設置することができる。
【0028】また、着脱装置24a〜24mおよび払出
装置38を適当な数のエリアに分割し、それぞれのエリ
アに移送車18を割り当てる。それぞれの移送車18
は、割り当て分の着脱装置24または払出装置38に対
してのみワーク16の搬入を行い、ワーク16の搬出を
受ける際には前工程側のエリアにも進入し、他の移送車
18を回避するときは隣接するエリアにも進入するもの
とする。
【0029】図2では4台の移送車18a〜18dを移
送車18aエリア〜移送車18dエリアに割り当てた例
を示している。移送車18bエリアについていえば、工
程B、工程Cにまたがったエリアの着脱装置24f、2
4g、24j、24kにワーク16を搬入する作業を行
い、搬出作業に関しては、前工程である工程A、工程B
の着脱装置24a、24b、24c、24d、24e、
24f、24gから搬出を受ける作業を行う。
【0030】また、これらの移送路20と、分岐装置2
2とからなる網状路は、工程が進む方向をDxとして規
定し、方向Dxに垂直な方向をDyとして規定してい
る。分岐装置22の位置は、適当な基準点を設けて座標
(x、y)として表され、分岐装置22間の移送路20
の向きは、方向DxまたはDyで表される。さらに、分
岐装置22iと分岐装置22mを結ぶ移送路20のよう
に斜めに設定されたものは、傾き角度に応じた方向Dz
を規定して表される。
【0031】図3に示すように、着脱装置24は、縦長
の構造であり、両脇部に立設されたレール58にはチェ
ーン・スプロケット機構59が組み込まれている。レー
ル58から水平方向に突出した一体型上下2段構造の載
置台54、56はチェーン・スプロケット機構59によ
りレール58に沿って上下移動が可能であり、図示しな
い高さセンサにより載置台54、56の高さを検出可能
な構成になっている。チェーン・スプロケット機構59
は、ユニットコントローラ26に接続されたモータ52
により駆動され、高さセンサの出力値を参照しながら載
置台54、56の高さの調整動作が可能である。
【0032】この着脱装置24と移送車18は、上段の
載置台54との間でワーク16の積み下ろしが可能であ
るとともに、載置台54にワーク16がないときには下
段の載置台56との間でも積み下ろしが可能に構成され
ている。
【0033】具体的には、移送車18は未加工のワーク
16xを載置台54に下ろすと、一度待避する。載置台
56を加工機14の近くの高さまで降下させて、ここで
加工機14で加工した加工済みのワーク16yを載置台
56に載せると載置台54、56をさらに降下させる。
載置台54が加工機14の近くの高さに到達したところ
で停止させ、未加工のワーク16xを加工機14に受け
渡すと載置台54、56を上昇させる。そして、載置台
56が移送車18の近くの高さに到達したら、待避して
いた移送車18が再度積み込み位置まで移動し、加工済
みのワーク16yを載置台56から移送車18に積み込
む。
【0034】このようにして、着脱装置24、加工機1
4と移送車18との間で未加工のワーク16xと加工済
みのワーク16yの搬入、搬出が可能になる。
【0035】図4に示すように、分岐装置22は、分岐
装置本体70と、分岐装置本体70から斜め下方向に突
出して移送路20と接続している脚部80と、分岐装置
本体70の直下に設けられ、モータ82によって水平に
旋回する旋回部78と、旋回部78に設けられ移送車1
8を引き込みおよび送り出すローラ74と、ローラ74
を回転させるモータ72とを有する。さらにこの分岐装
置22は、移送路20のワイヤ60をプーリ62、64
を介して駆動させるモータ68と、旋回部78の旋回角
を検出する角度センサ(図示せず)と、移送車18の位
置を検出する位置センサ(図示せず)等を有する。
【0036】分岐装置22は、モータ68によりワイヤ
60を駆動させてワイヤ60に着脱可能に固定される移
送車18を移動させることができる。移送車18は、移
動中はワイヤ60を咬み込んで固定するカム機構により
ワイヤ60と一体となって移動する。そして、分岐装置
22に到達すると自動的にカム機構が解除される構成に
なっており、カム機構が解除された後はローラ74によ
って旋回部78に引き込まれる。
【0037】移送車18が旋回部78の中心位置まで達
したらモータ82により向きを変えて、別の移送路20
に対して再びローラ74により移送車18を送り出す。
また、2つの移送路20が直線状に設定されて、移送車
18が分岐装置22を介して直進する場合は、旋回部7
8の旋回動作は不要であり、比較的速く移送車18を通
過させることができる。
【0038】この分岐装置22のモータ68、72、8
2および図示しない位置センサ、角度センサはユニット
コントローラ26に接続されており、移送車18の位置
や旋回部78の角度が制御されている。
【0039】図5に示すように、メインコントローラ1
2は、本体30と、画面出力を行うモニタ32と、入力
装置のキーボード34等から構成される。
【0040】本体30は、モニタ32を制御するモニタ
機能部30aと、ワーク移送システム10の各種構成を
保持するパラメータ管理機能部30bと、キーボード3
4から指示およびデータを入力しパラメータ管理機能部
30bへ受け渡す数値パラメータ機能部30cと、有線
または無線でユニットコントローラ26と通信を行う通
信機能部30gとを有する。さらに、前記本体30は、
通信機能部30gと接続されてワーク移送システム10
の状態を管理する稼動状態管理機能部30dと、パラメ
ータ管理機能部30b、稼動状態管理機能部30d等と
協働して移送車18の移動する経路を決定する移送経路
決定機能部30eと、移送車18の動作をシミュレーシ
ョンするシミュレーション機能部30fとを有する。
【0041】また、本体30は、図示しないハードディ
スク、CPU、メモリ等を備えており、上記の各機能部
30a〜30fは、通常はソフトウェアとしてハードデ
ィスクに格納されている。そして、各機能を実行すると
きはメモリにロードされた上でCPUにより実行され
る。
【0042】メインコントローラ12は、図6に示す手
順により、移送車18の移送経路を決定する。すなわ
ち、各移送車18の分担する移動範囲を決定して入力し
(ステップS1)、移送車18の搬出元と搬入先を決定
し(ステップS2)、移送車18の移送経路を探索する
(ステップS3)。探索して求められた経路候補を列挙
し(ステップS4)、各経路候補ごとの移送時間を算出
する(ステップS5)。そして、実際の動作条件を考慮
して移送時間が最短の経路を選定し、さらに、決定した
経路を移送車18が移動する際に、他の移送車との競合
を避けながら分岐装置22を予約する(ステップS
6)。
【0043】このようにして、その時点で決定可能な移
送経路を全て決定したら、次の計算条件が成立するまで
待つ(ステップS7)。次の計算条件とは、例えば各着
脱装置24からの搬入要求信号、搬出要求信号および移
送車18による移送終了もしくは分岐装置22を通過し
たという情報等が条件となり、これらの条件が発生した
ときに再度ステップS2に戻るようにすればよい。
【0044】このうち、ステップS5およびステップS
6の処理について図7〜図17を参照しながら詳細に説
明する。
【0045】まず、ステップS5について説明する。
【0046】このステップS5の処理は、基本的には、
移送途中の分岐装置22の予約状況をテーブルから参照
し、待機しなければならない待機時間を求め、この待機
時間と移送車18が移動に要する時間とを合計し、実際
の移送時間を求めるものである。
【0047】移送経路決定機能部30eは、移送車18
のそれぞれの動作計画が記憶されている動作計画テーブ
ル104(図7参照)と、分岐装置22の位置および接
続先などの情報が記録されている分岐装置情報テーブル
112(図8参照)と、移送路20の接続先などの情報
が記録されている移送路情報データテーブル113(図
9参照)と、探索して選定された複数の移動経路を列挙
して記述する経路候補データテーブル114(図10参
照)と、移動経路候補の移送時間算出用の経路候補時間
データテーブル115(図11参照)と、分岐装置22
ごとに移送車18の使用予約が記録されている分岐装置
予約データテーブル120(図12参照)と、分岐装置
22ごとに予約時間が記録されている分岐装置時間管理
テーブル122(図13参照)とを用いて移送車18の
移送時間を求め、また、移送車18同士の競合を避けて
分岐装置22の使用予約を行う。これらのテーブルはハ
ードディスクまたはメモリ上に設定され、CPUが参照
および更新の処理を行う。
【0048】図7に示す動作計画テーブル104は、各
移送車18の動作計画および動作状態が示される。各移
送車18の動作計画および動作状態は、順番1から列の
右方向に昇順に記録されている。また、各順番には動作
状態フラグFLGが設けられている。
【0049】移送車18aについて説明すると、搬出元
は投入装置36、搬入先は着脱装置24dであり、その
順番は投入装置36、分岐装置22b、分岐装置22
c、着脱装置24dとなっている。そして、順番1は投
入装置36〜分岐装置22bの経路を規定しており、そ
の動作状態フラグFLGは動作完了を示す「2」であ
る。順番2は分岐装置22b〜分岐装置22cの経路を
規定しており、その動作状態フラグFLGは動作途中を
示す「1」である。順番3は分岐装置22c〜着脱装置
24dの経路を規定しており、その動作状態フラグFL
Gは未開始を示す「0」である。従って、この時点にお
いて移送車18aは分岐装置22bに存在しているか、
または分岐装置22cへ向かって動作中であることが分
かる。
【0050】また、移送車18bについては、順番1に
着脱装置24bだけが記録されており動作フラグFLG
は「0」である。この状態は移送車18bは着脱装置2
4bにおいて空き状態であることを示す。
【0051】図8に示す分岐装置情報テーブル112
は、各分岐装置22a〜22vについて、位置座標と、
接続先の分岐装置22の番号と、旋回部78の角速度、
角加速度および角減速度と、それぞれの接続先の方向を
+Dx、+Dy、+Dz、−Dx、−Dyおよび−Dz
方向として記録しているテーブルである。
【0052】分岐装置22aについて説明すると、位置
座標は、方向Dx、Dyを基準にした直交座標で(x
a、ya)と表され、また、接続先は+Dx、+Dyお
よび−Dy方向の3方向である。+Dx方向には分岐装
置22dが、−Dy方向には分岐装置22bが、+Dy
方向には分岐装置22oが接続されていることを示して
いる。旋回速度、角加速度および角減速度はそれぞれω
a[°/sec]、ωb[°/sec2]、ωc[°/
sec2]である。
【0053】図9に示す移送路情報データテーブル11
3は、各移送路20について、長さと、接続先の分岐装
置22の番号と、移送車18を移送する速度、加速度お
よび減速度を記録しているテーブルである。例えば、分
岐装置22aと22dを結ぶ移送路が20aであること
を示している。
【0054】図10に示す経路候補データテーブル11
4は、経路候補の組み合わせを全て列挙するテーブルで
あり、経路を分岐装置22の列として記憶している。欄
が「S」で表されるものは出発点の着脱装置24であ
り、「G」で表されるものは到達点の着脱装置24を示
す。
【0055】図11に示す経路候補時間データテーブル
115の各順番は「行程時間」、「旋回時間」および
「待機時間」の欄に分割されている。行程時間は移送路
20を通過する時間であり、旋回時間は分岐装置22で
旋回部78が旋回に要する時間である。また、行程時間
および旋回時間はともに移動している時間(通過時間)
であり、待機時間と区別される。また、行程時間、旋回
時間および待機時間の合計をそれぞれ記録する「合計行
程時間」、「合計旋回時間」、「合計待機時間」の欄と
これらをさらに合計する「移送時間」の欄が付加されて
いる。経路候補時間データテーブル115の「順番」
は、経路候補データテーブル114の「順番」より
「1」だけ小さい値に対応している。
【0056】図12に示す分岐装置予約データテーブル
120は、各分岐装置22ごとに、移送車18が進入す
る進入動作および脱出する進行動作に分けて予約するテ
ーブルであり、各動作ごとに動作が終了した時点で予約
が解消される。
【0057】分岐装置22dについて説明すると、一番
左側の「順番1」の欄にのみ「18c」が記録されてい
るので、移送車18cは、現在、この分岐装置22dに
待機していて、いずれかの分岐装置22へ進行する動作
の予約されている。
【0058】また、分岐装置22bについて説明する
と、「順番1」および「順番2」の欄に「18a」が記
録されているので、いずれかの分岐装置22から移送車
18が進入し、そして別の分岐装置22へ進行する動作
の予約を表している。
【0059】図13に示す分岐装置時間管理テーブル1
22は、分岐装置予約データテーブル120と同じ書式
をもつテーブルであり、分岐装置予約データテーブル1
20の各欄に対応して、予約されている時間を現時刻か
らの時間で記録している。
【0060】例えば、分岐装置22bについては、10
[sec]後に移送車18aが進入し、15[sec]
後に通過して、使用状態から解放されることが分かる。
【0061】動作計画テーブル104、経路候補テーブ
ル114、経路候補時間データテーブル115、分岐装
置予約データテーブル120、および分岐装置時間管理
テーブル122は、それぞれ、着脱装置24、分岐装置
22が増設される場合および移送車18の経路が長い場
合などに対応可能な十分な記憶領域を持つものとする。
【0062】次に、ステップS5における各経路候補ご
との移送時間を算出する手順について図14および図1
5を参照しながら説明する。
【0063】この手順は、ステップS101において、
経路候補データテーブル114で、上段側から順に経路
候補を選択して、選択した経路候補ごとにステップS1
02〜S111の処理を実行するものである。全ての経
路候補について処理が終了したならばステップS112
へ移り、後処理を行う。
【0064】ステップS102において、経路候補デー
タテーブル114を参照し、順番2から順に右列の方向
に、通過する分岐装置22を選択する。選択した分岐装
置22に対して、ステップS103およびステップS1
04の行程時間および旋回時間を算出する処理を行う。
各経路候補ごとに全ての分岐装置22に対する行程時間
および旋回時間を算出し、求められた行程時間および旋
回時間をそれぞれ合計し、合計行程時間および合計旋回
時間として経路候補時間データテーブル115の「合計
行程時間/合計旋回時間」の欄に記録し(ステップS1
05)、ステップS106へ移る。
【0065】すなわち、ステップS103においては、
選択された分岐装置22と、その1つ前の順番の分岐装
置22との間の移送路20を通過するのに要する行程時
間を計算する。
【0066】例えば、経路候補データテーブル114の
経路候補「No.1」の「順番3」では、分岐装置22
の番号は「22d」であり、その1つ前の「順番2」で
は、「22a」である。ここで、図9の移送路情報デー
タテーブル113を参照すると、分岐装置22aと分岐
装置22dの間は移送路20aであることが分かるの
で、移送路20aの長さ、速度、加速度、減速度から、
この間に要する行程時間を計算する。
【0067】また、図10の経路候補データテーブル1
14の分岐装置22の番号の欄が「G」であるとき、ま
たは「順番2」の欄に関するときは、到達点または出発
点と当該分岐装置22との間の距離を求め、移送路情報
データテーブル113におけるデータのうち「長さ」を
求めた距離で置き換えて計算する。
【0068】ここで求めた行程時間は、図11の経路候
補時間データテーブル115の「行程時間」の欄に左詰
めにして順に記録する。
【0069】次に、ステップS104において、選択さ
れた分岐装置22における旋回部78の旋回時間を計算
する。
【0070】例えば、図10の経路候補データテーブル
114の経路候補「No.1」の「順番2」に関しては
分岐装置22aの旋回時間を計算する。すなわち、図8
の分岐装置情報テーブル112を参照し、分岐装置22
aにおける移送車18の進入方向と進行方向からそれぞ
れの接続先の分岐装置22と分岐装置22aとの位置座
標から旋回角度を求める。そして、求めた旋回角度と分
岐装置22aの欄の、旋回速度、角加速度、角減速度と
から旋回時間を計算する。
【0071】また、旋回角度の算出にあたっては、分岐
装置情報テーブル112の「接続方向」の欄から+D
x、+Dy、+Dz、−Dx、−Dy、−Dzの各方向
の組み合わせにより予め旋回角度を求めておいてもよ
い。この場合、+Dx方向〜−Dx方向への移動のよう
に直線上の移動の場合は旋回の必要はないので、算出過
程を省略し旋回に要する時間を「0」とすればよい。ま
たさらに、旋回時間の算出には、旋回部78が旋回して
いる時間だけでなく、移送車18が移送路20と分岐装
置22との間を移る遷移状態の時間を付加するようにし
てもよい。
【0072】ここで求めた旋回時間は、図11の経路候
補時間データテーブル115の「旋回時間」の欄に左詰
めにして順に記録する。
【0073】記録を行ったらステップS102へ戻り、
次の経路候補について同様の処理を繰り返す。
【0074】次に、待機時間を求めるステップS106
〜S110(図15参照)の処理について説明する。
【0075】まず、ステップS106において、図10
の経路候補データテーブル114を参照し、順番2から
順に右列の方向に通過する分岐装置22を選択する。選
択した分岐装置22に対して、ステップS107〜S1
11の合計待機時間を算出する処理を行う。各経路候補
ごとに全ての分岐装置22に対する合計待機時間を算出
したらステップS101へ戻り、次の経路候補の処理に
移る。
【0076】すなわち、ステップS107において、経
路候補時間データテーブル115で選択された列より前
の順番(左側)に記録された行程時間および旋回時間の
合計に、当該列の行程時間を加算し理想到着時間とす
る。この理想到着時間は、障害がない場合に移送車18
が当該列の分岐装置22に到着できる時間を表す。
【0077】例えば、経路候補が「No.1」で順番が
「順番2」であれば、経路候補時間データテーブル11
5を参照すると理想到着時間は、7+5+20=32
[sec]であり、分岐装置22dに到着するのは32
[sec]後であることが分かる。
【0078】なお、当該列の旋回時間は、到着後に行う
動作であることから、ここには加算しない。
【0079】次に、ステップS108において、図10
の経路候補データテーブル114のうち、図11の経路
候補時間データテーブル115に対応する欄から分岐装
置22の番号を確認する。そして、確認した分岐装置2
2を図13の分岐装置時間管理テーブル122で参照
し、その分岐装置22の予約が解消される予約解消時間
を調べて次のステップS109へ移る。予約解消時間は
分岐装置時間管理テーブル122で空欄でない一番右側
の欄の数値を読めばよい。もし、経路候補時間データテ
ーブル115の対応する欄が全て空欄になっているなら
ば、この分岐装置22における待機時間は「0」として
ステップS111へ移る。
【0080】ステップS109において、経路候補時間
データテーブル115の「合計待機時間」の欄の数値と
理想到着時間とを加算し実到着時間(到着時間)を求め
る。「合計待機時間」の欄の数値は、その時点における
数値を参照すればよく、また空欄であるならば「0」と
みなす。
【0081】ステップS110において、予約解消時間
と実到着時間とを比較して待機時間を求める。すなわ
ち、予約解消時間の方が実到着時間より小さければ、実
到着時間までに分岐装置22の予約が解消されているの
で、待機時間を「0」とする。また、逆であるならばそ
の差を待機時間とする。
【0082】上記例において、経路候補が「No.1」
で順番が「順番2」の場合では、移送車18bが分岐装
置22dへ到着する実到着時間が32[sec]であ
り、分岐装置時間管理テーブル122を参照すると分岐
装置22dの予約解消時間が60[sec]なので、待
機時間は60−32=28[sec]となる。
【0083】ステップS111において、求めた待機時
間を図11の経路候補時間データテーブル115の「合
計待機時間」の欄に積算記録する。つまり、当該欄が空
欄であるならばそのまま記録し、すでに待機時間が記録
されているときは加算して記録する。また、各順番の
「待機時間」の欄には積算しない値をそのまま記録し、
他の利用に供する。
【0084】記録をしたらステップS106へ戻り、次
の経路候補について同様の処理を繰り返す。
【0085】行程時間を求めるステップS101〜S1
05の処理および待機時間を求めるステップS106〜
S111の処理が終了したら、ステップS112におい
て、図11の経路候補時間データテーブル115の各経
路候補について「合計行程時間」、「合計旋回時間」お
よび「合計待機時間」のそれぞれを加算して移送時間を
求める。求めた移送時間は「移送時間」の欄に記録す
る。
【0086】最後に、ステップS113において、経路
候補時間データテーブル115の「移送時間」に記録さ
れた時間のうち最短時間のものを選択して移送車18の
経路として決定する。このようにして図6のステップS
5の処理が終了する。
【0087】次に、メインルーチンのステップS6にお
ける分岐装置22を予約する手順およびその予約によっ
て移送車18を移動させる手順について図16〜図19
を参照しながら説明する。
【0088】このステップS6の処理は、基本的には、
分岐装置予約データテーブル120に対して移送車18
が分岐装置22を予約する時間を移送車18の識別番号
とともに記録して、他の移送車との競合を防止するもの
である。
【0089】以下の説明においては、移送車18bが着
脱装置24bからワーク16の搬出を受け、着脱装置2
4gへ搬入する場合に、その経路は、図10の経路候補
データテーブル114および図11の経路候補時間デー
タテーブル115の「No.1」の経路、すなわち着脱
装置24b(図10中、「S」で示される。)、分岐装
置22a、分岐装置22d、分岐装置22e、着脱装置
24g(図10中、「G」で示される。)の順の経路が
選定されているものとする。
【0090】まず、図16のステップS201におい
て、分岐装置22の選択を行う。具体的には、図10の
経路候補データテーブル114を参照し、順番2から順
に右列の方向に、通過する分岐装置22を選択する。選
択した分岐装置22に対して、ステップS202〜S2
05の一連の予約処理を行う。各経路候補ごとに全ての
分岐装置22に対する予約を行い、ステップS206へ
移る。
【0091】すなわち、ステップS202において、選
択された分岐装置22に対する進入予約時間を算出す
る。進入予約時間は、その選択された分岐装置22に対
応する順番を経路候補時間データテーブル115で確認
し、その順番の行程時間、待機時間と、それより前の全
ての順番の行程時間、待機時間および旋回時間を加算し
て求められる。
【0092】なお、当該列の旋回時間は、到着後に行う
動作であることから、ここには加算しない。
【0093】次に、ステップS203において、進入予
約を記録する。この記録は、移送車18が分岐装置22
に進入することを予約するものである、図13の分岐装
置時間管理テーブル122の選択された分岐装置22の
番号で表される行で、空欄のうち左端の欄に進入予約時
間を記録することにより行われる。さらに、図12の分
岐装置予約データテーブル120の選択された分岐装置
22の番号で表される行で、空欄のうち左端の欄に移送
車18の番号(識別番号)を記録する。
【0094】次に、ステップS204において、選択さ
れた分岐装置22に対する進行予約時間を算出する。進
行予約時間は、ステップS202で求めた進入予約時間
にその分岐装置22における旋回時間を加算して求めら
れる。
【0095】また、進行予約時間の算出には、旋回部7
8が旋回している時間だけでなく、移送車18が移送路
20と分岐装置22との間を移る遷移状態の時間を付加
するようにしてもよい。
【0096】次に、ステップS205において、進行予
約を記録する。この記録は、移送車18が分岐装置22
から脱出するまでの予約をするものであり、ステップS
203と同様にして図12の分岐装置予約データテーブ
ル120および図13の分岐装置時間管理テーブル12
2に移送車18の番号と進行予約時間を記録することに
より行われる。
【0097】このように、分岐装置予約データテーブル
120および分岐装置時間管理テーブル122に進入予
約および進行予約を記録することにより、その予約時間
内は分岐装置22を独占的に使用する権利が確保され、
他の移送車18の使用を排除することができる。
【0098】図17の分岐装置予約データテーブル12
0および図18の分岐装置時間管理テーブル122は、
経路候補「No.1」(図10参照)の「順番3」、つ
まり分岐装置22dに対して進入予約時間および進行予
約時間が予約された例を示すものであり、分岐装置予約
データテーブル120の分岐装置22dの行には「順番
3」および「順番4」の列に移送車18の番号である
「18b」が記録されている。また、分岐装置時間管理
テーブル122の分岐装置22dの行には、対応する欄
に進入予約時間および進行予約時間である「60」、
「65」が記録されている。この例では、分岐装置22
dに対して移送車18b、18cが移送路20から進
入、進行する遷移状態の時間を考慮していないために、
「順番1」〜「順番2」まで予約時間が全て「60」に
なっているが、この遷移時間が無視できない場合は、所
定時間を加算する。
【0099】このように予約を行った後にステップS2
01に戻り、次の分岐装置22を選択して同様の処理を
行う。
【0100】そして、経路候補の全ての分岐装置22に
対して予約を行い、ステップS206において、動作計
画テーブル104の所定の移送車18の行に経路を記録
してステップS6が終了する。そして、図6のメインル
ーチンでステップS7に移り、次の計算の条件待ちを行
う。
【0101】一方、メインルーチンとは別に、以下のス
テップS301〜S306(図19参照)において、移
送車18を移動させる処理を行う。これらの処理は、ス
テップS201〜S206およびメインルーチンのステ
ップS1〜S6とは独立的に実行されるものであり、例
えばタイムシェアリングの手法によりリアルタイムで並
列処理を行う。
【0102】また、ステップS301〜S306は、移
送車18の存在する数だけ用意されている。
【0103】ステップS301において、図7の動作計
画テーブル104を参照し、対応する移送車18の現在
の状態を確認する。そして、ある順番で動作状態フラグ
FLGが動作完了を示す「2」であり、その次の順番の
動作状態フラグFLGが未開始を示す「0」であるなら
ば、ステップS302へ移る。このような進入動作が終
了した移送車18がなければ待機する。
【0104】ステップS302においては、進入予約を
消去する。つまり、対応する移送車18は、ある分岐装
置22へ進入が終了した状態にあるのでその予約を分岐
装置予約データテーブル120(例えば図17参照)お
よび分岐装置時間管理テーブル122(例えば図18参
照)から削除する処理を行う。
【0105】例えば、移送車18aが分岐装置22cに
進入したのであれば、分岐装置予約データテーブル12
0の分岐装置22cの行で「順番1」の欄に記録されて
いる「18a」の記録を削除し、それより右の記録を左
詰めに移動する。また、分岐装置時間管理テーブル12
2に関しても対応する欄を同様に削除する。
【0106】次に、ステップS303において、その分
岐装置22において旋回動作が必要であれば、対応する
旋回指示が通信機能部30gを経由し、各ユニットコン
トローラ26に伝えられる。各ユニットコントローラ2
6は旋回指示に付随するアドレスから自身宛の旋回指示
であることを確認すると、この指示に従い分岐装置22
を制御して移送車18を動作させる。
【0107】次に、ステップS304において、動作計
画テーブル104の動作状態フラグFLGが「0」であ
る欄で進行先の分岐装置22の番号を確認し、その分岐
装置22が対応する移送車18によって予約されてい
て、それ以前の予約が消去されているか否かを分岐装置
予約データテーブル120により調べる。例えば、移送
車18aが分岐装置22bから分岐装置22cへ進行す
るとき、分岐装置予約データテーブル120の分岐装置
22cの行で「順番1」の欄に「18a」が記録されて
いれば移送車18aは分岐装置22cへ進入可能であ
る。同欄に他の番号が記録されているときは待機する。
このようにすることで、最初の予約に対応する移送車1
8に独占的に進行先の分岐装置22を使用させることが
できる。また、この時点で存在する分岐装置22も予約
されているので、結果的にその間の移送路20も独占的
に使用可能であり、移動動作が保証されている。
【0108】さらに、複数の移送車18に関して、動作
の制御を行うステップS301〜S306は個別のプロ
グラムが用意されているが、分岐装置予約データテーブ
ル120および分岐装置時間管理テーブル122は共通
に参照されるので、移送車18同士の競合が回避される
とともに、予約の許容範囲内で複数の移送車18が同時
に動作可能である。
【0109】次に、ステップS305において、対応す
る移送車18の動作指示を発信する。この動作指示の処
理はステップS303の旋回指示の処理と同様に行う。
【0110】最後に、ステップS306において、対応
する移送車18の進行予約を消去する。例えば、移送車
18aが分岐装置22cから着脱装置24dへ向けて進
行したのであれば、分岐装置22cの進行予約は不要に
なるので、分岐装置予約データテーブル120の分岐装
置22cの行で「順番1」の欄にある「18a」の記録
を削除し、それより右の記録を左詰めに移動する。ま
た、分岐装置時間管理テーブル122に関しても同様に
対応する欄の削除を行う。
【0111】ステップS306を終了すると、ステップ
S301へ戻り、再び動作状態フラグFLGの監視を行
う。
【0112】このように、本実施の形態に係るワーク移
送方法およびワーク移送システム10の競合回避方法に
おいては、分岐装置22が移送車18により使用される
予約時間を記録し、この予約時間内は他の移送車18の
使用を排除するようにしたので、移送車18同士が競合
することを回避することができる。
【0113】また、予約時間は、移送車18の番号とと
もに記録するので、この番号に基づいて移送車18の動
作を決定することができる。
【0114】さらに、予約時間と移送車18の番号を、
進入予約と進行予約とに分けて記録するので、移送車1
8の分岐装置22における動作と関連づけられており、
動作制御に有効である。
【0115】移送車18が、分岐装置22の使用を終了
したとき、予約時間および移送車18の番号の記録を分
岐装置予約データテーブル120および分岐装置時間管
理テーブル122から消去するので常に最新の情報が記
録されていることとなり、リアルタイムに制御を行うこ
とができる。
【0116】またさらに、行程時間、旋回時間および待
機時間に基づいて予約時間を求めるので正確な予約を行
うことができる。
【0117】予約時間のうち最初の予約に対応する所定
の移送車18を移動または旋回させるので独占的な使用
が可能で、確実に他の移送車18を排除することができ
る。万一、移送車18の移動が計画どおりに推移しなか
った場合であっても、移動に先立ち、分岐装置22が対
応する移送車18によって予約されていて、かつ、それ
以前の予約が消去されていることを分岐装置予約データ
テーブル120により確認することができ、競合を防ぐ
ことが可能である。
【0118】また、一連の処理は、動作計画テーブル1
04、分岐装置情報テーブル112、移送路情報データ
テーブル113、経路候補データテーブル114、経路
候補時間データテーブル115、分岐装置予約データテ
ーブル120および分岐装置時間管理テーブル122を
参照、比較および更新等の処理により、複雑な演算を行
うことなく、リアルタイムで行うことができる。この結
果、突発的な計画変更への対応も可能となり、経路選択
の自由度も高い。
【0119】そしてさらに、着脱装置24、分岐装置2
2および加工機14等が増設され、あるいは取り除かれ
た場合であっても、動作計画テーブル104、分岐装置
情報テーブル112、移送路情報データテーブル11
3、経路候補データテーブル114、経路候補時間デー
タテーブル115、分岐装置予約データテーブル12
0、分岐装置時間管理テーブル122の所定のデータを
更新するだけで適用可能であり、アルゴリズム部分に変
更を加える必要がない。移送路20は互いに直交してい
なくてもよく、分岐装置22における接続先は任意の数
であっても適用可能なので、移送路20を種々の形態に
変更することが可能である。
【0120】搬送経路の表現方法は、その経路途中の分
岐装置22の番号列による方法を示したが、移送路20
の番号列で表現するようにしてもよい。
【0121】分岐装置時間管理テーブル122は、現時
刻からの相対時間で表すものでなく、基準時を基にした
絶対時間で表すようにしてもよい。
【0122】移送車18については、ワイヤ60から動
力を受ける他走式のものに限らず、床面を移動する自走
式および自立式等のものであってもよい。
【0123】またさらに、網状移送路は都市交通網等で
あってもよい。
【0124】そしてさらに、この発明に係るワーク移送
装置の競合回避方法およびワーク移送システムは、上述
の実施の形態例に限らず、この発明の要旨を逸脱するこ
となく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0125】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るワー
ク移送システムの競合回避方法およびワーク移送システ
ムによれば、網状移送路における移送車の移動経路で、
その都度、移送路または中継路の使用を予約することに
より、移送装置同士の競合がない経路を設定することが
できるという効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るワーク移送装置を示す斜視
図である。
【図2】本実施の形態における網状移送路を示す説明図
である。
【図3】着脱装置、移送車を示す斜視図である。
【図4】分岐装置を示す説明図である。
【図5】本実施の形態に係るワーク移送システムの機能
ブロック図である。
【図6】メインコントローラが移送車の移送経路を決定
する手順を示すフローチャートである。
【図7】動作計画テーブルの内容を示す説明図である。
【図8】分岐装置情報テーブルの内容を示す説明図であ
る。
【図9】移送路情報テーブルの内容を示す説明図であ
る。
【図10】経路候補データテーブルの内容を示す説明図
である。
【図11】計算途中の経路候補時間データテーブルの内
容を示す説明図である。
【図12】分岐装置予約データテーブルの内容を示す説
明図である。
【図13】分岐装置時間管理テーブルの内容を示す説明
図である。
【図14】各経路候補毎の移送時間を算出して最短の移
送時間を選択する手順を示すフローチャート(その1)
である。
【図15】各経路候補毎の移送時間を算出して最短の移
送時間を選択する手順を示すフローチャート(その2)
である。
【図16】経路に従い分岐装置を予約する手順を示すフ
ローチャートである。
【図17】作成途中の分岐装置予約データテーブルの内
容を示す説明図である。
【図18】分岐装置時間管理テーブルの内容を示す説明
図である。
【図19】移送車を移動させる処理手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10…ワーク移送システム 12…メインコ
ントローラ 14…加工機 16、16a、16b、16x、16y…ワーク 18、18a〜18d…移送車 20…移送路 22…分岐装置 24、24a〜
24m…着脱装置 26…ユニットコントローラ 30…本体 30a…モニタ機能部 30b…パラメ
ータ管理機能部 30c…数値パラメータ設定機能部 30d…稼動状
態管理機能部 30e…移送経路決定機能部 30f…シミュ
レーション機能部 30g…通信機能部 32…モニタ 34…キーボード 36…投入装置 38…払出装置 60…ワイヤ 104…動作計画テーブル 112…分岐装
置情報テーブル 113…移送路情報データテーブル 114…経路候
補データテーブル 115…経路候補時間データテーブル 120…分岐装
置予約データテーブル 122…分岐装置時間管理テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猪上 理子 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3C042 RA24 RB22 RB38 3F022 AA05 LL12 NN31 NN41 NN57 PP06 3F070 AA18 BA01 BD01 BD05 BD08 BE09 ED03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の移送路と、前記移送路が接続される
    中継路とからなる網状路における複数のワーク移送装置
    の競合回避方法において、 前記ワーク移送装置が前記移送路または前記中継路を使
    用することを、前記移送路または前記中継路ごとに予約
    情報として記録し、前記予約情報が記録された前記移送
    路または前記中継路は、前記予約情報の内容により他の
    ワーク移送装置の使用を排除することを特徴とするワー
    ク移送装置の競合回避方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のワーク移送装置の競合回避
    方法において、 前記予約情報は、前記移送路または前記中継路を使用す
    る前記ワーク移送装置の順番および時間を示す順番情報
    および時間情報を含むことを特徴とするワーク移送装置
    の競合回避方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のワーク移送装置の
    競合回避方法において、 前記移送路を通過する行程時間と、前記中継路で旋回に
    要する旋回時間と、待機する待機時間とに基づいて前記
    時間情報を求めることを特徴とするワーク移送装置の競
    合回避方法。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載のワー
    ク移送装置の競合回避方法において、 前記順番情報は、前記ワーク移送装置の識別番号により
    表すことを特徴とするワーク移送装置の競合回避方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項に記載のワー
    ク移送装置の競合回避方法において、 前記予約情報を、前記ワーク移送装置が前記移送路また
    は前記中継路に進入する進入予約と、脱出する進行予約
    とに分けて記録することを特徴とするワーク移送装置の
    競合回避方法。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1項に記載のワー
    ク移送装置の競合回避方法において、 前記ワーク移送装置が、前記予約情報が記録された前記
    移送路または前記中継路の使用を終了したとき、前記予
    約情報の記録を消去することを特徴とするワーク移送装
    置の競合回避方法。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか1項に記載のワー
    ク移送装置の競合回避方法において、 予約された移送路または中継路について、その予約情報
    に登録されたワーク移送装置がそれぞれ順番に、かつ、
    対応する時間だけ使用することを特徴とするワーク移送
    装置の競合回避方法。
  8. 【請求項8】請求項7記載のワーク移送装置の競合回避
    方法において、 予約された複数の移送路または中経路について、それぞ
    れ予約情報に登録されたワーク移送装置が同一順で異な
    る場合に、これら複数のワーク移送装置が並列的に移動
    することを特徴とするワーク移送装置の競合回避方法。
  9. 【請求項9】ワークを移送する複数のワーク移送装置
    と、 前記ワーク移送装置が移動し、または停止する複数の移
    送路と、 前記ワーク移送装置から前記ワークが搬入および搬出さ
    れる複数のステーションと、 2つ以上の前記移送路の中継点に設けられ、一方の前記
    移送路から前記ワーク移送装置が進入して停止しまたは
    他の前記移送路へ進行する中継路と、 前記ワーク移送装置、前記移送路、前記ステーションお
    よび前記中継路の動作を制御する制御部とを有し、 前記制御部は、前記ワーク移送装置が前記移送路または
    前記中継路を使用することを、前記移送路または前記中
    継路ごとに予約情報として記録し、前記予約情報が記録
    された前記移送路または前記中継路は、前記予約情報の
    内容により他のワーク移送装置の使用を排除することを
    特徴とするワーク移送システム。
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