JP2003018568A - 再生システム、サーバ装置及び再生装置 - Google Patents

再生システム、サーバ装置及び再生装置

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JP2003018568A
JP2003018568A JP2001198530A JP2001198530A JP2003018568A JP 2003018568 A JP2003018568 A JP 2003018568A JP 2001198530 A JP2001198530 A JP 2001198530A JP 2001198530 A JP2001198530 A JP 2001198530A JP 2003018568 A JP2003018568 A JP 2003018568A
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Yoshinori Matsui
義徳 松井
Yoji Notoya
陽司 能登屋
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IP網上のリアルタイムAVストリーミング配信
において、データの無駄な伝送をなくすとともに、再生
経過時間を表示しながらデータを再生する際に、実際の
再生時間と再生時間表示とのずれをなくすことを目的と
する。 【解決手段】 再生端末2がサーバ1に対して再生時間
を指定してデータの再生要求を行う場合、サーバ1は指
定時刻に該当するフレームがランダムアクセス可能なフ
レームか否か調べ、ランダムアクセス不可能なフレーム
である場合、指定時刻の直前または直後のランダムアク
セス可能なフレームを検索して、そのフレームを送信開
始フレームとして決定し、再生端末2は、サーバ1から
送出される送信開始フレームの時間情報に基いて、再生
時間表示を更新するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像・音声データ
(AVデータ)を、ネットワークを経由して受信しながら再
生する再生システムに関し、特に、ユーザの意図に沿っ
て、途中をスキップしたり、後戻りしながら再生する再
生システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】IP(Internet Protocol)網上のリアル
タイムAVストリーミング配信では、サーバが端末からの
データの再生要求を受けて格納しているAVデータを送信
し、端末は送信されるAVデータを、ネットワークを経由
して受信しながら再生(ストリーミング再生)してい
る。なお、端末からサーバへのデータ要求はRTSP(Real
Time Streaming Protocol, IETF/RFC2326)と呼ばれる
プロトコルが、またサーバから端末へのデータの伝送に
はRTP(Real Time Protocol, IETF/RFC1889)と呼ばれ
るプロトコルが使用される。
【0003】以下、一般的なIP網上のリアルタイムAVス
トリーミング配信と、ストリーミング配信されるAVデー
タの従来の再生システムについて、図4〜図13を用い
て説明する。
【0004】図4は、従来のサーバと再生端末の構成を
示すブロック図である。図4において、サーバ100
は、AVデータとそのAVデータに関する情報を格納するハ
ードディスク等の記憶手段151と、再生端末200か
らの要求を受けるとともにその要求に対する応答を再生
端末200に通知する要求応答手段152と、要求応答
手段152の指示にしたがって再生端末200にデータ
を送信するデータ送信手段153とを備えている。
【0005】なお、サーバ100の記憶手段151に格
納されている映像データは、基準となるフレームとその
基準となるフレームの差分データから構成されていて、
ここでは、前記基準となるフレームをフレーム内圧縮符
号化フレーム(Iフレーム)、前記差分データをフレー
ム間圧縮符号化フレーム(PまたはBフレーム)として説
明する。また、音声データは、基準となるフレーム、す
なわちフレーム内圧縮符号化フレームのみから構成され
ている。
【0006】再生端末200は、要求をサーバ100に
通知するとともに、その要求に対するサーバ100から
の応答を受け付ける要求応答手段251と、RTPパケッ
トを受信するデータ受信手段252と、受信したRTPパ
ケットに含まれるAVデータを復号するデータ復号手段2
53と、復号したデータを表示するとともに、要求した
データの全体の時間長に対する現在の再生時間を表示す
る表示手段254と、データの表示が開始してからの経
過時間にしたがって現在の再生時間表示を更新するため
の制御を表示手段254に対して行う制御手段255と
を備える。
【0007】なお、この再生システムでは、制御手段2
55が、ユーザの入力を受け付けることから、ユーザの
意図に従って、途中をスキップしたり、後戻りしながら
再生することも可能である。
【0008】図5は、再生端末200のディスプレイ表
示の一例を示す図である。再生端末200のディスプレ
イは図5に示すように、データを表示する表示画面51
の下にスライドバー52と、可動部53を有していて、
可動部53はデータの表示が開始してからの経過時間に
したがって左から右に移動する。さらに、再生端末20
0は、全再生時間(全再生時間表示55)に対する現在
の再生時間(現在の再生時間表示54)も表示する。
【0009】図6は、サーバと再生端末間のプロトコー
ルシーケンスの一例を示す図である。以下、再生端末2
00からサーバ100にデータの再生要求が行われる際
の手続について、図6を用いて説明する。図6におい
て、再生端末200はサーバ100にアドレスが”rts
p://server.com/”上のデータ”v.mp4”の再生要求を行
っている。なお、ここでは、データ”v.mp4”がmp4ファ
イルフォーマットで記憶手段に格納されているものとし
て説明する。
【0010】サーバ100に格納されているデータv.mp
4のファイルフォーマットについて図7を用いて説明す
る。図7に示すように、mp4と呼ばれるファイルは、ato
mと呼ばれる複数のユニットの集合体であり、メタデー
タを格納する複数のatomからなるMovie Atomと、AVデー
タが格納されているMovie Data Atomとから構成され
る。メタデータとしては、例えばファイルの再生方法や
ファイルに含まれるAVデータに関する情報が挙げられ
る。
【0011】なお、ここでは、Movie Data Atomに映像
データが、Movie Atomにその映像データに対応するメタ
データが格納されている場合について説明する。Movie
Atomを構成するatomとしては、例えば、Movie Data Ato
mに格納されている映像データのフレーム数、各フレー
ム間隔、または基準となるフレームの出現頻度を示す情
報を格納したatomがあり、図8に示すTime To Stamp At
omは映像データが600フレームから構成されているこ
とを示し、また、図9に示すSync Sample Atomは映像デ
ータ中に基準となるフレームであるIフレームが12枚
含まれていて、そのIフレームの出現頻度が50フレー
ムに1枚であることを示している。また、Movie Data A
tomには、フレームの間隔を示す情報も含まれていて、
ここでは、フレームの間隔が0.1秒間隔であることとし
て、以下の説明を行う。
【0012】以上のようなメタデータに対応する映像デ
ータの各フレームの再生時刻を示すタイムスタンプと各
フレームの符号化タイプとの関係を図10に示す。図1
0(a)は各フレームの再生時刻を示すタイムスタンプ(t
ime stamp:TS)を示している。図10(b)は、符号化タ
イプ(frame type)を示し、IはIフレームを、PはPフレ
ームを示している。この映像データは、各フレーム間隔
が0.1秒で、先頭から5秒おきにIフレームが出現してお
り、その他はPフレームである。
【0013】以下、再生端末200からサーバ100に
アドレスが”rtsp://server.com/”上のデータ”v.mp
4”の再生要求が行われる際の詳細な手続きについてを
説明する。まず、再生端末200はサーバ100にRTSP
のDESCRIBEメソッドを用いて”rtsp://server.com/ v.m
p4”に関する詳細な情報の伝送の要求を行う。
【0014】次に、サーバ100は応答としてSDP(Ses
sion Description Protocol, IETF/RFC2327)を返す。S
DPは要求応答手段152が記憶手段151から読み出
し、再生端末200の要求応答手段251に通知する。
SDPの内容例を図11に示す。図11において、SDPのt
フィールドはデータの全体時間の記述するもので、本デ
ータは60秒間のデータであることが示されている。
【0015】次に、再生端末200がサーバ100にSE
TUP要求を映像データ、音声データのそれぞれに対して
発行するが、このシーケンス図では、省略している。
【0016】次に、再生端末200はPLAY要求を発行
し、サーバ100に通知する。サーバ100は応答を発
行し、mp4ファイルに含まれる映像データをRTPパケット
に変換してデータ送信手段153から送信する。再生端
末200は、RTPパケットをデータ受信手段252で受
信し、RTPパケットに含まれる映像データを、データ復
号手段252で復号し、表示手段254で表示する。表
示結果は、図5に示すようなディスプレイ上に表示され
る。また、制御手段255には要求応答手段251から
SDPに含まれるデータの全再生時間が通知される。制御
手段255は、表示が開始してからの経過時間に従っ
て、スライドバー52の可動部53を移動させる指示
と、再生時間表示54を更新する指示を表示手段254
に対して行う。なお、ここでは、ディスプレイのスライ
ドバー52の可動部53は再生の進行に沿って左から右
に移動する。今、データの全体時間長は60秒であるの
で、バーの中央が30秒の位置を、右端が60秒を表
す。
【0017】今、ユーザーによってスライドバー52の
可動部53が操作されたとする。ユーザによって移動さ
れた可動部53の左端からの位置をl、スライドバーの
全体の長さをL、データ全体時間Tとすると、lにおける
時間tは、 t=T×l/L ・・・・ (1) で求められる(図12)。制御手段255は要求応答手
段251にスライドバー52の可動部53がユーザによ
って更新されたことを通知する。この通知には、ユーザ
が可動部53をどこに移動したかによって決まる時間情
報(lにおける時間t)が含まれる。
【0018】上述のように、ユーザーによってスライド
バー52の可動部53が操作された時、図6の(A)に
示すRTSPシーケンスが発生する。この、RTSPシーケンス
(A)では、まず、再生端末200がPAUSE要求を発行
し、現在再生中のRTPパケットの送信停止を要求する。
次に時間tを記述したRangeフィールドを含むPLAY要求を
発行し、サーバ100に通知する。サーバ100はその
通知を受けてデータ送信手段153からRangeに記述さ
れた時間からの映像データを含むRTPパケットを送出す
る。図6においては、再生端末200がRange33.2-60.0
のPLAY要求を発行していることから、サーバ100は図
13に示すようにTS=33.2を送信開始時間として、33.2-
60.0秒間の映像データを送信する。
【0019】なお、従来例として、サーバ100にAVデ
ータがmp4ファイルフォーマットで格納されている場合
について説明したが、AVデータとともにAVデータに関す
る情報、例えば各フレームの再生時刻を示す情報や各フ
レームの符号化タイプを示す情報が格納されていれば、
AVデータはどのようなフォーマットで格納されていても
良く、他のファイルフォーマットとしては、MPEG2トラ
ンスポートストリームやMPEG2プログラムストリームが
挙げられる。
【0020】
【発明が解決しようとしている課題】上述ようなリアル
タイムAVストリーミング配信において、サーバに格納さ
れている映像データは、複数のフレームからなり、それ
ぞれのフレームはMPEG等の符号化方式によって、フレー
ム内圧縮符号化(Iフレーム)またはフレーム間圧縮符
号化(P・Bフレーム)されている。
【0021】例えば、MPEG符号化方式では、映像データ
を符号化する場合、符号化効率を高めるため、Pフレー
ムあるいはBフレームをIフレームの間に挿入する手法を
採用していて、Iフレームの出現頻度は、一般的に0.5秒
〜1.0秒程度である。したがって、フレーム全体に占め
るP・Bフレームの割合は、Iフレームの十数倍〜百倍以
上となる。
【0022】しかしながら、通常、Iフレームは単独で
復号することができるが、P・BフレームはIフレームが
ないと復号できない。よって、再生端末において映像デ
ータの復号がIフレームから開始される場合は問題がな
いが、P・Bフレームから復号が開始される場合は、Iフ
レームが出現するまでは再生画像が乱れるなど、正常な
表示が行えない。したがって、再生端末では受信する最
初のデータがP・Bフレームである場合、次のIフレーム
が出現するまでは受信したデータを復号せずに破棄す
る。
【0023】例えば、上記従来例のように、スライドバ
ーの可動部62がユーザによって操作され、図13に示
すようにRange:33.2-60.0を記述したPLAY要求を再生端
末200が発行した場合、サーバ100はTS=33.2のフ
レームからデータを送信するが、TS=33.2のフレームはP
フレームであり、その後、TS=34.9までPフレームが続く
ため、TSがTS=33.2〜TS=33.4までのフレームは再生端末
200では復号されず破棄される。
【0024】以上のように、従来の再生システムでは、
サーバから再生端末に復号されないデータが送信される
場合があり、これは、ネットワークに無駄なトラフィッ
クを発生させ、受信者のデータ通信費用の無駄な負担に
なる。また、従来の再生端末では復号可能なデータを受
信するまではスライドバーや時間表示が動作しないた
め、正確な再生時間表示ができないという問題もあっ
た。
【0025】よって本発明では、ユーザによる再生端末
のスライドバー操作時に、無駄なデータの伝送をなく
し、かつ実際のデータの再生時間と、スライドバーの表
示位置および再生時間表示とのずれを解消する再生シス
テムを提供する。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載の再生システムは、基準と
なるフレームと前記基準となるフレームに対する差分デ
ータとからなる映像データを蓄積するサーバ装置と、前
記データをサーバ装置から受信し、再生する再生装置と
からなる再生システムにおいて、前記再生装置が、前記
サーバ装置に対して、再生開始時刻を指定して、前記デ
ータの再生を要求する再生要求手段と、前記データを受
信し、再生する再生手段とを有し、前記サーバ装置が、
前記再生装置から再生要求された前記再生開始時刻のデ
ータが基準となるフレーム以外であった場合、基準とな
るフレームを検索し、このフレームの再生時刻以降のデ
ータを送信する送信手段を、有することを特徴とする。
【0027】また、本発明の請求項2に記載の再生シス
テムは、請求項1に記載の再生システムにおいて、前記
サーバ装置の送信手段が、前記データのほかに前記検索
した基準となるフレームの再生時刻を送信することを特
徴とする。
【0028】また、本発明の請求項3に記載の再生シス
テムは、請求項2に記載の再生システムにおいて、前記
再生装置が、現再生時間を示す情報の表示とともに前記
データを再生する手段と、前記検索した基準となるフレ
ームの再生時刻を受信し、前記現再生時間を示す情報の
表示を更新する更新手段と、を有することを特徴とす
る。
【0029】また、本発明の請求項4に記載の再生シス
テムは、請求項1〜3のいずれかに記載の再生システム
において、前記再生要求はRTSPに基づくものであり、前
記データの送受信はRTPに基づくものであることを特徴
とする。
【0030】また、本発明の請求項5に記載の再生方法
は、基準となるフレームと前記基準となるフレームに対
する差分データとからなる映像データを蓄積するサーバ
装置から送信される前記データを、再生装置が受信し
て、再生する再生方法において、前記再生装置が、前記
サーバ装置に対して、再生開始時間を指定して、前記デ
ータの再生を要求するとともに、前記データを受信し
て、再生し、前記サーバ装置が、前記再生装置から再生
要求された前記再生開始時刻のデータが基準となるフレ
ーム以外であった場合、基準となるフレームを検索し、
このフレームの再生時刻以降のデータを送信する、こと
を特徴とする。
【0031】また、本発明の請求項6に記載の再生方法
は、請求項5に記載の再生方法において、前記サーバ装
置が、前記データのほかに前記検索した基準となるフレ
ームの再生時刻を送信することを特徴とする。
【0032】また、本発明の請求項7に記載の再生方法
は、請求項6に記載の再生方法において、前記再生装置
が、現再生時間を示す情報の表示とともに、前記検索し
た基準となるフレームの再生時刻を受信して、前記現再
生時間を示す情報の表示を更新することを特徴とする。
【0033】また、本発明の請求項8に記載の再生方法
は、請求項1〜3のいずれかに記載の再生方法におい
て、前記再生要求はRTSPに基づくものであり、前記デー
タの送受信はRTPに基づくものであることを特徴とす
る。
【0034】また、本発明の請求項9に記載のサーバ装
置は、基準となるフレームと前記基準となるフレームに
対する差分データとからなる映像データを蓄積するサー
バ装置において、再生開始時刻が指定されたデータの再
生要求を受けて、前記再生開始時刻のデータが基準とな
るフレーム以外であった場合、基準となるフレームを検
索し、このフレームの再生時刻以降のデータを送信する
送信手段を、有することを特徴とする。
【0035】また、本発明の請求項10に記載のサーバ
装置は、請求項9に記載のサーバ装置において、前記送
信手段が、前記データのほかに前記検索した基準となる
フレームの再生時刻を送信することを特徴とする。
【0036】また、本発明の請求項11に記載のサーバ
装置は、請求項8〜10のいずれかに記載のサーバ装置
において、前記再生要求はRTSPに基づくものであり、前
記データの送信はRTPに基づくものであることを特徴と
する。
【0037】また、本発明の請求項12に記載の再生装
置は、基準となるフレームと前記基準となるフレームに
対する差分データとからなる映像データを蓄積するサー
バ装置に対し、再生開始時間を指定して、前記データの
再生を要求する再生要求手段と、前記再生要求手段によ
り再生要求された前記再生開始時刻のデータが基準とな
るフレーム以外であった場合、基準となるフレームを検
索し、この基準となるフレームの再生時刻以降のデータ
を送信する前記サーバ装置から送信されるデータを受信
し、再生する再生手段と、を有することを特徴とする。
【0038】また、請求項13に記載の再生装置は、請
求項12に記載の再生装置において、前記サーバ装置か
ら送信される前記検索した基準となるフレームの再生時
刻を、前記データとともに受信することを特徴とする。
【0039】また、請求項14に記載の再生装置は、基
準となるフレームと前記基準となるフレームに対する差
分データとからなる映像データを受信し、現再生時間を
示す情報の表示とともに前記データを再生する再生装置
において、再生開始時間を指定し、前記データの再生を
要求する再生要求手段と、前記データを受信し、再生す
る再生手段と、前記データの再生時刻を受信し、現再生
時間を示す情報の表示を更新する更新手段と、を有する
ことを特徴とする。
【0040】また、本発明の請求項15に記載の再生装
置は、請求項12から14のいずれかに記載の再生装置
において、前記再生要求はRTSPに基づくものであり、前
記データの受信はRTPに基づくものであることを特徴と
する。
【0041】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明
の、AVストリーミング配信されるAVデータの再生システ
ムについて、図1〜図3を用いて説明する。図1は、本
発明の、サーバと再生端末の構成を示すブロック図であ
る。サーバ1は、AVデータやそのAVデータに関する情報
を蓄積するハードディスク等からなる記憶手段11と、
再生端末2からの要求を受け付けるとともに、その要求
に対する応答を再生端末2に通知する要求応答手段12
と、前記再生要求されたデータの送信開始フレームを検
索する検索手段13と、要求応答手段12の指示にした
がって再生端末2にデータを送信するデータ送信手段1
4とを備える。
【0042】また、再生端末2は、サーバ1に要求を通
知するとともに、その要求に対するサーバ1からの応答
を受け付ける要求応答手段21と、サーバ1に通知した
要求と、その要求に対するサーバ1からの応答を解析す
る解析手段22と、サーバ1から送信されたデータを受
信するデータ受信手段23と、その受信したデータを復
号するデータ復号手段24と、前記復号したデータを表
示するとともに、前記再生要求したデータの全再生時間
に対する現再生時間を表示する表示手段25と、前記再
生要求したデータの全再生時間に対する現再生時間の表
示を更新するための制御を行う制御手段26とを備え
る。
【0043】本実施の形態1では、再生端末2からサー
バ1に再生時刻が指定されたデータの再生要求が行われ
た場合、サーバ1の検索手段13は、その指定された再
生時刻に該当するAVデータのフレームが基準となるフレ
ーム、すなわち再生端末2でランダムアクセス可能なフ
レームか否かを調べ、そのフレームがランダムアクセス
不可能なフレームである場合、そのフレームの直前また
は直後のランダムアクセス可能なフレームを検索し、検
索したフレームを送信開始フレームとして決定する。な
お、ここで、ランダムアクセスとは、複数のフレームか
らなるデータにおいて、途中のフレームから復号を開始
することを意味し、例えば、MPEG符号化方式により符号
化されている映像データの場合、ランダムアクセス可能
なフレームとは、Iフレームのことを指す。したがっ
て、上記従来例のように再生端末からサーバに、映像デ
ータの再生要求が、再生時刻が指定されて行われる場
合、検索手段13は、指定された再生時刻に該当する映
像データのフレームがIフレームか否かを調べ、そのフ
レームがIフレームでなく、PまたはBフレームの場合、
そのフレームの直前または直後のIフレームを検索し、
検索したIフレームを送信開始フレームとして決定す
る。
【0044】サーバ1は、以上のように検索手段13が
決定した送信開始フレームからデータを送信するととも
に、その送信開始フレームの再生時刻を再生端末2に通
知する。再生端末2はサーバ1にデータの再生要求を行
う際に指定した再生時刻と、サーバから通知された送信
開始フレームの再生時刻を解析手段22で比較する。解
析手段22は上記各時刻が異なる場合、前記送信開始フ
レームの再生時刻を制御手段26に通知する。そして、
制御手段26は、前記送信開始フレームの再生時刻に基
いて再生時間表示を更新するように表示手段25を制御
する。
【0045】以下、さらに、再生端末2からサーバ1
に、従来例と同様にアドレスが”rtsp://server.com/”
上のデータ”v.mp4”の再生要求を行う際の手続につい
て、図2を用いて説明する。図2は、サーバ1と再生端
末2間のプロトコールシーケンスを示す図であり、図6
に示す従来のプロトコールシーケンスとの違いは、ユー
ザによってスライドバー52の可動部53が操作された
後の、(A)に示すRTSPシーケンス部分である。よっ
て、本実施の形態では、(A)に示すRTSPシーケンスの
説明を行う。
【0046】ユーザによってスライドバー52の可動部
53が操作された時、制御手段26がそのユーザ入力を
受け付け、スライドバー更新情報を要求応答手段21に
通知する。そして、再生端末2はPAUSE要求を発行し、
現在再生中のRTPパケットの送信停止をサーバ1に要求
する。次に、ユーザによって移動された可動部53の左
端からの位置をlにおける時間tを記述したRangeフィー
ルドを含むPLAY要求を発行し、サーバ1の要求応答手段
12に通知する。ここでは、従来例と同様に、スライド
バー52の可動部53がユーザによって操作され、再生
端末2がサーバ1に対してRange33.2-60.0のPLAY要求を
発行する場合について図3を用いて説明する。
【0047】図3は、データv.mp4の各フレームのタイ
ムスタンプと各フレームの符号化タイプとの関係を示す
図であり、図3(a)はタイムスタンプを、図3(b)は符号
化タイプを示している。図3に示すように、データv.mp
4は600フレームからなり、各フレームの間隔は0.1秒
であり、先頭から5秒おきにIフレームが出現する。これ
らの情報は、従来例で示したようにmp4ファイルのMovie
Atomに格納されていて、本実施の形態では、検索手段
13が送信開始フレームを決定する際に記憶手段11か
ら読み出す。
【0048】サーバ1は、TS=33.2から映像データの送
出を開始するように指定されたPLAY要求を受けた場合、
検索手段13でTS=33.2のフレームの符号化タイプを調
べる。次に、検索手段13は、図3に示すようにTS=33.
2のフレームがPフレームであることから、TS=33.2のフ
レームの直前または直後のIフレームを検索する。以
下、その検索方法について説明する。まず、検索手段1
3は、データv.mp4の各フレーム間隔が0.1秒であること
から、TS=33.2が332番目のフレームであることを検出す
る。さらに、Analysis Sync Sample Atomから332番目の
フレームの直前のIフレームは301番目のフレームであ
り、直後のIフレームは351番目のフレームであること検
出する。そして、301番目のフレームはTS=30.0であり、
351番目のフレームはTS=35.0であることから、TS=30.0
またはTS=35.0のフレームを送信開始フレームとして決
定する。図3に示すように指定されたフレームの直前の
Iフレームを送出開始フレームとする場合は、TS=30.0の
Iフレームが送信開始フレームとなる。この場合、サー
バ1はTS=30.0のIフレームからデータを送信し、さら
に、送信開始時刻(30.0)を再生端末に通知する。した
がって、図2に示すようにPLAY要求の応答のレンジ指定
における送信開始時刻は33.2ではなく30.0になる。ま
た、指定されたフレームの最も近いIフレームを送信開
始フレームとして決定しても良く、その場合は、TS=35.
0のIフレームが送出開始フレームとなる。
【0049】再生端末2の要求応答手段21は、サーバ
1からPLAY要求の応答を受け、PLAY要求のRangeに記述
された時間(Range:30.0-33.2)を解析手段22に通知
する。解析手段22は、PLAY要求を行う際にRangeに記
述した時間がRange:33.2-60.0に対して、PLAY要求応答
のRangeに記述された時間がRange:33.0-60.0であること
解析し、前記PLAY要求応答のRangeに記述された送信開
始時間(30.0)を制御手段26に通知する。制御手段2
6は送信開始時間(30.0)に基いて、スライドバー52
の可動部53、および再生時間表示54を修正する。Ra
ngeに記述された送信開始時間をt'、全体再生時間をT、
スライドバーの全体の長さをLとすると、スライドバー
の左端からの可動部53の位置l'は l'=L×t'/T ・・・・ (2) で求まる。制御手段26は、この位置(l')に可動部5
3の初期位置を修正する。また再生表示時間54はt'を
初期値とする。このように修正した初期値を用いて、表
示手段25は開始されてからの経過秒数に応じてスライ
ドバーの可動部53、および経過時間を更新する。
【0050】以上のように、再生端末2がサーバ1に対
して再生時刻を指定してデータの再生要求を行う場合、
サーバ1は、指定時刻に該当するフレームがランダムア
クセス可能か否かを調べ、ランダムアクセス不可能な場
合、指定時刻に該当するフレームの直前または直後のラ
ンダムアクセス可能なフレームを検索して、そのフレー
ムを送信開始フレームとしてデータを送信するようにし
たことから、ユーザがスライドバーを操作してデータの
再生開始時刻を変更しても、サーバからの無駄なデータ
の伝送をなくすことができる。
【0051】さらに、サーバ1が送信開始フレームの時
間情報を再生端末2に送出し、再生端末2が、その送信
開始フレームの時間情報に基いて、再生時間表示を更新
するようにしたことから、実際の再生時間と一致した正
確なスライドバー表示、および再生時間表示が可能とな
る。
【0052】なお、上記実施の形態では、検索手段13
が映像データの送信開始フレーム、すなわち映像データ
の再生開始位置を決定する場合ついて説明したが、検索
手段13により音声データの送信開始フレームを決定す
るようにしても良く、その場合、ランダムアクセス可能
な音声データのフレーム番号をSync sample atomに格納
することで、検索手段13は音声データの再生開始位置
を決定することができる。
【0053】また、上記実施の形態では、サーバ1にAV
データがmp4ファイルフォーマットで格納されている場
合について説明したが、本発明はこれに限るものではな
く、AVデータとともにAVデータに関する情報、例えばAV
データの各フレームの再生時刻を示すタイムスタンプや
各フレームの符号化タイプが格納されていれば、どのよ
うなフォーマットでも良い。他のファイルフォーマット
としては、MPEG2トランスポートストリームやMPEG2プロ
グラムストリームが挙げられる。
【0054】また、上記実施の形態1では、サーバに対
して再生要求したAVデータを受信しつつ再生、すなわち
ストリーミング再生する再生装置として、ネットワーク
を介してサーバに接続可能な再生端末を示したが、この
再生端末の具体的なものとしては、PC(パーソナルコ
ンピュータ)や携帯電話などが挙げられる。
【0055】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2として、実施の形態1の再生端末と同様に、サーバ
に対して再生要求したAVデータをストリーミング再生す
る携帯電話について説明する。図14は、この実施の形
態2に係る携帯電話を説明するための図である。この実
施の形態2に係る携帯電話300は、種々の信号処理を
行う信号処理部302と、アンテナ301で受信された
無線信号Nを受信信号として信号処理部302に出力す
るとともに、信号処理部302にて生成された送信信号
を無線信号Nとしてアンテナ301から送信する無線通
信部303とを有している。
【0056】また、携帯電話300は、画像表示を行う
液晶パネル(LCD)306と、音声の入力を行うため
のマイク308と、音声信号を再生するスピーカ307
と、信号処理部302にて処理された画像信号を受け、
液晶表示部(LCD)306を、画像信号に基づいて画
像表示が行われるよう制御する表示制御部304と、マ
イク308からの入力音声信号を信号処理部302に出
力するとともに、信号処理部302にて処理された音声
信号をスピーカに出力する音声入出力部305とを有し
ている。なお、ここでは説明の簡略化のため、携帯電話
のボタン操作部は図示していない。
【0057】なお、信号処理部302は、上記実施の形
態1の再生端末2における、要求応答手段21、解析手
段22、データ受信手段23、データ復号手段24及び
制御手段26に相当するものである。また、表示制御部
304及び液晶パネル(LCD)306は、実施の形態
1の再生端末2における、表示手段25に相当するもの
である。
【0058】このような構成を有する携帯電話では、ユ
ーザにより、特定のAVデータのストリーミング再生を行
うための操作が行われると、携帯電話からネットワーク
上のサーバに対して、ユーザが指定したAVデータの再生
要求が発行され、サーバからはこれらのAVデータが順次
送信される。そして、この携帯電話では、実施の形態1
の再生端末2と同様にして、各AVデータの復号、表示が
行われる。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、再生端末
がサーバに対して再生時刻を指定してデータの再生要求
を行う場合、サーバは、指定時刻に該当するフレームが
ランダムアクセス可能か否かを調べ、ランダムアクセス
不可能な場合、指定時刻に該当するフレームの直前また
は直後のランダムアクセス可能なフレームを検索して、
そのフレームを送信開始フレームとしてデータを送信す
るようにしたことから、ユーザがスライドバーを操作し
てデータの再生時間を変更しても、サーバからの無駄な
データの伝送をなくし、通信費を削減すことができる。
【0060】さらに、本発明によれば、サーバが送信開
始フレームの時間情報を再生端末に送出し、再生端末
が、その送信開始フレームの時間情報に基いて、再生時
間表示を更新するようにしたことから、実際の再生時間
と一致した正確なスライドバー表示、および再生時間表
示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るサーバと再生端末
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るサーバと再生端末
間のプロトコールシーケンスの一例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係るサーバがデータの
送信開始位置を決定する方法を説明するための図であ
る。
【図4】従来のサーバと再生端末の構成を示すブロック
図である。
【図5】ディスプレイの表示例を示す図である。
【図6】従来のサーバと再生端末間のプロトコールシー
ケンスの一例を示す図である。
【図7】MP4ファイルフォーマットの構成を示す図であ
る。
【図8】MP4ファイルフォーマットを構成するユニット
の一例を示す図である。
【図9】MP4ファイルフォーマットを構成するユニット
の一例を示す図である。
【図10】データv.mp4の各フレームのタイムスタンプ
と各フレームの符号化タイプの一例を示す図である
【図11】SDPの内容例を示す図である。
【図12】ディスプレイ上のスライドバーを示す図であ
る。
【図13】従来のサーバから送信されるデータの送信開
始位置を説明するため図である。
【図14】本発明の実施の形態2に係る再生端末として
の携帯電話を説明するための図である。
【符号の説明】
1,100 サーバ装置 2,200 再生端末 11,151 記憶手段 12,152 要求応答手段 21,251 要求応答手段 13 検索手段 14 データ送信手段 22 解析手段 23,252 データ受信手段 24,253 データ復号手段 25,254 表示手段 26,255 制御手段 51 表示画面 52 スライドバー 53 可動部 54 再生時間表示 55 全体時間表示
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C052 AA20 AC08 CC11 DD04 EE10 5C053 FA20 FA30 GA11 GB08 GB37 HA29 JA21 LA14 5C059 KK11 KK34 LB07 PP05 PP06 PP07 RB02 SS06 SS11 TA07 TA71 TB04 TC24 TD13 UA02 UA34 UA38 5C064 BA01 BB05 BC10 BC18 BD03 BD08

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準となるフレームと前記基準となるフ
    レームに対する差分データとからなる映像データを蓄積
    するサーバ装置と、前記データをサーバ装置から受信
    し、再生する再生装置とからなる再生システムにおい
    て、 前記再生装置は、 前記サーバ装置に対して、再生開始時刻を指定して、前
    記データの再生を要求する再生要求手段と、 前記データを受信し、再生する再生手段とを有し、 前記サーバ装置は、 前記再生装置から再生要求された前記再生開始時刻のデ
    ータが基準となるフレーム以外であった場合、基準とな
    るフレームを検索し、このフレームの再生時刻以降のデ
    ータを送信する送信手段を、 有することを特徴とする再生システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の再生システムにおい
    て、 前記サーバ装置の送信手段は、 前記データのほかに前記検索した基準となるフレームの
    再生時刻を送信することを特徴とする再生システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の再生システムにおい
    て、 前記再生装置は、 現再生時間を示す情報の表示とともに前記データを再生
    する手段と、 前記検索した基準となるフレームの再生時刻を受信し、
    前記現再生時間を示す情報の表示を更新する更新手段
    と、を有することを特徴とする再生システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の再生シ
    ステムにおいて、 前記再生要求はRTSPに基づくものであり、 前記データの送受信はRTPに基づくものであることを特
    徴とする再生システム。
  5. 【請求項5】 基準となるフレームと前記基準となるフ
    レームに対する差分データとからなる映像データを蓄積
    するサーバ装置から送信される前記データを、再生装置
    が受信して、再生する再生方法において、 前記再生装置は、前記サーバ装置に対して、再生開始時
    間を指定して、前記データの再生を要求するとともに、
    前記データを受信して、再生し、 前記サーバ装置は、前記再生装置から再生要求された前
    記再生開始時刻のデータが基準となるフレーム以外であ
    った場合、基準となるフレームを検索し、このフレーム
    の再生時刻以降のデータを送信する、 ことを特徴とする再生方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の再生方法において、 前記サーバ装置は、 前記データのほかに前記検索した基準となるフレームの
    再生時刻を送信することを特徴とする再生方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の再生方法において、 前記再生装置は、 現再生時間を示す情報の表示とともに、前記検索した基
    準となるフレームの再生時刻を受信して、前記現再生時
    間を示す情報の表示を更新することを特徴とする再生方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜3のいずれかに記載の再生方
    法において、 前記再生要求はRTSPに基づくものであり、 前記データの送受信はRTPに基づくものであることを特
    徴とする再生方法。
  9. 【請求項9】 基準となるフレームと前記基準となるフ
    レームに対する差分データとからなる映像データを蓄積
    するサーバ装置において、 再生開始時刻が指定されたデータの再生要求を受けて、
    前記再生開始時刻のデータが基準となるフレーム以外で
    あった場合、基準となるフレームを検索し、このフレー
    ムの再生時刻以降のデータを送信する送信手段を、 有することを特徴とするサーバ装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のサーバ装置におい
    て、 前記送信手段は、前記データのほかに前記検索した基準
    となるフレームの再生時刻を送信することを特徴とする
    サーバ装置。
  11. 【請求項11】 請求項8〜10のいずれかに記載のサ
    ーバ装置において、 前記再生要求はRTSPに基づくものであり、 前記データの送信はRTPに基づくものであることを特徴
    とするサーバ装置。
  12. 【請求項12】 基準となるフレームと前記基準となる
    フレームに対する差分データとからなる映像データを蓄
    積するサーバ装置に対し、再生開始時間を指定して、前
    記データの再生を要求する再生要求手段と、 前記再生要求手段により再生要求された前記再生開始時
    刻のデータが基準となるフレーム以外であった場合、基
    準となるフレームを検索し、この基準となるフレームの
    再生時刻以降のデータを送信する前記サーバ装置から送
    信されるデータを受信し、再生する再生手段と、 を有することを特徴とする再生装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の再生装置におい
    て、 前記サーバ装置から送信される前記検索した基準となる
    フレームの再生時刻を、前記データとともに受信するこ
    とを特徴とする再生装置。
  14. 【請求項14】 基準となるフレームと前記基準となる
    フレームに対する差分データとからなる映像データを受
    信し、現再生時間を示す情報の表示とともに前記データ
    を再生する再生装置において、 再生開始時間を指定し、前記データの再生を要求する再
    生要求手段と、 前記データを受信し、再生する再生手段と、 前記データの再生時刻を受信し、現再生時間を示す情報
    の表示を更新する更新手段と、 を有することを特徴とする再生装置。
  15. 【請求項15】 請求項12から14のいずれかに記載
    の再生装置において、 前記再生要求はRTSPに基づくものであり、 前記データの受信はRTPに基づくものであることを特徴
    とする再生装置。
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