JP2002300542A - データスライサ回路 - Google Patents

データスライサ回路

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JP2002300542A
JP2002300542A JP2001104562A JP2001104562A JP2002300542A JP 2002300542 A JP2002300542 A JP 2002300542A JP 2001104562 A JP2001104562 A JP 2001104562A JP 2001104562 A JP2001104562 A JP 2001104562A JP 2002300542 A JP2002300542 A JP 2002300542A
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Tetsuhiko Inoue
哲彦 井上
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/025Systems for the transmission of digital non-picture data, e.g. of text during the active part of a television frame
    • H04N7/035Circuits for the digital non-picture data signal, e.g. for slicing of the data signal, for regeneration of the data-clock signal, for error detection or correction of the data signal

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロックランイン信号を検知することによっ
て、デコード電位を安定にし、また共通の構成要素で異
なるサービスの享受を可能とするデータスライサ回路を
得ること。 【解決手段】 映像信号のペデスタル電位を保持するキ
ャパシタC3と、重畳信号のクロックランイン信号が配
置される期間内に位置した信号を、平均化して保持する
キャパシタC2と、キャパシタC2によって保持された
電位(以下、第1の保持電位)とキャパシタC3によっ
て保持された電位(以下、第2の保持電位)とを入力
し、第2の保持電位が第1の保持電位よりも大きい場合
に、重畳信号が存在している旨を示す検知信号を出力す
る比較器20と、によってデータスライサ回路を構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビデオ信号に重
畳された各種のデータサービスをスライスするデータス
ライサ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クローズド・キャプション(CC)サービ
スのような文字多重放送では、テレビジョン映像信号の
垂直帰線消去区間に、データパケット形式によるディジ
タルデータを重畳している。重畳された信号の波形はパ
ルスによる2値NRZ(NonReturn to Z
ero)形式となっているため、文字多重放送の受信機
は、この2値NRZのパルスを単なるハイ・ローのパル
スに変換する必要がある。そこで、受信機は、テレビジ
ョン映像信号から、そのような重畳された2値NRZの
パルスを取り出して文字データ等のディジタルデータに
デコードするためにデータスライサ回路を備えている。
【0003】図8は、従来のデータスライサ回路の概略
構成を示すブロック図である。図8において、従来のデ
ータスライサ回路は、テレビジョン映像信号(Vide
o信号)を一端に入力するキャパシタC10と、キャパ
シタC10の他端に入力端子が接続されたクランプ回路
110と、を備えている。すなわち、クランプ回路11
0は、Video信号を容量結合により入力する。
【0004】また、図8において、データスライサ回路
は、非反転入力端子にクランプ回路110の出力端子が
接続された差動アンプ120と、一端にクランプ回路1
10の出力端子が接続されたスイッチSW10と、一端
がスイッチSW10の他端および差動アンプ120の反
転入力端子に接続され、他端が接地されたキャパシタC
11とを備えている。
【0005】以下に、このデータスライサ回路の動作に
ついて簡単に説明する。図9は、従来のデータスライサ
回路の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。ここでは、CCサービスが享受可能なVideo信
号を例にあげる。CCサービスでは、Video信号の
垂直帰線消去区間の21ラインに、503kHzで同期
した信号を重畳している。図9(a)に示すように、V
ideo信号の垂直帰線消去区間の21ラインにサービ
スデータが重畳されている場合には、その同期信号の後
に、クロックランイン信号が重畳されており、さらに、
そのクロックランイン信号の後にサービスデータの開始
を示すフレーミングコードとサービス内容を示す情報デ
ータとから構成されるコードデータが続く。
【0006】データスライサ回路は、まず、Video
信号をクランプ回路110によって、ペデスタル電位に
クランプし、上記した同期信号を検出した後、クロック
ランイン期間内において図9(b)に示すタイミング信
号TSを生成し、このタイミング信号TSによってスイ
ッチSW10をオンにする。スイッチSW10がオン状
態となることによって、クロックランイン信号は、キャ
パシタC11にチャージされ(図9の点線)、これによ
り、差動アンプ120の反転入力端子には、クロックラ
ンイン信号を平滑化した電位が入力される。一方、差動
アンプ120の非反転入力端子には、クランプされたV
ideo信号が入力される。
【0007】よって、差動アンプ120は、Video
信号を、クロックランイン信号の平均電位でスライスし
た信号を出力する。換言すると、差動アンプ120は、
クロックランイン信号の平均電位をデコード電位として
コードデータ期間に位置する信号をスライスし、その結
果、サービス情報を示すデータを出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たデータスライサ回路では、クロックランイン信号が重
畳されているか否かに問わず、常に、タイミング信号T
Sに応じたスイッチSW10のオン動作によってキャパ
シタC11による平滑化がおこなわれるため、クロック
ランイン信号が重畳されていない場合にも、その場合の
信号の電位がキャパシタC11の一端に与えられ、結果
的に、キャパシタC11がディスチャージされるという
問題があった。換言すると、このディスチャージによ
り、デコード電位が低下してしまい、正常なデコード処
理ができなくなるという問題があった。
【0009】また、Video信号に他の信号を重畳す
ることにより実現するサービスとして、CCサービス以
外にも、ID−1サービス(EIAJ,CPX-1204)等の他の
サービスが知られている。特に、CCサービスは、垂直
帰線消去区間の21ラインに50IREの振幅のデータ
として重畳され、ID−1サービスは、垂直帰線消去区
間の20ラインに70IREの振幅のデータとして重畳
される。よって、これら異なるサービスを同じテレビジ
ョン映像信号によって提供されることも可能である。
【0010】ところが、従来のデータスライサ回路で
は、このような異なるサービスを同時に享受するため
に、デコード電位をホールドするキャパシタC11と差
動アンプ120をそのサービスごとに設ける必要があっ
た。
【0011】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、クロックランイン信号を検知することに
よって、デコード電位を安定にし、また共通の構成要素
で異なるサービスの享受を可能とするデータスライサ回
路を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明にかかるデータスライサ
回路にあっては、映像信号に重畳された信号(以下、重
畳信号)を所定のデコード電位でスライスしてデコード
するデータスライサ回路において、前記映像信号のペデ
スタル電位を保持する第1の保持手段と、前記重畳信号
の基準クロック信号(後述するクロックランイン信号に
相当)が配置される期間内に位置した信号を、平均化し
て保持する第2の保持手段と、前記第2の保持手段によ
って保持された電位(以下、第1の保持電位)と前記第
1の保持手段によって保持された電位(以下、第2の保
持電位)とを入力し、前記第2の保持電位が前記第1の
保持電位よりも大きい場合に、前記重畳信号が存在して
いる旨を示す検知信号を出力する比較手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0013】この発明によれば、比較手段によって、映
像信号にCCサービス等の重畳信号が重畳されているか
否かを検知することができるので、この検知信号に基づ
いてデコード電位の保持タイミング等を知得することが
できる。
【0014】つぎの発明にかかるデータスライサ回路に
あっては、上記発明において、前記比較手段は、前記第
1の保持電位に換えて、当該第1の保持電位に所定の電
位を加算した電位を入力することを特徴とする。
【0015】この発明によれば、重畳信号を検知する条
件として、検知対象となる映像信号に対し、一定の電位
以上を要求することができる。
【0016】つぎの発明にかかるデータスライサ回路に
あっては、映像信号に重畳された信号(以下、重畳信
号)を所定のデコード電位でスライスしてデコードする
データスライサ回路において、前記重畳信号の基準クロ
ック信号(後述するクロックランイン信号に相当)が配
置される期間内に位置した信号を、平均化して保持する
保持手段と、前記映像信号と、前記保持手段によって保
持された電位に(前記重畳信号のピーク電位−前記映像
信号のペデスタル電位)/2で定まる電位を加算した電
位(以下、比較電位)を入力し、前記映像信号と前記比
較電位の差分によって生成されるクロックの数をカウン
トし、カウントした結果が所定数であれば、前記重畳信
号が存在している旨を示す検知信号を出力する比較手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0017】この発明によれば、比較手段によって、映
像信号にCCサービス等の重畳信号のうちの基準クロッ
ク信号のクロック数をカウントし、そのカウント数に基
づいて、重畳信号の有無を判定することができる。
【0018】つぎの発明にかかるデータスライサ回路に
あっては、上記発明において、前記比較手段から出力さ
れた検知信号が前記重畳信号の存在を示す場合に、前記
重畳信号の基準クロック信号を平均化して前記デコード
電位として保持するデコード電位保持手段を備えたこと
を特徴とする。
【0019】この発明によれば、重畳信号の有無に応じ
て、デコード電位を適切なタイミングで保持することが
できる。
【0020】つぎの発明にかかるデータスライサ回路に
あっては、上記発明において、前記デコード電位保持手
段は、前記比較手段から出力された検知信号が前記重畳
信号の存在を示さない場合に、所定の電位を保持するこ
とを特徴とする。
【0021】この発明によれば、重畳信号が検知されな
い場合に、デコード電位として一定の電位を保持するこ
とができる。
【0022】つぎの発明にかかるデータスライサ回路に
あっては、上記発明において、前記映像信号は、複数の
異なる種の重畳信号が重畳され、前記デコード電位保持
手段は、前記比較手段から出力された検知信号が前記重
畳信号の存在を示さない場合に、前記重畳信号の種類に
応じて異なる電位を保持することを特徴とする。
【0023】この発明によれば、重畳信号が検知されな
い場合に、デコード電位として、複数の異なる種の重畳
信号に応じた電位を保持することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、この発明にかかるデータ
スライサ回路の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明
する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定され
るものではない。
【0025】実施の形態1.まず、実施の形態1にかか
るデータスライサ回路について説明する。図1は、実施
の形態1にかかるデータスライサ回路の概略構成を示す
ブロック図である。図1において、実施の形態1にかか
るデータスライサ回路は、テレビジョン映像信号(Vi
deo信号)を一端に入力するキャパシタC1と、キャ
パシタC1の他端に入力端子が接続されたクランプ回路
10と、を備えている。すなわち、クランプ回路10
は、Video信号を容量結合により入力する。
【0026】また、図1において、データスライサ回路
は、一端にクランプ回路10の出力端子が接続されたス
イッチSW1と、一端がスイッチSW1の他端に接続さ
れて他端が接地されたキャパシタC2と、一端にクラン
プ回路10の出力端子が接続されたスイッチSW2と、
一端がスイッチSW2の他端に接続されて他端が接地さ
れたキャパシタC3と、入力端子の一方がキャパシタC
2の一端に接続され、入力端子の他方がキャパシタC3
の一端に接続された比較器20とを備えて構成される。
なお、比較器20は、一般の差動アンプで構成すること
ができる。
【0027】以下に、実施の形態1にかかるデータスラ
イサ回路の動作について簡単に説明する。図2は、実施
の形態1にかかるデータスライサ回路の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。ここで、Video
信号に重畳される信号は、CCサービスによる信号かI
D−1サービスによる信号かは問わない。なお、これら
サービスによって重畳される信号は、いずれも図9に示
した例と同様に、同期信号の後に、順にクロックランイ
ン信号とコードデータが位置する構成を基本としてい
る。
【0028】実施の形態1にかかるデータスライサ回路
は、まず、Video信号をクランプ回路10によって
ペデスタル電位にクランプし、クランプされた信号、す
なわちDC電位に変換された信号をノードN1に出力す
る。そして、データスライサ回路は、図2(a)に示す
同期信号を検出した後、それから所定時間経過後であっ
てクロックランイン期間前において、図2(b)に示す
タイミング信号TS1を生成する。このタイミング信号
TS1は、スイッチSW2をオンにする駆動信号でもあ
り、これによりスイッチSW2がオン状態になる。スイ
ッチSW2がオン状態になると、クランプ回路10から
出力される信号、すなわちペデスタル電位がキャパシタ
C3にチャージされる。
【0029】また、タイミング信号TS1は、ワンショ
ットマルチバイブレータ等によって、クロックランイン
期間前において所定期間のみアクティブとなる信号であ
り、スイッチSW2は、その所定期間経過後オフ状態と
なる。データスライサ回路は、スイッチSW2がオフ状
態となった後、それから所定時間経過後であってクロッ
クランイン期間内に位置する所定のタイミングで、図2
(c)に示すタイミング信号TS2を生成する。このタ
イミング信号TS2は、スイッチSW1をオンにする駆
動信号でもあり、これによりスイッチSW1がオン状態
になる。
【0030】スイッチSW1がオン状態となると、クラ
ンプ回路10から出力される信号、すなわちクロックラ
ンイン信号が位置する期間の信号の平均電位がキャパシ
タC2にチャージされる。この状態で、比較器20は、
キャパシタC3にチャージされたペデスタル電位と、キ
ャパシタC2にチャージされたクロックランイン信号が
位置する期間の信号の平均電位とを入力することにな
り、両電位を比較する。
【0031】ここで、クロックランイン信号が位置する
期間に、実際に、クロックランイン信号が存在する場合
には、キャパシタC2の電位の方が、キャパシタC3の
電位よりも高くなる。ここで、比較器20において、キ
ャパシタC2の電位>キャパシタC3の電位の関係が成
り立つ場合に、クロックランイン信号を検知した旨を示
す信号を出力するように設定しておくことで、クロック
ライン信号の検知が可能となる。
【0032】以上に説明したとおり、実施の形態1にか
かるデータスライサ回路によれば、クロックランイン期
間前の信号をキャパシタC3にチャージすることでペデ
スタル電位を保持し、クロックランイン期間内の信号を
キャパシタC2にチャージすることでその期間内の信号
の平均電位を保持し、比較器20が、それら保持された
ペデスタル電位とクロックランイン信号が位置する期間
の信号の平均電位とを比較するので、クロックランイン
信号が位置する期間の信号の平均電位の方が、ペデスタ
ル電位より大きい場合をクロックランイン信号有りと判
定することができる。
【0033】すなわち、実施の形態1にかかるデータス
ライサ回路によれば、クロックランイン信号の有無を検
知することができるので、その検知結果に応じて、デコ
ード電位の生成を制御することができる。
【0034】実施の形態2.つぎに、実施の形態2にか
かるデータスライサ回路について説明する。図3は、実
施の形態2にかかるデータスライサ回路の概略構成を示
すブロック図である。実施の形態2にかかるデータスラ
イサ回路では、図1に示したデータスライサ回路に対
し、スイッチSW3と、スイッチSW4と、電圧源30
とを新たに設け、図1に示したキャパシタC3が他端を
接地していたのに換えて、その他端を、スイッチSW3
の一端とスイッチSW4の一端に接続する。
【0035】また、スイッチSW3の他端は接地され、
スイッチSW4の他端は電圧源30の正極側に接続さ
れ、電圧源30の負極側は接地される。なお、その他の
構成については、実施の形態1と同様であるので、図1
と同一の符号を付してそれらの説明を省略する。但し、
スイッチSW1およびスイッチSW4は連動して動作
し、スイッチSW2およびスイッチSW3は連動して動
作する。
【0036】以下に、このデータスライサ回路の動作に
ついて簡単に説明する。なお、説明に使用するタイミン
グチャートは、図2に示したものと同様のものとする。
実施の形態2にかかるデータスライサ回路は、まず、V
ideo信号をクランプ回路10によってペデスタル電
位にクランプし、クランプされた信号、すなわちDC電
位に変換された信号をノードN1に出力する。そして、
データスライサ回路は、図2(a)に示した同期信号を
検出した後、それから所定時間経過後であってクロック
ランイン期間前において、図2(b)に示したタイミン
グ信号TS1を生成する。このタイミング信号TS1
は、スイッチSW2およびスイッチSW3をオンにする
駆動信号でもあり、これによりスイッチSW2およびス
イッチSW3がオン状態になる。
【0037】スイッチSW2およびスイッチSW3がオ
ン状態になると、キャパシタC3の一端はクランプ回路
10の出力端子、すなわちノードN1に接続され、他端
は接地されるため、クランプ回路10から出力される信
号、すなわちペデスタル電位がキャパシタC3にチャー
ジされる。よって、換言すると、スイッチSW2および
スイッチSW3は、ペデスタル電位を検出するスイッチ
ング素子として機能する。
【0038】また、タイミング信号TS1は、クロック
ランイン期間前において所定期間のみアクティブとなる
信号であり、スイッチSW2およびスイッチSW3は、
その所定期間経過後オフ状態となる。データスライサ回
路は、スイッチSW2およびスイッチSW3がオフ状態
となった後、それから所定時間経過後であってクロック
ランイン期間内に位置する所定のタイミングで、図2
(c)に示したタイミング信号TS2を生成する。この
タイミング信号TS2は、スイッチSW1およびスイッ
チSW4をオンにする駆動信号でもあり、これによりス
イッチSW1およびスイッチSW4がオン状態になる。
【0039】スイッチSW1がオン状態になると、クラ
ンプ回路10から出力される信号、すなわちクロックラ
ンイン信号が位置する期間の信号の平均電位がキャパシ
タC2にチャージされる。また、スイッチSW4がオン
状態になると、キャパシタC3の他端が電圧源30の正
極側に接続されることになり、結果的に、ノードN2の
電位は、キャパシタC3にチャージされていたペデスタ
ル電位に電圧源30の供給電圧分を加算した大きさとな
る。例えば、電圧源30の供給電圧が0.1Vであると
すると、ノードN2の電位は、ペデスタル電位+0.1
Vとなる。
【0040】この状態で、比較器20は、ノードN2の
電位と、キャパシタC2にチャージされたクロックラン
イン信号が位置する期間の信号の平均電位とを入力する
ことになり、両電位を比較する。
【0041】ここで、クロックランイン信号が位置する
期間に、実際に、クロックランイン信号が存在する場合
には、キャパシタC2の電位の方が、キャパシタC3の
電位よりも高くなる。ここで、比較器20において、キ
ャパシタC2の電位>ノードN2の電位の関係が成り立
つ場合に、クロックランイン信号を検知した旨を示す信
号を出力するように設定しておくことで、クロックラン
イン信号の検知が可能となる。
【0042】以上に説明したとおり、実施の形態2にか
かるデータスライサ回路によれば、クロックランイン期
間前の信号をキャパシタC3にチャージすることでペデ
スタル電位を保持し、クロックランイン期間内の信号を
キャパシタC2にチャージすることでその期間内の信号
の平均電位を保持し、比較器20が、保持されたペデス
タル電位+電圧源30の供給電圧とクロックランイン信
号が位置する期間の信号の平均電位とを比較するので、
クロックランイン信号が位置する期間の信号の平均電位
の方が、ペデスタル電位+電圧源30の供給電圧より大
きい場合をクロックランイン信号有りと判定することが
できる。
【0043】特に、実施の形態2にかかるデータスライ
サ回路によれば、クロックランイン信号有りと検知する
のに、クロックランイン信号が少なくとも電圧源の供給
電圧以上であることが条件となるので、ノイズなどによ
る影響を抑え、判定精度を向上させることができる。
【0044】実施の形態3.つぎに、実施の形態3にか
かるデータスライサ回路について説明する。図4は、実
施の形態3にかかるデータスライサ回路の概略構成を示
すブロック図である。実施の形態3にかかるデータスラ
イサ回路では、図2に示したデータスライサ回路に対
し、スイッチSW1を排除してノードN1と比較器20
の入力端子の一方を直結し、電圧源30に換えて、抵抗
R1およびR2と電圧源40からなる構成を設ける。な
お、電圧源40の負極側は接地され、抵抗R1は、一端
が電圧源40の正極側に接続され、抵抗R2は、一端が
抵抗R1の他端に接続されて他端が接地される。ここで
特に、電圧源40は、コードデータのピーク電位となる
所定の電位から、クランプ回路10がクランプするペデ
スタル電位を減算した電圧を供給する。そして、抵抗R
1およびR2は、この電圧源40の供給電圧を二等分に
抵抗分割するために機能し、両抵抗の接続点が、スイッ
チSW4の他端に接続される。
【0045】以下に、実施の形態3にかかるデータスラ
イサ回路の動作について簡単に説明する。なお、説明に
使用するタイミングチャートは、図2に示したものと同
様のものとする。実施の形態3にかかるデータスライサ
回路は、まず、Video信号をクランプ回路10によ
ってペデスタル電位にクランプし、クランプされた信
号、すなわちDC電位に変換された信号をノードN1に
出力する。そして、データスライサ回路は、図2(a)
に示した同期信号を検出した後、それから所定時間経過
後であってクロックランイン期間前において、図2
(b)に示したタイミング信号TS1を生成する。この
タイミング信号TS1は、スイッチSW2およびスイッ
チSW3をオンにする駆動信号でもあり、これによりス
イッチSW2およびスイッチSW3がオン状態になる。
【0046】スイッチSW2およびスイッチSW3がオ
ン状態になると、キャパシタC3の一端はクランプ回路
10の出力端子、すなわちノードN1に接続され、他端
は接地されるため、クランプ回路10から出力される信
号、すなわちペデスタル電位がキャパシタC3にチャー
ジされる。
【0047】また、タイミング信号TS1は、クロック
ランイン期間前において所定期間のみアクティブとなる
信号であり、スイッチSW2およびスイッチSW3は、
その所定期間経過後オフ状態となる。データスライサ回
路は、スイッチSW2およびスイッチSW3がオフ状態
となった後、それから所定時間経過後であってクロック
ランイン期間内に位置する所定のタイミングで、図2
(c)に示したタイミング信号TS2を生成する。この
タイミング信号TS2は、スイッチSW4をオンにする
駆動信号でもあり、これによりスイッチSW4がオン状
態になる。
【0048】スイッチSW4がオン状態になると、キャ
パシタC3の他端が抵抗R1およびR2の接続点に接続
されることになり、結果的に、ノードN2の電位は、キ
ャパシタC3にチャージされていたペデスタル電位に、
(電圧源30の供給電圧)/2、換言すると、(データ
電位−ペデスタル電位)/2を加算した大きさとなる。
【0049】この状態で、比較器20は、ノードN2の
電位と、クランプ回路10から出力される連続的な信号
とを入力することになり、両電位を比較する。ここで、
比較器20を差動アンプで構成し、非反転入力端子にノ
ードN1に接続して、反転入力端子にノードN2を接続
することにより、ノードN2の電位、すなわちペデスタ
ル電位+{(データ電位−ペデスタル電位)/2}をデ
コード電位としたデコード動作が可能となる。
【0050】以上に説明したとおり、実施の形態3にか
かるデータスライサ回路によれば、クロックランイン期
間前の信号をキャパシタC3にチャージすることでペデ
スタル電位を保持し、クロックランイン期間内の所定の
タイミングで、比較器20が、クロックランイン信号
を、保持されたペデスタル電位+{(データ電位−ペデ
スタル電位)/2}をデコード電位としてデコードする
ので、クロックランイン信号自身をデコードし、このク
ロックランイン信号のクロック数をカウントすることで
重畳信号の有無を判定することができる。
【0051】実施の形態4.つぎに、実施の形態4にか
かるデータスライサ回路について説明する。図5は、実
施の形態4にかかるデータスライサ回路の概略構成を示
すブロック図である。実施の形態4にかかるデータスラ
イサ回路では、実施の形態1〜3に示したデータスライ
サ回路を重畳信号検知回路として配置し、その重畳信号
検知回路から出力された検知信号に基づいて、Vide
o信号から、重畳された信号をデコードする。
【0052】図5に示すデータスライサ回路は、図1、
図3および図4によって置換可能な重畳信号検知回路1
00と、入力端子の一方に重畳信号検知回路100から
出力される検知信号が入力され、入力端子の他方にタイ
ミング信号TS3が入力されるNANDゲート50と、
一端が重畳信号検知回路100内のノードN1に接続さ
れるとともにNANDゲート50の出力信号によってオ
ン/オフ制御されるスイッチSW8と、一端が抵抗R8
の他端に接続され他端が接地されたキャパシタC5と、
を備えている。
【0053】また、このデータスライサ回路は、入力端
子をキャパシタC5の一端に接続したボルテージ・フォ
ロワ60と、入力端子の一方がボルテージ・フォロワ6
0の出力端子に接続され、入力端子の他方が重畳信号検
知回路100内のノードN1に接続された比較器70を
備えて構成される。なお、図5においては、重畳信号検
知回路100として、図3に示した実施の形態2にかか
るデータスライサ回路の構成を示している。
【0054】以下に、実施の形態4にかかるデータスラ
イサ回路の動作について説明する。図6は、実施の形態
4にかかるデータスライサ回路の動作を説明するための
タイミングチャートである。なお、重畳信号検知回路1
00の動作は、実施の形態2に示したとおりであるた
め、ここではその説明を省略する。また、図6(a)〜
(c)は、図2(a)〜(c)と同様のタイミング信号
とする。
【0055】まず、重畳信号検知回路100から、クロ
ックランイン信号有りと判定されたことを示す論理レベ
ル“H”の検知信号が出力された場合に、図6(d)に
示すように、タイミング信号TS3が論理レベル“H”
になると、NANDゲート50は、論理レベル“H”の
信号を出力する。この論理レベル“H”の信号によっ
て、スイッチSW8はオン状態になり、キャパシタC5
に、重畳信号検知回路100内のノードN1の電位、す
なわちクロックランイン信号電位が平均化されてチャー
ジされる。
【0056】一方、重畳信号検知回路100から、クロ
ックランイン信号無しと判定されたことを示す論理レベ
ル“L”の検知信号が出力された場合には、NANDゲ
ート50は論理レベル“L”の信号を出力するので、ス
イッチSW8はオフ状態となる。すなわち、この場合、
クロックランイン信号有り時にチャージされたキャパシ
タC5の電位はホールドされる。
【0057】比較器70には、常に、重畳信号検知回路
100内のノードN1の電位と、ボルテージ・フォロワ
60を介してインピーダンス変換されたキャパシタC5
の電位とが入力されるので、キャパシタC5の電位をデ
コード電位として、クロックランイン信号に続くコード
データをデコードすることができる。
【0058】以上に説明したとおり、実施の形態4にか
かるデータスライサ回路によれば、実施の形態1〜3に
示したデータスライサ回路を重畳信号検知回路100と
し、その重畳信号検知回路100からクロックランイン
信号有りの検知信号が出力された場合のみ、そのクロッ
クランイン信号の平均電位をデコード電位としてホール
ドするので、デコード電位の誤った平均化動作を抑制す
ることが可能となる。
【0059】実施の形態5.つぎに、実施の形態5にか
かるデータスライサ回路について説明する。図7は、実
施の形態5にかかるデータスライサ回路の概略構成を示
すブロック図である。実施の形態5にかかるデータスラ
イサ回路は、図5に示したスイッチSW8に換えて、一
端が、重畳信号検知回路100内のノードN1か、電圧
源80の正極側かのいずれかに接続され、他端がキャパ
シタC5の一端に接続されるとともに、NANDゲート
50の出力信号によって選択制御されるスイッチSW9
を設けている。
【0060】ここでは、スイッチSW9の動作について
説明する。なお、他の動作は実施の形態4において説明
したとおりであるので、ここではその説明を省略する。
重畳信号検知回路100から、クロックランイン信号有
りと判定されたことを示す論理レベル“H”の検知信号
が出力された場合には、スイッチSW9の一端は、重畳
信号検知回路100内のノードN1側に選択され、実施
の形態4と同様に動作する。
【0061】一方、重畳信号検知回路100から、クロ
ックランイン信号無しと判定されたことを示す論理レベ
ル“L”の検知信号が出力された場合には、NANDゲ
ート50は論理レベル“L”の信号を出力し、スイッチ
SW9の一端は、電圧源80の正極側に選択される。す
なわち、この場合、キャパシタC5は電圧源80の供給
電圧でチャージされる。ここで、電圧源80の供給電圧
をデコード電位付近に設定しておくことで、キャパシタ
C5の電位を常にデコード電位付近に維持することがで
きる。
【0062】以上に説明したとおり、実施の形態5にか
かるデータスライサ回路によれば、実施の形態4にかか
るデータスライサ回路において、クロックランイン信号
無しと判定された場合に、キャパシタC5にデコード電
位付近の電圧がチャージされるので、クロックランイン
信号有りと判定された場合のキャパシタC5へのチャー
ジが高速におこなえ、キャパシタC5の電位を安定した
デコード電位として即座に利用することができる。
【0063】なお、上述した実施の形態5において、電
圧源80に換えて、複数の異なる電圧供給点を提供する
ことができる電圧源を設け、スイッチSW9によって選
択される電位を、例えばクロックランイン信号のIRE
振幅に応じて変更できるように制御してもよい。特に、
CCサービスとID−1サービスのデータ振幅は、それ
ぞれ50IREと70IREとで異なっているため、ク
ロックランイン信号無しの判定時に、それらサービスの
規格に応じた電位をキャパシタC5にチャージさせてお
くことができる。すなわち、様々なビデオ信号ソースに
対応したデータスライスをおこなうことができる。
【0064】さらにこの場合、クロックランイン信号有
りの判定時のキャパシタC5にチャージされた電位を、
ADコンバータなどで予め検出しておくことで、例え
ば、検出された電位に最も近い電圧供給点を、スイッチ
SW9によって選択するようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】以上、説明したとおり、この発明によれ
ば、比較手段によって、映像信号にCCサービス等の重
畳信号が重畳されているか否かを検知することができる
ので、この検知信号に基づいてデコード電位の保持タイ
ミング等を知得することができ、安定したデコード電位
を用いてデータスライス処理を実行することができると
いう効果を奏する。
【0066】つぎの発明によれば、重畳信号を検知する
条件として、検知対象となる映像信号に対し、一定の電
位以上を要求することができ、ノイズ等で不安定となっ
た映像信号を重畳信号として誤って検知することがなく
なるという効果を奏する。
【0067】つぎの発明によれば、比較手段によって、
映像信号にCCサービス等の重畳信号のうちの基準クロ
ック信号のクロック数をカウントし、そのカウント数に
基づいて、重畳信号の有無を判定するので、より厳格な
重畳信号の検出をおこなうことができ、検出の信頼性を
向上させることができるという効果を奏する。
【0068】つぎの発明によれば、重畳信号の有無に応
じて、デコード電位を適切なタイミングで保持すること
ができるので、安定したデコード電位を用いてデータス
ライス処理を実行することができるという効果を奏す
る。
【0069】つぎの発明によれば、重畳信号が検知され
ない場合に、デコード電位として一定の電位を保持する
ので、本来のデコード電位を確保するまでの時間を短縮
することができ、高速なデータスライス処理を実現でき
るという効果を奏する。
【0070】つぎの発明によれば、重畳信号が検知され
ない場合に、デコード電位として、複数の異なる種の重
畳信号に応じた電位を保持するので、本来のデコード電
位を確保するまでの時間を短縮することができ、高速な
データスライス処理を実現できるとともに、複数の異な
るサービスを享受できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1にかかるデータスライサ回路の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1にかかるデータスライサ回路の
動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】 実施の形態2にかかるデータスライサ回路の
概略構成を示すブロック図である。
【図4】 実施の形態3にかかるデータスライサ回路の
概略構成を示すブロック図である。
【図5】 実施の形態4にかかるデータスライサ回路の
概略構成を示すブロック図である。
【図6】 、実施の形態4にかかるデータスライサ回路
の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図7】 実施の形態5にかかるデータスライサ回路の
概略構成を示すブロック図である。
【図8】 従来のデータスライサ回路の概略構成を示す
ブロック図である。
【図9】 従来のデータスライサ回路の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
10,110 クランプ回路、20,70 比較器、3
0,40,80 電圧源、50 NANDゲート、60
ボルテージ・フォロワ、100 重畳信号検知回路、
120 差動アンプ、C1〜C3,C5,C10,C1
1 キャパシタ、R1,R2,R8 抵抗、SW1〜S
W4,SW8〜SW10 スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/088 (72)発明者 井上 哲彦 兵庫県伊丹市中央三丁目1番17号 三菱電 機システムエル・エス・アイ・デザイン株 式会社内 Fターム(参考) 5C063 DA03 DA13 DB02 EA01 EB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号に重畳された信号(以下、重畳
    信号)を所定のデコード電位でスライスしてデコードす
    るデータスライサ回路において、 前記映像信号のペデスタル電位を保持する第1の保持手
    段と、 前記重畳信号の基準クロック信号が配置される期間内に
    位置した信号を、平均化して保持する第2の保持手段
    と、 前記第2の保持手段によって保持された電位(以下、第
    1の保持電位)と前記第1の保持手段によって保持され
    た電位(以下、第2の保持電位)とを入力し、前記第2
    の保持電位が前記第1の保持電位よりも大きい場合に、
    前記重畳信号が存在している旨を示す検知信号を出力す
    る比較手段と、 を備えたことを特徴とするデータスライサ回路。
  2. 【請求項2】 前記比較手段は、前記第1の保持電位に
    換えて、当該第1の保持電位に所定の電位を加算した電
    位を入力することを特徴とする請求項1に記載のデータ
    スライサ回路。
  3. 【請求項3】 映像信号に重畳された信号(以下、重畳
    信号)を所定のデコード電位でスライスしてデコードす
    るデータスライサ回路において、 前記重畳信号の基準クロック信号が配置される期間内に
    位置した信号を、平均化して保持する保持手段と、 前記映像信号と、前記保持手段によって保持された電位
    に(前記重畳信号のピーク電位−前記映像信号のペデス
    タル電位)/2で定まる電位を加算した電位(以下、比
    較電位)を入力し、前記映像信号と前記比較電位の差分
    によって生成されるクロックの数をカウントし、カウン
    トした結果が所定数であれば、前記重畳信号が存在して
    いる旨を示す検知信号を出力する比較手段と、 を備えたことを特徴とするデータスライサ回路。
  4. 【請求項4】 前記比較手段から出力された検知信号が
    前記重畳信号の存在を示す場合に、前記重畳信号の基準
    クロック信号を平均化して前記デコード電位として保持
    するデコード電位保持手段を備えたことを特徴とする請
    求項1、2または3に記載のデータスライサ回路。
  5. 【請求項5】 前記デコード電位保持手段は、前記比較
    手段から出力された検知信号が前記重畳信号の存在を示
    さない場合に、所定の電位を保持することを特徴とする
    請求項4に記載のデータスライサ回路。
  6. 【請求項6】 前記映像信号は、複数の異なる種の重畳
    信号が重畳され、 前記デコード電位保持手段は、前記比較手段から出力さ
    れた検知信号が前記重畳信号の存在を示さない場合に、
    前記重畳信号の種類に応じて異なる電位を保持すること
    を特徴とする請求項4に記載のデータスライサ回路。
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