JP2002237803A - 受信回路 - Google Patents

受信回路

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JP2002237803A
JP2002237803A JP2001032588A JP2001032588A JP2002237803A JP 2002237803 A JP2002237803 A JP 2002237803A JP 2001032588 A JP2001032588 A JP 2001032588A JP 2001032588 A JP2001032588 A JP 2001032588A JP 2002237803 A JP2002237803 A JP 2002237803A
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清彦 山崎
Manabu Kokide
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/005Correction of errors induced by the transmission channel, if related to the coding algorithm

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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ADPCM符号系列データに誤りがあっても
通話品質を低下せず、良好な通話を行うことができる受
信回路を提供することを目的とする。 【構成】 入力信号RFの音声データを復号し第1のP
CM符号系列データPOを出力するADPCM復号部1
01と、入力信号RFの誤り検出データに基づいて音声
データに誤りがあるか否かを判断し判断結果CRCER
Rを出力する誤り検出部103と、判断結果CRCER
Rに基づいて第1のPCM符号系列データPO若しくは
予め設定されたリミットデータのいずれか一方を第2の
PCM符号系列データPOLとして出力するリミッタ部
104と、第2のPCM符号系列データPOLを復号し
音声信号を出力するPCM復号部105とにより構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声復号装置に関
するものであり、特に音声符号化方式として適応差分P
CM(Adaptive Differential
Pulse Code Modulation、以下、
ADPCMと称する)方式を適用した無線信号の音声復
号を行う受信回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタルコードレス電話などの無線伝
送装置では、固定局と移動局との距離や、他の電波の干
渉などによる無線伝送路の品質低下により、伝送データ
に誤りが生じることがある。ADPCM方式を適用した
データ(以下、ADPCM符号系列データと称する)が
伝送され、ADPCM符号系列データに誤りがある場
合、そのまま復号し音声を再生すると、異音が発生す
る。
【0003】これを解決する手段として、例えば、TD
MA(Time DivisionMultiple A
ccess:時分割多元接続)方式を用いた無線通信シ
ステムの受信回路の場合、同期パターン(ユニークワー
ドともいう)が検出されなかった場合など、音声を再生
しない方法がある。つまり、ADPCM符号系列データ
に誤りが生じたときは、音声が再生されず、無音状態と
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、異音を
抑制するために音声を再生せずに頻繁に無音状態とする
と、通話内容が断片的となり、通話の品質を低下してし
まうという問題点があった。
【0005】本発明は、たとえADPCM符号系列デー
タに誤りがあっても通話品質を低下せず、良好な通話を
行うことができる受信回路を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0007】すなわち、本発明の受信回路は、入力信号
の音声データを復号し第1のPCM符号系列データを出
力するADPCM復号部と、入力信号の誤り検出データ
に基づいて音声データに誤りがあるか否かを判断し判断
結果を出力する誤り検出部と、判断結果に基づいて第1
のPCM符号系列データ若しくは予め設定されたリミッ
トデータのいずれか一方を第2のPCM符号系列データ
として出力するリミッタ部と、第2のPCM符号系列デ
ータを復号し音声信号を出力するPCM復号部とにより
構成される。
【0008】上記の手段によれば、良好な通話をするこ
とができる受信回路を提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の受信
回路を図面に基づいて詳細に説明する。ここで、本発明
の実施の形態の受信回路は、移動局側の無線装置や固定
局側の装置に設けることが可能である。なお、本発明の
実施の形態の受信回路を説明するための全図において、
同一機能を有するものは同一符号を付与し、その繰り返
しの説明は省略する。
【0010】ここで、TDMA方式を採用する受信回路
が所定時間毎(通話中の場合は5msec、非通話の場
合は5msecの整数倍)に受信するバースト信号(無
線信号)について説明する。バースト信号はフレームに
より構成され、フレーム長は625μsecである。フ
レームは、プリアンブル部と、プリアンブル部に続く同
期パターン部と、同期パターン部に続く受信データ部
と、受信データ部に続く誤り検出用データ部(以下、C
RCデータ部と称する)とを有している。さらに、フレ
ームは、ガードビットなどの制御データ部等とを有して
いる。
【0011】プリアンブル部は、受信側が送信側から受
信したバースト信号を正常に取り込むことができるため
の初期位相引き込み用情報(以下、位相情報と称する)
を格納している。同期パターン部は、受信側が受信した
バースト信号の同期を検出(捕捉とも言う)するための
同期パターン情報を格納している。受信データ部は、音
声データを格納している。CRCデータ部は、バースト
信号について誤り検出・訂正を行うための誤り訂正符号
情報を格納している。
【0012】(第1の実施の形態)以下、図面を用い
て、本発明の第1の実施の形態の受信回路を詳細に説明
する。図1〜図5は、本発明の第1の実施の形態の受信
回路若しくはリミッタ部の構成及び受信回路から出力さ
れる音声信号の波形に係わる図である。図1は本発明の
第1の実施の形態の受信回路の構造を示し、図2〜図4
は本発明の第1〜第3のリミッタ部の構成を示し、図5
は受信回路から出力される音声信号の波形を示してい
る。
【0013】初めに、本発明の第1の実施の形態の受信
回路の構成及び各構成の動作を説明する。本発明の第1
の実施の形態の受信回路は、図1に示すように、復調部
101と、ADPCM復号部102と、誤り検出部10
3と、リミッタ部104と、PCM復号部105とによ
り構成されている。
【0014】復調部101は、受信したバースト信号
(無線信号)RFのプリアンブル部に格納されている位
相情報に基づき、受信したバースト信号の位相の引き込
みを行なっている。そして、復調部101は、受信デー
タ部に格納されている音声データ、CRCデータ部に格
納されている誤り訂正符号情報を再生して、ADPCM
符号系列データAPO及び復調データRDとして出力し
ている。
【0015】ADPCM復号部102は、ADPCM符
号系列データAPOを復号し、PCM方式を適用したデ
ータPO(以下、PCM符号系列データPOと称する)
を出力している。
【0016】誤り検出部103は、復調データRDの誤
り検出データに基づいて、受信したバースト信号RFの
音声データに誤りがあるか否かを検出している。そし
て、誤り検出部103は、誤りが検出された場合、電源
電位レベル(以下、“H”レベルと称する)の信号CR
CERRを出力している。一方、誤りが検出されない場
合、接地電位レベル(以下、“L”レベルと称する)の
信号CRCERRを出力している。
【0017】リミッタ部104は、誤り検出部103か
ら出力された信号CRCERRの電位レベルに応じて、
PCM符号系列データPO若しくは予め設定されたリミ
ットデータのいずれか一方をPCM符号系列データPO
Lとして出力している。リミッタ部104の詳細につい
ては、後述する。
【0018】PCM復号部105は、PCM符号系列デ
ータPOLを復号し、音声信号を再生して出力してい
る。
【0019】ここで、リミッタ部104は、図2から図
4に記載のリミッタ部104によって実現される。
【0020】初めに、図2を用いて、第1のリミッタ部
104を詳細に説明する。
【0021】第1のリミッタ部104は、第1の比較部
201と、第2の比較部202と、出力部203とによ
り構成されている。ここで、出力部203は、第1の論
理積演算部203Aと、第2の論理積演算部203B
と、選択部203Cとにより構成されている。なお、第
1のリミッタ部104で採用するリミットデータは、再
生した音声信号が異音とならない程度の音声信号の最大
振幅値を示す上限値及び音声信号の音声信号の最小振幅
値を示す下限値の2つの値によって構成されている。
【0022】第1の比較部201は、上限値とPCM符
号系列データPOとを比較している。ここで、第1の比
較部201は、PCM符号系列データPOが上限値より
も大きい場合、“H”レベルの信号GTを出力してい
る。一方、PCM符号系列データが上限値よりも小さい
場合、“L”レベルの信号GTを出力している。
【0023】第2の比較部202は、下限値とPCM符
号系列データPOとを比較している。ここで、第2の比
較部202は、PCM符号系列データPOが下限値より
も小さい場合、“H”レベルの信号LTを出力してい
る。一方、PCM符号系列データが下限値よりも大きい
場合、“L”レベルの信号LTを出力している。
【0024】第1の論理積演算部203Aは、誤り検出
部103から出力された信号CRCERRと第1の比較
部201から出力された信号GTとの論理積演算を行っ
ている。ここで、第1の論理積演算部203Aは、信号
CRCERR及び信号GTが共に“H”レベルの場合、
“H”レベルの信号203aを出力している。一方、第
1の論理積演算部203Aは、信号CRCERR及び信
号GTが共に“H”レベル以外の場合、“L”レベルの
信号203aを出力している。
【0025】第2の論理積演算部203Bは、誤り検出
部103から出力された信号CRCERRと第2の比較
部202から出力された信号LTとの論理積演算を行っ
ている。ここで、第2の論理積演算部203Bは、信号
CRCERR及び信号LTが共に“H”レベルの場合、
“H”レベルの信号203bを出力している。一方、第
2の論理積演算部203Bは、信号CRCERR及び信
号LTが共に“H”レベル以外の場合、“L”レベルの
信号203bを出力している。
【0026】選択部203Cは、信号203aが“H”
レベルのときには上限値を選択し、信号203bが
“H”レベルのときには下限値を選択し、前述以外のと
きにはPCM符号系列データPOを選択し、PCM符号
系列データPOLとして出力している。
【0027】このように構成された第1のリミッタ部1
04によると、リミットデータの上限値及び下限値の2
つの値をそれぞれ個別に任意に設定することができ、使
用者の所望の帯域の音声信号を出力することができる。
【0028】次に、図3を用いて、第2のリミッタ部1
04を詳細に説明する。
【0029】第2のリミッタ部104は、数値情報選択
部301と、符号情報選択部302と、比較部303
と、出力部304とにより構成されている。ここで、出
力部304は、論理積演算部304Aと、選択部304
Bと、符号結合部304Cとにより構成されている。な
お、第2のリミッタ部104で採用するリミットデータ
は、再生した音声信号が異音とならない程度の音声信号
の最大振幅値の絶対値と音声信号の最小振幅値の絶対値
の中で共通で最大の絶対値を示す絶対値上限値によって
構成されている。例えば、最も高い周波数が+12と
し、最も低い周波数が−10とすると、|+12|≧
x、|−10|≧xを満たすx=10が絶対値上限値と
なる。
【0030】数値情報選択部301は、PCM符号系列
データPOから数値情報のみを抽出している。例えば、
PCM符号系列データPOが4ビットで構成され、最上
位ビットが符号情報を示し、それ以外の3ビットが数値
情報を示しているとする。この場合、数値情報選択部3
01は、4ビットのPCM符号系列データのうち、最上
位ビットを除く3ビットを抽出する。
【0031】符号情報選択部302は、PCM符号系列
データPOから符号情報のみを抽出している。上の例の
場合、符号情報選択部302は、4ビットのPCM符号
系列データのうち、最上位ビットのみを抽出する。
【0032】比較部303は、絶対値上限値とPCM符
号系列データPOの数値情報とを比較している。ここ
で、比較部303は、PCM符号系列データPOの数値
情報が絶対値上限値よりも大きい場合、“H”レベルの
信号GTを出力している。一方、比較部303は、PC
M符号系列データPOの数値情報が絶対値上限値よりも
小さい場合、“L”レベルの信号GTを出力している。
【0033】論理積演算部304Aは、誤り検出部10
3から出力された信号CRCERRと比較部303から
出力された信号GTとの論理積演算を行っている。ここ
で、論理積演算部304Aは、信号CRCERR及び信
号GTが共に“H”レベルの場合、“H”レベルの信号
304aを出力している。一方、論理積演算部304A
は、信号CRCERR及び信号GTが共に“H”レベル
以外の場合、“L”レベルの信号304aを出力してい
る。
【0034】選択部304Bは、信号304aが“H”
レベルのときには絶対値上限値を選択し、信号304a
が“L”レベルのときにはPCM符号系列データPOの
数値情報を選択している。
【0035】符号結合部304Cは、選択部304Bで
選択された絶対値上限値若しくはPCM符号系列データ
POの数値情報に、PCM符号系列データPOの符号情
報を結合している。上の例では、3ビットの絶対値上限
値若しくはPCM符号系列データPOの数値情報に、P
CM符号系列データPOの符号情報を示す1ビットを最
上位ビットとして結合し、全体として4ビット長のデー
タとしている。そして、符号結合部304Cは、結合し
たデータをPCM符号系列データPOLとして出力して
いる。
【0036】このように構成された第2のリミッタ部1
04によると、第1のリミッタ部の上限値及び下限値の
値を一つの値で兼用することができ、リミットデータを
格納するメモリを節約することができる。
【0037】次に、図4を用いて、第3のリミッタ部1
04を詳細に説明する。
【0038】第3のリミッタ部104は、数値情報選択
部301と、符号情報選択部302と、比較部303
と、出力部401とにより構成されている。ここで、出
力部401は、論理積演算部304Aと、符号結合部4
01Aと、選択部401Bとにより構成されている。な
お、第3のリミッタ部104で採用するリミットデータ
は、第2のリミッタ部で採用するリミットデータ(絶対
上限値)である。
【0039】符号結合部401Aは、絶対値上限値に、
PCM符号系列データPOの符号情報を結合している。
【0040】選択部401Bは、信号304aが“H”
レベルのときには符号情報が結合された絶対値上限値を
選択し、信号304aが“L”レベルのときにはPCM
符号系列データPOを選択し、PCM符号系列データP
OLとして出力している。
【0041】このように構成された第3のリミッタ部1
04によると、選択部401Bが選択するPCM符号系
列データPOは、ADPCM復号部102から入力され
たデータをそのまま選択して出力する構成となってい
る。そのため、PCM符号系列データPOの数値情報と
符号情報とを再度結合する時間及びその消費電力を節約
することができる。
【0042】次に、図5を用いて、本発明の第1の実施
の形態の受信回路の全体の動作を説明する。本発明の受
信回路は、時刻t1、t2、t3、t4、...のタイ
ミングで、バースト信号を受信している。ここで、時刻
t2〜t4に受信したバースト信号に誤りが検出された
とする。しかし、ポイント501までは、入力信号がA
DPCM復号されたPCM符号系列データPOは、リミ
ットデータを越えていない。よって、ポイント501ま
では、PCM符号系列データPOをPCM復号し、音声
信号として出力する。しかし、ポイント501におい
て、PCM符号系列データPOは、リミットデータ(下
限値)よりも低くなっている。よって、受信回路は、P
CM符号系列データPOをPCM復号せずに、リミット
データをPCM復号し、音声信号として出力する。
【0043】次に、ポイント501からポイント502
までは、入力信号がADPCM復号されたPCM符号系
列データPOは、リミットデータを越えていない。よっ
て、ポイント502までは、PCM符号系列データPO
をPCM復号し、音声信号として出力する。しかし、ポ
イント502において、PCM符号系列データPOは、
リミットデータ(上限値)よりも高くなっている。よっ
て、受信回路は、PCM符号系列データPOをPCM復
号せずに、リミットデータをPCM復号し、音声信号と
して出力している。以後、受信回路は、同様な動作を行
う。
【0044】本発明の第1の実施の形態の受信回路によ
れば、以下の効果を奏する。
【0045】本発明の第1の実施の形態の受信回路は、
バースト信号に誤りが検出されてもバースト信号若しく
はリミットデータを復号して音声を再生し、通話の無音
状態を回避している。よって、本発明の第1の実施の形
態の受信回路は、通話品質を低下せずに良好な通話を行
うことができる(第2の実施の形態)以下、図面を用い
て、本発明の第2の実施の形態の受信回路を詳細に説明
する。図6〜図9は、本発明の第2の実施の形態の受信
回路の構成、振幅絶対値平均算出部の構成及び動作、受
信回路から出力される音声信号の波形に係わる図であ
る。図6は本発明の第2の実施の形態の受信回路の構造
を示し、図7及び図8は本発明の振幅絶対値平均算出部
の構成及び動作を示し、図9は受信回路から出力される
音声信号の波形を示している。
【0046】初めに、本発明の第2の実施の形態の受信
回路の構成及び各構成の動作を説明する。本発明の第2
の実施の形態の受信回路は、図6に示すように、復調部
101と、ADPCM復号部102と、誤り検出部10
3と、リミッタ部104と、PCM復号部105と、振
幅絶対値平均算出部601(以後、閾値設定部601と
称する)とにより構成されている。
【0047】閾値設定部601は、各時刻のバースト信
号から得られるPCM符号系列データPOを用いて、P
CM復号部105において再生される音声信号の振幅の
絶対値の平均値を算出している。そして、閾値設定部6
01は、算出した平均値をリミットデータとして出力し
ている。なお、平均値を算出する方法には、移動平均方
法などの方法がある。
【0048】次に、図7及び図8を用いて閾値設定部6
01の構成及び動作を詳細に説明する。閾値設定部60
1は、数値情報選択部301と、アキュムレータ701
と、出力部702とにより構成されている。ここで、出
力部702は、乗算部702Aと、ラッチ部702Bと
により構成されている。
【0049】アキュムレータ701は、数値情報選択部
301において選択されたPCM符号系列データPOの
数値情報を累積して加算している。アキュムレータ70
1は、PCM符号系列データPOの数値情報をN回(N
は正整数)加算する毎に、“H”レベルのワンショット
パルスの外部信号ARESETを入力し、加算結果をリ
セットしている。ここで、アキュムレータ701は、累
積して加算された結果ACCOを加算する毎に出力して
もよく、N回毎に出力する構成としてもよい。この構成
は、後段のアキュムレータ701がどのような方法で平
均値を算出するかによって決定されている。
【0050】乗算部702Aは、加算結果ACCOと係
数との乗算を行い、平均値702aを算出している。ま
た、アキュムレータ701がN回毎に加算結果ACCO
を出力する場合、乗算部702Aは、通常の平均値計算
(加算結果ACCO÷N)を用いて平均値702aを算
出することができる。なお、係数を1/2とすると、
乗算部702Aはシフトレジスタで構成することができ
る。ここで、平均値を算出するために、乗算部702A
ではなく、加算部で構成するようにしても何ら問題もな
いことは言うまでもない。
【0051】ラッチ部702Bは、“H”レベルのワン
ショットパルスの制御信号DLTを入力すると、新しい
平均値702aを記憶している。そして、ラッチ部70
2Bは、新たに記憶した平均値702aをリミットデー
タとして出力している。一方、ラッチ部702Bは、
“Lレベル”の制御信号DLTを入力している間は新し
い平均値702aを記憶せず、記憶している平均値70
2aをリミットデータとして出力している。
【0052】次に、図9を用いて、本発明の第2の実施
の形態の受信回路の全体の動作を説明する。本発明の受
信回路は、時刻t1、t2、t3、t4、...のタイ
ミングで、バースト信号を受信している。ここで、時刻
t2〜t4に受信したバースト信号に誤りが検出された
とする。しかし、ポイント901までは、入力信号がA
DPCM復号されたPCM符号系列データPOは、リミ
ットデータを越えていない。よって、ポイント901ま
では、PCM符号系列データPOをPCM復号し、音声
信号として出力する。しかし、ポイント901におい
て、PCM符号系列データPOは、リミットデータ(下
限値)よりも低くなっている。よって、受信回路は、P
CM符号系列データPOをPCM復号せずに、リミット
データをPCM復号し、音声信号として出力する。ここ
で、このときのリミットデータは、ポイント901の従
前に得られたN個のPCM符号系列データPOの平均値
である。
【0053】次に、ポイント901からポイント902
までは、入力信号がADPCM復号されたPCM符号系
列データPOは、リミットデータを越えていない。よっ
て、ポイント902までは、PCM符号系列データPO
をPCM復号し、音声信号として出力する。しかし、ポ
イント902において、PCM符号系列データPOは、
リミットデータ(上限値)よりも高くなっている。よっ
て、受信回路は、PCM符号系列データPOをPCM復
号せずに、リミットデータをPCM復号し、音声信号と
して出力する。ここで、このときのリミットデータは、
ポイント902の従前に得られたN個のPCM符号系列
データPOの平均値である。つまり、ここでは、2つの
ポイント901、902でリミットデータが選択された
が、それぞれのポイントのリミットデータはそれぞれの
従前のデータによって求められている。そのため、2つ
のポイントでのリミットデータは、異なることがある。
以後、受信回路は、同様な動作を行う。
【0054】本発明の第2の実施の形態の受信回路によ
れば、本発明の第1の実施の形態の受信回路により得ら
れる効果に加え、以下の効果を奏する。
【0055】本発明の第2の実施の形態の受信回路は、
リミットデータを固定値ではなく、誤りのあるデータの
直前のPCM符号系列データPOの平均値としている。
そのため、本発明の第2の実施の形態の受信回路は、音
声信号に誤りがあった場合でも、直前の連続する音声信
号の振幅範囲に基づいて音声を再生することができる。
よって、本発明の第2の実施の形態の受信回路は、通話
品質を低下せずに良好な通話を行うことができる。
【0056】(第3の実施の形態)以下、図面を用い
て、本発明の第3の実施の形態の受信回路を詳細に説明
する。図10〜図13は、本発明の第3の実施の形態の
受信回路の構成、振幅絶対値平均算出部の構成及び動
作、受信回路から出力される音声信号の波形に係わる図
である。図10は本発明の第3の実施の形態の受信回路
の構造を示し、図11及び図12は本発明の振幅絶対値
平均算出部の構成及び動作を示し、図13は受信回路か
ら出力される音声信号の波形を示している。
【0057】初めに、本発明の第3の実施の形態の受信
回路の構成及び各構成の動作を説明する。本発明の第3
の実施の形態の受信回路は、図10に示すように、復調
部101と、ADPCM復号部102と、誤り検出部1
03と、リミッタ部104と、PCM復号部105と、
振幅絶対値平均算出部1001(以後、閾値設定部10
01と称する)とにより構成されている。
【0058】閾値設定部1001は、各時刻のバースト
信号から得られるPCM符号系列データPOを用いて、
PCM復号部105において再生される音声信号の振幅
の絶対値の平均値を算出している。そして、閾値設定部
1001は、算出した平均値をリミットデータとして出
力している。ここで、閾値設定部1001は、バースト
信号に誤りが検出されている期間のPCM符号系列デー
タPOを用いて算出された平均値を、リミットデータと
して使用しない構成となっている。
【0059】次に、図11及び図12を用いて閾値設定
部1001の構成及び動作を詳細に説明する。閾値設定
部1001は、数値情報選択部301と、アキュムレー
タ701と、出力部1102とにより構成されている。
ここで、出力部1102は、乗算部702Aと、論理積
演算部1102Aと、ラッチ部1102Bとにより構成
されている。
【0060】論理積演算部1102Aは、誤り検出部1
03から出力された信号CRCERRと制御信号DLT
との論理積演算を行っている。ここで、論理積演算部1
102Aは、信号CRCERRが“L”レベルで、制御
信号DLTが“H”レベルの場合、“H”レベルの信号
OUTを出力している。一方、論理積演算部304A
は、前述以外の場合、“L”レベルの信号OUTを出力
している。
【0061】ラッチ部1102Bは、“H”レベルのワ
ンショットパルスの信号OUTを入力すると、新しい平
均値702aを記憶している。そして、ラッチ部110
2Bは、新たに記憶した平均値702aをリミットデー
タとして出力している。一方、ラッチ部1102Bは、
“Lレベル”の信号OUTを入力している間は新しい平
均値702aを記憶せず、記憶している平均値702a
をリミットデータとして出力している。つまり、ラッチ
部1102Bは、バースト信号に誤りが検出されている
期間のPCM符号系列データPOを用いて算出された平
均値を、リミットデータとして使用しない構成となって
いる。
【0062】次に、図13を用いて、本発明の第3の実
施の形態の受信回路の全体の動作を説明する。本発明の
受信回路は、時刻t1、t2、t3、t4、...のタ
イミングで、バースト信号を受信している。ここで、時
刻t2〜t4に受信したバースト信号に誤りが検出され
たとする。しかし、ポイント1302までは、入力信号
がADPCM復号されたPCM符号系列データPOは、
リミットデータを越えていない。よって、ポイント13
02までは、PCM符号系列データPOをPCM復号
し、音声信号として出力する。しかし、ポイント130
2において、PCM符号系列データPOは、リミットデ
ータ(下限値)よりも低くなっている。よって、受信回
路は、PCM符号系列データPOをPCM復号せずに、
リミットデータをPCM復号し、音声信号として出力す
る。ここで、このときのリミットデータは、ポイント1
301からポイント1302の期間に得られたN個のP
CM符号系列データPOの平均値ではなく、バースト信
号に誤りが検出されていない期間(ポイント1301以
前)に得られたN個のPCM符号系列データPOの平均
値である。
【0063】次に、ポイント1302からポイント13
03までは、入力信号がADPCM復号されたPCM符
号系列データPOは、リミットデータを越えていない。
よって、ポイント1303までは、PCM符号系列デー
タPOをPCM復号し、音声信号として出力する。しか
し、ポイント1303において、PCM符号系列データ
POは、リミットデータ(上限値)よりも高くなってい
る。よって、受信回路は、PCM符号系列データPOを
PCM復号せずに、リミットデータをPCM復号し、音
声信号として出力する。ここで、このときのリミットデ
ータは、ポイント1302からポイント1303の期間
に得られたN個のPCM符号系列データPOの平均値で
はなく、バースト信号に誤りが検出されていない期間
(ポイント1301以前)に得られたN個のPCM符号
系列データPOの平均値である。よって、2つのポイン
トでのリミットデータは、バースト信号に誤りが検出さ
れていない期間(ポイント1301以前)に得られたN
個のPCM符号系列データPOの平均値である。以後、
受信回路は、同様な動作を行う。
【0064】本発明の第3の実施の形態の受信回路によ
れば、本発明の第1及び第2の実施の形態の受信回路に
より得られる効果に加え、以下の効果を奏する。
【0065】本発明の第3の実施の形態の受信回路は、
誤りのある期間内のN個のPCM符号系列データPOの
平均値ではなく、誤りのない期間のN個のPCM符号系
列データPOの平均値としている。そのため、本発明の
第3の実施の形態の受信回路は、音声信号に誤りがあっ
た場合でも、直前の誤りのないデータの音声信号の振幅
範囲に基づいて音声を再生することができる。よって、
本発明の第3の実施の形態の受信回路は、通話品質を低
下せずに良好な通話を行うことができる。
【0066】(第4の実施の形態)以下、図面を用い
て、本発明の第4の実施の形態の受信回路を詳細に説明
する。図14〜図18は、本発明の第4の実施の形態の
受信回路及びリミッタ部の構成、受信回路から出力され
る音声信号の波形に係わる図である。図14は本発明の
第4の実施の形態の受信回路の構造を示し、図15〜図
17は本発明の第4〜第6のリミッタ部の構成を示し、
図18は受信回路から出力される音声信号の波形を示し
ている。
【0067】初めに、本発明の第4の実施の形態の受信
回路の構成及び各構成の動作を説明する。本発明の第4
の実施の形態の受信回路は、図14に示すように、復調
部101と、ADPCM復号部102と、誤り検出部1
03と、PCM復号部105と、振幅絶対値平均算出部
601(以後、閾値設定部601と称する)と、計数部
1401と、リミッタ部1402とにより構成されてい
る。
【0068】計数部1401は、ADPCM復号部10
2から出力されたPCM符号系列データPOと閾値設定
部601から出力されたリミットデータと入力し、PC
M符号系列データPOがリミットデータを超えた回数を
カウントしている。そして、計数部1401は、PCM
符号系列データPOがリミットデータを超えた回数が予
め設定している回数を超えた場合、信号COUNTを出
力している。
【0069】リミッタ部1402は、誤り検出部103
から出力された信号CRCERRの電位レベルに応じ
て、PCM符号系列データPO若しくは閾値設定部60
1で算出されたリミットデータのいずれか一方をPCM
符号系列データPOLとして出力している。さらに、リ
ミッタ部1402は、計数部1401から出力された信
号COUNTを入力した場合、非常に小さいPCM符号
系列データPOLを出力するか、若しくはPCM符号系
列データPOLの出力を中止している。
【0070】ここで、リミッタ部1402は、図15か
ら図17に記載のリミッタ部1402によって実現され
る。
【0071】初めに、図15を用いて、第4のリミッタ
部1402を詳細に説明する。
【0072】第4のリミッタ部1402は、第1の比較
部201と、第2の比較部202と、出力部1501と
により構成されている。ここで、出力部1501は、第
1の論理積演算部203Aと、第2の論理積演算部20
3Bと、選択部203Cと、制御部1501Aとにより
構成されている。ここでは、閾値設定部601において
算出されたリミットデータは、上限値として用いられる
構成としている。なお、上限値に符号情報を結合するこ
とにより、下限値として用いられる構成としても何ら問
題はないことは言うまでもない。
【0073】選択部203Cは、信号203aが“H”
レベルのときには上限値を選択し、信号203bが
“H”レベルのときには下限値を選択し、前述以外のと
きにはPCM符号系列データPOを選択している。
【0074】制御部1501Aは、計数部1401から
出力された信号COUNTを入力しない場合(例えば、
信号COUNTが“L”レベルの場合)、選択部203
Cによって選択されたデータをPCM符号系列データP
OLとして出力している。一方、制御部1501Aは、
計数部1401から出力された信号COUNTを入力し
た場合(例えば、信号COUNTが“H”レベルの場
合)、選択部203Cによって選択されたデータを出力
していない。この場合、制御部1501Aは、非常に小
さいPCM符号系列データPOLを出力するか、若しく
はPCM符号系列データPOLの出力を中止している。
【0075】このように構成された第4のリミッタ部1
402によると、リミットデータの上限値及び下限値の
2つの値をそれぞれ個別に設定することができ、使用者
の所望の帯域の音声信号を出力することができる。
【0076】次に、図16を用いて、第5のリミッタ部
1402を詳細に説明する。
【0077】第5のリミッタ部1402は、数値情報選
択部301と、符号情報選択部302と、比較部303
と、出力部1601とにより構成されている。ここで、
出力部1601は、論理積演算部304Aと、選択部3
04Bと、符号結合部304Cと、制御部1601Aと
により構成されている。なお、第5のリミッタ部140
2の絶対値上限値は、閾値設定部601で算出されたリ
ミットデータである。
【0078】制御部1601Aは、計数部1401から
出力された信号COUNTを入力しない場合(例えば、
信号COUNTが“L”レベルの場合)、符号結合部3
04Cから出力されたデータをPCM符号系列データP
OLとして出力している。一方、制御部1601Aは、
計数部1401から出力された信号COUNTを入力し
た場合(例えば、信号COUNTが“H”レベルの場
合)、符号結合部304Cから出力されたデータを出力
していない。この場合、制御部1601Aは、非常に小
さいPCM符号系列データPOLを出力するか、若しく
はPCM符号系列データPOLの出力を中止している。
【0079】このように構成された第5のリミッタ部1
402によると、第4のリミッタ部の上限値及び下限値
の値を一つの値で兼用することができ、リミットデータ
を格納するメモリを節約することができる。
【0080】次に、図17を用いて、第6のリミッタ部
1402を詳細に説明する。
【0081】第6のリミッタ部1402は、数値情報選
択部301と、符号情報選択部302と、比較部303
と、出力部1701とにより構成されている。ここで、
出力部1701は、論理積演算部304Aと、符号結合
部401Aと、選択部401Bと、制御部1701Aと
により構成されている。なお、第6のリミッタ部140
2の絶対値上限値は、閾値設定部601で算出されたリ
ミットデータである。
【0082】制御部1701Aは、計数部1401から
出力された信号COUNTを入力しない場合(例えば、
信号COUNTが“L”レベルの場合)、選択部401
Bによって選択されたデータをPCM符号系列データP
OLとして出力している。一方、制御部1701Aは、
計数部1401から出力された信号COUNTを入力し
た場合(例えば、信号COUNTが“H”レベルの場
合)、選択部401Bによって選択されたデータを出力
していない。この場合、制御部1701Aは、非常に小
さいPCM符号系列データPOLを出力するか、若しく
はPCM符号系列データPOLの出力を中止している。
【0083】このように構成された第6のリミッタ部1
402によると、選択部401Bが選択するPCM符号
系列データPOは、ADPCM復号部102から入力さ
れたデータをそのまま出力する構成となっている。その
ため、PCM符号系列データPOの数値情報と符号情報
とを再度結合する時間及びその消費電力を節約すること
ができる。
【0084】次に、図18を用いて、本発明の第4の実
施の形態の受信回路の全体の動作を説明する。本発明の
受信回路は、時刻t1、t2、t3、t4、...のタ
イミングで、バースト信号を受信している。ここで、時
刻t2〜t4に受信したバースト信号に誤りが検出され
たとする。しかし、ポイント1801までは、入力信号
がADPCM復号されたPCM符号系列データPOは、
リミットデータを越えていない。よって、ポイント18
01までは、PCM符号系列データPOをPCM復号
し、音声信号として出力する。しかし、ポイント180
1において、PCM符号系列データPOは、リミットデ
ータ(下限値)よりも低くなっている。よって、受信回
路は、PCM符号系列データPOをPCM復号せずに、
リミットデータをPCM復号し、音声信号として出力す
る。ここで、計数部1401は、カウントを1つインク
リメントする(なお、デクリメントする構成としても何
ら問題はない)。
【0085】次に、ポイント1801からポイント18
02までは、入力信号がADPCM復号されたPCM符
号系列データPOは、リミットデータを越えていない。
よって、ポイント1802までは、PCM符号系列デー
タPOをPCM復号し、音声信号として出力する。しか
し、ポイント1802において、PCM符号系列データ
POは、リミットデータ(上限値)よりも高くなってい
る。よって、受信回路は、PCM符号系列データPOを
PCM復号せずに、リミットデータをPCM復号し、音
声信号として出力する。ここで、計数部1401は、カ
ウントを1つインクリメントする(なお、デクリメント
する構成としても何ら問題はない)。以後、受信回路
は、同様な動作を行う。
【0086】次に、ポイント1805において、計数部
1401から信号COUNTが入力されたとする。する
と、リミッタ部1402は、非常に小さいPCM符号系
列データPOLを出力するか、若しくはPCM符号系列
データPOLの出力を中止する。
【0087】本発明の第4の実施の形態の受信回路によ
れば、本発明の第1及び第2の実施の形態の受信回路に
より得られる効果に加え、以下の効果を奏する。
【0088】本発明の第4の実施の形態の受信回路は、
PCM符号系列データPOがリミットデータを所定回数
越えた場合、そのPCM符号系列データPOを出力しな
いように構成している。そのため、本発明の第4の実施
の形態の受信回路は、バースト信号に多くの誤りが発生
し、音声信号として再生するのが困難な場合に発生する
耳障りな異音を低減することができる。よって、本発明
の第4の実施の形態の受信回路は、通話品質を低下せず
に良好な通話を行うことができる。
【0089】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0090】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
【0091】本発明は、誤りが検出されたバースト信号
を復号することによって得られる音声信号の耳障りな異
音をできるだけ低減することができ、よって、良好な通
信をすることできる受信回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の受信回路の構造を
示すブロック図である。
【図2】本発明の第1のリミッタ部の構造を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明の第2のリミッタ部の構造を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明の第3のリミッタ部の構造を示すブロッ
ク図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の受信回路によって
出力される音声信号の波形図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の受信回路の構造を
示すブロック図である。
【図7】本発明の第1の振幅絶対値平均算出部の構造を
示すブロック図である。
【図8】本発明の第1の振幅絶対値平均算出部の動作を
示すタイミングチャートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態の受信回路によって
出力される音声信号の波形図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態の受信回路の構造
を示すブロック図である。
【図11】本発明の第2の振幅絶対値平均算出部の構造
を示すブロック図である。
【図12】本発明の第2の振幅絶対値平均算出部の動作
を示すタイミングチャートである。
【図13】本発明の第3の実施の形態の受信回路によっ
て出力される音声信号の波形図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態の受信回路の構造
を示すブロック図である。
【図15】本発明の第4のリミッタ部の構造を示すブロ
ック図である。
【図16】本発明の第5のリミッタ部の構造を示すブロ
ック図である。
【図17】本発明の第6のリミッタ部の構造を示すブロ
ック図である。
【図18】本発明の第4の実施の形態の受信回路によっ
て出力される音声信号の波形図である。
【符号の説明】
101 復調部 102 ADPCM復号部 103 誤り検出部 104、1402 リミッタ部 105 PCM復号部 601、1001 閾値設定部 1401 計数部

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号の音声データを復号し、第1の
    PCM符号系列データを出力するADPCM復号部と、 前記入力信号の誤り検出データに基づいて、前記音声デ
    ータに誤りがあるか否かを判断し、判断結果を出力する
    誤り検出部と、 前記判断結果に基づいて、前記第1のPCM符号系列デ
    ータ若しくは予め設定されたリミットデータのいずれか
    一方を第2のPCM符号系列データとして出力するリミ
    ッタ部と、 前記第2のPCM符号系列データを復号し、音声信号を
    出力するPCM復号部とにより構成されることを特徴と
    する受信回路。
  2. 【請求項2】 前記リミッタ部の前記リミットデータは
    上限値及び下限値とを有し、 前記リミッタ部は、 前記第1のPCM符号系列データと該上限値とを比較し
    第1の比較結果を出力する第1の比較部と、 前記第1のPCM符号系列データと該下限値とを比較し
    第2の比較結果を出力する第2の比較部と、 前記第1及び第2の比較結果と前記誤り検出部の判断結
    果とに基づいて、前記第1のPCM符号系列データ若し
    くは前記上限値若しくは前記下限値のいずれか一方を前
    記第2のPCM符号系列データとして出力する出力部と
    を有することを特徴とする請求項1記載の受信回路。
  3. 【請求項3】 前記リミッタ部は、 前記第1のPCM符号系列データの数値情報と前記リミ
    ットデータの数値情報とを比較し第3の比較結果を出力
    する第3の比較部と、 前記第3の比較結果と前記誤り検出部の判断結果とに基
    づいて前記第1のPCM符号系列データの数値情報若し
    くは前記リミットデータの数値情報のいずれか一方を選
    択し、前記選択されたデータに該第1のPCM符号系列
    データの符号情報を結合して、前記第2のPCM符号系
    列データとして出力する出力部とにより構成されること
    を特徴とする請求項1記載の受信回路。
  4. 【請求項4】 前記リミッタ部は、 前記第1のPCM符号系列データの数値情報と前記リミ
    ットデータの数値情報とを比較し第3の比較結果を出力
    する第3の比較部と、 前記リミットデータの数値情報に前記第1のPCM符号
    系列データの符号情報を結合し、前記第3の比較結果と
    前記誤り検出部の判断結果とに基づいて前記第1のPC
    M符号系列データ若しくは符号情報が結合された該リミ
    ットデータの数値情報のいずれか一方を選択して、前記
    第2のPCM符号系列データとして出力する出力部とに
    より構成されることを特徴とする請求項1記載の受信回
    路。
  5. 【請求項5】 入力信号の音声データを復号し、第1の
    PCM符号系列データを出力するADPCM復号部と、 前記入力信号の誤り検出データに基づいて、前記音声デ
    ータに誤りがあるか否かを判断し、判断結果を出力する
    誤り検出部と、 従前に得られた前記第1のPCM符号系列データの平均
    値を計算し、リミットデータとして出力する閾値生成部
    と、 前記判断結果に基づいて、前記第1のPCM符号系列デ
    ータ若しくは前記リミットデータのいずれか一方を第2
    のPCM符号系列データとして出力するリミッタ部と、 前記第2のPCM符号系列データを復号し、音声信号を
    出力するPCM復号部とにより構成されることを特徴と
    する受信回路。
  6. 【請求項6】 前記閾値生成部は、 前記第1のPCM符号系列データの数値情報のみを累積
    加算する累積加算部と、 前記累積加算結果と所定の係数との乗算を行い、前記平
    均値を算出して出力する出力部とを有することを特徴と
    する請求項5記載の受信回路。
  7. 【請求項7】 前記リミッタ部の前記リミットデータは
    上限値及び下限値とを有し、 前記リミッタ部は、 前記第1のPCM符号系列データと該上限値とを比較し
    第1の比較結果を出力する第1の比較部と、 前記第1のPCM符号系列データと該下限値とを比較し
    第2の比較結果を出力する第2の比較部と、 前記第1及び第2の比較結果と前記誤り検出部の判断結
    果とに基づいて、前記第1のPCM符号系列データ若し
    くは前記上限値若しくは前記下限値のいずれか一方を前
    記第2のPCM符号系列データとして出力する出力部と
    を有することを特徴とする請求項5若しくは6記載の受
    信回路。
  8. 【請求項8】 前記リミッタ部は、 前記第1のPCM符号系列データの数値情報と前記リミ
    ットデータの数値情報とを比較し第3の比較結果を出力
    する第3の比較部と、 前記第3の比較結果と前記誤り検出部の判断結果とに基
    づいて前記第1のPCM符号系列データの数値情報若し
    くは前記リミットデータの数値情報のいずれか一方を選
    択し、前記選択されたデータに該第1のPCM符号系列
    データの符号情報を結合して、前記第2のPCM符号系
    列データとして出力する出力部とにより構成されること
    を特徴とする請求項5若しくは6記載の受信回路。
  9. 【請求項9】 前記リミッタ部は、 前記第1のPCM符号系列データの数値情報と前記リミ
    ットデータの数値情報とを比較し第3の比較結果を出力
    する第3の比較部と、 前記リミットデータの数値情報に前記第1のPCM符号
    系列データの符号情報を結合し、前記第3の比較結果と
    前記誤り検出部の判断結果とに基づいて前記第1のPC
    M符号系列データ若しくは符号情報が結合された該リミ
    ットデータの数値情報のいずれか一方を選択して、前記
    第2のPCM符号系列データとして出力する出力部とに
    より構成されることを特徴とする請求項5若しくは6記
    載の受信回路。
  10. 【請求項10】 前記閾値生成部は、前記第1のPCM
    符号系列データの数値情報のみを累積加算する累積加算
    部と、 前記累積加算結果と所定の係数との乗算を行い前記平均
    値を算出する乗算部と、 前記誤り検出部の判断結果に基づいて前記平均値を格納
    し、格納された該平均値を前記リミットデータとして出
    力する格納部とを有することを特徴とする請求項5記載
    の受信回路。
  11. 【請求項11】 前記リミッタ部の前記リミットデータ
    は上限値及び下限値とを有し、 前記リミッタ部は、 前記第1のPCM符号系列データと該上限値とを比較し
    第1の比較結果を出力する第1の比較部と、 前記第1のPCM符号系列データと該下限値とを比較し
    第2の比較結果を出力する第2の比較部と、 前記第1及び第2の比較結果と前記誤り検出部の判断結
    果とに基づいて、前記第1のPCM符号系列データ若し
    くは前記上限値若しくは前記下限値のいずれか一方を前
    記第2のPCM符号系列データとして出力する出力部と
    を有することを特徴とする請求項10記載の受信回路。
  12. 【請求項12】 前記リミッタ部は、 前記第1のPCM符号系列データの数値情報と前記リミ
    ットデータの数値情報とを比較し第3の比較結果を出力
    する第3の比較部と、 前記第3の比較結果と前記誤り検出部の判断結果とに基
    づいて前記第1のPCM符号系列データの数値情報若し
    くは前記リミットデータの数値情報のいずれか一方を選
    択し、前記選択されたデータに該第1のPCM符号系列
    データの符号情報を結合して、前記第2のPCM符号系
    列データとして出力する出力部とにより構成されること
    を特徴とする請求項10記載の受信回路。
  13. 【請求項13】 前記リミッタ部は、 前記第1のPCM符号系列データの数値情報と前記リミ
    ットデータの数値情報とを比較し第3の比較結果を出力
    する第3の比較部と、 前記リミットデータの数値情報に前記第1のPCM符号
    系列データの符号情報を結合し、前記第3の比較結果と
    前記誤り検出部の判断結果とに基づいて前記第1のPC
    M符号系列データ若しくは符号情報が結合された該リミ
    ットデータの数値情報のいずれか一方を選択して、前記
    第2のPCM符号系列データとして出力する出力部とに
    より構成されることを特徴とする請求項10記載の受信
    回路。
  14. 【請求項14】 入力信号の音声データを復号し、第1
    のPCM符号系列データを出力するADPCM復号部
    と、 前記入力信号の誤り検出データに基づいて、前記音声デ
    ータに誤りがあるか否かを判断し、判断結果を出力する
    誤り検出部と、 従前に得られた前記第1のPCM符号系列データの平均
    値を計算し、リミットデータとして出力する閾値生成部
    と、 前記第1のPCM符号系列データと前記リミットデータ
    と比較して、該第1のPCM符号系列データが該リミッ
    トデータを超えた回数を計数し、該超えた回数が予め設
    定された値を超えたときに制御信号を出力する計数部
    と、 前記制御信号を入力しないときは前記判断結果に基づい
    て前記第1のPCM符号系列データ若しくは前記リミッ
    トデータのいずれか一方を第2のPCM符号系列データ
    として出力し、前記制御信号を入力したときは予め設定
    されたデータを該第2のPCM符号系列データとして出
    力するリミッタ部と、 前記第2のPCM符号系列データを復号し、音声信号を
    出力するPCM復号部とにより構成されることを特徴と
    する受信回路。
  15. 【請求項15】 前記リミッタ部の前記リミットデータ
    は上限値及び下限値とを有し、 前記リミッタ部は、 前記第1のPCM符号系列データと該上限値とを比較し
    第1の比較結果を出力する第1の比較部と、 前記第1のPCM符号系列データと該下限値とを比較し
    第2の比較結果を出力する第2の比較部と、 前記第1及び第2の比較結果と前記誤り検出部の判断結
    果とに基づいて前記第1のPCM符号系列データ若しく
    は前記上限値若しくは前記下限値のいずれか一方を選択
    し、前記制御信号に基づいて前記選択されたデータ若し
    くは前記予め設定されたデータのいずれか一方を前記第
    2のPCM符号系列データとして出力する出力部とを有
    することを特徴とする請求項14記載の受信回路。
  16. 【請求項16】 前記リミッタ部は、 前記第1のPCM符号系列データの数値情報と前記リミ
    ットデータの数値情報とを比較し第3の比較結果を出力
    する第3の比較部と、 前記第3の比較結果と前記誤り検出部の判断結果とに基
    づいて前記第1のPCM符号系列データの数値情報若し
    くは前記リミットデータの数値情報のいずれか一方を選
    択して前記選択されたデータに該第1のPCM符号系列
    データの符号情報を結合し、前記制御信号に基づいて前
    記符号情報が結合されたデータ若しくは前記予め設定さ
    れたデータのいずれか一方を前記第2のPCM符号系列
    データとして出力する出力部とを有することを特徴とす
    る請求項14記載の受信回路。
  17. 【請求項17】 前記リミッタ部は、 前記第1のPCM符号系列データの数値情報と前記リミ
    ットデータの数値情報とを比較し第3の比較結果を出力
    する第3の比較部と、 前記リミットデータの数値情報に前記第1のPCM符号
    系列データの符号情報を結合し、前記第3の比較結果と
    前記誤り検出部の判断結果とに基づいて前記第1のPC
    M符号系列データ若しくは符号情報が結合された該リミ
    ットデータの数値情報のいずれか一方を選択して、前記
    制御信号に基づいて前記選択されたデータ若しくは前記
    予め設定されたデータのいずれか一方を前記第2のPC
    M符号系列データとして出力する出力部とを有すること
    を特徴とする請求項14記載の受信回路。
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