JP2002232587A - 契約確認システム - Google Patents

契約確認システム

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JP2002232587A
JP2002232587A JP2001023213A JP2001023213A JP2002232587A JP 2002232587 A JP2002232587 A JP 2002232587A JP 2001023213 A JP2001023213 A JP 2001023213A JP 2001023213 A JP2001023213 A JP 2001023213A JP 2002232587 A JP2002232587 A JP 2002232587A
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telephone number
contract
sound
encryption
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Shigeo Kosuge
惠雄 小菅
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 購入などの契約をした商品を、ユーザーが受
け取る際に、正確かつ迅速に契約内容を確認できる契約
確認システムを提供することである。 【解決手段】 携帯電話1を用いた商品の購入契約に
関する契約情報を受け付けるデータ処理部7と、上記契
約情報を記憶するデータ記憶部8と、上記データ処理部
に接続し、商品の受け渡し場所に設置した端末マシン2
とからなり、上記データ処理部には、かかってきた電話
番号を認識する電話番号認識手段と、DTMFからなる
暗号音を作成する暗号音作成手段とを備え、上記端末マ
シンには、上記携帯電話のスピーカーから発せられた暗
号音を入力する暗号音入力手段3を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、携帯電
話を使って航空機のチケットなどを予約し、空港で、予
約したチケットを受け取る場合に、受け取りに来た人に
チケットを渡してもよいかどうかを判断するための契約
確認システムに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話のショッピングサイトで、購入
したチケットなどの商品を実際に受け取る際には、商品
を渡す側は、その場で、本当にその商品を渡すべき人な
のか、相手を確認してから、商品を渡さなければならな
い。その確認の方法としては、次のような様々な方法が
ある。例えば、航空機のチケットを、携帯電話のサイト
から、購入するシステムがある。このチケット購入シス
テムで航空チケットを購入する場合には、以下のように
する。まず、携帯電話で、チケットの購入サイトにアク
セスし、そのサイト上で、便名など、必要事項を選択入
力して、決済もカードで済ますことができる。空港で
は、チケット発行装置に、決済に利用したカード情報を
み取らせることによって、決済済みの確認がなされ、搭
乗チケットが発行される。
【0003】また、携帯電話のショッピングサイト上
で、商品を購入して、店舗にその商品を受け取りに行く
場合がある。このような場合にも、商品を取りに来た人
が、上記サイト上で、商品購入をした本人であるか、あ
るいは、代理の人であるかどうかということを確認する
必要がある。すなわち、商品を渡して良いかどうかを確
認する必要がある。そこで、サイト上での決済が終了し
た時点で、携帯電話に予約番号を返信するという方法が
ある。ユーザーは、上記予約番号を記憶した携帯電話を
持って、商品を受け取るために店舗に行く。店舗側で
は、ユーザーが携帯電話に表示させた予約番号を、上記
ショッピングサイトで発行した予約番号と照合して、契
約を確認する。あるいは、上記予約番号の代わりに、バ
ーコードを返信し、店舗側では、携帯電話のディスプレ
イに表示されたバーコードを読み取って、契約を確認す
る方法もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した航空チケット
購入のように、空港で、決済してカードの情報をチケッ
ト発行装置に読み取らせて、チケットを発行する方法で
は、ユーザーが決済に利用したカードを持っていなけれ
ばならない。キャッシュカードを持ち歩く習慣がなく
て、カードを忘れてしまうと、チケットを受け取ること
ができない。また、チケットを受け取るためだけに、キ
ャッシュカードを持ち歩くのをいやがるユーザーもい
る。一方で、何種類もキャッシュカードを持っているユ
ーザーの場合、どのカードが、チケットを購入したとき
のカードかどうかわからなくなってしまうこともある。
もしも、間違って、決済したカードを持っていかなかっ
た場合には、チケットを受け取れなくなってしまう。
【0005】また、携帯電話に予約番号を表示させ、そ
れを、予め発行した予約番号と照合する方法の場合に
は、それを読み取る人や読み取り装置が必要である。例
えば、予約番号の読み取りと、照合とを人が行うので
は、その手間がかかり、確認時間も長くなってしまう。
一方、人が読み込んで、機械が自動的に照合するために
は、人が、読み取った予約番号をコンピュータなどに入
力しなければならない。この方法では、読み取り時と、
入力時に手間がかかるとともに、作業ミスの危険もあ
る。
【0006】上記予約番号の読み取りを自動的に行うこ
とも考えられる。しかし、携帯電話のディスプレイは、
その大きさや、明るさなどが機種ごとに異なる。そのた
め、ディスプレイ上の予約番号を正確に読み取らせるこ
とは難しい。バーコードを表示させて、本人確認をする
場合でも、自動読み取りが難しいという問題は同じであ
る。自動読み取り装置で、読み取り間違いがあると、正
しい契約確認ができない。この発明の目的は、購入など
の契約をした商品を、ユーザーが受け取る際に、正確か
つ迅速に契約内容を確認できる契約確認システムを提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、携帯電話を
用いた商品の購入契約に関する契約情報を受け付けるデ
ータ処理部と、上記契約情報を記憶するデータ記憶部
と、上記データ処理部に接続し、商品の受け渡し場所に
設置した端末マシンとからなり、上記データ処理部に
は、かかってきた電話番号を認識する電話番号認識手段
と、DTMFからなる暗号音を作成する暗号音作成手段
とを備え、上記端末マシンには、上記携帯電話のスピー
カーから発せられた暗号音を入力する暗号音入力手段を
備えている。
【0008】そして、第1の発明は、上記データ処理部
が、携帯電話から電話がかかってきたときに、上記電話
番号認識手段によって電話番号を認識するステップと、
上記携帯電話を介して入力された契約情報を上記電話番
号に対応づけて上記データ記憶部に記憶させるステップ
と、上記暗号作成手段によって上記電話番号に対応する
暗号音を作成するステップと、上記暗号音を上記電話番
号に対応づけて上記データ記憶部に記憶させるステップ
とを実行し、また、上記データ処理部は、上記電話番号
認識手段によって認識した電話番号を、上記データ記憶
部から検索するステップと、その電話番号が検索された
場合には、その電話番号に対応する暗号音を上記携帯電
話に送信するステップと、上記電話番号に対応する契約
情報および暗号音を上記端末マシンへ送信するステップ
とを実行し、上記端末マシンは、暗号音入力手段から入
力された暗号音と、上記データ処理部から入力された暗
号音とを照合するステップを実行する点に特徴を有す
る。この発明における商品には、チケットや、物品のほ
か、例えば、美容院などのサービスも含むものとする。
そして、上記契約情報には、上記商品名や、サービスの
内容、決済状況なども含む。
【0009】第2の発明は、暗号音入力手段の受信部
に、中継器の近傍で発信された信号と他の信号とを区別
可能な信号区別手段を備えた点に特徴を有する。第3の
発明は、契約情報に、商品受け渡し場所を特定する受け
渡し場所特定信号を含み、データ処理部は、上記受け渡
し場所特定信号に対応する端末マシンへ、上記契約情報
および暗号音を送信するステップを実行する点に特徴を
有する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜図4に、この発明の第1実
施例を示す。この第1実施例は、ユーザーが、携帯電話
1を用いて、航空チケットを購入する例である。このシ
ステムは、航空チケットの購入サイトを管理している管
理サーバーSと、これに通信回線を介して接続したチケ
ット発行装置2とからなる。
【0011】上記管理サーバーSには、データ処理部7
とデータ記憶部8を備えている。上記データ処理部7
は、管理サーバーSの外から送信されたデータを受信し
て、そのデータを処理する機能と、かけてきた電話の電
話番号を認識する電話番号認識機能を備えている。その
ため、携帯電話1を利用して、チケット予約をした場
合、その携帯電話1の電話番号は、上記データ処理部7
の電話番号認識機能によって自動的に認識される。
【0012】また、上記データ処理部7は、携帯電話1
から入力された契約情報を、上記電話番号認識機能によ
って認識した電話番号と対応づけて、上記データ記憶部
8に記憶させる。上記契約情報とは、航空チケットの購
入サイト上で、ユーザー入力したユーザー名や、希望の
便などである。また、カード決済などの、決済情報も、
この契約情報に含まれる。
【0013】さらに、上記データ処理部7には、暗号音
として、DTMF信号を作成する暗号音作成手段を備え
ている。このDTMF信号とは、電話のボタンを押した
ときの発信音のことで、トーン音、プッシュ音などとも
呼ばれる、いわゆるピッ、ポッ、パッという音のことで
ある。音の高低を組み合わせて、数字の0〜9と、*、
A〜Dの16種類のデータを表すことができる。これら
の組み合わせで、暗号を決めるようにしている。
【0014】一方、チケット発行装置2は、搭乗チケッ
トを発行する装置である。図2に示すように、後で詳し
く説明する暗号音を、外部から取り込むための集音マイ
ク3を備え、この集音マイク3の周囲をカバー4で覆っ
ている。また、チケット発行装置2には、ディスプレイ
5と、チケット発行口6を備えている。また、上記チケ
ット発行装置2には、上記集音マイク3から入力された
暗号音を解析するデータ処理機能も備えている。上記カ
バー4は、集音マイク3の周囲を覆うように取り付けら
れている。そして、カバー4の外部の音を、上記集音マ
イク3が取り込まないようにするためのものである。要
するに、集音マイク3から離れた位置から発信される音
と、中温マイク3の近傍から発生する音とを区別するよ
うにしている。つまり、このカバー4が、この発明の信
号区別手段にあたる。
【0015】さらに、上記ディスプレイ5には、このチ
ケット発行装置2のチケット発行状況や、契約確認状況
などが表示され、契約確認が済んだ場合には、チケット
発行口6から航空チケットが、排出されるようにしい
る。なお、上記チケット発行装置2は、この第1実施例
では、空港に設置されている。ただし、チケット発行装
置2は、空港以外の場所に設置してもかまわない。その
場合にユーザーは、空港以外の場所でチケットを受け取
ってから、空港へ行くことができる。この第1実施例に
おいては、上記チケット発行装置2がこの発明の端末マ
シンである。
【0016】以下に、このシステムを利用して航空チケ
ットを購入し、空港でチケットを受け取るまでの手順を
図3、図4のフローチャートにしたがって説明する。た
だし、図3、図4のフローチャートは、管理サーバーS
と、チケット発行装置2の処理の流れを示したものであ
り、ユーザーの作業は含まれていない。そして、図3の
フローチャートは、携帯電話を使って、航空チケットを
購入するまでの手順で、図4のフローチャートは、実際
にチケットを受け取る手順を示している。
【0017】初めに、図3のフローチャートに従って、
ユーザーが、航空チケットを購入するところから説明す
る。ユーザーは、自分の携帯電話1を用いて、航空チケ
ットの購入サイトにアクセスする。つまり、上記管理サ
ーバーSに、アクセスする。そして、航空機チケットを
申し込む。管理サーバーSは、ステップ1で、電話番号
認識機能によって携帯電話1の電話番号Aを認識し、そ
れを記憶する。ステップ2で、携帯電話1から送信され
たチケット情報や、決済カード番号などの契約情報を受
信する。
【0018】ステップ3で、上記電話番号Aと上記契約
情報とを対応づけて、データ記憶部8に記憶させる。ス
テップ4で、データ処理部7の暗号音作成手段によっ
て、暗号音Bを作成する。この暗号音Bは、先に説明し
たDTMF信号である。そして、ステップ5で、上記暗
号音Bを、上記電話番号Aに対応させてデータ記憶部8
に記憶させる。すなわち、上記データ記憶部8には、電
話番号Aと暗号音Bとが、契約情報と対応づけて記憶さ
れている。そして、ステップ6で、チケットの購入申し
込みは終了する。この申し込みの際に、ユーザーは、カ
ードによる決済も済ませておく。したがって、上記デー
タ記憶部には、決済情報として、決済済みのチケットの
情報が、電話番号Aに対応づけて記憶されている。
【0019】上記ステップ1〜4によって、航空機チケ
ットを購入したユーザーが、空港で、チケットを受け取
るまでの手順を、図4のフローチャートに従って説明す
る。ユーザーは、空港で、チケット発行装置2のカバー
4(図2)の中に、携帯電話1のスピーカー部分を挿入
して、上記管理サーバーSへ電話をかける。このとき、
ユーザーが使う携帯電話1は、チケットを購入する際に
利用した携帯電話1である。携帯電話1が電話をかける
と、それを管理サーバーSのデータ処理部7が受信す
る。
【0020】管理サーバーSのデータ処理部7は、ステ
ップ101で、受信した電話番号Aを認識する。電話番
号の認識は、データ処理部7の電話番号認識手段によっ
て行う。次に、上記データ処理部7は、ステップ102
で、データ記憶部8記憶されている契約情報に対応する
電話番号として、上記電話番号Aがあるかどうかを検索
する。データ記憶部8に、上記電話番号Aが無かった場
合には、ステップ108へ進み、「該当契約無し」とい
うような表示をチケット発行装置2のディスプレイ5に
表示させて、終了する(ステップ)109。
【0021】上記ステップ102で、契約情報の中に、
電話番号Aがあった場合には、ステップ103に進み、
上記データ処理部7は、電話番号Aに対応する契約情報
と、暗号音Bとをチケット発行装置2へ送信する。また
ステップ104で、データ処理部7は、上記携帯電話1
に、暗号音Bを送信する。上記携帯電話1とサーバーS
とは通話中なので、上記暗号音Bが送信されると、その
音が、携帯電話1のスピーカーから発せられる。このと
き、携帯電話1から発せられる暗号音をbとする。な
お、上記ステップ103とステップ104の順序はどち
らが先でもかまわない。ステップ105で、上記携帯電
話のスピーカーを介して発せられた暗号音bを、集音マ
イク3を介してチケット発行装置2に入力する。
【0022】上記のように、携帯電話1のスピーカーか
ら発生する暗号音bを上記集音マイク3から入力させた
い場合には、上記スピーカー部分を、上記カバー4内に
挿入した状態で、受話ボタンを押す必要がある。もし
も、上記カバー4が無ければ、例えば、チケット発行装
置2の前に並んだ複数のユーザーのうち、最前のユーザ
ーの携帯電話から発信された暗号音と、それ以外のユー
ザーの携帯から発信された暗号音との区別が付かないと
いうことも起こってしまう。チケット発行装置2の前に
並んでいる順に、契約確認をしなければならないのに、
中継器3から離れた人の信号が先に、データ処理部7に
入力されると、チケットの発行順番と受け取りの順番が
ずれてしまう。
【0023】しかし、上記カバー4のような信号区別手
段があれば、このような、誤って、あるいは故意に、順
番をずらして、電話をかけるユーザーがいても、受け渡
し商品を取り違えることを防止できる。なお、上記カバ
ー4は、図2に示すように、スリッパの甲のような形状
にしている。このような形状にすると、携帯電話1のス
ピーカー部分を挿入したときにも、ユーザーは、自分の
携帯電話1のディスプレイを見ながら電話をかけること
ができるので、全部が覆われてしまう場合よりも、安心
感がある。
【0024】上記チケット発行装置2の前で、管理サー
バーSに電話をかけたユーザーは、上記データ処理部7
から暗号音Bが送信されてきたら、電話を切っても良
い。暗号音Bが送信されたかどうかは、スピーカーから
の音でわかるが、上記データ処理部7が、電話番号の認
識を終えたら、「電話をお切りください」といような表
示を、チケット発行装置2のディスプレイ5に表示させ
るようにすることもできる。ステップ106では、チケ
ット発行装置102で、データ処理部7から入力された
暗号音Bと、携帯電話1のスピーカーから入力された暗
号音bとを比較する。両者が、同じ場合には、ステップ
107に進み、チケット発行装置2は、チケットを発行
する。ここで発行するチケットは、ステップ103で、
管理サーバーSから送信された契約情報に基づいたもの
である。このとき、チケット発行装置2のディスプレイ
5に、「契約(予約)が確認されました」というように
表示させることもできる。
【0025】一方、ステップ106で、上記暗号音B
と、携帯電話1〜入力された暗号音bとが一致しなかっ
た場合には、ステップ108に進み、チケットは発行さ
れないで終了する(ステップ109)。チケット発行装
置2は、ステップ104で、送信された契約情報に基づ
いて、航空チケットを発行し、終了する(ステップ10
6)。なお、管理サーバーSのデータ処理部7には、複
数のチケット発行装置2が接続されている。予め、ドン
チケット発行機2からチケットを受け取る可ということ
をユーザーが、指定しておけば、上記データ処理部7
は、契約情報や暗号音を特定のチケット発行装置2に送
信することができる。
【0026】しかし、予め、チケットの受け取り場所を
指定していない場合には、上記データ処理部7は、複数
のチケット発行装置2に、同じ契約情報と暗号音とを送
信する。このように、複数のチケット発行装置2に、同
じ契約情報と、暗号音とを送信しておいても、携帯電話
1から入力される暗号音と一致するチケット発行装置2
は、ひとつだけなので、同じチケットが同時に発行され
る心配はない。また、チケット発行装置2は、契約確認
が済んで、チケット発行が終了した場合には、その情報
を上記データ処理部7に返信し、契約情報にチケット発
行済みである信号を付加してデータ記憶部8に記憶させ
るようにする。あるいは、上記データ記憶部8から、契
約情報を削除させるようにする。同じチケットが、二重
に発行されないようにするためである。
【0027】以上のように、携帯電話で購入した航空チ
ケットを、携帯電話による契約確認によって、受け取る
ことができる。この発明のシステムによれば、チケット
発行装置2の前で、申し込み時に使った携帯電話1で、
サーバーSに電話をかけるだけで、チケットを受け取る
ことができる。従来のように、決済カード番号を入力す
る手間が無く、入力間違いも無いので、素早くチケット
を受け取ることができる。なお、上記第1実施例では、
集音マイク3をチケット発行装置2内に設けているが、
必ずしも、集音マイク3とチケット発行装置2とを一体
に設けることはない。
【0028】ただし、両者の設置場所が離れていると、
契約確認ができたとき、チケットを発行するタイミング
が難しくなる。データ処理部7は、集音マイク3の近く
で、電話をかけたユーザーの契約確認ができたときに、
チケット発行させる信号を送信する。しかし、そのとき
に、上記中継器3から離れた場所にあるチケット発行装
置2からチケットが発行されると、上記ユーザーは、そ
のチケットを受け取ることができない場合がある。その
ため、集音マイク3と、この発明の端末マシンであるチ
ケット発行装置2は近くにあることが好ましい。
【0029】以上、航空機チケットを購入する例を説明
したが、他の商品を購入する場合でも、このシステムを
用いることができる。ただし、その場合には、商品を受
け渡す店舗に、上記チケット発行装置2の代わりに、パ
ソコンなどの端末マシンを設置しておく。そして、この
店舗に設置された集音マイクに携帯電話1のスピーカー
を向けて、管理サーバーSに電話をかければ、管理サー
バーSのデータ処理部7が送信した暗号音を上記集音マ
イクから、端末マシンに入力することができる。そし
て、端末マシンは、集音マイクから入力された暗号音
と、監視サーバーSから送信された暗号音とを照合し
て、契約確認をおこなう。店舗では、契約が確認できた
ことを端末マシンで確認して、商品を渡すようにする。
【0030】なお、上記第1実施例においては、管理サ
ーバーSに、データ処理部7と、データ記憶部8とを備
えているが、上記データ処理部7とデータ記憶部8とを
別々に設けてもかまわない。また、商品情報やユーザー
の電話番号や決済情報などからなる契約情報を記憶する
データ記憶部8を、例えば商品の種類ごとに複数備える
こともできる。そして、これらのデータ記憶部8は、商
品を実際に取り扱う部署に設置して、そこでデータを管
理するようにすることができる。一方、上記データ処理
部7は、電話番号認識と、中継器3を介して送信された
信号に基づいて、契約情報を確認する機能とを備えた専
用の契約確認機関などに、設置するようにしても良い。
【0031】図5に示す第2実施例は、チケット発行装
置2の代わりに、店舗に端末マシン10を備えた点が、
上記第1実施例と異なる。管理サーバーSの構成や機能
は、第1実施例と同様である。上記端末マシン10は、
データ処理部11と、データ記憶部12、ディスプレイ
13を備えている。そして、上記データ処理部11に
は、集音マイク14を接続している。また、この集音マ
イク14には、図示しないカバーを設け、外部の音を拾
いにくくしている。
【0032】この第2実施例では、携帯電話1によっ
て、ショッピングサイト上でハンバーガーを購入し、決
済も済ませてから、ハンバーガーショップに、注文の品
を取りに行く場合を説明する。この場合、上記端末10
は、ハンバーガーショップに設置されている。ユーザー
は、例えばドライブ中に、携帯電話1を用いてハンバー
ガーを注文する。その方法は、図3に示す第1実施例の
手順と同じである。ただし、注文の際に、自分が商品を
受け取りに行くショップを指定しておく。このショップ
の指定により、受け渡し場所特定信号が、管理サーバー
Sのデータ処理部7に入力される。上記データ処理部7
は、受け渡し場所特定信号を契約情報として、データ記
憶部8に記憶させるとともに、DTMF信号からなる暗
号音を作成して、上記電話番号に対応づける。
【0033】また、上記データ処理部7は、上記受け渡
し場所特定信号によって特定されるショップの端末マシ
ン10に、契約情報と暗号音とを送信する。契約情報に
は、商品の種類や数等が含まれているので、この契約情
報を受信した端末マシン10は、その情報を、ディスプ
レイ13に表示させ、注文のハンバーガーを用意する。
注文したハンバーガーが用意された頃に、ユーザーは、
受け渡し場所のショップに到着する。そこで、集音マイ
ク3に携帯電話1のスピーカーを近づけて、管理サーバ
ーSに電話をかける。
【0034】管理サーバーSでは、図4に示す第1実施
例の手順と同様にして、この携帯電話1の電話番号が、
契約情報に対応づけて登録されているかどうかを確認す
る。そして、確認されれば、その電話番号に対応した契
約情報と暗号音とを端末マシン10へ送信する。端末マ
シン10側では、上記データ処理部7から送信された暗
号音と、上記集音マイク3から入力された暗号音とを綜
合して、その契約確認結果をディスプレイ表示する。そ
して、契約確認ができた場合には商品を渡し、契約確認
できないときには、その旨を来店したユーザーに伝え
る。
【0035】このようにすれば、携帯電話1だけで、注
文から商品の受け取りまですることができる。特に、注
文時に決済まで済ませておけば、商品受け取り時に、代
金の支払いが不要になるので、その分、通常のドライブ
スルーよりも、スムーズに、商品の受け取りができるよ
うになる。ただし、この発明のシステムは、予め決済を
済ませていない場合にも、適応できる。例えば、予約だ
けを行って、商品の受け取り時に、代金を支払うように
してもかまわない。この場合には、厳密には購入では無
く、予約が、この発明の契約に当たる。そして、予約者
として商品を受け取る資格が有るかどうかということ
を、携帯電話番号を利用して確認する方法は、上記第
1、第2実施例と同じである。そして、従来のように、
予約番号やバーコードを読み取らせたりするよりも、正
確で早く確認ができるメリットも同じでる。
【0036】特に第2実施例のように、契約時に商品を
受け渡す場所が特定されていれば、予め商品情報を、端
末マシン10へ送信することができる。従って、端末マ
シン10側では、予め商品を準備しておくことができ
る。なお、商品として、ハンバーガーやチケットなどの
他に、サービスも含むことにする。サービスの予約注文
を携帯電話で受け付け、そのサービスを受ける際に、携
帯電話で、契約(予約)確認をすることもできる。ま
た、コンサートや演劇の席を予約して、決済も済ませて
おけば、わざわざ、チケットを受け取らなくても、入り
口で、携帯電話による確認を行って、入場できるように
することもできる。
【0037】また、第1実施例では、航空チケットを商
品と見なしているが、航空機に搭乗することをユーザー
が受けるサービスして、この発明の商品と見なすことも
できる。そして、そのサービスを注文して決済も済ませ
たという契約情報を搭乗ゲートで確認すれば、そのまま
ユーザーを搭乗させることもできる。この場合には、チ
ケットを発行したり、受け取ったりする必要がない。
【0038】さらに、上記データ処理部7を設けた管理
サーバーSには、複数の端末マシンを接続し、それらを
上記管理サーバーSが一括管理することができる。例え
ば、航空機チケットの販売に利用する場合には、空港の
内外に設けた複数のチケット発行装置2を接続すれば、
ユーザーは、どのチケット発行機2からでも、チケット
受け取ることができる。また、コンサートのチケットな
どを販売する場合にも、端末マシンを、あちこちのプレ
イガイドに設置して、管理サーバーSは、全てのプレイ
ガイドでの受け渡すチケットの販売状況を管理すること
ができる。
【0039】
【発明の効果】第1〜第3の発明によれば、予め購入契
約をした商品を受け取ったり、サービスを受けたりする
際の、契約確認が、正確かつ迅速にできるようになる。
第2の発明によれば、商品受け渡し場所で、契約確認の
ため、暗号を端末マシンに入力する際に、暗号入力手段
が、目的の携帯電話からの暗号音のみを取り込めるよう
になる。そのため、受け渡し商品を取り違えることを防
止できる。例えば、空港でチケットを受け取るために、
複数のユーザーが、チケット発行機の前に並んでいた場
合、一番前に並んでいるユーザーの携帯電話の暗号音の
みを、端末マシンに入力することになるので、後に並ん
でいるユーザーのチケットが先に発行されてしまうよう
なことがない。
【0040】第3の発明によれば、ある商品について、
複数の受け渡し場所があった場合、ユーザーが、受け取
りにくる場所が予め特定されているので、受け渡し場所
では、予め、商品の内容を知ることができる。そのた
め、予め、商品を用意しておくことができ、受け渡しが
よりスムーズにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構成を示す概略図である。
【図2】第1実施例のチケット発行装置の外観図であ
る。
【図3】第1実施例の購入契約の手順を示すフローチャ
ートである。
【図4】第1実施例の契約確認の手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】第2実施例の構成を示す概略図である。
【符号の説明】
1 携帯電話 2 チケット発行装置 3 集音マイク 4 カバー 7 データ処理部 8 データ記憶部 10 端末マシン 14 集音マイク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話を用いた商品の購入契約に関す
    る契約情報を受け付けるデータ処理部と、上記契約情報
    を記憶するデータ記憶部と、上記データ処理部に接続
    し、商品の受け渡し場所に設置した端末マシンとからな
    り、上記データ処理部には、かかってきた電話番号を認
    識する電話番号認識手段と、DTMF信号からなる暗号
    音を作成する暗号音作成手段とを備え、上記端末マシン
    には、上記携帯電話のスピーカーから発せられた暗号音
    を入力する暗号音入力手段を備え、上記データ処理部
    は、携帯電話から電話がかかってきたときに、上記電話
    番号認識手段によって電話番号を認識するステップと、
    上記携帯電話を介して入力された契約情報を上記電話番
    号に対応づけて上記データ記憶部に記憶させるステップ
    と、上記暗号作成手段によって上記電話番号に対応する
    暗号音を作成するステップと、上記暗号音を上記電話番
    号に対応づけて上記データ記憶部に記憶させるステップ
    とを実行し、また、上記データ処理部は、上記電話番号
    認識手段によって認識した電話番号を、上記データ記憶
    部から検索するステップと、その電話番号が検索された
    場合には、その電話番号に対応する暗号音を上記携帯電
    話に送信するステップと、上記電話番号に対応する契約
    情報および暗号音を上記端末マシンへ送信するステップ
    とを実行し、上記端末マシンは、暗号音入力手段から入
    力された暗号音と、上記データ処理部から入力された暗
    号音とを照合するステップを実行する契約確認システ
    ム。
  2. 【請求項2】 暗号音入力手段の受信部に、中継器の近
    傍で発信された信号と他の信号とを区別可能な信号区別
    手段を備えた請求項1に記載の契約確認システム。
  3. 【請求項3】 契約情報に、商品受け渡し場所を特定す
    る受け渡し場所特定信号を含み、データ処理部は、上記
    受け渡し場所特定信号に対応する端末マシンへ、上記契
    約情報および暗号音を送信するステップを実行すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の契約確認システ
    ム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005215831A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Hitachi Information Technology Co Ltd サーバ装置、端末、入場管理システムおよび入場管理方法
JP2019139312A (ja) * 2018-02-06 2019-08-22 playground株式会社 チケット管理サーバ及びプログラム

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