JP2002222242A - ネットワークサービス申込装置、ネットワークサービス申込方法及びプログラム - Google Patents

ネットワークサービス申込装置、ネットワークサービス申込方法及びプログラム

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JP2002222242A JP2001016346A JP2001016346A JP2002222242A JP 2002222242 A JP2002222242 A JP 2002222242A JP 2001016346 A JP2001016346 A JP 2001016346A JP 2001016346 A JP2001016346 A JP 2001016346A JP 2002222242 A JP2002222242 A JP 2002222242A
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    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 決済が容易で、ホスティングの申込とネット
ワーク接続サービスの申込とを連続して行う機会を提供
するネットワークサービス申込装置等を提供することで
ある。 【解決手段】 端末Cからドメイン名が入力され、検索
が指示されると、ドメイン名が割当済みであるか否かが
判別され、割当済みでなければ、端末Cからカード情報
を受け付ける。このカード情報による与信が可能と判断
されれば、ホスティングサービスの申込が受け付けら
れ、端末Cから申込があると、カード決済サーバ1がロ
グインIDやパスワードを生成して記憶する。ログイン
ID及びパスワードを用いた認証を経たユーザがダイヤ
ルアップ接続サービスを第三者に許諾する旨を申し込む
と、この第三者用のダイヤルアップ用ID及びパスワー
ドが生成され、このログインIDが示すユーザのカード
情報による決済が行われる。この結果、この第三者はダ
イヤルアップ接続サービスを受けられるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワーク内
の記憶領域を指定するドメイン名の取得の支援やこのド
メイン名に対応付けられた記憶領域(ドメイン)の提供
を行うネットワークサービス申込装置及びネットワーク
サービス申込方法に関する。
【0002】
【従来の技術】独自にサーバを保持していない者が、そ
のもの独自のドメイン(記憶領域)をインターネット内
に確保するためには、まず、記憶領域を指定する情報と
して用いられるドメイン名を管理する機構(例えば、J
PNIC(日本ネットワークインフォメーションセンタ
ー)やInterNIC)に、ドメイン名の登録を申請
して、重複がないことの確認を受けた上で、登録を受け
る。次いで、サーバを保有する業者に、登録されたドメ
イン名に対応付けられる記憶領域の割り当て(ホスティ
ング)を申し込む。
【0003】一方、ドメインのホスティングを受けた者
が、インターネットへのネットワーク接続サービス(具
体的には、インターネットへのダイヤルアップ接続ある
いは常時接続を行うサービス)を受ける権限を複数の第
三者に与えるには、ホスティングを受けた者が、インタ
ーネットサービスプロバイダ等に別途申込を行うのが一
般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ホスティング
を受けるための手続と、ネットワーク接続サービスを受
けるための申込とを別個に行うことは煩雑であり、これ
ら複数の申込を連続した手続の過程で行う機会を提供す
る手法が望まれていた。また、ネットワーク接続サービ
スを第三者に受けさせる権限をホスティングのサービス
利用者にオートマチックに与えるというサービスが、従
来は存在しなかった。このため、これら複数のサービス
の申込を別個に行うという煩雑な手順を踏む必要が生じ
ており、申込を開始してからこれらのサービスの提供が
実際に開始されるまで時間がかかっていた。また、ホス
ティングも、ネットワーク接続サービスも、通常は有料
で提供されるので、これらのサービスの対価の決済が煩
雑であった。
【0005】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、ホスティングの申込とネットワーク接続サービスの
申込とを連続して行う機会を提供するネットワークサー
ビス申込装置及びネットワークサービス申込方法を提供
することを目的とする。また、この発明は、利用者が受
けるサービスの対価の決済が容易なネットワークサービ
ス申込装置及びネットワークサービス申込方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の観点にかかるネットワークサービス
申込装置は、ネットワークを介してアクセス可能な記憶
領域に対応付けるためのドメイン名を入力するドメイン
名入力手段と、前記ドメイン名入力手段が入力したドメ
イン名により特定される記憶領域の割り当てを受けるべ
きユーザが与信を受けるために用いるクレジット情報を
入力して記憶するクレジット情報入力手段と、前記クレ
ジット情報入力手段が入力したクレジット情報を外部に
送出し、送出したクレジット情報を用いた与信の可否を
表す審査結果データが自己に供給されたとき、当該審査
結果データを取得する与信審査支援手段と、前記与信審
査支援手段が取得した審査結果データに基づき、前記ド
メイン名入力手段が入力した前記ドメイン名に対応付け
るべき記憶領域を前記ユーザに割り当てるか否かを決定
し、割り当てると決定したとき、当該ユーザを特定する
ユーザ情報を入力し、当該ユーザを識別する識別データ
を生成して出力するユーザ情報入力手段と、外部から、
前記識別データ、及び、ネットワーク接続サービスを享
受する権限を第三者に与える旨の通知が供給されたと
き、当該識別データにより識別されるユーザが当該第三
者に与える当該権限を識別するネットワーク接続用識別
データ、及び、当該ネットワーク接続用識別データに対
応付けられたパスワードを生成して出力するネットワー
ク接続サービス許可手段と、を備える、ことを特徴とす
る。
【0007】このようなネットワークサービス申込装置
によれば、ホスティングの申込とネットワーク接続サー
ビス(具体的には、たとえば、ダイヤルアップ接続を行
うサービスや、常時接続を行うサービス)の申込とを連
続して行う機会が提供される。また、ホスティングの申
込及びネットワーク接続サービスの申込の対価は、クレ
ジット情報入力手段が記憶するクレジット情報を用いて
容易に決済可能となる。
【0008】前記ネットワークサービス申込装置は、前
記クレジット情報入力手段が記憶するクレジット情報を
用いて与信を受けるべきユーザに、当該ユーザへの前記
記憶領域の割り当ての対価、及び、当該ユーザが前記第
三者に享受の権限を与えた前記ネットワーク接続サービ
スの対価を、当該クレジット情報を用いて課金すること
を決定する課金手段を備えていれば、ホスティングの申
込及びネットワーク接続サービスの申込の対価は、クレ
ジット情報入力手段が記憶するクレジット情報を用いて
決済される。
【0009】前記ネットワークサービス申込装置は、新
規に使用するものとして前記ドメイン名入力手段が入力
した前記ドメイン名を外部に送出し、送出した当該ドメ
イン名がすでに使用されているか否かを表す使用状況報
告データが自己に供給されたとき、当該使用状況報告デ
ータを取得するドメイン検索支援手段を備えていてもよ
い。この場合、前記クレジット情報入力手段は、前記ド
メイン検索支援手段が取得した使用状況報告データに基
づき、新規に使用するものとして前記ドメイン名入力手
段が入力した前記ドメイン名がすでに使用されているか
否かを判別し、使用されていると判別したとき、前記ク
レジット情報の入力を停止する手段を備えていてもよ
い。このような構成を有していれば、ホスティングの申
込の前提となるドメイン名の取得の手続も連続して行う
機会が提供される。
【0010】前記ネットワークサービス申込装置は、前
記ネットワーク接続サービス許可手段が生成したパスワ
ードを暗号化して、暗号化された当該パスワードと、当
該パスワードが対応付けられているネットワーク接続用
識別データとを互いに対応付けて記憶する認証用記憶手
段と、外部から電話回線を介して前記ネットワーク接続
用識別データ及びパスワードが供給されたとき、当該ネ
ットワーク接続用識別データに対応付けられている暗号
化された前記パスワードが、前記外部から供給されたパ
スワードに実質的に合致するか否かを判別して、合致す
ると判別したとき、当該ネットワーク接続用識別データ
により識別される前記第三者に前記電話回線を介した前
記ネットワークへの接続を許可するネットワーク接続手
段と、を備えるものとすれば、ネットワーク接続サービ
ス自体もネットワークサービス申込装置により提供され
る。
【0011】また、本発明の第2の観点にかかるネット
ワークサービス申込方法は、ネットワークを介してアク
セス可能な記憶領域に対応付けるためのドメイン名を入
力し、入力した前記ドメイン名により特定される記憶領
域の割り当てを受けるべきユーザが与信を受けるために
用いるクレジット情報を入力して記憶し、入力した前記
クレジット情報を外部に送出し、送出したクレジット情
報を用いた与信の可否を表す審査結果データが自己に供
給されたとき、当該審査結果データを取得し、取得した
前記審査結果データに基づき、入力した前記ドメイン名
に対応付けるべき記憶領域を前記ユーザに割り当てるか
否かを決定し、割り当てると決定したとき、当該ユーザ
を特定するユーザ情報を入力し、当該ユーザを識別する
識別データを生成して出力し、外部から、前記識別デー
タ、及び、ネットワーク接続サービスを享受する権限を
第三者に与える旨の通知が供給されたとき、当該識別デ
ータにより識別されるユーザが当該第三者に与える当該
権限を識別するネットワーク接続用識別データ、及び、
当該ネットワーク接続用識別データに対応付けられたパ
スワードを生成して出力する、ことを特徴とする。
【0012】このようなネットワークサービス申込方法
によれば、ホスティングの申込とネットワーク接続サー
ビスの申込とを連続して行う機会が提供される。また、
ホスティングの申込及びネットワーク接続サービスの申
込の対価は、クレジット情報入力手段が記憶するクレジ
ット情報を用いて容易に決済されるようになる。
【0013】また、本発明の第3の観点にかかるプログ
ラムは、コンピュータを、ネットワークを介してアクセ
ス可能な記憶領域に対応付けるためのドメイン名を入力
するドメイン名入力手段と、前記ドメイン名入力手段が
入力したドメイン名により特定される記憶領域の割り当
てを受けるべきユーザが与信を受けるために用いるクレ
ジット情報を入力して記憶するクレジット情報入力手段
と、前記クレジット情報入力手段が入力したクレジット
情報を外部に送出し、送出したクレジット情報を用いた
与信の可否を表す審査結果データが自己に供給されたと
き、当該審査結果データを取得する与信審査支援手段
と、前記与信審査支援手段が取得した審査結果データに
基づき、前記ドメイン名入力手段が入力した前記ドメイ
ン名に対応付けるべき記憶領域を前記ユーザに割り当て
るか否かを決定し、割り当てると決定したとき、当該ユ
ーザを特定するユーザ情報を入力し、当該ユーザを識別
する識別データを生成して出力するユーザ情報入力手段
と、外部から、前記識別データ、及び、ネットワーク接
続サービスを享受する権限を第三者に与える旨の通知が
供給されたとき、当該識別データにより識別されるユー
ザが当該第三者に与える当該権限を識別するネットワー
ク接続用識別データ、及び、当該ネットワーク接続用識
別データに対応付けられたパスワードを生成して出力す
るネットワーク接続サービス許可手段と、して機能させ
るためのものであることを特徴とする。
【0014】このようなプログラムを実行するコンピュ
ータによれば、ホスティングの申込とネットワーク接続
サービスの申込とを連続して行う機会が提供される。ま
た、ホスティングの申込及びネットワーク接続サービス
の申込の対価は、クレジット情報入力手段が記憶するク
レジット情報を用いて容易に決済されるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態にか
かるネットワークサービス申込装置及びネットワークサ
ービス申込方法を、インターネット等のネットワークに
おけるユーザ独自のドメインの取得等を支援するホステ
ィングサービス提供システムを例として説明する。
【0016】図1は、この発明の実施の形態にかかるホ
スティングサービス提供システムの構成を示す図であ
る。図示するように、このホスティングサービス提供シ
ステムは、カード決済サーバ1と、カード管理サーバ2
と、ユーザ情報サーバ3と、主認証サーバ4と、副認証
サーバ5とより構成されている。カード決済サーバ1、
カード管理サーバ2、ユーザ情報サーバ3、主認証サー
バ4及び副認証サーバ5は、インターネット等より構成
されるネットワークNを介して相互に接続されている。
【0017】また、ネットワークNには、外部のダイヤ
ルアップサーバ及び電話回線等を介して外部の端末Cが
接続される。更に、ネットワークNには、割り当て済み
のドメイン名を記憶するドメイン管理システムDが接続
されている。ドメイン管理システムDは、ネットワーク
Nを介してドメイン名を供給されたとき、供給されたド
メイン名がすでに何者かに割り当てられているか否かを
判別し、判別結果を示すデータを、ネットワークNを介
し、当該ドメイン名の供給元に返送する。
【0018】カード決済サーバ1、カード管理サーバ
2、ユーザ情報サーバ3、主認証サーバ4、副認証サー
バ5は、いずれも、サーバコンピュータ等より構成され
ており、それぞれ、CPU(Central Processing Uni
t)等より構成される処理部と、DSU(Data Service
Unit)やターミナルアダプタ等より構成され、制御部に
接続されている通信制御部と、ハードディスク装置やR
AM(Random Access Memory)等より構成され、制御部
に接続されている記憶部とを備えている。そして、各自
の処理部は、各自の記憶部が記憶する後述の各種のプロ
グラムを実行することにより、各々、後述する処理を行
う。また、各自の処理部は、相互にデータの送受信を行
う場合は、各自の通信制御部及びネットワークNを介し
てデータを送受信する。
【0019】カード決済サーバ1の記憶部は、図1に示
すように、WWW(World Wide Web)サーバプログラム
11と、メール送信プログラム12と、ダイヤルアップ
サービス申込受付用プログラム13と、ログインID
(IDentification)データベース14とを記憶し、ま
た、後述するドメイン検索用ウェブページを表すデータ
及び管理者用ウェブページを表すデータを記憶する。そ
して、カード決済サーバ1の処理部のアクセスに応答し
て、自己が記憶するこれらのプログラムや、ログインI
Dデータベース14に格納されている後述のデータや、
管理者用ウェブページを表すデータを、当該処理部に供
給する。
【0020】WWWサーバプログラム11は、カード決
済サーバ1に、WWWサーバの処理を行わせるためのプ
ログラムである。WWWサーバプログラム11を実行す
るカード決済サーバ1は、端末C等、ネットワークNに
接続された端末との間で、HTTP(HyperText Transf
er Protocol)に従って、データの送受信を行う。すな
わち、例えばデータの論理的位置を示すURL(Unifor
m Resource Locator)がネットワークNを介して自己に
供給されると、自己の記憶部の記憶領域やその他自己が
アクセス可能な記憶装置の記憶領域のうち、このURL
が示す論理的位置にあるデータを読み出す。そして、読
み出したデータを、このURLの供給元(例えば、端末
C)に返送する。
【0021】メール送信プログラム12は、カード決済
サーバ1に電子メールの送信を行わせるためのプログラ
ムである。すなわち、メール送信プログラム12を実行
するカード決済サーバ1は、SMTP(Simple Mail Tr
ansfer Protocol)等のプロトコルに従ってネットワー
クNへと電子メールを送出する。
【0022】ダイヤルアップサービス申込受付用プログ
ラム13は、カード決済サーバ1に後述するステップS
412〜S414の処理を行わせるためのプログラムで
あり、WWWサーバプログラム11の制御の下に実行さ
れるCGI(Common Gate Interface)等より構成され
ている。
【0023】ログインIDデータベース14は、このホ
スティングサービス提供システムのユーザに割り当てら
れているログインID及びログイン用パスワードを、互
いに対応付けて格納する。
【0024】カード管理サーバ2は、たとえばクレジッ
トカードの発行元により管理されており、カード管理サ
ーバ2の記憶部は、図1に示すように、審査用プログラ
ム21と、審査用情報データベース22を記憶する。そ
して、カード管理サーバ2の処理部のアクセスに従っ
て、審査用プログラム21や、審査用情報データベース
22に格納されているデータを当該処理部に供給する。
【0025】審査用プログラム21は、カード管理サー
バ2に後述する処理を行わせるためのプログラムであ
る。審査用情報データベース22は、上述のログインI
Dと、このログインIDを割り当てられているユーザが
保持するクレジットカードを用いた決済の状況に関する
情報である審査用情報とを、互いに対応付けて格納す
る。審査用情報は、例えば、クレジットカードのカード
番号や、このクレジットカードの有効期限や、このクレ
ジットカードの残高や、このクレジットカードを用いた
決済の履歴を表す情報などを含んでいる。
【0026】ユーザ情報サーバ3の記憶部は、図1に示
すように、ユーザ情報データベース31と、ダイヤルア
ップ用IDデータベース32とを記憶し、また、カード
決済サーバ1や主認証サーバ4からのユーザ情報データ
ベース31やダイヤルアップ用IDデータベース32へ
のアクセスをユーザ情報サーバ3の処理部に媒介させる
ための図示しないプログラムを記憶する。そして、ユー
ザ情報サーバ3の処理部は、カード決済サーバ1や主認
証サーバ4のアクセスに従って、ユーザ情報データベー
ス31と、ダイヤルアップ用IDデータベース32に格
納されているデータを当該処理部に供給したり、更新し
たりする。
【0027】ユーザ情報データベース31は、例えば、
以下(1)〜(5)として示すデータ、すなわち、
(1) 上述のログインIDと、(2) (1)のログ
インIDが示すユーザが保持するドメイン名と、(3)
(1)のログインIDが示すユーザに関する情報であ
る基本情報と、(4) (1)のログインIDが示すユ
ーザが決済のために用いるクレジットカードに関する情
報であるカード情報と、(5) (1)のログインID
が示すユーザが利用可能なサービスの内容を表すサービ
ス内容情報と、を、互いに対応付けて格納する。
【0028】このうち、基本情報(すなわち(3)のデ
ータ)には、例えば、以下(a)〜(c)として示すデ
ータ、すなわち、(a) JPドメイン(ドメイン名の
末尾が「.jp」であるドメイン)を保持する者に関する
組織情報、(b) gr.jpドメイン(ドメイン名の末尾
が「.gr.jp」であるドメイン。JPドメインの一種であ
る。)を保持する者に関する組織情報、(c) gTL
D(general Top Level Domain)ドメイン(ドメイン名
の末尾が、「.com」「.org」「.net」等、ドット及びこ
れに続く3文字のアルファベットからなるドメイン)を
保持する者に関する組織情報、などが含まれる。具体的
には、(a)のデータは、JPドメインのドメイン名を
表す(1)のデータに対応付けられている基本情報に含
まれている。(b)のデータは、gr.jpドメインのドメ
イン名を表す(1)のデータに対応付けられている基本
情報に含まれている。(c)のデータは、gTLDドメ
インのドメイン名を表す(1)のデータに対応付けられ
ている基本情報に含まれている。
【0029】(a)のデータ、つまり、JPドメインを
保持する者に関する組織情報は、具体的には、例えば以
下(a1)〜(a17)として示す項目、すなわち、
(a1) この(a)のデータが対応付けられている
(1)のデータが示すユーザである組織の組織名の漢字
による表記、(a2) この組織の組織名の「かな」に
よる表記、(a3) この組織の組織名の英語(あるい
はローマ字)による表記、(a4) この組織の所在地
の郵便番号、(a5) この組織の住所の日本語による
表記、(a6) この組織の住所の英語による表記、
(a7) この組織の種別(具体的には、例えば、この
組織が株式会社であるか、有限会社であるか、合資会社
であるか、合名会社であるか、会社以外の法人である
か、等)、(a8) この組織の種別の英語による表
記、(a9) この組織を登記した日付、(a10)
この組織の登記簿上の住所、(a11) この組織が受
けるホスティングサービスを申し込んだ申込者の氏名の
日本語による表記、(a12) この申込者の氏名の英
語による表記、(a13) この申込者の電話番号、
(a14) この申込者のファクシミリ番号、(a1
5) この申込者の電子メールアドレス、(a16)
この組織の代表者の氏名の日本語による表記、(a1
7) この代表者の氏名の英語による表記、及び、(a
18) この代表者の肩書き、を含んでいる。
【0030】(b)のデータ、つまり、gr.jpドメイン
を保持する者に関する組織情報は、具体的には、例えば
以下(b1)〜(b7)として示す項目、すなわち、
(b1) この(b)のデータが対応付けられている
(1)のデータが示すユーザである組織に属する代表法
人の名称の日本語による表記、(b2) この組織に属
する副代表法人の名称の日本語による表記、(b3)
この組織の副代表者の氏名の日本語による表記、(b
4) この副代表者の氏名の英語による表記、(b5)
この副代表者の肩書き、(b6) この副代表法人の
登記の日付、及び、(b7) この副代表法人の登記簿
上の住所を含んでいる。なお、gr.jpドメインのドメイ
ン名を表す(1)のデータに対応付けられている基本情
報には、(b)のデータに加え、(a)のデータも含ま
れている。
【0031】(c)のデータ、つまり、gTLDドメイ
ンを保持する者に関する組織情報は、具体的には、例え
ば以下(c1)〜(c12)として示す項目、すなわ
ち、(c1) この(c)のデータが対応付けられてい
る(1)のデータが示すユーザである組織の組織名又は
個人名の日本語による表記、(c2) この組織名又は
個人名の英語による表記、(c3) この組織又は個人
の所在地の郵便番号、(c4) この組織又は個人の住
所が属する都道府県の日本語による表記、(c5) こ
の組織又は個人の住所が属する都道府県の英語による表
記、(c6) この組織又は個人の住所が属する市、区
又は郡の日本語による表記、(c7) この組織又は個
人の住所が属する市、区又は郡の英語による表記、(c
8) この組織又は個人の住所の番地の日本語による表
記、(c9) この組織又は個人の住所の番地の英語に
よる表記、(c10) この組織又は個人の電話番号、
(c11) この組織又は個人のファクシミリ番号、及
び、(c12) この組織又は個人の電子メールアドレ
ス、を含んでいる。
【0032】また、カード情報(すなわち(4)のデー
タ)には、例えば、以下(d1)〜(d4)として示す
データ、すなわち、(d1) この(5)のデータが対
応付けられている(1)のデータが示すユーザが決済に
用いるクレジットカードの発行元の名称、(d2) こ
のクレジットカードのカード番号、(d3) このクレ
ジットカードの名義人の氏名、及び、(d4) このク
レジットカードの有効期限、を含んでいる。
【0033】また、サービス内容情報(すなわち(5)
のデータ)には、例えば、以下(e1)〜(e17)と
して示すデータ、すなわち、(e1) この(5)のデ
ータが対応付けられている(1)のデータが示すユーザ
に割り当てられているドメイン(記憶領域)の記憶容
量、(e2) このユーザが自己のドメイン内でのウェ
ブメールの利用を許されているか否かを示すデータ、
(e3) このユーザに割り当てられているメールアカ
ウント、(e4) このユーザがメールマガジンの発行
を許されているか否かを示すデータ、(e5) このユ
ーザが電子メールの転送を許されているか否かを示すデ
ータ、(e6) このユーザがメーリングリストの利用
を許されているか否かを示すデータ、(e7) このユ
ーザが電子メールの自動返信を許されているか否かを示
すデータ、(e8) このユーザが自己のドメイン内で
のアクセスログ解析用プログラムの利用を許されている
か否かを示すデータ、(e9) このユーザが自己のド
メイン内でのパスワード承認用プログラムの利用を許さ
れているか否かを示すデータ、(e10) このユーザ
のドメインの利用をこのユーザに許諾されたメンバーを
示すデータ、(e11) (e10)のデータが示すメ
ンバーの各々に割り当てられているURL、(e12)
このユーザが自己のドメイン内での掲示板の利用を許
されているか否かを示すデータ、(e13) このユー
ザが自己のドメイン内でのアクセスカウンタの利用を許
されているか否かを示すデータ、(e14) このユー
ザが自己のドメイン内でのCGIの利用を許されている
か否かを示すデータ、(e15) このユーザが自己の
ドメイン内でのSSL(Secure Socket Layer)の利用
を許されているか否かを示すデータ、(e16) この
ユーザが自己のドメイン内でのフォームメールの利用を
許されているか否かを示すデータ、及び、(e17)
このユーザが自己のドメイン内にデータのブラウザアッ
プロードを行うことを許されているか否かを示すデー
タ、を含んでいる。
【0034】ダイヤルアップ用IDデータベース32
は、主認証サーバ4にダイヤルアップ接続する権限をユ
ーザから与えられたメンバーに割り当てられているダイ
ヤルアップ用ID及びダイヤルアップ用パスワードを、
互いに対応付けて格納する。
【0035】主認証サーバ4の記憶部は、図1に示すよ
うに、認証サーバプログラム41と、暗号化データベー
ス42とを記憶する。そして、主認証サーバ4の処理部
のアクセスに応答して認証サーバプログラム41を当該
処理部に供給する。また、主認証サーバ4の通信制御部
は外部の電話回線Tに接続されており、自己に固有の電
話番号を割り当てられていて、主認証サーバ4の制御に
従い、電話回線Tを介して外部との間で通話を行う。
【0036】認証サーバプログラム41は、主認証サー
バ4が行う後述するステップS501〜S505の処理
を制御し、また、主認証サーバ4にダイヤルアップサー
バの機能を行わせるためのプログラムである。
【0037】ダイヤルアップサーバの機能を行う主認証
サーバ4は、具体的には、以下(i)〜(iii)とし
て述べる処理を順次行う。すなわち、 (i) IP(Internet Protocol)接続を行う機能を
有し電話回線Tに接続された外部の端末が、主認証サー
バ4の通信制御部の電話番号を発呼して主認証サーバ4
との通話を開始し、この端末が、ダイヤルアップ用ID
及びダイヤルアップ用パスワードを供給したとき、ま
ず、供給されたダイヤルアップ用パスワードを、暗号化
データベース42に格納されている後述の暗号化パスワ
ードを作成した手法と実質的に同一の手法により暗号化
することにより、照合用の暗号化パスワードを生成す
る。 (ii) 次に、主認証サーバ4は暗号化データベース
42にアクセスし、自己に供給されたダイヤルアップ用
IDに対応付けられている暗号化パスワードを特定す
る。そして、特定した暗号化パスワードが、自己が生成
した照合用の暗号化パスワードに合致するか否かを判別
する。 (iii) (ii)の処理において、2個の暗号化パ
スワードが合致しない判別したとき、主認証サーバ4
は、ダイヤルアップ用ID及びダイヤルアップ用パスワ
ードを供給した端末との接続を中止し、合致すると判別
したときは、この端末との間でダイヤルアップIP接続
を行うことにより、この端末とネットワークNとの間で
のデータの伝送を媒介する。
【0038】暗号化データベース42は、上述のダイヤ
ルアップ用IDと、当該ダイヤルアップ用IDに対応付
けられたダイヤルアップ用パスワードを所定に手法によ
り暗号化して得られる暗号化パスワードとを、後述する
処理に従い、互いに対応付けて格納する。
【0039】副認証サーバ5の記憶部は、主認証サーバ
4が生成する暗号化パスワードを、バックアップのた
め、後述する処理に従い、この暗号化パスワードが表す
ダイヤルアップ用パスワードが対応付けられているダイ
ヤルアップ用IDに対応付けて記憶する。また、副認証
サーバ5の記憶部は、副認証サーバ5の処理部に主認証
サーバ4からのアクセスを媒介させるための図示しない
プログラムを記憶する。そして、副認証サーバ5の処理
部は、主認証サーバ4のアクセスに従って、暗号化パス
ワードを副認証サーバ5の記憶部の記憶領域に格納す
る。
【0040】端末Cはパーソナルコンピュータ等より構
成されており、また、モデムあるいはターミナルアダプ
タ等からなりネットワークNに接続された通信制御装置
と、キーボード及びマウス等からなる入力装置と、液晶
ディスプレイ等からなる表示装置とを備える。また、端
末Cには、自己を識別するIPアドレスが割り当てられ
る。このIPアドレスは予め割り当てられるか、又は、
端末CがネットワークNに接続するたびに、ネットワー
クNと端末Cとの接続を媒介する図示しないサーバ等に
より割り当てられる。
【0041】端末Cは、操作者の操作に従って、WWW
ブラウザの処理を実行する。すなわち、端末Cは、操作
者がWWWブラウザの処理の開始を指示し、URLを入
力すると、自己の通信制御装置及びネットワークNを介
し、このURLが示す論理的位置にあるデータにアクセ
ス可能な装置(例えば、カード決済サーバ1)へとアク
セスする。そして、当該装置に、このURLが示す論理
的位置にあるデータの送信を要求する。そして、この要
求に従って当該装置が送信したデータを受信し、受信し
たデータが表す画像を、自己の表示装置の表示画面上に
表示する。なお、このデータは、例えばHTML(Hype
rText Markup Language)形式で記述されていればよ
い。
【0042】端末Cは、受信したデータが表す画像が、
文字列を記入するための記入欄や、特定の項目の複数の
選択肢のうち1つを選択するためのラジオボタンを備え
ている場合、端末Cは、記入欄への文字列の記入や、ラ
ジオボタンによる選択肢の選択を受け付ける。
【0043】すなわち、記入欄を表示した端末Cは、操
作者が端末Cの入力装置を操作して記入欄を選択し、こ
の記入欄へ記入する文字列を入力すると、入力された文
字列を記憶し、この記入欄に表示する。また、操作者が
端末Cのマウスを操作して、端末Cが表示するラジオボ
タンをクリックすると、クリックされたラジオボタンが
示す選択肢が選択され、同一項目の他の選択肢の選択が
解除されたことを記憶する。そして、クリックされたラ
ジオボタンの形状を、そのラジオボタンが示す選択肢が
選択されたことを表す形状になるよう再表示する。
【0044】(動作)次に、このホスティングサービス
提供システムの動作を、図2〜図6を参照して説明す
る。図2及び図3は、ホスティングサービスの申込の手
順を表すフローチャートである。図4、図5及び図6
は、ダイヤルアップサービス等申込の手順を表すフロー
チャートである。
【0045】(ホスティングサービスの申込の手順)ホ
スティングサービスを申し込もうとするユーザは、端末
Cを操作してWWWブラウザの処理を実行させ、ドメイ
ン検索用ウェブページのURLを入力することにより、
カード決済サーバ1へのアクセスを指示する(図2、ス
テップS101)。WWWブラウザの処理を行う端末C
は、この指示に従い、ドメイン検索用ウェブページのU
RLと自己のIPアドレスとをネットワークNに送信
し、カード決済サーバ1は、ネットワークNに送出され
たこのURL及び端末CのIPアドレスを受信する。
【0046】カード決済サーバ1は、ドメイン検索用ウ
ェブページのURLと端末CのIPアドレスとを受信す
ると、ドメイン検索用ウェブページを自己の記憶部より
読み出し、端末Cへと送信する(ステップS201)。
ドメイン検索用ウェブページは、ユーザが割り当てを希
望するドメイン名(又は、ユーザがすでに確保している
ドメイン名)を記入するための記入欄と、ドメイン名の
検索を指示するための検索指示ボタンと、記入欄に記入
されたドメイン名を既得のものとしてホスティングサー
ビスの申込の手続を進めるための乗り換え手続指示ボタ
ンとを備える。
【0047】端末Cは、カード決済サーバ1がステップ
S201で送信したデータを受信すると、このデータが
表すドメイン検索用画像を表示する(ステップS10
2)。端末Cの操作者がドメイン検索用画像の記入欄に
ドメイン名を記入し、検索指示ボタン又は乗り換え手続
指示ボタンをクリックすると、端末Cは、検索指示ボタ
ン又は乗り換え手続指示ボタンのいずれがクリックされ
たかを判別する(ステップS103)。そして、乗り換
え手続指示ボタンがクリックされたと判別すると、記入
されたドメイン名と、乗り換え手続に移る旨の通知と
を、カード決済サーバ1に送信する(ステップS10
4)。一方、検索指示ボタンがクリックされたと判別す
ると、記入されたドメイン名と、検索を指示する旨の通
知とを、カード決済サーバ1に送信する(ステップS1
05)。
【0048】カード決済サーバ1は、ステップS104
で端末Cが送信したドメイン名及び乗り換え手続に移る
旨の通知を受信すると、処理をステップS205に移
す。一方、カード決済サーバ1は、ステップS105で
端末Cが送信したドメイン名及び検索を指示する旨の通
知を受信すると、ネットワークNを介してドメイン管理
システムDにアクセスし、ドメイン管理システムDに、
このドメイン名を供給する(ステップS202)。する
と、ドメイン管理システムDは、供給されたドメイン名
がすでに何者かに割り当てられているか否かを判別し、
判別結果を示すデータを、ネットワークNを介し、カー
ド決済サーバ1に返送する(ステップS203)。
【0049】カード決済サーバ1は、ステップS203
でドメイン管理システムDが送信した、判別結果を表す
データを受信すると、このデータが、端末Cから供給さ
れたドメイン名がすでに何者かに割り当てられているこ
とを示すか否かを判別する。そして、示すと判別する
と、端末Cの操作者が記入したドメイン名が空いていな
い旨のメッセージを含む画像を表すデータを作成して、
端末Cに送信する(ステップS204)。端末Cは、ス
テップS204で送信されたデータを受信して、受信し
たデータが表す画像を表示し(ステップS106)、処
理をステップS102に戻す。
【0050】一方、判別結果を表すデータが、端末Cか
ら供給されたドメイン名がまだ何者にも割り当てられて
いないことを示すと判別すると、カード決済サーバ1
は、サービス提供の規約を表示して同意を促す画像(申
込用画像)を表すデータを作成して、端末Cに供給する
(ステップS205)。また、カード決済サーバ1は、
上述の通り、ステップS104で端末Cが送信したドメ
イン名及び乗り換え手続に移る旨の通知を受信した場合
も、申込用画像を表すデータを作成して、端末Cに供給
する。申込用画像は、ホスティングサービスの規約の文
面と、規約への同意とホスティングサービスの申込を通
知するための申込ボタンとを備える。
【0051】端末Cは、ステップS205でカード決済
サーバ1から送信されたデータを受信すると、このデー
タが表す申込用画像を表示する(ステップS107)。
そして、操作者が申込ボタンをクリックすると、端末C
は、ホスティングサービスの申込が行われた旨の通知を
カード決済サーバ1に送信する(ステップS108)。
【0052】カード決済サーバ1は、ホスティングサー
ビスの申込が行われた旨の通知を受信すると、ステップ
S105又はS104で自己に供給されたドメイン名
が、JPドメインであるかgTLDドメインであるかを
判別する(ステップS206)。そして、ステップS2
06での判別結果に適合した基本情報送信用画像を表す
データを作成して、端末Cに供給する(ステップS20
7)。
【0053】基本情報送信用画像は、ステップS206
でドメイン名がJPドメインであるとカード決済サーバ
1が判別した場合においては、上述の(a)及び(b)
のデータを記入するための記入欄と、記入された(a)
及び(b)のデータのカード決済サーバ1への送信を指
示するための送信ボタンとを備える。また、基本情報送
信用画像は、ステップS206でドメイン名がgTLD
ドメインであるとカード決済サーバ1が判別した場合に
おいては、上述の(c)のデータを記入するための記入
欄と、記入された(c)のデータのカード決済サーバ1
への送信を指示するための送信ボタンとを備える。
【0054】端末Cは、ステップS207でカード決済
サーバ1から送信されたこのデータをSSLのプロトコ
ルに従って受信すると、このデータが表す基本情報送信
用画像を表示する(ステップS109)。端末Cの操作
者が基本情報送信用画像の記入欄に(a)又は(c)の
データを記入し、また、ドメイン検索用画像に記入した
ドメイン名がgr.jpドメインである場合は更に(b)の
データを記入して、送信ボタンをクリックすると、端末
Cは、記入された(a)又は(c)のデータや(b)の
データを、カード決済サーバ1に送信する(ステップS
110)。
【0055】カード決済サーバ1は、端末Cが送信した
(a)又は(c)のデータや(b)のデータを受信する
と、ユーザ情報サーバ3にアクセスして、受信した
(a)又は(c)のデータや(b)のデータを、ステッ
プS203で受信したログインIDに対応付けて、ユー
ザ情報データベース31に格納する(ステップS20
8)。
【0056】次に、カード決済サーバ1は、カード情報
送信用画像を表すデータを生成して(又は、このデータ
が予めカード決済サーバ1自身の記憶装置の記憶領域に
格納されている場合は、このデータを読み出して)、こ
のデータを、SSLのプロトコルに従って、端末Cへと
送信する(ステップS209)。カード情報送信用画像
は、上述の(d1)〜(d4)のデータを記入するため
の記入欄と、記入された(d1)〜(d4)のデータの
カード決済サーバ1への送信を指示する送信ボタンとを
備える。
【0057】端末Cは、ステップS209でカード決済
サーバ1から送信されたこのデータをSSLのプロトコ
ルに従って受信すると、このデータが表すカード情報送
信用画像を表示する(ステップS111)。端末Cの操
作者がカード情報送信用画像の記入欄にカード情報(す
なわち、(d1)〜(d4)のデータ)を記入し、送信
ボタンをクリックすると、端末Cは、記入されたカード
情報を、SSLのプロトコルに従って、カード決済サー
バ1に送信する(ステップS112)。
【0058】カード決済サーバ1は、端末Cが送信した
カード情報を受信すると、ユーザ情報サーバ3にアクセ
スし、このカード情報を、ステップS208でユーザ情
報データベース31に格納した基本情報に対応付けて、
ユーザ情報データベース31に格納する。また、カード
決済サーバ1はカード管理サーバ2にアクセスし、カー
ド管理サーバ2に、端末Cより受信したこのカード情報
と、ユーザへの与信の可否を示す情報(審査結果情報)
の供給を要求する命令とを供給する(ステップS21
0)。
【0059】審査用プログラム31を実行するカード管
理サーバ2は、審査結果情報の供給を要求する命令を供
給されると、審査用情報データベース22にアクセス
し、ステップS210で供給されたカード情報に対応付
けられている審査用情報を読み出す。そして、読み出し
た審査用情報に基づき、このカード情報が示すカードの
所持者への与信を行うか否かを決定し、決定した結果を
表す審査結果情報を作成して、カード決済サーバ1に供
給する。
【0060】カード決済サーバ1は、審査結果情報を供
給されると、審査結果情報が、ユーザへの与信を行うこ
とを示すものか拒否することを示すものかを判別する
(ステップS211)。そして、与信を拒否することを
示すと判別すると、カード決済サーバ1は、ホスティン
グサービスの申込を受け付けられない旨のメッセージを
含む画像を表すデータを生成して端末Cに送信し(ステ
ップS212)、処理を終了する。この場合、端末C
は、ステップS212でカード決済サーバ1が送信した
データを受信し、受信したこのデータが表す画像を表示
して、処理を終了する。
【0061】一方、与信を行うことを示すと判別する
と、カード決済サーバ1は、ホスティングサービスの提
供開始に係る初期費用に相当する額の課金を行う(ステ
ップS213)。具体的には、カード決済サーバ1は、
たとえば、初期費用相当額の支払いをクレジットカード
の発行元に請求する旨のデータ(請求データ)と、ステ
ップS211で供給された審査結果情報により与信が行
われることが示されたクレジットカードのカード番号
(ステップS210で受信したカード情報に含まれるカ
ード番号)とを、互いに対応付けてカード情報サーバ2
に供給するものとする。この場合、カード情報サーバ2
は、たとえば、カード決済サーバ1より供給された請求
データ及びカード番号を受信して記憶することにより、
課金を受け付ければよい。
【0062】次に、カード決済サーバ1は、ホスティン
グサービスを申し込んだユーザが管理者用ウェブページ
にログインするために用いるべきログインIDと、この
ログインIDに対応付けるためのログイン用パスワード
とを作成する(ステップS214)。そして、カード決
済サーバ1は、ログインIDデータベース14に、ステ
ップS214で作成したログインID及びログイン用パ
スワードを、互いに対応付けて格納する(ステップS2
15)。また、カード決済サーバ1はユーザ情報サーバ
3にアクセスし、ステップS214で作成したログイン
IDを、ステップS208でユーザ情報データベース3
1に格納した基本情報に対応付けて、ユーザ情報データ
ベース31に格納する。
【0063】次に、カード決済サーバ1は、ステップS
214で作成したログインID及びログイン用パスワー
ドを表示する画像を表すデータを作成し、作成したこの
データを、端末Cへと送信する(ステップS216)。
端末Cは、ステップS216でカード決済サーバ1から
送信されたこのデータを受信すると、このデータが表す
画像を表示する(ステップS113)。ステップS11
3で端末Cが表示する画像内には、ステップS214で
カード決済サーバ1が作成したログインID及びログイ
ン用パスワードが配置される。
【0064】以上説明したステップS101〜S113
及びS201〜S216の手順を踏む結果、ホスティン
グサービスの申込が受け付けられる。このホスティング
サービス提供システムの運営者等は、ホスティングサー
ビスを申し込んだユーザに、ユーザが指定したドメイン
名(ドメイン検索用画像に記入されたドメイン名)に対
応付けられるべき記憶領域の割り当てを行い、また、ユ
ーザが指定したドメイン名が新規なものである場合は、
ドメイン名を管理する機構(例えば、JPNIC(日本
ネットワークインフォメーションセンター)やInte
rNIC)に、この新規なドメイン名の登録を申請し
て、登録を得る。
【0065】そして、記憶領域の割り当てや新規ドメイ
ン名の登録が完了すると、このホスティングサービス提
供システムの運営者等は、カード決済サーバ1にメール
送信プログラム12を実行させ、ホスティングサービス
を申し込んだ者のメールアドレス(すなわち、(a1
5)又は(c12)のデータが示すメールアドレス)に
宛てて、記憶領域の割り当てや新規ドメイン名の登録の
完了を通知する電子メールを送信するものとする。ま
た、この電子メールにより、管理者用ウェブページのU
RLも通知するものとする。
【0066】また、当該運営者等は、記憶領域の割り当
てや新規ドメイン名の登録の完了をユーザに通知して以
降、ユーザとの間で約定した期日等の期日に、カード決
済サーバ1を操作してカード決済サーバ1に上述のステ
ップS213の処理と実質的に同一の操作を行わせる等
して、ホスティングサービスの提供に係る、定期に発生
する費用の課金を行うものとする。
【0067】(ダイヤルアップサービス等申込の手続)
ホスティングサービスを申し込んでログインID及びロ
グイン用パスワードを取得したユーザは、端末C(ある
いはその他WWWブラウザの処理を実行するネットワー
クNに接続された外部の装置)を操作してWWWブラウ
ザの処理を実行させ、電子メールで通知された管理者用
ウェブページのURLを入力することにより、カード決
済サーバ1へのアクセスを指示する(図5、ステップS
301)。端末Cは、上述のステップS101の処理と
実質的に同一の処理を行うことにより、カード決済サー
バ1にアクセスする。(ただし、端末Cは、ドメイン検
索用ウェブページのURLではなく管理者用ウェブペー
ジのURLを送信する。)
【0068】カード決済サーバ1は、管理者用ウェブペ
ージのURLと端末CのIPアドレスとを受信すると
(ステップS401)、ログイン用画像を端末Cに表示
させるため、ログイン用画像を表すデータを生成して、
このデータを、ステップS401で受信したIPアドレ
スが示す端末Cへと送信する(ステップS402)。ロ
グイン用画像は、ユーザに割り当てられたログインID
を記入するための記入欄と、このログインIDに対応付
けられたログイン用パスワードを記入するための記入欄
と、ログインを指示するログインボタンとを備える。
【0069】端末Cは、カード決済サーバ1から送信さ
れたこのデータを受信すると、このデータが表すログイ
ン用画像を表示する(ステップS302)。端末Cの操
作者がログイン用画像の記入欄にログインID及びログ
イン用パスワードを記入し、ログインボタンをクリック
すると、端末Cは、記入されたログインID及びログイ
ン用パスワードをカード決済サーバ1に送信する(ステ
ップS303)。
【0070】カード決済サーバ1は、ログインID及び
ログイン用パスワードを受信すると、ログインIDデー
タベース14にアクセスし、端末Cより受信したログイ
ンID及びログイン用パスワードが互いに対応付けられ
てログインIDデータベース14に格納されているか否
かを判別する(ステップS403)。そして、対応付け
られていないと判別すると、カード決済サーバ1は、認
証に失敗した旨のデータを端末Cに送信して(ステップ
S404)、処理を終了する。
【0071】一方、対応付けられていると判別すると
(すなわち、認証に成功すると)、カード決済サーバ1
は、管理者用ウェブページを表すデータを読み出し、端
末Cへと送信する(ステップS405)。端末Cは、こ
のデータを受信して、管理者用ウェブページを表示する
(ステップS304)。
【0072】管理者用ウェブページは、例えば、サービ
ス内容情報を構成する上述の(e1)〜(e17)のデ
ータのうち、(e4)〜(e9)及び(e12)〜(e
17)の各データの内容を選択するためのラジオボタン
と、(e1)〜(e3)、(e10)及び(e11)の
各データを記入するための記入欄と、ラジオボタンによ
る選択の結果や記入欄に記入された内容を表すデータの
カード決済サーバ1への送信を指示する送信ボタンとを
備える。
【0073】端末Cを操作する管理者が管理者用ウェブ
ページのラジオボタンをクリックして(e4)〜(e
9)及び(e12)〜(e17)の各データの内容を選
択し、記入欄に(e1)〜(e3)、(e10)及び
(e11)の各データを記入して、送信ボタンをクリッ
クすると、端末Cは、ラジオボタンによる選択の結果や
記入欄に記入された内容を表すデータを、カード決済サ
ーバ1へ送信する(ステップS305)。
【0074】カード決済サーバ1は、端末Cがステップ
S305で送信したデータを受信すると、受信したデー
タによりユーザが選択したことが示されるサービスにつ
いて、当該サービスの提供の規約を表示して同意を促す
画像(サービス承諾用画像)を表すデータを作成して、
端末Cに供給する(ステップS406)。なお、サービ
ス承諾用画像は、更に、この規約に同意する旨をカード
決済サーバ1に通知するための承諾ボタンを備えてい
る。
【0075】端末Cは、ステップS406でカード決済
サーバ1から送信されたデータを受信すると、このデー
タが表すサービス承諾用画像を表示する(ステップS3
06)。そして、操作者が承諾ボタンをクリックする
と、端末Cは、ステップS306で表示した規約にユー
ザが同意した旨の通知をカード決済サーバ1に送信する
(ステップS307)。
【0076】カード決済サーバ1は、ユーザが規約に同
意した旨の通知を受信すると、ユーザ情報サーバ3にア
クセスし、ステップS403で受信したログインIDに
対応付けられているカード情報を、ユーザ情報データベ
ース31より読み出す(ステップS407)。そして、
カード管理サーバ2にアクセスし、カード管理サーバ2
に、ユーザ情報データベース31より読み出したカード
情報と、審査結果情報の供給を要求する命令とを供給す
る(ステップS408)。
【0077】カード管理サーバ2は、ステップS408
で審査結果情報の供給を要求する命令及びカード情報を
供給されると、このカード情報に対応付けられている審
査用情報に基づき、このカード情報が示すカードの所持
者への与信を行うか否かを決定し、決定した結果を表す
審査結果情報をカード決済サーバ1に供給する。
【0078】カード決済サーバ1は、審査結果情報を供
給されると、上述のステップS211の処理における判
別と実質的に同一の判別を行い(ステップS409)与
信を拒否することを示すと判別すると、サービスの申込
を受け付けられない旨のメッセージを含む画像を表すデ
ータを生成して端末Cに送信し(ステップS410)、
処理を終了する。この場合、端末Cは、ステップS40
9でカード決済サーバ1が送信したデータを受信し、受
信したこのデータが表す画像を表示して、処理を終了す
る。
【0079】一方、与信を行うことを示すと判別する
と、カード決済サーバ1は、ステップS406で受信し
たデータが示す内容を有する(e1)〜(e17)のデ
ータを作成する。そして、ユーザ情報サーバ3にアクセ
スして、作成した(e1)〜(e17)のデータを、ス
テップS403で受信したダイヤルアップ用ID(上述
の(4)のデータ)に対応付けて、ユーザ情報データベ
ース31に格納する(ステップS411)。なお、(e
1)〜(e17)のデータのうち、従前からステップS
403で受信したダイヤルアップ用IDに対応付けてユ
ーザ情報データベース31に格納されていたものは、ス
テップS411の処理により上書きされ消去される。こ
の結果、(e1)〜(e17)のデータのうちステップ
S411の処理で変更が生じた分により示されるサービ
スの申込又はキャンセルが受け付けられる。
【0080】次に、カード決済サーバ1は、ステップS
406で受信したデータが、ユーザがダイヤルアップサ
ービスの申込を行っていることを示すものである場合、
ダイヤルアップサービス申込受付用プログラム13を起
動する。そして、ユーザがダイヤルアップ接続の権限を
与える対象であるメンバーに新たに割り当てるためのダ
イヤルアップ用IDと、このダイヤルアップ用IDに対
応付けるためのダイヤルアップ用パスワードとを作成す
る(ステップS412)。そして、カード決済サーバ1
はユーザ情報サーバ3にアクセスして、ダイヤルアップ
用IDデータベース32に、ステップS214で作成し
たダイヤルアップ用ID及びダイヤルアップ用パスワー
ドを、互いに対応付けて格納する(ステップS41
3)。
【0081】次に、カード決済サーバ1は、主認証サー
バ4にアクセスし、主認証サーバ4に、後述のステップ
S501〜S505の処理の実行を指示する(ステップ
S414)。認証サーバプログラム41を実行する主認
証サーバ4は、ステップS414で自己に供給された指
示に応答し、ユーザ情報サーバ3にアクセスする。そし
て、ダイヤルアップ用IDデータベース32に格納され
ているダイヤルアップ用ID及びダイヤルアップ用パス
ワードのうち、自己が記憶する暗号化データベース42
に格納されていないダイヤルアップ用ID及び当該ダイ
ヤルアップ用IDに対応付けられているダイヤルアップ
用パスワードを読み出して、一時記憶する(ステップ7
01)。
【0082】次に、主認証サーバ4は、ステップS50
1で読み出したダイヤルアップ用パスワードを所定の手
法で暗号化することにより暗号化パスワードを作成し
て、この暗号化パスワードと、この暗号化パスワードの
生成に用いられたダイヤルアップ用パスワードに対応付
けられているダイヤルアップ用IDとを、互いに対応付
けて暗号化データベース42に格納する(ステップS5
02)。そして、ステップS501で一時記憶した、暗
号化されていない状態のダイヤルアップ用パスワード
(平文のダイヤルアップ用パスワード)を消去する(ス
テップS503)。
【0083】次に、主認証サーバ4は、副認証サーバ5
にアクセスして、ステップS502で作成した暗号化パ
スワードと、ステップS501で一時記憶したダイヤル
アップ用IDとを、ステップS502の処理で互いに対
応付けられたもの同士が互いに対応付けられた形で、副
認証サーバ5に供給する(ステップS504)。副認証
サーバ5は、互いに対応付けて供給されたダイヤルアッ
プ用ID及び暗号化パスワードを、互いに対応付けて記
憶する(ステップS505)。
【0084】一方、カード決済サーバ1は、ステップS
406で受信したデータに基づき、ステップS403で
受信したログインIDが示すユーザが選択したサービス
の提供開始に係る追加費用を特定する。そして、特定し
た追加費用と、ステップS412で作成したダイヤルア
ップ用ID及びダイヤルアップ用パスワードを表示する
画像を表すデータを作成し、作成したこのデータを、端
末Cへと送信する(ステップS415)。端末Cは、ス
テップS415でカード決済サーバ1から送信されたこ
のデータを受信すると、このデータが表す画像を表示す
る(ステップS308)。
【0085】次に、カード決済サーバ1は、ステップS
415で特定した追加費用に相当する額の課金を行う
(ステップS416)。具体的には、カード決済サーバ
1は、たとえば、この追加費用に相当する額の支払いを
クレジットカードの発行元に請求する旨の請求データ
と、ステップS407で読み出されたカード情報に含ま
れるカード番号とを、互いに対応付けてカード情報サー
バ2に供給するものとする。
【0086】以上説明したステップS301〜S30
8、S401〜S416及びS501〜S505の手順
を踏む結果、ダイヤルアップサービス等の申込及び/又
はキャンセルが受け付けられる。ダイヤルアップ用ID
及びダイヤルアップ用パスワードを割り当てられたメン
バーは、電話回線Tに接続された端末を操作してこの端
末を主認証サーバ4にダイヤルアップIP接続させるこ
とにより、ネットワークNを利用することができるよう
になる。
【0087】なお、このホスティングサービス提供シス
テムの構成は上述のものに限られない。例えば、端末C
は複数あってもよく、また、また、カード決済サーバ1
とカード管理サーバ2、ユーザ情報サーバ3及び主認証
サーバ4との間や、主認証サーバ4と副認証サーバ5と
の間が、ネットワークNとは別個のネットワークあるい
は専用通信回線を介して接続されていてもよい。
【0088】また、ダイヤルアップサーバの機能を行う
主認証サーバ4は、上述の(i)の処理において外部の
端末から供給されたダイヤルアップ用パスワードを暗号
化する代わりに、この端末から供給されたダイヤルアッ
プ用IDに対応付けられている暗号化パスワードを上述
の(ii)の処理において復号化し、復号化により得ら
れたダイヤルアップ用パスワードが、この端末から供給
されたダイヤルアップ用パスワードに合致するか否かを
判別するようにしてもよい。
【0089】また、認証サーバプログラム41は、主認
証サーバ4に、電話回線Tに接続された端末をネットワ
ークNに常時接続させる機能(常時接続サービスを提供
する機能)を行わせるものであってもよく、この場合、
主認証サーバ4は、必ずしもダイヤルアップサーバの機
能を行わなくてもよい。そして、この場合、このホステ
ィングサービス提供システムは、ホスティングを受けて
いるユーザによる常時接続サービスの申込を受け付け
て、ダイヤルアップ用ID及びダイヤルアップ用パスワ
ードに代えて、常時接続用のID及びパスワードを生成
するようにし、電話回線Tに接続された端末から主認証
サーバ4へと、互いに対応付けられている常時認証用の
ID及びパスワードが供給されたとき、この端末とネッ
トワークNとの常時接続を許可するものとしてもよい。
【0090】以上、この発明の実施の形態を説明した
が、この発明にかかるネットワークサービス申込装置
は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシス
テムを用いて実現可能である。例えば、各々がDSUや
ターミナルアダプタあるいはモデムを備え、通信回線を
介して互いに接続されている複数のコンピュータに、上
述のカード決済サーバ1、カード管理サーバ2、ユーザ
情報サーバ3、主認証サーバ4及び副認証サーバ5の動
作を実行するためのプログラムを格納した媒体(CD−
ROM、磁気テープ等)から該プログラムをインストー
ルすることにより、上述の処理を実行するホスティング
サービス提供システムを構成することができる。
【0091】また、例えば、通信回線の掲示板(BB
S)に該プログラムを掲示し、これを通信回線を介して
配信してもよく、また、該プログラムを表す信号により
搬送波を変調し、得られた変調波を伝送し、この変調波
を受信した装置が変調波を復調して該プログラムを復元
するようにしてもよい。そして、このプログラムを起動
し、OSの制御下に、他のアプリケーションプログラム
と同様に実行することにより、上述の処理を実行するこ
とができる。
【0092】なお、OSが処理の一部を分担する場合、
あるいは、OSが本願発明の1つの構成要素の一部を構
成するような場合には、記録媒体には、その部分をのぞ
いたプログラムを格納してもよい。この場合も、この発
明では、その記録媒体には、コンピュータが実行する各
機能又はステップを実行するためのプログラムが格納さ
れているものとする。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ホスティングの申込とネットワーク接続サービスの
申込とを連続して行う機会を提供するネットワークサー
ビス申込装置及びネットワークサービス申込方法が実現
される。また、この発明によれば、利用者が受けるサー
ビスの対価の決済が容易なネットワークサービス申込装
置及びネットワークサービス申込方法が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかるホスティングサ
ービス提供システムの構成を示すブロック図である。
【図2】ホスティングサービスの申込の手順を表すフロ
ーチャートである。
【図3】ホスティングサービスの申込の手順の続きを表
すフローチャートである。
【図4】ダイヤルアップサービス等申込の手順を表すフ
ローチャートである。
【図5】ダイヤルアップサービス等申込の手順の続きを
表すフローチャートである。
【図6】ダイヤルアップサービス等申込の手順の続きを
表すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カード決済サーバ 11 WWWサーバプログラム 12 メール送信プログラム 13 ダイヤルアップサービス申込受付用プログラ
ム 14 ログインIDデータベース 2 カード管理サーバ 21 審査用プログラム 22 審査用情報データベース 3 ユーザ情報サーバ 31 ユーザ情報データベース 32 ダイヤルアップ用IDデータベース 4 主認証サーバ 41 認証サーバプログラム 42 暗号化データベース 5 副認証サーバ C 端末 D ドメイン管理システム N ネットワーク T 電話回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 512 G06F 17/60 512 12/00 545 12/00 545A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介してアクセス可能な記憶
    領域に対応付けるためのドメイン名を入力するドメイン
    名入力手段と、 前記ドメイン名入力手段が入力したドメイン名により特
    定される記憶領域の割り当てを受けるべきユーザが与信
    を受けるために用いるクレジット情報を入力して記憶す
    るクレジット情報入力手段と、 前記クレジット情報入力手段が入力したクレジット情報
    を外部に送出し、送出したクレジット情報を用いた与信
    の可否を表す審査結果データが自己に供給されたとき、
    当該審査結果データを取得する与信審査支援手段と、 前記与信審査支援手段が取得した審査結果データに基づ
    き、前記ドメイン名入力手段が入力した前記ドメイン名
    に対応付けるべき記憶領域を前記ユーザに割り当てるか
    否かを決定し、割り当てると決定したとき、当該ユーザ
    を特定するユーザ情報を入力し、当該ユーザを識別する
    識別データを生成して出力するユーザ情報入力手段と、 外部から、前記識別データ、及び、ネットワーク接続サ
    ービスを享受する権限を第三者に与える旨の通知が供給
    されたとき、当該識別データにより識別されるユーザが
    当該第三者に与える当該権限を識別するネットワーク接
    続用識別データ、及び、当該ネットワーク接続用識別デ
    ータに対応付けられたパスワードを生成して出力するネ
    ットワーク接続サービス許可手段と、を備える、 ことを特徴とするネットワークサービス申込装置。
  2. 【請求項2】前記クレジット情報入力手段が記憶するク
    レジット情報を用いて与信を受けるべきユーザに、当該
    ユーザへの前記記憶領域の割り当ての対価、及び、当該
    ユーザが前記第三者に享受の権限を与えた前記ネットワ
    ーク接続サービスの対価を、当該クレジット情報を用い
    て課金することを決定する課金手段を備える、 ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークサービ
    ス申込装置。
  3. 【請求項3】新規に使用するものとして前記ドメイン名
    入力手段が入力した前記ドメイン名を外部に送出し、送
    出した当該ドメイン名がすでに使用されているか否かを
    表す使用状況報告データが自己に供給されたとき、当該
    使用状況報告データを取得するドメイン検索支援手段を
    備え、 前記クレジット情報入力手段は、前記ドメイン検索支援
    手段が取得した使用状況報告データに基づき、新規に使
    用するものとして前記ドメイン名入力手段が入力した前
    記ドメイン名がすでに使用されているか否かを判別し、
    使用されていると判別したとき、前記クレジット情報の
    入力を停止する手段を備える、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワーク
    サービス申込装置。
  4. 【請求項4】前記ネットワーク接続サービス許可手段が
    生成したパスワードを暗号化して、暗号化された当該パ
    スワードと、当該パスワードが対応付けられているネッ
    トワーク接続用識別データとを互いに対応付けて記憶す
    る認証用記憶手段と、 外部から電話回線を介して前記ネットワーク接続用識別
    データ及びパスワードが供給されたとき、当該ネットワ
    ーク接続用識別データに対応付けられている暗号化され
    た前記パスワードが、前記外部から供給されたパスワー
    ドに実質的に合致するか否かを判別して、合致すると判
    別したとき、当該ネットワーク接続用識別データにより
    識別される前記第三者に前記電話回線を介した前記ネッ
    トワークへの接続を許可するネットワーク接続手段と、
    を備える、 ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のネットワ
    ークサービス申込装置。
  5. 【請求項5】ネットワークを介してアクセス可能な記憶
    領域に対応付けるためのドメイン名を入力し、 入力した前記ドメイン名により特定される記憶領域の割
    り当てを受けるべきユーザが与信を受けるために用いる
    クレジット情報を入力して記憶し、 入力した前記クレジット情報を外部に送出し、送出した
    クレジット情報を用いた与信の可否を表す審査結果デー
    タが自己に供給されたとき、当該審査結果データを取得
    し、 取得した前記審査結果データに基づき、入力した前記ド
    メイン名に対応付けるべき記憶領域を前記ユーザに割り
    当てるか否かを決定し、割り当てると決定したとき、当
    該ユーザを特定するユーザ情報を入力し、当該ユーザを
    識別する識別データを生成して出力し、 外部から、前記識別データ、及び、ネットワーク接続サ
    ービスを享受する権限を第三者に与える旨の通知が供給
    されたとき、当該識別データにより識別されるユーザが
    当該第三者に与える当該権限を識別するネットワーク接
    続用識別データ、及び、当該ネットワーク接続用識別デ
    ータに対応付けられたパスワードを生成して出力する、 ことを特徴とするネットワークサービス申込方法。
  6. 【請求項6】コンピュータを、 ネットワークを介してアクセス可能な記憶領域に対応付
    けるためのドメイン名を入力するドメイン名入力手段
    と、 前記ドメイン名入力手段が入力したドメイン名により特
    定される記憶領域の割り当てを受けるべきユーザが与信
    を受けるために用いるクレジット情報を入力して記憶す
    るクレジット情報入力手段と、 前記クレジット情報入力手段が入力したクレジット情報
    を外部に送出し、送出したクレジット情報を用いた与信
    の可否を表す審査結果データが自己に供給されたとき、
    当該審査結果データを取得する与信審査支援手段と、 前記与信審査支援手段が取得した審査結果データに基づ
    き、前記ドメイン名入力手段が入力した前記ドメイン名
    に対応付けるべき記憶領域を前記ユーザに割り当てるか
    否かを決定し、割り当てると決定したとき、当該ユーザ
    を特定するユーザ情報を入力し、当該ユーザを識別する
    識別データを生成して出力するユーザ情報入力手段と、 外部から、前記識別データ、及び、ネットワーク接続サ
    ービスを享受する権限を第三者に与える旨の通知が供給
    されたとき、当該識別データにより識別されるユーザが
    当該第三者に与える当該権限を識別するネットワーク接
    続用識別データ、及び、当該ネットワーク接続用識別デ
    ータに対応付けられたパスワードを生成して出力するネ
    ットワーク接続サービス許可手段と、 して機能させるためのプログラム。
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