JP2002222119A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

Info

Publication number
JP2002222119A
JP2002222119A JP2001018257A JP2001018257A JP2002222119A JP 2002222119 A JP2002222119 A JP 2002222119A JP 2001018257 A JP2001018257 A JP 2001018257A JP 2001018257 A JP2001018257 A JP 2001018257A JP 2002222119 A JP2002222119 A JP 2002222119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
secret data
pci
information processing
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001018257A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ogura
康二 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001018257A priority Critical patent/JP2002222119A/ja
Publication of JP2002222119A publication Critical patent/JP2002222119A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーソナルコンピュータ等のような従来の情
報処理装置は、もともとオープンなシステムであるた
め、装置内の共通バス上を秘匿すべきデータが流れ、不
正にコピーされる課題があった。 【解決手段】 秘匿データを処理する機能(チューナ1
13、デスクランブラ3、MPEG2デコーダ115、
表示部1への表示出力部)を同一回路となるPCIデバ
イス2上に構成し、装置内の共通バスとなるPCIバス
100上に秘匿データが出力されないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーソナルコン
ピュータ等の情報処理装置に関し、特に該装置内で扱わ
れるデジタルコンテンツ中の秘匿データを保護できる情
報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば特開平11−30609
2号公報に示されたデータの保護を行う従来の情報処理
装置の構成図である。
【0003】図において、11はパーソナルコンピュー
タ(PC)、12はセットトップボックス(STB)、
13はデジタルビデオカメラまたはDVカムコーダ(D
VC)、14はデジタルビデオカセットレコーダ(D−
VCR)、100はPCIバス、111はCPUモジュ
ール、112は主メモリ、113はサテライトまたはデ
ジタルTVチューナ、114はVGAコントローラ、1
15はMPEG2デコーダ、116はDVD−RAM、
117はIEEE1394ブリッジ、121は認証部
(Authenticator)、122は暗号化・復
号化部(De−/Cipher)、131は認証部(A
uthenticator)、132は暗号化部(Ci
pher)、141は認証部(Authenticat
or)、142は暗号化・復号化部(De−/Ciph
er)、1111は認証部(Authenticato
r)、1112は復号化部(De−cipher)、1
113はMPEG2デコーダ部(De−coder)、
1131は認証部(Authenticator)、1
132は暗号化部(Cipher)、1151は認証部
(Authenticator)、1152は復号化部
(De−cipher)、1161は認証部(Auth
enticator)である。
【0004】次に、動作について説明する。図4には、
従来のパーソナルコンピュータ(以下、PCと称する)
のシステム構成が示されている。このPC11は、IE
EE1394シリアルバス200を介して外部のコンシ
ューマ電子機器、たとえば図示のようなセットトップボ
ックス(STB)12、デジタルビデオカメラまたはD
Vカムコーダ(DVC)13、およびデジタルビデオカ
セットレコーダ(D−VCR)14と通信可能に構成さ
れている。
【0005】セットトップボックス(STB)12、デ
ジタルビデオカメラ(DVC)13、およびデジタルビ
デオカセットレコーダ(D−VCR)14は、それぞれ
IEEE1394コピープロテクト技術をサポートする
ために、IEEE1394シリアルバス200とのイン
ターフェイス部に、デバイス認証およびキー交換などを
行う認証処理部(Authenticator)12
1、131、141を有している。デジタルコンテンツ
の送受信を行うセットトップボックス(STB)12お
よびデジタルビデオカセットレコーダ(D−VCR)1
4については、暗号化・復号化双方の機能を持つ暗号化
/復号化部(De−/Cipher)122、142が
設けられている。また、デジタルコンテンツの送信のみ
を行うデジタルビデオカメラ(DVC)13について
は、暗号化部(Cipher)132だけが設けられて
いる。
【0006】PC11、セットトップボックス(ST
B)12、デジタルビデオカメラ(DVC)13、およ
びデジタルビデオカセットレコーダ(D−VCR)14
間で授受されるデジタルコンテンツは、暗号化された状
態でIEEE1394シリアルバス200上を転送され
る。
【0007】PC11は、図示のように、PCIバス1
00と、これに接続された複数の機能モジュールとから
構成されている。これら機能モジュールの中で、デジタ
ルコンテンツを扱う機能モジュール、つまり、CPUモ
ジュール111、サテライトまたはデジタルTV用のチ
ューナ113、MPEG2デコーダ115、DVD−R
AM116については、PCIバス100とのインター
フェイス部に、機器認証およびキー交換などを行う認証
処理部(Authenticator)1111、11
31、1151、1161が設けられている。これら各
認証処理部(Authenticator)1111、
1131、1151、1161の機能は、基本的に、1
394デバイスであるセットトップボックス(STB)
12、デジタルビデオカメラ(DVC)13、およびデ
ジタルビデオカセットレコーダ(D−VCR)14のそ
れと同じであり、デジタルコンテンツを暗号化して授受
するために必要な認証およびキー交換を行う。
【0008】また、これらCPUモジュール111、チ
ューナ113、MPEG2デコーダ115のインターフ
ェイス部には、さらに、暗号化されたコンテンツ(en
crypted contents)の暗号化を解除す
るための復号化処理を行う復号化部(De−ciphe
r)、または暗号化部(Cipher)が設けられてい
る。暗号化部を持つか復号化部を持つか、あるいはその
両方を持つかは各機能モジュールの機能によって決ま
る。ここでは、チューナ113については暗号化部(C
ipher)1132が設けられ、CPUモジュール1
11およびMPEG2デコーダ115については復号化
部(De−cipher)1112、1152が設けら
れている場合が例示されている。
【0009】CPUモジュール111は、マイクロプロ
セッサと、メモリコントローラ、およびPCIバスブリ
ッジなどから構成されており、認証部1111と暗号復
号化部1112は例えばPCIバスブリッジの一部とし
て組み込むことができる。また、CPUモジュール11
1内の認証部1111、暗号復号化部1112、MPE
G2デコーダ部1113はソフトウェアで実現しても良
い。
【0010】DVD−RAM116はPC11の補助記
憶装置として設けられたものであり、IDEインターフ
ェイスまたはATAPIインターフェイス等を介してP
CIバス100に接続される。DVD−RAM116は
認証部1161のみを有し、復号化部(De−ciph
er)、暗号化部(Cipher)については設けられ
ていない。暗号化されたデジタルコンテンツを暗号化し
た状態のままDVD−RAM116に記録するためであ
る。
【0011】PC11には、さらに、PCIバス100
とIEEE1394シリアルバス200間を双方向で接
続する1394ブリッジ117が設けられている。13
94ブリッジ117には、認証部、暗号化部、復号化部
はどれも設けられておらず、暗号化されたデジタルコン
テンツは暗号化された状態のままPCIバス100から
IEEE1394シリアルバス200へ、またIEEE
1394シリアルバス200からPCIバス100に転
送される。このように、1394ブリッジ117は、P
C11内の機能モジュールと1394デバイスとの間を
透過的に接続する。
【0012】ここで、IEEE1394シリアルバス2
00上のDVC13から転送されるデジタルコンタンツ
を、CPUモジュール111でソフトウェアデコードす
る場合の処理手順について説明する。
【0013】まず、DVC13とCPUモジュール11
1との間で機器認証を行い、互いにコピープロテクト機
能を有する正当なデバイスであることを確認し合う。こ
の機器認証は、たとえば、ランダムチャレンジ&レスポ
ンス方法や、一方向関数を用いた方法、乱数を用いて毎
回変わる時変キーを使用する方法、あるいはこれら方法
の組み合わせなど、良く知られた方法を用いて実現でき
る。
【0014】通信相手のデバイスがどのようなコンテン
ツの種類を扱うことができるものであるか否かの認証に
ついては、システムIDが用いられる。このシステムI
Dは、1394デバイスおよびPC11内の各機能モジ
ュールの回路またはファームウェアなどに埋め込まれて
おり、これによって、一回のみコピー可、コピー不可、
コピーフリーの全種類のデジタルコンテンツを扱えるデ
バイスであるか、一回のみコピー可あるいはコピーフリ
ーのデジタルコンテンツだけを扱えるデバイスであるか
が判別される。
【0015】この認証処理にて、CPUモジュール11
1はDVC13とキー交換を行い、暗号化されたコンテ
ンツの暗号を解除するためのキーを生成する。認証部が
CPUモジュール111内にあるため、キー自身あるい
はそれを生成するための情報は暗号化されたまま、13
94バス200およびPCIバス100を介してDVC
13からCPUモジュール111に転送される。
【0016】DVC13は、デジタルコンテンツを暗号
化し、それをCPUモジュール111に送る。暗号化さ
れたコンテンツは暗号化されたままIEEE1394バ
ス200およびPCIバス100を介してCPUモジュ
ール111に届き、CPUモジュール111の復号部
(De−cipher)1112は認証によって得たキ
ーを使ってコンテンツの暗号を解く。CPUモジュール
111の認証部と復号化部がソフトウェアによって実現
されている場合には、このソフトウェアを改ざんできな
い、またはアルゴリズムが分からないような手だてを講
じる必要があることはもちろんである。
【0017】暗号を解かれたコンテンツはCPUモジュ
ール111内のソフトウェアMPEG2デコーダ(De
coder)1113によってデコードされた後、主メ
モリ112とVGAコントローラ114を直接結ぶAG
P(AcceleratedGraphicsPor
t)を介してVGAコントローラ114に送られて再生
される。
【0018】このように、デジタルコンテンツを扱う複
数の機能モジュールそれぞれのインターフェイス部に認
証部と、暗号化あるいは復号化部とを用意し、機能モジ
ュール間あるいは機能モジュールと1394デバイス間
でコピープロテクト対象のデジタルコンテンツを受け渡
すときに、それらデバイス間で認証処理およびデジタル
コンテンツの暗号化・復号化処理を行うことにより、I
EEE1394バス200およびPCIバス100のど
ちらにおいても暗号化解除のためのキー、およびデジタ
ルコンテンツは暗号化されたまま転送されるようにな
り、デジタルコンテンツの不正コピーを防止することが
できる。
【0019】また、PC11内の各機能モジュール毎に
認証処理を行うことができるので、機能モジュール単位
で扱うことが可能なデジタルコンテンツの種類(一回の
みコピー可、コピー不可、コピーフリー)を効率よく制
限することが可能となる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】パーソナルコンピュー
タ等のような情報処理装置は、もともとオープンなシス
テムであるため、例えば図4に示す装置内共通バスとな
るPCIバス100上に流れる秘匿データが不正にコピ
ーされるおそれがある。このため、不正コピーを防止す
るためには、図4に示すPCIデバイス各々に特有の暗
号化処理機能をもたせることが必要であり、PCIデバ
イスの回路規模が大きくなるなどの課題があった。
【0021】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、不正コピーを防止しつつ、
回路規模を削減できる情報処理装置を提供することを目
的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる情報処
理装置は、秘匿データを出力する秘匿データ出力部、該
秘匿データ出力部からの秘匿データの暗号を解除するデ
スクランブラ、該デスクランブラにより暗号を解除され
たデータを表示部へ出力する表示出力部とを同一回路内
に設け、上記秘匿データが上記装置内の各回路を接続す
る共通バスへ出力するのを阻止するものである。
【0023】また、次の発明に係わる情報処理装置は、
秘匿データ出力部として秘匿をかけられた放送データを
出力するチューナを備えたものである。
【0024】また、次の発明に係わる情報処理装置は、
秘匿データ出力部として記録された秘匿データを出力す
るDVD−RAMを備えたものである。
【0025】更に、次の発明に係わる情報処理装置は、
秘匿データ出力部としてチューナからの放送データを記
録再生するHDDを備えたものである。
【0026】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1に示す情報処理装置の構成図であり、図
4と同一符号は同一又は同等の機能を示し説明を省略す
る。図において、1はモニタ、2は内部回路となるPC
Iデバイス、3はデスクランブラ、4は暗号化されたT
S信号、5はデスクランブルされたTS信号、6はマイ
クロコントローラ、7はLOCALバス−PCIブリッ
ジ、8はLOCALバス、11はPC、100はPC1
1の共通バスとなるPCIバス、111はCPUモジュ
ール、112は主メモリ、113はサイライトまたはデ
ジタルTVチューナ、115はMPEG2デコーダであ
る。
【0027】以下、図面を参照して本発明の実施形態を
説明する。図1には、本発明の一実施形態に係るPC1
1のシステム構成が示されている。例えば、このPC1
1はチューニング機能とデスクランブル機能とデコード
機能を同一回路内に有するPCIデバイス2を内蔵し
て、デジタル衛星放送によるTV番組等のデジタルコン
テンツを再生することができる。サイライトまたはデジ
タルTVチューナ(以下、チューナと称する)113
は、暗号化されたTS信号4であるデジタルコンテンツ
をデスクランブラ3に送出する。デスクランブラ3は、
デジタルコンテンツの暗号を解いて、デスクランブルさ
れたTS信号5をMPEG2デコーダ115に送出す
る。尚、図1ではチューナ113とデスクランブラ3と
の間にTS信号4、デスクランブラ3とMPEG2デコ
ーダ115との間にTS信号5を表示しているが、TS
信号4、5とも実際はLOCALバス8を介して入出力
される。以下の説明でも同様である。
【0028】MPEG2デコーダ115は、デジタルコ
ンテンツを復号して、モニタ1にアナログ信号を送出
し、モニタ1にてデジタルコンテンツを表示する。マイ
クロコントローラ6は、チューナ113とデスクランブ
ラ3とMPEG2デコーダ115のリアルタイム制御を
行う。LOCALバス−PCIブリッジ7はPCIデバ
イス2のLOCALバス8とPC11のPCIバス10
0とのバスアービトレーション(BusArbitra
tion)を行う。CPUモジュール111は、PCI
バス100からLOCALバス−PCIブリッジ7を経
由してLOCALバス8上のマイクロコントローラ6に
制御信号を送る。主メモリ112はCPUモジュール1
11の主記憶メモリとなる。
【0029】このPC11において、番組を選局する場
合の動作を説明する。PC11のコンソールにてユーザ
が番組を選局すると、その選局情報がCPUモジュール
111で処理されて、番組の周波数等が算出される。C
PUモジュール111はマイクロコントローラ6に番組
の周波数等の情報を転送する。マイクロコントローラ6
はチューナ113を制御してユーザが指定した番組のT
S信号4をデスクランブラ3に出力する。マイクロコン
トローラ6はデスクランブルの鍵情報等を算出してデス
クランブラ3に設定しTS信号4の暗号を解かせる。次
に、マイクロコントローラ6はデコードに必要なプログ
ラムID情報等をMPEG2デコーダ115に設定す
る。これにより、MPEG2デコーダ115は自身が有
する表示出力部(図示せず)から復号された画像データ
をモニタ1に出力する。また、モニタ1はMPEG2デ
コーダ115から入力した画像データを表示する。
【0030】つまり、デスクランブルの鍵情報やデスク
ランブルされたデジタルコンテンツはLOCALバス8
等のPCIデバイス2内部バスを介して伝送され、制御
情報は共通バスとなるPCIバス100を介して行う。
これにより、チューナ113からのTS信号4等がPC
Iバス100上に出力されず、図4に示すようにPCI
バス100と転送可能なIEEEシリアスバス200上
に接続されたD−VCR14等へ不当に録画されること
がなくなり、秘匿データの不正コピーを防止できる。ま
た、PCIデバイス各々に特有の暗号化処理機能をもた
せることなく上記機能を実現できるため、回路規模を削
減してコストを低減できる。
【0031】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2に示す情報処理装置の構成図であり、図におい
て、1はモニタ、2はPCIデバイス、3はデスクラン
ブラ、4は暗号化されたTS信号、5はデスクランブル
されたTS信号、6はマイクロコントローラ、7はLO
CALバス−PCIブリッジ、8はLOCALバス、1
1はPC、100はPCIバス、111はCPUモジュ
ール、112は主メモリ、113はサイライトまたはデ
ジタルTVチューナ、115はMPEG2デコーダ、1
16はDVD−RAMである。
【0032】以下、図面を参照して本発明の実施形態を
説明する。図2には、本発明の一実施形態に係るPC1
1のシステム構成が示されている。例えば、このPC1
1はデスクランブル機能とデコード機能と再生機能とを
持ったPCIデバイス2を内蔵して、DVD(Digi
talVersatileDisk)に蓄積された映画
等のデジタルコンテンツを再生することができる。DV
D−RAM116から暗号化されたTS信号4であるデ
ジタルコンテンツをチューナ4と同様にデスクランブラ
3に送出する。デスクランブラ3は、デジタルコンテン
ツの暗号を解いて、デスクランブルされたTS信号5を
MPEG2デコーダ115に送出する。
【0033】MPEG2デコーダ115は、デジタルコ
ンテンツを復号して、モニタ1にアナログ信号を送出
し、モニタ1にてデジタルコンテンツを表示する。マイ
クロコントローラ6は、デスクランブラ3とMPEG2
デコーダ115とDVD−RAM116のリアルタイム
制御を行う。LOCALバス−PCIブリッジ7はPC
Iデバイス2のLOCALバス8とPC11のPCIバ
ス100とのバスアービトレーションを行う。CPUモ
ジュール111は、PCIバス100からLOCALバ
ス−PCIブリッジ7経由してLOCALバス8上のマ
イクロコントローラ6に制御信号を送る。主メモリ11
2はCPUモジュール111の主記憶メモリとなる。
【0034】このPC11において、DVD−RAM1
16に記録される番組を選択する場合の動作を説明す
る。PC11のコンソール等にてユーザが番組を選択す
ると、その選択情報がCPUモジュール111で処理さ
れて、番組のファイルID等が算出される。CPUモジ
ュール111はマイクロコントローラ6に番組の選択情
報を転送する。マイクロコントローラ6はDVD−RA
M116を制御してユーザが指定した番組のTS信号4
をデスクランブラ3に出力する。マイクロコントローラ
6はデスクランブルの鍵情報等を算出してデスクランブ
ラ3に設定しTS信号4の暗号を解かせる。次に、マイ
クロコントローラ6はデコードに必要なプログラムID
情報等をMPEG2デコーダ115に設定する。これに
より、MPEG2デコーダ115は自身が有する表示出
力部から復号された画像データをモニタ1に出力する。
また、モニタ1はMPEG2デコーダ115から入力し
た画像データを表示する。
【0035】つまり、デスクランブルの鍵情報やデスク
ランブルされたデジタルコンテンツはLOCALバス8
等のPCIデバイス2内部バスを介して伝送され、制御
情報は共通バスとなるPCIバス100を介して行う。
これにより、DVD−RAM116に記録されたTS信
号4等がPCIバス100上に出力されず、図4に示す
ようにPCIバス100と転送可能なIEEEシリアス
バス200上に接続されたD−VCR14等へ不当に録
画されることがなくなり、秘匿データの不正コピーを防
止できる。
【0036】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3に示す情報処理装置の構成図であり、図におい
て、1はモニタ、2はPCIデバイス、3はデスクラン
ブラ、4は暗号化されたTS信号、5はデスクランブル
されたTS信号、6はマイクロコントローラ、7はLO
CALバス−PCIブリッジ、8はLOCALバス、9
はHDD、11はPC、100はPCIバス、111は
CPUモジュール、112は主メモリ、113はサイラ
イトまたはデジタルTVチューナ、115はMPEG2
デコーダである。
【0037】以下、図面を参照して本発明の実施形態を
説明する。図3には、本発明の一実施形態に係るPC1
1のシステム構成が示されている。例えば、このPC1
1はチューニング機能とデスクランブル機能とデコード
機能と蓄積機能と再生機能を持ったPCIデバイス2を
内蔵して、デジタル衛星放送によるTV番組等のデジタ
ルコンテンツを記録および再生することができる。記録
時には、チューナ113から暗号化されたTS信号4で
あるデジタルコンテンツをそのままHDD9に記録す
る。再生時には、HDD9から暗号化されたTS信号4
であるデジタルコンテンツをデスクランブラ3に送出す
る。デスクランブラ3は、デジタルコンテンツの暗号を
解いて、デスクランブルされたTS信号5をMPEG2
デコーダ115に送出する。
【0038】MPEG2デコーダ115は、デジタルコ
ンテンツを復号して、モニタ1にアナログ信号を送出
し、モニタ1にてデジタルコンテンツを表示する。マイ
クロコントローラ6は、チューナ113とデスクランブ
ラ3とMPEG2デコーダ115とHDD9のリアルタ
イム制御を行う。LOCALバス−PCIブリッジ7は
PCIデバイス2のLOCALバス8とPC11のPC
Iバス100とのバスアービトレーションを行う。CP
Uモジュール111は、PCIバス100からLOCA
Lバス−PCIブリッジ7を経由してLOCALバス8
上のマイクロコントローラ6に制御信号を送る。主メモ
リ112はCPUモジュール111の主記憶メモリとな
る。
【0039】このPC11において、番組を記録する場
合の動作を説明する。PC11のコンソール等にてユー
ザが番組を選局すると、その選局情報がCPUモジュー
ル111で処理されて、番組の周波数等が算出される。
CPUモジュール111はマイクロコントローラ6に番
組の周波数等の情報を転送する。マイクロコントローラ
6はチューナ113を制御してユーザが指定した番組の
TS信号4を取り出し、HDD9に記録する。
【0040】HDD9に記録した番組を再生する場合の
動作を説明する。PC11のコンソール等にてユーザが
番組を選択すると、その選択情報がCPUモジュール1
11で処理されて、番組のファイルID等が算出され
る。CPUモジュール111はマイクロコントローラ6
に番組のID等の情報を転送する。マイクロコントロー
ラ6はHDD9を制御してユーザが指定した番組のTS
信号4をデスクランブラ3に出力する。マイクロコント
ローラ6はデスクランブルの鍵情報等を算出してデスク
ランブラ3に設定しTS信号4の暗号を解かせる。次
に、マイクロコントローラ6はデコードに必要なプログ
ラムID情報等をMPEG2デコーダ115に設定す
る。これにより、MPEG2デコーダ115は自身が有
する表示出力部から復号された画像データをモニタ1に
出力する。また、モニタ1はMPEG2デコーダ115
から入力した画像データを表示する。
【0041】つまり、デスクランブルの鍵情報やデスク
ランブルされたデジタルコンテンツはLOCALバス8
等のPCIデバイス2内部バスを介して伝送され、制御
情報は共通バスとなるPCIバス100を介して行う。
これにより、HDD9に記録されたTS信号4等がPC
Iバス100上に出力されず、図4に示すようにPCI
バス100と転送可能なIEEEシリアスバス200上
に接続されたD−VCR14等へ不当に録画されること
がなくなり、秘匿データの不正コピーを防止できる。ま
た、チューナ113から出力されるTS信号4をHDD
9により記録再生できるので、利便性が向上する。
【0042】
【発明の効果】この発明によれば、情報処理装置は、秘
匿データを出力する秘匿データ出力部、該秘匿データ出
力部からの秘匿データの暗号を解除するデスクランブ
ラ、該デスクランブラにより暗号を解除されたデータを
表示部へ出力する表示出力部とを同一回路内に設け、上
記秘匿データが上記装置内の各回路を接続する共通バス
へ出力するのを阻止するので、共通バス上に接続された
記録装置等への不正コピーを防止できる効果がある。
【0043】また、次の発明によれば、情報処理装置
は、秘匿データ出力部として秘匿をかけられた放送デー
タを出力するチューナを備えたので、チューナから受信
した秘匿データを表示できる効果がある。
【0044】また、次の発明によれば、情報処理装置
は、秘匿データ出力部として記録された秘匿データを出
力するDVD−RAMを備えたので、DVD−RAMか
らの秘匿データを表示できる効果がある。
【0045】更に、次の発明によれば、情報処理装置
は、秘匿データ出力部としてチューナからの放送データ
を記録再生するHDDを備えたので、利便性が向上する
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に示す情報処理装置
の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2に示す情報処理装置
の構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3に示す情報処理装置
の構成図である。
【図4】 従来の情報処理装置の構成図である。
【符号の説明】
1 モニタ 2 PCIデバイス 3 デスクランブラ 4 暗号化されたTS信号 5 デスクランブルされたTS信号 6 マイクロコントローラ 7 LOCALバス−PCIブリッジ 8 LOCALバス 9 HDD 11 パーソナルコンピュータ 100 PCIバス 111 CPUモジュール 112 主メモリ 113 サイライトまたはデジタルTVチューナ 115 MPEG2デコーダ 116 DVD−RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 秘匿データを取り扱う情報処理装置にお
    いて、 上記秘匿データを出力する秘匿データ出力部、該秘匿デ
    ータ出力部からの秘匿データの暗号を解除するデスクラ
    ンブラ、該デスクランブラにより暗号を解除されたデー
    タを表示部へ出力する表示出力部とを同一回路内に設
    け、 上記秘匿データが上記装置内の各回路を接続する共通バ
    スへ出力するのを阻止することを特徴とする情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】 秘匿データ出力部として秘匿をかけられ
    た放送データを出力するチューナを備えたことを特徴と
    する請求項第1項に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 秘匿データ出力部として記録された秘匿
    データを出力するDVD−RAMを備えたことを特徴と
    する請求項第1項乃至第2項の何れかに記載の情報処理
    装置。
  4. 【請求項4】 秘匿データ出力部としてチューナからの
    放送データを記録再生するHDDを備えたことを特徴と
    する請求項第2項に記載の情報処理装置。
JP2001018257A 2001-01-26 2001-01-26 情報処理装置 Pending JP2002222119A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001018257A JP2002222119A (ja) 2001-01-26 2001-01-26 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001018257A JP2002222119A (ja) 2001-01-26 2001-01-26 情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002222119A true JP2002222119A (ja) 2002-08-09

Family

ID=18884308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001018257A Pending JP2002222119A (ja) 2001-01-26 2001-01-26 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002222119A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005244534A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Hitachi Ltd 暗号通信装置および暗号通信方法
JP2006511123A (ja) * 2002-12-18 2006-03-30 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ マルチチャネル・シリアル通信インターフェース上の専用暗号化仮想チャネル
JP2007215159A (ja) * 2005-12-14 2007-08-23 Nvidia Corp チップセットセキュリティオフロードエンジン

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006511123A (ja) * 2002-12-18 2006-03-30 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ マルチチャネル・シリアル通信インターフェース上の専用暗号化仮想チャネル
JP2005244534A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Hitachi Ltd 暗号通信装置および暗号通信方法
JP2007215159A (ja) * 2005-12-14 2007-08-23 Nvidia Corp チップセットセキュリティオフロードエンジン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1370084B1 (en) System for protecting security registers and method thereof
US6782476B1 (en) Data processing apparatus and authentication method applied to the apparatus
EP1733558B1 (en) An apparatus and method for an iterative cryptographic block
US7840489B2 (en) Key sharing for DRM interoperability
JP3141941B2 (ja) 受信装置及び方法
US7840805B2 (en) Method of and apparatus for providing secure communication of digital data between devices
US6611534B1 (en) Stream data processing system and stream data limiting method
JP2003244128A (ja) 暗号復号通信用半導体装置および記録再生機器
JP2003008566A (ja) 通信ネットワーク内で対称鍵を管理する処理及び、この処理を実行する装置
JP2005244992A (ja) 暗号化された放送データのための制限受信機能と複製防止機能とを備える装置及び方法
JP2000048480A (ja) ディジタル信号処理装置
US20060045478A1 (en) Method and apparatus for transmitting and receiving protected contents at home
JP2007006380A (ja) デジタル放送番組データを受信可能な情報処理装置及び同装置におけるコンテンツ保護方法
JPH11306673A (ja) データ記憶装置、同装置を用いたデータ処理システム、およびコピープロテクト方法並びに記録媒体
JP3361052B2 (ja) データ処理装置および同装置に適用されるコピープロテクト方法
JP2000100069A (ja) コピープロテクト方法、及び同方法を適用したデータ処理装置、並びに記録媒体
JP2000231758A (ja) データ記憶装置、暗号化データの記録方法および記録媒体
JP2002196983A (ja) 暗号化デジタル情報と暗号鍵の伝送装置およびデジタルメディア機器ならびに暗号鍵媒体装置
JP2002222119A (ja) 情報処理装置
JP4671602B2 (ja) デジタル信号を安全に処理する方法
JP2003224557A (ja) 受信記録再生装置および受信記録再生方法
JPH11250570A (ja) 秘密情報変更システム、秘密情報変更第1装置、秘密情報変更第2装置、及び媒体
JP2004295955A (ja) ディジタル信号記録再生装置及びディジタル信号記録再生方法
JP2009501461A (ja) 音声および/または画像コンテンツを再送信し処理および/または再生および/または蓄積する方法および装置、および音声および/または画像コンテンツを処理および/または再生および/または蓄積する機器
JP2006140623A (ja) 情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040616

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040702

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070206