JP2002163380A - Isp/aspサービス代行方法及びisp/aspサービス代行システム並びにプログラム記録媒体 - Google Patents

Isp/aspサービス代行方法及びisp/aspサービス代行システム並びにプログラム記録媒体

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JP2002163380A
JP2002163380A JP2000359328A JP2000359328A JP2002163380A JP 2002163380 A JP2002163380 A JP 2002163380A JP 2000359328 A JP2000359328 A JP 2000359328A JP 2000359328 A JP2000359328 A JP 2000359328A JP 2002163380 A JP2002163380 A JP 2002163380A
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Application number
JP2000359328A
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Hironobu Yamazaki
浩伸 山崎
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多額の投資を行わなくとも、ISP,ASP 事業に
参入できるようにする。 【解決手段】 自社システムを有する運営事業者A の顧
客管理サーバ13は、利用事業者B,C の会員の、ID, パス
ワード及び利用事業者B,C のISP 識別子を含む顧客情報
を管理している。一般端末24からID及びパスワードを含
むサービス利用要求が送られてくると、利用事業者Bの
一般用Web サーバ21は、ISP 識別子を上記サービス利用
要求に付加して認証サーバ12へ送る。認証サーバ12は、
サービス利用要求が送られてくると、運営事業者A が提
供しているサービスの利用を許可するか否かを判定す
る。サービスの利用を許可された利用事業者B の会員
は、運営事業者A が提供しているサービスを利用し、サ
ービス利用料金を支払う。課金請求サーバ14は、利用事
業者会員が支払ったサーバ利用料金を、利用事業者B の
総会員数等に応じた割合で、利用事業者B と運営事業者
A とに分配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、或る1つの事業者
が、他の事業者に入会している会員からの、インターネ
ット接続サービス,メールサービス,コンテンツ配信サ
ービス等のISP,ASPサービスの利用要求を代行し
て行うISP/ASPサービス代行技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの急速な普及に伴
い、インターネット接続サービスを提供するISP事業
や、メールサービス等を提供するASP事業への参入を
希望する事業者が多くなってきている。ところで、IS
P事業,ASP事業を開始する場合は、従来は、事業者
自身が、ネットワークオペレーションセンタ,コールセ
ンタ等の設置場所を確保したり、各種サーバ等のハード
ウェア機器を準備したり、運用,保守要員を確保してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、ISP事業,ASP事業を開始しようとする事業者
自身が、事業を開始するために必要な設備,人員等を全
て確保しなければならなかったため、多額の投資が必要
になるという問題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、多額の投資を行
わなくとも、ISP事業,ASP事業に参入できるよう
にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のISP/ASP
サービス代行システムは、上記目的を達成するため、端
末からID及びパスワードを含むサービス利用要求が送
られてきたとき、運営事業者によって割り当てられてい
る利用事業者識別子を前記サービス利用要求に付加して
運営事業者側システムへ送信する利用事業者毎のWeb
サーバと、利用事業者に入会している利用事業者会員そ
れぞれの、ID,パスワード及び入会している利用事業
者を特定するための利用事業者識別子を含む顧客情報を
管理し、Webサーバから利用事業者識別子の付加され
たサービス利用要求が送られてきたとき、該サービス利
用要求と前記顧客情報とに基づいて、自運営事業者側シ
ステムで提供しているサービスの利用を許可するか否か
を判定し、利用事業者会員によってサービス利用料金が
支払われたとき、該利用事業者会員が入会している利用
事業者と前記運営事業者とに前記サービス利用料金を分
配する運営事業者側システムとを備えている。
【0006】この構成によれば、新規にISP,ASP
事業に参入しようとする事業者(利用事業者)は、運営
事業者が備えている運営事業者側システムを利用して、
会員に対して各種のサービスを提供することが可能にな
るので、多額の投資を行わなくとも、ISP,ASP事
業に参入することが可能になる。また、運営事業者は、
利用事業者会員が支払ったサービス利用料金の一部を受
け取ることができ、双方の利益がある。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0008】
【発明の概要】先ず、図1を参照して本発明の概要を説
明する。ここでは、ISP/ASPサービス基盤を提供
する側を「運営事業者」、利用する側を「利用事業者」
として説明する。運営事業者(ISP−A社)は、自社
システムを持つ大手プロバイダであり、利用事業者(I
SP−B社,ISP−D社,企業内ネット−C社)は、
新規にISP/ASPサービスを開始するプロバイダ、
或いは自社の社員向けにメールやインターネット接続サ
ービスを構築する事業者が想定される。
【0009】運営事業者は、利用事業者に対してインタ
ーネット接続サービス、メールやHPサービス(利用事
業者のドメイン)などを提供する。また、コールセンタ
や料金請求・回収代行などの業務運営も、必要に応じて
代行請負で行う。契約は、運営事業者と各利用事業者と
の間で行われる。
【0010】利用事業者は、運営事業者と契約を行うこ
とによって、各種サービスを顧客(利用事業者会員)に
提供する。ISP/ASPサービスを、あたかも自資産
で構築/運営しているように見え、顧客とは利用事業者
が契約を行い、運営事業者は顧客からは見えない。
【0011】以下に、エンドユーザが利用事業者に入会
する際の動作、利用事業者会員がサービスを利用する際
の動作、及び料金請求時の動作について説明する。
【0012】(1)エンドユーザが利用事業者(例え
ば、ISP−B社)に入会する場合の動作 ・エンドユーザがISP−B社のWeb入会画面から入
会情報を入力する。 ・ISP−B社のWeb入会画面から、運営事業者(I
SP−A社)のシステムに入会情報が送信される。 ・入会処理結果がOKの場合、顧客情報をシステムに登
録し、ISP−B社の会員として管理すると共に、IS
P−B社のWeb画面にID及びパスワードを返却す
る。 ・会員証をISP−B社の顧客に郵送する(会員証郵送
代行の請負)。 ・入会コースなどを元に課金を行う。
【0013】(2)利用事業者(例えば、ISP−B
社)の顧客がサービスを利用する場合、の動作 ・ISP−B社の顧客からのサービス利用要求が、IS
P−B社のWebサーバを介して運営事業者(ISP−
A社)のシステムに対して発行される。 ・ISP−B社の会員であることを認証し、各種サービ
スの利用を許可する。 ・ISP−B社の顧客がサービスを利用する。 ・サービス利用ログ(接続時間、コンテンツ契約など)
から課金を行う。
【0014】(3)利用事業者(例えば、ISP−B
社)の顧客に対する料金請求時の動作 ・運営事業者(ISP−A社)のシステムから請求情報
がカード会社に通知される(回収代行の請負)。 ・ISP−B社の顧客に対して、カード会社にて請求額
が引き落とされる。 ・カード会社から、ISP−A社或いはISP−B社に
支払われ、契約形態に応じて精算する。
【0015】
【実施例の構成】次に、本発明の実施例について図面を
参照して詳細に説明する。
【0016】図2は本発明に係るISP/ASPサービ
ス代行システムの実施例のブロック図である。
【0017】同図を参照すると、本実施例のISP/A
SPサービス代行システムは、運営事業者Aのネットワ
ークオペレーションセンタ(NOC)1と、利用事業者
Bの関連設備2と、利用事業者Cの関連設備3とを含ん
でいる。利用事業者B,Cには、運営事業者Aによって
それぞれユニークなISP識別子(利用事業者識別子)
が割り当てられている。
【0018】運営事業者AのNOC1には、認証更新サ
ーバ群11と、接続系認証FEP(フロンエンドプロセ
ッサ)15と、サービス系認証FEP16とが設けられ
ている。尚、図2には図示していないが、NOC1内に
は、メールサーバ,Webサーバ,DNSサーバなどの
各種サービスを提供するサーバも設けられている。
【0019】認証更新サーバ群11は、認証サーバ12
と、顧客管理サーバ13と、課金請求サーバ14とを含
んでいる。
【0020】顧客管理サーバ13は、コンピュータによ
って実現されるものであり、管理手段131と、マスタ
DB(データベース)132と、差分送信手段133と
を備えている。顧客管理サーバ13は、図示を省略した
記録媒体(ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒
体)を備えており、この記録媒体には、顧客管理サーバ
13をISP/ASPサービス代行システムの一部とし
て機能させるためのプログラムが記録されている。この
プログラムは、顧客管理サーバ13によって読み取ら
れ、その動作を制御することで、顧客管理サーバ13上
に管理手段131,差分送信手段133を実現する。
【0021】マスタDB132には、運営事業者Aに入
会している各会員(運営事業者会員)の顧客情報や、利
用事業者B,Cに入会している各会員(利用事業者会
員)の顧客情報が登録される。顧客情報は、ID,パス
ワード,クレジットカード番号,住所,氏名,利用可能
なサービスの種類を示す利用可能サービス情報等を含ん
でいる。更に、利用事業者B,Cの会員の顧客情報は、
入会している利用事業者B,CのISP識別子も含んで
いる。
【0022】管理手段131は、エンドユーザから入会
情報が送られてきた場合、入会を許可するか否かを判定
する機能や、入会OKとした場合、入会申込者に付与す
るID,パスワードを決定する機能や、新規入会者の顧
客情報をマスタDB132に登録する機能や、利用ログ
を課金請求サーバ14へ送信する機能や、マスタDB1
32に対して行った更新内容を差分送信手段133に通
知する機能等を有する。
【0023】差分送信手段133は、管理手段131か
ら通知された更新内容を認証サーバ12へ送信する機能
を有する。
【0024】認証サーバ12は、コンピュータによって
実現されるものであり、認証手段121と、レプリカD
B122と、DB更新手段123とを備えている。認証
サーバ12は、図示を省略した記録媒体(ディスク,半
導体メモリ,その他の記録媒体)を備えており、この記
録媒体には認証サーバ12をISP/ASPサービス代
行システムの一部として機能させるためのプログラムが
記録されている。このプログラムは、認証サーバ12に
よって読み取られ、その動作を制御することで、認証サ
ーバ12上に認証手段121,DB更新手段123を実
現する。
【0025】レプリカDB122には、マスタDB13
2と同じ内容が登録されている。DB更新手段123
は、差分送信手段133から送られてくる更新内容に従
ってレプリカDB122を更新する機能を有する。
【0026】認証手段121は、ダイアルアップ接続要
求が送られてきたとき、ダイアルアップ接続を許可する
か否かを判定する機能や、サービス利用要求が送られて
きたとき、要求されたサービスの利用を許可するか否か
を判定する機能を有する。
【0027】課金請求サーバ14は、コンピュータによ
って実現されるものであり、課金請求手段141と、課
金DB142とを備えている。課金請求サーバ14は、
図示を省略した記録媒体(ディスク,半導体メモリ,そ
の他の記録媒体)を備えており、この記録媒体には、課
金請求サーバ14をISP/ASPサービス代行システ
ムの一部として機能させるためのプログラムが記録され
ている。このプログラムは、課金請求サーバ14によっ
て読み取られ、その動作を制御することで、課金請求サ
ーバ14上に課金請求手段141を実現する。
【0028】課金請求手段141は、顧客管理サーバ1
3,接続系認証FEP15からの利用ログを課金DB1
42に登録する機能や、、課金DB142の内容に基づ
いてカード会社(図示せず)等に各顧客に対する請求情
報を送信する機能や、カード会社から利用事業者会員の
サービス利用料金が支払われたとき、上記サービス利用
料金を利用事業者と運営事業者に分配する機能等を有す
る。
【0029】接続系認証FEP15は、アクセスポイン
トを介してダイアルアップ接続要求が送られてきた時、
アクセスポイントに基づいて要求元の端末が入会してい
る利用事業者を判定する機能や、上記ダイアルアップ接
続要求に上記利用事業者のISP識別子を付加して認証
サーバ12に渡す機能や、接続時間を示す利用ログを課
金請求サーバ14へ送る機能等を有する。
【0030】サービス系認証FEP16は、利用するサ
ービスの種別を指示したサービス利用要求が送られてき
た時、それを認証サーバ12に渡す機能や、認証サーバ
12での認証結果を要求元に返却する機能や、サービス
の利用内容(例えば、或る楽曲Aの配信)を指示したサ
ービス利用申込が送られてきた時、サービス利用申込を
該当するサーバへ送って処理させる機能等を有する。
【0031】利用事業者Bの関連設備2には、コンピュ
ータからなる一般用Webサーバ21と、コンピュータ
からなる管理者用Webサーバ22と、利用事業者B用
のアクセスポイントに配置されたネットワークアクセス
サーバ23と、利用事業者Bに入会している会員が使用
する一般端末24と、利用事業者Bの管理者が使用する
管理者端末25とが含まれる。
【0032】一般用Webサーバ21は、一般端末24
からネットワークアクセスサーバ23を介して送られて
きたサービス利用要求に、利用事業者Bに割り当てられ
ているISP識別子を付加してサービス系認証FEP1
6へ送信する機能等を有する。このような機能は、図示
を省略した記録媒体(ディスク,半導体メモリ,その他
の記録媒体)に記録されているプログラムを一般用We
bサーバ21が読み込み実行することで実現される。管
理者用Webサーバ22は、管理者端末25からネット
ワークアクセスサーバ23を介して送られてきたサービ
ス利用要求に、利用事業者Bに割り当てられているIS
P識別子を付加してサービス系認証FEP16へ送信す
る機能等を有する。このような機能は、図示を省略した
記録媒体(ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒
体)に記録されているプログラムを管理者用Webサー
バ22が読み込み実行することで実現される。
【0033】利用事業者Cの関連設備3には、一般用W
ebサーバ31と、管理者用Webサーバ32と、利用
事業者C用のアクセスポイントに配置されたネットワー
クアクセスサーバ33と、利用事業者Cに入会している
会員が使用する一般端末34と、利用事業者Cの管理者
が使用する管理者端末35とが含まれる。一般用Web
サーバ31,管理者用Webサーバ32は、それぞれ一
般用Webサーバ21,管理者用Webサーバ22と同
様の機能を有する。
【0034】
【実施例の動作の説明】次に、本実施例の動作について
詳細に説明する。
【0035】先ず、ダイアルアップ接続時の動作を説明
する。
【0036】一般端末24を使用している利用事業者B
の会員αが、ID,パスワードを入力し、ダイアルアッ
プ接続のための操作を行うと、一般端末24は、上記I
D,パスワードを含むダイアルアップ接続要求を、アク
セスポイントに配置されているネットワークアクセスサ
ーバ23へ送る(図3,A1)。このダイアルアップ接
続要求は、ネットワークアクセスサーバ23を介してN
OC1内の接続系認証FEP15へ送られる。
【0037】接続系認証FEP15は、利用事業者Bに
割り当てられているネットワークアクセスサーバ23か
らダイアルアップ接続要求が送られてくると、利用事業
者Bに割り当てられているISP識別子を求める(A
2)。その後、接続系認証FEP15は、ダイアルアッ
プ接続要求に含まれているID,パスワードと、ステッ
プA2で求めたISP識別子とを含む接続認証要求を認
証サーバ12へ送る(A3)。
【0038】認証サーバ12内の認証手段121は、接
続認証要求が送られてくると、ステップA4の接続認証
処理を行う。このステップA4に於いては、先ず、接続
認証要求中のID,ISP識別子をキーにしてレプリカ
DB122を検索し、会員αの顧客情報を探し出す。そ
の後、探し出した顧客情報中のパスワードと接続認証要
求中のパスワードとを比較することにより認証を行い、
認証結果を接続系認証FEP15に返却する。
【0039】接続系認証FEP15は、認証結果をネッ
トワークアクセスサーバ23を介して要求元の一般端末
24へ送る(A5)。ネットワークアクセスサーバ23
は、認証結果がOKの場合、一般端末24のダイアルア
ップ接続を許可し、一般端末24は、運営事業者Aが提
供する各種サービスを利用可能な状態になる(A6)。
【0040】次に、一般端末24を利用している利用事
業者Bの会員αが、運営事業者Aが提供しているサービ
スを利用する場合の動作を説明する。
【0041】先ず、一般端末24とネットワークアクセ
スサーバ23とをダイアルアップ接続する(図4,B
1)。その後、会員αは、一般用Webサーバ21によ
って提供される画面上で自身に付与されているID,パ
スワードを入力すると共に、利用したいサービスの種別
Xを指定する。これにより、一般端末24からネットワ
ークアクセスサービス23を介して一般用Webサーバ
21へ、上記ID,パスワード及び利用したいサービス
の種別Xを含むサービス利用要求が送られる(B2)。
【0042】一般用Webサーバ21は、一般端末24
からのサービス利用要求に、利用事業者Bに割り当てら
れているISP識別子を付加し、それをサービス系認証
FEP16へ送信する(B3)。サービス系認証FEP
16は、ISP識別子の付加されたサービス利用要求を
認証サーバ12に渡す(B4)。
【0043】これにより、認証サーバ12内の認証手段
121は、ステップB5の認証処理を行う。このステッ
プB5では、サービス利用要求に含まれているID,I
SP識別子をキーにしてレプリカDB122を検索し、
会員αの顧客情報を検索する。その後、探し出した顧客
情報中のパスワードと、サービス利用要求中のパスワー
ドとを比較する。そして、比較不一致の場合は、サービ
ス利用NGを示す認証結果をサービス系認証FEP16
に返却する。これに対して、比較一致の場合は、探し出
した顧客情報中の利用可能サービス情報に基づいて、種
別Xのサービスの利用を許可できるか否かを判断する。
そして、許可できると判断した場合は、サービス利用O
Kを示す認証結果を、許可できないと判断した場合は、
サービス利用NGを示す認証結果をサービス系認証FE
P16に返却する。
【0044】サービス系認証FEP16は、認証サーバ
12からの認証結果を一般用Webサーバ21に返却
し、一般用Webサーバ21は、要求元の一般端末24
に認証結果を返却する(B6,B7)。認証結果がサー
ビス利用OKの場合、種別Xのサービスを利用可能な状
態になる(B8)。
【0045】種別Xのサービスを利用可能な状態になる
と、一般端末24を使用している会員αは、サービスの
利用内容(例えば、或る楽曲Aの配信)を指示する。こ
れにより、一般端末24は、サービスの利用内容を含む
サービス利用申込を送信する。顧客管理サーバ13内の
管理手段131は、サービス利用申込が送られてくる
と、該当するサーバにサービスの利用内容を通知し、要
求されたサービスを処理させる。また、管理手段131
は、サービスの利用内容と、会員αのIDと、利用事業
者BのISP識別子とを含む利用ログを課金請求サーバ
14へ送る。
【0046】次に、管理者端末25を使用している管理
者βが、マスタDBに登録されている顧客情報の管理操
作(登録,変更,参照)を行う場合の動作を説明する。
【0047】先ず、管理者端末25とネットワークアク
セスサーバ23とをダイアルアップ接続する(図5,C
1)。その後、管理者βは、管理者用Webサーバ22
によって提供される画面上で自身に付与されているI
D,パスワードを入力すると共に、利用したいサービス
の種別Yを指定する。これにより、管理者端末25から
ネットワークアクセスサービス23を介して管理者用W
ebサーバ22へ、上記ID,パスワード及び利用した
いサービスの種別Yを含む管理者用サービス利用要求が
送られる(C2)。
【0048】管理者用Webサーバ22は、管理者端末
25からの管理者用サービス利用要求に、利用事業者B
に割り当てられているISP識別子を付加し、それをサ
ービス系認証FEP16へ送信する(C3)。サービス
系認証FEP16は、ISP識別子の付加された管理者
用サービス利用要求を認証サーバ12に渡す(C4)。
【0049】これにより、認証サーバ12内の認証手段
121は、管理者用サービス利用要求とレプリカDB1
22に登録されている管理者βの顧客情報とに基づいた
認証処理を行う(C5)。そして、管理者用サービス利
用要求中のパスワードと管理者βの顧客情報中のパスワ
ードとが一致し、且つ種別Yのサービスの利用が許可さ
れている場合のみ、サービス利用OKを示す認証結果を
サービス系認証FEP16に返却し、それ以外の場合
は、サービス利用NGを示す認証結果を返却する。
【0050】サービス系認証FEP16は、認証サーバ
12からの認証結果を管理者用Webサーバ22に返却
し、管理者用Webサーバ22は、要求元の管理者端末
25に認証結果を返却する(C6,C7)。認証結果が
サービス利用OKの場合、種別Yのサービスを利用可能
な状態になる(C8)。種別Yのサービスを利用可能な
状態になると、管理者βは、サービスの利用内容(例え
ば、利用事業者Bに入会している或る会員の顧客情報参
照)を指示する。これにより、管理者端末25は、サー
ビスの利用内容を含む管理者用サービス利用申込を送信
する。顧客管理サーバ13内の管理手段131は、管理
者用サービス利用申込が送られてくると、それに従っ
て、利用事業者Bに入会している上記或る会員の顧客情
報を要求元の管理者端末25へ送信する等の処理を行
う。尚、管理手段131は、管理者βから他の利用事業
者,運営事業者に入会している会員の顧客情報の参照等
が要求された場合は、それを拒否する。
【0051】次に、一般端末34を所有しているユーザ
γが、利用事業者Cに入会する場合の動作を説明する。
【0052】ユーザγは、利用事業者Cが配布している
入会用ソフトウェアに従って、入会情報を一般用Web
サーバ31へ送信する(図6,D1)。入会情報には、
ユーザγの氏名,住所,クレジットカード番号,入会コ
ース等が含まれる。
【0053】一般用Webサーバ31は、ネットワーク
アクセスサーバ33を介して一般端末34から入会情報
が送られてくると、上記入会情報と利用事業者Cに割り
当てられているISP識別子とを含む入会要求を作成
し、サービス系認証FEP16へ送信する(D2)。サ
ービス系認証FEP16は、入会要求を顧客管理サーバ
13に渡す(D3)。
【0054】これにより、顧客管理サーバ13内の管理
手段131は、入会処理を行う(D4)。このステップ
D4では、先ず、入会情報の必須項目記入漏れ等をチェ
ックすることにより入会を許可するか否かを判定する。
そして、入会を許可する場合には、ユーザγに付与する
ID,パスワードを決定する。その後、ユーザγの顧客
情報をマスタDB132に登録すると共に、差分送信手
段133,DB更新手段123を利用してレプリカDB
122にもユーザγの顧客情報を登録する。尚、顧客情
報中の利用可能サービス情報は、入会情報に含まれてい
る入会コースに基づいて生成する。その後、管理手段1
31は、入会処理結果をサービス系認証FEP16に返
却する。入会処理結果には、入会OKか否かを示す情報
が含まれ、更に、入会OKの場合には、ユーザγに付与
したID,パスワードも含まれる。また、管理手段13
1は、利用事業者Cと契約がある場合には、利用事業者
Cに対して、新規入会手数料を請求する処理や、図示を
省略したプリンタに対して、会員証の印刷を指示し、会
員証を印刷する処理を行う。この会員証は、運営事業者
Aによってユーザγへ郵送される。
【0055】サービス系認証FEP16は、顧客管理サ
ーバ13から入会処理結果が返却されると、それを一般
用Webサーバ31に送信し、一般用Webサーバ31
は、一般端末34に入会処理結果を送信する(D5,D
6)。一般端末34では、送られてきた入会処理結果を
画面上に表示する(D7)。以後、一般端末34のユー
ザγは、利用事業者Cの会員として、運営事業者Aが提
供しているサービスを利用することが可能になる。
【0056】次に、課金請求時の動作を説明する。
【0057】課金請求サーバ14内の課金請求手段14
1は、顧客管理サーバ13から送られてくる利用したサ
ービス内容を示す利用ログと、接続系認証FEP15か
ら送られてくる接続時間を示す利用ログとを課金DB1
42に登録して管理している。尚、利用事業者B,Cの
会員の利用ログには、会員に付与されているIDの他
に、利用事業者B,Cに付与されているISP識別子も
含まれている。
【0058】課金請求手段141は、或る事業者(例え
ば、利用事業者B)の課金精算処理タイミングになる
と、課金DB142に登録されている各利用ログの内
の、利用事業者BのISP識別子を含んだ利用ログに基
づいて、利用事業者Bに入会している各会員に対する請
求金額を算出し、課金DB142に登録する。
【0059】その後、課金請求手段141は、利用事業
者Bに関連する利用ログに基づいて、利用事業者Bに入
会している会員による運営事業者のシステムに対する総
接続時間を求め、更に総接続時間に応じたサービス利用
料金の分配比率を求める。分配比率は、例えば、総接続
時間TがT<t1の場合は、利用事業者B:運営事業者
A=h1:(1−h1)、t1≦T<t2の場合は、利
用事業者B:運営事業者A=h2:(1−h2)、…
…、T≧tnの場合は、利用事業者B:運営事業者A=
hn:(1−hn)というように予め定められている。
尚、h1<h2<…hn<1の関係を有する。その後、
課金請求手段141は、課金DB142に登録されてい
る利用事業者BのISP識別子を含んだ利用ログを全て
削除する。
【0060】その後、課金請求手段141は、図示を省
略したカード会社へ、各会員に対する請求金額を含む請
求情報を送信する。そして、カード会社から或る会員の
サービス利用料金が運営事業者Aに支払われると、課金
請求手段141は、既に求めてある分配比率に基づい
て、利用事業者Bに支払う金額を計算し、その金額を例
えば、利用事業者Bの銀行口座に振り込む。
【0061】尚、上述した実施例に於いては、利用事業
者Bに入会している会員が支払ったサービス利用料金
を、総接続時間に応じた割合で、利用事業者Bと運営事
業者Aとで分配するようにしたが、利用事業者Bに入会
している会員の総会員数に応じた割合や、利用事業者B
に入会している会員の総サービス利用回数に応じた割合
や、契約で決められている割合で分配するようにしても
良い。ここで、利用事業者Bに入会している会員の総会
員数は、例えば、マスタDB132に登録されている顧
客情報に基づいて求めることができ、また、総サービス
利用回数は、課金DB142に登録されている利用ログ
に基づいて求めることができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
運営事業者,利用事業者の双方に次のような利点があ
る。
【0063】(運営事業者の利点) (1)新規顧客の獲得 利用事業者から顧客数や利用数に応じた支払を受ける
為、間接的な新規顧客の獲得となり増収が期待できる。 (2)サービス(コンテンツ利用など)の需要拡大 利用事業者との連携により、相互にサービス利用(コン
テンツなど)を可能にすることで、運営事業者のサービ
ス利用率の向上が見込める。 (3)ソフトウェア資源の効率化 ISP/ASP事業は競争が激しく、迅速に新規サービ
スに対応する必要がある。開発したコンポーネントを利
用事業者に提供することで、開発コストを抑えることが
可能となる。 (4)ハードウェア資源の効率化 トラヒック増や顧客増によりシステム利用率が向上す
る。また、サーバやディスクなどのHW機器の保守費用
(増設費、定期保守、障害監視、設置場所など)を、利
用事業者から維持費として徴収することで、費用分担で
きる。 (5)利用事業者とのオプション契約による収入 初期導入費や会員数に応じた維持費の他、オプション契
約(コールセンタ、料金請求/回収代行、会員証発行
等)により、業務運営を代行請負し、運営費用を徴収す
ることができる。サービスアプリケーション側でのガー
ドが重要となる。
【0064】(利用事業者の利点) (1)ISP/ASPサービスを簡単、迅速に構築 運営事業者と契約することにより、企業ドメインのメー
ルシステムやインターネット接続サービスなどを、簡
単、迅速に構築できる。自社で構築を行う場合、ノウハ
ウが必要で、開発期間が長くなりコストも大きい。事業
に失敗した場合も自社システムを持たない為、撤退が容
易(リスクが少ない)。 (2)初期導入費の削減 ISP/ASPサービスを開始する為には、サーバやア
クセスポイントなどのハードウェアの初期導入費や、各
種サービスのソフトウェア資産や構築費用など、初期導
入費が必要となるが、運営事業者と契約をすることで安
く抑えられる。 (3)維持費の削減 ハードウェアの設置場所費用、定期保守、監視といった
維持費が不要である。会員数やトラヒックが増加した場
合、機器を増強するなどリソースマネージメントが必要
となるが、運営事業者から一定のサービスが保証され
る。 (4)中小のプロバイダでは、開発コストやパッケージ
のコスト負担から、新規サービスへの迅速な対応が難し
いが、運営事業者との契約により迅速に安く導入でき
る。自社開発によるコスト負担やリスクから解放され
る。 (5)運営費用の削減 利用事業者とのオプション契約により、コールセンタ、
料金請求・回収代行、会員証発行といった業務運営を運
営事業者が代行請負することにより、運営費用を抑えら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を説明するための図である。
【図2】本発明の実施例のブロック図である。
【図3】ダイアルアップ時の処理例を示す流れ図であ
る。
【図4】利用事業者会員が運営事業者によって提供され
るサービスを利用する場合の処理例を示す流れ図であ
る。
【図5】利用事業者が運営事業者によって提供される管
理者用サービスを利用する場合の処理例を示す流れ図で
ある。
【図6】入会時の処理例を示す流れ図である。
【符号の説明】
1…運営事業者Aのネットワークオペレーションセンタ 11…認証更新サーバ群 12…認証サーバ 121…認証手段 122…レプリカDB 123…DB更新手段 13…顧客管理サーバ 131…管理手段 132…マスタDB 133…差分送信手段 14…課金請求サーバ 141…課金請求手段 142…課金DB 2…利用事業者Bの関連設備 21…一般用Webサーバ 22…管理者用Webサーバ 23…ネットワークアクセスサーバ 24…一般端末 25…管理者端末 3…利用事業者Cの関連設備 31…一般用Webサーバ 32…管理者用Webサーバ 33…ネットワークアクセスサーバ 34…一般端末 35…管理者端末

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運営事業者側システムが、利用事業者に
    入会している利用事業者会員それぞれの、ID,パスワ
    ード及び入会している利用事業者を特定するための利用
    事業者識別子を含む顧客情報を管理し、 利用事業者のWebサーバが、端末からID及びパスワ
    ードを含むサービス利用要求が送られてきたとき、自W
    ebサーバに割り当てられている利用事業者識別子を前
    記サービス利用要求に付加して前記運営事業者側システ
    ムへ送信し、 前記運営事業者側システムが、前記Webサーバからサ
    ービス利用要求が送られてきたとき、該サービス利用要
    求と前記管理している顧客情報とに基づいて、自運営事
    業者側システムで提供しているサービスの利用を許可す
    るか否かを判定し、利用事業者会員によってサービス利
    用料金が支払われたとき、該利用事業者会員が入会して
    いる利用事業者と前記運営事業者とに前記サービス利用
    料金を分配することを特徴とするISP/ASPサービ
    ス代行方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のISP/ASPサービス
    代行方法に於いて、 前記運営事業者側システムは、利用事業者会員によって
    サービス利用料金が支払われたとき、前記利用事業者会
    員が入会している利用事業者の総会員数に応じた割合
    で、前記サービス利用料金を前記利用事業者と前記運営
    事業者とに分配することを特徴とするISP/ASPサ
    ービス代行方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のISP/ASPサービス
    代行方法に於いて、 前記運営事業者側システムは、利用事業者会員によって
    サービス利用料金が支払われたとき、前記利用事業者会
    員と同一の利用事業者に入会している利用事業者会員の
    総接続時間に応じた割合で、前記サービス利用料金を前
    記利用事業者と前記運営事業者とに分配することを特徴
    とするISP/ASPサービス代行方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のISP/ASPサービス
    代行方法に於いて、 前記運営事業者側システムは、利用事業者会員によって
    サービス利用料金が支払われたとき、前記利用事業者会
    員と同一の利用事業者に入会している利用事業者会員の
    総サービス利用回数に応じた割合で、前記サービス利用
    料金を前記利用事業者と前記運営事業者とに分配するこ
    とを特徴とするISP/ASPサービス代行方法。
  5. 【請求項5】 運営事業者の顧客管理サーバが、利用事
    業者に入会している利用事業者会員それぞれの、ID,
    パスワード及び入会している利用事業者を特定するため
    の利用事業者識別子を含む顧客情報を管理し、 利用事業者のWebサーバが、端末からID及びパスワ
    ードを含むサービス利用要求が送られてきたとき、自W
    ebサーバに割り当てられている利用事業者識別子を前
    記サービス利用要求に付加して前記運営事業者の認証サ
    ーバへ送信し、 前記認証サーバが、前記Webサーバからサービス利用
    要求が送られてきたとき、該サービス利用要求と前記顧
    客管理サーバで管理されている顧客情報とに基づいて、
    前記運営事業者が提供しているサービスの利用を許可す
    るか否かを判定し、 課金請求サーバが、利用事業者会員からサービス利用料
    金が支払われたとき、前記利用事業者と前記運営事業者
    とに前記サービス利用料金を分配することを特徴とする
    ISP/ASPサービス代行方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のISP/ASPサービス
    代行方法に於いて、 前記課金請求サーバは、利用事業者会員によってサービ
    ス利用料金が支払われたとき、前記利用事業者会員が入
    会している利用事業者の総会員数に応じた割合で、前記
    サービス利用料金を前記利用事業者と前記運営事業者と
    に分配することを特徴とするISP/ASPサービス代
    行方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のISP/ASPサービス
    代行方法に於いて、 前記課金請求サーバは、利用事業者会員によってサービ
    ス利用料金が支払われたとき、前記利用事業者会員と同
    じ利用事業者に入会している利用事業者会員の総接続時
    間に応じた割合で、前記サービス利用料金を前記利用事
    業者と前記運営事業者とに分配することを特徴とするI
    SP/ASPサービス代行方法。
  8. 【請求項8】 請求項5記載のISP/ASPサービス
    代行方法に於いて、 前記課金請求サーバは、利用事業者会員によってサービ
    ス利用料金が支払われたとき、前記利用事業者会員と同
    じ利用事業者に入会している利用事業者会員の総サービ
    ス利用回数に応じた割合で、前記サービス利用料金を前
    記利用事業者と前記運営事業者とに分配することを特徴
    とするISP/ASPサービス代行方法。
  9. 【請求項9】 請求項5,6,7または8記載のISP
    /ASPサービス代行方法に於いて、 前記認証サーバは、前記サービス利用要求中のID,利
    用事業者識別子と同一のID,利用事業者識別子を含ん
    だ顧客情報中のパスワードと、前記サービス利用要求中
    のパスワードとが一致する場合、サービスの利用を許可
    することを特徴とするISP/ASPサービス代行方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のISP/ASPサービ
    ス代行方法に於いて、 前記サービス利用要求は、利用要求するサービスの種別
    を示すサービス種別情報を含み、 前記顧客管理サーバが管理する各利用事業者会員の顧客
    情報は、利用事業者会員が利用可能なサービスを示す利
    用可能サービス情報を含み、 前記認証サーバは、前記サービス利用要求中のID,利
    用事業者識別子と同一のID,利用事業者識別子を含ん
    だ顧客情報中のパスワードと、前記サービス利用要求中
    のパスワードとが一致し、且つ前記サービス利用要求中
    のサービス種別情報によって示されるサービスが前記利
    用可能サービス情報によって利用可能とされている場
    合、サービスの利用を許可することを特徴とするISP
    /ASPサービス代行方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のISP/ASPサー
    ビス代行方法に於いて、 ダイアルアップ時、前記端末からアクセスポイントへI
    D,パスワードを含むダイアルアップ接続要求を送信
    し、 接続系認証FEPが、前記ダイアルアップ接続要求の送
    信先のアクセスポイントに基づいて、前記端末を使用し
    ている利用事業者会員が入会している利用事業者の利用
    事業者識別子を認識し、 前記認証サーバが、前記接続系FEPが認識した利用事
    業者識別子と、前記ダイアルアップ接続要求と、前記顧
    客管理サーバが管理している顧客情報とに基づいて、ダ
    イアルアップ接続を許可するか否かを判定することを特
    徴とするISP/ASPサービス代行方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のISP/ASPサー
    ビス代行方法に於いて、 前記端末が前記Webサーバに入会情報を送信し、 前記Webサーバが、前記入会情報が送られてきたと
    き、自Webサーバに割り当てられている利用事業者識
    別子を前記入会情報に付加して前記顧客管理サーバへ送
    信し、 前記顧客管理サーバが、前記利用事業者識別子の付加さ
    れた入会情報が送られてきたとき、入会者に付与するI
    D及びパスワードを決定し、該決定したID,パスワー
    ドと前記利用事業者識別子とを含む顧客情報をマスタデ
    ータベースに登録すると共に、前記決定したID,パス
    ワードを前記Webサーバへ送信し、 前記Webサーバが、前記顧客管理サーバから送られて
    きたID,パスワードを前記端末へ送信することを特徴
    とするISP/ASPサービス代行方法。
  13. 【請求項13】 端末からID及びパスワードを含むサ
    ービス利用要求が送られてきたとき、運営事業者によっ
    て割り当てられている利用事業者識別子を前記サービス
    利用要求に付加して運営事業者側システムへ送信する利
    用事業者毎のWebサーバと、 利用事業者に入会している利用事業者会員それぞれの、
    ID,パスワード及び入会している利用事業者を特定す
    るための利用事業者識別子を含む顧客情報を管理し、W
    ebサーバから利用事業者識別子の付加されたサービス
    利用要求が送られてきたとき、該サービス利用要求と前
    記顧客情報とに基づいて、自運営事業者側システムで提
    供しているサービスの利用を許可するか否かを判定し、
    利用事業者会員によってサービス利用料金が支払われた
    とき、該利用事業者会員が入会している利用事業者と前
    記運営事業者とに前記サービス利用料金を分配する運営
    事業者側システムとを備えたことを特徴とするISP/
    ASPサービス代行システム。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のISP/ASPサー
    ビス代行システムに於いて、 前記運営事業者側システムは、利用事業者会員によって
    サービス利用料金が支払われたとき、前記利用事業者会
    員が入会している利用事業者の総会員数に応じた割合
    で、前記サービス利用料金を前記利用事業者と前記運営
    事業者とに分配する構成を有することを特徴とするIS
    P/ASPサービス代行システム。
  15. 【請求項15】 請求項13記載のISP/ASPサー
    ビス代行システムに於いて、 前記運営事業者側システムは、利用事業者会員によって
    サービス利用料金が支払われたとき、前記利用事業者会
    員と同一の利用事業者に入会している利用事業者会員の
    総接続時間に応じた割合で、前記サービス利用料金を前
    記利用事業者と前記運営事業者とに分配する構成を有す
    ることを特徴とするISP/ASPサービス代行システ
    ム。
  16. 【請求項16】 請求項13記載のISP/ASPサー
    ビス代行システムに於いて、 前記運営事業者側システムは、利用事業者会員によって
    サービス利用料金が支払われたとき、前記利用事業者会
    員と同一の利用事業者に入会している利用事業者会員の
    総サービス利用回数に応じた割合で、前記サービス利用
    料金を前記利用事業者と前記運営事業者とに分配する構
    成を有することを特徴とするISP/ASPサービス代
    行システム。
  17. 【請求項17】 端末からID及びパスワードを含むサ
    ービス利用要求が送られてきたとき、運営事業者によっ
    て割り当てられている利用事業者識別子を前記サービス
    利用要求に付加して前記運営事業者の認証サーバへ送信
    する利用事業者毎のWebサーバと、 利用事業者に入会している利用事業者会員それぞれの、
    ID,パスワード及び入会している利用事業者を特定す
    るための利用事業者識別子を含む顧客情報を管理する前
    記運営事業者の顧客管理サーバと、 前記Webサーバからサービス利用要求が送られてきた
    とき、該サービス利用要求と前記顧客管理サーバで管理
    されている顧客情報とに基づいて、前記運営事業者が提
    供しているサービスの利用を許可するか否かを判定する
    前記運営事業者の認証サーバと、 利用事業者会員によってサービス利用料金が支払われた
    とき、該利用事業者会員が入会している利用事業者と前
    記運営事業者に前記サービス利用料金を分配する課金請
    求サーバとを備えたことを特徴とするISP/ASPサ
    ービス代行システム。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のISP/ASPサー
    ビス代行システムに於いて、 前記課金請求サーバは、利用事業者会員によってサービ
    ス利用料金が支払われたとき、前記利用事業者会員が入
    会している利用事業者の総会員数に応じた割合で、前記
    サービス利用料金を前記利用事業者と前記運営事業者と
    に分配する構成を有することを特徴とするISP/AS
    Pサービス代行システム。
  19. 【請求項19】 請求項17記載のISP/ASPサー
    ビス代行システムに於いて、 前記課金請求サーバは、利用事業者会員によってサービ
    ス利用料金が支払われたとき、前記利用事業者会員と同
    じ利用事業者に入会している利用事業者会員の総接続時
    間に応じた割合で、前記サービス利用料金を前記利用事
    業者と前記運営事業者とに分配する構成を有することを
    特徴とするISP/ASPサービス代行システム。
  20. 【請求項20】 請求項17記載のISP/ASPサー
    ビス代行システムに於いて、 前記課金請求サーバは、利用事業者会員によってサービ
    ス利用料金が支払われたとき、前記利用事業者会員と同
    じ利用事業者に入会している利用事業者会員の総サービ
    ス利用回数に応じた割合で、前記サービス利用料金を前
    記利用事業者と前記運営事業者とに分配する構成を有す
    ることを特徴とするISP/ASPサービス代行システ
    ム。
  21. 【請求項21】 請求項17,18,19または20記
    載のISP/ASPサービス代行システムに於いて、 前記認証サーバは、前記サービス利用要求中のID,利
    用事業者識別子と同一のID,利用事業者識別子を含ん
    だ顧客情報中のパスワードと、前記サービス利用要求中
    のパスワードとが一致する場合、サービスの利用を許可
    する構成を有することを特徴とするISP/ASPサー
    ビス代行システム。
  22. 【請求項22】 請求項21記載のISP/ASPサー
    ビス代行システムに於いて、 前記サービス利用要求は、利用要求するサービスの種別
    を示すサービス種別情報を含み、 前記顧客管理サーバが管理する各利用事業者会員の顧客
    情報は、利用事業者会員が利用可能なサービスを示す利
    用可能サービス情報を含み、 前記認証サーバが、前記サービス利用要求中のID,利
    用事業者識別子と同一のID,利用事業者識別子を含ん
    だ顧客情報中のパスワードと、前記サービス利用要求中
    のパスワードとが一致し、且つ前記サービス利用要求中
    のサービス種別情報によって示されるサービスが前記利
    用可能サービス情報によって利用可能とされている場
    合、サービスの利用を許可する構成を有することを特徴
    とするISP/ASPサービス代行システム。
  23. 【請求項23】 請求項22記載のISP/ASPサー
    ビス代行システムに於いて、 前記端末が、利用事業者会員の操作に従って、ダイアル
    アップ時、アクセスポイントへID,パスワードを含む
    ダイアルアップ接続要求を送信する構成を有し、 前記ダイアルアップ接続要求の送信先のアクセスポイン
    トに基づいて、前記端末を使用している利用事業者会員
    が入会している利用事業者の利用事業者識別子を認識す
    る接続系FEPを備え、 前記認証サーバが、前記接続系FEPが認識した利用事
    業者識別子と、前記ダイアルアップ接続要求と、前記顧
    客管理サーバが管理している顧客情報とに基づいて、ダ
    イアルアップ接続を許可するか否かを判定する構成を有
    することを特徴とするISP/ASPサービス代行シス
    テム。
  24. 【請求項24】 請求項23記載のISP/ASPサー
    ビス代行システムに於いて、 前記端末が前記Webサーバに入会情報を送信する構成
    を有し、 前記Webサーバが、前記入会情報が送られてきたと
    き、自Webサーバに割り当てられている利用事業者識
    別子を前記入会情報に付加して前記顧客管理サーバへ送
    信し、前記顧客管理サーバからID,パスワードが送ら
    れてきたとき、該ID,パスワードを前記端末へ送信す
    る構成を有し、 前記顧客管理サーバが、前記利用事業者識別子の付加さ
    れた入会情報が送られてきたとき、入会者に付与するI
    D及びパスワードを決定し、該決定したID,パスワー
    ドと前記利用事業者識別子とを含む顧客情報をマスタデ
    ータベースに登録すると共に、前記決定したID,パス
    ワードを前記Webサーバへ送信する構成を有すること
    を特徴とするISP/ASPサービス代行システム。
  25. 【請求項25】 利用事業者のWebサーバに、 端末からID及びパスワードを含むサービス利用要求が
    送られてきたとき、自Webサーバに割り当てられてい
    る利用事業者識別子を前記サービス利用要求に付加して
    前記運営事業者側システムへ送信する処理を行わせ、 運営事業者側システムに、 利用事業者に入会している利用事業者会員それぞれの、
    ID,パスワード及び入会している利用事業者を特定す
    るための利用事業者識別子を含む顧客情報を管理する処
    理と、 前記Webサーバからサービス利用要求が送られてきた
    とき、該サービス利用要求と前記管理している顧客情報
    とに基づいて、自運営事業者側システムで提供している
    サービスの利用を許可するか否かを判定する処理と、 利用事業者会員によってサービス利用料金が支払われた
    とき、該利用事業者会員が入会している利用事業者と前
    記運営事業者とに前記サービス利用料金を分配する処理
    とを行わせるためのプログラムを記録したことを特徴と
    するプログラム記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013003816A (ja) * 2011-06-16 2013-01-07 Hitachi Ltd 仮想化ホームゲ−トウェイシステム
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