JP2002123516A - ウェブサイト評価システム、ウェブサイト評価方法、記録媒体 - Google Patents

ウェブサイト評価システム、ウェブサイト評価方法、記録媒体

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JP2002123516A
JP2002123516A JP2000312340A JP2000312340A JP2002123516A JP 2002123516 A JP2002123516 A JP 2002123516A JP 2000312340 A JP2000312340 A JP 2000312340A JP 2000312340 A JP2000312340 A JP 2000312340A JP 2002123516 A JP2002123516 A JP 2002123516A
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JP2000312340A
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Hiroki Kato
裕樹 加藤
Takehiro Nakayama
雄大 中山
Yohei Yamane
洋平 山根
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェブサイトにアクセスするユーザのウェブ
ページ遷移の傾向を把握し、ウェブサイト製作者の意図
する遷移がなされているかを調査できるウェブサイト評
価システムを提供する。 【解決手段】 本発明に係るウェブサイト評価システム
10は、ウェブページへのアクセス履歴をログ情報とし
て入力するログ情報入力手段11と、各ウェブページの
遷移に関する遷移情報を出力する出力条件を格納する出
力条件DB14と、ログ情報入力手段11によって入力
されたログ情報に基づいて各ウェブページの遷移履歴を
求め、求められた遷移履歴と出力条件DB14に格納さ
れた出力条件とに基づいて、遷移情報を出力するか否か
を判断する判断手段13と、判断手段によって遷移情報
を出力すると判断された場合に、遷移情報を出力する遷
移情報出力手段15とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のウェブペー
ジからなるウェブサイトを評価するウェブサイト評価シ
ステム、ウェブサイト評価方法、及びこれらの処理を記
録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ウェブサイトを評価する指標の一つとし
て、ウェブサイトを構成するウェブページへのアクセス
数が挙げられる。そして、ウェブページへのアクセス数
をカウントする方式が従来から知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ウェブページへのアクセス数をカウントする方式では、
各ウェブページに対する総アクセス数を把握することは
できるものの、ユーザが各ウェブページをどのように移
動するかの傾向、すなわち、ウェブページ遷移の傾向を
取得することができない。このため、各ウェブページ間
の結びつきの強さを調査することや、ウェブサイト作成
者の意図するウェブページ遷移と実際のユーザのウェブ
ページ遷移とが、どの程度乖離しているかを調査するこ
とができなかった。
【0004】そこで、本発明は上記課題を解決し、ウェ
ブサイトにアクセスするユーザのウェブページ遷移の傾
向を把握し、ウェブサイト作成者の意図する遷移がなさ
れているかを調査できるウェブサイト評価システム、ウ
ェブサイト評価方法、及びこれらの処理を記録した記録
媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るウェブサイ
ト評価システムは、複数のウェブページから構成される
ウェブサイトを評価するウェブサイト評価システムであ
って、各ウェブページへのアクセス履歴をログ情報とし
て入力するログ情報入力手段と、各ウェブページの遷移
に関する遷移情報を出力する出力条件を格納する出力条
件格納手段と、ログ情報入力手段によって入力されたロ
グ情報に基づいて各ウェブページの遷移履歴を求め、求
められた遷移履歴と出力条件格納手段に格納された出力
条件とに基づいて、遷移情報を出力するか否かを判断す
る判断手段と、判断手段によって遷移情報を出力すると
判断された場合に、遷移情報を出力する遷移情報出力手
段とを備えることを特徴とする。
【0006】本発明によれば、ログ情報入力手段によっ
て、ウェブサイトを構成する各ウェブページへのアクセ
ス履歴をログ情報として入力し、判断手段は入力された
ログ情報に基づいて、各ウェブページの遷移履歴を求め
る。そして、求められた遷移履歴と出力条件格納手段に
格納された出力条件とに基づいて、判断手段は遷移情報
を出力するか否かを判断する。このように、ウェブペー
ジの遷移履歴に基づいて遷移情報を出力することによっ
て、ウェブサイトにアクセスしたユーザが、出力条件に
合致するようなウェブページ遷移をした場合に遷移情報
を出力することができる。
【0007】また、上記ウェブサイト評価システムにお
いて、出力条件格納手段に格納された出力条件は、あら
かじめ定められた各ウェブページの遷移を基準遷移とし
た場合に、基準遷移と遷移履歴との乖離率によって規定
されることを特徴としても良い。
【0008】このように基準遷移と遷移履歴との乖離率
に基づいて遷移情報を出力する出力条件を規定すること
とすれば、求められた遷移履歴が基準遷移と大きく離れ
る場合に、遷移情報を出力させることができる。また、
遷移履歴と基準遷移との合致率が高い場合にも遷移情報
を出力させることができる。
【0009】本発明に係るウェブサイト評価方法は、複
数のウェブページから構成されるウェブサイトを評価す
るウェブサイト評価方法であって、各ウェブページへの
アクセス履歴をログ情報として入力するログ情報入力ス
テップと、各ウェブページの遷移に関する遷移情報を出
力する出力条件を出力条件格納手段に格納する出力条件
格納ステップと、ログ情報入力ステップにおいて入力さ
れたログ情報に基づいて各ウェブページの遷移履歴を求
め、求められた遷移履歴と出力条件格納手段に格納され
た出力条件とに基づいて、遷移情報を出力するか否かを
判断する判断ステップと、判断ステップにおいて遷移情
報を出力すると判断された場合に、遷移情報を出力する
遷移情報出力ステップとを備えることを特徴とする。
【0010】本発明によれば、ログ情報入力ステップに
おいて、ウェブサイトを構成する各ウェブページへのア
クセス履歴をログ情報として入力し、判断ステップは入
力されたログ情報に基づいて、各ウェブページの遷移履
歴を求める。さらに判断ステップにおいて、求められた
遷移履歴と出力条件格納手段に格納された出力条件とに
基づいて、遷移情報を出力するか否かを判断する。この
ように、ウェブページの遷移履歴に基づいて遷移情報を
出力することによって、ウェブサイトにアクセスしたユ
ーザが、出力条件に合致するようなウェブページ遷移を
した場合に遷移情報を出力することができる。
【0011】上記ウェブサイト評価方法において、出力
条件格納手段に格納される出力条件は、あらかじめ定め
られた各ウェブページの遷移を基準遷移とした場合に、
基準遷移と遷移履歴との乖離率によって規定されること
を特徴としても良い。
【0012】このように基準遷移と遷移履歴との乖離率
に基づいて遷移情報を出力する出力条件を規定すること
とすれば、求められた遷移履歴が基準遷移と大きく離れ
る場合に、遷移情報を出力させることができる。また、
遷移履歴と基準遷移との合致率が高い場合にも遷移情報
を出力させることができる。
【0013】本発明に係る記録媒体は、複数のウェブペ
ージから構成されるウェブサイトを評価する処理を記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、各
ウェブページへのアクセス履歴をログ情報として入力す
るログ情報入力処理と、各ウェブページの遷移に関する
遷移情報を出力する出力条件を格納する出力条件格納処
理と、ログ情報入力処理において入力されたログ情報に
基づいて各ウェブページの遷移履歴を求め、求められた
遷移履歴と出力条件格納処理において格納された出力条
件とに基づいて、遷移情報を出力するか否かを判断する
判断処理と、判断処理において遷移情報を出力すると判
断された場合に、遷移情報を出力する遷移情報出力処理
とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録
したことを特徴とする。
【0014】本発明に係る記録媒体に記録されたプログ
ラムによれば、ログ情報入力処理によって、ウェブサイ
トを構成する各ウェブページへのアクセス履歴をログ情
報として入力し、判断処理は入力されたログ情報に基づ
いて、各ウェブページの遷移履歴を求める。そして、求
められた遷移履歴と出力条件格納処理において格納され
た出力条件とに基づいて、判断処理は遷移情報を出力す
るか否かを判断する。このように、ウェブページの遷移
履歴に基づいて遷移情報を出力することによって、ウェ
ブサイトにアクセスしたユーザが、出力条件に合致する
ようなウェブページ遷移をした場合に遷移情報を出力す
ることができる。
【0015】また、上記記録媒体は、出力条件格納処理
において格納される出力条件は、あらかじめ定められた
各ウェブページの遷移を基準遷移とした場合に、基準遷
移と遷移履歴との乖離率によって規定されることを特徴
としても良い。
【0016】このように基準遷移と遷移履歴との乖離率
に基づいて遷移情報を出力する出力条件を規定すること
とすれば、求められた遷移履歴が基準遷移と大きく離れ
る場合に遷移情報を出力させることができる。また、遷
移履歴と基準遷移との合致率が高い場合にも遷移情報を
出力させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明に係るウ
ェブサイト評価システムの好適な実施形態について詳細
に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には
同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0018】図1は、実施形態に係るウェブサイト評価
システム10の構成を示すブロック図である。ウェブサ
イト評価システム10は、インターネット30に接続さ
れており、評価対象となるウェブサイトを有するウェブ
端末20との間で、ログ情報や遷移情報等のデータを送
受信することができる。なお、ウェブ端末20は、ウェ
ブサイトについてのデータを有し、インターネット30
上でウェブサイトを提供する端末である。
【0019】ウェブサイト評価システム10は、ログ情
報が格納されるログ情報格納データベース(以下、「ロ
グ情報DB」という)12と、ウェブ端末20から送信
されたログ情報をログ情報DB12に入力して格納する
ログ情報入力手段11と、遷移情報を出力する出力条件
を格納する出力条件データベース(以下、「出力条件D
B」という)14と、遷移情報を出力するか否かを判断
する判断手段13と、遷移情報を出力する遷移情報出力
手段15とを有している。また、ウェブサイト評価シス
テム10は、出力条件DB14に格納される出力条件を
入力する出力条件入力手段16を有している。
【0020】次に、ウェブサイト評価システム10が有
するデータベースについて説明する。
【0021】ログ情報DB12は、評価対象となるウェ
ブサイトへのアクセス履歴をログ情報として格納してい
る。図2は、ログ情報DB12に格納されたデータの例
を示す図である。ログ情報は、「サイトID」「アクセ
スユーザ名」「アクセス時刻」「アクセスページ」の各
項目についての情報を有している。「サイトID」は、
評価対象とあるウェブサイトを特定するために、ウェブ
サイト評価システム10によって付与される識別番号で
ある。図2に示す例では、サイトID:1001のウェ
ブサイトへのアクセス履歴が格納されている。「アクセ
スユーザ名」は、当該ウェブサイトにアクセスしたユー
ザを識別するための情報である。アクセスユーザ名は、
アクセスしたユーザを特定することができれば、必ずし
もユーザ名でなくとも良く、例えば、ユーザのインター
ネットアドレス等でも良い。「アクセス時刻」は、ウェ
ブサイトを構成する各ウェブページにアクセスのあった
時刻を表す情報である。「アクセスページ」は、当該サ
イトIDによって特定されるウェブサイト(この場合
は、サイトID:1001)を構成するどのウェブペー
ジにアクセスしたかを表す情報である。
【0022】出力条件DB14は、各ウェブサイトごと
にウェブページの遷移に関する遷移情報の出力が必要な
条件を格納している。図3は、出力条件DB14に格納
された情報を示す図である。出力条件DB14は、「サ
イトID」「サイト名」「URL」「出力先」「出力条
件」の各項目を有している。「サイトID」は、上記で
説明したサイトIDと同様に、ウェブサイトを特定する
ための識別番号である。「サイト名」は、当該サイトI
Dによって特定されるウェブサイトの名称である。「U
RL」は、当該ウェブサイトのURLを表す情報であ
る。「出力先」は、ウェブページに関する遷移情報を出
力する先のアドレスである。通常は、このアドレスはイ
ンターネット30アドレスである。「出力条件」は、ウ
ェブサイト内のウェブページ遷移に関して出力を必要と
する場合を表す条件である。例えば、サイトID:10
01の自動車販売のウェブサイトでは、ページAからペ
ージCに遷移するパターンが、ページAからページBを
介してページCに遷移するパターンより多い場合に、遷
移情報を出力することとなっている。この出力条件は、
ウェブサイト作成者の意図するウェブページ遷移(基準
遷移)に対する乖離率によって規定することもできる。
例えば、自動車販売サイトにおいて、「自動車Aの特
徴」(第1ページ)、「自動車Aに関するプレゼントキ
ャンペーン」(第2ページ)、「自動車Aの資料請求」
(第3ページ)という順に、ウェブページが遷移するこ
とが基準遷移である場合に、第1ページにアクセスした
ユーザ数に対して、基準遷移に従って第3ページに移動
しなかったユーザ数の割合を「乖離率」とし、この乖離
率が所定の値より大きくなった場合に、遷移情報を出力
させる条件とすることができる。このような条件によっ
て遷移情報を出力させることによって、ユーザに資料請
求を行ってもらうのにプレゼントキャンペーンが効果を
あげているかどうか監視することができる。なお、出力
条件は、ウェブ端末20から送信され、出力条件入力手
段16によって出力条件DB14に格納されることが好
ましい。
【0023】次に、ウェブサイト評価システム10を構
成する要素について説明する。
【0024】ログ情報入力手段11は、ウェブ端末20
から送信されたログ情報をログ情報DB12に入力する
機能を有する。
【0025】判断手段13は、ログ情報DB12に格納
されたログ情報に基づいて、評価対象となるウェブペー
ジの遷移履歴を求め、求められた遷移履歴と出力条件D
B14に格納された出力条件とに基づいて、遷移情報を
出力するか否かの判断をする機能を有する。
【0026】遷移情報出力手段15は、判断手段13に
よって遷移情報を出力すると判断された場合に、ウェブ
端末20に遷移情報を出力する機能を有する。
【0027】次に、本実施形態に係るウェブサイト評価
システム10の動作について説明し、併せて、本発明の
実施形態に係るウェブサイト評価方法について説明す
る。
【0028】まず、評価対象となるウェブサイトを有す
るウェブ端末20は、ウェブサイト評価システム10に
インターネット30を通じて遷移情報の出力条件を送信
する(S10)。ウェブサイト評価システム10は、ウ
ェブ端末20から送信された出力条件を受信し、受信し
た出力条件を出力条件入力手段16によって出力条件D
B14に格納する(S12)。出力条件入力手段16
は、インターネット30を通じて受信した出力条件のほ
か、キーボード56等から直接入力された出力条件を出
力条件DB14に格納することとしても良い。
【0029】次に、ウェブ端末20はウェブサイトへの
アクセス履歴をログ情報として、ウェブサイト評価シス
テム10に送信する(S14)。この際に、ウェブ端末
20から送信されるログ情報は、所定の期間内に蓄積さ
れたログ情報である。「所定の期間」を短縮することに
よって、ウェブサイトの評価をリアルタイムなものに近
づけることができる。ウェブサイト評価システム10
は、ウェブ端末20から送信されたログ情報を受信し、
受信したログ情報をログ情報入力手段11によってログ
情報DB12に格納する(S16)。
【0030】続いて、ウェブサイト評価システム10の
判断手段13は、ログ情報DB12に格納されたログ情
報を解析し、当該ウェブサイトへのアクセス履歴から、
各ウェブページの遷移を求める(S18)。この点につ
いて、図2に示すログ情報を例として具体的に説明す
る。まず、ユーザ1について見てみると、ユーザ1は時
刻20:30:34にAページにアクセスし、時刻20:31:24にC
ページにアクセスしている。つまり、ユーザ1はページ
AからページCへと移動していることがわかる。同様
に、ユーザ2については、ページAからページBを経由
してページCに移動していることがわかる。このように
して、ウェブサイトにアクセスしたすべてのユーザのア
クセス履歴を解析することによって、ページAからペー
ジBを経由してページCに移動したユーザの数、ページ
AからページCに移動したユーザの数を求めることがで
きる。
【0031】次に、判断手段13は、上記の過程によっ
て解析された結果と出力条件とを比較して、ウェブサイ
トに遷移情報を出力するか判断する(S20)。図3に
示す出力条件DB14によれば、サイトID:1001
のウェブ端末20に遷移情報を出力する条件は、ページ
AからページCに移動するユーザの数が、ページBを経
由してページAからページCに移動するユーザの数より
多い場合である。この判断の結果、出力条件に合致する
場合には、判断手段13は遷移情報出力手段15に遷移
情報の出力命令を送信する。遷移情報出力手段15は、
遷移情報の出力命令を受信すると、評価対象となってい
るウェブサイトを有するウェブ端末20に対して遷移情
報を送信する(S22)。この際、遷移情報は、出力条
件DB14(図3参照)に格納された「出力先」に送信
される。一方、判断の結果、出力条件に合致しない場合
には、ログ情報の取得前のステップに移行する(S12
とS16の間)。
【0032】次に、ウェブ端末20は、ウェブサイト評
価システム10から送信された遷移情報を受信する(S
24)。これにより、ウェブサイト評価システム10の
動作は完了する。
【0033】次に、本実施形態に係るウェブサイト評価
システム10の効果について説明する。ウェブサイト評
価システム10は、ウェブ端末20から送信されたログ
情報に基づいてウェブページの遷移履歴を求め、求めら
れた遷移履歴と出力条件DB14に格納された出力条件
とに基づいて遷移情報を出力するか否かを判断している
ので、ウェブサイト内のウェブページの遷移履歴が所定
の条件を満たす場合に、ウェブ端末20に出力すること
ができる。これにより、ウェブ端末20は、ウェブサイ
トにアクセスしたユーザが各ウェブページをどのように
移動したかの情報を得ることができる。そして、このウ
ェブページの遷移情報は、ウェブサイトを構成する各ウ
ェブページ間の結びつきを知る上で重要な手がかりとな
る。例えば、スキップされることの多いページは、前後
のページとの結びつきが弱いか、あるいはユーザにとっ
て必要性の低いページであることがわかる。また、ウェ
ブページ遷移の流れが一変する場合に遷移情報を出力す
るように出力条件を設定すれば、インパクトの強い新し
い新商品やバナーが入ったこと知る手がかりとすること
ができる。
【0034】また、本発明によれば、遷移情報の出力条
件を基準遷移と遷移履歴との乖離率によって規定するこ
とによって、基準遷移と遷移履歴との乖離率が大きい場
合、又は小さい場合にウェブ端末20に遷移情報を送信
することができ、ウェブページの作成者の意図した遷移
(基準遷移)の通りにユーザが遷移しているかを調査す
ることができる。そして、この乖離率に基づいてウェブ
ページの評価をすることができる。
【0035】次に、図5〜図7を参照して、上記したウ
ェブサイト評価方法を実現可能な、コンピュータ読取り
可能な記録媒体(以下、「記録媒体」という)40につ
いて説明する。ここで、記録媒体40とは、プログラム
の記述内容に応じて磁気、光、電気等のエネルギを変化
させ、その変化に対応する信号の形式でコンピュータ5
0のハードウェア資源に備えられている読取装置51に
プログラムの記述内容を伝達できるものである。このよ
うな記録媒体40としては、例えば、磁気ディスク、光
ディスク、CD−ROM、コンピュータ50に内蔵され
るメモリ53等が該当する。
【0036】図5は、本実施形態の記録媒体40の構成
図である。記録媒体40には、プログラムを記録したプ
ログラム領域40aとデータファイルを格納したデータ
領域40bとが設けられている。
【0037】データ領域40bは、ログ情報45及び出
力条件情報46を格納することができる領域を有してい
る。これらの領域には、それぞれ図1に示すログ情報D
B12に格納されたログ情報DB12及び出力条件DB
14に格納された出力条件と同様のデータが格納され
る。
【0038】プログラム領域40aには、ログ情報を入
力させると共に入力されたログ情報をデータ領域40b
に格納するためのログ情報入力モジュール41と、出力
条件を入力させると共に入力された出力条件をデータ領
域に格納するための出力条件入力モジュール42と、デ
ータ領域40bに格納されたログ情報45及び出力条件
情報46に基づいて、遷移情報を出力するか否かの判断
をする判断モジュール43と、遷移情報を出力する遷移
情報出力モジュール44とが含まれている。
【0039】ここで、ログ情報入力モジュール41及び
出力条件入力モジュール42を動作させることによって
実現する機能は、それぞれ図1に示したログ情報入力手
段11及び出力条件入力手段16の機能と同様である。
また、判断モジュール43を動作させることによって実
現する機能は、図1に示した判断手段13の機能と同様
である。遷移情報出力モジュール44を動作させること
によって実現する機能は、図1に示した遷移情報出力手
段15の機能と同様である。
【0040】図6は、記録媒体40に記録されたプログ
ラムを実行するためのコンピュータ50のハードウェア
構成を示す図であり、図7は、記録媒体40に記録され
たプログラムを実行するためのコンピュータ50の斜視
図である。各図に示すように、コンピュータ50は、フ
レキシブルドライブ装置、CD−ROMドライブ装置、
磁気テープドライブ装置等の読み取り装置51と、オペ
レーティングシステム(OS)を常駐させた作業用メモ
リ52(RAM)と、記録媒体40に記録されたアクセ
スログ情報及びコンテンツ情報を記憶するためのメモリ
53と、表示手段であるディスプレイ54と、入力手段
であるマウス55及びキーボード56と、作成したウェ
ブページを印刷出力するプリンタ57と、プログラムの
実行を制御するCPU58と、を備えている。ここで、
記録媒体40が読み取り装置に挿入されると、記録媒体
40に記録された情報が読み取り装置51からアクセス
可能になり、記録媒体40のプログラム領域に記録され
たプログラムが、コンピュータ50によって実行可能と
なる。
【0041】本実施形態に係る記録媒体40によれば、
コンピュータ50は、ログ情報(ウェブサイトへのアク
セス履歴)45と出力条件情報46とに基づいて、遷移
情報を出力することができる。この出力結果を参照する
ことにより、ウェブサイトの作成者は、ユーザがウェブ
サイト内のページをどのように移動するかを知ることが
でき、ウェブサイトの評価をすることができる。
【0042】以上、本発明の実施形態について詳細に説
明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるもの
ではない。
【0043】上記実施形態に係るウェブサイト評価シス
テム10では、ウェブサイトを有するウェブ端末20と
は異なる端末にウェブサイト評価システム10を構築
し、当該ウェブ端末20とインターネット30によって
接続することとしているが、ウェブサイト評価システム
10は、評価対象となるウェブサイトを有するウェブ端
末20に構築することとしても良い。このような構成を
採用すれば、インターネット30を通じてログ情報を送
信する必要がなく、ウェブ端末20に蓄積されたログ情
報をすれば良いので、リアルタイムでウェブページの遷
移情報を得ることができる。
【0044】また、出力条件の設定を行う端末、遷移情
報通知先端末は、インターネット30に接続され、か
つ、あらかじめ指定された端末であれば、ウェブサイト
を有する端末20と同一の端末である必要はない。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、ログ情報入力手段によ
って各ウェブページへのアクセス履歴をログ情報として
入力し、判断手段は入力されたログ情報に基づいて、各
ウェブページの遷移履歴を求め、求められた遷移履歴と
出力条件格納手段に格納された遷移情報を出力する出力
条件とに基づいて、判断手段は遷移情報を出力するか否
かを判断するので、ウェブサイトにアクセスしたユーザ
が、出力条件に合致するようなウェブページ遷移をした
場合に遷移情報を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るウェブサイト評価システムを示
すブロック図である。
【図2】ログ情報DBに格納されたデータの例を示す図
である。
【図3】出力条件DBに格納されたデータの例を示す図
である。
【図4】実施形態に係るウェブサイト評価システムの動
作を示すフローチャートである。
【図5】実施形態に係るコンピュータ読取り可能な記録
媒体を示す構成図である。
【図6】記録媒体に記録されたプログラムを実行するた
めのコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
【図7】記録媒体に記録されたプログラムを実行するた
めのコンピュータの斜視図である。
【符号の説明】
10・・・ウェブサイト評価システム、11・・・ログ情報入
力手段、12・・・ログ情報データベース、13・・・判断手
段、14・・・出力条件データベース、15・・・遷移情報出
力手段、16・・・出力条件入力手段、20・・・ウェブ端
末、21・・・ウェブサイトデータ、30・・・インターネッ
ト、40・・・記録媒体、41・・・ログ情報入力モジュー
ル、42・・・出力条件入力モジュール、43・・・判断モジ
ュール、44・・・遷移情報出力モジュール、50・・・コン
ピュータ、51・・・読取装置、52・・・作業用メモリ、5
3・・・メモリ、54・・・ディスプレイ、55・・・マウス、
56・・・キーボード、57・・・プリンタ、58・・・CP
U。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山根 洋平 神奈川県足柄上郡中井町境430グリーンテ クなかい 富士ゼロックス株式会社内 Fターム(参考) 5B049 CC00 EE05 FF01 GG02 GG09 5B075 ND36 PR03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のウェブページから構成されるウェ
    ブサイトを評価するウェブサイト評価システムであっ
    て、 前記各ウェブページへのアクセス履歴をログ情報として
    入力するログ情報入力手段と、 前記各ウェブページの遷移に関する遷移情報を出力する
    出力条件を格納する出力条件格納手段と、 前記ログ情報入力手段によって入力されたログ情報に基
    づいて前記各ウェブページの遷移履歴を求め、求められ
    た前記遷移履歴と前記出力条件格納手段に格納された出
    力条件とに基づいて、前記遷移情報を出力するか否かを
    判断する判断手段と、 前記判断手段によって前記遷移情報を出力すると判断さ
    れた場合に、前記遷移情報を出力する遷移情報出力手段
    と、 を備えることを特徴とするウェブサイト評価システム。
  2. 【請求項2】 前記出力条件格納手段に格納された出力
    条件は、あらかじめ定められた前記各ウェブページの遷
    移を基準遷移とした場合に、前記基準遷移と前記遷移履
    歴との乖離率によって規定されることを特徴とする請求
    項1に記載のウェブサイト評価システム。
  3. 【請求項3】 複数のウェブページから構成されるウェ
    ブサイトを評価するウェブサイト評価方法であって、 前記各ウェブページへのアクセス履歴をログ情報として
    入力するログ情報入力ステップと、 前記各ウェブページの遷移に関する遷移情報を出力する
    出力条件を出力条件格納手段に格納する出力条件格納ス
    テップと、 前記ログ情報入力ステップにおいて入力されたログ情報
    に基づいて前記各ウェブページの遷移履歴を求め、求め
    られた前記遷移履歴と前記出力条件格納手段に格納され
    た出力条件とに基づいて、前記遷移情報を出力するか否
    かを判断する判断ステップと、 前記判断ステップにおいて前記遷移情報を出力すると判
    断された場合に、前記遷移情報を出力する遷移情報出力
    ステップと、 を備えることを特徴とするウェブサイト評価方法。
  4. 【請求項4】 前記出力条件格納手段に格納される出力
    条件は、あらかじめ定められた前記各ウェブページの遷
    移を基準遷移とした場合に、前記基準遷移と前記遷移履
    歴との乖離率によって規定されることを特徴とする請求
    項3に記載のウェブサイト評価方法。
  5. 【請求項5】 複数のウェブページから構成されるウェ
    ブサイトを評価する処理を記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体であって、 前記各ウェブページへのアクセス履歴をログ情報として
    入力するログ情報入力処理と、 前記各ウェブページの遷移に関する遷移情報を出力する
    出力条件を格納する出力条件格納処理と、 前記ログ情報入力処理において入力されたログ情報に基
    づいて前記各ウェブページの遷移履歴を求め、求められ
    た前記遷移履歴と前記出力条件格納処理において格納さ
    れた出力条件とに基づいて、前記遷移情報を出力するか
    否かを判断する判断処理と、 前記判断処理において前記遷移情報を出力すると判断さ
    れた場合に、前記遷移情報を出力する遷移情報出力処理
    と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    ていることを特徴とする記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記出力条件格納処理において格納され
    る出力条件は、あらかじめ定められた前記各ウェブペー
    ジの遷移を基準遷移とした場合に、前記基準遷移と前記
    遷移履歴との乖離率によって規定されることを特徴とす
    る請求項5に記載の記録媒体。
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