JP2002112067A - 同期信号発生回路 - Google Patents

同期信号発生回路

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JP2002112067A
JP2002112067A JP2000295901A JP2000295901A JP2002112067A JP 2002112067 A JP2002112067 A JP 2002112067A JP 2000295901 A JP2000295901 A JP 2000295901A JP 2000295901 A JP2000295901 A JP 2000295901A JP 2002112067 A JP2002112067 A JP 2002112067A
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JP2000295901A
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Inventor
Shinji Hotta
真司 堀田
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Renesas Micro Systems Co Ltd
Original Assignee
Renesas Micro Systems Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/04Synchronising
    • H04N5/12Devices in which the synchronising signals are only operative if a phase difference occurs between synchronising and synchronised scanning devices, e.g. flywheel synchronising
    • H04N5/123Devices in which the synchronising signals are only operative if a phase difference occurs between synchronising and synchronised scanning devices, e.g. flywheel synchronising whereby the synchronisation signal directly commands a frequency generator
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/12Synchronisation between the display unit and other units, e.g. other display units, video-disc players
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N5/12Devices in which the synchronising signals are only operative if a phase difference occurs between synchronising and synchronised scanning devices, e.g. flywheel synchronising
    • H04N5/126Devices in which the synchronising signals are only operative if a phase difference occurs between synchronising and synchronised scanning devices, e.g. flywheel synchronising whereby the synchronisation signal indirectly commands a frequency generator

Abstract

(57)【要約】 【課題】各水平ライン毎に外部水平同期信号に同期する
よう補正された内部水平同期信号を元にして内部垂直同
期信号を生成し、外部垂直同期信号と内部垂直同期信号
との位相誤差が極めて小さい同期信号発生回路を提供す
る。 【解決手段】水平誤差検出回路3は、内部水平カウンタ
値Nihと外部水平カウンタ値Nohとの差が所定値よ
りも大きい場合、水平誤差検出回路3から出力される内
部水平カウンタ制御信号Shを活性化し、内部水平カウ
ンタ値Nihと外部水平カウンタ値Nohとの位相差が
0となるように各水平ライン毎に内部水平カウンタ5を
制御し、同様に垂直誤差検出回路4は、内部垂直カウン
タ値Nivと外部垂直カウンタ値Novとの位相差が所
定値より大きい場合、この位相差が所定値以下となるよ
うに内部垂直カウンタ6を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同期信号発生回路に
関し、特に同期信号の生成に関連する外部クロック信号
と内部クロック信号との位相ずれや、外部クロック信号
のジッタにより生じる内部水平同期信号と外部水平同期
信号間の位相ずれ、および内部垂直同期信号と外部垂直
同期信号間の位相ずれを補正し、外部水平同期信号と外
部垂直同期信号に内部水平同期信号と内部垂直同期信号
をそれぞれ位相同期させることが可能な同期信号発生回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】最近パーソナルコンピュータなどを含む
映像処理装置は、外部から入力する映像信号をCRTな
どの表示装置に表示するだけでなく、映像処理装置内部
で生成あるいは格納している外部からの映像信号と異な
る規格の映像信号を映像処理装置を構成する表示装置に
表示することが一般的である。
【0003】映像処理装置の外部端子から入力する外部
同期信号と映像処理装置で使用する内部同期信号とは非
同期の信号であり、外部から映像信号が入力した場合、
外部同期信号と内部同期信号との間で位相を同期させる
ための同期信号発生回路が必要である。このような同期
信号発生回路の従来技術が、特開平7−87461号公
報に記載されている。
【0004】上記公報記載の同期信号発生回路は、外部
同期信号と内部同期信号との位相差が所定値以内であれ
ば、内部同期信号を外部同期信号に同期させずフリーラ
ン状態で発生し、所定値を越えた場合はフィールド毎に
内部同期信号を外部同期信号に強制的に同期させ、入力
映像信号をこれと規格が異なり非同期の出力映像信号に
変換している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】最近の映像処理装置
は、表示装置に表示する画像の高精度化に伴い内部同期
信号を外部同期信号に高精度に同期させる必要がある。
さらに、映像信号の多機能化に伴い内部同期信号を自由
に制御することが重要となってきている。
【0006】上記公報記載の同期信号発生回路は、外部
同期信号と内部同期信号との位相差が所定値を越えた場
合はフィールド毎に内部同期信号を外部同期信号に同期
させるように動作し、かつフィールド内で発生した外部
同期信号と内部同期信号との位相誤差を次のフィールド
で影響が出ないように補正している。
【0007】しかしながら各水平ライン毎には補正して
おらず、フィールド内では各水平ライン毎の外部同期信
号と内部同期信号との位相誤差が蓄積するという問題が
あり、上記公報記載の同期信号発生回路を高精度の画像
を表示しなければならない映像処理装置に使用すること
は困難である。
【0008】このため本発明の目的は、外部同期信号と
内部同期信号との位相差が所定値以内であれば、内部同
期信号を外部同期信号に同期させずフリーラン状態で発
生し、所定値を越えた場合は各水平ライン毎に内部同期
信号を外部同期信号に強制的に同期させることにより、
外部水平同期信号と内部水平同期信号との位相誤差が極
めて小さい同期信号発生回路を提供することにある。
【0009】これにより、高精度の画像を表示しなけれ
ばならない映像処理装置にも本発明の同期信号発生回路
を用いることができる。
【0010】また本発明の目的は、各水平ライン毎に外
部水平同期信号に同期するよう補正された内部水平同期
信号を元にして内部垂直同期信号を生成し、外部垂直同
期信号と内部垂直同期信号との位相誤差が極めて小さい
同期信号発生回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明による
同期信号発生回路は、画像の水平ラインを構成する各ピ
クセルデータに対応して入力する外部クロック信号をカ
ウントして生成されたカウント値である外部水平カウン
タ値と、水平走査期間の所定タイミングで外部垂直カウ
ント信号とを出力する外部水平カウンタと、外部垂直同
期信号により初期化され、前記外部垂直カウント信号を
カウントして生成されたカウンタ値である外部垂直カウ
ンタ値を出力する外部垂直カウンタと、前記各ピクセル
データに対応して入力する内部クロック信号をカウント
して生成されたカウント値である内部水平カウンタ値
と、前記水平走査期間の所定タイミングで内部垂直カウ
ント信号を出力する内部水平カウンタと、前記内部垂直
カウント信号をカウントして生成されたカウンタ値であ
る内部垂直カウンタ値を出力する内部垂直カウンタと、
前記外部水平カウンタ値と前記内部水平カウンタ値との
第1の差分値を算出し、前記第1の差分値の絶対値が第
1の所定値よりも大きい場合は、前記第1の差分値の絶
対値が前記第1の所定値以下となるように前記内部水平
カウンタに対して水平カウンタ制御信号を出力し、前記
第1の差分値の絶対値が前記第1の所定値以下である場
合は、前記内部水平カウンタのカウント動作を変えない
ように前記水平カウンタ制御信号を出力する水平誤差検
出回路と、前記外部垂直カウンタ値と前記内部垂直カウ
ンタ値との第2の差分値を算出し、前記第2の差分値の
絶対値が第2の所定値よりも大きい場合は、前記第2の
差分値の絶対値が前記第2の所定値以下となるように前
記内部垂直カウンタに対して垂直カウンタ制御信号を出
力し、前記第2の差分値の絶対値が前記第2の所定値以
下である場合は、前記内部垂直カウンタのカウント動作
を変えないように前記垂直カウンタ制御信号を出力する
垂直誤差検出回路とを備え、前記外部水平カウンタ値と
前記外部垂直カウンタ値は、それぞれ前記外部水平同期
信号および前記外部垂直同期信号により初期化され、前
記内部水平カウンタと前記内部垂直カウンタは、それぞ
れ前記内部水平カウンタ値に同期し内部回路に供給する
内部水平同期信号と、前記内部垂直カウンタ値に同期し
前記内部回路に供給する内部垂直同期信号とを生成し、
前記外部水平同期信号と前記内部水平同期信号との位相
差および前記外部垂直同期信号と前記内部垂直同期信号
との位相差がそれぞれ設定値以内であることを特徴とし
ている。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の同期信号発生回路の第1の
実施の形態を示すブロック図であり、本発明の同期信号
発生回路は、画像の各水平ラインを構成する各ピクセル
データに対応して入力する外部クロック信号Cloを、
各水平ラインの右端まで順次カウントアップして生成し
た外部水平カウンタ値Nohと、外部垂直カウントアッ
プ信号CUovとを出力する外部水平カウンタ1と、外
部垂直カウントアップ信号CUovを画面を構成する垂
直方向のライン数すなわち垂直方向ライン数までカウン
トアップして生成した外部垂直カウント値Novを出力
する外部垂直カウンタ2とを備える。
【0014】また本発明の第1の実施の形態による同期
信号発生回路は、内部水平カウンタ値Nihと外部水平
カウンタ値Nohとの差が所定値よりも小さい場合は、
内部クロック信号Cliを各水平ラインの右端まで順次
カウントアップして生成した内部水平カウンタ値Nih
と、この内部水平カウンタ値Nihに同期して生成した
内部水平同期信号Hisyncと、内部垂直カウントア
ップ信号CUivとを出力し、内部水平カウンタ値Ni
hと外部水平カウンタ値Nohとの差が所定値よりも大
きい場合は、水平カウンタ制御信号Shにより、内部ク
ロック信号Cliに同期したカウント動作を停止、ある
いはカウント値をジャンプする内部水平カウンタ5と、
内部垂直カウンタ値Nivと外部垂直カウンタ値Nov
との差が所定値よりも小さい場合は、内部クロック信号
Cliを垂直方向ライン数まで順次カウントアップして
生成した内部垂直カウンタ値Nivと、この内部垂直カ
ウンタ値Nivに同期して生成した内部垂直同期信号V
isyncとを出力し、内部垂直カウンタ値Nivと外
部垂直カウンタ値Novとの差が所定値よりも大きい場
合は、垂直カウンタ制御信号Svにより、内部クロック
信号Cliに同期したカウント動作を停止、あるいはカ
ウント値をジャンプする内部垂直カウンタ6とを備えて
いる。
【0015】さらに本発明の第1の実施の形態による同
期信号発生回路は、内部垂直カウンタ値Nivを監視し
この値が垂直カウンタチェック値Kvに等しくなった場
合あるいは垂直カウンタチェック値Kv以上になった場
合、外部垂直カウンタ値Novと内部垂直カウンタ値N
ivとを比較し、内部垂直カウンタ値Nivに対する補
正が必要な場合には内部垂直カウンタ6へカウンタ停止
信号、あるいはカウンタジャンプ信号を含む内部垂直カ
ウンタ制御信号Svを出力する垂直誤差検出回路4と、
内部水平カウンタ値Nihを監視しこの値が水平カウン
タチェック値Khに等しくなった場合あるいは水平カウ
ンタチェック値Kh以上になった場合、、外部水平カウ
ンタ値Nohと内部水平カウンタ値Nihとを比較し、
内部水平カウンタ値Nihに対する補正が必要な場合に
は内部水平カウンタ5へカウンタ停止信号、あるいはカ
ウンタジャンプ信号を含む内部水平カウンタ制御信号S
hを出力する水平誤差検出回路3とを備えている。
【0016】次に、図1に示す本発明の第1の実施の形
態による同期信号発生回路の動作について図面を参照し
て説明する。
【0017】外部水平カウンタ1は、外部水平同期信号
Hosyncを検出すると外部水平カウンタ値Nohを
初期化し、この初期化した外部水平カウンタ値Nohか
ら外部クロック信号Cloを、各水平ラインの右端まで
順次外部水平同期信号Hosyncが再度検出されるま
でカウントアップする。そして外部水平同期信号Hos
yncが検出されると外部水平カウンタ値Nohは初期
化され、外部水平カウンタ1は同様なカウントアップ動
作を繰り返す。また外部水平カウンタ1は1周期に1
回、外部垂直カウントアップ信号CUovを外部垂直カ
ウンタ2に出力する。
【0018】次に外部垂直カウンタ2は、外部垂直同期
信号Vosyncおよび外部水平同期信号Hosync
を検出すると外部垂直カウンタ値Novを初期化し、こ
の初期化した外部垂直カウンタ値Novから順に外部垂
直カウントアップ信号CUovを垂直方向ライン数分カ
ウントアップして生成した外部垂直カウント値Novを
垂直誤差検出回路4に出力する一方内部水平カウンタ5
は、内部水平カウンタ5の出力信号である内部水平カウ
ンタ値Nihと、外部水平カウンタ1から出力される外
部水平カウンタ値Nohとの差が所定値よりも小さい場
合は、一定周期で内部クロック信号Cliを各水平ライ
ンの右端まで順次カウントアップして生成した内部水平
カウンタ値Nihを水平誤差検出回路3に出力し、内部
回路(記載せず)を動作させるための水平同期信号であ
り内部水平カウンタ値Nihに同期して生成した内部水
平同期信号Hisyncを内部回路に出力する。そして
1周期に1回、内部垂直カウントアップ信号CUivを
内部垂直カウンタ6に出力する。内部水平カウンタ5
は、各水平ラインの右端まで順次カウントアップすると
初期化され、上記の動作を繰り返す。
【0019】また内部垂直カウンタ6も同様に、内部垂
直カウンタ6の出力信号である内部垂直カウンタ値Ni
vと外部垂直カウンタ値Novとの差が所定値よりも小
さい場合は、一定周期で内部クロック信号Cliを垂直
方向ライン数まで順次カウントアップして生成した内部
垂直カウンタ値Nivを垂直誤差検出回路4に出力し、
内部回路を動作させるための垂直同期信号であり内部垂
直カウンタ値Nivに同期して生成した内部垂直同期信
号Visyncを内部回路に出力する。内部垂直カウン
タ6は、垂直方向ライン数まで順次カウントアップする
と初期化され、上記の動作を繰り返す。
【0020】また垂直誤差検出回路4は、内部垂直カウ
ンタ値Nivと外部垂直カウンタ値Novとの差が所定
値よりも小さい場合、垂直誤差検出回路4から出力する
内部垂直カウンタ制御信号Svを非活性化する。すなわ
ち、内部垂直カウンタ6に対するカウント動作の停止あ
るいはカウントジャンプなどの制御は行わない。
【0021】反対に内部垂直カウンタ値Nivと外部垂
直カウンタ値Novとの差が所定値よりも大きい場合、
垂直誤差検出回路4から出力する内部垂直カウンタ制御
信号Svを活性化し、内部垂直カウンタ値Nivと外部
垂直カウンタ値Novとが所定値内の位相となるよう
に、内部垂直カウンタ6を制御する。
【0022】同様に水平誤差検出回路3は、内部水平カ
ウンタ値Nihと外部水平カウンタ値Nohとの差が所
定値よりも小さい場合、水平誤差検出回路3から出力す
る内部水平カウンタ制御信号Shを非活性化する。すな
わち、内部水平カウンタ5に対するカウント動作の停止
あるいはカウントジャンプなどの制御は行わない。
【0023】反対に内部水平カウンタ値Nihと外部水
平カウンタ値Nohとの差が所定値よりも大きい場合、
水平誤差検出回路3から出力する内部水平カウンタ制御
信号Shを活性化し、内部水平カウンタ値Nihと外部
水平カウンタ値Nohとが所定値内の位相となるよう
に、内部水平カウンタ5を制御する。
【0024】次に図2に示す水平誤差検出回路3の動作
を表すフローチャートを参照して、水平誤差検出回路3
の基本動作について説明する。
【0025】ステップS1で内部水平カウンタ値Nih
が、水平カウンタチェック値Kh以上であるかまたは等
しいか否かを判定し、内部水平カウンタ値Nihが水平
カウンタチェック値Khよりも小さいと判定された場合
は、ステップS3で水平誤差検出回路3は、内部水平カ
ウンタ制御信号Shを非活性化する。すなわち、内部水
平カウンタ5に対する制御は行わない。
【0026】一方ステップS1で内部水平カウンタ値N
ihが、水平カウンタチェック値Kh以上であるかまた
は等しいと判定された場合、すなわち内部水平カウンタ
値Nihが水平カウンタチェック値Khと一致した場
合、または内部水平カウンタ値Nihが、水平カウンタ
チェック値Kh以上である場合、ステップS2におい
て、内部水平カウンタ値Nihから外部水平カウンタ値
Nohを減算し、この減算結果を判定して次のステップ
S3〜ステップS5の処理を行う。
【0027】ステップS2で算出された差分の絶対値
が、所定値例えば0以下である場合は、ステップS3で
水平誤差検出回路3は、内部水平カウンタ制御信号Sh
を非活性化する。
【0028】次にステップS2において、差分が正でか
つ所定値よりも大きい(例えば所定値が0の場合、差分
が1,2,・・・の場合に相当する)場合は、ステップ
S4で差分の絶対値が所定値以下となるように内部水平
カウンタ5のカウント動作を停止する。
【0029】さらにステップS2において、差分が負で
かつ差分の絶対値が所定値よりも大きい(例えば所定値
が0の場合、差分が−1,−2,・・・の場合に相当す
る)場合は、ステップS4で差分の絶対値が所定値以下
となるように内部水平カウンタ5のカウント値をジャン
プさせる。
【0030】なお上記においては水平誤差検出回路3の
基本動作について説明したが、垂直誤差検出回路4につ
いても、上記の外部水平カウンタ値Nohが外部垂直カ
ウンタ値Novに、内部水平カウンタ値Nihが内部垂
直カウンタ値Nivに、水平カウンタチェック値Khが
垂直カウンタチェック値Kvに、内部水平カウンタ制御
信号Shが内部垂直カウンタ制御信号Svに変更される
だけで、上記に説明した水平誤差検出回路3の基本動作
と同様である。
【0031】次に図3に示すタイミングチャートを参照
して、図1の水平誤差検出回路3と内部水平カウンタ5
の動作について説明する。
【0032】図3(a)は、内部水平カウンタ5から出
力される内部水平カウント値Nihが、外部水平カウン
タ1から出力される外部水平カウント値Nohよりも、
カウント値が2だけ進んでいる場合を示し、ここでnは
整数を表す。
【0033】水平誤差検出回路3は、内部水平カウンタ
値Nihを常時監視し、時刻t3で内部水平カウンタ値
Nihが水平カウンタチェック値Khで指定された値n
になると、内部水平カウンタ値Nihから外部水平カウ
ンタ値Nohを減算し、減算した差分値と所定値(ここ
では0とする)との大小関係について判定する。
【0034】この場合差分値が2であり所定値よりも大
きいため、内部水平カウンタ5からの内部水平カウント
値Nihが外部水平カウンタ1からの外部水平カウント
値Nohよりも進んでいると判定し、水平誤差検出回路
3は、内部水平カウンタ5に対して水平カウンタ制御信
号Shにより、時刻t3〜t5の間カウントアップ動作
を停止するように制御する。これにより時刻t5では、
内部水平カウンタ値Nihと外部水平カウンタ値Noh
は共にnとなり同位相に揃う。
【0035】次に図3(b)について説明すると、図3
(b)は図3(a)と逆に内部水平カウンタ5から出力
される内部水平カウント値Nihが、外部水平カウンタ
1から出力される外部水平カウント値Nohよりも、カ
ウント値が2だけ遅れている場合を示している。
【0036】水平誤差検出回路3は、時刻t3で内部水
平カウンタ値Nihが水平カウンタチェック値Khで指
定された値nになると、内部水平カウンタ値Nihから
外部水平カウンタ値Nohを減算した差分値が所定値よ
りも小さいと判定し、内部水平カウンタ5からの内部水
平カウント値Nihが外部水平カウンタ1からの外部水
平カウント値Nohよりも遅れていると判定する。
【0037】そして水平誤差検出回路3は、内部水平カ
ウンタ5に対して水平カウント制御信号Shにより、時
刻t3で差分値である2だけ内部水平カウンタ値Nih
をジャンプして進めるように制御する。これにより時刻
t4では、内部水平カウンタ値Nihと外部水平カウン
タ値Nohは共にn+3となり同位相に揃う。
【0038】次に図3(c)について説明すると、図3
(c)は内部水平カウント値Nihが外部水平カウント
値Nohと同位相の場合であり、水平誤差検出回路3
は、時刻t3で内部カウンタ値Nihが水平カウンタチ
ェック値Khで指定された値nになると、内部水平カウ
ンタ値Nihから外部水平カウンタ値Nohを減算した
差分値が0のため所定値と等しいと判定し、水平カウン
タ制御信号Shを非活性のままとする。
【0039】そして内部水平カウンタ値Nihと外部水
平カウンタ値Nohが初期化され、初期値からカウント
アップされて内部水平カウンタ値Nihが水平カウンタ
チェック値Khで指定された値nになると、図2のステ
ップS2で説明したように再び内部水平カウンタ値Ni
hから外部水平カウンタ値Nohを減算し、減算した差
分値と所定値との大小関係について判定するという動作
を繰り返す。
【0040】次に垂直誤差検出回路4の動作について説
明すると、垂直誤差検出回路4は上記に説明した水平誤
差検出回路3の動作と基本的に同様であり、垂直誤差検
出回路4は、内部垂直カウンタ値Nivを常時監視し、
内部垂直カウンタ値Nivが垂直カウンタチェック値K
vで指定された値になると、内部垂直カウンタ値Niv
から外部垂直カウンタ値Novを減算し、減算した差分
値と所定値との大小関係について判定する。
【0041】そしてこの差分値により、垂直カウンタ制
御信号Svを活性化および非活性化し、垂直カウンタ制
御信号Svを活性化した場合は内部垂直カウンタ6に対
してカウント動作を停止、ジャンプあるいはそのまま継
続するように制御する。
【0042】内部水平カウンタ5と内部垂直カウンタ6
は、それぞれ内部水平カウンタ値Nihと外部水平カウ
ンタ値Noh、および内部垂直カウンタ値Nivと外部
垂直カウンタ値Novの各位相がそれぞれ揃った状態
で、内部水平カウンタ値Nihと内部垂直カウンタ値N
ivから、それぞれ内部回路を動作させるための水平同
期信号である内部水平同期信号Hisyncと、内部回
路を動作させるための垂直同期信号である内部垂直同期
信号Visyncとを内部回路にそれぞれ出力する。
【0043】次に図4(a)、(b)を参照して、内部
水平カウンタ5と内部垂直カウンタ6がそれぞれ内部水
平カウンタ値Nihから内部水平同期信号Hisync
を生成し、内部垂直カウンタ値Nivから内部垂直同期
信号Visyncを生成する処理について説明する。
【0044】図4(a)で水平期間は、水平表示領域T
1と水平フロントポーチHFPと、水平同期信号幅HS
YNCWと、水平バックポーチHBPの各期間からな
る。水平表示領域T1は、画面表示領域の水平走査期間
に相当し、水平フロントポーチHFPは、画面表示領域
の右端から水平同期信号幅HSYNCWの左端までの走
査期間に相当し、水平同期信号幅HSYNCWは非表示
領域の右端から非表示領域の左端に帰還する期間に相当
し、水平バックポーチHFPは、画面非表示領域の左端
から表示領域の左端までの走査期間に相当する。そして
図示するように、これらの期間を内部水平カウンタ値N
ihに同期して生成する。
【0045】図4(b)で垂直期間は、第1フィールド
(または奇数フィールド)と第2フィールド(または偶
数フィールド)からなり、第1フィールドは第1垂直表
示領域と第1垂直フロントポーチVFP1と、垂直同期
信号幅VSYNCW1と、垂直バックポーチVBP1の
各期間からなる。
【0046】第1垂直表示領域は、第1フィールド表示
領域の垂直走査期間に相当し、第1垂直フロントポーチ
VFP1は、第1フィールド表示領域下端から垂直同期
信号幅VSYNCW1の上端までの走査期間に相当し、
垂直同期信号幅VSYNCW1は非表示領域の下端から
非表示領域の下端に帰還する期間に相当し、垂直バック
ポーチVBP1は、画面非表示領域の下端から表示領域
の上端までの走査期間に相当する。そして図示するよう
に、これらの期間を内部垂直カウンタ値Nivに同期し
て生成する。
【0047】また第2フィールドについては説明を省略
するが、第1フィールドと同様である。
【0048】次に図5,6を参照して、従来技術による
同期信号発生回路に対して本発明による同期信号発生回
路が、外部水平同期信号と内部水平同期信号との位相誤
差、および外部垂直同期信号と内部垂直同期信号との位
相誤差が極めて小さいことの説明を行う。
【0049】図5は従来技術による同期信号発生回路に
より生成された内部水平同期信号Hisyncと内部垂
直同期信号Visyncが、外部水平同期信号Hosy
ncと外部垂直同期信号Vosyncに対してそれぞれ
位相がずれていく様子を表している。
【0050】従来技術による同期信号発生回路は、各水
平ライン毎に内部水平同期信号Hisyncと外部水平
同期信号Hosyncとの位相同期を行っておらず、図
に示すように内部水平同期信号Hisyncは外部水平
同期信号Hosyncに対して、各水平ライン毎に位相
誤差が蓄積する。従って、内部水平同期信号Hisyn
cを基にして生成した内部垂直同期信号Visync
も、外部垂直同期信号Vosyncに対して同様の累積
した位相誤差が発生する。
【0051】一方図6は、本発明による同期信号発生回
路により生成された内部水平同期信号Hisyncと内
部垂直同期信号Visyncが、外部水平同期信号Ho
syncと外部垂直同期信号Vosyncに対してそれ
ぞれ位相がずれていく様子を表している。
【0052】図6からわかるように、本発明による同期
信号発生回路は、各水平ライン毎に内部水平同期信号H
isyncと外部水平同期信号Hosyncとの位相同
期を行っており、内部水平同期信号Hisyncは外部
水平同期信号Hosyncに対して位相誤差が蓄積しな
い。
【0053】また内部水平同期信号Hisyncを基に
して生成した内部垂直同期信号Visyncも、外部垂
直同期信号Vosyncに対して位相誤差が累積しな
い。
【0054】従って本発明による同期信号発生回路は、
外部水平同期信号と内部水平同期信号との位相誤差、お
よび外部垂直同期信号と内部垂直同期信号との位相誤差
が極めて小さいという特徴がある。
【0055】次に図7を参照して、本発明の同期信号発
生回路の第2の実施の形態について説明する。図7は本
発明の同期信号発生回路の第2の実施の形態を示すブロ
ック図であり、図1と共通の構成要素には共通の参照文
字/数字を付してある。
【0056】図7に示す同期信号発生回路は、カウント
アップ信号制御回路71を設けている点が図1に示す第
1の実施の形態による同期信号発生回路と異なってい
る。
【0057】カウントアップ信号制御回路71は、垂直
カウンタ制御信号Svで直接内部垂直カウンタ6に制御
信号を出力する代わりに、垂直カウンタ制御信号Svを
用いて内部垂直カウントアップ信号CUiv’を停止及
び連続出力し、内部垂直カウンタ6からの内部垂直カウ
ンタ値Nivに対して補正を行う。
【0058】内部垂直カウンタ6のカウント動作を停止
する場合は、内部垂直カウントアップ信号CUivをカ
ウントアップ信号制御回路71で停止し、内部垂直カウ
ントアップ信号CUiv’には出力しないようにし、内
部垂直カウンタ値Nivをジャンプする場合には目的の
値になるまで、内部垂直カウントアップ信号CUiv’
を連続出力する。本実施の形態による同期信号発生回路
は、内部垂直カウンタ6の回路構成が簡素化するという
効果がある。
【0059】次に図8を参照して、本発明の同期信号発
生回路の第3の実施の形態について説明する。図8は本
発明の同期信号発生回路の第3の実施の形態を示すブロ
ック図であり、図1と共通の構成要素には共通の参照文
字/数字を付してある。
【0060】図8に示す同期信号発生回路は、図1に示
す同期信号発生回路における水平誤差検出回路3と垂直
誤差検出回路4の回路機能を、図8に示す誤差検出回路
83で行うようにしている。そして図1に示す同期信号
発生回路の回路構成要素に対して、セレクト回路81,
83とセレクト制御回路84とを設けている。
【0061】セレクト回路81は、外部垂直カウンタ値
Novおよび垂直カウンタチェック値Kvと、外部水平
カウンタ値Nohおよび水平カウンタチェック値Khと
のいずれかを選択し、外部垂直カウンタ値Novあるい
は外部水平カウンタ値Nohのいずれかに対応する外部
カウンタ値Noと、垂直カウンタチェック値Kvあるい
は水平カウンタチェック値Khのいずれかに対応するカ
ウンタチェック値Kを誤差検出回路83に出力する。
【0062】またセレクト回路82は、カウンタ制御信
号Sを構成する垂直カウンタ制御信号Svと水平カウン
タ制御信号Shから、垂直カウンタ制御信号Svまたは
水平カウンタ制御信号Shを選択してそれぞれ内部垂直
カウンタ6または内部水平カウンタ5に出力する。
【0063】セレクト制御回路84は、内部垂直カウン
タ6から出力される内部垂直カウンタ値Nivと内部水
平カウンタ5から出力される内部水平カウンタ値Nih
を常時監視し、内部水平カウンタ値Nihと外部水平カ
ウンタ値Nohとの位相差および内部垂直カウンタ値N
ivと外部垂直カウンタ値Novとの位相差のいずれを
検出するかによりセレクト信号Selを制御し、このセ
レクト信号Selに対応して、内部垂直カウンタ値Ni
vと内部水平カウンタ値Nihのいずれかに対応する内
部カウンタ値Niを誤差検出回路83に出力する。
【0064】例えば内部水平カウンタ値Nihと外部水
平カウンタ値Nohとの位相差を検出する場合は、内部
水平カウンタ値Nihを内部カウンタ値Niとして誤差
検出回路83に出力する。
【0065】また内部垂直カウンタ6を外部垂直カウン
タ62に追従させ、内部水平カウンタ5を外部水平カウ
ンタ1に追従させる方法については、図1に示す同期信
号発生回路と基本的に同様である。
【0066】制御方法としては、はじめに内部水平カウ
ンタ5を外部水平カウンタ1に追従させ、次に内部垂直
カウンタ6を外部垂直カウンタ2に追従させる。その
後、誤差検出回路83は内部水平カウンタ5からの内部
水平カウンタ値Nihを主として監視し、図4(a)に
示す水平期間を1周期として数周期に1回の割合で内部
垂直カウンタ6からの内部垂直カウンタ値Nivを監視
する。内部水平カウンタ値Nihと内部垂直カウンタ値
Nivを監視する頻度の割合は、水平/垂直カウンタチ
ェック比αで設定する。本実施の形態は、制御方法が若
干複雑になるものの同期信号発生回路全体としての回路
規模を小さくすることが可能である。
【0067】次に図9を参照して、本発明の同期信号発
生回路の第4の実施の形態について説明する。図9は本
発明の同期信号発生回路の第4の実施の形態を示すブロ
ック図であり、図8と共通の構成要素には共通の参照文
字/数字を付してある。
【0068】図9に示す同期信号発生回路は、図8に示
す同期信号発生回路に図7に示すカウントアップ信号制
御回路71を設けた回路構成であり、図8に示す同期信
号発生回路よりさらに回路規模を小さくすることができ
る。
【0069】次に図10を参照して、本発明の同期信号
発生回路の第5の実施の形態について説明する。図10
は本発明の同期信号発生回路の第5の実施の形態を示す
ブロック図であり、図1と共通の構成要素には共通の参
照文字/数字を付してある。
【0070】図10に示す同期信号発生回路は、図1に
示す同期信号発生回路に、外部垂直カウンタ値Novを
一定値だけ遅延させる垂直遅延調整回路101と、外部
水平カウンタ値Nohを一定値だけ遅延させる水平遅延
調整回路102とを設けている。
【0071】内部水平同期信号Hisyncと内部垂直
同期信号Visyncとにより動作する内部回路の処理
が重く、処理を実行するのに数クロック消費する場合、
垂直遅延調整回路101と水平遅延調整回路102とに
より、外部垂直カウンタ値Novと外部水平カウンタ値
Nohとを内部回路の処理クロック数に合わせて遅延さ
せることにより、内部水平同期信号Hisyncを外部
水平同期信号Hosyncに対して位相差が0となるよ
うに同期させ、内部垂直同期信号Visyncを外部垂
直同期信号Vosyncに対して位相差が0となるよう
に同期させ、これらの内部水平同期信号Hisyncと
内部垂直同期信号Visyncを用いて、内部回路を安
定して動作させることができる。
【0072】さらに垂直遅延調整回路101と水平遅延
調整回路102とで遅延値を種々に設定することで、様
々なタイミングの内部水平同期信号Hisyncと内部
垂直同期信号Visyncを生成でき、映像信号の多機
能化に伴う内部同期信号を自由に制御することが可能で
ある。
【0073】なお上記の説明において、垂直遅延調整回
路101と水平遅延調整回路102とを独立して設けた
が、これら2つの遅延調整回路を1つの回路ブロックと
して構成しても良いし、垂直遅延調整回路101を垂直
誤差検出回路4に内蔵し、水平遅延調整回路102を水
平誤差検出回路3に内蔵するように構成しても良い。
【0074】すなわち様々な回路構成が考えられ、要は
上記に説明したように、外部垂直カウンタ値Novと外
部水平カウンタ値Nohとをそれぞれ所定時間遅延さ
せ、垂直誤差検出回路4と水平誤差検出回路3で処理す
るようであれば回路構成は任意であっても良い。
【0075】また上記において、外部水平カウンタ1、
外部垂直カウンタ2、内部水平カウンタ5、内部垂直カ
ウンタ6はカウントアップ動作をするとして説明した
が、カウントダウンの動作をしても本発明は同様に適用
することができる。
【0076】また図3において水平誤差検出回路3は、
内部水平カウンタ値Nihが水平カウンタチェック値K
hで指定された値nになると、差分値と所定値との大小
関係について判定するとして説明したが、水平カウンタ
チェック値Khで指定された値n以上の値(n、n+
1、・・・)で差分値と所定値との大小関係について判
定するように動作しても良い。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による同期
信号発生回路は、各水平ライン毎に内部水平同期信号と
外部水平同期信号との位相同期を行っており、内部水平
同期信号は外部水平同期信号に対してフィールド内ある
いはフレーム内で位相誤差が蓄積しないので、高精度で
内部水平同期信号を外部水平同期信号に対して位相同期
することができる。
【0078】同様に内部水平同期信号を基にして生成し
た内部垂直同期信号も、外部垂直同期信号に対して位相
誤差が累積しないので、外部垂直同期信号と内部垂直同
期信号との位相誤差を極めて小さくすることができる。
【0079】さらに、垂直遅延調整回路と水平遅延調整
回路とにより、外部垂直カウンタ値と外部水平カウンタ
値とを内部回路の処理クロック数に合わせて遅延させる
ことにより、内部水平同期信号を外部水平同期信号に対
して位相差が0となるように同期させ、かつ内部垂直同
期信号を外部垂直同期信号に対して位相差が0となるよ
うに同期させ、これらの内部水平同期信号と内部垂直同
期信号を用いて、内部回路を安定して動作させることが
できる。
【0080】また垂直遅延調整回路と垂直遅延調整回路
で遅延値を種々に設定することで、様々なタイミングの
内部水平同期信号と内部垂直同期信号を生成でき、映像
信号の多機能化に伴う内部同期信号を自由に制御するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同期信号発生回路の第1の実施の形態
を示すブロック図である。
【図2】図1の同期信号発生回路を構成する水平誤差検
出回路3の動作を表すフローチャートである。
【図3】図1に示す水平誤差検出回路3と内部水平カウ
ンタ5の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図4】内部水平カウンタ5と内部垂直カウンタ6の動
作を説明するためのタイミングチャートである。
【図5】従来技術による同期信号発生回路により生成さ
れた内部水平同期信号Hisyncおよび内部垂直同期
信号Visyncと、外部水平同期信号Hosyncお
よび外部垂直同期信号Vosyncとの関係を表すタイ
ミングチャートである。
【図6】本発明による同期信号発生回路により生成され
た内部水平同期信号Hisyncおよび内部垂直同期信
号Visyncと、外部水平同期信号Hosyncおよ
び外部垂直同期信号Vosyncとの関係を表すタイミ
ングチャートである。
【図7】本発明の同期信号発生回路の第2の実施の形態
を示すブロック図である。
【図8】本発明の同期信号発生回路の第3の実施の形態
を示すブロック図である。
【図9】本発明の同期信号発生回路の第4の実施の形態
を示すブロック図である。
【図10】本発明の同期信号発生回路の第5の実施の形
態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 外部水平カウンタ 2 外部垂直カウンタ 3 水平誤差検出回路 4 垂直誤差検出回路 5 内部水平カウンタ 6 内部垂直カウンタ 71 カウントアップ信号制御回路 81,82 セレクト回路 83 誤差検出回路 84 セレクト制御回路 101 垂直遅延調整回路 102 水平遅延調整回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の水平ラインを構成する各ピクセル
    データに対応して入力する外部クロック信号をカウント
    して生成されたカウント値である外部水平カウンタ値
    と、水平走査期間の所定タイミングで外部垂直カウント
    信号とを出力する外部水平カウンタと、 外部垂直同期信号により初期化され、前記外部垂直カウ
    ント信号をカウントして生成されたカウンタ値である外
    部垂直カウンタ値を出力する外部垂直カウンタと、 前記各ピクセルデータに対応して入力する内部クロック
    信号をカウントして生成されたカウント値である内部水
    平カウンタ値と、前記水平走査期間の所定タイミングで
    内部垂直カウント信号を出力する内部水平カウンタと、 前記内部垂直カウント信号をカウントして生成されたカ
    ウンタ値である内部垂直カウンタ値を出力する内部垂直
    カウンタと、 前記外部水平カウンタ値と前記内部水平カウンタ値との
    第1の差分値を算出し、前記第1の差分値の絶対値が第
    1の所定値よりも大きい場合は、前記第1の差分値の絶
    対値が前記第1の所定値以下となるように前記内部水平
    カウンタに対して水平カウンタ制御信号を出力し、前記
    第1の差分値の絶対値が前記第1の所定値以下である場
    合は、前記内部水平カウンタのカウント動作を変えない
    ように前記水平カウンタ制御信号を出力する水平誤差検
    出回路と、 前記外部垂直カウンタ値と前記内部垂直カウンタ値との
    第2の差分値を算出し、前記第2の差分値の絶対値が第
    2の所定値よりも大きい場合は、前記第2の差分値の絶
    対値が前記第2の所定値以下となるように前記内部垂直
    カウンタに対して垂直カウンタ制御信号を出力し、前記
    第2の差分値の絶対値が前記第2の所定値以下である場
    合は、前記内部垂直カウンタのカウント動作を変えない
    ように前記垂直カウンタ制御信号を出力する垂直誤差検
    出回路とを備え、 前記外部水平カウンタ値と前記外部垂直カウンタ値は、
    それぞれ前記外部水平同期信号および前記外部垂直同期
    信号により初期化され、前記内部水平カウンタと前記内
    部垂直カウンタは、それぞれ前記内部水平カウンタ値に
    同期し内部回路に供給する内部水平同期信号と、前記内
    部垂直カウンタ値に同期し前記内部回路に供給する内部
    垂直同期信号とを生成し、前記外部水平同期信号と前記
    内部水平同期信号との位相差および前記外部垂直同期信
    号と前記内部垂直同期信号との位相差がそれぞれ設定値
    以内であることを特徴とする同期信号発生回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の差分値の絶対値が前記第1の
    所定値よりも大きい場合、前記水平誤差検出回路は、前
    記内部水平カウンタに対してカウント動作を停止または
    カウントジャンプするように前記水平カウンタ制御信号
    を出力することを特徴とする請求項1記載の同期信号発
    生回路。
  3. 【請求項3】 前記第2の差分値の絶対値が前記第2の
    所定値よりも大きい場合、前記垂直誤差検出回路は、前
    記内部垂直カウンタに対してカウント動作を停止または
    カウントジャンプするように前記垂直カウンタ制御信号
    を出力することを特徴とする請求項1記載の同期信号発
    生回路。
  4. 【請求項4】 前記水平誤差検出回路は、前記内部水平
    カウンタ値が一定値よりも小さい場合は、前記水平カウ
    ンタ制御信号を非活性化して前記内部水平カウンタに対
    する制御を行わず、前記内部水平カウンタ値が前記一定
    値に等しい場合、または前記一定値以上の場合は、前記
    水平カウンタ制御信号を活性化して前記内部水平カウン
    タに対する制御を実行することを特徴とする請求項1記
    載の同期信号発生回路。
  5. 【請求項5】 前記垂直誤差検出回路は、前記内部垂直
    カウンタ値が一定値よりも小さい場合は、前記垂直カウ
    ンタ制御信号を非活性化して前記内部垂直カウンタに対
    する制御を行わず、前記内部垂直カウンタ値が前記一定
    値に等しい場合、または前記一定値以上の場合は、前記
    垂直カウンタ制御信号を活性化して前記内部垂直カウン
    タに対する制御を実行することを特徴とする請求項1記
    載の同期信号発生回路。
  6. 【請求項6】 前記内部カウント信号と前記垂直カウン
    タ制御信号とを入力し、前記内部垂直カウンタに補正し
    た内部垂直カウント信号を出力するカウント信号制御回
    路を設け、前記補正した内部垂直カウント信号を非活性
    化することにより前記内部垂直カウンタのカウント動作
    を停止し、前記補正した内部垂直カウント信号を連続し
    て出力することにより前記内部垂直カウンタをカウント
    ジャンプすることを特徴とする請求項1記載の同期信号
    発生回路。
  7. 【請求項7】 画像の水平ラインを構成する各ピクセル
    データに対応して入力する外部クロック信号をカウント
    して生成されたカウント値である外部水平カウンタ値
    と、水平走査期間の所定タイミングで外部垂直カウント
    信号とを出力する外部水平カウンタと、 外部垂直同期信号により初期化され、前記外部垂直カウ
    ント信号をカウントして生成されたカウンタ値である外
    部垂直カウンタ値を出力する外部垂直カウンタと、 前記各ピクセルデータに対応して入力する内部クロック
    信号をカウントして生成されたカウント値である内部水
    平カウンタ値と、前記水平走査期間の所定タイミングで
    内部垂直カウント信号を出力する内部水平カウンタと、 前記内部垂直カウント信号をカウントして生成されたカ
    ウンタ値である内部垂直カウンタ値を出力する内部垂直
    カウンタと、 前記外部水平カウンタ値または前記外部垂直カウンタ値
    のいずれかを選択して、外部カウンタ値として出力する
    第1の選択回路と、 前記内部水平カウンタ値または前記内部垂直カウンタ値
    のいずれかを選択して、内部カウンタ値として出力する
    セレクト制御回路と、 前記外部カウンタ値と前記内部カウンタ値との差分値を
    算出し、前記差分値の絶対値が所定値よりも大きい場合
    は、前記差分値の絶対値が前記所定値以下となるように
    前記内部水平カウンタまたは前記内部垂直カウンタに対
    して制御信号を出力し、前記差分値の絶対値が前記所定
    値以下である場合は、前記内部水平カウンタまたは前記
    内部垂直カウンタのカウント動作を変えないように前記
    制御信号を出力する誤差検出回路とを備え、 前記外部水平カウンタ値と前記外部垂直カウンタ値は、
    それぞれ前記外部水平同期信号および前記外部垂直同期
    信号により初期化され、前記内部水平カウンタと前記内
    部垂直カウンタは、それぞれ前記内部水平カウンタ値に
    同期し内部回路に供給する内部水平同期信号と、前記内
    部垂直カウンタ値に同期し前記内部回路に供給する内部
    垂直同期信号とを生成し、前記外部水平同期信号と前記
    内部水平同期信号との位相差および前記外部垂直同期信
    号と前記内部垂直同期信号との位相差がそれぞれ設定値
    以内であることを特徴とする同期信号発生回路。
  8. 【請求項8】 前記外部水平カウンタ値と前記外部垂直
    カウンタ値とを各所定値だけ遅延させて、それぞれ前記
    水平誤差検出回路および前記垂直誤差検出回路に出力す
    る遅延調整手段を設けることを特徴とする請求項1記載
    の同期信号発生回路。
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