JP2002108634A - 情報処理方法、情報処理装置および情報処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報処理方法、情報処理装置および情報処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2002108634A
JP2002108634A JP2000302938A JP2000302938A JP2002108634A JP 2002108634 A JP2002108634 A JP 2002108634A JP 2000302938 A JP2000302938 A JP 2000302938A JP 2000302938 A JP2000302938 A JP 2000302938A JP 2002108634 A JP2002108634 A JP 2002108634A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラムの開発の経験のないユーザであっ
ても、当該ユーザの好みの時計表示を行える時計表示ア
プリケーションプログラムを生成するに際し、当該時計
表示アプリケーションプログラムの容量を容易に把握す
る。 【解決手段】 時計表示アプリケーションプログラムを
構成可能な複数のモジュールプログラムのうち、ユーザ
が時計表示アプリケーションプログラムを構成すべく選
択した複数のモジュールプログラム全体の容量を時計表
示アプリケーションプログラムの容量としてあらかじめ
設定された各モジュールプログラム毎に実行時に必要と
される容量に基づいて算出し、算出した時計表示アプリ
ケーションプログラムの容量が前記携帯型情報処理装置
で当該時計表示アプリケーションプログラムを実行可能
な容量であるか否かを判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理方法、情
報処理装置および情報処理プログラムを記録した記録媒
体に係り、特に時計表示をディスプレイ上で行うためア
プリケーションプログラムを作成するための情報処理方
法、情報処理装置および情報処理プログラムを記録した
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パーソナルコンピュータなど
の情報処理装置においては、内蔵するリアルタイムクロ
ック回路の出力する時刻データに基づいてディスプレイ
の画面上で時計表示を行う時計表示アプリケーションプ
ログラムが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような時計表示ア
プリケーションプログラムにおいては、表示される時計
のデザインは、時計表示アプリケーションプログラムの
開発者により固定的に設定され、あるいは、変更可能な
場合であっても、その自由度はあまり高くないものであ
った。従って、ユーザが好みのデザインの時計表示を希
望する場合には、ユーザ自身がプログラミングを行う必
要があり、あまり現実的では無かった。
【0004】また、好みのデザインの時計を実現する場
合には、デザインに応じて時計表示アプリケーションプ
ログラムの容量(サイズ)も大きく異なることとなり、
特にメモリ容量の小さな携帯型の情報処理装置において
は、実際には動作できない容量になってしまう可能性が
あった。より具体的には、プログラミングを行う場合に
用いる言語としては、高級言語を用いてソースプログラ
ムを記述し、コンパイル、リンクなどを行って実行形式
のプログラムを生成する必要があり、ソースプログラム
の記述段階では、時計表示アプリケーションプログラム
の容量を把握することは困難であり、実行形式のプログ
ラムを生成した段階でようやく実際に動作できないこと
がわかることとなり、非常に開発効率が悪くなってしま
うという問題点があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、プログラムの開
発の経験のないユーザであっても、当該ユーザの好みの
時計表示を行える時計表示アプリケーションプログラム
を生成できるとともに、当該時計表示アプリケーション
プログラムの容量を容易に把握することが可能な情報処
理方法、情報処理装置および情報処理プログラムを記録
した記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の構成は、ターゲットとなる携帯型情
報処理装置において時計表示を行わせる時計表示アプリ
ケーションプログラムを生成するための情報処理装置に
おける情報処理方法において、前記時計表示アプリケー
ションプログラムを構成可能な複数のモジュールプログ
ラムのうち、ユーザが前記時計表示アプリケーションプ
ログラムを構成すべく選択した複数のモジュールプログ
ラム全体の容量を前記時計表示アプリケーションプログ
ラムの容量としてあらかじめ設定された各モジュールプ
ログラム毎に実行時に必要とされる容量に基づいて算出
する容量算出過程と、前記算出した時計表示アプリケー
ションプログラムの容量が前記携帯型情報処理装置で当
該時計表示アプリケーションプログラムを実行可能な容
量であるか否かを判別する判別過程と、前記判別の結果
を告知する告知過程と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0007】請求項2記載の構成は、請求項1記載の構
成において、前記情報処理装置は、前記モジュールプロ
グラムのそれぞれについて実行時に必要とされる容量を
記憶する記憶装置を有し、前記モジュールプログラムの
それぞれについて実行時に必要とされる容量をあらかじ
め記憶する記憶過程を備えたことを特徴としている。
【0008】請求項3記載の構成は、請求項1または請
求項2記載の構成において、前記携帯型情報処理装置
は、前記時計表示アプリケーションプログラムを実行す
るに際し、各種操作を行うための操作部を有し、前記情
報処理装置は、各種操作を行うための情報処理装置側操
作部を有し、生成した前記時計表示アプリケーションプ
ログラムに基づいてエミュレーションを行うに際し、前
記操作部の機能を前記情報処理装置側操作部に割り当て
る操作割当過程と、前記情報処理装置側操作部の操作状
態に基づいて前記携帯型情報処理装置のエミュレーショ
ンを行うエミュレーション過程と、を備えたことを特徴
としている。請求項4記載の構成は、請求項3記載の構
成において、前記操作部は、ボタン型操作部あるいはベ
ゼル型操作部のうち、少なくともいずれかを有し、前記
情報処理装置側操作部は、キーボードあるいはポインテ
ィングデバイスを有し、前記操作割当過程は、前記キー
ボードあるいは前記ポインティングデバイスの操作態様
にあわせて前記操作部における前記ボタン型操作部ある
いは前記ベゼル型操作部の機能を割り当てることを特徴
としている。
【0009】請求項5記載の構成は、ターゲットとなる
携帯型情報処理装置において時計表示を行う時計表示ア
プリケーションプログラムを構成可能な複数のモジュー
ルプログラムを記憶するモジュール記憶部と、前記モジ
ュールプログラムのうち、ユーザが前記時計表示アプリ
ケーションプログラムを構成すべく選択するための選択
部と、前記選択された複数のモジュールプログラム全体
の容量を前記時計表示アプリケーションプログラムの容
量としてあらかじめ設定された各モジュールプログラム
毎に実行時に必要とされる容量に基づいて算出する容量
算出部と、前記算出した時計表示アプリケーションプロ
グラムの容量が前記携帯型情報処理装置で当該時計表示
アプリケーションプログラムを実行可能な容量であるか
否かを判別する判別部と、前記判別の結果を告知する告
知部と、前記選択されたモジュールプログラムに基づい
て前記時計表示アプリケーションプログラムを生成する
プログラム生成部と、を備えたことを特徴としている。
【0010】請求項6記載の構成は、請求項5記載の構
成において、前記携帯型情報処理装置は、前記時計表示
アプリケーションプログラムを実行するに際し、各種操
作を行うための操作部を有し、前記情報処理装置は、各
種操作を行うための情報処理装置側操作部と、前記時計
表示アプリケーションプログラムを生成後、前記携帯型
情報処理装置のエミュレーションを行って実行するに際
し、前記操作部の機能を前記情報処理装置側操作部に割
り当てる操作割当部と、を備えたことを特徴としてい
る。請求項7記載の構成は、請求項6記載の構成におい
て、前記操作部は、ボタン型操作部あるいはベゼル型操
作部のうち、少なくともいずれかを有し、前記情報処理
装置側操作部は、キーボードあるいはポインティングデ
バイスを有し、前記操作割当部は、前記キーボードある
いは前記ポインティングデバイスの操作態様にあわせて
前記操作部における前記ボタン型操作部あるいは前記ベ
ゼル型操作部の機能を割り当てることを特徴としてい
る。
【0011】請求項8記載の構成は、情報処理装置にタ
ーゲットとなる携帯型情報処理装置において時計表示を
行わせるための時計表示アプリケーションプログラムを
生成させる情報処理プログラムを記録した記録媒体にお
いて、前記時計表示アプリケーションプログラムを構成
可能な複数のモジュールプログラムのうち、ユーザが前
記時計表示アプリケーションプログラムを構成すべく選
択した複数のモジュールプログラム全体の容量を前記時
計表示アプリケーションプログラムの容量としてあらか
じめ設定された各モジュールプログラム毎に実行時に必
要とされる容量に基づいて算出させ、前記算出させた時
計表示アプリケーションプログラムの容量が前記携帯型
情報処理装置で当該時計表示アプリケーションプログラ
ムを実行可能な容量であるか否かを判別させ、前記判別
の結果を告知させる、ことを特徴としている。
【0012】請求項9記載の構成は、請求項6記載の構
成において、前記モジュールプログラムのそれぞれにつ
いて実行時に必要とされる容量を前記情報処理装置の記
憶装置にあらかじめ記憶させる、ことを特徴としてい
る。
【0013】請求項10記載の構成は、請求項8または
請求項9記載の構成において、前記携帯型情報処理装置
は、前記時計表示アプリケーションプログラムを実行す
るに際し、各種操作を行うための操作部を有し、前記情
報処理装置は、各種操作を行うための情報処理装置側操
作部を有し、生成した前記時計表示アプリケーションプ
ログラムに基づいてエミュレーションを行うに際し、前
記操作部の機能を前記情報処理装置側操作部に割り当
て、前記情報処理装置側操作部の操作状態に基づいて前
記携帯型情報処理装置のエミュレーションを行わせる、
ことを特徴としている。請求項11記載の構成は、請求
項10記載の構成において、前記操作部は、ボタン型操
作部あるいはベゼル型操作部のうち、少なくともいずれ
かを有し、前記情報処理装置側操作部は、キーボードあ
るいはポインティングデバイスを有し、前記操作部の機
能を前記情報処理装置側操作部に割り当てるに際し、前
記キーボードあるいは前記ポインティングデバイスの操
作態様にあわせて前記操作部における前記ボタン型操作
部あるいは前記ベゼル型操作部の機能を割り当てる、こ
とを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。 [1]時計表示プログラム作成/実行システム [1.1]全体構成 図1に実施形態の時計表示プログラム作成システム構成
図を示す。時計表示プログラム作成/実行システム10
は、大別すると、ステーション100、腕時計型情報処
理装置200及びパーソナルコンピュータ300を備え
て構成されている。ステーション100は、腕時計型情
報処理装置200に対し電磁誘導により充電及びデータ
通信を行う。
【0015】腕時計型情報処理装置200は、携帯型情
報処理装置として機能し、時計表示アプリケーションプ
ログラムを含む各種アプリケーションの実行およびスケ
ジュールデータなどの各種データを記憶する。パーソナ
ルコンピュータ300は、腕時計型情報処理装置200
において実行される時計表示アプリケーションプログラ
ムを生成するとともに、ステーション100を介して生
成した時計表示アプリケーションプログラムを転送す
る。 [1.2]機械的構成 図2は、実施形態にかかるステーションおよび腕時計型
情報処理装置の構成を示す平面図である。図2示すよう
に、腕時計型情報処理装置200は、充電やデータ通信
など行う場合、ステーション100の凹部101に収容
される。この凹部101は、腕時計型情報処理装置20
0の本体201およびバンド202よりも若干大きめな
形状に形成されているため、腕時計型情報処理装置本体
201は、ステーション100に対して位置決めされた
状態で収容される。また、ステーション100には、充
電の開始を指示するための充電開始ボタン1031や、
データ通信の開始を指示するための転送開始ボタン10
2などの各種入力部とともに、各種の表示を行うため
の表示部104が設けられている。
【0016】図3は、図2におけるA−A線の断面図で
ある。この図に示すように、腕時計型情報処理装置20
0の本体201の下面裏蓋212には、データ通信や充
電のための腕時計型情報処理装置側コイル(以下、時計
側コイルという)210がカバーガラス211を介して
設けられている。また、本体201には、二次電池22
0や、時計側コイル210などと接続される回路基板2
21が設けられる。一方、ステーション100の凹部1
01にあって、時計側コイル210と対向する位置に
は、ステーション側コイル110がカバーガラス111
を介して設けられている。また、ステーション100に
は、コイル110、充電開始ボタン1031、転送開始
ボタン1032、表示部104、一次電源(図示省略)
などと接続された回路基板121が設けられている。
【0017】このように、腕時計型情報処理装置200
がステーション100に収容された状態において、ステ
ーション側コイル110と時計側コイル210とは、カ
バーガラス111、211により物理的には非接触であ
るが、コイル巻回面が略平行なので電磁的には結合した
状態となる。また、ステーション側コイル110および
時計側コイル210とは、それぞれ時計機構部分の着磁
を避ける理由や、時計側の重量増加を避ける理由、磁性
金属の露出を避ける理由などにより、磁心を有さない空
心型となっている。したがって、このようなことが問題
とならない電子機器に適用する場合には、磁心を有する
コイルを採用しても良い。もっとも、コイルに与える信
号周波数が十分に高いのであれば、空心型で十分であ
る。
【0018】[1.3]電気的構成 次に、ステーション100および腕時計型情報処理装置
200の電気的構成について説明する。 [1.3.1]ステーション まず、説明の便宜上、腕時計型情報処理装置200の充
電を行うステーション100の構成について図4を参照
して説明する。図4に示すように、ステーション側コイ
ル110の一方の端子は、電源電圧Vccにプルアップ
される一方、その他方の端子Dは、トランジスタ153
のドレインに接続される。ここで、トランジスタ153
のゲートは、一方の入力端にクロック信号CLKの供給
を受けるアンドゲート152の出力と接続される一方、
トランジスタ153のソースは接地されている。ここ
で、クロック信号CLKは、各部の動作を同期させるた
めの信号であり、発振回路140により生成されるもの
である。
【0019】さて、充電開始ボタン1031および転送
開始ボタン1032は、ユーザによって押下されると、
それぞれ1ショットのパルス信号を出力するものであ
る。ここで、両ボタンによって出力されるパルス信号
を、説明の便宜上、総称してSTRとするが、いずれか
のボタンが押下されたのかを区別するため、充電開始ボ
タン1031が押下された場合には、パルス信号CSが
出力されるものとする。次に、タイマA141は、パル
ス信号STRの供給を受けると、プリセット値mをクロ
ック信号CLKでダウンカウントして、カウント動作中
には、Hレベルとなる信号aを出力するものである。こ
こで、プリセット値mは、信号aのHレベル期間が、例
えば12時間となるような値に設定されている。すなわ
ち、タイマA141は、ユーザによって充電開始ボタン
1031あるいは転送開始ボタン1032が押下されてか
ら12時間だけHレベルとなる信号aを出力するように
構成されている。そして、この信号aは、反転回路14
3によりレベル反転されて、オアゲート157の第2入
力端と処理回路130とに供給されている。
【0020】また、タイマB142は、パルス信号ST
Rの供給を受けると、プリセット値nをクロック信号C
LKでダウンカウントして、カウント動作中には、Hレ
ベルとなる信号bを出力するものである。ここで、プリ
セット値nは、mよりも十分に小さく設定されており、
信号bのHレベル期間が、例えば30分となるような値
に設定されている。すなわち、タイマB142は、ユー
ザによって充電開始ボタン1031あるいは転送開始ボ
タン1032の一方が押下されてから、30分だけHレ
ベルとなる信号bを出力するように構成されている。
【0021】ここで、タイマA141による設定時間
は、フル充電状態に相当する容量まで充電するのに十分
な時間であって、充電開始ボタン1031あるいは転送
開始ボタン1032が押下された後に、何らかの理由に
よって、後述するコマンドcom3が腕時計型情報処理装置
200から送出されない場合でも、充電を終了させる目
的で設定されるものである。また、タイマB142によ
る設定時間は、電池容量がゼロの状態からデータ転送可
能状態(システム起動状態)となるまで充電するのに要
する時間であって、腕時計型情報処理装置200がス
テーション100に収容されているが、電池容量が十分
でないため、データ転送可能な状態にない場合である、
あるいは、腕時計型情報処理装置200がステーショ
ン100に収容されていない場合である、のかを判別す
るのを目的として設定されるものである。
【0022】次に、コマンド検出器160は、パルス信
号STRの供給を受けた後に、信号bがHレベルとなる
一定期間において、腕時計型情報処理装置200側から
後述するコマンドcom1あるいはcom3を受信していない場
合にHレベルとなる信号dを出力するものである。そし
て、この信号dは、オアゲート157の第1入力端と処
理回路130とに供給されている。なお、このコマンド
検出器160の詳細構成については後述する。
【0023】ところで、充電・転送切換器170は、パ
ルス信号STRの供給を受けた後、信号OFFがLレベ
ルである期間において、図5(a)に示されるような第
1充電信号(デューティ比50.0[%]、ハーフ充電
信号)をパルス信号eとして出力する一方、充電開始ボ
タン1031が押下されることによりパルス信号CSの
供給を受けて、かつ、腕時計型情報処理装置200側か
ら後述するコマンドcom1を受信して信号com1の供給を受
けると、図5(b)に示されるように、デューティ比を
大きくした第2充電信号(デューティ比98.3
[%]、フル充電信号)を信号eとして出力するもので
ある。ただし、充電・転送切換器170は、信号OFF
がHレベルに遷移すると、信号eをLレベルに保持させ
る。
【0024】このような充電・転送切換器170によっ
て、トランジスタ153は、パルス信号STRの供給を
受けた後、信号eがHレベルである期間において、クロ
ック信号CLKのレベルに応じてドレイン−ソース間を
スイッチングさせる構成となっている。このため、ステ
ーション側コイル110には、電源電圧Vccをクロッ
ク信号CLKでスイッチングしたパルス信号が印加され
るので、外部磁界が発生することになる。腕時計型情報
処理装置200では、後述するように、この外部磁界に
よって時計側コイル210に誘起される信号が整流され
て、二次電池220に充電されるようになっている。一
方、信号eがLレベル期間においては、アンドゲート1
52が閉じるので、ステーション側コイル110には、
パルス信号が印加されない。このため、外部磁界が発生
しないので、腕時計型情報処理装置200の二次電池2
20に充電が行われない。したがって、二次電池220
の充電は、信号eのレベルにしたがって間欠的に行われ
るように構成されている。
【0025】また、信号eがLレベル期間においては、
アンドゲート152が閉じるので、ステーション側コイ
ル110は、電源電圧Vccでプルアップされた状態と
なる。この状態において、時計側コイル210により外
部磁界が発生すると、ステーション側コイル110の端
子Dには、信号S2が誘起されることとなる。この信号
S2は、受信回路154に供給される。受信回路154
は、信号S2についてクロック信号CLKを用いて復調
するものであり、その詳細構成については、後述する。
次に、デコーダ155は、信号eがLレベルである期間
において、受信回路154による復調結果をデコードす
るものである。したがって、信号eがHレベルである期
間においては腕時計型情報処理装置200の充電が行わ
れる一方、信号eがLレベルである期間においてはデー
タ転送が行われることとなる。このため、充電・転送切
換器170は、信号eのレベルによって、充電とデータ
転送とを切り換える意義を有することになる。
【0026】[1.3.2]腕時計型情報処理装置 次に、腕時計型情報処理装置200の電気的構成につい
て説明する。図6は、その構成を示すブロック図であ
る。図6に示すように腕時計型情報処理装置200は、
大別すると、腕時計型情報処理装置200全体を制御す
るマイクロプロセッサユニット230と、時計表示アプ
リケーションプログラムを含む各種アプリケーションプ
ログラおよび各種データを記憶するSRAM250と、
漢字フォントや各種調整値(補正データなど)を記憶す
るフラッシュROM260と、液晶ディスプレイ(LC
D)271を駆動するためのLCDドライバ270と、
を備えて構成されている。
【0027】マイクロプロセッサユニット230は、マ
イクロプロセッサユニット230全体を制御するCPU
231と、オペレーティングシステム(OS)および各
種のプリインストールアプリケーションプログラムを格
納したマスクROM232と、各種データを一時的に格
納するRAM233と、CPU231の制御下で、メモ
リ管理や表示制御を行うゲートアレイ234と、図示し
ない蓄電部を有しマイクロプロセッサユニット230全
体の電源を供給する電源回路235と、水晶振動子およ
びPLL回路を含み基準クロック信号を出力する発振回
路236と、基準クロック信号に基づいて時刻データを
生成し、出力するリアルタイムクロック(RTC)23
7と、外部との間で各種インターフェース動作を行うI
/Oポート部238と、アナログ/ディジタル変換およ
びディジタル/アナログ変換を行うA/D−D/A変換
部239と、各種信号の増幅処理を行うオペアンプ部2
40と、を備えて構成されている。
【0028】この場合において、ゲートアレイ234
は、マスクROM232およびRAM233の制御を行
うメモリ管理部241と、表示制御を行う表示制御部2
42と、電源回路235を構成する図示しない蓄電部に
対する充電制御を行う充電制御部243と、外部装置
(特にステーション100)との間の通信制御を行う通
信制御部244と、図示しない振動モータを制御し、振
動によりユーザに告知を行わせる振動モータ制御部24
5と、入力装置として機能する図示しないベゼルの制御
を行うベゼル制御部246と、を備えて構成されてい
る。また、LCDドライバ270は、LCD271の解
像度切替制御を行うべく解像度切替制御データを出力す
る解像度切替制御部272と、マイクロプロセッサユニ
ット230から送信されるキャラクタコードデータに基
づいて表示用キャラクタデータを生成するキャラクタジ
ェネレータ(CG)273と、解像度切替制御データ及
び表示用キャラクタデータに基づいて実際にLCD27
1を駆動するドライバ274と、昇圧機能を有しLCD
ドライバ270全体に駆動電源を供給するチャージポン
プ電源275と、を備えて構成されている。
【0029】[1.3.3]パーソナルコンピュータの
構成 図7にパーソナルコンピュータの概要構成図を示す。情
報処理装置として機能するパーソナルコンピュータ30
0は、CRTなどのディスプレイ301と、ハードディ
スク、フレキシブルディスクドライブ、光ディスクドラ
イブなどの外部記憶装置302A、302Bと、各種デ
ータを入力するためのキーボード303と、ポインティ
ングデバイスであるマウス304と、各種データを印刷
するためのプリンタ装置305と、ステーション100
との間で通信を行うための通信インターフェース部30
6を備えたコンピュータ本体307と、を備えて構成さ
れている。
【0030】[2]時計表示アプリケーションプログラ
ム作成機能 本実施形態の時計表示プログラム作成/実行システム
は、時計表示アプリケーションプログラム作成機能を実
現するためのシステムである。時計表示アプリケーショ
ンプログラム作成機能は、あらかじめ用意したモジュー
ルプログラムを選択し、組み合わせることにより、ユー
ザの希望する表示態様を有する時計を腕時計型情報処理
装置の表示画面上に表示させるための時計表示アプリケ
ーションプログラムを作成するための機能である。各モ
ジュールプログラムは、それぞれ時計の部品(指針、数
字、絵等)として表示され、レイアウト画面上で部品を
好みに配置することによりオリジナルの時計表示が行え
ることとなる。そして、この時計表示アプリケーション
プログラム作成機能は、時計表示アプリケーションプロ
グラム作成プログラム(以下、作成プログラムという)
として提供される。
【0031】[3]時計表示アプリケーションプログラ
ム作成プログラム まず、時計表示アプリケーションプログラム作成プログ
ラムの説明に先立ち、作成プログラムの画面構成につい
て説明する。図8に作成プログラムの表示画面例を示
す。以下の説明においては、時計表示アプリケーション
プログラムを構成するモジュールプログラムおよび対応
する表示を便宜的に部品と呼ぶものとする。表示画面
は、主ウィンドウ400内に共通部品を表示する共通部
品ウィンドウ401と、部品のレイアウト状態を表示す
る部品レイアウトウィンドウ402と、実際に使用され
ている部品リストを表示する部品リストウィンドウ40
3と、各部品の編集をグラフィカルに行うための部品編
集ウィンドウ404と、現在選択している部品のデータ
形式を表示する部品形式ウィンドウ405と、を備えて
構成されている。
【0032】[3.1]ファイル操作機能 作成プログラムにおいて取り扱われる時計表示アプリケ
ーションプログラムに対応する各種データは、プロジェ
クトファイルとして管理されている。プロジェクトファ
イルには、時計で使用する全部品に関してのファイル
名、配置座標、形式属性、部品表示チェック状態の情報
が記述されている。この場合において、プロジェクトフ
ァイル名は、当該パーソナルコンピュータ300で動作
しているオペレーティングシステムにおいて設定できる
ファイル名とするが、あまり長いファイル名は腕時計型
情報処理装置200のメモリ容量などを圧迫することと
なるので、例えば、先頭29バイトを腕時計型情報処理装
置200に対するデータ転送時のアプリケーションタイ
トルとしている。そして、アプリケーションタイトルは
最終的には、腕時計型情報処理装置200における実行
形式ファイルに埋め込まれることとなる。作成プログラ
ムの表示画面において、プロジェクトファイル名は、タ
イトルバー部分にあらかじめ定めた所定形式で表示さ
れ、例えば、作成プログラムを起動すると、「無題」の
プロジェクトファイル名で起動がなされる。次に作成プ
ログラムにおいて用いられる各種コマンドについて説明
する。
【0033】[3.1.1]新規作成コマンド 新規作成コマンドは、プロジェクトファイル名=「無
題」のプロジェクトファイルを新規に作成するためのコ
マンドであり、現行のプロジェクトファイルが更新中の
時は、保存確認メッセージを表示することとなる。 [3.1.2]開くコマンド 開くコマンドは、オペレーティングシステムのコモンダ
イアログを用いて既存のプロジェクトファイルを開くた
めのコマンドである。この開くコマンドをそのまま実行
すれば、デフォルトのディレクトリに存在するデフォル
トファイル名を有するファイルが開かれることとなる。
なお、現行のプロジェクトが更新中の時は、保存確認メ
ッセージを表示する。 [3.1.3]上書きコマンド 上書きコマンドは、現行プロジェクトファイルを上書き
保存するためのコマンドである。この場合において、上
書きが指定されたプロジェクトファイル名が「無題」の
場合には、後述する名前を付けて保存コマンドが代用さ
れる。
【0034】[3.1.4]名前を付けて保存コマンド 名前を付けて保存コマンドは、コモンダイアログを用い
て現行のプロジェクトファイルを保存するためのコマン
ドである。デフォルトディレクトリ(=カレントディレ
クトリ)に入力されたプロジェクトファイル名で現行の
プロジェクトファイルを保存することとなる。この場合
において、保存時に同一ファイル名があれば、上書き保
存する。また、保存時に同一ファイル名が無ければ、カ
レントディレクトリの下に、ファイル名と同じディレク
トリを作成して、その下にファイルを保存することとな
る。
【0035】[3.1.5]終了コマンド 終了コマンドは作成プログラムを終了させるためのコマ
ンドである。終了時には下記の六つの状態を記憶してお
き、次回起動時に復元するように構成されている。 (1)主ウィンドウ400のサイズおよび表示位置 (2)共通部品ウィンドウ401のサイズおよび主ウィ
ンドウ400に対する相対位置 (3)部品レイアウトウィンドウ402のサイズおよび
主ウィンドウ400に対する相対位置 (4)部品リストウィンドウ403のサイズおよび主ウ
ィンドウ400に対する相対位置 (5)部品編集ウィンドウ404のサイズおよび主ウィ
ンドウ400に対する相対位置 (6)部品形式ウィンドウの主ウィンドウ400に対す
る相対位置 現行のプロジェクトが更新中の時は、保存確認メッセー
ジを表示する。
【0036】[4]共通部品による時計表示プログラム
作成 既存の共通部品のみで時計を作成する手順を以下に説明
する。 [4.1]部品の配置 共通部品ウィンドウ401から部品リストウィンドウ4
03へ、使いたい部品をマウスによりドラッグ&ドロッ
プすることにより、時計表示プログラムに部品としての
モジュールプログラムが組み込まれる。 [4.2]部品のレイアウト 部品登録開始時においては、ユーザが選択した部品は、
部品レイアウトウィンドウ402の左上に配置される。
従って、ユーザがマウスでドラッグすることにより任意
の位置に部品をレイアウトすることが可能となる。ま
た、各部品の左上を基準として、x、y座標が、図9に
示すように、部品レイアウトウィンドウのステータスバ
ー402Aに表示される。この場合において、x、yの
座標系は、左上の座標を(x、y)=(0、0)とし
て、x座標は最大95であり、y座標は最大63となっ
ている。ユーザがマウスにより選択した部品は所定の色
の枠(例えば、赤枠)で表示され、非選択状態の部品は
他の所定の色の枠(例えば、青枠)で表示される。そし
て、部品レイアウトウィンドウ402上の部品をクリッ
クするか、部品リストウィンドウ403上の部品をクリ
ックすることにより、部品が選択される。この場合にお
いて、部品が画面からはみ出した場合であっても配置は
可能となっている。
【0037】[4.3]レイヤー管理 図10に部品リストウィンドウ403の表示例を示す。
部品リストウィンドウ403は、部品を選択する機能
と、部品のレイヤー(Layer;描画層)管理を行う機能
を有する。部品リストウィンドウ403における表示位
置と部品レイアウトウィンドウ402の各レイヤーとの
対応は図11及び以下のようになる。 部品リストウィンドウ 部品レイアウトウィンドウ 最上部 最前面レイヤー ……… ……… 最下部 最後面レイヤー レイヤー管理を行うことにより、部品の重なり時の上下
関係を変更して、部品レイアウトウィンドウ402での
配置操作をやりやすくなっている。上述したようにレイ
ヤー変更は、部品リストウィンドウ上における表示位置
(縦方向の並びの順番)を変更することにより行う。実
際に変更する場合には、部品のドラッグ&ドロップ、ま
たは部品の切り取り、貼り付けにより行う。貼り付け時
は、選択部品の上に挿入する形で貼り付けが行われる。
【0038】また、図10に示すように各部品枠403
A、403Bの右下のチェックボックスCB1、CB2
のチェックをはずすことにより、一時的に部品レイアウ
トウィンドウ402内における当該部品の表示を消すこ
とができる。 [4.4]部品の形式および形式変更 部品には静止画形式、年月日曜日形式およびアニメーシ
ョン形式(パラパラ漫画)の3種類の形式があり、選択
した部品に関し、図12に示すような部品の形式ダイア
ログあるいは図23に示すような描画プロパティ画面4
10において変更が可能となる。これらの各形式の部品
の描画モードには、以下の5つのモードがあり、図24
に示すように、描画プロパティ画面410において変更
が可能となる。 上書き:新たな画像で元の画像を置き換える。 OR :元の画像に新たな画像を加算して表示する。 EXOR:元の画像と新たな画像の排他的論理和をとっ
た画像を表示する。 AND:元の画像と新たな画像の論理積をとった画像を
表示する。 上書き反転:新たな画像で元の画像を置き換えた後、反
転表示する。
【0039】[4.4.1]静止画形式 1枚の絵として貼り付けるのみで、動き、機能等は無
い。挿絵、コロン、固定単位「年」「月」「日」等に用
いる。複数枚により構成される部品でも静止画属性の設
定は可能となり、共通部品より部品リストに移した段階
では、静止画形式が初期設定となっている。 [4.4.2]年月日曜日形式 部品を自動的に数値属性に変換して表示する。数値属性
としては下記の種類がある。 数値属性 具体例 年4桁 2000(西暦2000年の場合) 年2桁 00(西暦2000年の場合) 月 01〜12 日 01〜31 時間(24時間制) 00〜23 時間(12時間制) 00〜11→00〜11 12〜23→00〜11 分 00〜59 秒 00〜59 曜日 0:日 1:月 2:火 3:水 4:木 5:金 6:土 AM/PM 0:AM 1:PM
【0040】いずれの属性を選択するかは、図23に示
す描画プロパティ画面において、行うことができる。各
部品は複数枚の絵から構成することが可能であり、選択
部品は部品の編集ウィンドウ404の上段404A(図
8参照)に展開された形で表示される。そして、図13
(a)に示すように、各絵の下部には追い番がふられ、
その番号基準で数値属性のデータに変換されることにな
る。また、年4桁の場合は、追い番の絵を追い番と同じ
数値とみなして、図13(b)に示すように、4桁の横
並び配置にして表示する。また、他の数値属性のデータ
も同様に取り扱われる。時間データは、24時間制デー
タと12時間制データとがあり、24時間制データの値
を12で割ったあまり(剰余)を12時間制のデータ
(時)としている。 曜日データに関しては、追い番の
0〜6をそれぞれ、日〜土に対応させる。AM/PMデ
ータに関しては、追い番の0をAM、追い番の1をPM
と定義付けている。数値属性のデータを選択した場合、
必要とされるデータ数に比較してデータ数が少ない場合
であっても、エラーとはせず、足りないデータに相当す
る部分は空白で代用して表示を行うように構成してい
る。
【0041】[4.4.3]アニメーション形式 部品を構成する複数の絵(複数コマの絵)を選択した所
定の時間間隔で切り替えてアニメーションを表示する。
選択できる時間間隔としては、例えば、以下の通りと
し、これらの他に、手動で切り替えを行うことも可能で
ある。実際には、図25に示す描画プロパティ410に
おいて、選択を行う。 1コマあたりの切り替え速度 (0.125秒 0.5秒 1秒
10秒 1分 10分 1時間 1日) 1秒以上の設定の場合、パーソナルコンピュータ300
のシステム時計のキャリーに同期して表示更新がされ
る。例えば1時間を選んだ場合は、毎正時の表示更新と
なる。手動を選んだ場合は、腕時計型情報処理装置20
0に設けられている操作スイッチ(例えば、フロントボ
タン)により切り替え表示が可能となる。腕時計型情報
処理装置200上での最初の起動時は0番の表示とし、
以後の番号変更は常時記憶されている。なお、アニメー
ション属性の指定時に、画像が1枚しか無い部品でもア
ニメーション属性の設定は可能である。この場合、静止
画が表示されるだけとなる。
【0042】[4.5]プレビュー 部品レイアウトウィンドウ402に配置した部品を、パ
ーソナルコンピュータ300における実際の時刻に基づ
いてエミュレーション動作させる。アニメーション形式
の部品の場合は、近似的な時間で繰り返し表示するが、
手動属性に関しては0番の固定表示で代用する。プレビ
ューコマンドによりエミュレーションを開始し、停止コ
マンドによりエミュレーションを停止する。
【0043】[4.6]サイズチェック 部品の大きさ、総数、各種形式等からコンパイルした後
の実行形式ファイルにおけるサイズを予測し、腕時計型
情報処理装置200に転送可能なコードサイズかどうか
を表示する。ここで、具体例を参照してサイズチェック
について詳細に説明する。この場合において、具体例の
表示としては、図14に示すように、サッカーのアニメ
ーションを25枚のビットマップ画像データ(二値画
像)を用い、秒針表示に代えて表示を行うものとする。
また、時計表示アプリケーションプログラムとして腕時
計型情報処理装置200に転送可能な最大コードサイズ
を16進法で表すと、図15に示すように、7FFFH
であるものとする。ここで符号Hは16進表記であるこ
とを示すものである。以下、同様であるものとする。
【0044】時計表示アプリケーションプログラムを動
作させるためのキー割付、時間取得手順、変数格納領
域、データ格納アドレス情報などに用いられるシステム
領域として、コードサイズにして573H必要であるも
のとする。さらに図16に示すように、各表示動作を行
わせるための動作プログラムのサイズはあらかじめわか
っているものとする。例えば、秒表示動作を行うには、
秒表示用動作プログラムが必要とされる。この場合の秒
表示用動作プログラムの機械語レベルにおけるコードサ
イズはDDHとなっている。同様に分表示用動作プログ
ラムの機械語レベルにおけるコードサイズはDDH、日
表示動作用プログラムのの機械語レベルにおけるコード
サイズはCDH、月表示動作用プログラムのの機械語レ
ベルにおけるコードサイズはB0H、12時間制の時間
表示動作用プログラムのの機械語レベルにおけるコード
サイズはCAH、……となっている。
【0045】上述の例のサッカーのアニメーションを構
成する各ビットマップ画像データのサイズが96ドット
×26ドットであったとする。この場合の各ビットマッ
プ画像データのコードサイズ(ビット数)は、 96×26=2496(ビット) となる。従って、コードサイズ(バイト数)は、 2496/8=312(バイト) となる。これを16進表記に直すと、 312(バイト)=138H(バイト) となる。これにより、全25枚のビットマップ画像デー
タのコードサイズは、 138H×25 =138H×19H =1E78H となる。
【0046】これらの結果、サッカーのアニメーション
を25枚のビットマップ画像データ(二値画像)を用
い、秒針表示に代えて表示を行う場合に必要とされるコ
ードサイズは以下の通りとなる。 573H+1E78H+DDH=24C8H この場合において、 24C8H<7FFFH(=最大コードサイズ) である。従って、、サッカーのアニメーションを25枚
のビットマップ画像データ(二値画像)を用い、秒針表
示に代えて表示を行う時計表示アプリケーションプログ
ラムは、転送および動作可能であると判断される。そし
て、編集中の時計表示アプリケーションプログラムのコ
ードサイズが転送および動作可能であると判断された場
合には、図17に示すように、計算結果に応じて、下記
のメッセージを表示する。 「予測サイズは最大サイズの**%です」 「あくまで目安ですので、時計作成時に容量オーバーす
ることがあります。」
【0047】より詳細には、上述の例の場合、以下のよ
うに表示される。 「予測サイズは最大サイズの28.7%です」 「あくまで目安ですので、時計作成時に容量オーバーす
ることがあります。」 一方、編集中の時計表示アプリケーションプログラムの
コードサイズが転送不可能あるいは動作不可能であると
判断された場合には、下記のメッセージを表示する。 「予測サイズが許容範囲を超えています。」 「部品の数を減らしてみてください。」 このようにして、時計表示アプリケーションプログラム
のコードサイズをアセンブル、リンク、転送あるいは実
行の前に見積もることが容易に可能となる。従って、ユ
ーザは、不要な手間をかけずに容易に動作可能な時計表
示アプリケーションプログラムを作成することができ
る。
【0048】[4.7]時計作成コマンド 各部品の形式、座標、サイズから、ソースプログラムを
自動生成して、アセンブル、リンクを行い、実行形式フ
ァイルを生成する。全ての実行形式ファイルは、プロジ
ェクトファイルの保存場所と同一ディレクトリに生成さ
れる。「無題」のファイルに対して時計作成を行う時
は、[名前を付けて保存]コマンドを経由して、時計作
成工程に入る。この場合において、実行形式ファイルの
作成ルールは以下のとおりとしている。実行形式ファイ
ルのファイル名は、プロジェクト名に所定の拡張子を付
加した「プロジェクト名.拡張子」となっており、保存
先ディレクトリは、プロジェクトファイルの保存場所と
同一ディレクトリであり、当該実行形式ファイルのアプ
リケーションタイトルとしてプロジェクトファイル名の
先頭29バイトを用い、アプリケーションバージョンは
「1.00」に固定としている。
【0049】[4.8]部品(モジュール)の編集 [4.8.1]部品の新規作成コマンド 図18に示すような、ダイアログを画面上に表示し、新
規部品の部品名の入力を促す。この場合において、部品
名は英数8文字以内とし、入力時に文字数チェック、文
字種チェック、同一プロジェクト内の同名部品が存在す
るか否かのチェックを行う。もし、文字数違い、文字種
違いあるいは同名部品が存在する場合には、エラー内容
に対応する所定のエラーメッセージあるいは確認メッセ
ージが出力される。新規作成された部品(モジュール)
は、選択された状態で部品リストウィンドウの最上部に
配置され、部品レイアウトウィンドウの左上に配置され
る。また、部品の初期サイズは、20ドット×20ドッ
トとされる。
【0050】[4.8.2]サイズ変更 部品の編集ウィンドウ404上部には、図19に示すよ
うなツールバーのサイズ変更入力部404Bが設けられ
ている。部品のサイズを変更する場合には、このサイズ
変更入力部404Bに変更後のサイズを入力してサイズ
を変更する。より具体的には、サイズ変更の範囲は以下
の通りとされている。 横サイズの設定範囲 1〜96(ドット) 縦サイズの上限 1〜64(ドット)
【0051】[4.8.3]編集用ツールパレット 部品の編集ウィンドウ404下部には、図19に示すよ
うな編集用ツールパレット404Cが配置されている。
編集用ツールパレット404Cには、図19に示すよう
に、以下に説明する直線ツール451、ペンツール45
1、消しゴムツール453、塗りつぶしツール454、
四角ツール455、塗りつぶし四角ツール456、丸ツ
ール457、塗りつぶし丸ツール458、範囲選択ツー
ル459および背面黒/背面白ツール460が含まれ
る。
【0052】[4.8.3.1]直線ツール 直線ツール451を選択した場合には、編集ウィンドウ
404D(図19参照)内でマウスでクリックしたポイ
ント(位置)から、ドラッグし、リリースしたポイント
まで直線をひくこととなる。この場合において、左ドラ
ッグ(マウスの左ボタンを押したままのドラッグ)した
場合には、黒い直線が引かれ、右ドラッグ(マウスの右
ボタンを押したままのドラッグ)した場合には、白い直
線を引くこととなる。
【0053】[4.8.3.2]ペンツール ペンツール452を選択した場合には、編集ウィンドウ
404D内でマウスでクリックしたポイントに点(ドッ
ト)を打つ(表示する)。この場合において、左クリッ
クした場合には、対応するポイントに黒い点を打ち、右
クリックした場合には、対応するポイントに白い点を打
つこととなる。 [4.8.3.3]消しゴムツール 消しゴムツール453を選択した場合には、編集ウィン
ドウ404D内でマウスでクリックしたポイントを所定
の範囲で白く抜く(2x2ドット)こととなる。この場
合においては、右クリックあるいは左クリックのいずれ
の場合であっても対応する範囲が白く抜かれることとな
る。 [4.8.3.4]塗りつぶしツール 塗りつぶしツール454を選択した場合には、編集ウィ
ンドウ404D内でマウスでクリックしたポイントを含
む領域(閉空間)を塗りつぶすこととなる。この場合に
おいて、領域内で左クリックした場合には、当該領域は
黒く塗りつぶされ、領域内で右クリックした場合には、
当該領域は白く塗りつぶされることとなる。
【0054】[4.8.3.5]四角ツール 四角ツール455を選択した場合には、編集ウィンドウ
404D内でマウスでクリックしたポイントからドラッ
グし、リリースしたポイントまでを対角線とする四角を
描くこととなる。この場合において、左ドラッグした場
合には、黒い四角を描き、右ドラッグした場合には白い
四角を描くこととなる。 [4.8.3.6]塗りつぶし四角ツール 塗りつぶし四角ツール456を選択した場合には、編集
ウィンドウ404D内でマウスでクリックしたポイント
からドラッグし、リリースしたポイントまでを対角線と
する塗りつぶし四角を描くこととなる。この場合におい
て、左ドラッグした場合には、黒い塗りつぶし四角を描
き、右ドラッグした場合には、白い塗りつぶし四角を描
くこととなる。 [4.8.3.7]丸ツール 丸ツール457を選択した場合には、編集ウィンドウ4
04D内でマウスでクリックしたポイント、リリースし
たポイントを対角線とする長方形に内接する丸あるいは
楕円を描くこととなる。この場合において、左ドラッグ
した場合には、黒い丸あるいは黒い楕円を描き、右ドラ
ッグした場合には、白い丸あるいは白い楕円を描くこと
となる。
【0055】[4.8.3.8]塗りつぶし丸ツール 塗りつぶし丸ツール458を選択した場合には、編集ウ
ィンドウ404D内でマウスでクリックしたポイント、
リリースした、リリースしたポイントを対角線とする長
方形に内接する塗りつぶし丸あるいは塗りつぶし楕円を
描くこととなる。この場合において、左ドラッグした場
合には、黒い塗りつぶし丸あるいは黒い、塗りつぶし楕
円を描き、右ドラッグした場合には、白い塗りつぶし丸
あるいは白い塗りつぶし楕円を描くこととなる。 [4.8.3.9]範囲選択ツール 選択範囲ツール459を選択した場合には、編集ウィン
ドウ404D内でマウスでクリックしたポイントから、
リリースしたポイントまでを対角線とする四角領域を選
択することとなる。この場合において、領域選択状態の
部分には次の操作が有効となる。 (1)マウスドラッグによる当該選択領域の移動 (2)当該選択領域の削除 (3)当該選択領域のコピー (4)当該選択領域の切り取り なお、部品の編集ウィンドウ上部において、編集対象画
像(コマ)を切り替えた際は領域選択状態が無効とな
る。
【0056】[4.8.3.10]背面黒/背面白ツー
ル 背面黒/背面白ツール460を選択した場合には、範囲
選択ツール459により範囲選択行い、当該選択範囲を
移動した際、移動する前の領域色を黒または白に変更す
る。背面黒/背面白ツール460において、背面黒を選
択している場合には、選択領域の移動元の領域領域色を
黒とし、背面白を選択している場合には、選択領域の異
動元の領域色を白とする。
【0057】[4.9]直前のコマのグレイ表示 部品の編集ウィンドウ404下部には、図19に示すよ
うな直前のコマのグレイ表示チェックボックス404E
が配置されている。複数コマ(複数枚)の画像データに
より構成されているアニメーション部品等においてチェ
ックを有効にすると、図20に示すように、直前のコマ
の画像G1を現在のコマの画像G0にグレー表示で重ね
合わせて表示する。この直前のコマのグレイ表示は、ア
ニメーション等の動きのある絵の編集に用いるものであ
り、容易に動きを確認することができる。
【0058】[4.10]アニメーション部品における
コマの作成 部品の編集ウィンドウ404上部のコマ作成ボタン47
1を押すことにより、アニメーション部品を構成する画
像データを1コマ(枚)分追加できる。また、部品の編
集ウィンドウ404上部の切り取りボタン472を押す
ことにより、選択コマを切り取って空白にして、クリッ
プボードに転送できる。部品の編集ウィンドウ404上
部のコピーボタン473を押すことにより、選択コマを
コピーして、クリップボードに転送できる。部品の編集
ウィンドウ404上部の貼り付けボタン474を押すこ
とにより、選択コマに対して、上書き貼り付けを行う。
部品の編集ウィンドウ404上部の削除ボタン475を
押すことにより、コマごと削除する。また、マウスによ
りコマをドラッグすれば、コマの順番変更が可能となっ
ている。
【0059】[4.11]部品の名前変更コマンド 図21に示すダイアログにより、部品名を変更できる。
この場合の部品名変更対象は、部品リストの部品及び共
通部品である。部品名は英数8文字以内とし、入力時に
文字数チェック、文字種チェック、同一プロジェクト内
の同名部品チェックを行う。同名の部品が存在する場合
には、所定のエラーメッセージを出力する。
【0060】[4.12]共通部品への登録 部品リストウィンドウ403から、共通部品ウィンドウ
401へ部品をドラッグ&ドロップすることにより共通
部品として登録ができる。同名の部品名があった場合、
図22に示す確認メッセージが表示される。そして、登
録が許可されると、更新された共通部品が所定のディレ
クトリに保存される。また、部品リストウィンドウ40
3においては、以下の編集操作が行える。 切り取り:選択部品を切り取ってクリップボード転送
(下部品は上づめ) コピー :選択部品をコピーして、クリップボードに転
送 貼り付け:選択部品の上に、挿入貼り付け 削除 :部品ごと削除 マウスのドラッグ:部品の順番変更 道央に共通部品ウィンドウ401においては、以下の編
集操作が行える。 マウスのドラッグ:部品の順番変更
【0061】[4.13]元にもどすコマンド 全ての編集操作に対して、1回のみ、当該編集操作が無
かったものとして元に戻す(undo)ための機能が使え
る。
【0062】[5]エミュレーション 以上のようにして作成した時計表示アプリケーションプ
ログラムは、パーソナルコンピュータ上でエミュレート
することが可能となっている。この場合において、腕時
計型情報処理装置200上の操作ボタン(ボタン型操作
部)あるいはベゼル型の文字入力装置(ベゼル型操作
部)の機能をキーボード303に割り付けることが可能
となっている。この場合に、キーボードの操作態様にあ
わせて操作ボタン(ボタン型操作部)あるいはベゼル型
の文字入力装置(ベゼル型操作部)の機能を割り当て
る。具体的には、ボタン操作を一または複数のキーに割
り当てたりり、ベゼル型の文字入力装置に代えて、キー
ボードのアルファベットキーを割り当てることができ
る。なお、キーボードにかぎらず、マウス、ジョイステ
ックなどのポインティングデバイスに機能を割り当てる
ようにすることも可能である。同様に腕時計型情報処理
装置200における操作ボタンあるいはベゼル型の文字
入力装置への時計表示アプリケーションプログラムの機
能割り付けについてもエミュレーション時に設定するこ
とが可能である。この場合において、キーボード303
におけるキーへの機能割り付けは、一つの動作を割り付
けるばかりでなく、マクロプログラムのような複数の動
作を割り付けることが可能となっている。
【0063】[6]実施形態の効果 以上の説明のように、本実施形態によれば、時計表示ア
プリケーションプログラムを生成するに際し、生成した
時計表示アプリケーションプログラムの腕時計型情報処
理装置200上におけるコードサイズをあらかじめ見積
もることができ、実際に動作可能なサイズに容易に収め
ることが可能となる。また、パーソナルコンピュータ3
00側で生成した時計表示アプリケーションプログラム
の動作をエミュレーションするに際し、腕時計型情報処
理装置200の操作ボタンあるいはベゼル型の文字入力
装置の機能をキーボード303に割り付けることが可能
となっている。従って、パーソナルコンピュータ上で、
使い勝手などを検討することができる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、プログラムの開発の経
験のないユーザであっても、当該ユーザの好みの時計表
示を行える時計表示アプリケーションプログラムを生成
できるとともに、時計表示アプリケーションプログラム
の作成時に当該時計表示アプリケーションプログラムの
容量を容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 時計表示プログラム作成/実行システムの概
要構成ブロック図である。
【図2】 実施形態にかかるステーションおよび腕時計
型情報処理装置の構成を示す平面図である。
【図3】 図2のA−A断面図である。
【図4】 ステーションの概要構成ブロック図である。
【図5】 ステーションの充電動作説明図である。
【図6】 腕時計型情報処理装置の概要構成ブロック図
である。
【図7】 パーソナルコンピュータの概要構成ブロック
図である。
【図8】 時計表示プログラム作成プログラムの表示画
面例の説明図である。
【図9】 部品レイアウトウィンドウにおける座標軸の
設定状態の説明図である。
【図10】 部品リストウィンドウの説明図である。
【図11】 部品リストウィンドウにおける部品配置と
レイヤーとの関係を説明するための図である。
【図12】 部品の形式ダイアログの説明図である。
【図13】 年月日曜日形式のデータの説明図である。
【図14】 アニメーション形式のデータの説明図であ
る。
【図15】 サイズチェック(サイズ見積もり)の具体
例の説明図である。
【図16】 動作プログラムのコードサイズの対応関係
の説明図である。
【図17】 サイズチェック結果表示ダイアログの説明
図である。
【図18】 部品名の入力ダイアログの説明図である。
【図19】 部品編集画面の説明図である。
【図20】 直前のコマのグレイ表示の説明図である。
【図21】 部品名の変更ダイアログの説明図である。
【図22】 同名部品存在時の確認ダイアログの説明図
である。
【図23】 年月日曜日形式のデータの描画プロパティ
における変更の説明図である。
【図24】 各形式のデータの描画モードの説明図であ
る。
【図25】 アニメーション形式のデータの描画プロパ
ティにおける描画間隔変更の説明図である。
【符号の説明】
10…時計表示プログラム作成/実行システム 100…ステーション 200…腕時計型情報処理装置 230…マイクロプロセッサユニット 231…CPU 232…マスクROM 233…RAM 234…ゲートアレイ 235…電源回路 236…発振回路 237…リアルタイムクロック(RTC) 238…I/Oポート部 239…A/D−D/A変換部 240…オペアンプ部 241…メモリ管理部 242…表示制御部242 243…充電制御部 244…通信制御部 245…振動モータ制御部 246…ベゼル制御部 250…SRAM 260…フラッシュROM 270…LCDドライバ 271…LCD 272…解像度切替制御部 273…キャラクタジェネレータ(CG) 274…ドライバ 275…チャージポンプ電源 300…パーソナルコンピュータ 301…ディスプレイ 302A、302B…外部記憶装置 303…キーボード 304…マウス 305…プリンタ装置 306…通信インターフェース部 307…コンピュータ本体
フロントページの続き Fターム(参考) 2F002 AA00 AB06 AD06 AD07 CB02 DA00 EA01 EB04 EB11 EB12 ED02 ED03 ED04 ED05 ED06 EE00 EE08 EF02 GA06 5B076 AB02 AB15 DB01 DB04 DC09 DD05 DD06 EC06 5E501 AA02 AA04 AC10 BA05 BA12 CA03 CA04 CB02 CB09 EA05 EA08 EA12 EA14 EB06 EB12 EB14 EB17 FA06 FA08 FA14 FA15 FA45 FB04 FB22 FB23 FB28

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターゲットとなる携帯型情報処理装置に
    おいて時計表示を行わせる時計表示アプリケーションプ
    ログラムを生成するための情報処理装置における情報処
    理方法において、 前記時計表示アプリケーションプログラムを構成可能な
    複数のモジュールプログラムのうち、ユーザが前記時計
    表示アプリケーションプログラムを構成すべく選択した
    複数のモジュールプログラム全体の容量を前記時計表示
    アプリケーションプログラムの容量としてあらかじめ設
    定された各モジュールプログラム毎に実行時に必要とさ
    れる容量に基づいて算出する容量算出過程と、 前記算出した時計表示アプリケーションプログラムの容
    量が前記携帯型情報処理装置で当該時計表示アプリケー
    ションプログラムを実行可能な容量であるか否かを判別
    する判別過程と、 前記判別の結果を告知する告知過程と、 を備えたことを特徴とする情報処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報処理方法において、 前記情報処理装置は、前記モジュールプログラムのそれ
    ぞれについて実行時に必要とされる容量を記憶する記憶
    装置を有し、 前記モジュールプログラムのそれぞれについて実行時に
    必要とされる容量をあらかじめ記憶する記憶過程を備え
    たことを特徴とする情報処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の情報処理
    方法において、 前記携帯型情報処理装置は、前記時計表示アプリケーシ
    ョンプログラムを実行するに際し、各種操作を行うため
    の操作部を有し、 前記情報処理装置は、各種操作を行うための情報処理装
    置側操作部を有し、 生成した前記時計表示アプリケーションプログラムに基
    づいてエミュレーションを行うに際し、前記操作部の機
    能を前記情報処理装置側操作部に割り当てる操作割当過
    程と、 前記情報処理装置側操作部の操作状態に基づいて前記携
    帯型情報処理装置のエミュレーションを行うエミュレー
    ション過程と、 を備えたことを特徴とする情報処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の情報処理方法において、 前記操作部は、ボタン型操作部あるいはベゼル型操作部
    のうち、少なくともいずれかを有し、 前記情報処理装置側操作部は、キーボードあるいはポイ
    ンティングデバイスを有し、 前記操作割当過程は、前記キーボードあるいは前記ポイ
    ンティングデバイスの操作態様にあわせて前記操作部に
    おける前記ボタン型操作部あるいは前記ベゼル型操作部
    の機能を割り当てることを特徴とする情報処理方法。
  5. 【請求項5】 ターゲットとなる携帯型情報処理装置に
    おいて時計表示を行う時計表示アプリケーションプログ
    ラムを構成可能な複数のモジュールプログラムを記憶す
    るモジュール記憶部と、 前記モジュールプログラムのうち、ユーザが前記時計表
    示アプリケーションプログラムを構成すべく選択するた
    めの選択部と、 前記選択された複数のモジュールプログラム全体の容量
    を前記時計表示アプリケーションプログラムの容量とし
    てあらかじめ設定された各モジュールプログラム毎に実
    行時に必要とされる容量に基づいて算出する容量算出部
    と、 前記算出した時計表示アプリケーションプログラムの容
    量が前記携帯型情報処理装置で当該時計表示アプリケー
    ションプログラムを実行可能な容量であるか否かを判別
    する判別部と、 前記判別の結果を告知する告知部と、 前記選択されたモジュールプログラムに基づいて前記時
    計表示アプリケーションプログラムを生成するプログラ
    ム生成部と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の情報処理装置において、 前記携帯型情報処理装置は、前記時計表示アプリケーシ
    ョンプログラムを実行するに際し、各種操作を行うため
    の操作部を有し、 前記情報処理装置は、各種操作を行うための情報処理装
    置側操作部と、 前記時計表示アプリケーションプログラムを生成後、前
    記携帯型情報処理装置のエミュレーションを行って実行
    するに際し、前記操作部の機能を前記情報処理装置側操
    作部に割り当てる操作割当部と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の情報処理装置において、 前記操作部は、ボタン型操作部あるいはベゼル型操作部
    のうち、少なくともいずれかを有し、 前記情報処理装置側操作部は、キーボードあるいはポイ
    ンティングデバイスを有し、 前記操作割当部は、前記キーボードあるいは前記ポイン
    ティングデバイスの操作態様にあわせて前記操作部にお
    ける前記ボタン型操作部あるいは前記ベゼル型操作部の
    機能を割り当てることを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 情報処理装置にターゲットとなる携帯型
    情報処理装置において時計表示を行わせるための時計表
    示アプリケーションプログラムを生成させる情報処理プ
    ログラムを記録した記録媒体において、 前記時計表示アプリケーションプログラムを構成可能な
    複数のモジュールプログラムのうち、ユーザが前記時計
    表示アプリケーションプログラムを構成すべく選択した
    複数のモジュールプログラム全体の容量を前記時計表示
    アプリケーションプログラムの容量としてあらかじめ設
    定された各モジュールプログラム毎に実行時に必要とさ
    れる容量に基づいて算出させ、 前記算出させた時計表示アプリケーションプログラムの
    容量が前記携帯型情報処理装置で当該時計表示アプリケ
    ーションプログラムを実行可能な容量であるか否かを判
    別させ、 前記判別の結果を告知させる、ことを特徴とする情報処
    理プログラムを記録した記録媒体。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の情報処理プログラムを記
    録した記録媒体において、 前記モジュールプログラムのそれぞれについて実行時に
    必要とされる容量を前記情報処理装置の記憶装置にあら
    かじめ記憶させる、 ことを特徴とする情報処理プログラムを記録した記録媒
    体。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9記載の情報処
    理プログラムを記録した記録媒体において、 前記携帯型情報処理装置は、前記時計表示アプリケーシ
    ョンプログラムを実行するに際し、各種操作を行うため
    の操作部を有し、 前記情報処理装置は、各種操作を行うための情報処理装
    置側操作部を有し、 生成した前記時計表示アプリケーションプログラムに基
    づいてエミュレーションを行うに際し、前記操作部の機
    能を前記情報処理装置側操作部に割り当て、 前記情報処理装置側操作部の操作状態に基づいて前記携
    帯型情報処理装置のエミュレーションを行わせる、 ことを特徴とする情報処理プログラムを記録した記録媒
    体。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の情報処理プログラム
    を記録した記録媒体において、 前記操作部は、ボタン型操作部あるいはベゼル型操作部
    のうち、少なくともいずれかを有し、 前記情報処理装置側操作部は、キーボードあるいはポイ
    ンティングデバイスを有し、 前記操作部の機能を前記情報処理装置側操作部に割り当
    てるに際し、前記キーボードあるいは前記ポインティン
    グデバイスの操作態様にあわせて前記操作部における前
    記ボタン型操作部あるいは前記ベゼル型操作部の機能を
    割り当てる、 ことを特徴とする情報処理プログラムを記録した記録媒
    体。
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