JP2002099764A - 情報提供方法および情報提供装置 - Google Patents

情報提供方法および情報提供装置

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JP2002099764A
JP2002099764A JP2000289313A JP2000289313A JP2002099764A JP 2002099764 A JP2002099764 A JP 2002099764A JP 2000289313 A JP2000289313 A JP 2000289313A JP 2000289313 A JP2000289313 A JP 2000289313A JP 2002099764 A JP2002099764 A JP 2002099764A
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Kazuyuki Goto
和之 後藤
Hideo Segawa
英生 瀬川
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Toshiba Corp
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FRESH EYE KK
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】例えば、複数の電子モール、インターネット全
体や日本全国といった広い範囲を網羅して、顧客に対し
ては、例えば、世間一般的な商品の購買嗜好といった商
品を選択する上で参考になる情報を提供するとともに、
電子商店に対しても今後の販売戦略を練る上で参考にな
る情報を提供でき、しかも、顧客や電子商店にプライバ
シーや客観性、公平性を保持した情報提供が可能となる
情報提供方法および装置を提供する。 【解決手段】顧客向けには、商品情報と顧客履歴とか
ら、顧客が所望の電子商店および商品を選択する手がか
りとなるような関連情報を作成して、これを商品の検索
画面とともに提供し、特定の電子商店向けには、顧客履
歴と商品情報とを基に複数の電子商店のうちの特定の電
子商店と他の少なくとも1つの電子商店とを比較分析し
た結果を少なくとも含む報告情報を作成して、それを提
供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、インター
ネットを介して商品の売買取引(オンライン・ショッピ
ング)を可能にする電子商取引仲介システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク・インフラとパーソナル・
コンピュータの普及によって、情報通信分野の専門家で
ない一般ユーザでもネットワーク上の多様なサービスが
享受できるようになった。その代表がオンライン・ショ
ッピングと呼ばれるサービスである。インターネットな
どのネットワークの上で、物品やチケット等をオンライ
ンで売買する、いわゆる仮想商店といったサービスが、
すでに実現され、広く普及し始めている。ネットワーク
上のオンライン・ショッピングでは、従来の、電話・印
刷物・郵送を用いた通信販売と異なり、取引に関する多
様な情報をネットワーク上で双方向かつリアルタイムに
やり取りできることに特徴があり、従来の商取引の商慣
習やビジネスモデルを大きく変えつつある。
【0003】複数の商店を1つのサイトに集め、そのプ
ロモーション、宣伝、取引手続きの一括化などを行う仲
介的なサービスとして、電子モールがある。現在、実際
に運用されている電子モールでは、顧客を購入したい商
品を複数の商店から効率よく探すための検索機能を設け
ているものがある。
【0004】また、オンライン・ショッピングの目的に
限らず、ネットワーク上の多数のサイトで公開されてい
る多種大量の情報について、これを自動的に収集し、利
用者の要求に応じて検索して提示するという、いわゆる
検索サイトといった情報提供サービスも、すでに普及し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ネットワーク上の電子
商店や電子モールの数は膨大であり、それらの商店で取
引きされる商品の種類も多種多量なので、顧客にとって
は、自分の要求に合った商品は何か、その商品はどの商
店で販売されているのか、どの商店で購入すると有利
か、といった指針が与えられないという問題がある。こ
の問題に対しては、例えば「商品情報提示方法およびシ
ステム(特開平10−63749号公報)」のように、
商品をジャンルなどで検索し、その仕様などの詳細情報
を価格などの取引条件とともに提示するシステムが提案
されている。しかしながら、顧客にとっては、商品の価
格や特売などといった明示的な条件以外にも、商品の人
気や流行といった情報を参考にして購入を検討したいと
いうニーズがある。
【0006】このようなニーズに対して、例えば、「電
子モールにおける店舗表示制御方法及び装置並びに記憶
媒体(特開平11−120230号公報)」では、モー
ル内の商店の活性度を、顧客全体からのアクセスの頻度
や、商店が公開する商品等の情報の更新頻度から算出
し、活性度が高い商店ほど顧客の目に留まりやすいよう
に配置して提示するという方法を提案している。この方
法は顧客にとっては好ましい反面、モールのテナントで
ある商店にとっては好ましくない面が多い。商店のアク
セス頻度や情報の更新頻度は、扱う商品分野によって異
なるし、また、自店に有利なようにアクセス頻度や更新
頻度を改編する商店もあり得るので、この発明で主張さ
れている活性度は実態を反映しない恐れがある。
【0007】一般に商店は、自店のアクセス数を明らか
にすることや、特定可能な他店と比較されることには抵
抗感があるのが実情である。また、上記2つの発明で
は、顧客への情報提供サービスを、あらかじめ定めた範
囲の商店や商品を対象として行うものであるが、モール
自体の数は膨大であり、個々のモール内だけでは商品の
網羅性がないため、顧客にとっては、多数のモールの各
々から商品を検索して商店を選ぶ作業を強いられること
になり、その労力の軽減が求められている。
【0008】一方、商店の側では、どのような商品に顧
客の人気が集まっているかの情報や、自店が扱う商品と
同一または同ジャンルの商品を他店はどのような条件で
販売しているかといった情報を、つねに必要としてい
る。これらの情報は、電子モールのような場での、各商
店や各商品に対する顧客のアクセス状況を収集して分析
することによって得ることができると考えられる。
【0009】しかしながら、各々の商店は、自店のアク
セス数を他店に知られたくはないし、各々の顧客にとっ
ては、自分がどのような商品を欲しがっているかを他者
に知られたくない。また、現在の電子モールのような限
定された場から得られる情報は数が限られる。1つの電
子モールに同業の商店が多数存在することは少なく、そ
こから販売戦略などに役立つ情報が得られるとは考えに
くい。より広い、開かれた場から情報を得ることが望ま
れる。
【0010】このように、顧客側が、インターネット上
に散在する複数の個別の電子商店や電子モールのそれぞ
れにアクセスして、所望の商品を購入する従来のオンラ
イン・ショッピングでは、顧客が自身の嗜好以外の世間
一般の人気商品や流行等を考慮して商品を選択すること
が困難であるという問題点があった。また、1つの電子
モール内で各商店毎の顧客からのアクセス頻度等を基に
算出された各商店毎の活性度をフィードバックされて
も、各商店では、自商店への顧客からのアクセス状況を
他店に知られるばかりか、自商店の商品をいかにすれば
多く売れるかといった今後の販売戦略を練る上で何ら参
考になるものではなかった。
【0011】さらに、1つの電子モール内に閉じた顧客
からのアクセス状況、購買状況を分析したとしても、そ
の分析結果が必ずしも世間一般的な嗜好を反映している
とは言えなかった。
【0012】そこで、本発明は、以上の問題点に鑑み、
例えば、複数の電子モール、好ましくはインターネット
全体や日本全国といった広い範囲で、各電子商店と顧客
との間の商品売買取引の仲介を行って、その履歴を基
に、顧客に対しては、例えば、世間一般的な商品の購買
嗜好といった商品を選択する上で参考になる情報を提供
するとともに、電子商店に対しても今後の販売戦略を練
る上で参考になる情報を提供し、しかもそれらを各電子
商店、各顧客の特定が不可能なようにプライバシーや客
観性、公平性を保持して提供できる情報提供方法および
それを用いた情報提供装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の情報提供方法お
よび装置は、ネットワークを介して商品を販売する複数
の電子商店のそれぞれから収集された、各電子商店取扱
いの商品に関する情報を商品情報として記憶し、顧客か
らの要求に応じて、前記複数の電子商店の複数の商品の
商品情報を提供するとともに、その中から選択された電
子商店および商品情報の利用の履歴を顧客履歴として記
憶し(より具体的には、前記複数の電子商店から提供さ
れる複数の商品の中から所望の電子商店および商品を検
索可能にする検索画面を提供し、この検索画面を介して
最終的に選択された電子商店の商品の売買取引を仲介す
るとともに、前記顧客の検索過程で選択された前記電子
商店および前記商品に関する情報を顧客履歴として記憶
し)、顧客向けサービスとしては、前記商品情報と前記
顧客履歴とから、前記顧客が所望の電子商店および商品
を選択する手がかりとなるような関連情報を作成して、
これを前記商品情報とともに提供し、電子商店向けサー
ビスとしては、前記顧客履歴と前記商品情報とを基に前
記複数の電子商店のうちの特定の電子商店と他の少なく
とも1つの電子商店とを比較分析した結果を少なくとも
含み、好ましくは、前記特定の電子商店と前記他の少な
くとも1つの電子商店との間の前記商品情報に含まれる
商品の価格およびまたは付加サービスとの違いによる利
用実績の違いを比較分析した結果を含む報告情報を作成
して、前記特定の電子商店へ提供することにより、例え
ば、複数の電子モール、好ましくはインターネット全体
や日本全国といった広い範囲で、各電子商店と顧客との
間の商品売買取引の仲介を行って、顧客に対しては、例
えば、世間一般的な商品の購買嗜好といった商品を選択
する上で参考になる情報を提供するとともに、電子商店
に対しても今後の販売戦略を練る上で参考になる情報を
提供できる。
【0014】また、前記関連情報や前記報告情報を、前
記電子商店と前記顧客の特定が不可能なように加工する
ことにより、顧客や電子商店にプライバシーや客観性、
公平性を保持した情報提供が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明の実施形態に係る情報提供
システム全体の基本構成を示すブロック図である。図1
に示すように、複数(ここでは、例えば、3人)の顧客
a〜cの端末(以下、簡単に顧客端末)、複数(ここで
は、例えば3店)の商店A〜Cの端末(以下、簡単に商
店端末)が接続された広域のネットワーク(例えばイン
ターネット)200に本発明の情報提供装置100が、
これらと互いに通信可能なように接続されている。この
ような構成において、情報提供装置100は、顧客や商
店に対し、商品の売買取引の仲介や、各種情報の提供等
のサービスを提供するものである。
【0017】ここで、情報提供の対象とする顧客は、ネ
ットワーク200に接続して情報を授受する手段(ここ
では、顧客端末)をもつ任意の人であるとする。図1で
は、これらの顧客のうち、本発明の情報提供装置100
に対してアクセスしてきた任意の複数の顧客(ここで
は、例えば顧客c)に対して、情報提供装置100は所
定のサービスを提供する。
【0018】一方、商店A〜Cは、各々、その販売対象
である商品についての情報を商品情報として持ち、か
つ、その情報をネットワーク100上で公開しているも
のとする。例えば現在のインターネットでは、WWW
(World Wide Web)サーバを用いてHT
ML等の形式の情報(すなわちWebページ)として公
開するという形態が代表的である。複数の任意の商店A
〜Cのうち、情報提供装置100からの所定のサービス
を利用する契約を行なった複数の特定の商店(図1の商
店B)に対して、情報提供装置100は、所定のサービ
スを提供するものである。
【0019】図1の商品情報収集部1は、ネットワーク
200上に公開されている各商店の商品情報を収集する
ものである。商品情報収集部1は、定期的に各商店から
の公開情報(Webページ)を調べ、新たな商品・情報
が存在する場合はこれを取得して商品情報登録部2を使
って商品情報記憶部6に登録する。また、各商店の持つ
商品情報が、過去に取得した商品情報から更新されてい
る場合や、消去されている場合には、商品情報記憶部6
に記憶した商品情報も更新・消去する。
【0020】商品情報収集部1は、ネットワーク・ロボ
ットと呼ばれるソフトウェアとして、従来技術で実現で
きるものである。一方、商品情報記憶部6、商品情報登
録部2、商品情報検索部5は、データベース・システム
などを用いて実現する。
【0021】商店用情報提供部3は、契約商店に情報を
提供するためのものである。提供する情報を作成するた
めに、前述の商品情報記憶部6と後述のアクセス情報記
憶部11に記憶されている情報のうち必要な情報を、商
品情報記憶部6とアクセス情報記憶部11の各々の検索
手段である商品情報検索部5とアクセス情報検索部10
を用いて検索し、商店用提供情報加工部4にて、これら
を基に各種統計値を求めるとともに、所定の内容・形式
に加工して、商店に送信する。
【0022】一方、顧客に対する情報提供の処理では、
顧客用情報提供部7が、ネットワーク200を介して情
報提供装置100にアクセスしてきた任意の顧客からの
要求を受け付ける。要求を受け取った顧客用情報提供部
7は、まず、顧客の要求の内容・日時などの情報を、ア
クセス情報登録部8を用いてアクセス情報記憶部11に
記憶する。アクセス情報記憶部11、アクセス情報登録
部8、アクセス情報検索部10は、データベース・シス
テムなどを用いて実現する。
【0023】次に、顧客の要求を満たすべく、前述の商
品情報記憶部6と、アクセス情報記憶部11から、それ
ぞれの検索手段である商品情報検索部5とアクセス情報
検索部10を用いて必要な情報を検索し、顧客用提供情
報加工部9にて、これらを基に各種統計値を求めるとと
もに、所定の内容・形式に加工して、顧客に返信する。
【0024】次に、図2〜図5を参照して、商品情報記
憶部6に記憶する商品情報の内容と記憶形式について説
明する。商品情報は、本実施形態の場合、図2〜図5の
4種類のテーブルの組合せによって記述されている情報
である。
【0025】図2の分類テーブルは、多種多様な商品が
属する分類と、その階層関係の各分類を識別するための
分類IDにて記述したテーブルである。例えば、図2に
は、分類IDが「C00100」の「飲食物」という分
類の下には、分類ID「C00101」の果物と、分類
ID「C00102」の野菜と、分類ID「C0010
3」の魚介類とがある、という階層関係が記述されてい
る。この階層関係は何段になっていてもよい。
【0026】図3の製品テーブルは、商品として販売す
る実物である製品自体の情報を記述するテーブルであ
る。各製品には、それらを識別するための製品IDを付
し、例えば、製品IDが「P00001」の「iノー
ト」という製品は、分類ID「C00313」の「ノー
トパソコン」に属する製品であると記述され、そのメー
カ、仕様などの情報とともに記憶されている。
【0027】図4の商店テーブルは、商店の情報を記述
するためのテーブルである。各商店には、それらを識別
するための商店IDが付され、例えば、商店IDが「S
00001」の「青木通販」等のように、商店の名称、
達絡先等の情報をここに記述する。
【0028】図5の商品テーブルは、各商店が取り扱う
個々の商品を記述する。複数の商店で同じ製品を取り扱
う場合も、それら製品がどの商店で取り扱われているか
らを識別できるように、各商品には、それらを識別する
ための商品IDが付され、この商品IDは、同じ製品で
あっても商店が異なれば異なる商品IDが付されてい
る。例えば、商品ID「I00001」は、製品ID
「P00001」の「iノート」という製品であって、
これは、商店ID「S00001」の「青木通販」にて
価格「238,000円」で販売しているといった情報
を、このテーブルに記述する。また、各商品には、それ
らに対する付加サービス(例えば、無償サポート有るこ
と、価格割引等)も対応付けて記憶されている。
【0029】なお、商品情報のうち、主に分類テーブル
にて記述された各製品の分類結果を、特に、商品分類と
呼び、少なくとも製品、あるいは、製品と商店とが特定
されたとき、それに関連して上記全てのテーブルから導
き出すことのできる情報をまとめて、商品情報と呼ぶ。
【0030】次に、図6〜図7を参照して、アクセス情
報記憶部11に記憶されるアクセス情報の内容と記憶形
式について説明する。アクセス情報は、本実施形態の場
合、図6、図7の2種類のテーブルによって記述されて
いる情報である。
【0031】図6の顧客テーブルは、例えば、情報提供
装置100からのサービスを利用する顧客のうち、特定
の顧客のみの情報を記述するテーブルである。特定の顧
客とは、情報提供装置100から提供される情報提供サ
ービスを含む一連のサービスを恒常的に利用する契約を
行なった顧客であり、図6に示したような氏名、性別、
年齢、連絡先などの情報は、契約時に顧客自身が登録し
た情報である。
【0032】なお、本実施形態では、図6の顧客テーブ
ルに情報を登録した特定の顧客に関しても、また、それ
以外の不特定多数の匿名の顧客に対しても、同等の情報
提供サービスを行なうこととする。ただし、契約した顧
客とそうでない匿名の顧客とで、情報提供サービスの内
容を変えることも可能である。
【0033】図7のアクセステーブルは、顧客から情報
提供装置100へのアクセス履歴を記憶するためのテー
ブルである。図7に示すように、顧客が情報提供装置1
00にアクセスして行った問合せや、参照した商品分類
の分類ID、参照した商品の商品ID、製品ID、商店
ID等が、日時とともに記憶される。なお、図7におい
て、顧客IDのうち「U00254」などのように
「U」で始まる顧客IDは、図6の顧客テーブルに登録
された顧客を示し、「A01903」などの「A」で始
まる顧客IDは、顧客テーブルに登録されていない匿名
の顧客であるとする。
【0034】次に、情報提供装置100が顧客向けにサ
ービスを提供するための処理動作について説明する。図
8〜図10は、情報提供装置100から顧客側の端末に
提供する情報の画面表示例である。以下、図11に示す
フローチャートを参照して、顧客向けサービスを提供す
るための処理手順について説明する。
【0035】まず、顧客端末からアクセスに応じて、情
報提供装置100の顧客用情報提供部7は、顧客端末と
の情報の授受のセッションを開始する(ステップS40
1)。この処理は従来技術に属するため詳細な説明は省
略するが、顧客が上記で説明した登録済みの顧客である
場合には認証を行なったのちセッションを開始する。登
録されていない顧客に対しては、新規の顧客として登録
を要求するか、あるいは、匿名の顧客として可能な情報
提供を行なうものとしてセッションを開始する。その
後、顧客からの情報の要求があると(ステップS40
2)、その要求内容を、アクセス情報登録部8を介し
て、顧客情報、日時とともにアクセス情報として図7に
示した形式で記憶する。
【0036】本実施形態の場合、顧客の要求は3種類に
分類している。すなわち、商品情報や商品分類を直接キ
ーワードまたは自然文を検索条件にして検索するという
要求、商品分類の内容を閲覧するという要求、商品情報
の内容を閲覧するという要求、の3種類である。
【0037】商品情報や商品分類を直接キーワードや自
然文を条件にして検索する場合は(ステップS40
4)、図8の画面領域62や図9の画面領域65に検索
条件となるキーワード、自然文が入力されて、それに対
応する商品情報や商品分類を検索する。また、商品分類
の内容閲覧の要求があった場合(ステップS409)、
指定された商品分類の下位の分類項目、あるいは、指定
された商品分類に属する商品の一覧を提示する。また、
商品情報の内容を閲覧する要求があった場合(ステップ
SS410)には、図10の画面領域68に示したよう
な商品情報の内容を提示する。
【0038】まず、商品分類の内容閲覧の要求があった
場合(S409)について説明する。顧客端末との間の
セッションが開始されると同時に、顧客用情報提供部7
からから顧客端末へ、顧客が商品分類、商品情報を検索
可能にする検索画面が提供される。この検索画面の初期
画面には、例えば、商品分類の最上位にある分類項目が
提示されていることが望ましい。図2に示す分類テーブ
ルでは、最上位にある分類項目は「飲食物」「衣類」
「コンピュータ」である。これらが提示されている画面
領域から顧客が、例えば、「コンピュータ」を選択する
と、商品情報検索部5は商品情報記憶部6に格納された
分類テーブルを参照して「コンピュータ」の下位の分類
を検索した結果、顧客端末には、図8の画面領域61に
示すように、「コンピュータ」の下位の分類にある項目
が全て提示される(ステップS408)。ここでは、例
えば、「パソコン本体」という項目のみが提示されてい
る。ここで、さらに、「パソコン本体」を選択したとす
ると、上記同様、その下位に分類されている項目「デス
クトップ」「省スペースパソコン」「ノートパソコン」
が提示される(ステップS408)。
【0039】次に、情報提供装置100は、ステップS
412〜ステップS415までの処理(後述)を行い、
検索結果としての分類内容を提示すると当時に、この分
類内容を基に顧客がさらに選択、検索をしていく上で手
がかりとなるような関連情報を画面領域に63に提示す
るようになっている。
【0040】次に、図8の画面領域62に検索条件とな
るキーワード、自然文が入力されて、商品情報や商品分
類を直接キーワードや自然文を検索条件にして検索する
要求があった場合(ステップS404)について説明す
る。この要求があった場合、情報提供装置100の商品
情報検索部5は、入力された検索条件で商品情報、商品
分類を検索し(ステップS405)、検索できれば(ス
テップS406)、その検索結果、すなわち、商品情報
または商品分類の一覧を表示する(ステップS40
8)。
【0041】例えば、図8の画面領域61に提示されて
いる商品分類から「ノートパソコン」を選択し、さら
に、画面領域62に検索条件として「iノート」という
製品名を入力したとする。商品情報検索部5は、「ノー
トパソコン」という商品分類の下での「iノート」とい
う検索条件で商品情報記憶部6を検索して、検索結果を
要求元の顧客端末へ送信する。この検索結果の表示例を
図9に示す。すなわち、図9では、図8に示した表示画
面に画面領域66を新たに追加して、それに検索結果を
表示している。画面領域66には、「ノートパソコン」
という商品分類の下での「iノート」という検索条件で
商品を検索した結果が表示されている。
【0042】次に、情報提供装置100は、上記同様、
ステップS412〜ステップS415までの処理(後
述)を行い、検索結果を提示すると当時に、この検索結
果を基に顧客がさらに選択、検索をしていく上で手がか
りとなるような関連情報を画面領域に67に提示するよ
うになっている。
【0043】商品情報の内容を閲覧する要求があった場
合(ステップS410)には、図10に示すように商品
情報の内容を提示する(ステップS411)。商品情報
の内容を閲覧する要求は、例えば、図9の画面領域66
で、「あさひ商店」など閲覧したい商店を選択すること
によって行なわれる。この要求を受けた情報提供装置1
00の商品情報検索部5は、「あさひ商店」の商品であ
る「iノート」に関する商品情報を検索して、それを要
求元の顧客端末に送信して、図10に示すように、画面
領域68に提示される。この提示される商品情報として
は、製品自体の仕様などの情報68aと、その商品を取
り扱っている商店名、価格、取引条件など商店としての
情報68bが含まれている。
【0044】次に、情報提供装置100は、上記同様、
ステップS412〜ステップS415までの処理(後
述)を行い、検索結果を提示すると当時に、この検索結
果を基に顧客がさらに選択(この場合、購入するか否か
の選択)、検索をしていく上で手がかりとなるような関
連情報を画面領域に70に提示するようになっている。
【0045】図10に示したような画面では、実際の購
入の手続きを商店と顧客の間で行なえるよう、購入手続
きボタンB1と、購入を取りやめるためのキャンセルボ
タンB2が備えられている。すなわち、図10の画面を
見た顧客が、「iノート」という製品を「あさひ商店」
から購入しようとする場合は、ボタンB1を選択すれば
よく、購入したくない場合は、ボタンB2を選択すれば
よい。
【0046】なお、上記したような顧客からの要求は、
常にステップS402、ステップS403を経由して処
理されるので、その都度、顧客が入力した検索条件、顧
客が参照した商品の分類ID、商品ID、製品ID、商
店IDが、ステップS403で、アクセス情報記憶部1
1に履歴として図7に示したように記憶される。
【0047】以上ステップS402からステップS41
1までの処理は、顧客の要求に応える基本的な処理であ
る。
【0048】次に、ステップS412からステップS4
15の処理について説明する。ここでの処理は、顧客に
対して、購入するまでの商品、商店を選択するまでの検
討材料となる情報を提供するための処理であり、本発明
の特徴的な処理の1つである。
【0049】まず、前述した処理で顧客に対して提示し
た商品情報または商品分類について、これらと関連する
アクセス情報を、他の顧客のものも含めて検索する(ス
テップS412)。そして、検索されたアクセス情報の
数と内容に基づき、各種統計値を求めて、顧客に対して
有用なレポートを作成する(ステップS413)。ここ
で、レポートには、具体的な顧客や商店が特定できるよ
うな情報が含まれないようにする(ステップS414)
ことによって、他の顧客のプライバシーを守り、かつ、
特定の商店が有利・不利になるような情報が堤示される
ことを防ぐ。このようにして作成されたレポートは、顧
客用情報提供部7から顧客端末に送られ、顧客端末に
は、例えば、図8の画面領域63、図9の画面領域6
7、図10の画面領域70に示したように関連情報とし
て提示される。
【0050】図8の画面領域63に提示されている関連
情報は、顧客が選択することにより顧客が興味を持って
いると判断できる「パソコン本体」という商品分類に対
して、その下位の分類「デスクトップパソコン」「省ス
ペースパソコン」「ノートパソコン」のアクセスの数
を、他の不特定多数の顧客のアクセス情報に基づいて統
計値を求め、アクセスの比率をグラフにして提示したも
のである。このレポート(関連情報)により、顧客は、
一般に人気のある商品分類を知ることができる。
【0051】図9の画面領域67に提示されている関連
情報は、顧客が詳細な情報を要求した「iノート」とい
う製品について、どのような顧客層に人気があるかを表
したものである。このレポートは、「iノート」に関連
するアクセス情報に基づいて作成する。顧客の情報は、
「男性」「女性」「20才代」「30才代」といったか
たちに抽象化して提示されるので、アクセスした個々の
顧客の個人情報は全く提示されない。
【0052】図10の画面領域70に提示されている関
連情報は、顧客が商品情報を閲覧している「iノート」
という製品について、その平均価格の変動をグラフにし
て表したものである。商品情報記憶部6に記憶した収集
した全ての商店の商品情報に基づいて、価格の平均を求
めてグラフ表示するので、個々の商店が価格の上げ下げ
をどう設定しているかといった情報は顧客に伝わらな
い。したがって、このレポートを顧客に提示しても、顧
客が検討している「あさひ商店」以外の商店が有利・不
利になったり、個々の商店の販売戦略が漏洩することは
ない。一方、顧客にとっては、購入を決める手がかりと
して十分な情報が得られる。すなわち、顧客が検討して
いる「あさひ商店」の価格が一般的に妥当なものかどう
か、また、価格の下がり方からみて今が購入すべき時期
であるかが、判断できる。
【0053】以上、3種類のレポートの例とその効果を
説明したが、顧客に有用なレポートの作成方法は他にも
多数考え得る。本発明の本質は、顧客の要求に関連した
レポートを、蓄積した商品情報とアクセス情報に基づい
て作成する点と、顧客や商店が特定できる情報を含まな
いレポートを作成する点の2点である。
【0054】次に、情報提供装置100が商店向けにサ
ービスを提供するための処理動作について説明する。図
13〜図16は、情報提供装置100から商店側の端末
に提供する情報の画面表示例である。以下、図12に示
すフローチャートを参照して、商店向けサービスを提供
するための処理手順について説明する。なお、図12に
示す処理動作は、予め、情報の提供先である商店が定ま
っているとして、その商店に向けて提供する情報を作成
する処理である。本実施形態では、情報提供装置100
からのサービスを利用する契約を行なった特定の商店の
各々に対して、例えば、週に一度レポートを作成して提
供する、といった運用形態であるとする。ただし、商店
からの要求がある度に新しいレポートを作成して提供す
るといった運用形態も可能である。
【0055】まず、商品情報検索部5は、情報提供先の
商店(対象商店)の商品情報を商品情報記憶部6から全
て検索する(ステップS501)。当該商店に提供する
レポートは、個々の商品に関するレポートと、商品分類
に関するレポートに大別されるが、図12のステップS
502〜ステップS504では、個々の商品に関するレ
ポートを作成し、ステップS505〜ステップS506
では、商品分類に関するレポートを作成する。
【0056】上述の顧客に対するレポートと同様、商店
に対するレポートも多様な内容のものがあり得るので、
図12では、レポートの内容に依らない共通の処理を説
明する。
【0057】ステップS501で検索された商品情報に
対して、商品情報検索部5は、さらに、その商品情報と
同じ製品を取り扱う他店の商品情報を検索する(ステッ
プS502)。すなわち、同じ製品を販売している他の
商店についても商品情報を検索する。次に、アクセス情
報検索部10は、ステップS501とステップS502
で得られた全ての商品情報に関連する全てのアクセス情
報を検索する(ステップS503)。この処理によっ
て、対象商店で販売している製品全てについて、他店ヘ
のアクセスも含む全ての顧客のアクセス情報が得られ
る。
【0058】商店用提供情報加工部4は、現段階までに
得た全ての商品情報とアクセス情報から、対象商店に提
供するレポートを作成する(ステップS504)。この
ようにして作成された対象商店向けのその商店で取り扱
う個々の商品に関するレポートの表示例を図15、図1
6に示す。
【0059】図15は、その対象商店で取り扱う個々の
商品について、対象商店へのアクセス数全体に対するそ
の商品へのアクセス数の比率(アクセス比率)を示すレ
ポートで、これは、この対象商店内では、どの商品が人
気があるかを表す。また、対象商店を含む全ての商店に
おける同じ商品へのアクセス数全体に対する対象商店の
当該商品へのアクセス数の比率も示している。例えば
「iノート」という製品が、商品分類「ノートパソコ
ン」の中では「24%」の比率でアクセスされ、このう
ち対象商店(「貴店」)には「8.3%」の比率でアク
セスされているということがこのレポートから分かる。
ただし、対象商店以外の他の特定商店へのアクセス数、
アクセス比率はレポートには表れないようにしている
(ステップS507)。
【0060】図16は、商品「iノート」についてさら
に詳しくレポートした例で、現在までのある期間内の価
格(画面領域71参照)、価格に対するアクセス数の分
布(画面領域72参照)、対象商店とそれ以外の他の不
特定多数の商店との間の価格、サービス、アクセス数の
違いを比較分析した結果(画面領域73参照)、などの
情報を含んでいる。
【0061】画面領域71に表示された価格の変動は、
前述の図10の画面領域70に表示されているものと同
様に、収集した全ての商品情報に基づいて、ある製品の
ある時点での最高価格と最低価格と対象商店での価格と
を比較可能なようにグラフで表したものである。このグ
ラフにより、当該製品の対象商店の価格の位置付けが把
握できる。
【0062】また、画面領域72に表示された価格に対
するアクセス数の分布は、ある時点における価格の分布
とアクセス数の分布を重ねて示したグラフである。この
グラフにより、アクセスが集中している価格帯および、
対象商店の価格の妥当性が把握できる。
【0063】さらに、画面領域73に表示された情報
は、対象商店とそれ以外の他の不特定多数の商店との間
の価格、サービス、アクセス数の違いを比較分析した結
果で、対象商店とそれ以外の他の不特定多数の商店への
アクセス数の違いについて、価格以外の要因を調べるた
めのものである。例えば、その要因としては、商品に付
随したサービス、納品条件、キャンペーンなどで、これ
らを価格とアクセス数の軸で整理して、対象商店と他の
商店との間(対象商店と、アクセス数が多い商店および
少ない商店との間)で比較できるようにしたレポートで
ある。このレートにより、例えば、価格は高くても「無
償サポート」のサービスが付いた商品が選ばれやすいと
いうように、顧客が価格以外に何を求めているかを把握
することができる。
【0064】ここで、サービスの名称などには、商店を
特定し得る記述が含まれている可能性がある。例えば、
「○○屋全店共通ポイントカード」「××店オリジナル
グッズが当たる抽選券」などである。このような場合、
図12のステップS507の商店用提供情報加工部4の
処理によって、そのような記述を抽象化する加工を行っ
て、「ポイントカード」や「抽選券」といった記述で提
示することにより、個々の商店がどういう販売戦略をと
っているかが特定できなくなるようにしている。
【0065】図16の画面表示の一例として示したレポ
ートは、価格・サービスをどのように設定すれば、顧客
の人気が上るか、下がるか、といった、成功事例、失敗
事例を示すものである。このような、販売上の成功事
例、失敗事例を、本発明の情報提供装置100は商店に
提供することができる。
【0066】一方、図12のステップS505〜ステッ
プS506の処理は、商品分類全般の傾向をより広く知
るためのレポートを作成する処理である。この処理で作
成されたレポートの表示例を図13、図14に示す。
【0067】ステップS505では、まず、商品情報検
索部5は、商品情報記憶部6を検索して、ステップS5
01で検索された商品情報が属する商品分類を求める。
これにより、対象商店が扱う商品の分類が全て得られ
る。そして、アクセス情報検索部10は、アクセス情報
記憶部11から、その商品分類に関連するアクセス情報
を、全ての顧客、全ての商店について検索する。こうし
て得られたアクセス情報に基づいて、ステップS506
では、商品分類についてのレポートを作成する。
【0068】図13は、対象商店が扱う全ての商品にか
かる商品分類について、その分類項目毎の顧客からのア
クセス数(ここでは、全分類項目、全商店へのアクセス
数全体に対する当該分類項目へのアクセス数の比率)
と、そのうちの対象商店へのアクセス数の割合とを示し
た例である。このレポートによって、顧客の関心のある
分野と、自店のシェアが把握できる。
【0069】図14は、商品分類「パソコン本体」への
アクセス数を、その下位分類に属する商品分類別、顧客
の年齢や男女別に、その割合を示したもので、顧客のア
クセス傾向などをより詳しくレポートした例である。
「パソコン本体」の下位分類である「デスクトップパソ
コン」「省スペースパソコン」「ノートパソコン」のア
クセスの比率やそれらへのアクセス数の時間的推移、ア
クセスした顧客の男女比、年齢比などを、このレポート
から把握することができる。
【0070】これらのレポートを利用することにより、
商店は、市場の動向、販売を強化すべき商品分野、販売
促進に有効な条件やサービス等を見極めることができ
る。
【0071】また、図13、図14に示したようなレポ
ートも、ステップS507で、商店用提供情報加工部5
で情報提供を受ける商店以外の他の商店や、アクセスし
た顧客を特定できる情報を全く含まないように加工して
作成されたものである。
【0072】したがって、図13〜図16に示したよう
なレポートは、個人のプライバシーや各商店の戦略上の
秘密などを侵さない、公正で客観的な情報を提供し得る
ものである。
【0073】以上のようにして、ステップS502〜ス
テップS504およびステップS507、あるいはステ
ップS505〜ステップS506およびステップS50
7を経由して作成されたレポートは、商店用情報提供部
3から対象商店へ送信され(ステップSステップS50
8)、対象商店の端末には、図13〜図16に示したよ
うな画面が表示される。
【0074】以上説明したように、上記実施形態によれ
ば、インターネット全体や日本全国といった広い情報源
から商品の情報を収集し、顧客に対しては、商店や商品
に関する個々の情報を提供するとともに、商品の人気や
価格の傾向といった、購入の検討材料となる情報を提供
することができる。これにより、顧客にとっては、欲し
い商品を探して、取り引きすべき商店を選ぶ作業が軽減
されるとともに、十分検討した上で購入が行なえるた
め、取引の満足度と信頼性が向上する。
【0075】一方、電子商店に対しては、商品の人気や
価格の傾向といった、販売戦略の検討材料となる情報を
提供することができる。これにより、電子商店にとって
は、顧客のニーズに合った商品を、適切な価格と条件で
販売することが可能となる。
【0076】また、上記の顧客向け、電子商店向けの情
報提供サービスを、各々の顧客や電子商店のプライバシ
ー、情報の客観性、公正さを守りながら行なうことがで
きる。したがって、顧客の個人情報や、商店の販売戦略
・実績などの情報が漏洩することがないことはもちろ
ん、虚偽の情報によって顧客が惑わされたり、商店同士
の過当競争を誘発するといった害も全くない。
【0077】なお、以上、種々の例を説明したが、本発
明はこれらの例に限定されるものではなく、種々変形し
て応用可能である。また、上記実施形態に記載した本発
明の手法は、コンピュータに実行させることのできるプ
ログラムとして実現できるとともに、そのプログラムを
磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハー
ドディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVD
など)、半導体メモリなどの記録媒体に格納して頒布す
ることもできる。
【0078】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。さらに、上記実
施形態には種々の段階の発明は含まれており、開示され
る複数の構成用件における適宜な組み合わせにより、種
々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される
全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明
が解決しようとする課題の欄で述べた課題(の少なくと
も1つ)が解決でき、発明の効果の欄で述べられている
効果(のなくとも1つ)が得られる場合には、この構成
要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えば、複数の電子モール、好ましくはインターネット
全体や日本全国といった広い範囲で、各電子商店と顧客
との間の商品売買取引の仲介を行って、顧客に対して
は、例えば、世間一般的な商品の購買嗜好といった商品
を選択する上で参考になる情報を提供するとともに、電
子商店に対しても今後の販売戦略を練る上で参考になる
情報を提供できる。また、顧客や電子商店にプライバシ
ーや客観性、公平性を保持した情報提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報提供システム全
体の構成例と、情報提供装置の構成例を示した図。
【図2】商品情報記憶部に記憶された商品情報の一部で
ある分類テーブルの記憶例を示した図。
【図3】商品情報記憶部に記憶された商品情報の一部で
ある製品テーブルの記憶例を示した図。
【図4】商品情報記憶部に記憶された商品情報の一部で
ある商店テーブルの記憶例を示した図。
【図5】商品情報記憶部に記憶された商品情報の一部で
ある商品テーブルの記憶例を示した図。
【図6】アクセス情報記憶部に記憶されたアクセス情報
の一部である顧客テーブルの記憶例を示した図。
【図7】アクセス情報記憶部に記憶されたアクセス情報
の一部であるアクセステーブルの記憶例を示した図。
【図8】情報提供装置から顧客側の端末に提供する情報
の画面表示例を示した図。
【図9】情報提供装置から顧客側の端末に提供する情報
の画面表示例を示した図。
【図10】情報提供装置から顧客側の端末に提供する情
報の画面表示例を示した図。
【図11】情報提供装置が顧客向けにサービスを提供す
るための処理動作について説明するためのフローチャー
ト。
【図12】情報提供装置が電子商店向けにサービスを提
供するための処理動作について説明するためのフローチ
ャート。
【図13】情報提供装置から電子商店側の端末に提供す
る情報の画面表示例を示した図。
【図14】情報提供装置から電子商店側の端末に提供す
る情報の画面表示例を示した図。
【図15】情報提供装置から電子商店側の端末に提供す
る情報の画面表示例を示した図。
【図16】情報提供装置から電子商店側の端末に提供す
る情報の画面表示例を示した図。
【符号の説明】
1…商品情報収集部 2…商品情報登録部 3…商店用情報提供部 4…商店用提供情報加工部 5…商店情報検索部 6…商品情報記憶部 7…顧客用情報提供部 8…アクセス情報登録部 9…顧客用提供情報加工部 10…アクセス情報検索部 11…アクセス情報記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 110 G06F 17/30 110F 170 170Z 220 220Z 340 340A (72)発明者 瀬川 英生 東京都港区芝大門1丁目6番3号 株式会 社フレッシュアイ内 Fターム(参考) 5B049 AA06 CC10 EE05 FF01 GG00 GG09 5B075 ND20 NS10 PQ02 PQ05 PR03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して商品を販売する複
    数の電子商店のそれぞれから収集された、各電子商店取
    扱いの商品に関する情報を商品情報として記憶し、 顧客からの要求に応じて、前記複数の電子商店の複数の
    商品の商品情報を提供するとともに、その中から選択さ
    れた電子商店および商品情報の利用の履歴を顧客履歴と
    して記憶し、 前記商品情報と前記顧客履歴とから、前記顧客が所望の
    電子商店および商品を選択する手がかりとなるような関
    連情報を作成して、これを前記商品情報とともに提供す
    ることを特徴とする情報提供方法。
  2. 【請求項2】 前記関連情報を、前記電子商店と前記顧
    客の特定が不可能なように加工することを特徴とする請
    求項1記載の情報提供方法。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介して商品を販売する複
    数の電子商店のそれぞれから収集された、各電子商店取
    扱いの商品に関する情報を商品情報として記憶し、 顧客からの要求に応じて、前記複数の電子商店の複数の
    商品の商品情報を提供するとともに、その中から選択さ
    れた電子商店および商品情報の利用の履歴を顧客履歴と
    して記憶し、 前記顧客履歴と前記商品情報とを基に前記複数の電子商
    店のうちの特定の電子商店と他の少なくとも1つの電子
    商店とを比較分析した結果を少なくとも含む報告情報を
    作成して、前記特定の電子商店へ提供することを特徴と
    する情報提供方法。
  4. 【請求項4】 前記報告情報には、前記特定の電子商店
    と前記他の少なくとも1つの電子商店との間の前記商品
    情報に含まれる商品の価格およびまたは付加サービスと
    の違いによる利用実績の違いを比較分析した結果を含む
    ことを特徴とする請求項3記載の情報提供方法。
  5. 【請求項5】 前記報告情報を、前記電子商店と前記顧
    客の特定が不可能なように加工することを特徴とする請
    求項3記載の情報提供方法。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して商品を販売する複
    数の電子商店のそれぞれからその電子商店取扱いの商品
    に関する情報を商品情報として収集する手段と、 顧客からの要求に応じて、前記複数の電子商店の複数の
    商品の商品情報を提供する手段と、 提供した商品情報の中から選択された電子商店および商
    品情報の利用の履歴を顧客履歴として記憶する手段と、 前記商品情報と前記顧客履歴とから、前記顧客が所望の
    電子商店および商品を選択する手がかりとなるような関
    連情報を作成して、これを前記商品情報とともに提供す
    る手段と、 を具備したことを特徴とする情報提供装置。
  7. 【請求項7】 前記関連情報を、前記電子商店と前記顧
    客の特定が不可能なように加工することを特徴とする請
    求項6記載の情報提供装置。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介して商品を販売する複
    数の電子商店のそれぞれから、その電子商店取扱いの商
    品に関する情報を商品情報として収集する手段と、 顧客からの要求に応じて、前記複数の電子商店の複数の
    商品の商品情報を提供する手段と、 提供した商品情報の中から選択された電子商店および商
    品情報の利用の履歴を顧客履歴として記憶する手段と、 前記顧客履歴と前記商品情報とを基に前記複数の電子商
    店のうちの特定の電子商店と他の少なくとも1つの電子
    商店とを比較分析した結果を少なくとも含む報告情報を
    作成して、前記特定の電子商店へ提供する手段と、 を具備したことを特徴とする情報提供装置。
  9. 【請求項9】 前記報告情報には、前記特定の電子商店
    と前記他の少なくとも1つの電子商店との間の前記商品
    情報に含まれる商品の価格およびまたは付加サービスと
    の違いによる利用実績の違いを比較分析した結果を含む
    ことを特徴とする請求項8記載の情報提供装置。
  10. 【請求項10】 前記報告情報を、前記電子商店と前記
    顧客の特定が不可能なように加工することを特徴とする
    請求項8記載の情報提供方法。
  11. 【請求項11】 ネットワークを介して商品を販売する
    複数の電子商店のそれぞれからその電子商店取扱いの商
    品に関する情報を商品情報として収集する機能と、 顧客からの要求に応じて、前記複数の電子商店の複数の
    商品の商品情報を提供する機能と、 提供した商品情報の中から選択された電子商店および商
    品情報の利用の履歴を顧客履歴として記憶させる機能
    と、 前記商品情報と前記顧客履歴とから、前記顧客が所望の
    電子商店および商品を選択する手がかりとなるような関
    連情報を作成して、これを前記商品情報とともに提供す
    る機能と、 前記顧客履歴と前記商品情報とを基に前記複数の電子商
    店のうちの特定の電子商店と他の少なくとも1つの電子
    商店とを比較分析した結果を少なくとも含む報告情報を
    作成して、前記特定の電子商店へ提供する機能と、 をコンピュータに実現させるためのプログラム製品。
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