JP2002071389A - 操作目標指示器および車載用計装システム - Google Patents

操作目標指示器および車載用計装システム

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JP2002071389A
JP2002071389A JP2000263580A JP2000263580A JP2002071389A JP 2002071389 A JP2002071389 A JP 2002071389A JP 2000263580 A JP2000263580 A JP 2000263580A JP 2000263580 A JP2000263580 A JP 2000263580A JP 2002071389 A JP2002071389 A JP 2002071389A
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JP2000263580A
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Nobuhiko Matsushita
修彦 松下
Yasuhiro Kamioka
康弘 上岡
Kenichiro Kawaguchi
賢一郎 川口
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性に優れ、且つ、意匠部の視認性を向上
させた操作目標指示器および、この操作目標指示器の制
御系と既存のコンビネーションメータを駆動制御する制
御系とを統一化し、ソフトウェアも共用化することがで
きる車載用計装システムを得る。 【解決手段】 指針Nを目盛盤M上に表示された操作目
標Syに向けて歩進させる駆動部403と、指針Nを操
作目標Syに至るまで歩進させる操作信号を入力する操
作信号入力部SWと、この入力された操作信号を処理し
て駆動部の駆動制御信号を生成する駆動信号処理部40
1と、この駆動制御信号に基づき、指針Nを操作目標S
yに向けて歩進させるよう駆動部403を制御する駆動
制御部402と、入力された操作信号に基づき操作対象
405に対する駆動信号を生成する駆動信号生成部40
4とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外部から入力さ
れた操作目標に対する操作量に基づいて指針の駆動信号
を生成し、指針を文字盤に表示された操作目標まで歩進
させる操作目標指示器およびこの操作目標指示器を用い
た車載用計装システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、乗車する人々に快適な乗り心地を
味わってもらうために車内に装備したカーエアコンの操
作パネルとして図15に示すようにリングダイヤル式コ
ントロールパネル(以下、ダイヤル式コントロールパネ
ルと記載する。)CP2がある。このダイヤル式コント
ロールパネルCP2は、運転席と助手席とを仕切るセン
タコンソール中において、カーナビゲーション用の画面
CNやエアコン吹出口AC1,AC2とアツシュトレイ
ATとに挟まれて配置されている。
【0003】そして、ダイヤル式コントロールパネルC
P2には、左端に縦一列に所定間隔で、エアー循環モー
ド設定用の操作ボタンPB0、リアデフォッガの操作ボ
タンPB1、カーエアコン(A/C)設定用の操作ボタ
ンPB2、送風モード設定用の操作ボタンPB3等が配
置されている。これら操作ボタンPB0〜PB3の右側
には横一列に所定間隔区で、図示しないロータリスイッ
チのダイヤル式設定ノブ(以下、ノブと記載する。)D
1,D2,D3が配置されている。ノブD1の表面には
右回り方向に4つの「送風モード」の機能を示すシンボ
ルと、「デフォッガ」の機能を示すシンボルが各々視認
される。
【0004】この4つの送風モードとして「頭部の
み」、「頭部および足部」、「足部のみ」、「足部のみ
(デフォッガ込み)」という4つのパターンがノブD1
の回転により選択される。ノブD2には右方向回りに数
値が大きくなる温度設定値が視認され、また、ノブD3
には右方向回りにoff、Lowから徐々にHighに
表示が変わる送風レベルが視認される。
【0005】ダイヤル式コントロールパネルCP2にお
いては、例えば、操作ボタンPB1を押してONさせる
と、ノブD1の操作による各「送風モード」の切り替え
及び「エアー循環モード」の設定が有効となる。操作ボ
タンPB2をON動作させるとノブD2の操作による車
内の各温度設定が有効となる。また、操作ボタンPB3
をON動作させると、ノブD3の操作による車内の各送
風量の設定が有効となる。
【0006】図16は従来のカーエアコンの電子制御ユ
ニット(以下、A/Cユニットと記載する。)1、コン
ビネーションメータ(以下、コンビメータと記載す
る。)5及びその周辺機器から構成される車両用電子制
御ユニットのシステム構成を示す図である。図におい
て、1はA/Cユニットであり、このA/Cユニット1
は、A/C制御用のCPUを搭載したA/C電子制御ユ
ニット(以下、A/CECUと記載する。)11と、図
示しない操作ボタン、表示用のLED及びノブD2,D
2,D3を配置したダイヤル式コントロールパネルCP
2を有したA/C操作部12aを含むカーエアコンスイ
ッチユニット(以下、A/CSWと記載する。)12と
から構成される。
【0007】2はA/C関連センサ(内気センサ、日射
センサ等)を備えたヒータユニットであり、このヒータ
ユニット2はセンサ信号に基づきA/CECU11に対
して車内のエアコンにエアコン(A/C)制御信号を送
る。3は車両のリアシート側の温度制御を行うリアヒー
ターコントロールパネルであり、このリアヒーターコン
トロールパネル3はA/CECU11と温度制御信号の
授受を行いCPU制御の基に車内後部座席側のエアコン
制御を行う。
【0008】4はコンビネーションメータ(以下、コン
ビメータと記載する。)であり、このコンビメータ4は
ステアリングホイールの後方に運転者にとって視認し易
い位置にクロスコイル方式の燃料計M1、速度計M2、
エンジン回転計(タコメータ)M3、エンジンの冷却水
の温度指示をする温度計M4を配置している。尚、各メ
ータM1〜M4はメータ関連センサー5で計測された計
測値をメータ制御用CPU4a1でメータ駆動用信号
(例えば、cos信号、sin信号)に処理されて各メ
ータM1〜M4の駆動コイルに出力する。
【0009】次に、従来のA/Cユニット1の動作を図
17のフローチャートに従って説明する。先ず、A/C
SW12におけるA/C操作部12aに内蔵された図示
しないCPUは、ダイヤル式コントロールパネルCP2
における、例えば、ノブD1を握って回転した時に替え
られるロータリスイッチの接点からの出力(SWデー
タ)を読み込む(ステップS3a)。このSWデータは
所望する送風モード、例えば「頭部のみ」の設定信号と
してCPUに読み込まれる。次にSWデータは図示しな
い通信用ICで通信データに変換される(ステップS1
5)。
【0010】この通信データは、通信線を介してA/C
ECU11に内蔵されたA/C制御用CPU11aに入
力され(ステップS17)、そこで、先ず通信データの
信号処理を行い所望の送風モードを判定してエアコン制
御を行う(ステップS17a,17b)。このエアコン
制御として、A/C関連センサ2を構成する内気センサ
ーより車内の温度を検出すると共に、車両に照射される
日射量を日射センサより検出し、これら検出結果より日
射量に影響されない快適な温度で送風を行うべき、カー
エアコンにおける送風用のブロワ−モータを制御した
り、エアーの車内循環、外気の取り込みを行うべく図示
しないベンチレータのシャッタを開閉操作するサーボモ
ータなどを制御する。エアコン制御が開始されたなら
ば、A/C制御用CPU11aはその時の送風量、車内
温度等のエアコン運転状態をA/C操作部12aのLE
Dの点灯により表示させるべく、LED駆動信号(LE
Dデータ)を生成する(ステップS17c)。
【0011】LEDデータは通信データとして通信線を
介してA/CSW12におけるA/C操作部12aに送
られ、そこで通信用ICによりLEDデータに変換され
(ステップS29)、図示しないLED駆動部に出力し
てLEDを点灯することで、エアコン運転状態を運転者
にLED表示する(ステップS31)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のAC操作部に配
置したダイヤル式スイッチは、スイッチ操作時にノブ全
体を手で覆い隠してノブを回転動作させるため、各操作
ポジションの意匠部(シンボル)は操作者から確認し難
く、実際所望するモードにノブを回転したかを回転後に
確認する必要があり操作性が悪く、しかも安全運転上好
ましくないという問題点がある。
【0013】また、ノブ表面における操作ポジションの
意匠部の大きさなどもA/Cユニット全体の構造上から
見て、今以上に大きくするには制約があり、そのため照
明が十分でない車内においては意匠部の確認に手間取る
という問題点がある。
【0014】更に、コントロールパネルは車両のセンタ
コンソールにあるので、操作ポジションの意匠部の視認
性を上げるために照明を上げ過ぎると、ダイヤルスイッ
チはコンビネーションメータにおけるメータのようにフ
ード(外光進入防止部材あるいは漏光防止部材)を備え
ていないため、夜間照明においては、照明がフロントガ
ラスに映り込んでしまい運転者の前方視界を遮ってしま
う結果になる。従って、コントロールパネルの設置部位
の夜間輝度は4カンデラ以下に抑えられ、この照明状況
においては操作ポジションの意匠部が見え難いという問
題点がある。
【0015】これらの問題点を解消するために操作ポジ
ションの意匠部と操作部(ノブ)とを分離し、操作ポジ
ションの意匠部をLCDやVFDといった表示デバイス
に表示したり、また、NAVI(登録商標)表示と併用
する方法もあるが、この方法を用いると表示制御回路や
表示回路が必須となり、システム全体が非常に高価なも
のになるという問題点がある。
【0016】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、操作性に優れ、且つ、意匠
部の視認性を向上させた操作目標指示器および、この操
作目標指示器の制御系と既存のコンビネーションメータ
を駆動制御する制御系とを統一化し、ソフトウェアも共
用化することができる車載用計装システムを提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の発明の操作目標指示器は、図
1の基本構成図に示すように、指針を目盛盤上に表示さ
れた操作目標に向けて歩進させる駆動部と、前記指針を
前記操作目標に至るまで歩進させる操作信号を入力する
操作信号入力部と、この入力された操作信号を処理して
前記駆動部の駆動制御信号を生成する駆動信号処理部
と、この駆動制御信号に基づき、前記指針を前記操作目
標に向けて歩進させるよう前記駆動部を制御する駆動制
御部と、前記入力された操作信号に基づき操作対象に対
する駆動信号を生成する駆動信号生成部とを備え、前記
駆動部は入力された前記駆動制御信号の値に応じた歩進
量、前記指針を歩進させ、前記駆動信号生成部は操作信
号に基づき操作対象の駆動信号を生成する。
【0018】請求項2の発明に係る操作目標指示器の駆
動制御部は、操作対象の動作に応じて前記指針の歩進速
度変化量を可変するように駆動制御信号に基づき前記駆
動部を制御することで、指針の変化量と体感する操作対
象の変化量との間の違和感をなくす。
【0019】請求項3の発明に係る操作目標指示器は、
目盛盤の少なくとも操作目標表示部分を光透過部とし、
この光透過部の裏面に操作目標を表示する表示部を配置
し、この表示部に更新自在に操作目標を表示し、前記目
盛盤で視認させることで、複数の操作目標を更新しなが
ら表示することができる。
【0020】請求項4の発明に係る操作目標指示器は、
駆動部にステッピングモータを用い、前記駆動信号処理
部は操作信号に基づき歩進量に相当するパルス数のパル
ス列信号を駆動制御信号として生成することで、指針は
パルス数に相当する歩進量だけ歩進して目盛盤上で操作
目標を指針表示する。
【0021】請求項5の発明に係る操作目標指示器は、
駆動部にコイル式計器のムーブメントを用い、前記駆動
信号処理部は操作信号に基づき歩進量に相当する値のコ
イル印可電圧を駆動制御信号として生成することで、指
針は駆動制御信号に基づく歩進量だけ歩進して目盛盤上
で操作目標を指針表示する。
【0022】請求項6の発明に係る車載用計装システム
は、計測信号に基づきムーブメントを駆動し、計測値を
目盛盤上で指針する計器と、ムーブメントに駆動信号を
入力し指針を目盛盤に表示した操作目標に歩進させる操
作目標指示器と、前記計器のムーブメントを駆動する駆
動信号を前記計測信号に基づき生成し、且つ、前記操作
目標指示器のムーブメントを駆動する駆動信号を操作目
標指示信号に基づき生成する駆動信号生成部とを備え、
前記各ムーブメントは前記駆動信号生成部を共用に用い
る。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を各添付図面に基づいて説明する。図2は
本実施の形態1に係る車載用計装システムにおける操作
目標指示器を構成するアナログメータの分解斜視図であ
る。このアナログメータはケースCSにクロスコイル式
計器のムーブメントCMを収納し、このムーブメントC
Mに形成された4つのコイル端子を配線基板PBの配線
パターンに合うようにケースCSを配線基板上に載置し
た上で、配線基板PBの裏面より各コイル端子に接続端
子CT1〜CT4を差し込みアナログメータを配線基板
PBに固定する。
【0024】アナログメータの文字盤には、図3(a)
の指針表示例に示すように指針Nの回転角度225°の
範囲に45°間隔で自動送風を示す文字「AUTO」、
送風モードの各機能を示す4つのシンボルSy1〜Sy
4、デフォッガの機能を示すシンボSy5が視認され
る。
【0025】或いは、指針表示例は図3(b)に示すよ
うに指針Nの回転角度200°の範囲に40°間隔で自
動送風を示す文字「AUTO」、送風モードの各機能を
示す4つのシンボル、デフォッガの機能を示すシンボル
が視認されるようにしてもよい。これらの指針表示例は
操作スイッチを押す毎に指針を一定回転角度(45°あ
るいは40°)で歩進させ各シンボルを指針表示させる
場合を示したが、図3(c)に示すように操作スイッチ
を押し続けている間、指針を連続的に歩進させてもよ
い。
【0026】図4は本実施の形態1に係る車載用計装シ
ステムのコントロールパネルCP1の要部正面図であ
る。このコントロールパネルCP1には、左端に縦一列
に所定間隔で、エアー循環モード設定用の操作ボタンP
B0、リアデフォッガの操作ボタンPB1、カーエアコ
ン(A/C)設定用の操作ボタンPB2、送風モード設
定用の操作ボタンPB3等が配置されている。
【0027】これら操作ボタンPB0〜PB3の右側に
は横一列に所定間隔区で、例えば、クロスコイル式計器
を用いた車載用計器(操作目標指示器)M11,M1
2,M13が配置されている。車載用計器M11の文字
盤には図3に示す右回り方向に送風自動設定の機能を示
す文字「AUTO」、4つの送風モード:(「頭部の
み」、「頭部および足部」、「足部のみ」、「足部のみ
(デフォッガ込み)」)の機能を示すシンボルと、「デ
フォッガ」の機能を示すシンボルが各々視認される。各
車載用計器M11〜M13の下方のパネル面にはそれぞ
れシーソスイッチSSW1〜SSW3のキートップが配
置されており、このシーソスイッチSSWを押す毎に、
各車載用計器M11〜M13の指針Nは各シンボルを指
針表示すると共に、シンボルに対応する機能が選択され
て動作される。
【0028】車内の送風モードを所望のモードに設定す
る場合は、シーソスイッチSSW1を押して車載用計器
M1の指針Nを文字盤上の所望するモードのシンボルま
で歩進させることで、カーエアコンは車内の送風モード
を設定モードにすべき動作をする。
【0029】車内の温度を所望の温度に設定する場合
は、シーソスイッチSSW2を押して車載用計器M2の
指針Nを文字盤上の所望する温度設定値まで歩進させる
ことで、カーエアコンは車内温度を設定温度にすべき動
作をする。
【0030】車内の送風レベルを所望のレベルに設定す
る場合は、シーソスイッチSSW3を押して車載用計器
M3の指針Nを文字盤上の所望する送風レベルまで歩進
させることで、カーエアコンは車内の送風レベルを設定
レベルにすべき動作をする。
【0031】各シーソスイッチSSW1〜SSW3と
も、キートップの右側を押すと該当する車載用計器Mの
指針は右方向に歩進し、左側を押すと指針は逆方向であ
る左側に歩進する。尚、指針の歩進動作はキートップの
押下動作に同期して一定回転角度づつ歩進させること
も、図3(c)に示すようにキートップを押下している
間、連続して歩進させることもできる。
【0032】図5は本実施の形態1に係る車載用計装シ
ステムの構成を示すブロック図である。尚、図中、図1
4と同一符号は同一または相当部分を示す。図におい
て、1Aは本実施の形態に係るA/Cユニットであり、
このA/Cユニット1Aは従来システムにおけるA/C
ECU11に加えて本実施の形態に係るA/CSW12
Aを搭載している。
【0033】本実施の形態に係るA/CSW12Aは、
クロスコイル式計器を用いた車載用計器M11,M1
2,M13を配置したA/C表示部12b、選択された
車載用計器Mの指針を文字盤上で歩進させる駆動信号を
車載用計器Mのムーブメントに出力するシーソスイッチ
SSW、機能させる車載用計器Mを選択する選択用信号
を出力するプッシュSW(操作ボタン)PBおよびカー
エアコンの動作を表示するLEDを配置したA/C操作
部12c、シーソスイッチSSWより出力された駆動信
号を処理して車載用計器M11〜M13を駆動制御およ
び、AC操作部12cに配置したLEDの表示制御を行
うCPU12a1を配置している。
【0034】尚、A/C制御用CPUは、A/C操作部
12cにて指示されたモードでエアコン制御を行う場
合、A/CSW12Aに内蔵されたCPU12a1を介
して操作信号を取り込み、その操作信号とA/C関連セ
ンサー2より入力したセンサー信号とに基づきカーエア
コンの制御を行う。
【0035】上記説明では、A/C表示部12bを含む
ACSW12Aを、センタコンソールにおけるコントロ
ルパネルCP1に配置した場合を示したが、図6(a)
に示すようにAC表示部12bをコンビネーションメー
タ4Aに組み込んでもよい。この場合、シーソスイッチ
SSW、プッシュSWPB等から構成されるA/C操作
部12cは運転者または同乗者が操作し易い箇所に設置
する。
【0036】A/C操作部12cにおけるACSW12
Aは、図6(b)に示すように、シーソスイッチSSW
0は各車載用計器(操作目標指示器)M11,M12,
M13と共用とし、プッシュSWPB1〜PB3で操作
対象とする車載用計器Mを選択した後に、シーソスイッ
チSSW0の繰り返しON動作により指針を文字盤上で
歩進させる。
【0037】図10は本実施の形態1に係る車載用計装
システムの電気的構成をマイクロコンピュータ(以下、
マイコンと記載する。)中心に示したブロック図であ
る。図10に示すマイコン40は、図5に示すシステム
構成であれば、CPUを4a1,12a1として2個備
えるのであるが、1個のCPU40aで記載する。図に
おいて、40はエンジンキーのオン動作と共に起動する
マイコンであり、このマイコン40は後述する各種演算
を行うメータ制御用CPU4a1、A/CSW制御用及
びA/C表示制御用CPU12a1から成るCPU40
aと、各種演算結果、入力データ等を一時記憶するRA
M40b、CPU40aに処理させるメータ制御、A/
CSW制御及びA/C表示制御の制御演算プログラムや
演算データを記憶したROM40c、メータ関連センサ
2、A/C操作部12に設けたシーソスイッチSSW1
〜SSW3、プッシュSWPB0〜PB3からの入力信
号をCPU40aに入力すると共に、CPU40aより
出力されるLEDデータをA/C操作部12に出力する
I/OインターフェースIF1、CPU40aで演算さ
れたメータ制御信号(メータ指示位置データを示すco
s・sinデータ)をメータ駆動回路MDに出力するI
/OインターフェースIF2より構成される。尚、メー
タ駆動回路MDはI/OインターフェースIF2より出
力されたメータ制御信号に基づいて各種車載用計器M1
〜M4,M11〜M13の駆動コイルにcos・sin
データからなる駆動信号を送る。
【0038】次に、本実施の形態1の動作を図12、図
13のフローチャートに基づいて説明する。先ず、CP
U40aはエンジン始動後にメータ関連センサ5より燃
料の残量、車両速度、エンジン回転数、エンジン温度等
の検出信号を入力する。この検出信号をメータに指示す
べく指示位置データに変換した後に、cos・sinデ
ータに変換してメータ駆動信号として、燃料計M1、速
度計M2、回転計M3、温度計M4に出力する(ステッ
プS101,103,105)。
【0039】次に、カーエアコンの動作に伴い、デフォ
ッガモード設定用のプッシュSWPB1、カーエアコン
マニュアル(A/C)モード設定用のプッシュSWPB
2、あるいは送風モード設定用のプッシュSWPB3の
ON動作を判定する(S107,S11,S115)。
【0040】ここで、例えばプッシュSWPB1のON
動作が判定されたならば、図13に示す車載用機器M1
1の制御動作に移る。この制御動作として、先ず、車載
用計器M11の指針を歩進させるための駆動信号となる
シーソスイッチSSW1からの右側ON(スイッチの右
側を繰り返しONすると指針はUP方向に歩進する。)
信号(SW1信号)、シーソスイッチSSW1からの左
側ON(スイッチの左側を繰り返しONすると指針はD
OWN方向に歩進する。)信号(SW2信号)のそれぞ
れのカウント値(SWカウント)を0に初期設定する
(ステップS1)。
【0041】次に、シーソスイッチSSWからの信号を
読みとり、SW1信号が入力されたか否か判定する(ス
テップS3,S5)。このSW1信号が読み込まれたこ
とが判定されたならば、SWカウントに1を加算する
(ステップS9)。このSWカウントは、例えば、車載
用計器に表示された送風モードである「頭部のみ」を示
すSWデータに変換され、且つ、SWデータはA/CE
CU11に送信するための通信データに変換される(ス
テップS13,15)。
【0042】通信データは通信線によりA/CECU1
1に送信されたならば、エアコン制御処理を行う(ステ
ップS17)。このエアコン制御処理として、先ず、送
信されてきた通信データをSW信号に変換処理する(ス
テップS17a)。このSW信号はカーエアコンの駆動
制御信号となり、内気センサー、日射センサーの入力に
基づき、所望する送風モードにすべきサーボモータ、ブ
ロワーモータを制御してエアコン制御を行う(ステップ
S17b)。このエアコン制御結果はA/C操作部12
cにおけるLEDに表示される(ステップS17c)。
【0043】通信データは、A/CSW12Aにおける
CPU12a1でSWデータに変換される(ステップS
19)。この変換されたSWデータは車載用計器M11
の目盛盤における送風モード「頭部のみ」を示すシンボ
ルSy1の位置を示す指示位置データに変換される(ス
テップS21)。
【0044】次に、この指示位置データは指針Nをシン
ボルSy1に歩進させるため車載用計器M11のムーブ
メントを構成する2つのコイル巻線L1,L2の駆動信
号であるcosデータとsinデータに変換される(ス
テップS23)。このcosデータとsinデータは指
針の歩進量に応じた電気的エネルギに相応するデューテ
ィ比のパルス出力に変換されてコイル巻線L1,L2に
供給されることで、指針NをシンボルSy1に歩進さ
せ、運転者にA/Cスイッチ操作状況やエアコン作動状
態を、車載用計器M11を通して運転者に指針表示する
(ステップS25,S27)。
【0045】以上のように各ステップSを通してエアコ
ン作動状態を指針表示した後、カーエアコンを「頭部の
み」の送風モードより自動(AUTO)に切り替える場
合は、シーソスイッチSSW1の左側を押すとSW2信
号が入力され(ステップS7)、前回ステップS9で1
が加算されたSWカウントより1が減算される(ステッ
プS11)。この結果、SWカウントは車載用計器に表
示された「AUTO」を示すSWデータに変換され、且
つ、SWデータはA/CECU11に送信するための通
信データに変換される(ステップS13,15)。
【0046】以下、カーエアコンはステップS17の制
御処理により自動操作となり、且つ、ステップS19,
S21,S23,S25,S27の処理を通してエアコ
ン自動操作状態を、車載用計器M11を通して運転者に
指針表示する。車載用計器M12,M13の歩進動作に
おいても上記と同様の処理を行う。尚、上記説明ではシ
ーソスイッチを各車載用計器M11〜M13に対応させ
て設けたが、図11に示すようにシーソスイッチSSW
0を各車載用計器M11〜M13に共用に設け、その機
能はプッシュSWPBにより選択された車載用計器Mに
対して有効にしてもよい。
【0047】実施の形態2.上記実施の形態1は、コン
ビメータ4に配置された各メータM1〜M4の駆動制御
用CPU4a1と各メータM1〜M4と同様のムーブメ
ントを有する車載用計器M11〜M13を駆動制御する
CPU12bとを別個に設け、A/C表示部12bはメ
ータ制御用CPU4a1とは独立したCPU制御のもと
に車載用計器M11〜M13を駆動制御していた。
【0048】本実施の形態2は図6(a)に示すように
コンビネーションメータ4Aに各メータM1〜M4と共
に車載用計器M11〜M13を配置し、また、図7のシ
ステム構成図に示すように、メータM1〜M4を駆動制
御するメータ制御用CPU4a2を車載用計器M11〜
M14の表示制御用CPUとして共用するものである。
【0049】このシステムの動作としては、A/CSW
12BにおけるA/C操作部12cでシーソスイッチS
SWを押すとSW信号はA/CSW制御用CPU12a
2に入力され、そこで通信データに変換された後にA/
CECU11に入力されてカーエアコン制御に供され
る。
【0050】更に、通信データはA/C制御用CPU1
1aを経由してメータ制御用およびA/C表示制御用C
PU4a2に入力される。CPU4a2は図13に示す
フローチャートのステップS19,S21,S23,S
25,S27の処理を通してSWデータを、指針を目盛
盤のシンボルにアナログ表示するための指示位置データ
に変換し、更に、指示位置データを車載用計器M11〜
M14のムーブメントに合わせた出力データ(cosデ
ータ、sinデータ)に変換して車載用計器M11〜M
14に出力する。車載用計器M11〜M14は、指針を
SW信号に応じた位置に歩進し、運手者にSW操作状況
やエアコン作動状態を文字盤上に指針表示する。
【0051】このように本実施の形態によれば、車載用
計器駆動用のCPUを既存のコンビメータにおけるメー
タ駆動制御用のCPUと共用することで、システムの部
品点数の削減を行える共に、メータ駆動制御用のソフト
ウェアの共用によりシステムの開発コストを低減でき
る。
【0052】実施の形態3.上記実施の形態2における
A/C操作部12cは、A/Cユニット1Bに内蔵され
ているため、A/C操作部12cとコンビメータ4Aと
の間でSWデータあるいはLEDデータを通信する場
合、A/Cユニット1Bに内蔵されてA/C制御用CP
U11aを通して行っていた。
【0053】本実施の形態3は、図8のシステム構成図
に示すように、A/CSW12cをA/Cユニット1C
より分離し、コンビメータ4Bとは通信線を介してSW
データ、LEDデータの通信を行う。コンビメータ4B
におけるCPU4a3にはメータ制御処理およびA/C
表示制御処理に加えてA/CSW制御処理を行わす。
【0054】従って、A/CSW12CのA/C操作部
12cでシーソスイッチSSWを押すとSWデータは通
信線を通してコンビメータ4BにおけるCPU4a3の
A/CSW制御処理により通信データに変換された後
に、A/CECU11に入力されてカーエアコン制御に
供される。更に、通信データはCPU4a3のA/CS
W制御処理によりSWデータに処理された後に、このS
WデータはA/C表示制御処理により、指針を目盛盤の
シンボルにアナログ表示するための指示位置データに変
換される。
【0055】この指示位置データは、車載用計器M11
〜M14のムーブメントに合わせた出力データ(cos
データ、sinデータ)に変換され車載用計器M11〜
M14に出力される。車載用計器M11〜M14は、指
針をSWデータに応じた位置に歩進し、運手者にSW操
作状況やエアコン作動状態を文字盤上に指針表示する。
【0056】このように本実施の形態3によれば、A/
CSW12CをA/CECU1Cより独立させたこと
で、A/C制御用CPU11aはSWデータの通信処理
の負担から解放されるため、より効率的にエアコン制御
を行うことができる。また、A/CSW12CはA/C
操作部12cのみを搭載することで、構成が簡略化され
ると共に形状が小型化され、かつ、車内における配置の
自由度が広がる。
【0057】実施の形態4.上記実施の形態3は、A/
CSW12Cを通信線によりコンビメータ4BのCPU
4a3に接続する外部ユニットとしたが、本実施の形態
4は図9のシステム構成図に示すようにコンビメータ4
CにA/C操作部12cを内蔵させ、CPU4a3とA
/C操作部12cとの間の通信線を配線パターンで形成
する。この結果、エアコンを制御するA/CECU1C
とメータ系とは信号処理においても機械的な配置におい
ても完全に独立させることができる。そのため、メータ
の表示制御を主としたコンビメータの制御系のモジュー
ル化が容易となり、故障時における交換作業が容易とな
ると共に、メータ仕様の変更におけるプログラムの変更
が容易になる。
【0058】実施の形態5.上記実施の形態1〜4は、
各車載用指示計M11〜M13をプッシュSWPBの動
作に基づいて選択したが、本実施の形態は車載用指示計
を単一に、この車載用指示計における目盛盤の内周面を
所定幅に渡って光透過部を形成し、この光透過部の裏面
に被表示物が更新自在に画像表示される、例えばLED
等の表示デバイスを配置する。
【0059】そして、何れのプッシュSWPBを押すこ
とで当該プッシュSWPBに対応する画像、例えば送風
モードの各シンボルが表示された画像を表示デバイスに
表示することで車載用指示計は送風モードを指示させる
指示計となる。
【0060】次に本実施の形態5の動作を図14のフロ
ーチャートに基づいて説明する。エンジンキーのON動
作によりシステムに電源電圧が供給され、マイコン動作
が開始されたならば、コンビメータのCPUはメータ関
連センサより入力信号があるか否かを判定する(ステッ
プS101,S103)。メータ関連センサより入力信
号があればメータM1〜M4を駆動する(ステップS1
05)。
【0061】メータM1〜M4の駆動時にプッシュSW
PB1〜PB3のON動作があるか否かを判定する(ス
テップS107,111,115)。この時、プッシュ
SWPB1の押下が判定されたならば、表示デバイスの
画像を送風モードの各シンボルに更新して表示する。こ
の結果、車載用計器の文字盤は送風モードに対応する表
示となる。
【0062】目盛盤の表示変更に伴い指針の歩進動作を
変更(シーソスイッチSSWの1押下時の歩進量を変
更)するか否かを判定する(ステップS123)。この
時、歩進量は当初設定した量であれば歩進量の変更無し
の状態で、図13のフローチャートに示すステップS1
9,S21,S23,S25,S27に沿ってアナログ
表示制御を行う(ステップS127)。
【0063】送風モードのアナログ表示制御が終了した
ならば、再度、ステップS101に戻り、ステップS1
11でプッシュSWPB2のON動作を判定したなら
ば、車載用指示計の文字盤を車内温度設定用に変更すべ
く、表示デバイスに温度設定画像を表示する(ステップ
S119)。目盛盤の表示変更に伴い指針の歩進動作を
変更(シーソスイッチSSWの1押下時の歩進量を変
更)するか否かを判定する(ステップS123)。
【0064】この時、歩進量の変更があれば、シーソス
イッチSSWの1押下時の歩進量を制御し(ステップS
125)、図13のフローチャートに示すステップS1
9,S21,S23,S25,S27に沿ってアナログ
表示制御を行う(ステップS127)。尚、指針は一定
の速度で歩進させず、所定の速度変化率でもって歩進さ
せてもよい。即ち、車内の温度変化率に合わせて指針を
目標温度設定値に歩進させる。この場合、例えば、温度
制御をPID制御するのであれば、指針をPID制御に
沿って歩進させる。
【0065】以上のように本実施に形態によれば、単一
の車載用計器で複数の機能を切り替え表示できるため、
限られたコンビメータのスペースを有効に使用できる。
さらに、実際に体感する車内のエアコン状態の変化と車
載用計器における指針の歩進量の変化との間に違和感が
なくなる。
【0066】上記各実施の形態では、個別に配置した各
CPUは独自のバスにより外部機器と入出力データを授
受していたが、各CPUと外部機器とを共通バスに接続
して車内LANを構築することで、外部機器と各CPU
とのバス接続は整備されシステムの増加、削減、保守が
容易となる。
【0067】尚、上記各実施の形態は操作目標指示器の
ムーブメントにクロスコイルを用いる場合で説明した。
しかし、ムーブメントにステッピングモータを用い、こ
のパルスモータに歩進量に相当するパルス数のパルス列
信号を駆動信号として入力することで、指針は歩進量だ
け歩進して目盛盤上で操作目標を指針表示する。
【0068】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、指針を目盛盤
上に表示された操作目標に向けて歩進させる駆動部と、
前記指針を前記操作目標に至るまで歩進させる操作信号
を入力する操作信号入力部と、この入力された操作信号
を処理して前記駆動部の駆動制御信号を生成する駆動信
号処理部と、この駆動制御信号に基づき、前記指針を前
記操作目標に向けて歩進させるよう前記駆動部を制御す
る駆動制御部と、前記入力された操作信号に基づき操作
対象に対する駆動信号を生成する駆動信号生成部とを備
え、前記駆動部は入力された前記駆動制御信号の値に応
じた歩進量、前記指針を歩進させ、前記駆動信号生成部
は操作信号に基づき操作対象の駆動信号を生成すること
で、操作目標に応じて歩進量を制御できるため、表示間
隔の異なる操作目標に対しても容易に歩進表示位置の変
更ができるという効果がある。
【0069】請求項2の発明によれば、駆動制御部は、
実操作目標の動作に応じて前記指針の歩進速度変化量を
可変するように駆動制御信号に基づき前記駆動部を制御
することで、指針の変化量と体感する操作対象の動作変
化との間の違和感をなくすことができるという効果があ
る。
【0070】請求項3の発明によれば、目盛盤の少なく
とも操作目標表示部分を光透過部とし、この光透過部の
裏面に操作目標を表示する表示部を配置し、この表示部
に更新自在に操作目標を表示し、前記目盛盤で視認させ
ることで、複数の操作目標を更新しながら表示すること
で、多機能性を持たせることができるという効果があ
る。
【0071】請求項4の発明によれば、駆動部にステッ
ピングモータを用い、前記駆動信号処理部は操作信号に
基づき歩進量に相当するパルス数のパルス列信号を駆動
制御信号として生成することで、指針はパルス数に相当
する歩進量だけ歩進して目盛盤上で操作目標を指針表示
することで、歩進量の分解能を向上させることができる
と共にマイコン制御が容易になるという効果がある。
【0072】請求項5の発明によれば、駆動部にコイル
式計器のムーブメントを用い、前記駆動信号処理部は操
作信号に基づき歩進量に相当する値のコイル印可電圧を
駆動制御信号として生成することで、指針は駆動制御信
号に基づく歩進量だけ歩進して目盛盤上で操作目標を指
針表示することで、駆動制御信号の発生回路を簡易な構
成でできるという効果がある。
【0073】請求項6の発明によれば、計測信号に基づ
きムーブメントを駆動し、計測値を目盛盤上で指針する
計器と、ムーブメントに駆動信号を入力し指針を目盛盤
に表示した操作目標に歩進させる操作目標指示器と、前
記計器のムーブメントを駆動する駆動信号を前記計測信
号に基づき生成し、且つ、前記操作目標指示器のムーブ
メントを駆動する駆動信号を操作目標指示信号に基づき
生成する駆動信号生成部とを備え、前記各ムーブメント
は前記駆動信号生成部を共用に用いることで、システム
の開発コストを抑えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の操作目標指示器の基本構成図である。
【図2】本発明に係る操作目標指示器の駆動部を分解斜
視図である。
【図3】本発明に係る操作目標指示器における指針の歩
進動作を説明する図である。
【図4】本発明に係る車載用計装システムの要部正面図
である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る車載用計装システ
ムの構成を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態2,3,4におけるコンビ
ネーションパネルの要部正面図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る車載用計装システ
ムの構成を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態3に係る車載用計装システ
ムの構成を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態4に係る車載用計装システ
ムの構成を示す図である。
【図10】本発明に係る車載用計装システムを、マイク
ロコンピュータを中心として示した電気的な構成図であ
る。
【図11】本発明に係る車載用計装システムを、マイク
ロコンピュータを中心として示した他の電気的な構成図
である。
【図12】図11または図12に示す車載用計装システ
ムのマイクロコンピュータのROMに格納された制御プ
ログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャート
である。
【図13】図11または図12に示す車載用計装システ
ムのマイクロコンピュータのROMに格納された制御プ
ログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャート
である。
【図14】図11または図12に示す車載用計装システ
ムのマイクロコンピュータのROMに格納された制御プ
ログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャート
である。
【図15】従来のリングダイヤル式ヒータコントロール
パネルの要部正面図である。
【図16】従来の車載用計装システムを示す図である。
【図17】従来のカーエアコンの制御プログラムを示す
フローチャートである。
【符号の説明】 M 車載用計器 SSW 操作信号入力部 401 駆動信号処理部 402 駆動制御部 403 駆動部 404 駆動信号生成部 405 操作対象 N 指針
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 賢一郎 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 2F041 EA02 EA08 3D044 BA03 BA26 BA28 BB01 BD02 BD13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指針を目盛盤上に表示された操作目標に
    向けて歩進させる駆動部と、前記指針を前記操作目標に
    至るまで歩進させる操作信号を入力する操作信号入力部
    と、この入力された操作信号を処理して前記駆動部の駆
    動制御信号を生成する駆動信号処理部と、この駆動制御
    信号に基づき、前記指針を前記操作目標に向けて歩進さ
    せるよう前記駆動部を制御する駆動制御部と、前記入力
    された操作信号に基づき操作対象に対する駆動信号を生
    成する駆動信号生成部とを備え、前記駆動部は入力され
    た前記駆動制御信号の値に応じた歩進量、前記指針を歩
    進させ、前記駆動信号生成部は操作信号に基づき操作対
    象の駆動信号を生成することを特徴とする操作目標指示
    器。
  2. 【請求項2】 前記駆動制御部は、操作対象の動作に応
    じて前記指針の歩進速度変化量を可変するように駆動制
    御信号に基づき前記駆動部を制御することを特徴とする
    請求項1に記載の操作目標指示器。
  3. 【請求項3】 前記目盛盤の少なくとも操作目標表示部
    分を光透過部とし、この光透過部の裏面に操作目標を表
    示する表示部を配置し、この表示部に更新自在に操作目
    標を表示し、前記目盛盤を通して視認させることを特徴
    とする請求項1または2に記載の操作目標指示器。
  4. 【請求項4】 前記駆動部にステッピングモータを用
    い、前記駆動信号処理部は操作信号に基づき歩進量に相
    当するパルス数のパルス列信号を駆動制御信号として生
    成することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載の操作目標指示器。
  5. 【請求項5】 前記駆動部にコイル式計器のムーブメン
    トを用い、前記駆動信号処理部は操作信号に基づき歩進
    量に相当する値のコイル印可電圧を駆動制御信号として
    生成することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載の操作目標指示器。
  6. 【請求項6】 計測信号に基づきムーブメントを駆動
    し、計測値を目盛盤上で指針する計器と、ムーブメント
    に駆動信号を入力し指針を目盛盤に表示した操作目標に
    歩進させる操作目標指示器と、前記計器のムーブメント
    を駆動する駆動信号を前記計測信号に基づき生成し、且
    つ、前記操作目標指示器のムーブメントを駆動する駆動
    信号を操作目標指示信号に基づき生成する駆動信号生成
    部とを備え、前記各ムーブメントは前記駆動信号生成部
    を共用に用いることを特徴とする車載用計装システム。
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