JP2002056270A - 特典付与管理システム - Google Patents
特典付与管理システムInfo
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- JP2002056270A JP2002056270A JP2000244302A JP2000244302A JP2002056270A JP 2002056270 A JP2002056270 A JP 2002056270A JP 2000244302 A JP2000244302 A JP 2000244302A JP 2000244302 A JP2000244302 A JP 2000244302A JP 2002056270 A JP2002056270 A JP 2002056270A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】消費者等の興味を損なうことなく、その商品等
に付随した特典の付与を管理するシステムを提供する。 【解決手段】本システムは、データ通信手段１と、決定
手段３とを備えている。データ通信手段１は、エンティ
ティＥによる商品の購入又はサービスの享受に係るデー
タを受信する。決定手段３は、データ通信手段１により
受信されたデータに係る商品又はサービスに付随する特
典を、ゲーム提供手段２により提供され、エンティティ
Ｅがモバイル４の操作により行うゲーム（所定事象）の
結果に基づきエンティティＥに付与するか否かを決定す
る。
に付随した特典の付与を管理するシステムを提供する。 【解決手段】本システムは、データ通信手段１と、決定
手段３とを備えている。データ通信手段１は、エンティ
ティＥによる商品の購入又はサービスの享受に係るデー
タを受信する。決定手段３は、データ通信手段１により
受信されたデータに係る商品又はサービスに付随する特
典を、ゲーム提供手段２により提供され、エンティティ
Ｅがモバイル４の操作により行うゲーム（所定事象）の
結果に基づきエンティティＥに付与するか否かを決定す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を購入し又は
サービスを享受するエンティティに対し、該商品又は該
サービスに付随する特典の付与をネットワーク通信を利
用して管理するシステムに関する。
サービスを享受するエンティティに対し、該商品又は該
サービスに付随する特典の付与をネットワーク通信を利
用して管理するシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に商品の販売者又は役務の提供者等
は、購入者等に購入価格の割引や、商品の付与等の特典
を付与することで、その特典が得られるという期待感を
購入者に与えて商品の販売等を促進させている。
は、購入者等に購入価格の割引や、商品の付与等の特典
を付与することで、その特典が得られるという期待感を
購入者に与えて商品の販売等を促進させている。
【０００３】しかし、消費者において特典を得ることが
できるという期待感が薄れると、商品の販売者等にとっ
て、特典付与という戦略にもかかわらず消費者を自己の
顧客として取り込むことができず、利益に結びつきにく
い。
できるという期待感が薄れると、商品の販売者等にとっ
て、特典付与という戦略にもかかわらず消費者を自己の
顧客として取り込むことができず、利益に結びつきにく
い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、消
費者等の興味を損なうことなく、その商品等に付随した
特典の付与を管理するシステムを提供することを解決課
題とする。
費者等の興味を損なうことなく、その商品等に付随した
特典の付与を管理するシステムを提供することを解決課
題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の特典付与管理システムは、前記エンティティ
による前記商品の購入又は前記サービスの享受に係るデ
ータを受信するデータ通信手段と、該データ通信手段に
より受信された該データに係る該商品又はサービスに付
随する前記特典を、所定事象の結果に基づき該エンティ
ティに付与するか否かを決定する決定手段とを備えてい
ることを特徴とする（請求項１記載の発明）。
の本発明の特典付与管理システムは、前記エンティティ
による前記商品の購入又は前記サービスの享受に係るデ
ータを受信するデータ通信手段と、該データ通信手段に
より受信された該データに係る該商品又はサービスに付
随する前記特典を、所定事象の結果に基づき該エンティ
ティに付与するか否かを決定する決定手段とを備えてい
ることを特徴とする（請求項１記載の発明）。
【０００６】本発明によれば、所定事象の結果いかんに
応じて特典が付与されるかもしれないというエンティテ
ィの期待を膨らますことができる。従って、エンティテ
ィにおいて、この特典を得るために商品を購入し又はサ
ービスを享受しようとするモチベーションを高めること
ができる。そして、当該商品の販売業者又は当該サービ
スの提供業者はかかるエンティティを確実に顧客として
取り込めると期待される。
応じて特典が付与されるかもしれないというエンティテ
ィの期待を膨らますことができる。従って、エンティテ
ィにおいて、この特典を得るために商品を購入し又はサ
ービスを享受しようとするモチベーションを高めること
ができる。そして、当該商品の販売業者又は当該サービ
スの提供業者はかかるエンティティを確実に顧客として
取り込めると期待される。
【０００７】また、前記データ通信手段は前記エンティ
ティによる前記所定事象の予想に係る予想データと、該
所定事象の結果に係る結果データとを受信し、前記決定
手段は該データ通信手段により受信された該予想データ
に係る予想と、該結果データに係る結果とが一致する場
合又は誤差が所定値以下の場合、前記特典を該エンティ
ティに付与することを決定することを特徴とする（請求
項２記載の発明）。
ティによる前記所定事象の予想に係る予想データと、該
所定事象の結果に係る結果データとを受信し、前記決定
手段は該データ通信手段により受信された該予想データ
に係る予想と、該結果データに係る結果とが一致する場
合又は誤差が所定値以下の場合、前記特典を該エンティ
ティに付与することを決定することを特徴とする（請求
項２記載の発明）。
【０００８】これとは別に、前記決定手段は、前記デー
タ通信手段が前記エンティティによる前記所定事象の予
想と、該所定事象の結果とが一致する旨のデータ又は誤
差が所定値以下である旨のデータを受信した場合、前記
特典を該エンティティに付与することを決定することを
特徴とする（請求項３記載の発明）。
タ通信手段が前記エンティティによる前記所定事象の予
想と、該所定事象の結果とが一致する旨のデータ又は誤
差が所定値以下である旨のデータを受信した場合、前記
特典を該エンティティに付与することを決定することを
特徴とする（請求項３記載の発明）。
【０００９】前記構成のシステムによれば、エンティテ
ィは所定事象の予想を通じて特典を獲得する機会を得る
ことができる。そして、特典を獲得できるかもしれない
というエンティティの期待感を増長させ、この特典に係
る商品を購入し又はサービスを享受しようとするモチベ
ーションを高めることができる。
ィは所定事象の予想を通じて特典を獲得する機会を得る
ことができる。そして、特典を獲得できるかもしれない
というエンティティの期待感を増長させ、この特典に係
る商品を購入し又はサービスを享受しようとするモチベ
ーションを高めることができる。
【００１０】前記所定事象の結果が、前記エンティティ
による情報端末装置の操作により影響されることを特徴
とする（請求項４記載の発明）。
による情報端末装置の操作により影響されることを特徴
とする（請求項４記載の発明）。
【００１１】この場合、エンティティは情報端末装置を
自ら操作することで所定事象の結果に影響を及ぼし、特
典を獲得する機会を得ることができる。従って、特典が
付与されるかもしれないというエンティティの期待を一
層増長させ、この特典に係る商品を購入し又はサービス
を享受しようとするモチベーションを高めることができ
る。
自ら操作することで所定事象の結果に影響を及ぼし、特
典を獲得する機会を得ることができる。従って、特典が
付与されるかもしれないというエンティティの期待を一
層増長させ、この特典に係る商品を購入し又はサービス
を享受しようとするモチベーションを高めることができ
る。
【００１２】前記所定事象は前記エンティティによる予
想の当否又は誤差の大小により勝敗が決する予想ゲーム
であることを特徴とする（請求項５記載の発明）。
想の当否又は誤差の大小により勝敗が決する予想ゲーム
であることを特徴とする（請求項５記載の発明）。
【００１３】この場合、本システムの利用そのものに娯
楽性を持たせることができ、エンティティが本システム
の利用のために商品を購入等しようとするモチベーショ
ンを向上させることができる。
楽性を持たせることができ、エンティティが本システム
の利用のために商品を購入等しようとするモチベーショ
ンを向上させることができる。
【００１４】また、前記データ通信手段は前記エンティ
ティによる情報端末装置の操作により影響される前記所
定事象の結果に係る結果データと、該結果の所定要件に
係る要件データとを受信し、前記決定手段は該データ通
信手段により受信された該結果データに係る該結果が、
該要件データに係る該所定要件を満たす場合、前記特典
を該エンティティに付与することを決定することを特徴
とする（請求項６記載の発明）。
ティによる情報端末装置の操作により影響される前記所
定事象の結果に係る結果データと、該結果の所定要件に
係る要件データとを受信し、前記決定手段は該データ通
信手段により受信された該結果データに係る該結果が、
該要件データに係る該所定要件を満たす場合、前記特典
を該エンティティに付与することを決定することを特徴
とする（請求項６記載の発明）。
【００１５】これとは別に、前記決定手段は、前記デー
タ通信手段が前記エンティティによる情報端末装置の操
作により影響される前記所定事象の結果が、所定要件を
満たす旨のデータを受信した場合、前記特典を該エンテ
ィティに付与することを決定することを特徴とする（請
求項７記載の発明）。
タ通信手段が前記エンティティによる情報端末装置の操
作により影響される前記所定事象の結果が、所定要件を
満たす旨のデータを受信した場合、前記特典を該エンテ
ィティに付与することを決定することを特徴とする（請
求項７記載の発明）。
【００１６】前記構成のシステムによれば、エンティテ
ィは情報端末装置の操作を通じて特典を獲得する機会を
得ることができる。そして、特典を獲得できるかもしれ
ないというエンティティの期待感を増長させ、この特典
に係る商品を購入等しようとするモチベーションを高め
ることができる。
ィは情報端末装置の操作を通じて特典を獲得する機会を
得ることができる。そして、特典を獲得できるかもしれ
ないというエンティティの期待感を増長させ、この特典
に係る商品を購入等しようとするモチベーションを高め
ることができる。
【００１７】前記所定事象は前記エンティティと現実又
は架空の相手との間で勝敗を競う対戦型ゲームであり、
前記所定事象の結果が前記所定要件を満たす場合は該ゲ
ームにおいて該エンティティが該相手に勝った場合であ
ることを特徴とする（請求項８記載の発明）。
は架空の相手との間で勝敗を競う対戦型ゲームであり、
前記所定事象の結果が前記所定要件を満たす場合は該ゲ
ームにおいて該エンティティが該相手に勝った場合であ
ることを特徴とする（請求項８記載の発明）。
【００１８】この場合、本システムの利用そのものに娯
楽性を持たせることができ、エンティティが本システム
の利用のため、商品を購入等しようとするモチベーショ
ンを向上させることができる。
楽性を持たせることができ、エンティティが本システム
の利用のため、商品を購入等しようとするモチベーショ
ンを向上させることができる。
【００１９】前記ゲームは複数の前記エンティティが参
加して行われることを特徴とする（請求項９記載の発
明）。
加して行われることを特徴とする（請求項９記載の発
明）。
【００２０】これにより多くのエンティティがゲームに
参加して楽しむことができるため、本システムの魅力を
さらに向上させることができる。
参加して楽しむことができるため、本システムの魅力を
さらに向上させることができる。
【００２１】前記データ通信手段は前記ゲームにおける
前記エンティティの達成度に係る達成度データを受信
し、前記決定手段は該データ通信手段により受信された
該達成度データに係る該達成度に応じて前記特典を付与
することを特徴とする（請求項１０記載の発明）。
前記エンティティの達成度に係る達成度データを受信
し、前記決定手段は該データ通信手段により受信された
該達成度データに係る該達成度に応じて前記特典を付与
することを特徴とする（請求項１０記載の発明）。
【００２２】また、前記決定手段は、前記特典が付与さ
れる確率が低いほど価値の高い特典を前記エンティティ
に付与することを決定することを特徴とする（請求項１
１記載の発明）。
れる確率が低いほど価値の高い特典を前記エンティティ
に付与することを決定することを特徴とする（請求項１
１記載の発明）。
【００２３】この場合、エンティティは高価値の特典を
獲得する可能性があるため、本システムに大きな魅力を
感じ、本システムの利用が促進されると期待できる。
獲得する可能性があるため、本システムに大きな魅力を
感じ、本システムの利用が促進されると期待できる。
【００２４】前記所定事象が複数種類存在し、前記エン
ティティによる情報端末装置の操作により該複数種類の
所定事象の中から少なくとも１つの所定事象が選択され
ることを特徴とする（請求項１２記載の発明）。
ティティによる情報端末装置の操作により該複数種類の
所定事象の中から少なくとも１つの所定事象が選択され
ることを特徴とする（請求項１２記載の発明）。
【００２５】この場合、エンティティは情報端末装置の
操作により特典の付与に係る所定事象の種類を嗜好に従
って選択することができるので、本システムがバリエー
ションに富んだものとなり、その魅力が向上すると期待
できる。
操作により特典の付与に係る所定事象の種類を嗜好に従
って選択することができるので、本システムがバリエー
ションに富んだものとなり、その魅力が向上すると期待
できる。
【００２６】前記エンティティによる情報端末装置の操
作により選択可能な前記所定事象の種類が、前記エンテ
ィティの属性に応じて規定されていることを特徴とする
（請求項１３記載の発明）。
作により選択可能な前記所定事象の種類が、前記エンテ
ィティの属性に応じて規定されていることを特徴とする
（請求項１３記載の発明）。
【００２７】この場合、エンティティの属性に応じて適
切な種類の所定事象が提供されるため、本システムが社
会の一般的な道徳観念に反する事態を防止できる。
切な種類の所定事象が提供されるため、本システムが社
会の一般的な道徳観念に反する事態を防止できる。
【００２８】また、前記データ通信手段は前記エンティ
ティが操作する情報端末装置に対し、前記所定事象に係
る事象データを送信することを特徴とする（請求項１４
記載の発明）。
ティが操作する情報端末装置に対し、前記所定事象に係
る事象データを送信することを特徴とする（請求項１４
記載の発明）。
【００２９】ここで「事象データ」とは、当該データを
受信した情報端末装置を通じてエンティティがその五感
のいずれかにより所定事象の変動を把握できるようなデ
ータをいう。従って、エンティティは情報端末装置を通
じて所定事象の変動を視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の
少なくともいずれか１つによって把握することができ
る。そして、本システムの利用に魅力を感じ、商品を購
入等した上で特典を獲得しようとするモチベーションを
向上させることができる。
受信した情報端末装置を通じてエンティティがその五感
のいずれかにより所定事象の変動を把握できるようなデ
ータをいう。従って、エンティティは情報端末装置を通
じて所定事象の変動を視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の
少なくともいずれか１つによって把握することができ
る。そして、本システムの利用に魅力を感じ、商品を購
入等した上で特典を獲得しようとするモチベーションを
向上させることができる。
【００３０】前記特典が、累積可能なポイントであり、
該ポイントが累積的に記憶保持されるメモリを備え、前
記エンティティは該メモリに記憶されている該ポイント
に応じた新たな特典を獲得することを特徴とする（請求
項１５記載の発明）。
該ポイントが累積的に記憶保持されるメモリを備え、前
記エンティティは該メモリに記憶されている該ポイント
に応じた新たな特典を獲得することを特徴とする（請求
項１５記載の発明）。
【００３１】この場合、エンティティは特典として付与
されたポイントを、所望の新たな特典を得るために累積
させる楽しみを覚えることができる。したがって、本シ
ステムの利用を促進させ、ひいては商品を購入等した上
で特典としてのポイントを獲得しようとするモチベーシ
ョンを高めることができる。
されたポイントを、所望の新たな特典を得るために累積
させる楽しみを覚えることができる。したがって、本シ
ステムの利用を促進させ、ひいては商品を購入等した上
で特典としてのポイントを獲得しようとするモチベーシ
ョンを高めることができる。
【００３２】
【発明の実施の形態】本発明の特典付与管理システムの
実施形態について図面を用いて説明する。図１は本実施
形態の特典付与管理システムの構成説明図であり、図２
はエンティティのモバイルに表示される画面の説明図で
ある。
実施形態について図面を用いて説明する。図１は本実施
形態の特典付与管理システムの構成説明図であり、図２
はエンティティのモバイルに表示される画面の説明図で
ある。
【００３３】図１に示すシステムは、ネットワークを通
じて後述する種々のデータを送受信するデータ通信手段
１と、インターネット上のゲームサイトに「ルーレッ
ト」、「スロット」、「競馬」等の複数種類のゲームを
提供するゲーム提供手段２と、ゲーム提供手段２により
提供されるゲーム（所定事象）の結果に応じて特典を付
与することを決定する決定手段３とを備えている。本実
施形態のシステムでは、複数のエンティティＥと、デパ
ートや航空会社等の業者Ｆとが当事者として含まれてい
る。エンティティＥは携帯電話、ＰＨＳ等の画像表示機
能を有するモバイル（本発明の「情報端末装置」）４を
有している。業者Ｆはその業務に係るデータ処理を実行
する業務システム５を有している。
じて後述する種々のデータを送受信するデータ通信手段
１と、インターネット上のゲームサイトに「ルーレッ
ト」、「スロット」、「競馬」等の複数種類のゲームを
提供するゲーム提供手段２と、ゲーム提供手段２により
提供されるゲーム（所定事象）の結果に応じて特典を付
与することを決定する決定手段３とを備えている。本実
施形態のシステムでは、複数のエンティティＥと、デパ
ートや航空会社等の業者Ｆとが当事者として含まれてい
る。エンティティＥは携帯電話、ＰＨＳ等の画像表示機
能を有するモバイル（本発明の「情報端末装置」）４を
有している。業者Ｆはその業務に係るデータ処理を実行
する業務システム５を有している。
【００３４】エンティティＥがそのモバイル４を操作し
て業者Ｆの業務システム５により開設されている業者Ｆ
のホームページ又は業者Ｆにリンクされたホームページ
にアクセスし、自己のメールアドレスを入力する。な
お、このときモバイル４に入力される情報は予め割り当
てられたＩＤナンバー等、業務システム５にとってエン
ティティＥの認証が可能なあらゆる形態の情報であって
よい。すると、モバイル４のディスプレイには図２
（ａ）に示すように「次の中から購入を希望する商品を
お選び下さい」という文字とともに、業者Ｆの販売に係
る商品が「イ、ロ、ハ・・」とメニューバーとして表示
される。エンティティＥがモバイル４を操作してメニュ
ーバーの中から商品「イ」を選択すると、モバイル４か
ら業務システム５に対してエンティティＥが商品「イ」
の購入を希望する旨のデータが送信される。そして、図
２（ｂ）に示すようにモバイル４のディスプレイには
「この度はお申し込みありがとうございます。お客様は
次の特典をゲットするチャンスです！」という文字とと
もに、複数種類の特典「Ａ、Ｂ、Ｃ、・・」と「いらな
い」という選択メニューが表示される。ここで、特典
「Ａ、Ｂ、Ｃ、・・」は商品「イ」の購入に付随する特
典であり、商品券、旅券、購入品の割引等、エンティテ
ィＥが魅力を感じるようなあらゆる形態のものを含んで
いる。また、複数種類の特典「Ａ、Ｂ、Ｃ、・・」は画
面において下に行くほど高価とされている。
て業者Ｆの業務システム５により開設されている業者Ｆ
のホームページ又は業者Ｆにリンクされたホームページ
にアクセスし、自己のメールアドレスを入力する。な
お、このときモバイル４に入力される情報は予め割り当
てられたＩＤナンバー等、業務システム５にとってエン
ティティＥの認証が可能なあらゆる形態の情報であって
よい。すると、モバイル４のディスプレイには図２
（ａ）に示すように「次の中から購入を希望する商品を
お選び下さい」という文字とともに、業者Ｆの販売に係
る商品が「イ、ロ、ハ・・」とメニューバーとして表示
される。エンティティＥがモバイル４を操作してメニュ
ーバーの中から商品「イ」を選択すると、モバイル４か
ら業務システム５に対してエンティティＥが商品「イ」
の購入を希望する旨のデータが送信される。そして、図
２（ｂ）に示すようにモバイル４のディスプレイには
「この度はお申し込みありがとうございます。お客様は
次の特典をゲットするチャンスです！」という文字とと
もに、複数種類の特典「Ａ、Ｂ、Ｃ、・・」と「いらな
い」という選択メニューが表示される。ここで、特典
「Ａ、Ｂ、Ｃ、・・」は商品「イ」の購入に付随する特
典であり、商品券、旅券、購入品の割引等、エンティテ
ィＥが魅力を感じるようなあらゆる形態のものを含んで
いる。また、複数種類の特典「Ａ、Ｂ、Ｃ、・・」は画
面において下に行くほど高価とされている。
【００３５】ここで、エンティティＥがメニューバーの
中から「いらない」を選択すると、モバイル４のディス
プレイには「またのご利用をお待ちしております」とい
う文字とともに商品「イ」についての支払方法に係る情
報が表示される。
中から「いらない」を選択すると、モバイル４のディス
プレイには「またのご利用をお待ちしております」とい
う文字とともに商品「イ」についての支払方法に係る情
報が表示される。
【００３６】一方、エンティティＥがメニューバーの中
から「Ａ」を選択すると、モバイル４がゲーム提供手段
２によって管理されるゲームサイトにアクセス状態とな
る。そして、モバイル４のディスプレイには図２（ｃ）
に示すように「カジノサロンへようこそ！次の中からお
好きなゲームをお選び下さい。」という文字が表示され
るとともに、「ルーレット」、「スロット」、「競馬」
等、そのゲームサイトで準備されているゲームの種類が
メニューバーとして表示される。
から「Ａ」を選択すると、モバイル４がゲーム提供手段
２によって管理されるゲームサイトにアクセス状態とな
る。そして、モバイル４のディスプレイには図２（ｃ）
に示すように「カジノサロンへようこそ！次の中からお
好きなゲームをお選び下さい。」という文字が表示され
るとともに、「ルーレット」、「スロット」、「競馬」
等、そのゲームサイトで準備されているゲームの種類が
メニューバーとして表示される。
【００３７】ゲームサイトで準備されているゲームの種
類がエンティティＥの年齢に応じて制限される。具体的
には、業者Ｆのホームページにアクセスする際に入力さ
れたメールアドレス等の情報に基づいて業者Ｆのサーバ
に記憶された生年月日の情報によりエンティティＥが幼
年、少年であることが確認された場合は、ギャンブル性
が高くよからぬ影響があると懸念されるゲーム（「競
馬」等）が省略された形でその他の種類のゲームのみが
モバイル４のディスプレイに表示される。
類がエンティティＥの年齢に応じて制限される。具体的
には、業者Ｆのホームページにアクセスする際に入力さ
れたメールアドレス等の情報に基づいて業者Ｆのサーバ
に記憶された生年月日の情報によりエンティティＥが幼
年、少年であることが確認された場合は、ギャンブル性
が高くよからぬ影響があると懸念されるゲーム（「競
馬」等）が省略された形でその他の種類のゲームのみが
モバイル４のディスプレイに表示される。
【００３８】ここで、エンティティＥがモバイル４を操
作してメニューバーの中から「スロット」を選択する
と、その旨のデータがモバイル４からデータ通信手段１
に送信される。このとき、データ通信手段１からモバイ
ル４に対し、そのディスプレイに実際のスロットマシー
ンと同様の画像を表示させる「画像データ」が送信され
る。これにより、モバイル４のディスプレイには図２
（ｄ）に示すように実際のスロットマシーンと同様、数
字や記号が表示される横並びの３つのボックスが表示さ
れる。また、スタートボタンと、各ボックスに対応する
ストップボタンとが表示される。
作してメニューバーの中から「スロット」を選択する
と、その旨のデータがモバイル４からデータ通信手段１
に送信される。このとき、データ通信手段１からモバイ
ル４に対し、そのディスプレイに実際のスロットマシー
ンと同様の画像を表示させる「画像データ」が送信され
る。これにより、モバイル４のディスプレイには図２
（ｄ）に示すように実際のスロットマシーンと同様、数
字や記号が表示される横並びの３つのボックスが表示さ
れる。また、スタートボタンと、各ボックスに対応する
ストップボタンとが表示される。
【００３９】エンティティＥがモバイル４を操作してス
タートボタンを選択すると、その旨がモバイル４からデ
ータ通信手段１に送信される。データ通信手段１は、実
際のスロットマシンと同様に３つのボックスの数字が一
斉に変動する様子をモバイル４のディスプレイに表示さ
せる「事象データ」を送信する。そして、エンティティ
Ｅがモバイル４を操作して３つのストップボタンを順次
選択していくと、モバイル４からデータ通信手段１にエ
ンティティＥの操作タイミングを表すデータが送信され
る。続いて、このデータに基づいて３つのボックスに並
ぶ数字等のデータがゲーム提供手段２により決定され
る。
タートボタンを選択すると、その旨がモバイル４からデ
ータ通信手段１に送信される。データ通信手段１は、実
際のスロットマシンと同様に３つのボックスの数字が一
斉に変動する様子をモバイル４のディスプレイに表示さ
せる「事象データ」を送信する。そして、エンティティ
Ｅがモバイル４を操作して３つのストップボタンを順次
選択していくと、モバイル４からデータ通信手段１にエ
ンティティＥの操作タイミングを表すデータが送信され
る。続いて、このデータに基づいて３つのボックスに並
ぶ数字等のデータがゲーム提供手段２により決定され
る。
【００４０】決定手段３は、特典「Ａ」をエンティティ
Ｅに付与するか否かを、スロットゲームの結果に応じて
決定する。所定の数字や記号が３つそろって並んだとき
は、データ通信手段１がその旨のデータ（所定事象の結
果が所定要件を満たす旨のデータ）をゲーム提供手段２
から受信し、決定手段３が特典「Ａ」をエンティティＥ
に付与することを決定する。一方、数字等が３つそろわ
なかったときは、データ通信手段１がその旨のデータを
ゲーム提供手段２から受信し、決定手段３が特典「Ａ」
をエンティティＥに付与しないことを決定する。所定の
数字等が３つ並ぶ確率は、特典が高価な場合ほど低く設
定されている。前述のように特典「Ｂ」は「Ａ」より高
価なので、前者の場合の方が後者の場合よりも３つのボ
ックスに同一の数字等が並ぶ確率が低く設定されてい
る。
Ｅに付与するか否かを、スロットゲームの結果に応じて
決定する。所定の数字や記号が３つそろって並んだとき
は、データ通信手段１がその旨のデータ（所定事象の結
果が所定要件を満たす旨のデータ）をゲーム提供手段２
から受信し、決定手段３が特典「Ａ」をエンティティＥ
に付与することを決定する。一方、数字等が３つそろわ
なかったときは、データ通信手段１がその旨のデータを
ゲーム提供手段２から受信し、決定手段３が特典「Ａ」
をエンティティＥに付与しないことを決定する。所定の
数字等が３つ並ぶ確率は、特典が高価な場合ほど低く設
定されている。前述のように特典「Ｂ」は「Ａ」より高
価なので、前者の場合の方が後者の場合よりも３つのボ
ックスに同一の数字等が並ぶ確率が低く設定されてい
る。
【００４１】決定手段３による決定に係る「決定デー
タ」がデータ通信手段１からモバイル４に送信される。
そして、モバイル４のディスプレイには特典「Ａ」が付
与されるか否かが表示される。エンティティＥがモバイ
ル４のカジノサイトへのアクセス状態を解除すると、業
者Ｆのホームページに戻りモバイル４のディスプレイに
は「またのご利用をお待ちしております」という文字と
ともに商品「イ」についての支払方法に係る情報が表示
される。例えば、特典「Ａ」が商品「イ」の代金割引で
あれば、割り引かれた代金の支払方法にかかる情報が表
示される。このとき、データ通信手段１から業者Ｆの業
務システム５に対し「決定データ」が送信されている。
そして、この決定データに基づいて、業者Ｆの業務シス
テム５によりエンティティＥが特典「Ａ」を受けること
ができるか否かがチェックされる。これによりエンティ
ティＥが不正により特典を受ける事態が防止される。
タ」がデータ通信手段１からモバイル４に送信される。
そして、モバイル４のディスプレイには特典「Ａ」が付
与されるか否かが表示される。エンティティＥがモバイ
ル４のカジノサイトへのアクセス状態を解除すると、業
者Ｆのホームページに戻りモバイル４のディスプレイに
は「またのご利用をお待ちしております」という文字と
ともに商品「イ」についての支払方法に係る情報が表示
される。例えば、特典「Ａ」が商品「イ」の代金割引で
あれば、割り引かれた代金の支払方法にかかる情報が表
示される。このとき、データ通信手段１から業者Ｆの業
務システム５に対し「決定データ」が送信されている。
そして、この決定データに基づいて、業者Ｆの業務シス
テム５によりエンティティＥが特典「Ａ」を受けること
ができるか否かがチェックされる。これによりエンティ
ティＥが不正により特典を受ける事態が防止される。
【００４２】本実施形態のシステムによれば、ゲーム
（所定事象）の結果いかんに応じて特典が付与されるか
もしれないというエンティティＥの期待を膨らますこと
ができる。従って、エンティティＥにおいて、この特典
を得るために業者Ｆから商品を購入し又はサービスを享
受しようとするモチベーションを高め、業者はかかるエ
ンティティＥを確実に顧客として取り込めると期待され
る。
（所定事象）の結果いかんに応じて特典が付与されるか
もしれないというエンティティＥの期待を膨らますこと
ができる。従って、エンティティＥにおいて、この特典
を得るために業者Ｆから商品を購入し又はサービスを享
受しようとするモチベーションを高め、業者はかかるエ
ンティティＥを確実に顧客として取り込めると期待され
る。
【００４３】また、エンティティＥはモバイル（情報端
末装置）４の操作（スロットゲームならばＳＴＯＰボタ
ンの選択・決定の操作）を通じて特典を獲得する機会を
得ることができる。そして、特典を獲得できるかもしれ
ないというエンティティＥの期待感を増長させ、この特
典に係る商品を購入等しようとするモチベーションを高
めることができる。
末装置）４の操作（スロットゲームならばＳＴＯＰボタ
ンの選択・決定の操作）を通じて特典を獲得する機会を
得ることができる。そして、特典を獲得できるかもしれ
ないというエンティティＥの期待感を増長させ、この特
典に係る商品を購入等しようとするモチベーションを高
めることができる。
【００４４】さらに、ゲームの結果に基づいて特典付与
が決定されるため、エンティティＥにおいて本システム
の利用に楽しみを感じさせ、本システムの利用のために
商品を購入等しようとするモチベーションを向上させる
ことができる。
が決定されるため、エンティティＥにおいて本システム
の利用に楽しみを感じさせ、本システムの利用のために
商品を購入等しようとするモチベーションを向上させる
ことができる。
【００４５】また、特典が高価になるほどその特典を獲
得する確率は低くされているが、エンティティＥは高価
な特典を獲得する可能性があるため、本システムに大き
な魅力を感じ、本システムの利用が促進されると期待で
きる。
得する確率は低くされているが、エンティティＥは高価
な特典を獲得する可能性があるため、本システムに大き
な魅力を感じ、本システムの利用が促進されると期待で
きる。
【００４６】さらに、エンティティＥはモバイル４の操
作により特典の付与に係るゲームの種類を嗜好に従って
選択することができるので、本システムがバリエーショ
ンに富んだものとなり、その魅力が向上すると期待でき
る。
作により特典の付与に係るゲームの種類を嗜好に従って
選択することができるので、本システムがバリエーショ
ンに富んだものとなり、その魅力が向上すると期待でき
る。
【００４７】また、エンティティＥが幼年、少年である
か否か（属性）に応じて適切な種類のゲームが提供され
るため、本システムが社会の一般的な道徳観念に反する
事態を防止できる。
か否か（属性）に応じて適切な種類のゲームが提供され
るため、本システムが社会の一般的な道徳観念に反する
事態を防止できる。
【００４８】データ通信手段１はエンティティＥが操作
するモバイル４に対し、ゲームに係る事象データを送信
するので、エンティティＥはモバイル４のディスプレイ
を通じてゲームの変動を視覚的に把握することができ、
本システムの利用に際してスリルと興奮を覚え、商品を
購入等した上で特典を獲得しようとするモチベーション
が向上すると期待される。なお、「事象データ」として
視覚に係るデータのみならず、これ以外の五感、すなわ
ち、聴覚、嗅覚、味覚、触覚に係るデータがモバイル４
に送信され、エンティティＥがモバイル４を通じてその
五感の少なくとも１つによりゲーム等の所定事象を把握
できるようにされてもよい。このとき、モバイル４は、
音声を発したり香りを生じたり等、エンティティＥの五
感の少なくとも１つによって把握できるような事象を引
き起こす構成とされている。例えば、視覚のみならず聴
覚によってもゲームを盛り上げればエンティティＥは一
層スリルと興奮を感じ、本システムの利用に魅力を感じ
ると期待される。
するモバイル４に対し、ゲームに係る事象データを送信
するので、エンティティＥはモバイル４のディスプレイ
を通じてゲームの変動を視覚的に把握することができ、
本システムの利用に際してスリルと興奮を覚え、商品を
購入等した上で特典を獲得しようとするモチベーション
が向上すると期待される。なお、「事象データ」として
視覚に係るデータのみならず、これ以外の五感、すなわ
ち、聴覚、嗅覚、味覚、触覚に係るデータがモバイル４
に送信され、エンティティＥがモバイル４を通じてその
五感の少なくとも１つによりゲーム等の所定事象を把握
できるようにされてもよい。このとき、モバイル４は、
音声を発したり香りを生じたり等、エンティティＥの五
感の少なくとも１つによって把握できるような事象を引
き起こす構成とされている。例えば、視覚のみならず聴
覚によってもゲームを盛り上げればエンティティＥは一
層スリルと興奮を感じ、本システムの利用に魅力を感じ
ると期待される。
【００４９】前記実施形態ではスロットゲーム（架空の
相手との対戦型ゲーム）が選択されたが、他の実施形態
として競馬ゲーム（予想ゲーム）の結果に基づいて特典
が付与されるか否かが決定されてもよい。この実施形態
ではエンティティＥがモバイル４を操作し、架空の競馬
レースの順位の予想（所定事象の予想）に係る「予想デ
ータ」をデータ通信手段１に送信する。また、データ通
信手段１はこの競馬ゲームの順位の結果（所定事象の結
果）に係る「結果データ」をゲーム提供手段２から受信
する。そして、決定手段３は、予想データに係る予想と
結果データに係る結果とが一致する場合、エンティティ
Ｅに特典を付与することを決定し、この予想と結果とが
相違する場合、エンティティＥに特典を付与しないこと
を決定する。
相手との対戦型ゲーム）が選択されたが、他の実施形態
として競馬ゲーム（予想ゲーム）の結果に基づいて特典
が付与されるか否かが決定されてもよい。この実施形態
ではエンティティＥがモバイル４を操作し、架空の競馬
レースの順位の予想（所定事象の予想）に係る「予想デ
ータ」をデータ通信手段１に送信する。また、データ通
信手段１はこの競馬ゲームの順位の結果（所定事象の結
果）に係る「結果データ」をゲーム提供手段２から受信
する。そして、決定手段３は、予想データに係る予想と
結果データに係る結果とが一致する場合、エンティティ
Ｅに特典を付与することを決定し、この予想と結果とが
相違する場合、エンティティＥに特典を付与しないこと
を決定する。
【００５０】また、「シーズン終了時の・・選手の打
率」という事象に対し、エンティティＥが「打率が＋＋
になる」という予想をし、実際の結果に対するこの予想
の誤差が所定値以下である場合に特典を付与することが
決定され、所定値より大きい場合に特典を付与しないこ
とが決定されてもよい。さらに、「・・河の氷がいつと
けるか」という事象に対し、複数のエンティティＥが
「＋＋までにとける」という予想をし、その予想が実際
の結果に近かった上位何名かのエンティティＥに特典を
付与することが決定されてもよい。
率」という事象に対し、エンティティＥが「打率が＋＋
になる」という予想をし、実際の結果に対するこの予想
の誤差が所定値以下である場合に特典を付与することが
決定され、所定値より大きい場合に特典を付与しないこ
とが決定されてもよい。さらに、「・・河の氷がいつと
けるか」という事象に対し、複数のエンティティＥが
「＋＋までにとける」という予想をし、その予想が実際
の結果に近かった上位何名かのエンティティＥに特典を
付与することが決定されてもよい。
【００５１】かかる実施形態によれば、エンティティＥ
はゲーム（所定事象）の予想を通じて特典を獲得する機
会を得ることができる。そして、特典を獲得できるかも
しれないというエンティティＥの期待感を増長させ、こ
の特典に係る商品を購入等しようとするモチベーション
を高めることができる。また、予想すること自体に娯楽
性があるので、エンティティＥが本システムの利用のた
めに商品を購入等しようとするモチベーションを向上さ
せることができる。
はゲーム（所定事象）の予想を通じて特典を獲得する機
会を得ることができる。そして、特典を獲得できるかも
しれないというエンティティＥの期待感を増長させ、こ
の特典に係る商品を購入等しようとするモチベーション
を高めることができる。また、予想すること自体に娯楽
性があるので、エンティティＥが本システムの利用のた
めに商品を購入等しようとするモチベーションを向上さ
せることができる。
【００５２】また、予想ゲームの結果がエンティティＥ
によるモバイル４の操作により影響されてもよい。例え
ば、競馬ゲームにおいて、モバイル４の操作により架空
の馬のコンディションが調整可能で、この調整の良否に
応じて馬の順位が変動するようにされていてもよい。こ
の場合、エンティティＥはモバイル４を操作して馬のコ
ンディションを調整することで競馬レースの順位の結果
（所定事象の結果）に影響を及ぼし、特典を獲得する機
会を得ることができる。従って、特典が付与されるかも
しれないというエンティティＥの期待を一層増長させ、
この特典に係る商品を購入し又はサービスを享受しよう
とするモチベーションを高めることができる。
によるモバイル４の操作により影響されてもよい。例え
ば、競馬ゲームにおいて、モバイル４の操作により架空
の馬のコンディションが調整可能で、この調整の良否に
応じて馬の順位が変動するようにされていてもよい。こ
の場合、エンティティＥはモバイル４を操作して馬のコ
ンディションを調整することで競馬レースの順位の結果
（所定事象の結果）に影響を及ぼし、特典を獲得する機
会を得ることができる。従って、特典が付与されるかも
しれないというエンティティＥの期待を一層増長させ、
この特典に係る商品を購入し又はサービスを享受しよう
とするモチベーションを高めることができる。
【００５３】前記実施形態ではゲームはスロットを模し
たものであり、架空の相手との対戦型ゲームであった
が、他の実施形態として例えば、対戦型の麻雀ゲーム
等、複数のエンティティが参加して勝敗を競い合う形式
の対戦型ゲームであってもよい。また、例えば麻雀ゲー
ムでは手作りが困難な役であがった場合ほど、エンティ
ティＥに対して高価な特典を付与することが決定されて
もよい。具体的には、エンティティＥがあがった役の点
数に係る「達成度データ」がゲーム提供手段２又はモバ
イル４からデータ通信手段１に対して送信され、決定手
段３がこの達成度データに係る点数が高いほど高価な特
典を付与することを決定してもよい。この実施形態にお
いても高価な特典獲得に対するエンティティＥの興味を
ひきよせ、特典に係る商品の購入等を促進させることが
できる。
たものであり、架空の相手との対戦型ゲームであった
が、他の実施形態として例えば、対戦型の麻雀ゲーム
等、複数のエンティティが参加して勝敗を競い合う形式
の対戦型ゲームであってもよい。また、例えば麻雀ゲー
ムでは手作りが困難な役であがった場合ほど、エンティ
ティＥに対して高価な特典を付与することが決定されて
もよい。具体的には、エンティティＥがあがった役の点
数に係る「達成度データ」がゲーム提供手段２又はモバ
イル４からデータ通信手段１に対して送信され、決定手
段３がこの達成度データに係る点数が高いほど高価な特
典を付与することを決定してもよい。この実施形態にお
いても高価な特典獲得に対するエンティティＥの興味を
ひきよせ、特典に係る商品の購入等を促進させることが
できる。
【００５４】さらに別の実施形態として、ゲーム提供手
段２によりクイズが出題され、エンティティＥがモバイ
ル４の操作によりその出題に回答し、正答の場合に決定
手段３が特典を付与することを決定してもよい。エンテ
ィティＥは他力本願ではなく、クイズに回答するという
自らの行為により特典獲得の機会を得る。このため、本
システムの利用に楽しみを覚え、ひいては特典に係る商
品の購入等のモチベーションが向上するものと期待でき
る。
段２によりクイズが出題され、エンティティＥがモバイ
ル４の操作によりその出題に回答し、正答の場合に決定
手段３が特典を付与することを決定してもよい。エンテ
ィティＥは他力本願ではなく、クイズに回答するという
自らの行為により特典獲得の機会を得る。このため、本
システムの利用に楽しみを覚え、ひいては特典に係る商
品の購入等のモチベーションが向上するものと期待でき
る。
【００５５】前記実施形態ではエンティティＥが一のゲ
ームを選択してそのゲームの結果に基づいて特典付与が
決定されたが、他の実施形態としてエンティティＥが複
数種類のゲームを選択してこれら複数のゲームの結果に
基づいて特典付与が決定されてもよい。また、例えば、
「麻雀」、「ポーカー」、「競馬」の３種類が選択さ
れ、これらのゲームにおいてエンティティＥが勝ち進ん
でいくほど高価な特典が付与されてもよい。
ームを選択してそのゲームの結果に基づいて特典付与が
決定されたが、他の実施形態としてエンティティＥが複
数種類のゲームを選択してこれら複数のゲームの結果に
基づいて特典付与が決定されてもよい。また、例えば、
「麻雀」、「ポーカー」、「競馬」の３種類が選択さ
れ、これらのゲームにおいてエンティティＥが勝ち進ん
でいくほど高価な特典が付与されてもよい。
【００５６】前記実施形態ではモバイル４がアクセスし
たゲームサイトにおいてゲームが行われたが、他の実施
形態としてモバイル４に組み込まれたゲームプログラム
に基づくゲームがモバイル４の操作によって行われ、そ
のゲームの勝敗を示すデータ（所定事象の結果が所定要
件を満たすか否かを表すデータ）がデータ通信手段１に
送信され、そのデータに基づいて決定手段３がエンティ
ティＥに特典を付与するか否かを決定してもよい。
たゲームサイトにおいてゲームが行われたが、他の実施
形態としてモバイル４に組み込まれたゲームプログラム
に基づくゲームがモバイル４の操作によって行われ、そ
のゲームの勝敗を示すデータ（所定事象の結果が所定要
件を満たすか否かを表すデータ）がデータ通信手段１に
送信され、そのデータに基づいて決定手段３がエンティ
ティＥに特典を付与するか否かを決定してもよい。
【００５７】前記実施形態ではエンティティＥが操作す
る情報端末装置としてモバイル４が利用されたが、他の
実施形態として各エンティティＥが有するパソコンや、
所定場所に設置されたゲーム機等が利用されてもよい。
また、エンティティＥが操作する情報端末装置の情報処
理能力に応じ、ゲーム画面の表示に要する情報処理能力
が考慮された上で選択できるゲームの種類が制限されて
もよい。
る情報端末装置としてモバイル４が利用されたが、他の
実施形態として各エンティティＥが有するパソコンや、
所定場所に設置されたゲーム機等が利用されてもよい。
また、エンティティＥが操作する情報端末装置の情報処
理能力に応じ、ゲーム画面の表示に要する情報処理能力
が考慮された上で選択できるゲームの種類が制限されて
もよい。
【００５８】前記実施形態ではゲームサイト管理手段２
により管理されるゲームサイトでのゲームという架空の
事象の結果に基づいて特典付与が決定されたが、他の実
施形態として株価の変動、天候の変動、サッカーの試合
の結果等、現実の事象の結果に基づいて特典付与が決定
されてもよい。例えば、エンティティＥはそのモバイル
４を操作して「Ｓ社の株価が本日終値で・・以上にな
る」という予想に係る予想データをデータ通信手段１に
送信する。また、データ通信手段１は図示しない情報提
供業者の情報端末装置から「Ｓ社の株価が本日終値で○
○になった」という結果に係る結果データを受信する。
そして、決定手段３は、予想データに係る予想が結果デ
ータに係る結果と一致する場合はエンティティＥに特典
を付与することを決定し、相違する場合は特典を付与し
ないことを決定する。エンティティＥは、自らがＳ社の
株を所有していない限り、Ｓ社の株価がいかように変動
しようとも損失を受けない。従って、エンティティＥは
気楽に株価の予想をすることができ、本システムの利用
が促進されると期待できる。また、エンティティＥの予
想によって株価が変動することはないので本システムの
中立が確保される。
により管理されるゲームサイトでのゲームという架空の
事象の結果に基づいて特典付与が決定されたが、他の実
施形態として株価の変動、天候の変動、サッカーの試合
の結果等、現実の事象の結果に基づいて特典付与が決定
されてもよい。例えば、エンティティＥはそのモバイル
４を操作して「Ｓ社の株価が本日終値で・・以上にな
る」という予想に係る予想データをデータ通信手段１に
送信する。また、データ通信手段１は図示しない情報提
供業者の情報端末装置から「Ｓ社の株価が本日終値で○
○になった」という結果に係る結果データを受信する。
そして、決定手段３は、予想データに係る予想が結果デ
ータに係る結果と一致する場合はエンティティＥに特典
を付与することを決定し、相違する場合は特典を付与し
ないことを決定する。エンティティＥは、自らがＳ社の
株を所有していない限り、Ｓ社の株価がいかように変動
しようとも損失を受けない。従って、エンティティＥは
気楽に株価の予想をすることができ、本システムの利用
が促進されると期待できる。また、エンティティＥの予
想によって株価が変動することはないので本システムの
中立が確保される。
【００５９】なお、過去の株価変動データから「Ｓ社の
株価が本日終値で・・以上になる」という確率が低い場
合、エンティティＥに特典が付与される確率も低くな
る。この場合、特典が高価とされることで、エンティテ
ィＥは高価な特典獲得の可能性に魅力を覚え、本システ
ムの利用が促進されると期待できる。同様に、現実又は
架空の競馬において、過去のデータに基づくオッズに応
じて特典付与が決定されてもよく、現実又は架空のルー
レットゲームにおいて、予想された目が出にくい場合に
は特典が高価にされてもよい。
株価が本日終値で・・以上になる」という確率が低い場
合、エンティティＥに特典が付与される確率も低くな
る。この場合、特典が高価とされることで、エンティテ
ィＥは高価な特典獲得の可能性に魅力を覚え、本システ
ムの利用が促進されると期待できる。同様に、現実又は
架空の競馬において、過去のデータに基づくオッズに応
じて特典付与が決定されてもよく、現実又は架空のルー
レットゲームにおいて、予想された目が出にくい場合に
は特典が高価にされてもよい。
【００６０】なお、エンティティＥに付与される特典は
累積可能なポイントであり、本システムはこのポイント
が累積的に記憶保持されるメモリ（図示せず）を備え、
決定手段３はメモリに記憶されているポイントに応じた
旅券等の「新たな特典」をエンティティＥに付与するこ
とを決定するように構成されていてもよい。
累積可能なポイントであり、本システムはこのポイント
が累積的に記憶保持されるメモリ（図示せず）を備え、
決定手段３はメモリに記憶されているポイントに応じた
旅券等の「新たな特典」をエンティティＥに付与するこ
とを決定するように構成されていてもよい。
【００６１】この実施形態によれば、エンティティは特
典として付与されたポイントを、所望の旅券等を得るた
めに累積させる楽しみを覚えることができる。したがっ
て、本システムの利用を促進させ、商品を購入等した上
で特典としてのポイントを獲得しようとするエンティテ
ィＥのモチベーションを高めることができる。
典として付与されたポイントを、所望の旅券等を得るた
めに累積させる楽しみを覚えることができる。したがっ
て、本システムの利用を促進させ、商品を購入等した上
で特典としてのポイントを獲得しようとするエンティテ
ィＥのモチベーションを高めることができる。
【００６２】前記実施形態ではエンティティＥはモバイ
ル４を操作して商品を購入等し、ｓの商品等に付随する
特典を獲得するためそのモバイル４を操作してゲームを
行ったが、他の実施形態としてエンティティＥが店舗に
実際に赴いた上で商品を購入等し、その際に与えられる
ＩＤナンバー等の認証情報をモバイル４に入力した上で
特典を獲得するためそのモバイル４を操作してゲームを
行ってもよい。
ル４を操作して商品を購入等し、ｓの商品等に付随する
特典を獲得するためそのモバイル４を操作してゲームを
行ったが、他の実施形態としてエンティティＥが店舗に
実際に赴いた上で商品を購入等し、その際に与えられる
ＩＤナンバー等の認証情報をモバイル４に入力した上で
特典を獲得するためそのモバイル４を操作してゲームを
行ってもよい。
【００６３】前記実施形態ではエンティティＥにより操
作されるモバイル４と本発明のシステムとがネットワー
クを介して通信を行ったが、他の実施形態としてエンテ
ィティＥにより操作される情報端末装置が本発明のシス
テムと一体的に組み合わされた形で業者Ｆの店舗等に設
置され、エンティティＥの操作に応じてこの情報端末装
置により特典付与が決定されてもよい。
作されるモバイル４と本発明のシステムとがネットワー
クを介して通信を行ったが、他の実施形態としてエンテ
ィティＥにより操作される情報端末装置が本発明のシス
テムと一体的に組み合わされた形で業者Ｆの店舗等に設
置され、エンティティＥの操作に応じてこの情報端末装
置により特典付与が決定されてもよい。
【図１】本実施形態の特典付与管理システムの構成説明
図
図
【図２】エンティティのモバイルに表示される画面の説
明図
明図
１‥データ通信手段、３‥決定手段、４‥モバイル（情
報端末装置）、Ｅ‥エンティティ
報端末装置）、Ｅ‥エンティティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木野 親之 神奈川県横須賀市秋谷１丁目10番３号 Ｆターム(参考） 2C001 AA02 AA10 AA17 BB01 BB02 BD07 CA02 CA09 CB08 CC01 3E042 CC01 EA01 5B049 BB11 BB36 CC05 CC08 EE00 GG00
Claims (15)
- 【請求項１】商品を購入し又はサービスを享受するエン
ティティに対し、該商品又は該サービスに付随する特典
の付与をネットワーク通信を利用して管理するシステム
であって、 前記エンティティによる前記商品の購入又は前記サービ
スの享受に係るデータを受信するデータ通信手段と、該
データ通信手段により受信された該データに係る該商品
又はサービスに付随する前記特典を、所定事象の結果に
基づき該エンティティに付与するか否かを決定する決定
手段とを備えていることを特徴とする特典付与管理シス
テム。 - 【請求項２】前記データ通信手段は前記エンティティに
よる前記所定事象の予想に係る予想データと、該所定事
象の結果に係る結果データとを受信し、前記決定手段は
該データ通信手段により受信された該予想データに係る
予想と、該結果データに係る結果とが一致する場合又は
誤差が所定値以下の場合、前記特典を該エンティティに
付与することを決定することを特徴とする請求項１記載
の特典付与管理システム。 - 【請求項３】前記決定手段は、前記データ通信手段が前
記エンティティによる前記所定事象の予想と、該所定事
象の結果とが一致する旨のデータ又は誤差が所定値以下
である旨のデータを受信した場合、前記特典を該エンテ
ィティに付与することを決定することを特徴とする請求
項１記載の特典付与管理システム。 - 【請求項４】前記所定事象の結果が、前記エンティティ
による情報端末装置の操作により影響されることを特徴
とする請求項１乃至３のいずれか１つに記載の特典付与
管理システム。 - 【請求項５】前記所定事象は前記エンティティによる予
想の当否又は誤差の大小により勝敗が決する予想ゲーム
であることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１つ
に記載の特典付与管理システム。 - 【請求項６】前記データ通信手段は前記エンティティに
よる情報端末装置の操作により影響される前記所定事象
の結果に係る結果データと、該結果の所定要件に係る要
件データとを受信し、前記決定手段は該データ通信手段
により受信された該結果データに係る該結果が該要件デ
ータに係る該所定要件を満たす場合、前記特典を該エン
ティティに付与することを決定することを特徴とする請
求項１記載の特典付与管理システム。 - 【請求項７】前記決定手段は、前記データ通信手段が前
記エンティティによる情報端末装置の操作により影響さ
れる前記所定事象の結果が、所定要件を満たす旨のデー
タを受信した場合、前記特典を該エンティティに付与す
ることを決定することを特徴とする請求項１記載の特典
付与管理システム。 - 【請求項８】前記所定事象は前記エンティティと現実又
は架空の相手との間で勝敗を競う対戦型ゲームであり、
前記所定事象の結果が前記所定要件を満たす場合は該ゲ
ームにおいて該エンティティが該相手に勝った場合であ
ることを特徴とする請求項６又は７記載の特典付与管理
システム。 - 【請求項９】前記ゲームは複数の前記エンティティが参
加して行われることを特徴とする請求項５又は８記載の
特典付与管理システム。 - 【請求項１０】前記データ通信手段は前記ゲームにおけ
る前記エンティティの達成度に係る達成度データを受信
し、前記決定手段は該データ通信手段により受信された
該達成度データに係る該達成度に応じて前記特典を付与
することを特徴とする請求項５、８又は９記載の特典付
与システム。 - 【請求項１１】前記決定手段は、前記特典が付与される
確率が低いほど価値の高い特典を前記エンティティに付
与することを決定することを特徴とする請求項１乃至１
０のいずれか１つに記載の特典付与管理システム。 - 【請求項１２】前記所定事象が複数種類存在し、前記エ
ンティティによる情報端末装置の操作により該複数種類
の所定事象の中から少なくとも１つの所定事象が選択さ
れることを特徴とする請求項１乃至１１のいずれか１つ
に記載の特典付与管理システム。 - 【請求項１３】前記エンティティによる情報端末装置の
操作により選択可能な前記所定事象の種類が、前記エン
ティティの属性に応じて規定されていることを特徴とす
る請求項１２記載の特典付与管理システム。 - 【請求項１４】前記データ通信手段は前記エンティティ
が操作する情報端末装置に対し、前記所定事象に係る事
象データを送信することを特徴とする請求項１乃至１３
のいずれか１つに記載の特典付与管理システム。 - 【請求項１５】前記特典が、累積可能なポイントであ
り、該ポイントが累積的に記憶保持されるメモリを備
え、前記エンティティは該メモリに記憶されている該ポ
イントに応じた新たな特典を獲得することを特徴とする
請求項１乃至１４のいずれか１つに記載の特典付与シス
テム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000244302A JP2002056270A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 特典付与管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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