JP2001349804A - 光特性測定装置、方法、記録媒体 - Google Patents

光特性測定装置、方法、記録媒体

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JP2001349804A JP2000169027A JP2000169027A JP2001349804A JP 2001349804 A JP2001349804 A JP 2001349804A JP 2000169027 A JP2000169027 A JP 2000169027A JP 2000169027 A JP2000169027 A JP 2000169027A JP 2001349804 A JP2001349804 A JP 2001349804A
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frequency
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Kenichi Nakamura
賢一 中村
Eiji Kimura
栄司 木村
Takahisa Tomi
隆久 富
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源が生成する可変波長光を変調する変調周
波数を、光特性の測定に支障をきたすことなく、大きく
とることを可能とする装置等を提供する。 【解決手段】 所定の位相値πを、初期変調周波数fmin
で変調した第一の波長λiの入射光がDUT30を透過し
た透過光の第一の位相φmin_iと、初期変調周波数fmin
で変調した第二の波長λi+1の入射光がDUT30を透
過した透過光の第二の位相φmin_i+1との位相差で割っ
た値に初期変調周波数fminを乗算して修正変調周波数f
iを求める修正変調周波数計算部44と、修正変調周波
数fiを変調用信号の周波数として設定する修正変調周
波数設定部46と、を備え、修正変調周波数fiで入射
光が変調されるので、入射光を変調する周波数を初期変
調周波数fminよりも大きくとることができ、しかも、φ
iとφi+1との位相差を所定の位相値π以内におさえるこ
とができるので、位相差の計測精度を上げることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバなどの
光デバイスの分散特性の測定に関し、特に光デバイスへ
の入射光を変調する周波数の決定に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来技術の光特性測定装置の
構成を示すブロック図である。図12に示すように、測
定系は光源システム10と特性測定システム20に分か
れている。光源システム10の可変波長光源12が波長
を変化させて波長がλi、λi+1、の光(可変波長
光)を発生する。可変波長光は、光変調器14により変
調される。光変調器14はLN(リチウム・ナイオベー
ト)を含む。光変調器14は、変調用電源16から周波
数fiの電気信号を受け、周波数fiで可変波長光を変
調する。
【0003】光変調器14が出力した光は、光ファイバ
などのDUT(Device Under Test)30に入射され
る。DUT30を透過した透過光は、特性測定システム
20の光電変換器22に供給される。光電変換器22
は、透過光を光電変換して、位相比較器24に出力す
る。位相比較器24は、変調用電源16の生成する電気
信号を基準として、光電変換器22の出力信号の位相を
計測する。ここで、入射光波長がλiのときの位相をφ
i、入射光波長がλi+1のときの位相をφi+1とす
る。特性計算部26は、φi、φi+1から、DUT3
0の波長分散特性などを計算する。
【0004】特性計算部26の動作を、図13に示す位
相―波長線図を参照して説明する。すなわち、φi+1
―φiをΔφとして、Δφと変調周波数fiとから群遅
延時間を求め、さらに波長分散を求める。
【0005】ここで、位相比較器24の測定できる位相
差の範囲は−πからπまでである。そこで、φi+1―
φiも−πからπまでの範囲内であることが好ましい。
よって変調周波数fiは小さいことが好ましい。なぜな
ら、変調周波数fiが大きいと、たやすく−πからπま
での範囲を超えてしまうからである。すなわち、同じ時
間差を位相差で表現した場合、周波数が大きいほど周期
が短くなり、位相差で表現した場合は大きくなる。例え
ば、時間差が1/50秒である場合は、周波数1Hzなら
ば0.04πに過ぎないが、周波数50Hzならば2πに
もなる。よって、変調周波数fiをできるだけ小さくと
り、入射光の波長λを変化させていく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Δφを
高精度に計測するためには、変調周波数fiが大きいこ
とが好ましい。同じ時間差を位相差で表現した場合、周
波数が大きいほど周期が短くなり、位相差で表現した場
合は大きくなるからである。
【0007】そこで、本発明は、光源が生成する可変波
長光を変調する変調周波数を、光特性の測定に支障をき
たすことなく、大きくとることを可能とする装置等を提
供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、光を透過する被測定物の特性を測定する装置であっ
て、可変波長光を生成する可変波長光源と、可変波長光
の波長を第一の波長と第二の波長とに設定する波長設定
手段と、変調用の初期的な初期変調周波数を設定する初
期変調周波数設定手段と、設定された変調周波数の変調
用信号を生成する変調用信号生成手段と、変調用信号の
入力を受けて、可変波長光を変調用信号の周波数で変調
する光変調手段と、第一の波長の入射光が被測定物を透
過した透過光の第一の位相と第二の波長の入射光が被測
定物を透過した透過光の第二の位相とを計測する位相計
測手段と、所定の位相値を第一の位相と第二の位相との
位相差で割った値に初期変調周波数を乗算して修正変調
周波数を求める修正変調周波数計算手段と、修正変調周
波数を変調用信号の周波数として設定する修正変調周波
数設定手段と、を備え、修正変調周波数設定手段が設定
した周波数で変調された入射光が被測定物を透過した透
過光に基づき被測定物の特性を測定する、ものである。
【0009】初期変調周波数は、第一の位相と第二の位
相との位相差が所定の位相値、例えばπ、以内に確実に
なるように、小さくされている。しかし、修正変調周波
数計算手段により、第一の波長に対応する透過光と第二
の波長に対応する透過光との位相差が所定の位相値にな
るような修正変調周波数を計算することができる。よっ
て、修正変調周波数設定手段により、入射光を変調する
周波数を修正変調周波数にすれば、第一の波長に対応す
る透過光と第二の波長に対応する透過光との位相差が所
定の位相値になるので位相差の計測が可能であり、しか
も入射光を変調する周波数を大きくとれるので位相差の
計測精度を上げることができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明であって、初期変調周波数設定手段は、最小初期
変調周波数と最小初期変調周波数以外の初期変調周波数
とを設定し、修正変調周波数計算手段は、所定の位相値
を、最小初期変調周波数で変調された入射光が被測定物
を透過した透過光の第一の位相と第二の位相との位相差
で割った値に、最小初期変調周波数を乗算して修正変調
周波数を求め、修正変調周波数設定手段は、修正変調周
波数以下の初期変調周波数の内で最大の初期変調周波数
を変調用信号の周波数として設定する、ものである。
【0011】初期変調周波数は、第一の位相と第二の位
相との位相差が所定の位相値、例えばπ、以内に確実に
なるように、小さくされている。しかし、修正変調周波
数計算手段により、第一の波長に対応する透過光と第二
の波長に対応する透過光との位相差が所定の位相値にな
るような修正変調周波数を計算することができる。よっ
て、修正変調周波数設定手段により、修正変調周波数以
下の初期変調周波数の内で最大の初期変調周波数を変調
用信号の周波数として設定すれば、第一の波長に対応す
る透過光と第二の波長に対応する透過光との位相差が所
定の位相値以内になるので位相差の計測が可能であり、
しかも入射光を変調する周波数を大きくとれるので位相
差の計測精度を上げることができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明であって、第一の波長と第二の波長とが
複数ある、ものである。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明であって、第一の波長と第二の波長との間隔が等
間隔であり、第二の波長を第一の波長として、さらに第
二の波長をとる、ものである。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項3または
4に記載の発明であって、第一の波長と第二の波長との
設定を完了した後に、修正変調周波数設定手段が修正変
調周波数を変調用信号の周波数として設定する、もので
ある。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項3または
4に記載の発明であって、第一の波長と第二の波長とを
一回設定するごとに、修正変調周波数設定手段が修正変
調周波数を変調用信号の周波数として設定する、もので
ある。
【0016】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
6のいずれか一項に記載の発明であって、透過光を光電
変換した電気信号を位相計測手段に出力する光電変換手
段を備えるように構成される。
【0017】請求項8に記載の発明は、請求項1ないし
6のいずれか一項に記載の発明であって、位相計測手段
は、変調用信号と透過光との位相差を計測するものであ
る。
【0018】請求項9に記載の発明は、請求項1ないし
6のいずれか一項に記載の発明であって、位相計測手段
の計測した位相差を用いて、被計測物の群遅延あるいは
波長分散を計算する特性計算手段を備えるように構成さ
れる。
【0019】請求項10に記載の発明は、光を透過する
被測定物の特性を測定する方法であって、可変波長光を
生成する可変波長光生成工程と、可変波長光の波長を第
一の波長と第二の波長とに設定する波長設定工程と、変
調用の初期的な初期変調周波数を設定する初期変調周波
数設定工程と、設定された変調周波数の変調用信号を生
成する変調用信号生成工程と、変調用信号の入力を受け
て、可変波長光を変調用信号の周波数で変調する光変調
工程と、第一の波長の入射光が被測定物を透過した透過
光の第一の位相と第二の波長の入射光が被測定物を透過
した透過光の第二の位相とを計測する位相計測工程と、
所定の位相値を第一の位相と第二の位相との位相差で割
った値に初期変調周波数を乗算して修正変調周波数を求
める修正変調周波数計算工程と、修正変調周波数を変調
用信号の周波数として設定する修正変調周波数設定工程
と、を備え、修正変調周波数設定工程が設定した周波数
で変調された入射光が被測定物を透過した透過光に基づ
き被測定物の特性を測定するものである。
【0020】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の発明であって、初期変調周波数設定工程は、最小
初期変調周波数と最小初期変調周波数以外の初期変調周
波数とを設定し、修正変調周波数計算工程は、所定の位
相値を、最小初期変調周波数で変調された入射光が被測
定物を透過した透過光の第一の位相と第二の位相との位
相差で割った値に、最小初期変調周波数を乗算して修正
変調周波数を求め、修正変調周波数設定工程は、修正変
調周波数以下の初期変調周波数の内で最大の初期変調周
波数を変調用信号の周波数として設定する、ものであ
る。
【0021】請求項12に記載の発明は、光を透過する
被測定物の特性を測定する処理をコンピュータに実行さ
せるためのプログラムを記録したコンピュータによって
読み取り可能な記録媒体であって、可変波長光を生成す
る可変波長光生成処理と、可変波長光の波長を第一の波
長と第二の波長とに設定する波長設定処理と、変調用の
初期的な初期変調周波数を設定する初期変調周波数設定
処理と、設定された変調周波数の変調用信号を生成する
変調用信号生成処理と、変調用信号の入力を受けて、可
変波長光を変調用信号の周波数で変調する光変調処理
と、第一の波長の入射光が被測定物を透過した透過光の
第一の位相と第二の波長の入射光が被測定物を透過した
透過光の第二の位相とを計測する位相計測処理と、所定
の位相値を第一の位相と第二の位相との位相差で割った
値に初期変調周波数を乗算して修正変調周波数を求める
修正変調周波数計算処理と、修正変調周波数を変調用信
号の周波数として設定する修正変調周波数設定処理と、
を備え、修正変調周波数設定処理が設定した周波数で変
調された入射光が被測定物を透過した透過光に基づき被
測定物の特性を測定する記録媒体である。
【0022】請求項13に記載の発明は、請求項12に
記載の発明であって、初期変調周波数設定処理は、最小
初期変調周波数と最小初期変調周波数以外の初期変調周
波数とを設定し、修正変調周波数計算処理は、所定の位
相値を、最小初期変調周波数で変調された入射光が被測
定物を透過した透過光の第一の位相と第二の位相との位
相差で割った値に、最小初期変調周波数を乗算して修正
変調周波数を求め、修正変調周波数設定処理は、修正変
調周波数以下の初期変調周波数の内で最大の初期変調周
波数を変調用信号の周波数として設定する、記録媒体で
ある。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0024】第一の実施形態 図1は、本発明の第一の実施形態にかかる光特性測定装
置の構成を示すブロック図である。本発明の実施形態に
かかる光特性測定装置は、DUT30に光を入射する光源
システム10と、DUT30を透過した光を受けてDUT30
の特性を測定する特性測定システム20と、変調周波数
を設定する変調周波数設定システム40と、を有する。
【0025】光源システム10は、可変波長光源12、
光変調器14、変調用電源16、波長設定器18を有す
る。
【0026】可変波長光源12は、可変波長光を生成す
る。可変波長光の波長は、波長設定器18により、第一
の波長λi、第二の波長λi+1というように、離散的
に変化する。光変調器14は、変調用電源16の生成す
る電気信号の周波数で可変波長光を変調し、DUT30に
可変波長光を供給する。なお、光変調器14は、LN
(リチウム・ナイオベート)を含む。変調用電源16
は、変調周波数設定システム40の設定する周波数の変
調用の電気信号を生成する。変調用電気信号は、光変調
器14および後述する位相比較器24に供給される。波
長設定器18は、可変波長光の波長を第一の波長λi、
第二の波長λi+1というように、離散的に設定する。
【0027】DUT30は例えば光ファイバである。DUT3
0に供給された入射光は、DUT30を透過する。入射光
がDUT30を透過した光を透過光という。
【0028】特性測定システム20は、光電変換器2
2、位相比較器24、特性計算部26、修正位相記録部
28を備える。
【0029】光電変換器22は、透過光を光電変換して
電気信号を生成し、位相比較器24に出力する。位相比
較器24は、透過光を光電変換した電気信号と変調用電
気信号との位相差を測定する。修正位相記録部28は、
後述する修正変調周波数設定部46が変調用電源16の
周波数をfiに設定したときの、入射光の第一の波長波
長λi、第二の波長λi+1に対応する第一の修正位相
φi、第二の修正位相φi+1を記録する。特性計算部
26は、修正位相記録部28に記録された第一の修正位
相φi、第二の修正位相φi+1から、DUT30の群遅
延特性や波長分散特性を計算する。群遅延特性は、位相
比較器24が計測した位相と、変調周波数fiとの関係
から計算できる。波長分散特性は、群遅延特性を波長で
微分してもとめることができる。
【0030】変調周波数設定システム40は、初期位相
記録部42、修正変調周波数計算部44、修正変調周波
数設定部46、初期変調周波数設定部48を有する。初
期位相記録部42は、後述する初期変調周波数設定部4
8が、変調用電源16の周波数をfminに設定したとき
の、入射光の第一の波長λi、第二の波長λi+1に対
応する第一の初期位相φmin_i、第二の初期位相φmin_i
+1を記録する。修正変調周波数計算部44は、修正変調
周波数fiを計算する。修正変調周波数設定部46は、
修正変調周波数fiを、変調用電源16の生成する変調
用電気信号の周波数として設定する。初期変調周波数設
定部48は、初期変調周波数fminを、変調用電源16
の生成する変調用電気信号の周波数として設定する。初
期変調周波数fminは、通常、第一の初期位相φmin_iと
第二の初期位相φmin_i+1との差が、−πからπ、ある
いは0から2πの範囲内に余裕をもって入るように小さ
くとられている。
【0031】ここで、修正変調周波数計算部44が、修
正変調周波数fiを計算する方法の原理を図2を参照し
て説明する。図2(a)に、変調周波数fが、初期変調
周波数fminであるときの位相と波長の関係を示す。図
2(a)からわかるように、第一の初期位相φmin_i
と、第二の初期位相φmin_i+1との差がΔφmin_iであ
り、小さい。ここで、変調周波数fを、修正変調周波数
fiにした場合(fi>fmin)、図2(b)に示すよ
うに、第一の修正位相φiと、第二の修正位相φi+1との
差がΔφiであり、大きい。これは、すなわち図2
(c)に示すように、ΔφiとΔφmin_iとが、fi/f
minに比例するからである。しかし、Δφiがある所定の
範囲内になければ、測定誤差を生じる。すなわち、位相
比較器24の測定可能範囲が−πからπまでというよう
な場合は、Δφiがπを超えれば、位相比較器24の測
定結果に誤差を生ずる。そこで、例えば、Δφiがπを
超えてはならない場合は、図2(c)の式において、Δ
φi=πとして、修正変調周波数fiについて解けば、
図2(d)の式のように修正変調周波数fiを求めるこ
とができる。このような修正変調周波数fiで入射光を
変調すれば、第一の修正位相φiと、第二の修正位相φi
+1との差がおよそπとなり、初期位相の位相差Δφmin_
iよりも大きくとれる。
【0032】次に、第一の実施形態の動作について説明
する。図3は、第一の実施形態の動作を示すフローチャ
ートである。まず、初期変調周波数設定部48は、初期
変調周波数fminを、変調用電源16の生成する変調用
電気信号の周波数として設定する(S10)。
【0033】そして、波長設定器18が、可変波長光源
12の生成する可変波長光の波長を第一の波長λi、第
二の波長λi+1とする。光変調器14には、変調用電
源16の生成する変調用電気信号が入力される。可変波
長光は、光変調器14において、変調用電気信号の周波
数fminで変調されて、DUT30に供給される。DUT30
を透過した透過光は光電変換器22で光電変換されて、
位相比較器24に入力される。位相比較器24は、光電
変換器22の出力する電気信号の位相と、変調用電源1
6の生成する変調用電気信号の位相との位相差を計測す
る。この位相差が、第一の初期位相φmin_i、第二の初
期位相φmin_i+1である。
【0034】すなわち、位相比較器24が、第一の初期
位相φmin_i、第二の初期位相φmin_i+1を求める(S1
2)。第一の初期位相φmin_i、第二の初期位相φmin_i
+1は、初期位相記録部42に記録される。修正変調周波
数計算部44は、初期位相記録部42から第一の初期位
相φmin_i、第二の初期位相φmin_i+1を読み出して、修
正変調周波数fiを求める(S14)。修正変調周波数
fiは、Δφiを、π以内におさめたい場合は、図2
(d)に示す式を用いて求められる。もし、π以外の所
定の値にΔφiをおさめたい場合は、図2(e)に示す
ように、所定の値に、fmin/Δφminを乗算すれば、修
正変調周波数fiを求めることができる。
【0035】修正変調周波数fiは、修正変調周波数計
算部44から修正変調周波数設定部46に送られる。修
正変調周波数設定部46は、修正変調周波数fiを、変
調用電源16の生成する変調用電気信号の周波数として
設定する(S16)。
【0036】その後、波長設定器18が、可変波長光源
12の生成する可変波長光の波長を第一の波長λi、第
二の波長λi+1とする。光変調器14には、変調用電
源16の生成する変調用電気信号が入力される。可変波
長光は、光変調器14において、変調用電気信号の周波
数fiで変調されて、DUT30に供給される。DUT30を
透過した透過光は光電変換器22で光電変換されて、位
相比較器24に入力される。位相比較器24は、光電変
換器22の出力する電気信号の位相と、変調用電源16
の生成する変調用電気信号の位相との位相差を計測す
る。この位相差が、第一の修正位相φi、第二の修正位
相φi+1である。すなわち、位相比較器24は、第一の
修正位相φi、第二の修正位相φi+1を求める(S1
7)。第一の修正位相φi、第二の修正位相φi+1は、修
正位相記録部28に記録される。そして、特性計算部2
6が、修正位相記録部28から第一の修正位相φi、第
二の修正位相φi+1を読み出して、DUT30の群遅延ある
いは波長分散を求める(S18)。
【0037】第一の実施形態によれば、修正変調周波数
計算部46により、第一の修正位相φiと第二の修正位
相φi+1との位相差が所定の位相値、例えばπ、以内に
なるような修正変調周波数fiを計算することができ
る。よって、修正変調周波数設定部46により、入射光
を変調する周波数を修正変調周波数fiにすれば、第一
の修正位相φiと第二の修正位相φi+1との位相差が所定
の位相値πになるので位相差の計測が可能である。しか
も入射光を変調する周波数を大きくとれるので位相差の
計測精度を上げることができる。
【0038】第二の実施形態 第二の実施形態は、修正変調周波数fiそのものを変調
用電気信号の周波数にしない点で第一の実施形態と異な
る。
【0039】図4は、本発明の第二の実施形態にかかる
光特性測定装置の構成を示すブロック図である。本発明
の実施形態にかかる光特性測定装置は、DUT30に光を
入射する光源システム10と、DUT30を透過した光を
受けてDUT30の特性を測定する特性測定システム20
と、変調周波数を設定する変調周波数設定システム40
と、を有する。
【0040】光源システム10は、可変波長光源12、
光変調器14、変調用電源16、波長設定器18を有す
る。
【0041】可変波長光源12は、可変波長光を生成す
る。可変波長光の波長は、波長設定器18により、第一
の波長λi、第二の波長λi+1というように、離散的
に変化する。光変調器14は、変調用電源16の生成す
る電気信号の周波数で可変波長光を変調し、DUT30に
可変波長光を供給する。なお、光変調器14は、LN
(リチウム・ナイオベート)を含む。変調用電源16
は、変調周波数設定システム40の設定する周波数の変
調用の電気信号を生成する。変調用電気信号は、光変調
器14および後述する位相比較器24に供給される。波
長設定器18は、可変波長光の波長を第一の波長λi、
第二の波長λi+1というように、離散的に設定する。
【0042】DUT30は例えば光ファイバである。DUT3
0に供給された入射光は、DUT30を透過する。入射光
がDUT30を透過した光を透過光という。
【0043】特性測定システム20は、光電変換器2
2、位相比較器24、特性計算部26、修正位相記録部
28を備える。
【0044】光電変換器22は、透過光を光電変換して
電気信号を生成し、位相比較器24に出力する。位相比
較器24は、透過光を光電変換した電気信号と変調用電
気信号との位相差を測定する。修正位相記録部28は、
後述する修正変調周波数設定部46が変調用電源16の
周波数をfai、fbi、…の内のいずれか一つに設定
したときの、入射光の第一の波長波長λi、第二の波長
λi+1に対応する第一の修正位相φi、第二の修正位
相φi+1を記録する。なお、fai、fbi等につい
ては後述する。特性計算部26は、修正位相記録部28
に記録された第一の修正位相φi、第二の修正位相φi
+1から、DUT30の群遅延特性や波長分散特性を計算
する。群遅延特性は、位相比較器24が計測した位相
と、変調周波数(fai、fbi、…の内のいずれか一
つ)との関係から計算できる。波長分散特性は、群遅延
特性を波長で微分してもとめることができる。
【0045】変調周波数設定システム40は、初期位相
記録部42、修正変調周波数計算部44、修正変調周波
数設定部46、初期変調周波数設定部48を有する。初
期位相記録部42は、後述する初期変調周波数設定部4
8が、変調用電源16の周波数をfminに設定したとき
の、入射光の第一の波長λi、第二の波長λi+1に対
応する第一の初期位相φmin_i、第二の初期位相φmin_i
+1を記録する。修正変調周波数計算部44は、修正変調
周波数fiを計算する。修正変調周波数設定部46は、
fai、fbi、…の内の、修正変調周波数fi以下で
あって、最大のものを変調用電源16の生成する変調用
電気信号の周波数として設定する。初期変調周波数設定
部48は、初期変調周波数fmin、fai、fbi、…
を、変調用電源16の生成する変調用電気信号の周波数
として設定する。なお、初期変調周波数fminは、通
常、第一の初期位相φmin_iと第二の初期位相φmin_i+1
との差が、−πからπ、あるいは0から2πの範囲内に
余裕をもって入るように小さくとられている。そして、
fai、fbi、…は、fminよりも大きくとられてい
る。よって、初期変調周波数fminのことを最小初期変
調周波数fminともいう。
【0046】ここで、修正変調周波数設定部46が、修
正変調周波数fiに基づいて、変調用電気信号の周波数
をfai、fbi、…の内のいずれか一つに設定する方
法を図2を参照して説明する。図2(a)に、変調周波
数fが、初期変調周波数fminであるときの位相と波長
の関係を示す。図2(a)からわかるように、第一の初
期位相φmin_iと、第二の初期位相φmin_i+1との差がΔ
φmin_iであり、小さい。ここで、変調周波数fを、修
正変調周波数fiにした場合(fi>fmin)、図2
(b)に示すように、第一の修正位相φiと、第二の修
正位相φi+1との差がΔφiであり、大きい。これは、す
なわち図2(c)に示すように、ΔφiとΔφmin_iと
が、fi/fminに比例するからである。しかし、Δφi
がある所定の範囲内になければ、測定誤差を生じる。す
なわち、位相比較器24の測定可能範囲が−πからπま
でというような場合は、Δφiがπを超えれば、位相比
較器24の測定結果に誤差を生ずる。そこで、例えば、
Δφiがπを超えてはならない場合は、図2(c)の式
において、Δφi=πとして、修正変調周波数fiにつ
いて解けば、図2(d)の式のように修正変調周波数f
iを求めることができる。
【0047】そこで、修正変調周波数設定部46は、f
ai、fbi、…の内で、修正変調周波数fi以下で、
最大のものを変調周波数とする。このような変調周波数
で入射光を変調すれば、第一修正位相φiと、第二修正
位相φi+1との位相差がπ以内の最大値となり、初期位
相の位相差Δφmin_iよりも大きくとれる。
【0048】次に、第二の実施形態の動作について説明
する。図5は、第二の実施形態の動作を示すフローチャ
ートである。まず、初期変調周波数設定部48は、初期
変調周波数fmin、fai、fbi、…を、変調用電源
16の生成する変調用電気信号の周波数として設定する
(S11)。
【0049】そして、波長設定器18が、可変波長光源
12の生成する可変波長光の波長を第一の波長λi、第
二の波長λi+1とする。光変調器14には、変調用電
源16の生成する変調用電気信号が入力される。可変波
長光は、光変調器14において、変調用電気信号の周波
数fmin、fai、fbi、…で変調されて、DUT30に
供給される。DUT30を透過した透過光は光電変換器2
2で光電変換されて、位相比較器24に入力される。位
相比較器24は、光電変換器22の出力する電気信号の
位相と、変調用電源16の生成する変調用電気信号の位
相との位相差を計測する。この位相差の内、最小初期変
調周波数fminで変調された入射光に対応する位相差
が、第一の初期位相φmin_i、第二の初期位相φmin_i+1
である。また、可変波長光の波長が第一の波長λiであ
って、変調用電気信号の周波数が、fai、fbi、…
であるときの、位相比較器24が計測する位相差を、φ
ai、φbi、…とする。
【0050】すなわち、位相比較器24が、第一の初期
位相φmin_i、第二の初期位相φmin_i+1、および初期位
相φai、φbi、…を求める(S13)。第一の初期
位相φmin_i、第二の初期位相φmin_i+1は、初期位相記
録部42に記録される。初期位相φai、φbi、…
は、修正位相記録部28に記録される。
【0051】ここで、第一の初期位相φmin_i、第二の
初期位相φmin_i+1、および初期位相φai、φbi、
…を求める方法を図6を参照して、より詳細に説明す
る。まず、可変波長光の波長を第一の波長λiに設定
し、変調周波数をfmin、fai、fbi、fci、…と
切り換えていく。そして、第一の初期位相φmin_i、初
期位相φai、φbi、φci、…を計測する(S13
a)。なお、S13aは図5のS13の最初の段階を意
味する。次に、可変波長光の波長を第二の波長λi+1
に設定し、第二の初期位相φmin_i+1を計測する(S1
3b)。なお、S13bは図5のS13の最後の段階を
意味する。
【0052】図5に戻り、修正変調周波数計算部44
は、初期位相記録部42から第一の初期位相φmin_i、
第二の初期位相φmin_i+1を読み出して、修正変調周波
数fiを求める(S14)。修正変調周波数fiは、Δ
φiを、π以内におさめたい場合は、図2(d)に示す
式を用いて求められる。もし、π以外の所定の値にΔφ
iをおさめたい場合は、図2(e)に示すように、所定
の値に、fmin/Δφminを乗算すれば、修正変調周波数
fiを求めることができる。
【0053】修正変調周波数fiは、修正変調周波数計
算部44から修正変調周波数設定部46に送られる。ま
た、初期変調周波数fmin、fai、fbi、…が、初
期変調周波数設定部48から修正変調周波数設定部46
に送られる。そこで、修正変調周波数設定部46は、初
期変調周波数fmin、fai、fbi、…の内で、修正
変調周波数fi以下であり、かつ最大の周波数を変調用
電源16の生成する変調用電気信号の周波数として設定
する(S20)。例えば、fai<fbi<fmin<f
ciであるとする。このような場合は、図6に示すよう
に、修正変調周波数設定部46は、fbiを変調用電源
16の生成する変調用電気信号の周波数として設定す
る。
【0054】その後、波長設定器18が、可変波長光源
12の生成する可変波長光の波長を第二の波長λi+1
とする。光変調器14には、変調用電源16の生成する
変調用電気信号が入力される。可変波長光は、光変調器
14において、修正変調周波数設定部46の設定した周
波数(fai、fbi、…の内のいずれか一つ)で変調
されて、DUT30に供給される。DUT30を透過した透過
光は光電変換器22で光電変換されて、位相比較器24
に入力される。位相比較器24は、光電変換器22の出
力する電気信号の位相と、変調用電源16の生成する変
調用電気信号の位相との位相差を計測する。この位相差
が、第二の修正位相φi+1である。すなわち、位相比較
器24は、第二の修正位相φi+1を求める(S22)。
【0055】位相比較器24は、第二の修正位相φi+1
を求める方法を図6を参照して、より詳細に説明する。
まず、修正変調周波数設定部46は、fbiを変調用電
源16の生成する変調用電気信号の周波数として設定し
たとする。そして、第二の修正位相φi+1を求める(S
22)。この場合、すでに、可変波長光の波長は第二の
波長λi+1にされているので、変調周波数fbi、可
変波長光の波長λi+1のときの位相を計測することに
なる。この場合、f=fbi以外については、可変波長
光の波長が第二の波長λi+1であるときの位相を計測
しない。
【0056】第二の修正位相φi+1は、修正位相記録部
28に記録される。ここで、第一の修正位相φiは、初
期位相φai、φbi、…の内の、修正変調周波数設定
部46が設定した変調周波数に対応するものである。例
えば、図6に示すように、修正変調周波数設定部46が
fbiを変調周波数として設定したならば、第一の修正
位相φiは初期位相φbiとなる。よって、第一の修正
位相φiは、すでに修正位相記録部28に記録されてい
るといえる。そこで、特性計算部26が、修正位相記録
部28から第一の修正位相φi、第二の修正位相φi+1を
読み出して、DUT30の群遅延あるいは波長分散を求め
る(S24)。
【0057】第二の実施形態によれば、修正変調周波数
計算部46により、第一の修正位相φiと第二の修正位
相φi+1との位相差が所定の位相値、例えばπ、以内に
なるような修正変調周波数fiを計算することができ
る。そして、修正変調周波数設定部46により、入射光
を変調する周波数を初期変調周波数fai、fbi、…
の内の、修正変調周波数fi以下であって、最大の周波
数にすれば、第一の修正位相φiと第二の修正位相φi+1
との位相差が所定の位相値π以下になるので位相差の計
測が可能である。しかも入射光を変調する周波数を大き
くとれるので位相差の計測精度を上げることができる。
【0058】さらに、可変波長光の波長の変更が一回で
すむため、波長の変更のための時間を節約できる。例え
ば、可変波長光の波長の変更に3[s]程度かかり、変調
周波数の変更には10[ms]程度かかるとする。すると、波
長の変更のための時間の方が、変調周波数の変更よりも
かなり大きいため、波長の変更のための時間を節約する
ことは有効である。
【0059】第三の実施形態 第一および第二の実施形態においては、波長設定器18
の設定する可変波長光の波長が二種類であるのに対し
て、第三の実施形態おいては、波長設定器18の設定す
る可変波長光の波長が三種類以上であることが異なる。
【0060】図7に、可変波長光の波長が三種類以上あ
るときの、位相比較器24の計測する位相と可変波長光
の波長との関係を示す。可変波長光の波長はλ1からλ
nまでの範囲で変化する。好適には、λ1、λ2、λ
3、…λi、λi+1、…λnが等間隔である。すなわ
ち、第一の波長λ1、第二の波長λ2、λ2―λ1=Δ
λ、とする。次に、λ2を第一の波長とし、第二の波長
λ3をλ3―λ2=Δλとなるようにとる。以下、この
繰り返しで、λnまで設定する。
【0061】このような、可変波長光の波長の設定法
は、第三ないし第六の実施形態に共通するものである。
【0062】第三の実施形態の構成は、第一の実施形態
と同様であり、説明を省略する。
【0063】次に、第三の実施形態の動作を説明する。
図8は第三の実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。まず、波長λの種類を決定する引数iを1にする
(S30)。次に、引数iに1を加えたものがnを超え
たかを判定する(S32)。もし、引数iに1を加えた
ものがnを超えていないならば(S32、No)、初期
変調周波数設定部48は、初期変調周波数fminを、変
調用電源16の生成する変調用電気信号の周波数として
設定する(S10)。そして、波長設定器18が、可変
波長光源12の生成する可変波長光の波長を第一の波長
λi、第二の波長λi+1とする。光変調器14には、
変調用電源16の生成する変調用電気信号が入力され
る。可変波長光は、光変調器14において、変調用電気
信号の周波数fminで変調されて、DUT30に供給され
る。DUT30を透過した透過光は光電変換器22で光電
変換されて、位相比較器24に入力される。位相比較器
24は、光電変換器22の出力する電気信号の位相と、
変調用電源16の生成する変調用電気信号の位相との位
相差を計測する。この位相差が、第一の初期位相φmin_
i、第二の初期位相φmin_i+1である。
【0064】すなわち、位相比較器24が、第一の初期
位相φmin_i、第二の初期位相φmin_i+1を求める(S1
2)。第一の初期位相φmin_i、第二の初期位相φmin_i
+1は、初期位相記録部42に記録される。
【0065】そして、引数iに1を加え(S34)、引
数iがnを超えたかの判定(S32)に戻る。もし、引
数iに1を加えたものがnを超えれば、(S32、Ye
s)、すでに可変波長光の波長を変化させ終わったこと
になり、再び波長λの種類を決定する引数iを1にする
(S36)。次に、引数iに1を加えたものがnを超え
たかを判定する(S38)。もし、引数iに1を加えた
ものがnを超えていないならば(S38、No)、修正
変調周波数計算部44は、初期位相記録部42から第一
の初期位相φmin_i、第二の初期位相φmin_i+1を読み出
して、修正変調周波数fiを求める(S14)。修正変
調周波数fiは、Δφiを、π以内におさめたい場合
は、図2(d)に示す式を用いて求められる。もし、π
以外の所定の値にΔφiをおさめたい場合は、図2
(e)に示すように、所定の値に、fmin/Δφminを乗
算すれば、修正変調周波数fiを求めることができる。
【0066】修正変調周波数fiは、修正変調周波数計
算部44から修正変調周波数設定部46に送られる。修
正変調周波数設定部46は、修正変調周波数fiを、変
調用電源16の生成する変調用電気信号の周波数として
設定する(S16)。
【0067】その後、波長設定器18が、可変波長光源
12の生成する可変波長光の波長を第一の波長λi、第
二の波長λi+1とする。光変調器14には、変調用電
源16の生成する変調用電気信号が入力される。可変波
長光は、光変調器14において、変調用電気信号の周波
数fiで変調されて、DUT30に供給される。DUT30を
透過した透過光は光電変換器22で光電変換されて、位
相比較器24に入力される。位相比較器24は、光電変
換器22の出力する電気信号の位相と、変調用電源16
の生成する変調用電気信号の位相との位相差を計測す
る。この位相差が、第一の修正位相φi、第二の修正位
相φi+1である。すなわち、位相比較器24は、第一の
修正位相φi、第二の修正位相φi+1を求める(S1
7)。第一の修正位相φi、第二の修正位相φi+1は、修
正位相記録部28に記録される。
【0068】そして、引数iに1を加え(S40)、引
数iがnを超えたかの判定(S38)に戻る。もし、引
数iに1を加えたものがnを超えれば、(S38、Ye
s)、すでに可変波長光の波長を変化させ終わったこと
になる。そこで、特性計算部26が、修正位相記録部2
8から第一の修正位相φi、第二の修正位相φi+1を読み
出して、DUT30の群遅延あるいは波長分散を求める
(S18)。
【0069】第三の実施形態によれば、可変波長光を三
種類以上、変更させても、DUT30の特性を測定でき
る。
【0070】第四の実施形態 第一および第二の実施形態においては、波長設定器18
の設定する可変波長光の波長が二種類であるのに対し
て、第三の実施形態おいては、波長設定器18の設定す
る可変波長光の波長が三種類以上であることが異なる。
【0071】また、第三の実施形態においては、第一の
波長λiと第二の波長λi+1との設定を全て完了、す
なわち初期位相を全て計測し終えてから、修正変調周波
数の計算等を行っていたが、第四の実施形態において
は、第一の波長λiと第二の波長λi+1とを一回設定
するごとに、修正変調周波数の計算等を行う点が異な
る。
【0072】第四の実施形態の構成は、第一の実施形態
と同様であり、説明を省略する。
【0073】次に、第四の実施形態の動作を説明する。
図9は第四の実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。まず、波長λの種類を決定する引数iを1にする
(S30)。次に、引数iに1を加えたものがnを超え
たかを判定する(S32)。もし、引数iに1を加えた
ものがnを超えていないならば(S32、No)、初期
変調周波数設定部48は、初期変調周波数fminを、変
調用電源16の生成する変調用電気信号の周波数として
設定する(S10)。そして、波長設定器18が、可変
波長光源12の生成する可変波長光の波長を第一の波長
λi、第二の波長λi+1とする。光変調器14には、
変調用電源16の生成する変調用電気信号が入力され
る。可変波長光は、光変調器14において、変調用電気
信号の周波数fminで変調されて、DUT30に供給され
る。DUT30を透過した透過光は光電変換器22で光電
変換されて、位相比較器24に入力される。位相比較器
24は、光電変換器22の出力する電気信号の位相と、
変調用電源16の生成する変調用電気信号の位相との位
相差を計測する。この位相差が、第一の初期位相φmin_
i、第二の初期位相φmin_i+1である。
【0074】すなわち、位相比較器24が、第一の初期
位相φmin_i、第二の初期位相φmin_i+1を求める(S1
2)。第一の初期位相φmin_i、第二の初期位相φmin_i
+1は、初期位相記録部42に記録される。
【0075】修正変調周波数計算部44は、初期位相記
録部42から第一の初期位相φmin_i、第二の初期位相
φmin_i+1を読み出して、修正変調周波数fiを求める
(S14)。修正変調周波数fiは、Δφiを、π以内
におさめたい場合は、図2(d)に示す式を用いて求め
られる。もし、π以外の所定の値にΔφiをおさめたい
場合は、図2(e)に示すように、所定の値に、fmin/
Δφminを乗算すれば、修正変調周波数fiを求めるこ
とができる。
【0076】修正変調周波数fiは、修正変調周波数計
算部44から修正変調周波数設定部46に送られる。修
正変調周波数設定部46は、修正変調周波数fiを、変
調用電源16の生成する変調用電気信号の周波数として
設定する(S16)。
【0077】その後、波長設定器18が、可変波長光源
12の生成する可変波長光の波長を第一の波長λi、第
二の波長λi+1とする。光変調器14には、変調用電
源16の生成する変調用電気信号が入力される。可変波
長光は、光変調器14において、変調用電気信号の周波
数fiで変調されて、DUT30に供給される。DUT30を
透過した透過光は光電変換器22で光電変換されて、位
相比較器24に入力される。位相比較器24は、光電変
換器22の出力する電気信号の位相と、変調用電源16
の生成する変調用電気信号の位相との位相差を計測す
る。この位相差が、第一の修正位相φi、第二の修正位
相φi+1である。すなわち、位相比較器24は、第一の
修正位相φi、第二の修正位相φi+1を求める(S1
7)。第一の修正位相φi、第二の修正位相φi+1は、修
正位相記録部28に記録される。
【0078】そして、引数iに1を加え(S34)、引
数iがnを超えたかの判定(S30)に戻る。もし、引
数iに1を加えたものがnを超えれば、(S32、Ye
s)、すでに可変波長光の波長を変化させ終わったこと
になる。そこで、特性計算部26が、修正位相記録部2
8から第一の修正位相φi、第二の修正位相φi+1を読み
出して、DUT30の群遅延あるいは波長分散を求める
(S18)。
【0079】第四の実施形態によれば、可変波長光を三
種類以上、変更させても、DUT30の特性を測定でき
る。
【0080】第五の実施形態 第一および第二の実施形態においては、波長設定器18
の設定する可変波長光の波長が二種類であるのに対し
て、第五の実施形態おいては、波長設定器18の設定す
る可変波長光の波長が三種類以上であることが異なる。
【0081】第五の実施形態の構成は、第一の実施形態
と同様であり、説明を省略する。
【0082】次に、第五の実施形態の動作を説明する。
図10は第五の実施形態の動作を示すフローチャートで
ある。まず、波長λの種類を決定する引数iを1にする
(S30)。次に、引数iに1を加えたものがnを超え
たかを判定する(S32)。もし、引数iに1を加えた
ものがnを超えていないならば(S32、No)、初期
変調周波数設定部48は、初期変調周波数fmin、fa
i、fbi、…を、変調用電源16の生成する変調用電
気信号の周波数として設定する(S11)。
【0083】そして、波長設定器18が、可変波長光源
12の生成する可変波長光の波長を第一の波長λi、第
二の波長λi+1とする。光変調器14には、変調用電
源16の生成する変調用電気信号が入力される。可変波
長光は、光変調器14において、変調用電気信号の周波
数fmin、fai、fbi、…で変調されて、DUT30に
供給される。DUT30を透過した透過光は光電変換器2
2で光電変換されて、位相比較器24に入力される。位
相比較器24は、光電変換器22の出力する電気信号の
位相と、変調用電源16の生成する変調用電気信号の位
相との位相差を計測する。この位相差の内、最小初期変
調周波数fminで変調された入射光に対応する位相差
が、第一の初期位相φmin_i、第二の初期位相φmin_i+1
である。また、可変波長光の波長が第一の波長λiであ
って、変調用電気信号の周波数が、fai、fbi、…
であるときの、位相比較器24が計測する位相差を、φ
ai、φbi、…とする。
【0084】すなわち、位相比較器24が、第一の初期
位相φmin_i、第二の初期位相φmin_i+1、および初期位
相φai、φbi、…を求める(S13)。第一の初期
位相φmin_i、第二の初期位相φmin_i+1は、初期位相記
録部42に記録される。初期位相φai、φbi、…
は、修正位相記録部28に記録される。
【0085】ここで、第一の初期位相φmin_i、第二の
初期位相φmin_i+1、および初期位相φai、φbi、
…を求める方法を図6を参照して、より詳細に説明す
る。まず、可変波長光の波長を第一の波長λiに設定
し、変調周波数をfmin、fai、fbi、fci、…と
切り換えていく。そして、第一の初期位相φmin_i、初
期位相φai、φbi、φci、…を計測する(S13
a)。なお、S13aは図5のS13の最初の段階を意
味する。次に、可変波長光の波長を第二の波長λi+1
に設定し、第二の初期位相φmin_i+1を計測する(S1
3b)。なお、S13bは図5のS13の最後の段階を
意味する。
【0086】そして、引数iに1を加え(S34)、引
数iがnを超えたかの判定(S32)に戻る。もし、引
数iに1を加えたものがnを超えれば、(S32、Ye
s)、すでに可変波長光の波長を変化させ終わったこと
になり、再び波長λの種類を決定する引数iを1にする
(S36)。次に、引数iに1を加えたものがnを超え
たかを判定する(S38)。もし、引数iに1を加えた
ものがnを超えていないならば(S38、No)、修正
変調周波数計算部44は、初期位相記録部42から第一
の初期位相φmin_i、第二の初期位相φmin_i+1を読み出
して、修正変調周波数fiを求める(S14)。修正変
調周波数fiは、Δφiを、π以内におさめたい場合
は、図2(d)に示す式を用いて求められる。もし、π
以外の所定の値にΔφiをおさめたい場合は、図2
(e)に示すように、所定の値に、fmin/Δφminを乗
算すれば、修正変調周波数fiを求めることができる。
【0087】修正変調周波数fiは、修正変調周波数計
算部44から修正変調周波数設定部46に送られる。ま
た、初期変調周波数fmin、fai、fbi、…が、初
期変調周波数設定部48から修正変調周波数設定部46
に送られる。そこで、修正変調周波数設定部46は、初
期変調周波数fmin、fai、fbi、…の内で、修正
変調周波数fi以下であり、かつ最大の周波数を変調用
電源16の生成する変調用電気信号の周波数として設定
する(S20)。例えば、fai<fbi<fmin<f
ciであるとする。このような場合は、図6に示すよう
に、修正変調周波数設定部46は、fbiを変調用電源
16の生成する変調用電気信号の周波数として設定す
る。
【0088】その後、波長設定器18が、可変波長光源
12の生成する可変波長光の波長を第二の波長λi+1
とする。光変調器14には、変調用電源16の生成する
変調用電気信号が入力される。可変波長光は、光変調器
14において、修正変調周波数設定部46の設定した周
波数(fai、fbi、…の内のいずれか一つ)で変調
されて、DUT30に供給される。DUT30を透過した透過
光は光電変換器22で光電変換されて、位相比較器24
に入力される。位相比較器24は、光電変換器22の出
力する電気信号の位相と、変調用電源16の生成する変
調用電気信号の位相との位相差を計測する。この位相差
が、第二の修正位相φi+1である。すなわち、位相比較
器24は、第二の修正位相φi+1を求める(S22)。
ここで、第二の修正位相φi+1は、修正位相記録部28
に記録される。
【0089】位相比較器24は、第二の修正位相φi+1
を求める方法を図6を参照して、より詳細に説明する。
まず、修正変調周波数設定部46は、fbiを変調用電
源16の生成する変調用電気信号の周波数として設定し
たとする。そして、第二の修正位相φi+1を求める(S
22)。この場合、すでに、可変波長光の波長は第二の
波長λi+1にされているので、変調周波数fbi、可
変波長光の波長λi+1のときの位相を計測することに
なる。この場合、f=fbi以外については、可変波長
光の波長が第二の波長λi+1であるときの位相を計測
しない。
【0090】そして、引数iに1を加え(S40)、引
数iがnを超えたかの判定(S38)に戻る。もし、引
数iに1を加えたものがnを超えれば、(S38、Ye
s)、すでに可変波長光の波長を変化させ終わったこと
になる。ここで、第一の修正位相φiは、初期位相φa
i、φbi、…の内の、修正変調周波数設定部46が設
定した変調周波数に対応するものである。例えば、図6
に示すように、修正変調周波数設定部46がfbiを変
調周波数として設定したならば、第一の修正位相φiは
初期位相φbiとなる。よって、第一の修正位相φi
は、すでに修正位相記録部28に記録されているといえ
る。そこで、特性計算部26が、修正位相記録部28か
ら第一の修正位相φi、第二の修正位相φi+1を読み出し
て、DUT30の群遅延あるいは波長分散を求める(S2
4)。
【0091】第五の実施形態によれば、可変波長光を三
種類以上、変更させても、DUT30の特性を測定でき
る。
【0092】第六の実施形態 第一および第二の実施形態においては、波長設定器18
の設定する可変波長光の波長が二種類であるのに対し
て、第六の実施形態おいては、波長設定器18の設定す
る可変波長光の波長が三種類以上であることが異なる。
【0093】また、第五の実施形態においては、第一の
波長λiと第二の波長λi+1との設定を全て完了、す
なわち初期位相を全て計測し終えてから、修正変調周波
数の計算等を行っていたが、第六の実施形態において
は、第一の波長λiと第二の波長λi+1とを一回設定
するごとに、修正変調周波数の計算等を行う点が異な
る。
【0094】第六の実施形態の構成は、第一の実施形態
と同様であり、説明を省略する。
【0095】次に、第六の実施形態の動作を説明する。
図11は第六の実施形態の動作を示すフローチャートで
ある。まず、波長λの種類を決定する引数iを1にする
(S30)。次に、引数iに1を加えたものがnを超え
たかを判定する(S32)。もし、引数iに1を加えた
ものがnを超えていないならば(S32、No)、初期
変調周波数設定部48は、初期変調周波数fmin、fa
i、fbi、…を、変調用電源16の生成する変調用電
気信号の周波数として設定する(S11)。
【0096】そして、波長設定器18が、可変波長光源
12の生成する可変波長光の波長を第一の波長λi、第
二の波長λi+1とする。光変調器14には、変調用電
源16の生成する変調用電気信号が入力される。可変波
長光は、光変調器14において、変調用電気信号の周波
数fmin、fai、fbi、…で変調されて、DUT30に
供給される。DUT30を透過した透過光は光電変換器2
2で光電変換されて、位相比較器24に入力される。位
相比較器24は、光電変換器22の出力する電気信号の
位相と、変調用電源16の生成する変調用電気信号の位
相との位相差を計測する。この位相差の内、最小初期変
調周波数fminで変調された入射光に対応する位相差
が、第一の初期位相φmin_i、第二の初期位相φmin_i+1
である。また、可変波長光の波長が第一の波長λiであ
って、変調用電気信号の周波数が、fai、fbi、…
であるときの、位相比較器24が計測する位相差を、φ
ai、φbi、…とする。
【0097】すなわち、位相比較器24が、第一の初期
位相φmin_i、第二の初期位相φmin_i+1、および初期位
相φai、φbi、…を求める(S13)。第一の初期
位相φmin_i、第二の初期位相φmin_i+1は、初期位相記
録部42に記録される。初期位相φai、φbi、…
は、修正位相記録部28に記録される。
【0098】ここで、第一の初期位相φmin_i、第二の
初期位相φmin_i+1、および初期位相φai、φbi、
…を求める方法を図6を参照して、より詳細に説明す
る。まず、可変波長光の波長を第一の波長λiに設定
し、変調周波数をfmin、fai、fbi、fci、…と
切り換えていく。そして、第一の初期位相φmin_i、初
期位相φai、φbi、φci、…を計測する(S13
a)。なお、S13aは図5のS13の最初の段階を意
味する。次に、可変波長光の波長を第二の波長λi+1
に設定し、第二の初期位相φmin_i+1を計測する(S1
3b)。なお、S13bは図5のS13の最後の段階を
意味する。
【0099】修正変調周波数計算部44は、初期位相記
録部42から第一の初期位相φmin_i、第二の初期位相
φmin_i+1を読み出して、修正変調周波数fiを求める
(S14)。修正変調周波数fiは、Δφiを、π以内
におさめたい場合は、図2(d)に示す式を用いて求め
られる。もし、π以外の所定の値にΔφiをおさめたい
場合は、図2(e)に示すように、所定の値に、fmin/
Δφminを乗算すれば、修正変調周波数fiを求めるこ
とができる。
【0100】修正変調周波数fiは、修正変調周波数計
算部44から修正変調周波数設定部46に送られる。ま
た、初期変調周波数fmin、fai、fbi、…が、初
期変調周波数設定部48から修正変調周波数設定部46
に送られる。そこで、修正変調周波数設定部46は、初
期変調周波数fmin、fai、fbi、…の内で、修正
変調周波数fi以下であり、かつ最大の周波数を変調用
電源16の生成する変調用電気信号の周波数として設定
する(S20)。例えば、fai<fbi<fmin<f
ciであるとする。このような場合は、図6に示すよう
に、修正変調周波数設定部46は、fbiを変調用電源
16の生成する変調用電気信号の周波数として設定す
る。
【0101】その後、波長設定器18が、可変波長光源
12の生成する可変波長光の波長を第二の波長λi+1
とする。光変調器14には、変調用電源16の生成する
変調用電気信号が入力される。可変波長光は、光変調器
14において、修正変調周波数設定部46の設定した周
波数(fai、fbi、…の内のいずれか一つ)で変調
されて、DUT30に供給される。DUT30を透過した透過
光は光電変換器22で光電変換されて、位相比較器24
に入力される。位相比較器24は、光電変換器22の出
力する電気信号の位相と、変調用電源16の生成する変
調用電気信号の位相との位相差を計測する。この位相差
が、第二の修正位相φi+1である。すなわち、位相比較
器24は、第二の修正位相φi+1を求める(S22)。
ここで、第二の修正位相φi+1は、修正位相記録部28
に記録される。
【0102】位相比較器24は、第二の修正位相φi+1
を求める方法を図6を参照して、より詳細に説明する。
まず、修正変調周波数設定部46は、fbiを変調用電
源16の生成する変調用電気信号の周波数として設定し
たとする。そして、第二の修正位相φi+1を求める(S
22)。この場合、すでに、可変波長光の波長は第二の
波長λi+1にされているので、変調周波数fbi、可
変波長光の波長λi+1のときの位相を計測することに
なる。この場合、f=fbi以外については、可変波長
光の波長が第二の波長λi+1であるときの位相を計測
しない。
【0103】そして、引数iに1を加え(S34)、引
数iがnを超えたかの判定(S32)に戻る。もし、引
数iに1を加えたものがnを超えれば(S32、Ye
s)、すでに可変波長光の波長を変化させ終わったこと
になる。ここで、第一の修正位相φiは、初期位相φa
i、φbi、…の内の、修正変調周波数設定部46が設
定した変調周波数に対応するものである。例えば、図6
に示すように、修正変調周波数設定部46がfbiを変
調周波数として設定したならば、第一の修正位相φiは
初期位相φbiとなる。よって、第一の修正位相φi
は、すでに修正位相記録部28に記録されているといえ
る。そこで、特性計算部26が、修正位相記録部28か
ら第一の修正位相φi、第二の修正位相φi+1を読み出し
て、DUT30の群遅延あるいは波長分散を求める(S2
4)。
【0104】第六の実施形態によれば、可変波長光を三
種類以上、変更させても、DUT30の特性を測定でき
る。
【0105】また、上記の実施形態は、以下のようにし
て実現できる。CPU、ハードディスク、メディア(フ
ロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMなど)読
み取り装置を備えたコンピュータのメディア読み取り装
置に、上記の各部分を実現するプログラムを記録したメ
ディアを読み取らせて、ハードディスクにインストール
する。このような方法でも、上記の機能を実現できる。
【0106】
【発明の効果】本発明によれば、入射光を変調する周波
数を大きくとれるので位相差の計測精度を上げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる光特性測定装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】修正変調周波数計算部44が、修正変調周波数
fiを計算する方法の原理を説明した図である。
【図3】第一の実施形態の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】本発明の第二の実施形態にかかる光特性測定装
置の構成を示すブロック図である。
【図5】第二の実施形態の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】第二の実施形態の動作を示す位相―波長線図で
ある。
【図7】第三の実施形態ないし第六の実施形態における
可変波長光の波長が三種類以上あるときの、位相比較器
24の計測する位相と可変波長光の波長との関係を示
す。
【図8】第三の実施形態の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】第四の実施形態の動作を示すフローチャートで
ある。
【図10】第五の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【図11】第六の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【図12】従来技術の光特性測定装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図13】従来技術における位相―波長線図である。
【符号の説明】
10 光源システム 12 可変波長光源 14 光変調器 16 変調用電源 18 波長設定器 20 特性測定システム 22 光電変換器 24 位相比較器 26 特性計算部 28 修正位相記録部 30 DUT 40 変調周波数設定システム 42 初期位相記録部 44 修正変調周波数計算部 46 修正変調周波数設定部 48 初期変調周波数設定部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光を透過する被測定物の特性を測定する装
    置であって、 可変波長光を生成する可変波長光源と、 前記可変波長光の波長を第一の波長と第二の波長とに設
    定する波長設定手段と、 変調用の初期的な初期変調周波数を設定する初期変調周
    波数設定手段と、 設定された変調周波数の変調用信号を生成する変調用信
    号生成手段と、 前記変調用信号の入力を受けて、前記可変波長光を前記
    変調用信号の周波数で変調する光変調手段と、 前記第一の波長の入射光が前記被測定物を透過した前記
    透過光の第一の位相と前記第二の波長の入射光が前記被
    測定物を透過した前記透過光の第二の位相とを計測する
    位相計測手段と、 所定の位相値を前記第一の位相と前記第二の位相との位
    相差で割った値に前記初期変調周波数を乗算して修正変
    調周波数を求める修正変調周波数計算手段と、 前記修正変調周波数を前記変調用信号の周波数として設
    定する修正変調周波数設定手段と、 を備え、前記修正変調周波数設定手段が設定した周波数
    で変調された入射光が前記被測定物を透過した透過光に
    基づき被測定物の特性を測定する光特性測定装置。
  2. 【請求項2】前記初期変調周波数設定手段は、最小初期
    変調周波数と前記最小初期変調周波数以外の前記初期変
    調周波数とを設定し、 前記修正変調周波数計算手段は、前記所定の位相値を、
    前記最小初期変調周波数で変調された前記入射光が前記
    被測定物を透過した前記透過光の前記第一の位相と前記
    第二の位相との位相差で割った値に、前記最小初期変調
    周波数を乗算して修正変調周波数を求め、 前記修正変調周波数設定手段は、前記修正変調周波数以
    下の前記初期変調周波数の内で最大の前記初期変調周波
    数を前記変調用信号の周波数として設定する、 請求項1に記載の光特性測定装置。
  3. 【請求項3】前記第一の波長と前記第二の波長とが複数
    ある、請求項1または2に記載の光特性測定装置。
  4. 【請求項4】前記第一の波長と前記第二の波長との間隔
    が等間隔であり、 前記第二の波長を前記第一の波長として、さらに前記第
    二の波長をとる、 請求項3に記載の光特性測定装置。
  5. 【請求項5】前記第一の波長と前記第二の波長との設定
    を完了した後に、前記修正変調周波数設定手段が前記修
    正変調周波数を前記変調用信号の周波数として設定す
    る、請求項3または4に記載の光特性測定装置。
  6. 【請求項6】前記第一の波長と前記第二の波長とを一回
    設定するごとに、前記修正変調周波数設定手段が前記修
    正変調周波数を前記変調用信号の周波数として設定す
    る、請求項3または4に記載の光特性測定装置。
  7. 【請求項7】前記透過光を光電変換した電気信号を前記
    位相計測手段に出力する光電変換手段を備えた請求項1
    ないし6のいずれか一項に記載の光特性測定装置。
  8. 【請求項8】前記位相計測手段は、前記変調用信号と前
    記透過光との位相差を計測するものである、請求項1な
    いし6のいずれか一項に記載の光特性測定装置。
  9. 【請求項9】前記位相計測手段の計測した前記位相差を
    用いて、前記被計測物の群遅延あるいは波長分散を計算
    する特性計算手段を備えた請求項1ないし6のいずれか
    一項に記載の光特性測定装置。
  10. 【請求項10】光を透過する被測定物の特性を測定する
    方法であって、 可変波長光を生成する可変波長光生成工程と、 前記可変波長光の波長を第一の波長と第二の波長とに設
    定する波長設定工程と、 変調用の初期的な初期変調周波数を設定する初期変調周
    波数設定工程と、 設定された変調周波数の変調用信号を生成する変調用信
    号生成工程と、 前記変調用信号の入力を受けて、前記可変波長光を前記
    変調用信号の周波数で変調する光変調工程と、 前記第一の波長の入射光が前記被測定物を透過した前記
    透過光の第一の位相と前記第二の波長の入射光が前記被
    測定物を透過した前記透過光の第二の位相とを計測する
    位相計測工程と、 所定の位相値を前記第一の位相と前記第二の位相との位
    相差で割った値に前記初期変調周波数を乗算して修正変
    調周波数を求める修正変調周波数計算工程と、 前記修正変調周波数を前記変調用信号の周波数として設
    定する修正変調周波数設定工程と、 を備え、前記修正変調周波数設定工程が設定した周波数
    で変調された入射光が前記被測定物を透過した透過光に
    基づき被測定物の特性を測定する光特性測定方法。
  11. 【請求項11】前記初期変調周波数設定工程は、最小初
    期変調周波数と前記最小初期変調周波数以外の前記初期
    変調周波数とを設定し、 前記修正変調周波数計算工程は、前記所定の位相値を、
    前記最小初期変調周波数で変調された前記入射光が前記
    被測定物を透過した前記透過光の前記第一の位相と前記
    第二の位相との位相差で割った値に、前記最小初期変調
    周波数を乗算して修正変調周波数を求め、 前記修正変調周波数設定工程は、前記修正変調周波数以
    下の前記初期変調周波数の内で最大の前記初期変調周波
    数を前記変調用信号の周波数として設定する、 請求項10に記載の光特性測定方法。
  12. 【請求項12】光を透過する被測定物の特性を測定する
    処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記
    録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体で
    あって、 可変波長光を生成する可変波長光生成処理と、 前記可変波長光の波長を第一の波長と第二の波長とに設
    定する波長設定処理と、 変調用の初期的な初期変調周波数を設定する初期変調周
    波数設定処理と、 設定された変調周波数の変調用信号を生成する変調用信
    号生成処理と、前記変調用信号の入力を受けて、前記可
    変波長光を前記変調用信号の周波数で変調する光変調処
    理と、 前記第一の波長の入射光が前記被測定物を透過した前記
    透過光の第一の位相と前記第二の波長の入射光が前記被
    測定物を透過した前記透過光の第二の位相とを計測する
    位相計測処理と、 所定の位相値を前記第一の位相と前記第二の位相との位
    相差で割った値に前記初期変調周波数を乗算して修正変
    調周波数を求める修正変調周波数計算処理と、 前記修正変調周波数を前記変調用信号の周波数として設
    定する修正変調周波数設定処理と、 を備え、前記修正変調周波数設定処理が設定した周波数
    で変調された入射光が前記被測定物を透過した透過光に
    基づき被測定物の特性を測定する記録媒体。
  13. 【請求項13】前記初期変調周波数設定処理は、最小初
    期変調周波数と前記最小初期変調周波数以外の前記初期
    変調周波数とを設定し、 前記修正変調周波数計算処理は、前記所定の位相値を、
    前記最小初期変調周波数で変調された前記入射光が前記
    被測定物を透過した前記透過光の前記第一の位相と前記
    第二の位相との位相差で割った値に、前記最小初期変調
    周波数を乗算して修正変調周波数を求め、 前記修正変調周波数設定処理は、前記修正変調周波数以
    下の前記初期変調周波数の内で最大の前記初期変調周波
    数を前記変調用信号の周波数として設定する、 請求項12に記載の記録媒体。
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