JP2001337820A - ソフトウエア記憶媒体、ソフトウエア権利管理システムおよびソフトウエア権利管理方法 - Google Patents

ソフトウエア記憶媒体、ソフトウエア権利管理システムおよびソフトウエア権利管理方法

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JP2001337820A JP2000154989A JP2000154989A JP2001337820A JP 2001337820 A JP2001337820 A JP 2001337820A JP 2000154989 A JP2000154989 A JP 2000154989A JP 2000154989 A JP2000154989 A JP 2000154989A JP 2001337820 A JP2001337820 A JP 2001337820A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウエア記憶媒体に記憶されたソフトウ
エアの利用権利の譲渡の推移を適切に管理するソフトウ
エア権利管理システムの実現を課題とする。 【解決手段】 ソフトウエアを供給する記憶媒体41
に、追記可能な記憶媒体、またはソフトウエアを記憶す
る読出し専用の記憶部分と追記可能な部分とを有する記
憶媒体を用い、追記可能な記憶媒体の一部、または追記
可能な記憶媒体の部分にソフトウエアユーザー2の使用
認可情報を記録することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウエア記憶
媒体、ソフトウエア権利管理システムおよびソフトウエ
ア権利管理方法に関し、特にソフトウエアの利用権を管
理することができるソフトウエア記憶媒体、ソフトウエ
ア権利管理システムおよびソフトウエア権利管理方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ソフトウエアの利用権利を持っている人
物が、その利用権利を放棄して他人にその利用権利を譲
渡した場合、従来は、その譲渡の行為を適切に管理する
手法が確立されていなかった。そのため、このようなソ
フトウエアの利用権利を譲渡した人間が、本来ならユー
ザーのソフトウエア利用に係わる対価を正当に得ること
が出来る筈であるが、その対価を得ることが困難になっ
てしまうという問題があった。これは、このようなソフ
トウエアの利用権利をもつ権利者から見た場合、不当な
ソフトウエア利用を野放しに許すことになり、この問題
がソフトウエア産業の振興に対する著しい障害になって
いた。
【0003】このような問題は、ソフトウエアを利用す
るユーザーにおいても、正当に対価を払ってソフトウエ
アの利用権利を得た者と、不当にソフトウエアを入手し
た者との間で著しい不公平を招く結果になって、好まし
くない事態である。さらに、このようなことは、ユーザ
ーに不当なソフトウエア利用を動機づける結果にもな
り、モラルハザードを招く結果になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来
は、ソフトウエアの利用権利の譲渡の推移を適切に管理
する手法が確立されておらず、そのために、不当なソフ
トウエア利用が野放しになったり、ソフトウエアの利用
権利に対してモラルハザードを引き起こしたりするなど
の問題があり、この問題がソフトウエア産業の振興に対
する障害になっていた。本発明は、比較的簡単な構成で
この問題を解決して、ソフトウエアの利用権利の譲渡の
推移を適切に管理することが可能なソフトウエア記憶媒
体と、このようなソフトウエア記憶媒体に記憶されたソ
フトウエアの利用権利の譲渡の推移を適切に管理するソ
フトウエア権利管理システムおよびソフトウエア権利管
理方法の実現を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明は、利用者に提供されるソフトウエアを記憶
したソフトウエア記憶媒体において、前記記憶媒体に、
追記可能な記憶媒体、または前記ソフトウエアを記憶す
る読出し専用の記憶部分と追記可能な部分とを有する記
憶媒体を用い、前記追記可能な記憶媒体の一部、または
前記追記可能な記憶媒体の部分に利用者の使用認可情報
を記録することを特徴とする。これにより、利用者に提
供されるソフトウエアを記憶するソフトウエア記憶媒体
が利用者の使用認可情報を記憶しているので、ソフトウ
エアの利用権利の譲渡の推移を適切に管理することがで
きる。
【0006】本発明は、また、利用者に提供されるソフ
トウエアの利用権を管理するソフトウエア権利管理シス
テムにおいて、利用者の使用認可情報を発給する使用認
可発給手段と、前記利用者の使用認可情報を記憶して管
理する記憶管理手段と、前記使用認可発給手段と前記記
憶管理手段間を結ぶ情報通信手段とを具備することを特
徴とする。これにより、利用者の使用認可情報を記憶し
て管理するシステムの記憶管理手段が利用者の使用認可
情報を記憶しているので、ソフトウエアの利用権利の譲
渡の推移を適切に管理することができる。
【0007】本発明は、さらにまた、利用者に提供され
るソフトウエアの利用権を管理するソフトウエア権利管
理方法において、利用者に提供されるソフトウエアを記
憶し、かつ、追記可能な部分を有するソフトウエア記憶
媒体の、この追記可能部分に利用者の使用認可情報を記
憶することによって管理を行なうことを特徴とする。こ
れにより、利用者に提供されるソフトウエアを記憶する
ソフトウエア記憶媒体が利用者の使用認可情報を記憶し
ているので、ソフトウエアの利用権利の譲渡の推移を適
切に管理することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるソフトウエ
ア権利管理方法を添付図面を参照にして詳細に説明す
る。
【0009】まず、追記可能なソフトウエア供給メディ
アを用意する。これは例えばCD−RまたはCD−RO
MとCD−Rを一つのディスクに合成した物、ないし
は、DVD−RまたはDVD−ROMとDVD−Rない
しCD−Rを一つのディスクに合成した物などが考えら
れる。合成したディスクとしては、例えばイーストマン
・コダック社のCD−PROM(商標)が公開されてい
る。ここで言うCD−Rとは追記可能なCD−ROMの
ことを、DVD−Rとは追記可能なDVD−ROMのこ
とを言う。これらの媒体は同一の機能を有する上記とは
別の媒体、例えば光磁気ディスク、半導体メモリーモジ
ュールなどであってもよい。
【0010】次に、ソフトウエアのユーザーライセンス
をユーザー環境を特定する記号と関連して発給する発給
装置、並びに発給したライセンスとユーザー、ユーザー
環境を関係づけるデータベース装置(ライセンスデータ
ベース)を用意する。このデータベース装置は、利用権
利を得ているユーザーが不在の場合は不在である旨の記
録も可能である。また、発給装置、データベース装置に
対するアクセス手段を用意する。これはインターネット
等の遠隔通信手段の利用が考えられる。このアクセス手
段は、ユーザーの手元にあるパーソナルコンピュータの
中に設置されても良い。または、ユーザーが利用権を放
棄したソフトウエアを斡旋販売する業者の中に設置され
た端末装置でも良い。
【0011】次に、ソフトウエア供給媒体の製造過程を
図1のフローチャートにそって説明する。ステップ10
0で、このフローがスタートすると、ステップ101
で、供給媒体のROM領域にソフトウエアのビットイメ
ージを転写する。これは例えばCD−ROMの場合はC
D−ROM製造に係わる一連の装置にて実現することが
できる。次に、ステップ102で、この供給媒体の中の
記録可能領域にユーザーライセンスに関する初期情報を
記録する。ソフトウエア供給媒体の記録可能領域にこの
情報を記録することにより媒体とそれに付帯するライセ
ンス状況の一体管理を可能とする。このような媒体は既
にイーストマン・コダッグ社のCD−PROM(商標)
などで実現されている。
【0012】ここで記入する情報は、<ユーザー:未定
>、<ソフトウエア権利者に対する対価:支払い済み>
と書かれることが想定される。ソフトウエア対価支払い
済みと書かれる理由は、一般にソフトウエア媒体を新規
販売する際は、その代金の中に権利者に対する対価が含
まれ、その対価が滞り無く権利者に支払われることが容
易に想定できるからである。ただし、この理由を肯定で
きない場合には、<ソフトウエア権利者に対する対価:
支払い未成>と書かれることも考えられる。通常の場合
では、ステップ103で媒体がユーザーに販売されたと
きに、権利者にステップ104で対価を支払うと考えら
れる。
【0013】続いてソフトウエア利用者が利用開始をす
る手続きを説明する。まずソフトウエア権利者がユーザ
ー情報の登録を求めるケースに関して説明する。この過
程を図2のフローチャートに示す。ステップ200でこ
のフローがスタートすると、ステップ201で、ユーザ
ーは端末にユーザー情報を入力する。さらにステップ2
02で、ライセンスデータベースに情報を送信する装置
がユーザーにおけるソフトウエア利用環境情報を集め
る。これは、例えばOSのライセンス番号やネットワー
クアドレス記号などが利用可能である。
【0014】次に、ステップ203で収集した情報をラ
イセンスデータベースに送り、ステップ204でライセ
ンスデータベースに記録する。この情報のやりとりには
インターネット等を活用することが考えられる。ステッ
プ203、204で必要情報を受け取ったライセンス管
理事業者は、ステップ205で、その媒体に付属するソ
フトウエアに関して新たなユーザーが正当に利用する対
価を既に権利者に支払っているかどうかをチェックす
る。これはライセンスデータベースの記録、ないしは媒
体の記録可能部分における記録情報内容で確認すること
ができる。
【0015】ステップ205で、もし対価の支払いが無
い場合は、ステップ206で、対価の支払いを請求し、
ステップ208で、入金を待つ。ステップ207で、入
金があった場合、ステップ209で、対価を権利者に支
払う。その際に一定の手数料をライセンス管理事業者が
権利者ないしユーザーから申し受けることが考えられ
る。ステップ208で対価の支払いが確認された場合、
ステップ210で<ユーザー:決定済み(ユーザー情
報、利用環境情報)><ソフトウエア権利者に対する対
価:支払い済み>を意味する情報をライセンス管理業者
が生成し、ステップ211でユーザーに送り、媒体の記
録可能部分に斯様な情報を記録し、その結果、ステップ
212でソフトウエアを利用可能にする。
【0016】続いて、ソフトウエア利用者が利用開始を
する手続きで、ソフトウエア権利者がユーザー情報の登
録を求めないケースに関して、図3のフローチャートに
沿って説明する。ステップ300でこのフローがスター
トすると、ステップ301で、媒体により供給されたソ
フトウエア自身が、まず、媒体の記録可能部分を読み、
ステップ302で、権利者に対して正当な対価が支払わ
れた物かどうかを検査する。ここで、<ソフトウエア権
利者に対する対価:支払い未成>の記録を検出した場合
は使用不能とする。
【0017】媒体により供給されたソフトウエアは、続
いて、<ユーザー:未定>なる情報が媒体に記録されて
いないかどうかを検査する。もし<ユーザー:未定>の
場合は、ステップ304で媒体の記録可能部分に利用環
境情報を記憶し、<ユーザー:決定済み(利用環境情
報)>を記録する。そうして、ステップ305で、媒体
により供給されたソフトウエアは、ユーザーがそのソフ
トウエアを利用しようとしている環境と、実際に媒体に
記録された利用環境とが合致しているかどうかを検査す
る。合致している場合はステップ306でソフトウエア
利用が可能となる。合致していないと、ステップ307
でソフトウエア利用が不可能になる。
【0018】続いて、ソフトウエア利用者が利用権解消
を行なう手続きを説明する。まず、ソフトウエア権利者
がユーザー情報の登録を求めるケースに関して図4のフ
ローチャートにそって説明する。ステップ400でこの
フローがスタートすると、ステップ401で、媒体に記
録されているユーザーライセンス情報を読みだし、ステ
ップ402で、ユーザーライセンス情報と対価支払い確
認情報に、利用権を解消する旨の情報を併せて、ライセ
ンスデータベースに送る。これによりステップ403
で、ライセンス管理事業者は、ライセンスデータベース
に登録抹消記録を行ない、続いてステップ404で<ユ
ーザー:未定><ソフトウエア権利者に対する対価:支
払い未成>の情報を生成しユーザー側の装置に送る。ス
テップ405でユーザー側の装置は送られてきた内容を
媒体に記録する。これによりステップ406でソフトウ
エアの利用が不可能になる。続いてソフトウエア利用者
が利用権解消を行なう手続きで、ソフトウエア権利者が
ユーザー情報の登録を求めないケースに関して説明す
る。この場合は、単にユーザーがソフトウエア利用開始
時に媒体に記録したソフトウエア利用環境から離脱する
ことでソフトウエアは利用不能になる。
【0019】次に、ここでは新たに別のユーザー環境で
の利用を可能にする媒体の生成方法を図5のフローチャ
ートにそって述べる。これは使用済みのソフトウエアを
下取りして販売するソフトウエア斡旋業者によってなさ
れるものである。ステップ500でこのフローがスター
トすると、ステップ501で、使用済みソフトウエア斡
旋業者の持つ端末により、媒体に記録されたライセンス
情報を読みとり、ステップ502で、それをライセンス
管理業者のデータベースに送信する。併せて斡旋業者は
ソフトウエア権利者に対して対価を支払う旨の要求デー
タをライセンスデータベースに送る。
【0020】ステップ503で、ライセンス管理業者は
ライセンス情報を登録し、ステップ504で、ソフトウ
エア斡旋業者に課金請求を行ない、ソフトウエア斡旋業
者がステップ505で、代金支払いを行なう。ステップ
506で、対価が支払われたことをライセンス管理業者
が確認すると、ライセンス管理業者はステップ507
で、権利者に対価を支払い、ステップ508で、<ユー
ザー:未定><ソフトウエア権利者に対する対価:支払
い済み>なるライセンス情報を生成し、ステップ509
で、ソフトウエア斡旋業者のライセンス情報記録装置に
送る。その結果、ステップ510で、ソフトウエア斡旋
業者におけるライセンス情報記録装置が、媒体に<ユー
ザー:未定><ソフトウエア権利者に対する対価:支払
い済み>なるライセンス情報を記録することにより、媒
体は新たなユーザー環境で利用できる形になる。媒体に
記録されるライセンス情報、ライセンス管理業者が外部
とやりとりするライセンス情報は適切な手段により暗号
化されて通信される。
【0021】図6は、本発明のソフトウエア権利管理シ
ステムの構成を示すブロック図である。図6で、符号1
はライセンス管理事業者のブロック、符号2はソフトウ
エアユーザーのブロック、符号3は使用済みソフトウエ
ア斡旋業者のブロック、符号4はソフトウエア媒体製造
販売業者のブロック、符号5はソフトウエア権利者のブ
ロックである。また、符号11はライセンス情報発給装
置、符号12はライセンスデータベース、符号13は対
価支払い管理装置、符号21はユーザー端末、符号22
はライセンス情報記憶装置、符号31は斡旋業者端末、
符号32はライセンス情報記憶装置、符号41はソフト
ウエア媒体、符号42はソフトウエア媒体製造装置、符
号43は媒体販売管理装置、符号51はソフトウエア権
利者の口座である。また、図中の実線は、ソフトウエア
媒体41の販売経路と、情報通信を表し、点線は出入金
処理を示している。システムの動作の概要については、
すでにソフトウエア権利管理方法に関して述べた内容に
含まれるので、ここでは省略することにする。
【0022】以上の説明ではソフトウエア権利管理シス
テムおよびソフトウエア権利管理方法について主として
述べたが、以上の説明の中で述べた利用者の使用認可情
報を記録した追記可能な部分を有するソフトウエア供給
媒体をも、本発明の対象とするものである。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
発明は、利用者に提供されるソフトウエアを記憶したソ
フトウエア記憶媒体において、記憶媒体に、追記可能な
記憶媒体、またはソフトウエアを記憶する読出し専用の
記憶部分と追記可能な部分とを有する記憶媒体を用い、
追記可能な記憶媒体の一部、または追記可能な記憶媒体
の部分に利用者の使用認可情報を記録することを特徴と
する。このように、ソフトウエアを記憶した記憶媒体に
利用者の使用認可情報を記録することにより、この使用
認可情報を用いてソフトウエア自身が使用認可を管理す
ることができ、ソフトウエアの利用権利の譲渡の推移を
適切に容易に管理することが可能になる。
【0024】本発明の請求項2の発明は、利用者の使用
認可情報には、利用者および利用者の利用環境を特定す
る利用者情報と、権利者に対する対価の支払い情報とが
含まれることを特徴とする。これにより、利用者情報で
利用者を限定し、対価の支払い情報で対価の支払いを管
理して、ソフトウエアの利用を適切に管理することが可
能になる。
【0025】また、本発明の請求項3の発明は、利用者
に提供されるソフトウエアの利用権を管理するソフトウ
エア権利管理システムにおいて、利用者の使用認可情報
を発給する使用認可発給手段と、利用者の使用認可情報
を記憶する記憶管理手段と、使用認可発給手段と記憶管
理手段間を結ぶ情報通信手段とを具備することを特徴と
する。これにより、使用認可発給と利用者の使用認可情
報とを共通に管理することができ、ソフトウエアの利用
権利の譲渡の推移を適切に管理することが可能なソフト
ウエア権利管理システムを実現することができる。
【0026】本発明の請求項4の発明は、記憶管理手段
が、利用者に提供されるソフトウエアを記憶し、かつ、
利用者の使用認可情報を記憶する追記可能な部分を有す
るソフトウエア記憶媒体であることを特徴とする。これ
により、ソフトウエア記憶媒体自身を用いてソフトウエ
アの利用権利の譲渡の推移を適切に容易にかつ廉価に管
理することが可能になる。
【0027】本発明の請求項5の発明は、記憶管理手段
が、利用者に提供されるソフトウエアを記憶し、かつ、
利用者の使用認可情報を記憶する追記可能な部分を有す
るソフトウエア記憶媒体、および利用者の使用認可情報
を記憶するデータベース装置であることを特徴とする。
これにより、ソフトウエア記憶媒体自身とデータベース
の両者を用いてソフトウエアの利用権利の譲渡の推移を
適切に容易にかつ安全に管理することが可能になる。
【0028】本発明の請求項6の発明は、利用者の使用
認可情報には、利用者および利用者の利用環境を特定す
る利用者情報と、権利者に対する対価の支払い情報とが
含まれることを特徴とする。これにより、利用者情報で
利用者を限定し、対価の支払い情報で対価の支払いを管
理して、ソフトウエアの利用を適切に管理することが可
能になる。
【0029】本発明の請求項7の発明は、利用者に提供
されるソフトウエアの利用権を管理するソフトウエア権
利管理方法において、利用者に提供されるソフトウエア
を記憶し、かつ、追記可能な部分を有するソフトウエア
記憶媒体の、この追記可能部分に利用者の使用認可情報
を記憶することによって管理を行なうことを特徴とす
る。このように、ソフトウエアを記憶した記憶媒体に利
用者の使用認可情報を記録することにより、この使用認
可情報を用いてソフトウエア自身が使用認可を管理する
ことができ、ソフトウエアの利用権利の譲渡の推移を適
切に容易に管理することが可能なソフトウエア権利管理
方法を実現することができる。
【0030】本発明の請求項8の発明は、ソフトウエア
記憶媒体の追記可能部分と共に、データベースに利用者
の使用認可情報を記憶することによって管理を行なうこ
とを特徴とする。これにより、ソフトウエア記憶媒体自
身とデータベースの両者を用いてソフトウエアの利用権
利の譲渡の推移を適切に容易にかつ安全に管理すること
が可能なソフトウエア権利管理方法を実現することがで
きる。
【0031】本発明の請求項9の発明は、利用者の使用
認可情報には、利用者および利用者の利用環境を特定す
る利用者情報と、権利者に対する対価の支払い情報とが
含まれることを特徴とする。これにより、利用者情報で
利用者を限定し、対価の支払い情報で対価の支払いを管
理して、ソフトウエアの利用を適切容易に管理すること
が可能なソフトウエア権利管理方法を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明中で用いられるソフトウエア供給媒体の
製造の過程を示すフローチャート。
【図2】本発明でソフトウエア利用者が利用開始をする
際の手続きを示すフローチャート。
【図3】本発明でソフトウエア利用者が利用開始をする
際の手続きで、ソフトウエア権利者がユーザー情報の登
録を求めない場合のフローチャート。
【図4】本発明でソフトウエア利用者が利用権解消を行
なう際の手続きを示すフローチャート。
【図5】本発明で新たに別のユーザー環境での利用を可
能にする媒体の生成方法を示すフローチャート。
【図6】本発明のソフトウエア権利管理システムの構成
を示すブロック図。
【符号の説明】
1…ライセンス管理事業者のブロック、2…ソフトウエ
アユーザーのブロック、3…使用済みソフトウエア斡旋
業者のブロック、4…ソフトウエア媒体製造販売業者の
ブロック、5…ソフトウエア権利者のブロック、11…
ライセンス情報発給装置、12…ライセンスデータベー
ス、13…対価支払い管理装置、21…ユーザー端末、
22…ライセンス情報記憶装置、31…斡旋業者端末、
32…ライセンス情報記憶装置、41…ソフトウエア媒
体、42…ソフトウエア媒体製造装置、43…媒体販売
管理装置、51…ソフトウエア権利者の口座。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者に提供されるソフトウエアを記憶
    したソフトウエア記憶媒体において、 前記記憶媒体に、追記可能な記憶媒体、または前記ソフ
    トウエアを記憶する読出し専用の記憶部分と追記可能な
    部分とを有する記憶媒体を用い、前記追記可能な記憶媒
    体の一部、または前記追記可能な記憶媒体の部分に利用
    者の使用認可情報を記録することを特徴とするソフトウ
    エア記憶媒体。
  2. 【請求項2】 前記利用者の使用認可情報には、利用者
    および利用者の利用環境を特定する利用者情報と、権利
    者に対する対価の支払い情報とが含まれることを特徴と
    する請求項1に記載のソフトウエア記憶媒体。
  3. 【請求項3】 利用者に提供されるソフトウエアの利用
    権を管理するソフトウエア権利管理システムにおいて、 利用者の使用認可情報を発給する使用認可発給手段と、 前記利用者の使用認可情報を記憶する記憶管理手段と、 前記使用認可発給手段と前記記憶管理手段間を結ぶ情報
    通信手段とを具備することを特徴とするソフトウエア権
    利管理システム。
  4. 【請求項4】 前記記憶管理手段は、利用者に提供され
    るソフトウエアを記憶し、かつ、前記利用者の使用認可
    情報を記憶する追記可能な部分を有するソフトウエア記
    憶媒体であることを特徴とする請求項3に記載のソフト
    ウエア権利管理システム。
  5. 【請求項5】 前記記憶管理手段は、利用者に提供され
    るソフトウエアを記憶し、かつ、前記利用者の使用認可
    情報を記憶する追記可能な部分を有するソフトウエア記
    憶媒体、および前記利用者の使用認可情報を記憶するデ
    ータベース装置であることを特徴とする請求項3に記載
    のソフトウエア権利管理システム。
  6. 【請求項6】 前記利用者の使用認可情報には、利用者
    および利用者の利用環境を特定する利用者情報と、権利
    者に対する対価の支払い情報とが含まれることを特徴と
    する請求項3に記載のソフトウエア権利管理システム。
  7. 【請求項7】 利用者に提供されるソフトウエアの利用
    権を管理するソフトウエア権利管理方法において、 利用者に提供されるソフトウエアを記憶し、かつ、追記
    可能な部分を有するソフトウエア記憶媒体の、この追記
    可能部分に利用者の使用認可情報を記憶することによっ
    て管理を行なうことを特徴とするソフトウエア権利管理
    方法。
  8. 【請求項8】 前記ソフトウエア記憶媒体の追記可能部
    分と共に、データベースに前記利用者の使用認可情報を
    記憶することによって管理を行なうことを特徴とする請
    求項7に記載のソフトウエア権利管理方法。
  9. 【請求項9】 前記利用者の使用認可情報には、利用者
    および利用者の利用環境を特定する利用者情報と、権利
    者に対する対価の支払い情報とが含まれることを特徴と
    する請求項7に記載のソフトウエア権利管理方法。
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