JP2001325252A - 携帯端末及びその情報入力方法、辞書検索装置及び方法、媒体 - Google Patents

携帯端末及びその情報入力方法、辞書検索装置及び方法、媒体

Info

Publication number
JP2001325252A
JP2001325252A JP2000140951A JP2000140951A JP2001325252A JP 2001325252 A JP2001325252 A JP 2001325252A JP 2000140951 A JP2000140951 A JP 2000140951A JP 2000140951 A JP2000140951 A JP 2000140951A JP 2001325252 A JP2001325252 A JP 2001325252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
search
input
dictionary
words
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000140951A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001325252A5 (ja
Inventor
Toshiyuki Masui
俊之 増井
Tetsuya Kono
徹也 河野
Osamu Sakurai
修 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000140951A priority Critical patent/JP2001325252A/ja
Priority to US09/853,302 priority patent/US7581180B2/en
Priority to CNB011231998A priority patent/CN1329862C/zh
Publication of JP2001325252A publication Critical patent/JP2001325252A/ja
Publication of JP2001325252A5 publication Critical patent/JP2001325252A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/20Natural language analysis
    • G06F40/274Converting codes to words; Guess-ahead of partial word inputs

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置可能なキー数に制限がある場合におい
て、複数の文字や各種の情報の入力操作の労力を軽減可
能とする。 【解決手段】 LCD26と、複数の単語及び複数の文
例からなる辞書情報を格納するメモリ17と、単位文字
を入力するためのキー入力部29と、キー入力部29か
らの入力及び/又は既に確定した文字列に基づいて、L
CD26に表示する複数の単語及び/又は文例をメモリ
17から検索するCPU13と、ジョグダイヤル40の
回転操作に応じてCPU13により検索されてLCD2
6に表示された複数の単語及び/又は文例の中から所望
の単語及び/又は文例を選択し、その選択された単語及
び/又は文例から確定した文字列の情報を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも文章等
の入力が可能な携帯端末及びその情報入力方法、辞書検
索装置及び方法、情報入力方法及び辞書検索方法を情報
処理装置に実行させる媒体、携帯端末及び辞書検索装置
に辞書情報を提供する媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年は、携帯端末の発展が著しく、その
代表的なものとして携帯電話機やPHS(personal han
dyphone system)端末、携帯型電子メール作成装置など
が、多数市場に出回っている。特に、携帯電話機やPH
S端末は、通常の音声による通話だけでなく、電子メー
ルの送受信や各種のサービス受信用端末としての機能を
備えてきており、今後、携帯端末の主流として更に多く
の機能を備えていくと思われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯電話機
やPHS端末のような携帯端末は、小型、軽量であるこ
とが重要な要素の一つである。したがってこれら携帯端
末に新たなボタン等を追加することは困難であり、この
ため、従来より「0」キーから「9」キーまでのテンキ
ーとその他少数のキーに複数の機能を割り当て、それら
を使い分けることによって、電子メールの作成時の文字
入力や各種提供されるサービスの選択、そのサービスに
対応する情報入力等を行うようになされている。例え
ば、テンキーには、上記「0」〜「9」までの数字だけ
でなく、「あ行」、「か行」、「さ行」、・・・等や
[ABC」、「DEF」、「GHI」、・・・等の各文
字も割り当てられており、それら各文字を選択してゆく
ことで、電子メール等の文章作成が可能となされてい
る。具体的な一例として、「1」のキーに「あ行」の
「あ、い、う、え、お」の各文字が順番に割り当てら
れ、同様に、「2」のキーに「か行」の各文字が、
「3」のキーに「さ行」の各文字が、「4」のキーに
「た行」の各文字が、「5」のキーに「な行」の各文字
が、「6」のキーに「は行」の各文字が、「7」のキー
に「ま行」の各文字が、「8」のキーに「や行」の各文
字が、「9」のキーに「ら行」の各文字が、「0」のキ
ーに「わ、を、ん」が割り当てられているような場合に
おいて、例えば「こんにちは」という文字を入力する場
合、「か行」が割り当てられている例えば「2」のキー
を5回押して「こ」の文字を選択すると共に当該「こ」
の文字を確定させ、次に、「わ、を、ん」が割り当てら
れている例えば「0」のキーを3回押して「ん」の文字
を選択すると共に当該「ん」の文字を確定させ、次に、
「な行」が割り当てられている例えば「5」のキーを2
回押して「に」の文字を選択すると共に当該「に」の文
字を確定させるような操作を繰り返す必要がある。更に
例えば平仮名を漢字に変換するようなことを望む場合に
は、仮名漢字変換のための操作も必要になる。
【0004】上述したように、テンキー等を使った入力
は、非常に煩雑であり、入力文字数等が多い場合や漢字
の入力などには不向きである。このようなことから、よ
り入力の容易な手法の採用が望まれている。なお、この
ことは携帯電話機やPHS端末等に限定されるものでは
なく、キー数に制限のある全ての携帯端末等の電子機器
に当てはまる。
【0005】そこで、本発明はこのような状況に鑑みて
なされたものであり、設置可能なキー数に制限がある場
合において、複数の文字や各種の情報の入力操作の労力
を軽減可能とした、携帯端末及びその情報入力方法、辞
書検索装置及び方法、媒体を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯端末は、少
なくとも文字を表示可能な表示手段と、少なくとも複数
の単語及び複数の文例からなる辞書情報を格納する辞書
格納手段と、少なくとも単位文字を入力するための入力
手段と、上記入力手段からの入力及び/又は既に確定し
た文字列に基づいて、上記表示手段に表示する複数の単
語及び/又は文例を上記辞書格納手段から検索する検索
手段と、回転操作に応じて、上記検索手段により検索さ
れて上記表示手段に表示された複数の単語及び/又は文
例の中から所望の単語及び/又は文例を選択する選択手
段と、上記選択手段により選択された単語及び/又は文
例から、確定した文字列の情報を生成する文字列生成手
段と、少なくとも文字列の情報を送受信可能な送受信手
段とを有することにより、上述した課題を解決する。
【0007】また、本発明の携帯端末は、少なくとも文
字を表示可能な表示手段と、少なくとも複数の単語及び
複数の文例からなる辞書情報を格納する辞書格納手段
と、少なくとも単位文字を入力するための入力手段と、
上記入力手段からの入力及び/又は既に確定した文字列
に基づいて、上記表示手段に表示する複数の単語及び/
又は文例を上記辞書格納手段から検索する検索手段と、
上記検索手段により検索されて上記表示手段に表示され
た複数の単語及び/又は文例の中から所望の単語及び/
又は文例を選択する選択手段と、上記入力手段から入力
された仮名文字列を漢字を含む文字列に変換する仮名漢
字変換手段と、上記選択手段により選択された単語及び
/又は文例と上記仮名漢字変換手段により変換された文
字列とから、確定した文字列の情報を生成する文字列生
成手段と、少なくとも文字列の情報を送受信可能な送受
信手段とを有することにより、上述した課題を解決す
る。
【0008】次に、本発明の携帯端末の情報入力方法
は、少なくとも文字を表示画面に表示する表示工程と、
少なくとも単位文字を入力するための入力工程と、上記
入力工程による入力及び/又は既に確定した文字列に基
づいて、少なくとも複数の単語及び複数の文例からなる
辞書情報を格納する辞書から上記表示画面に表示する複
数の単語及び/又は文例を検索する検索工程と、回転操
作に応じて、上記検索工程により検索されて上記表示画
面に表示された複数の単語及び/又は文例の中から所望
の単語及び/又は文例を選択する選択工程と、上記選択
工程により選択された単語及び/又は文例から、確定し
た文字列の情報を生成する文字列生成工程とを有するこ
とにより、上述した課題を解決する。
【0009】また、本発明の携帯端末の情報入力方法
は、少なくとも文字を表示画面に表示する表示工程と、
少なくとも単位文字を入力するための入力工程と、上記
入力工程による入力及び/又は既に確定した文字列に基
づいて、少なくとも複数の単語及び複数の文例からなる
辞書情報を格納する辞書から上記表示画面に表示する複
数の単語及び/又は文例を検索する検索工程と、上記検
索工程により検索されて上記表示画面に表示された複数
の単語及び/又は文例の中から所望の単語及び/又は文
例を選択する選択工程と、上記入力工程により入力され
た仮名文字列を、漢字を含む文字列に変換する仮名漢字
変換工程と、上記選択工程により選択された単語及び/
又は文例と上記仮名漢字変換工程により変換された文字
列とから、確定した文字列の情報を生成する文字列生成
工程とを有することにより、上述した課題を解決する。
【0010】次に、本発明の辞書検索装置は、それぞれ
少なくとも複数の単語及び複数の文例からなる辞書情報
を複数格納する辞書格納手段と、辞書検索の際の検索条
件を入力する検索条件入力手段と、上記検索入力手段か
ら入力された検索条件に基づいて、上記辞書格納手段か
ら所望の単語及び/又は文例を検索すると検索手段とを
備え、上記検索手段は、上記検索時に、上記辞書格納手
段に格納されている複数の異なる辞書情報を状況に応じ
て切り替えて使用することにより、上述した課題を解決
する。
【0011】次に、本発明の辞書検索方法は、それぞれ
少なくとも複数の単語及び複数の文例からなる辞書情報
を複数格納する辞書に対する辞書検索の際の検索条件を
入力する検索条件入力工程と、上記検索入力工程により
入力された検索条件に基づいて、上記辞書から所望の単
語及び/又は文例を検索すると検索工程とを備え、上記
検索工程では、上記検索時に、上記辞書に格納されてい
る複数の異なる辞書情報を状況に応じて切り替えて使用
することにより、上述した課題を解決する。
【0012】次に、本発明の媒体は、少なくとも文字を
表示画面に表示するステップと、少なくとも単位文字を
入力するためのステップと、上記入力及び/又は既に確
定した文字列に基づいて、少なくとも複数の単語及び複
数の文例からなる辞書情報を格納する辞書から上記表示
画面に表示する複数の単語及び/又は文例を検索するス
テップと、回転操作に応じて、上記検索されて上記表示
画面に表示された複数の単語及び/又は文例の中から所
望の単語及び/又は文例を選択するステップと、上記選
択された単語及び/又は文例から、確定した文字列の情
報を生成するステップとを含むことを特徴とするプログ
ラムを情報処理装置に実行させることにより、上述した
課題を解決する。
【0013】また、本発明の媒体は、少なくとも文字を
表示画面に表示するステップと、少なくとも単位文字を
入力するためのステップと、上記入力及び/又は既に確
定した文字列に基づいて、少なくとも複数の単語及び複
数の文例からなる辞書情報を格納する辞書から上記表示
画面に表示する複数の単語及び/又は文例を検索するス
テップと、上記検索されて上記表示画面に表示された複
数の単語及び/又は文例の中から所望の単語及び/又は
文例を選択するステップと、上記入力された仮名文字列
を、漢字を含む文字列に変換するステップと、上記選択
された単語及び/又は文例と上記仮名漢字変換された文
字列とから、確定した文字列の情報を生成するステップ
とを含むことを特徴とするプログラムを情報処理装置に
実行させることにより、上述した課題を解決する。
【0014】また、本発明の媒体は、それぞれ少なくと
も複数の単語及び複数の文例からなる辞書情報を複数格
納する辞書に対する辞書検索の際の検索条件を入力する
ステップと、上記入力された検索条件に基づいて、上記
辞書から所望の単語及び/又は文例を検索するとステッ
プとを備え、上記検索時に、上記辞書に格納されている
複数の異なる辞書情報を状況に応じて切り替えて使用す
ることを特徴とするプログラムを情報処理装置に実行さ
せることにより、上述した課題を解決する。
【0015】また、本発明の媒体は、少なくとも文字を
表示可能な表示手段と、少なくとも複数の単語及び複数
の文例からなる辞書情報を格納する辞書格納手段と、少
なくとも単位文字を入力するための入力手段と、上記入
力手段からの入力及び/又は既に確定した文字列に基づ
いて、上記表示手段に表示する複数の単語及び/又は文
例を上記辞書格納手段から検索する検索手段と、回転操
作に応じて、上記検索手段により検索されて上記表示手
段に表示された複数の単語及び/又は文例の中から所望
の単語及び/又は文例を選択する選択手段と、上記選択
手段により選択された単語及び/又は文例から、確定し
た文字列の情報を生成する文字列生成手段と、少なくと
も文字列の情報を送受信可能な送受信手段とを有するこ
とを特徴とする携帯端末に対して、上記複数の単語及び
複数の文例からなる辞書情報を提供することにより、上
述した課題を解決する。
【0016】また、本発明の媒体は、少なくとも文字を
表示可能な表示手段と、少なくとも複数の単語及び複数
の文例からなる辞書情報を格納する辞書格納手段と、少
なくとも単位文字を入力するための入力手段と、上記入
力手段からの入力及び/又は既に確定した文字列に基づ
いて、上記表示手段に表示する複数の単語及び/又は文
例を上記辞書格納手段から検索する検索手段と、上記検
索手段により検索されて上記表示手段に表示された複数
の単語及び/又は文例の中から所望の単語及び/又は文
例を選択する選択手段と、上記入力手段から入力された
仮名文字列を漢字を含む文字列に変換する仮名漢字変換
手段と、上記選択手段により選択された単語及び/又は
文例と上記仮名漢字変換手段により変換された文字列と
から、確定した文字列の情報を生成する文字列生成手段
と、少なくとも文字列の情報を送受信可能な送受信手段
とを有することを特徴とする携帯端末に対して、上記複
数の単語及び複数の文例からなる辞書情報を提供するこ
とにより、上述した課題を解決する。
【0017】また、本発明の媒体は、それぞれ少なくと
も複数の単語及び複数の文例からなる辞書情報を複数格
納する辞書格納手段と、辞書検索の際の検索条件を入力
する検索条件入力手段と、上記検索入力手段から入力さ
れた検索条件に基づいて、上記辞書格納手段から所望の
単語及び/又は文例を検索すると検索手段とを備え、上
記検索手段は、上記検索時に、上記辞書格納手段に格納
されている複数の異なる辞書情報を状況に応じて切り替
えて使用することを特徴とする辞書検索装置に対して、
上記複数の単語及び複数の文例からなる辞書情報を提供
することにより、上述した課題を解決する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について、図面を参照しながら説明する。
【0019】本発明の一実施の形態として携帯電話機或
いはPHS端末(本実施の形態ではこれらを特に区別せ
ず、まとめて携帯電話機1と呼ぶことにする。)の内部
構成を図1に示す。なお、この図1に示している構成
は、主に本発明に関連した部分を図示しており、携帯電
話機に一般的に備えられている他の各構成要素について
は省略している。
【0020】この図1において、送受信部12は、アン
テナ11を介して通話データ或いはその他のパケットデ
ータを送受信する。
【0021】アンテナ11から送受信部12に受信され
た通話データは、音声処理部34に送られ、当該音声処
理部34にて復号や誤り訂正等の各種処理が施された
後、D/A(ディジタル/アナログ)変換器35でアナ
ログ音声信号に変換され、スピーカ36から放音され
る。一方、マイクロホン38から入力されたアナログ音
声信号は、A/D(アナログ/ディジタル)変換器37
にてディジタル音声データに変換され、音声処理部34
で符号化や誤り訂正符号の付加等の各種処理が施された
後、送受信部12に送られ、アンテナ11から送信され
る。
【0022】また、アンテナ11から送受信部12に受
信された通話以外のパケットデータは、データ処理部3
1に送られ、当該データ処理部34にてパケットが解か
れた後、インターフェイス部32を介し、外部接続コネ
クタ33に接続された外部機器へ出力される。一方、外
部接続コネクタ33に接続された外部機器から入力され
たデータは、インターフェイス部32を介し、データ処
理部31でパケット化された後、送信部12に送られ、
アンテナ11から送信される。なお、アンテナ11にて
受信したデータ、或いは、外部接続コネクタ33から入
力されたデータは、メモリ17の所定の記憶領域に記憶
することも可能である。
【0023】キー入力部29は、「0」キー〜「9」キ
ーのテンキーを含む、一般的な携帯電話機が備えている
各種のキーからなり、これらキーが使用者により操作さ
れると、その操作に応じたキー入力信号を発生する。な
お、一般の携帯電話機と同様に、上記テンキーには、上
記「0」〜「9」までの数字だけでなく、「あ行」、
「か行」、「さ行」、・・・等や[ABC」、「DE
F」、「GHI」、・・・等の各文字も割り当てられて
いる。
【0024】LCD(液晶表示パネル)ドライブ25
は、CPU(Central Processing Unit)13がキー入
力信号に応じて生成した表示信号に基づいて、LCD2
6を駆動する。これにより、LCD26には、数字や文
字等が表示される。
【0025】時計部30は、日時及び時刻情報を発生す
る。CPU13は、当該日時及び時刻情報を受け取る
と、その日時及び時刻情報に基づく日時及び時刻表示信
号を生成し、LCDドライブ25に送る。これにより、
LCD26には、日時及び時刻が表示される。
【0026】メモリ17は、通常の携帯電話機に必要と
される各種情報の他に、後述する本発明にかかる情報入
力方法、辞書検索方法を実現するためのアプリケーショ
ンプログラム、予測候補検索や仮名漢字変換に用いる辞
書(後述する標準辞書や状況依存辞書)データや、スケ
ジュール帳データ、電話番号帳を含むアドレス帳データ
等を記憶する。CPU13は、上記メモリ17に記憶さ
れたソフトウェアに従って後述する各種の処理を行う。
なお、上記メモリ17は記憶保持動作が不要で書換可能
なメモリとすることが望ましく、またメモリ17はCP
U13のワークエリアとしても使用される。
【0027】位置検出部22は、当該携帯電話機1の現
在位置を検出する。なお、当該位置検出部22による位
置検出の手段としては、例えばいわゆるGPS(Global
Positioning System)受信器による位置検出や、PH
Sの基地局位置に基づく位置検出などを適用することが
できる。この位置検出部22にて検出された位置情報
は、CPU13に送られ、後述する辞書変更の際に用い
られる。
【0028】ジョグダイヤル回転・オン/オフ検出部3
9は、ジョグダイヤル40の回転或いは押下の状態を検
出し、その状態変化に応じた信号をCPU13に送信す
る。ジョグダイヤル40及びジョグダイヤル回転・オン
/オフ検出部39の詳細については後述する。
【0029】スロット42は、スティック状或いはカー
ド状のメモリ媒体43が挿入可能となされている。メモ
リ媒体43から読み取られたデータはインターフェイス
部41を介してCPU13やメモリ17等に送られ、ま
た、CPU13やメモリ17等から送られてきたデータ
はインターフェイス部41を介してメモり媒体43に書
き込むことも可能である。メモリ媒体43の詳細につい
ては後述する。
【0030】CPU13は、当該携帯電話機1の内部の
各構成要素全体の制御を行う機能を有すると共に、後述
の学習、予測候補検索、仮名漢字変換処理を実行する学
習機能部14、予測候補検索機能部15、仮名漢字変換
機能部16をも有している。当該CPU13の本発明に
かかる詳細な処理動作等については後述する。なお、本
実施の形態では、学習機能部14、予測候補検索機能部
15、仮名漢字変換機能部16をPU13の機能の一つ
とした例を説明するが、これら学習機能部14、予測候
補検索機能部15、仮名漢字変換機能部16を別のチッ
プ上に形成することも可能である。
【0031】図2には、本実施の形態の携帯電話機1の
概略的な外観を示す。
【0032】この図2において、本実施の形態の携帯電
話機1は、筐体44内に前記図1に示した回路部等が配
置されてなり、当該筐体44の正面で且つ通常人の耳が
当てられる部分には前記スピーカ36が、同じく筐体4
4の正面で且つ通話時に人の口に近くなる部分には前記
マイクロホン38が配されている。スピーカ36とマイ
クロホン38の間で且つ筐体中央部より上側には前記L
CD26が配され、中央部より下側には前記キー入力部
29の各キーが配列されている。
【0033】また、図2の例の携帯電話機1には、筐体
44の正面でかつ略々中央に前記ジョグダイヤル40が
配されている。なお、図2に示したジョグダイヤル40
の配置位置は一例であり、この位置に限定されるもので
はないが、望ましくは例えば片手の親指等にて操作し易
い位置に配置される。
【0034】さらに、本実施の形態の携帯電話機1に
は、図2及び図3に示すように、筐体44の例えば左側
面の所定の位置に、前記メモリ媒体43が挿入接続され
る前記ソケット42が設けられている。このソケット4
2には、メモリ媒体43が挿入される挿入排出口42d
と、メモリ媒体43が挿入されたときに当該メモリ媒体
43を外部衝撃から保護するための突起部42cと、挿
入されたメモリ媒体43を取り出すためのイジェクトボ
タン42bと、イジェクトボタン42bが押されて電気
的な接続が解除された状態のメモリ媒体43を指でつま
んで取り出す際に取り出し易くするための切り欠き部4
2aとが設けられている。なお、図2に示したソケット
42の配置位置は一例であり、この位置に限定されるも
のではないが、望ましくは例えば当該携帯電話機1を持
った場合に邪魔にならず、且つ、メモリ媒体43の挿入
や取り出しが容易な位置に配置される。
【0035】その他、本実施の形態の携帯電話機1の筐
体44には、例えばアンテナ11、受信時や充電時に発
光するLED(発光ダイオード)、バッテリー収納部
等、キー入力部29に含まれるメール送信ボタン45、
文字確定キー47等も設けられるが、これらは一般的な
携帯電話機に備えられるものと同様であるため、それら
の説明については省略する。
【0036】図4〜図5には、上記メモリ媒体43の一
例として、スティック状(板ガム状)のメモリ媒体の外
観を示す。なお、図4は当該メモリ媒体43の正面を、
図5はメモリ媒体43の裏面を、図6はメモリ媒体の右
側面を表している。
【0037】これら図4〜図5に示すように、メモリ媒
体43には、切り欠き部130が設けられており、当該
メモリ媒体43は、この切り欠き部130の方向から前
記スロット前記携帯電話機1のスロット42の挿入排出
口42dに挿入される。
【0038】また、メモリ媒体43には、携帯電話機1
のスロット42内に設けられている接続端子と接続され
る端子部137と、データの書き込みを禁止する際の書
き込み禁止ロック138とが設けられている。
【0039】図7には、上記ジョグダイヤル40及びジ
ョグダイヤル回転・オン/オフ検出部39の詳細な構成
を示す。
【0040】ジョグダイヤル40は、ローラ202の図
中一点鎖線207で示す部分より上側が、前記携帯電話
機1の筐体44の表面より突出するように配置される。
当該ローラ202は、例えば人の指で回転可能になされ
ており、弾性軸201に取り付けられて配置されてい
る。この弾性軸201は、弾性を備えた部材により形成
され、したがって、ローラ202が例えば人力により図
中矢印M1に示す方向に押下された場合には、その押圧
力により下側に変位可能となされ、また、その押下力が
解除された場合には、元の状態に復帰(上側に変位)可
能となされている。さらに、この弾性軸201の例えば
一方の先端部には、ロータリーエンコーダ208の円盤
203が取り付けられている。
【0041】当該ロータリーエンコーダ208には、上
記円盤203の円周上に設けられたスリット部分を、1
対の発光ダイオードとフォトディテクタが挟み込むよう
に配置された検出器204も備えている。したがって、
上記円盤203が回転すると、上記発光ダイオードから
出射された光が上記スリット部分を通過してフォトディ
テクタ上に入射する状態と、光が遮られることによって
上記フォトディテクタ上に入射しない状態が交互に発生
することになる。ロータリーエンコーダ208は、上記
円盤208の回転に応じて上記スリットを通過した光を
上記フォトディテクタが光電変換することにより生成さ
れた受光信号を、ジョグダイヤル回転・オン/オフ検出
部39の回転量及び回転速度検出部210と回転方向検
出部211に送る。
【0042】ジョグダイヤル回転・オン/オフ検出部3
9の回転量及び回転速度検出部210では、上記検出器
104から供給された受光信号により、円盤203の図
中矢印R2に示す回転に伴って上記発光ダイオードとフ
ォトディテクタの光路上を幾つのスリットが通過した
か、及び、上記発光ダイオードとフォトディテクタの光
路上を単位時間当たりに幾つのスリットが通過したかを
計測することにより、上記円盤203の回転量及び回転
速度、すなわち上記ローラ202の図中矢印R1に示す
回転量及び回転速度を検出する。この回転量及び回転速
度の検出信号は、前記CPU13に送られる。
【0043】一方、ジョグダイヤル回転・オン/オフ検
出部39の回転方向検出部211では、上記検出器10
4から供給された信号により、円盤203の回転方向、
すなわち上記ローラ202の回転方向を検出する。な
お、当該回転方向の検出は、例えば上記検出器204の
発光ダイオードとフォトディテクタを90度の位相差を
持たせて配置しておき、この場合の上記受光信号がサイ
ン波或いはコサイン波の何れから入力されたかを上記回
転方向検出部211で判別することにより行う。この回
転方向判別信号は、前記CPU13に送られる。
【0044】また、上記ジョグダイヤル40のローラ2
02の下には、接触板205が当該ローラ202下部と
接触した状態で配置され、さらにこの接触板205はス
イッチ部206に摺動軸109を介して取り付けられて
いる。スイッチ部206は摺動軸109の図中矢印M2
に示す上下動によりオン/オフ(下に動いたときオン、
上に動いたときオフ)すると共に、摺動軸109の押下
力が解除された場合には当該摺動軸109を上に押し戻
すバネ機構も備えている。したがって、上記ジョグダイ
ヤル40においては、上記ローラ202が図中矢印M1
方向に押下されるとそれに伴って上記摺動軸109が図
中矢印M2の下方向に押し下げられ、スイッチ部206
がオンする。逆に、上記ローラ202への図中矢印M1
方向への押下力が解除されると、それに伴って上記摺動
軸109が図中矢印M2の上方向に押し挙げられれ、ス
イッチ部206がオフする。このスイッチ部206のオ
ン/オフ信号は、ジョグダイヤル回転・オン/オフ検出
部39のオンオフ検出部212に送られる。
【0045】当該ジョグダイヤル回転・オン/オフ検出
部39のオンオフ検出部212は、上記スイッチ部20
6からのオン/オフ信号により、上記ジョグダイヤル4
0のローラ202が例えば人力により押下されたか否か
を検出する。当該ジョグダイヤル40のオン/オフ検出
信号は、前記CPU13に送られる。
【0046】これにより、CPU13は、上記ジョグダ
イヤル回転・オン/オフ検出部39からの各検出信号を
受け取り、当該携帯電話機1の使用者によるジョグダイ
ヤル40の操作状態を知ることができる。
【0047】上述したような構成からなる本発明実施の
形態の携帯電話機1は、通常の通話の他に、いわゆる電
子メールの作成、送受信機能も備えており、特に、電子
メールの文章を作成する際に、本発明にかかる情報入力
方法や辞書検索方法が適用される。以下、本実施の形態
の携帯電話機1において、本発明にかかる情報入力方法
や辞書検索方法を適用する場合の基本的な考え方につい
て以下に説明する。
【0048】既存の携帯電話機において、電子メール等
のような文章作成時には、文章を構成する各文字の入力
にかなり多くの操作が必要である。すなわち、従来例の
技術で述べたように、テンキーを操作することにより、
作成したい文章を構成する1文字づつ順次選択及び確定
してゆき、さらに仮名漢字変換等するような非常に煩雑
な操作が必要となっている。
【0049】これに対し、例えば入力したい文字列等に
関する部分的な情報、例えば入力したい文字列内の先頭
の文字や当該文字列内に含まれるいくつかの文字(例え
ば飛び飛びの文字でもよい)等を検索条件として文字や
単語,文節(以下、これらをまとめて単語と呼ぶことに
する。)の複数の候補を挙げ、これら候補の中から必要
な単語を選択してゆき、得られた単語をつなげるように
すれば、上記作成したい文章を構成する全ての文字を順
次選択及び確定し更に仮名漢字変換するような操作を行
わなくても、入力したい文章を作成することが可能とな
る。
【0050】このため、本実施の形態の携帯電話機1で
は、従来の携帯電話機による文章作成操作とは異なる、
以下のような少なくとも6つの方針を採用することによ
り、高速な文字入力を実現している。
【0051】第1の方針として、単純な操作で検索条件
を与えるようにする。
【0052】第2の方針として、検索条件の変化に伴っ
て、候補として挙げられる単語の集合を予測して動的に
変化させて検索(以下、予測候補検索と呼ぶ)及び表示
し、それらを選択の対象とする。
【0053】第3の方針として、検索結果として表示さ
れた複数の候補の中から、目的の単語を選択して確定
(以下、予測候補検索変換と呼ぶ)する。
【0054】第4の方針として、予測候補検索の際に
は、単語等の入力個所直前の既に確定した文字列や単語
の一般的出現頻度、分脈(コンテクスト)等から、単語
の出現しやすさを予測(計算)し、その予測の結果、単
語として選択される確立の高い順に候補を表示する。
【0055】第5の方針として、上述した予測候補検索
変換と、連文節変換や単純変換などの仮名漢字変換とを
適応的にリンクさせ、文章入力操作を軽減すると共に、
仮名漢字変換操作になれたユーザに違和感を与えないよ
うにする。
【0056】第6の方針として、予測候補検索の際に用
いる候補単語の辞書を、携帯電話機の使用時間、使用場
所、使用者、コンテクスト、アプリケーション等に応じ
て任意或いは動的に変更する。
【0057】このような6個の方針を実現するために
は、具体的には以下のような手法を採用する。
【0058】上記検索条件の指定では、例えばキー入力
部29のテンキーを使用して、入力したい文章の文字列
の読みの一部を検索条件として指定する。すなわち、入
力したい単語の読み全てではなく、例えば先頭の1文字
のみ、或いは先頭から順番に幾つかの各文字のみ、若し
くは先頭から飛び飛びに幾つかの各文字のみに対応する
文字を、テンキーにて選択入力することにより、入力し
たい単語を検索するための検索条件を指定する。
【0059】上記候補単語の検索及び表示とそれらの選
択では、上記入力文字列の読みの一部が指定された瞬間
に、当該読みで始まる候補単語の集合を提示し、選択の
対象とする。すなわち、上記入力したい単語を検索する
ための検索条件(上記読み)が指定されると、当該検索
条件(読み)に応じた複数の単語を候補として表示す
る。ただし、上記検索条件の指定が変更された場合は、
即座に候補単語の表示も変更する。また、候補単語の検
索の際には、予め用意した文例を用いることにより、単
語入力個所の直前の既に確定した文字列から入力単語を
予測して優先的に提示する。例えば直前の既に確定した
文字列が「よろしく」で終わっているときに、テンキー
により「お」という読みを指定した場合は、「お願い」
という単語を優先的に候補とする。この候補単語の検索
時に、上記検索条件(読み)とマッチする文例が存在し
ないときは、使用頻度の高い単語や最近選択した単語の
中で読みにマッチするものを候補単語として優先的に提
示する。また、検索条件にマッチする単語が存在しない
ときは後述する曖昧検索を行って検索条件に近い単語を
候補として提示する。このようにして得られた複数の候
補単語が、上記入力したい単語を選ぶ際の選択対象とな
る。なお、このときの候補単語の集合はLCD26の表
示画面内の所定の位置(例えば下部等)に表示する。
【0060】上述したような6つの方針及びその具体的
手法に基づいて、図1の携帯電話機1にて例えば電子メ
ールの文章を入力する場合の具体的な様子を、以下の図
8〜図18に示す。
【0061】ここでは、例えば「こんにちは今日は天気
がとても良く秋らしく気持ち良い日です。山へ紅葉を見
に行きましょう。」という日本語の文章を入力する場合
の具体例を図8〜図18を用いて説明する。なお、図8
〜図18には、前記図1の内部構成を有する図2の携帯
電話機1を正面から見た図を示している。また、各図に
おいては、説明に用いる指示符号のみ記載し、他の指示
符号は省略している。
【0062】先ず、本実施の形態の携帯電話機1におい
て、電子メールに関連する操作を行う場合、LCD26
の表示画面上には、図8に示すような電子メールに関連
する初期メニュー画面が表示される。本実施の形態の携
帯電話機1の場合、電子メールに関連する初期メニュー
画面には、例えば「1 メール受信簿」、「2 メール
送信簿」、「3 新規メール作成」の各メニュー項目が
表示される。ここで、各メニュー項目のうち、反転表示
されているメニュー項目は、所望のメニュー項目として
選択される候補となっていることを表しており、この状
態で例えば所定のキーを押下すると、当該反転表示され
ているメニュー項目の選択が確定する。また、メニュー
項目の選択が確定していないときに、例えば前記ジョグ
ダイヤル40を上方向(LCD側)或いは下方向(テン
キー側)に回転させると、各メニュー項目の反転表示が
上側或いは下側のメニュー項目上に移る。これにより、
上記表示されているメニュー項目のうち所望のメニュー
項目を選択の候補とすることができる。この図8の例で
は、電子メールの文章を新たに作成することを使用者が
望んでいるため、「3 新規メール作成」のメニュー項
目を反転表示させた状態で上記ジョグダイヤル40を押
下して、当該「3 新規メール作成」のメニュー項目の
選択を確定する。
【0063】上記「3 新規メール作成」のメニュー項
目の選択が確定すると、LCD26の表示画面は、図9
に示すように文字入力待ち状態の画面となる。図9の例
の文字入力待ち状態の画面は、上下2分割され、上半分
が入力表示領域26a、下半分が候補表示領域26bと
なされる。文字或いは単語を入力する位置を示すカーソ
ル46は、上記上半分の表示領域26a上に表示され
る。なお、図9の例では、初期のカーソル位置を日本語
の横書き文章に対応させて上記入力表示領域26aの左
上位置としたが、これは一例であり、例えば縦書き文章
の場合には右上を初期のカーソル位置とすることも可能
である。
【0064】この文字入力待ち状態の画面が表示されて
いる状態で、所望のテンキーを押して文字を入力する
と、上記文字表示領域26aの前記カーソル46上に
は、当該テンキーによる入力文字が表示される。図10
には、「か行」が割り当てられている「2」のキーを5
回押して、「こ」の文字を表示させた場合の画面例を表
している。
【0065】ここで、上記「こ」の文字の入力がなされ
ると、上記候補表示領域26bには、当該「こ」の文字
を検索条件として、「こ」で始まる複数の候補単語の集
合が表示される。図10には、上記候補表示領域26b
に表示される、上記「こ」で始まる複数の候補単語とし
て、出現頻度が高いものから順に例えば「こ」、「こ
の」、「これから」、「このような」、「高度」、「今
後」、「困難」、「効果的」、「異なる」、「高速」、
「今後」等が表示され、これら各候補単語が例えば4行
分に分けられて表示されている例を示している。なお、
上記候補表示領域26bに表示される候補単語は、検索
条件である「こ」に対応する複数の候補単語の一部であ
り、上記候補表示領域26bの最も下の行の行末の「今
後」の候補単語以降にも多数の候補単語が続いている。
これは上記候補表示領域26bとして限られた表示面積
しか確保できないためである。
【0066】上記図10の候補表示領域26b上に表示
されている上記各候補単語のうち、反転表示されている
候補単語は、上記カーソル46位置に入力する単語の確
定候補となっていることを表しており、この状態で例え
ば前記文字確定キー47を押下すると、当該反転表示さ
れている候補単語が、カーソル46位置の確定単語とな
る。
【0067】また、候補単語が確定していないときに、
例えば前記ジョグダイヤル40を上方向(LCD側)或
いは下方向(テンキー側)に回転させると、上記候補単
語の反転表示がその行内では左側或いは右側の候補単語
上に移り、また、行末の候補単語が反転表示していると
きにジョグダイヤル40を下方向に回転させるとその下
の行の先頭の候補単語に反転表示が移り、また、行頭の
候補単語が反転表示しているときにジョグダイヤル40
を上方向に回転させるとその上の行の行末の候補単語に
反転表示が移る。さらに、上記ジョグダイヤル40(ロ
ーラ202)を押下してスイッチ部(206)をオンに
させると、上記候補表示領域26bに表示されていた候
補単語群は、次の候補単語群に切り替わる。
【0068】以上により、上記候補表示領域26bに表
示される候補単語のうち所望の候補単語を確定単語の候
補とすることができる。この図10の例は、未だ候補単
語を確定していない状態である。
【0069】次に、図10のように入力表示領域26a
のカーソル46上に「こ」の文字が表示され、未だ候補
単語を確定していない状態で、例えば「わ、を、ん」が
割り当てられている「0」のキーを3回押して、「ん」
の文字を入力すると、図11に示すように、入力表示領
域26aのカーソル46上には「こん」の文字が表示さ
れる。当該「こん」の文字が入力されると、上記候補表
示領域26bには、当該「こん」の文字を検索条件とし
て、「こん」で始まる複数の候補単語の集合が表示され
る。図11には、上記候補表示領域26bに表示され
る、上記「こん」で始まる複数の候補単語として、出現
頻度が高いものから順に例えば「こん」、「困難」、
「今後」、「今回」、「こんにちは」、「今日は」、
「今夜」、「紺」、「こんばんは」、「今度」等が表示
され、これら各候補単語が図10の例と同様に例えば4
行分に分けられて表示される。なお、この場合の上記候
補表示領域26bに表示される候補単語も、上記検索条
件である「こん」に対応する複数の候補単語の一部であ
り、例えば上記ジョグダイヤル40を押下してスイッチ
部をオンにさせれば、次の候補単語群を表示させること
ができる。
【0070】ここで、例えば前記ジョグダイヤル40を
上方向(LCD側)或いは下方向(テンキー側)に回転
させ、上記図11の候補表示領域26b上に表示されて
いる上記各候補単語のうち例えば「こんにちは」の候補
単語を反転表示させ、さらにこの状態で文字確定キー4
7を押下すると、当該反転表示されている候補単語であ
る「こんにちは」がカーソル46位置の確定単語とな
る。
【0071】図12には、上記「こんにちは」が確定単
語となり、入力表示領域26a上に表示されたときの状
態を示している。この図12に示すように、「こんにち
は」の単語が確定すると、カーソル46は、当該「こん
にちは」の最後の文字「は」の左側に移動する。これに
より、当該カーソル46上に新たな文字の入力待ち状態
となる。
【0072】さらに、このときの候補表示領域26bに
は、入力表示領域26a上で直前に確定した「こんにち
は」の単語を検索条件として、「こんにちは」の次に来
るであろうと思われる複数の候補単語の集合が表示され
る。図12には、候補表示領域26aに、上記直前の確
定単語である「こんにちは」に続く複数の候補単語とし
て出現頻度が高いものから順に、例えば「こ」、「高
度」、「以下の」、「現在」、「今日」、「天気」、
「常に」、「非常に」、「どう」、「いかが」、「ど
の」、「、」等が表示され、これら各候補単語が前述同
様に4行分に分けられて表示された例を示している。
【0073】この状態で、前記ジョグダイヤル40を回
転させ、上記図12の候補表示領域26b上に表示され
ている各候補単語のうち例えば「今日」の候補単語を反
転表示させ、さらに文字確定キー47を押下すると、当
該反転表示されている候補単語である「今日」が、カー
ソル46位置の確定単語となる。
【0074】次に、同様な操作を繰り返し、例えば「こ
んにちは今日は天気が」までの文章を入力したときのL
CD26の表示状態を、図13に示す。この図13に示
すように、「こんにちは今日は天気が」までの文章が確
定すると、カーソル46は、当該「こんにちは今日は天
気が」の最後の単語「天気が」の左側に移動する。これ
により、当該カーソル46上に新たな文字の入力待ち状
態となる。
【0075】このときの候補表示領域26bには、入力
表示領域26a上で直前に確定した「天気が」の単語を
検索条件として、「天気が」の次に来るであろうと思わ
れる複数の候補単語の集合が表示される。図13には、
候補表示領域26aに、上記直前の確定単語である「天
気が」に続く複数の候補単語として出現頻度が高いもの
から順に、例えば「とても」、「よい」、「良い」、
「よく」、「大変」、「すごく」、「悪い」、「悪
く」、「結構」、「たいへん」、「、」等が表示され、
これら各候補単語が前述同様に4行分に分けられて表示
された例を示している。
【0076】この状態で、前記ジョグダイヤル40を回
転させ、上記図13の候補表示領域26b上に表示され
ている各候補単語のうち例えば「とても」の候補単語を
反転表示させ、さらに文字確定キー47を押下すると、
当該反転表示されている候補単語である「とても」が、
カーソル46位置の確定単語となる。
【0077】次に、同様な操作を繰り返し、例えば「こ
んにちは今日は天気がとても良く」までの文章が確定
し、当該「こんにちは今日は天気がとても良く」の最後
の単語「良く」の左側にカーソル46が移動して新たな
入力待ち状態となった時に、さらに「あ行」が割り当て
られている「1」のキーを1回押して、「あ」の文字を
表示させた場合、LCD26の画面は、図14に示すよ
うになる。
【0078】この図14のように、「こんにちは今日は
天気がとても良く」までの文章が確定し、さらに「あ」
の文字を入力すると、上記候補表示領域26bには、当
該「こんにちは今日は天気がとても良く」に続く「あ」
の文字を検索条件として、「あ」で始まる複数の候補単
語の集合が表示される。図14には、上記候補表示領域
26bに表示される、上記「あ」で始まる複数の候補単
語として、出現頻度が高いものから順に例えば「あ」、
「暑い」、「暑く」、「秋」、「あたたかい」、「暖か
い」、「あたたかく」、「暖かく」、「あの」、
「愛」、「あした」等が表示され、これら各候補単語が
前述同様に例えば4行分に分けられて表示される。
【0079】ここで、例えば前記ジョグダイヤル40を
回転させ、図15に示すように、上記候補表示領域26
b上に表示されている上記各候補単語のうち例えば
「秋」の候補単語を反転表示させ、さらにこの状態で文
字確定キー47を押下すると、当該反転表示されている
候補単語である「秋」が、カーソル46位置の確定単語
となる。
【0080】次に、同様な操作を繰り返し、例えば「こ
んにちは今日は天気がとても良く秋らしく気持ちよい日
です。」までの文章が確定したとする。なお、このよう
に長い文章の場合、限られた表示面積の入力表示領域2
6aに全てを表示できないため、先頭に近い行から順に
上に移動する(入力表示領域26a上に表示されなくな
る)ことになる。図16には、上記「こんにちは今日は
天気がとても良く秋らしく気持ちよい日です。」まで確
定し、その最後の「。」の左側にカーソル46が移動し
て新たな入力待ち状態となった状態を示している。
【0081】上述した手順により、「こんにちは今日は
天気がとても良く秋らしく気持ちよい日です。」という
文字列を確定することができる。
【0082】以上のようなことから、本実施の形態の携
帯電話機1によれば、電子メール等の文章を作成する場
合に、従来の携帯電話に比べて、非常に少ない操作数で
簡単且つ高速に作成することができる。なお、本実施の
形態では、変換操作(平仮名−漢字変換等)が必要な日
本語の文章を作成する例を挙げたが、英語やフランス
語、ドイツ語等のように変換操作が必要無い言語の文章
入力においても適用できるのみならず、文章作成を上述
同様に少ない操作で簡単且つ高速に作成することができ
る。特に本発明によれば、英単語等を前述したような複
数の候補単語の中からの選択によって入力するため、通
常の英語等の文章入力には必ず必要になっているスペル
チェックが、殆ど不要になると予想される。
【0083】ここまでの例では、単語を個々に確定して
文章を作成する例を挙げて説明したが、本実施の形態の
携帯電話機1では、連文節変換と上述した予測候補検索
変換とを適応的にリンクさせることも可能である。図1
7には、図16の文章が確定した後に、さらにテンキー
29を順次操作することにより、例えば「やまへこうよ
うをみにいきましょう」の各文字を入力し、それら各文
字を確定していない状態(反転表示の状態)の表示例を
示す。
【0084】このときの候補表示領域26bには、入力
表示領域26a上に入力された未確定の文字列である
「やまへこうようをみにいきましょう」を連文節変換し
た場合の候補単語(候補文節)の集合が表示される。図
17には、候補表示領域26aに、上記「やまへこうよ
うをみにいきましょう」を連文節変換した場合の候補単
語である「山へ紅葉を見に行きましょう」、「山へ黄葉
を見に行きましょう」等が表示され、これら各候補単語
が前述同様に4行分に分けられて表示される。
【0085】ここで、例えばジョグダイヤル40を回転
させ、図17に示すように、上記候補表示領域26b上
に表示されている上記候補単語のうち例えば「山へ紅葉
を見に行きましょう」の候補単語を反転表示させ、さら
にこの状態で文字確定キー47を押下すると、当該反転
表示されている候補単語である「山へ紅葉を見に行きま
しょう」が、カーソル46位置の確定単語(連文節変換
文章)となる。図18には、上記「山へ紅葉を見に行き
ましょう」が確定した状態のLCD26の表示例を示
す。
【0086】また、本実施の形態の携帯電話機1では、
単純変換と上述の予測候補検索変換とを適応的にリンク
させることも可能である。図19には、テンキー29を
順次操作することにより、例えば「こん」の各文字を入
力し、未だ単語が確定していない状態(反転表示の状
態)の表示例を示す。
【0087】このときの候補表示領域26bには、入力
表示領域26a上に入力された未確定の文字列である
「こん」を単純変換した場合の候補単語の集合が表示さ
れる。図19には、候補表示領域26aに、上記「こ
ん」を単純変換した場合の候補単語である「こん」、
「紺」、「根」、「今」、「婚」、「混」、「近」、
「金」、・・・等が表示され、これら各候補単語が前述
同様に4行分に分けられて表示される。
【0088】ここで、例えばジョグダイヤル40を回転
させ、所望の候補単語を反転表示させ、文字確定キー4
7を押下すると、当該反転表示されている候補単語が確
定することになる。
【0089】上述したように、本実施の形態の携帯電話
機1では、図9から図16を用いて説明したように、未
確定の入力文字や直前に確定した単語から予測した複数
の候補単語の中から所望の単語を選択する予測候補検索
変換と、図17及び図18を用いて説明したような連文
節変換や図19を用いて説明したような単純変換のよう
な仮名漢字変換の全てに対応し、それら変換手法を適応
的にリンクさせること、すなわち予測候補検索機能部1
5と仮名漢字変換機能部16を同時に動作させること
で、文章入力操作を軽減すると共に、仮名漢字変換操作
になれたユーザに違和感を与えないようにしている。
【0090】図20には、上述の予測候補検索変換と仮
名漢字変換のリンクの様子を示している。なお、この図
20では例えば「本日は晴天なり」という文章を作成す
る場合に、予測候補検索と仮名漢字変換がどのようにか
かわって変換が行われる様子を示している。また、図中
のSPは例えばジョグダイヤル40を回転させることに
よる候補単語の選択操作を表し、図中RETは例えばジ
ョグダイヤル40を押下(ジョグプッシュ)することに
よる次の候補単語群への表示切替操作を表している。
【0091】この図20において、例えば「ほ」の文字
が入力され、当該「ほ」が検索条件として設定される
と、最初の表示画面には、図中V1に示すように、予測
候補検索による「他」、「本」、「方法」などの候補単
語が表示される。
【0092】次に、例えば「ん」の文字が入力され、先
の「ほ」と共に「ほん」が検索条件として設定される
と、表示画面には、図中V2に示すように、予測候補検
索による「本」、「本当」、「本田」などの候補単語が
表示される。
【0093】次に、例えば「じ」の文字が入力され、先
の「ほん」と共に「ほんじ」が検索条件として設定され
ると、表示画面には、図中V3に示すように、予測候補
検索による「本日」、「本事件」などの候補単語が表示
される。
【0094】次に、例えば「つ」の文字が入力され、先
の「ほんじ」と共に「ほんじつ」が検索条件として設定
されると、表示画面には、図中V4に示すように、予測
候補検索変換と仮名漢字変換による「本日」の候補単語
が表示される。
【0095】次に、例えば「は」の文字が入力され、先
の「ほんじつ」と共に「ほんじつは」が検索条件として
設定されると、表示画面には、図中V5に示すように、
予測候補検索変換と仮名漢字変換による「本日は」、
「本実は」の候補単語が表示される。
【0096】次に、例えば「せ」の文字が入力され、先
の「ほんじつは」と共に「ほんじつはせ」が検索条件と
して設定されると、表示画面には、図中V6に示すよう
に、予測候補検索変換と仮名漢字変換による「本日長
谷」、「本実は背」の候補単語が表示される。
【0097】次に、例えば「い」の文字が入力され、先
の「ほんじつはせ」と共に「ほんじつはせい」が検索条
件として設定されると、表示画面には、図中V7に示す
ように、予測候補検索変換と仮名漢字変換による「本日
派生」、「本実は性」の候補単語が表示される。
【0098】次に、例えば「て」の文字が入力され、先
の「ほんじつはせい」と共に「ほんじつはせいて」が検
索条件として設定されると、表示画面には、図中V8に
示すように、予測候補検索変換と仮名漢字変換による
「本日は急いて」、「本実は急いて」の候補単語が表示
される。
【0099】次に、例えば「ん」の文字が入力され、先
の「ほんじつはせいて」と共に「ほんじつはせいてん」
が検索条件として設定されると、表示画面には、図中V
9に示すように、予測候補検索変換と仮名漢字変換によ
る「本日は晴天」、「本実長谷移転」の候補単語が表示
される。
【0100】また、図中V5の表示がなされている時
に、例えばジョグダイヤル40を回転(ジョグ回転S
P)させると、図中V10、V11に示すように、一番
目の候補単語である「本日は」から順に選択されていく
ことになる。さらに図中V10の表示がなされ、文字確
定キー47により「本日は」が確定され、その後例えば
「せ」の文字が入力されると、表示画面には、図中V1
2に示すように、予測候補検索変換による「晴天」、
「先生」、「設定」の候補単語が表示される。図中V1
2の表示がなされている時に、ジョグプッシュRETを
行うと、図中V13に示すように候補単語が次の候補単
語に順次切り替わってゆき、その後例えば「せ」の候補
単語が確定されると、表示画面は図中V14のようにな
る。また、図中V12の表示がなされている時に、ジョ
グ回転SPを行うと、図中V15に示すように、一番目
の候補単語である「晴天」が選択されることになる。
【0101】一方、図中V9の表示がなされているとき
に、例えばジョグ回転SPを行うと、図中V16に示す
ように、一番目の候補単語である「本日は晴天」が選択
される。さらに、図中V16の表示がなされている時
に、ジョグプッシュRETを行うと、図中V17に示す
ように候補単語が次の候補単語に順次切り替わってゆ
き、その後例えば「晴天」の候補単語が確定されると、
表示画面は図中V18のようになる。また、図中V17
の表示がなされている時に、ジョグ回転SPを行うと、
図中V19に示すように一番目の候補単語である「急い
てん」が選択される。
【0102】また、、図中V16の表示がなされている
ときに、例えば「な」の文字が入力されると、表示画面
には、図中V20に示すように、予測候補検索変換によ
る「なり」、「なるほど」、「など」の候補単語が表示
される。この状態で例えばジョグ回転SPを行うと、図
中V21に示すように、一番目の候補単語である「な
り」が選択される。さらに、ジョグプッシュRETを行
うと、図中V22に示すように候補単語が次の候補単語
に順次切り替わる。
【0103】ところで、上述したような本発明実施の形
態にかかる情報入力手法を効果的に実現するためには、
前記メモリ20の標準辞書及び状況依存辞書として、質
の良い単語辞書と文例辞書とが必要となる。
【0104】例えば上述した日本語入力の本実施の形態
で使用した単語辞書としては、例えば図21に示すよう
な型式のものが考えられる。この図21に示す型式の単
語辞書は、図中左側に第1要素としての読み(候補単語
の読み)と、図中右側に第2の要素としての候補単語と
からなるリスト構造になっている。
【0105】また、本実施の形態で使用した日本語入力
用の文例辞書としては、例えば図22に示すような型式
のものが考えられる。この図22に示す型式の文例辞書
は、図中左側に検索条件として確定した文字列を示す第
1要素と、図中中央に第2要素としての候補単語の読み
と、図中右側に第3要素としての候補単語と、からなる
リスト構造になっている。すなわち、図22に示す文例
辞書では、第2要素の文字列が入力個所直前の文字列に
マッチする場合において、図中左側に示す第1要素の検
索条件(読み)が指定されたときに図中右側に示す第3
要素の文字列を候補単語として確定することを意味して
いる。
【0106】本実施の形態においては、検索条件に応じ
て候補単語の検索を行う場合、これら図21や図22に
示したような辞書の先頭から順番にマッチング操作を行
うだけで、前述した検索方針を実現することが可能にな
る。
【0107】また、これら図21及び図22に示す辞書
は、前記CPU13の学習機能部14により、以前に作
成したことのある文章を検索し易い構造になっている。
すなわち、文書作成時に選択した単語や文例は、これら
辞書の先頭に追加されるようになされているため、次回
の検索の際には当該先頭に追加された単語や文例が優先
的に候補単語として表示されるようになり、例えば直前
に入力した文章に似た文章をもう一度入力するようなこ
とが容易になっている。
【0108】なお、例えば22000語の単語辞書を使
用した場合、「最初の1文字の読みの選択+候補表示領
域上の候補単語の選択」によって例えば471個の候補
単語を選択でき、「最初の2文字の読みの選択+候補表
示領域上の候補単語の選択」では例えば8611個の候
補単語を選択できる。ここで、前述したように、候補表
示領域に例えば10個の候補単語を表示させるようにし
た場合において、上記合計471個の候補単語のうち、
前記例文にて選択したい候補単語が、上記「最初の1文
字の読みの選択+候補表示領域上の候補単語の選択」を
行うことで上記候補表示領域上に出現する確率は44%
であり、また、上記合計8611個の候補単語のうち、
前記例文にて選択したい候補単語が上記「最初の2文字
の読みの選択+候補表示領域上の候補単語の選択」を行
うことで上記候補表示領域上に出現する確率は85%で
あった。さらに、「最初の3文字の読みの選択+候補表
示領域上の候補単語の選択」を行うようにすると、前記
例文にて選択したい候補単語が上記候補表示領域上に出
現する確率は97%以上になる。このように、本実施の
形態における候補単語の予測候補検索処理によれば、読
みを1〜2文字指定するだけで、文章入力時に必要とす
る殆どの候補単語が選択できることになる。
【0109】ただし、これら出現頻度の確率は、前述し
たような既に確定した文字列から最も出現頻度の高い候
補単語を予測する予測候補検索を使用しない場合の計算
である。実際には、当該予測候補検索が機能することに
より上記必要とする候補単語の出現頻度は更に高くな
り、このため前述の例のように検索条件としての読みを
全く指定しなくても、単語を入力できることが多くな
る。
【0110】また、本実施の形態においては、携帯電話
機の使用時間、使用場所、使用者、コンテクスト、アプ
リケーション等の使用状況に応じて、異なる辞書を用い
ることができ、これにより更に効果的な文章入力を行う
ことが可能となされている。
【0111】すなわち、現在広く使われている仮名漢字
変換システムでは、全てのユーザに共通な標準辞書(メ
モリ17の標準辞書格納領域20に格納された標準辞
書)に加え、ユーザ毎に異なる単語を登録可能な、いわ
ゆる「ユーザ辞書」が使われるのが普通になっている。
当該「ユーザ辞書」の使用は、仮名漢字変換システムを
色々なユーザに適応させるための非常に有効な技法であ
る。このように、ユーザにより任意の単語を登録可能な
「ユーザ辞書」の使用が、文章入力に有効であるのと同
じように、さらに他の各種の状況に依存して異なる辞書
を使うようにすれば、それぞれの状況において最も適当
な変換が行われることになり、便利であると考えられ
る。
【0112】そこで、本実施の形態では、前記標準辞
書、ユーザ辞書に加えて、新たにユーザの状況に応じて
適応的に変更可能な状況依存辞書をメモリ17に格納
(状況依存辞書格納領域21に格納)することにより、
ユーザの状況において最適な予測候補変換を実現可能と
している。
【0113】ここで、上記状況としては、例えばアプリ
ケーションプログラム、入力テキストの位置(入力コン
テクスト)、場所、時間、使用者の指向などが考えられ
る。
【0114】上記アプリケーションプログラム依存辞書
の使用例として、使用するアプリケーション毎に異なる
辞書を用意しておき、それらの辞書を優先して使用す
る。例えば、スケジュール帳のアプリケーションには、
「会議」、「打ち合わせ」などの単語を含む辞書を優先
的に使用し、アドレス帳のアプリケーションでは地名辞
書などを優先的に使用することにすれば、スケジュール
帳で「k」を入力すると「会議」が予測され、アドレス
帳で「k」を入力すれば「神奈川県」などが予測される
ようになる。本実施の形態の携帯電話機1では、図1に
示すように、予測候補検索機能部15において、使用中
のアプリケーションプログラムを元に、メモリ17から
上記アプリケーション依存辞書を使用して候補単語の予
測候補検索を行う。なお、アプリケーション依存辞書の
実装手法としては、例えばユーザが使用中のアプリケー
ションの種類毎に異なる辞書に切り換えるという手法が
考えられる。例えば、アプリケーションの種類毎に異な
る辞書を前記メモリ媒体43に用意しておき、使用中の
アプリケーションに応じた辞書を格納したメモリ媒体4
3を使用することにより、異なる機器(携帯電話機)の
同種のアプリケーションにおいて同じような辞書を使う
ことができるようになる。また、各アプリケーションが
辞書を保持するという方式も考えられる。この方式の場
合、アプリケーションで使用すべき文字列が自動的にア
プリケーションにより指定されることになるので便利で
ある。さらに、データパケットとしてサーバ等から送信
されたアプリケーション依存辞書を受信して使用するよ
うな方式も考えられる。この方式の場合、常に最新のア
プリケーション依存辞書を使用できるというメリットが
ある。
【0115】上記入力コンテクスト依存辞書の使用例と
して、例えば名前辞書等を用意しておき、例えば行頭に
「To:」という文字列がある行では名前辞書を優先的
に使用する。これにより、例えば宛先が入力し易くな
る。本実施の形態の携帯電話機1では、図1に示すよう
に、予測候補検索機能部15において、入力コンテクス
トを元に、メモリ17から上記入力コンテクスト依存辞
書を使用して候補単語の予測候補検索を行う。当該入力
コンテクスト依存辞書の実装手法としては、上述のアプ
リケーション依存辞書の場合と同様に、メモリ媒体43
を介して入力コンテクスト依存辞書を切り換えたり、デ
ータパケットとしてサーバ等から送信された辞書を切り
換えてしようするような方式が考えられる。
【0116】上記場所依存辞書の使用例として、地名辞
書を用意しておき、現在地に対応した地名辞書を優先的
に使用する。これにより、付近の地名を簡単に入力する
ことが可能となる。例えば、渋谷駅で「u」と入力する
と「宇田川町」が候補となるが、東京駅で「u」と入力
すると「上野」が候補となる。なお、地名の辞書の場合
は、例えば県,群,市,町,村,番地の順で階層構造を
形成しておけば、候補単語としての地名を容易に検索及
び指定できるようになる。このように、場所依存辞書を
使用可能とするために、本実施の形態の携帯電話機1に
は、図1に示すように位置検出部22が設けられてお
り、当該位置検出部22にて検出した位置情報に基づい
て、予測候補検索機能部15では、メモリ17から場所
依存辞書を使用して候補単語を予測候補検索する。な
お、場所依存辞書の実装方法としては、携帯電話機1の
位置検出部22により現在位置を把握することにより、
使う辞書を切り換えるという手法を採用する。また、現
在位置の周辺にいるユーザの電子機器等からその位置近
辺に関連する辞書データを受け取ったり、或いは、現在
位置近辺に設けられた辞書サーバから辞書データを受け
取るような手法も考えられる。この場合、どのような場
所でも、最も関連の深い候補単語を予測できるという利
点がある。なお、当該場所依存辞書の場合においても、
メモリ媒体43を介して入力場所依存辞書を切り換えた
り、データパケットとしてサーバ等から送信された辞書
を切り換えてしようするような方式が考えられる。
【0117】上記時間依存辞書の使用例として、同じユ
ーザであっても、また同じ場所であっても、時間により
使われる言葉が変わる可能性があるため、例えば時間に
応じて異なった辞書を用意しておく。例えば夜になれば
「帰宅」、「宴会」、「夕食」といった単語が良く使わ
れると考えられるため、時間によって異なる辞書を使用
すると効果的である。本実施の形態の携帯電話機1で
は、図1に示すように、予測候補検索機能部15におい
て、時計部30からの時間情報を元に、メモリ17から
上記時間依存辞書を使用して候補単語の予測候補検索を
行う。なお、当該時間依存辞書の場合においても、メモ
リ媒体43を介して辞書を切り換えたり、データパケッ
トとしてサーバ等から送信された辞書を切り換えてしよ
うするような方式が考えられる。
【0118】使用者依存辞書の使用例として、使用者の
年齢、性別、職業、学年等に応じた辞書を用意してお
き、その使用者に対応した辞書を優先的に使用する。こ
れにより、使用者の年齢や性別、職業、学年等により使
用される特有の言葉等を簡単に入力することが可能とな
る。本実施の形態の携帯電話機1では、図1に示すよう
に、予測候補検索機能部15において、メモリ17から
上記使用者依存辞書を使用して候補単語の予測候補検索
を行う。なお、当該使用者依存の場合においても、メモ
リ媒体43を介して辞書を切り換えたり、データパケッ
トとしてサーバ等から送信された辞書を切り換えてしよ
うするような方式が考えられる。
【0119】また、上述した実施の形態において、上記
検索条件として指定した読みで始まる候補単語が少ない
或いは無い場合、本実施の形態の携帯電話機ではいわゆ
る曖昧検索を行うようにする。すなわち例えば日本語の
入力を行う場合において、検索条件として例えば「て
け」という読みを指定した場合、当該「てけ」で始まる
単語は殆どないので、「て」と「け」を検索条件として
用いた曖昧検索を行うようにする。この曖昧検索によ
り、候補単語として例えば「電総研」などの単語を表示
することが可能となる。また、英語入力の場合には、例
えば、「p」と「t」と「p」と「s」とを指定するだ
けで「Pithecanthropus」のような単語
を入力できるようになる。
【0120】ここで、上記英語入力の場合を例に挙げ
て、上記曖昧検索による正しい候補単語の検索の様子を
説明する。
【0121】本実施の形態の文章入力手法では、曖昧検
索を高速に行うため、単語辞書では2種類の正規表現認
識アルゴリズムを併用している。例えば「ab ca」
の文字列を検索する場合、この「ab ca」の文字列
パターンを認識するための状態遷移機械は図23のよう
に表現できる。なお、「*」はどのような入力文字であ
っても良いことを表している。この図23の状態遷移機
械では、初期状態S0は入力文字「a」により次の状態
S1に遷移し、状態S1は入力文字「b」により状態S
2に遷移し、状態S2は入力文字*により遷移せずに入
力文字「c」により状態S3に遷移し、状態S3は入力
文字「a」により状態Aに遷移する。この状態Aは最終
状態或いは受理状態と呼び、入力文字列「ab ca」
を受理したか否かを示す。入力文字「a」や「b」や
「*」や「c」や「a」が与えられないとき各状態S
0,S1,S2,S3,Aは消滅する。
【0122】この図23のように表現される状態遷移機
械は、図24のように状態数を増やすことにより、ミス
マッチ(誤字/脱字/誤挿入)を許す機械に拡張するこ
とができる。すなわち図24中の状態A0はミスマッチ
を許さない受理状態で、状態A1は1文字誤りを、状態
A2は文字誤りを許す受理状態である。
【0123】なお、上記曖昧検索の手法として、例えば
シフト演算を用いてパターンマッチングを行う手法は文
献(Ricardo A. Baeza-Yates and Gaston H. Gonnet. A
newapproach to text searching. Communications of
the ACM, Vol. 35, No. 10,pp. 74-82, October 1992.
や、Sun Wu and Udi Manber. Agrep - a fast approxim
ate pattern - matching tool. In Proceedings of USE
NIX Technical Conference, pp. 153-162, San Francis
co, CA, January 1992.等)において記載されており、
またハードウェアによる実現も文献(山田八郎,高橋恒
介,平田雅規,永井肇.あいまい検索が可能な文字列検
索LSI.日経エレクトロニクス,No.422, pp. 165-18
1, 1987.6.1.)に記載されており、さらに本件の発明者
においても既に論文(情報処理学会、January 1996 .pp
13〜23)等にて開示しているので、ここでは詳細な説明
を省略する。また、上記曖昧検索においては、文字列の
先頭文字を入力するのではなく、当該文字列内の任意の
幾つかの文字を、この文字列内で登場する順番にて入力
することによって候補単語の検索を行うことも可能であ
る。
【0124】次に、前記図1の構成において、上述した
ような具体的な文章入力を実現するための当該図1の構
成における処理の流れを、以下の図25〜図29のフロ
ーチャートを用いて説明する。これらフローチャートの
処理は、前記学習機能部14、予測候補検索機能部1
5、仮名漢字変換機能部16としての機能を備えたCP
U13が各部を制御すると共にデータ処理を行うことに
より実現されるものである。なお、各機能部14〜16
の機能をアプリケーションプログラムとしてメモリ17
に記憶しておき、そのアプリケーションプログラムに基
づいてCPU13が動作する場合であってもよい。な
お、図25及び図26には、図1の構成を有する携帯電
話機1における文字入力処理の全体の流れを示してい
る。なお、図25と図26は本来1つの図面に表すべき
ものであるが、紙面の都合で分割して表している。ま
た、図27は、上記文字入力処理のフローチャート内の
予測候補検索処理の具体的な流れを示している。
【0125】先ず、図25において、ステップST1で
は、前記検索条件として入力したい文字列の先頭文字の
読みの入力が行われる。すなわち、前述したようにテン
キーによる検索条件の指定のための先頭の文字の読みの
入力が行われる。
【0126】当該先頭文字の読みの入力が行われると、
前記CPU13は、ステップST2として、この入力文
字のデータを図1のメモリ17内に設けられているバッ
ファへ格納すると共に、ステップST3として、メモリ
17内に設けられている候補単語の集合を格納するため
のバッファ(以下、候補集合バッファと呼ぶ)をクリア
する。なお、上記入力文字のデータを格納するためのバ
ッファは、検索条件として指定される文字列が格納され
るバッファである。当該検索条件は、1文字のみならず
2以上の文字列から構成されるものであり、候補単語の
選択が行われるまでは確定しないものであるため、本実
施の形態では当該検索条件として指定される文字列を格
納するバッファを未確定文字列バッファと呼ぶことにし
ている。
【0127】次に、CPU13は、ステップST4とし
て、前記単語辞書の中から上記未確定文字列バッファに
格納された文字(或いは文字列)を、先頭の文字(或い
は文字列)として有する候補単語の検索を行う。なお、
このように、先頭の文字(或いは文字列)をキーワード
にして行う検索を前方一致検索と呼ぶ。CPU13は、
ステップST5として、上記ステップST4での単語辞
書の前方一致検索により得られた候補単語を、上記候補
集合バッファへ格納する。
【0128】このとき、CPU13は、ステップST6
にて、上記検索された候補単語の数が所定のN個より少
ないか否かの判断を行う。このN個は、前述したように
候補表示領域26bに表示可能な候補単語の個数に対応
している。当該ステップST6の判断において、候補単
語の数が上記N個以上であると判定したとき(ノーと判
定したとき)は後述するステップST9の処理に進み、
候補単語の数が上記N個より少ないと判定したとき(イ
エスと判定しとき)はステップST7の処理に進む。
【0129】ステップST7では、上記検索された候補
単語の数が上記候補表示領域26bに表示可能な数Nよ
りも未だに少ないため、さらに単語辞書の中から候補単
語の検索を行う。このときの検索は、前記曖昧検索を行
う。なお、この曖昧検索により検索される候補単語の個
数は、先に検索されている候補単語と合わせて上記候補
表示領域26bに表示可能な個数になる数とすることが
できる。当該ステップST7の曖昧検索の後、CPU1
3は、ステップST8として、これら得られた検索結果
(候補単語の集合)を前記候補集合バッファに追加し、
さらにステップST9として、上記候補集合バッファに
格納した候補単語の集合を読み出して前記候補表示領域
26b上に表示する。
【0130】また、このときのCPU13は、ステップ
ST10として追加文字の入力が有るか否か、すなわち
新たにテンキーの操作により検索条件として追加される
1つの文字(読み)の入力がなされたか否かの判定を行
う。このステップST10にて追加文字の入力があった
とき(イエスと判定されたとき)には、ステップST2
の処理に戻り、先に未確定文字列バッファに格納されて
いる文字(或いは文字列)に上記追加された文字を追加
し、未確定文字列バッファに格納する。その後は、当該
未確定文字列バッファに格納された文字列を検索条件と
して、前記同様にステップST3からステップST10
までの処理を行う。当該ステップST10にて更に追加
文字の入力がある時にも同様である。
【0131】上記ステップST10にて追加文字の入力
がないと判定したとき、CPU13は、ステップST1
1にて前記ジョグダイヤル40の回転や文字確定キー4
7の押下による候補単語の確定が終了したか否か、すな
わち前記候補表示領域26b上に表示された候補単語群
の中から候補単語の選択がなされたか否かの判定を行
う。このステップST11にて候補単語が確定していな
いとき(ノーと判定したとき)はステップST10の処
理に戻り、候補単語が確定したとき(イエスと判定した
とき)はステップST12の処理に進む。
【0132】CPU13は、上記候補単語が確定したの
で、次の文字入力のための処理に移行するために、ステ
ップST12として前記未確定文字列バッファをクリア
し、次に図26のステップST21以降の処理を行う。
このとき、前述した図25のフローチャート処理によっ
て既に少なくとも1つの単語の入力が確定しているの
で、この図26のステップST21の処理では、既に確
定した単語(文字列)に基づいて、当該確定した単語の
次に来るべき候補単語(例えば前記最も出現頻度の高い
候補単語)を予測する予測候補検索を行う。上記予測候
補検索によって候補単語の集合が得られると、CPU1
3は、次のステップST22として、これら候補単語の
集合を前記候補表示領域26bに表示する。
【0133】このときのCPU13は、ステップST2
3として追加文字の入力が有るか否か、すなわち新たな
テンキー操作により検索条件として追加される1つの文
字の入力がなされたか否かの判定を行う。
【0134】このステップST23にて追加文字の入力
があったとき(イエスと判定されたとき)には、ステッ
プST27にて当該新たに追加された文字を前記未確定
文字列バッファに格納されている文字(或いは文字列)
に追加し、未確定文字列バッファに格納する。その後
は、当該未確定文字列バッファに格納された文字列を検
索条件として、前記同様にステップST21からステッ
プST23までの処理を行う。当該ステップST23に
て更に追加文字の入力がある時にも同様である。
【0135】上記ステップST23にて追加文字の入力
がないと判定したとき、CPU13は、ステップST2
4にて候補単語の確定が終了したか否か、すなわち前記
ジョグダイヤル40の回転や文字確定キー47の押下に
より、上記候補表示領域26bに表示されている候補単
語群の中から所望の候補単語が選択がなされたか否かの
判定を行う。このステップST24にて候補単語が確定
していないとき(ノーと判定したとき)はステップST
23の処理に戻り、候補単語が確定したとき(イエスと
判定したとき)はステップST25の処理に進む。
【0136】CPU1は、このステップST25にて前
記未確定文字列バッファをクリアすると、次にステップ
ST26に進む。このステップST26に進むと、CP
U1は、一つの文章の入力が終了したか否かの判断を行
う。ステップST26にて入力が終了していないと判断
したとき(ノーと判断したとき)はステップST21以
降の処理に戻り、ステップST26にて入力が終了した
と判断するまで、ステップST21からステップST2
6までの処理を繰り返す。ステップST26にて入力が
終了したと判断したとき(イエスと判断したとき)は、
文字入力処理を終了する。
【0137】次に、前記図26のフローチャートのステ
ップST21における予測候補検索処理の流れを図27
のフローチャートを用いて説明する。
【0138】この図27において、CPU13は、先ず
ステップST61として前記候補集合バッファをクリア
し、次にステップST62として例文辞書(状況依存辞
書)の検索を行う。上記例文辞書の検索を行った後のC
PU13は、当該検索により得られた候補単語を前記候
補集合バッファに格納(既に候補単語が格納されている
ときには追加)する。
【0139】このとき、CPU13は、ステップST6
4にて、上記検索された候補単語の数が前記所定のN個
より少ないか否かの判断を行う。当該ステップST64
の判断において、候補単語の数が上記N個以上であると
判定したときは、当該予測候補検索処理を終了し、候補
単語の数が上記N個より少ないと判定したときはステッ
プST65の処理に進む。
【0140】CPU13は、上記ステップST65の処
理に進むと、前記単語辞書の前方一致検索を行い、次に
ステップST66として当該検索により得られた候補単
語を前記候補集合バッファへ格納する。
【0141】その後、CPU13は、ステップST67
にて上記検索された候補単語の数が前記所定のN個より
少ないか否かの判断を再度行う。当該ステップST67
の判断において、候補単語の数が上記N個以上であると
判定したときは、当該予測候補検索処理を終了し、候補
単語の数が上記N個より少ないと判定したときはステッ
プST68の処理に進む。
【0142】CPU13は、上記ステップST68の処
理に進むと、前記単語辞書の曖昧検索を行い、次にステ
ップST69として当該検索により得られた候補単語を
前記候補集合バッファへ格納し、これにより当該予測候
補検索処理を終了する。
【0143】以上、本実施の形態の携帯電話機1によ
り、例えば電子メールの文章を作成する例を挙げたが、
本実施の形態の予測候補検索変換は、例えば内部メモリ
17のアドレス帳格納領域19内に登録されている電話
帳の検索時や、スケジュール帳格納領域18に書き込ま
れているスケジュールデータの検索などにも使用可能と
なっている。
【0144】図28〜図32を用いて、上記電話帳の予
測候補検索を行う場合の動作を説明する。
【0145】本実施の形態の携帯電話機1において、電
話をかけようとする場合は、例えば受信待ち状態となっ
ているときに、所望のテンキーを押して数字を入力す
る。ここで、例えば「0」のキーを入力すると、前記候
補表示領域26bには、この数字の「0」を検索条件と
して、「0」で始まる複数の候補電話番号(及びその相
手先名)の集合が表示される。図28には、上記候補表
示領域26bに表示される、上記「0」で始まる複数の
候補電話番号として、出現頻度が高いものから順に例え
ば「0354481234 増井」、「0354480
001 会社」、「07077871234 PHS」
などの各候補電話番号が例えば4件分に分けられて表示
されている例を示している。なお、上記候補表示領域2
6bに表示される候補電話番号は、検索条件である
「0」に対応する複数の候補電話番号の一部である。
【0146】上記図28の候補表示領域26b上に表示
されている上記各候補電話番号のうち、反転表示されて
いる候補電話番号は、上記カーソル46位置以降に入力
する電話番号の確定候補となっていることを表してお
り、この状態で例えば受話キー48を押下すると、当該
反転表示されている候補電話番号が確定電話番号とな
る。
【0147】また、候補電話番号が確定していないとき
に、例えば前記ジョグダイヤル40を回転させると、上
記候補電話番号の反転表示が、その次の候補電話番号上
に順次移動する。さらに、上記ジョグダイヤル40を押
下してスイッチ部をオン(ジョグプッシュ)すると、上
記候補表示領域26bに表示されていた候補電話番号群
は、次の候補電話番号群に切り替わる。
【0148】以上により、上記候補表示領域26bに表
示される候補電話番号のうち所望の候補電話番号を確定
電話番号することができる。この図28の例は、未だ候
補単語を確定していない状態である。
【0149】次に、図28のように入力表示領域26a
のカーソル46上に「0」の数字が表示され、未だ候補
電話番号を確定していない状態で、例えば「3」のキー
を押すと、図29に示すように、入力表示領域26aの
カーソル46上には「03」の数字が表示される。当該
「03」の文字が入力されると、上記候補表示領域26
bには、当該「03」の数字を検索条件として、「0
3」で始まる複数の候補電話番号の集合が表示される。
図29には、上記候補表示領域26bに表示される、上
記「03」で始まる複数の候補電話番号として、出現頻
度が高いものから順に表示される。
【0150】次に、図29のように入力表示領域26a
のカーソル46上に「03」の数字が表示され、未だ候
補電話番号を確定していない状態で、例えば「5」のキ
ーを押すと、図30に示すように、入力表示領域26a
のカーソル46上には「035」の数字が表示される。
当該「035」の文字が入力されると、上記候補表示領
域26bには、当該「035」の数字を検索条件とし
て、「035」で始まる複数の候補電話番号の集合が表
示される。図30には、上記候補表示領域26bに表示
される、上記「035」で始まる複数の候補電話番号と
して、出現頻度が高いものから順に表示される。
【0151】ここで、例えば前記ジョグダイヤル40を
回転させ、図31に示すように、候補表示領域26b上
に表示されている上記各候補電話番号のうち例えば「0
355980001 桜井」の候補電話番号を反転表示
させ、さらにこの状態で受話キー48を押下すると、図
32に示すように、当該反転表示されている候補電話番
号である「0355980001」が入力表示領域26
に表示されて電話の接続が開始される。なお、このよう
に接続が開始されると、候補表示領域26b上の候補電
話番号の表示は消され、例えば「接続中・・・」が表示
される。
【0152】なお、図28〜図32の例では、電話番号
の先頭の数字から順に入力して予測候補検索を行う例を
挙げたが、前述した曖昧検索手法を適用することによ
り、電話番号の後ろから、或いは飛び飛びに幾つかの数
字を入力したりする場合でも、候補電話番号の検索が可
能である。
【0153】次に、図33には、前記状況依存辞書をデ
ータパケットにより配信センター52のサーバから受け
取る場合の構成例を示す。
【0154】図33において、本実施の形態の携帯電話
機1は、基地局51との間で通話或いはデータパケット
の送受信を行い、基地局51は電話局51と接続されて
いる。
【0155】電話局50は、専用又は公衆回線53を介
して配信センター52に接続されている。
【0156】配信センター52は、前述した状況依存辞
書データを保存及び配信するサーバを備えており、例え
ば携帯電話機1からの要求に応じた所望の状況依存辞書
データを配信する。
【0157】これにより、本実施の形態の携帯電話機1
では、例えば前記メモリ媒体43を用いた状況依存辞書
の変更だけでなく、さらに複数種類の状況に適応した予
測候補変換が可能となる。
【0158】この図33の説明では、配信センター52
から状況依存辞書データのみを配信する例を挙げたが、
もちろん状況依存辞書データだけでなく最新の標準辞書
をも配信することも可能であり、さらに、これら辞書デ
ータだけでなく、前述した本発明にかかる情報入力方
法、辞書検索方法を実現するためのアプリケーションプ
ログラムそのものを配信することも可能である。
【0159】以上説明したようなことから、本実施の形
態によれば、設置可能なキー数に制限がある電子機器に
おいて、複数の文字や各種の情報の入力操作の労力を軽
減可能となっている。
【0160】本実施の形態では、携帯電話機1を例に挙
げているが、本発明はこれに限定されず、キー数に制限
のある全ての携帯端末等の電子機器に適用することが可
能である。
【0161】例えば、近年は、ディジタル衛星放送を受
信するIRD(Integrated Reciever Decoder)等から
なるセットトップボックスや、家庭用ゲーム機等におい
て、所定の通信回線と接続することにより、電子メール
の送受信やインターネットとの接続を可能とすることも
考えられているが、これらに付属するリモートコントロ
ーラ(リモートコマンダ)も一般にキー数に制限があ
り、当該リモートコントローラを使用した電子メール等
の文章作成は一般のフルキーボードを使用した場合に比
べて非常に煩雑となる。したがって、これらセットップ
ボックスや家庭用ゲーム機及びそのリモートコントロー
ラに本発明を適用すれば、文章作成が非常に容易とな
る。
【0162】なお、これらセットップボックスや家庭用
ゲーム機及びそのリモートコントローラに本発明を適用
する例の場合、ジョグダイヤルは、リモートコントロー
ラ側に配置し、前記標準辞書や状況依存辞書、予測候補
検索機能部、仮名漢字変換機能部、学習機能部、メモリ
媒体用のソケット等は、セットップボックスや家庭用ゲ
ーム機本体側に設けるようにすることも可能である。ま
た、この例の場合も状況依存辞書は、上記所定の通信回
線を介して前記配信センター等からダウンロードするよ
うなことが可能である。
【0163】この例における実際の使用形態は、セット
トップボックスや家庭用ゲーム機に接続されたモニタ上
に前記入力表示領域及び候補表示領域を表示させ、リモ
ートコントローラのキー操作により、検索条件を入力
し、候補表示領域上の候補単語の選択及び確定を行うよ
うなものとなる。また、この例の場合、上記モニタは前
記携帯電話機のLCDよりも表示面積が遥かに大きいた
め、入力表示領域及び候補表示領域には前述した例より
も多くの情報を表示することができ、文章作成も容易と
なる。
【0164】さらに、この例の場合も、前記図33のよ
うなネットワーク構成と同様に、配信センターのサーバ
から、セットトップボックスや家庭用ゲーム機に対し
て、状況依存辞書や標準辞書、前述した本発明にかかる
情報入力方法、辞書検索方法を実現するためのアプリケ
ーションプログラムそのものを配信することも可能であ
る。
【0165】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
携帯端末及びその情報入力方法、辞書検索装置及び方
法、媒体においては、入力された単位文字及び/又は既
に確定した文字列に基づいて、辞書から複数の単語及び
/又は文例を検索し、それら検索により得られた複数の
単語及び/又は文例の中から所望の単語及び/又は文例
を選択し、それら選択された単語及び/又は文例から確
定した文字列の情報を生成することにより、設置可能な
キー数に制限がある場合であっても、複数の文字や各種
の情報の入力操作の労力を軽減可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態の携帯電話機の概略回路構成
を示すブロック回路図である。
【図2】本発明実施の形態の携帯電話機の正面図であ
る。
【図3】図2の携帯電話機の左側面図である。
【図4】メモリ媒体の正面側から見た図である。
【図5】図4のメモリ媒体を裏面側から見た図である。
【図6】図4のメモリ媒体を右側面側から見た図であ
る。
【図7】ジョグダイヤル及びジョグダイヤル回転・オン
/オフ検出部の詳細な構成を示す図である。
【図8】本実施の形態の携帯電話機において、電子メー
ルに関連する操作を行う場合の初期メニュー画面の説明
に用いる図である。
【図9】本実施の形態の携帯電話機における文字入力待
ち状態の画面の説明に用いる図である。
【図10】入力表示領域に「こ」の検索条件を入力し、
候補表示領域に「こ」の検索条件に応じた候補単語が表
示された例の説明に用いる図である。
【図11】入力表示領域に「こん」の検索条件を入力
し、候補表示領域に「こん」の検索条件に応じた候補単
語が表示された例の説明に用いる図である。
【図12】入力表示領域に「こんにちは」の検索条件を
入力し、候補表示領域に「こんにちは」に続く候補単語
が表示された例の説明に用いる図である。
【図13】入力表示領域に「こんにちは今日は天気が」
の検索条件を入力し、候補表示領域に「こんにちは今日
は天気が」に続く候補単語が表示された例の説明に用い
る図である。
【図14】入力表示領域に「あ」の検索条件を入力し、
候補表示領域に「あ」の検索条件に応じた候補単語が表
示された例の説明に用いる図である。
【図15】「あ」の検索条件に応じた候補単語から
「秋」を選択する様子の説明に用いる図である。
【図16】1文章の作成が完了した状態の説明に用いる
図である。
【図17】連文節変換の説明に用いる図である。
【図18】連文節変換による1文章の作成が完了した状
態の説明に用いる図である。
【図19】単純変換の説明に用いる図である。
【図20】予測候補検索と仮名漢字変換のリンクの説明
に用いる図である。
【図21】本発明実施の形態にて用いる単語辞書の形式
説明に用いる図である。
【図22】本発明実施の形態にて用いる文例辞書の形式
説明に用いる図である。
【図23】曖昧検索の説明に用いる状態遷移機械の基本
構成を示す図である。
【図24】曖昧検索の説明に用いる状態遷移機械を拡張
した構成を示す図である。
【図25】本発明実施の形態における文字入力処理の前
半部を示すフローチャートである。
【図26】本発明実施の形態における文字入力処理の後
半部を示すフローチャートである。
【図27】予測候補検索処理のフローチャートである。
【図28】本実施の形態の携帯電話機において電話番号
の予測候補検索を行う場合に、入力表示領域に「0」の
検索条件を入力し、候補表示領域に「0」の検索条件に
応じた候補電話番号が表示された例の説明に用いる図で
ある。
【図29】入力表示領域に「03」の検索条件を入力
し、候補表示領域に「03」の検索条件に応じた候補電
話番号が表示された例の説明に用いる図である。
【図30】入力表示領域に「035」の検索条件を入力
し、候補表示領域に「035」の検索条件に応じた候補
電話番号が表示された例の説明に用いる図である。
【図31】候補表示領域に表示された候補電話番号から
所望の電話番号を選択する様子の説明に用いる図であ
る。
【図32】所望の電話番号を選択した後の接続中を示す
状態の説明に用いる図である。
【図33】状況依存辞書をデータパケットにより配信セ
ンターのサーバから受け取る場合の構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 携帯電話機、 13 CPU、 14 学習機能
部、 15 予測候補検索機能部、 16 仮名漢字変
換機能部、 17 メモリ、 18 スケジュール帳格
納領域、 19 アドレス帳格納領域、 20 標準辞
書格納領域、 21 状況依存辞書格納領域、 22
位置検出部、 26 LCD 29 キー入力部、 3
0 時計部、 39 ジョグダイヤル回転・オン/オフ
検出部、40 ジョグダイヤル、 43 メモリ媒体、
26a 入力表示領域、 26b 候補表示領域
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03M 11/04 G06F 17/21 580A G06F 3/023 340 H04M 1/02 C 17/21 580 1/23 Z H04M 1/02 1/247 1/23 G06F 3/023 310L 1/247 (72)発明者 桜井 修 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B009 ME17 5B020 AA04 AA07 BB02 CC12 FF17 FF23 FF53 FF56 5E501 AB03 AC23 AC33 BA05 CA04 CB02 EA03 EA12 EB05 EB19 FA13 FA23 5K023 AA07 BB11 DD06 GG04 GG08 HH01 HH07 MM00 MM25 PP02 PP12 5K027 AA11 BB02 EE01 FF01 FF22 MM04 MM17

Claims (88)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも文字を表示可能な表示手段
    と、 少なくとも複数の単語及び複数の文例からなる辞書情報
    を格納する辞書格納手段と、 少なくとも単位文字を入力するための入力手段と、 上記入力手段からの入力及び/又は既に確定した文字列
    に基づいて、上記表示手段に表示する複数の単語及び/
    又は文例を上記辞書格納手段から検索する検索手段と、 回転操作に応じて、上記検索手段により検索されて上記
    表示手段に表示された複数の単語及び/又は文例の中か
    ら所望の単語及び/又は文例を選択する選択手段と、 上記選択手段により選択された単語及び/又は文例か
    ら、確定した文字列の情報を生成する文字列生成手段
    と、 少なくとも文字列の情報を送受信可能な送受信手段とを
    有することを特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】 上記入力手段により入力された仮名文字
    列を、漢字を含む文字列に変換する仮名漢字変換手段を
    備えることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 【請求項3】 上記検索手段による上記辞書格納手段の
    検索と上記仮名漢字変換手段による仮名漢字変換とを適
    応的にリンクさせるリンク手段を備えることを特徴とす
    る請求項2記載の携帯端末。
  4. 【請求項4】 上記辞書格納手段は、複数の異なる辞書
    を格納し、 上記検索手段は、上記検索時に、上記辞書格納手段に格
    納されている複数の異なる辞書を状況に応じて切り替え
    て使用することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  5. 【請求項5】 日時を検出する検出手段と、位置を検出
    する検出手段と、使用アプリケーションを検出する検出
    手段と、使用者の指向を検出する検出手段と、入力され
    た文脈を検出する検出手段の何れか1つ若しくは組み合
    わせを備え、 上記検索手段は、上記検索時に、上記辞書格納手段に格
    納されている複数の異なる辞書を、上記検出手段の検出
    結果に応じて切り替えて使用することを特徴とする請求
    項4記載の携帯端末。
  6. 【請求項6】 上記辞書格納手段は、上記格納する辞書
    情報を更新及び/又は追加可能であることを特徴とする
    請求項1記載の携帯端末。
  7. 【請求項7】 記録媒体及び/又は伝送媒体を介して上
    記辞書情報を取得する辞書情報取得手段を備えることを
    特徴とする請求項6記載の携帯端末。
  8. 【請求項8】 上記検索手段は、上記入力手段から入力
    された単位文字を先頭の文字として有する複数の単語及
    び/又は文例を、上記辞書格納手段から検索することを
    特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  9. 【請求項9】 上記検索手段は、上記入力手段から入力
    された単位文字を先頭の文字として有する複数の単語及
    び/又は文例のうち、出現頻度の高い単語及び/又は文
    例から順に検索することを特徴とする請求項8記載の携
    帯端末。
  10. 【請求項10】 上記検索手段は、上記入力手段から入
    力された単位文字を先頭の文字として有する複数の単語
    及び/又は文例のうち、時間的に近い過去に選択された
    単語から順に検索することを特徴とする請求項8記載の
    携帯端末。
  11. 【請求項11】 上記検索手段は、上記入力手段から入
    力された複数の単位文字をそれぞれ構成要素として含む
    複数の単語を、上記辞書格納手段から検索することを特
    徴とする請求項1記載の携帯端末。
  12. 【請求項12】 上記検索手段は、上記入力手段から順
    番に入力された複数の単位文字を当該入力順でそれぞれ
    構成要素として含む複数の単語を検索することを特徴と
    する請求項11記載の携帯端末。
  13. 【請求項13】 上記検索手段は、上記入力手段から入
    力された複数の単位文字を構成要素として含む複数の単
    語のうち、出現頻度の高い単語から順に検索することを
    特徴とする請求項11記載の携帯端末。
  14. 【請求項14】 上記検索手段は、上記入力手段から入
    力された複数の単位文字を構成要素として含む複数の単
    語のうち、時間的に近い過去に選択された単語から順に
    検索することを特徴とする請求項11記載の携帯端末。
  15. 【請求項15】 上記検索手段は、上記既に確定した文
    字列に続いて出現する複数の単語及び/又は文例を予測
    して検索することを特徴とする請求項1記載の携帯端
    末。
  16. 【請求項16】 上記検索手段は、上記既に確定した文
    字列に続いて出現する頻度の高い単語から順に複数の単
    語を予測して検索することを特徴とする請求項15記載
    の携帯端末。
  17. 【請求項17】 上記検索手段は、上記予測して検索さ
    れる複数の単語のうち、時間的に近い過去に選択された
    単語から順に検索することを特徴とする請求項15記載
    の携帯端末。
  18. 【請求項18】 少なくとも文字を表示可能な表示手段
    と、 少なくとも複数の単語及び複数の文例からなる辞書情報
    を格納する辞書格納手段と、 少なくとも単位文字を入力するための入力手段と、 上記入力手段からの入力及び/又は既に確定した文字列
    に基づいて、上記表示手段に表示する複数の単語及び/
    又は文例を上記辞書格納手段から検索する検索手段と、 上記検索手段により検索されて上記表示手段に表示され
    た複数の単語及び/又は文例の中から所望の単語及び/
    又は文例を選択する選択手段と、 上記入力手段から入力された仮名文字列を漢字を含む文
    字列に変換する仮名漢字変換手段と、 上記選択手段により選択された単語及び/又は文例と上
    記仮名漢字変換手段により変換された文字列とから、確
    定した文字列の情報を生成する文字列生成手段と、 少なくとも文字列の情報を送受信可能な送受信手段とを
    有することを特徴とする携帯端末。
  19. 【請求項19】 上記選択手段は、回転操作に応じて、
    上記検索手段により検索されて上記表示手段に表示され
    た複数の単語及び/又は文例の中から所望の単語を選択
    することを特徴とする請求項18記載の携帯端末。
  20. 【請求項20】 上記検索手段による上記辞書格納手段
    の検索と上記仮名漢字変換手段による仮名漢字変換とを
    適応的にリンクさせるリンク手段を備えることを特徴と
    する請求項18記載の携帯端末。
  21. 【請求項21】 上記辞書格納手段は、複数の異なる辞
    書を格納し、 上記検索手段は、上記検索時に、上記辞書格納手段に格
    納されている複数の異なる辞書を状況に応じて切り替え
    て使用することを特徴とする請求項18記載の携帯端
    末。
  22. 【請求項22】 日時を検出する検出手段と、位置を検
    出する検出手段と、使用アプリケーションを検出する検
    出手段と、使用者の指向を検出する検出手段と、入力さ
    れた文脈を検出する検出手段の何れか1つ若しくは組み
    合わせを備え、 上記検索手段は、上記検索時に、上記辞書格納手段に格
    納されている複数の異なる辞書を、上記検出手段の検出
    結果に応じて切り替えて使用することを特徴とする請求
    項21記載の携帯端末。
  23. 【請求項23】 上記辞書格納手段は、上記格納する辞
    書情報を更新及び/又は追加可能であることを特徴とす
    る請求項18記載の携帯端末。
  24. 【請求項24】 記録媒体及び/又は伝送媒体を介して
    上記辞書情報を取得する辞書情報取得手段を備えること
    を特徴とする請求項23記載の携帯端末。
  25. 【請求項25】 上記検索手段は、上記入力手段から入
    力された単位文字を先頭の文字として有する複数の単語
    及び/又は文例を、上記辞書格納手段から検索すること
    を特徴とする請求項18記載の携帯端末。
  26. 【請求項26】 上記検索手段は、上記入力手段から入
    力された単位文字を先頭の文字として有する複数の単語
    及び/又は文例のうち、出現頻度の高い単語及び/又は
    文例から順に検索することを特徴とする請求項25記載
    の携帯端末。
  27. 【請求項27】 上記検索手段は、上記入力手段から入
    力された単位文字を先頭の文字として有する複数の単語
    及び/又は文例のうち、時間的に近い過去に選択された
    単語から順に検索することを特徴とする請求項25記載
    の携帯端末。
  28. 【請求項28】 上記検索手段は、上記入力手段から入
    力された複数の単位文字をそれぞれ構成要素として含む
    複数の単語を、上記辞書格納手段から検索することを特
    徴とする請求項18記載の携帯端末。
  29. 【請求項29】 上記検索手段は、上記入力手段から順
    番に入力された複数の単位文字を当該入力順でそれぞれ
    構成要素として含む複数の単語を検索することを特徴と
    する請求項28記載の携帯端末。
  30. 【請求項30】 上記検索手段は、上記入力手段から入
    力された複数の単位文字を構成要素として含む複数の単
    語のうち、出現頻度の高い単語から順に検索することを
    特徴とする請求項28記載の携帯端末。
  31. 【請求項31】 上記検索手段は、上記入力手段から入
    力された複数の単位文字を構成要素として含む複数の単
    語のうち、時間的に近い過去に選択された単語から順に
    検索することを特徴とする請求項28記載の携帯端末。
  32. 【請求項32】 上記検索手段は、上記既に確定した文
    字列に続いて出現する複数の単語及び/又は文例を予測
    して検索することを特徴とする請求項18記載の携帯端
    末。
  33. 【請求項33】 上記検索手段は、上記既に確定した文
    字列に続いて出現する頻度の高い単語から順に複数の単
    語を予測して検索することを特徴とする請求項32記載
    の携帯端末。
  34. 【請求項34】 上記検索手段は、上記予測して検索さ
    れる複数の単語のうち、時間的に近い過去に選択された
    単語から順に検索することを特徴とする請求項32記載
    の携帯端末。
  35. 【請求項35】 少なくとも文字を表示画面に表示する
    表示工程と、 少なくとも単位文字を入力するための入力工程と、 上記入力工程による入力及び/又は既に確定した文字列
    に基づいて、少なくとも複数の単語及び複数の文例から
    なる辞書情報を格納する辞書から上記表示画面に表示す
    る複数の単語及び/又は文例を検索する検索工程と、 回転操作に応じて、上記検索工程により検索されて上記
    表示画面に表示された複数の単語及び/又は文例の中か
    ら所望の単語及び/又は文例を選択する選択工程と、 上記選択工程により選択された単語及び/又は文例か
    ら、確定した文字列の情報を生成する文字列生成工程と
    を有することを特徴とする携帯端末の情報入力方法。
  36. 【請求項36】 上記入力工程により入力された仮名文
    字列を、漢字を含む文字列に変換する仮名漢字変換工程
    を備えることを特徴とする請求項35記載の携帯端末の
    情報入力方法。
  37. 【請求項37】 上記検索工程による上記辞書の検索と
    上記仮名漢字変換工程による仮名漢字変換とを適応的に
    リンクさせるリンク工程を備えることを特徴とする請求
    項36記載の携帯端末の情報入力方法。
  38. 【請求項38】 上記検索工程では、上記検索時に、複
    数の異なる辞書を状況に応じて切り替えて使用すること
    を特徴とする請求項35記載の携帯端末の情報入力方
    法。
  39. 【請求項39】 上記検索工程では、上記検索時に、上
    記複数の異なる辞書を、日時と、位置と、使用アプリケ
    ーションと、使用者の指向と、入力された文脈の何れか
    1つ若しくは組み合わせに応じて切り替えて使用するこ
    とを特徴とする請求項38記載の携帯端末の情報入力方
    法。
  40. 【請求項40】 上記辞書情報を更新及び/又は追加す
    ることを特徴とする請求項35記載の携帯端末の情報入
    力方法。
  41. 【請求項41】 記録媒体及び/又は伝送媒体を介して
    上記辞書情報を取得する辞書情報取得工程を備えること
    を特徴とする請求項40記載の携帯端末の情報入力方
    法。
  42. 【請求項42】 上記検索工程では、上記入力工程によ
    り入力された単位文字を先頭の文字として有する複数の
    単語及び/又は文例を、上記辞書から検索することを特
    徴とする請求項35記載の携帯端末の情報入力方法。
  43. 【請求項43】 上記検索工程では、上記入力工程によ
    り入力された単位文字を先頭の文字として有する複数の
    単語及び/又は文例のうち、出現頻度の高い単語及び/
    又は文例から順に検索することを特徴とする請求項42
    記載の携帯端末の情報入力方法。
  44. 【請求項44】 上記検索工程では、上記入力工程によ
    り入力された単位文字を先頭の文字として有する複数の
    単語及び/又は文例のうち、時間的に近い過去に選択さ
    れた単語から順に検索することを特徴とする請求項42
    記載の携帯端末の情報入力方法。
  45. 【請求項45】 上記検索工程では、上記入力工程によ
    り入力された複数の単位文字をそれぞれ構成要素として
    含む複数の単語を、上記辞書から検索することを特徴と
    する請求項35記載の携帯端末の情報入力方法。
  46. 【請求項46】 上記検索工程では、上記入力工程によ
    り順番に入力された複数の単位文字を当該入力順でそれ
    ぞれ構成要素として含む複数の単語を検索することを特
    徴とする請求項45記載の携帯端末の情報入力方法。
  47. 【請求項47】 上記検索工程では、上記入力工程によ
    り入力された複数の単位文字を構成要素として含む複数
    の単語のうち、出現頻度の高い単語から順に検索するこ
    とを特徴とする請求項45記載の携帯端末の情報入力方
    法。
  48. 【請求項48】 上記検索工程では、上記入力工程によ
    り入力された複数の単位文字を構成要素として含む複数
    の単語のうち、時間的に近い過去に選択された単語から
    順に検索することを特徴とする請求項45記載の携帯端
    末の情報入力方法。
  49. 【請求項49】 上記検索工程では、上記既に確定した
    文字列に続いて出現する複数の単語及び/又は文例を予
    測して検索することを特徴とする請求項35記載の携帯
    端末の情報入力方法。
  50. 【請求項50】 上記検索工程では、上記既に確定した
    文字列に続いて出現する頻度の高い単語から順に複数の
    単語を予測して検索することを特徴とする請求項49記
    載の携帯端末の情報入力方法。
  51. 【請求項51】 上記検索工程では、上記予測して検索
    される複数の単語のうち、時間的に近い過去に選択され
    た単語から順に検索することを特徴とする請求項49記
    載の携帯端末の情報入力方法。
  52. 【請求項52】 少なくとも文字を表示画面に表示する
    表示工程と、 少なくとも単位文字を入力するための入力工程と、 上記入力工程による入力及び/又は既に確定した文字列
    に基づいて、少なくとも複数の単語及び複数の文例から
    なる辞書情報を格納する辞書から上記表示画面に表示す
    る複数の単語及び/又は文例を検索する検索工程と、 上記検索工程により検索されて上記表示画面に表示され
    た複数の単語及び/又は文例の中から所望の単語及び/
    又は文例を選択する選択工程と、 上記入力工程により入力された仮名文字列を、漢字を含
    む文字列に変換する仮名漢字変換工程と、 上記選択工程により選択された単語及び/又は文例と上
    記仮名漢字変換工程により変換された文字列とから、確
    定した文字列の情報を生成する文字列生成工程とを有す
    ることを特徴とする携帯端末の情報入力方法。
  53. 【請求項53】 上記選択工程では、回転操作に応じ
    て、上記検索工程により検索されて上記表示画面に表示
    された複数の単語及び/又は文例の中から所望の単語を
    選択することを特徴とする請求項52記載の携帯端末の
    情報入力方法。
  54. 【請求項54】 上記検索工程による上記辞書の検索と
    上記仮名漢字変換高低による仮名漢字変換とを適応的に
    リンクさせるリンク工程を備えることを特徴とする請求
    項52記載の携帯端末の情報入力方法。。
  55. 【請求項55】 上記検索工程では、上記検索時に、複
    数の異なる辞書を状況に応じて切り替えて使用すること
    を特徴とする請求項52記載の携帯端末の情報入力方
    法。
  56. 【請求項56】 上記検索工程では、上記検索時に、上
    記複数の異なる辞書を、日時と、位置と、使用アプリケ
    ーションと、使用者の指向と、入力された文脈の何れか
    1つ若しくは組み合わせに応じて切り替えて使用するこ
    とを特徴とする請求項55記載の携帯端末の情報入力方
    法。
  57. 【請求項57】 上記辞書情報を更新及び/又は追加す
    ることを特徴とする請求項52記載の携帯端末の情報入
    力方法。
  58. 【請求項58】 記録媒体及び/又は伝送媒体を介して
    上記辞書情報を取得する辞書情報取得工程を備えること
    を特徴とする請求項57記載の携帯端末の情報入力方
    法。
  59. 【請求項59】 上記検索工程では、上記入力工程によ
    り入力された単位文字を先頭の文字として有する複数の
    単語及び/又は文例を、上記辞書から検索することを特
    徴とする請求項52記載の携帯端末の情報入力方法。
  60. 【請求項60】 上記検索工程では、上記入力工程によ
    り入力された単位文字を先頭の文字として有する複数の
    単語及び/又は文例のうち、出現頻度の高い単語及び/
    又は文例から順に検索することを特徴とする請求項59
    記載の携帯端末の情報入力方法。
  61. 【請求項61】 上記検索工程では、上記入力工程によ
    り入力された単位文字を先頭の文字として有する複数の
    単語及び/又は文例のうち、時間的に近い過去に選択さ
    れた単語から順に検索することを特徴とする請求項59
    記載の携帯端末の情報入力方法。
  62. 【請求項62】 上記検索工程では、上記入力工程によ
    り入力された複数の単位文字をそれぞれ構成要素として
    含む複数の単語を、上記辞書から検索することを特徴と
    する請求項52記載の携帯端末の情報入力方法。
  63. 【請求項63】 上記検索工程では、上記入力工程によ
    り順番に入力された複数の単位文字を当該入力順でそれ
    ぞれ構成要素として含む複数の単語を検索することを特
    徴とする請求項62記載の携帯端末の情報入力方法。
  64. 【請求項64】 上記検索工程では、上記入力工程によ
    り入力された複数の単位文字を構成要素として含む複数
    の単語のうち、出現頻度の高い単語から順に検索するこ
    とを特徴とする請求項62記載の携帯端末の情報入力方
    法。
  65. 【請求項65】 上記検索工程では、上記入力工程によ
    り入力された複数の単位文字を構成要素として含む複数
    の単語のうち、時間的に近い過去に選択された単語から
    順に検索することを特徴とする請求項62記載の携帯端
    末の情報入力方法。
  66. 【請求項66】 上記検索工程では、上記既に確定した
    文字列に続いて出現する複数の単語及び/又は文例を予
    測して検索することを特徴とする請求項52記載の携帯
    端末の情報入力方法。
  67. 【請求項67】 上記検索工程では、上記既に確定した
    文字列に続いて出現する頻度の高い単語から順に複数の
    単語を予測して検索することを特徴とする請求項66記
    載の携帯端末の情報入力方法。
  68. 【請求項68】 上記検索工程では、上記予測して検索
    される複数の単語のうち、時間的に近い過去に選択され
    た単語から順に検索することを特徴とする請求項66記
    載の携帯端末の情報入力方法。
  69. 【請求項69】 それぞれ少なくとも複数の単語及び複
    数の文例からなる辞書情報を複数格納する辞書格納手段
    と、 辞書検索の際の検索条件を入力する検索条件入力手段
    と、 上記検索入力手段から入力された検索条件に基づいて、
    上記辞書格納手段から所望の単語及び/又は文例を検索
    すると検索手段とを備え、 上記検索手段は、上記検索時に、上記辞書格納手段に格
    納されている複数の異なる辞書情報を状況に応じて切り
    替えて使用することを特徴とする辞書検索装置。
  70. 【請求項70】 上記入力手段は、上記検索条件として
    少なくとも単位文字を入力し、 上記検索手段は、上記入力手段からの入力及び/又は既
    に検索が確定した文字列に基づいて、上記複数の単語及
    び/又は文例を上記辞書格納手段から検索することを特
    徴とする請求項69記載の辞書検索装置。
  71. 【請求項71】 上記入力手段により入力された仮名文
    字列を、漢字を含む文字列に変換する仮名漢字変換手段
    を備えることを特徴とする請求項69記載の辞書検索装
    置。
  72. 【請求項72】 上記検索手段による上記辞書格納手段
    の検索と上記仮名漢字変換手段による仮名漢字変換とを
    適応的にリンクさせるリンク手段を備えることを特徴と
    する請求項71記載の辞書検索装置。
  73. 【請求項73】 日時を検出する検出手段と、位置を検
    出する検出手段と、使用アプリケーションを検出する検
    出手段と、使用者の指向を検出する検出手段と、入力さ
    れた文脈を検出する検出手段の何れか1つ若しくは組み
    合わせを備え、 上記検索手段は、上記検索時に、上記辞書格納手段に格
    納されている複数の異なる辞書情報を、上記検出手段の
    検出結果に応じて切り替えて使用することを特徴とする
    請求項69記載の辞書検索装置。
  74. 【請求項74】 上記辞書格納手段は、上記格納する辞
    書情報を更新及び/又は追加可能であることを特徴とす
    る請求項69記載の辞書検索装置。
  75. 【請求項75】 記録媒体及び/又は伝送媒体を介して
    上記辞書情報を取得する辞書情報取得手段を備えること
    を特徴とする請求項74記載の辞書検索装置。
  76. 【請求項76】 それぞれ少なくとも複数の単語及び複
    数の文例からなる辞書情報を複数格納する辞書に対する
    辞書検索の際の検索条件を入力する検索条件入力工程
    と、 上記検索入力工程により入力された検索条件に基づい
    て、上記辞書から所望の単語及び/又は文例を検索する
    と検索工程とを備え、 上記検索工程では、上記検索時に、上記辞書に格納され
    ている複数の異なる辞書情報を状況に応じて切り替えて
    使用することを特徴とする辞書検索方法。
  77. 【請求項77】 上記入力工程では、上記検索条件とし
    て少なくとも単位文字を入力し、 上記検索工程では、上記入力工程による入力及び/又は
    既に検索が確定した文字列に基づいて、上記複数の単語
    及び/又は文例を上記辞書から検索することを特徴とす
    る請求項76記載の辞書検索方法。
  78. 【請求項78】 上記入力工程により入力された仮名文
    字列を、漢字を含む文字列に変換する仮名漢字変換工程
    を備えることを特徴とする請求項76記載の辞書検索方
    法。
  79. 【請求項79】 上記検索工程による上記辞書の検索と
    上記仮名漢字変換工程による仮名漢字変換とを適応的に
    リンクさせるリンク工程を備えることを特徴とする請求
    項78記載の辞書検索方法。
  80. 【請求項80】 上記検索工程では、上記検索時に、上
    記複数の異なる辞書を、日時と、位置と、使用アプリケ
    ーションと、使用者の指向と、入力された文脈の何れか
    1つ若しくは組み合わせに応じて切り替えて使用するこ
    とを特徴とする請求項76記載の辞書検索方法。
  81. 【請求項81】 上記格納する辞書情報を更新及び/又
    は追加することを特徴とする請求項76記載の辞書検索
    方法。
  82. 【請求項82】 記録媒体及び/又は伝送媒体を介して
    上記辞書情報を取得する辞書情報取得工程を備えること
    を特徴とする請求項81記載の辞書検索方法。
  83. 【請求項83】 少なくとも文字を表示画面に表示する
    ステップと、 少なくとも単位文字を入力するためのステップと、 上記入力及び/又は既に確定した文字列に基づいて、少
    なくとも複数の単語及び複数の文例からなる辞書情報を
    格納する辞書から上記表示画面に表示する複数の単語及
    び/又は文例を検索するステップと、 回転操作に応じて、上記検索されて上記表示画面に表示
    された複数の単語及び/又は文例の中から所望の単語及
    び/又は文例を選択するステップと、 上記選択された単語及び/又は文例から、確定した文字
    列の情報を生成するステップとを含むことを特徴とする
    プログラムを情報処理装置に実行させる媒体。
  84. 【請求項84】 少なくとも文字を表示画面に表示する
    ステップと、 少なくとも単位文字を入力するためのステップと、 上記入力及び/又は既に確定した文字列に基づいて、少
    なくとも複数の単語及び複数の文例からなる辞書情報を
    格納する辞書から上記表示画面に表示する複数の単語及
    び/又は文例を検索するステップと、 上記検索されて上記表示画面に表示された複数の単語及
    び/又は文例の中から所望の単語及び/又は文例を選択
    するステップと、 上記入力された仮名文字列を、漢字を含む文字列に変換
    するステップと、 上記選択された単語及び/又は文例と上記仮名漢字変換
    された文字列とから、確定した文字列の情報を生成する
    ステップとを含むことを特徴とするプログラムを情報処
    理装置に実行させる媒体。
  85. 【請求項85】 それぞれ少なくとも複数の単語及び複
    数の文例からなる辞書情報を複数格納する辞書に対する
    辞書検索の際の検索条件を入力するステップと、 上記入力された検索条件に基づいて、上記辞書から所望
    の単語及び/又は文例を検索するとステップとを備え、 上記検索時に、上記辞書に格納されている複数の異なる
    辞書情報を状況に応じて切り替えて使用することを特徴
    とするプログラムを情報処理装置に実行させる媒体。
  86. 【請求項86】 少なくとも文字を表示可能な表示手段
    と、 少なくとも複数の単語及び複数の文例からなる辞書情報
    を格納する辞書格納手段と、 少なくとも単位文字を入力するための入力手段と、 上記入力手段からの入力及び/又は既に確定した文字列
    に基づいて、上記表示手段に表示する複数の単語及び/
    又は文例を上記辞書格納手段から検索する検索手段と、 回転操作に応じて、上記検索手段により検索されて上記
    表示手段に表示された複数の単語及び/又は文例の中か
    ら所望の単語及び/又は文例を選択する選択手段と、 上記選択手段により選択された単語及び/又は文例か
    ら、確定した文字列の情報を生成する文字列生成手段
    と、 少なくとも文字列の情報を送受信可能な送受信手段とを
    有することを特徴とする携帯端末に対して、上記複数の
    単語及び複数の文例からなる辞書情報を提供する媒体。
  87. 【請求項87】 少なくとも文字を表示可能な表示手段
    と、 少なくとも複数の単語及び複数の文例からなる辞書情報
    を格納する辞書格納手段と、 少なくとも単位文字を入力するための入力手段と、 上記入力手段からの入力及び/又は既に確定した文字列
    に基づいて、上記表示手段に表示する複数の単語及び/
    又は文例を上記辞書格納手段から検索する検索手段と、 上記検索手段により検索されて上記表示手段に表示され
    た複数の単語及び/又は文例の中から所望の単語及び/
    又は文例を選択する選択手段と、 上記入力手段から入力された仮名文字列を漢字を含む文
    字列に変換する仮名漢字変換手段と、 上記選択手段により選択された単語及び/又は文例と上
    記仮名漢字変換手段により変換された文字列とから、確
    定した文字列の情報を生成する文字列生成手段と、 少なくとも文字列の情報を送受信可能な送受信手段とを
    有することを特徴とする携帯端末に対して、上記複数の
    単語及び複数の文例からなる辞書情報を提供する媒体。
  88. 【請求項88】 それぞれ少なくとも複数の単語及び複
    数の文例からなる辞書情報を複数格納する辞書格納手段
    と、 辞書検索の際の検索条件を入力する検索条件入力手段
    と、 上記検索入力手段から入力された検索条件に基づいて、
    上記辞書格納手段から所望の単語及び/又は文例を検索
    すると検索手段とを備え、 上記検索手段は、上記検索時に、上記辞書格納手段に格
    納されている複数の異なる辞書情報を状況に応じて切り
    替えて使用することを特徴とする辞書検索装置に対し
    て、上記複数の単語及び複数の文例からなる辞書情報を
    提供する媒体。
JP2000140951A 2000-05-12 2000-05-12 携帯端末及びその情報入力方法、辞書検索装置及び方法、媒体 Pending JP2001325252A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000140951A JP2001325252A (ja) 2000-05-12 2000-05-12 携帯端末及びその情報入力方法、辞書検索装置及び方法、媒体
US09/853,302 US7581180B2 (en) 2000-05-12 2001-05-10 Portable terminal, method for inputting the information, method and apparatus for dictionary retrieval and medium
CNB011231998A CN1329862C (zh) 2000-05-12 2001-05-12 便携式装置和信息输入方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000140951A JP2001325252A (ja) 2000-05-12 2000-05-12 携帯端末及びその情報入力方法、辞書検索装置及び方法、媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001325252A true JP2001325252A (ja) 2001-11-22
JP2001325252A5 JP2001325252A5 (ja) 2007-04-26

Family

ID=18648148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000140951A Pending JP2001325252A (ja) 2000-05-12 2000-05-12 携帯端末及びその情報入力方法、辞書検索装置及び方法、媒体

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7581180B2 (ja)
JP (1) JP2001325252A (ja)
CN (1) CN1329862C (ja)

Cited By (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1320023A2 (en) 2001-11-27 2003-06-18 Nokia Corporation A communication terminal having a text editor application
JP2003244305A (ja) * 2002-02-14 2003-08-29 Nec Saitama Ltd 携帯電話機の文字入力装置とその入力方法
JP2005202999A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Headway Technol Inc 薄膜磁気ヘッド、磁気記録装置及びその製造方法
JP2005293189A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Casio Comput Co Ltd 情報表示制御装置、電子辞書プログラム
JP2006139400A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車内補充券発行装置
JP2006139411A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車内補充券発行装置
JP2006236201A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Omron Corp 文字入力方法、文字入力用のプログラム、および情報処理装置
JP2006527870A (ja) * 2003-06-18 2006-12-07 ズィー コーポレイション オブ カナダ インコーポレイテッド 設定可能な情報特定システム及び方法
JP2006350904A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Sharp Corp 携帯情報機器
JP2007086971A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Brother Ind Ltd 文字入力装置
JP2007114919A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Casio Comput Co Ltd 情報処理装置および情報処理のプログラム
WO2007114181A1 (ja) * 2006-03-31 2007-10-11 Justsystems Corporation データ入力装置、方法、及びプログラム
US7333817B2 (en) 2002-05-21 2008-02-19 Nec Corporation Data terminal having a telephone function
JP2008186235A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Sony Computer Entertainment Inc 文字入力装置、その制御方法、プログラム及び情報記憶媒体
JP2008242817A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Toshiba Corp 文字入力装置および文字入力プログラム
WO2008136439A1 (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Access Co., Ltd. 入力候補提供装置、入力候補提供システム、入力候補提供方法、および入力候補提供プログラム
JP2008287736A (ja) * 2008-07-28 2008-11-27 Sony Corp かな漢字変換装置及びかな漢字変換方法、並びにかな漢字変換プログラム
JP2008299443A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Kyocera Corp 文章作成装置
WO2008149441A1 (ja) * 2007-06-07 2008-12-11 Fujitsu Limited 携帯装置、宛て先入力方法及び宛て先入力プログラム
JP2009500954A (ja) * 2005-06-30 2009-01-08 グーグル・インコーポレーテッド 非標準位置ベーステキスト入力
JP2009093672A (ja) * 2008-12-19 2009-04-30 Ntt Data Corp 文字列入力装置、および、プログラム
JP2009230481A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Nec Corp 文書処理装置、文書処理方法、文書処理プログラム
JP2010113432A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Yahoo Japan Corp 変換候補表示装置、および変換候補表示装置の制御方法
JP2010152598A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Kyocera Corp 携帯電子機器
KR101000704B1 (ko) 2004-01-31 2010-12-10 엘지전자 주식회사 이동통신 단말기의 상용구 입력 방법
JP2011118471A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Rakuten Inc 入力数値表示装置、入力数値表示プログラム、入力数値表示用サーバ装置、入力数値表示方法
KR101058322B1 (ko) 2004-03-26 2011-08-22 엘지전자 주식회사 이동통신단말기의 메시지 입력 방법
JP2011527058A (ja) * 2008-07-03 2011-10-20 ニュアンス コミュニケーションズ,インコーポレイテッド モバイルデバイス上で日本語テキストを処理する方法およびシステム
JP2014191815A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Toshiba Corp 医用システム、医用サーバおよび医用辞書情報管理方法
WO2015059787A1 (ja) * 2013-10-23 2015-04-30 株式会社 東芝 電子機器、方法及びプログラム
JP2015097102A (ja) * 2014-12-22 2015-05-21 シャープ株式会社 文字入力装置、文字・文字種の選択方法
US9317200B2 (en) 2008-08-28 2016-04-19 Kyocera Corporation Display apparatus and display method thereof
JP2016224608A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 国立大学法人九州工業大学 文字列入力装置
JP2018077785A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 Necパーソナルコンピュータ株式会社 情報処理システム、サーバ、および情報処理方法
JP2019028847A (ja) * 2017-08-01 2019-02-21 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 入力機器、リスト生成方法及びプログラム

Families Citing this family (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8938688B2 (en) 1998-12-04 2015-01-20 Nuance Communications, Inc. Contextual prediction of user words and user actions
US7712053B2 (en) 1998-12-04 2010-05-04 Tegic Communications, Inc. Explicit character filtering of ambiguous text entry
US20100122164A1 (en) * 1999-12-03 2010-05-13 Tegic Communications, Inc. Contextual prediction of user words and user actions
US7136854B2 (en) * 2000-07-06 2006-11-14 Google, Inc. Methods and apparatus for providing search results in response to an ambiguous search query
US8706747B2 (en) 2000-07-06 2014-04-22 Google Inc. Systems and methods for searching using queries written in a different character-set and/or language from the target pages
DE10235548B4 (de) * 2002-03-25 2012-06-28 Agere Systems Guardian Corp. Verfahren und Vorrichtung für die Prädiktion einer Textnachrichteneingabe
US20040019594A1 (en) * 2002-04-15 2004-01-29 Segapeli James H. Customized electronic form assembly and ordering system and method
JP4650920B2 (ja) * 2002-04-16 2011-03-16 富士通株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム
US8583440B2 (en) * 2002-06-20 2013-11-12 Tegic Communications, Inc. Apparatus and method for providing visual indication of character ambiguity during text entry
DE10236574A1 (de) * 2002-08-08 2004-02-26 T-Mobile Deutschland Gmbh Verfahren zur technisch unterstützten Eingabe von Textnachrichten auf elektronischen Geräten
US7231610B2 (en) * 2002-11-29 2007-06-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Text editing assistor
US7664628B2 (en) * 2002-12-27 2010-02-16 Casio Computer Co., Ltd. Electronic dictionary with illustrative sentences
US7116311B2 (en) * 2003-05-09 2006-10-03 Microsoft Corporation Embedded text input
US8095364B2 (en) 2004-06-02 2012-01-10 Tegic Communications, Inc. Multimodal disambiguation of speech recognition
US8392453B2 (en) * 2004-06-25 2013-03-05 Google Inc. Nonstandard text entry
MX2007005232A (es) * 2004-11-02 2008-02-19 Custom Lab Software Systems Inc Dispositivo de comunicaciones para auxilio.
JP3927207B2 (ja) * 2004-11-09 2007-06-06 株式会社東芝 情報端末装置
KR100606807B1 (ko) * 2004-12-07 2006-08-02 엘지전자 주식회사 중문 데이터베이스의 실시간 검색 및 정렬 방법, 그리고그를 위한 단말기
US9471566B1 (en) * 2005-04-14 2016-10-18 Oracle America, Inc. Method and apparatus for converting phonetic language input to written language output
WO2007012912A1 (en) * 2005-07-27 2007-02-01 Nokia Corporation Method and device for entering text
TWI313430B (en) * 2005-09-16 2009-08-11 Input method for touch screen
US7912706B2 (en) * 2006-04-03 2011-03-22 Sony Ericsson Mobile Communications Ab On-line predictive text dictionary
JP5138175B2 (ja) * 2006-04-12 2013-02-06 任天堂株式会社 文字入力プログラム、文字入力装置、文字入力システムおよび文字入力方法
KR100808991B1 (ko) * 2006-05-04 2008-03-07 삼성전자주식회사 이동통신 단말기에서 전자사전을 이용한 단어검색 방법 및장치
US7899664B2 (en) * 2006-05-22 2011-03-01 Sharp Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, computer, information processing system, information processing method, and program for receiving a character string and returning conversion candidates
US7979425B2 (en) * 2006-10-25 2011-07-12 Google Inc. Server-side match
US20080126075A1 (en) * 2006-11-27 2008-05-29 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Input prediction
US8074172B2 (en) 2007-01-05 2011-12-06 Apple Inc. Method, system, and graphical user interface for providing word recommendations
US20080243738A1 (en) * 2007-03-29 2008-10-02 Nokia Corporation Game dictionaries
US20080255846A1 (en) * 2007-04-13 2008-10-16 Vadim Fux Method of providing language objects by indentifying an occupation of a user of a handheld electronic device and a handheld electronic device incorporating the same
US9087337B2 (en) * 2008-10-03 2015-07-21 Google Inc. Displaying vertical content on small display devices
US20100114887A1 (en) * 2008-10-17 2010-05-06 Google Inc. Textual Disambiguation Using Social Connections
US8462123B1 (en) 2008-10-21 2013-06-11 Google Inc. Constrained keyboard organization
US8671357B2 (en) * 2008-11-25 2014-03-11 Jeffrey R. Spetalnick Methods and systems for improved data input, compression, recognition, correction, and translation through frequency-based language analysis
US9092069B2 (en) * 2009-06-16 2015-07-28 Intel Corporation Customizable and predictive dictionary
KR101351100B1 (ko) 2009-06-16 2014-01-14 인텔 코오퍼레이션 핸드헬드 디바이스의 카메라 응용
US8254957B2 (en) * 2009-06-16 2012-08-28 Intel Corporation Context-based limitation of mobile device operation
US20100318656A1 (en) * 2009-06-16 2010-12-16 Intel Corporation Multiple-channel, short-range networking between wireless devices
US8446398B2 (en) * 2009-06-16 2013-05-21 Intel Corporation Power conservation for mobile device displays
US8776177B2 (en) * 2009-06-16 2014-07-08 Intel Corporation Dynamic content preference and behavior sharing between computing devices
CN102629160B (zh) * 2012-03-16 2016-08-03 华为终端有限公司 一种输入法、输入装置及终端
US8996356B1 (en) * 2012-04-10 2015-03-31 Google Inc. Techniques for predictive input method editors
US20140208258A1 (en) * 2013-01-22 2014-07-24 Jenny Yuen Predictive Input Using Custom Dictionaries
US9898187B2 (en) 2013-06-09 2018-02-20 Apple Inc. Managing real-time handwriting recognition
KR101700714B1 (ko) * 2014-09-17 2017-01-31 현대자동차주식회사 사용자 인터페이스 장치, 그를 가지는 차량 및 그의 제어 방법
US10614108B2 (en) * 2015-11-10 2020-04-07 International Business Machines Corporation User interface for streaming spoken query
US9793869B1 (en) * 2016-04-27 2017-10-17 Cisco Technology, Inc. Satellite microphone assembly
DK179329B1 (en) 2016-06-12 2018-05-07 Apple Inc Handwriting keyboard for monitors
KR20200084266A (ko) * 2019-01-02 2020-07-10 삼성전자주식회사 전자 장치 및 그 제어 방법
JP6749705B2 (ja) * 2019-01-25 2020-09-02 株式会社インタラクティブソリューションズ プレゼンテーション支援システム
US11194467B2 (en) 2019-06-01 2021-12-07 Apple Inc. Keyboard management user interfaces

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5199104A (en) * 1988-12-15 1993-03-30 Sony Corporation Electronic organizer with electronic book marker
JPH04151786A (ja) * 1990-10-16 1992-05-25 Hitachi Eng Co Ltd パターン認識装置
JP3090344B2 (ja) * 1991-06-25 2000-09-18 株式会社東芝 音声認識装置
US5442780A (en) * 1991-07-11 1995-08-15 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Natural language database retrieval system using virtual tables to convert parsed input phrases into retrieval keys
JPH05233600A (ja) * 1992-02-24 1993-09-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd ワードプロセッサ
JPH0736882A (ja) * 1993-07-19 1995-02-07 Fujitsu Ltd 辞書検索装置
KR0144388B1 (ko) * 1995-08-24 1998-08-01 김광호 키폰시스템에서 언어다중화 표시방법
JPH09179859A (ja) * 1995-12-26 1997-07-11 Just Syst Corp 文字列変換装置および文字列変換方法
CN1177778A (zh) * 1996-08-08 1998-04-01 株式会社日立制作所 中文作成装置和作成方法
KR100318573B1 (ko) * 1996-10-16 2001-12-28 마찌다 가쯔히꼬 문자 입력 장치 및 문자 입력 프로그램을 기억한 기록 매체
JPH10143191A (ja) * 1996-11-13 1998-05-29 Hitachi Ltd 音声認識システム
US5952942A (en) * 1996-11-21 1999-09-14 Motorola, Inc. Method and device for input of text messages from a keypad
JP3889466B2 (ja) * 1996-11-25 2007-03-07 ソニー株式会社 文章入力装置及び方法
JPH10163953A (ja) * 1996-11-29 1998-06-19 Sony Corp 情報入力装置およびカーソル移動装置、ならびに、これらを使用した携帯電話装置
JPH10187701A (ja) * 1996-12-26 1998-07-21 Canon Inc データ処理装置、データ処理方法および読み出し可能なプログラムを格納した記録媒体
US6026400A (en) * 1997-02-19 2000-02-15 Casio Computer Co., Ltd. Information processors which provide advice information, and recording mediums
JPH113331A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Toshiba Corp 文書作成装置、予測入力方法、及び記録媒体
JPH11175240A (ja) * 1997-12-17 1999-07-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電話機での漢字入力方法と漢字入力機能付き電話機
JP3553795B2 (ja) * 1998-04-28 2004-08-11 日本電信電話株式会社 同義語計算装置及びその方法並びに同義語計算プログラムを記録した媒体
JP2000047855A (ja) * 1998-05-28 2000-02-18 Sharp Corp 電話機能を有する携帯型電子機器
JP3958902B2 (ja) * 1999-03-03 2007-08-15 富士通株式会社 文字列入力装置及び方法
JP3351396B2 (ja) * 1999-07-22 2002-11-25 株式会社デンソー 無線電話装置
JP3470664B2 (ja) * 1999-12-01 2003-11-25 日本電気株式会社 受信メール表示方法及び絵文字変換機能付き電子メール端末装置

Cited By (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1320023A2 (en) 2001-11-27 2003-06-18 Nokia Corporation A communication terminal having a text editor application
EP1320023A3 (en) * 2001-11-27 2008-08-20 Nokia Corporation A communication terminal having a text editor application
JP2003244305A (ja) * 2002-02-14 2003-08-29 Nec Saitama Ltd 携帯電話機の文字入力装置とその入力方法
US7333817B2 (en) 2002-05-21 2008-02-19 Nec Corporation Data terminal having a telephone function
JP2006527870A (ja) * 2003-06-18 2006-12-07 ズィー コーポレイション オブ カナダ インコーポレイテッド 設定可能な情報特定システム及び方法
US8364706B2 (en) 2003-06-18 2013-01-29 Zi Corporation Of Canada, Inc. System and method for information identification
US9081812B2 (en) 2003-06-18 2015-07-14 Zi Corporation Of Canada, Inc. System and method for information identification using tracked preferences of a user
JP2005202999A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Headway Technol Inc 薄膜磁気ヘッド、磁気記録装置及びその製造方法
KR101000704B1 (ko) 2004-01-31 2010-12-10 엘지전자 주식회사 이동통신 단말기의 상용구 입력 방법
KR101058322B1 (ko) 2004-03-26 2011-08-22 엘지전자 주식회사 이동통신단말기의 메시지 입력 방법
JP2005293189A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Casio Comput Co Ltd 情報表示制御装置、電子辞書プログラム
JP4501501B2 (ja) * 2004-03-31 2010-07-14 カシオ計算機株式会社 情報表示制御装置、電子辞書プログラム
US8972444B2 (en) 2004-06-25 2015-03-03 Google Inc. Nonstandard locality-based text entry
US10534802B2 (en) 2004-06-25 2020-01-14 Google Llc Nonstandard locality-based text entry
JP2006139411A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車内補充券発行装置
JP2006139400A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車内補充券発行装置
JP2006236201A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Omron Corp 文字入力方法、文字入力用のプログラム、および情報処理装置
JP4569319B2 (ja) * 2005-02-28 2010-10-27 オムロン株式会社 文字入力方法、文字入力用のプログラム、および情報処理装置
JP2006350904A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Sharp Corp 携帯情報機器
JP2013232220A (ja) * 2005-06-30 2013-11-14 Google Inc 非標準位置ベーステキスト入力
JP2014194827A (ja) * 2005-06-30 2014-10-09 Google Inc 非標準位置ベーステキスト入力
JP2009500954A (ja) * 2005-06-30 2009-01-08 グーグル・インコーポレーテッド 非標準位置ベーステキスト入力
JP2007086971A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Brother Ind Ltd 文字入力装置
JP2007114919A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Casio Comput Co Ltd 情報処理装置および情報処理のプログラム
JP5065247B2 (ja) * 2006-03-31 2012-10-31 株式会社ジャストシステム データ入力装置、方法、及びプログラム
WO2007114181A1 (ja) * 2006-03-31 2007-10-11 Justsystems Corporation データ入力装置、方法、及びプログラム
JP2008186235A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Sony Computer Entertainment Inc 文字入力装置、その制御方法、プログラム及び情報記憶媒体
JP2008242817A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Toshiba Corp 文字入力装置および文字入力プログラム
WO2008136439A1 (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Access Co., Ltd. 入力候補提供装置、入力候補提供システム、入力候補提供方法、および入力候補提供プログラム
US8359371B2 (en) 2007-04-26 2013-01-22 Access Co., Ltd. Input candidate providing device, input candidate providing system, input candidate providing method, and input candidate providing program
JP5133984B2 (ja) * 2007-04-26 2013-01-30 株式会社Access 入力候補提供装置、入力候補提供システム、入力候補提供方法、および入力候補提供プログラム
JP2008299443A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Kyocera Corp 文章作成装置
WO2008149441A1 (ja) * 2007-06-07 2008-12-11 Fujitsu Limited 携帯装置、宛て先入力方法及び宛て先入力プログラム
JP2009230481A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Nec Corp 文書処理装置、文書処理方法、文書処理プログラム
JP2011527058A (ja) * 2008-07-03 2011-10-20 ニュアンス コミュニケーションズ,インコーポレイテッド モバイルデバイス上で日本語テキストを処理する方法およびシステム
JP2008287736A (ja) * 2008-07-28 2008-11-27 Sony Corp かな漢字変換装置及びかな漢字変換方法、並びにかな漢字変換プログラム
US9317200B2 (en) 2008-08-28 2016-04-19 Kyocera Corporation Display apparatus and display method thereof
JP2010113432A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Yahoo Japan Corp 変換候補表示装置、および変換候補表示装置の制御方法
JP2009093672A (ja) * 2008-12-19 2009-04-30 Ntt Data Corp 文字列入力装置、および、プログラム
JP2010152598A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Kyocera Corp 携帯電子機器
KR101544634B1 (ko) * 2009-11-30 2015-08-17 라쿠텐 인코포레이티드 입력 수치 표시 장치, 입력 수치 표시용 서버 장치, 입력 수치 표시 방법, 및 입력 수치 표시 프로그램이 기록된 기록 매체
JP2011118471A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Rakuten Inc 入力数値表示装置、入力数値表示プログラム、入力数値表示用サーバ装置、入力数値表示方法
JP2014191815A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Toshiba Corp 医用システム、医用サーバおよび医用辞書情報管理方法
WO2015059787A1 (ja) * 2013-10-23 2015-04-30 株式会社 東芝 電子機器、方法及びプログラム
JP6092418B2 (ja) * 2013-10-23 2017-03-08 株式会社東芝 電子機器、方法及びプログラム
JP2015097102A (ja) * 2014-12-22 2015-05-21 シャープ株式会社 文字入力装置、文字・文字種の選択方法
JP2016224608A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 国立大学法人九州工業大学 文字列入力装置
JP2018077785A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 Necパーソナルコンピュータ株式会社 情報処理システム、サーバ、および情報処理方法
JP2019028847A (ja) * 2017-08-01 2019-02-21 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 入力機器、リスト生成方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20020019731A1 (en) 2002-02-14
US7581180B2 (en) 2009-08-25
CN1326308A (zh) 2001-12-12
CN1329862C (zh) 2007-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001325252A (ja) 携帯端末及びその情報入力方法、辞書検索装置及び方法、媒体
CN100361052C (zh) 在电子装置的用户界面中输入单词的方法及装置
RU2424547C2 (ru) Предсказание слова
JP5305592B2 (ja) ユーザの語およびユーザのアクションのコンテクストによる予測
US9086736B2 (en) Multiple predictions in a reduced keyboard disambiguating system
JP4184567B2 (ja) 予測エディタアプリケーションを有する通信ターミナル
RU2316040C2 (ru) Ввод текста в электронное устройство связи
US20020196163A1 (en) Explicit character filtering of ambiguous text entry
WO2007040378A1 (en) Method of inputting multi-languages by using symbol characters allocated in keypads of user terminal
EP2183740A2 (en) Improved data entry system
JP3722359B2 (ja) 文字入力システム及び通信端末
CN101682662A (zh) 终端、功能启动方法以及终端用程序
JP2005234742A (ja) 文章作成装置および入力単語予測方法
CN102999639A (zh) 一种基于语音识别字符索引的查找方法及系统
KR100461523B1 (ko) 일본어문자입력장치및방법,휴대전화단말기및휴대전화단말기의일본어문자입력방법
US9230349B2 (en) Electronic device and control method therefor
CN104268131B (zh) 用于加速中文输入中的候选选择的方法
WO2010049581A1 (en) Adaptive search
JP2002116871A (ja) 携帯端末または電話端末とその入力システム及びホストコンピュータと相互の通信システム。

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070309

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090811

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091005

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100105