JP2001309366A - 会議記録保証システム - Google Patents

会議記録保証システム

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JP2001309366A
JP2001309366A JP2000121393A JP2000121393A JP2001309366A JP 2001309366 A JP2001309366 A JP 2001309366A JP 2000121393 A JP2000121393 A JP 2000121393A JP 2000121393 A JP2000121393 A JP 2000121393A JP 2001309366 A JP2001309366 A JP 2001309366A
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Tsukuhide Harada
証英 原田
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Harada Electronics Industry Co Ltd
Original Assignee
Harada Electronics Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 会議の内容が後に問題になった時にその会議
の内容を容易にかつ詳細に証明し得るようにすることに
ある。 【解決手段】 会議場所M内の状況を撮影する一または
複数のビデオカメラ1,2と、前記会議場所内の音声を
収集する一または複数のマイク3と、前記ビデオカメラ
からの画像信号と前記マイクからの音声信号とを含む会
議情報信号をデジタル化し、それを通信回線4,6,I
を介して送出する会議情報信号送出手段5と、前記会議
情報デジタル信号を前記通信回線から受け取って出力す
る会議情報信号受取手段7と、前記受け取った会議情報
デジタル信号を真正保証処理して、受け渡し可能な記録
媒体に記録する会議情報記録手段10,12と、を具え、前
記会議情報信号受取手段と前記会議情報記録手段とが保
証機関の存在場所Nに設けられていることを特徴とする
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、第三者が運営す
る保証機関により、会議の内容を、画像信号および音声
信号を含む会議情報デジタル信号として真正保証処理を
施して記録することで、会議の記録内容を保証するシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】上記
の如き保証が有用になる会議としては、例えば会社の取
締役会がある。会社の取締役は、業務を執行する機関で
あるが、その業務執行の結果について厳しく責任を問わ
れる。すなわち、例えば取締役には、法律や定款への違
反行為による損害の賠償責任や、配当可能利益がない時
に違法な利益配当をしたことによる損害の賠償責任や、
業務執行に重大な過失があって債権者に損害を与えたと
きの損害の賠償責任等でがある。従って取締役は、常に
会社との委任契約のなかで、善意の管理者として忠実義
務を果たす必要がある。
【0003】この取締役の業務執行を決定するのが締役
会であり、取締役会は、株主総会で専任された取締役全
員によって構成され、業務執行についての会社の意志を
決定し、代表取締役の職務を監督するという重要な機能
を果たす。それゆえ、取締役会の決議について手続上ま
たは内容上の瑕疵があった場合には、その決議は無効と
なる。また取締役会に出席し、決議に関与していれば、
取締役の責任を問われることになる。
【0004】これがため、ある議案に対して反対する場
合には、取締役は、自らが出席する取締役会において自
らの意志を表明しておくことが求められる。また、取締
役会が正しく開催され、法的に瑕疵がなかったことを明
らかにする必要が生ずる場合もある。
【0005】このように、取締役会の運営は法的に極め
て重要な意味を持つ。そこで、開催された取締役会の内
容を記録するために、取締役会議事録が作成され、この
議事録は、取締役会の運営状況を把握するための重要な
資料となる。
【0006】また、会社合併交渉や買収交渉、業務提携
交渉などの会議においても、お互いに何を会話し、何を
決定したかを記録するため、議事録が作成される。
【0007】しかしながら従来の議事録は、紙媒体に会
議内容を記録するだけのものであったため、情報量が少
なく、改竄や偽造の可能性も高いという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】こ
の発明は、上記課題を有利に解決したシステムを提供す
ることを目的とするものであり、この発明の会議記録保
証システムは、会議室や会議場等の会議場所内の状況を
撮影する一または複数のビデオカメラと、前記会議場所
内の音声を収集する一または複数のマイクと、前記ビデ
オカメラからの画像信号と前記マイクからの音声信号と
を含む会議情報信号をデジタル化し、その会議情報デジ
タル信号を通信回線を介して送出する会議情報信号送出
手段と、前記会議情報デジタル信号を前記通信回線から
受け取って出力する会議情報信号受取手段と、前記受け
取った会議情報デジタル信号を真正保証処理して、受け
渡し可能な記録媒体に記録する会議情報記録手段と、を
具え、前記会議情報信号受取手段と前記会議情報記録手
段とが、保証機関の所在場所に設けられていることを特
徴とするものである。
【0009】かかるシステムにあっては、会議中の状況
が一または複数のビデオカメラによって撮影されるとと
もに会議中の音声が一または複数のマイクで収集され
て、誰がどういう意思表示をして何が決定されたかとい
う会議の内容が、ビデオカメラからの画像信号およびマ
イクからの音声信号を含む会議情報信号とされ、その会
議情報信号が、会議情報信号送出手段によって先ずデジ
タル信号化され、その会議情報デジタル信号が通信回線
を介して送出されてその通信回線から、会議を行う者に
対して中立な第三者機関である保証機関に設けられた会
議情報信号受取手段によって受け取られ、出力される。
そして、これも上記保証機関に設けられた会議情報記録
手段が、その会議情報信号受取手段によって受け取られ
た会議情報デジタル信号に暗号化等の真正保証処理を施
して、例えばDVD(デジタルビデオディスク)等の受
け渡し可能な記録媒体に記録する。
【0010】従って、この発明の会議記録保証システム
によれば、会議の当事者に対する第三者の機関である保
証機関が、会社の取締役会等の会議の内容を、画像信号
および音声信号を含む会議情報デジタル信号とし、それ
を真正保証処理してから受け渡し可能な記録媒体に記録
して、その記録媒体をその会議の当事者に引き渡すこと
で、会議の記録内容を保証するので、会議の内容が後に
問題になった時に、その会議の記録内容を再生すること
で、その内容を容易にかつ画像および音声によって詳細
に証明することができ、ひいては、取締役会での取締役
の意志表明や、取締役会が正しく開催され、法的に瑕疵
がなかったこと、あるいは会社合併交渉や買収交渉、業
務提携交渉などの会議の内容がどのようであったか等
を、爾後に容易に証明することができる。
【0011】なお、この発明のシステムにおいては、一
つの保証機関に対し、ビデオカメラとマイクと会議情報
信号送出手段との組みを複数の会議場所にそれぞれ設け
て、複数箇所での会議を一つの保証機関で保証するよう
にしても良く、また会議場所を屋外に設けても良い。そ
して会議情報デジタル信号には、上記ビデオカメラやマ
イクからとは別途にスキャナ等で入力した、会議で使用
された書類やスライド等の資料の内容その他の文字、
絵、写真等の情報を含めても良い。
【0012】そして、この発明のシステムにおいては、
前記保証機関の所在場所にさらに、前記会議情報デジタ
ル信号中の音声信号から発言者を特定するとともにその
特定した発言者名と発言内容とを文字データに変換して
文字による議事録を作成する議事録作成手段が設けられ
ていても良く、かかる構成によれば、文字で記した書類
としての議事録も同時に作成することができる。
【0013】また、この発明のシステムにおいては、前
記保証機関の所在場所にさらに、前記会議情報デジタル
信号を受け取った時点を特定する受取時点情報デジタル
信号を前記会議情報デジタル信号に付加する受取時点情
報付加手段が設けられていても良く、かかる構成によれ
ば、会議の内容にその会議の開催日時等の受取時点情報
を加えて記録し得るので、会議の内容の証明をより確実
なものとすることができる。
【0014】さらに、この発明のシステムにおいては、
前記通信回線はインターネットを介するものであっても
良く、このように構成すれば、保証機関の所在場所から
遠距離を隔てた会議場所での会議内容を保証する場合で
も、例えば会議場所の会議情報信号送出手段および保証
機関の会議情報信号受取手段をそれぞれ、それら会議場
所および保証機関の近辺のプロバイダに電話回線で接続
して、それらのプロバイダ間はインターネットで会議情
報デジタル信号を送ることができるので、通信費の負担
を少なくすることができる。また保証機関の会議情報信
号受取手段は、ドメイン名を取得してインターネットに
直接接続するようにしても良い。
【0015】一方、この発明のシステムにおいては、前
記通信回線は専用回線からなるものであっても良く、こ
のように構成すれば、会議場所の会議情報信号送出手段
と保証機関の会議情報信号受取手段とが専用回線で接続
されるので、それらの間で会議情報デジタル信号を送っ
ている途中での会議情報信号の改竄や、会議情報信号受
取手段への偽造された会議情報デジタル信号の送出とい
う事態を防止することができ、保証する内容の信頼性を
より高めることができる。
【0016】さらに、この発明のシステムにおいては、
前記会議情報信号送出手段が、前記会議情報デジタル信
号を暗号化して前記通信回線を介して送出し、前記会議
情報信号受取手段が、前記通信回線から受け取った暗号
化された前記会議情報デジタル信号を復元して出力する
ものであっても良く、このように構成すれば、通信回線
を通る会議情報デジタル信号は暗号化されているので、
会議情報デジタル信号を送っている途中での会議情報デ
ジタル信号の改竄や、会議情報信号受取手段への偽造さ
れた会議情報デジタル信号の送出という事態をより有効
に防止することができ、保証する内容の信頼性をさらに
高めることができる。
【0017】そして、この発明のシステムにおいては、
前記真正保証処理が、暗号化処理および電子透かし付加
処理の少なくとも一方を含むものであっても良く、この
ようにすれば、そこで用いる暗号化処理のキーや電子透
かしの付加・除去方法の秘密性を担保することで、記録
媒体に記録した会議情報デジタル信号の真正を保証する
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここ
に、図1は、この発明の会議記録保証システムの一実施
例の概略構成を示す説明図、また図2は、その実施例の
会議記録保証システムの概略構成を示すブロック線図で
あり、図中符号Mは会議場所、Nは保証機関の所在場
所、Iはインターネットをそれぞれ示す。
【0019】この実施例の会議記録保証システムは、会
議室や会議場(屋外を含む)等の会議場所M内の会議の
状況を互いに異なる一定方向から撮影する複数の固定ビ
デオカメラ1と、その会議場所M内の会議の状況を方向
を変えて走査して撮影する複数の走査ビデオカメラ(図
では一台のみ示す)2と、その会議場所M内の会議の音
声を収集する複数のマイク3と、上記固定ビデオカメラ
1および走査ビデオカメラ2からの画像信号および上記
マイク3からの音声信号を含む会議情報アナログ信号を
デジタル化し、会議情報デジタル信号とするとともに、
その会議場所Mでの会議で使用された書類やスライド等
の資料の内容の文字、絵、写真等の情報を図示しないス
キャナ等から別途デジタル信号として入力されて上記会
議情報デジタル信号に含め、その会議情報デジタル信号
を既知の暗号化処理により暗号化した後、電話回線4を
介してその会議場所Mの近辺の図示しないインターネッ
トプロバイダへ送出する、会議情報信号送出手段として
のモデム内蔵型送信用パーソナルコンピュータ5と、を
上記会議場所M内に具えている。
【0020】さらに、この実施例の会議記録保証システ
ムは、上記会議情報デジタル信号をインターネットIを
介して送られた、上記保証機関の所在場所Nの近辺の図
示しないインターネットプロバイダから、その会議情報
デジタル信号を電話回線6を介して受け取り、暗号化を
解除して元の会議情報デジタル信号を復元する、会議情
報信号受取手段としてのモデム内蔵型受信用高性能コン
ピュータ7と、その受け取った会議情報デジタル信号を
真正保証処理して、受け渡し可能な比較的大容量の記録
媒体としてのDVD(デジタルビデオディスク)に記録
する、会議情報記録手段としての、磁気テープレコーダ
8と信号線切り換えスイッチ9とを持つ信号遮断装置10
および、高性能コンピュータとDVDドライブ装置とか
らなる真正保証記録装置12と、を上記保証機関N内に具
えており、ここで、真正保証記録装置12の高性能コンピ
ュータは、画像信号および音声信号を含む会議情報デジ
タル信号を既知の方法で暗号化するとともに、そこに既
知の電子透かし付加方法で電子透かしを付加し、さら
に、例えばデジタル信号の64ビットを1バイトとして構
成されるその会議情報デジタル信号を、あらかじめ定め
た所定長さずつのブロックに分けて、各ブロック毎の全
バイトのデータについて加算して得たデジタル値を、改
竄や偽造発見のための秘密の対照キーとしている。
【0021】一方、上記受信用高性能コンピュータ7
は、そのコンピュータ7が内蔵するタイマにより、上記
会議情報を受け取った時点でその時点を特定して、その
受取時点を何年何月何日何時何分というように示す受取
時点情報をその会議情報に付け加える機能も果たす。従
って上記受信用高性能コンピュータ7は、受取時点情報
挿入手段にも相当する。
【0022】かかるシステムにあっては、会議場所M内
で、会議に先立って先ずその会議への出席者一人ずつの
顔が複数の走査ビデオカメラ2によって撮影されるとと
もにそれら出席者一人ずつの声が複数のマイク3で収集
されて出席者のデータが集められ、その後、会議中の状
況が複数の固定ビデオカメラ1および複数の走査ビデオ
カメラ2によって逐一撮影されるとともに会議中の音声
が複数のマイク3で逐一収集されて、誰がどういう意思
表示をして何が決定されたかという会議の内容が、出席
者の顔および声のデータとともに、ビデオカメラ1,2
からの画像信号およびマイク3からの音声信号を含む会
議情報信号とされ、その会議情報信号が送信用パーソナ
ルコンピュータ5により、リアルタイムで実質上連続的
にデジタル化されて会議情報デジタル信号とされるとと
もにそこに上記スキャナ等から資料等のデジタル信号を
加えられ、さらに暗号化処理されて、電話回線4,6お
よびそれらの間のインターネットI(プロバイダを含
む)を介して送り出され、会議を行う者に対して中立な
第三者の機関である保証機関の存在場所Nに設けられた
受信用高性能コンピュータ7により実質上リアルタイム
で連続的に受け取られて暗号化を解除され、元の会議情
報デジタル信号として出力される。
【0023】そして、会議の始まる前から終了するまで
は上記受信用高性能コンピュータ7に信号線切り換えス
イッチ9によって接続されているこれも上記保証機関の
存在場所Nに設けられた磁気テープレコーダ8が、その
受信用高性能コンピュータ7によって受け取られて出力
された会議情報デジタル信号を一旦磁気テープ13に記録
し、会議が終了したら、外部からの信号の挿入や操作が
できないように信号線切り換えスイッチ9が、外部に繋
がる受信用高性能コンピュータ7側から上記真正保証記
録装置12側に切り換えられてから、ビデオテープレコー
ダ8が上記磁気テープ13に記録した会議情報をその真正
保証記録装置12へ送り、その会議情報を真正保証記録装
置12が、上記のように暗号化するとともに電子透かしを
付加し、さらに対照キーを求めつつ、DVD11に記録す
る。さらに、上記受信用高性能コンピュータ7がその会
議情報デジタル信号の受け取り時点でその会議情報デジ
タル信号に加えた上記受取時点情報も併せて、磁気テー
プ13を介しDVD11に記録される。なお、図1に示すよ
うに、磁気テープ13に代えてDVD14に会議情報を一時
記録するようにしても良い。
【0024】加えてここでは、上記受信用高性能コンピ
ュータ7が、受け取った会議情報デジタル信号中の音声
信号から、上記のように会議に先立って集めた出席者の
データに基づき、発言者を特定するとともにその特定し
た発言者名と発言内容とを文字データに変換して、文字
による議事録を作成する。従って、ここにおけるコンピ
ュータ7は議事録作成手段にも相当する。
【0025】かくして、この実施例の会議記録保証シス
テムによれば、第三者機関である保証機関が、会社の取
締役会等の会議の内容を画像信号および音声信号を含む
会議情報デジタル信号として、受取時点情報とともに真
正保証処理してから受け渡し可能な記録媒体に記録し、
その記録媒体をその会議の当事者に引き渡すことで、会
議の記録内容を保証するので、会議の内容が後に問題に
なった時に、その会議の記録内容を再生することで、そ
の内容を容易にかつ画像および音声によって詳細に証明
することができ、ひいては、取締役会での取締役の意志
表明や、取締役会が正しく開催され、法的に瑕疵がなか
ったこと、あるいは会社合併交渉や買収交渉、業務提携
交渉などの会議の内容がどのようであったか等を、爾後
に容易に証明することができる。なお、証拠として提出
した記録媒体内の会議情報デジタル信号から上記対照キ
ーを求めて、それを先に第三者機関が作成した対照キー
と対比し、それらの同一性を示せば、その提出された記
録媒体内の会議情報デジタル信号が真正であることを極
めて高い信頼性で証明することができる。
【0026】しかも、この実施例のシステムによれば、
送信用パーソナルコンピュータ5で会議情報信号を暗号
化して、上記インターネットIを含む通信回線に送り、
その暗号化された会議情報信号を受信用高性能コンピュ
ータ7で受け取って復元することから、通信回線を通る
会議情報信号は暗号化されているので、会議情報デジタ
ル信号を送っている途中でのその会議情報デジタル信号
の改竄や、会議情報信号受取手段への偽造された会議情
報デジタル信号の送出という事態をより有効に防止する
ことができ、保証する内容の信頼性をさらに高めること
ができる。
【0027】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば図示例で
は、一つの保証機関の存在場所Nに対し、ビデオカメラ
1,2とマイク3と送信用パーソナルコンピュータ5と
の組みを設けた会議場所Mを一箇所設けたが、それらビ
デオカメラ1,2とマイク3と送信用パーソナルコンピ
ュータ5との組みを複数の会議場所にそれぞれ設けて、
複数箇所での会議を一つの保証機関で保証するようにし
ても良い。
【0028】また、電話回線4,6およびそれらの間の
インターネットI(プロバイダを含む)の代わりに専用
回線を使用して送信用パーソナルコンピュータ5と受信
用高性能コンピュータ7とを接続するようにしても良
く、このようにすればそれらのコンピュータ5,7間で
会議情報デジタル信号を送っている途中での会議情報信
号の改竄や、会議情報信号受取手段への偽造された会議
情報デジタル信号の送出という事態を有効に防止するこ
とができるので、保証する内容の信頼性をより高めるこ
とができる。しかも専用回線を使用すれば、単位時間当
たりに送れる情報量を増大させることができるので、各
ビデオカメラ1,2やマイク3等の信号を互いに分離さ
せて多チャンネル信号として送り、多チャンネル信号と
して記録し得て、爾後に会議の内容をより詳細に証明す
ることができる。
【0029】さらに、会議情報デジタル信号の受け渡し
可能な記録媒体としては、FD(磁気記録式フレキシブ
ルディスクカートリッジ、すなわちいわゆるフロッピー
ディスク(商標))や、HDD(ハードディスクドライ
ブ装置)、CD−ROM(コンパクトディスク型読み出
し専用メモリ)、半導体メモリカセット、MO(光磁気
ディスクカートリッジ)等を用いることもできる。
【0030】そしてこの発明の会議記録保証システム
は、取締役会のみならず、会社合併交渉や買収交渉、業
務提携交渉等の会議の内容の記録にも有用であることは
いうまでもなく、かかるこの発明の会議記録保証システ
ムは、公証制度の中に組み込んで利用することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の会議記録保証システムの一実施例
の概略構成を示す説明図である。
【図2】 上記実施例の会議記録保証システムの概略構
成を示すブロック線図である。
【符号の説明】
I インターネット M 会議場所 N 保証機関の存在場所 1 固定ビデオカメラ 2 走査ビデオカメラ 3 マイク 4,6 電話回線 5 送信用パーソナルコンピュータ 7 受信用高性能コンピュータ 8 磁気テープレコーダ 9 信号線切り換えスイッチ 10 信号遮断装置 11, 14 DVD 12 真正保証記録装置 13 磁気テープ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 会議場所(M)内の状況を撮影する一ま
    たは複数のビデオカメラ(1,2)と、 前記会議場所内の音声を収集する一または複数のマイク
    (3)と、 前記ビデオカメラからの画像信号と前記マイクからの音
    声信号とを含む会議情報信号をデジタル化し、その会議
    情報デジタル信号を通信回線(4,6,I)を介して送
    出する会議情報信号送出手段(5)と、 前記会議情報デジタル信号を前記通信回線から受け取っ
    て出力する会議情報信号受取手段(7)と、 前記受け取った会議情報デジタル信号を真正保証処理し
    て、受け渡し可能な記録媒体(11)に記録する会議情報
    記録手段(10,12)と、 を具え、 前記会議情報信号受取手段と前記会議情報記録手段と
    が、保証機関の所在場所(N)に設けられていることを
    特徴とする、会議記録保証システム。
  2. 【請求項2】 前記保証機関の所在場所(N)にはさら
    に、前記会議情報デジタル信号中の音声信号から発言者
    を特定するとともにその特定した発言者名と発言内容と
    を文字データに変換して文字による議事録を作成する議
    事録作成手段(7)が設けられていることを特徴とす
    る、請求項1記載の会議記録保証システム。
  3. 【請求項3】 前記保証機関の所在場所(N)にはさら
    に、前記会議情報デジタル信号を受け取った時点を特定
    する受取時点情報デジタル信号を前記会議情報デジタル
    信号に付加する受取時点情報付加手段(7)が設けられ
    ていることを特徴とする、請求項1または2記載の会議
    記録保証システム。
  4. 【請求項4】 前記通信回線はインターネット(I)を
    介するものである、請求項1から3までの何れか記載の
    会議記録保証システム。
  5. 【請求項5】 前記通信回線は専用回線からなるもので
    ある、請求項1から3までの何れか記載の会議記録保証
    システム。
  6. 【請求項6】 前記会議情報信号送出手段は前記会議情
    報デジタル信号を暗号化して前記通信回線を介して送出
    し、 前記会議情報信号受取手段は前記通信回線から受け取っ
    た暗号化された前記会議情報デジタル信号を復元して出
    力するものである、請求項1から請求項5までの何れか
    記載の会議記録保証システム。
  7. 【請求項7】 前記真正保証処理は、暗号化処理および
    電子透かし付加処理の少なくとも一方を含むものであ
    る、請求項1から請求項6までの何れか記載の会議記録
    保証システム。
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