JP2001268700A - 音響装置 - Google Patents

音響装置

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JP2001268700A
JP2001268700A JP2000076610A JP2000076610A JP2001268700A JP 2001268700 A JP2001268700 A JP 2001268700A JP 2000076610 A JP2000076610 A JP 2000076610A JP 2000076610 A JP2000076610 A JP 2000076610A JP 2001268700 A JP2001268700 A JP 2001268700A
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channel
signal
attenuating
attenuated
channel signal
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Application number
JP2000076610A
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English (en)
Inventor
Akira Motojima
顕 本島
Hiroshi Kowaki
宏 小脇
Yuji Tomita
裕二 冨田
Hideki Matsui
英樹 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04SSTEREOPHONIC SYSTEMS 
    • H04S7/00Indicating arrangements; Control arrangements, e.g. balance control
    • H04S7/30Control circuits for electronic adaptation of the sound field
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04SSTEREOPHONIC SYSTEMS 
    • H04S3/00Systems employing more than two channels, e.g. quadraphonic

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラム内容に阻害を生じることのない適
切な出力(バランス、フェ−ダ−)調整が行えるマルチ
チャンネル音響装置を実現すること。 【解決手段】 少なくとも前方配置スピ−カ−用の左右
フロントチャンネルとセンタ−チャンネルとを含む複数
のチャンネル信号を再生可能な音響装置において、左又
は右チャンネル信号のいずれか一方のゲインを調整する
ゲイン調整器10a、10cと、左又は右チャンネル信
号のゲイン調整に連動させてセンタ−チャンネル信号の
ゲインを調整するゲイン調整器10bとを装備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音響装置に関し、特
に複数の異なるチャンネル信号を再生する音響装置にお
ける出力(フェ−ダ−、バランス)調整手段を備えてい
る音響装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の2チャンネル音響装置における出
力調整手段は、各チャンネル信号をスピ−カ−で再生す
る際にスピ−カ−の配置や聴取者の位置等によって定位
がずれてしまった場合の補正に用いられるものであり、
定位がずれた側の利得を小さくし、反対側は一定にする
ものであった。例えば左右バランス調整で調整用つまみ
を右側に回すと、右側のチャンネル信号出力レベルは一
定で、反対の左側のチャンネル信号出力レベルが減衰さ
れるものであり、つまり右側スピ−カ−から出力される
音量は一定で、左側スピ−カ−から出力される音量だけ
小さくなるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、DVD
デッキ等の複数、例えば6つの異なるチャンネル信号を
出力する再生装置、所謂マルチチャンネル音響装置は、
各チャンネルにそれぞれ独立した信号が入っているた
め、上記した従来の出力(フェ−ダ−、バランス)調整
手段では十分な調整を行うことができず、特定のチャン
ネル信号が減少することによるプログラム内容の阻害
(本来聞こえるべき音が小さくなりすぎたりして、映像
との一体感に欠けるなど)が生じる場合があり、不自然
さを感じさせないで各スピ−カ−から出力される音量を
調整するのが難しいという課題が生じてきている。特に
ディスプレイやスピ−カの配置場所や聴取者の位置に制
約の多い車載用音響装置では、この問題が顕著になる。
【0004】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、複数の異なるチャンネル信号をそれぞれ独立的に
再生する音響装置でも、プログラム内容に阻害を生じる
ことのない適切なフェ−ダ−、バランス等の出力調整が
行える音響装置を実現することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記課題を
解決するために本発明に係る音響装置(1)は、少なく
とも前方配置スピ−カ−用の左右フロントチャンネルと
センタ−チャンネルとを含む複数のチャンネル信号を再
生可能な音響装置において、左又は右チャンネル信号の
いずれか一方を減衰させる減衰手段と、前記左又は右チ
ャンネル信号の減衰に連動させて前記センタ−チャンネ
ル信号の減衰量を調整する調整手段とを備えていること
を特徴としている。上記した音響装置(1)によれば、
前記センタ−チャンネル信号の出力レベルが左右いずれ
かのチャンネル信号の減衰量に応じて調整されるので、
左右のチャンネルとセンタ−チャンネルとの間の音のバ
ランスに不自然さを生じることがなくなり、自然な感じ
で聞き取り易い音声再生が可能となる。
【0006】また、本発明に係る音響装置(2)は、上
記音響装置(1)において、前記左又は右チャンネル信
号のいずれか一方を減衰させる前記減衰手段による減衰
を元の信号レベルのn%の範囲で行う場合、前記センタ
−チャンネル信号の減衰量を調整する前記調整手段によ
る減衰量を0.3n〜0.8n%の範囲で行うことを特
徴としている。上記した音響装置(2)によれば、前記
センタ−チャンネル信号の減衰量が前記左又は右チャン
ネル信号のいずれか一方の減衰量に対して適切な範囲で
自動的に調整され、左右チャンネルの出力レベルの調整
後でも自然な感じで聞き取り易い音声再生が可能とな
る。
【0007】また、本発明に係る音響装置(3)は、少
なくとも前方配置スピ−カ−用の左右フロントチャンネ
ルとセンタ−チャンネルとを含む複数のチャンネル信号
を再生可能な音響装置において、左又は右チャンネル信
号のいずれか一方を減衰させる減衰手段と、減衰された
前記左又は右チャンネル信号を前記センタ−チャンネル
に加算する加算手段と、前記センタ−チャンネル信号を
減衰されていない側の前記右又は左チャンネルに加算す
る加算手段とを備えていることを特徴としている。上記
した音響装置(3)によれば、減衰されるチャンネル信
号を他のチャンネルへ加算する出力(バランス)調整に
よって、特定のチャンネル信号の音声が全く聞こえなく
なるなどの不具合の発生を防止することができ、不自然
な再生状態の発生を阻止することができる。
【0008】また、本発明に係る音響装置(4)は、上
記音響装置(3)において、前記左又は右チャンネル信
号のいずれか一方を減衰させる前記減衰手段による減衰
を元の信号レベルのn1 %の範囲で行う場合、減衰され
た前記左又は右チャンネル信号を前記センタ−チャンネ
ルに加算する加算量を0.2n1 〜0.8n1 %の範囲
で行う前記加算手段と、減衰されていない側の前記右又
は左チャンネルに加算する前記加算手段による加算量を
前記センタ−チャンネルの元の信号レベルの0.1n1
〜0.6n1 %の範囲で行う前記加算手段とを備えてい
ることを特徴としている。上記した音響装置(4)によ
れば、他チャンネル信号への加算量が上記範囲で自動的
に調整されることで、左右チャンネルの出力レベルの調
整後でも自然な感じで聞き取り易い音声再生が可能とな
る。
【0009】また、本発明に係る音響装置(5)は、少
なくとも前方配置スピ−カ−用の左右フロントチャンネ
ルと後方配置スピ−カ−用の左右リヤチャンネルとを含
む複数のチャンネル信号を再生可能な音響装置におい
て、前方又は後方チャンネル信号のいずれか一方を減衰
させる減衰手段と、減衰させるチャンネル側の信号を、
減衰されないチャンネル側に加算する加算手段とを備え
ていることを特徴としている。上記した音響装置(5)
によれば、減衰されるチャンネル信号を他のチャンネル
へ加算する出力(フェ−ダ−)調整によって、特定のチ
ャンネル信号の音声が全く聞こえなくなるなどの不具合
の発生を防止することができ、不自然な再生状態の発生
を阻止することができる。
【0010】また、本発明に係る音響装置(6)は、上
記音響装置(5)において、前記前方又は後方チャンネ
ル信号のいずれか一方を減衰させる前記減衰手段による
減衰を元の前方又は後方チャンネル信号のn2 %の範囲
で行う場合、前記減衰させるチャンネル側の信号を、減
衰されないチャンネル側に加算する前記加算手段による
加算量を0.2n2 〜0.8n2 %の範囲で行う前記加
算手段を備えていることを特徴としている。上記した音
響装置(6)によれば、他チャンネル信号への加算量が
上記範囲で自動的に調整されることで、前方後方チャン
ネルの出力レベルの調整後でも自然な感じで聞き取り易
い音声再生が可能となる。
【0011】また、本発明に係る音響装置(7)は、少
なくとも前方配置スピ−カ−用の左右フロントチャンネ
ルと後方配置スピ−カ−用の左右リヤチャンネルとを含
む複数のチャンネル信号を再生可能な音響装置におい
て、左側又は右側チャンネル信号のいずれか一方を減衰
させる減衰手段と、減衰させるチャンネル側の信号を、
減衰されないチャンネル側に加算する加算手段とを備え
ていることを特徴としている。上記した音響装置(7)
によれば、減衰されるチャンネル信号を他のチャンネル
へ加算する出力(バランス)調整によって、特定のチャ
ンネル信号の音声が全く聞こえなくなるなどの不具合の
発生を防止することができ、不自然な再生状態の発生を
阻止することができる。
【0012】また、本発明に係る音響装置(8)は、上
記音響装置(7)において、前記左側又は右側チャンネ
ル信号のいずれか一方を減衰させる前記減衰手段による
減衰を元の左側又は右側チャンネル信号のn3 %の範囲
で行う場合、前記減衰させるチャンネル側の信号を、減
衰されないチャンネル側に加算する前記加算手段による
加算量を0.2n3 〜0.8n3 %の範囲で行う前記加
算手段を備えていることを特徴としている。上記した音
響装置(8)によれば、他チャンネル信号への加算量が
上記範囲で自動的に調整されることで、左右チャンネル
の出力レベルの調整後でも自然な感じで聞き取り易い音
声再生が可能となる。
【0013】また、本発明に係る音響装置(9)は、上
記音響装置(3)〜(8)のいずれかにおいて、前記加
算手段の前段に遅延手段が介装されていることを特徴と
している。上記した音響装置(9)によれば、前記加算
手段の前段に遅延手段が介装されているので、自然な感
じの音の移動感が得られ、臨場感のある好ましい音声再
生が可能となる。
【0014】また、本発明に係る音響装置(10)は、
上記音響装置(3)〜(9)のいずれかにおいて、前記
加算処理された後のチャンネル信号のレベルが変化しな
いように前記加算処理されたチャンネル信号のレベルを
下げる減衰手段を備えていることを特徴としている。上
記した音響装置(10)によれば、加算された後のチャ
ンネル信号レベルが高くならないように、信号レベルを
下げる前記減衰手段により信号レベルが調整されるの
で、各チャンネル間の音量差が不要に大きくなることが
なく、各チャンネル間の極端なチャンネル信号レベル差
に起因する不自然な再生状態の発生を阻止することがで
きる。
【0015】また、本発明に係る音響装置(11)は、
上記音響装置(3)〜(10)のいずれかにおいて、前
記加算処理された後のチャンネル信号のレベルが変化し
ないように前記加算処理されたチャンネル信号のレベル
を下げる前記減衰手段と、該減衰手段による減衰率に連
動させて前記減衰処理されたチャンネル信号レベルを再
度下げる調整を行う調整手段とを備えていることを特徴
としている。上記した音響装置(11)によれば、加算
された後のチャンネル信号レベルが高くならないよう
に、加算処理される信号レベルを元の信号レベルまで減
衰させ、それに合わせて元々減衰処理されているチャン
ネルの信号も再度調整することで、信号レベルの上昇を
伴わないよりバランスのとれた出力調整が可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る音響装置の実
施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実
施の形態(1)に係る音響装置の構成を示すブロック図
である。本実施の形態に係る音響装置は、室内に配置さ
れた各スピ−カ毎に異なった音声を出力させるマルチト
ラックの音源であるDVD等の音源1を備えている。そ
して音源1からの音声信号は、デジタルデ−タを各種デ
ジタル処理するDSP(デジタルシグナルプロセッサ)
2に出力される。DSP2は、音源からのデジタルデ−
タをデコ−ド処理するデコ−ダ3やデコ−ダ3からの出
力信号を使用者による操作部7の操作状況に応じてマイ
クロコンピュ−タ−(以下マイコンと記す)6からの各
チャンネル毎の出力調整条件の制御信号をもとに出力調
整処理を行う出力(バランス、フェ−ダ−)調整部4を
含んで構成されている。
【0017】DSP2により構成された出力調整部4に
おいてバランス調整やフェ−ダ−制御等された音声信号
は、デジタル・アナログ変換器(D/A)5においてデ
ジタル信号からアナログ信号に変換される。そしてD/
A5から出力された音声信号は、音声再生できるレベル
まで電力増幅を行う各パワーアンプFLA(左前再生音
用)、FRA(右前再生音用)、FCA(中央前再生音
用)、RLA(左後再生音用)、RRA(右後再生音
用)、WA(低音再生用)で電力増幅され、室内の前後
左右および中央前に配置され音声再生を行うスピーカF
LS(左前配置)、FRS(右前配置)、FCS(中央
前配置)、RLS(左後配置)、RRS(右後配置)、
WS(低音再生用スピーカ)において音声に変換されて
出力される。尚、D/A5は、1個の構成で示している
が内部は6チャンネル分の構成が存在している。
【0018】操作部7は、出力調整の設定を含む音響装
置の各種操作を行うためのもので、押しボタンスイッチ
等を含んで構成され、マイコン6に接続されている。マ
イコン6は、音響装置の各種制御を行うもので、演算処
理を行う中央処理装置(CPU)、プログラムや各種定
数等が記憶されたROM、調整した出力調整特性デ−タ
や演算処理途中のデ−タ等の各種デ−タの一時記憶用に
使用されるRAM等を含んで構成されている。そしてマ
イコン6からDSP2の出力調整部4に各チャンネル毎
の出力調整条件の制御信号が操作部の操作状況に応じて
出力されることにより、所望の出力調整処理が行われる
ようになっている。
【0019】図2は本発明の実施の形態(1)に係る音
響装置における出力調整部をより具体的に示したブロッ
ク図である。DSP2は、各チャンネル信号のバラン
ス、フェ−ダ−の調整を行う出力調整部4を備えてい
る。出力調整部4は、フロント左チャンネル、フロント
センタ−チャンネル、フロント右チャンネルの各チャン
ネルに対するゲイン調整器10a〜10cを備えてお
り、マイコン6から送られてくる制御信号に基づいて、
各チャンネルのゲイン調整を行うようになっている。
【0020】図3は、実施の形態(1)に係る音響装置
でバランス調整を行ったときの各チャンネル信号の調整
前後の出力信号レベルの変化例を示す図である。(a)
は調整前の各チャンネル信号レベルを、(b)はバラン
ス調整後の各チャンネル信号レベルの一例を示してい
る。例えばフロント左チャンネルの信号レベルをn%減
衰させるように操作部7で調整すると、フロントセンタ
−チャンネルの信号を元の信号レベルの0.3n〜0.
8n%の範囲で減衰させて出力するようにマイコンから
制御信号が出力調整部4に出力され、ゲイン調整器10
a及びゲイン調整器10bにおいてゲイン調整が行われ
る。フロントセンタ−チャンネルの前記ゲイン量の調整
は、操作部7において、聴取者の位置設定やスピ−カ−
間の距離設定やユ−ザ−の好みに応じて設定できるよう
に設定手段(図示せず)が設けられていてそれらの制御
パタ−ンもマイコン6のRAMに記憶させることができ
るようになっている。 このような制御により、センタ
−チャンネルの音声信号が、左右チャンネルの減衰量に
応じて調整されるので、左右のチャンネルとセンタ−チ
ャンネルとの間の音のバランスに不自然さがなく、自然
に感じる音声再生が可能となる。
【0021】次に、本発明に係る実施の形態(2)につ
いて説明する。図4は実施の形態(2)に係る音響装置
の概略構成を示すブロック図である。尚、図1に示した
実施の形態(1)に係る音響装置と同様の構成について
は、同じ符合を付し、その説明を省略する。
【0022】DSP12は、各チャンネル信号のバラン
ス調整を行う出力調整部14を備えている。出力調整部
14は、フロント左チャンネル、フロントセンタ−チャ
ンネル、フロント右チャンネルの各チャンネルに対する
ゲイン調整器10a〜10cを備えており、マイコン6
から送られてくる制御信号に基づいて、各チャンネルの
ゲイン調整を行うようになっている。
【0023】ゲイン調整器11a、11bは、ゲイン調
整されたチャンネル信号の一部をセンタ−チャンネル信
号に加算するためのチャンネル信号をさらにゲイン調整
するためのものである。加算器12aはゲイン調整器1
1a、11bでゲイン調整された左又は右チャンネル信
号をセンタ−チャンネル信号に加算するためものであ
る。加算器12bはセンタ−チャンネル信号の一部をフ
ロント右チャンネルに加算するためのものである。同様
に加算器12cはセンタ−チャンネル信号の一部をフロ
ント左チャンネルに加算するためのものである。
【0024】図5は、実施の形態(2)に係る音響装置
でバランス調整を行ったときの各チャンネル信号の調整
前後の出力信号レベルの変化例を示す図である。(a)
は調整前の各チャンネル信号レベルを、(b)はバラン
ス調整後の各チャンネル信号レベルの一例を示してい
る。例えば操作部7におけるバランス調整スイッチでフ
ロント左チャンネルの信号レベルをn1 %減衰させるよ
うにレベル調整すると、減衰されたn1 %のうちの0.
2n1 〜0.8n1 %のフロント左チャンネル信号をフ
ロントセンタ−チャンネルに加算する制御信号と、フロ
ントセンタ−チャンネル信号のバランス調整前の元の信
号レベルの0.1n1 〜0.6n1 %のチャンネル信号
をフロント右チャンネル信号に加算するマイコン制御信
号がDSP12の出力調整部14に出力され、これらの
処理が出力調整部14で行われる。
【0025】このように、実施の形態(2)に係る音響
装置によれば、バランス調整によって左右いずれかのチ
ャンネル信号レベルを小さくした場合でも、この小さく
なったチャンネル信号がセンタ−チャンネルに一部加算
されることで、特定の減衰処理されたチャンネルからの
音声が聞こえなくなるなどの不具合がなくなり、マルチ
チャンネルの音響装置でも適切なバランス調整を行うこ
とができる。
【0026】また、さらに別の実施の形態に係る音響装
置では、加算処理されるチャンネルの処理後の信号レベ
ルが大きくなりすぎて、再生音に違和感を生じることを
防ぐために各チャンネルにおける加算器12a、12
b、12cの後段に、さらにゲイン調整器を設け、加算
処理により信号レベルが最も高くなったチャンネルの信
号レベルを調整前の元の信号レベルまで減衰させ、さら
にそれと同じ減衰率で他のチャンネル信号レベルをも減
衰させる処理を行わせてもよく、かかる処理を行わせる
ことにより、より聞き取り易いバランス調整を行う音響
装置を実現することができる。これら信号レベルの設定
は、通常マイコン6で自動演算処理されるが、ユ−ザ−
の好みにより、操作部7でマニュアル設定できるように
してもよい。
【0027】そのようなバランス調整を行った場合の出
力信号レベルの変化を図5の(a)(b)に関連付けて
(c)に示している。加算器12bで加算処理されたフ
ロント右チャンネル信号の信号レベルを調整前の元の信
号レベルまで減衰させ、それと同じ減衰率でフロント左
チャンネル信号とフロントセンタ−チャンネル信号をそ
れぞれ減衰させており、かかる処理により全体のバラン
ス調整をさらに良好なものとすることができる。
【0028】次に、本発明の実施の形態(3)に係る音
響装置について説明する。図6は実施の形態(3)に係
る5.1チャンネルのチャンネル信号を再生する音響装
置の概略構成を示すブロック図である。
【0029】DSP22は、各チャンネル信号のバラン
ス、フェ−ダ−調整を行う出力調整部24を備えてい
る。出力調整部24は、各チャンネルに対するゲイン調
整器10a〜10fを備えており、マイコン6から送ら
れてくる制御信号に基づいて、各チャンネルのゲイン調
整を行うようになっている。
【0030】ゲイン調整器15a、15bは、ゲイン調
整器10d、10eにおいてフェ−ダ−調整(前後バラ
ンス調整)によりゲイン調整された左右リアチャンネル
信号の一部を左右フロントチャンネル信号に加算する際
に、さらにゲイン調整するためのものである。加算器1
7a、17bはゲイン調整器15a、15bでゲイン調
整された左右リアチャンネル信号を左右フロントチャン
ネル信号に各々加算するためのものである。同様にゲイ
ン調整器16a、16bは、ゲイン調整器10a、10
cにおいてフェ−ダ−調整によりゲイン調整された左右
フロントチャンネル信号の一部を左右リアチャンネル信
号に加算する際にさらにゲイン調整するためのものであ
る。加算器18a、18bはゲイン調整器16a、16
bでゲイン調整された左右フロントチャンネル信号を左
右リアチャンネル信号に各々加算するためのものであ
る。つまり、フェ−ダ−調整によりバランスをフロント
側あるいはリア側にすると、リアあるいはフロントのチ
ャンネル信号が減衰され、減衰された左右リアチャンネ
ル信号あるいは左右フロントチャンネル信号の一部の左
右リアチャンネル信号あるいは左右フロントチャンネル
信号を左右フロントチャンネルあるいは左右リアチャン
ネルに加算して出力するようになっている。
【0031】図7は、実施の形態(3)に係る音響装置
でフェ−ダ−調整を行ったときの各チャンネル信号の調
整前後の出力信号レベルの変化例を示す図である。
(a)は調整前の各チャンネル信号レベルを、(b)は
フェ−ダ−調整後の各チャンネル信号レベルの一例を示
している。操作部7におけるフェ−ダ−調整スイッチで
左右のリアチャンネル信号レベルをn2 %減衰させるよ
うにレベル調整すると、減衰されたn2 %のうちの0.
2n2 〜0.8n2 %の左右のリアチャンネル信号を左
右のフロントチャンネルに加算する制御信号がDSP2
2の出力調整部24に出力され、これらの処理が行われ
る。
【0032】このように実施の形態(3)に係る音響装
置によれば、フェ−ダ−調整によって前後いずれかのチ
ャンネル信号レベルを小さくした場合でも、その減衰さ
れたチャンネル信号の一部が減衰されていない後前いず
れかのチャンネル側に加算されることで、特定の減衰処
理されたチャンネルからの音声が聞こえなくなるなどの
不具合がなくなり、マルチチャンネルの音響装置でも適
切なフェ−ダ−調整を行うことができる。
【0033】また、さらに別の実施の形態に係る音響装
置では、加算処理されるチャンネルの処理後の信号レベ
ルが大きくなりすぎて、再生音に違和感を生じることを
防ぐために各チャンネルにおける加算器17a、17
b、18a、18bの後段に、さらにゲイン調整器を設
け、加算処理により信号レベルが最も高くなったチャン
ネルの信号レベルを調整前の元の信号レベルまで減衰さ
せ、さらにそれと同じ減衰率で他のチャンネル信号レベ
ルをも減衰させる処理を行わせてもよく、かかる処理を
行わせることにより、より聞き取り易いフェ−ダ−調整
を行う音響装置を実現することができる。これら信号レ
ベルの設定は通常、マイコン6で自動演算処理される
が、ユ−ザ−の好みにより操作部7でマニュアル設定で
きるようにしてもよい。
【0034】そのようなフェ−ダ−調整を行った場合の
出力信号レベルの変化を図7の(a)(b)に関連付け
て(c)に示している。加算器17a、17bで加算処
理された加算後の左右フロントチャンネル信号の信号レ
ベルを調整前の元の信号レベルまで減衰させ、それと同
じ減衰率で左右リヤチャンネル信号をそれぞれ減衰させ
ており、かかる処理により全体のバランス調整をさらに
良好なものとすることができる。
【0035】また、さらに別の実施の形態に係る音響装
置では、図6における加算器17a、17b、18a、
18bの各前段に遅延回路を設け、加算される前の各チ
ャンネル信号に遅延処理を施すことで、フェ−ダ−調整
時でも前後、後前の音の移動感が得られ、ユ−ザ−の好
みに応じて好ましい音響効果を得られる音響装置を実現
することができる。また、これらの遅延回路はマイコン
6から送られてくる制御信号に基づいて、ON、OFF
の設定もできるようになっている。
【0036】次に、本発明の実施の形態(4)に係る音
響装置について説明する。図8は実施の形態(4)に係
る5.1チャンネルのチャンネル信号を再生する音響装
置の概略構成を示すブロック図である。
【0037】DSP32は、各チャンネル信号のバラン
ス、フェ−ダ−調整を行う出力調整部34を備えてい
る。出力調整部34は、各チャンネルに対するゲイン調
整器10a〜10fを備えており、マイコン6から送ら
れてくる制御信号に基づいて、各チャンネルのゲイン調
整を行うようになっている。
【0038】ゲイン調整器20a、20bは、ゲイン調
整器10c、10eにおいてバランス調整(左右バラン
ス調整)によりゲイン調整されたフロントとリヤの右チ
ャンネル信号の一部をフロントとリヤの左チャンネル信
号にそれぞれ加算する際にさらにゲイン調整するための
ものである。加算器22a、22bはゲイン調整器20
a、20bでゲイン調整されたフロントとリアの各右チ
ャンネル信号をフロントとリヤの各左チャンネル信号に
各々加算するためのものである。同様にゲイン調整器2
1a、21bは、ゲイン調整器10a、10dにおいて
バランス調整によりゲイン調整されたフロントとリヤの
左チャンネル信号の一部をフロントとリヤの右チャンネ
ル信号にそれぞれ加算する際にさらにゲイン調整するた
めのものである。加算器23a、23bはゲイン調整器
21a、21bでゲイン調整されたフロントとリアの各
左チャンネル信号をフロントとリヤの各右チャンネル信
号に各々加算するためのものである。つまり、バランス
調整によりバランスを左側あるいは右側にすると、右側
あるいは左側のチャンネル信号が減衰され、減衰された
右側チャンネル信号あるいは左側チャンネル信号の一部
の右側チャンネル信号あるいは左側チャンネル信号を左
側チャンネルあるいは右側チャンネルに加算して出力す
るようになっている。
【0039】図9は、実施の形態(4)に係る音響装置
でバランス調整を行ったときの各チャンネル信号の調整
前後の出力信号レベルの変化例を示す図である。(a)
は調整前の各チャンネル信号レベルを、(b)はバラン
ス調整後の各チャンネルの信号レベルの一例を示してい
る。操作部7におけるバランス調整スイッチでフロント
とリアの右チャンネル信号レベルをn2 %減衰させるよ
うにレベル調整すると、減衰されたn2 %のうちの0.
2n2 〜0.8n2 %のフロントとリアの右チャンネル
信号をフロントとリヤの左チャンネルに加算する制御信
号がDSP32の出力調整部34に出力され、これらの
処理が行われる。
【0040】このように、実施の形態(4)に係る音響
装置によれば、バランス調整によって左右いずれかのチ
ャンネル信号レベルを小さくした場合でも、その減衰さ
れたチャンネル信号の一部が減衰されていない右左いず
れかのチャンネル側に加算されることで、特定の減衰処
理されたチャンネルからの音声が聞こえなくなるなどの
不具合がなくなり、マルチチャンネルの音響装置でも適
切なバランス調整を行うことができる。
【0041】また、さらに別の実施の形態に係る音響装
置では、加算処理されるチャンネルの処理後の信号レベ
ルが大きくなりすぎて、再生音に違和感を生じることを
防ぐために各チャンネルにおける加算器22a、22
b、23a、23bの後段に、さらにゲイン調整器を設
け、加算処理により信号レベルが最も高くなったチャン
ネルの信号レベルを調整前の元の信号レベルまで減衰さ
せ、さらにそれと同じ減衰率で他のチャンネル信号レベ
ルをも減衰させる処理を行わせてもよく、かかる処理を
行わせることにより、より聞き取り易いバランス調整を
行う音響装置を実現することができる。これら信号レベ
ルの設定は通常マイコン6で自動演算処理されるが、ユ
−ザ−の好みにより、操作部7でマニュアル設定できる
ようにしてもよい。
【0042】そのようなバランス調整を行った場合の出
力信号レベルの変化を図9の(a)(b)に関連付けて
(c)に示している。加算器22a、22bで加算処理
された加算後のフロントとリアの左チャンネル信号の信
号レベルを調整前の元の信号レベルまで減衰させ、それ
と同じ減衰率でフロントとリアの右チャンネル信号をそ
れぞれ減衰させており、かかる処理により全体のバラン
ス調整をさらに良好なものとすることができる。
【0043】また、さらに別の実施の形態に係る音響装
置では、図8における加算器22a、22b、23a、
23bの各前段に遅延回路を設け、加算される前の各チ
ャンネル信号に遅延処理を施すことで、バランス調整時
でも左右、右左の音の移動感が得られ、ユ−ザ−の好み
に応じて好ましい音響効果を得られる音響装置を実現す
ることができる。また、これらの遅延回路はマイコン6
から送られてくる制御信号に基づいて、ON、OFFの
設定もできるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る音響装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態(1)に係る音響装置の構
成をより具体的に示すブロック図である。
【図3】(a)(b)は、出力(バランス)調整パタ−
ンの一例を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態(2)に係る音響装置の構
成を示すブロック図である。
【図5】(a)〜(c)は、出力(バランス)調整パタ
−ンの一例を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態(3)に係る音響装置の構
成を示すブロック図である。
【図7】(a)〜(c)は、出力(フェ−ダ−)調整パ
タ−ンの一例を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態(4)に係る音響装置の構
成を示すブロック図である。
【図9】(a)〜(c)は、出力(フェ−ダ−、バラン
ス)調整パタ−ンの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 音源 2、12、22、32 DSP(デジタルシグナルプロ
セッサ) 3 デコ−ダ 4、14、24、34 出力調整部 6 マイクロコンピュ−タ(マイコン) 7 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 裕二 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 松井 英樹 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 Fターム(参考) 5D062 CC02 5J100 AA01 BA10 BC06 CA29 DA09 EA02 FA00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前方配置スピ−カ−用の左右
    フロントチャンネルとセンタ−チャンネルとを含む複数
    のチャンネル信号を再生可能な音響装置において、 左又は右チャンネル信号のいずれか一方を減衰させる減
    衰手段と、 前記左又は右チャンネル信号の減衰に連動させて前記セ
    ンタ−チャンネル信号の減衰量を調整する調整手段とを
    備えていることを特徴とする音響装置。
  2. 【請求項2】 前記左又は右チャンネル信号のいずれか
    一方を減衰させる前記減衰手段による減衰を元の信号レ
    ベルのn%の範囲で行う場合、前記センタ−チャンネル
    信号の減衰量を調整する前記調整手段による減衰量を
    0.3n〜0.8n%の範囲で行うことを特徴とする請
    求項1記載の音響装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも前方配置スピ−カ−用の左右
    フロントチャンネルとセンタ−チャンネルとを含む複数
    のチャンネル信号を再生可能な音響装置において、 左又は右チャンネル信号のいずれか一方を減衰させる減
    衰手段と、 減衰された前記左又は右チャンネル信号を前記センタ−
    チャンネルに加算する加算手段と、 前記センタ−チャンネル信号を減衰されていない側の前
    記右又は左チャンネルに加算する加算手段とを備えてい
    ることを特徴とする音響装置。
  4. 【請求項4】 前記左又は右チャンネル信号のいずれか
    一方を減衰させる前記減衰手段による減衰を元の信号レ
    ベルのn1 %の範囲で行う場合、 減衰された前記左又は右チャンネル信号を前記センタ−
    チャンネルに加算する加算量を0.2n1 〜0.8n1
    %の範囲で行う前記加算手段と、 減衰されていない側の前記右又は左チャンネルに加算す
    る前記加算手段による加算量を前記センタ−チャンネル
    の元の信号レベルの0.1n1 〜0.6n1 %の範囲で
    行う前記加算手段とを備えていることを特徴とする請求
    項3記載の音響装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも前方配置スピ−カ−用の左右
    フロントチャンネルと後方配置スピ−カ−用の左右リヤ
    チャンネルとを含む複数のチャンネル信号を再生可能な
    音響装置において、 前方又は後方チャンネル信号のいずれか一方を減衰させ
    る減衰手段と、 減衰させるチャンネル側の信号を、減衰されないチャン
    ネル側に加算する加算手段とを備えていることを特徴と
    する音響装置。
  6. 【請求項6】 前記前方又は後方チャンネル信号のいず
    れか一方を減衰させる前記減衰手段による減衰を元の前
    方又は後方チャンネル信号のn2 %の範囲で行う場合、 前記減衰させるチャンネル側の信号を、減衰されないチ
    ャンネル側に加算する前記加算手段による加算量を0.
    2n2 〜0.8n2 %の範囲で行う前記加算手段を備え
    ていることを特徴とする請求項5記載の音響装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも前方配置スピ−カ−用の左右
    フロントチャンネルと後方配置スピ−カ−用の左右リヤ
    チャンネルとを含む複数のチャンネル信号を再生可能な
    音響装置において、 左側又は右側チャンネル信号のいずれか一方を減衰させ
    る減衰手段と、 減衰させるチャンネル側の信号を、減衰されないチャン
    ネル側に加算する加算手段とを備えていることを特徴と
    する音響装置。
  8. 【請求項8】 前記左側又は右側チャンネル信号のいず
    れか一方を減衰させる前記減衰手段による減衰を元の左
    側又は右側チャンネル信号のn3 %の範囲で行う場合、 前記減衰させるチャンネル側の信号を、減衰されないチ
    ャンネル側に加算する前記加算手段による加算量を0.
    2n3 〜0.8n3 %の範囲で行う前記加算手段を備え
    ていることを特徴とする請求項7記載の音響装置。
  9. 【請求項9】 前記加算手段の前段に遅延手段が介装さ
    れていることを特徴とする請求項3〜8のいずれかの項
    に記載の音響装置。
  10. 【請求項10】 前記加算処理された後のチャンネル信
    号のレベルが変化しないように前記加算処理されたチャ
    ンネル信号のレベルを下げる減衰手段を備えていること
    を特徴とする請求項3〜9のいずれかの項に記載の音響
    装置。
  11. 【請求項11】 前記加算処理された後のチャンネル信
    号のレベルが変化しないように前記加算処理されたチャ
    ンネル信号のレベルを下げる前記減衰手段と、 該減衰
    手段による減衰率に連動させて前記減衰処理されたチャ
    ンネル信号レベルを再度下げる調整を行う調整手段とを
    備えていることを特徴とする請求項3〜10のいずれか
    の項に記載の音響装置。
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