JP2001267683A - 波長可変レーザ装置 - Google Patents

波長可変レーザ装置

Info

Publication number
JP2001267683A
JP2001267683A JP2000079036A JP2000079036A JP2001267683A JP 2001267683 A JP2001267683 A JP 2001267683A JP 2000079036 A JP2000079036 A JP 2000079036A JP 2000079036 A JP2000079036 A JP 2000079036A JP 2001267683 A JP2001267683 A JP 2001267683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
laser
face
semiconductor laser
wavelength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000079036A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Akimoto
浩司 秋本
Yoshimasa Katagiri
祥雅 片桐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2000079036A priority Critical patent/JP2001267683A/ja
Publication of JP2001267683A publication Critical patent/JP2001267683A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャープのないフーリエ変換限界なパルス光
を発生させ、低ノイズで高出力特性を得ること。また、
光学部品の組み付け調整を簡略化すること。 【解決手段】 可飽和吸収領域1aを一端面に有する半
導体レーザ1の他方の端面からレーザ光100を出力
し、外部共振部を構成する反射鏡2、光線の通過位置に
応じて透過波長が異なる波長可変光バンドパスフィルタ
3とを介して、再度半導体レーザ1に帰還させ、可飽和
吸収領域1a側の端面から出力光を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に光通信分野で
利用され、外部共振器型の半導体レーザを用いて波長可
変なパルス光を発生することが可能な波長可変レーザ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、波長可変レーザ装置として利用さ
れる波長可変パルス光源は、光波長多重通信システムに
おけるReturn−to−Zero(RZ)信号源と
して重要である。
【0003】従来の波長可変パルス光源としては、ファ
イバリングレーザや外部共振器型半導体レーザのような
モード同期レーザが検討されてきた。
【0004】図10は、ファイバリングレーザの例を示
す。
【0005】ファイバリングレーザとは、光ファイバ増
幅器200、光変調器201、波長可変光フィルタ20
2、光アイソレータ203、および光カプラ204によ
って共振器を構成するものである。
【0006】この種のレーザは、電気発振器205を用
いて特定の周波数で光変調器201を変調することによ
り、モード同期パルス光を発生する。パルス光の波長
は、共振器内に挿入された波長可変光フィルタ202に
より変えることができる。利得媒体として光ファイバ増
幅器200を用いることができることから、非常に強い
強度のパルス光を得ることができる。また、すべて光フ
ァイバ系で構成されているため、光学系のアライメント
は簡易である点も特徴である。
【0007】しかし、この種のレーザは、共振器長が半
導体レーザなどに比べて非常に長いことから、大気の温
度変動などにより共振器長がゆらぎ、繰り返し周期の一
定なパルス光を発生させることは難しいという欠点があ
る。
【0008】図11は、外部共振器型の半導体レーザの
例を示す。
【0009】外部共振器型の半導体レーザとは、反射防
止膜210aを有するファブリ・ぺロー型半導体レーザ
210、回折格子211、および半導体レーザ210か
らの光を回折格子211に導くレンズ212とによって
構成される。
【0010】半導体レーザ210は、光増幅器および光
変調器の役割を担う。そして、電気発振器213を用い
て半導体レーザ210を変調することにより、モード同
期パルス光を発生する。パルス光の波長は、外部反射鏡
の役割を担う回折格子211の回折角を変えることによ
って変更することができる。
【0011】この種の半導体レーザは、ファイバリング
レーザに比べて共振器長が短いことから、基本モード同
期によりGHzオーダーの高繰り返し周波数なパルス光
を得ることができる。また、簡易かつ小型な構成とする
ことが可能であることも特徴である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような外
部共振器型の半導体レーザでは、光通信に必要な10G
Hz、あるいはそれ以上の高繰り返しなパルス光を基本
モード同期で得るためには、共振器長を1.5cm以下
と非常に短くする必要がある。
【0013】そこで、短い外部共振器に光バンドパスフ
ィルタを挿入して、スライドさせながら波長をチューニ
ングする方法が提案されている。
【0014】図12は、光バンドパスフィルタを用い
た、波長可変パルスレーザの構成例を示す。
【0015】外部共振器型の半導体レーザとは、反射防
止膜210aを有する半導体レーザ210、波長可変光
バンドパスフィルタ220、反射鏡221、およびレン
ズ212とによって構成される。
【0016】波長可変光バンドパスフィルタ220とし
ては、基板の位置に応じて透過波長が異なる誘電体多層
膜フィルタを用いているため、フィルタの傾き角を変え
ることなくレーザの発振波長を変え、外部共振器を非常
に短くすることができる。これにより、非常に高繰り返
し周波数なパルス光を基本モード同期で得ることができ
る。
【0017】しかし、従来の外部共振器型の半導体レー
ザでは、半導体レーザの利得を直接変調するため、パル
ス光がチャープしており、ゆえに、フーリエ変換限界の
パルス幅が得られにくい。
【0018】また、光バンドパスフィルタで反射された
光が半導体レーザに戻らないようにするため、光バンド
パスフィルタを少し傾けて配置しなければならず、より
高い繰り返し周期のパルス光を発生することが困難であ
る。
【0019】そこで、本発明の目的は、可飽和吸収領域
を有する半導体レーザを用いて外部共振器を構成するこ
とにより、チャープのないフーリエ変換限界なパルス光
を発生させることによって、低ノイズで出力特性に優れ
た波長可変レーザ装置を提供することにある。
【0020】また、本発明の他の目的は、波長板を用い
て光バンドパスフィルタを挟む構成とすることにより、
一段と高い繰り返し周波数のパルス光を発生させて、よ
り優れた出力特性を得ると共に、光学部品の組み付け調
整を簡略化することが可能な波長可変レーザ装置を提供
することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部共振器型
の半導体レーザを用いてパルス光を発生させる装置であ
って、一方の端面に可飽和吸収領域を有する半導体レー
ザと、前記可飽和吸収領域が形成された端面とは異なる
他方の端面から出力されるレーザ光を当該他方の端面に
帰還させる光反射手段と、前記半導体レーザと前記光反
射手段との間の光路上に可動自在に設けられ、レーザ光
の通過位置によって透過波長が異なる光バンドパスフィ
ルタとを具え、前記半導体レーザの前記他方の端面から
出力したレーザ光を前記光反射手段に導いて反射させ、
該反射したレーザ光を前記他方の端面に戻し、さらに前
記可飽和吸収領域が形成された前記一方の端面から前記
パルス光を出力させるに際して、前記光バンドパスフィ
ルタを可動して発振波長を可変することによって、波長
可変レーザ装置を構成する。
【0022】本発明は、外部共振器型の半導体レーザを
用いてパルス光を発生させる装置であって、一方の端面
に可飽和吸収領域を有する半導体レーザと、前記可飽和
吸収領域が形成された端面とは異なる他方の端面から出
力されるレーザ光を当該他方の端面に帰還させる光反射
手段と、前記半導体レーザと前記光反射手段との間の光
路上に直交してかつ可動自在に設けられ、レーザ光の通
過位置によって透過波長が異なる光バンドパスフィルタ
と、前記光バンドパスフィルタを挟んだ前後の光路上に
設けられた1/4波長板とを具え、前記半導体レーザの
前記他方の端面から出力されたレーザ光を前記光反射手
段に導いて反射させ、該反射したレーザ光を前記他方の
端面に戻し、さらに前記可飽和吸収領域が形成された前
記一方の端面から前記パルス光を出力させるに際して、
前記光バンドパスフィルタを可動して発振波長を可変す
ることによって、波長可変レーザ装置を構成する。
【0023】ここで、前記光バンドパスフィルタは、前
記他方の端面から出力されるレーザ光に対して透明な基
板上に形成された誘電体多層膜を有し、該誘電体多層膜
は、前記基板の1点を軸として回転するときの見込み角
に応じて透過波長が異なり、当該光バンドパスフィルタ
の可動は、前記軸を基点とした回転としてもよい。
【0024】電気発振器、又は、前記半導体レーザのレ
ーザ光とは異なる波長のレーザ光を出力するパルスレー
ザを用いて、前記可飽和吸収領域の吸収特性を変調する
ことにより、前記出力光としてモード同期パルス光を発
生させてもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0026】[第1の例]まず、本発明の第1の実施の
形態を、図1〜図4に基づいて説明する。
【0027】図1は、本発明に係る波長可変レーザ装置
の構成例を示す。
【0028】本装置は、劈開端面に可飽和吸収領域1a
を有する半導体レーザ1と、該半導体レーザ1からのレ
ーザ光100を半導体レーザ1に帰還させる反射鏡2
と、基板の位置(すなわち、光線の通過位置)に応じて
透過波長が異なる波長可変光バンドパスフィルタ3と、
出力したレーザ光100をコリメートするレンズ4とを
備えている。
【0029】この場合、反射鏡2と、波長可変光バンド
パスフィルタ3と、レンズ4とは、外部共振器を構成し
ている。
【0030】半導体レーザ1の可飽和吸収領域1aが形
成された劈開端面とは反対側の劈開端面には、半導体レ
ーザの固有モードでレーザ発振を防止するための反射防
止膜(無反射コーティング膜)1bが形成されている。
【0031】波長可変光バンドパスフィルタ3は、レー
ザ光100の通過位置によって透過波長を異ならせる機
能があり、半導体レーザ1と反射鏡2との間の光路上に
可動自在に設けられている。ここでいう可動自在とは、
波長可変光バンドパスフィルタ3を光軸と交差する方向
に移動、又は、後述する例のように光軸に対してある点
を中心として回転させることをいう。本例では、この波
長可変光バンドパスフィルタ3を光軸と交差する方向に
移動させることによって、レーザ光100の波長を可変
することができる。
【0032】本装置の動作を概略して説明する。
【0033】半導体レーザ1において、可飽和吸収領域
1aを有する壁開端面とは逆側の劈開端面からレーザ光
100が出射される。この出射したレーザ光100は、
レンズ4、波長可変光バンドパスフィルタ3を介して、
反射鏡2に照射される。その後、反射され戻り光となっ
たレーザ光100は、再び半導体レーザ1の劈開端面に
帰還する。その帰還したレーザ光100は、反射防止膜
1bとは反対側の可飽和吸収領域1a側の端面で再び反
射され、共振し、レーザ発振する。そして、半導体レー
ザ1からの出力は、可飽和吸収領域1a側の端面から出
力光(=パルス光)として出力される。
【0034】(可飽和吸収領域)ここで、可飽和吸収領
域1aを、図2〜図3に基づいて説明する。
【0035】図2は、可飽和吸収領域1aの光吸収特性
を示す。可飽和吸収領域1aとは、光入力パワーの増大
につれて光吸収が飽和し、ある値から光吸収率が減少す
るような特性をもつ領域である。可飽和吸収の効果とし
ては、半導体光素子のバルク構造においてもこのような
効果が得られるが、量子井戸構造においては、吸収飽和
の効果がより顕著に現れる。
【0036】図3は、可飽和吸収領域1aを劈開端面に
有する半導体レーザ1の構成例を示す。この場合、基板
10上に量子井戸層11が形成された量子井戸構造をも
つ半導体レーザ1の電極12を分離し、分離された一方
の領域に順バイアス電流を与えて利得領域1cとし、他
方の領域に逆バイアス電圧を与えて可飽和吸収領域1b
とすることによって、可飽和吸収領域1aを劈開端面に
有する半導体レーザ1を作製できる。また、この他に、
量子井戸構造の異なる可飽和吸収領域1aを有する半導
体レーザ1も作製可能である。
【0037】可飽和吸収領域1aを劈開端面に有する半
導体レーザ1では、利得領域1c内で発生した光が半導
体レーザ1および外部共振器内で共振を繰り返すが、可
飽和吸収の特性により、強度の強い光は可飽和吸収領域
1aを通過するものの、強度の弱い光は可飽和吸収領域
1aで吸収され、次第に弱まっていき、最終的に共振器
長の逆数に比例するパルス光となる。このようなパルス
光発生の機構を受動モード同期法といい、電気発振器を
用いなくてもフーリエ変換限界なパルス光を発生させる
ことができる。
【0038】また、発生されたパルス光は、強度の弱い
部分は可飽和領域により吸収されてしまい、強度の強い
部分が残るため、非常に急峻なパルス光を発生させるこ
とができる。このような方法では、直接レーザの利得を
変調しないことから、チャープの少ない、フーリエ変換
限界なパルス光を発生させることができる。
【0039】ここで、半導体光素子に大きな電圧を与え
ると、その電圧の値に応じて光の吸収が起きる波長が長
波長側にシフトする。これは、バルク構造においては、
フランツ・ケルディッシュ効果、量子井戸構造において
は量子閉込めシュタルク効果として知られている。
【0040】可飽和吸収領域1aも同様に、可飽和吸収
領域1aに逆バイアス電圧を与えると、吸収波長が長波
長側にシフトする。従って、可飽和吸収領域1aに与え
る逆バイアス電圧を調節することにより、光の吸収条件
を制御することができる。
【0041】(光バンドパスフィルタ)ここで、波長可
変光バンドパスフィルタ3について説明する。
【0042】基板の位置に応じて透過波長が異なる波長
可変光バンドパスフィルタ3とは、誘電体多層膜を基板
上の位置に応じて連続的に、あるいは段階的に厚みを変
えて蒸着したフィルタである。
【0043】このような波長可変光バンドパスフィルタ
3は、フィルタの傾き角を変えるのではなく、フィルタ
の位置を変えることで半導体レーザ1の発振波長を変え
ることができるので、理論的には、半導体レーザ1と反
射鏡2との距離をフィルタの厚みおよびレンズ4の厚み
程度まで短くすることができる。従って、非常に高い繰
り返し周波数なパルス光を基本モード同期で得ることが
できる。
【0044】図1の波長可変光バンドパスフィルタ3
は、誘電体多層膜の反対の面は反射防止膜が付けられて
いる。このようにして波長可変光バンドパスフィルタか
ら半導体レーザヘ長る反射戻り光は少なくできるが、可
能な限り波長可変光バンドパスフィルタからの反射戻り
光をなくすため、波長可変光バンドパスフィルタは光軸
に対して少し傾けることが望ましい。
【0045】(具体例)次に、本装置の構成例を、具体
的な数値を挙げて、図4に基づいて説明する。
【0046】可飽和吸収領域1aを含む半導体レーザ1
は、長さLa=0.4mm、屈折率3.5とする。レン
ズ4は、半径r=0.5mm、屈折率1.5とする。波
長可変光バンドパスフィルタ3は、厚さd=2mm、屈
折率1.5とする。このような部品を用いて、20GH
zのパルス光100を発生させる構成を考える。
【0047】ここで、本装置で発生されるパルス光の繰
り返し周波数fは、半導体レーザ1、外部共振器を構成
する波長可変光バンドパスフィルタ3、レンズ2を加え
た実効的なレーザ共振器長をLとすると、基本モード同
期の場合、 f=c/2L …(1) c:光速 となる。
【0048】(1)式を用いると、20GHzのパルス
光を発生させるために必要な半導体レーザ1と反射鏡2
との間の距離Lbは、6.1mmと計算される。
【0049】今、半導体レーザ1と反射鏡2に囲まれた
部分を外部共振器、その長さを外部共振器長と呼ぶ。外
部共振器長からレンズ4および波長可変光バンドパスフ
ィルタ3の厚みを除くと、空間の占める長さは1.6m
mとなる。ただし、これは波長可変光バンドパスフィル
タ3が光軸に対して垂直に挿入されているとしたときの
結果である。
【0050】そこで、このように非常に短い外部共振器
内に、反射戻り光を無くすように波長可変光バンドパス
フィルタ3を傾けて挿入する場合を考える。
【0051】図4に示すように、x−y平面上で、半導
体レーザ1から出射されたレーザ光100が、半径r=
0.5mmのレンズ4(=ボールレンズ)で集光され、
1mmの幅を持つ平行光となったと仮定する。
【0052】また、20GHzでは、空間の占める長さ
が1.6mmしかないことから、波長可変光バンドパス
フィルタ3はレンズ4から0.5mm(=2r)離れた
ところに置かれ、波長可変光バンドパスフィルタ3のy
軸に対する角度(フィルタ角度とする)をθ(0<θ<
π/2)とする。
【0053】今、半導体レーザ1から出射された平行光
が波長可変光バンドパスフィルタ3で反射されたとき、
反射光がレンズ4に触れないようにするためのフィルタ
角度θを求める。
【0054】レンズ4で集光された平行光が波長可変光
バンドパスフィルタ3に接触する面のうち、最も半導体
レーザ1に近い点Pの座標は、P(r(2−tan
θ),−r)で表される。また、反射光の光軸の傾き
は、−tan2θで表される。ゆえに、点Pを通る反射
光の軌跡は、 y=−xtan2θ+r{tan2θ(2−tanθ)−1}…(2) と表すことができる。これはすなわち、波長可変光バン
ドパスフィルタ3で反射された平行光が最もレンズに近
づく部分の軌跡である。
【0055】さて、波長可変光バンドパスフィルタ3で
反射された光が半導体レーザ1に戻らないためには、
(2)式で表される軌跡がレンズ4に接しなければよ
い。すなわち、図4において、(2)式の軌跡がレンズ
4より上方にあれば、反射光は、半導体レーザ1に戻ら
ない。
【0056】そこで、反射光が半導体レーザ1に戻らな
い臨界状態の光フィルタ角度θcを求める。これはすな
わち、(2)式がレンズ4の接線となる場合である。
【0057】今、(2)式がレンズ4に接したときの接
点をQとすると、その座標は、 Q(rcosφ,rcosφ)=(rsin2θc,rcos2θc) ただし、φ=π−2θ …(3) と表せる。
【0058】座標(3)式を(2)式に代入すると、臨
界角度θcは、 sin2θc(2−tanθc)−cos2θc=1 …(4) という関係を満たす。
【0059】このとき、臨界角度はθc≒40度とな
る。よって、波長可変光バンドパスフィルタ3は、y軸
に対して40度以上傾ければ、図1の条件では、反射戻
り光が半導体レーザ1に戻ることはない。
【0060】上述したように、波長可変パルスレーザに
おいて、可飽和吸収領域1aを劈開端面に持つ半導体レ
ーザ1を用い、外部共振領域内に反射鏡2と波長可変光
バンドパスフィルタ3とレンズ4とを設けたことによ
り、チャープのない、フーリエ変換限界なパルス光を発
生することができる。
【0061】[第2の例]次に、本発明の第2の実施の
形態を、図5に基づいて説明する。なお、前述した第1
の例と同一部分については、その説明を省略し、同一符
号を付す。
【0062】本例では、波長可変光バンドパスフィルタ
3は、レーザ光100に対して透明な基板上に形成され
た誘電体多層膜を有し、該誘電体多層膜は基板の1点を
軸Pとした見込み角に応じて透過波長が異なるものとし
て構成した。この場合、波長可変光バンドパスフィルタ
3を、軸Pを基点とした回転によって可動させる。
【0063】具体的には、波長可変光バンドパスフィル
タ3は、誘電体多層膜を、円形基板の中心を軸Pとした
見込み角に応じて連続的に、あるいは段階的に厚みを変
えて蒸着したフィルタによって構成されるものであり、
これにより、円形基板の中心を軸Pとした見込み角に応
じて透過波長が異なる。
【0064】このような波長可変光バンドパスフィルタ
3は、フィルタの傾き角を変えるのでなく、円形基板を
回転させることによって、半導体レーザ1の発振波長を
変えることができるので、波長変化時の応答速度を速く
することができる。
【0065】また、フィルタ基板上にエンコーダの読み
取り用信号を書き込むことによって、正確な波長選択が
可能になる。
【0066】[第3の例]次に、本発明の第3の実施の
形態を、図6に基づいて説明する。なお、前述した各例
と同一部分については、その説明を省略し、同一符号を
付す。
【0067】本例では、半導体レーザ1の可飽和吸収領
域1aを変調する電気発振器20をさらに設けたもので
ある。
【0068】この電気発振器20を用いて可飽和吸収領
域1aに変調電圧を与えることにより、出力光としてモ
ード同期パルス光を発生させることができる。
【0069】ここで、パルス光の発生機構について説明
する。
【0070】可飽和吸収領域1aに変調された逆バイア
ス電圧を加えれば、前述した例で述べた作用効果によ
り、ある波長における光の吸収特性が電圧に応じて変化
する。このことは、光変調器と同じ効果をもつ。
【0071】そして、電気発振器20の変調周波数を、
(1)式で表される周波数fとすることにより、本装置
で発生されるモードがそれぞれ同期し合い、結果として
周波数fのパルス光となる。このようなパルス光の発生
機構を強制モード同期法といい,容易にフーリエ変換限
界なパルス光を得られる手法である。
【0072】このような構成の装置においては、直接半
導体レーザの利得を変調しないことから、チャープの少
ない、急峻な短パルス光が得られる。
【0073】[第4の例]次に、本発明の第4の実施の
形態を、図7に基づいて説明する。なお、前述した各例
と同一部分については、その説明を省略し、同一符号を
付す。
【0074】本例では、半導体レーザ1のレーザ光10
0とは異なる波長に設定されたレーザ光を出力するパル
スレーザ30をさらに設けたものである。また、パルス
レーザ30と半導体レーザ1との間に、分波器31を配
置した。
【0075】可飽和吸収領域1aは、入力される光強度
が強くなると、光吸収特性が飽和し、光が透過するよう
になる。
【0076】そこで、外部共振器レーザの外部から、別
のパルスレーザ30を用いて別のレーザ光40を入射す
ることにより、可飽和吸収領域1aでの光吸収が飽和さ
れ、半導体レーザ1内で発生した光は可飽和吸収領域1
aを透過する。しかし、外部からレーザ光40が入射さ
れない場合には、半導体レーザ1内で発生した光は可飽
和吸収領域1aで吸収され、外部に透過しない。従っ
て、外部からのレーザ光40をオン/オフすることによ
り、半導体レーザ1内で発生した光は変調されて出力さ
れることになる。
【0077】そして、本装置の外部から、前述した
(1)式で表される繰り返し周波数fのパルス光を可飽
和吸収領域1aへ入射することにより、入力されたパル
ス光と同期して本装置を変調したことになる。このよう
な処理は、前述した電気発振器20を用いて可飽和吸収
領域1aを変調した場合と同様な効果を得ることができ
る。
【0078】その結果、外部からのパルス光と時間的に
同期した、繰り返し周波数fの基本モード同期のパルス
光が、強制モード同期により得られる。
【0079】なお、パルスレーザの発振波長は、本装置
の発振波長と異なり、かつ可飽和吸収領域1aの吸収波
長帯になければならない。
【0080】[第5の例]次に、本発明の第5の実施の
形態を、図8に基づいて説明する。なお、前述した各例
と同一部分については、その説明を省略し、同一符号を
付す。
【0081】本例では、2つの1/4波長板50を、波
長可変光バンドパスフィルタ3を挟む前後の光路上にさ
らに配設したものである。
【0082】1/4波長板50を通過した光は、偏波面
が45度回転する。半導体レーザ1から出射された光
が、波長可変光バンドパスフィルタ3で反射されて再び
半導体レーザ1に戻ってきた場合、1/4波長板50を
2回通過したことになるので、半導体レーザ1には元の
光と偏波面が90度回転して戻ってくる。この場合、戻
り光は半導体レーザ1には結合しないので、波長可変光
バンドパスフィルタ3での反射の影響は無視できる。
【0083】一方、半導体レーザ1から出射された光
が、反射鏡2で反射されて再び半導体レーザ1に戻って
きた場合、1/4波長板50を4回通過したことになる
ので、半導体レーザ1には、元の光と偏波面が180度
回転戻ってくる。この場合は、半導体レーザに結合する
ことができる。
【0084】従って、外部共振器領域内における波長可
変光バンドパスフィルタ3からの反射は、無視できるた
め、波長可変光バンドパスフィルタ3を傾けて外部共振
器領域に挿入する必要はない。
【0085】その結果、より狭い外部共振器間隔が実現
できるため、非常に高い繰り返しのパルス光を基本モー
ド同期において得ることができる。しかも、波長可変光
バンドパスフィルタ3を光軸に対して傾けて配置する必
要がないため、光軸上での部品の組み付け調整が容易に
なる利点もある。
【0086】ここで、具体的な例を挙げて説明する。
【0087】図8において、波長可変光バンドパスフィ
ルタ3を40度傾けた場合、この光フィルタを外部共振
器内に配置するために、 k=2r*tanθ …(5) で表される空間を必要とする。
【0088】r=0.5mmであるので、k=0.84
mmの長さが必要となる。
【0089】一方、1/4波長板50は、数10μmの
ものが実現されている。例えば、ポリイミドを材料とし
た波長1.55μmの1/4波長板50で、厚さ15μm
以下というものが実現されている。
【0090】このような1/4波長板50を2枚用いる
と、ポリイミドの屈折率を考慮しても、波長可変光バン
ドパスフィルタ3を傾けて反射戻り光を避けた場合の
0.84mmよりも短い外部共振器長が実現できる。
【0091】このように波長可変パルスレーザにおい
て、2つの1/4波長板50を波長可変光バンドパスフ
ィルタ3を挟む構成としたことによって、より高い繰り
返し周期のパルス光を発生することが可能となる。
【0092】[比較例]次に、本発明に係る装置を、従
来例と比較した例を、図9に基づいて説明する。
【0093】図9は、光通信分野(レーザ光波長帯域1
550nm)において、外部共振器型の波長可変パルス
レーザを、従来の装置と基本モード同期で比較したもの
である。なお、横軸はパルス光繰り返し周波数f(H
z)、縦軸はパルス幅(ps)を示す。
【0094】領域Aは、従来の装置に対応した特性領域
を示す。領域Bは、本発明に係る外部共振器型の波長可
変パルスレーザに対応した特性領域を示す。
【0095】領域A、領域Bを比較してわかるように、
基本モード同期において、パルス幅を下限値で比較する
と、従来例では20ps(領域A)であるのに対して、
本発明では1ps(領域B)まで減少できる。
【0096】また、パルス光の繰り返し周波数fを上限
値で比較すると、従来例では10GHz(領域A)であ
るのに対して、本発明では40GHz(領域B)まで拡
大できる。
【0097】この他に、図示しないが、波長可変幅を比
較すると、従来例と同等若しくはそれ以上で、波長帯域
1550nmに対して50nm以上の波長可変幅が得ら
れる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可飽和吸収領域を一端面に有する半導体レーザの他方の
端面からレーザ光を出力し、外部共振部を構成する反射
鏡、光線の通過位置に応じて透過波長が異なる波長可変
光バンドパスフィルタとを介して、再度半導体レーザに
帰還させ、可飽和吸収領域側の端面から出力光であるパ
ルス光を出力するようにしたので、チャープのない、フ
ーリエ変換限界なパルス光を発生することができ、これ
により、低ノイズで出力特性に優れた波長可変パルスレ
ーザを作製することができる。
【0099】また、本発明によれば、2つの1/4波長
板が、波長可変光バンドパスフィルタを挟む構成とした
ので、高い繰り返し周波数のパルス光を発生することが
でき、これにより、一段と高い繰り返し周波数のパルス
光を発生させ、より優れた出力特性を得ると共に、光学
部品の組み付け調整を簡略化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である、外部共振器
型の波長可変レーザ装置としての波長可変パルスレーザ
を示す構成図である。
【図2】可飽和吸収領域の光吸収特性を示す特性図であ
る。
【図3】可飽和吸収領域を有する半導体レーザの構成例
を示す断面図である。
【図4】波長可変パルスレーザにおいて、反射戻り光が
半導体レーザに戻らないようにするための計算例を示す
説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態である、外部共振器
型の波長可変レーザ装置を示す構成図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態である、外部共振器
型の波長可変レーザ装置を示す構成図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態である、外部共振器
型の波長可変レーザ装置を示す構成図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態である、外部共振器
型の波長可変レーザ装置を示す構成図である。
【図9】本発明の波長可変レーザ装置の出力特性を従来
と比較して示す説明図である。
【図10】従来のファイバリンクレーザの構成例を示す
ブロック図である。
【図11】従来の外部共振器型の半導体レーザの構成例
を示すブロック図である。
【図12】従来の波長可変パルスレーザの構成例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 1a 可飽和吸収領域 1b 反射防止膜 2 反射鏡 3 波長可変光バンドパスフィルタ 4 レンズ 20 電気発振器 30 パルスレーザ 50 1/4波長板 100 レーザ光

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部共振器型の半導体レーザを用いてパ
    ルス光を発生させる装置であって、 一方の端面に可飽和吸収領域を有する半導体レーザと、 前記可飽和吸収領域が形成された端面とは異なる他方の
    端面から出力されるレーザ光を当該他方の端面に帰還さ
    せる光反射手段と、 前記半導体レーザと前記光反射手段との間の光路上に可
    動自在に設けられ、レーザ光の通過位置によって透過波
    長が異なる光バンドパスフィルタとを具え、 前記半導体レーザの前記他方の端面から出力したレーザ
    光を前記光反射手段に導いて反射させ、該反射したレー
    ザ光を前記他方の端面に戻し、さらに前記可飽和吸収領
    域が形成された前記一方の端面から前記パルス光を出力
    させるに際して、前記光バンドパスフィルタを可動して
    発振波長を可変することを特徴とする波長可変レーザ装
    置。
  2. 【請求項2】 外部共振器型の半導体レーザを用いてパ
    ルス光を発生させる装置であって、 一方の端面に可飽和吸収領域を有する半導体レーザと、 前記可飽和吸収領域が形成された端面とは異なる他方の
    端面から出力されるレーザ光を当該他方の端面に帰還さ
    せる光反射手段と、 前記半導体レーザと前記光反射手段との間の光路上に直
    交してかつ可動自在に設けられ、レーザ光の通過位置に
    よって透過波長が異なる光バンドパスフィルタと、 前記光バンドパスフィルタを挟んだ前後の光路上に設け
    られた1/4波長板とを具え、 前記半導体レーザの前記他方の端面から出力されたレー
    ザ光を前記光反射手段に導いて反射させ、該反射したレ
    ーザ光を前記他方の端面に戻し、さらに前記可飽和吸収
    領域が形成された前記一方の端面から前記パルス光を出
    力させるに際して、前記光バンドパスフィルタを可動し
    て発振波長を可変することを特徴とする波長可変レーザ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記光バンドパスフィルタは、前記他方
    の端面から出力されるレーザ光に対して透明な基板上に
    形成された誘電体多層膜を有し、該誘電体多層膜は、前
    記基板の1点を軸として回転するときの見込み角に応じ
    て透過波長が異なり、 当該光バンドパスフィルタの可動は、前記軸を基点とし
    た回転であることを特徴とする請求項1又は2記載の波
    長可変レーザ装置。
  4. 【請求項4】 電気発振器を用いて、前記可飽和吸収領
    域を変調することにより、前記出力光としてモード同期
    パルス光を発生させることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載の波長可変レーザ装置。
  5. 【請求項5】 前記半導体レーザのレーザ光とは異なる
    波長のレーザ光を出力するパルスレーザを用いて、該異
    なる波長のレーザ光を前記可飽和吸収領域に入射するこ
    とにより、前記出力光としてモード同期パルス光を発生
    させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載の波長可変レーザ装置。
JP2000079036A 2000-03-21 2000-03-21 波長可変レーザ装置 Pending JP2001267683A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000079036A JP2001267683A (ja) 2000-03-21 2000-03-21 波長可変レーザ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000079036A JP2001267683A (ja) 2000-03-21 2000-03-21 波長可変レーザ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001267683A true JP2001267683A (ja) 2001-09-28

Family

ID=18596354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000079036A Pending JP2001267683A (ja) 2000-03-21 2000-03-21 波長可変レーザ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001267683A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003105296A1 (en) * 2002-06-06 2003-12-18 Alfa Exx Ab Resonator
JP2006024876A (ja) * 2004-06-07 2006-01-26 Sun Tec Kk 波長走査型ファイバレーザ光源
JP2008047730A (ja) * 2006-08-17 2008-02-28 Fujifilm Corp 波長可変光源および光断層画像化装置
JP2009049310A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Sony Corp 半導体レーザ、バイオイメージングシステム、顕微鏡、光ディスク装置、光ピックアップ、加工装置および内視鏡
JP2017135315A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 浜松ホトニクス株式会社 波長可変光源

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003105296A1 (en) * 2002-06-06 2003-12-18 Alfa Exx Ab Resonator
CN100355163C (zh) * 2002-06-06 2007-12-12 阿尔法艾斯股份公司 谐振器
JP2006024876A (ja) * 2004-06-07 2006-01-26 Sun Tec Kk 波長走査型ファイバレーザ光源
JP2008047730A (ja) * 2006-08-17 2008-02-28 Fujifilm Corp 波長可変光源および光断層画像化装置
JP2009049310A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Sony Corp 半導体レーザ、バイオイメージングシステム、顕微鏡、光ディスク装置、光ピックアップ、加工装置および内視鏡
JP2017135315A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 浜松ホトニクス株式会社 波長可変光源

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1349245B1 (en) Wavelength-selectable laser capable of high-speed frequency control
US5263037A (en) Optical oscillator sweeper
JP3726676B2 (ja) 外部共振器型モード同期半導体レーザ装置
JP3526671B2 (ja) レーザ光源装置
US20020054614A1 (en) Wavelength discretely tunable semiconductor laser
JPH04297081A (ja) 光学掃引発振器
JPH06112583A (ja) 外部共振器型半導体レーザ光源
US11342726B2 (en) Tunable semiconductor laser based on half-wave coupled partial reflectors
US5384799A (en) Frequency stabilized laser with electronic tunable external cavity
JP2003031897A (ja) 光クロックパルス列発生装置
US6822785B1 (en) Miniature, narrow band, non-collinear acoustic optical tunable filter for telecom applications
EP0524382B1 (en) Optical oscillator sweeper
US6930819B2 (en) Miniaturized external cavity laser (ECL) implemented with acoustic optical tunable filter
US7061946B2 (en) Intra-cavity etalon with asymmetric power transfer function
JPS6290618A (ja) 光変調装置
US20050276303A1 (en) External Cavity Laser
JP2001267683A (ja) 波長可変レーザ装置
JP4146658B2 (ja) 波長可変レーザ
US7372612B2 (en) High performance compact external cavity laser (ECL) for telecomm applications
US20060050747A1 (en) Frequency-tunable light sources and methods of generating frequency-tunable light
US20060002436A1 (en) Wavelength tunable laser and method of controlling the same
JP3391229B2 (ja) 外部共振器型半導体レーザ光源
JP2015115509A (ja) レーザ光源装置及びスクリーン投影装置
JPH06140717A (ja) 外部共振器型半導体レーザ光源
JPH02250384A (ja) 波長可変半導体レーザ光源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040924