JP2001177475A - 波長分散補償装置、光受信装置及び光受信端局 - Google Patents

波長分散補償装置、光受信装置及び光受信端局

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JP2001177475A
JP2001177475A JP35830799A JP35830799A JP2001177475A JP 2001177475 A JP2001177475 A JP 2001177475A JP 35830799 A JP35830799 A JP 35830799A JP 35830799 A JP35830799 A JP 35830799A JP 2001177475 A JP2001177475 A JP 2001177475A
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light
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Hideaki Tanaka
英明 田中
Masashi Usami
正士 宇佐見
Shinsuke Tanaka
信介 田中
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KDDI Corp
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KDDI Corp
KDD Submarine Cable System Co Ltd
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 波長分散補償量を最適値に自動制御する。 【解決手段】 波長変換装置34は、受信信号Snの波
長λを、DFBレーザ30からのプローブ光の波長λ
と波長λにより決定される波長λに変換する。波
長変換装置34の出力光は、分散補償ファイバ40、光
アンプ46、及び通過中心波長を変更自在な可変光BP
F48を介して光カップラ50に入力する。光カップラ
50は、入力光のほとんどを受光素子52に、残りを受
光素子54に印加する。復調回路56は、受光素子52
の出力からデータを復調する。電気BPF58は受光素
子54の出力からクロック成分を抽出する。制御回路4
4は、BPF58の出力の振幅が最大になるように、ペ
ルチェ素子42を介してDFBレーザ30の発振波長λ
を制御し、同時に、波長λのみを通過するように光
BPF48の通過中心波長を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長分散補償装
置、光受信装置及び光受信端局に関し、より具体的に
は、光ファイバ伝送における波長分散を最適値に自動補
償又は調節する波長分散補償装置、光受信装置及び光受
信端局に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの普及とともに伝送容量
の需要は止まることを知らずに拡大をしている。大容量
の伝送には光ファイバ通信が適しており、特に、互いに
波長の異なる複数の信号光を1本の光ファイバで伝送す
る波長分割多重(WDM)伝送方式が注目されている。
WDM方式では、その多重波長数を増やすか、及び/又
は、各信号光の変調速度を上げることにより、容易に伝
送容量を増大させることができる。
【0003】長距離の光ファイバ通信システムでは、光
増幅器により光ファイバの伝送損失を補償する光中継増
幅伝送方式が採用されている。この種の光中継増幅伝送
方式では、多くの光増幅器を使用するほど、伝送可能な
波長帯域が狭くなる。そこで、波長間隔を狭くして、同
じ波長帯域幅により多くの信号波長を配置する高密度波
長多重システムが注目されている。
【0004】信号形態としては、受信感度が向上するこ
とと、波長多重伝送の場合に相互位相変調作用が低減す
ることから、リターン・ツー・ゼロ信号(RZ信号)が
有力視されている。
【0005】光ファイバは波長分散を有し、その波長分
散が、長距離伝送により累積して、信号光の波形を劣化
させる。通常は、累積した波長分散と逆の符号の波長分
散を有するファイバ、いわゆる分散補償ファイバを、光
ファイバ伝送路上の周期的に配置し、また、受信端局に
も配置して、累積波長分散をほぼ解消する。これは波長
分敵補償と呼ばれている。光ファイバ伝送路で累積する
波長分散量と受信端局の分散補償量の差、すなわち、受
信端局での分散補償後に残る累積波長分散を、残留分散
と呼ぶ。伝送特性の劣化を許容し得る残留分散の範囲
を、分散ウインドウと呼ぶ。例えば、分散ウインドウ
は、5Gbit/秒の信号では±400ps/nm、1
0Gbit/秒の信号では±100ps/nm、20G
bit/秒の信号では±25ps/nmというように、
変調速度が上がるほど狭くなる。
【0006】一方、光ファイバの波長分散量は、温度に
対して変動する。その係数はおよそ、2×10-3ps
/nm/km/Kであり、500km伝送の間に温度が
30度変化すると、波長分散は約30ps/nmシフト
し、20Gbit/秒以上の伝送速度では伝送特性に劣
化が生じる。
【0007】この伝送特性の劣化を抑制する方法とし
て、受信側で信号光のクロック成分を抽出し、そのクロ
ック成分が最大強度になるように、送信側のレーザ光源
の発振波長を制御する構成が提案されている(24th
European Conference on O
ptical Commuication,pp.51
9−520)。これにより、光伝送路の累積波長分散量
が分散ウインドウ内に入るように、信号波長を自動制御
できる。
【0008】図4を参照して、簡単に説明する。光送信
端局110は、レーザ光源112、レーザ光源110の
レーザ発振波長を決定する共振器114、及び、レーザ
光源112の出力光を40Gb/sのデータでRZ変調
する光変調器116を具備する。レーザ光源112は、
共振器114で決まる波長でレーザ発振し、そのCW出
力光が光変調器116に印加される。光変調器116
は、レーザ光源112からのCWレーザ光を40Gb/
sのデータでRZ変調し、光ファイバ伝送路118に出
力する。
【0009】光ファイバ伝送路118は、象徴的には、
光ファイバのみからなるように図示してあるが、実際に
は、複数の光ファイバ、一定周期で配置される複数の光
中継増幅器、及び一定周期で配置される複数の分散補償
ファイバからなる。
【0010】光ファイバ伝送路118を伝搬した信号光
は光受信端局120に入力する。光受信端局120で
は、光増幅器122が、光ファイバ伝送路118からの
信号光を光増幅する。光増幅器122の出力光は一定の
波長分散値を具備する分散補償ファイバ124、及び、
レーザ光源114の発振波長と同じ波長の光のみを通過
する光フィルタ126を通過して、光カップラ128に
入射する。光フィルタ126は、信号光以外の雑音光を
除去する目的で配置される。
【0011】光カップラ128は、光フィルタ126の
出力光のほとんどを受光素子130に供給し、残りを受
光素子132に供給する。受光素子130は、入力光強
度に応じた電気信号に出力し、復調回路134は、受光
素子130の出力から伝送データを復調し、出力する。
【0012】受光素子132もまた、入力光強度に応じ
た電気信号に出力する。受光素子132は、伝送信号の
クロック成分を抽出する目的で設けられているので、光
カップラ128の分岐比及び受光素子132の応答速度
は、クロック成分を抽出できる程度でよい。電気バンド
パスフィルタ(BPF)136は、受光素子132の出
力から40Gb/s成分、すなわち、クロック周波数成
分を抽出して、制御回路138に印加する。制御回路1
38は、BPF136の出力電圧が、最大になるよう
に、送信端局110の外部共振器114の共振波長を制
御し、同時に、その共振波長と同じ波長成分を通過する
ように光フィルタ126の通過波長を制御する。
【0013】信号波長に応じて光ファイバ伝送路118
における累積波長分散が変化するので、このように信号
波長を制御することにより、温度変動に関わらず、信号
光の累積波長分散を最適に自動制御できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方式は、
波長分割多重伝送方式、特に高密度波長分割多重伝送方
式には適用できない。各信号波長が互いに勝手に変化す
ることにより、波長間隔が変化し、クロストークにより
伝送特性が著しく劣化する。波長変動を考慮して波長間
隔を設定すると、波長間隔を広めに設定することにな
り、到底、高密度波長分割多重伝送システムを構築でき
ない。
【0015】本発明は、このような不都合を解消する波
長分散補償装置、光受信装置及び光受信端局を提示する
ことを目的とする。
【0016】本発明は、高密度波長分割多重伝送に適用
できる波長分散補償装置、光受信装置及び光受信端局を
提示することを目的とする。
【0017】本発明はまた、光伝送路上での信号波長を
変化させずに、信号の波長分散を最適値に自動制御でき
る波長分散補償装置、光受信装置及び光受信端局を提示
することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係る波長分散補
償装置は、入力信号を搬送する光波の波長を変換波長に
変換する波長変換手段と、当該波長変換手段から出力さ
れる当該変換波長の信号光に、波長に応じて異なる波長
分散を与える波長分散手段と、当該波長分散手段から出
力される当該変換波長の信号光を電気信号に変換する受
光手段と、当該受光手段の出力の所定成分に対して、当
該変換波長を制御する制御手段とからなることを特長と
する。
【0019】本発明に係る光受信装置では、入力信号光
をこのような波長分散補償装置を通した後でデータ復調
する。
【0020】本発明に係る光受信端局では、波長分離装
置が、光伝送路から入力するWDM信号光を所定の個別
波長に分離し、波長分離装置により分離された各波長の
信号光を処理する何れかの光受信装置にこのような波長
分散補償装置を配置する。
【0021】上述のような構成の波長分散補償装置で
は、制御手段が、当該受光手段の出力の所定成分、例え
ばクロック成分が最適、例えば最大になるように波長変
換手段の変換波長を制御する。これにより、変換波長
は、波長分散手段が伝送特性が最適になるような波長分
散を与えるような波長に自動制御される。この結果、入
力信号の累積波長分散を最適値に自動補償できる。光伝
送路上での波長を変更しないので、高密度WDM伝送が
可能になり、光受信端局での波長分離も容易になる。波
長分離後に信号搬送波の波長を変換するので、変換波長
を他の信号光の搬送波長とは無関係な波長に設定でき、
光受信装置の設計の自由度が増すと共に、各信号に対す
る光受信装置に同じ構成のものを使用することも可能に
なる。これは、保守管理のコストを大幅に低減できるこ
とを意味する。
【0022】波長変換手段は例えば、波長を変更自在な
プローブ光源と、当該プローブ光源から出力されるプロ
ーブ光と当該入力信号を搬送する光波との相互作用によ
り、当該入力信号の搬送波長を当該変換波長に変換する
波長変換素子とからなる。波長変換素子は例えば、パラ
メトリック発振による非線形光学素子を有する。これに
より、小型な構成で信号搬送波の波長を所望の波長に変
換できる。
【0023】更に、当該波長分散手段の前段及び後段の
一方に、当該変換波長の光を抽出する光フィルタであっ
て、その通過中心波長を当該制御手段が当該変換波長の
制御に連動して制御する光フィルタを具備する。この光
フィルタにより、不要な波長成分を除去する。
【0024】所定成分は好ましくは、信号のクロック成
分である。受光手段の出力から当該クロック成分を抽出
するバンドパスフィルタを設ければよく、簡単な回路構
成で実現できる。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0026】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。光送信端局10は、信号S〜Sをそ
れぞれ異なる波長λ〜λの光に載せ、それら信号光
(λ)〜S(λ)を波長多重して光伝送路1
2に出力する。S(λ)は、信号Sを波長λ
光で搬送することを意味し、信号Sを搬送する波長λ
の光を示す。各信号S〜Sは例えば、伝送速度4
0Gbit/sのRZ信号からなる。光伝送路12は、
複数の光伝送ファイバ14、複数の光増幅器16及び複
数の分散補償ファイバ18からなる。分散補償ファイバ
18は、適当な周期、図1では1中継区間毎に配置され
る。光伝送路12を伝送した信号光S(λ)〜S
(λ)は、光受信端局20に入力する。
【0027】光受信端局20では、波長分離装置22が
光伝送路12から入力した信号光S (λ)〜S
(λ)を各波長λ〜λに分離し、それぞれ、光
受信装置24−1〜24−nに供給する。波長分離装置
22は例えば、アレイ導波路格子からなる。光受信装置
24−1〜24−nの構成は、基本的に同じである。図
1では、光受信装置24−nの内部構成のみを図示して
あるが、他の波長に対する光受信装置も、その基本的構
成は光受信装置24−nと全く同じである。
【0028】光受信装置24−nの構成と動作を詳細に
説明する。DFBレーザ30は、入力する信号光S
(λ)の波長λのほぼ半分の波長(この波長をλ
とする。)の単一縦モードでレーザ発振する。WDM
光カップラ32は、DFBレーザ30の出力光(プロー
ブ光)を、波長分離装置22からの信号光S(λ
に合波し、両者を波長変換装置34に印加する。
【0029】波長変換装置34は、波長λで搬送され
ている信号Sを別の波長に変換する装置であり、本実
施例ではパラメトリック発振を利用して、信号Sを搬
送する波長λを、λ及びλにより決定される波長
λに変換する。波長変換装置34は、軸方向に周期的
に誘電分極化したニオブ酸リチウム導波路36と、導波
路36の軸方向の中間に導波路36に直交して挿入した
波長板38からなる。
【0030】中心対称性を持たない構造の物質は2次の
非線形光学効果を有する。そのような物質に波長λ
信号光と、波長λとは異なるλのプローブ光を入射
すると、 1/λ=1/λ−1/λ で表わされされる波長λの光が出射される。この現象
は、パラメトリック発振による波長変換と呼ばれ、波長
変換された波長λの光は差周波光と呼ばれる。
【0031】その物質中での、信号光、プローブ光及び
差周波光の実効屈折率をそれぞれn 、n及びn
すると、 n/λ=n/λ−n/λ の位相整合条件が満たされたときに、高い変換効率が得
られる。しかし、この条件が満たされる場合は極めて少
ないので、実際上、擬似的な位相整合が採用されること
が多い。擬似位相整合は、中心対称性を持たない構造を
作り出すために強電界を加えて分極を発生させ、同一方
向に分極された領域と分極されない領域を等間隔に交互
に配置することによって実現されている。
【0032】この擬似位相整合条件下では、波長変換
は、入力信号光とプローブ光の偏波が一致した時に発生
するので、信号光の偏波が一定でない場合には偏波依存
性を抑制する必要がある。そこで、本実施例では、ニオ
ブ酸リチウム導波路36の軸方向の中央部に、導波路3
6を横断するスリット状の溝を設け、その溝にポリイミ
ドを一軸延伸することで配向性を持たせた波長板38を
挿入する。波長板38は、信号光と差周波光に対して1
/2波長板の機能を有し、これにより、TM偏波成分し
か残っていない信号光をTE偏波に変換すると共に、T
E偏波である差周波光をTM偏波に変換する。プローブ
光は、信号光と差周波光の約半分の波長であるので、そ
の波長板38を通過しても、1波長板を通過したことに
なって偏波は変換されない。波長板38を通過した信号
光はTE偏波であるので、その信号光とTE偏波である
プローブ光との相互作用により、差周波光が発生する。
ニオブ酸リチウム導波路36の前半部分で発生した差周
波光はTM偏波であるので、波長変換には関与しない。
このように、波長変換装置34は、信号を搬送する光の
波長をλからλに効率的に変換でき、しかも、偏波
依存性が極めて小さいという特長を持つ。
【0033】容易に理解できるように、この波長変換装
置34では、プローブ光の波長λ、すなわち、DFB
レーザ30のレーザ発振波長を変更することで、変換後
の波長λを変更できる。
【0034】波長変換装置34から出力される光(信号
光S(λ)を含む。)は、分散補償ファイバ40に
入力する。分散補償ファイバ40は、波長に対して波長
分散が図2に示すように波長に対して単調に変化する素
子からなる。図2の横軸は波長、縦軸は分散補償量をそ
れぞれ示す。波長変換装置34から出力される信号光S
(λ)の波長λ、即ち、波長変換装置34に入力
するプローブ光の波長λを調節することで、信号S
に対する分散補償量を制御することができる。本実施例
では、DFBレーザ30はペルチェ素子42上に載せら
れており、制御回路44がペルチェ素子42によりDF
Bレーザ30の温度を制御してDFBレーザ30の発振
波長λを制御する。
【0035】分散補償ファイバ40の出力光は、光アン
プ46により光増幅されて光バンドパスフィルタ48に
入力する。制御回路44は、波長変換装置34から出力
される波長変換光(波長λ)の成分のみを通過するよ
うに、光バンドパスフィルタ48の通過中心波長をペル
チェ素子42と連動して制御する。光フィルタ48の後
側に光アンプ46を配置しても良いが、信号レベルを考
慮するとは、光アンプ46は光フィルタ48の前に位置
するのが好ましい。光バンドパスフィルタ48の出力光
は実質的に信号光S(λ)からなる。
【0036】光カップラ50は、光フィルタ48の出力
光のほとんどを受光素子52に印加し、ごく一部を受光
素子54に印加する。受光素子52は入力光を電気信号
に変換して復調回路56に印加する。復調回路56は、
受光素子52からの電気信号から伝送データを復調す
る。
【0037】受光素子54も光カップラ52からの入力
光を電気信号に変換する。電気バンドパスフィルタ(B
PF)58は、受光素子54の出力から、伝送されたR
Z信号のクロック周波数成分を抽出する。制御回路44
は、BPF58の出力を積分してその振幅を検出し、B
PF58の出力の振幅が大きくなるようにペルチェ素子
42を介してDFBレーザ30の発振波長λを制御す
る。勿論、制御回路44は、DFBレーザ30の発振波
長λと同じ波長λに可変光フィルタ48の通過中心
波長を制御する。
【0038】受信光のクロック成分の振幅が最大になる
ことは、信号光の累積波長分散が分散補償ファイバ40
により最適分散値に補償されることを意味する。図3
は、波長分散補償量に対する伝送特性とクロック成分の
強度の関係を示す模式図である。横軸は波長分散補償
量、右縦軸はクロック成分の強度、左縦軸は伝送特性を
それぞれ示す。図3に示すように、伝送特性が最高とな
るときクロック成分の強度がほぼ最大となるので、クロ
ック成分強度が最大になるように信号波長を制御すれ
ば、波長分散補償が最適化されることになる。従って、
各光受信装置24−1〜24−nでは、信号光は、その
累積波長分散を最適に補償されてから受光素子52に入
力することになる。
【0039】このように、本実施例では、波長多重され
た複数の信号光を個々の信号光に分離した後で、分散補
償ファイバ40における分散補償値が最適になるように
波長変換するので、変換後の波長の自由に決定できる。
例えば、各光受信装置24−1〜24−nで、変換後の
波長λが同じでも良い。これにより、光受信装置24
−1〜24−nの設計が極めて容易になる。光伝送路1
2上で、各信号を搬送する光波の波長を変更しないの
で、光伝送路12の設計及び管理も容易になり、光受信
端局での波長分離も容易になる。
【0040】図1に示す実施例では、受信信号光からク
ロック成分を抽出する専用の受光素子54を設けたが、
データ受信用の受光素子52の出力を電気BPF58に
も印加してクロック成分を抽出するようにしてもよい。
【0041】パラメトリック発振を利用した波長変換で
は、ニオブ酸リチウム導波路以外に、タンタル酸リチウ
ム導波路(LiTaO)及びKTP(KTiOP
)導波路等の誘電体導波路、GaAs/AlGaA
s系等の半導体導波路、石英ガラス導波路、並びに、石
英ファイバ、テルライト導波路及びテルライトファイバ
等のガラスも、適用可能である。
【0042】2次の非線形光学効果以外に、3次の非線
形光学効果を使った素子でも、信号光の波長を変換で
き、プローブ光又はポンプ光の波長を制御することで変
換後の波長を変更できる。
【0043】分散補償ファイバ40と同等の機能を有す
る分散補償素子として、波長により異なる波長分散を有
するファイバブラックグレーティングと光サーキュレー
タを組み合わせた素子がある。このような素子を使用し
ても、同様の作用効果を得ることができる。
【0044】伝送信号がNRZ信号、例えば、40Gb
it/秒のNRZ信号の場合には、非線形検波により2
倍の80GHz成分を抽出できる。得られた80GHz
成分の振幅が最大になるように、DFBレーザ30の発
振波長及び可変光フィルタ48の通過波長を制御すれば
よい。
【0045】図1に示す実施例では、ペルチェ素子42
によりDFBレーザ30の発振波長を変更したが、勿
論、外部共振器の共振波長を温度又は圧力などにより制
御して、その発振波長を変更してもよい。
【0046】波長分離装置22と光受信装置24−1〜
24−nの間及び/又は受光素子52の直前に、更に大
きな分散補償量を与える分散補償素子を配置することに
より、より大きな累積波長分散に対応し得るようになる
ことは明らかである。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、WDM伝送方式で各信号の累積波
長分散を最適化できる。すなわち、光累積波長分散によ
り極度に劣化した光波形でも最適な状態に変換でき、各
ビットを精度良く分離又は識別できる。伝送路上での信
号波長を変更せずに、光受信端局内で信号波長を変換す
るので、高密度WDM伝送を容易に実現できる。光受信
端局内で各波長に分離した後に波長変換するので、変換
後の波長を自由に選択でき、光受信装置の設計及び製造
が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 波長分散補償ファイバにおける波長分散量の
波長依存性を示す模式図である。
【図3】 伝送特性とクロック成分の強度の分散補償量
依存性を示す模式図である。
【図4】 従来例の概略構成ブロック図である。
【符号の説明】
10:光送信端局 12:光伝送路 14:光伝送ファイバ 16:光増幅器 18:分散補償ファイバ 20:光受信端局 22:波長分離装置 24−1〜24−n:光受信装置 30:DFBレーザ 32:WDM光カップラ 34:波長変換装置 36:ニオブ酸リチウム導波路 38:波長板 40:分散補償ファイバ 42:ペルチェ素子 44:制御回路 46:光アンプ 48:光バンドパスフィルタ 50:光カップラ 52,54:受光素子 56:復調回路 58:電気バンドパスフィルタ(BPF) 110:光送信端局 112:レーザ光源 114:共振器 116:光変調器 118:光ファイバ伝送路 120:光受信端局 122:光増幅器 124:分散補償ファイバ 126:光フィルタ 128:光カップラ 130,132:受光素子 134:復調回路 136:電気バンドパスフィルタ(BPF) 138:制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/04 (72)発明者 宇佐見 正士 埼玉県上福岡市大原二丁目1番15号株式会 社ケイディディ研究所内 (72)発明者 田中 信介 埼玉県上福岡市大原二丁目1番15号株式会 社ケイディディ研究所内 Fターム(参考) 2K002 AA02 AB12 BA01 CA03 EA04 GA01 GA10 HA21 5K002 AA03 BA02 BA04 BA05 CA01 CA05 CA11 CA13 DA02 DA05 FA01

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を搬送する光波の波長を変換波
    長に変換する波長変換手段と、 当該波長変換手段から出力される当該変換波長の信号光
    に、波長に応じて異なる波長分散を与える波長分散手段
    と、 当該波長分散手段から出力される当該変換波長の信号光
    を電気信号に変換する受光手段と、 当該受光手段の出力の所定成分に対して、当該変換波長
    を制御する制御手段とからなることを特長とする波長分
    散補償装置。
  2. 【請求項2】 当該波長変換手段が、波長を変更自在な
    プローブ光源と、当該プローブ光源から出力されるプロ
    ーブ光と当該入力信号を搬送する光波との相互作用によ
    り、当該入力信号の搬送波長を当該変換波長に変換する
    波長変換素子とからなる請求項1に記載の波長分散補償
    装置。
  3. 【請求項3】 当該波長変換素子が、パラメトリック発
    振による非線形光学素子を有する請求項2に記載の波長
    分散補償装置。
  4. 【請求項4】 更に、当該波長分散手段の前段及び後段
    の一方に、当該変換波長の光を抽出する光フィルタであ
    って、その通過中心波長を当該制御手段が当該変換波長
    の制御に連動して制御する光フィルタを具備する請求項
    1に記載の波長分散補償装置。
  5. 【請求項5】 当該所定成分が、信号のクロック成分で
    ある請求項1に記載の波長分散補償装置。
  6. 【請求項6】 当該制御手段が、当該受光手段の出力か
    ら当該クロック成分を抽出するバンドパスフィルタを具
    備する請求項5に記載の波長分散補償装置。
  7. 【請求項7】 入力信号を搬送する光波の波長を変換波
    長に変換する波長変換手段と、 当該波長変換手段から出力される当該変換波長の信号光
    に、波長に応じて異なる波長分散を与える波長分散手段
    と、 当該波長分散手段から出力される当該変換波長の信号光
    を電気信号に変換する受光手段と、 当該受光手段の出力の所定成分に対して、当該変換波長
    を制御する制御手段と、 当該受光手段の出力から受信データを復調する復調手段
    とからなることを特長とする光受信装置。
  8. 【請求項8】 当該波長変換手段が、波長を変更自在な
    プローブ光源と、当該プローブ光源から出力されるプロ
    ーブ光と当該入力信号を搬送する光波との相互作用によ
    り、当該入力信号の搬送波長を当該変換波長に変換する
    波長変換素子とからなる請求項7に記載の光受信装置。
  9. 【請求項9】 当該波長変換素子が、パラメトリック発
    振による非線形光学素子を有する請求項8に記載の光受
    信装置。
  10. 【請求項10】 更に、当該波長分散手段の前段及び後
    段の一方に、当該変換波長の光を抽出する光フィルタで
    あって、その通過中心波長を当該制御手段が当該変換波
    長の制御に連動して制御する光フィルタを具備する請求
    項7に記載の光受信装置。
  11. 【請求項11】 当該所定成分が信号のクロック成分で
    ある請求項7に記載の光受信装置。
  12. 【請求項12】 当該制御手段が、当該受光手段の出力
    から当該クロック成分を抽出するバンドパスフィルタを
    具備する請求項11に記載の光受信装置。
  13. 【請求項13】 当該受光手段が、当該波長分散手段か
    ら出力される当該変換波長の信号光を2分割する光カッ
    プラと、当該光カップラの一方の出力光を電気信号に変
    換する第1の光電変換手段と、当該光カップラの他方の
    出力光を電気信号に変換する第2の光電変換手段とを具
    備し、当該第1の光電変換手段の出力が当該復調手段に
    印加され、当該第2の光電変換手段の出力が当該制御手
    段に印加される請求項7に記載の光受信装置。
  14. 【請求項14】 光伝送路から入力するWDM信号光を
    所定の個別波長に分離する波長分離装置と、当該波長分
    離装置により分離された各波長の信号光を処理する複数
    の光受信装置とを具備する光受信端局であって、当該複
    数の光受信装置の少なくとも1つが、 入力信号を搬送する光波の波長を変換波長に変換する波
    長変換手段と、 当該波長変換手段から出力される当該変換波長の信号光
    に、波長に応じて異なる波長分散を与える波長分散手段
    と、 当該波長分散手段から出力される当該変換波長の信号光
    を電気信号に変換する受光手段と、 当該受光手段の出力の所定成分に対して、当該変換波長
    を制御する制御手段と、 当該受光手段の出力から受信データを復調する復調手段
    とからなることを特長とする光受信端局。
  15. 【請求項15】 当該波長変換手段が、波長を変更自在
    なプローブ光源と、当該プローブ光源から出力されるプ
    ローブ光と当該入力信号を搬送する光波との相互作用に
    より、当該入力信号の搬送波長を当該変換波長に変換す
    る波長変換素子とからなる請求項14に記載の光受信端
    局。
  16. 【請求項16】 当該波長変換素子が、パラメトリック
    発振による非線形光学素子を有する請求項15に記載の
    光受信端局。
  17. 【請求項17】 更に、当該波長分散手段の前段及び後
    段の一方に、当該変換波長の光を抽出する光フィルタで
    あって、その通過中心波長を当該制御手段が当該変換波
    長の制御に連動して制御する光フィルタを具備する請求
    項14に記載の光受信端局。
  18. 【請求項18】 当該所定成分が信号のクロック成分で
    ある請求項14に記載の光受信端局。
  19. 【請求項19】 当該制御手段が、当該受光手段の出力
    から当該クロック成分を抽出するバンドパスフィルタを
    具備する請求項18に記載の光受信端局。
  20. 【請求項20】 当該受光手段が、当該波長分散手段か
    ら出力される当該変換波長の信号光を2分割する光カッ
    プラと、当該光カップラの一方の出力光を電気信号に変
    換する第1の光電変換手段と、当該光カップラの他方の
    出力光を電気信号に変換する第2の光電変換手段とを具
    備し、当該第1の光電変換手段の出力が当該復調手段に
    印加され、当該第2の光電変換手段の出力が当該制御手
    段に印加される請求項14に記載の光受信端局。
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