JP2001127988A - 情報処理装置、データ再生装置、データ記録装置及びそれらの方法、並びにプログラム格納媒体 - Google Patents

情報処理装置、データ再生装置、データ記録装置及びそれらの方法、並びにプログラム格納媒体

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JP2001127988A
JP2001127988A JP31032799A JP31032799A JP2001127988A JP 2001127988 A JP2001127988 A JP 2001127988A JP 31032799 A JP31032799 A JP 31032799A JP 31032799 A JP31032799 A JP 31032799A JP 2001127988 A JP2001127988 A JP 2001127988A
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Takeshi Iizuka
健 飯塚
Hideo Sato
英雄 佐藤
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】例えばネットワークを介して不特定多数の端末
装置に配信されたコンテンツに対しての著作権侵害行為
を有効に防止し得る情報処理装置、データ再生装置、デ
ータ記録装置及びそれらの方法、並びにプログラム格納
媒体を提案する。 【解決手段】マルチメディアデータDDI、DAIにハ
ッシュ値HW を埋め込むことにより、著作権者に無断で
データ改竄・圧縮が行われた場合でも、これを容易に検
出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽データや画像
データ等のデータに電子透かし情報を埋め込む情報処理
装置及びその方法、並びに電子透かし情報が埋め込まれ
たデータから電子透かし情報を検出して当該データの再
生や所定の記録媒体への記録を制御するデータ再生装
置、データ記録装置及びそれらの方法、並びにプログラ
ム格納媒体に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、音楽信号等のデータ圧縮技術の進
歩により、コンパクトディスク(CD)とほぼ同等の音
質の音楽データがインターネット等のネットワークを通
じて配信されるようになっている。これに伴い、著作権
者の許可なくコンパクトディスク等の音楽データを圧縮
して無料で配信するサイト(ホームページ)が目立つよ
うになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらの音
楽データには著作権保護のための情報が付加されていな
いために、例えばインターネット利用者はかかる音楽デ
ータを配信するサイトから無料で音楽データを入手し、
当該入手した音楽データをコンピュータや携帯端末機器
で再生し得ることになる。また、一度入手した音楽デー
タは無制限に複製し得ることにより、著作権者側には全
く利益が入らないことになる。
【0004】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、例えばネットワークを介して不特定多数の端末装置
に配信されたコンテンツに対しての著作権侵害行為を有
効に防止し得る情報処理装置、データ再生装置、データ
記録装置及びそれらの方法、並びにプログラム格納媒体
を提案しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、例えばコンパクトディスク等の源
信号に対して当該源信号として記録されているコンテン
ツデータ以外に、コンテンツデータからハッシュ演算に
よって得られた算出結果を重畳しておく。一旦圧縮伸長
処理が施されたコンテンツデータは源信号とは異なるた
め、コンテンツデータに対してハッシュ演算を行い、重
畳されている値と比較することにより、当該コンテンツ
データが不正に圧縮・改竄処理された履歴を有するか否
かを判断することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0007】この実施の形態では、ハッシュ関数として
SHA−1(Secure Hash Algorithm1) を、電子透かし
情報の埋め込み手法として入力されたデータの最下位1
ビットに変分を加える手法を用いたシステム例について
説明する。ハッシュ関数とは、任意長のデータを固定長
に圧縮する関数であり、暗号分野では認証やディジタル
署名生成手法として利用されている。
【0008】また、電子透かし情報とは、人間の目や耳
では知覚し難い形態でコンテンツに埋め込まれ、コンテ
ンツと共に特定の情報を隠蔽するものである。
【0009】SHA−1は、512ビットの原文に対し
て160ビットの疑似乱数(ハッシュ値)を発生するア
ルゴリズムで、通信経路の両端でハッシュ値を比較する
ことにより、通信途中で原文が改竄されていないか否か
を検出することができる。入力データに対して512ビ
ット単位でSHA−1演算処理を行うことにより、任意
長のデータに対して最終的に160ビットのハッシュ値
が得られる。
【0010】図1は本発明によるデータ記録装置100
を示し、ディジタルインターフェース101及び必要に
応じて設けられたアナログインターフェース102を介
して外部から音楽データ等のコンテンツデータ(以下こ
れをマルチメディアデータと呼ぶ)DDI、DAIが入
力される。
【0011】入力されたマルチメディアデータDAI
は、アナログディジタル変換器(A/D)103により
ディジタルデータに変換され、MPU(Micro Processor
Unit)104の制御により内部のデータバスBUSを介
して順次メモリ105に転送される。また入力されたマ
ルチメディアデータDDIは、MPU104の制御によ
り内部のデータバスBUSを介して順次メモリ105に
転送される。すなわち、MPU104は、その内部にデ
ータ転送を制御するDMA(Direct Memory Access)コン
トローラや、SHA−1アルゴリズムによって計算され
たハッシュ値を記憶するためのRAM(Random Access M
emory)領域等(図示せず)を有している。
【0012】MPU104はメモリ105へのデータ転
送量を監視し、ハッシュ関数演算装置(SHA−1)1
06が必要とするデータ量がメモリ105に転送される
と、当該メモリ105からハッシュ関数演算装置106
にデータを渡し、ここでハッシュ演算を行う。
【0013】ハッシュ演算によって得られたハッシュ値
は、MPU104内部のRAM領域に転送される。ここ
で、MPU104は、ハッシュ値を基にメモリ105に
記録されているマルチメディアデータの最下位1ビット
に変分を加える。この変分を加えられたマルチメディア
データには、ハッシュ値に基づく電子透かし情報が埋め
込まれていることになる。
【0014】マルチメディアデータに変分が加えられる
と、MPU104はインターフェース108へ変分が加
えられたマルチメディアデータを転送し、記録媒体10
9にこれを書き込む。なお、記録媒体109に当該マル
チメディアデータを書き込む際、データをJPEG(Joi
nt Photographic Experts Group)又はMPEG(Motion
Picture Experts Group)等で圧縮する必要がある場合に
は、まずMPU104はデータ圧縮装置107にデータ
をてんそうし、圧縮したデータをインターフェース10
8に送る。この場合、データ圧縮処理による影響を予め
考慮した上でハッシュ値を計算しておく。
【0015】MPU104は入力されたマルチメディア
データDDI又はDAIが終了するまで以上の動作を繰
り返す。
【0016】図2は図1について上述したデータ記録装
置100の記録処理手順を示し、入力データ(マルチメ
ディアデータDDI又はDAI)512ビットごとにハ
ッシュ演算を行い、その結果得られた160ビットのハ
ッシュ値を、その後の入力データ(マルチメディアデー
タDDI又はDAI)160サンプルの最下位1ビット
に変分を加えることでこれを電子透かし情報として埋め
込む処理を示すものである。
【0017】すなわち、データ記録装置100の記録又
は再生ボタン(図示せず)が操作されると、MPU10
4はステップSP201において、ハッシュ演算後に入
力された入力データのサンプル数を逐次カウントするco
unt を0にクリアする。そして、MPU104はステッ
プSP204においてハッシュ演算処理に必要なサンプ
ル数(512ビット)がメモリに転送されるまで、ステ
ップSP203において入力データが1サンプル入力さ
れる毎にメモリ105に入力データを転送する。
【0018】ステップSP204においてハッシュ演算
処理(SHA−1処理)に必要なサンプル数の入力デー
タか揃うと、MPU104はステップSP205に移っ
て、count が0であればステップSP206でハッシュ
演算処理(SHA−1処理)を行う。その後、MPU1
04はステップSP207でcount を1増加させる。
【0019】また、MPU104はステップSP205
においてcount が0でなければ、ステップSP208に
移ってハッシュ演算後の入力データサンプル数が160
になるまでステップSP213でcount を1増加させ
る。ハッシュ演算後の入力データサンプル数が160に
なった時点で、MPU104はステップSP209に移
り、メモリ105に記憶されている後半160サンプル
の最下位1ビットをハッシュ演算処理で得られた160
ビットのデータに書き換える。
【0020】その後、MPU104はステップSP21
0においてcount を0にクリアし、ステップSP211
において記録媒体109への出力インターフェース10
8にデータを転送し、ステップSP212においてメモ
リ105をクリアする。MPU104は以上の動作を、
ステップSP202で入力データがすべて終了した場
合、又は使用者が途中で停止ボタンを操作する等して中
断するまで続ける。
【0021】かかる記録処理手順によると、図3に示す
ように、入力されたマルチメディアデータDAI(図3
(A))の512ビット毎にハッシュ演算された結果で
あるハッシュ値HW を基に、図3(B)に示すように、
演算に用いられた512bitに続く160サンプル
(1サンプル=16ビット)の最下位ビット(合計16
0ビット)が書換えられ、記録媒体109に記録され
る。
【0022】このとき、最下位ビットがハッシュ値HW
に応じて書換えられたデータは、圧縮耐性の弱いFragil
e ウォーターマーク(電子透かし情報)として記録媒体
109に記録される。因みにFragile ウォーターマーク
とは、例えばMP3のような圧縮処理を通るとその量子
化誤差によって消える(残存率が低くなる)ウォーター
マークであり、この実施の形態の場合、データ記録装置
100は、圧縮耐性の強いRobustウォーターマーク(圧
縮処理を通っても消えないウォーターマーク)とFragil
e ウォーターマークとを記録媒体109に記録するよう
になされており、特にFragile ウォーターマークとして
上述の最下位ビットがハッシュ値HW に応じて書き換え
られた(ハッシュ値が埋め込まれた)データが記録され
る。
【0023】なお、データ記録装置100では、ハッシ
ュ値をFragile ウォーターマークとして埋め込む処理と
して、連続する入力データの最下位1ビットに変分を加
えているが、秘匿性を高めるために変分を加えるサンプ
ル同志の間隔を変化させるようにしても良い。
【0024】また、ハッシュ関数としてSHA−1に代
えて、MD4又はMD5等の別関数を用いるようにして
も良い。
【0025】次に、ハッシュ関数としてSHA−1を、
また、データ圧縮処理によって削除される信号領域にハ
ッシュ値がFragile ウォーターマークとして埋め込まれ
ているシステムの例を説明する。
【0026】ここで、データ圧縮処理によって削除され
る信号領域にFragile ウォーターマークを埋め込むの
は、データ圧縮伸長処理を施しても再現性のある信号領
域にもRobustウォーターマークを埋め込んでおくこと
で、Robustウォーターマーク及びFragile ウォーターマ
ークの双方のウォーターマークが検出された場合のみ、
著作権者が意図しない不正なサイト等によるデータ圧縮
処理が施されていない、すなわち著作権者が許可した正
当なデータであると判断して複製を許可する等の処理を
行うようにすることを目的としている。
【0027】図4はデータ再生装置を示し、例えばCD
(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等の
パッケージメディア301や、放送、インターネット等
からマルチメディアデータD301が入力される。
【0028】入力されたマルチメディアデータD301
は、MPU306の制御によってメモリ304に順次書
き込まれる。このとき、入力されたマルチメディアデー
タD301が例えばJPEG、MPEG又はMP3等で
圧縮されている場合は、必要に応じてデータ解凍器30
3にマルチメディアデータD301を転送し、当該マル
チメディアデータD301を解凍した後メモリ304に
書き込むようになされている。
【0029】電子透かし(ウォーターマーク)検出器3
05は、Robustウォーターマーク及びFragile ウォータ
ーマークの双方を検出する。MPU306はメモリ30
4へのデータ転送量を監視し、ハッシュ関数演算装置
(SHA−1)307が必要とするデータ量が転送され
ると、ハッシュ関数演算装置307にデータを渡し、こ
こでハッシュ演算を行う。ハッシュ演算によって得られ
たハッシュ値は、MPU306内部のRAM領域(図示
せず)に記憶される。
【0030】ここで、MPU306は、Robustウォータ
ーマーク及びFragile ウォーターマークそれぞれの有無
を判断し、Robustウォーターマークのみが検出された場
合には、当該Robustウォーターマークが埋め込まれてい
るマルチメディアデータD301が著作権者の許可なく
データ圧縮処理によって不正に配信されたコンテンツで
あると判断して、ディジタル出力が可能なインターフェ
ース309、スピーカやヘッドフォンに接続されるアナ
ログ出力用のインターフェース310、311に対し
て、マルチメディアデータD301が出力されないよう
に制御する。
【0031】また、MPU306は、LCD(Liquid Cr
ystal Display)等の表示装置308を制御し、このとき
処理しているマルチメディアデータD301が著作権者
の許可なく配信されたものである旨を表示する。
【0032】また、例えば試聴用に再生のみを許可する
場合には、MPU306は、ディジタル出力用インター
フェース309からはマルチメディアデータD301が
出力されないように制御し、スピーカやヘッドホンに接
続されるアナログ用インターフェース310、311に
対してデータ出力し得るように制御する。このとき、ア
ナログ出力用インターフェース310、311からの出
力信号に、アナログ入力の可能な記録装置が接続された
場合にはデータの複製が可能となるが、Robustウォータ
ーマーク上の情報も複製されるため、複製の禁止機能を
当該記録装置側に設けることで、Robustウォーターマー
クを検出した記録装置側で当該Robustウォーターマーク
が埋め込まれている信号の記録が禁止される。
【0033】一方、Robustウォーターマーク及びFragil
e ウォーターマークの双方が検出された場合には、MP
U306はメモリ304へのデータ転送量を監視し、ハ
ッシュ関数演算装置(SHA−1)307が必要とする
データ量が転送されると、ハッシュ関数演算装置307
にデータを渡し、ここでハッシュ演算を行う。
【0034】ハッシュ演算によって得られたハッシュ値
は、MPU306内部のRAM領域(図示せず)に転送
される。ここで、Fragile ウォーターマークとして埋め
込まれているハッシュ値HW (図3)と演算によって得
られたハッシュ値とを比較し、これらが一致した場合に
は当該Fragile ウォーターマークが埋め込まれているマ
ルチメディアデータD301が著作権者の許可なく不正
に改竄(圧縮を含む)された履歴を有するコンテンツで
はないものと判断して、MPU306は表示装置308
を制御し、このときのマルチメディアデータD301は
著作権者の許可を得て正当に配信されたものである旨を
表示する。そして、このときMPU306はメモリ30
4から各出力インターフェース309〜311を介して
外部にマルチメディアデータD301を出力する。
【0035】これに対して、Robustウォーターマーク及
びFragile ウォーターマークのいずれも検出されない場
合には、MPU306は、このとき処理しているマルチ
メディアデータD301に著作権情報がないものと判断
し、表示装置308を制御することによって、当該マル
チメディアデータD301が複製可能である旨を表示す
る。このときMPU306は、メモリ304から各出力
インターフェース309〜311を介して外部にマルチ
メディアデータD301を出力する。
【0036】MPU306は、入力されたマルチメディ
アデータD301が終了するまで、以上の手順を繰り返
し、出力が許可されているインターフェースに対してマ
ルチメディアデータD301の転送を続ける。なお、一
旦Robustウォーターマーク及びFragile ウォーターマー
クの双方を検出し、ハッシュ演算で得られた計算値とFr
agile ウォーターマークによるハッシュ値HW が一致し
た後、それ以上のウォーターマークの検出が不要である
場合には、ハッシュ演算やRobustウォーターマーク、Fr
agile ウォーターマークの検出を行うことなく、出力が
許可されている出力インターフェースに直接マルチメデ
ィアデータD301を転送する。
【0037】図5は、データ再生装置300においてRo
bustウォーターマーク及びFragileウォーターマークか
ら外部出力インターフェースへのデータ出力を制御する
処理手順を示し、MPU306は、データ再生装置30
0の記録又は再生ボタン(図示せず)が操作されると、
ステップSP401において、入力されたマルチメディ
アデータD301のサンプル数を逐次カウントするcoun
t 、入力されたマルチメディアデータD301が複製許
可であることを示すflag_copy_en(=0で
複製許可)を0にクリアすると共に、ハッシュ演算処理
(SHA−1処理)を施すサンプル数(この実施の形態
では512サンプル(1サンプル=16ビット))をセ
ットする。
【0038】MPU306は、ステップSP403にお
いてflag_copy_enがセットされていない場
合には、ステップSP404においてマルチメディアデ
ータD301が1サンプル入力される毎にメモリ304
にマルチメディアデータD301を転送しcount を1増
加させる。
【0039】またMPU306は、ステップSP405
においてRobustウォーターマーク(R−WM)が検出さ
れた場合には、ステップSP406に移って、Fragile
ウォーターマーク(F−WM)が存在する場合には、ス
テップSP407においてハッシュ演算処理に必要なサ
ンプル数が揃っているか否かを判断する。ここで必要な
サンプル数が揃っている場合には、MPU306はステ
ップSP408に移ってハッシュ演算を行う。
【0040】ステップSP409においてMPU306
は、ハッシュ演算から得られたハッシュ値HC と、Frag
ile ウォーターマークとしてマルチメディアデータD3
01に埋め込まれていたハッシュ値HW とを比較する。
これらのハッシュ値HC 及びHW が一致しない場合、又
はステップSP406においてFragile ウォーターマー
クが検出されなかった場合には、MPU306はステッ
プSP411においてflag_copy_enを1に
セットし、ステップSP412において表示装置308
にこのとき処理中であるマルチメディアデータD301
が複製禁止(著作権者の許可なく不正に配信されたも
の)である旨を表示した後、ステップSP410に移っ
てメモリ304をクリアする。
【0041】因みに、ステップSP411においてfl
ag_copy_enがセットされると、次の処理ルー
プでは、MPU306はステップSP403からステッ
プSP413に移り、記録媒体への出力インターフェー
スや再生する際の外部出力インターフェースに対するマ
ルチメディアデータD301のデータ転送を中止する。
MPU306は、ステップSP402でマルチメディア
データD301が全て終了したと判断されるまで、又は
使用者が途中で停止ボタンを操作したことが検出される
まで以上の動作を繰り返す。
【0042】かくしてデータ再生装置300では、Robu
stウォーターマーク及びFragile ウォーターマークの検
出結果に応じて、マルチメディアデータD301に圧縮
履歴が有るか否かを判断することができると共に、Frag
ile ウォーターマークとしてマルチメディアデータD3
01に埋め込まれているハッシュ値HW と、マルチメデ
ィアデータD301から算出されたハッシュ値HC とに
基づいてマルチメディアデータD301に改竄履歴(圧
縮履歴を含む)が有るか否かを判断することができる。
【0043】従ってデータ再生装置300では、マルチ
メディアデータD301に埋め込まれているRobustウォ
ーターマーク及びFragile ウォーターマークに応じて、
マルチメディアデータD301が、データ圧縮処理等に
より著作権者側の許可なく不正に配信されたものである
か否かを判断して、マルチメディアデータD301の記
録又は再生を制御することができる。
【0044】また、データ再生装置300では、マルチ
メディアデータD301からハッシュ演算により得られ
たハッシュ値HC と、Fragile ウォーターマークとして
マルチメディアデータD301に埋め込まれているハッ
シュ値HW とを比較することにより、著作権者側の許可
なく不正にデータの改竄(圧縮を含む)が行われた場合
には、これを検出して、マルチメディアデータD301
の記録又は再生を制御することもできる。
【0045】因みに、表示装置308(図4)の表示例
を図6に示し、データ再生装置300の正面パネルに設
けられた表示装置308には、入力されたマルチメディ
アデータD301に圧縮履歴や改竄履歴がある場合に
は、上述した図5のステップSP412の処理により、
複製禁止の表示キャラクタ308Aが表示される。デー
タ再生装置300を操作する使用者は、当該表示キャラ
クタ308Aにより、このとき入力されたマルチメディ
アデータD301が記録・再生禁止であることを認識す
る。因みに表示装置308としては、LCDに限らず発
行ダイオードやコンピュータのGUI(Graphical User
Interface)による可視表示、さらにはスピーカからの音
声表示等を適用し得る。
【0046】以上の構成において、データ記録装置10
0では、マルチメディアデータDDI、DAIからハッ
シュ演算によりハッシュ値を求め、これをマルチメディ
アデータに例えばFragile ウォーターマークとして埋め
込んで記録媒体109に記録する。
【0047】マルチメディアデータが圧縮処理や改竄処
理を受けると、これらの処理を受けた結果であるマルチ
メディアデータから演算されたハッシュ値は圧縮処理や
改竄処理を受ける前のマルチメディアデータから演算さ
れたハッシュ値とは異なる値となる。
【0048】従って、マルチメディアデータに埋め込ま
れた圧縮・改竄処理前のハッシュ値HW と、圧縮・改竄
処理を受けた後のマルチメディアデータから演算された
ハッシュ値HC とは異なることになる。
【0049】このような結果が得られる点を利用して、
データ再生装置300では、入力されたマルチメディア
データD301から演算されたハッシュ値HC と、当該
マルチメディアデータD301にFragile ウォーターマ
ークとして埋め込まれている元のハッシュ値HW とを比
較することにより、入力されたマルチメディアデータD
301が圧縮・改竄処理を受けているか否かを容易に判
断することができる。
【0050】使用者が記録媒体109を正規に購入して
これを再生する場合には、かかる圧縮・改竄処理が行わ
れていないことにより、ハッシュ値HW 及びHC との比
較結果は一致するので、データ再生装置300はこれを
再生するが、著作権者が意図しない不正な配信によって
マルチメディアデータD301がデータ再生装置300
に入力された状態では、その配信過程で圧縮・改竄処理
が行われることにより、ハッシュ値HW 及びHC は不一
致となり、データ再生装置300は再生を禁止する。
【0051】かくして以上の構成によれば、著作権者が
意図しない不正なコンテンツ配信に基づく著作権侵害行
為が防止される。
【0052】なお上述の実施の形態においては、入力信
号(マルチメディアデータDDI、DAI、D301)
に対してあるタイミングで一度のみハッシュ演算処理を
行う場合について述べたが、本発明はこれに限らず、入
力信号に対して逐次ハッシュ演算処理を施すようにして
も良い。
【0053】また上述の実施の形態においては、マルチ
メディアデータの中の512ビットに対してハッシュ値
を算出し、当該ハッシュ値をウォーターマークとして埋
め込む場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
算出されたハッシュ値を次のハッシュ演算に用いるデー
タ(マルチメディアデータ)に含め、順次ハッシュ演算
を行うようにしても良い。このようにすれば、マルチメ
ディアデータの例えば一か所のみに改竄が施されても、
その結果は最後のハッシュ演算結果に現れることにな
り、一段と容易に圧縮・改竄履歴を判断することができ
る。
【0054】また上述の実施の形態においては、ハッシ
ュ値をFragile ウォーターマークとしてマルチメディア
データに埋め込む場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えばRobustウォーターマークや、その他の
制御データとして埋め込むようにしても良い。
【0055】また上述の実施の形態においては、データ
再生装置300において入力されたマルチメディアデー
タD301からの演算結果であるハッシュ値HC と、マ
ルチメディアデータD301に埋め込まれていたハッシ
ュ値HW とが不一致であるとき、出力インターフェース
へのマルチメディアデータの転送を禁止する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、出力インターフェ
ースへのデータ転送を予め中止しておき、入力されたマ
ルチメディアデータD301からの演算結果であるハッ
シュ値HC と、マルチメディアデータD301に埋め込
まれていたハッシュ値HW とが一致したとき、初めて出
力インターフェースへのデータ転送を開始するようにし
ても良い。
【0056】また上述の実施の形態においては、データ
記録装置100及びデータ再生装置300の各機能が予
めデータ記録装置100及びデータ再生装置300に設
定されている場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、データ記録装置100やデータ再生装置300の
各機能を実現するプログラムを格納したプログラム格納
媒体(プロッピィディスク、光ディスク等)からこれら
のプログラムを情報処理装置(コンピュータ)にロード
して各機能を実現させるようにしても良い。
【0057】また上述の実施の形態においては、マルチ
メディアデータとして音楽データを用いる場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、映像データや他のコ
ンテンツ情報を用いる場合に広く適用することができ
る。
【0058】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、マルチメ
ディアデータにハッシュ値を埋め込むことにより、著作
権者に無断でデータ改竄・圧縮が行われた場合でも、こ
れを容易に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ記録装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】データ記録処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】最下位ビットのハッシュ値への書き換え動作の
説明に供する略線図である。
【図4】本発明によるデータ再生装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】データ再生装置におけるデータ出力制御処理手
順を示すフローチャートである。
【図6】表示装置の表示例を示す略線図である。
【符号の説明】
100……データ記録装置、104、306……MP
U、105、304……メモリ、106、307……ハ
ッシュ関数演算装置、109……記録媒体、300……
データ再生装置、308……表示装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 11/00 G10L 9/00 E 5J104 H04N 7/08 H04N 7/08 Z 7/081 7/13 Z // H04N 7/24 Fターム(参考) 5B017 AA06 BA07 BB03 CA09 CA16 5B057 AA11 BA24 CA16 CA19 CB16 CC03 CE08 CH08 CH11 DA16 5C059 KK43 MA00 RC35 SS08 SS11 SS13 SS30 5C063 AA20 AB03 AB20 CA23 CA40 DA07 DB10 5C076 AA14 BA03 BA04 CA10 5J104 AA08 AA13 AA14 LA01 NA12 PA07 PA14

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力データに対してハッシュ演算を行う演
    算手段と、 上記ハッシュ演算により算出された算出結果を上記入力
    データに重畳する重畳手段とを具えることを特徴とする
    情報処理装置。
  2. 【請求項2】上記重畳手段は、上記算出結果を電子透か
    し情報として上記入力データに重畳することを特徴とす
    る請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】上記重畳手段は、上記算出結果に基づい
    て、上記入力データの最下位ビットを書き換えることに
    より上記算出結果を上記入力データに重畳することを特
    徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】上記重畳手段は、上記算出結果を、上記入
    力データの中のデータ圧縮伸長処理によって再現性が失
    われる信号領域に電子透かし情報として重畳することを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】上記重畳手段は、上記入力データに対して
    所定データ量単位で複数回に亘つて上記ハッシュ演算を
    行い、上記各ハッシュ演算の演算結果を上記入力データ
    に重畳することを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    装置。
  6. 【請求項6】入力データを再生するデータ再生装置にお
    いて、 上記入力データに対してハッシュ演算を行う演算手段
    と、 上記入力データに予め重畳されている上記入力データの
    ハッシュ演算結果を検出する検出手段と、 上記ハッシュ演算により算出された算出結果と、上記検
    出手段により検出された上記ハッシュ演算結果とを比較
    する比較手段と、 上記比較手段による比較結果に基づいて上記入力データ
    の再生を制御する再生制御手段とを具えることを特徴と
    するデータ再生装置。
  7. 【請求項7】上記再生制御手段は、上記比較手段による
    比較結果が一致したとき、上記入力データの再生を許可
    することを特徴とする請求項6に記載のデータ再生装
    置。
  8. 【請求項8】上記入力データに予め重畳されている上記
    入力データのハッシュ演算結果は、 上記入力データに電子透かし情報として重畳されている
    ことを特徴とする請求項6に記載のデータ再生装置。
  9. 【請求項9】上記検出手段は、上記入力データの最下位
    ビットを参照することにより上記入力データに予め重畳
    されている上記ハッシュ演算結果を検出することを特徴
    とする請求項6に記載のデータ再生装置。
  10. 【請求項10】上記入力データに予め重畳されている上
    記ハッシュ演算結果は、上記入力データの中のデータ圧
    縮伸長処理によって再現性が失われる信号領域に電子透
    かし情報として重畳されていることを特徴とする請求項
    6に記載のデータ再生装置。
  11. 【請求項11】上記検出手段は、上記入力データに対し
    て所定データ量単位で複数回に亘つて上記予め重畳され
    ているハッシュ演算結果の検出を行い、 上記比較手段は、上記複数回の検出ごとに上記入力デー
    タに対してハッシュ演算した算出結果と上記検出結果を
    比較することを特徴とする請求項6に記載のデータ再生
    装置。
  12. 【請求項12】入力データを所定の記録媒体に記録する
    データ記録装置において、 上記入力データに対してハッシュ演算を行う演算手段
    と、 上記入力データに予め重畳されている上記入力データの
    ハッシュ演算結果を検出する検出手段と、 上記ハッシュ演算により算出された算出結果と、上記検
    出手段により検出された上記ハッシュ演算結果とを比較
    する比較手段と、 上記比較手段による比較結果に基づいて上記入力データ
    の上記記録媒体への記録を制御する記録制御手段とを具
    えることを特徴とするデータ記録装置。
  13. 【請求項13】上記記録制御手段は、上記比較手段によ
    る比較結果が一致したとき、上記入力データの記録を許
    可することを特徴とする請求項12に記載のデータ記録
    装置。
  14. 【請求項14】上記入力データに予め重畳されている上
    記入力データのハッシュ演算結果は、 上記入力データに電子透かし情報として重畳されている
    ことを特徴とする請求項12に記載のデータ記録装置。
  15. 【請求項15】上記検出手段は、上記入力データの最下
    位ビットを参照することにより上記入力データに予め重
    畳されている上記ハッシュ演算結果を検出することを特
    徴とする請求項12に記載のデータ記録装置。
  16. 【請求項16】上記入力データに予め重畳されている上
    記ハッシュ演算結果は、上記入力データの中のデータ圧
    縮伸長処理によって再現性が失われる信号領域に電子透
    かし情報として重畳されていることを特徴とする請求項
    12に記載のデータ記録装置。
  17. 【請求項17】上記検出手段は、上記入力データに対し
    て所定データ量単位で複数回に亘つて上記予め重畳され
    ているハッシュ演算結果の検出を行い、 上記比較手段は、上記複数回の検出ごとに上記入力デー
    タに対してハッシュ演算した算出結果と上記検出結果を
    比較することを特徴とする請求項12に記載のデータ記
    録装置。
  18. 【請求項18】入力データに対してハッシュ演算を行う
    ステップと、 上記ハッシュ演算により算出された算出結果を上記入力
    データに重畳するステップとを具えることを特徴とする
    情報処理方法。
  19. 【請求項19】上記ハッシュ演算により算出された算出
    結果を上記入力データに重畳するステップでは、上記算
    出結果が電子透かし情報として上記入力データに重畳さ
    れることを特徴とする請求項18に記載の情報処理方
    法。
  20. 【請求項20】上記ハッシュ演算により算出された算出
    結果を上記入力データに重畳するステップでは、上記算
    出結果に基づいて、上記入力データの最下位ビットが書
    き換えられることにより上記算出結果が上記入力データ
    に重畳されることを特徴とする請求項18に記載の情報
    処理方法。
  21. 【請求項21】上記ハッシュ演算により算出された算出
    結果を上記入力データに重畳するステップでは、上記算
    出結果が、上記入力データの中のデータ圧縮伸長処理に
    よって再現性が失われる信号領域に電子透かし情報とし
    て重畳されることを特徴とする請求項18に記載の情報
    処理方法。
  22. 【請求項22】上記ハッシュ演算により算出された算出
    結果を上記入力データに重畳するステップでは、上記入
    力データに対して所定データ量単位で複数回に亘つて上
    記ハッシュ演算が行われ、上記各ハッシュ演算の演算結
    果が上記入力データに重畳されることを特徴とする請求
    項18に記載の情報処理方法。
  23. 【請求項23】入力データを再生するデータ再生方法に
    おいて、 上記入力データに対してハッシュ演算を行うステップ
    と、 上記入力データに予め重畳されている上記入力データの
    ハッシュ演算結果を検出するステップと、 上記ハッシュ演算により算出された算出結果と、上記入
    力データから検出された上記ハッシュ演算結果とを比較
    するステップと、 上記算出結果と上記入力データから検出された上記ハッ
    シュ演算結果とを比較するステップでの比較結果に基づ
    いて上記入力データの再生を制御するステップとを具え
    ることを特徴とするデータ再生方法。
  24. 【請求項24】上記再生を制御するステップでは、上記
    比較結果が一致したとき、上記入力データの再生が許可
    されることを特徴とする請求項23に記載のデータ再生
    方法。
  25. 【請求項25】上記入力データに予め重畳されている上
    記入力データのハッシュ演算結果は、 上記入力データに電子透かし情報として重畳されている
    ことを特徴とする請求項23に記載のデータ再生方法。
  26. 【請求項26】上記入力データに予め重畳されている上
    記ハッシュ演算結果を検出するステップでは、上記入力
    データの最下位ビットを参照することにより上記入力デ
    ータに予め重畳されている上記ハッシュ演算結果が検出
    されることを特徴とする請求項23に記載のデータ再生
    方法。
  27. 【請求項27】上記入力データに予め重畳されている上
    記ハッシュ演算結果は、上記入力データの中のデータ圧
    縮伸長処理によって再現性が失われる信号領域に電子透
    かし情報として重畳されていることを特徴とする請求項
    23に記載のデータ再生方法。
  28. 【請求項28】上記入力データに予め重畳されている上
    記ハッシュ演算結果を検出するステップでは、上記入力
    データに対して所定データ量単位で複数回に亘つて上記
    予め重畳されているハッシュ演算結果の検出を行い、 上記算出結果と上記入力データから検出された上記ハッ
    シュ演算結果とを比較するステップでは、上記複数回の
    検出ごとに上記入力データに対してハッシュ演算した算
    出結果と上記検出結果が比較されることを特徴とする請
    求項23に記載のデータ再生方法。
  29. 【請求項29】入力データを所定の記録媒体に記録する
    データ記録方法において、 上記入力データに対してハッシュ演算を行うステップ
    と、 上記入力データに予め重畳されている上記入力データの
    ハッシュ演算結果を検出するステップと、 上記ハッシュ演算により算出された算出結果と、上記入
    力データから検出された上記ハッシュ演算結果とを比較
    するステップと、 上記算出結果と上記入力データから検出された上記ハッ
    シュ演算結果とを比較するステップでの比較結果に基づ
    いて上記入力データの記録を制御するステップとを具え
    ることを特徴とするデータ記録方法。
  30. 【請求項30】上記記録を制御するステップでは、上記
    比較結果が一致したとき、上記入力データの記録が許可
    されることを特徴とする請求項29に記載のデータ記録
    方法。
  31. 【請求項31】上記入力データに予め重畳されている上
    記入力データのハッシュ演算結果は、 上記入力データに電子透かし情報として重畳されている
    ことを特徴とする請求項29に記載のデータ記録方法。
  32. 【請求項32】上記入力データに予め重畳されている上
    記ハッシュ演算結果を検出するステップでは、上記入力
    データの最下位ビットを参照することにより上記入力デ
    ータに予め重畳されている上記ハッシュ演算結果が検出
    されることを特徴とする請求項29に記載のデータ記録
    方法。
  33. 【請求項33】上記入力データに予め重畳されている上
    記ハッシュ演算結果は、上記入力データの中のデータ圧
    縮伸長処理によって再現性が失われる信号領域に電子透
    かし情報として重畳されていることを特徴とする請求項
    29に記載のデータ記録方法。
  34. 【請求項34】上記入力データに予め重畳されている上
    記ハッシュ演算結果を検出するステップでは、上記入力
    データに対して所定データ量単位で複数回に亘つて上記
    予め重畳されているハッシュ演算結果の検出を行い、 上記算出結果と上記入力データから検出された上記ハッ
    シュ演算結果とを比較するステップでは、上記複数回の
    検出ごとに上記入力データに対してハッシュ演算した算
    出結果と上記検出結果が比較されることを特徴とする請
    求項29に記載のデータ記録方法。
  35. 【請求項35】入力データに対してハッシュ演算を行う
    ステップと、 上記ハッシュ演算により算出された算出結果を上記入力
    データに重畳するステップとを含むプログラムを情報処
    理装置に実行させるプログラム格納媒体。
  36. 【請求項36】入力データに対してハッシュ演算を行う
    ステップと、 上記入力データに予め重畳されている上記入力データの
    ハッシュ演算結果を検出するステップと、 上記ハッシュ演算により算出された算出結果と、上記入
    力データから検出された上記ハッシュ演算結果とを比較
    するステップと、 上記算出結果と上記入力データから検出された上記ハッ
    シュ演算結果とを比較するステップでの比較結果に基づ
    いて上記入力データの再生を制御するステップとを含む
    プログラムをデータ再生装置に実行させるプログラム格
    納媒体。
  37. 【請求項37】入力データに対してハッシュ演算を行う
    ステップと、 上記入力データに予め重畳されている上記入力データの
    ハッシュ演算結果を検出するステップと、 上記ハッシュ演算により算出された算出結果と、上記入
    力データから検出された上記ハッシュ演算結果とを比較
    するステップと、 上記算出結果と上記入力データから検出された上記ハッ
    シュ演算結果とを比較するステップでの比較結果に基づ
    いて上記入力データの記録を制御するステップとを含む
    プログラムをデータ記録装置に実行させるプログラム格
    納媒体。
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