JP2000514548A - 輝度優先色センサ - Google Patents

輝度優先色センサ

Info

Publication number
JP2000514548A
JP2000514548A JP09540971A JP54097197A JP2000514548A JP 2000514548 A JP2000514548 A JP 2000514548A JP 09540971 A JP09540971 A JP 09540971A JP 54097197 A JP54097197 A JP 54097197A JP 2000514548 A JP2000514548 A JP 2000514548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
layer
color
sensing layer
green
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP09540971A
Other languages
English (en)
Inventor
アルバート、ディー.エドガー
Original Assignee
アプライド、サイエンス、フィクション、インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アプライド、サイエンス、フィクション、インコーポレーテッド filed Critical アプライド、サイエンス、フィクション、インコーポレーテッド
Publication of JP2000514548A publication Critical patent/JP2000514548A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J3/00Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
    • G01J3/46Measurement of colour; Colour measuring devices, e.g. colorimeters
    • G01J3/50Measurement of colour; Colour measuring devices, e.g. colorimeters using electric radiation detectors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J3/00Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
    • G01J3/46Measurement of colour; Colour measuring devices, e.g. colorimeters
    • G01J3/50Measurement of colour; Colour measuring devices, e.g. colorimeters using electric radiation detectors
    • G01J3/51Measurement of colour; Colour measuring devices, e.g. colorimeters using electric radiation detectors using colour filters
    • G01J3/513Measurement of colour; Colour measuring devices, e.g. colorimeters using electric radiation detectors using colour filters having fixed filter-detector pairs
    • G01J2003/516Measurement of colour; Colour measuring devices, e.g. colorimeters using electric radiation detectors using colour filters having fixed filter-detector pairs with several stacked filters or stacked filter-detector pairs
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J3/00Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
    • G01J3/46Measurement of colour; Colour measuring devices, e.g. colorimeters
    • G01J3/465Measurement of colour; Colour measuring devices, e.g. colorimeters taking into account the colour perception of the eye; using tristimulus detection
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J3/00Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
    • G01J3/46Measurement of colour; Colour measuring devices, e.g. colorimeters
    • G01J3/50Measurement of colour; Colour measuring devices, e.g. colorimeters using electric radiation detectors
    • G01J3/51Measurement of colour; Colour measuring devices, e.g. colorimeters using electric radiation detectors using colour filters
    • G01J3/513Measurement of colour; Colour measuring devices, e.g. colorimeters using electric radiation detectors using colour filters having fixed filter-detector pairs
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2209/00Details of colour television systems
    • H04N2209/04Picture signal generators
    • H04N2209/041Picture signal generators using solid-state devices
    • H04N2209/042Picture signal generators using solid-state devices having a single pick-up sensor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 輝度優先多層カラーフィルムにおいて、層の1つが人の眼の輝度感度にほぼ一致する。この輝度層は青感知層と、緑感知層と、赤感知層とを持つ先行技術のカラーフィルムとは異なる。この層は、他の層によって拡散および減衰させられる前に光を感知するために優先フロント位置を持ち、先行技術の青優先カラーフィルムと比較して感度と明瞭度とが高くされた輝度記録を与える。他の実施例では、層状CCDセンサが全ての色に感度を持つ1番上のシリコン層(1012)を持ち、それの後に黄色フィルタ(1010)が続き、その後に、黄色フィルタのためだけに緑色光と赤色光に応答する第2のシリコン層(1008)と、シアンフィルタ(106)と、緑色光のみを受ける1番下のシリコン層(1004)とを有する。輝度優先カラーセンサからの像が色空間変換に入力されて全部の色を回復する。好適な実施例では、1番上の輝度層が輝度「T」値にマップし、下側の色感知層が輝度とともに用いられてYUV色空間の「U」および「V」クロミナンスベクトルを得る。

Description

【発明の詳細な説明】 輝度優先色センサ 発明の背景 フルカラーフィルムは3色の範囲で感じなければならない。それら3つの範囲 は3つの単色、または黒と白との感光乳剤、によって感知される。各エマルジョ ンは異なるスペクトル感度、または色に対するセンサとして作用する。デジタル 画像発生の専門用語では、それらの感光乳剤のおのおのは別々の色チャネル、ま たはフルカラー画像の成分、を生ずる。歴史的にはそれらのセンサの位相幾何学 的な配置が存在していた。最初のカラーフィルム、Duffycolor、は、 最近のCCDマトリックスのように、白黒フィルムの上に赤、緑、および青のマ トリックスを形成するために着色した米の粒子を用いていた。ポラロイドはカラ −CRTにおけるシャドウマスクに類似して、白黒フィルムの上に赤、緑、青の 縞を配置したインスタント透明陽画フィルムを製造した。最初のテクニカラープ ロセスは白黒フィルム上の空間的に別々の3つのカラー画像を露光し、おのおの から別々のダイトランスファーマトリックスを形成し、受けるフィルムの単一の 層に3つのマトリックスから3つの色素を付着して劇場用プリントを作成した。 大量販売に適したカラーフィルムが実用になったのは、イーストマンの多層コダ クロームの出現によってであった。 今日ではほとんど全てのカラーフィルムは相互に積み重ねられた多数の層を含 む。フィルムに入射した光は全ての層を通る。層は異なるスペクトル感度を持つ ために、光の色に応じて特定の層が露光する。ほとんどのフィルムでは、各層に は製造時に、現像の副生成物と反応してその層の色感度に適切なフル色素を生ず る独特の色結合剤、または色素分子も与えられる。現像後に、銀の像が抜かれて 色素で合成されたカラー画像が層内に残る。カラーフィルムをこすったとすると 、黄色い層がはがされるにつれて黒い部分が最初に青に変わり、その後でマゼン タ層が除去されるにつれてシアンになり、最後にすべての層が除去されると白に なる。 コダクロームは多数の層を持つが、未現像のフィルムに結合剤を蓄積すること を要しない反転透明陽画フィルムに限定された独特のプロセスを使用する。露光 されたハロゲン化銀を銀に還元するために最初の現像を行った後で、露光されな かったハロゲン化銀を閃光で露光してそれ自身の色結合剤を含んでいる現像剤中 で処理する。コダクロームでは1度に1つの色に対して閃光露光を行って、1度 に1つの色層を閃光露光し、各閃光の後でその層の色感度に特定の結合剤を持つ 現像剤による現像が続く。コダクロームの現像は非常に困難で、世界中でほんの 少数の現像所のみがコダクロームを処理できるだけである。しかし、露光中に色 結合剤をフィルムから無くすことによって、乳剤中の光散乱が減少し、コダクロ ームの明澄度が極めて高くなる。ネガフィルムは反転フィルムよりも寛容度がは るかに広いが、先行技術ではコダクロームプロセスは反転フィルムに限定され、 ネガフィルムの寛容度の利点と同時に、結合剤を含んでいないフィルムの鮮鋭度 の利点を獲得する方法はなかった。 先行技術のカラーフィルムはRGB色空間で作用することに限定されていた。 その理由は、色空間変換なしに直接見たり、焼き付けたりできる像、または色チ ャネル、を生ずる特定の色素に各層がマップしなければならないからである。し たがって、現像されたフィルムを透過する赤色光の量を変調するためにシアン色 素を発生するのに赤に感ずる層が必要とされ、緑に感ずる層がマゼンタ色素を発 生し、青に感ずる層が黄色色素を発生した。化学的に現像された像を直接見える ようにするという従来の要求によって、先行技術のカラーフィルムにはRGB色 空間内の光のみを感ずるという制約が課された。更に、色空間変換なしに純色を 記録して見るために、層は、色の相互汚染なしに、比較的純粋の赤、緑、青に感 じなければならない。たとえば、マゼンタ形成層が緑に加えて青色の光を検出し 、赤に感ずる層が赤に加えて青を検出するものとすると、青色の花が青層ばかり でなく緑と赤も露光して、従来のやり方で現像してカラー像として直接見た時に 灰色の陰影を生ずる。 更に、従来のカラーフィルムの感知層の深さの順序が、青色の光に対するハロ ゲン化銀のユニバーサル感度によって制約されていた。この青感度に加えて、他 の色の光子を捕らえ、それらの光子をハライド結晶に結合させるために色素を加 えることができる。したがって、緑を感ずる層が青と緑の両方を実際に感じ、赤 を感ずる層が青と赤の両方を実際に感ずる。マゼンタ色素とシアン色素の直接制 御のために必要である、緑のみを感ずる層と赤のみを感ずる層は、黄フィルタで 青色光を除去することによって実現できるのみである。カラーフィルムではこれ は黄色除去層を付加することによって行われる。この黄色層は、赤感知層と緑感 知層から青色光を除去するために、もちろん赤感知層と緑感知層の上に置かなけ ればならず、かつ青色光を青感知層から遮断しないように青感知層の下に置かな ければならない。したがって、先行技術では、青感知層を、黄色フィルタの上し たがって赤感知層と緑感知層との上の、1番上に置かなければならない。 未現像のハロゲン化銀はそれの乳のような粘稠性(milky consistency)によ って光を散乱する。光を遮ると(hold up to the light)、未現像のフィルムは 拡散器および減衰器として作用する。これはフィルムを写真機に装填しながら観 察できる。カラーフィルム中の各感知層は、光を拡散し、したがってぼやかすこ とによって、および光のいくらかを用い、反射し、かつ吸収して下の方の層に達 する光を減少することによって、下の方の層では像を劣化させるために、それら の層の感度を高くし、したがって一層こまかくすることを要する。1番上の層だ けが全く減衰されず、かつぼやかされていない光を受ける。 人の眼は明るさの細部をほとんど完全に感知するために、理想的には輝度の全 てをその1番上の層で感知しなければならない。不幸なことに、ただ1つの層を 1番上の層にできるだけである。次の選択は1つの層を緑センサにすることであ る。その理由は、緑が輝度の半分にわたって応答するためである。しかし、たっ た今見たように、青層を1番上にし、続いて緑より先に黄色フィルタ層を設けな ければならない。青は輝度のおよそ10%に応答するだけである。したがって、 青を1番上に設けるという強制的な要求は、ほとんど全ての輝度が像が減光され てぼやける場所である下の方の層で感知される。フィルム技術における進歩のほ とんどはカラーフィルムにおいてであったし、今日でも視覚芸術の白黒プリント は、先行技術のカラーフィルムではかなわない明澄さと生き生きとした様子(vi vaciousness)とを表す。 緑または赤を1番上に置くという歴史的かつニッチ(niche)な試みが行われ てきた。最も興味のあるものは、青を1番下に置き、赤を1番上に置いたカラー 印画紙である。直ちに浮かぶ疑問は赤感知層を青からどのようにして遮蔽するの かということである。実際にはそれは遮蔽されず、実際に赤感知層は赤色光に対 する感度とほとんど同じ感度を青色光に対して持つ。印画紙に独特のいくつかの 条件によってこれは実用的にされる。まず、コントラストが高い印画紙がコント ラストが低いネガを見るのであるから、白から黒へ進むために必要とされる露光 の密度範囲は、1000:1の範囲にわたって応答しなければならないカメラフ ィルムとは異なって、僅かに約10:1であり、したがって、赤と青との間の分 離は100:1が印画紙に対して適切である。印画紙は、典型的には黄色みがか った白熱灯から出て、灯からの青の典型的には80%を除去する黄色みがかった フィルタパックによって濾光され、その後で結合器マスクのベース橙色の色合い (base orange cast)を持つネガを通じて集束させられる光を見る。その結果と して生じる濃い橙色が、ネガプリントの低コントラスト像に対するカメラフィル ムにおける黄色フィルタレベルの代わりをし、青感知層の感度が赤層の感度の1 00倍以上にもなって橙色の光を補償する。これが可能である理由は、カメラフ ィルムと比較して印画紙のベース感度が比較的低いことである。 赤を1番上に置くために印画紙で使用されるやり方はカメラフィルムでは機能 しない。その理由は、まず、フィルムが1000:1、10:1ではない、この 範囲を超えて応答しなければならないこと、第2に、レンズを通って来る光が濃 い橙色ではないこと、そして第3に、もし橙色であったとしても、ASA400 赤感度に適合するためには、100倍以上の感度の青層にはASA40000を 必要とするが、それでは粒子が非常に粗くなることである。しかし、緑層を1番 上に置くことも試みられてきた。前記改良にもかかわらず、色相互間の汚れによ ってひき起こされた避けることができない色のぼけのために、それらの試みは市 場で受け容れられなかった。 先行技術のカラーフィルムは赤−緑−青チャネルを感知し、三次元RGB色空 間を直接捕らえるが、画像の処理および蓄積では人の視覚の必要性(needs of h uman vision)をより良く利用する他の色空間が可能である。普通の色空間は輝 度とクロミナンスを含む。典型的には、輝度値は赤、緑、青が、慣例によって「 Y」と呼ばれる、人の眼の感度に比例して混じり合ったものである。クロミナン スは2つの値を要する。それらの値は、「Y」値とともに、色の3つの次元を定 める。クロミナンスの一般的な表現は、輝度マイナス赤である「U」と、輝度マ イナス青である「V」を含む。したがって、「U」と「V」は白黒の「Y」記録 の上に層状にされた色合いである。人の眼は「Y」チャネルにおける細部にはる かに高い感度を持ち、したがって、「U」と「V」は細部に対する要求は低く、 より粗くできる。 色空間変換は関連する技術である。色空間変換は色チャネルの入力スイート( input suite)を異なる色空間内の出力スイート(output suite)にマップし、 または種々の画像色でマップする。正常な三次元色空間変換アルゴリズムでは、 感知される3つの色チャネル内の各画素における値に対応する各像画素における 3つの測定値がアルゴリズムに入る。そのアルゴリズムは関数を介して数学的に マップして、3つの測定値、またはその画素に対応する色をアルゴリズムから与 える。たとえば、より詳しく後述するように、先行技術の通常のカラーフィルム でのデジタル現像においては、青と赤を含んでいる「フロント」像および「バッ ク」像が、赤、緑、青を含んでいる「スルー(through)」像から差し引かれて 緑だけを生ずる。緑像の小さな部分が「フロント」像から差し引かれて青像を生 じ、かつ「バック」像が赤に直接マップされる。この色空間変換においては、フ ロントチャネルからの各画素フロント測定値と、バックチャネルからの各画素バ ック測定値と、スルーチャネルからの各画素スルー測定値とに対して入り、赤、 緑、青が出る。1つの色セットから他の色セットへマップするため、たとえば、 灰色を青へマップするために、色空間変換をチャネルの任意のスイートで採用で きる。いくつかの色空間変換は式で表すことができるが、−般的な場合にはどの ような任意の変換も与えるために検索表を用いることができる。 別の関連する技術は画像の直接デジタル現像である。これは現像中にカラーフ ィルムをデジタル化する方法である。現像中のフィルムにかぶりを起こさないよ うに、赤外線を用いて現像中のネガを走査する。現像中に定着されていないハロ ゲン化銀の乳白色の不透明さを利用することによって、現像中に色が銀像から取 り出されて3つの層を光学的に分離する。現像中に1番上から見ると、1番上の 層が明らかに見え、下側の層が1番上の層の乳白色の不透明さによってほとんど 見えなくされる。現像中に後ろから見ると、後の層が見え、他の層はほとんど隠 される。最後に透過光で見ると、3つの層の全てを透過する光の一部は全ての層 によって変調され、したがって、3つの色を全て含む。フロント、バック、及び スルーの露光が黄色色素、シアン色素、およびマゼンタ色素に直接マップされる ならば、パステル化された色像が生ずる。しかし、デジタル現像ではそれら3つ の走査、フロント、バック、スルー、は上記のように色空間変換を用いてデジタ ル処理されてフルカラーを回復する。 本発明は、ハロゲン化銀以外の層状にされたセンサによって実施することもで きる。固体感知素子について特殊な実施例を与えることにする。ほとんど全ての 電子的画像発生は今日ではシリコン固体センサを用いている。光子がシリコン半 導体に入射すると、その光子は原子から電子をたたき出して、正孔−電子対を生 ずる。その正孔−電子対によって単位電荷が流れるようにされる。通常はこの電 荷は1つの画素、またはピクセルを表す小さいコンデンサへ転送され、この保持 された電荷はCCD、すなわち、電荷結合素子、シフトレジスタ内の他のピクセ ルからの電荷と一緒に増幅器へ順次移動させられる。したがって、「CCD」は 固体感知素子のアレイから情報を読み取るために一般に用いられる特定の装置で ある。 シリコン固体感知素子自体は全ての可視色に対して感度を持つ。光をダイクロ イックミラーで3色像に分離し、空間的に分離している感知アレイによって各像 を感知することによってフルカラー像を感知できる。そのような3チップカメラ は非常に高価で大きく、光損失のために弱い光は一般に感知せず、プリズムを通 じて深いレンズアパーチャの虚像を投射するために高価な光学装置を要する。 代わりのより一般的な着色するやり方は着色されたフィルタで光を減衰し、個 々の各感知素子を、少なくとも1つの色が除去された光に露出させる。スチール 写真のために設計されたいくつかの写真機は、正方形マトリックス中のセンサの 半分の上に緑を置いて、赤フィルタの下の4分の1の画素と、青フィルタの下の 4分の1の画素とが交錯された緑チェッカーボードを構成する、コダックの写真 機で使用されているバイエルマトリックス(Bayer matrix)などの、マトリック スに配置された赤フィルタと、緑フィルタと、青フィルタとを用いる。ビデオ用 に設計されたいくつかのカメラは、チップから信号が順次読み取られるにつれて YUVへ容易に変換できるようにする、マトリックスに配置されたシアンフィル タと、マゼンタフィルタと、黄色フィルタと、緑フィルタとを用いる。そのよう な1チップカメラにはいくつかの問題がある。まず、フィルタによって除去され た光はセンサに対して失われる。同じカメラの白黒判では除去されているフィル タで、定格感度がASA400の4倍にはねあがる。第2に、色付きマトリック ス自体は画像の細部と相互作用して、1チップデジタルカメラにおいて一般的で ある色付きモアレ構造(artifact)を生ずる。それらのモアレ構造の典型的な発 現は1つの赤い眼と1つの青い眼、または赤い窓と青い窓とが不規則に配列され ている遠方の建物を含む。第3に、色マトリックスはセンサアレイの実効分解能 を低下させ、ブレによって色付きモアレ構造を減少しようと試み、アンチエーリ アシングフィルタ(antialiasing filter)が実効分解能を低下させる。 先行技術によれば、相補色群中で動作するためにフルカラーはセンサを求めて いる、と常に信じられてきた。それらの群は赤、緑、および青を含み、またはシ アン、緑、マゼンタおよび黄を含むことができるが、他のあるセンサを補足する ために少なくとも1つの色を各色センサから除去する必要がある。この信念のた めに、フィルムにおけるような層自体の色感度の変化とは異なって、減色層間フ ィルタ(subtractive interlayer filter)が色応答に組み込まれた固体センサ を層状にすることが妨げられた。その理由は、1番上の層に対してどのような色 も除去することが不可能であったし、しかもいぜんとして下の方の層における感 知のために再び現れることになる。 発明の概要 第1のスペクトル感度を持つ第1の感知層を含み、露光光源からの光に応答す るカラー像センサである。カラー像センサは第1のスペクトル感度とは異なる第 2のスペクトル感度を持つ少なくとも1つの第2の感知層も含む。第2のスペク トル感度は、第1の感知層の平面に垂直な方向に第1の感知層からオフセットさ れている。第1のスペクトル感度は人の眼のスペクトル感度にほぼ一致する。 図面の簡単な説明 図1は典型的な先行技術のカラーフィルムを示す。 図2は先行技術のカラーフィルムの量子検出可能性をグラフで表したものであ る。 図3は輝度優先カラーフィルムの構造を示す。 図4は輝度優先カラーフィルムの量子検出可能性をグラフで表したものである 。 図5は色空間変換を行う装置を示す。 図6は色空間マッピングアルゴリズムを描く。 図7は典型的な先行技術のCCDセンサの構造を示す。 図8は1チップカラーCCDセンサのための先行技術のカラーマトリックスを マップするものである。 図9は先行技術のカラーCCDセンサの量子検出可能性をグラフで表したもの である。 図10は輝度優先CCDセンサの構造を示す。 図11は輝度優先CCDセンサの量子検出可能性をグラフで表したものである 。 発明の説明 図1を参照して、先行技術のカラーフィルムの構造について説明する。組み立 ては構造ベース102で始まる。ハロゲン化銀乳剤を含む感知層がこのベースの 上に薄いフィルムで置かれている。それらの層は青色光に特有の感度を持つハロ ゲン化銀を含む。また、それらの層のいくらかには、他の色に感度を拡げるため の増感色素が加えられる。まず、赤および青感知層104がベース102の上に 薄いフィルムで置かれる。その後で、青色光を吸収する黄色フィルタ層108が 置かれる。最後に1番上に青感知層110が置かれる。この説明に関連しないそ の他の層は図示を明確にするために省いた。たとえば、ハレーションを減少し、 修正を行えるようにするためにベース102の反対側の上の層が時に加えられ、 上部被覆が全ての層を保護し、更に各色感知層が異なる感度の3つの副層に通常 分割される。カラーフィルムの構造の詳細はカラーフィルム製造技術において一 般に知られており、マイケル・フリーマン(Michael Freeman)著フィルムおよ びフィルタのほとんどを製造するフィルム(Film Making the Most of Films an d Filter)、Amphoto、1988、およびW.F.バーグ(W.F.Berg)編、写真科学: シンポジウム:チューリッヒ1961、The Focal Press、ロンドン、1963 、などの文献に見出だすことができる。 赤光線112と、緑光線114と、青光線116とより成る光がフィルム上に 入射する。最初に、光の向きからの順序で青感知層110が青光子を捕らえてそ の層の点118におけるハロゲン化物結晶中に銀の潜像を生ずる。また、全ての 色の光が青感知層110によってほぼ等しく吸収および散乱させられる。青感知 層は光に対して灰色がかった乳白色で現れる。この吸収は光線112、114、 116が細くなっていることと、散乱させられた光線120とによって図示され ている。青感知層110は通常は他の層よりも薄く形成されて、粒子の粗い青チ ャネルを犠牲にして吸収および散乱を少なくする。 次に、光の向きの順序で黄色フィルタ層108が青光線116を点122で吸 収することによって、青光線116が下側の層に達することを阻止する。黄色フ ィルタの下側の層に達する前に、緑光線114は青感知層110によって減衰お よび散乱させられている。緑感知層106は残りの緑光子を遮断して点124に 銀潜像を生ずる。最後に、いくつかの層によって拡散および減衰させられた後で 、赤感知層104が残っているいくらかの赤光子を遮って点125に銀潜像を生 ずる。 図2は図1の感知層104、106、110のスペクトル応答を示す。横軸は ナノメートル(nm)で表した波長である。縦軸は、感度すなわちスピードでは なくて、任意の単位の量子検出可能性を表す。ここでは量子検出可能性を理想的 な光子カウンタに相対的な低コントラスト細部に対する感度を意味するために用 いる。光子のより高いパーセンテージ(量子効率)を検出し、一層等しく各光子 をカウントし(カウントの非一様性)、非光子ノイズ源すなわち粒子を最少にし (暗カウント(dark count)、画素非一様性)、かつ散乱を減少(星像などの事 象と背景との間のより細かい空間的弁別)によって量子検出可能性は向上させら れる。高速フィルムおよび低速フィルムはおおまかに等しい量子検出可能性を有 する。より高速のフィルムは、より広い面積から光を集めるためにより大きい結 晶を利用する。高速フィルムを「露光」するためにより少ない光を利用できるが 、より大きい粒子は測定により多くのノイズを生じ、より広い面積にわたって光 を散乱するために、良くピントが合っている星像(star image)の存在などの細 部を検出する性能は、高速フィルムでは、星像をより小さい面積に保持して、そ れの存在をより小さい粒子、または不確実さ、で測定する低速フィルムよりも高 くない。 層の厚さが量子検出可能性にどのように影響するかは興味のあることである。 ここで、ハロゲン化銀が光に対して完全に透明であると仮定する。そうすると、 他の薄い層の厚さの2倍の厚い層を、2つの薄い層を一緒にしたものと数学的に モデル化できる。各薄い層は特定の信号利得(コントラスト)とノイズ(粒子) を有する。一緒の2つの薄い層の信号(チャネル)を加え合わせることによって 、2倍の信号を得るが、ノイズが統計的に加わって2の平方根倍のノイズを与え るために、厚い層の信号対ノイズ比は厚さが半分の薄い層より2の平方根倍だけ 高い。理想的な光子カウンタが2倍の数の光子を受けたとすると、再び統計理論 から、信号対ノイズ比は2の平方根倍だけ向上する。したがって、厚い層の検出 可能性は厚さが半分の薄い層の量子検出可能性の2倍である。このために完全な 検 出が行われる。その理由は、厚い層は、通過する光子を、厚さが半分の薄い層よ りちょうど2倍捕らえるためである。これは、ハロゲン化銀が光に対して完全に 透明であると仮定したためである。実際に、ハロゲン化銀は光をいくらか吸収し 、したがって、フィルムの下側部分の受ける光は少なく、最後に極めて細かい1 番下の層が信号のどのような利得も埋め合わせる以上のものになるまで、戻りが 減少する。これを基にして、フィルムの設計上の厚さは最適化の問題である。そ の問題では、乳剤が薄すぎると貴重な光子を逃がし、乳剤が厚すぎると非常にわ ずかな光子を受ける下側の層からの粒子を加える、ということである。最適化問 題は多層カラーフィルムではとくに重要である。その理由は、層の厚さと順序を 制御することによって、任意の層に他の層よりも優先度を与えることができるた めである。 なお図2を参照して、カーブ202は青層110の量子検出可能性を示す。青 は、光の散乱と減衰を減少しようとの試みで薄い層でしばしば犠牲にされるため に、そのカーブは極めて低いことがわかる。カーブ204は、青層がそれ自身の ために厚さを最適にされた場合の青量子検出可能性を示す。もちろんこれが行わ れたとすると、緑層と赤層との量子検出可能性は非常に低いであろう。 カーブ206は緑感知層106の量子検出可能性を示す。カーブ208は、青 感知層が緑光を減衰および散乱しなかった場合の量子検出可能性を示す。この損 失は大きい。その理由は緑が輝度、したがって、人の眼によって知覚される細部 に主な寄与をしているためである。カーブ210は、加えて緑層自身の厚さが最 適にされた場合にとることができた緑検出可能性を示す。緑は輝度に大きく寄与 しており、かつ通常は光の遮断に優先権を与えられているために、大きな改良は 行われない。 カーブ212は赤感知層104の量子検出可能性を示す。カーブ214は、前 の層が赤色光を減衰せず、かつ散乱しなかった場合における量子検出可能性を示 す。カーブ212と214との違いは大きい。その理由は、厚い緑層が、青層と 共に、赤色光の大部分を除去および散乱したためである。赤感知層は1番下にあ るために、それは自身で厚さが既に最適化されて、1番下の層に達した散乱され なかった赤色光子を最大限に使用する。 最後にカーブ216は輝度に対する全体的な感度を示す。それは約50%の緑 層と、約35%の赤層と、約15%の青層とを混合したものである。それらの比 率は色素に応じて変化し、テレビジョン用蛍光体について一般に知られている輝 度値とは異なる。検出可能性はどの1つの層単独の検出可能性よりも低い。それ は興味のある理由によるものである。緑層も黄色フィルタを除去することによっ て青色光も感ずるようにされたとすると、緑色光の下では緑−青層の応答と緑− 青層の粒子とを見る。しかし、緑−青層はそれから青色光を除去していた。輝度 のために必要とされる青応答は、青層の応答に加えることによって加え合わされ る。さて、緑色光では緑層の同じ応答と、緑層の粒子とを見る。これは、その層 が緑−青を感知する層であった場合と同じである。しかし、今は青層の粒子も加 えられており、したがって全体の粒状性が悪化して、量子検出可能性は低下した 。 ここで図3を参照して、輝度優先カラーフィルムの好適な実施例の構造につい て説明する。図1の先行技術におけるように、構造は構造ベース302と、赤感 知層304と、緑感知層306と、黄色フィルタ層308とで始まる。1番上の 層310は輝度優先フィルムを先行技術から区別するものである。この1番上の 層310は他の感知層に垂直な平面内にあって、人の眼の輝度感度まで感度に全 体として一致するように、スペクトラムの緑部分と赤部分まで感度を延ばす増感 色素である。また、1番上の層310に優先感度を与えるために、この層は先行 技術の1番上の青感知層210よりも厚い。また、フィルムの製造はこの技術で 一般に知られており、パンクロマチック感度を伝えるためにほとんどの白黒フィ ルムで使用されている。色素による増感乳剤の詳細はこの技術で一般に知られて いる。 赤青光線312が1番上の層を透過して点314に銀の潜像を生ずる。緑光線 316がフィルムを透過して、点318と320とに中心を置く2つの潜像を生 ずる。また、赤光線322がフィルムを透過して、点324と326とに中心を 置く2つの潜像を生ずる。 図4は、図2に示す先行技術フィルムの応答と比較するための、図3に示す輝 度優先フィルムの感知層304、306、および310のスペクトル量子検出可 能性を示す。軸は波長対量子検出可能性であって、比較のために図2で用いたも のと単位および大きさをとっている 図4で、カーブ402は緑層306の量子検出可能性を示し、カーブ404は 赤層304の量子検出可能性を示す。それらの両方は図2からの等価カーブ20 6および212より低いことに注目されたい。その理由は、1番上の層に優先厚 さが与えられているためである。緑カーブ402は最も影響を受けることがある 。その理由は緑がもはや輝度の主な担い手でなくて、眼の感度が最低である緑− マゼンタ色の担い手にすぎず、したがって、緑層306を等価層106より薄く して赤層304により多くの光を与えることができるようにするためである。1 番上のパンクロマチック層310の量子検出可能性を図4のカーブ406で示す 。この層は1番上の層に上の優先位置にあり、したがって、カーブ406は非常 に高い量子検出可能性を示す。 輝度に対する全体的な量子検出可能性をカーブ408で示す。図2のカーブ2 16で示す先行技術フィルムの輝度検出可能性と比較したこのカーブの高さは、 先行技術に対して本発明を特徴付ける大きな利点である。細部のほとんど、した がって、粒子の印象と鮮鋭さは輝度から来るために、高い輝度量子検出可能性が より高い量子検出可能性の全体の印象へ移動する。これは、輝度優先フィルムを 先行技術フィルムと比較した場合に、等価フィルム感度におけるより良い透明さ 、 または等価透明さにおけるより高いフィルム感度へ移動できる。 カーブ408は、興味のある理由から、スペクトラムの重要な黄色部分でカー ブ406を僅かに超えているように見える。上記図2の場合には、各色は別々に 感知され、したがって、任意の単色を合計したものの検出可能性はその色単独に 特定の層が検出する可能性よりも低かった。しかし、図4の場合には、緑などの 特定の色は2つの層、すなわち、輝度層310と緑感知層306、によって実際 に感知される。層の合計が人の眼の輝度に一致するように各層の利得が調整され た後では、信号は利得を修正された各層の合計であり、ノイズは利得を修正され た各層のノイズの二乗の和の平方根である。 上記を例を用いて説明することにする。簡単にするために、緑層と輝度層だけ があり、両方とも緑に対して等しい感度を持ち、かつ両方とも1利得だけ修正さ れたと仮定する。さて、前記のように、2つの層のチャネルを一緒に加え合わせ ることによって緑信号は2倍にされるが、僅かに2の平方根だけ高い利得ノイズ にランダムノイズが統計的に加えられ、したがって、信号対ノイズ比は2の平方 根だけ高くなり、量子検出可能性はこの上昇で2倍になる。また、これは論理的 である。というのは、上述の簡単な仮定の下では、2つの層が緑色光を等しく感 知し、かつこれが先に説明した2倍厚さの層の場合に等しい。これは先に説明し たように一緒に加え合わされた別々の青と緑との層の場合から区別される。その 理由は、その場合には、緑色の光に対して、ただ1つの層が応答し、第2の青感 知層が信号を加えず、ノイズのみを加えるためである。実際に2つの層では、最 も高い信号対ノイズ比を得るための最適な妥協は、第1の層の利得と比較して、 第2の層の信号対ノイズ比と第1の層の信号対ノイズ比との比を、第2の層と第 1の層との信号比で除したものの平方根に等しい利得比を第2の層に与える。こ 以上の詳細は、Parker、Sybil著、通信源ブック(Communication Source Book) 、McGraw Hil、New York,1987,(TK5101.C6588 1988)などの統計通信理論につ い ての文献に見出だすことができる。 上記説明の実際的な効果について次に説明する。輝度優先フィルムでは、一緒 に加え合わされた3つの層があり、下の2つの量子検出は上の2つの輝度層の量 子検出よりも低い。定性的には、輝度層の下の赤層と緑層との好適な実施例では 、ハロゲン化銀の過大な青感度の結果として自然に起きるように、輝度層は赤と 緑を僅かに不足しなければならず、この不足は少量の赤と青とを、色空間変調中 に走査されたフィルムチャネルから得られた輝度チャネルに加えることによって 構成される。 好適な実施例についての説明を続けて、理想的にはフィルムはデジタル現像の ために製造される。そのような製造は色結合剤を乳化剤に入れず、結合剤からの 光散乱を減少することによってフィルムの鮮鋭さを従来のフィルムと比較して一 層向上させる。デジタル現像では、現像中にフィルムは赤外線で走査される。銀 像が走査されるので、着色色素は形成する必要は決してなく、ネガフィルムに対 してさえも、色結合剤は不要である。走査は前方からの反射光で行われ、後方か らの反射光によって別々に行われ、かつフィルムを透過した光で別々に行われる 。定着前の現像剤中のハロゲン化銀の乳白光を発する性質によって、前方走査は 主として1番上の層を見、後方走査は主として1番下の層を見、透過走査は全て の層をそれらの層の厚さに比例して見る。デジタル現像についての詳細をEdg arによる米国特許第5,465,155号、二重フィルム走査(Duplexfilm S canning)で見ることができる。 あるいは、色結合剤を含むことによって従来の処理のためにフィルムを準備で きる。それらの結合剤は従来のフィルムと同じ順序に従うことができ、赤感知層 がシアンに特有であり、緑感知層がマゼンタに特有であり、輝度感知層が黄色に 特有である。従来のようにして焼き付けるものとすると、そのようなフィルムは 非常に弱められてはいるが認識可能な色を生ずる。良質の結果を得るために、そ のようなフィルムは、下で説明するように、走査の後で色空間変換を要する。白 熱灯のような多くの光源や発光ダイオードは青が不足しており、ネガフィルムは 青を除去する橙色の外観をしており、青フィルタは他の色フィルタよりも効率が 低く、シリコンを基にしているセンサは平坦なスペクトルと比較して青が不足し ているために、青を電子的に走査することは困難である。青感度の困難のために 、多くの電子走査器は青チャネルに過大なノイズを発生する。先行技術では、青 が輝度に寄与することは非常に少ないために低価格の走査器に問題を固定する動 機付けがほとんどなかった。しかし輝度優先フィルムでは輝度チャネルは重要で あり、いくつかの低価格走査器に特有の理由から、重要な輝度層を青変調黄色色 素に割り当てることは悪い戦術的選択である。 上記理由から、好適な実施例はマゼンタに特有の結合剤を輝度層内に置き、シ アンに特有の結合剤を緑感知層内に置き、緑に特有の結合剤を赤感知層内に置く 。電子的走査のためにフィルムを改良すること以外に、この完全な色不釣り合い は従来のフィルムにおけるような焼き付けの失敗を避ける。 本発明の要旨は、人の眼の輝度応答に十分に全体として一致する層をカラーフ ィルムに含ませることである。この一致は正確である必要はなく、実際に小さい ずれは有利であることが示されている、したがって、十分という用語は一致が正 確でなければならないことを意味するものと解してはならない。輝度に十分な一 致を持たせることの意図および目的は、意図および目的が各層が特定の色である 赤、緑、青の1つを直接表すことであった先行技術と明らかに異なるものである 。 好適な実施例とは異なる他の優先トポロジーは、好適な実施例より僅かに不利 であるとしても、本発明の大きな利点を提供する。それらの代わりの実施例につ いて次に説明する。このリストは包括的なもの、または制約を表すものと考えて はならない。もちろん赤感知層と緑感知層との位置を交換することは可能で、そ れでもほぼ等しい結果が得られる。赤感度と緑感度の対を黄色の代わりにできる 。 それは黄色フィルタ、および緑、または黄色と赤の下のパンクロマチックの感度 である。それらの組合わせはクロミナンス検出可能性を犠牲にして輝度検出可能 性を向上させる。先に述べた理由から、このことは好適な実施例と比較して検出 可能性を通常小さくするが、本発明の利点によって本発明のフィルムは先行技術 のフィルムより優れたものとなる。 更に、輝度層は緑および他の1つの色での輝度を近似できる。それは緑および 青とすることができる。それはオルソクロマチック(orthochromatic)と昔から 呼ばれていたものである。オルソクロマチックという語は真の色を意味する。と くに興味のある組合わせは薄い青層を1番上の層に置き、それに続いて黄色フィ ルタを置き、その後で黄色光に応答するパンクロマチック層を輝度層として置き 、それに続いて緑色光に応答するオルソクロマチック層を置く。また、色空間変 換のために、直接焼き付けのために設計された先行技術のフィルムとは異なって 、種々の層のコントラストが一致するという要求はないことにも注目されたい。 ここで色空間について説明する。上記のように、輝度優先カラーフィルムは従 来の印画紙には忠実な色で直接焼き付けることはできない。輝度優先カラーフィ ルムからの色チャネルに対しては色空間変換を行ってフィルム中の色を真の色に 再マップしなければならない。このマッピングを全化学的方法によって色分離お よび色マスキングを用いて行うことは理論的には可能であるが、そのような作業 は最近のデジタル世界では競合できるとは見なされず、したがって、以下の好適 な実施例によって電子的方法を開示する。 図5は、フィルム上の輝度優先像を電子的に走査してデジタルデータファイル に入れるための2つの経路を示す。好適な実施例では、デジタル現像のために製 造された、露光された輝度優先フィルム502がデジタル現像機504内に入れ られる。この機械の詳細をEdgarによる米国特許第5,465,155号に 見出だすことができる。この機械は、カリフォルニア州Cupertino所 在のアップルコンピュータによって製造されたコンピュータなどのコンピュータ 508に接続されているライン506にデジタルデータファイルを出力する。あ るいは、従来の現像のために製造された、露光された輝度優先フィルム510が 、ドイッ、Gummersbach所在のJOBO社によって製造されたフィル ム処理装置などの従来のフィルム処理装置512内に入れられる。処理の後で、 フィルムは、日本の東京所在のニコン社によっで製造されたフィルム走査器など の従来のフィルム走査器514に入れられる。この走査器は更に処理するための デジタルデータファイルを、コンピュータ508に接続されているライン506 に出力する。 更に、下で詳しく説明するように、輝度優先センサを用いる電子撮影カメラ5 16を用いて輝度チャネルとクロミナンスチャネルを直接捕らえ、それらのチャ ネルをデジタルデータファイルとして、更に処理するために、従来の内部制御お よび変換論理518を介して、コンピュータ508に接続されているライン50 6に出力できる。 コンピュータ508には表示のためのモニタ520と、プリントのためのプリ ンタ522と、データの入力および制御のためのキーボード524と、データ蓄 積のための光ディスク526と、通信のためのモデム528とが付属されている 。コンピュータ508の内部にモジュールの間でデータを移動させるためのバス 530が設けられている。バス530には処理モジュール532と、コンピュー タに付属している種々の周辺装置へデータを転送するための入力−出力モジュー ル534と、メモリモジュール536とが接続されている。入力像538と、出 力像540と、それらの像を周辺装置の間で動かすことを指令するため、および 入力像538から出力像540を得る事を処理モジュール532に指令するため の制御プログラム542とがメモリモジュールに保存されている。出力像540 を得た後で制御プログラム542は、見るためのモニタ520、プリントのため の プリンタ522、保存のための光ディスク記憶装置526、または送信のための モデムなどの周辺装置へ出力像540をバス530を介して移動させることを処 理モジュール532に指令することができる。画像処理のためのコンピュータ装 置の動作についてのこれ以上の詳細が、L.Uhr、K.Preston Jr.、S.Lexiabli、MJ B Duff著、画像処理のためのマルチコンピュータの評価(Evaluation of Multic omputers for Image Processing)、Academic Press Inc.1986、に見出だすこと ができる。 色空間変換の実行においては、3つのチャネルによって構成された入力像が通 常存在する。これは、入力像の各画素がその画素に関連させられた3つの測定値 を有することを意味する。各チャネルから1つの測定値が得られる。変換によっ て、3つのチャネルで構成された出力像が生ずる。3つのチャネルで構成された 出力像というのは、出力像の各画素に3つの値が関連させられることを意味する 。各チャネルに1つの値が対応する。色空間変換を実行するために、アルゴリズ ムは画像の各画素を走査しなければならない。この走査は2つの「ループ」を「 入れ子にする」ことによって行うことができる。2つの「ループ」を「入れ子に する」というのはコンピュータプログラミングで一般的な用語である。個々の各 画素において、3つの入力測定値が入力像の3つのチャネルから得られる。それ ら3つの測定値は色空間変換アルゴリズムにより処理されて3つの出力値を生ず る。それら3つの出力値はその後で、出力像の3つのチャネルに置くことによっ て、出力像の対応する画素に置かれる。 入力測定値はデジタル現像機のフロント測定値、バック測定値、およびスルー および赤測定値、または輝度優先センサの輝度測定値、黄色測定値、および緑測 定値とすることができる。Edgarによる米国特許第5,266,805号、 画像回復装置および方法(System and Method for Image Recovery)におけるよ うに、赤、緑、青、および赤外線を測定する4つの測定値とすることができる。 出力値はコンピュータモニタの青値、視覚色空間のXYZ座標、デジタルビデオ のYUVまたはYIQ測定値、またはプリンタへ送られる4つの値シアン、マゼ ンタ、黄、および黒にも可能である。 入力測定値を出力値に処理するための色空間変換法は多数ある。たとえば、N TSCテレビジョンで行われているような、古典的線形マトリックス方程式を用 いて変換できる。問題は、ほとんどの場合に直線性が近似にすぎないことである 。時には、Edogarによる米国特許第5,265,200号、デジタル化ビ デオキャプチャシステムにおける自動画像飽和、ガンマ、および露光修正装置お よび方法(System and Method for Automatic Image Saturation,Gamma,and Exo posure Correctin in a Digitizing Video Capture System)、およびEdog arによる米国特許第5,469,275号、灰色調調整方法および装置(Meth od and Apparatus for Grayscale Adjustment)におけるように、一次元直線性 を個々の色チャネルに加えることによって、近似を改善できる。色空間変換を予 測して製造された輝度優先フィルムでは、種々の感知層が等しいコントラストを 持つこと、または等しいカーブ形対露光あるいは等しいスペクトル感度対露光で も持つことは求められない。フィルムからそのような要求を解放すると、変換ア ルゴリズムに追加の要求が課される。各色ごとに感度が異なる種々の副層の相互 作用があるデジタル現像機の場合には、非直線性は非常に複雑である。 検索表は非常に複雑な色空間変換を簡単なアルゴリズムで取り扱うことができ る。そのアルゴリズムが先に述べたそれらの入力測定値を受けるものと仮定する 。更に、それらの測定値のおのおのが8ビット値であるとも仮定する。それの最 も簡単な形態では、検索アルゴリズムはそれらの3つの8ビットストリングを一 緒に連結して24ビットストリングを構成する。その後で24ビットストリング が、3つの8ビット入力測定値の可能な各組合わせに対する要素を有する検索表 へのアドレスとして用いられる。検索表の各要素は、入力測定値のその組合わせ に対 して望まれる3つの8ビット出力を含む。ある要素がひとたびアドレスされると 、3つの出力値を読出して、出力画像にコピーできる そのような表の長さは12メガバイトである。これは最近のコンピュータでは 適切でないことはないから、この簡単なアルゴリズムは好適な実施例として与え られる。処理時間を犠牲にしてメモリ要求を徹底的に減少する方法が多数ある。 例として、各入力測定値の最上位も6ビットだけを連結で使用して検索表のサイ ズをちょうど256キロバイトに縮小できる。切り捨てたビットを用いてこのは るかに小さい検索表の要素の間の補間のため、および確度のほとんどを回復に使 用できる。 検索表中の値を予め発生しなければならない。多くの検索表の好適な実施例で 続行して、ある点の値が経験的に見出だされ、残りが、経験的に得られたそれら の点を補間することによって見出だされる。この方法を実施するために、試験器 によって多数の色が測定されて、各色に対する希望の出力色空間内の既知の色値 を得る。その後でそれらの各色が輝度優先センサにさらされる。その後で3つの 測定値がセンサから読出される。センサからの測定値は上記のようにして用いら れて検索表の要素をアクセスし、その色に対する既知の色値がその要素にコピー される。センサがそれらの正確な3つの測定値を再び生ずると、検索表は、それ らの測定値を発生したことが知られている色を常に検索する。多数の実験色で終 了した後も、大きい検索表内の既知要素の間に空白要素がいぜんとして存在する 。それらは既知値の表中の近い要素の間で補間することによって充たされる。 図6は、検索表を用いる色空間変換の好適な実施例を示す。そのようなアルゴ リズムは図5のメモリモジュール536内の制御プログラム542に常駐し、入 力像538を処理して出力像540を生ずることを処理器532に指令する。こ こで図6に戻って、輝度優先センサから得た入力画像602は3つの色チャネル 604、606、および608を含む。それらはデジタル現像機処理輝度優先フ ィルムからのフロント走査、バック走査、およびスルー走査である。入力画像か ら画素610が選択され、3つの色チャネルのおのおのからの測定値612、6 14、および616に対応するその画素Oが画像から読出される。それら3つの 測定値は1つのアドレス618に連結される。このアドレスは検索表622内の 要素620を示す。この要素から、変換された色を与える3つの値624、62 6、および628が読出される。それら3つの値はコンピュータモニタを駆動す るための赤成分、緑成分、および青成分とすることができる。それら3つの値は 、入力画素610に対応する出力画素638における出力画像636によって含 まれている3つの色チャネル630、632、および634にコピーされる。上 のプロセスは入力像602中の個々の各画素に対して繰り返されて、出力画像6 36中の各画素を充たす。行われると、図5の出力画像540と同じ出力である 出力画像636が美しく着色された画像でコンピュータモニタを駆動できる。 輝度優先センサの発明はハロゲン化銀フィルムに限定されない。輝度優先は非 銀フィルムに適用できる。更に、それは化学を基にした写真技術に限定されない 。とくに有用な応用は電子画像の直接獲得である。電子画像センサは過去のビジ コン管と、硫化カドミウム半導体のアレイと、その他の技術とを含む。今日では 実用的電子画像センサはCCDアレイ中にシリコンを含むために、利用できる技 術を、限定としてではなくて、一例として挙げることに好適な実施例を示す。 図7はシリコンを基にした従来の電荷結合素子、すなわちCCD、センサの重 要な要素を示す。基板702の上で、エリアアレイ706を形成する二次元マト リックスで個々のPNダイオード接合704が逆バイアスされる。逆バイアスさ れているダイオードには通常は電流は流れないが、光子708が電子710を半 導体原子からたたき出して後に正孔712を残す。この正孔−電子対によって電 流の量子がダイオード接合中を流れることができるようにされて、電子の相互作 用を検出する。電荷シフトレジスタ714中に少量の電荷が集められる。制御論 理716から指令されると、このシフトレジスタは各ダイオードから電荷を他の シフトレジスタ718へ桁送りする。そのシフトレジスタ718は電荷を増幅器 720へ直列に桁送りし、更に処理するためにライン722を通じてセンサを出 る。そのようなトポロジーは「エリアアレイ」と呼ばれ、画像を捕らえるために 用いられる。 あるいは、1行のダイオードが1つのシフトレジスタへ出力でき、または代わ りのダイオードをいずれかの側の代わりのシフトレジスタへ出力できる。そのよ うなトポロジーは「リニヤ」アレイまたは「ライン」アレイと呼ばれ、ダイオー ドのラインに垂直な方向の機械的走査運動と共同して用いられて、完全な二次元 画像を捕らえる。他のトポロジーはいくつかの画素の並列ラインを含む。それは 画像が動くにつれて相互に桁送りする。それは遅延積分アレイすなわちTDIア レイと呼ばれている。電子画像センサについてのこれ以上の詳細を、M.J.Howes 、D.V.Morgan著、電荷結合素子およびシステム(Charge-Coupled Devices and S ystems)、Jhon Willy & Sons、New York,1980.およびRoger Melen、Deniss Bus s著、電荷結合素子:技術および応用(Charge-Coupled Devices:Technology and Applications)、IEEE Press、1977などの文献中に見出すことができる。 CCDカメラは色を3つのやり方の1つで感知する。第1のやり方は画像の3 つの別々の単色走査を行い、光の色を変化し、または形成レンズの上の色フィル タを変化して、1つの走査が赤色光で見、1つが緑色光で見、最後が青色光で見 る。この方法は初期のテレビジョンで用いられ、初期の宇宙飛行でカラー用に用 いられ、かつ多くのフィルム走査器でいぜんとして用いられている。第2の方法 は光を二色プリズムで3本の色ビームに分割し、3つのエリアセンサを、各ビー ム中に1つずつ置く。センサは、光路長が異なるために種々の平面内に置かれ、 かつ相互に横方向にずらされるが、二色プリズムを通じて見た時の3つのセンサ の「虚像」が相互にぴったり重なり合う。各画素上で赤感知層と青感知層とを正 確に整列させること、この技術で「同一場所整列」と呼ばれている、しかし、隣 接する感知素子の間の距離の半分だけ、赤センサおよび青センサと同じ平面内の 方向にずらされたレジスタ内で緑センサを整列させることは、この技術で一般的 である。これの効果は赤センサおよび青センサが見たモアレが緑センサ内で位相 が180°異なって繰り返されることである。輝度は約半分の緑で構成されてい るために、モアレ効果は輝度チャネル内では打ち消される傾向がある。そのよう ないわゆる「3チップカメラ」はすばらしい画像を生じ、職業スタジオ作業のた めにほとんど一般的に用いられている。それらは高価であり、プリズムのために 大きく、プリズム光路のトンネルを通じて仮想アパーチャを投写するために高価 な特殊レンズを必要とし、かつ実際にいわゆる「1チップ」カメラと比較して暗 い光に対する感度がはるかに低い。 ここで図8を参照して、CCDセンサによるカラー画像の最も一般的な検出方 法について説明する。この方法では、色フィルタ808に結び付けられた光線8 10を濾光するためにその色フィルタが各ダイオード806の上に配置されるよ うに、図7におけるように色マトリックス802がCCDセンサ804の上に配 置される。図8に示すBayerアレイはスチール画像撮影カメラにおいて一般 的なものである。このアレイでは、フィルタ要素の半分が、図8に白によって表 されているフィルタ要素808などの緑である。フィルタの4分の1が、フィル タ要素812などの、黒で表されている青であり、4分の1が、フィルタ要素8 14などの、クロスハッチで表されている赤である。 そのようなマトリックスの使用から直接の問題が起きる。それは、光景があた かも色付きスクリーンを通じて見られるようなものである。光点が赤または青の 明るい点として不規則に現れることがある。遠くの建物の窓の周囲の細い白線が 緑センサと青センサに不規則にマップして青みがかって現れ、または緑センサと 赤センサとにマップして橙色がかって現れる。この共通の問題は像をブレさせる ことによって小さくされるので、光点が少なくとも4つのセンサ上で散乱させら れるために全ての色がカバーされる。そのようなブレは画素カウント分解能を4 だけ減少させ、かつブレが「sinc」機能の負の明るさ点を持つことができる のでなければ、無関係な色を完全に無くすことはない。色ノイズと呼ばれるそれ らの無関係な色は、フランス絹の後では、1チップカメラを用いる先行技術の電 子画像検出では重大な問題であった。 「2チップ」カメラは「3チップ」カメラの変形である。この技術では、1つ の無色の特定のビーム分割器が光の全ての色を2本の色が付いていないビームに 分割し、2つのエリアセンサを、減衰させられた各ビーム中に1つずつおく。ビ ームは発散するために、1つのセンサを他のセンサの前に置くことはできない、 もっと正確にいえば、いずれかのセンサの平面に垂直な方向に相互にずれること はできない。センサの一方はフィルタマトリックスを持たず、テレビジョンビデ オの輝度成分を感知するために用いられる。他方は色マトリックスを有し、テレ ビジョンビデオの色成分を感知するために用いられる。色センサに達する光は無 色の特定のビーム分割器と色マトリックスとによって減衰させられる。妥当な色 信号対ノイズ比を保持するために色センサは光優先を求め、光が分割されている ために輝度センサに優先度を与えることはできない。その結果、「3チップ」カ メラより感度は低く、かつ1チップカメラよりはるかに低い。また、色チップ上 の色マトリックスは「1チップ」カメラの色モアレ模様を導入し、プリズムが「 3チップ」カメラを大型かつ高価にする。「2チップ」カメラは、2つの先行技 術の欠点を組合わせたものであるために、一般的ではない。 図9はカラーを可能にするBayerマトリックスの下のCCDアレイの量子 検出可能性を示すグラフである。縦座標は、図2と図4におけるように、量子検 出可能性対波長を示す。カーブ902はフィルタなしのアレイの検出可能性を表 す。CCDは吸収された全ての光子に等しい電流で応答し、かつ可視スペクトル にわたってほぼ等しい高い百分率で光子を吸収するので、各青色光子がより多く のエネルギーを持つために、単位パワー当りの標準で測定されると青色光に対す る感度が低くなる傾向がある。人の眼も青が不足しているので、眼はハロゲン化 銀フィルムに対するものよりシリコンに対して色がより良く一致する。カーブ9 04はカラー像のために必要な赤外線フィルタおよび紫外線フィルタを付加する 。赤外線フィルタは遠赤外線もいくらか除去して人の眼の特性に一致させる。 カーブ906、908、および910は色マトリックスフィルタの下での色検 出可能性を表す。緑カーブ908はカーブ904の高さの半分に減衰させられる 。その理由は、センサの半分だけが緑色光を見るためである。感度も低下させら れる。その理由は、緑フィルタは緑色光を100%透過させることはないためで ある。同様に、カーブ906と908とで示す赤と青とは904の高さのたかだ か4分の1まで減衰する。その理由は、センサの4分の1だけがそれらの色のお のおのからの光子を捕らえそれらの光子の4分の3が反対のフィルタによって吸 収されるためである。利用できる青フィルタが青色光100%よりはるかに少く 透過させるので、とくに青が減少させられる。センサの数の減少に起因するそれ らの減少は非常に現実的であるが、感度をちょうど比較することによって典型的 には無視される。これが意味することは、特定の色にさらされるセンサの数が少 ないと、任意に与えられた領域のその色についての正確な輝度を検出する際に統 計的な不確定ノイズが生ずることである。不確実さが生ずる大きさは、その色に 対する個々のセンサの検出可能性が同じままであるとしても、その色に対する量 子検出可能性が低下する結果となる。 図9において、カーブ912はセンサの全体の輝度検出可能性を示すものであ る。その全体の輝度検出可能性は、先に述べたように、それを合成している色検 出可能性906、908、および910のおのおのより僅かに低い。コダックに より製作された特定の写真機を、色可能化マトリックス付きで、または色可能化 マトリックス無しで入手できる。色定格はASA100である。これは利用でき るほとんどの光作業にとっては不適切である。天文学および軍事で用いられてい る暗視光電子像倍管などの暗視光電子像倍管を用いる現在の解決策は、カラーま で拡張することは非常に困難で、費用がかさみ、画像の質の解像力およびその他 の面を制約する。これは電子的画像獲得のためには重大で制限する問題であって 、電子カメラが広く受け容れられるためにフィルムと競合できるようになるまで に解決しなければならない。 図10はカラーCCDセンサに応用された輝度優先の本発明の好適な実施例の 構造を示す。基板1002の上で、構造は、図9に示すような従来のCCDセン サアレイ1004で始まる。このセンサの上に赤吸収、緑透過フィルタ1006 が置かれる。これは位置合わせのずれとも呼ばれる。フィルタは黄色フィルタの 下になるので、フィルタが緑またはシアンであるならばそれは実際の違いを構成 しない。このフィルタの上に他のCCDセンサアレイ1008が配置される。画 素場所ダイオード(pixel site diode)が不透明でないようにセンサを構成しな ければならない。これは、下側のために透明電極を用いることによって、および 光子を全部は遮断することがないように接合を形成することによって、あるトポ ロジーで行うことができる。センサ1008の上に黄色透過フィルタ1010が 配置される。この黄色フィルタの上に、センサアレイ1012に類似する1番上 のセンサアレイ1012が配置される。 1番上の感知層1012と中間感知層1008との厚さは、層に到達した光子 の約半分を吸収し、残りを透過させるために両方とも選択される。1番下の感知 層は全ての光子を使用するために従来のように厚く作られる。その結果、約半分 の光子が1番上の層によって吸収され、半分の約半分、すなわち、4分の1、が 第2の層によって吸収され、残りの4分の1が1番下の層によって吸収される。 黄色透過フィルタ1010は青色光を単に吸収できるだけである。好適な実施 例では、黄色フィルタ1010は青光を反射する多層ダイクロイックフィルタで ある。そのようなフィルタは、干渉ダイクロイックフィルタを製造するための技 術で知られているように、屈折率が交番する物質の薄い層を付着することによっ て製造できる。一般的な技術との違いは、1番上の層が空気インタフェースを持 たず、したがって同じ程度の色弁別のために余分の層が求められる。そのような フィルタの構造についての記述が、92714、カリフォルニア州Irvine,Kette ring Street 1770所在のMelles Griotからの製品参考ガイドなどの文献に見出す ことができる。 図10の参照を続けて、赤色光線1014がアレイ1012と1008を透過 してそれらのアレイを刺激してから、シアンフィルタ1006によって吸収され ることがわかる。緑色光線1016が3つのセンサ1012、1008、100 4の全てを透過してそれらのセンサを刺激することがわかる。これによって緑色 に最高の量子検出可能性が与えられる。最後に、青色光線1018が1番上のセ ンサ1012のみを刺激することがわかる。更に、青色光はダイクロイック黄色 フィルタ1010から反射して1番上のセンサを2回目に刺激する。したがって 、青色光のみが1つのセンサアレイを刺激するが、実際には青色光が2つのセン サアレイを刺激したかのように同じ検出可能性を有する。その理由は、青色光が 1番上のアレイを2回刺激するためである。CCDは本来は青よりも赤に対する 感度が高いために、赤を感知する2つのアレイの和が人の眼に対して釣り合いが とれており、一方のアレイが青を2回感知する。また、赤外線フィルタまたは紫 外線フィルタからの減衰無しに緑を感知する3つのアレイの和が、緑感度を、人 の眼の感度に対して他の色に釣り合わせる。 像内の各点が3つの色平面のおのおのに等しくアクセスするために、明るい点 または細い白線がマトリックスに対するそれの整列とは独立に同じ色として感知 される。したがって、全ての色モアレ模様が本発明によって解消される。 図11は輝度優先CCDセンサ内の3つのアレイの量子検出可能性を示すグラ フである。カーブ1102は、赤外線および紫外線のためのフィルタを除いて、 フィルタを持たない単色アレイの検出可能性との比較のための、図9からのカー ブ904のコピーである。 カーブ1104は1番上の輝度層の検出可能性を表す。青における自然の低下 がセンサの下のダイクロイックフィルタ層からの反射によって補われる。輝度層 の全体の検出可能性は生のCCD像発生器のカーブ1102よりも低い。その理 由は、光が下側の層を通ることができるように1番上の層がより薄く作られてい るからである。したがって、それはより少ない光子を捕らえ、検出可能性が低下 させられる。カーブ1106は中間層の検出可能性を表し、カーブ1108は1 番下の層の検出可能性である。全てのカーブは、1番上の層と中間層が光の半分 を吸収し、光の半分を透過させる1番下の層が残りの光の全てを吸収し、黄色透 過フィルタが青を反射する、と仮定している。 全体の輝度検出可能性をカーブ1110で示す。スペクトルの重要な緑部分で は、3つの層の全てが完全に感知しており、したがって、全ての光子が利用され るために、層状にされた輝度優先CCDセンサ1110の量子検出可能性が濾光 されていない単色フィルタ1102の検出可能性にほとんど一致することに注目 されたい。全色に対して行うことによって、輝度修正単色カメラよりも、輝度チ ャネル内の検出可能性の理論的損失がなくなる。これは図9のカーブ912によ って表されている先行技術よりも大幅な改良であり、全電子式デジタル写真の出 現しつつある大型市場に対する利用できる光の新世界を実際的にする。 色人工物(color artifact)および像の明瞭さからの自由の点で、輝度優先セ ンサの本発明は従来の「3チップ」技術に等しい。および量子検出可能性では、 輝度優先カラーセンサは従来の単色技術に等しく、したがって、全てのカラー技 術を超える。 本発明の要旨は、人の眼の輝度応答にほぼ、かつ全体的に一致する層を、電子 センサ内に含むことである。この一致は正確である必要はなく、実際に好適な実 施例では輝度層は赤と青とを過剰に有する。したがって、「ほぼ」という語は一 致が正確でなければならないことを意味するものと解してはならない。全ての色 に対する感度を持たせることによって輝度に一致させるという意図および目的は 、意図および目的が、各層に特定の色軸も1つを直接表させることであった先行 技術から明らかに異なる。興味のある類似性が白黒フィルムで見出される。その 場合にはパンクロマチックフィルムが、「眼に全く似ている」と一般的にいわれ ているように、全ての色に感度を与える。眼の輝度にパンクロマチックフィルム を一致させることは非常に近似的であるが、緑フィルタまたは赤フィルタを通じ て「着色された」表現からそれを弁別することは何ら困難ではない。本発明では 、「輝度にほぼ一致する」という句は先行技術の「色」チャネルから区別するこ とである。 好適な実施例とは異なる他の輝度優先技術は、本発明の好適な実施例よりも僅 かに劣るが、本発明の大きい利点を提供する。それらの代替技術のいくつかを今 提示する。このリストは包括的なもの、または限定を表現するものと考えてはな らない。 1番上の黄色フィルタと1番下のシアンフィルタとを交換でき、その結果は全 体の質がほぼ等しい。この代わりの実施例では、赤の代わりに青が僅かに強めら れる。1番上のフィルタをマゼンタにし、1番下のフィルタを青または赤にする ことも可能であるが、そうすると重要な緑が弱められる。全ての場合に、反射さ れる色を強めるために1番上のフィルタをダイクロイックにすることができる。 下側のフィルタもダイクロイックにできる。とくに興味のある組合わせは1番上 のフィルタをダイクロイック黄色にし、下側のフィルタをダイクロイックマゼン タにして、緑が上の2つの感知層に2回反射されるようにすることである。 ある好適な実施例を主として本発明を説明したが、好適な構成および方法の変 形を使用でき、実施例をここでとくに説明したもの以外のやり方で実施できる。 したがって、以下の請求の範囲によって定められた本発明はそれの要旨および範 囲内に含まれる全ての変更を含む。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AU,BA,BB ,BG,BR,CA,CN,CU,CZ,EE,GE, GH,HU,IL,IS,JP,KP,KR,LC,L K,LR,LT,LV,MG,MK,MN,MX,NO ,NZ,PL,RO,SG,SI,SK,TR,TT, UA,UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 第1のスペクトル感度を持つ第1の感知層と、第1のスペクトル感度と は異なる第2のスペクトル感度を持ち、前記第1の感知層の平面に垂直な方向に おいて第1の感知層からオフセットされた少なくとも1つの第2の感知層とを含 み、前記第1のスペクトル感度は人の眼のスペクトル感度にほぼ一致する、露光 光源からの光に応答するカラー像センサ。 2. 請求項1記載のセンサであって、前記第1の感知層は第1の感知層の上 に、前記露光光源へ向かう方向にオフセットされて配置されるセンサ。 3. 請求項2記載のセンサであって、前記第1の感知層は複数の固体感知素 子を含むセンサ。 4. 請求項3記載のセンサであって、人の眼のスペクトル感度に対するほぼ 一致するとは、前記固体感知素子のパンクロマチックスペクトル応答であるセン サ。 5. 請求項3記載のセンサであって、前記感知素子が直線パターンで配置さ れるセンサ。 6. 請求項5記載のセンサであって、前記感知素子は複数の並列直線パター ンで配置されるセンサ。 7. 請求項3記載のセンサであって、前記感知素子は二次元平面パターンで 配置されるセンサ。 8. 請求項7記載のセンサであって、前記第2の感知層は、前記第1の感知 アレイの前記感知素子の二次元平面パターンに整列されてマッピングしている二 次元平面パターンで配置された複数の固体感知素子を含むセンサ。 9. 請求項7記載のセンサであって、前記第2の感知層は、前記第1の感知 層の平面と同一平面である方向に隣接する感知素子の間の距離の半分だけオフセ ットされて、整列されてマッピングしている二次元平面パターンで配置された複 数の固体感知素子を含むセンサ。 10. 請求項7記載のセンサであって、第1の色の光を通すように作用する 第1のフィルタ層が前記第1の感知層と前記第2の感知層との間にはさみ込まれ ているセンサ。 11. 請求項10記載のセンサであって、前記第1のフィルタはこの第1の フィルタが通す前記第1の色に対して補色の光を吸収するセンサ。 12. 請求項10記載のセンサであって、前記第1のフィルタはこの第1の フィルタが通す前記第1の色に対して補色の光を反射するセンサ。 13. 請求項10記載のセンサであって、前記露光光源から離れる方向にお いてオフセットされた前記第2の感知層の下に配置された第3の感知層を含み、 かつ第2の色の光を通すように作用し、かつ前記第2の感知層と前記第3の感知 層との間にはさみ込まれた第2のフィルタ層を含むセンサ。 14. 請求項13記載のセンサであって、前記第1の色は赤と緑を含み、青 は排除するセンサ。 15. 請求項14記載のセンサであって、前記第2の色は緑を含み、赤は排 除するセンサ。 16. 請求項13記載のセンサであって、前記第1の色は青と緑を含み、赤 は排除するセンサ。 17. 請求項16記載のセンサであって、前記第2の色は緑を含み、青は排 除するセンサ。 18. 請求項2記載のセンサであって、前記第1の感知層は感光性化学物質 を含むセンサ。 19. 請求項18記載のセンサであって、前記感光性化学物質はハロゲン化 銀であるセンサ。 20. 請求項18記載のセンサであって、前記第1の感知層による人の眼の スペクトル感度とほぼ一致ということは、緑と少なくとも1つの他の色を含むた めに増感させられた感光性物質のスペクトル感度であるセンサ。 21. 請求項20記載のセンサであって、前記感光性物質のスペクトル応答 はオルソクロマチック(orthochromatic)であるセンサ。 22. 請求項20記載のセンサであって、前記感光性物質のスペクトル応答 はパンクロマチック(panchromatic)であるセンサ。 23. 請求項20記載のセンサであって、前記第2の感知層のスペクトル感 度は、前記第1の感知層のスペクトル感度が人の眼の正確なスペクトル感度を最 も超えるような色を排除するセンサ。 24. 請求項20記載のセンサであって、第1の色の光を通すように作用す る第1のフィルタ層が前記第1の感知層と前記第2の感知層との間にはさまれる センサ。 25. 請求項24記載のセンサであって、第1の色は赤と緑を含み、青を排 除するセンサ。 26. 請求項25記載のセンサであって、前記露光光源から離れる向きにず れた前記第2の感知層の下に配置されている第3の感知層を含み、前記第2の感 知層と前記第3の感知層の一方は赤に対する感度を持ち、前記第2の感知層と前 記第3の感知層との他の一方は緑に対する感度を持つセンサ。 27. 異なるスペクトル感度を持つ複数の単色センサで感知するステップを 含み、前記スペクトル感度の少なくとも1つは人の眼のスペクトル感度にほぼ一 致しており、複数の測定値を発生し、色空間変換で測定値に対して働き掛ける、 カラー像を感知する方法。 28. 請求項27記載の方法であって、前記色空間変換は、複数の測定値を アドレスに組み立てるステップと、このアドレスを用いて検索表内の要素をアド レスするステップとを含む方法。
JP09540971A 1996-05-10 1997-05-08 輝度優先色センサ Pending JP2000514548A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US1754296P 1996-05-10 1996-05-10
US60/017,542 1996-05-10
US84768897A 1997-04-28 1997-04-28
US08/847,688 1997-04-28
PCT/US1997/007901 WO1997043613A1 (en) 1996-05-10 1997-05-08 Luminance-priority color sensor

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000514548A true JP2000514548A (ja) 2000-10-31

Family

ID=26690012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09540971A Pending JP2000514548A (ja) 1996-05-10 1997-05-08 輝度優先色センサ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6593558B1 (ja)
EP (1) EP0901614B1 (ja)
JP (1) JP2000514548A (ja)
KR (1) KR100314344B1 (ja)
CN (1) CN1221488A (ja)
AU (1) AU3062697A (ja)
DE (1) DE69733946T2 (ja)
WO (1) WO1997043613A1 (ja)

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10052863A1 (de) * 2000-10-24 2002-04-25 Christian Pilgrim Endoskopisches Instrument zur Anwendung in Hohlräumen
JP3818372B2 (ja) * 2002-01-11 2006-09-06 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、印刷制御プログラム、印刷制御プログラムを記録した媒体および印刷方法
JP3932098B2 (ja) * 2002-01-31 2007-06-20 株式会社デンソー 車両用配電装置およびユーザー後付け負荷接続用の補助端子
US6940061B2 (en) * 2002-02-27 2005-09-06 Agilent Technologies, Inc. Two-color photo-detector and methods for demosaicing a two-color photo-detector array
KR100417876B1 (ko) * 2002-03-11 2004-02-11 한성엘컴텍 주식회사 이미지 센서의 화질개선장치
US20040178463A1 (en) * 2002-03-20 2004-09-16 Foveon, Inc. Vertical color filter sensor group with carrier-collection elements of different size and method for fabricating such a sensor group
US6841816B2 (en) * 2002-03-20 2005-01-11 Foveon, Inc. Vertical color filter sensor group with non-sensor filter and method for fabricating such a sensor group
US6998660B2 (en) * 2002-03-20 2006-02-14 Foveon, Inc. Vertical color filter sensor group array that emulates a pattern of single-layer sensors with efficient use of each sensor group's sensors
JP3854887B2 (ja) * 2002-04-05 2006-12-06 キヤノン株式会社 光電変換装置
US7129466B2 (en) * 2002-05-08 2006-10-31 Canon Kabushiki Kaisha Color image pickup device and color light-receiving device
US7339216B1 (en) 2003-01-31 2008-03-04 Foveon, Inc. Vertical color filter sensor group array with full-resolution top layer and lower-resolution lower layer
US6914314B2 (en) * 2003-01-31 2005-07-05 Foveon, Inc. Vertical color filter sensor group including semiconductor other than crystalline silicon and method for fabricating same
US6894265B2 (en) * 2003-01-31 2005-05-17 Foveon, Inc. Vertical color filter sensor group and semiconductor integrated circuit fabrication method for fabricating same
GB0326207D0 (en) * 2003-04-30 2003-12-17 Ici Plc A method for imparting expected colour to a surface of large area
US20050030398A1 (en) * 2003-08-07 2005-02-10 Eastman Kodak Company Hybrid two color per pixel architecture using both color filter materials and wavelength dependent silicon absorption
US20050109917A1 (en) * 2003-11-26 2005-05-26 Wong Hon-Sum P. Multi-spectral imaging with almost-full fill-factor using 3D pixels
US7515082B2 (en) * 2003-12-19 2009-04-07 Searete, Llc Photo-detector filter having a cascaded low noise amplifier
US7999214B2 (en) * 2003-12-19 2011-08-16 The Invention Science Fund I, Llc Photo-detector filter having a cascaded low noise amplifier
US7053998B2 (en) * 2003-12-22 2006-05-30 Searete Llc Photo-detector filter
US7250595B2 (en) * 2004-01-14 2007-07-31 Searete, Llc Photo-detector filter having a cascaded low noise amplifier
US7511254B2 (en) * 2003-12-19 2009-03-31 Searete, Llc Photo-detector filter having a cascaded low noise amplifier
JP4695849B2 (ja) * 2004-04-07 2011-06-08 富士フイルム株式会社 撮像センサ−
TWI252031B (en) * 2004-05-18 2006-03-21 Avision Inc Duplex scan method capable of quickly detecting a document size
CN100573907C (zh) * 2004-05-27 2009-12-23 佛文恩股份有限公司 垂直滤色片传感器组及其制造所用的半导体集成电路制造方法
JP2006165362A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Sony Corp 固体撮像素子
TWI375290B (en) * 2007-04-26 2012-10-21 Visera Technologies Co Ltd Test system and method
US9136300B2 (en) * 2013-01-11 2015-09-15 Digimarc Corporation Next generation imaging methods and systems
JP2015088884A (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 富士ゼロックス株式会社 検査装置
JP6681334B2 (ja) * 2013-12-31 2020-04-15 メモリアル スローン ケタリング キャンサー センター リアルタイムの蛍光源のマルチチャネル撮像のためのシステム、方法、および装置
US9937741B2 (en) 2014-07-28 2018-04-10 Hp Indigo B.V. Print quality monitoring device for a colour printing process
CN105810697B (zh) * 2014-12-31 2018-06-29 格科微电子(上海)有限公司 图像传感器及其色彩识别方法
US9769393B2 (en) * 2015-04-15 2017-09-19 Maxim Integrated Products, Inc. Color matching with shade detection
JP2017099616A (ja) * 2015-12-01 2017-06-08 ソニー株式会社 手術用制御装置、手術用制御方法、およびプログラム、並びに手術システム
CN106791734A (zh) * 2016-12-27 2017-05-31 珠海市魅族科技有限公司 用于图像采集的装置、电子装置和图像采集的方法
US10431616B2 (en) 2017-12-20 2019-10-01 Google Llc Color filter arrays for image sensors

Family Cites Families (109)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1956274A (en) 1930-11-04 1934-04-24 Daniel F Comstock Color photography
GB1458370A (en) * 1973-08-23 1976-12-15 Kodak Ltd Photographic materials
DE2533602C2 (de) 1975-07-26 1982-09-02 Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur Herstellung von Farbauszugsnegativen für den Cyandruck
US4141036A (en) * 1977-03-10 1979-02-20 General Electric Company Solid state color camera
US4613895A (en) * 1977-03-24 1986-09-23 Eastman Kodak Company Color responsive imaging device employing wavelength dependent semiconductor optical absorption
DE2821868A1 (de) 1978-05-19 1979-11-22 Karl Sirowatka Verfahren und vorrichtung zum feststellen, protokollieren und zaehlen von mechanischen beschaedigungen an laufenden baendern z.b. filmen
US4302108A (en) 1979-01-29 1981-11-24 Polaroid Corporation Detection of subsurface defects by reflection interference
US4260899A (en) 1979-06-14 1981-04-07 Intec Corporation Wide web laser scanner flaw detection method and apparatus
US4301469A (en) 1980-04-30 1981-11-17 United Technologies Corporation Run length encoder for color raster scanner
US4706114A (en) * 1982-05-12 1987-11-10 Cross Neill C Color processing system for television camera
US4462860A (en) 1982-05-24 1984-07-31 At&T Bell Laboratories End point detection
GB2124449B (en) 1982-07-16 1986-11-19 British Broadcasting Corp Concealment of defects in a video signal
US4442454A (en) 1982-11-15 1984-04-10 Eastman Kodak Company Image processing method using a block overlap transformation procedure
US4469779A (en) 1983-03-16 1984-09-04 Environmental Research Institute Of Michigan Infrared color photographic film
JPS6089723A (ja) * 1983-10-21 1985-05-20 Canon Inc 色情報検出装置
JPS60130274A (ja) * 1983-12-19 1985-07-11 Toshiba Corp 固体撮像装置
JPS60146567A (ja) 1984-01-10 1985-08-02 Sharp Corp カラ−画像読取装置
US4677289A (en) * 1984-11-12 1987-06-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Color sensor
JPS61275625A (ja) 1985-05-31 1986-12-05 Fuji Photo Film Co Ltd カラ−写真画像情報の較正方法
NL8501956A (nl) 1985-07-09 1987-02-02 Philips Nv Beeldherstelschakeling.
DE3534019A1 (de) 1985-09-24 1987-04-02 Sick Optik Elektronik Erwin Optische bahnueberwachungsvorrichtung
US5018006A (en) * 1985-10-31 1991-05-21 Canon Kabushiki Kaisha Multi-plate type image pickup apparatus having picture elements for producing color and luminance signals
US4677465A (en) 1985-11-01 1987-06-30 Eastman Kodak Company Digital color image processing method with shape correction of histograms used to produce color reproduction functions
JPS62116937A (ja) 1985-11-16 1987-05-28 Dainippon Screen Mfg Co Ltd ドラム型画像走査記録装置のフイルム着脱装置
CA1293879C (en) * 1986-06-20 1992-01-07 Laurel Jean Pace Color filter arrays
DE3633713A1 (de) * 1986-10-03 1988-04-14 Agfa Gevaert Ag Farbfotografischer negativ-film
JPS6434050A (en) * 1987-07-29 1989-02-03 Canon Kk Line sensor for reading color
JPH01143945A (ja) 1987-11-30 1989-06-06 Fuji Photo Film Co Ltd テープ欠陥検出方法
US5194950A (en) 1988-02-29 1993-03-16 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Vector quantizer
US5047968A (en) 1988-03-04 1991-09-10 University Of Massachusetts Medical Center Iterative image restoration device
US4969045A (en) 1988-05-20 1990-11-06 Sanyo Electric Co., Ltd. Image sensing apparatus having automatic iris function of automatically adjusting exposure in response to video signal
US5010401A (en) 1988-08-11 1991-04-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Picture coding and decoding apparatus using vector quantization
US4989973A (en) 1988-10-03 1991-02-05 Nissan Motor Co., Ltd. Surface condition estimating apparatus
EP0422220B1 (en) 1989-03-28 1996-07-03 Yokogawa Medical Systems, Ltd Image processing apparatus
US4994918A (en) 1989-04-28 1991-02-19 Bts Broadcast Television Systems Gmbh Method and circuit for the automatic correction of errors in image steadiness during film scanning
US4972091A (en) 1989-05-16 1990-11-20 Canadian Patents And Development Limited/Societe Canadienne Des Brevets Et D'exploitation Limitee Method and apparatus for detecting the presence of flaws in a moving sheet of material
US5058982A (en) 1989-06-21 1991-10-22 Orbot Systems Ltd. Illumination system and inspection apparatus including same
US4937720A (en) 1989-10-13 1990-06-26 Sundstrand Corporation PWM inverter circuit analytically compensating for DC link distortion
JPH07115534A (ja) 1993-10-15 1995-05-02 Minolta Co Ltd 画像読取装置
US5003379A (en) 1989-10-16 1991-03-26 Eastman Kodak Company Telecine scanning apparatus with spectrally-shifted sensitivities responsive to negative or print film dyes
DE3942273A1 (de) 1989-12-21 1991-06-27 Broadcast Television Syst Verfahren zum verdecken von fehlern in einem videosignal
US5267030A (en) 1989-12-22 1993-11-30 Eastman Kodak Company Method and associated apparatus for forming image data metrics which achieve media compatibility for subsequent imaging application
US5119181A (en) * 1990-03-30 1992-06-02 Xerox Corporation Color array for use in fabricating full width arrays
US5091972A (en) 1990-09-17 1992-02-25 Eastman Kodak Company System and method for reducing digital image noise
GB9023013D0 (en) 1990-10-23 1990-12-05 Crosfield Electronics Ltd Method and apparatus for generating representation of an image
JP2528383B2 (ja) 1990-11-22 1996-08-28 大日本スクリーン製造株式会社 ピンホ―ル消去方法
US5155596A (en) 1990-12-03 1992-10-13 Eastman Kodak Company Film scanner illumination system having an automatic light control
US5465163A (en) 1991-03-18 1995-11-07 Canon Kabushiki Kaisha Image processing method and apparatus for processing oversized original images and for synthesizing multiple images
JPH04291139A (ja) 1991-03-20 1992-10-15 Nippon Steel Corp ストリップの有疵部報知装置
US5452018A (en) 1991-04-19 1995-09-19 Sony Electronics Inc. Digital color correction system having gross and fine adjustment modes
US5149182A (en) * 1991-05-02 1992-09-22 Tektronix, Inc. Optical filter for an optical measurement instrument
US5149960B1 (en) 1991-07-03 1994-08-30 Donnelly R R & Sons Method of converting scanner signals into colorimetric signals
EP0527097A3 (en) 1991-08-06 1995-03-01 Eastman Kodak Co Apparatus and method for collectively performing tile-based image rotation, scaling and digital halftone screening
US5200817A (en) * 1991-08-29 1993-04-06 Xerox Corporation Conversion of an RGB color scanner into a colorimetric scanner
JP2549479B2 (ja) 1991-12-06 1996-10-30 日本電信電話株式会社 動き補償フレーム間帯域分割符号化処理方法
US5266805A (en) 1992-05-05 1993-11-30 International Business Machines Corporation System and method for image recovery
US5371542A (en) 1992-06-23 1994-12-06 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Dual waveband signal processing system
CA2093840C (en) 1992-07-17 1999-08-10 Albert D. Edgar Duplex film scanning
US5583950A (en) 1992-09-16 1996-12-10 Mikos, Ltd. Method and apparatus for flash correlation
US5300381A (en) 1992-09-24 1994-04-05 Eastman Kodak Company Color image reproduction of scenes with preferential tone mapping
US5298771A (en) * 1992-11-09 1994-03-29 Xerox Corporation Color imaging charge-coupled array with photosensitive layers in potential wells
US5568270A (en) 1992-12-09 1996-10-22 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image reading apparatus which varies reading time according to image density
JPH06311307A (ja) 1993-04-22 1994-11-04 Minolta Camera Co Ltd 画像形成装置
EP0624848A3 (en) 1993-05-04 1994-11-30 Eastman Kodak Company A technique for the detection and removal of local defects in digital continuous-tone images
KR950004881A (ko) 1993-07-31 1995-02-18 김광호 칼라화상처리방법 및 장치
JPH0766977A (ja) 1993-08-24 1995-03-10 Minolta Co Ltd 画像処理装置
US6128416A (en) 1993-09-10 2000-10-03 Olympus Optical Co., Ltd. Image composing technique for optimally composing a single image from a plurality of digital images
GB2283633B (en) 1993-11-05 1997-10-29 Sony Uk Ltd Anti-alias filter control for a split picture
US5729631A (en) 1993-11-30 1998-03-17 Polaroid Corporation Image noise reduction system using a wiener variant filter in a pyramid image representation
US5477345A (en) * 1993-12-15 1995-12-19 Xerox Corporation Apparatus for subsampling chrominance
US5509086A (en) 1993-12-23 1996-04-16 International Business Machines Corporation Automatic cross color elimination
KR100300950B1 (ko) 1994-01-31 2001-10-22 윤종용 색보정방법및장치
US5516608A (en) 1994-02-28 1996-05-14 International Business Machines Corporation Method for controlling a line dimension arising in photolithographic processes
DE4424577A1 (de) 1994-07-13 1996-01-18 Hoechst Ag Transportprotein, das den Transport von kationischen Xenobiotika und/oder Pharmaka bewirkt, dafür kodierende DNA-Sequenzen und deren Verwendung
JPH0877341A (ja) 1994-08-29 1996-03-22 Xerox Corp カラー画像処理装置及び方法
DE4432787A1 (de) 1994-09-15 1996-03-21 Philips Patentverwaltung Verfahren und Schaltung zum Erkennen und Verdecken von Fehlern in einem Videosignal
US5561611A (en) 1994-10-04 1996-10-01 Noran Instruments, Inc. Method and apparatus for signal restoration without knowledge of the impulse response function of the signal acquisition system
EP0707408A1 (en) 1994-10-11 1996-04-17 International Business Machines Corporation Optical scanner device for transparent media
US5565931A (en) 1994-10-31 1996-10-15 Vivo Software. Inc. Method and apparatus for applying gamma predistortion to a color image signal
US5649032A (en) 1994-11-14 1997-07-15 David Sarnoff Research Center, Inc. System for automatically aligning images to form a mosaic image
CH690639A5 (de) 1994-11-29 2000-11-15 Zeiss Carl Fa Vorrichtung zum scannenden Digitalisieren von Bildvorlagen sowie Verfahren zu deren Betrieb.
US6865000B2 (en) 1994-12-06 2005-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus for grouping sensors according to characteristics
US5771107A (en) 1995-01-11 1998-06-23 Mita Industrial Co., Ltd. Image processor with image edge emphasizing capability
US5979011A (en) 1995-04-07 1999-11-09 Noritsu Koki Co., Ltd Dust removing apparatus
US5582961A (en) 1995-06-06 1996-12-10 Eastman Kodak Company Photographic elements which achieve colorimetrically accurate recording
US5710643A (en) 1995-06-29 1998-01-20 Agfa Divisionn, Bayer Corporation Optical path for a scanning system
US6104839A (en) 1995-10-16 2000-08-15 Eastman Kodak Company Method and apparatus for correcting pixel values in a digital image
JP3669448B2 (ja) 1995-10-31 2005-07-06 富士写真フイルム株式会社 画像再生方法および装置
US5641596A (en) 1995-12-05 1997-06-24 Eastman Kodak Company Adjusting film grain properties in digital images
US5892595A (en) 1996-01-26 1999-04-06 Ricoh Company, Ltd. Image reading apparatus for correct positioning of color component values of each picture element
EP0794454B1 (en) 1996-03-04 2005-05-11 Fuji Photo Film Co., Ltd. Film scanner
US5982951A (en) 1996-05-28 1999-11-09 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus and method for combining a plurality of images
US5963662A (en) 1996-08-07 1999-10-05 Georgia Tech Research Corporation Inspection system and method for bond detection and validation of surface mount devices
GB9613685D0 (en) 1996-06-28 1996-08-28 Crosfield Electronics Ltd An illumination unit
US6075905A (en) 1996-07-17 2000-06-13 Sarnoff Corporation Method and apparatus for mosaic image construction
US5808674A (en) * 1996-09-09 1998-09-15 Eastman Kodak Company Producing and improved digital image from digital signals corresponding to pairs of photosites
JPH10178564A (ja) 1996-10-17 1998-06-30 Sharp Corp パノラマ画像作成装置及び記録媒体
JP3493104B2 (ja) 1996-10-24 2004-02-03 シャープ株式会社 カラー画像処理装置
US5982941A (en) 1997-02-07 1999-11-09 Eastman Kodak Company Method of producing digital image with improved performance characteristic
EP0893914A3 (en) 1997-07-24 2002-01-02 Nikon Corporation Image processing method, image processing apparatus, and storage medium for storing control process
US6078701A (en) 1997-08-01 2000-06-20 Sarnoff Corporation Method and apparatus for performing local to global multiframe alignment to construct mosaic images
US5969372A (en) 1997-10-14 1999-10-19 Hewlett-Packard Company Film scanner with dust and scratch correction by use of dark-field illumination
US6078051A (en) 1998-01-08 2000-06-20 Xerox Corporation Image input device and method for providing scanning artifact detection
US6239886B1 (en) * 1998-01-08 2001-05-29 Xerox Corporation Method and apparatus for correcting luminance and chrominance data in digital color images
US6057040A (en) 1998-01-22 2000-05-02 Vision--Ease Lens, Inc. Aminosilane coating composition and process for producing coated articles
JP4096407B2 (ja) 1998-04-22 2008-06-04 株式会社ニコン 画像処理装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
US5965875A (en) * 1998-04-24 1999-10-12 Foveon, Inc. Color separation in an active pixel cell imaging array using a triple-well structure
JP2000196813A (ja) 1998-12-25 2000-07-14 Canon Inc 画像読み取り装置
ES2234554T3 (es) 1999-07-20 2005-07-01 Tecnoforming S.P.A. Llanta de aleacion ligera con un elemento frontal de cobertura en acero inoxidable.

Also Published As

Publication number Publication date
KR100314344B1 (ko) 2002-10-31
AU3062697A (en) 1997-12-05
EP0901614A1 (en) 1999-03-17
DE69733946T2 (de) 2006-05-24
EP0901614B1 (en) 2005-08-10
CN1221488A (zh) 1999-06-30
WO1997043613A1 (en) 1997-11-20
DE69733946D1 (de) 2005-09-15
EP0901614A4 (en) 2000-07-26
US6593558B1 (en) 2003-07-15
KR20000034775A (ko) 2000-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000514548A (ja) 輝度優先色センサ
CN102007761B (zh) 用于图像传感器的同心曝光序列
JP2856637B2 (ja) ディジタル画像発生用のスキャナおよびフィルム現像方法
JP2823109B2 (ja) 電子式フイルム現像システムおよび方法
CN104301635B (zh) 产生数字图像的方法及成像系统
US5790277A (en) Duplex film scanning
CN101233763B (zh) 处理彩色和全色像素
CN102396235B (zh) 产生具有减轻的移动模糊的全色图像
CN101755463B (zh) 图像传感器的多分量读出
CN102197639B (zh) 用于形成图像的方法以及数字成像设备
CN102742279B (zh) 滤色器阵列图像的迭代去噪
EP0580293A1 (en) Scanning film during the film process
CN102369721A (zh) 具有合成全色图像的彩色滤光器阵列(cfa)图像
CN101785319A (zh) 具有带有全色棋盘图案的彩色滤光器阵列的图像传感器
JP2003169341A (ja) カラー画像撮像装置
US20020105589A1 (en) System and method for lens filter emulation in digital photography
JP2004228662A (ja) 撮像装置
JP2002503066A (ja) 赤外線ラインを備えた多重線形アレイセンサ
JP3420555B2 (ja) イメージセンサ及び画像情報処理装置
JP2910966B2 (ja) カラーフィルム
JP4674424B2 (ja) 撮像システム
JP4681792B2 (ja) デジタルカメラ
JP2003332543A (ja) 固体撮像素子と撮像装置
JP2001249380A (ja) デジタルカラー画像形成方法とそれに用いる撮影用カメラ及び画像形成装置
JP2001296618A (ja) 画像形成方法とそれに用いる画像形成装置