JP2000174631A - 圧縮ビデオ・デ―タ復号化方法及び装置 - Google Patents

圧縮ビデオ・デ―タ復号化方法及び装置

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JP2000174631A JP11315041A JP31504199A JP2000174631A JP 2000174631 A JP2000174631 A JP 2000174631A JP 11315041 A JP11315041 A JP 11315041A JP 31504199 A JP31504199 A JP 31504199A JP 2000174631 A JP2000174631 A JP 2000174631A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低ビット・レートのビデオ・データ伝送の誤
り弾力性を向上させるための、可変長コードを使った圧
縮ビデオ・データ復号化方法及び装置の実現。 【解決手段】 圧縮ビデオ・データ復号化方法は、変換
の前に、ブロック内の空間周波数分布に関する情報の変
化の唐突さを表す第1の基準値(Xref)を生成し、変換
の後に、ブロックと、前に変換された少なくとも1つの
ビデオ・データ・ブロックとの間の一定の情報の変化の
唐突さを表す第2の基準値(Δ)を生成し、第1の基準
値(Xref)を一定の第1のスレショルド値(TH1)と比
較し、第2の基準値(Δ)を一定の第2のスレショルド
値(TH2)と比較し、第1の基準値(Xref)及び第2の
基準値(Δ)のいずれかがそれぞれ第1のスレショルド
値(TH1)及び第2のスレショルド値(TH2)より大き
いことに対する応答として、ブロックにおける誤りを検
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ伝送に関
し、特に、圧縮されているビデオ・データを復号化する
方法及び装置に関し、この方法及び装置ではビデオ・デ
ータ・ブロックの空間周波数分布がピクセル値に変換さ
れる。
【0002】
【従来の技術】電気通信の1つの目標は、ビデオ、オー
ディオ及びデータ・サービスの良質のリアルタイム伝送
を利用できるシステムを提供することである。一般的に
知られているように、動画を転送するのに必要なデータ
の量は他の多くの媒体に比べて大量であり、低ビット・
レート端末でのビデオの利用は、これまでは、ごく僅か
であった。いずれにせよ、ディジタル形式のデータの伝
送は、伝送チャネルにおける信号対雑音比を高め、情報
容量を増やすのに役立つ。近い将来に、高度ディジタル
移動電気通信システムも伝送ビット・レートを強化する
サービスを導入しようとしており、このことは低ビット
・レート移動チャネル経由のビデオの伝送の可能性もい
っそう高まるということを意味する。
【0003】チャネル容量の利用を最適化するために、
信号は、一般に、伝送される前に圧縮される。このこと
は、伝送されるべきデータ量が多いビデオ伝送では特に
重要である。圧縮されたビデオの情報内容は、一般に可
変長コードで符号化されていることが主な原因となっ
て、伝送誤りによる悪影響を受けやすい。ビット誤りに
よりコードワードが長さの異なる別のコードワードに変
わるとき、復号器は同期を失って、次の同期化コードを
受け取るまで、連続する誤りのないブロックを、間違っ
て復号化する。
【0004】伝送誤りに起因する画像の劣化を制限する
ために、誤り検出及び/又は誤り訂正方法を適用するこ
とができ、再送を使用することができ、及び/又は、受
信された不正なデータからの影響を隠蔽(conceal)する
ことができる。普通は、再送はデータ・ストリームを誤
りから保護する合理的な方法であるが、ビット・レート
が低くて誤り率が中くらいかあるいは高い伝送には長い
往復遅延が伴うために、特にリアルタイムテレビ電話ア
プリケーションに再送を使用することは実際上不可能で
ある。誤り検出及び訂正の方法は普通は、ある程度の冗
長性をデータに付加するので、大きなオーバーヘッドを
必要とする。従って、低ビット・レートアプリケーショ
ンでは、誤り隠蔽は画像を伝送誤りから保護し復元する
ための良い方法であると考えることができる。
【0005】伝送誤りを隠蔽するためには、それを検出
し、その場所を突き止めなければならない。誤りの種類
及び場所が良く分かるほど、隠蔽方法を問題に対して良
く集中させることができ、従ってより良質の画像を得る
ことができるようになる。特に人の目により容易に発見
されるような誤りを検出することのできる方法を見いだ
すことも重要である。
【0006】近頃、誤りに対して弾力性のある(error-
resilient)ディジタル・ビデオ伝送に大きな関心が寄せ
られているが、研究は主としてMPEG−2を使用する
ディジタルTV伝送に集中している。そこでは、主とし
て、巡回冗長検査(CRC)を伴う短いパケットを使っ
て独特の同期コードをビット・ストリームに頻繁に付加
し、CRCが誤りを指摘しているパケットの全部を捨て
ることによって、問題が解決される。ビット・レートが
毎秒数メガバイトであるときには、データ・ストリーム
全体の中での、頻繁に発生する同期コード又はCRCフ
ィールドの割合は普通は容認できる。しかし、低ビット
・レートの伝送では状況は全く違っていて、20〜30
kbpsのビット・レートではオーバーヘッドの最適化
が極めて重要となる。更に、画像のサイズが例えば70
4* 576ピクセルであるとすると、1つの16* 16
ピクセル・マクロブロックは画像全体の約0.061%
を占めるが、低ビット・レートのQCIF(Quarter Co
mmon Intermediate Format)176* 144ピクセル画
像では、1つのマクロブロックは画像全体の1%以上を
占める。従って、マクロブロックの紛失は、低ビット・
レートのテレビ電話画像ではテレビ画像の場合よりも有
害である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】低ビット・レートビデ
オ符号化を標準化する組織における主な関心事は、イン
タ符号化されたフレーム(inter coded frames)の誤り
弾力性を改善することである。提示されているほとんど
の方法は、ビット・ストリーム・シンタックス及び符号
化アルゴリズムの変更を提案しており、ユーザのテレビ
電話端末によってそれらが広く支援される場合に限っ
て、それらは適切に利用され得る。一般に、2つの誤り
検出方法が、即ち、不正な可変長符号化(variable len
gth coding:VLC )コードワードの検出と、離散コサイ
ン変換(DCT )マトリクスの紛失している終端ブロック
・コードの検出とが提唱されている。実際には、これら
の方法は、非常に多数のVLC誤りを検出し損ない、ま
たイントラ符号化されているブロック(intra coded bl
ocks)の固定長符号化されたDC成分の誤りをしばしば
全く検出しないので、特にイントラ符号化されているブ
ロックに対しては不十分であることが分かっている。更
に、崩れている数個のブロックが復号化された後に、余
りに遅く誤りが検出されるのが普通である。
【0008】1995年5月の画像処理に関するIEE
Eトランザクション第4巻、第5号、533〜542ペ
ージの中の、Wai-Man Lam 及びAmy R. Reibmanの論文
「チャネル誤りにさらされる画像のための誤り隠蔽アル
ゴリズム(An error Concealment Algorithm for Image
s Subject to Channel Errors )」は、DCT及びピク
セル・ドメイン誤り検出アルゴリズムを提示している。
しかし、それらのアルゴリズムは、特に量子化DCTマ
トリクスの種々の特徴についてDCTドメイン・アルゴ
リズムを適用し得ないために、低ビット・レート及び低
解像度に対しては充分に適用され得ない。
【0009】Aki Hietala の1997年度Oulu大学電気
技術学部科学修士論文である次の出版物:Aki Hietala,
「Virhesietoinen videodekoodaus 」, Master of Scie
nceThesis, Oulu University, Department of Electric
al Techniques, 1997、はビデオ・ビット・ストリーム
におけるいくつかの誤り検出方法を提示し、分析してい
る。それらの方法は、隣接するピクセル同士の残留相関
(空間的相関)を利用し、ブロック同士の境界の異常を
検出することにより、崩れたブロックを探す。しかし、
それらの方法は、どちらかと言えば複雑であり、達成さ
れる効果は未だ充分ではない。
【0010】M. R. Pickering 、M. R. Frater、J. F.
Arnold及びM. W. Grigg の出版物「空間周波数領域にお
ける誤り隠蔽方法」(M. R. Pickering, M. R. Frater,
J.F. Arnold, and M. W. Grigg, "An Error Concealme
nt Technique in the Spatial Frequency Domain" Sign
al Processing, no. 54, Elsevier 1996, pp. 185-18
9)は、単一のDCT基底関数に見かけが似ている画像
中のブロックによって引き起こされる誤りを隠蔽する方
法を提示している。その方法では係数の8* 8ブロック
中の異常に大きなDCT係数が検出されてゼロに低減さ
れる。この方法は、特定のタイプの伝送誤りには良く効
果を発揮するけれども、単一の検出手段として発揮でき
る効果は限られている。
【0011】
【課題を解決するための手段】可変長コードを使ってビ
デオ・データ・ブロックを復号化する新しい方法が発明
されており、それで上記の欠点を軽減することができ
る。本発明の方法は、変換の前に、ブロック内の空間周
波数分布に関する情報の変化を表す第1の基準値を生成
し、変換の後に、このブロックと、前に変換された少な
くとも1つのビデオ・データ・ブロックとの間の一定の
情報の変化の唐突さを表す第2の基準値を生成し、第1
の基準値を一定の第1のスレショルド値と比較すると共
に第2の基準値を一定の第2のスレショルド値と比較
し、第1及び第2の基準値のいずれかがそれぞれ第1及
び第2のスレショルド値より大きいことに対する応答と
して、ブロックにおける誤りを検出することを特徴とす
る。
【0012】本発明の目的は、イントラ符号化されてい
るビデオ・データ・ブロックを復号化する種々のステッ
プと組み合わされるべき改良された誤り検出エレメント
の集合を提供することである。復号化プロセスの種々の
形及び/又は段階における情報を利用する本発明の誤り
検出エレメントのうちの少なくとも2つを用いれば、誤
り検出の精度が向上するが、復号化プロセスの複雑さが
不当に増大することはない。本発明の誤り検出を用いれ
ば、誤り隠蔽プロセスを改良し、これにより低ビット・
レートのビデオ・データ伝送の誤り弾力性を向上させる
ことができる。
【0013】本発明の方法は、隣接するブロック間に比
較的大きな相関があると仮定することにより、自然の画
像においては情報がゆっくりと変化する性質を利用す
る。本質的にあまりありそうもないような形状のブロッ
クを慎重に調べることができる。この方法では、隣り合
うブロック間に比較的高い相関が予期され、ビット・ス
トリームにおける非常に唐突な変化を報知するための手
段が提示される。ビデオ・シーケンスにおける不意の異
常は、怪しいあるいは崩れたブロック、又は数個のブロ
ック(マクロブロック)を表すものと解釈される。
【0014】更に、ビデオ・データを復号化するための
装置が提示される。その装置はビデオ・データ・ブロッ
クの空間周波数分布に関する情報をピクセル値に変換す
るための手段を備え、この装置は、変換の前に、ブロッ
ク内の空間周波数分布に関する情報の変化を表す第1の
基準値を生成するための手段と、変換の後に、ブロック
と、前に変換された少なくとも1つのビデオ・データ・
ブロックとの間の一定の情報の変化の唐突さを表す第2
の基準値を生成するための手段と、第1の基準値を一定
の第1のスレショルド値と比較すると共に第2の基準値
を一定の第2のスレショルド値と比較するための手段
と、第1及び第2の基準値のいずれかがそれぞれ第1及
び第2のスレショルド値より大きいことに対する応答と
して、ブロックにおける誤りを検出するための手段とを
特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して、例を
挙げて本発明を説明する。
【0016】アナログ画像情報をサンプリングして量子
化し、その様にして作られたデータをビットの連続的ス
トリームに変換することによってディジタル画像が形成
される。ディジタル化された信号は、高度ディジタル信
号処理ツールの使用を可能にし、これはデータ転送をよ
り高速にかつより効率よく行うことを可能にする。ディ
ジタル画像表示に必要なビット数を減らすと共に、それ
に対応してディジタル画像の伝送に必要なビット・レー
トを減少させるために、近頃、いくつかの画像符号化ア
ルゴリズムが開発されている。JPEG(Joint Photog
raphic ExpertsGroup)は静止画像のための広く使われ
ているアルゴリズムである。CCITT(ITU Telecomm
unication Standardisation Sector、ITU電気通信標
準化部門)勧告H.261はテレビ会議のために開発さ
れている。H.263はテレビ電話のために、MPEG
(Moving Picture Expert Group )は動画を転送したり
蓄積したりするために開発されている。図1のブロック
図は、これらの規格に使用されている、当業者に周知さ
れているビデオ・エンコード及び復号化の基本段階を示
している。ディジタル画像データは、一定数のピクセル
(例えば1ブロックは8×8ピクセルを包含する)から
成る小さなブロックに分割11される。各ブロックのデ
ータは、離散コサイン変換(DCT)12を用いること
により空間周波数領域に変換される。得られたDCTマ
トリクスは量子化13され、量子化された信号は、可変
長コードワード(VLC)のテーブル14を用いること
により符号化される。符号化された信号は受信機に送ら
れる。受信端では、逆のプロセス15,16及び17を
逆の順序で実行して画像を再構成する。
【0017】ディジタル画像の解像度は、画像マトリク
ス中のピクセルの個数により定義される。1つの輝度成
分(Y)及び2つのクロミナンス成分(U,V)の各々
について8ビットでサンプリングすると、224 160
0万色が利用可能となる。人間の視覚系統はクロミナン
ス成分よりも輝度成分に対していっそう敏感であるの
で、一般に画像のクロミナンス成分は空間的に標準以下
にサンプリングされる。例えば、ITU−T H.26
1勧告では、4個の輝度ブロックの各々について2個の
クロミナンス・ブロックが使われる。図2に示されてい
るように、4個の輝度ブロックと2個のクロミナンス・
ブロックとがマクロブロック21を形成し、H.261
画像23は、3×11のマクロブロックにより形成され
る、12個のブロック・グループ22から成っている。
他の符号化規格では、対応する構造グループ化方式が使
用される。
【0018】図3のフローチャートは、マクロブロック
を復号化するステップと関連する本発明の方法のエレメ
ントを例示している。本発明の基礎をなす思想は、ブロ
ックとは情報を分割する人工的方法であるので、低ビッ
ト・レート・ビデオ・シーケンスではブロック間での自
然な画像の変化はゆっくりと及び/又は一定の範囲内で
予測可能な手法で生じるはずであるという思想である。
この方法は個別の3つの検出エレメントから成ってお
り、そのうちの少なくとも2つは可変長復号化31,逆
量子化32及び逆DCT33と組み合わされる。その検
出エレメントは、復号化の種々のレベルで利用可能な情
報を利用して伝送誤りを検出する。第1の検出エレメン
ト34は、ブロック・レベルのDCT成分を検査するス
テップを実行し、それは逆量子化の前でも後でも実行さ
れ得る。第2及び第3の検出エレメントの目的のため
に、現在のマクロブロックのDCT成分は例えば復号器
の揮発性メモリに一時的に記憶される。第2の検出エレ
メント35はブロック・レベルの空間比較のためのステ
ップを実行し、第3の検出エレメント36はマクロブロ
ック・レベルでの比較を実行する。検出のために、対応
する成分同士だけが(即ち、Y−、U−、及びV−成分
が個別に)比較される。1成分だけを調べた結果に基づ
いて、また、もっと多くの成分を調べた結果に基づいて
も、検出の解釈を実行することができる。次に、図3の
検出エレメントをもっと詳しく検討する。
【0019】1.第1の検出ブロック(34) 離散コサイン変換後、DC係数と、図4(a)に示され
ているように低い周波数係数から高い周波数係数へとジ
グザグに走査される複数のAC係数と、から成るDCT
マトリクスとしてピクセル・ブロックを表示することが
できる。実際には、低解像度画像では高周波数AC成分
に大きな振幅があることはほとんどありそうもない。し
かし、大きな振幅が生じる可能性はあるので、本発明の
方法では、それらを単にフィルタリングして除去するの
ではなくて、高周波数AC成分は低周波数AC係数より
小さな絶対値を有するはずであるという事実を評価し
て、誤りを検出するためにそれらを使う。
【0020】図5のフローチャートは、DCTマトリク
スの妥当性を検査する簡単化された方法での第1の検出
エレメントの原理を例示する図である。ステップ510
において、DCTマトリクスのAC成分は少なくとも2
つのグループに分けられ、一定の高い周波数の成分AC
36〜AC63(図4(a)を参照)は第1のグループ
を形成し、第2のグループは、残りのAC成分(以降
は、低周波数成分と称する)の選択されたグループであ
る。低周波数における活動を表す、少なくとも1つの第
1のスレショルド値TH1が第2のグループのAC成分
から計算される(ステップ520)。更に、少なくとも
1つの基準値Xrefがステップ530で計算される。
この基準値は、例えば第1のグループのAC成分又は第
2のグループのAC成分の、非ゼロ係数の大きさを表
す。基準値Xrefは、導出された第1のスレショルド
値TH1と比較され(ステップ540)、もし基準値が
スレショルド値より大きければ(ステップ560)、そ
れは誤りが検出されたことを意味する。
【0021】図6のフローチャートは図5の方法の実施
例を例示しており、この実施例では、実際には2つの第
1の基準値と、対応する第1のスレショルド値とが生成
される。ステップ511において、DCTマトリクスは
水平バンド、垂直バンド、対角バンド及び高周波数バン
ドに分割される。模範的な水平バンド、垂直バンド及び
対角バンド(まとめて低周波数バンドと称する)がそれ
ぞれ図4(b)、4(c)、及び4(d)に示されてい
る。これらの低周波数バンド間にある程度の部分的重な
りがあっても良い。ステップ512において、第1の低
周波数バンドkが選択される。係数の絶対総和absu
k と、最大の絶対係数値ACmax, kと、absumk
の非ゼロ因数の個数nk とがステップ513で計算され
る。ステップ514において、低周波数バンドkにおけ
る非ゼロ係数の個数が調べられ、このバンドに非ゼロ係
数が2つ以上あれば、最大の絶対値ACmax, kを有する
係数が他の非ゼロ係数の絶対総和absumk から差し
引かれ、総和が所定の係数値C1 に加算される。得られ
た総和は補助第1スレショルドTH1aとして定義52
1される。非ゼロ係数が1つだけ存在するか又は全く存
在しなければ、補助第1スレショルド値TH1aは所定
の定数値C1であると定義522される。ステップ54
1において、最大の絶対係数値ACmax, k(第1の基準
値)が第1のスレショルド値TH1aと比較され、もし
第1の基準値ACmax, kが第1のスレショルド値TH1
aより大きいか又は等しければ、誤りが検出560され
る。もし第1の基準値ACmax, kが第1のスレショルド
値TH1aより小さければ、全ての低周波数バンドが既
に調べられたか否かがチェック542される。もし否で
あれば、次のが選択される(ステップ543)。
【0022】全ての低周波数バンドが調べられると、高
周波数バンドも調べられる。ステップ544において、
TH1b=max(C1、ACmax, k;k=1・・・
K)を選択することにより、2番目の第1のスレショル
ドが低周波数バンドにおける係数の絶対値から導出され
る。この後、高周波数バンドの第1の係数jが調べられ
る(ステップ545)。第1の基準値Xrefは、選択
された高周波数係数の絶対値であり、もしXrefがス
レショルドTH1bより大きければ(ステップ54
6)、誤りが検出されている(ステップ560)。高周
波数バンドの係数が全て調べられるまで、ループ(ステ
ップ546〜548)が反復される。プロセスでスレシ
ョルドTH1a及びTH1bのいずれをも上回らなけれ
ば、本方法はこの段階ではこのブロックに誤りは全く検
出されていないということを示す(ステップ550)。
【0023】2.第2の検出エレメント(35) 既に述べたように、自然な画像においては隣り合うブロ
ック間の変化は割合に滑らかに進行しがちである。従っ
て、第2の検出エレメントの動作は、隣り合うブロック
同士の相関を監視する動作に基づいている。優先的に、
第2の検出エレメントは、逆離散コサイン変換後の復号
化に包含される。第2及び第3の検出エレメントの目的
のために、現在のマクロブロックのDCT成分は例えば
復号器の揮発性メモリに一時的に記憶される。図7のフ
ローチャートは、本発明による第2の検出エレメントの
原理を例示している。
【0024】ステップ610において、現在のブロック
の情報から基準値Xcurrが導出される。基準値Xc
urrは、ブロック同士の境界をおそらく越えて続くで
あろう特徴を表し、後述するように、それを何通りかの
方法で導出することができる。ステップ620におい
て、少なくとも1つの隣り合うブロックの情報から、対
応する基準値Xneighが導出される。ステップ63
0において、ブロックからブロックへと移行するとき、
調べられている特徴の変化Δを表す差値を導出するため
に、基準値同士が比較される。その変化が第2のスレシ
ョルド値TH2より大きければ(ステップ640)、誤
りが検出されている(ステップ660)。もしその変化
が第2のスレショルドTH2を上回らなければ、誤りは
検出されていない(ステップ650)。第2のスレショ
ルドTH2は、例えば所定の定数である。
【0025】本発明のある実施例では、基準値Xcur
rはブロックのDC成分である。前に復号化されたブロ
ックだけが比較のために利用可能である。復号化中に誤
り検査方法が使用されるならば、左、上、左上及び右上
のブロックのDC成分を比較に利用することができる。
フレーム全体が復号化された後にはじめて検査が行われ
るのであれば、いくつかのブロックに隣り合うブロック
も現在のブロックの下の行の中に見いだされる可能性が
ある。もし現在のブロックと、利用できる全ての隣り合
うブロックとの差が一定のスレショルドより大きけれ
ば、現在のブロックに誤りが検出されている。実際に
は、低解像度画像では隣接する2つのブロックの内容が
非常に異なっていることがあるので、そのスレショルド
は高い方がよい。いずれにせよ、このチェックはわずか
数個の比較とDC成分の記憶とを必要とするに過ぎない
ので、復号化プロセスをあまり複雑にはしない。
【0026】本発明の他の実施例では、調べられるブロ
ックは数個のサブブロックに分割される(例えば、8*
8ブロックは4つの4* 4サブブロックに分割され
る)。各サブブロックについてピクセル値の平均値が計
算され、その計算された値は、そのサブブロックについ
ての基準値Xcurrとして使われる。隣り合うブロッ
クの基準値Xneighとして、左、上、左上及び右上
方向の隣接サブブロックの平均されたピクセル値が使わ
れる。変差Δは、基準値Xcurrと、調べられる隣り
合うサブブロックの各々の平均画素値Xneighとの
差である。サブブロックと、その隣の調べられるサブブ
ロックのいずれかとについてのこの差Δが所定の第2の
スレショルドTH2より大きければ、誤りが検出されて
いる。いずれにせよ、この場合のその様な解釈が大胆す
ぎると思われるならば、そのブロックには怪しいという
印を付けることができ、他の何らかのチェックを行うこ
とで当該チェックを補うことができる。
【0027】本発明の方法のもう1つの実施例では、ブ
ロックの境界のピクセルは、画像の連続性を調べるため
に使われる。従来技術の解決策では、ブロックの境界上
に直に存在しているピクセルだけが調べられるが、実際
には、それで充分だとは判明していない。強化された方
法では、境界に近いピクセル値の変化の勾配も考慮され
る。第2の検出ブロックのこの様な実施例の原理が図8
に例示されている。
【0028】図8の8aでは、隣り合う2つのブロック
71及び72の間の境界70が示されている。点73
は、境界70に最も近い第1のブロック71のピクセル
の選択された成分(例えば輝度)の値を表している。点
74は第2のブロック72の、境界に最も近くてかつ点
73のピクセルと同じ行の中にあるピクセルについての
同じ成分の値を表している。点75は、第1のブロック
71の、境界ピクセル73の隣に境界70から更に離れ
て位置しているピクセルについての同じ成分の値を表し
ている。点76は、第2のブロック72の、境界ピクセ
ル74の隣に境界70から更に離れて位置しているピク
セルについての同じ成分の値を表している。始めに、境
界ピクセル73及び74の値の差d1が導出される。次
に、点73/75及び74/76の値からそれぞれ値7
7及び78が外挿法により推定される。外挿された値同
士の差d2が計算され、差d1及びd2が互いに比較さ
れる。それらのうちの小さい方min(d1,d2)
が、ブロック71の境界70について計算される累積和
Δに加算される。総和Δは所定の第2のスレショルドT
H2と比較され、もし和ΔがTH2より大きければ、他
方の境界が同様に検査される。全ての境界の和がTH2
を上回っていれば、誤りが検出されている。この例で
は、輝度成分が計算のために使われるが、一般に輝度成
分及びクロミナンス成分(Y,U,V)のいずれを使っ
ても良く、及び/又は各成分についてチェックを別々に
実行しても良い。1つ/2つ/3つの境界の和がTH2
を上回る値を示したならば誤りを指摘するように基準を
修正することもできる。図8の8bでは、図8の8aと
同じ配列が、異なるピクセル値及び異なる変化方向で示
されている。外挿法で、当該ブロックの妥当性/非妥当
性に関する不必要に早まった結論を回避することができ
る。
【0029】従来技術文献にブロック境界のためのエッ
ジ検出器が提示されている。ここで示されている実施例
を、例えばコンパス勾配オペレータ(compass gradient
operators)などの、その様なエッジ検出器を用いるこ
とで補うことができる。
【0030】3.第3の検出エレメント(36) マクロブロック・レベルで、複数のブロックに関する情
報を調べることができると共に、ブロック同士の偏差を
いっそう詳しく調べることができる。マクロブロック・
チェックの目的のために、マクロブロックのDCT成分
の全部又は選択された集合がデコーダの揮発性メモリに
蓄積される。図9のフローチャートは、マクロブロック
・レベルでの検出方法の原理を例示している。ステップ
810及び820において、第1のブロックBjが受け
取られて、当該マクロブロック全体にわたってその変化
が調べられることになる特徴を表す一定のマクロブロッ
ク・レベル・パラメータqjがメモリに記憶される83
0。カウンタjが値Jに達するまで、ループ810〜8
50の進行に伴って情報が集められるが(ステップ83
0)、それはマクロブロック中のブロックの個数に等し
い。マクロブロック全体が受け取られて、全てのブロッ
クについてのパラメータqjが記憶されると、基準値Q
curr又は基準値の集合がパラメータqjから導出さ
れる860。Qcurrは、一定の所定基準を満たすた
めにQcurrについて設定されている限界を表す第3
のスレショルドTH3と照合される870。もし基準値
Qcurrが第3のスレショルドTH3より小さけれ
ば、誤りは検出されていない(ステップ890)。基準
値がTH3を上回るならば、誤りが検出されている(ス
テップ895)。
【0031】図9に示されている方法の実施例では、基
準値及びチェック基準は、局所スペクトル相関に基づい
ている。実際にはフレームの視認可能な形状情報のほと
んどを輝度成分で発見することができる。従って、輝度
ブロックに小さな変化があれば、マクロブロックのクロ
ミナンス・ブロックで生じる変化も多くはないはずであ
る。画像が例えば4:2:0フォーマット(即ち4個の
Yブロックが1個のUブロック及び1個のVブロックを
伴うフォーマット)を用いることによってサンプリング
される場合には、特にそういうことが言える。図10の
フローチャートは、本発明の方法のその様な実施例を例
示している。
【0032】ステップ810〜850は、ステップ83
1においてパラメータqm がマクロブロックのU,V,
及びYブロック(ACu, m、ACv, m、ACy, m)にお
けるAC係数の値の変化を表していることを除いて、図
9で示されているプロセスに従う。ステップ861にお
いて、U及びVブロックのAC成分の変化量を表す値A
U, M及びACV, Mが導出され、処理されて第3のスレ
ショルドを表す値TH3となる。ステップ862におい
て、輝度(Y)ブロックのAC成分の変化を表す対応す
る基準値ACY, Jが導出され、処理されて第3の基準値
Qcurrとなる。ブロック871において、基準値Q
currとスレショルド値TH3とが比較され、クロミ
ナンス成分(U及びV)の変化に基づくスレショルドが
輝度(Y)成分の変化に基づく基準数より遙かに大きい
ならば(ステップ880)、そのマクロブロックは崩れ
ていると考えられる(ステップ895)。さもなけれ
ば、マクロブロック・レベルでは誤りは検出されていな
い(ステップ890)。もう一つの可能性は、例えばU
ブロック及びVブロックのDC成分の変化を、先に復号
化されたマクロブロックと比較してY成分の変化と照合
して調べることである。もし例えばUブロック及びVブ
ロックのDC成分の変化が1つの補助第3スレショルド
を上回っていてかつYブロックDC成分の変化が他の補
助第3スレショルドを上回っていなければ、誤りが検出
されている。
【0033】図11のフローチャートは、本発明の方法
の他の実施例を例示している。受け取りループのステッ
プ832で蓄積するパラメータは、マクロブロックのD
C成分と、マクロブロックのAC成分の絶対総和とであ
る。ステップ863において、マクロブロック全体にわ
たるDC成分の変化の大きさが計算され、DC成分の変
化を生じさせるのに必要なAC成分の絶対総和が推定さ
れる。推定された総和は第3のスレショルド値TH3と
して使われ、DC成分の実際の変化は第3の基準値とし
て使われる。もしDC成分が顕著に変化していてかつA
C係数がその変化を滑らかにするのに充分でなければ、
係数の適合性は疑わしい(ステップ872)。基準値Q
currをスレショルド値TH3と比較することにより
(ステップ880)、マクロブロックが崩れている(ス
テップ895)、あるいは崩れてはいない(ステップ8
90)と解釈することができる。
【0034】ここではこの方法をマクロブロック・レベ
ルで説明したが、マクロブロックを行でチェックするこ
ともできる。ビデオ・フレームの最初の行では、比較の
ために利用することのできる隣り合うブロック又はマク
ロブロックは多くない。その第1行に急な変化が無くて
値が典型的な範囲内に属するならば、それは崩れていな
いと考えることができる。もし疑わしければ、第1行の
値を第2行と一緒にチェックするべきである。もし第1
行の値が第2行の値とは非常に違っていて、第2行の値
が急な変化を含んでいなければ、第1行はおそらく崩れ
ている。
【0035】図12のフローチャートは、本発明の実施
例の機能構成を例示しており、この構成では、前述した
3つのエレメントの全てが復号化プロセスに含まれてい
る。始めに、ブロック内のDCT成分をチェックする方
法90が実行され、崩れているブロックがこれで除去さ
れる。DCTチェックに合格するブロックについてもブ
ロック・チェック91が実行される。ここでも、崩れて
いるブロックが除去され、疑わしいブロック(即ち、誤
りを検出しないけれども疑わしいブロックに印を付ける
検出方法に落第したブロック)はマクロブロック・チェ
ック92を受けるべく転送される。DCTチェック及び
ブロック・チェック及び/又はマクロブロック・チェッ
クに合格するブロックは正常に転送され93、それらの
いずれかのチェックで不合格になるブロックは、誤り隠
蔽方法を開始させる誤り表示と共に転送される。
【0036】図13のブロック図は、本発明のビデオ画
像復号器100の実施例を例示している。この復号器
は、可変長コードの形のビデオ画像情報を受け取るため
の入力ポート101と、処理済みのビデオ画像情報を出
力するための出力ポート102とを備える。復号器は、
更に、図1に示されている復号化のステップを実行する
少なくとも1つのプロセッサ103を備える。本発明の
復号器のプロセッサは、更に、復号化プロセスの前記の
3つの検出ブロックのうちの少なくとも2つを包含して
いて、容認されたならば検出された誤りの表示を出力ビ
デオ画像情報に付加するように構成されている。このプ
ロセッサはまた、復号化されたブロック又はマクロブロ
ックに誤りが検出されると所定の誤り隠蔽プロセスを開
始するようにも構成されている。メモリ104は、少な
くとも、復号化プロセス中にデータを保存しておくため
の揮発性メモリを含んでいる。
【0037】図14の機能ブロック図は、本発明の一般
的な移動マルチメディア・テレビ電話端末を示してい
る。この端末は、一般的に送信手段(例えば、チャネル
符号化、インターリーブ、暗号化、変調及び無線送信)
及び受信手段(無線受信、復調、暗号解読、及びチャネ
ル復号化)を備える無線周波数ユニット110と、双方
向フィルタと、アンテナとを備える。受信された同期ビ
ット・ストリームは、端末の多重化/多重分離プロトコ
ル・ユニット111に送られる。多重化プロトコルは、
送信されるビデオ・ストリーム、オーディオ・ストリー
ム、データ・ストリーム、及び制御ストリームを単一の
ビット・ストリームに多重化し、受信されたビット・ス
トリームを種々のマルチメディア・ストリームに多重分
離する。更に、それは、各メディア・タイプに適切な、
論理フレーミング、一連番号付け、誤り検出及び誤り訂
正を実行する。システム制御113の制御プロトコル1
12は、マルチメディア端末の動作のための終端間シグ
ナリングを提供すると共に、他の全ての終端間システム
機能にシグナリングする。それは、能力交換、コマンド
及び指示のシグナリング、並びに論理チャネルの内容を
開いて完全に記述するためのメッセージを提供する。デ
ータ・プロトコル114は、電子ホワイトボード、静止
画像転送、ファイル交換、データベース・アクセス、オ
ーディオグラフィックス会議、遠隔装置制御、ネットワ
ーク・プロトコルなどのデータ・アプリケーションを支
援する。オーディオ・コーデック116は、オーディオ
I/O装置117からのオーディオ信号を送信するため
に符号化すると共に、符号化されているオーディオ・ス
トリームを復号化する。復号化されたオーディオ信号
は、オーディオI/O装置117を用いることにより再
生される。ビデオ・コーデック118はビデオ符号器1
19及びビデオ復号器100を備え、ビデオI/O装置
120とやりとりするビデオ・ストリームの冗長性低減
符号化及び復号化を実行する。本発明の端末は、図13
との関連で前述したビデオ復号器100を備える。
【0038】以上の解説は、本発明の実施例を例示して
説明している。本発明は上記の実施例の詳細に限定され
るものではなくて、本発明の特徴から逸脱せずに本発明
を他の実施例で実施し得ることは当業者にとっては自明
のことである。特に、検出される誤りの決定と、スレシ
ョルドの選択とを、用途に応じて多様に調整することが
できる。従って、提示されている実施例は、説明をする
ものであって、限定をするものではないと解されるべき
である。従って、本発明を実施し使用する可能性は添付
の請求項のみにより限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】イントラ符号化されているビデオ画像を符号化
及び復号化する段階を例示する図である。
【図2】H.261規格によるビデオ画像の構成を例示
する図である。
【図3】本発明の方法のエレメントを例示する図であ
る。
【図4】DCTマトリクスの構成及びDCTマトリクス
を分割する種々の方法を例示する図である。
【図5】本発明の第1の検出エレメントの原理を示すフ
ローチャートである。
【図6】図5の方法の実施例を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明による第2の検出ブロックの原理を例示
する図である。
【図8】第2の検出ブロックの実施例の原理を例示する
図である。
【図9】本発明による第3の検出ブロックの原理を例示
する図である。
【図10】本発明による第3の検出ブロックの実施例を
例示する図である。
【図11】本発明の方法の他の実施例を例示する図であ
る。
【図12】本発明の実施例の機能構成を例示する図であ
る。
【図13】本発明のビデオ画像復号器の実施例を例示す
る図である。
【図14】本発明の移動端末の実施例を例示する図であ
る。
【符号の説明】
100…ビデオ復号器 103…プロセッサ 104…メモリ 119…ビデオ符号器

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮ビデオ・データ復号化方法であっ
    て、 ビデオ・データ・ブロックの空間周波数分布に関する情
    報をピクセル値に変換するステップを備える圧縮ビデオ
    ・データ復号化方法において、 前記変換の前に、前記ブロック内の空間周波数分布に関
    する情報の変化を表す第1の基準値(Xref)を生成
    し、 前記変換の後に、前記ブロックと、前に変換された少な
    くとも1つのビデオ・データ・ブロックとの間の一定の
    情報の変化の唐突さを表す第2の基準値(Δ)を生成
    し、 前記第1の基準値(Xref)を一定の第1のスレショ
    ルド値(TH1)と比較すると共に前記第2の基準値
    (Δ)を一定の第2のスレショルド値(TH2)と比較
    し、 前記第1の基準値(Xref)及び前記第2の基準値
    (Δ)のいずれかがそれぞれ前記第1のスレショルド値
    (TH1)及び前記第2のスレショルド値(TH2)よ
    り大きいことに対する応答として、前記ブロックにおけ
    る誤りを検出することを特徴とする圧縮ビデオ・データ
    復号化方法。
  2. 【請求項2】 マクロブロックを形成する数個のブロッ
    クを復号化した後に、前記マクロブロック内の一定の情
    報の変化の唐突さを表す第3の基準値(Qcurr)を
    生成し、 前記第3の基準値(Xref)を一定の第3のスレショ
    ルド値(TH3)と比較し、 前記第3の基準値が前記第3のスレショルド値より大き
    いことに対する応答として、前記マクロブロックに誤り
    を検出することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 マクロブロックを形成する数個のブロッ
    クを復号化した後に、前記マクロブロックと少なくとも
    1つの前に復号化されたマクロブロックとの間での一定
    の情報の変化の唐突さを表す第3の基準値(Qcur
    r)を生成し、 前記第3の基準値(Xref)を一定の第3のスレショ
    ルド値(TH3)と比較し、 前記第3の基準値が前記第3のスレショルド値より大き
    いことに対する応答として、前記マクロブロックに誤り
    を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 検出された前記誤りに対する応答とし
    て、誤り隠蔽プロセスを開始することを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記変換は前記ブロックの逆DCT変換
    であり、前記方法は、 第1の部分の係数は第2の部分の係数より高い周波数と
    関連する、少なくとも2つの部分に前記ブロックのDC
    T係数を分割し、 前記第1の部分の係数(ACj)から第1の基準値(X
    ref)を生成し、 前記第1の部分に属していない係数の集合の中の係数か
    ら第1のスレショルド値(TH1b)を生成することを
    更に備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第1部分に属していない係数からD
    CT係数の少なくとも2つの集合を形成し、 DCT係数の形成された集合の各々について第1の基準
    値(ACmax, k)を生成し、 DCT係数の形成された集合の各々について対応する第
    1のスレショルド値(TH1a)を生成し、 前記集合の各々について、前記集合の前記第1の基準値
    (ACmax, k)を前記集合の前記第1のスレショルド値
    (TH1a)と比較し、 前記集合の前記第1の基準値(ACmax, k)のいずれか
    が前記集合の対応する前記第1のスレショルド値(TH
    1a)より大きいことに対する応答として、前記ブロッ
    クに誤りを検出することを備えることを特徴とする請求
    項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の基準値はDCT係数の集合の
    最大の絶対係数値(ACmax, k)であり、前記第1のス
    レショルド値は、非ゼロ係数値の個数が1より大きいこ
    とに対する応答として、前記最大絶対係数値(AC
    max, k)を除いた係数値の絶対総和(absumk )に
    加算される所定の定数値(C1)を含むことを特徴とす
    る請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 現在のブロック(Xcurr)のDC成
    分と、少なくとも1つの前に変換されたブロック(Xn
    eigh)のDC成分との差から第2の基準値(Δ)を
    生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 前記第2の基準値の生成は、 各ブロックを一定数のサブブロックに分割し、 前記サブブロックについてのピクセル値の平均値を計算
    し、 現在のサブブロック及び少なくとも1つの他の隣接する
    サブブロックの平均されたピクセル値の差から第2の基
    準値(Δ)を生成することを備えることを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 各ビデオ・データ・ブロックは行をな
    すように配列された数個のピクセルを備え、境界ピクセ
    ル(73,74)は2つのブロック間の境界(70)に
    最も近いピクセルであり、前記第2の基準値の生成は、
    ブロックの境界(70)については、 前記境界ピクセル(73)のピクセル値と、隣接するブ
    ロックの同じ行の中の最も近い前記境界ピクセル(7
    4)のピクセル値との差を表す第1の差値(d1)を計
    算し、 各前記境界ピクセル(73,74)と、同じブロック
    (75,76)の同じ行の中の最も近いピクセルとから
    外挿された境界ピクセル値(77,78)を計算し、 その外挿された境界ピクセル値(77,78)同士の差
    から成る第2の差値(d2)を計算し、 前記第1の差値(d1)と前記第2の差値(d2)とを
    比較し、 前記第1及び第2の差値のうちの小さい方を、前記ブロ
    ックの境界(70)の全てのピクセルについて同様に計
    算された差の総和に加算し、 各ブロックの境界について、前記境界の全てのピクセル
    の差の前記総和から第2の基準値(Δ)を生成すること
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記マクロブロックのAC係数を少な
    くともUブロック、Vブロック及びYブロックの値のグ
    ループ(ACU, j、ACV, j、ACY, j)に分割し、 前記マクロブロックの中のUブロック、Vブロック、及
    びYブロックのAC値の変化を表す値の集合(A
    U, j、ACV, j、ACY, j)を生成し、 U成分及びV成分(ACU, j、ACV, j)の変化の大き
    さから第3の基準値(Qcurr)を生成し、 対応するY成分(ACY, j)の変化の大きさから第3の
    スレショルド値(TH3)を生成することを特徴とする
    請求項2に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記マクロブロックと、少なくとも1
    つの前に復号化されたマクロブロックとのUブロック及
    びVブロックのDC値同士の差から前記第3の基準値
    (Qcurr)を生成し、 前記マクロブロックと、少なくとも1つの前に復号化さ
    れたマクロブロックとのYブロックのDC値同士の差か
    ら第3のスレショルド値(TH3)を生成することを特
    徴とする請求項3に記載の方法。
  13. 【請求項13】 マクロブロック内の数個のブロックに
    おけるAC係数の値の絶対総和から前記第3の基準値を
    生成し、 前記数個のブロックにおけるDC係数の変化を生じさせ
    るのに必要なAC係数の値の推定された総和から前記第
    3のスレショルド値(TH3)を生成することを特徴と
    する請求項2に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記第1の基準値及び前記第2の基準
    値のいずれかがそれぞれ前記第1のスレショルド値及び
    前記第2のスレショルド値より大きいことに対する応答
    として、前記ブロックに疑わしいという印を付け、 疑わしいという印が付けられている少なくとも1つのブ
    ロックを含むマクロブロックについて更に検出を開始す
    ることを特徴とする請求項2又は3に記載の方法。
  15. 【請求項15】 圧縮ビデオ・データ復号化装置(10
    0)であって、 ビデオ・データ・ブロックの空間周波数分布に関する情
    報をピクセル値に変換するための手段(103)を備え
    る圧縮ビデオ・データ復号化装置において、 前記変換の前に、前記ブロック内の空間周波数分布に関
    する情報の変化を表す第1の基準値(Xref)を生成
    するための手段(103)と、 前記変換の後に、前記ブロックと、前に変換された少な
    くとも1つのビデオ・データ・ブロックとの間の一定の
    情報の変化の唐突さを表す第2の基準値(Δ)を生成す
    るための手段(103)と、 前記第1の基準値(Xref)を一定の第1のスレショ
    ルド値(TH1)と比較すると共に前記第2の基準値
    (Δ)を一定の第2のスレショルド値(TH2)と比較
    するための手段(103)と、 前記第1の基準値(Xref)及び前記第2の基準値
    (Δ)のいずれかがそれぞれ前記第1のスレショルド値
    (TH1)及び前記第2のスレショルド値(TH2)よ
    り大きいことに対する応答として、前記ブロックにおけ
    る誤りを検出するための手段(103)とを特徴とする
    圧縮ビデオ・データ復号化装置。
  16. 【請求項16】 マクロブロックを形成する数個のブロ
    ックを復号化した後に、前記マクロブロック内での一定
    の情報の変化の唐突さを表す第3の基準値(Qcur
    r)を作るための手段(103)と、 前記第3の基準値(Xref)を一定の第3のスレショ
    ルド値(TH3)と比較するための手段(103)と、 前記第3の基準値が前記第3のスレショルド値より大き
    いことに対する応答として、前記マクロブロックに誤り
    を検出するための手段(103)とを更に備えることを
    特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 検出された前記誤りに対する応答とし
    て、誤り隠蔽プロセスを開始するための手段(103)
    を更に備えることを特徴とする請求項15又は16に記
    載の装置。
  18. 【請求項18】 前記装置は移動端末(MT)であるこ
    とを特徴とする請求項15〜17のいずれか一項に記載
    の装置。
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