JP2000165433A - 電子メールシステム - Google Patents

電子メールシステム

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JP2000165433A
JP2000165433A JP33615098A JP33615098A JP2000165433A JP 2000165433 A JP2000165433 A JP 2000165433A JP 33615098 A JP33615098 A JP 33615098A JP 33615098 A JP33615098 A JP 33615098A JP 2000165433 A JP2000165433 A JP 2000165433A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各ユーザのメール受信量や受信時間帯などに
応じて着信通知し、少ない記憶容量でメールを新着と着
信通知済みとに区分して管理する。 【解決手段】 通信装置1からの電子メールはメール管
理部7で管理されメール保存部8に保存される。通信装
置2からのメール確認周期は設定管理部9で管理され設
定保存部10に保存され、設定管理部9はメール確認周
期表を作成する。該周期表の確認時刻に時刻管理部12
から出力されるメール確認要求命令に従ってメール確認
部13はメールリストを作成し、該リスト中に新着メー
ルがあると、ユーザ情報保存部11に記憶された通信装
置3の電話番号を発呼しメールリストを送信して新着メ
ールの着信を通知する。前記メール確認周期はユーザ毎
に、また時間帯毎に設定可能である。着信通知を行った
メールのヘッダには着信通知済みであることを表す識別
子が付加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールシステ
ムに関し、特にメールサーバの新着メールの着信を通知
するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】電子メールシステムは、電子メールの送
受信が可能な複数の通信装置と、各通信装置と通信網に
よって接続されるメールサーバとを備え、電子メールは
メールサーバを介して通信装置間で送受信される。この
ような電子メールシステムでは、一般に、通信装置から
発信された電子メールはメールサーバに一旦保存され、
相手通信装置には直接届かない。したがって、通信装置
はメールサーバに対して電子メールの着信有無の確認動
作を行うが、この確認動作のための通信装置のユーザの
煩わしい操作や手間を低減する着信通知システムが、た
とえば特開昭63−292847号公報、特開平5−4
8645号公報および特開平10−107835号公報
に開示されている。特開昭63−292847号公報お
よび特開平5−48645号公報では、電子メールを受
信したメールサーバは通信装置に対して直ちに着信を通
知している。また特開平10−107835号公報で
は、たとえば10分の一定時間の間隔で受信メモリから
メールを取出して着信を通知している。
【0003】一方、メールサーバに保存される電子メー
ルには着信通知をまだ行っていない新着メールと着信通
知を既に行ったメールとがあり、着信通知時には保存メ
ール数、発信元情報および本文の内容などが通知情報と
して必要であり、メールサーバでは電子メールを管理す
る必要がある。
【0004】前記特開平5−48645号公報のメール
サーバは、各ユーザの通信端末毎のメール数を格納する
リストを備える。メールサーバのメール数に変化があっ
たとき、すなわち通信装置からメールを受信したときや
通信装置がメールを取込んだときには、前記リストのメ
ール数が更新され、このようにして各ユーザ毎のメール
数を把握している。しかし、該メールサーバではメール
数しか管理されておらず、保存されているメールが新着
メールであるか着信通知を既に行ったメールであるかを
区別して管理していない。
【0005】前記特開平10−107835号公報のメ
ールサーバでは、一定時間間隔で受信メモリからメール
を取出し、発信元のアドレス、発信日時、サブジェクト
(タイトル)および本文などのデータを抜出し、各デー
タが予め定められた条件に適合するか否かを判断し、そ
の判断結果に応じた方法で着信を通知している。たとえ
ば、前記条件に適合する場合には、発信元のアドレスと
サブジェクトのみによって、またはメール全文によって
着信を通知している。なお、前記条件に適合しない場合
には着信は通知されない。受信メモリから取出されたメ
ールは他の記憶領域に保存されるので、受信メモリには
新着メールだけが保存される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記特開昭63−29
2847号公報および特開平5−48645号公報の着
信通知システムでは、電子メールが受信されるたびに着
信が通知されるので、頻繁にメールが届くユーザの通信
装置では着信通知回数が多くなり、通信回線の使用料金
が大きくなる。また前記特開平10−107835号公
報の着信通信システムでは、いずれのユーザの通信装置
に対しても同じ一定の時間間隔で着信が通知され、各ユ
ーザのメール受信量の違いや時間帯によるメール受信量
の違いは考慮されていない。したがって、メール受信量
の少ないユーザの通信装置では必要以上のメール確認動
作を行い、そのような通信装置に対するメールサーバで
は必要以上の処理を行うこととなる。また、メール受信
量の多いユーザの通信装置では着信通知回数が不足し、
着信通知が遅れてしまう。
【0007】一方、メールサーバに保存される電子メー
ルの管理に関して、前記特開平5−48645号公報で
は、メールサーバのメール数に変化があったときにリス
トのメール数が更新され、このために手間を要する。ま
た、メール数しか管理されていないので、保存されてい
るメールが新着メールであるか着信通知済みのメールで
あるかを区別できない。また前記特開平10−1078
35号公報では、保存されているメールが新着メールで
あるか着信通知済みのメールであるかを区別することが
できるが、そのために受信メモリ以外の他の記憶領域が
必要である。
【0008】携帯するために高い利便性および小型化が
要求される電話機で通信装置を実現した電子メールシス
テムでは、上述の不都合は特に顕著である。
【0009】本発明の目的は、各ユーザのメール受信量
や受信時間帯などに応じた着信通知ができる電子メール
システムを提供すること、さらに少ない記憶容量で受信
メールを新着と着信通知済みとに区分して管理し保存で
きる優れた利便性の電子メールシステムを提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子メールの
送受信が可能な複数の通信装置と各通信装置と通信網に
よって接続されるメールサーバとを備え、メールサーバ
を介して通信装置間で電子メールを送受信する電子メー
ルシステムにおいて、前記メールサーバは、受信したメ
ールを管理し保存するメール管理保存部と、入力された
メール確認周期を管理し保存し、該メール確認周期から
メール確認周期表を作成するメール確認周期管理保存部
と、ユーザの通信装置のアドレスを保存するユーザ情報
保存部とを備え、前記メール確認周期表に基づく時刻と
なったときに出力されるメール確認要求命令に従ってメ
ールリストを作成し、該メールリスト中に着信通知をま
だ行っていない新着メールがある場合、前記ユーザ情報
保存部からユーザの通信装置のアドレスを取得して発信
し、作成したメールリストを送信して新着メールの着信
通知を行うことを特徴とする電子メールシステムであ
る。
【0011】本発明に従えば、通信装置から電子メール
が発信されると、当該電子メールはメールサーバによっ
て受信されてそのメール管理保存部に一旦保存される。
メールサーバには通信装置からメール確認周期が予め入
力されており、この周期からメール確認周期表が作成さ
れている。メール確認周期は適宜設定登録および変更可
能に構成される。
【0012】メール確認周期表に基づく時刻となったと
きに出力されるメール確認要求命令に従ってメールリス
トが作成される。該メールリスト中に着信通知をまだ行
っていない新着メールがあるか否かが判断され、ある場
合には、ユーザ情報保存部に保存されたユーザの通信装
置のアドレスが取得されて発信される。そして、作成さ
れたメールリストが送信され、このようにして新着メー
ルの着信通知が行われる。前記ユーザ情報保存部に保存
されたユーザの通信装置、たとえば携帯電話機で電子メ
ールの取込み動作が実行されると、メールサーバは一旦
保存した電子メールを携帯電話機に向けて送信する。こ
のようにして一方通信装置からの電子メールが他方通信
装置へ与えられる。
【0013】メールサーバのメール確認周期管理保存部
で管理され保存されるメール確認周期は通信装置から予
め入力されるので、メール受信量や受信時間帯などを考
慮して設定することができる。したがって、最適な条件
で効率良く着信を通知することができる。メールサーバ
から通信装置に着信が通知されるので、携帯電話機など
の通信装置のユーザはメールサーバに着信メールの有無
を確認する手間を省くことができる。また、メールサー
バはメールを受信する毎に通知するのではなく、ユーザ
によって設定された周期で通知するので、頻繁にメール
を受信するユーザの通信装置では回線使用料金を抑制す
ることができる。
【0014】本発明は、前記メールサーバのメール確認
周期管理保存部は、入力されたメール確認周期をユーザ
毎に管理し保存し、前記メールサーバのユーザ情報保存
部は、ユーザ毎に通信装置のアドレスを保存し、前記メ
ールサーバは、前記メール確認周期表に基づく所定ユー
ザに対応する時刻となったときに出力されるメール確認
要求命令に従って所定ユーザに関するメールリストを作
成し、該メールリスト中に着信通知をまだ行っていない
新着メールがある場合、前記ユーザ情報保存部から所定
ユーザの通信装置のアドレスを取得して発信し、作成し
たメールリストを送信して新着メールの着信通知を行う
ことを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、メールサーバのメール確
認周期管理保存部で管理され保存されるメール確認周期
はユーザ毎に設定される。したがって、各ユーザのメー
ル受信量や受信時間帯などを考慮した最適な条件で効率
良く着信を通知することができる。
【0016】本発明は、前記メールサーバのメール確認
周期管理保存部は、メール確認周期を時間帯毎に管理し
保存することを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、メールサーバのメール確
認周期管理保存部で管理され保存されるメール確認周期
は時間帯毎に設定される。したがって、時間帯毎の最適
な条件で効率良く着信を通知することができる。
【0018】本発明は、前記メールサーバのメール管理
保存部に保存されるメールには着信通知状況を表す識別
子が付加され、該識別子によって作成したメールリスト
中に着信通知をまだ行っていない新着メールがあるか否
かが判断され、かつ新着メールの着信通知を行った後、
メール管理保存部に保存されるメールに対して着信通知
済みであることを表す識別子が付加されることを特徴と
する。
【0019】本発明に従えば、着信通知を行ったメール
のヘッダには着信通知済みであることを表す識別子が付
加される。この識別子によって、保存されているメール
が新着メールであるか着信通知を行ったメールであるか
を容易に識別することができる。識別子を付加するだけ
でメールの識別が可能なので、着信通知済みのメールを
保存するための大容量な記憶領域は不要である。なお、
メールが通信装置に与えられて削除されると前記識別子
も削除するよう構成することで、メール状態変化に容易
に対応することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある電子メールシステムを示す図である。電子メールシ
ステムは、電子メールの送受信が可能な複数(本形態で
は3)の通信装置1〜3と、各通信装置1〜3と通信網
によって接続されるメールサーバ4とを備え、メールサ
ーバ4を介して通信装置1〜3の間で電子メールが送受
信される。
【0021】本発明は、特にメールサーバ4における電
子メールの着信を通知するシステムに関し、通信装置1
〜3は既存の技術によって構成された通信装置を用いて
実現される。本形態では、通信装置1,2をパーソナル
コンピュータなどの通信装置で実現し、通信装置3を携
帯可能な電話機などの通信装置で実現した例について説
明する。
【0022】通信装置1,2はメールサーバ4とLAN
(ローカルエリアネットワーク)5などの専用回線を介
して通信が行われるが、LAN5の他に電話回線やIS
DN回線などの公衆回線を介して通信するようにしても
構わない。通信装置3はメールサーバ4と電話網6を介
して通信する。
【0023】インターネットなどのネットワークに接続
されるメールサーバ4は、メール管理部7、設定管理部
9、時刻管理部12、新着メール確認部13、LAN接
続部14、電話接続部15および記憶部16を備える。
記憶部16は、メール保存部8、設定保存部10および
ユーザ情報保存部11を備える。
【0024】メールサーバ4で受信した通信装置1,2
からの電子メールはLAN接続部14を介して、また通
信装置3からの電子メールは電話接続部15を介してそ
れぞれメール管理部7に与えられて管理され、さらにメ
ール保存部8に保存される。メール保存部8は、たとえ
ば各ユーザのメールボックスの集合で構成される。
【0025】メール管理部7は、メール保存部8に保存
されるメールに対して着信通知状況を表す識別子を付加
する。この識別子によって、新着メール確認部13は、
後述するようにして作成されたメールリスト中に着信通
知をまだ行っていない新着メールがあるか否かを容易に
判断することができる。なお、メール管理部7は、新着
メールの着信通知を行った後に、メール保存部8に保存
されるメールに対して着信通知済みであることを表す識
別子を付加する。前記識別子としては、予め1つに定め
られた文字列であって、メール本文中に含まれる可能性
の低い文字列、たとえば「X−tsuuchi:ye
s」を付加することが好ましい。
【0026】メールサーバ4に入力されたメール確認周
期であって、メールクライアントとしての端末である通
信装置2からのメール確認周期は、LAN接続部14を
介して設定管理部9に与えられて管理され、設定保存部
10に保存される。メール確認周期は、適宜、設定登録
され、また変更可能である。
【0027】図2は、メール確認周期の設定例17を示
す図である。周期19は各ユーザA,B,C毎に設定可
能である。また、周期19は時間帯18毎に設定可能で
ある。設定保存部10では、各ユーザ毎および/または
時間帯毎に設定されたメール確認周期が保存される。た
とえば、ユーザAに対しては、9時〜12時の間は30
分周期で、12時〜17時の間は60分周期でそれぞれ
メール確認して着信を通知するよう設定される。なお、
17時〜9時の間はメール確認せず着信を通知しないよ
う設定される。同様にしてユーザBに対しては、9時〜
12時の間は30分周期で、12時〜15時の間は20
分周期で、15時〜17時の間は60分周期で、17時
〜21時の間は120分周期でそれぞれメール確認し、
21時〜9時の間はメール確認しないよう設定される。
ユーザCに対しては、8時〜13時の間は30分周期
で、13時〜19時の間は60分周期でそれぞれメール
確認し、19時〜8時の間はメール確認しないよう設定
される。
【0028】設定管理部9は、入力されたメール確認周
期からメール確認周期表を作成する。メール確認周期表
とは、各ユーザ毎のメール確認周期を統合し、何時にど
のユーザのメールを確認するかをまとめたものであり、
メール確認周期の設定登録や変更があれば更新される。
【0029】図3は、メール確認周期表20の例を示す
図である。メール確認周期表20は、時刻21とメール
確認を行うユーザ22とを互いに対応付けて構成され
る。ここでは、8時および8時30分にユーザC、9時
および9時30分にユーザA,B,C、…、12時にユ
ーザA,B,C、12時20分にユーザB、12時30
分にユーザC、12時40分にユーザB、13時にユー
ザA,B,C、…、15時、16時および17時にユー
ザA,B,C、18時にユーザC、19時にユーザB,
Cのメールをそれぞれ確認して着信を通知することが示
されている。
【0030】ユーザ情報保存部11には、ユーザ毎の通
信装置のアドレスが保存される。ここでは、通信装置2
から入力された通信装置3を表す電話番号が保存され
る。
【0031】時刻管理部12は、作成されたメール確認
周期表20に基づく確認すべき時刻21となったときに
メール確認要求命令を出力する。新着メール確認部13
は、メール確認要求命令に従って、メール確認周期表2
0で時刻21に対応付けられたユーザ22についてのメ
ールリストを作成する。
【0032】図4は、メールリスト23の例を示す図で
ある。メールリスト23は、メール保存部8に記憶され
たメールのヘッダから発信者および件名を、また前記識
別子をそれぞれ抽出して、作成される。ここでは、メー
ル番号24、新着情報25、発信者情報26および件名
27が互いに対応付けられており、メール番号1の発信
者は「tanaka@…」で、件名は「会議」であり、
メール番号2の発信者は「yamada@…」で、件名
は「出張報告」であり、メール番号3の発信者は「su
zuki@…」で、件名は「連絡」であり、メール番号
4の発信者は「takahasi@…」で、件名は「会
議」である。また、メール番号3,4のメールが新着で
ある。メールリスト23は図4に示される形態に限るも
のではなく、メールのサイズや本文の一部分などを含ん
で構成するようにしても構わない。
【0033】新着メール確認部13は、また、作成した
メールリスト23の中に着信通知をまだ行っていない新
着メールがあるか否かを判断し、ある場合にはユーザ情
報保存部11に保存されたユーザ通信装置のアドレスを
取得し、電話接続部15に与えて着信通知を要求する。
ここで、新着メール確認部13は、アドレスとともに作
成したメールリスト23を電話接続部15に与える。
【0034】電話接続部15は、通信装置3に発呼可能
に構成され、たとえば電話モデムを備え、新着メール確
認部13からのアドレスを発呼し、メールリストを送信
する。このようにして、メールサーバ4は通信装置3に
対して新着メールの着信通知を行う。なお、着信通知が
成功したとき、電話接続部15は着信通知が成功したメ
ールをメール管理部7に報告する。
【0035】図5は、メールサーバ4の新着メールの着
信通知動作を示すフローチャートである。ステップS1
では、時刻管理部12がメール確認周期表20に基づく
時刻21となったか否かを判断し、当該時刻21となる
とメール確認要求命令を出力する。次のステップS2で
は、新着メール確認部13がメール確認要求命令に従
い、メール保存部8に保存された時刻21に対応するユ
ーザ22のメールを参照して、メールリスト23を作成
する。次のステップS3では、新着メール確認部13が
作成したメールリスト23の中に新着メールがあるか否
かを判断し、ある場合にはステップS4に進み、ない場
合にはステップS1に戻る。
【0036】ステップS4では、新着メール確認部13
は着信通知を行うユーザの通信装置の電話番号をユーザ
情報保存部11から取得し、電話接続部15にメールリ
スト23とともに与える。次のステップS5では、電話
接続部15が電話番号を発呼し接続を試みる。次のステ
ップS6では、電話接続部15が接続が成功したか否か
を判断し、成功したときにはステップS7に進み、成功
しなかったときにはステップS1に戻る。
【0037】ステップS7では、電話接続部15はメー
ルリスト23を送信する。次のステップS8では、電話
接続部15がメールリスト23の送信が成功したか否か
を判断し、成功した場合には成功したメールをメール管
理部7に報告してステップS9に進み、成功しなかった
場合にはステップS1に戻る。ステップS9では、メー
ル管理部7は着信通知を行ったメールのヘッダに着信通
知済みであることを表す識別子を付加する。そしてステ
ップS1に戻る。
【0038】以上のように本形態の電子メールシステム
によれば、設定管理部9で管理され設定保存部10に保
存されるメール確認周期19は通信装置2から予め入力
されるので、メール受信量や受信時間帯などを考慮して
設定することができる。したがって、メールサーバ4は
通信装置3に対して最適な条件で効率良く着信通知する
ことができる。メールサーバ4から通信装置3に着信が
通知されるので、通信装置3のユーザはメールサーバ4
に着信メールの有無を確認する必要はない。また、ユー
ザによって設定された周期で着信を通知するので、通信
装置3が頻繁にメールを受信するユーザの通信装置であ
った場合、電話網6の使用料金を低減することができ
る。
【0039】特に、メール確認周期19はユーザA,
B,C毎に設定されるので、各ユーザA,B,Cのメー
ル受信量や受信時間帯などを考慮した最適な条件で効率
良く着信を通知することができる。また、メール確認周
期19は時間帯18毎に設定されるので、時間帯毎の最
適な条件で効率良く着信を通知することができる。さら
に、メール管理部7がメールに対して付加する識別子に
よって、メール保存部8に保存されているメールが新着
メールであるか着信通知を行ったメールであるかを容易
に識別することができ、着信通知済みのメールを保存す
るための大容量な記憶領域は不要である。なお、メール
が通信装置3に与えられてメール保存部8から削除され
たときに、前記識別子をともに削除するよう構成するこ
とが好ましい。これによって、メールの状態変化に容易
に対応することができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、メール確
認時刻となるとメールリストが作成され、該メールリス
ト中に着信通知をまだ行っていない新着メールがある場
合、ユーザのアドレスが発信されて作成されたメールリ
ストが送信され、このようにして新着メールの着信が通
知される。メール確認周期は通信装置からメール受信量
や受信時間帯などを考慮して設定し入力することがで
き、したがって最適な条件で効率良く着信を通知するこ
とができる。メールサーバから通信装置に着信が通知さ
れるので、通信装置のユーザは着信メールの有無を確認
する必要がなく、利便性が向上する。また、メールサー
バはユーザによって設定された周期で着信を通知するの
で、頻繁にメールを受信するユーザの通信装置では回線
使用料金を低減することができる。
【0041】また本発明によれば、前記メール確認周期
はユーザ毎に設定されるので、各ユーザのメール受信量
や受信時間帯などを考慮した最適な条件で効率良く着信
を通知することができる。
【0042】また本発明によれば、前記メール確認周期
は時間帯毎に設定されるので、時間帯毎の最適な条件で
効率良く着信を通知することができる。
【0043】また本発明によれば、着信通知を行ったメ
ールのヘッダに着信通知済みであることを表す識別子を
付加するようにしたので、大容量な記憶容量を必要とす
ることなく保存されているメールが新着メールであるか
着信通知を行ったメールであるかを容易に識別すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である電子メールシステ
ムを示す図である。
【図2】メール確認周期の設定例17を示す図である。
【図3】メール確認周期表20の例を示す図である。
【図4】メールリスト23の例を示す図である。
【図5】メールサーバ4の新着メールの着信通知動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1〜3 通信装置 4 メールサーバ 5 LAN(ローカルエリアネットワーク) 6 電話網 7 メール管理部 8 メール保存部 9 設定管理部 10 設定保存部 11 ユーザ情報保存部 12 時刻管理部 13 新着メール確認部 14 LAN接続部 15 電話接続部 16 記憶部 20 メール確認周期表 23 メールリスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA12 GB03 JA31 KC30 KC59 LA03 LA13 5K030 GA06 GA18 HA06 HB15 KA01 KA05 KA06 KA21 LD14 LD18 LE12 5K033 BA13 DB12 DB14 DB16 EA07 EC04 9A001 JJ14 JJ27 JJ72

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールの送受信が可能な複数の通信
    装置と各通信装置と通信網によって接続されるメールサ
    ーバとを備え、メールサーバを介して通信装置間で電子
    メールを送受信する電子メールシステムにおいて、 前記メールサーバは、 受信したメールを管理し保存するメール管理保存部と、 入力されたメール確認周期を管理し保存し、該メール確
    認周期からメール確認周期表を作成するメール確認周期
    管理保存部と、 ユーザの通信装置のアドレスを保存するユーザ情報保存
    部とを備え、 前記メール確認周期表に基づく時刻となったときに出力
    されるメール確認要求命令に従ってメールリストを作成
    し、該メールリスト中に着信通知をまだ行っていない新
    着メールがある場合、前記ユーザ情報保存部からユーザ
    の通信装置のアドレスを取得して発信し、作成したメー
    ルリストを送信して新着メールの着信通知を行うことを
    特徴とする電子メールシステム。
  2. 【請求項2】 前記メールサーバのメール確認周期管理
    保存部は、入力されたメール確認周期をユーザ毎に管理
    し保存し、 前記メールサーバのユーザ情報保存部は、ユーザ毎に通
    信装置のアドレスを保存し、 前記メールサーバは、前記メール確認周期表に基づく所
    定ユーザに対応する時刻となったときに出力されるメー
    ル確認要求命令に従って所定ユーザに関するメールリス
    トを作成し、該メールリスト中に着信通知をまだ行って
    いない新着メールがある場合、前記ユーザ情報保存部か
    ら所定ユーザの通信装置のアドレスを取得して発信し、
    作成したメールリストを送信して新着メールの着信通知
    を行うことを特徴とする請求項1記載の電子メールシス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記メールサーバのメール確認周期管理
    保存部は、メール確認周期を時間帯毎に管理し保存する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の電子メールシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記メールサーバのメール管理保存部に
    保存されるメールには着信通知状況を表す識別子が付加
    され、該識別子によって作成したメールリスト中に着信
    通知をまだ行っていない新着メールがあるか否かが判断
    され、かつ新着メールの着信通知を行った後、メール管
    理保存部に保存されるメールに対して着信通知済みであ
    ることを表す識別子が付加されることを特徴とする請求
    項1〜3のうちのいずれか1つに記載の電子メールシス
    テム。
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