JP2000152211A - 有料放送システムおよびそのシステムに用いる受信機 - Google Patents

有料放送システムおよびそのシステムに用いる受信機

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JP2000152211A
JP2000152211A JP10323874A JP32387498A JP2000152211A JP 2000152211 A JP2000152211 A JP 2000152211A JP 10323874 A JP10323874 A JP 10323874A JP 32387498 A JP32387498 A JP 32387498A JP 2000152211 A JP2000152211 A JP 2000152211A
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】後払い有料放送において、中間の管理センタが
介在していても情報漏洩がないように放送局側で安全に
視聴者情報の管理ができるようする。 【解決手段】放送局10A,10Bからの有料放送番組を受信
した受信機30に当該視聴した放送番組の情報を視聴情報
として蓄積し、この蓄積した視聴情報は管理センタ20を
通じて回収し、料金計算する放送システムにおいて、前
記受信機には放送局別の視聴情報を当該放送局専用の第
1暗号鍵Kwにて暗号化し、更に第2暗号鍵Kcにて暗号化
する手段32と、この暗号化視聴情報を管理センタに送出
する手段37とを設け、管理センタ20はこの受信機から受
けた視聴情報を第2暗号化鍵にて暗号化を解き、第1暗
号化鍵で暗号化された放送局別の視聴情報として保管し
該当放送局に分配する手段を設け、放送局は分配された
視聴情報を自局の第1の暗号化鍵で解いて視聴情報を
得、契約者別視聴料金管理を行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料放送システム
にかかわり、特に視聴者の受信機から情報を回収する際
に情報内容が第三者に漏れることのないようにした有料
放送システムおよびそのシステムに用いる受信機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】有料で番組を提供する有料放送では、視
聴者がその有料放送番組を提供する放送局と受信契約を
締結し、且つ、その有料放送番組を受信できる受信機を
設置して番組を視聴する仕組みとなっている。図4にこ
のような従来のペイパービュー方式による有料放送のシ
ステム例を示す。図中1a,1bは有料番組を提供する
放送局であり、2はプラットホーム事業者システムであ
って、放送局1a,1bからの放送番組を暗号化(スク
ランブル処理)し、また、これに契約情報(EMM情
報)と番組情報(ECM情報)を多重してから当該放送
番組を送信すると共に、契約視聴者の受信機からペイパ
ービュー(PPV)視聴情報を読み出し、当該情報をも
とに各受信機のPPV視聴料金を計算し、視聴者に請
求、回収するほか、これによって回収した売上金を、関
係する放送局に渡すと云った機能を有する。受信機3は
受信した放送番組を契約情報に従ってデスクランブル
し、テレビ信号化してテレビ受像機に与えると共に、番
組情報から得た視聴している情報(視聴情報)をメモリ
に保存し、プラットホーム事業者システム2からの要求
によりこの保存した情報を当該システム2に送信すると
云った機能を有する。
【0003】この例の受信機3は視聴管理用にICカー
ドを使用した例である。また、放送局1a,1bは番組
(映像、音声データ)を供給するのみであり、視聴者と
の契約に従って受信機の制御を行うのはプラットホーム
事業者システム2である。このプラットホーム事業者に
放送局は番組を供給し、スクランブル放送を依頼するほ
か、視聴料金の収集を依頼するようになっている。
【0004】次に有料放送の仕組みについて説明する。
まず、放送局から視聴契約を結んだ視聴者の受信機3
(IRD)には、契約情報(EMM情報)が与えられ
る。この情報は契約した者の受信機3が視聴できるよう
にするための情報であり、放送局1a,1bはEMM情
報を与えた受信機が視聴可能になるように、受信機3に
固有の個別鍵(Km)で暗号化し、さらに受信機3が伝送
されるEMM情報の中から自己の受信機宛のEMM情報
をフィルタリングできるようにするためIDを付加して
送出する。
【0005】このため、その個別鍵Kmを有しない受信
機ではその暗号化されている情報を取り込むことができ
ず、他人の情報を使用して只見をするような不正ができ
ないようになっている。また、このEMM情報はICカ
ード内に記憶され、不正に書き換えができないようにな
っている。
【0006】また、図4の有料放送では、EMM情報で
ワーク鍵Kwも与えるようになっている。このワーク鍵
Kwは、以下に示すECM情報を不正に利用されないよ
うに暗号化するための鍵である。すなわち、ECM情報
とは、視聴契約がある全受信機のICカードに共通に与
える番組に関する情報であり、ワーク鍵Kwで暗号化され
た情報として与えられる。このECM情報は放送してい
る番組に関する情報の他、映像および音声信号など放送
でサービスされる情報に施したスクランブルを解くため
の鍵であるスクランブル鍵Ksが含まれている。
【0007】このため、視聴契約が無い受信機のICカ
ードでは、EMM情報を放送局から受けることができ
ず、従って、ワーク鍵Kwも得られないため、最終的に
スクランブル鍵Ksも得られないので番組視聴できない
仕組みである。
【0008】この視聴契約の有無の判定は、この図4に
示すICカード内の視聴可否判定部において、EMM情
報とECM情報とを比較することで行っている。判定の
結果、契約があると判断した場合にはECM内にあるデ
スクランブル鍵Ksをデスクランブル部へ与え、デスク
ランブルできるようにしているが、契約がない場合に
は、スクランブル鍵Ksをデスクランブル部へ与えず、
視聴できないようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したような有
料放送システムおよび受信機では、プラットホーム事業
者がEMMの送付により各受信機を制御することが基本
となっているが、ペイパービュー放送と呼ばれる番組を
視聴するごとに課金する形態の放送では、ペイパービュ
ー番組(以下PPV番組)視聴の際に視聴実績データ
(以下視聴情報)をICカード内に記憶し、後でプラッ
トホーム事業者からの指示(EMM情報等で指示する)
により視聴情報を回収し、視聴情報に従って料金を請求
される様になっている。この場合、視聴情報の回収は視
聴者管理をしているプラットホーム事業者側のシステム
が行い、売り上げを放送局に分配することになる。また
視聴情報に回収にあたっては、不正が行われないように
受信機と、図4に示すPPV視聴情報回収部が、暗号技
術を利用して認証をするほか、視聴情報自体にも暗号を
かけて改ざんできないようにすることもある。なお、P
PV視聴情報回収部は、回収した視聴情報の改ざん検査
を行い問題ない場合には、ICカード内の視聴情報メモ
リに記憶されている回収済み視聴情報の削除を指示し、
ICカードは回収済み視聴情報のメモリ削除を行う。
【0010】このように、従来システムの場合は、プラ
ットホーム事業者が視聴者管理を行う方法が一般的であ
ったが、この仕組みの場合、視聴者管理をプラットホー
ム事業者に委ねているため、放送局個別の事業情報の機
密保持が問題となる。すなわち、視聴者から回収された
視聴情報は、どの局のどの番組がどの程度利用されてい
るかと云った本来、局側で機密にしておきたい情報が、
プラットホーム事業者側に知られてしまうと云う問題で
ある。
【0011】従って、プラットホーム事業者のような中
間の管理センタが介在していても情報漏洩がないように
放送局側で安全に視聴者情報の管理ができるような有料
放送システムの実現が嘱望されている。
【0012】従って、本発明の目的とするところは、中
間の管理センタが介在していても情報漏洩がないように
放送局側で安全に視聴者情報の管理ができるような有料
放送システムおよびそのシステムに用いる受信機を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成する。すなわち、放送局か
ら提供される有料放送番組を視聴のために受信した受信
機に、この有料放送番組の情報を視聴情報として蓄積
し、この蓄積した視聴情報は管理センタを通じて回収
し、料金計算するようにした放送システムにおいて、前
記受信機には放送局別の視聴情報を当該放送局専用の第
1の暗号鍵により暗号化し、さらに第2の暗号鍵により
暗号化する手段と、この暗号化された視聴情報を管理セ
ンタに送出する手段とを設け、管理センタはこの受信機
から受けた視聴情報を前記第2の暗号化鍵により暗号化
を解き、第1の暗号化鍵で暗号化された放送局別の視聴
情報として保管し、該当の放送局に分配する手段を設
け、放送局は分配された視聴情報を自局の第1の暗号化
鍵で解くことにより、視聴情報を得て、契約者別視聴料
金管理を行う構成とすることを特徴とする。また、前記
第1の暗号鍵もしくは第2の暗号鍵を放送局が電波もし
くは通信回線で前記受信機に送付する構成とすると共に
これら暗号化鍵は変更可能であることを特徴とする。
【0014】本発明によれば、有料放送のひとつである
後払いのPPV放送(ペイパービュー方式の放送)にお
いて、契約者の受信機から回収する視聴情報は放送局別
にその放送局専用の暗号化鍵(第1の暗号化鍵)で暗号
化し、さらにこれを第2の暗号化鍵を用いて通信の際の
セキュリティ用に暗号化した2重暗号化の処理をして伝
送させるようにし、放送局別視聴情報を管理センタに回
収した段階で、受信機内の視聴情報を削除させるように
したので、視聴情報を失うことなく、受信機内の視聴情
報の蓄積状態を調整でき、また、2重暗号化された視聴
情報は管理センタにおいて通信用の暗号化を解くことで
視聴情報は放送局別にその放送局専用の暗号化鍵で暗号
化した状態のまま保管され、その後にその状態のまま該
当の各放送局に分配される仕組みであるから、管理セン
タでの視聴情報漏洩の心配がなく、セキュリティの面で
安全であるほか、放送局側では管理センタが回収した視
聴情報をリアルタイムに受け取る態勢は整える必要がな
く、管理が楽な有料放送システムを構築できる。
【0015】また、セキュリティ維持のため、放送局で
第1の暗号化鍵すなわち、自局専用の暗号化鍵(ワーク
鍵)をしばしば変更する方式を採用している場合、PP
V視聴情報回収センタシステム内に長期保管した視聴情
報は暗号化に使用したワーク鍵が様々になって、放送局
側で暗号化を解く際の障害になる可能性があるが、この
ような場合に対処するために、本発明ではワーク鍵で暗
号化された視聴情報には、ワーク鍵の識別コードを添付
しておくようにしたことで、放送局側ではこの添付され
たワーク鍵の識別コードを参照することでどのワーク鍵
を使用すれば良いかが直ちにわかるようになり、従っ
て、暗号化に使用したワーク鍵が種々混在する場合にお
いても、放送局側では円滑に暗号化を解いて各契約者の
視聴情報を取得することができるようになる。
【0016】また、この通信方法をショッピング放送に
適用した場合にも、管理センタが契約者の受信機からの
商品注文情報をリアルタイムで受け付けるとともに、受
け付けた情報は一時記憶し、その後に放送局へ与える構
成であるため、各放送局はリアルタイムで応答する装置
を持つ必要がないほか、管理センタ内では、商品注文情
報は管理センタが全く関与しない放送局側用のワーク鍵
で暗号化されたまま扱うことになるため、たとえ、管理
センタ側で情報が漏洩しても、各放送局の商品注文情報
や商品注文者のプライバシは保護されるというメリット
も得られるシステムを提供できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を説
明する。図1に本発明による有料放送システムの構成例
をブロック図で示す。図において、10A,10Bはそ
れぞれ有料放送番組を提供する別々の放送局であり、2
0は管理センタシステム、30は契約視聴者の受信機で
ある。
【0018】放送局10A,10Bは、放送番組を保存
し、読み出す記録再生装置11、ワーク鍵Kwも含めた
EMM情報(契約情報)を生成して多重化部15に出力
すると共に、ECMの情報(視聴契約されている全受信
機のICカードに共通に与える番組に関する情報)の暗
号化処理に使用するワーク鍵Kwを発生してECM生成
・暗号化処理部13に与えるEMM生成部12、番組に
関する情報であるECMの情報を生成し、これを暗号化
処理して多重化部15に出力すると共に、スクランブル
処理に使用するスクランブル鍵Ksを発生してスクラン
ブラ14に与えるECM生成・暗号化処理部13、記録
再生装置11から読み出されたMPEG形式の符号化処
理が成された放送番組を、ECM生成・暗号化処理部1
3から与えられたスクランブル鍵Ksを用いてスクラン
ブル処理して多重化部15に出力するスクランブラ1
4、これらEMM生成部12およびEMM生成・暗号化
処理部13およびスクランブラ14からの出力を多重化
し、送信する多重化部15からなる。
【0019】また、管理センタシステム20は、各契約
視聴者の受信機30の識別符号IDやマスタ鍵Km、通
信鍵Kcを保持した記憶装置21、各放送局で生成した
EMM情報(契約情報)の暗号化処理を実施し、また、
IDやマスタ鍵Km、通信鍵Kcを管理する鍵管理管理
センタ22、契約視聴者の受信機30からペイパービュ
ー(PPV)視聴情報を読み出して各放送局個別のPP
V視聴情報について保持したり、該当の放送局に伝送し
たりするPPV視聴情報回収センタ23とを備える。
【0020】受信機30は、受信した放送信号をチュー
ナにて選局することにより、特定の放送局の放送番組の
放送信号を取り込む機能、この受信した放送信号を放送
番組、EMM情報(契約情報)、ECMの情報に分離す
る機能を備えている。受信機30は、ID情報を保持す
るID情報保持部34、分離されたEMM情報からこの
ID情報保持部34の持つID情報でフィルタリングし
て自己宛のEMM情報(契約情報)を抽出するフィルタ
リング部33、フィルタリング部33で抽出されたEM
M情報と受信機30の受信したデータ中に含まれるEC
Mの情報とから視聴可否判定し、視聴可のときにはスク
ランブル鍵Ksを発生し、また、視聴可のとき、視聴し
た番組の情報を保持するといった機能を有するICカー
ド32、ICカード32から得られたスクランブル鍵K
sを用いて受信信号をデスクランブルするデスクランブ
ル部31、このデスクランブル部31の出力するデスク
ランブルされた(暗号化処理の解かれた)MPEGデー
タを復号化してTV信号に変換するMPEGデコーダ3
5、ICカード32との情報の授受やシステムの各種制
御を司るシステムコントロールマイコン36、管理セン
タシステム20のPPV視聴情報回収センタシステム2
3とデータ授受を行うためのモデム37とから構成され
る。
【0021】また、ICカード32は、鍵記憶部32
a、ECM復号部32b、EMM復号・記憶部32c、
視聴可否判定部32d、視聴情報メモリ32e、暗号化
部32fを備えて構成される。これらのうち、鍵記憶部
32aは通信鍵Kcや受信機に固有の個別鍵Kmの情報
を記憶するものであり、EMM復号・記憶部32cは、
この鍵記憶部32aに記憶されている個別鍵Kmを用い
て前記フィルタリング部33からの抽出情報を復号し、
契約情報であるEMM復号情報(EMM情報)を得ると
共に、ワーク鍵Kwを含むこのEMM復号情報を記憶す
るものである。また、ECM復号部32bは、EMM記
憶部32cに記憶されているワーク鍵Kwを用いて放送
信号中のECM情報(番組情報)を復号することによ
り、ECM情報を得るものであり、視聴可否判定部32
dは、ECM復号部32bからのECM情報(番組情
報)およびEMM復号・記憶部32cからのEMM情報
(契約情報)とから現在受信中の放送番組の視聴の可否
を判断すると共に、視聴可のときにはEMM情報中から
得たスクランブル鍵Ksをデスクランブル部31に与え
る機能を有するものである。
【0022】また、視聴情報メモリ32eは、視聴可否
判定部32dが視聴可と判定した場合に、現在受信中の
放送番組のECM情報を視聴可否判定部32dから得て
記憶するものである。また、暗号化部32fはPPV視
聴情報回収センタシステム23へのPPV視聴情報の送
信の際に、暗号化処理するものであって、放送局別のP
PV視聴情報についてその該当の放送局専用のワーク鍵
Kwでそれぞれ暗号化処理後、更に通信鍵Kcで暗号化
処理し、システムコントロールマイコン36に渡すと云
った機能を有する。
【0023】このような構成の本システムの作用を説明
する。放送局10A,10Bにおいては、それぞれ放送
番組を保持している記録再生装置11から放送番組を再
生し、自局のスクランブラ14に与えてここでECM生
成・暗号化部13にて与えられるスクランブル鍵Ksを
用いて当該放送番組を暗号化し(スクランブル)、多重
化部15に与える。
【0024】また、EMM生成部12は、管理システム
センタ20内の鍵管理センタシステム22から与えられ
る暗号化されたEMM情報(契約情報)と、視聴者のI
D、ワーク鍵Kw、通信鍵Kcの情報を含めたかたちと
したEMM情報(契約情報)とし、これをここで暗号化
した後、多重化部15に与える。
【0025】すなわち、個人の契約情報であるEMM情
報は放送局側から鍵管理センタシステム20に送られ、
ここでマスタ鍵(視聴者固有の個別鍵)Kmを用いて暗
号化されてから、受信機フィルタリング用の視聴者のI
D情報と共にEMM生成部12に送られ、EMM生成部
12ではこれらを含めたEMM情報として多重化部15
に与える。
【0026】また、放送局のEMM生成部12は、ワー
ク鍵Kwを生成し、ECM生成・暗号化処理部13に与
える。すると、ECM生成・暗号化処理部13は、番組
に関する情報であるECMの情報を生成し、これをワー
ク鍵Kwを使用して暗号化処理して多重化部15に出力
すると共に、スクランブル処理に使用するスクランブル
鍵Ksを発生してスクランブラ14に与える。
【0027】スクランブラ14は、記録再生装置11か
ら読み出されたMPEG形式の符号化処理が成された放
送番組を、ECM生成・暗号化処理部13から与えられ
たスクランブル鍵Ksを用いてスクランブル処理して多
重化部15に出力する。
【0028】そして、多重化部15はこれら放送番組、
EMM情報(契約情報)、ECMの情報を多重化し、送
信することになる。
【0029】受信機30側では、これを受信し、図示し
ないチューナにより選局することにより、特定の放送局
の放送信号を取り込むことになる。そして、この受信し
た放送信号は、放送番組、EMM情報(契約情報)、E
CMの情報に分離され、放送番組はデスクランブル部3
1に、ECMの情報はICカード32のECM復号部3
2bに、そして、EMM情報はフィルタリング部33に
入力されることになる。
【0030】フィルタリング部33ではこのEMM情報
(契約情報)中からID情報保持部34の持つID情報
でフィルタリングして自己宛のEMM情報を抽出する。
そして、これをICカード32のEMM復号・記憶部3
2cに与える。EMM復号・記憶部32cでは、このE
MM情報を復号し、保持する。なお、図示しないが、I
D情報についてはICカード32が保持し、このICカ
ード32が受信機30に装着されるとこのICカード3
2から受信機30のID情報保持部34に当該ID情報
が渡されて保持させるようにする場合が一般的である。
【0031】また、ICカード32は、ECMの情報を
ECM復号部32bが受けて、復号し、番組の情報を得
る。そして、視聴可否判定部32dはこの復号したEC
Mの情報と、EMMの情報とから現在受信中の放送番組
が視聴可能であるか否かを判定し、その結果、視聴可能
であればECM情報中にあるスクランブル鍵Ksをデス
クランブル部32に渡す。
【0032】また、同時に現在受信中のECMの情報を
視聴情報メモリ32eに記憶させる。スクランブル鍵K
sを得たデスクランブル部31はこの鍵Ksを用いて放
送番組をデスクランブルし、元のMPEGデータに戻
す。そして、MPEGデコーダ35は、このMPEGデ
ータを復号化してTV信号にし、図示しないTVモニタ
に出力して映像として表示させるようにする。視聴者は
このモニタの画像を観賞して番組視聴することになる。
【0033】このようにして、視聴者の受信機30には
選局した放送番組が視聴可能であれば、デスクランブル
部31で受信中の放送番組がデスクランブルされ、TV
信号化されると同時に、その番組のECMの情報を視聴
情報メモリ32eに追加記憶させることによって、視聴
した番組の情報を累積していくことになる。そして、こ
のようにして視聴情報メモリ32eに蓄積された情報
が、ペイパービュー(PPV)視聴情報と云うことにな
る。
【0034】管理センタシステム20側では、契約視聴
者の受信機からこのペイパービュー(PPV)視聴情報
を読み出して当該情報を関係する放送局に渡すと云うこ
とをする。
【0035】すなわち、放送局10Aと放送局10Bと
があり、これら放送局10A,10Bと視聴契約を結ん
だ視聴者の受信機3(IRD)には、これら放送局10
A,10BからEMM(契約情報)が与えられる。この
情報は視聴契約した者の受信機3が視聴できるようにす
るための情報であり、放送局10A,10BはEMM情
報を与えた受信機30が自局の放送番組を視聴できるよ
うに、受信機30に固有の個別鍵(Km)で暗号化し、
さらにEMM情報のフィルタリング用のIDを付加して
送出する。すなわち、ここでのIDは、伝送されて来る
EMMの情報(契約情報)の中から、各受信機30が自
己宛のEMM情報をフィルタリングできるようにするた
めのものである。
【0036】このため、送られてきたEMMの情報は、
それを受信した受信機30のIDが適合しない場合には
取り込めず、また、個別鍵Kmで暗号化が解けない場合に
は、その情報から得られるECMの情報(番組の情報)
を取り込むことができず、従って、他人の情報を使用し
て只見をすると云ったような不正ができない。また、こ
のEMMの情報は受信機30に内蔵されるICカード内
に記憶されて利用される仕組みとなっているので、不正
に書き換えはできない。
【0037】従って、正規に視聴契約を結んだ視聴者の
受信機30には、選局した放送番組が視聴可能であれ
ば、デスクランブル部31で受信中の放送番組がデスク
ランブルされ、TV信号化されると同時に、その番組の
ECMの情報を視聴情報メモリ32eに追加記憶させる
ことによって、視聴した番組の情報を累積していくこと
になる。そして、このようにして視聴情報メモリ32e
に蓄積された情報が、蓄積されたペイパービュー(PP
V)視聴情報と云うことになる。
【0038】管理センタシステム20側では、そのPP
V視聴情報回収センタシステム23が、契約視聴者の受
信機からこのペイパービュー(PPV)視聴情報を読み
出して当該情報を関係する放送局に渡すと云うことをす
る。
【0039】すなわち、PPV視聴情報回収センタシス
テム23は、例えば、定期的に契約視聴者の受信機30
に対してPPV情報の読み出し要求をEMMもしくは公
衆回線を介して行う。これを受けた受信機30側では、
ICカード32が視聴情報を放送局別にその放送局用の
暗号化鍵を用いて暗号化する。そして、更にこの暗号化
したものをPPV視聴情報回収センタシステム23向け
に更に暗号化してからモデム33より公衆回線に送り出
す。
【0040】PPV視聴情報回収センタシステム23で
は公衆回線を介して送られてきたこの暗号化されたPP
V情報を受け取り、PPV視聴情報回収センタシステム
23向けの暗号化を解き、各放送局別のPPV情報にす
る。この各放送局別のPPV情報は各放送局別の暗号化
鍵で暗号化されており、管理センタシステム20側では
各放送局別のPPV情報の内容は見ることができない。
【0041】PPV視聴情報回収センタシステム23で
は、この各放送局別のPPV情報を保存し、必要に応じ
て対応する放送局にその放送局向けのPPV情報を転送
する。放送局側では、転送されてきたPPV情報を自局
の暗号化鍵で解いて視聴者のPPV情報を得、課金管理
に使用することになる。
【0042】このように、図1に示す本システムでは、
従来、番組の配信と契約者の管理を担っていたプラット
ホーム事業者が暗号化処理していた部分を、放送番組を
提供する放送局10A,10B自身で実施し、プラット
ホーム事業者の介在を不要にした。但し、契約者に対す
る管理をする必要があることからこの管理をするための
管理センタを設置し、IDなどICカード32の管理情
報と、セキュリティのための鍵情報の管理、そして、P
PV情報の収集と各放送局へのPPV情報の転送を目的
とした各種管理をこの管理センタ側で実施させるように
し、放送番組を提供する放送局10,10B内には、各
契約者の受信機30を管理するための契約情報であるE
MM情報を発生するEMM生成部12を設けるほか、番
組に関する情報であるECM情報の生成と暗号化処理を
すると共に、スクランブル処理に使用するスクランブル
鍵Ksを発生してスクランブラ14に与えるECM生成
・暗号化部13、スクランブル鍵Ksを用いて放送番組
をスクランブル処理するスクランブル部14も設けるよ
うにして暗号化処理を放送局10,10B側で実施する
ようにした。
【0043】一方、個人の契約情報であるEMM情報を
暗号化するためのマスタ鍵(個別鍵)Kmは、各放送局
10A,10Bからの漏えいによるシステム破綻がない
ように、鍵管理センタシステム20によってセンタ管理
されるとともに、各放送局10A,10Bで生成したE
MMの情報(契約情報)の暗号化も管理センタ(管理セ
ンタシステム20)で行い、暗号化したものを放送局に
渡すようにした。また、視聴情報であるPPVの情報は
一旦、管理センタシステム20にあるPPV視聴情報回
収センタシステム23に蓄積され、各放送局10A,1
0Bにはその放送局に対するものについて分配されるよ
うにした。
【0044】従って、放送局レベルでの契約情報の漏洩
による不正視聴の危険を回避でき、また、管理センタで
は放送局個別のPPV情報は暗号化を解くことができな
いので、管理センタレベルでのPPV情報の漏洩の心配
が無く、セキュリティの問題が解消される。
【0045】次に、本発明のポイントであるPPV情報
の転送の際の2重暗号化と視聴情報メモリ32eのメモ
リ内容削除指示方法について、図2を使用して説明す
る。
【0046】契約者の受信機30における視聴情報メモ
リ32eには、当該契約者が視聴した番組の視聴情報が
蓄積されている。そして、契約者の受信機30は、何ら
かのきっかけにより、この視聴情報を暗号化処理してP
PV視聴情報回収センタシステム23に伝送することに
なる。この遷移状態の時点を図2では符号(T1)と示
している。
【0047】この伝送のきっかけは、例えば放送局から
EMM内の情報で指示される場合や、契約者の受信機3
0に装着されたICカード32内の視聴情報メモリ32
eが満杯になった場合、あるいは定期的に送付するよう
予め受信機30にプログラミングされている場合など考
えられるが、本発明には直接関係ないため、いずれであ
っても差し支えない。
【0048】この遷移状態(T1)時点において視聴情
報(PPV情報)を送付することとなった受信機30内
では、そのICカード32における暗号化処理部32f
は、放送局A用の視聴情報を、改ざん検出用のデータと
ともに放送局A用のワーク鍵Kwaを用いて暗号化処理
して放送局A用の伝送PPV視聴情報DT2を作成する
ほか、放送局B用の視聴情報を、改ざん検出用のデータ
とともに放送局B用のワーク鍵Kwbを用いて暗号化処
理して放送局A用の伝送PPV視聴情報DT3を作成す
る。以下、これを第1の鍵を使用した暗号化と呼ぶ。
【0049】もちろん、放送局A,Bのどちらか一方の
視聴情報しかない場合には、存在する方の情報しか回収
しないのは当然である。
【0050】尚、放送局側でワーク鍵を定期的にあるい
は所要の時期毎に変更してセキュリティを維持するよう
にする場合もある。この場合、PPV視聴情報を回収す
る時点で使用するワーク鍵が異なることになり、ワーク
鍵が多種類に亙る場合には、どのワーク鍵を用いている
か、わからなくなるので、ワーク鍵の情報としてワーク
鍵識別コードを用意する。そして、このワーク鍵識別コ
ードについては第1の鍵を使用した暗号化処理では暗号
化の対象から外す。
【0051】ICカード32では次に、これら第1の鍵
を使用した暗号化後の視聴情報とワーク鍵識別コードを
合わせて、さらに改ざん検出用のデータとともに通信鍵
Kcで暗号化(以下これを第2の鍵を使用した暗号化と
呼ぶ)して暗号化PPV視聴情報DT1を得る。そし
て、受信機30の契約者のID情報を暗号化PPV視聴
情報DT1に付加する。
【0052】このようにして、ワーク鍵での暗号化と、
通信鍵での暗号化という2重の暗号化処理がなされた暗
号化PPV視聴情報DT1は、暗号化されていない前記
ID情報とワーク鍵識別コードとともに、モデム37に
よってPPV視聴情報回収センタシステム23へ伝送さ
れることになる。
【0053】なお、通常、遷移状態(T1)時点での通
信においては、正当なアクセス権を持つ相手であること
を確認するために、PPV視聴情報回収センタシステム
23受信機(ICカード32)間で最初に認証の処理を
行うのは当然である。
【0054】また、通信鍵KcはICカード32ごとに
異なる鍵であり、鍵管理センタシステム22が管理して
いるものである。
【0055】鍵管理センタシステム22からPPV視聴
情報収集センタシステム23には事前に管理すべきIC
カード32(受信機側)の通信鍵KcとIDのデータベ
ースが与えられているか、あるいはPPV視聴情報収集
センタシステム23がオンラインで鍵管理センタシステ
ム22からICカードの通信鍵KcとIDのデータベー
スにアクセスできるようになっているものとする。
【0056】次に、PPV視聴情報回収センタシステム
23は、受け取った暗号化視聴情報(暗号化PPV視聴
情報DT1)を通信鍵Kcで暗号復号化して、放送局A
用、放送局B用の伝送PPV視聴情報DT2,DT3お
よび改ざん検出データとワーク鍵識別コードに戻し、こ
のうちの改ざん検出データを用いて改ざんの有無を検査
する。
【0057】そして、検査の結果、問題ないと判断した
場合には、放送局A用、放送局B用の伝送PPV視聴情
報DT2,DT3をID情報およびワーク鍵識別コード
の情報と共にPPV視聴情報回収センタシステム23内
の記憶装置に記憶する。そして、(T2)時点の遷移状
態に移り、暗号化PPV視聴情報DT1を送ってきた受
信機30に対して、そのICカード32内の視聴情報メ
モリ32eに記憶されている回収済み視聴情報の削除を
指示する。この指示は当該受信器30のモデム37を介
して当該受信器30のシステムコントロールマイコン3
6を介してICカード32に与えられ、当該ICカード
32はカード内にある視聴情報メモリ32e内の記憶情
報であるPPV視聴情報の削除を実施する。
【0058】これにより、視聴情報メモリ32eは、記
憶容量が回復し、以後の新たな視聴情報の蓄積を可能に
する。
【0059】すなわち、本システムでは、ICカード3
2内の視聴情報メモリ32eの削除指示権限について
は、放送局A,BからPPV視聴情報回収センタシステ
ム23に管理委託されているものである。
【0060】従って、受信機30からの視聴情報(PP
V)の送付に対し、リアルタイムで検査し、応答する機
能をこのPPV視聴情報回収センタシステム23に集中
させている。
【0061】次にPPV視聴情報回収センタシステム2
3は、通信鍵Kcで復号後の視聴情報(放送局A用、放
送局B用の伝送PPV視聴情報DT2,DT3)をID
情報およびワーク鍵識別コードの情報と共に記憶装置か
ら読み出し、放送局毎に振り分ける。これが遷移状態
(T3)の時点である。そして、放送局A用の伝送PP
V視聴情報DT2をID情報および放送局A用のワーク
鍵識別コードの情報(例えば、放送局A用にはワーク鍵
がKwaとKwa′の2種類があり、このうち、ワーク
鍵がKwaで暗号化されていれば、ワーク鍵がKwaの
ワーク鍵識別コードの情報)がICカード32に付加さ
れているので、これと共に放送局Aに送り、放送局B用
の伝送PPV視聴情報DT3をID情報および放送局B
用のワーク鍵識別コードの情報(例えば、放送局B用に
はワーク鍵がKwbとKwb′の2種類があり、このう
ち、ワーク鍵がKwbで暗号化されていれば、ワーク鍵
がKwbのワーク鍵識別コードの情報)と共に放送局B
に送る。
【0062】放送局A用、放送局B用の伝送PPV視聴
情報DT2,DT3は通信鍵Kcで復号されたものであ
るが、ワーク鍵Kwa,Kwbで暗号化されたままの状
態であり、PPV視聴情報回収センタシステム23では
内容を見ることができない状態である。従って、管理セ
ンタでのセキュリティは確保される。
【0063】なお、図2では、1台の受信機に対する視
聴情報の流れを記述したが、PPV視聴情報回収センタ
システム23で、例えば、所定分の受信機の回収データ
をまとめて分配しても良い。
【0064】次に放送局Aは、受け取った視聴情報(伝
送PPV視聴情報DT2)を自己のワーク鍵Kwで暗号
復号化する。その際、ワーク鍵識別コードの情報からど
のワーク鍵が使用されているかを知る。この場合には放
送局Aはワーク鍵Kwaであることが伝送PPV視聴情
報DT2と共に送られてきたワーク鍵識別コードの情報
からわかるので、ワーク鍵Kwaを用いて暗号復号化の
処理をし、放送局A視聴情報と改ざん検出データAに復
元する。そして、改ざん検出データを検査する。
【0065】また、同様に放送局Bは、受け取った視聴
情報(伝送PPV視聴情報DT3)を自己のワーク鍵K
wで暗号復号化する。その際、ワーク鍵識別コードの情
報からどのワーク鍵が使用されているかを知る。この場
合には放送局Bはワーク鍵Kwbであることが伝送PP
V視聴情報DT3と共に送られてきたワーク鍵識別コー
ドの情報からわかるので、ワーク鍵Kwbを用いて暗号
復号化の処理をし、放送局B視聴情報と改ざん検出デー
タBに復元する。そして、改ざん検出データを検査す
る。
【0066】そして、それぞれの放送局では、改ざん検
査の結果、問題ないと判断した場合には、ID情報で特
定される各視聴者毎に回収した視聴情報(PPV)から
視聴料を計算し、その視聴者に請求することになる。
【0067】なお図中で、スクランブル鍵は、デスクラ
ンブル部へ直接与えるように記述しているが、信号の流
れが分かり易いように示したものであり、一般にICカ
ードからの情報はシステムコントロールマイコン等のマ
イコンを経由してICカードからデスクランブル部へ与
えられるのが一般的である。また同様に、ECM情報や
EMM情報も入力信号から分離された後、直接、ICカ
ード内に入っているが、これもシステムコントロールマ
イコン等のマイコンを経由してICカードに与えられる
のが一般的である。
【0068】また、通信は、ICカード32とセンタ2
0が行うものであるが、これもシステムコントロールマ
イコン36とモデム37、公衆回線を介している。
【0069】以上説明したように、本発明によれば、P
PV視聴情報回収センタシステムがユーザの受信機に装
着されたICカード内の視聴情報メモリに記憶されてい
る視聴情報を回収できた場合に、これをPPV視聴情報
回収センタシステムにおいて保存すると共に、PPV視
聴情報回収センタシステムはユーザの受信機に対して当
該回収済み視聴情報の削除を指示し、これを受けたユー
ザの受信機では自己のICカード内の視聴情報メモリの
当該回収済み視聴情報の削除を実施する構成であるの
で、受信機がICカード内の視聴情報メモリが満杯とな
った時に、今まで蓄えてきた視聴情報を送付するような
PPV視聴情報回収の仕組みを採用していた場合でも、
ICカード内の視聴情報メモリに記憶されている回収済
み視聴情報の削除を、何ら問題なく実施可能である。
【0070】また、PPV視聴情報回収センタシステム
はユーザから回収した視聴情報を改ざん検査して問題が
ない場合に保持し、放送局から要求があったときにその
放送局用の分をその放送局に伝送するようにしたので、
PPV視聴情報回収センタシステムがユーザから視聴情
報を回収したとしても、それを放送局側で直ちに改ざん
検査したり、回収したりする必要はなく、従って、特に
放送局での視聴情報の検査や視聴情報回収にリアルタイ
ム性が要求されることが無く、また、PPV視聴情報回
収センタシステムから各放送局への視聴情報の中継を、
まとめて行えるというメリットがある。
【0071】さらにはPPV視聴情報回収センタシステ
ム内では、視聴情報はPPV視聴情報回収センタシステ
ムが関与できない放送局別のワーク鍵で暗号化されたま
ま扱うことができるため、たとえ、管理センタ内で情報
が漏洩しても、各放送局の視聴状況や視聴者のプライバ
シは保護されるというメリットもある。
【0072】また、セキュリティ維持のため、放送局で
自局専用のワーク鍵をしばしば変更する方式を採用して
いる場合、PPV視聴情報回収センタシステム内に長期
保管した視聴情報は暗号化に使用したワーク鍵が様々に
なって、放送局側で暗号化を解く際の障害になる可能性
があるが、このような場合に対処するために、本発明で
はワーク鍵で暗号化された視聴情報は、ワーク鍵の識別
コードを添付しておくようにしたことで、放送局側では
この添付されたワーク鍵の識別コードを参照することで
どのワーク鍵を使用すれば良いかが直ちにわかるように
なり、従って、暗号化に使用したワーク鍵が種々混在す
る場合においても、放送局側では円滑に暗号化を解いて
各契約者の視聴情報を取得することができるようにな
る。
【0073】以上、説明した実施例1においては、第1
の鍵としてスクランブル放送に使用するECM(番組情
報)を暗号化するワーク鍵Kwを使用するものとして説
明したが、特にワーク鍵Kwに限定する必要はない。ま
た、この第1の鍵は各放送局がEMM(契約情報)で設
定できる鍵であれば鍵の漏洩時に変更が可能であり、よ
り良い方式となる。また第2の鍵についても変更可能と
する。(実施例2)上述した実施例1は、ペイパービュ
ー(PPV)放送のシステムであって、視聴情報回収
を、セキュリティを維持しつつ、効果的に実施できるよ
うにした放送システムについて提案したものであって、
視聴者に番組を提供する放送局側から見て機密を保持し
たい個々の契約者の視聴情報の機密漏洩を防止し、か
つ、放送局側での負担を軽減したいと云う要求に呼応す
るものであるが、同じ暗号化の仕掛けで、ショッピング
放送における商品注文情報の回収も行うことが可能であ
る。その例を図3を使用して説明する。
【0074】この場合での必要なシステムの基本的構成
は図1と同様であり、有料放送の提供者である放送局
A,Bと視聴契約を結んだ視聴契約者の受信機30には
IDと通信鍵Kc、ワーク鍵Kw(放送局A用のワーク
鍵を例えば、Kwa、放送局B用のワーク鍵を例えば、
Kwbとする)が受信機30に内蔵のICカード内に保
持されている。
【0075】受信機30の通信機能を利用してショッピ
ングを行う場合、視聴者はリモコン等を利用して受信機
30に商品注文情報の入力を行う。例えば、放送局Aの
仲介する“××商品”を2個注文したいとすると、視聴
者はリモコン等を利用して受信機30にその内容の商品
注文情報の入力を行う。この商品注文情報は、リモコン
の指示により受信機30内の例えば、システムコントロ
ールマイコン36で生成あるいは変換されることもあり
得るものとする。この情報は、一度、ICカード32に
渡される。
【0076】そして、システムはモデム37を介して接
続処理を実施することにより、管理センタシステム20
に接続し、接続後にICカード32は商品注文情報を、
改ざん検出用のデータとともに放送局A用の第1の鍵で
あるワーク鍵Kwaで暗号化して暗号化注文情報DTB
を得、これら第1の鍵を使用した暗号化後の商品注文情
報DTBを、更に、改ざん検出用のデータとともに第2
の鍵である通信鍵Kcで暗号化して送信用暗号化情報D
TAとし、これに暗号化しないID情報を付加して管理
センタシステム20に伝送する。これが遷移状態(T1
1)の時点である。なお、通常、(T11)の時点での
通信では、セキュリティ確保のために、最初に認証を行
うのは当然である。
【0077】次に管理センタシステム20は、送信用暗
号化情報DTAのかたちとして受け取った商品注文情報
を通信鍵Kcで暗号復号化し、暗号化商品注文情報DT
Bと改ざん検出用のデータを得る。
【0078】そして、改ざん検出データについて検査を
する。検査の結果、問題ないと判断した場合に、管理セ
ンタシステム20は、放送局10A,10Bごとに振り
分ける。すなわち、この場合、放送局A用の仲介する商
品に関しての暗号化商品注文情報DTBであるのでこの
暗号化商品注文情報DTBに先のIDを付して一旦、注
文受付用のデータベース等に記憶する。その後、管理セ
ンタシステム20は、暗号化商品注文情報DTBとID
を付した情報を放送局Aに送信する。これが遷移状態
(T12)の時点である。なお、図3では、1台の受信
機30に対する商品注文情報の流れを記述したが、管理
センタシステム20で、例えば所定分のデータをまとめ
て分配しても良い。
【0079】次に放送局Aは、受け取った暗号化商品注
文情報DTBを自己のワーク鍵Kwで暗号復号化し、商
品注文情報と改ざん検出データを得る。そして、放送局
Aは次に改ざん検出データの検査をする。その検査の結
果、問題ないと判断した場合には、放送局AはIDから
商品を注文した視聴者の情報、例えば、住所、氏名等の
顧客情報を、図示はしないが顧客管理データベースから
取り出し、この顧客注文情報と商品注文情報とからなる
注文情報DBCを作成してこれを当該注文商品を扱う商
社40へ送付する。
【0080】これが遷移状態(T13)の時点である。
注文情報DBCを受けた商社40は注文情報から注文を
受けた商品と数量などを知り、該当のものを顧客情報の
顧客に発送することとなる。なお商社へ送付する商品注
文情報等には暗号がかかっていないが、もちろん暗号化
していても良いのは当然である。
【0081】以上説明したように本実施例によれば、管
理センタシステム20が商品注文情報をリアルタイムで
受け付けるとともに、受け付けた情報は一時記憶し、そ
の後に放送局へ与える構成であるため、各放送局はリア
ルタイムで応答する装置を持つ必要がないほか、管理セ
ンタシステム内では、商品注文情報は管理センタが全く
関与しない放送局側用のワーク鍵で暗号化されたまま扱
うことになるため、たとえ、管理センタ側で情報が漏洩
しても、各放送局の商品注文情報や商品注文者のプライ
バシは保護されるというメリットもある。また以上の例
では、単に管理センタシステムと記述したが、PPV視
聴情報回収センタシステム23が、この商品注文の受付
センタを兼ねても良いのはもちろんである。
【0082】以上、種々の実施例を説明したが、本発明
は上述した例に限定されるものではなく、種々変形して
実施可能である。
【0083】
【発明の効果】以上、本発明によれば、後払いのPPV
放送において、契約者の受信機から回収する視聴情報は
放送局別にその放送局専用の暗号化鍵で暗号化し、さら
にこれを通信の際のセキュリティ用に暗号化した2重暗
号化の処理をして、伝送させるようにし、放送局別視聴
情報を管理センタに回収した段階で、受信機内の視聴情
報を削除させるようにしたので、視聴情報を失うことな
く、受信機内の視聴情報の蓄積状態を調整でき、また、
2重暗号化された視聴情報は管理センタにおいて通信用
の暗号化を解くことで視聴情報は放送局別にその放送局
専用の暗号化鍵で暗号化した状態のまま保管され、その
後にその状態のまま該当の各放送局に分配される仕組み
であるから、管理センタでの視聴情報漏洩の心配がな
く、セキュリティの面で安全であるほか、放送局側では
管理センタが回収した視聴情報をリアルタイムに受け取
る態勢は整える必要がなく、管理が楽な放送システムを
構築できる。
【0084】また、ショッピング放送に適用した場合に
も、管理センタが契約者の受信機からの商品注文情報を
リアルタイムで受け付けるとともに、受け付けた情報は
一時記憶し、その後に放送局へ与える構成であるため、
各放送局はリアルタイムで応答する装置を持つ必要がな
いほか、管理センタ内では、商品注文情報は管理センタ
が全く関与しない放送局側用のワーク鍵で暗号化された
まま扱うことになるため、たとえ、管理センタ側で情報
が漏洩しても、各放送局の商品注文情報や商品注文者の
プライバシは保護されるというメリットも得られる放送
システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を説明するための全体構成を
示すブロック図。
【図2】本発明の実施例1を説明するための状態遷移
図。
【図3】本発明の実施例2を説明するための状態遷移
図。
【図4】従来例を説明するための図。
【符号の説明】
10A,10B…放送局、11…、12…EMM生成
部、13…ECM生成・暗号化部、14…スクランブ
ラ、15…多重化部、20…管理センタシステム、21
…、22…、23…PPV視聴情報回収センタシステ
ム、30…受信機、31…デスクランブル部、32…I
Cカード、33…フィルタリング部、34…、35…M
PEGデコーダ、36…システムコントロールマイコ
ン、33…モデム。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 BA07 BB01 BC01 BC06 BC17 BC22 BD01 BD04 BD07 BD08 BD09 CA14 CB01 CB08 CC04 DA01 DA10 5J104 AA01 BA03 EA01 EA06 EA16 JA03 NA03 PA05 5K030 GA15 HB01 HB02 HB08 JA01 JL01 KA19 LD07 MD00 5K061 BB17 FF11 JJ07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放送局から提供される有料放送番組を視聴
    のために受信した受信機に、この有料放送番組の情報を
    視聴情報として蓄積し、この蓄積した視聴情報は管理セ
    ンタを通じて回収し、料金計算するようにした有料放送
    システムにおいて、 前記受信機には放送局別の視聴情報を当該放送局専用の
    第1の暗号鍵により暗号化し、さらに第2の暗号鍵によ
    り暗号化する手段と、この暗号化された視聴情報を管理
    センタに送出する手段とを設け、 管理センタはこの受信機から受けた視聴情報を前記第2
    の暗号化鍵により暗号化を解き、第1の暗号化鍵で暗号
    化された放送局別の視聴情報として保管し、該当の放送
    局に分配する手段を設け、 放送局は分配された視聴情報を自局の第1の暗号化鍵で
    解くことにより、視聴情報を得て、契約者別視聴料金管
    理を行う構成とすることを特徴とする有料放送システ
    ム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の有料放送システムにおい
    て、 前記第1の暗号鍵もしくは第2の暗号鍵を放送局が電波
    もしくは通信回線で前記受信機に送付する構成とすると
    共にこれら暗号化鍵は変更可能であることを特徴とする
    有料放送システム。
  3. 【請求項3】放送局から提供される有料放送番組を視聴
    のために受信した受信機に、当該視聴した放送番組の情
    報を視聴情報としてメモリに蓄積し、この蓄積した視聴
    情報は管理センタを通じて回収し、料金計算するように
    した有料放送システムにおいて、 前記受信機には前記メモリに蓄積した放送局別の視聴情
    報を当該放送局専用の第1の暗号鍵により暗号化し、さ
    らに第2の暗号鍵により改ざん検出データと共に暗号化
    する手段と、この暗号化された視聴情報を管理センタに
    送出する手段と、外部から受けた削除指示により前記メ
    モリに記憶した視聴情報を削除する手段とを設け、 管理センタはこの受信機から受けた視聴情報を前記第2
    の暗号化鍵により暗号化を解き、改ざん検出データにて
    改ざん検出して改ざんなしのとき第1の暗号化鍵で暗号
    化された放送局別の視聴情報として保管し、該当の放送
    局に分配すると共に、前記受信機に対し削除指示を与え
    る手段を設け、 放送局は分配された視聴情報を自局の第1の暗号化鍵で
    解くことにより、視聴情報を得て、契約者別視聴料金管
    理を行う構成とすることを特徴とする有料放送システ
    ム。
  4. 【請求項4】放送局から提供される有料放送番組を視聴
    のために受信した受信機に、当該視聴した放送番組の情
    報を視聴情報として蓄積し、この蓄積した視聴情報は管
    理センタを通じて回収し、料金計算するようにした有料
    放送システムに用いる受信機において、 放送局別の視聴情報を当該放送局専用の第1の暗号鍵に
    より暗号化し、さらに第2の暗号鍵により暗号化する手
    段と、 この暗号化された視聴情報を管理センタに送出する手段
    とを備えることを特徴とする受信機。
  5. 【請求項5】放送局から提供される有料放送番組を視聴
    のために受信した受信機に、当該視聴した放送番組の情
    報を視聴情報として蓄積し、この蓄積した視聴情報は管
    理センタを通じて回収し、料金計算するようにした有料
    放送システムに用いる受信機において、 放送局別の視聴情報および前記第1の暗号鍵を識別する
    ための識別コードとを当該放送局専用の第1の暗号鍵に
    より暗号化し、さらに第2の暗号鍵により暗号化する手
    段と、 この暗号化された視聴情報を前記第1の暗号鍵の識別コ
    ード情報とともに管理センタに送出する手段とを備える
    ことを特徴とする受信機。
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