JP2000099603A - Icカードによる取引情報の確認方法とそのシステム - Google Patents

Icカードによる取引情報の確認方法とそのシステム

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JP2000099603A
JP2000099603A JP26695398A JP26695398A JP2000099603A JP 2000099603 A JP2000099603 A JP 2000099603A JP 26695398 A JP26695398 A JP 26695398A JP 26695398 A JP26695398 A JP 26695398A JP 2000099603 A JP2000099603 A JP 2000099603A
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Hiroshi Tanuma
博志 田沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカード紛失時のセキュリティを向上する
と共に、ICカード紛失時の未使用金額を保護する。 【解決手段】 ICカードに金額をロードするときに、
銀行口座からの引き出し金額にID番号を割振ってIC
カードから支払った取引金額に付加しておき、取引きの
決済時にこのID番号により取引きの正当性を認証する
と共に、ICカードごと紛失した電子マネーについては
紛失した時にICカード内に保持されていたID番号を
特定することによって、紛失処理以前に利用した金額の
みをICカード利用者の口座から引き落とす。また、I
Cカード利用者は、ICカードに金額を登録する際に、
ICカードからの支払に対する制限(取引金額、回数、
地域、時間帯等)を設けることができるので、この支払
制限項目を各商取引きごとに端末でチェックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストシステムに
登録された利用者の銀行口座から任意の金額を振替えて
ICカードに登録し、ICカードに登録された金額の範
囲内で商取引を行って取引き金額を決済するICカード
による取引情報の認証、確認方法とそのシステムに関
し、特に紛失したICカードの不正利用防止及び残金回
収手段に関する。
【0002】
【従来の技術】電子マネー、あるいは電子財布とも呼ば
れるICカードは、メモリとプロセッサが組み込まれた
ICカードに出入金情報をロードして、このICカード
を現金代わりに商取引の決済に用いるもので、類似のシ
ステムとしては、銀行が各預金者ごとに暗証番号を登録
して発行し、現金自動支払機で使用されるプラスチック
製のキャッシュ・カードや、各個人のクレジット保証情
報が磁気的に書き込まれ、個人と店舗等との間の商取引
に用いられるクレジットカード等をICカード化したも
のとみなすことが出来、さらに本発明の場合は、銀行が
当座預金者に交付する小切手帳をICカード化したもの
と見なすことが出来る。このようなICカードは次第に
実用化が進められているが、ICカードによる商取引の
安全性の確保や不正使用の防止が重要な課題となってい
る。
【0003】その解決策として、例えば、特開平2−9
6872号公報(特公平6−22030号公報)には、
個々の取引きが正当であったかどうかを判断する為、取
引履歴情報中の認証データを各取引ごとにICカード内
で生成し、それをICカード内に保持すると共に端末及
びホストにも送ることにより、ICカード以外の手段で
生成された不正な取引情報を検出してこれを排除し、I
Cカードによって生成された取引き情報のみを正当なも
のとして確認する方式が開示されている。
【0004】また、国際公開番号WO96/17316
号公報には、所有者がICカードを紛失したとき、その
ICカードに保存された電子マネーを所有者または発行
機関に回収し易くすることを目的として、このICカー
ドを拾得した人がICカードを読取装置に接続すること
により、ホストで回線を通して送られたICカードの情
報を読み出して、紛失した所有者、拾得者を確認し、所
有者に通知すると共にICカード内に保持された電子マ
ネーを回収する電子マネー回収システムが開示されてい
る。
【0005】また、ICカード内に記録されたデータに
対するアクセス制限、例えば、データアクセスが可能な
期限、取引回数等を定めて、有効な期限、取引回数を過
ぎると、ICカード内のデータ自体を無効とすることも
行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のクレジ
ットカード方式のように、取引に対する現金決済が取引
してから所定期間経過後に行われるポストペイド方式の
システムでは、ICカードを紛失した場合、前回の決済
から紛失時までに行われた正当な取引と紛失後の不正な
取引きとを区別して決済する必要が有り、また、取引に
対する現金決済が取引と同時に行われるプリベイド方式
のシステムでも、紛失したICカードが善意の第三者に
拾得されて正当な利用者に回収されれなければ、未使用
の残金分が使用不能となったり、拾得した第三者に消費
されたりして、正当な利用者である持主の損害は補償さ
れない。
【0007】また、従来のクレジットカードでは、通常
有効期限がカード発行後1年以上等の長期間であり、ま
た、1回毎の取引上限額が定められているものでも数十
万円乃至百万円以上となっているので、日常の小額の商
品購入を目的としているカードの場合には、衝動買い等
の無駄な消費や、盗用あるいは紛失時の第三者による悪
用を防止できないという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、ICカード紛失時の信用
保証性を向上し、ICカード紛失時の未使用金額を補償
することができるICカードによる取引情報の確認方法
とそのシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のICカードによ
る取引情報の確認方法は、ホストシステムにおいて各振
替え登録ごとにその識別番号を生成して振替え金額と共
にICカードに登録し、ICカードにより商取引きを行
う際には、各商取引ごとの取引内容と共に識別番号を商
取引の相手方に通知し、ホストシステムでは、各商取引
の相手方から要求された取引き金額の決済に対して、取
引内容とともに識別番号により当該商取引きの正当性を
確認して支払いを実施し、ICカードの紛失が届け出ら
れたときは、紛失処理時点以降の当該ICカードによる
商取引を無効にするとともに、一旦識別番号を付加して
登録した振替え金額の全額を銀行口座に戻入した後、識
別番号を付加して請求された商取引の支払金額のみを当
該銀行口座から引き落とすことを特徴とする。
【0010】また、ICカード利用者は、ICカードに
金額を登録する際に、このICカードによる商取引に対
する支払制限条件を設けて、各商取引きごとにこの支払
制限条件を端末でチェックさせることができる。
【0011】本発明のICカードによる取引情報の確認
システムは、ホストシステムに、ICカードに金額を設
定する度にその設定金額に対する識別番号を生成してI
Cカードに登録する識別番号付与手段と、商取引の決済
時に当該ICカードの紛失処理の有無と共に識別番号の
有無を確認する取引決済確認手段と、ICカードの紛失
通知を受けたとき、当該時点以降のICカードによる商
取引を失効させると共に、当該紛失通知以前に識別番号
を付して行われた商取引に対する支払いを正当と判定す
る紛失処理手段とを備える。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の実施の形態を示す1実施例
の通常時の流れ図で、(a)はICカード入金設定の場
合の処理手順、(b)は商取引の場合の処理手順を示
し、図2は図1で入金設定されたICカード紛失時の処
理手順を示す流れ図、図3は本実施例のシステム構成
図、図4乃至図7はホストシステム1で管理される銀行
口座取引管理情報ファイル10中の各データファイル、
図8は取引管理情報の出金/入金種別の記号例を表す
図、図9乃至図11はICカード4に格納されるICカ
ード取引管理情報ファイル中の各データファイル、図1
2は商取引時に店舗にある端末に表示されるデータ例で
ある。
【0014】本実施例の取引き情報確認システムは、図
3に示すように、利用者Aの要求によりその銀行口座か
ら振替えて要求された金額をICカード4に設定すると
共に、金額設定ごとに識別番号を生成してICカードに
登録するICカード設定部1Aと、商取引の決済請求を
受けたときに、当該ICカードの紛失処理の有無及び識
別番号の有無を確認して支払を認証する支払認証部1B
と、ICカードの紛失通知を受けたとき、当該通知時点
以降のICカードによる商取引を失効させると共に、当
該紛失通知以前に識別番号を付して行われた商取引を支
払認証部1Bに通知する紛失処理部1Cと、利用者別の
銀行口座に対する出入金の取引が記録される銀行口座取
引管理ファイル10とを有するホストシステム1と、C
PUとメモリとを備え、銀行口座との間の出入金取引、
及び当該ICカード4による商取引に関する支払情報が
記録されるICカード取引管理ファイル40を有するI
Cカード4と、金額設定時のホストシステム1とICカ
ード4との間のインターフェース、及び商取引の際の取
引内容の表示として用いられる端末装置のパーソナルコ
ンピュータ(PC)2a、2bとからなる。各端末のP
C2a,2bは、ICカード4のデータを入出力するI
Cカード読取り/書込み機(ICカードR/W)と、金
額設定時の処理手順や商取引時のデータを表示する表示
部とを有する。
【0015】ホストシステム1で管理される「銀行口座
取引管理情報ファイル10」は、各利用者A別に設けら
れ、図4(a)に示すように、「口座取引履歴11」、
「口座入金履歴12」、「口座出金履歴13」、及び
「カード紛失履歴14」の各情報ファイルを含み、IC
カード4のメモリに格納される「ICカード取引管理情
報ファイル40」は、ICカード4のCPUにより処理
される取引管理情報で、図4(b)に示すように、「基
本データ部41」、「カード入金履歴42」、「カード
出金履歴43」、及び「取引制限事項44」の各情報テ
ーブルを含む。
【0016】さらに、「口座取引履歴11」ファイル
は、図5に示すように、各銀行口座別の現在の残高を示
す「口座A残高111」と、各入金、出金ごとの識別符
号として付与される「入出金ID112」、各入金、出
金時の残高である「残高113」、及びそれぞれの処理
日時を示す「入出金日付114」で構成され、「口座入
金履歴12」は、図6に示すように、各利用者の銀行口
座への入金取引毎に付加されるシリアル番号である「入
金ID121」と、各入金ごとの「入金金額122」、
入金内容を示す番号である「入金種別123」、及びそ
れぞれの「入金日付124、及び時刻125」で構成さ
れ、「口座出金履歴13」は、図7に示すように、各利
用者の銀行口座からの出金取引毎に付加されるシリアル
番号である「出金ID131」、各取引ごとの出金額で
ある「出金額132」、出金種別を示す番号である「出
金種別133」、及び出金の日付を表す「出金日付、時
刻134,135」で構成され、「カード紛失履歴1
4」は、図8に示すように、ICカード4を紛失した
際、利用者からの通知により設定されるICカード4の
紛失履歴で、取扱不可とするICカードの出金IDであ
る「取扱不可ID141」、紛失処理を実施した日付及
び時刻である「処理日付142、時刻143」で構成さ
れる。
【0017】ここで、「入金種別123」と「出金種別
133」に記入される出金または入金の種別は、銀行口
座に対する預金、払い出し等の取引内容を示すもので、
図9の「出金/入金種別」に示すように、預金、払い出
し等の各取引ごとに、01、02等の番号を対応させて
割り振ってあり、この実施例では紛失処理には06を対
応させている。
【0018】また、ICカード4に登録される、「基本
データ部41」は、ICカードが発行される際に各IC
カードに割り当てられた番号で、図10に示すように、
利用者の銀行口座Aの口座番号と対応している「ICカ
ードID411」、「現残高412」、及び「暗証番号
413」からなり、「カード入金履歴42」ファイル
は、図11(a)に示すように、ICカード4に入金す
る度に付加されるシリアル番号である「入金ID42
1」及び「入金額422」で構成され、「カード出金履
歴43」ファイルは、図11(b)に示すように、IC
カード4から出金した際に付加されるシリアル番号であ
る「出金ID431」及び「出金額432」で構成され
る。
【0019】さらに、「取引制限事項44」は、ICカ
ード4に入金する度に設定される取引制限項目で、図1
2に示すように、銀行口座の「口座出金ID131」に
対応して設定される「対応入金ID441」の外は、適
宜、その入金金額に対する制限条件として、取引期限、
取引金額、取引回数、取引時間帯、取引エリア、取引店
舗等の制限項目を設定することができる。
【0020】次に、本実施例の動作について説明する。
【0021】図1(a)において、まず、ICカード4
の利用者は、端末のPC2から通信回線を介して本人名
義の銀行口座Aが登録されたホストシステム1に接続す
る(ステップS101)。ホストシステム1との接続が
完了したら、ICカードR/WにICカード4を挿入し
(ステップS102)、自分の暗証番号を入力して、ホ
ストシステム1の銀行口座取引管理情報10へのアクセ
スを有効とし(ステップS103)、PC2の表示部に
表示される処理メニューの選択をする(ステップS10
4)。
【0022】ここで、ICカード4に対する銀行口座A
からの出金を選択して、ICカード4への出金金額を指
定する(ステップS105)。
【0023】すると、ホストシステム1のICカード設
定部1Aにより取引管理情報10の口座取引履歴11と
口座出金履歴13が更新され、ICカード4にはICカ
ード取引管理情報40の基本データ部41とカード入金
履歴42が設定される。
【0024】次に、この金額を利用する取引に対する制
限条件を指定してICカード4に入力する(ステップS
107)。
【0025】本実施例の取引制限事項44は、図12の
ように、9種類の制限条件を指定可能として、店舗にお
ける商取引の際に端末でチェックすることとしたが、こ
の種類は図示のものに限定されず、また、設定された制
限事項もすべてを指定する必要はない。しかし、これら
の制限条件を全ての商取引でチェックするように、各端
末側、またはICカード4内に予め設定しておく必要が
ある。指定しない項目については、制限されないか、あ
るいは例えば従来のクレジットカード等と同程度の緩や
かな制限のみとなる。
【0026】端末のPC2により必要なデータを入力し
て、PC2に表示される入金金額、制限事項、その他を
確認すると、ICカード4に対する一連の処理が終了
し、このICカード4を利用して、店舗等での商品購入
が可能となる。
【0027】利用済みのICカード4から残金を銀行口
座に戻入する場合は、ICカードへの入金設定と同様に
してPC2によりホストシステム1にアクセスし、ステ
ップ4でICカード4から利用者Aの銀行口座への入金
を選択して、銀行口座A取引管理情報10の口座取引履
歴11と口座入金履歴13を更新する(ステップS10
6)。ICカードから銀行口座への入金は、一旦取引不
可になったICカードからでも可能とする。
【0028】図1(b)は、このICカード4を利用し
て店舗で任意の商品を購入する場合の流れである。(ス
テップS108)。
【0029】ICカード4で取引処理を実施する際に
は、従来のクレジットカード等と同様に、先ず、ICカ
ードとともに、支払金額、購入日時、店舗記号等の取引
条件のデータを端末のPC2に入力すると、ICカード
4は予め設定された取引制限事項44と照合してチェッ
クを実施する(ステップS109)。
【0030】図13は、ICカード4で商品購入金額の
支払いの場合、ICカード4から店舗側の端末に送出さ
れるデータの例で、取引制限条件を満足しているとき
は、ICカードIDと、カード入金IDと、取引金額と
が送出され、取引制限条件を満足しないときは、このカ
ード入金IDでは取引不可のメッセージが送出される。
【0031】ICカード4の取引制限事項のチェック
で、取引内容が制限内で取引可と判定されると、確認指
示の入力により、ICカード4から所定の購入金額が引
き落とされる(ステップS110)。また、取引内容が
設定された制限外であれば、この取引に対するICカー
ド4の利用は不可であることをPC2に表示する(ステ
ップS111)。
【0032】図2は、紛失処理部1CによるICカード
4紛失時の処理フローである。
【0033】ICカード4を紛失したときは、先ずこの
ICカード4の利用者から、ICカード4の紛失をカー
ド管理会社に届け出る(ステップS121)。
【0034】ICカード4の紛失届出により、紛失処理
部1Cは、ホストシステム1の銀行口座Aの取引管理情
報10に紛失履歴14を設定し(ステップS122)、
紛失した該当ICカード4による店舗での取引及びホス
トシステム1との取引を停止する。この取引停止処理は
従来のキャッシュカードやクレジットカード等の紛失時
の処理と同じである(ステップS123)。
【0035】次に紛失処理部1Cは、紛失したICカー
ド4の最後の出金履歴43に対応した金額を銀行口座A
に返却する(ステップS124)。
【0036】紛失したICカード4のICカードID4
11に対応した入出金処理は、紛失処理部1Cから支払
認証部1Bへの通知により、銀行口座から通常のクレジ
ット処理(引き落とし)扱いで出金処理される(ステッ
プS125)。
【0037】
【実施例】次に、具体的な流れにより、利用者Aの銀行
口座の取引管理情報10及びICカードの取引管理情報
40の推移を説明する。
【0038】図14は本実施例の処理フロー、図15乃
至図17は、ホストシステム1の銀行口座の取引管理情
報の内容、図18乃至図22は、ICカード4のICカ
ード取引管理情報の内容である。
【0039】図14において、先ず、利用者Aの銀行口
座に500,000円入金されたとする(ステップS2
01)。
【0040】ホストシステム1の銀行口座取引管理情報
の口座Aの「入金履歴12」は、図16に示すように更
新される。すなわち、「入金ID121」には最初の取
引のIDとして(I00001)が割り当てられ、「入
金金額122」には入金された金額である(50000
0)が、「入金種別123」には、預金を示す(01)
が、「入金年月124」には、入金の日付の1997年
12月27日を示す(19971227)が、「入金時
刻125」には、14時05分53秒を示す(1405
53)が、それぞれ設定される。
【0041】口座Aの入金履歴13の処理と同時に「口
座取引履歴11」が図15のように更新される。
【0042】「入出金ID112」として割り当てられ
るID番号の(I00001)は、入金履歴12の「I
D番号121」の内容(I00001)と同一である。
「残高113」には(500000)が設定される。
「口座A残高111」は、その都度更新されるため、図
15では7回目の「入出金ID」が完了した時点の残高
として(550400)が設定されているが、最初の
「入出金ID」が処理された時点では「残高」と同じ
(500000)が設定される。
【0043】次に、銀行口座Aから50,000円を出
金してICカード4に入金するものとする(ステップS
202)。出金の手順は、図1で説明した処理フローの
ステップS105に準じる。
【0044】銀行口座から出金が発生すると、図17に
示すように、「口座出金履歴13」の「出金ID13
1」、「出金額132」、「出金種別133」、「出金
年月134」、「出金時刻135」がそれぞれ設定され
る。この場合は、「出金ID」として、最初の出金を示
す(O00001)が付与される。出金金額は50,0
00円なので「出金額132」には(50000)が設
定される。「出金種別133」には、ICカードとの取
引を示す(05)にICカード4のICカードIDであ
る(12345678)を付加した(05123456
78)が設定される。「出金年月134」には、この処
理日の日付の1998年01月06日を意味する(19
980106)が設定される。「出金時刻135」に
は、9時05分23秒を示す(090523)が設定さ
れる。
【0045】図17の「口座出金履歴13」が作成され
ると同時に、口座Aの「口座取引履歴11」が図15の
ように更新される。「入出金ID111」には、図17
の「出金ID131」に対応した(O00001)が設
定される。「残高112」には、出金後の口座Aの残高
である450,000円を示す(450000)が設定
される。
【0046】一方、ICカード4の方は、入金の発生に
よってICカード4の入金履歴42として、図20のよ
うに、「入金ID421」と「入金額422」が設定さ
れる(ステップS202)。すなわち、「入金ID42
1」として(I00001)が設定される。この「入金
ID421」は、ホストシステム1における口座Aの出
金履歴「出金ID131」の(O0001)に対応して
いる(すなわち、ホストシステムの「O」がICカード
では「I」に変わるのみで番号は同じである)。また、
「入金額422」には、(50000)が設定される。
【0047】図22は、図1のステップS107で設定
したICカード4の取引制限事項の例である。 「取引
制限事項44」は、ICカード4に入金される度にその
入金額に対して設定される取引制限条件を示し、「対応
入金ID441」、「取引期限442」、「取引金額4
43」、「取引回数(期限内)444、(一日)44
5」、「取引時間帯446」、「取引エリア(国別)4
47、(地域別)448」、及び「取引店舗449」で
構成されている。 「対応入金ID441」は、利用者
Aの銀行口座の「出金履歴13」の「出金ID131」
に対応したICカード4に対する入金処理の番号であ
る。「取引期限442」は、ICカード4に入金された
(「対応入金ID441」に対応した)金額の使用有効
期限を指定する。「取引金額443」は、ICカード取
引時の一回あたりの最大使用金額を指定する。「取引回
数(A)444」は、ICカード取引の使用期限内で、
ICカード4からの支払い可能回数を指定する。「取引
回数(B)445」は、一日当たりのICカード取引の
支払い可能回数を指定する。「取引時間帯446」は、
ICカード取引支払い可能な時間帯を指定する。「取引
地域(A)447」は、ICカード取引可能な国を指定
する。「取引地域(B)448」は、「取引地域(A)
447」で指定された国の中で、ICカード4から支払
い可能な地域を指定する。「取引店舗449」は、クレ
ジットグループの加盟店中のICカード4から支払い可
能な店舗を限定して指定する。
【0048】図22では、対応入金IDは、(I000
01)と指定されている。すなわち、(I00001)
の入金額50,000円に対応した取引制限が規定され
ている。
【0049】ここに例示した各制限事項の内容は以下の
通りである。
【0050】「取引期限」の(19980106)は、
1998年1月6日が取引期限であることを意味する。
「取引金額」の(20000)は、一回あたりの取引金
額の上限が20,000円であることを意味している。
「取引回数A」の(10)は、取引期限内での取引回数
の上限が10回であること、「取引回数B」の(空白)
は、一日あたりの取引回数には制限が無いこと、「取引
時間帯」の(12002230)は、12時00分から
22時30分までの時間帯で取引が可能なことを意味し
ている。「取引地域A」の(81)は、取引可能な国が
(日本)であること、「取引地域B」の(042)は、
取引可能な地域が、東京都の立川市・日野市地区である
ことを意味している。また、「取引店舗」の(012
3)は、取引可能な店舗が、「Tデパート」及びその系
列店舗であることを意味している。取引制限内で商品を
購入した例をステップS203、ステップS204、ス
テップS205により示す。
【0051】ステップS203では、ICカード4によ
って5,600円の商品購入金額を支払うものとする。
この時のICカード4の出金履歴の設定例を図21に示
す。ステップS203に対応する最初の支払いとして、
「出金ID431」には(O00001)が付与され
る。また「出金額432」には(5600)が設定され
る。同様に、2回目、3回目の支払いであるステップS
204、ステップS205に対しても、「出金ID43
1」に(O00002)、(O00003)が、「出金
額432」に(18000)、(13500)がそれぞ
れ設定される。
【0052】図13は、ICカード4で商品購入金額の
支払いを実施した場合、ICカード4から店舗側の端末
に送出されるデータを示す。
【0053】ステップS203で送出されるデータは、
「ICカードID」として、(12345678)、
「入金ID」として(I00001)、「支払金額」と
して(5600)である。ステップS204では同様
に、「ICカードID」の(12345678)、「入
金ID」の(I00001)、「支払金額」の(180
00)が送出され、ステップS205では、「ICカー
ドID」の(12345678)、「入金ID」の(I
00001)、「支払金額」の(13599)が送出さ
れる。
【0054】ステップS205が終了した時点のICカ
ード4の残高は、図19に示すように、ICカード4の
基本データ部の「現残高」に”12900”として登録
される。
【0055】ここで、予定した一連の買い物が終わっ
て、ICカード4の残高である12,900円を銀行口
座Aに入金するものとする(ステップS206)。この
入金の処理は、図2のステップS106の処理に相当す
る。
【0056】ICカード4から銀行口座Aへの入金は、
ICカード4の取引制限事項を超える場合でも可能であ
る。例えば、取引期限を過ぎていても、ICカード4の
残金は、銀行口座Aに入金可能である。
【0057】ホストシステム1の銀行口座AにICカー
ド4からの入金が発生すると、口座入金履歴12に2回
目の入金登録、すなわち、「入金ID121」、「入金
額122」、「入金種別123」、「入金年月12
4」、「入金時刻125」が次のように設定される。
「入金ID121」には(I00002)が設定され、
「入金額122」には、ICカード4の残金である1
2,900円が入金されたため、(12900)が設定
される。「入金種別123」には、ICカードとの取引
を示す(05)とICカード4のICカードIDである
(12345678)を連結した(051234567
8)が設定される。「入金年月124」と「入金時刻1
25」には、この入金が発生した日付と時刻である19
98年1月7日を示す(19980107)と、8時3
2分6秒を示す(083206)が設定される。
【0058】図16のように、口座入金履歴12に2回
目の入金情報の設定が終了すると、続いて、口座A取引
履歴11が次のようにして更新される。すなわち、「入
金ID111」には、図16の「入金ID121」に対
応した(I00002)が設定される。「残高112」
は、最初の「残高112」にステップS206で発生し
た12,900円の入金が加算された462,900円
を示す(462900)が設定される。
【0059】次に、銀行口座Aから通常の現金引き落と
しとして、金額12,500円の引き落としが発生した
ものとする(ステップS207)。
【0060】このとき口座出金履歴13には、2回目の
出金ID、出金額、出金種別、出金年月、出金時刻が設
定される。これと同時に、口座取引履歴11には、図1
5のように、4回目の入出金ID、残高が更新、設定さ
れる。
【0061】次に、預金金額100,000円の通常の
預金が発生したとする(ステップS208)。これに対
応して、図16の3番目の入金ID、入金額、入金種
別、入金年月、入金時刻として入金履歴が設定され、同
時に、図15のように、口座A取引履歴11が更新さ
れ、入出金ID、残高が設定される。
【0062】その後、銀行口座AからICカード4に対
する出金が再び発生したとする(ステップS209)。
【0063】図11の「出金ID121」には3回目の
出金として(O00003)が付与される。「出金額1
22」は、出金額の80,000円を意味する(800
00)が設定される。「出金種別123」には、ICカ
ード4との取引を意味する(05−12345678)
が設定される。「出金年月124」には、この処理日の
1998年1月14日を意味する(19980114)
が設定され、「出金時刻125」には、処理時刻の13
時32分15秒を意味する(133215)が設定され
る。同時に口座A取引履歴11が更新され、「入出金I
D111」、「残高112」が設定される。
【0064】ICカード4の側では入金の発生により、
入金履歴42が図18に示すように設定される(ステッ
プS209)。
【0065】この場合の「入金ID421」には、ホス
トシステム1の口座A出金履歴12の「出金ID12
1」に対応した(I00003)が設定される。「入金
額」は、80,000円の入金なので(80000)が
設定される。
【0066】その後、このICカード4による支払いが
2回実施されたとする(ステップS210、ステップS
211)。
【0067】ステップS210で30,000円の支払
いを実施すると、ICカード4の出金履歴43には、図
21に示す「出金ID431」、「出金額432」が設
定される。
【0068】また、ICカード4から店舗側端末には、
図13のデータとして、ICカードIDの(12345
678)、入金IDの(I00003)、支払金額の
(30000)が送出される。
【0069】さらに、このICカード4により5,40
0円の支払いを実施した(ステップS211)。ICカ
ード4の出金履歴43には、図21に示す「出金I
D」、「出金額」が設定される。店舗側には、ICカー
ドIDとして(12345678)、入金IDとして
(I00003)、支払金額として(5400)が送出
される。また、このとき、ICカード4の残金は、4
4,600円である。
【0070】この支払いの後で、ICカード4を紛失し
たとする(ステップS212)。
【0071】利用者がICカード4の管理会社にICカ
ード4を紛失したこを連絡すると、連絡を受けたICカ
ード4の管理会社は、ホストシステム1の銀行口座A取
引管理情報10に紛失履歴14を設定してICカード4
の紛失処理を実施する(ステップS213)。 図18
がその具体例で、紛失履歴の「ICカードID」には、
ICカード4を示す(12345678)が設定され
る。「処理年月」と「処理時刻」は、紛失履歴を作成し
た日付と時刻の1998年1月14日と23時5分19
秒を意味する(19980114)及び(23051
9)が設定される。
【0072】ICカード4の紛失履歴14が作成される
と、ICカード4の使用は不可となるが、ICカード4
の紛失から紛失履歴が作成される間は、紛失したICカ
ード4の使用は可能である。しかし、ICカード4の取
引制限事項44に指定された制限条件により、使用条件
がクレジットカード類の一般的な制限条件よりも細かく
制限されるため、被害を最小限に押さえることが可能で
ある。
【0073】また、紛失したICカード4に一番最後に
銀行口座Aから出金された金額による取引処理は、通常
のクレジット処理扱いとなる。図16の口座出金履歴1
3に示す通り、ICカード4に一番最後に出金されたの
は、「出金ID」の(O00003)である。これに対
応したICカード4の「入金ID421」は図20に示
すとおり(I00003)である。「入金ID421」
の(I00003)は、図8に示す通り店舗でのキャッ
シュ処理の際に常にICカード4の送出データとして付
加される。これにより、「入金ID421」の(I00
003)が付加された請求金額は、正常なクレジット支
払い扱いとなる。このため、口座出金履歴12の「出金
ID121」の(O00003)に対応した金額を一旦
利用者Aの銀行口座に払い戻す。図16の口座入金履歴
12の「入金ID121」の(I00004)がこの処
理の対象である。「入金金額」の(80000)は、図
17に示す口座出金履歴13の「出金ID」に対応した
金額である。「入金種別」の(06−1234567
8)は、ICカード4の紛失処理を意味する。入金年月
(19980124)は処理年月である1998年1月
24日を意味し、入金時刻(091002)は処理時刻
である9時10分2秒を意味する。
【0074】本実施例は、以上詳細に説明したように、
反復して入金設定の可能なICカードに、入金設定ごと
にその金額ごとの識別番号IDを付与して、取引の都度
取引内容と共にこの識別番号を付加して取引の正当性を
保証することにより、ICカードの紛失処理後にもそれ
以前の取引に対する支払いを行うことが出来る。
【0075】また、ICカードへの入金の都度、当該金
額の利用上の制限条件を設定することにより、従来のク
レジットカード等より木目細かにICカードの利用を限
定し、ICカードを紛失した場合にも損失を最小限度に
止めることが出来る。
【0076】
【発明の効果】上述のように本発明は、所要の金額を銀
行口座から引き出す時に、引き出した金額にID番号を
割り振ると共に、そのID番号をICカードから支出する
取引額にも付加しておき、ICカードを紛失した時、ICカ
ード内に保持されていたIDを特定することによって、
正当な利用者が利用した金額のみをICカード利用者の銀
行口座から引き落とし、ICカード紛失時のセキュリティ
を向上することができる。
【0077】また、ICカードに入金する金額ごとに、
個別の取引金額、回数、地域、時間帯等についての支払
制限条件を設け、各取引きごとにこの支払制限を端末に
おいてチェックすることにより、ICカード紛失時の未
使用金額を保護することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のICカードによる取引情報の確認方法
の1実施例の流れ図である。 (a) ICカード入金時の処理 (b) 商取引時の処理
【図2】本発明の紛失処理の1実施例の流れ図である。
【図3】本発明の1実施例のシステム構成図である。
【図4】ホストシステム1及びICカードに格納される
取引管理ファイルの構成例である。 (a) 銀行口座取引管理ファイル10 (b) ICカード取引管理ファイル40
【図5】口座取引履歴ファイル11の構成例を示す図で
ある。
【図6】口座入金履歴ファイル12の構成例を示す図で
ある。
【図7】口座出金履歴ファイル13の構成例を示す図で
ある。
【図8】紛失履歴ファイル14の構成例を示す図であ
る。
【図9】銀行口座の出金/入金種別を表す記号の例を示
す図である。
【図10】ICカード4の基本データ部41の構成例を
示す図である。
【図11】ICカード4の入金/出金履歴ファイルの構
成例を示す図である。 (a) カード入金履歴ファイル42 (b) カード出金履歴ファイル43
【図12】取引制限条件ファイル44の1例を示す図で
ある。
【図13】取引き時の端末表示の1例を示す図である。
【図14】ICカード4による取引の具体例の経過を示
す図である。
【図15】具体例の口座取引履歴ファイル11の記録例
である。
【図16】具体例の口座入金履歴ファイル12の記録例
である。
【図17】具体例の口座出金履歴ファイル13の記録例
である。
【図18】具体例の紛失履歴ファイル14の記録例であ
る。
【図19】具体例のICカード4の基本データファイル
41の記録例である。
【図20】ICカード入金履歴ファイル42の記録例で
ある。
【図21】ICカード出金履歴ファイル43の記録例で
ある。
【図22】取引制限条件ファイル44の記録例である。
【図23】取引時の端末表示の例である。
【符号の説明】
1 ホストシステム 2 パーソナルコンピュータ、PC 3 ICカード・読取り書込み機、ICCR/W 4 ICカード 5 ICカードのCPU 6 ICカードのメモリ 10 銀行口座取引管理情報ファイル 11 口座取引履歴ファイル 12 口座出金履歴ファイル 13 口座入金履歴ファイル 14 紛失履歴ファイル 40 ICカード取引管理情報ファイル 41 ICカード基本データ部 42 カード入金履歴ファイル 43 カード出金履歴ファイル 44 取引制限事項 111 口座A残高 112 入出金ID 113 残高 121 入金ID 122 入金額 123 入金種別 124,125 入金日付、時刻 131 出金ID 132 出金額 133 出金種別 134,135 出金日付、時刻 141 取扱不可ID 142,143 処理日付、時刻 411 ICカードID 412 残高 413 暗証番号 421 入金ID 422 入金額 431 出金ID 432 出金額 441 対応入金ID 442 取引期限 443 取引金額 444,445 取引回数A(期限内)、B(一日) 446 取引時間帯 447,448 取引地域A(国)、B(地域) 449 取引店舗 S101〜S125,S201〜S213 ステップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストシステムに登録された利用者の銀
    行口座から任意の金額をICカードに振替えて登録し、
    前記ICカードを用いて行われた商取引の正当性を確認
    して取引き金額を決済するICカードによる取引情報の
    確認方法において、 前記ホストシステムは、前記ICカードに振替え登録す
    る度ごとに識別番号を生成して振替え金額と共にICカ
    ードに登録し、 前記ICカードにより商取引きを行う際に各商取引ごと
    の取引内容と共に前記識別番号を商取引の相手方に通知
    し、 前記ホストシステムは、取引き金額の支払を請求された
    とき、取引内容とともに前記識別番号の有無により当該
    支払の正当性を確認して決済を行い、 前記ICカードの紛失が届け出られたとき、紛失処理時
    点以降の当該ICカードによる商取引を無効にするとと
    もに、前記識別番号を付加して登録した振替え金額の全
    額を一旦銀行口座に戻入した後、前記識別番号を付加し
    て請求された商取引の支払金額のみを当該銀行口座から
    引落すことを特徴とするICカードによる取引情報の確
    認方法。
  2. 【請求項2】 銀行口座から振替えてICカードに金額
    を登録する際に、当該入金金額による各商取引ごとの支
    払制限条件を当該ICカードに設定し、各商取引き実施
    の際に端末において当該商取引の内容を前記支払制限条
    件と対比して当該商取引の有効性を確認する請求項1に
    記載のICカードによる取引情報の確認方法。
  3. 【請求項3】 前記支払制限条件は、少なくとも取引期
    間、取引場所、支払金額のいずれかに対する制限条件を
    含む請求項2に記載のICカードによる取引情報の確認
    方法。
  4. 【請求項4】 任意の金額が設定され、各商取引の経過
    を管理して記録するICカード取引管理手段を有するI
    Cカードと、登録された利用者の銀行口座に対する出入
    金の取引経過を管理し、前記利用者の要求する金額を銀
    行口座からICカードに振替えて設定し、前記ICカー
    ド紛失時には当該カードの失効処理を行う銀行口座管理
    手段を有するホストシステムと、前記ICカードにデー
    タを入出力する端末とからなるICカードによる商取引
    システムの取引き情報確認システムにおいて、 前記ホストシステムは、 当該ICカードの識別番号とは別に、ICカードに金額
    を設定する度に、前記金額に対する識別番号を生成して
    ICカードに登録する識別番号付与手段と、 商取引の決済時に当該ICカードが紛失処理の行われた
    ものか否かと共に、前記識別番号の有無を確認して支払
    いの当否を判定する取引決済確認手段と、 ICカードの紛失通知を受けたとき、当該時点以降のI
    Cカードによる商取引を失効させると共に、当該紛失通
    知以前に前記識別番号を付して行われた商取引の情報を
    前記取引決済確認手段に通知する紛失処理手段とを備
    え、 前記ICカードは、前記金額ごとの識別番号の記憶手段
    と、各商取引の際に前記識別番号を出力する手段とを備
    えることを特徴とするICカードによる取引情報の確認
    システム。
  5. 【請求項5】 前記ICカードは、銀行口座から金額が
    登録されるとき設定される、当該入金金額による各商取
    引ごとの支払制限条件を格納する手段と、各商取引き実
    施の際に端末において入力される当該商取引の内容を前
    記支払制限条件と対比して当該商取引の成立または無効
    性を表示する手段とを有する請求項4に記載のICカー
    ドによる取引情報の確認システム。
  6. 【請求項6】 前記ICカードは、前記支払い制限条件
    を各商取引の行われる店舗の端末に通知し、前記店舗の
    端末が商取引の内容とICカードから通知された支払条
    件とを対比して、商取引の成立または無効性を判定する
    請求項5に記載のICカードによる取引情報の確認シス
    テム。
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