WO2024142271A1 - 情報処理装置、ユーザ端末、および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、ユーザ端末、および情報処理方法

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Abstract

【課題】従来、パフォーマーのパフォーマンス中に、パフォーマーの移動端末が撮影する動画を利用できなかった。 【解決手段】パフォーマーに設置された1以上の各移動端末から動画を受信する動画受信部122と、ユーザ端末3から問合せを受信する問合受信部123と、問合せに合致するパフォーマーに対応する動画を取得する動画取得部133と、動画取得部133が取得した動画をユーザ端末3に送信する動画送信部142とを具備する情報処理装置1により、パフォーマーのパフォーマンス中に、パフォーマーの移動端末が撮影する動画を利用できる。

Description

情報処理装置、ユーザ端末、および情報処理方法
 本発明は、例えば、サッカー選手や演劇者等のパフォーマーに設置されたカメラが取得した動画を受信し、ユーザからの指示に応じて、動画を提供する情報処理装置等に関するものである。
 従来、ユーザの希望する位置及び環境で撮影された車載カメラの画像データをユーザに提供する技術があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2021-83034号公報
 しかしながら、従来技術においては、パフォーマーのパフォーマンス中に、パフォーマーの移動端末が撮影する動画を利用できなかった。
 本第一の発明の情報処理装置は、パフォーマーに設置された1以上の各移動端末から動画を受信する動画受信部と、ユーザ端末から問合せを受信する問合受信部と、問合せに合致するパフォーマーに対応する動画を取得する動画取得部と、動画取得部が取得した動画をユーザ端末に送信する動画送信部とを具備する情報処理装置である。
 かかる構成により、パフォーマーのパフォーマンス中に、パフォーマーの移動端末が撮影する動画を利用できる。
 また、本第二の発明の情報処理装置は、第一の発明に対して、パフォーマーの属性値を取得する属性値取得部をさらに具備し、問合受信部は、パフォーマーの属性値に関するパフォーマー条件を含む問合せを受信し、動画取得部は、パフォーマー条件に合致する属性値のパフォーマーに対応する動画を取得し、動画送信部は、動画取得部が取得した動画をユーザ端末に送信する情報処理装置である。
 かかる構成により、適切なパフォーマーの動画を利用できる。
 また、本第三の発明の情報処理装置は、第一または第二の発明に対して、動画受信部は、複数の移動端末から動画を受信し、問合受信部は、複数のパフォーマーを特定するパフォーマー条件を含む問合せを受信し、動画取得部は、パフォーマー条件に合致する複数の各パフォーマーに対応する動画を取得し、動画取得部が取得した複数の動画を用いて、一の動画を構成する動画構成部をさらに具備し、動画送信部は、動画構成部が構成した動画をユーザ端末に送信する情報処理装置である。
 かかる構成により、複数のパフォーマーの動画から一の動画を構成できる。
 また、本第四の発明の情報処理装置は、第三の発明に対して、動画構成部は、複数の各動画を時間的に結合する、または複数の各動画を空間的に融合して、一の動画を構成する情報処理装置である。
 かかる構成により、複数のパフォーマーの動画から一の動画を構成できる。
 また、本第五の発明の情報処理装置は、第一から第四いずれか1つの発明に対して、動画受信部が受信した動画を蓄積する処理部をさらに具備し、動画は、動画が撮影された時を特定する時情報に対応付いており、問合受信部は、動画が撮影された時に関する時条件を含む問合せを受信し、動画取得部は、処理部が蓄積した動画のうち、時条件を満たす動画を取得し、動画送信部は、動画取得部が取得した動画をユーザ端末に送信する情報処理装置である。
 かかる構成により、パフォーマーの適切な時の動画を利用できる。
 また、本第六の発明の情報処理装置は、第一から第五いずれか1つの発明に対して、1以上の各移動端末から位置情報を受信する位置受信部と、位置受信部が受信した1以上の位置情報を含み、1以上の各位置情報に対応するパフォーマーを選択するための操作オブジェクトを構成するオブジェクト構成部と、操作オブジェクトをユーザ端末に送信するオブジェクト送信部とをさらに具備し、問合受信部は、操作オブジェクトに対する1以上のパフォーマーの選択に基づく問合せを受信し、動画取得部は、問合せに合致する1以上のパフォーマーに対応する動画を取得する情報処理装置である。
 かかる構成により、ユーザが動画を容易に選択することを支援できる。
 また、本第七の発明の情報処理装置は、第一から第六いずれか1つの発明に対して、動画取得部が取得した動画は、動画の権利者を識別する権利者識別子に対応付き、動画に対応付く権利者識別子で識別される権利者に関する処理である権利者処理を行う権利者処理部をさらに具備する情報処理装置である。
 かかる構成により、動画の権利者に関する適切な処理が行える。
 また、本第八の発明の情報処理装置は、第七の発明に対して、動画は、パフォーマーを識別するパフォーマー識別子に対応付いており、権利者処理部は、パフォーマー識別子で識別されるパフォーマーに対して、報酬を与える処理である報酬処理を行う報酬手段を具備する情報処理装置である。
 かかる構成により、移動端末が撮影した動画の権利者に対して報酬を与えることができる。
 また、本第九の発明の情報処理装置は、第八の発明に対して、報酬手段は、動画に対応する動画属性値を用いて、前パフォーマーに対する報酬を決定し、報酬を与える処理である報酬処理を行う情報処理装置である。
 かかる構成により、移動端末が撮影した動画の権利者に対して、適切な報酬を与えることができる。
 また、本第十の発明の情報処理装置は、第七の発明に対して、権利者処理部は、動画を、動画に対応付く属性値集合に対応付けて蓄積する第一保全処理を行う第一保全手段を具備する情報処理装置である。
 かかる構成により、動画を保全できる。
 また、本第十一の発明の情報処理装置は、第七の発明に対して、権利者処理部は、動画を、動画に対応するパフォーマー識別子に対応付けて蓄積する第二保全処理を行う第二保全手段を具備する情報処理装置である。
 かかる構成により、動画の権利者を適切な権利者にできる。
 また、本第十二の発明の情報処理装置は、第七の発明に対して、権利者処理部は、動画を、ユーザ端末のユーザを識別する権利者識別子に対応付けて蓄積する第三保全手段を具備する情報処理装置である。
 かかる構成により、動画の権利者を当該動画が必要な権利者にできる。
 また、本第十三の発明の情報処理装置は、第十から第十二いずれか1つの発明に対して、権利者処理部は、動画にアクセスするためのアクセス情報を含む保全情報をブロックチェーンに蓄積する第四保全処理を行う第四保全手段を具備する情報処理装置である。
 かかる構成により、保全が必要な動画の管理情報を保全できる。
 また、本第十四の発明のユーザ端末は、パフォーマーに設置された1以上の各移動端末の位置情報が特定する位置を明示した操作画面を取得する画面取得部と、操作画面を出力する画面出力部と、操作画面の中の移動端末に対する指示である動画指示を受け付けるユーザ受付部と、動画指示に対する移動端末が撮影した動画を取得するユーザ取得部と、ユーザ取得部が取得した動画を出力するユーザ出力部とを具備するユーザ端末である。
 かかる構成により、ユーザが動画を容易に選択できる。
 また、本第十五の発明のユーザ端末は、第六の発明に対して、情報処理装置から操作オブジェクトを受信するユーザ受信部と、画面取得部は、操作オブジェクトを用いて、操作画面を取得し、ユーザ取得部は、動画指示を用いて問合せを構成し、問合せを情報処理装置に送信し、問合せの送信に応じて、情報処理装置から動画を受信する請求項14記載のユーザ端末である。
 かかる構成により、ユーザが動画を容易に選択できる。
 本発明による情報処理装置によれば、パフォーマーのパフォーマンス中に、パフォーマーの移動端末が撮影する動画を利用できる。
実施の形態1における情報システムAの概念図 同情報システムAのブロック図 同情報処理装置1のブロック図 同情報処理装置1の動作例について説明するフローチャート 同動画送信処理の例について説明するフローチャート 同動画融合処理の例について説明するフローチャート 同複数ウィンドウ処理の例について説明するフローチャート 同オブジェクト構成処理の例について説明するフローチャート 同過去動画送信処理の例について説明するフローチャート 同保全処理の例について説明するフローチャート 同第四保全処理の例について説明するフローチャート 同報酬処理の例について説明するフローチャート 同移動端末2の動作例について説明するフローチャート 同ユーザ端末3の動作例について説明するフローチャート 同端末管理表を示す図 同ユーザ管理表を示す図 同操作画面の例を示す図 同出力例を示す図 同コンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムのブロック図
 以下、情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
 (実施の形態1)
<実施の形態1の概要>
 本実施の形態において、パフォーマーに設置されたカメラが取得した動画を受信し、ユーザ端末からの指示に応じて、動画を提供する情報処理装置について説明する。なお、パフォーマーは、例えば、サッカー選手や野球選手等のスポーツの選手、演奏者や演劇者等の人前でパフォーマンスを行う人、競馬、騎手、カーレーサー、ボートレーサー等である。
 また、本実施の形態において、パフォーマー条件に合致する1以上の各パフォーマーの移動端末が撮影した動画をユーザ端末に送信する情報処理装置について説明する。
 また、本実施の形態において、複数のパフォーマーからの動画から一の動画を構成し、ユーザ端末に送信する情報処理装置について説明する。なお、当該一の動画は、複数の動画を時間的または空間的に合成された動画である。
 また、本実施の形態において、時を特定する時情報を含む問合せを受信し、問合せに応じた過去動画を送信する情報処理装置について説明する。なお、過去動画は、過去に撮影され、蓄積された動画である。
 また、本実施の形態において、パフォーマーの位置情報を受信し、当該位置情報が示すパフォーマーの位置を明示した操作オブジェクトを構成し、ユーザ端末に送信する情報処理装置について説明する。
 また、本実施の形態において、出力される動画の権利者に関する処理である権利者処理を行う情報処理装置について説明する。権利者処理は、例えば、後述する報酬処理、後述する各種の保全処理である。また、権利者は、例えば、パフォーマー、動画を要求したユーザである。
 さらに、本実施の形態において、ユーザがパフォーマーの動画を容易に選択できる画面を出力するユーザ端末について説明する。
 なお、本実施の形態において、情報Xが情報Yに対応付いていることは、情報Xから情報Yを取得できること、または情報Yから情報Xを取得できることであり、その対応付けの方法は問わない。情報Xと情報Yとがリンク付いていても良いし、同じバッファに存在していても良いし、情報Xが情報Yに含まれていても良いし、情報Yが情報Xに含まれている等でも良い。
<情報システムAの概要>
 図1は、本実施の形態における情報システムAの概念図である。情報システムAは、情報処理装置1、1または複数の移動端末2、および1または複数のユーザ端末3を備える。
 情報処理装置1は、1または複数の各移動端末2が送信した動画をユーザ端末3に提供するサーバである。情報処理装置1は、例えば、クラウドサーバ、ASPサーバ等であるが、その種類は問わない。情報処理装置1は、ブロックチェーンを構成する装置でも良い。
 なお、本明細書における動画に含まれる複数の各静止画の撮影時刻の間隔は、問わない。動画は、例えば、60フレーム/秒の動画、30フレーム/秒の動画であるが、所定時間(例えば、1分)以上の時間が空いて撮影された複数の静止画の集合でも良く、所定条件を満たす時に撮影された複数の静止画の集合でも良い。静止画は、フィールド、フレームと言っても良い。
 移動端末2とは、移動し得る端末である。移動端末2は、パフォーマーに設置された端末である。パフォーマーに設置された端末とは、パフォーマーの身に付ける物(例えば、眼鏡、ユニフォーム、ヘルメット)に設置された端末、パフォーマーが操作する物(例えば、自動車、二輪車)に設置された端末である。移動端末2は、動画を撮影する端末である。移動端末2は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、通信機能付きのカメラ、カメラ付きの眼鏡、カメラ付きのスマートウォッチである。また、設置とは、通常、固定されていることを意味するが、接しているまたは保持している程度のことも含む、と考えても良い。
 ユーザ端末3とは、ユーザが使用する端末である。ユーザは、動画を視聴する者、または動画を必要とする者である。ユーザ端末3は、移動端末2の機能を有しても良い。つまり、ユーザ端末3は、動画を提供するユーザの端末でも良い。ユーザ端末3は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、いわゆるパーソナルコンピュータ、ナビゲーション端末等であり、その種類は問わない。
 情報処理装置1と1以上の各移動端末2、および情報処理装置1と1以上の各ユーザ端末3とは、通常、インターネット等のネットワークにより通信可能である。
 図2は、本実施の形態における情報システムAのブロック図である。図3は、情報処理装置1のブロック図である。
 情報処理装置1は、格納部11、受信部12、処理部13、および送信部14を備える。格納部11は、端末管理部111、およびユーザ管理部112を備える。受信部12は、位置受信部121、動画受信部122、問合受信部123を備える。処理部13は、属性値取得部131、オブジェクト構成部132、動画取得部133、動画構成部134、および権利者処理部135を備える。権利者処理部135は、第一保全手段1351、第二保全手段1352、第三保全手段1353、第四保全手段1354、および報酬手段1355を備える。送信部14は、オブジェクト送信部141、および動画送信部142を備える。
 移動端末2は、移動格納部21、移動受信部22、移動処理部23、移動送信部24、および移動出力部25を備える。移動処理部23は、位置取得部231、撮影部232、属性値取得部233、および構成部234を備える。移動送信部24は、位置送信部241、および移動動画送信部242を備える。移動出力部25は、動画出力部251を備える。
 ユーザ端末3は、ユーザ格納部31、ユーザ受付部32、ユーザ処理部33、ユーザ送信部34、ユーザ受信部35、およびユーザ出力部36を備える。ユーザ処理部33は、画面取得部331、およびユーザ取得部332を備える。ユーザ出力部36は、画面出力部361を備える。
<情報処理装置1の構成要素の詳細>
 格納部11には、各種の情報が格納される。各種の情報は、例えば、後述する端末情報、後述するユーザ情報、動画、付加動画である。付加動画とは、動画と当該動画に対応付く1または複数の動画属性値である。付加動画は、1以上の動画属性値が対応付く動画であることは好適である。付加動画には、端末識別子が対応付くことは好適である。
 動画属性値とは、動画の属性値である。動画属性値は、例えば、環境情報である。環境情報とは、動画が撮影された環境に関する情報である。環境情報は、例えば、後述する位置情報、時情報である。環境情報は、例えば、天気情報、温度情報、季節情報等を含んでも良い。時情報とは、動画が撮影された時を特定する情報である。動画が撮影された時は、動画が撮影された時刻の周辺の時でも良く、正確性までは要求されなくても良い。時情報は、例えば、時刻、年月日時、年月日時分、年月日時分秒、年月日、月日である。つまり、時情報が示す時の粒度は問わない。天気情報とは、動画が撮影された場所(地域でも良い)の撮影された時の天気を特定する情報である。天気情報は、例えば、「晴」「雨」「雪」「曇」である。温度情報とは、動画が撮影された場所の撮影された時の気温を特定する情報である。温度情報は、例えば、「25度」「30度以上」である。季節情報とは、動画が撮影された場所の撮影された時の季節を特定する情報である。季節情報は、例えば、「春」「夏」「初夏」「冬」である。
 動画属性値は、タグでも良い。タグとは、動画の内容を示す情報である。タグは、動画に含まれる1以上の静止画を解析した結果であることは好適である。タグは、例えば、サッカーの試合でゴールが決められたことを示す「ゴール」、野球の試合でホームランを打ったことを示す「ホームラン」である。
 端末管理部111には、1または複数の端末情報が格納される。端末情報とは、移動端末2に関する情報である。ここでの端末情報は、通常、移動端末2の識別子である端末識別子、1または複数の位置情報を含む。1以上の位置情報は、移動端末2の最新に位置情報であることは好適である。端末情報は、端末通信情報を含んでも良い。端末情報は、1以上の属性値を有しても良い。
 端末識別子とは、移動端末2を識別する情報である。端末識別子は、移動端末2のユーザであるパフォーマーを識別するパフォーマー識別子でも良い。端末識別子は、例えば、移動端末2のID、移動端末2の名称、移動端末2のIPアドレス、移動端末2のMACアドレスである。パフォーマー識別子は、例えば、パフォーマーのID、パフォーマーの氏名、パフォーマーのメールアドレス、パフォーマーの電話番号である。
 位置情報とは、位置を特定する情報である。位置情報は、例えば、(緯度,経度)または(移動,経度,高度)である。位置情報は、例えば、競技を行っている場(例えば、サッカーグラウンド)の相対位置を示す情報でも良い。
 端末通信情報とは、移動端末2と通信するための情報である。端末通信情報は、例えば、移動端末2のIPアドレス、移動端末2のMACアドレス、移動端末2にインストールされている通信アプリのIDである。
 属性値とは、パフォーマーの属性値である。属性値は、例えば、静的属性値、または動的属性値である。静的属性値とは、パフォーマーの静的な属性値である。静的属性値は、例えば、サッカーや野球におけるポジション(例えば、「キーパー」「フォワード」「キャッチャー」)、演奏者が演奏する楽器である。動的属性値とは、パフォーマンス中に動的に変化する属性値である。動的属性値は、例えば、パフォーマーの位置情報、サッカーや野球等におけるゲーム進行中の役割(例えば、「ボール保持者」「PKキッカー」「バッター」「ピッチャー」)、パフォーマーがボールを保持しているか否かを示す情報である。
 ユーザ管理部112には、1または複数のユーザ情報が格納される。ユーザ情報とは、ユーザに関する情報である。ユーザ情報は、例えば、ユーザ識別子を有する。ユーザ情報は、例えば、パフォーマー条件を有する。ユーザ情報は、例えば、1または複数のユーザ属性値を有する。
 ユーザ識別子とは、ユーザを識別する情報である。ユーザ識別子は、例えば、ID、電話番号、メールアドレス、氏名、ユーザ端末3の識別子である。ユーザ端末3の識別子は、例えば、IPアドレス、MACアドレスである。
 パフォーマー条件とは、ユーザに提供する動画を決定するための条件である。パフォーマー条件は、例えば、属性値条件、特定条件である。属性値条件とは、パフォーマーの属性値に関する条件である。属性値条件は、例えば、「ゴールキーパー」「PKキッカー」「ボール保持者」である。特定条件とは、特定のパフォーマーを特定する条件である。特定条件は、通常、1または複数のパフォーマー識別子を有する。特定条件は、例えば、「パフォーマー識別子=101」「パフォーマー識別子=101,102」である。
 ユーザ属性値は、例えば、性別、年齢、支払情報である。支払情報とは、動画を閲覧、動画の購入等のサービスの享受に対して、料金を支払うための情報である。支払情報は、例えば、銀行口座の番号、クレジットカード番号、支払いアプリのIDである。
 受信部12は、移動端末2またはユーザ端末3から各種の情報や指示を受信する。各種の情報や指示は、例えば、位置情報、問合せ、動画、後述する付加動画、後述する停止指示、後述する購入指示である。
 受信部12は、位置情報と対にして、1または複数の各移動端末2から動画を受信しても良い。かかる場合、受信部12は、連続的に、動画を受信することは好適である。連続的に受信することは、例えば、定期的に受信すること、または、常時、受信することである。定期的とは、その間隔に多少の違いがあっても良い。
 受信部12は、例えば、試合におけるボールの位置情報を、連続して、受信する。かかる場合、ボールには、位置情報を取得し、当該位置情報を送信するモジュールが埋め込まれている。
 位置受信部121は、位置情報を1以上の各移動端末2から受信する。位置受信部121は、1または複数の移動端末2から、連続的に、最新の位置情報を受信することは好適である。位置受信部121は、移動端末2から、移動端末2に格納されている動画に対応する1または複数の位置情報の集合を受信しても良い。位置受信部121は、通常、端末識別子に対応付けて、位置情報を受信する。なお、位置情報は、動画の中の1または複数の静止画に対応付いていることは好適である。
 動画受信部122は、パフォーマーに設置された1以上の各移動端末2から動画を受信する。動画受信部122は、複数の各移動端末2から動画を受信することは好適である。動画受信部122は、1以上の各移動端末2から、連続的に、動画を受信することは好適である。かかる動画には、1以上の動画属性値に対応付いていることは好適である。かかる動画には、通常、位置情報、パフォーマー識別子が対応付く。動画には、時情報が対応付くことは好適である。 
 問合受信部123は、問合せをユーザ端末3から受信する。問合せとは、動画の要求である。問合せは、通常、パフォーマー条件を含む。問合せは、カレント動画の取得のための問合せでも良いし、過去動画の取得のための問合せでも良い。問合せは、複数のパフォーマーを特定するパフォーマー条件を含んでも良い。問合せは、動画が撮影された時に関する時条件を含んでも良い。問合せは、ユーザ端末3で出力された操作オブジェクトに対する1以上のパフォーマーの選択に基づくものであることは好適である。
 カレント動画とは、移動端末2で撮影後、直ちに送信された動画である。過去動画とは、過去に移動端末2が撮影し、情報処理装置1が受信し、記録媒体に一度蓄積された動画である。
 処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、属性値取得部131、オブジェクト構成部132、動画取得部133、動画構成部134、権利者処理部135が行う処理である。処理部13は、例えば、動画受信部122が受信した動画を蓄積する。
 属性値取得部131は、パフォーマーの1または複数の属性値を取得する。属性値は、静的属性値または動的属性値である。
 属性値取得部131は、例えば、移動端末2に対応付いている静的属性値を端末管理部111から読み出す。移動端末2に対応付いていることは、通常、パフォーマー識別子に対応付いていることである。
 属性値取得部131は、例えば、動的属性値を取得する。属性値取得部131は、例えば、受信されたボールの位置情報と近似条件を満たす位置情報と対になるパフォーマー識別子で識別されるパフォーマーの属性値「ボール保持者」を、当該パフォーマー識別子と対に取得する。近似条件とは、例えば、2つの位置情報が閾値以内であること、またはボールの位置情報との距離が最も小さい位置情報であることである。
 属性値取得部131は、例えば、PKを蹴る位置の位置情報と近似条件を満たす位置情報に対応するパフォーマーの属性値「PKキッカー」を取得する。属性値取得部131は、例えば、受信されたボールの位置情報とPKを蹴る位置の位置情報との差異が閾値以内(例えば、30cm以内)である状態が閾値時間以上続いていることを検知した場合に、PKを蹴る位置の位置情報と近似条件を満たす位置情報に対応するパフォーマーの属性値「PKキッカー」を取得する。なお、PKを蹴る位置の位置情報は、格納部11に、予め格納されている、とする。
 属性値取得部131は、例えば、後述する属性値取得部233が動画からタグを取得する処理と同じ処理を行っても良い。
 オブジェクト構成部132は、位置受信部121が受信したパフォーマーの1または複数の位置情報を含み、当該1以上の各位置情報に対応するパフォーマーを選択するための操作オブジェクトを構成する。操作オブジェクトは、例えば、位置受信部121が受信した1以上の各位置情報が選択可能な移動するオブジェクト(例えば、ボタン)を含む画面またはウィンドウである。
 動画取得部133は、受信された問合せに合致する1または複数の各パフォーマーに対応する動画を取得する。なお、問合せに合致するパフォーマーとは、問合せに合致する移動端末2とも言える。パフォーマーに対応する動画とは、パフォーマーの移動端末2が送信した動画である。
 動画取得部133は、パフォーマー条件に合致する属性値のパフォーマーに対応する動画を取得することは好適である。動画取得部133は、パフォーマー条件に合致する複数の各パフォーマーに対応する動画を取得しても良い。
 動画取得部133は、処理部13が蓄積した過去動画のうち、問合せに合致する過去動画を取得する。動画取得部133は、処理部13が蓄積した過去動画のうち、時条件を満たす過去動画を取得しても良い。動画取得部133は、例えば、選手Aがゴールを決める時を特定する時条件に合致し、当該時の前後X秒の過去動画を、蓄積されている過去動画から取得する。
 動画構成部134は、動画取得部133が取得した複数の動画を用いて、一の動画を構成する。
 動画構成部134は、例えば、動画取得部133が取得した複数の各動画を時間的に結合し、一の動画を構成する。複数の各動画は、異なる移動端末2が撮影した動画であることは好適である。なお、時間的に結合された一の動画とは、複数の元になる動画を繋げた一つの動画である。時間的に結合された一の動画の元になる複数の動画が撮影された時は、時間的に連続していることは好適であるが、時間的に離れていても良い。例えば、一の動画の元になる一の動画が撮影された時刻が、例えば、8時20分で、一の動画の元になる他の動画が撮影された日が、例えば、8時25分等であっても良い。時間的に結合された一の動画の元になる複数の動画は、例えば、属性値「ボール保持者」に対応する動画である。時間的に結合された一の動画は、適宜、結合動画と言う。
 また、動画構成部134は、例えば、動画取得部133が取得した複数の各動画を空間的に融合して、一の動画を構成する。空間的に融合された一の動画とは、複数の元になる各動画を構成する複数のフレームごとに、各動画を構成するフレームの一部または全部を用いてフレームを構成し、当該構成した複数のフレームを時間的に繋げて、構成された動画である。なお、当該一の動画を構成するフレームのうちの少なくとも一つのフレームは、複数の元になる各動画のフレームの一部または全部を有するフレームである。空間的に融合された一の動画は、適宜、融合動画と言う。
 複数の各動画に含まれるフレームを空間的に融合する処理は、例えば、以下の(a)(b)処理である。
(a)画像処理に基づく方法
 動画構成部134は、例えば、空間的に繋げる処理の対象の複数の各フレームの方向を合わせる処理を行う。次に、動画構成部134は、例えば、複数の各フレームにおける同一領域を検知する。次に、動画構成部134は、例えば、同一領域を有する複数のフレームを重ねる処理を行い、広域の一のフレームを構成する。なお、複数の各フレームにおける同一領域を検知することは公知技術で可能である。
(b)機械学習に基づく方法
 動画構成部134は、例えば、複数のフレームと学習モデルとを、機械学習の予測処理を行うモジュールに与え、当該モジュールを実行し、広域の一のフレームを取得する。
 なお、学習モデルは、複数のフレームを説明変数とし、当該複数のフレームから構成された広域の一のフレームを目的変数とする複数の教師データを、機械学習の学習処理を行うモジュールに与え、当該モジュールを実行し、取得された学習モデルである。
 また、学習モデルは、学習器、分類器、分類モデル等と言っても良い。機械学習のアルゴリズムは、深層学習が好適であるが、ランダムフォレスト等、問わない。また、機械学習には、例えば、TensorFlowのライブラリ、R言語のrandom forestのモジュール等の各種の機械学習の関数や、種々の既存のライブラリを用いることができる。
 動画構成部134は、動画取得部133が取得した一の動画を動画送信部142に渡すまでの処理を行っても良い。かかる処理も一の動画を構成する処理である、と考えても良い。動画送信部142に渡すまでの処理は、通常、動画を送信するためのバッファに動画を、順次、配置する処理である。
 権利者処理部135は、権利者処理を行う。権利者処理とは、動画に対応付く権利者識別子で識別される権利者に関する処理である。なお、権利者識別子は、通常、パフォーマー識別子であるが、ユーザ識別子であっても良い。権利者処理部135は、例えば、動画送信部142が動画を送信したことに応じた処理であり、当該動画に対応付く権利者識別子で識別される権利者に関する処理である権利者処理を行う。権利者処理は、例えば、後述する第一保全処理、後述する第二保全処理、後述する第三保全処理、後述する第四保全処理、後述する報酬処理である。
 なお、一の動画に対応付く権利者識別子は、例えば、構成された一の動画の元になった1または複数の各動画に対応付く権利者識別子、または当該一の動画を要求したユーザの識別子である。一の動画を要求したユーザは、問合せを送信したユーザ端末3のユーザである。
 第一保全手段1351は、動画構成部134が構成した一の動画を、当該一の動画の元になった1または複数の各動画に対応付く属性値集合に対応付けて蓄積する第一保全処理を行う。第一保全手段1351は、移動端末2から受信された動画を、当該動画に対応付く属性値集合に対応付けて蓄積する第一保全処理を行っても良い。なお、属性値集合は、1または複数の動画属性値である。
 第二保全手段1352は、動画構成部134が構成した一の動画を、当該一の動画の元になった1または複数の各動画に対応する権利者識別子に対応付けて蓄積する第二保全処理を行う。
 なお、第一保全手段1351または第二保全手段1352は、動画構成部134が構成した一の動画を、当該一の動画の元になった1または複数の各動画に対応付く属性値集合、および当該一の動画の元になった1または複数の各動画に対応する権利者識別子に対応付けて蓄積しても良い。
 第三保全手段1353は、動画構成部134が構成した一の動画を、ユーザ端末3のユーザを識別する権利者識別子に対応付けて蓄積する。なお、ここでのユーザ端末3のユーザは、一の動画を見る者である。ここでのユーザ端末3は、例えば、問合せを送信した端末である。ここでの権利者識別子は、ユーザ識別子である。
 また、一の動画を蓄積する先は、例えば、格納部11であるが、他の装置、ブロックチェーンを構成する他の装置等でも良い。
 第四保全手段1354は、保全情報を蓄積する第四保全処理を行う。保全情報は、蓄積された一の動画にアクセスするためのアクセス情報を含む。動画の蓄積と当該動画に対応する保全情報に対する第四保全処理との順序の前後は問わない。
 第四保全手段1354は、例えば、動画構成部134が構成し、蓄積された一の動画にアクセスするためのアクセス情報を含む保全情報をブロックチェーンに蓄積する第四保全処理を行う。
 なお、第四保全手段1354は、ブロックチェーンに保全情報を蓄積することは好適である。つまり、第四保全手段1354は、ブロックチェーンの分散台帳に保全情報を蓄積することは好適である。第四保全手段1354は、保全情報をNFT(non-fungible token)として登録することは好適である。第四保全手段1354は、保全情報をIPFS(Inter Planetary File System)ネットワークにある分散ファイルシステムに登録することは好適である。
 保全情報とは、動画のオリジナル性を確保するための情報である。保全情報は、動画の見出し情報である、と言える。保全情報は、例えば、アクセス情報と属性値集合である。保全情報は、例えば、1または複数の権利者識別子を有することは好適である。保全情報が複数の権利者識別子を有する場合、当該動画の権利者が共有である場合でも良いし、当該複数の権利者識別子は権利者履歴情報でも良い。権利者履歴情報とは、権利者識別子の集合であり、権利者の履歴を示す情報である。第四保全処理により、登録された動画の保全情報のオリジナル性が担保できる。保全情報のオリジナル性の担保により、当該保全情報に対応する動画のオリジナル性も担保することとなる。なお、アクセス情報とは、動画にアクセスするための情報である。アクセス情報は、動画の蓄積先を特定する情報である。アクセス情報は、例えば、URL、URIである。
 保全情報には、第三者に動画を提供できるか否かを示す情報(フラグと言っても良い)が含まれることは好適である。フラグは、例えば、第三者が閲覧可能である旨を示す情報、販売可能である旨を示す情報、閲覧も販売も許さないことを示す情報である。
 報酬手段1355は、動画構成部134が構成した一の動画の元になった1または複数の各動画に対応付く権利者識別子で識別される各権利者に対して報酬処理を行う。
 報酬処理とは、報酬を与える処理である。報酬処理は、例えば、動画に対応付く1または複数の各権利者識別子と対にして管理されているポイントを増加させる処理である。報酬処理は、例えば、動画に対応付く1または複数の各権利者識別子で識別される権利者に入金する処理である。報酬処理は、例えば、動画に対応付く1または複数の各権利者識別子で識別される権利者のユーザ端末3に、動画または他のコンテンツを送信する処理である。報酬処理は、動画に対応付く1または複数の各権利者識別子で識別される権利者にメリットが与えられれば良く、その内容は問わない。また、報酬は、例えば、金銭、ポイント、物品、コンテンツ等であり、その内容は問わない。
 報酬手段1355は、動画送信部142が送信した一の動画の元になった1または複数の各動画に対応する1または複数の動画属性値を取得し、当該1以上の動画属性値を用いて、複数の各権利者に対する報酬を決定し、報酬を与える処理である報酬処理を行うことは好適である。
 ここでの1以上の動画属性値は、例えば、動画のデータ量、動画の時間、動画のフレーム数、動画の解像度である。
 報酬手段1355は、対象となる動画に対して行われたサービスを識別するサービス識別子に対応する報酬量を取得し、当該報酬量に対応する報酬を与える処理である報酬処理を行うことは好適である。なお、サービス識別子は、例えば、「閲覧」「購入」である。かかる場合、例えば、格納部11に、サービス識別子に対応する報酬量、またはサービス識別子に対応する報酬量を決定するための情報が格納されている。
 報酬手段1355は、例えば、1または複数の動画属性値とサービス識別子のうちの1または複数の情報を用いて、報酬量を取得し、当該報酬量に対応する報酬を与える処理である報酬処理を行う。かかる場合、例えば、格納部11に、複数の各サービス識別子に対応する演算式または対応表が格納されている。演算式は、1または複数の動画属性値をパラメータとして、報酬量を算出する式である。対応表は、1または複数の動画属性値に対応する報酬量を管理する複数の対応情報を有する表である。
 報酬手段1355は、通常、対象となる動画に関するサービスを享受したユーザに、報酬を負担させる処理を行う。報酬を負担させる処理は、例えば、取得した報酬量の分を負担させる処理である。報酬を負担させる処理は、例えば、取得した報酬量の分と情報処理装置1の運営側が得る利益の分とを負担させる処理である。報酬を負担させる処理は、例えば、サービスを享受したユーザに対応するポイントを減じる処理、当該ユーザのクレジットカード番号を使用した決済処理等である。
 送信部14は、各種の情報または指示を移動端末2またはユーザ端末3に送信する。各種の情報または指示は、例えば、操作オブジェクト、動画である。なお、動画は、付加動画でも良い。
 オブジェクト送信部141は、オブジェクト構成部132が構成した操作オブジェクトをユーザ端末3に送信する。
 動画送信部142は、動画取得部133が取得した動画をユーザ端末3に送信する。かかるユーザ端末3は、通常、問合せを送信してきたユーザ端末3である。動画送信部142は、動画構成部134が構成した動画をユーザ端末3に送信することは好適である。
<移動端末2の構成要素の詳細>
 移動格納部21には、各種の情報が格納される。各種の情報は、例えば、動画、属性値集合、パフォーマー識別子、カメラ属性値である。カメラ属性値とは、カメラの属性値である。カメラ属性値は、例えば、画角、方向情報、解像度である。
 動画を構成する1以上の静止画には、例えば、属性値集合を構成する1以上の動画属性値が対応付いている。1以上の動画属性値は、全部の静止画に対応付いていても良いし、一部の静止画に対応付いていても良いし、複数の静止画に対応付いていても良い。
 移動受信部22は、各種の情報を受信する。各種の情報は、例えば、送信指示である。移動指示受信部221は、情報処理装置1から送信指示を受信する。送信指示とは、動画の送信の指示である。
 移動処理部23は、各種の処理を行う。各種の処理は、例えば、位置取得部231、撮影部232、属性値取得部233、構成部234が行う処理である。なお、移動処理部23は、属性値取得部233、構成部234を具備しなくても良い。
 位置取得部231は、位置情報を取得する。位置取得部231は、通常、移動端末2の位置を特定する位置情報を取得する。位置取得部231は、例えば、GPS受信機により位置情報を取得する。ただし、位置取得部231が位置情報を取得する手段やアルゴリズム等は問わない。
 撮影部232は、動画を撮影する。撮影部232は、例えば、移動端末2が移動中に動画を撮影する。なお、撮影された動画には、位置取得部231が取得した位置情報が対応付けられることは好適である。撮影された動画には、後述する属性値取得部233が取得した1以上の動画属性値が対応付けられることは好適である。なお、移動端末2が移動中とは、パフォーマーの移動中である。
 撮影部232は、撮影した動画を移動格納部21に蓄積することは好適である。撮影部232は、限られた記憶容量の移動格納部21に動画を蓄積する場合に、古い動画が格納されている領域に、新しい動画を上書きすることは好適である。つまり、移動格納部21の構造は、リングバッファの構造であることは好適である。
 属性値取得部233は、撮影部232が撮影する方向を示す方向情報を含む1以上のカメラ属性値を取得する。属性値取得部233は、カメラ属性値を含む1または複数の動画属性値を取得することは好適である。
 属性値取得部233は、例えば、1以上の動画属性値を取得する。1または複数の動画属性値は、属性値集合と言っても良い。
 属性値取得部233は、例えば、図示しない時計から時刻である時情報を取得する。属性値取得部233は、例えば、図示しないタイマーから試合開始時からの時間である時情報を取得する。属性値取得部233は、例えば、常時、予め決められた期間ごと、または取得条件を満たす場合に、時情報を取得する。
 属性値取得部233は、例えば、撮影中に、図示しない時計から時情報を取得し、当該時情報に対応する季節情報を取得する。属性値取得部233は、例えば、撮影中に、天気情報を取得する。なお、撮影場所が屋内である場合でも、天気情報は、当該屋内と同様の地域における天気の情報でも良い。移動処理部23は、例えば、図示しないサーバから位置情報に対応する天気情報を取得する。移動処理部23は、例えば、常時、予め決められた期間ごと、または取得条件を満たす場合に、天気情報を取得する。属性値取得部233は、例えば、撮影中に、温度情報を取得する。移動処理部23は、例えば、図示しないサーバから位置情報に対応する温度情報を取得する。移動処理部23は、例えば、移動体に設置された温度センサから温度情報を取得する。移動処理部23は、例えば、常時、予め決められた期間ごと、または取得条件を満たす場合に、温度情報を取得する。なお、取得条件は、例えば、動画の解析結果が所定の条件を満たした場合である。
 属性値取得部233は、例えば、撮影部232が撮影した動画に対する1以上のタグを取得し、動画に対応付ける。なお、タグも動画属性値である、と言える。
 属性値取得部233は、例えば、撮影部232が撮影した動画を解析し、当該動画に対する1以上のタグを取得する。
 属性値取得部233は、例えば、動画タグ条件に合致する1以上の静止画を決定し、当該動画タグ条件と対になるタグを取得する。また、属性値取得部233は、当該タグを当該1以上の静止画に対応付けても良い。なお、静止画は、動画を構成するフレームである。
 例えば、動画タグ条件が「静止画の中のボールの大きさが閾値以上であること」である場合、属性値取得部233は、動画が有するフレームを解析し、ボールを認識し、当該ボールの大きさを取得し、当該大きさが動画タグ条件に合致するか否かを判断する。動画タグ条件に合致する場合、属性値取得部233は、当該動画タグ条件と対になるタグ「ボール保持者」を取得する。また、属性値取得部233は、当該タグ「ボール保持者」を動画の解析したフレームに対応付けても良い。
 構成部234は、取得された位置情報を、動画に対応付け、付加動画を取得する。なお、動画に対応付けることは、通常、動画の中の1以上の静止画に対応付けることである。例えば、構成部234は、取得された位置情報を、当該位置情報の取得と同じタイミングで取得された1以上の静止画に対応付ける。
 構成部234は、例えば、属性値取得部233が取得した1以上のカメラ属性値をも動画に対応付けた付加動画を取得する。
 構成部234は、例えば、属性値取得部233が取得した1以上の動画属性値をも動画に対応付けた付加動画を取得する。付加動画は、1以上の動画属性値が付加された動画である。かかる1以上の動画属性値は、通常、位置情報を含む。1以上の各動画属性値は、通常、動画の中の1以上の静止画に対応付く。
 移動送信部24は、各種の情報を情報処理装置1に送信する。各種の情報は、例えば、位置情報、動画、付加動画である。移動送信部24は、撮影部232が取得した動画を、連続して、情報処理装置1に送信することは好適である。かかる場合、動画には、位置情報とパフォーマー識別子とが対応付いていることは好適である。
 位置送信部241は、位置取得部231が取得した位置情報を情報処理装置1に送信する。かかる位置情報には、通常、パフォーマー識別子が対応付いている。
 位置送信部241は、連続的に位置情報を情報処理装置1に送信することは好適である。連続的とは、常時、または定期的であることを含んでも良い。定期的とは、送信間隔が、多少は異なっても良い趣旨である。位置送信部241が位置情報を送信する頻度や間隔は問わない。
 移動動画送信部242は、動画を送信する。移動動画送信部242は、連続的に動画を情報処理装置1に送信することは好適である。なお、かかる動画は、付加動画でも良い。また、通常、動画にはパフォーマー識別子が対応付いている。
 移動動画送信部242は、移動指示受信部221が送信指示を受信したことに応じて、撮影部232が撮影した動画を送信しても良い。
 移動出力部25は、各種の情報を出力する。各種の情報は、例えば、動画、付加動画、属性値集合である。なお、移動端末2は、移動出力部25を具備しなくても良い。
 出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
 動画出力部251は、動画を出力する。動画出力部251は、付加動画を出力することは好適である。ここでの出力は、移動格納部21への蓄積でも良い。
<ユーザ端末3の構成要素の詳細>
 ユーザ格納部31には、各種の情報が格納される。各種の情報は、例えば、ユーザ識別子、動画、問合せ、背景情報である。
 背景情報とは、パフォーマーがパフォーマンスしている場所の画像を構成する情報を含む情報である。背景情報は、例えば、サッカーグラウンドの背景画像、野球場の背景画像を含む。背景情報は、例えば、パフォーマー条件を入力するためのオブジェクトを含む。オブジェクトは、例えば、ボタン、チェックボックス、メニュー項目である。背景情報は、例えば、画像であるが、データタイプは問わない。
 ユーザ受付部32は、各種の指示や情報を受け付ける。各種の指示や情報は、例えば、問合せ、動画指示、停止指示である。なお、問合せは、動画指示または購入指示を含んでいても良い。
 受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である。
 各種の指示や情報の入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
 問合せには、権利者の移転フラグが含まれていても良い。権利者の移転フラグとは、動画の権利者を移転することを示す情報である。
 動画指示とは、動画を出力する指示である。動画指示は、操作画面の中の移動端末2に対する指示である。動画指示は、通常、パフォーマー条件を含む。なお、操作画面の中の移動端末2とは、操作画面の中のパフォーマーと言っても良い。
 停止指示とは、動画の送信の停止の指示である。
 購入指示とは、動画を購入する指示である。購入指示は、ユーザ識別子に対応付いている。購入指示は、通常、動画を特定する情報を含む。購入指示は、例えば、動画識別子を有する。購入指示は、例えば、時情報を有する。購入指示は、例えば、問合せを含む。購入指示は、例えば、購入の条件を含む。購入の条件は、例えば、購入金額である。購入の条件は、例えば、権利期間を特定する情報を含む。
 ユーザ処理部33は、各種の処理を行う。各種の処理は、例えば、ユーザ受付部32が受け付けた各種の指示や情報を送信するデータ構造にする処理である。各種の処理は、例えば、ユーザ受信部35が受信した情報を送信する構造にする処理である。
 ユーザ処理部33は、受け付けられた動画指示を用いて、当該動画指示が対応するパフォーマー識別子をパフォーマー条件として含む問合せを構成する。
 ユーザ処理部33は、操作オブジェクトに基づく画面対する動画指示が受け付けられた場合、例えば、リアルタイム動画を取得する旨のフラグを含む問合せを構成する。
 ユーザ処理部33は、過去動画を取得する旨の問合せが受け付けられた場合、例えば、過去動画を取得する旨のフラグを含む問合せを構成する。
 画面取得部331は、1以上の各移動端末2の位置情報が特定する位置を明示した操作画面を取得する。画面取得部331は、例えば、受信された操作オブジェクトを用いて、操作画面を取得する。画面取得部331は、例えば、ユーザ格納部31の背景情報に、受信された1以上の位置情報を明示する画面を構成する。
 ユーザ取得部332は、ユーザ受付部32が受け付けた動画指示に対する移動端末2が撮影した動画を取得する。ユーザ取得部332は、例えば、ユーザ受信部35が受信した動画を取得する。
 ユーザ取得部332は、例えば、ユーザ受付部32が受け付けた動画指示を用いて問合せを構成する。次に、ユーザ取得部332は、例えば、当該問合せを情報処理装置1に送信する。次に、ユーザ取得部332は、例えば、当該問合せの送信に応じて、情報処理装置1から動画を受信する。
 ユーザ送信部34は、各種の指示や情報を情報処理装置1に送信する。各種の指示や情報は、例えば、問合せ、動画指示、停止指示、購入指示である。
 ユーザ受信部35は、情報処理装置1から操作オブジェクトを受信する。
 ユーザ受信部35は、問合せの送信に応じて動画を受信する。ユーザ受信部35は、通常、情報処理装置1から動画を受信する。なお、動画は、付加動画でも良い。
 ユーザ出力部36は、ユーザ取得部332が取得した動画を出力する。ユーザ出力部36は、例えば、ユーザ受信部35が受信した動画を出力する。
 ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
 画面出力部361は、画面取得部331が取得した操作画面を出力する。
 格納部11、端末管理部111、移動格納部21、およびユーザ格納部31は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
 格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。
 受信部12、位置受信部121、動画受信部122、問合受信部123、移動受信部22、およびユーザ受信部35は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
 処理部13、属性値取得部131、オブジェクト構成部132、動画取得部133、動画構成部134、権利者処理部135、第一保全手段1351、第二保全手段1352、第三保全手段1353、第四保全手段1354、報酬手段1355、移動処理部23、ユーザ処理部33、画面取得部331、およびユーザ取得部332は、通常、プロセッサやメモリ等から実現され得る。処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。なお、プロセッサは、CPU、MPU、GPU等であり、その種類は問わない。
 送信部14、オブジェクト送信部141、動画送信部142、移動送信部24、位置送信部241、移動動画送信部242、およびユーザ送信部34は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
 位置取得部231は、例えば、GPS受信機により実現される。
 撮影部232は、動画を撮影できるカメラを含む。なお、カメラの種類は問わない。
 移動出力部25、動画出力部251、ユーザ出力部36、および画面出力部361は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。移動出力部25は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
 ユーザ受付部32は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
<動作>
 次に、情報システムAの動作例について説明する。まず、情報処理装置1の動作例について、図4のフローチャートを用いて説明する。なお、以後の説明に用いる各フローチャートに示す「S」は、ステップを示す。
 (S401)受信部12は、移動端末2から付加動画を受信したか否かを判断する。付加動画を受信した場合はS402に行き、受信しなかった場合はS407に行く。なお、受信された付加動画は、パフォーマー識別子に対応付いている。
 (S402)処理部13は、パフォーマー識別子に対応付けて、S401で受信された付加動画を蓄積する。
 (S403)処理部13は、付加動画が有する位置情報を取得する。
 (S404)処理部13は、付加動画と対になるパフォーマー識別子と対にして、S403で取得した位置情報を蓄積する。なお、位置情報の蓄積先は、例えば、格納部11であるが、問わない。
 (S405)処理部13は、S404で蓄積した位置情報を、1以上のユーザ端末3に送信するか否かを判断する。送信する場合はS406に行き、送信しない場合はS401に戻る。
 なお、位置情報を送信する場合は、例えば、ユーザ管理部112でユーザ情報が管理されている場合である。また、位置情報を送信するのは、パフォーマーの最新の位置情報をユーザ端末3に知らせるためである。
 (S406)送信部14は、パフォーマー識別子と対にして、S404で蓄積された位置情報を、1以上のユーザ端末3に送信する。S401に戻る。
 なお、位置情報が送信される1以上のユーザ端末3は、ユーザ管理部112で管理されているユーザ情報に対応するユーザ端末3である。
 (S407)問合受信部123は、ユーザ端末3から問合せを受信したか否かを判断する。問合せを受信した場合はS408に行き、問合せを受信しなかった場合はS416に行く。なお、問合せは、通常、当該問合せを送信したユーザのユーザ識別子に対応付いている。また、ここでの問合せは、パフォーマー条件の設定の意思表示でも良い。問合せがパフォーマー条件の設定の意思表示である場合、S409において、パフォーマー条件が蓄積されなくても良い。
 (S408)処理部13は、S407で受信された問合せが、リアルタイム動画の送信の指示であるか、過去動画の送信の指示であるかを判断する。リアルタイム動画の送信の指示であればS409に行き、過去動画の送信の指示であればS414に行く。
 ここで、処理部13は、例えば、問合せの中のフラグが、リアルタイム動画を取得する旨のフラグであるか、過去動画を取得する旨のフラグであるかを判断する。
 (S409)処理部13は、受信された問合せが有するパフォーマー条件を、当該問合せと対になるユーザ識別子と対にして、ユーザ管理部112に蓄積する。
 (S410)処理部13は、問合せを送信したユーザ端末3に動画を送信するか否かを判断する。動画を送信する場合はS411に行き、動画を送信しない場合はS412に行く。
 なお、動画を送信する場合は、通常、パフォーマンス中である。動画を送信する場合は、例えば、パフォーマンス中であることを示すフラグが格納部11に格納されている場合である。なお、フラグとは、判断に用いる情報のことである。
 (S411)動画取得部133等は、問合せを送信したユーザ端末3に動画送信処理を行う。S401に戻る。なお、動画送信処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
 (S412)オブジェクト構成部132は、オブジェクト構成処理を行う。オブジェクト構成処理の例について、図8のフローチャートを用いて説明する。なお、オブジェクト構成処理とは、ユーザ端末3で使用される操作オブジェクトを構成する処理である。
 (S413)オブジェクト送信部141は、S412で構成された操作オブジェクトを、問合せを送信したユーザ端末3に送信する。S401に戻る。
 (S414)処理部13等は、過去動画送信処理を行う。過去動画送信処理の例について、図9のフローチャートを用いて説明する。なお、過去動画送信処理とは、過去に蓄積された動画であり、問合せに合致する動画を取得し、送信する処理である。
 (S415)処理部13は、S414で取得された動画の権利者を移転するか否かを判断する。権利者を移転する場合はS427に行き、権利者を移転しない場合はS401に戻る。
 なお、動画の権利者を移転する場合は、例えば、問合せに、権利者の移転フラグが含まれる場合である。ただし、権利者を移転するか否かの判断方法は問わない。
 (S416)処理部13は、1以上のユーザ端末3に動画を送信する期間であるか否かを判断する。動画を送信する期間であればS417に行き、動画を送信する期間でなければS421に行く。なお、かかる動画は、リアルタイム動画である。
 処理部13は、例えば、端末管理部111に端末情報が存在する場合に動画を送信する期間であると判断する。処理部13は、例えば、パフォーマンス(例えば、サッカーの試合)の実施中であることを示すフラグが格納部11に存在する場合に動画を送信する期間であると判断する。処理部13が動画を送信する期間であると判断する方法は問わない。
 (S417)処理部13は、カウンタiに1を代入する。
 (S418)処理部13は、ユーザ管理部112に、i番目のユーザ情報が存在するか否かを判断する。i番目のユーザ情報が存在する場合はS419に行き、存在しない場合はS401に行く。
 (S419)動画取得部133等は、i番目のユーザ情報に対応するユーザ端末3に対して動画送信処理を行う。なお、動画送信処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
 (S420)処理部13は、カウンタiを1、インクリメントする。S418に戻る。
 (S421)受信部12は、ユーザ端末3から停止指示を受信したか否かを判断する。停止指示を受信した場合はS422に行き、停止指示を受信しなかった場合はS424に行く。なお、停止指示は、ユーザ識別子に対応付く。
 (S422)処理部13は、S421で受信された停止指示に対応するユーザ識別子と対になるパフォーマー条件をユーザ管理部112から削除する。なお、ここで、処理部13は、S421で受信された停止指示に対応するユーザ識別子に対応するユーザ情報をユーザ管理部112から削除しても良い。かかるパフォーマー条件またはパフォーマー条件を含むユーザ情報の削除により、当該ユーザのユーザ端末3には動画が送信されなくなる。
 (S423)権利者処理部135は、保全処理を行う。保全処理の例について、図10のフローチャートを用いて説明する。なお、かかる保全処理の対象の動画は、S421で受信された停止指示に対応するユーザ端末3に送信された動画である。
 (S424)受信部12は、ユーザ端末3から購入指示を受信したか否かを判断する。購入指示を受信した場合はS425に行き、購入指示を受信しなかった場合はS401に戻る。
 (S425)動画取得部133は、購入指示に対応する動画を取得する。なお、動画取得部133は、例えば、購入指示に対応する動画を、権利者処理部135が蓄積した動画の中から取得する。
 (S426)第四保全手段1354は、購入指示を送信したユーザ端末3に対応するユーザ識別子を取得する。なお、このユーザ識別子は、購入した動画に対する権利者識別子になる。購入指示を送信したユーザ端末3は、権利者の移転フラグを含む問合せを送信したユーザ端末3でも良い。
 (S427)第四保全手段1354は、S427で取得したユーザ識別子を用いて、第四保全処理を行う。第四保全処理の例について、図11のフローチャートを用いて説明する。
 (S428)報酬手段1355は、購入される動画の元の権利者に対する報酬処理を行う。S401に戻る。報酬処理の例について、図12のフローチャートを用いて説明する。
 なお、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
 次に、S411の動画送信処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
 (S501)動画取得部133は、動画を送信するユーザ端末3のユーザ識別子と対になるパフォーマー条件をユーザ管理部112から取得する。
 (S502)動画取得部133は、S501で取得したパフォーマー条件に合致する1以上のパフォーマー識別子を取得する。
 (S503)動画取得部133は、S502で取得した1以上の各パフォーマー識別子と対になる動画であり、S402で蓄積された動画を取得する。なお、動画取得部133が取得する動画の長さは問わない。動画取得部133が取得する動画は、格納されている動画であり、未送信のすべての動画であることは好適である。また、取得された動画は、付加動画であることは好適であるが、動画のみでも良い。
 (S504)動画構成部134は、S503で取得された動画が複数であるか否かを判断する。複数であればS505に行き、一つであればS508に行く。
 (S505)動画構成部134は、S503で取得された複数の動画を空間的に融合するか否かを判断する。空間的に融合する場合はS506に行き、空間的に融合しない場合はS507に行く。
 なお、動画構成部134は、複数の動画の中に空間的な重なりがある場合に、空間的に融合すると判断する。動画構成部134は、例えば、複数の各動画の最初のフレームを画像認識し、すべてのフレームが他の1以上のフレームと重なりがあると判断した場合に、空間的に融合すると判断する。動画構成部134は、例えば、S503で取得された複数の各動画に対応するすべての位置情報が閾値以内である場合に、空間的に融合すると判断する。なお、動画構成部134が動画を空間的に融合すると判断する方法は問わない。
 (S506)動画構成部134は、S503で取得された複数の動画を空間的に融合する動画融合処理を行う。動画融合処理の例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
 (S507)動画構成部134は、複数ウィンドウ処理を行う。複数ウィンドウ処理とは、S503で取得された複数の各動画を、各々、別のウィンドウに配置する処理である。複数ウィンドウ処理の例について、図7のフローチャートを用いて説明する。
 (S508)動画送信部142は、S503で取得された1つの動画、S506で取得された融合動画、またはS507で取得された複数ウィンドウ動画を、ユーザ識別子に送信する。上位処理にリターンする。
 次に、S506の動画融合処理の例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
 (S601)動画構成部134は、カウンタiに1を代入する。
 (S602)動画構成部134は、取得した複数の各動画の中に、i番目のフレームが存在するか否かを判断する。i番目のフレームが存在する場合はS603に行き、存在しない場合はS606に行く。
 (S603)動画構成部134は、取得した複数の各動画の中のi番目のフレームを取得する。
 (S604)動画構成部134は、S603で取得した複数のフレームを融合し、一のフレームを取得する。なお、複数のフレームを空間的に融合し、一のフレームを構成する技術の例については上述した。
 (S605)動画構成部134は、カウンタiを1、インクリメントする。S602に戻る。
 (S606)動画構成部134は、S604で取得した複数のフレームを、取得した順番に時間的に結合し、融合動画を取得する。上位処理にリターンする。
 なお、図6のフローチャートにおいて、取得した複数の各動画は、時間的な同期がとれている、とする。
 次に、S507の複数ウィンドウ処理の例について、図7のフローチャートを用いて説明する。
 (S701)動画構成部134は、取得している動画の数(n)を取得する。
 (S702)動画構成部134は、n個のウィンドウ枠があるフレーム情報を取得する。なお、フレーム情報とは、フレームを構成する背景の情報である。
 (S703)動画構成部134は、カウンタiに1を代入する。
 (S704)動画構成部134は、複数の各動画のi番目のフレームが存在するか否かを判断する。i番目のフレームが存在する場合はS705に行き、存在しない場合はS711に行く。
 (S705)動画構成部134は、カウンタjに1を代入する。
 (S706)動画構成部134は、取得された動画の中に、j番目の動画が存在するか否かを判断する。j番目の動画が存在する場合はS707に行き、存在しない場合はS710に行く。
 (S707)動画構成部134は、j番目の動画のi番目のフレームを取得する。
 (S708)動画構成部134は、S707で取得したフレームを、フレーム情報の中のj番目のウィンドウに配置する。
 (S709)動画構成部134は、カウンタjを1、インクリメントする。S706に戻る。
 (S710)動画構成部134は、カウンタiを1、インクリメントする。S704に戻る。
 (S711)動画構成部134は、S708で取得された複数のフレームを、取得した順番に時間的に繋げ、動画を構成する。上位処理にリターンする。なお、かかる動画は、複数ウィンドウ動画である。
 なお、図7のフローチャートにおいて、取得した複数の各動画は、時間的な同期がとれている、とする。
 次に、S412のオブジェクト構成処理の例について、図8のフローチャートを用いて説明する。
 (S801)オブジェクト構成部132は、背景情報を格納部11から取得する。
 (S802)オブジェクト構成部132は、カウンタiに1を代入する。
 (S803)オブジェクト構成部132は、i番目のパフォーマーが存在するか否かを判断する。i番目のパフォーマーが存在する場合はS804に行き、存在しない場合は上位処理にリターンする。なお、i番目のパフォーマーは、通常、パフォーマンス中(例えば、試合に出場中)のパフォーマーである。
 オブジェクト構成部132は、例えば、端末管理部111にi番目の端末情報が存在するか否かにより、i番目のパフォーマーが存在するか否かを判断する。オブジェクト構成部132は、例えば、端末管理部111を参照し、パフォーマンスフラグがON(例えば、「1」)のi番目のパフォーマーが存在するか否かを判断する。パフォーマンスフラグとは、パフォーマンス中であるか否かを示す情報Jである。なお、i番目のパフォーマーが存在するか否かを判断する方法は問わない。
 (S804)オブジェクト構成部132は、i番目のパフォーマーの最新の位置情報を端末管理部111から取得する。
 (S805)オブジェクト構成部132は、i番目のパフォーマーを選択するためのアイコンである選択アイコンを、S804で取得した位置情報が示す位置であり、背景情報により構成される背景画像の中の位置に配置する。なお、選択アイコンとは、選択可能なオブジェクトである。選択アイコンは、例えば、図柄であるが、文字列でも良い。選択アイコンは、例えば、格納部11に格納されている。
 (S806)オブジェクト構成部132は、カウンタiを1、インクリメントする。S8043戻8のフローチャートにおいて、S805における処理により、パフォーマーの現在位置に、選択可能なアイコンが配置されたパフォーマンス場を模したユーザインターフェイスが構成される。かかるユーザインターフェイスは、操作オブジェクトである。
 次に、S414の過去動画送信処理の例について、図9のフローチャートを用いて説明する。
 (S801)動画取得部133は、問合せに合致する動画識別子であり、過去に保存された動画の動画識別子を取得する。動画識別子とは、動画を識別する情報であり、例えば、ID、動画名であるが、問わない。
 (S802)動画取得部133は、問合せに含まれる時条件を取得する。
 (S803)動画取得部133は、権利者処理部135が過去に保存した動画の中の動画であり、動画識別子で識別される動画の中から、時条件に合致する範囲の動画を取得する。
 (S804)動画送信部142は、S803で取得された動画を、問合せを送信してきたユーザ端末3に送信する。上位処理にリターンする。
 次に、S423の保全処理の例について、図10のフローチャートを用いて説明する。
 (S1001)権利者処理部135は、送信した動画の元になった1または複数の各動画に対応付く属性値集合に対応付けて、送信した動画を、蓄積する。
 なお、権利者処理部135は、当該動画を1または複数の各権利者を識別する権利者識別子と対にして、蓄積することは好適である。ここでの権利者識別子は、例えば、蓄積した動画の元になった動画の1以上のパフォーマー識別子である。ここでの権利者識別子は、例えば、問合せを行ったユーザを識別する一のユーザ識別子である。
 また、権利者処理部135は、例えば、格納部11または情報処理装置1以外の装置に、動画を蓄積する。情報処理装置1以外の装置は、ブロックチェーンを構成する装置でも良い。
 (S1002)第四保全手段1354は、第四保全処理を行う。第四保全処理の例について、図11のフローチャートを用いて説明した。
 (S1003)権利者処理部135は、カウンタiに1を代入する。
 (S1004)権利者処理部135は、蓄積した動画の元になったi番目の動画が存在するか否かを判断する。i番目の動画が存在する場合はS1005に行き、存在しない場合は上位処理にリターンする。
 (S1005)報酬手段1355は、報酬処理を行う。報酬処理の例について、図12のフローチャートを用いて説明する。ここでの報酬処理は、蓄積した動画の元になったi番目の動画の権利者に対する報償処理である。
 (S1006)権利者処理部135は、蓄積した動画の元になったi番目の動画の権利者を変更するか否かを判断する。権利者を変更する場合はS1007に行き、権利者を変更しない場合はS1008に行く。
 なお、権利者を変更するか否かは、i番目の動画に対応付くフラグに基づいても良いし、予め決まっていても良いし、問合せの中に「権利者変更要求を示す情報」が含まれる場合に権利者を変更しても良い。
 (S1007)権利者処理部135は、ユーザ端末3のユーザ識別子を取得する。なお、かかるユーザ識別子は、新たな権利者識別子となる。
 (S1008)第一保全手段1351は、蓄積した動画の元になったi番目の動画を蓄積する。
 (S1009)第四保全手段1354は、蓄積した動画の元になったi番目の動画に関する第四保全処理を行う。第四保全処理の例について、図11のフローチャートを用いて説明した。
 (S1010)権利者処理部135は、カウンタiを1、インクリメントする。S1004に戻る。
 なお、図10のフローチャートにおいて、結合動画が構成された場合に、その結合動画の元になった複数の動画を蓄積する処理(S1008)および第四保全処理(S1009)を行ったが、かかる処理は行わなくても良い。
 次に、S427、S1002、S1009の第四保全処理の例について、図11のフローチャートを用いて説明する。
 (S1101)第四保全手段1354は、動画の蓄積先を特定するアクセス情報を取得する。なお、かかる動画は、例えば、融合動画、結合動画である。また、アクセス情報は、例えば、URLである。
 (S1102)第四保全手段1354は、蓄積した動画に対応する属性値集合を取得する。蓄積した動画が複数の元になる動画から構成された動画である場合、当該動画に対応する属性値集合は、複数の元になる各動画の属性値集合である。
 (S1103)第四保全手段1354は、S1101で取得したアクセス情報とS1102で取得した属性値集合と当該動画の権利者識別子とを有する保全情報を構成する。なお、新たな権利者識別子が取得されている場合、第四保全手段1354は、例えば、当該新たな権利者識別子と元の権利者識別子とを含む保全情報を構成する。
(S1104)第四保全手段1354は、S1103で構成した保全情報を蓄積する。上位処理にリターンする。
 なお、S1104において、蓄積する保全情報に対応する動画の保全情報が蓄積されている場合、当該保全情報を、S1103で構成した保全情報に上書きする。かかることにより、例えば、動画の権利者の遷移が管理できる。また、第四保全手段1354は、例えば、ブロックチェーンに保全情報を蓄積する。
 次に、S428、S1005の報酬処理の例について、図12のフローチャートを用いて説明する。
 (S1201)報酬手段1355は、対象となる動画の1または複数の権利者識別子を取得する。報酬手段1355は、対象となる動画の今までの権利者の権利者識別子を取得しても良い。
 (S1202)報酬手段1355は、対象となる動画の属性値集合を取得する。
 (S1203)報酬手段1355は、対象となる動画に対して行われたサービスを識別するサービス識別子を取得する。サービス識別子は、例えば、「閲覧」「購入」である。
 (S1204)報酬手段1355は、S1202で取得した属性値集合、S1203で取得したサービス識別子のうちの1または複数の情報を用いて、報酬量を取得する。
 複数の権利者識別子が取得されている場合、報酬手段1355は、各権利者識別子に対する報酬量を取得する。複数の権利者識別子を含む権利者の履歴情報が取得されている場合、報酬手段1355は、各権利者識別子に対する報酬量を取得しても良い。
 また、報酬手段1355は、例えば、動画送信部142が送信した動画の元になった複数の各動画に対応する動画属性値を取得し、当該動画属性値を用いて、複数の各権利者に対する報酬量を決定することは好適である。報酬手段1355は、例えば、動画送信部142が送信した動画の中に採用された元の動画のデータ量、動画の時間、またはフレーム数が多いほど、大きな報酬量を決定することは好適である。報酬手段1355は、例えば、動画送信部142が送信した動画の中に採用された元の動画の解像度が大きいほど、大きな報酬量を決定することは好適である。
 (S1205)報酬手段1355は、S1201で取得した権利者識別子で識別される権利者に対して、S1204で取得した報酬量の分の報酬を与える処理を行う。
 (S1206)報酬手段1355は、対象となる動画に関するサービスを享受したユーザに、報酬を負担させる処理を行う。上位処理にリターンする。なお、対象となる動画は、通常、ユーザ端末3に送信された動画である。
 なお、図12のフローチャートにおいて、情報処理装置1の運営側が得る利益を取得し、蓄積しても良い。
 次に、移動端末2の動作例について、図13のフローチャートを用いて説明する。
 (S1301)位置取得部231は、位置情報を取得する。なお、位置情報も、動画属性値である。
 (S1302)属性値取得部233は、1以上の動画属性値を取得する。なお、1以上の動画属性値は、例えば、時情報を含む。
 (S1303)撮影部232は、動画を取得する。なお、ここで取得する動画の時間は問わない。
 (S1304)移動処理部23は、移動格納部21からパフォーマー識別子を取得する。
 (S1305)移動処理部23は、動画、位置情報、1以上の動画属性値およびパフォーマー識別子を有する付加動画を構成する。
 (S1306)移動動画送信部242は、S1305で構成された付加動画を情報処理装置1に送信する。
 (S1307)移動処理部23は、処理を終了するか否かを判断する。処理を終了すると判断した場合は処理を終了し、処理を終了しないと判断した場合はS1301に戻る。
 なお、処理を終了する場合は、例えば、パフォーマーからの終了指示を受け付けた場合、処理の開始から閾値時間以上が経過した場合である。
 なお、図13のフローチャートにおいて、移動端末2は、連続して、位置情報を取得し、パフォーマー識別子と対にして当該位置情報を情報処理装置1に送信しても良い。かかる場合、移動端末2は、動画の送信指示を情報処理装置1から受信した場合に、動画を情報処理装置1に送信しても良い。
 次に、ユーザ端末3の動作例について、図14のフローチャートを用いて説明する。
 (S1401)ユーザ受信部35は、操作オブジェクトを情報処理装置1から受信したか否かを判断する。操作オブジェクトを受信した場合はS1402に行き、受信しなかった場合はS1404に行く。
 (S1402)画面取得部331は、S1401で受信された操作オブジェクトを用いて、操作画面を構成する。
 (S1403)画面出力部361は、S1402で構成された操作画面を出力する。S1401に戻る。
 (S1404)ユーザ受付部32は、動画指示を受け付けたか否かを判断する。動画指示を受け付けた場合はS1405に行き、動画指示を受け付けなかった場合はS1411に行く。
 (S1405)ユーザ処理部33は、受け付けられた動画指示に対応するパフォーマー条件を取得する。次に、ユーザ処理部33は、当該パフォーマー条件とユーザ識別子とを含む問合せを構成する。次に、ユーザ送信部34は、当該問合せを情報処理装置1に送信する。
 (S1406)ユーザ受信部35は、情報処理装置1から動画を受信したか否かを判断する。動画を受信した場合はS1407に行き、動画を受信しなかった場合はS1406に戻る。なお、ここでの動画は、例えば、付加動画でも良い。
 (S1407)動画出力部251は、S1406で受信された動画を出力する。
 (S1408)ユーザ受付部32は、新しい動画指示を受け付けたか否かを判断する。新しい動画指示を受け付けた場合はS1405に行き、新しい動画指示を受け付けなかった場合はS1409に行く。
 (S1409)ユーザ受付部32は、停止指示を受け付けたか否かを判断する。停止指示を受け付けた場合はS1410に行き、停止指示を受け付けなかった場合はS1406に戻る。
 (S1410)ユーザ処理部33は、ユーザ識別子をユーザ格納部31から取得する。次に、ユーザ処理部33は、当該ユーザ識別子を有する停止指示を構成する。ユーザ送信部34は、当該停止指示を情報処理装置1に送信する。S1401に戻る。
 (S1411)ユーザ受付部32は、問合せを受け付けたか否かを判断する。問合せを受け付けた場合はS1412に行き、問合せを受け付けなかった場合はS1415に行く。
 (S1412)ユーザ処理部33は、ユーザ識別子をユーザ格納部31から取得する。次に、ユーザ処理部33は、当該ユーザ識別子を有する問合せを構成する。ユーザ送信部34は、当該問合せを情報処理装置1に送信する。
 (S1413)ユーザ受信部35は、問合せの送信に応じて、情報処理装置1から動画を受信したか否かを判断する。動画を受信した場合はS1414に行き、動画を受信しなかった場合はS1413に戻る。
 (S1414)ユーザ出力部36は、S1413で受信された動画を出力する。S1401に戻る。
 (S1415)ユーザ受付部32は、購入指示を受け付けたか否かを判断する。購入指示を受け付けた場合はS1165に行き、購入指示を受け付けなかった場合はS1401に戻る。なお、購入指示は、例えば、購入する動画を特定する問合せを含む。
 (S1416)ユーザ処理部33は、送信する購入指示を構成する。次に、ユーザ送信部34は、ユーザ識別子に対応付けて、購入指示を情報処理装置1に送信する。
 (S1417)ユーザ受信部35は、情報処理装置1から情報を受信したか否かを判断する。情報を受信した場合はS1120に行き、受信しなかった場合はS1119に戻る。なお、情報は、例えば、動画、権利者の移転が完了した旨の情報、動画の属性値集合である。
 (S1418)ユーザ処理部33は、受信された情報を用いて、出力する情報を構成する。ユーザ出力部36は、当該情報を出力する。S1101に戻る。
 なお、図14のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
 以下、本実施の形態における情報システムAの具体的な動作例について説明する。
 情報処理装置1の端末管理部111には、図15に示す構造を有する端末管理表が格納されている、とする。端末管理表とは、移動端末2を管理する表である。ここでは、移動端末2は、サッカーの試合をする選手のユニフォームに設置された端末である、とする。
 端末管理表は、「ID」「端末識別子」「チーム名」「パフォーマーフラグ」「ポジション」「位置情報」「端末通信情報」「動画」を有するレコードを管理する。「ID」はレコードを識別する情報である。「チーム名」は、パフォーマー(ここでは、選手)が所属するチームの識別子である。「パフォーマーフラグ」は、サッカーの試合に出場しているか否かを示す情報であり、「1」は試合に出場しており、「0」は試合に出場していないことを示す。「ポジション」は選手のポジションである。「位置情報」は、選手の最新の位置情報である。なお、「位置情報」に、受信された位置情報のすべてが格納されても良い。「端末通信情報」は、移動端末2と通信するための情報である。「動画」は、選手の移動端末2から送信された動画ファイルの名称である。なお、動画ファイルは、格納部11に一時蓄積される、とする。
 ユーザ管理部112には、図16に示す構造を有するユーザ管理表が格納されている、とする。ユーザ管理表は、「ID」「ユーザ識別子」「パフォーマー条件」「ユーザ属性値」を有するレコードを管理する。「ユーザ属性値」は、「購入フラグ」「支払情報」を有する。「購入フラグ」とは、動画を購入するか否かを示す情報であり、「1」は動画を購入することを示し、「0」は動画を購入しないことを示す。「支払情報」は、動画の購入または閲覧のための費用を支払うための情報である。「支払情報」は、ここでは、クレジットカード番号、銀行の口座情報、または支払いのアプリのユーザIDである。「支払情報」は、例えば、ユーザがサッカーの試合のチケット購入時に登録した情報である。
 今、多数のサポーター(ユーザ)が、サッカーの試合前に、例えば、ユーザ端末3に表示された、図17に示すパフォーマー条件設定画面(操作画面と言っても良い)により、パフォーマー条件を設定する、とする。なお、ユーザ端末3に操作画面が出力されるためには、以下のような処理が行われる。つまり、ユーザ端末3のユーザ受付部32は、ユーザ受信部35は、操作オブジェクトを情報処理装置1から受信する。次に、画面取得部331は、当該操作オブジェクトを用いて、操作画面を構成する。次に、画面出力部361は、当該操作画面(図17)を出力する。
 操作画面(図17)は、パフォーマー条件を設定するための各種のボタン(例えば、1701~1706)と、送信ボタン1700と、購入フラグである「購入する」ボタン1707、「購入しない」ボタン1708を有する。なお、「購入する」ボタン1707が指示された場合、送信される購入フラグは「1」となり、「購入しない」ボタン1708が指示された場合、送信される購入フラグは「0」となる。
 ユーザ識別子「U101」で識別されるユーザ1は、図17の1701の選手A02のアイコンを指示し、かつ「購入する」ボタン1707を指示した後、「送信」ボタン1700を指示した、とする。すると、ユーザ受付部32は、動画指示「<パフォーマー条件>T102 <購入フラグ>1」を受け付ける。次に、ユーザ処理部33は、当該動画指示に対応する問合せ「<ユーザ識別子>U101 <パフォーマー条件>T102 <購入フラグ>1 <動画種類>リアルタイム」を構成する。ユーザ送信部34は、当該問合せを情報処理装置1に送信する。
 次に、情報処理装置1の問合受信部123は、当該ユーザ端末3から問合せを受信する。次に、処理部13は、受信された問合せに含まれる「<動画種類>リアルタイム」からリアルタイム動画の送信の指示であると判断する。次に、処理部13は、受信された問合せが有するパフォーマー条件「T102」と購入フラグ「1」とを、当該問合せに含まれるユーザ識別子「U101」と対にしてユーザ管理表(図16)に蓄積する。かかるレコードは、図16の「ID=1」のレコードである。
 また、ユーザ識別子「U102」で識別されるユーザ1は、図17の1701の選手A01とA02の2つのアイコンを指示し、かつ「購入しない」ボタン1708を指示した後、「送信」ボタン1700を指示した、とする。すると、ユーザ受付部32は、動画指示「<パフォーマー条件>T101,T102 <購入フラグ>0」を受け付ける。次に、ユーザ処理部33は、当該動画指示に対応する問合せ「<ユーザ識別子>U102 <パフォーマー条件>T101,T102 <購入フラグ>0 <動画種類>リアルタイム」を構成する。ユーザ送信部34は、当該問合せを情報処理装置1に送信する。
 次に、情報処理装置1の問合受信部123は、当該ユーザ端末3から問合せを受信する。次に、処理部13は、受信された問合せに含まれる「<動画種類>リアルタイム」からリアルタイム動画の送信の指示であると判断する。次に、処理部13は、受信された問合せが有するパフォーマー条件「T101,T102」と購入フラグ「0」とを、当該問合せに含まれるユーザ識別子「U102」と対にしてユーザ管理表(図16)に蓄積する。かかるレコードは、図16の「ID=2」のレコードである。
 また、ユーザ識別子「U103」で識別されるユーザ1は、図17の「チームB」1703を指示し、かつポジションの「MF」1704を指示し、かつ「購入しない」ボタン1708を指示した後、「送信」ボタン1700を指示した、とする。すると、ユーザ受付部32は、動画指示「<パフォーマー条件>チーム名=チームB & ポジション=MF <購入フラグ>0」を受け付ける。次に、ユーザ処理部33は、当該動画指示に対応する問合せ「<ユーザ識別子>U103 <パフォーマー条件>チーム名=チームB & ポジション=MF <購入フラグ>0 <動画種類>リアルタイム」を構成する。ユーザ送信部34は、当該問合せを情報処理装置1に送信する。
 次に、情報処理装置1の問合受信部123は、当該ユーザ端末3から問合せを受信する。次に、処理部13は、受信された問合せに含まれる「<動画種類>リアルタイム」からリアルタイム動画の送信の指示であると判断する。次に、処理部13は、受信された問合せが有するパフォーマー条件「チーム名=チームB & ポジション=MF」と購入フラグ「0」とを、当該問合せに含まれるユーザ識別子「U103」と対にしてユーザ管理表(図16)に蓄積する。かかるレコードは、図16の「ID=3」のレコードである。
 また、ユーザ識別子「U104」で識別されるユーザ1は、図17の「ボール保持者」1703を指示し、かつ「購入する」ボタン1707を指示した後、「送信」ボタン1700を指示した、とする。すると、ユーザ受付部32は、動画指示「<パフォーマー条件>ボール保持者 <購入フラグ>1」を受け付ける。次に、ユーザ処理部33は、当該動画指示に対応する問合せ「<ユーザ識別子>U104 <パフォーマー条件>ボール保持者 <購入フラグ>1 <動画種類>リアルタイム」を構成する。ユーザ送信部34は、当該問合せを情報処理装置1に送信する。
 次に、情報処理装置1の問合受信部123は、当該ユーザ端末3から問合せを受信する。次に、処理部13は、受信された問合せに含まれる「<動画種類>リアルタイム」からリアルタイム動画の送信の指示であると判断する。次に、処理部13は、受信された問合せが有するパフォーマー条件「ボール保持者」と購入フラグ「1」とを、当該問合せに含まれるユーザ識別子「U104」と対にしてユーザ管理表(図16)に蓄積する。かかるレコードは、図16の「ID=4」のレコードである。
 さらに、ユーザ識別子「U105」で識別されるユーザ1は、図17の「PKキッカー」1706を指示し、かつ「購入する」ボタン1707を指示した後、「送信」ボタン1700を指示した、とする。すると、ユーザ受付部32は、動画指示「<パフォーマー条件>PKキッカー <購入フラグ>1」を受け付ける。次に、ユーザ処理部33は、当該動画指示に対応する問合せ「<ユーザ識別子>U105 <パフォーマー条件>PKキッカー <購入フラグ>1 <動画種類>リアルタイム」を構成する。ユーザ送信部34は、当該問合せを情報処理装置1に送信する。
 次に、情報処理装置1の問合受信部123は、当該ユーザ端末3から問合せを受信する。次に、処理部13は、受信された問合せに含まれる「<動画種類>リアルタイム」からリアルタイム動画の送信の指示であると判断する。次に、処理部13は、受信された問合せが有するパフォーマー条件「PKキッカー」と購入フラグ「1」とを、当該問合せに含まれるユーザ識別子「U105」と対にしてユーザ管理表(図16)に蓄積する。かかるレコードは、図16の「ID=5」のレコードである。
 以上の状況で、サッカーの試合が開始された、とする。なお、サッカーの試合中、サッカーボールに埋め込まれた装置から、当該サッカーボールの位置を特定する位置情報が、連続して、情報処理装置1に送信される、とする。そして、情報処理装置1は、当該サッカーボールの位置情報を受信し、格納部11に蓄積する、とする。また、格納部11には、PKを蹴る位置を特定するPK位置情報が格納されている、とする。
 また、サッカーの試合中、試合に出ている22人の選手の移動端末2から付加動画が連続して、情報処理装置1に送信される、とする。そして、情報処理装置1は、当該付加動画を受信し、端末識別子と対にして、動画と位置情報とを、格納部11に蓄積する、とする。
 また、情報処理装置1の処理部13は、サッカーの試合中、1以上のユーザ端末3に動画を送信する期間であると判断する。そして、情報処理装置1は、各ユーザのパフォーマー条件に従った動画を描くユーザ端末3に送信し続ける。
 例えば、ユーザ識別子「U101」に対応するユーザ端末3には、情報処理装置1は、端末識別子「T102」に対応する動画を送信し続ける。そして、当該ユーザ端末3は、当該動画を受信し、出力する。かかる動画のイメージは図18である。
 なお、ユーザ識別子「U101」で識別されるユーザは、試合中、いつでも、図17の設定画面を操作することにより、パフォーマー条件を変更できる。つまり、ユーザは、試合中、いつでも、図17の設定画面を操作することにより、新しいパフォーマー条件を設定できる。
 そして、ユーザ識別子「U101」と対になる購入フラグは「1」であるので、当該ユーザは、試合中に閲覧した動画を購入することとなる。その結果、情報処理装置1は、当該ユーザが閲覧した動画に対して、上述した第四保全処理、および上述した報酬処理を行う。
 また、例えば、ユーザ識別子「U103」に対応するユーザ端末3には、情報処理装置1は、「チーム名=チームB」および「ポジション=MF」と対になる端末識別子「T201,T203」で識別される2つの各移動端末2から送信された動画を空間的に融合した一の融合動画、または複数ウィンドウ動画を送信し続ける。そして、当該ユーザ端末3は、当該動画を受信し、出力する。
 そして、ユーザ識別子「U103」と対になる購入フラグは「0」であるので、当該ユーザが試合中に閲覧した動画について、第四保全処理、および報酬処理は行われない。
 また、例えば、ユーザ識別子「U104」に対応するユーザ端末3には、情報処理装置1の動画取得部133は、常時、ボールの位置情報と最も近い位置情報に対応する端末識別子と対になる動画を取得し、当該動画を時間的に結合した結合動画を取得する。そして、動画送信部142は、当該結合動画を送信し続ける。そして、当該ユーザ端末3は、当該動画を受信し、出力する。
 そして、ユーザ識別子「U104」と対になる購入フラグは「1」であるので、当該ユーザは、試合中に閲覧した結合動画を購入することとなる。その結果、情報処理装置1は、当該ユーザが閲覧した結合動画に対して、上述した第四保全処理、および上述した報酬処理を行う。
 以上、本実施の形態によれば、パフォーマーのパフォーマンス中に、パフォーマーの移動端末2が撮影する動画を利用できる。
 また、本実施の形態によれば、適切なパフォーマーの動画を利用できる。
 また、本実施の形態によれば、複数のパフォーマーの動画から一の動画を構成できる。
 また、本実施の形態によれば、パフォーマーの適切な時の動画を利用できる。
 また、本実施の形態によれば、ユーザが動画を容易に選択することを支援できる。
 また、本実施の形態によれば、動画の権利者に関する適切な処理が行える。
 さらに、本実施の形態によれば、移動端末2が撮影した動画の権利者に対して報酬を与えることができる。
 なお、本実施の形態における各種装置の各種処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD-ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。
 また、図19は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の情報処理装置1、移動端末2、ユーザ端末3を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図19は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図20は、システム300のブロック図である。
 図19において、コンピュータシステム300は、CD-ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
 図20において、コンピュータ301は、CD-ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、CD-ROMドライブ3012等に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
 コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の情報処理装置1等の機能を実行させるプログラムは、CD-ROM3101に記憶されて、CD-ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD-ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
 プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の情報処理装置1等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
 なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
 また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
 また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する複数の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
 また、上記各実施の形態において、各処理は、単一の装置によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
 本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
 以上のように、本発明にかかる情報処理装置1は、パフォーマーのパフォーマンス中に、パフォーマーの移動端末が撮影する動画を利用できるという効果を有し、動画提供サーバ等として有用である。

Claims (12)

  1. パフォーマーに設置された1以上の各移動端末から動画を受信する動画受信部と、
    ユーザ端末から問合せを受信する問合受信部と、
    前記問合せに合致するパフォーマーに対応する前記動画を取得する動画取得部と、
    前記動画取得部が取得した前記動画を前記ユーザ端末に送信する動画送信部とを具備する情報処理装置。
  2. 前記パフォーマーの属性値を取得する属性値取得部をさらに具備し、
    前記問合受信部は、
    パフォーマーの属性値に関するパフォーマー条件を含む問合せを受信し、
    前記動画取得部は、
    前記パフォーマー条件に合致する属性値のパフォーマーに対応する動画を取得し、
    前記動画送信部は、
    前記動画取得部が取得した前記動画を前記ユーザ端末に送信する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記動画受信部は、
    複数の移動端末から動画を受信し、
    前記問合受信部は、
    複数のパフォーマーを特定するパフォーマー条件を含む問合せを受信し、
    前記動画取得部は、
    前記パフォーマー条件に合致する複数の各パフォーマーに対応する動画を取得し、
    前記動画取得部が取得した複数の動画を用いて、一の動画を構成する動画構成部をさらに具備し、
    前記動画送信部は、
    前記動画構成部が構成した前記動画を前記ユーザ端末に送信する請求項1または請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記動画構成部は、
    前記複数の各動画を時間的に結合する、または前記複数の各動画を空間的に融合して、一の動画を構成する請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記動画受信部が受信した前記動画を蓄積する処理部をさらに具備し、
    前記動画は、当該動画が撮影された時を特定する時情報に対応付いており、
    前記問合受信部は、
    動画が撮影された時に関する時条件を含む問合せを受信し、
    前記動画取得部は、
    前記処理部が蓄積した前記動画のうち、前記時条件を満たす動画を取得し、
    前記動画送信部は、
    前記動画取得部が取得した前記動画を前記ユーザ端末に送信する請求項1から請求項4いずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記1以上の各移動端末から位置情報を受信する位置受信部と、
    前記位置受信部が受信した前記1以上の位置情報を含み、当該1以上の各位置情報に対応するパフォーマーを選択するための操作オブジェクトを構成するオブジェクト構成部と、
    前記操作オブジェクトを前記ユーザ端末に送信するオブジェクト送信部とをさらに具備し、
    前記問合受信部は、
    前記操作オブジェクトに対する1以上のパフォーマーの選択に基づく前記問合せを受信し、
    前記動画取得部は、
    前記問合せに合致する前記1以上のパフォーマーに対応する動画を取得する請求項1から請求項5いずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記動画取得部が取得した前記動画は、当該動画の権利者を識別する権利者識別子に対応付き、
    前記動画に対応付く権利者識別子で識別される権利者に関する処理である権利者処理を行う権利者処理部をさらに具備する請求項1から請求項6いずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記権利者処理部は、
    前記動画を、前記ユーザ端末のユーザを識別する権利者識別子に対応付けて蓄積する第三保全手段を具備する請求項7記載の情報処理装置。
  9. パフォーマーに設置された1以上の各移動端末の位置情報が特定する位置を明示した操作画面を取得する画面取得部と、
    前記操作画面を出力する画面出力部と、
    前記操作画面の中の移動端末に対する指示である動画指示を受け付けるユーザ受付部と、
    前記動画指示に対する前記移動端末が撮影した動画を取得するユーザ取得部と、
    前記ユーザ取得部が取得した前記動画を出力するユーザ出力部とを具備するユーザ端末。
  10. 請求項6記載の情報処理装置から前記操作オブジェクトを受信するユーザ受信部と、
    前記画面取得部は、
    前記操作オブジェクトを用いて、前記操作画面を取得し、
    前記ユーザ取得部は、
    前記動画指示を用いて問合せを構成し、当該問合せを前記情報処理装置に送信し、当該問合せの送信に応じて、前記情報処理装置から前記動画を受信する請求項9記載のユーザ端末。
  11. 動画受信部と、問合受信部と、動画取得部と、動画送信部とにより実現される情報処理方法であって、
    前記動画受信部が、パフォーマーに設置された1以上の各移動端末から動画を受信する動画受信ステップと、
    前記問合受信部が、ユーザ端末から問合せを受信する問合受信ステップと、
    前記動画取得部が、前記問合せに合致するパフォーマーに対応する前記動画を取得する動画取得ステップと、
    前記動画送信部が、前記動画取得ステップで取得された前記動画を前記ユーザ端末に送信する動画送信ステップとを具備する情報処理方法。
  12. 画面取得部と、画面出力部と、ユーザ受付部と、ユーザ取得部と、ユーザ出力部とにより実現される情報処理方法であって、
    前記画面取得部が、パフォーマーに設置された1以上の各移動端末の位置情報が特定する位置を明示した操作画面を取得する画面取得ステップと、
    前記画面出力部が、前記操作画面を出力する画面出力ステップと、
    前記ユーザ受付部が、前記操作画面の中の移動端末に対する指示である動画指示を受け付けるユーザ受付ステップと、
    前記ユーザ取得部が、前記動画指示に対する前記移動端末が撮影した動画を取得するユーザ取得ステップと、
    前記ユーザ出力部が、前記ユーザ取得ステップで取得された前記動画を出力するユーザ出力ステップとを具備する情報処理方法。
PCT/JP2022/048257 2022-12-27 情報処理装置、ユーザ端末、および情報処理方法 WO2024142271A1 (ja)

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