WO2022215592A1 - UE(User Equipment) - Google Patents

UE(User Equipment) Download PDF

Info

Publication number
WO2022215592A1
WO2022215592A1 PCT/JP2022/015410 JP2022015410W WO2022215592A1 WO 2022215592 A1 WO2022215592 A1 WO 2022215592A1 JP 2022015410 W JP2022015410 W JP 2022015410W WO 2022215592 A1 WO2022215592 A1 WO 2022215592A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
sor
timer
user
exclusion
service
Prior art date
Application number
PCT/JP2022/015410
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
雄大 河崎
真史 新本
周一郎 千葉
Original Assignee
シャープ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シャープ株式会社 filed Critical シャープ株式会社
Priority to EP22784576.5A priority Critical patent/EP4322688A1/en
Publication of WO2022215592A1 publication Critical patent/WO2022215592A1/ja

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections
    • H04W76/27Transitions between radio resource control [RRC] states
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/30Connection release

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

5GSにおいて、eCPSOR_CON(Enhancement for the 5G Control Plane Steering of Roaming for UE in CONNECTED mode)に関する機能を実現するための通信手段を提供する。5GSの、SORのために、UEがコネクテッドモードからアイドルモードに遷移するタイミングをネットワークが制御するための、制御に用いる情報をネットワークからUEに通知するための手続きの、方法及び通信手段を提供する。さらに、UEがコネクテッドモードからアイドルモードに遷移するタイミングの制御の方法を提供する。

Description

UE(User Equipment)
 本発明は、UE(User Equipment)に関する。
 近年の移動通信システムの標準化活動を行う3GPP(3rd Generation Partnership Project)は、LTE(Long Term Evolution)のシステムアーキテクチャであるSAE(System Architecture Evolution)の検討を行っている。
 また、近年3GPPでは、次世代移動通信システムである5G (5th Generation) 移動通信システムの次世代通信技術やシステムアーキテクチャの検討も行っており、特に、5G移動通信システムを実現するシステムとして、5GS(5G System)の仕様化を行っている(非特許文献1参照)。5GSでは、多種多様な端末をセルラーネットワークに接続する為の技術課題を抽出し、解決策を仕様化している。
3GPP TS 24.501 V17.2.0 (2021-3); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Core Network and Terminals; Non-Access-Stratum (NAS) protocol for 5G System (5GS); Stage 3 (Release 17) 3GPP TS 23.122 V17.2.0 (2021-3); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Core Network and Terminals; Non-Access-Stratum (NAS) functions related to Mobile Station (MS) in idle mode; (Release 17)
 5GS(5G System)では、多種多様なサービスを提供するために、新たなコアネットワークである5GCN(5G Core Network)が検討されている。
 さらに、5Gでは、特定のサービスタイプや、特定のグループの為に、特定のネットワーク機能や特定のネットワーク特性を提供する、論理ネットワークであるネットワークスライスが規定された。例えば、ネットワークスライスは、低遅延機能を備える端末の為に提供される論理ネットワークであってもよいし、IoT(Internet of Things)に用いられるセンサー端末の為に提供される論理ネットワークであってもよい。
 5Gでは、ローミングUEがHPLMNによって示される優先ローミング先(または推奨ローミング先)のネットワークにローミングするように促されるための手法、及び/又は技術であるSOR(Steering of Roaming)をControl planeで実現する、CP-SOR(Control plane Steering of Roaming)が導入されている。
 3GPPでは、更に、CP-SORにおいて、UEがconnected modeからidle modeに遷移するタイミングをNWが設定する技術であるEnhanced CP-SORについて検討している。ここで、Enhanced CP-SORはeCPSOR_CON(Enhancement for the 5G Control Plane Steering of Roaming for UE in CONNECTED mode)と称されてもよい。しかし、上記要求を満たすための現実方法が明確になっていない。
 本発明は、以上のような事情を鑑みてなされたものであり、5GSにおけるeCPSOR_CONのための機能の実現方法を提供することである。
 本発明の一実施形態のUE(User Equipment;端末装置)は、制御部を備え、Tsor-cmタイマの実行中に、SOR(Steering of Roaming)による解放から除外されるサービスをユーザが制御するためのリストが更新された場合、前記制御部は、実行中のサービスが前記リストに含まれるか否かを確認し、前記実行中のサービスが前記リストに含まれており、かつ、前記実行中のサービスに対する前記Tsor-cmタイマの現在の値が無限大ではない場合、前記制御部は、前記Tsor-cmタイマの値を無限大に設定する、ことを特徴とする。
 本発明の一実施形態の通信制御方法は、UE(User Equipment;端末装置)によって実行される通信制御方法であって、Tsor-cmタイマの実行中に、SOR(Steering of Roaming)による解放から除外されるサービスをユーザが制御するためのリストが更新された場合、前記UEは、実行中のサービスが前記リストに含まれるか否かを確認し、前記実行中のサービスが前記リストに含まれており、かつ、前記実行中のサービスに対する前記Tsor-cmタイマの現在の値が無限大ではない場合、前記UEは、前記Tsor-cmタイマの値を無限大に設定する、ことを特徴とする。
 本発明によれば、5GSにおいて、eCPSOR_CONがサポート可能となり、UEがconnected modeからidle modeに遷移するタイミングをNWが制御することができるようになる。
移動通信システム(EPS/5GS)の概略を説明する図である。 移動通信システム(EPS/5GS)の詳細構成を説明する図である。 UEの装置構成を説明する図である。 5GSにおけるアクセスネットワーク装置(gNB)の構成を説明する図である。 5GSにおけるコアネットワーク装置(AMF/SMF/UPF)の構成を説明する図である。 SOR-CMCIの通知のための手続きを説明する図である。
 以下、図面を参照して本発明を実施する為に最良の形態について説明する。尚、本実施形態では1例として、本発明を適用した場合の移動通信システムの実施形態について説明する。
 [1. システムの概要]
 まず、図1は、各実施形態で使用される移動通信システム1の概略を説明する為の図であり、図2は、その移動通信システム1の詳細構成を説明する為の図である。
 図1には、移動通信システム1は、UE_A10、アクセスネットワーク_A80、コアネットワーク_A90、PDN(Packet Data Network)_A5、アクセスネットワーク_B120、コアネットワーク_B190、DN(Data Network)_A6により構成されることが記載されている。
 以下では、これらの装置・機能について、UE、アクセスネットワーク_A、コアネットワーク_A、PDN、アクセスネットワーク_B、コアネットワーク_B、DN等のように、記号を省略して記載する場合がある。
 また、図2には、UE_A10、E-UTRAN80、MME40、SGW35、PGW-U30、PGW-C32、PCRF60、HSS50、5G AN120、AMF140、UPF130、SMF132、PCF160、UDM150、N3IWF170等の装置・機能、及びこれらの装置・機能を互いに接続するインターフェースが記載されている。
 以下では、これらの装置・機能について、UE、E-UTRAN、MME、SGW、PGW-U、PGW-C、PCRF、HSS、5G AN、AMF、UPF、SMF、PCF、UDM、N3IWF等のように、記号を省略して記載する場合がある。
 尚、4GシステムであるEPS(Evolved Packet System)は、アクセスネットワーク_A及びコアネットワーク_Aを含んで構成されるが、さらにUE及び/又はPDNが含まれても良い。また、5Gシステムである5GS(5G System)は、UE、アクセスネットワーク_B及びコアネットワーク_Bを含んで構成されるが、さらにDNが含まれても良い。
 UEは、3GPPアクセス(3GPPアクセスネットワーク、3GPP ANとも称する)及び/又はnon-3GPPアクセス(non-3GPPアクセスネットワーク、non-3GPP ANとも称する)を介して、ネットワークサービスに対して接続可能な装置である。UEは、携帯電話やスマートフォン等の無線通信が可能な端末装置であってよく、EPSにも5GSにも接続可能な端末装置であってよい。UEは、UICC(Universal Integrated Circuit Card)やeUICC(Embedded UICC)を備えてもよい。尚、UEのことをユーザ装置と表現してもよいし、端末装置と表現してもよい。
 また、アクセスネットワーク_Aは、E-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)及び/又は無線LANアクセスネットワークに対応する。E-UTRANには、1以上のeNB(evolved Node B)45が配置される。尚、以下では、eNB45は、eNBのように記号を省略して記載する場合がある。また、複数のeNBがある場合は、各eNBは、例えばX2インターフェースにより、互いに接続されている。また、無線LANアクセスネットワークには、1以上のアクセスポイントが配置される。
 また、アクセスネットワーク_Bは、5Gアクセスネットワーク(5G AN)に対応する。5G ANは、NG-RAN(NG Radio Access Network)及び/又はnon-3GPP アクセスネットワークで構成される。NG-RANには、1以上のgNB(NR NodeB)122が配置される。尚、以下では、gNB122は、eNBのように記号を省略して記載する場合がある。gNBは、NR(New Radio)ユーザプレーンと制御プレーンをUEに提供するノードであり、5GCNに対してNGインターフェース(N2インターフェース又はN3インターフェースを含む)を介して接続するノードである。すなわち、gNBは、5GSのために新たに設計された基地局装置であり、4GシステムであるEPSで使用されていた基地局装置(eNB)とは異なる機能を有する。また、複数のgNBがある場合は、各gNBは、例えばXnインターフェースにより、互いに接続している。
 また、non-3GPP アクセスネットワークは、信頼できない非3GPP(untrusted non-3GPP)アクセスネットワークであってもよいし、信頼できる非3GPP(trusted non-3GPP)アクセスネットワークであってもよい。ここで、信頼できない非3GPPアクセスネットワークは、例えば公衆無線LANなど、アクセスネットワーク内でセキュリティ管理を行わないnon-3GPPアクセスネットワークであってよい。一方で、信頼できる非3GPPアクセスネットワークは、3GPPが規定するアクセスネットワークであってよく、TNAP(trusted non-3GPP access point)とTNGF(trusted non-3GPP Gateway function)を備えていてもよい。
 また、以下では、E-UTRANやNG-RANは、3GPPアクセスと称することがある。また、無線LANアクセスネットワークやnon-3GPP ANは、non-3GPPアクセスと称することがある。また、アクセスネットワーク_Bに配置されるノードを、まとめてNG-RANノードとも称することがある。
 また、以下では、アクセスネットワーク_A、及び/又はアクセスネットワーク_B、及び/又はアクセスネットワーク_Aに含まれる装置、及び/又はアクセスネットワーク_Bに含まれる装置は、アクセスネットワーク、又はアクセスネットワーク装置と称する場合がある。
 また、コアネットワーク_Aは、EPC(Evolved Packet Core)に対応する。EPCには、例えば、MME(Mobility Management Entity)、SGW(Serving Gateway)、PGW(Packet Data Network Gateway)-U、PGW-C、PCRF(Policy and Charging Rules Function)、HSS(Home Subscriber Server)等が配置される。
 また、コアネットワーク_Bは、5GCN(5G Core Network)に対応する。5GCNには、例えば、AMF(Access and Mobility Management Function)、UPF(User Plane Function)、SMF(Session Management Function)、PCF(Policy Control Function)、UDM(Unified Data Management)等が配置される。ここで、5GCNは、5GCと表現されてもよい。
 また、以下では、コアネットワーク_A、及び/又はコアネットワーク_B、コアネットワーク_Aに含まれる装置、及び/又はコアネットワーク_Bに含まれる装置は、コアネットワーク、又はコアネットワーク装置又はコアネットワーク内装置と称する場合がある。
 コアネットワーク(コアネットワーク_A及び/又はコアネットワーク_B)は、アクセスネットワーク(アクセスネットワーク_A及び/又はアクセスネットワーク_B)と、PDN及び/又はDNとを接続した移動体通信事業者(Mobile Network Operator; MNO)が運用するIP移動通信ネットワークの事であってもよいし、移動通信システム1を運用、管理する移動体通信事業者の為のコアネットワークでもよいし、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)や、MVNE(Mobile Virtual Network Enabler)等の仮想移動通信事業者や仮想移動体通信サービス提供者の為のコアネットワークでもよい。
 コアネットワーク(コアネットワーク_A及び/又はコアネットワーク_B)と、アクセスネットワーク(アクセスネットワーク_A及び/又はアクセスネットワーク_B)は、移動体通信事業者毎に異なってもよい。
 また、図1では、PDNとDNが同一である場合が記載されているが、異なっていても良い。PDNは、UEに通信サービスを提供するDN(Data Network)であってよい。尚、DNは、パケットデータサービス網として構成されてもよいし、サービス毎に構成されてもよい。さらに、PDNは、接続された通信端末を含んでもよい。従って、PDNと接続する事は、PDNに配置された通信端末やサーバ装置と接続する事であってもよい。さらに、PDNとの間でユーザデータを送受信する事は、PDNに配置された通信端末やサーバ装置とユーザデータを送受信する事であってもよい。尚、PDNのことをDNと表現してもよいし、DNのことをPDNと表現してもよい。
 また、以下では、アクセスネットワーク_A、コアネットワーク_A、PDN、アクセスネットワーク_B、コアネットワーク_B、DNの少なくとも一部、及び/又はこれらに含まれる1以上の装置を、ネットワーク又はネットワーク装置と呼称する場合がある。つまり、ネットワーク及び/又はネットワーク装置が、メッセージを送受信する、及び/又は手続きを実行するということは、アクセスネットワーク_A、コアネットワーク_A、PDN、アクセスネットワーク_B、コアネットワーク_B、DNの少なくとも一部、及び/又はこれらに含まれる1以上の装置が、メッセージを送受信する、及び/又は手続きを実行することを意味する。
 また、UEは、アクセスネットワークに接続することができる。また、UEは、アクセスネットワークを介して、コアネットワークと接続する事ができる。さらに、UEは、アクセスネットワーク及びコアネットワークを介して、PDN又はDNに接続する事ができる。すなわち、UEは、PDN又はDNとの間で、ユーザデータを送受信(通信)する事ができる。ユーザデータを送受信する際は、IP(Internet Protocol)通信だけでなく、non-IP通信を用いてもよい。
 ここで、IP通信とは、IPを用いたデータ通信の事であり、IPパケットにより、データの送受信が行われる。IPパケットは、IPヘッダとペイロード部で構成される。ペイロード部には、EPSに含まれる装置・機能や、5GSに含まれる装置・機能が送受信するデータが含まれてよい。また、non-IP通信とは、IPを用いないデータ通信の事であり、IPパケットの構造とは異なる形式により、データの送受信が行われる。例えば、non-IP通信は、IPヘッダが付与されていないアプリケーションデータの送受信によって実現されるデータ通信でもよいし、マックヘッダやEthernet(登録商標)フレームヘッダ等の別のヘッダを付与してUEが送受信するユーザデータを送受信してもよい。
 また、アクセスネットワーク_A、コアネットワーク_A、アクセスネットワーク_B、コアネットワーク_B、PDN_A、DN_Aには、図2に記載されない装置が構成されていてもよい。例えば、コアネットワーク_A及び/又はコアネットワーク_B及び/又はPDN_A及び/又はDN_Aには、AUSF(Authentication Server Function)やAAA(Authentication, authorization, and accounting)サーバ(AAA-S)が含まれてもよい。AAAサーバはコアネットワークの外に配置されてもよい。
 ここで、AUSFは、3GPPアクセス及びnon-3GPPアクセスに対する認証機能を備える、コアネットワーク装置である。具体的には、3GPPアクセス及び/又はnon-3GPPアクセスに対する認証の要求をUEから受信し、認証手続きを実行するネットワーク機能部である。
 また、AAAサーバは、AUSFと直接的または他のネットワーク装置を介して間接的に接続する、認証及び承認及び課金機能を備える、装置である。AAAサーバはコアネットワーク内のネットワーク装置であってもよい。なお、AAAサーバは、コアネットワーク_A及び/又はコアネットワーク_Bに含まれず、PLMNに含まれてもよい。つまり、AAAサーバはコアネットワーク装置であってもよいし、コアネットワークの外にある装置であってよい。例えば、AAAサーバは3rd Partyが管理する、PLMN内のサーバ装置であってもよい。
 なお、図2では、図の簡略化のため、各装置・機能は1つずつ記載したが、移動通信システム1には複数の同様の装置・機能が構成されてもよい。具体的には、移動通信システム1には複数のUE_A10、E-UTRAN80、MME40、SGW35、PGW-U30、PGW-C32、PCRF60、HSS50、5G AN120、AMF140、UPF130、SMF132、PCF160、及び/又はUDM150等の装置・機能が構成されていてもよい。
 [2. 各装置の構成]
 次に、各実施形態で使用される各装置(UE、及び/又はアクセスネットワーク装置、及び/又はコアネットワーク装置)の構成について、図を用いて説明する。尚、各装置は、物理的なハードウェアとして構成されても良いし、汎用的なハードウェア上に構成された論理的な(仮想的な)ハードウェアとして構成されても良いし、ソフトウェアとして構成されても良い。また、各装置の持つ機能の少なくとも一部(全部を含む)が、物理的なハードウェア、論理的なハードウェア、ソフトウェアとして構成されても良い。
 尚、以下で登場する各装置・機能内の各記憶部(記憶部_A340、記憶部_A440、記憶部_B540、記憶部_A640、記憶部_B740)は、例えば、半導体メモリ、SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)等で構成されている。また、各記憶部は、出荷段階からもともと設定されていた情報だけでなく、自装置・機能以外の装置・機能(例えば、UE、及び/又はアクセスネットワーク装置、及び/又はコアネットワーク装置、及び/又はPDN、及び/又はDN)との間で、送受信した各種の情報を記憶する事ができる。また、各記憶部は、後述する各種の通信手続き内で送受信する制御メッセージに含まれる識別情報、制御情報、フラグ、パラメータ等を記憶することができる。また、各記憶部は、これらの情報をUE毎に記憶してもよい。また、各記憶部は、5GSとEPSとの間のインターワークをした場合には、5GS及び/又はEPS内に含まれる装置・機能との間で送受信した制御メッセージやユーザデータを記憶することができる。このとき、N26インターフェースを介して送受信されたものだけでなく、N26インターフェースを介さずに送受信されたものも記憶することができる。
 [2.1. UEの装置構成]
 まず、UE(User Equipment)の装置構成例について、図3を用いて説明する。UEは、制御部_A300、アンテナ310、送受信部_A320、記憶部_A340で構成されている。制御部_A300、送受信部_A320、記憶部_A340は、バスを介して接続されている。送受信部_A320は、アンテナ310と接続している。
 制御部_A300は、UE全体の動作・機能を制御する機能部である。制御部_A300は、必要に応じて、記憶部_A340に記憶されている各種プログラムを読み出して実行する事により、UEにおける各種の処理を実現する。
 送受信部_A320は、アンテナを介して、アクセスネットワーク内の基地局装置(eNB又はgNB)と無線通信する為の機能部である。すなわち、UEは、送受信部_A320を用いて、アクセスネットワーク装置、及び/又はコアネットワーク装置、及び/又はPDN、及び/又はDNとの間で、ユーザデータ及び/又は制御情報を送受信することができる。
 図2を参照して詳細に説明すると、UEは、送受信部_A320を用いることにより、LTE-Uuインターフェースを介して、E-UTRAN内の基地局装置(eNB)と通信することができる。また、UEは、送受信部_A320を用いることにより、5G AN内の基地局装置(gNB)と通信することができる。また、UEは、送受信部_A320を用いることにより、N1インターフェースを介してAMFとNAS(Non-Access-Stratum)メッセージの送受信をすることができる。ただし、N1インターフェースは論理的なものであるため、実際には、UEとAMFの間の通信は、5G ANを介して行われる。
 記憶部_A340は、UEの各動作に必要なプログラム、ユーザデータ、制御情報等を記憶する為の機能部である。
 なお、UEはMS(Mobile Station)であってもよい。
 [2.2. gNBの装置構成]
 次に、gNBの装置構成例について、図4を用いて説明する。gNB は、制御部_B500、アンテナ510、ネットワーク接続部_B520、送受信部_B530、記憶部_B540で構成されている。制御部_B500、ネットワーク接続部_B520、送受信部_B530、記憶部_B540は、バスを介して接続されている。送受信部_B530は、アンテナ510と接続している。
 制御部_B500は、gNB全体の動作・機能を制御する機能部である。制御部_B500は、必要に応じて、記憶部_B540に記憶されている各種プログラムを読み出して実行する事により、gNBにおける各種の処理を実現する。
 ネットワーク接続部_B520は、gNBが、AMF及び/又はUPFと通信する為の機能部である。すなわち、gNBは、ネットワーク接続部_B520を用いて、AMF及び/又はUPFとの間で、ユーザデータ及び/又は制御情報を送受信することができる。
 送受信部_B530は、アンテナ510を介して、UEと無線通信する為の機能部である。すなわち、gNBは、送受信部_B530を用いて、UEとの間で、ユーザデータ及び/又は制御情報を送受信することができる。
 図2を参照して詳細に説明すると、5G AN内にあるgNBは、ネットワーク接続部_B520を用いることにより、N2インターフェースを介して、AMFと通信することができ、N3インターフェースを介して、UPFと通信することができる。また、gNBは、送受信部_B530を用いることにより、UEと通信することができる。
 記憶部_B540は、gNBの各動作に必要なプログラム、ユーザデータ、制御情報等を記憶する為の機能部である。
 [2.3. AMFの装置構成]
 次に、AMFの装置構成例について、図5を用いて説明する。AMFは、制御部_B700、ネットワーク接続部_B720、記憶部_B740で構成されている。制御部_B700、ネットワーク接続部_B720、記憶部_B740は、バスを介して接続されている。AMFは、制御プレーンを扱うノードであってよい。
 制御部_B700は、AMF全体の動作・機能を制御する機能部である。制御部_B700は、必要に応じて、記憶部_B740に記憶されている各種プログラムを読み出して実行する事により、AMFにおける各種の処理を実現する。
 ネットワーク接続部_B720は、AMFが、5G AN内の基地局装置(gNB)、及び/又はSMF132、及び/又はPCF、及び/又はUDM、及び/又はSCEFと接続する為の機能部である。すなわち、AMFは、ネットワーク接続部_B720を用いて、5G AN内の基地局装置(gNB)、及び/又はSMF132、及び/又はPCF、及び/又はUDM、及び/又はSCEFとの間で、ユーザデータ及び/又は制御情報を送受信することができる。
 図2を参照して詳細に説明すると、5GCN内にあるAMFは、ネットワーク接続部_A620を用いることにより、N2インターフェースを介して、gNBと通信することができ、N8インターフェースを介して、UDMと通信することができ、N11インターフェースを介して、SMF132と通信することができ、N15インターフェースを介して、PCFと通信することができる。また、AMFは、ネットワーク接続部_A620を用いることにより、N1インターフェースを介して、UEとNASメッセージの送受信をすることができる。ただし、N1インターフェースは論理的なものであるため、実際には、UEとAMFの間の通信は、5G ANを介して行われる。また、AMFは、N26インターフェースをサポートする場合、ネットワーク接続部_A620を用いることにより、N26インターフェースを介して、MMEと通信することができる。
 記憶部_B740は、AMFの各動作に必要なプログラム、ユーザデータ、制御情報等を記憶する為の機能部である。
 尚、AMFは、N2インターフェースを用いたRANとの制御メッセージを交換する機能、N1インターフェースを用いたUEとのNASメッセージを交換する機能、NASメッセージの暗号化及び完全性保護を行う機能、登録管理(Registration management; RM)機能、接続管理(Connection management; CM)機能、到達可能性管理(Reachability management)機能、UE等の移動性管理(Mobility management)機能、UEとSMF間のSM(Session Management)メッセージを転送する機能、アクセス認証(Access Authentication、Access Authorization)機能、セキュリティアンカー機能(SEA; Security Anchor Functionality)、セキュリティコンテキスト管理(SCM; Security Context Management)機能、N3IWF(Non-3GPP Interworking Function)に対するN2インターフェースをサポートする機能、N3IWFを介したUEとのNAS信号の送受信をサポートする機能、N3IWFを介して接続するUEの認証する機能等を有する。
 また、登録管理では、UEごとのRM状態が管理される。RM状態は、UEとAMFとの間で同期がとられていてもよい。RM状態としては、非登録状態(RM-DEREGISTERED state)と、登録状態(RM-REGISTERED state)がある。RM-DEREGISTERED状態では、UEはネットワークに登録されていないため、AMFにおけるUEコンテキストが、そのUEに対する有効な位置情報やルーティング情報を持っていない為、AMFはUEに到達できない状態である。また、RM-REGISTERED状態では、UEはネットワークに登録されているため、UEはネットワークとの登録が必要なサービスを受信することができる。尚、RM状態は、5GMM状態(5GMM state)と表現されてもよい。この場合、RM-DEREGISTERED状態は、5GMM-DEREGISTERED状態と表現されてもよいし、RM-REGISTERED状態は、5GMM-REGISTERED状態と表現されてもよい。
 言い換えると、5GMM-REGISTEREDは、各装置が、5GMMコンテキストを確立した状態であってもよいし、PDUセッションコンテキストを確立した状態であってもよい。尚、各装置が5GMM-REGISTEREDである場合、UE_A10は、ユーザデータや制御メッセージの送受信を開始してもよいし、ページングに対して応答してもよい。さらに、尚、各装置が5GMM-REGISTEREDである場合、UE_A10は、初期登録のための登録手続き以外の登録手続き、及び/又はサービス要求手続きを実行してもよい。
 さらに、5GMM-DEREGISTEREDは、各装置が、5GMMコンテキストを確立していない状態であってもよいし、UE_A10の位置情報がネットワークに把握されていない状態であってもよいし、ネットワークがUE_A10に到達不能である状態であってもよい。尚、各装置が5GMM-DEREGISTEREDである場合、UE_A10は、登録手続きを開始してもよいし、登録手続きを実行することで5GMMコンテキストを確立してもよい。
 また、接続管理では、UEごとのCM状態が管理される。CM状態は、UEとAMFとの間で同期がとられていてもよい。CM状態としては、非接続状態(CM-IDLE state)と、接続状態(CM-CONNECTED state)がある。CM-IDLE状態では、UEはRM-REGISTERED状態にあるが、N1インターフェースを介したAMFとの間で確立されるNASシグナリング接続(NAS signaling connection)を持っていない。また、CM-IDLE状態では、UEはN2インターフェースの接続(N2 connection)、及びN3インターフェースの接続(N3 connection)を持っていない。一方、CM-CONNECTED状態では、N1インターフェースを介したAMFとの間で確立されるNASシグナリング接続(NAS signaling connection)を持っている。また、CM-CONNECTED状態では、UEはN2インターフェースの接続(N2 connection)、及び/又はN3インターフェースの接続(N3 connection)を持っていてもよい。
 さらに、接続管理では、3GPPアクセスにおけるCM状態と、non-3GPPアクセスにおけるCM状態とで分けて管理されてもよい。この場合、3GPPアクセスにおけるCM状態としては、3GPPアクセスにおける非接続状態(CM-IDLE state over 3GPP access)と、3GPPアクセスにおける接続状態(CM-CONNECTED state over 3GPP access)とがあってよい。さらに、non-3GPPアクセスにおけるCM状態としては、non-3GPPアクセスにおける非接続状態(CM-IDLE state over non-3GPP access)と、non-3GPPアクセスにおける接続状態(CM-CONNECTED state over non-3GPP access)とがあってよい。尚、非接続状態はアイドルモード表現されてもよく、接続状態モードはコネクテッドモードと表現されてもよい。
 尚、CM状態は、5GMMモード(5GMM mode)と表現されてもよい。この場合、非接続状態は、5GMM非接続モード(5GMM-IDLE mode)と表現されてもよいし、接続状態は、5GMM接続モード(5GMM-CONNECTED mode)と表現されてもよい。さらに、3GPPアクセスにおける非接続状態は、3GPPアクセスにおける5GMM非接続モード(5GMM-IDLE mode over 3GPP access)と表現されてもよいし、3GPPアクセスにおける接続状態は、3GPPアクセスにおける5GMM接続モード(5GMM-CONNECTED mode over 3GPP access)と表現されてもよい。さらに、non-3GPPアクセスにおける非接続状態は、non-3GPPアクセスにおける5GMM非接続モード(5GMM-IDLE mode over non-3GPP access)と表現されてもよいし、non-3GPPアクセスにおける接続状態は、non-3GPPアクセスにおける5GMM接続モード(5GMM-CONNECTED mode over non-3GPP access)と表現されてもよい。尚、5GMM非接続モードはアイドルモード表現されてもよく、5GMM接続モードはコネクテッドモードと表現されてもよい。
 また、AMFは、コアネットワーク_B内に1以上配置されてもよい。また、AMFは、1以上のNSI(Network Slice Instance)を管理するNFでもよい。また、AMFは、複数のNSI間で共有される共有CPファンクション(CCNF; Common CPNF(Control Plane Network Function))でもよい。
 尚、N3IWFは、UEが5GSに対してnon-3GPPアクセスを介して接続する場合に、non-3GPPアクセスと5GCNとの間に配置される装置及び/又は機能である。
 [2.4. SMFの装置構成]
 次に、SMFの装置構成例について、図5を用いて説明する。SMFは、制御部_B700、ネットワーク接続部_B720、記憶部_B740で構成されている。制御部_B700、ネットワーク接続部_B720、記憶部_B740は、バスを介して接続されている。SMFは、制御プレーンを扱うノードであってよい。
 制御部_B700は、SMF全体の動作・機能を制御する機能部である。制御部_B700は、必要に応じて、記憶部_B740に記憶されている各種プログラムを読み出して実行する事により、SMFにおける各種の処理を実現する。
 ネットワーク接続部_B720は、SMFが、AMF、及び/又はUPF、及び/又はPCF、及び/又はUDMと接続する為の機能部である。すなわち、SMFは、ネットワーク接続部_B720を用いて、AMF、及び/又はUPF、及び/又はPCF、及び/又はUDMとの間で、ユーザデータ及び/又は制御情報を送受信することができる。
 図2を参照して詳細に説明すると、5GCN内にあるSMFは、ネットワーク接続部_A620を用いることにより、N11インターフェースを介して、AMFと通信することができ、N4インターフェースを介して、UPFと通信することができ、N7インターフェースを介して、PCFと通信することができ、N10インターフェースを介して、UDMと通信することができる。
 記憶部_B740は、SMFの各動作に必要なプログラム、ユーザデータ、制御情報等を記憶する為の機能部である。
 SMFは、PDUセッションの確立・修正・解放等のセッション管理(Session Management)機能、UEに対するIPアドレス割り当て(IP address allocation)及びその管理機能、UPFの選択と制御機能、適切な目的地(送信先)へトラフィックをルーティングする為のUPFの設定機能、NASメッセージのSM部分を送受信する機能、下りリンクのデータが到着したことを通知(Downlink Data Notification)する機能、AMF経由でN2インターフェースを介してANに送信されるAN特有の(ANごとの)SM情報を提供する機能、セッションに対するSSCモード(Session and Service Continuity mode)を決定する機能、ローミング機能等を有する。
 [2.5. UPFの装置構成]
 次に、UPFの装置構成例について、図5を用いて説明する。UPFは、制御部_B700、ネットワーク接続部_B720、記憶部_B740で構成されている。制御部_B700、ネットワーク接続部_B720、記憶部_B740は、バスを介して接続されている。UPFは、制御プレーンを扱うノードであってよい。
 制御部_B700は、UPF全体の動作・機能を制御する機能部である。制御部_B700は、必要に応じて、記憶部_B740に記憶されている各種プログラムを読み出して実行する事により、UPFにおける各種の処理を実現する。
 ネットワーク接続部_B720は、UPFが、5G AN内の基地局装置(gNB)、及び/又はSMF、及び/又はDNと接続する為の機能部である。すなわち、UPFは、ネットワーク接続部_B720を用いて、5G AN内の基地局装置(gNB)、及び/又はSMF、及び/又はDNとの間で、ユーザデータ及び/又は制御情報を送受信することができる。
 図2を参照して詳細に説明すると、5GCN内にあるUPFは、ネットワーク接続部_A620を用いることにより、N3インターフェースを介して、gNBと通信することができ、N4インターフェースを介して、SMFと通信することができ、N6インターフェースを介して、DNと通信することができ、N9インターフェースを介して、他のUPFと通信することができる。
 記憶部_B740は、UPFの各動作に必要なプログラム、ユーザデータ、制御情報等を記憶する為の機能部である。
 UPFは、intra-RAT mobility又はinter-RAT mobilityに対するアンカーポイントとしての機能、DNに相互接続するための外部PDUセッションポイントとしての機能(つまり、DNとコアネットワーク_Bとの間のゲートウェイとして、ユーザデータを転送する機能)、パケットのルーティング及び転送する機能、1つのDNに対して複数のトラフィックフローのルーティングをサポートするUL CL(Uplink Classifier)機能、マルチホーム(multi-homed)PDUセッションをサポートするBranching point機能、user planeに対するQoS (Quality of Service) 処理機能、上りリンクトラフィックの検証機能、下りリンクパケットのバッファリング、下りリンクデータ通知(Downlink Data Notification)をトリガーする機能等を有する。
 また、UPFは、IP通信及び/又はnon-IP通信の為のゲートウェイでもよい。また、UPFは、IP通信を転送する機能を持ってもよく、non-IP通信とIP通信を変換する機能を持っていてもよい。さらに複数配置されるゲートウェイは、コアネットワーク_Bと単一のDNを接続するゲートウェイでもよい。尚、UPFは、他のNFとの接続性を備えてもよく、他のNFを介して各装置に接続してもよい。
 尚、ユーザプレーン(user plane)は、UEとネットワークとの間で送受信されるユーザデータ(user data)のことである。ユーザプレーンは、PDNコネクション、又はPDUセッションを用いて送受信されてもよい。さらに、EPSの場合、ユーザプレーンは、LTE-Uuインターフェース、及び/又はS1-Uインターフェース、及び/又はS5インターフェース、及び/又はS8インターフェース、及び/又はSGiインターフェースを用いて送受信されてもよい。さらに、5GSの場合、ユーザプレーンは、UEとNG RANとの間のインターフェース、及び/又はN3インターフェース、及び/又はN9インターフェース、及び/又はN6インターフェースを介して送受信されてもよい。以下、ユーザプレーンは、U-Planeと表現されてもよい。
 さらに、制御プレーン(control plane)は、UEの通信制御等を行うために送受信される制御メッセージのことである。制御プレーンは、UEとMMEとの間のNAS (Non-Access-Stratum)シグナリングコネクションを用いて送受信されてもよい。さらに、EPSの場合、制御プレーンは、LTE-Uuインターフェース、及びS1-MMEインターフェースを用いて送受信されてもよい。さらに、5GSの場合、制御プレーンは、UEとNG RANとの間のインターフェース、及びN2インターフェースを用いて送受信されてもよい。以下、制御プレーンは、コントロールプレーンと表現されてもよいし、C-Planeと表現されてもよい。
 さらに、U-Plane(User Plane; UP)は、ユーザデータを送受信する為の通信路でもよく、複数のベアラで構成されてもよい。さらに、C-Plane(Control Plane; CP)は、制御メッセージを送受信する為の通信路でもよく、複数のベアラで構成されてもよい。
 [2.6. 本実施形態における用語の説明]
 ネットワークとは、アクセスネットワーク_B、コアネットワーク_B、DNのうち、少なくとも一部を指す。また、アクセスネットワーク_B、コアネットワーク_B、DNのうち、少なくとも一部に含まれる1以上の装置を、ネットワーク又はネットワーク装置と称してもよい。つまり、ネットワークがメッセージの送受信及び/又は処理を実行するということは、ネットワーク内の装置(ネットワーク装置、及び/又は制御装置)がメッセージの送受信及び/又は処理を実行することを意味してもよい。逆に、ネットワーク内の装置がメッセージの送受信及び/又は処理を実行するということは、ネットワークがメッセージの送受信及び/又は処理を実行することを意味してもよい。
 さらに、ネットワークは、PLMN (Public Land Mobile Network)を指してもよいし、後述するNPNを指してもよい。さらに、UEがネットワーク選択を行うと表現した場合、UEがPLMN選択を行うことを示してもよいし、UEがSNPN選択を行うことを示してもよい。
 また、SM(セッションマネジメント)メッセージ(NAS (Non-Access-Stratum) SMメッセージとも称する)は、SMのための手続きで用いられるNASメッセージであってよく、AMF140を介してUE_A10とSMF132の間で送受信される制御メッセージであってよい。さらに、SMメッセージには、PDUセッション確立要求(PDU session establishment request)メッセージ、PDUセッション確立受諾(PDU session establishment accept)メッセージ、PDUセッション拒絶(PDU session establishment reject)メッセージ、PDUセッション変更要求(PDU session modification request)メッセージ、PDUセッション変更コマンド(PDU session modification command)メッセージ、PDUセッション変更完了メッセージ(PDU session modification complete)、PDUセッション変更コマンド拒絶(PDU session modification command reject)メッセージ、PDUセッション変更拒絶(PDU session modification reject)メッセージ、PDUセッション解放要求(PDU session release request)メッセージ、PDUセッション解放拒絶(PDU session release reject)メッセージ、PDUセッション解放コマンド(PDU session release command)メッセージ、PDUセッション解放完了(PDU session release complete)メッセージ等が含まれてもよい。
 さらに、SMメッセージは、N1インターフェース上及びN11インターフェースで送受信されるNASメッセージ及び/又はMMメッセージに含まれるN1 SMコンテナで送受信されるメッセージである。
 また、SMのための手続きまたはSM手続きには、PDUセッション確立手続き(PDU session establishment procedure)、PDUセッション変更手続き(PDU session modification procedure)、PDUセッション解放手続き(UE-requested PDU session release procedure)が含まれてもよい。なお、各手続きは、UEから開始される手続きであってもよいし、NW(ネットワーク)から開始される手続きであってもよい。
 また、MM(Mobility management)メッセージ(またはNAS MMメッセージとも称する)は、MMのための手続きに用いられるNASメッセージであってよく、UE_A10とAMF140の間で送受信される制御メッセージであってよい。さらに、MMメッセージには、登録要求(Registration request)メッセージ、登録受諾(Registration accept)メッセージ、登録拒絶(Registration reject)メッセージ、登録完了(Registration complete)メッセージ、登録解除要求(De-registration request)メッセージ、登録解除受諾(De-registration accept)メッセージ、configuration updateコマンド(configuration update command)メッセージ、設定更新受諾(configuration update complete)メッセージ、サービス要求(Service request)メッセージ、サービス受諾(Service accept)メッセージ、サービス拒絶(Service reject)メッセージ、通知(Notification)メッセージ、通知応答(Notification response)メッセージ等が含まれてよい。
 さらに、MMメッセージには、アップリンクNASトランスポートメッセージ(UL NAS TRANSPORT message)、ダウンリンクNASトランスポートメッセージ(DL NAS TRANSPORT message)が含まれてもよい。
 さらに、MMメッセージは、N1インターフェース上で送受信されるNASメッセージである。MMメッセージはRRCメッセージに含まれてUEと5G AN(又はgNB)との間で送受信されてもよい。
 また、MMのための手続きまたはMM手続きは、登録手続き(Registration procedure)、登録解除手続き(De-registration procedure)、ジェネリックUE設定更新(Generic UE configuration update)手続き、認証・承認手続き、サービス要求手続き(Service request procedure)、ページング手続き(Paging procedure)、通知手続き(Notification procedure)が含まれてよい。
 さらに、MM手続きには、NASトランスポート手続き(NAS transport procedure)、及びUEから開始されるNASトランスポート手続き(UE-initiated NAS transport procedure)、及びNWから開始されるNASトランスポート手続き(Network-initiated NAS transport procedure)、が含まれてよい。
 ここで、登録手続きは、UEが主導してアクセスネットワーク_B、及び/又はコアネットワーク_B、及び/又はDNへ登録する為の手続きである。UEは、ネットワークに登録していない状態であれば、例えば、電源投入時等の任意のタイミングで本手続きを実行することができる。言い換えると、UEは、非登録状態(5GMM-DEREGISTERED state)であれば任意のタイミングで本手続きを開始できる。また、各装置(特にUEとAMF)は、登録手続きの完了に基づいて、登録状態(5GMM-REGISTEDED state)に遷移することができる。尚、各登録状態は、アクセス毎に各装置で管理されてよい。具体的には、各装置は3GPPアクセスに対する登録の状態(登録状態又は非登録状態)と、non-3GPPアクセスに対する登録の状態を独立して管理してよい。
 さらに、登録手続きは、ネットワークにおけるUEの位置登録情報を更新する、及び/又は、UEからネットワークへ定期的にUEの状態を通知する、及び/又は、ネットワークにおけるUEに関する特定のパラメータを更新する為の手続きであってもよい。
 UEは、TAを跨ぐモビリティをした際に、登録手続きを開始してもよい。言い換えると、UEは、保持しているTAリストで示されるTAとは異なるTAに移動した際に、登録手続きを開始してもよい。さらに、UEは、実行しているバックオフタイマ、又はその他のタイマが満了した際に、本手続きを開始してもよい。さらに、UEは、PDUセッションの切断や無効化が原因で、各装置のコンテキストの更新が必要な際に、登録手続きを開始してもよい。さらに、UEは、UEのPDUセッション確立に関する、能力情報及び/又はプリファレンスに変化が生じた場合、登録手続きを開始してもよい。さらに、UEは、定期的に登録手続きを開始してもよい。さらに、UEは、登録手続きの完了、又はジェネリックUE設定更新手続きの完了、又はUEポリシー管理手続きの完了、又はSMのための手続きの完了等に基づいて、登録手続きを開始してもよい。尚、UEは、これらに限らず、任意のタイミングで登録手続きを実行することができる。
 なお、上述したUEがネットワークに登録していない状態(非登録状態)から登録された状態(登録状態)に遷移する為の手続きを、初期登録手続き(initial registration procedure)又は初期登録のための登録手続き(registration procedure for initial registration)であってよい。また、UEがネットワークに登録された状態(登録状態)で実行された登録手続きを、移動及び定期的な登録更新の為の登録手続き(registration procedure for mobility and periodic registration update)又は移動及び定期的な登録手続き(mobility and periodic registration procedure)であってよい。
 ジェネリックUE設定更新手続きは、AMFが、アクセス及び移動管理関連のパラメータ(access and mobility management-related parameters)についてのUEの設定を更新する場合に、開始されてもよい。また、ジェネリックUE設定更新手続きは、アクセス及び移動管理関連のパラメータを更新するため、UEに対して、移動及び定期的な登録更新の為の登録手続き(registration procedure for mobility and periodic registration update)を実行することを要求する場合に、開始されてもよい。さらに、UEは、登録手続きの完了、又はジェネリックUE設定更新手続きの完了、又はUEポリシー管理手続きの完了、又はSMのための手続きの完了等に基づいて、ジェネリックUE設定更新手続きを開始してもよい。
 ジェネリックUE設定更新手続きは、AMFがアクセスネットワークを介してUEに設定更新コマンド(Configuration update command)を送信することによって、開始される。
 RRCメッセージは、UEと5G AN(又はgNB)との間で送受信される制御メッセージであってよい。また、NASメッセージはNASレイヤで処理され、RRCメッセージはRRCレイヤで処理される。尚、NASレイヤはRRCレイヤよりも上位のレイヤである。
 また、5GS(5G System)サービスは、コアネットワーク_B190を用いて提供される接続サービスでよい。さらに、5GSサービスは、EPSサービスと異なるサービスでもよいし、EPSサービスと同様のサービスでもよい。
 また、non 5GSサービスは、5GSサービス以外のサービスでよく、EPSサービス、及び/又はnon EPSサービスが含まれてもよい。
 また、アクセスタイプ(Access type)には、3GPPアクセスとnon-3GPPアクセスの2種類がある。ここで、アクセスタイプを示す情報は、アクセスタイプ情報要素(Access type Information Element (IE))として構成されていてよく、例えば、UEとコアネットワークのシグナリング又はユーザデータの送受信で使用されるアクセスタイプを示す識別情報であってよい。
 また、アクセス技術(Access Technology)とは、3GPPアクセスの無線アクセス技術の種類を意味し、NG-RAN、又はE-UTRAN、又はUTRAN、又はGERAN等が含まれていてよい。アクセス技術は、アクセステクノロジーとも称する。尚、アクセス技術は、アクセスネットワーク識別情報(Access Technology Identifier)により識別されてもよい。更に、アクセスネットワーク識別情報は、アクセス技術及びアクセス技術の動作モードを識別可能な情報であってもよい。
 また、シングルレジストレーションモードは、UE_A10が、N1モードとS1モードが利用可能な場合に、5GMM状態とEMM状態に対して、共通の登録状態を維持するモードである。
 また、デュアルレジストレーションモードは、UE_A10が、N1モードとS1モードが利用可能な場合に、5GMM状態とEMM状態とを独立して登録状態を維持するモードである。尚、UE_A10は、デュアルレジストレーションモードの場合、N1モードのみでネットワークに登録(つまり5GCだけに登録)されていてもよいし、S1モードのみでネットワークに登録(EPCだけに登録)されていてもよいし、N1モードとS1モードの両方でネットワークに登録(5GCとEPCの両方に登録)されていてもよい。
 また、5GSとEPCとのインターワークするために、5GCとEPC NASの両方をサポートするUEは、シングルレジストレーションモード、又はデュアルレジストレーションモードで動作することができる。
 また、S1モードは、UE_A10に対して、E-UTRANを介したEPCへのアクセスを許可したモードである。言い換えると、S1モードは、S1インターフェースを用いたメッセージの送受信が実行されるモードであってもよい。尚、S1インターフェースは、S1-MMEインターフェース及びS1-Uインターフェースで構成されて良い。
 また、N1モードは、UE_A10に対して、5Gアクセスネットワークを介した5GCへのアクセスを許可したモードである。言い換えると、N1モードは、N1インターフェースを用いたメッセージの送受信が実行されるモードであってもよい。
 また、APN (Access Point Name) は、コアネットワーク及び/又はPDN等の外部ネットワークを識別する識別情報でよい。さらに、APNは、コアネットワークA_90を接続するPGW_A30/UPF_A235等のゲートウェイを選択する情報として用いることもできる。
 また、PDN(Packet Data Network)タイプとは、PDNコネクションのタイプを示すものであり、IPv4、IPv6、IPv4v6、non-IPがある。IPv4が指定された場合、IPv4を用いてデータの送受信を行う事を示す。IPv6が指定された場合は、IPv6を用いてデータの送受信を行う事を示す。IPv4v6が指定された場合は、IPv4又はIPv6を用いてデータの送受信を行う事を示す。non-IPが指定された場合は、IPを用いた通信ではなく、IP以外の通信方法によって通信する事を示す。
 また、PDU(Protocol Data Unit/Packet Data Unit)セッションとは、PDU接続性サービスを提供するDNとUEとの間の関連性として定義することができるが、UEと外部ゲートウェイとの間で確立される接続性であってもよい。UEは、5GSにおいて、アクセスネットワーク_B及びコアネットワーク_Bを介したPDUセッションを確立することにより、PDUセッションを用いて、DNとの間のユーザデータの送受信を行うことができる。ここで、この外部ゲートウェイとは、UPF、SCEF等であってよい。UEは、PDUセッションを用いて、DNに配置されるアプリケーションサーバー等の装置と、ユーザデータの送受信を実行する事ができる。
 尚、各装置(UE、及び/又はアクセスネットワーク装置、及び/又はコアネットワーク装置)は、PDUセッションに対して、1以上の識別情報を対応付けて管理してもよい。尚、これらの識別情報には、S-NSSAI、DNN、QoSルール、5QI、PDUセッションタイプ、アプリケーション識別情報、NSI識別情報、アクセスネットワーク識別情報、及びSSC mode、のうち1以上が含まれてもよいし、その他の情報がさらに含まれてもよい。さらに、PDUセッションを複数確立する場合には、PDUセッションに対応づけられる各識別情報は、同じ内容でもよいし、異なる内容でもよい。
 また、DNN(Data Network Name)は、コアネットワーク及び/又はDN等の外部ネットワークを識別する識別情報でよい。さらに、DNNは、コアネットワーク_B190を接続するPGW_A30/UPF_A235等のゲートウェイを選択する情報として用いることもできる。さらに、DNNは、APN(Access Point Name)に相当するものでもよい。
 なお、DNNを用いて確立したPDUセッションとは、PDUセッション確立手続きにおいて、UEがネットワークからDNNを受信し、受信したDNNに関連付けられたPDUセッションを確立している状態を意味する。
 また、PDU(Protocol Data Unit/Packet Data Unit)セッションタイプは、PDUセッションのタイプを示すものであり、IPv4、IPv6、Ethernet、Unstructuredがある。IPv4が指定された場合、IPv4を用いてデータの送受信を行うことを示す。IPv6が指定された場合は、IPv6を用いてデータの送受信を行うことを示す。Ethernetが指定された場合は、Ethernetフレームの送受信を行うことを示す。また、Ethernetは、IPを用いた通信を行わないことを示してもよい。Unstructuredが指定された場合は、Point-to-Point(P2P)トンネリング技術を用いて、DNにあるアプリケーションサーバー等にデータを送受信することを示す。P2Pトンネリング技術としては、例えば、UDP/IPのカプセル化技術を用いても良い。尚、PDUセッションタイプには、上記の他にIPが含まれても良い。IPは、UEがIPv4とIPv6の両方を使用可能である場合に指定する事ができる。
 また、PLMN(Public land mobile network)は、移動無線通信サービスを提供する通信ネットワークである。PLMNは、(移動体)通信事業者であるオペレータが管理するネットワークであり、PLMN IDにより、オペレータを識別することができる。本稿でPLMNはPLMN IDを意味してもよい。UEのIMSI(International Mobile Subscriber Identity)のMCC(Mobile Country Code)とMNC(Mobile Network Code)と一致するPLMNはHome PLMN(HPLMN)であってよい。PLMNはコアネットワークを意味してもよい。
 さらに、UEは、USIMに1又は複数のEHPLMN(Equivalent HPLMN、等価HPLMN)を識別するための、Equivalent HPLMN listを保持していてもよい。HPLMN、及び/又はEHPLMNと異なるPLMNはVPLMN(Visited PLMN)であってよい。
 さらに、EHPLMNは、均等PLMNと表現されてもよい。逆に、均等PLMNは、EHPLMNを指してもよい。
 ここで、均等PLMN (equivalent PLMN) は、ネットワークで任意のPLMNと同じPLMNであるように扱われるPLMNのことである。例えば、均等PLMNは、登録PLMNと同じように扱われる、一又は複数のPLMNであってもよい。
 さらに、登録PLMN (registered PLMN) は、UEが登録されているPLMNのことである。言い換えると、UEが登録を成功したPLMNはRPLMN(Registered PLMN、登録PLMN)であってよい。各装置は、UEのPLMN選択においてRPLMNと等価に使用できる、1又は複数のEPLMN(Equivalent PLMN、等価PLMN)を識別するためのEquivalent PLMN listをRPLMNから受信、及び/又は保持、及び/又は記憶してもよい。
 現在のPLMN(current PLMN)とは、UEが要求するPLMN、及び/又はUEが選択したPLMN、及び/又はRPLMN、及び/又はネットワークが許可したPLMN、及び/又はメッセージを送受信するコアネットワーク装置が属するPLMNであってもよい。
 要求するPLMNとは、UEがメッセージを送信する際の、メッセージの送信先ネットワークを意味する。具体的には、UEがメッセージを送信する際に、UEにより選択されたPLMNであってよい。要求するPLMNは、UEが要求するPLMNであり、現在のPLMNであってもよい。また、UEが登録状態においては、要求するPLMNは登録PLMNであってもよい。
 また、SNPN(Stand-alone Non-Public Network)は、PLMN IDとNID(Network identifier)の組み合わせで構成されるSNPN ID識別され、特定のUEのみ接続が許可されたネットワークである。SNPNはコアネットワークを意味してもよい。ここで、SNPNへの接続が許可されるUEは、SNPN enabled UEであってもよい。
 さらに、UEは、USIMに1又は複数のESNPN(Equivalent SNPN、等価SNPN)を識別するための、Equivalent SNPN listを保持していてもよい。HSNPN、及び/又はESNPNと異なるSNPNはVPLMN(Visited PLMN)であってもよい。
 UEが登録を成功したSNPNはRSNPN(Registered SNPN、登録SNPN)であってよい。各装置は、UEのPLMN選択又はSNPN選択においてRSNPNと等価に使用できる、1又は複数のESNPN(Equivalent PLMN、等価PLMN)を識別するためのEquivalent SNPN listをRSNPNから受信、及び/又は保持、及び/又は記憶してもよい。
 5QI(5G QoS Identifier)は、QoSの特徴(5G QoS characteristics)を参照として使用するスカラーであってよい。ここで、QoSの特徴とは、アクセスノード特有のパラメータで、パケットロス率(packet loss rate)や、パケット遅延バジェット(packet delay budget)等の特定のQoS転送動作を示す情報であって良い。
 なお、5QIを用いて確立したPDUセッションとは、PDUセッション確立手続きにおいて、UEがネットワークから5QIを受信し、受信した5QIに関連付けられたPDUセッションを確立している状態を意味する。
 また、ネットワークスライス(NS)とは、特定のネットワーク能力及びネットワーク特性を提供する論理的なネットワークである。UE及び/又はネットワークは、5GSにおいて、ネットワークスライス(NWスライス; NS)をサポートすることができる。ネットワークスライスのことを、単にスライスとも呼称する場合がある。
 また、ネットワークスライスインスタンス(NSI)とは、ネットワーク機能(NF)のインスタンス(実体)と、必要なリソースのセットで構成され、配置されるネットワークスライスを形成する。ここで、NFとは、ネットワークにおける処理機能であって、3GPPで採用又は定義されたものである。NSIはコアネットワーク_B内に1以上構成される、NSの実体である。また、NSIはNST(Network Slice Template)を用いて生成された仮想的なNF(Network Function)により構成されてもよい。
 ここで、NSTとは、要求される通信サービスや能力(capability)を提供する為のリソース要求に関連付けられ、1以上のNFの論理的表現である。つまり、NSIとは、複数のNFにより構成されたコアネットワーク_B190内の集合体でよい。また、NSIはサービス等によって配送されるユーザデータを分ける為に構成された論理的なネットワークでよい。NSには、1以上のNFが構成されてよい。NSに構成されるNFは、他のNSと共有される装置であってもよいし、そうでなくてもよい。
 UE、及び/又ネットワーク内の装置は、NSSAI、及び/又はS-NSSAI、及び/又はUE usage type、及び/又は1以上のNSI ID等の登録情報、及び/又はAPNに基づいて、1以上のNSに割り当てられることができる。尚、UE usage typeは、NSIを識別するための使用される、UEの登録情報に含まれるパラメータ値である。UE usage typeはHSSに記憶されていてよい。AMFはUE usage typeに基づきSMFとUPFを選択してもよい。
 また、S-NSSAI(Single Network Slice Selection Assistance Information)は、NSを識別するための情報である。S-NSSAIは、SST(Slice/Service type)のみで構成されてもよいし、SSTとSD(Slice Differentiator)の両方で構成されてもよい。ここで、SSTとは、機能とサービスの面で期待されるNSの動作を示す情報である。また、SDは、SSTで示される複数のNSIから1つのNSIを選択する際に、SSTを補間する情報であってもよい。S-NSSAIは、PLMNごとに特有な情報であってもよいし、PLMN間で共通化された標準の情報であってもよい。また、ネットワークは、デフォルトS-NSSAIとして、UEの登録情報に1以上のS-NSSAIを記憶してもよい。尚、S-NSSAIがデフォルトS-NSSAIである場合において、UEが登録要求メッセージにおいて有効なS-NSSAIをネットワークに送信しないときは、ネットワークは、UEに関係するNSを提供してもよい。
 また、UEとNW間で送受信されるS-NSSAIは、S-NSSAI IE(Information element)と表現されてもよい。さらに、UEとNW間で送受信されるS-NSSAI IEは、登録PLMNのSST及び/又はSDで構成されるS-NSSAI、及び/又はそのS-NSSAIがマップされたHPLMNのS-NSSAIを示すSST及び/又はSDと、が構成されてもよい。UE及び/又はNWが記憶する一又は複数のS-NSSAIはSST及び/又はSDで構成されてもよいし、SST及び/又はSDで構成されるS-NSSAI、及び/又はそのS-NSSAIがマップされたHPLMNのS-NSSAIを示すSST及び/又はSDと、が構成されてもよい。
 なお、S-NSSAIを用いて確立したPDUセッションとは、PDUセッション確立手続きにおいて、UEがネットワークからS-NSSAIを受信し、受信したS-NSSAIに関連付けられたPDUセッションを確立している状態を意味する。
 また、NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)は、S-NSSAIの集まりである。NSSAIに含まれる、各S-NSSAIはアクセスネットワーク又はコアネットワークがNSIを選択するのをアシストする情報である。UEはPLMNごとにネットワークから許可されたNSSAIを記憶してもよい。また、NSSAIは、AMFを選択するのに用いられる情報であってよい。UEは各NSSAI(allowed NSSAI、及び/又はconfigured NSSAI、及び/又はrejected NSSAI、及び/又pending NSSAI、及び/又第1のNSSAI)を、PLMNとEPLMNに適用させて良い。
 mapped S-NSSAI(マップドS-NSSAI)は、ローミングシナリオにおいて、登録PLMNのS-NSSAIにマッピングされたHPLMNのS-NSSAIである。UEは、configured NSSAIと各アクセスタイプのallowed NSSAIに含まれるS-NSSAIにマップされたmapped S-NSSAIを1または複数記憶してよい。さらに、UEは、第1のNSSAI、及び/またはrejected NSSAI、及び/又はpending NSSAIに含まれるS-NSSAIの、mapped S-NSSAIを1または複数記憶してもよい。
 また、configured NSSAI(設定NSSAI)は、UEの中に供給され、記憶されているNSSAIである。UEは、PLMNごとにconfigured NSSAIを記憶してもよい。UEはPLMNと関連付けてconfigured NSSAIを記憶してもよい。なお、本稿では、PLMNに対応付けられたconfigured NSSAIを、PLMNに対するconfigured NSSAI、又はPLMNのconfigured NSSAI、またはPLMNのためのconfigured NSSAI、PLMNに関連付けられたconfigured NSSAIと表現してもよい。また、UEは、PLMNと関連付けられず、すべてのPLMNに有効なconfigured NSSAIを記憶してよく、そのようなconfigured NSSAIを「default configured NSSAI」としてもよい。
 configured NSSAIは複数のPLMNと関連付けられてもよく、これら複数のPLMNはEPLMNであってよい。
 configured NSSAIは、ネットワーク(又はPLMN)により設定された情報であってよい。configured NSSAIに含まれるS-NSSAIはconfigured S-NSSAIと表現されてもよい。configured S-NSSAIは、S-NSSAIとmapped S-NSSAIを含み構成されてもよい。または、PLMNのS-NSSAIは「configured S-NSSAI」、そのconfigured S-NSSAIがHPLMNにマップされたS-NSSAIは「PLMNのためのconfigured NSSAIに対するmapped S-NSSAI」と表現されてもよい。
 configured NSSAIは、NWが任意のタイミングで更新してよく、更新に基づきNWからUEに更新したconfigured NSSAIが送信されてよい。
 また、requested NSSAI(要求NSSAI)は、登録手続き中にUEからネットワークに提供されるNSSAIである。登録手続きにおいて、UEが送信するrequested NSSAIに含まれるS-NSSAIは、UEが記憶するallowed NSSAI又はconfigured NSSAIに含まれるS-NSSAIであってよい。PDUセッション確立手続きにおいて、UEが送信するrequested NSSAIに含まれるS-NSSAIは、UEが記憶するallowed NSSAIに含まれるS-NSSAIであってよい。
 requested NSSAIは、UEが要求するネットワークスライスを示す情報であってよい。requested NSSAIに含まれるS-NSSAIはrequested S-NSSAIと表現されてもよい。例えば、requested NSSAIは登録要求メッセージ、又はPDUセッション確立要求メッセージ等のUEからネットワークに送信されるNASメッセージ又はNAS(Non-Access-Stratum )メッセージを含めるRRC(Radio Resource Control)メッセージに含まれて送受信される。ここで、ローミングケースでは、requested NSSAIには、VPLMNのS-NSSAIと、マップされたHPLMNのS-NSSAIが含まれてもよい。言い換えれば、requested NSSAIに含まれるS-NSSAI(requested S-NSSAI)は、S-NSSAIとmapped S-NSSAIで構成されてもよい。
 また、allowed NSSAI(許可NSSAI)は、UEが許可された1又は複数ネットワークスライスを示す情報である。言い換えると、allowed NSSAIは、ネットワークがUEへ接続を許可した、ネットワークスライスを識別する情報である。allowed NSSAIは、UE及び/またはNWが記憶するallowed NSSAIであってもよいし、NWからUEへ送信されるallowed NSSAIであってよい。
 UE及び/又はNWは、UEの情報として、アクセス(3GPPアクセス又は非3GPPアクセス)ごとに、allowed NSSAIを記憶と管理してよい。UE及び/又はNWは、さらに、登録エリアと関連付けてallowed NSSAIを管理してもよい。
 さらに、UE及び/又はNWは、UEの情報として、PLMNに関連付けて、allowed NSSAIを記憶と管理してよい。allowed NSSAIは複数のPLMNと関連付けられてもよく、これら複数のPLMNはEPLMNであってよい。
 なお、本稿では、PLMNとアクセスタイプに対応付けられたallowed NSSAIを、PLMNとアクセスタイプに対するallowed NSSAI、又はPLMNのアクセスタイプに対するallowed NSSAIと表現してもよい。allowed NSSAIに含まれるS-NSSAIはallowed S-NSSAIと表現されてもよい。allowed S-NSSAIは、S-NSSAIとmapped S-NSSAIを含み構成されてもよい。
 また、rejected NSSAI(拒絶NSSAI)は、UEが使用または要求が許可されない1又は複数のネットワークスライスを示す情報である。言い換えると、rejected NSSAIは、ネットワークがUEに対して接続を許可しないネットワークスライスを識別する情報である。NWからUEへ送信されるrejected NSSAIは、rejected NSSAI IE又はExtended rejected NSSAI IEに含まれてよい。rejected NSSAI IEを用いて送受信されるrejected NSSAIは、S-NSSAIと拒絶理由値の組み合わせを、1又は複数含める情報であってもよい。Extended rejected NSSAI IEを用いて送受信されるrejected NSSAIはローミング時にはS-NSSAIとmapped S-NSSAIと拒絶理由値との組み合わせを、1又は複数含める情報であってもよい。
 ここで、rejected NSSAIに含まれるS-NSSAIは、PLMN IDまたはSNPN IDと関連付けられてよい。なお、rejected NSSAIに含まれるS-NSSAIが関連付けられるPLMN IDまたはSNPN IDにより示されるPLMNまたはSNPNは、現在のPLMNまたは現在のSNPNであってもよい。または、rejected NSSAIに含まれるS-NSSAIが関連付けられるPLMN IDまたはSNPN IDは、現在のPLMNまたはSNPNによらず、HPLMNまたはHSNPNを示す情報であってもよい。
 ここで、拒絶理由値とは、ネットワークが、対応するS-NSSAIを拒絶する理由を示す情報である。UE及び/又はネットワークは、各S-NSSAIを対応づけられた拒絶理由値に基づき、それぞれ適切に、rejected NSSAIを記憶と管理してよい。
 さらに、rejected NSSAIは、登録受諾メッセージや、設定更新コマンドや、登録拒絶メッセージ等、ネットワークからUEへ送信されるNASメッセージ、又はNASメッセージが含まれるRRCメッセージに含められてもよい。rejected NSSAIに含まれるS-NSSAIはrejected S-NSSAIと表現されてもよい。
 UE及び/又はNWは、UEの情報として、PLMNに関連付けてrejected NSSAIを記憶と管理してよい。rejected NSSAIは複数のPLMNと関連付けられてもよく、これら複数のPLMNはEPLMNであってよい。
 また、SSC (Session and Service Continuity) modeは、5Gシステム(5GS)において、システム、及び/又は各装置がサポートするセッションサービス継続(Session and Service Continuity)のモードを示すものである。より詳細には、UE_A10とUPFとの間で確立されたPDUセッションがサポートするセッションサービス継続の種類を示すモードであってもよい。なお、SSC modeはPDUセッション毎に設定されるセッションサービス継続の種類を示すモードであってもよい。さらに、SSC modeは、SSC mode 1、SSC mode 2、SSC mode 3の3つのモードから構成されていてもよい。尚、PDUセッションに対応づけられたSSC modeは、PDUセッションが存続している間は、変更されなくてもよい。
 また、RRC (Radio Resource Control) コネクションは、UEとアクセスネットワーク内の基地局装置との間で確立されるコネクションである。より詳細には、RRCコネクションは、UEとアクセスネットワーク内の基地局装置との間のUuリファレンスポイントにおいて確立されるコネクションである。RRCコネクションは、無線ベアラで構成されてもよい。さらに、RRCコネクションは、3GPPアクセスにおいて確立されるコネクションであってもよい。さらに、RRCコネクションは、NASレイヤの下のRRCレイヤにおいて確立されるコネクションであってもよい。さらに、RRCコネクションは、RRCレイヤのRRCメッセージの送受信にて、確立、及び/又は解放されるコネクションであってもよい。さらに、RRCコネクションは、RRCレイヤのRRCメッセージの送受信にて、サスペンドされるコネクションであってもよい。
 また、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationは、RRCレイヤが非有効化(inactive)な状態にも関わらず、NASレイヤの状態がコネクティッド状態であることを示す状態である。言い換えると、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationは、NASシグナリングコネクション、及び/又はNASシグナリングコネクションのコンテキストを維持しつつ、無線ベアラが解放された状態であってもよい。
 さらに、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationは、RRCコネクションがサスペンドされた状態であってもよい。より詳細には、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationは、NASレイヤの状態がコネクティッド状態であるが、RRCコネクションがサスペンドされた状態であってもよい。言い換えると、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationは、NASシグナリングコネクション、及び/又はNASシグナリングコネクションのコンテキストを維持しつつ、RRCコネクションがサスペンドされた状態であってもよい。
 ここで、UEは、下位レイヤから、RRCコネクションがサスペンドされたことを示す情報の受信に基づいて、5GMM-CONNECTED modeから5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationに遷移してもよい。さらに、UEは、下位レイヤからの、RRCコネクションがサスペンドされたことを示す情報の受信に基づいて、3GPPアクセスに対する状態のみを、5GMM-CONNECTED modeから5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationに遷移してもよい。尚、RRCコネクションがサスペンドされたことを示す情報は、RRCコネクションがサスペンドされたことを示すインディケーションであってもよい。
 また、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポートとは、RRCレイヤが非有効化になったことを示す通知を下位レイヤから受けた場合でも、NASレイヤの状態をコネクティッド状態に維持することがサポートされていることを意味してもよい。さらに、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationの使用とは、RRCレイヤが非有効化になったことを示す通知を下位レイヤから受けた場合でも、NASレイヤの状態をコネクティッド状態に維持することを意味してもよい。
 また、PDU session with suspended user-plane resourcesは、ユーザプレーンリソースが確立、又は再確立され、無線ベアラがサスペンドされたPDUセッションである。ここで、無線ベアラがサスペンドされるタイミングは、UEが5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationに遷移するタイミングであってもよい。さらに、無線ベアラは、データ無線ベアラであってもよい。
 また、NAS(Non-Access Stratum)シグナリングコネクションは、UEとコアネットワークとの間の接続性である。より詳細には、NASシグナリングコネクションは、UEとAMFとの間の、N1モードの接続性である。
 NASシグナリングコネクションは、3GPPアクセスを介した接続性であってよいし、non-3GPPアクセスを介した接続性であってもよい。
 具体的には、NASシグナリングコネクションが3GPPアクセスを介した接続性の場合、NASシグナリングコネクションは、Uuリファレンスポイントを介したRRCコネクションと、N2リファレンスポイントを介したNGコネクションとで構成されていてもよい。
 逆に、NASシグナリングコネクションが3GPPアクセスを介した接続性の場合、NASシグナリングコネクションは、NWuリファレンスポイントを介したIPsecトンネルと、N2リファレンスポイントを介したNGコネクションとで構成されていてもよい。
 ここで、Uuリファレンスポイントは、UEとgNBとの間のリファレンスポイントであってよい。さらに、NWuリファレンスポイントは、UEとN3IWFとの間のリファレンスポイントであってよい。さらに、N2リファレンスポイントは、gNB又はN3IWFとAMFとの間のリファレンスポイントであってよい。
 尚、NASシグナリングコネクションは、NASシグナリング接続と表現されてもよい。さらに、NASシグナリングコネクションは、N1 NASシグナリングコネクションと表現されてもよい。
 Always-on PDUセッションとは、UEが、5GMM-IDLE状態から5GMM-CONNECTED状態に遷移するたびに、ユーザプレーンリソースをアクティブにしなければならないPDUセッションのことである。UEは、上位レイヤからの指示に基づいて、Always-on PDUセッションとしてPDUセッションの確立をコアネットワーク、及び/又はコアネットワーク装置に要求することができる。コアネットワーク、及び/又はコアネットワーク装置は、PDUセッションがAlways-on PDUセッションとして確立できるか否かを決定する。
 ここで、5GMM-IDLE状態は、CM-IDLE状態であってもよい。さらに、5GMM-CONNECTED状態は、CM-CONNECTED状態であってもよい。さらに、PDUセッションがAlways-on PDUセッションとして確立できるか否かを決定するコアネットワーク装置は、SMFであってもよい。
 トラッキングエリアは、コアネットワークが管理する、UE_A10の位置情報で表すことが可能な単数又は複数の範囲である。トラッキングエリアは、複数のセルで構成されもよい。さらに、トラッキングエリアは、ページング等の制御メッセージがブロードキャストされる範囲でもよいし、UE_A10がハンドオーバー手続きをせずに移動できる範囲でもよい。さらに、トラッキングエリアは、ルーティングエリアでもよいし、ロケーションエリアでもよいし、これらと同様のものであればよい。以下、トラッキングエリアはTA(Tracking Area)であってもよい。トラッキングエリアは、TAC(Tracking area code)とPLMNで構成されるTAI(Tracking Area Identity)により識別されてよい。
 TAリストは、ネットワークがUE_A10に割り当てた一又は複数のTAが含まれるリストである。なお、UE_A10は、TAリストに含まれる一又は複数のTA内を移動している間は、トラッキングエリア更新手続きを実行することなく移動することができてよい。言い換えると、UE_A10は、TAリストは、UE_A10がトラッキングエリア更新手続きを実行することなく移動できるエリアを示す情報群であってよい。尚、TAリストは、一又複数のTAI (Tracking area identity) で構成されるTAIリストと表現されてもよく、以下、TAIリストは、TAリストを指してもよい。
 レジストレーションエリア(Registration area又は登録エリア)は、AMFがUEに割り当てる1又は複数のTAの集合である。なお、UE_A10は、レジストレーションエリアに含まれる一又は複数のTA内を移動している間は、トラッキングエリア更新のための信号を送受信することなく移動することができてよい。言い換えると、レジストレーションエリアは、UE_A10がトラッキングエリア更新手続きを実行することなく移動できるエリアを示す情報群であってよい。レジストレーションエリアは、1または複数のTAIにより構成されるTAI listにより識別されてよい。
 TAI listに含まれるTAIは、1つのPLMNに属してよいし、複数のPLMNに属してもよい。TAI listに含まれる複数のTAIが異なるPLMNに属する場合、それらPLMNはEPLMNであってよい。
 LADN (Local Area Data Network) とは、特定の場所においてのみUEが接続可能なDNであり、特定のDNN(つまりLADN DNN)に対する接続性を提供するものである。LADNは、特定の場所において、特定のDNNに対応づけられたPDUセッションを用いることで接続可能なDNであってよい。さらに、LADNは、特定の場所において、特定のDNNと特定のS-NSSAIとの組合せに対応づけられたPDUセッションを用いることで接続可能なDNであってよい。
 LADNのためのPDUセッション (PDU session for LADN) は、LADNに関連づけられたDNNに対応づけられたPDUセッションである。LADNのためのPDUセッションは、LADNに対して確立されるPDUセッションであってよい。言い換えると、UEとLADNとの間に確立されるPDUセッションであってもよいし、UEとLADNとの間のユーザデータ通信に用いられるPDUセッションであってもよい。尚、LADNのためのPDUセッションは、LADN service areaにおいてのみ確立可能なPDUセッションであってもよい。言い換えると、UEは、特定の場所において、特定のDNNを用いることで、LADNのためのPDUセッションが確立可能であってよい。さらに、言い換えると、UEは、特定の場所において、特定のDNNと特定のS-NSSAIとの組合せを用いることで、LADNのためのPDUセッションが確立可能であってよい。
 UE IDとは、UEを識別する為の情報である。具体的に、例えば、UE IDは、SUCI(SUbscription Concealed Identifier)、又はSUPI(Subscription Permanent Identifier )、又はGUTI(Globally Unique Temporary Identifier)、又はIMEI(International Mobile Subscriber Identity)、又はIMEISV(IMEI Software Version)又は、TMSI(Temporary Mobile Subscriber Identity )であってもよい。又は、UE IDはアプリケーションまたはネットワーク内で設定されたその他の情報であってもよい。さらに、UE IDは、ユーザを識別する為の情報であってもよい。
 SORとは、Steering of Roamingの略であり、UEがHPLMNによって示される優先ローミング先(または推奨ローミング先)のネットワークにローミングするように促されるための手法、技術のことを意味する。
 SOR-CMCI(Steering of roaming connected mode control information)とは、UEがSORを実行するために、5GMM接続モードから5GMM非接続モードへ遷移するタイミングを制御するためのHPLMN情報である。SOR-CMCIは、SOR情報及び/又はSORトランスポートコンテナ(SOR transparent container)に含まれてもよいし、その他の情報要素に含まれて送受信されてもよい。
 SOR-CMCIには、基準情報(クライテリア情報)と、第1のタイマ値とが含まれていてよい。さらに、基準情報(クライテリア情報)と、第1のタイマ値とは、関連付けられていてよい。
 ここで、基準情報には、PDUセッションに属する基準、及び/又はサービスタイプに関する基準、及び/又は全タイプに属する基準が含まれていてよい。
 さらに、PDUセッションに属する基準は、該当するPDUセッションを識別するための基準情報であってよい。具体的には、PDUセッションに属する基準は、S-NSSAI_A、DNN_A、5QI_A、アクセスタイプ、PDUセッションタイプ、PDUセッションID_Aの内、1つ以上が含まれる基準情報であってよい。
 さらに、サービスタイプに関する基準は、該当するサービスを識別するための基準情報であってよい。具体的には、サービスタイプに関する基準は、IMS registration related signalling、MMTEL voice call、MMTEL video call、MO SMS over NAS or MO SMSoIPの内、1つ以上が含まれる基準情報であってよい。
 さらに、全タイプに属する基準は、どのような状態であっても一致(マッチ)する基準情報であってよい。
 さらに、SOR-CMCIには、複数の基準情報(クライテリア情報)が含まれてもよい。複数の基準情報(クライテリア情報)がSOR-CMCIに含まれている場合、SOR-CMCIは、複数の第1のタイマ値を含んでいてよい。この場合、基準情報(クライテリア情報)と、第1のタイマ値とは、一対一に関連づけられていてよい。
 言い換えると、複数のPDUセッションが確立されている場合、SOR-CMCIには、複数の基準情報(クライテリア情報)と、複数の第1のタイマ値とが含まれてもよい。さらに、複数のサービスが実行されている場合も、複数の基準情報(クライテリア情報)と、複数の第1のタイマ値とが含まれてもよい。
 さらに、各基準情報(クライテリア情報)には、優先度も含まれていてよい。言い換えると、各基準情報(クライテリア情報)には、基準情報の優先度を示す情報も含まれていてもよい。
 逆に、SOR-CMCIには、基準情報(クライテリア情報)が1つのみ含まれてもよい。基準情報(クライテリア情報)が1つのみSOR-CMCIに含まれている場合、SOR-CMCIは、第1のタイマ値を1つ含んでいてよい。この場合も、基準情報(クライテリア情報)と、第1のタイマ値とは、一対一に関連づけられていてよい。さらに、この場合、SOR情報及び/又はSORトランスポートコンテナ(SOR transparent container)は、一又は複数のSOR-CMCIを含んでいてもよい。
 言い換えると、複数のPDUセッションが確立されている場合、SOR情報及び/又はSORトランスポートコンテナには、複数のSOR-CMCIが含まれてもよい。さらに、複数のサービスが実行されている場合も、SOR情報及び/又はSORトランスポートコンテナには、複数のSOR-CMCIが含まれてもよい。
 さらに、各SOR-CMCIには、優先度も含まれていてよい。言い換えると、各SOR-CMCIには、SOR-CMCIの優先度を示す情報も含まれていてもよい。
 SOR-CMCIは、オペレータポリシーに基づき決定されてよく、UDMからUEに送信される情報であってよい。
 さらに、SOR-CMCI(Steering of Roaming Connected Mode Control Information)とは、HPLMNなどのネットワークが、SORのために接続モードのUEが非接続モードに遷移するタイミングを制御することができる情報であってもよい。SOR-CMCIは、オペレータポリシー及び/又はHPLMMのポリシーに基づいた情報であってよい。SOR-CMCIは、各装置に設定された情報であってもよいし、NWからUEに通知される情報であってもよい。
 各装置は、UEに対して複数のSOR-CMCIを管理、及び/又は記憶してもよいし、1つのSOR-CMCIを管理、及び/又は記憶してもよい。
 SOR-CMCIには、1以上のPDUセッションに属した基準、及び/又は1以上のサービスタイプ基準、及び/又は全ての基準に一致する場合を示す基準(条件)、が含まれ構成されてよい。
 1つのSOR-CMCIに含まれる1つのPDUセッションに属する基準には、1つのS-NSSAI、及び/又は1つのDNN、及び/又は1つの5QIが含まれてもよい。1つのSOR-CMCIに含まれる1つのPDUセッションに属する基準には、更に1つのアクセス技術を示す情報、及び/又は1つのPDUセッションタイプを示す情報、及び/又は1つのPDUセッションIDの値が含まれてもよい。1つのPDUセッションに属する基準に複数のPDUセッションに属する情報が含まれる場合は、それらの組み合わせを意味してもよい。
 複数のPDUセッションが確立されている場合、1つのSOR-CMCIには複数のPDUセッションに属する基準が含まれてもよい。この場合、各PDUセッションに属する基準にはそれぞれ、1つのS-NSSAI、及び/又は1つのDNN、及び/又は1つの5QI、及び/又はアクセス技術を示す情報、及び/又はPDUセッションタイプを示す情報、及び/又はPDUセッションIDの値が含まれてもよい。
 具体的には、複数のPDUセッションが確立されている場合、各PDUセッションが用いる各S-NSSAI、及び/又は各DNN、及び/又は各5QIがSOR-CMCIに含まれてもよいし、各PDUセッションが確立される各アクセスタイプがSOR-CMCIに含まれてもよいし、各PDUセッションのPDUセッションタイプがSOR-CMCIに含まれてもよいし、各PDUセッションを識別するPDUセッションIDの値がSOR-CMCIに含まれてもよい。
 1つのSOR-CMCIに含まれる1つのPDUセッションに属する基準には、1以上のS-NSSAI、及び/又は1以上のDNN、及び/又は1以上の5QIが含まれてもよい。1つのSOR-CMCIに含まれる1つのPDUセッションに属する基準には、更に1以上のアクセス技術を示す情報、及び/又は1以上のPDUセッションタイプを示す情報、及び/又は1以上のPDUセッションIDの値が含まれてもよい。
 1つのSOR-CMCIに含まれる1つのサービスタイプ基準には、1以上のサービスタイプを識別する情報が含まれてよく、MMTEL voice callを示す情報、及び/又はMMTEL video callを示す情報、及び/又はMO SMS over NASを示す情報、及び/又はMO SMSoIPを示す情報が含まれてもよい。
 複数のサービスが実行中の場合、1つのSOR-CMCIには複数のサービスタイプ基準が含まれてもよい。この場合、各サービスタイプ基準にはそれぞれ、MMTEL voice callを示す情報、及び/又はMMTEL video callを示す情報、及び/又はMO SMS over NASを示す情報、及び/又はMO SMSoIPを示す情報が含まれてもよい。
 具体的には、複数のサービスが実行中の場合、各サービスを識別する情報がSOR-CMCIに含まれてもよい。
 以下、各基準とは、PDUセッションに属した基準、及び/又はサービスタイプ基準、及び/又は全ての基準に一致する場合を示す基準(条件)を意味してもよいし、PDUセッションに属した基準に含まれるPDUセッションに属する各情報(S-NSSAIやDNNや5QI等)、及び/又はサービスタイプ基準に含まれるサービスタイプを識別する情報、及び/又は全ての基準に一致する場合を示す情報であってもよい。
 SOR-CMCIには、各基準に対応付けられたタイマ値がマッピングされて含められてよい。SOR-CMCIに全ての基準に一致する場合を示す基準にマッピングされたタイマ値が含まれる場合、そのタイマ値は他の基準にマッピングされたタイマ値より短く設定されていてもよい。
 SOR-CMCIには、各基準に対応付けられた優先度を示す値が含まれてもよい。優先度を示す値は、優先値(Precedence value)と称されてもよく、優先値に基づき、1以上の基準の優先度が決定されてもよい。または、SOR-CMCIに含まれる基準の順番により優先度を示してもよい。具体的には、優先度が高い基準が上にくるようにソートされて管理されてもよい。
 SOR情報(Steering of roaming information)とは、HPLMNにより保護された情報で構成されるSORの情報であってよい。Steering of roaming informationには、UEからのSteering of roaming informationを受信することに成功したこと示す応答であるAck(acknowledgement)を要求するかどうかを示す情報が含まれてもよい。
 SOR情報には、推奨される(または優先される)PLMNとアクセス技術の組み合わせのリストとそれ(そのリスト)が含まれていることを示す情報、又はセキュリティで保護されたパケットとそれ(そのパケット)が含まれていることを示す情報、又はUEが記憶する推奨されるPLMNとアクセス技術の組み合わせのリストの変更の必要がないため推奨されるPLMNとアクセス技術の組み合わせのリストを示す情報がSteering of roaming informationに含まれないことを示す情報、が含まれてよい。
 SOR情報と、UEがSOR情報を受信することに成功したこと示す応答であるAckと、はNASメッセージに含まれるSORトランスポートコンテナ情報要素(SOR transparent container information element)に含まれて送受信されてよい。
 N1 NAS signalling connectionとは、UEとネットワーク(AMF)間の接続であり、3GPPアクセス上のものと、non-3GPPアクセス上のものと、で独立して管理・存在してよい。
 N1 NAS signalling connectionが確立された状態が、5GMM-CONNECTED modeであってよい。N1 NAS signalling connectionが確立されていない状態が、5GMM-IDLE modeであってよい。
 言い換えると、3GPP access上でN1 NAS signalling connectionが確立されている状態は、UEが3GPPアクセスにおける5GMM接続モード(5GMM-CONNECTED mode over 3GPP access)であると表現されてよいし、3GPP access上でN1 NAS signalling connectionが確立されていない状態は、UEが3GPPアクセスにおける5GMM非接続モード(5GMM- IDLE mode over 3GPP access)であると表現されてよい。
 同様に、non-3GPP access上でN1 NAS signalling connectionが確立されている状態は、UEがnon-3GPPアクセスにおける5GMM接続モード(5GMM-CONNECTED mode over non-3GPP access)であると表現されてよいし、non-3GPP access上でN1 NAS signalling connectionが確立されていない状態は、UEがnon-3GPPアクセスにおける5GMM非接続モード(5GMM- IDLE mode over non-3GPP access)であると表現されてよい。
 サービスタイプとは、UEが実行可能、及び/又は実行中であるサービスの種類であってよい。具体的にサービスタイプで示されるサービスは、IMS registration related signalling、及び/又はMMTEL voice call、及び/又はMMTEL video call、またはMO SMS over NAS(SMSoNAS)、及び/又はMO SMSoIPなどであってよい。
 なお、IMSはIP Multimedia Subsystemの略であってよい。MMTELはmultimedia telephony serviceの略であって良い。SMSはShort Message Serviceの略であって良い。NASはNon-Access-Stratumの略であって良い。MOはMobile Originatedの略であって良い。SMSoIPは、SMS over IP (networks)の略であって良い。
 サービスタイプは、アクセス試行のタイプ(Type of access attempt)及び又はアクセスカテゴリーであってもよいし、これらの情報で示されるサービスを示してもよい。
 アクセス試行のタイプは、UEがアクセスを試みるとき(access attemptを開始するとき)、アクセスを開始するトリガーにより分類されるタイプであり、アクセスカテゴリーを決定するために用いてもよい。
 アクセスカテゴリーは、UEがアクセス試行のタイプに基づき、決定するカテゴリーである。UEが、オペレータにより決定されたアクセスカテゴリー定義(operator-defined access category definitions)を記憶する場合、UEはアクセスカテゴリーの決定に、operator-defined access category definitionsを用いてよい。
 PLMNの選択におけるUEのモードには、自動ネットワーク選択モード(Automatic Network Selection Mode)とマニュアルネットワーク選択モード(Manual Network Selection Mode)がある。尚、本稿では、自動ネットワーク選択モードをオートマチックモードと、マニュアルネットワーク選択モードをマニュアルモードとも称する。
 PLMNの選択におけるオートマチックモードとは、PLMN選択を自動で行うモードである。オートマチックモードのUEは、UEが記憶する、PLMNとアクセステクノロジーの組み合わせを優先順位に基づいて選択する。具体的には、オートマチックモードでは、UE(又はMS)によるPLMN選択において、UEが利用可能な最も優先度が高いPLMNとアクセステクノロジーの組み合わせが選択される。
 PLMNの選択におけるマニュアルモードとは、ユーザ(UE又はMSの利用者)がPLMN選択を手動で行うモードである。マニュアルモードモードでは、UE(又はMS)が選択可能な一又は複数のPLMNをユーザに示し、ユーザが選択した場合のみ、VPLMNへのローミングを実行する。
 第1のタイマとは、SORのために接続モードのUEが非接続モードに遷移するタイミングを決定するためのタイマである。第1のタイマは、SOR用のタイマであってよい。さらに、第1のタイマは3GPPのTsor-cmであってよい。言い換えると、第1のタイマはTsor-cmタイマであってもよい。
 さらに、第1のタイマは、UE及び/又はNWで管理されてよい。第1のタイマはPDUセッションごとに管理されてもよいし、アクセスタイプごとに管理されてもよいし、PDUセッションとアクセスタイプの組み合わせごとに管理されてもよいし、サービスタイプごとに管理されてもよいし、PLMNごとに管理されてもよいし、UEごとに管理されてもよい。また、以下では、第1のタイマにセットするタイマ値を、第1のタイマ値と称してもよい。
 言い換えると、1つのUEには1以上の第1のタイマが管理されてもよいし、1つのUEには1つの第1のタイマが管理されてもよい。UEが管理する第1のタイマは、PDUセッションID、及び/又はアクセスタイプを示す情報、及び/又はPDUセッションとアクセスタイプの組み合わせを示す情報、及び/又はサービスタイプ、及び/又はPLMN IDが関連付けられ記憶されてよい。
 第1のタイマにセットするタイマ値を選択する際に用いたSOR-CMCIに基づき、選択したタイマ値が対応付けられた基準、及び/又は基準に含まれるPDUセッションに属する情報、及び/又は基準に含まれるサービスタイプを示す情報、及び/又はその基準が対応付けられた優先度を示す情報、を第1のタイマ及び/又は第1のタイマ値に対応づけて管理されてもよい。
 これら第1のタイマが関連付けられた情報により識別されるPDUセッション、または第1のタイマが関連付けられた情報を用いたPDUセッションを、第1のタイマに関連付けられたPDUセッションと称してもよいし、第1のタイマが関連付けられた情報により識別されるサービスを、第1のタイマに関連付けれたサービスと称してもよい。
 なお、ここで第1のタイマが管理されるとは、第1のタイマが開始、及び/又は停止、及び/又は、満了、及び/又は実行されることを意味する。言い換えると、UE及び/又はNWが第1のタイマを管理することは、UE及び/又はNWが第1のタイマを開始、及び/又は停止、及び/又は満了、及び/又は実行することを意味し、UE及び/又はNWが第1のタイマを管理している状態とは、UE及び/又はNWが第1のタイマを実行中であることを意味する。
 また、ここで、本稿における、タイマへのタイマ値のセットは、タイマ値の選択後に実行されてもよいし、タイマを開始する際に実行されてもよい。言い換えると、例えば、タイマ値を含むSOR-CMCIを受信し、SOR-CMCIに基づいてタイマ値を選択した後、すぐにタイマにタイマ値をセットし、タイマ実行の際は、セットされたタイマ値に基づいて、タイマを開始してもよいし、また、例えば、タイマ値を含むSOR-CMCIを受信し、SOR-CMCIに基づいてタイマ値を選択した後、タイマを実行するタイミングで、タイマにタイマ値をセットし、タイマを開始してもよい。以下、本稿では、これらのうち1例しか示していない事があるが、タイマ値のタイマへのセットは、これらいずれかのタイミングで実行されてもよいし、これらに限らない。
 具体的に例えば、UE及び/又はNWは、複数のPDUセッションを確立している状態では、PDUセッションごとに第1のタイマが管理されてもよいし、1つの第1のタイマのみが管理されてもよい。
 更に例えば、UE及び/又はNWは、3GPPアクセス上で第1のPDUセッションと第2のPDUセッションを確立し、non-3GPPアクセス上で第3のPDUセッションと第4のPDUセッションを確立している場合には、3GPPアクセスに関連付けられた第1のタイマとnon-3GPPアクセスに関連付けられた第1のタイマとを管理してもよいし、第1~4のPDUセッションのそれぞれに関連付けられた第1のタイマを同時に複数管理してもよい。
 更に例えば、UE及び/又はNWは、3GPPアクセス上とnon-3GPPアクセス上の両方でユーザプレーンリソースを確立するMA PDUセッションを確立している場合には、MA PDUセッションに対応づけられた第1のタイマを管理してもよいし、3GPPアクセスに関連付けられた第1のタイマとnon-3GPPアクセスに関連付けられた第1のタイマとを、同時に管理してもよい。
 SOR除外用のユーザ制御リストは、SORによる解放から除外されるサービスを、UEのユーザが制御するためのリストである。SOR除外用のユーザ制御リストは、"user controlled list of services exempted from release due to SOR"であってもよい。さらに、"user controlled list of services exempted from release due to SOR"と記した場合、SOR除外用のユーザ制御リストのことを意味してもよい。さらに、SOR除外用のユーザ制御リストは、UEに設定されるリストであってよい。
 さらに、SOR除外用のユーザ制御リストは、SORによる解放から除外されるサービスの一覧を示したリストであってよい。言い換えると、SOR除外用のユーザ制御リストは、SORによる解放から除外されるサービスタイプの一覧を示したリストである。
 さらに、SOR除外用のユーザ制御リストは、SORによる解放から除外される、一又は複数のサービスの情報が含まれた集合であってもよい。言い換えると、SOR除外用のユーザ制御リストは、SORによる解放から除外されるサービスを示す、一又は複数のサービスタイプが含まれた集合であってもよい。
 さらに、SOR除外用のユーザ制御リストには、一又は複数のサービスタイプを示す情報が含まれてもよい。具体的には、SOR除外用のユーザ制御リストには、MMTEL voice call、及び/又はMMTEL video call、及び/又はMO SMS over NAS(SMSoNAS) 、及び/又はMO SMSoIPが含まれてもよい。
 より詳細には、SOR除外用のユーザ制御リストには、MMTEL voice callのサービスが、SORによる解放から除外される否かを示す情報が含まれてもよい。さらに、SOR除外用のユーザ制御リストには、MMTEL video callのサービスが、SORによる解放から除外される否かを示す情報が含まれてもよい。さらに、SOR除外用のユーザ制御リストには、MO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPのサービスが、SORによる解放から除外される否かを示す情報が含まれてもよい。
 言い換えると、SOR除外用のユーザ制御リストには、第1のサービスが含まれてもよい。さらに言い換えると、SOR除外用のユーザ制御リストには、第1のサービスを示すサービスタイプが含まれてもよい。
 逆に、SOR除外用のユーザ制御リストには、第1のサービスが含まれていなくてもよい。さらに言い換えると、SOR除外用のユーザ制御リストには、第1のサービスを示すサービスタイプが含まれていなくてもよい。
 ここで、第1のサービスのサービスタイプは、MMTEL voice callであってもよい。さらに、第1のサービスのサービスタイプは、MMTEL video callであってもよい。さらに、第1のサービスのサービスタイプは、MO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPであってもよい。
 言い換えると、第1のサービスは、MMTEL voice callのサービスであってもよい。さらに、第1のサービスは、MMTEL video callのサービスであってもよい。さらに、第1のサービスは、MO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPであってもよい。
 さらに、SOR除外用のユーザ制御リストは、UEのユーザによって、UEに設定されるリストであってもよい。さらに、SOR除外用のユーザ制御リストは、HPLMN、及び/又はVPLMNから、UEに提供されるリストであってもよい。さらに、SOR除外用のユーザ制御リストは、HPLMN、及び/又はVPLMNによって、UEに設定されるリストであってもよい。さらに、SOR除外用のユーザ制御リストは、HPLMN、及び/又はVPLMNによって、UEへの設定が制限されるリストであってもよい。
 さらに、SOR除外用のユーザ制御リストは、UEのユーザによって、UEに設定される情報であってもよい。さらに、SOR除外用のユーザ制御リストは、HPLMN、及び/又はVPLMNから、UEに提供される情報であってもよい。さらに、SOR除外用のユーザ制御リストは、HPLMN、及び/又はVPLMNによって、UEに設定される情報であってもよい。さらに、SOR除外用のユーザ制御リストは、HPLMN、及び/又はVPLMNによって、UEへの設定が制限される情報であってもよい。
 さらに、SOR除外用のユーザ制御リストは、UEのユーザによって、UEに設定されてもよい。さらに、SOR除外用のユーザ制御リストは、HPLMN、及び/又はVPLMNから、UEに提供されもよい。さらに、SOR除外用のユーザ制御リストは、HPLMN、及び/又はVPLMNによって、UEに設定されもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。より詳細には、HPLMN、及び/又はVPLMNは、任意のタイミングで、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、任意のタイミングで、UEのSOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに再設定してもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに送信することで、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに送信することで、UEのSOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに再設定してもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、第6の識別情報をUEに送信することで、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、第6の識別情報をUEに送信することで、UEのSOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに再設定してもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定するのを制限してもよい。より詳細には、HPLMN、及び/又はVPLMNは、UEのユーザが、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定するのを制限してもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、UEのユーザがSOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを、制限してもよいし、制御してもよい。具体的には、HPLMN、及び/又はVPLMNは、UEのユーザが、MMTEL voice callをSOR除外用のユーザ制御リストに設定できか否かを制御してもよい。さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、UEのユーザが、MMTEL video callをSOR除外用のユーザ制御リストに設定できか否かを制御してもよい。さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、UEのユーザが、MO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPをSOR除外用のユーザ制御リストに設定できか否かを制御してもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報をUEに送信することで、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報をUEに設定してもよい。さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報をUEに送信することで、UEのSOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報をUEに再設定してもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、第6の識別情報をUEに送信することで、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報をUEに設定してもよい。さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、第6の識別情報をUEに送信することで、UEのSOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報をUEに再設定してもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストの設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストに、第1のサービスのサービスタイプを追加してもよい。逆に、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストの設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストから、第1のサービスのサービスタイプを削除してもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストの更新時に、SOR除外用のユーザ制御リストに、第1のサービスのサービスタイプを追加してもよい。逆に、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストの更新時に、SOR除外用のユーザ制御リストから、第1のサービスのサービスタイプを削除してもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストの再設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストに、第1のサービスのサービスタイプを追加してもよい。逆に、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストの再設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストから、第1のサービスのサービスタイプを削除してもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報に設定できるサービスタイプを示す情報の設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報に、第1のサービスのサービスタイプを追加してもよい。逆に、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報の設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報から、第1のサービスのサービスタイプを削除してもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報の更新時に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報に、第1のサービスのサービスタイプを追加してもよい。逆に、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報の更新時に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報から、第1のサービスのサービスタイプを削除してもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報の再設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報に、第1のサービスのサービスタイプを追加してもよい。逆に、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報の再設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報から、第1のサービスのサービスタイプを削除してもよい。
 ここで、第1のサービスのサービスタイプは、MMTEL voice callであってもよい。さらに、第1のサービスのサービスタイプは、MMTEL video callであってもよい。さらに、第1のサービスのサービスタイプは、MO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPであってもよい。
 言い換えると、第1のサービスは、MMTEL voice callのサービスであってもよい。さらに、第1のサービスは、MMTEL video callのサービスであってもよい。さらに、第1のサービスは、MO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPであってもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定する場合に、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに送信してもよい。さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、UEのSOR除外用のユーザ制御リストを更新する場合に、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに送信してもよい。さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに再設定する場合に、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに送信してもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定する場合に、第6の識別情報をUEに送信してもよい。さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、UEのSOR除外用のユーザ制御リストを更新する場合に、第6の識別情報をUEに送信してもよい。さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに再設定する場合に、第6の識別情報をUEに送信してもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報をUEに設定する場合に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報をUEに送信してもよい。さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、UEのSOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を更新する場合に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報をUEに送信してもよい。さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報をUEに再設定する場合に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報をUEに送信してもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報をUEに設定する場合に、第6の識別情報をUEに送信してもよい。さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、UEのSOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を更新する場合に、第6の識別情報をUEに送信してもよい。さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報をUEに再設定する場合に、第6の識別情報をUEに送信してもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、N1 NASシグナリングを用いて、SOR除外用のユーザ制御リストを送信してもよい。より詳細には、HPLMN、及び/又はVPLMNは、N1 NASシグナリングを用いて、UEにSOR除外用のユーザ制御リストを送信してもよい。言い換えると、HPLMN、及び/又はVPLMNは、UEにSOR除外用のユーザ制御リストを設定するために、N1 NASシグナリングを用いて、UEにSOR除外用のユーザ制御リストを送信してもよい。
 言い換えると、HPLMN、及び/又はVPLMNは、N1 NASシグナリングを介して、SOR除外用のユーザ制御リストを送信してもよい。より詳細には、HPLMN、及び/又はVPLMNは、N1 NASシグナリングを介して、UEにSOR除外用のユーザ制御リストを送信してもよい。言い換えると、HPLMN、及び/又はVPLMNは、UEにSOR除外用のユーザ制御リストを設定するために、N1 NASシグナリングを介して、UEにSOR除外用のユーザ制御リストを送信してもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はVPLMNは、N1 NASシグナリングを用いて、SOR除外用のユーザ制御リストを受信してもよい。より詳細には、HPLMN、及び/又はVPLMNは、N1 NASシグナリングを用いて、UEからSOR除外用のユーザ制御リストを受信してもよい。
 言い換えると、HPLMN、及び/又はVPLMNは、N1 NASシグナリングを介して、SOR除外用のユーザ制御リストを受信してもよい。より詳細には、HPLMN、及び/又はVPLMNは、N1 NASシグナリングを介して、UEからSOR除外用のユーザ制御リストを受信してもよい。
 ここで、N1 NASシグナリングとは、N1インターフェース上で送受信されるNASメッセージであってよい。より詳細には、N1 NASシグナリングとは、UEとコアネットワークとの間で送受信される、MMメッセージであってもよいし、SMメッセージであってもよい。さらに、N1 NASシグナリングとは、後述する、第1のメッセージであってよいし、第2のメッセージであってもよい。
 さらに、UEのユーザは、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。より詳細には、UEのユーザは、任意のタイミングで、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。さらに、UEのユーザは、任意のタイミングで、UEのSOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに再設定してもよい。
 さらに、UEのユーザは、HPLMN、及び/又はVPLMNから受信した情報を基に、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。より詳細には、UEのユーザは、UEがHPLMN、及び/又はVPLMNから受信したSOR除外用のユーザ制御リストを基に、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。さらに、UEのユーザは、UEがHPLMN、及び/又はVPLMNから受信したSOR除外用のユーザ制御リストを基に、UEのSOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに再設定してもよい。
 さらに、UEのユーザは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を基に、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。より詳細には、UEのユーザは、UEがHPLMN、及び/又はVPLMNから受信したSOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を基に、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。さらに、UEのユーザは、UEがHPLMN、及び/又はVPLMNから受信したSOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を基に、UEのSOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに再設定してもよい。
 さらに、UEのユーザは、UEがHPLMN、及び/又はVPLMNから受信した第6の識別情報を基に、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。さらに、UEのユーザは、UEがHPLMN、及び/又はVPLMNから受信した第6の識別情報を基に、UEのSOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに再設定してもよい。
 さらに、UEのユーザは、UEがHPLMN、及び/又はVPLMNからSOR除外用のユーザ制御リストを受信した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。さらに、UEのユーザは、UEがHPLMN、及び/又はVPLMNからSOR除外用のユーザ制御リストを受信した場合に、UEのSOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに再設定してもよい。
 さらに、UEのユーザは、UEがHPLMN、及び/又はVPLMNからSOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を受信した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。さらに、UEのユーザは、UEがHPLMN、及び/又はVPLMNからSOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を受信した場合に、UEのSOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに再設定してもよい。
 さらに、UEのユーザは、UEがHPLMN、及び/又はVPLMNから第6の識別情報を受信した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。さらに、UEのユーザは、UEがHPLMN、及び/又はVPLMNから第6の識別情報を受信した場合に、UEのSOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストをUEに再設定してもよい。
 さらに、UEのユーザは、MMTEL voice call、及び/又はMMTEL video call、及び/又はMO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPをSOR除外用のユーザ制御リストに設定してもよいし、MMTEL voice call、及び/又はMMTEL video call、及び/又はMO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPが含まれるSOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。
 より詳細には、UEのユーザは、サービスタイプの設定の制限がされていない場合、MMTEL voice call、及び/又はMMTEL video call、及び/又はMO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPをSOR除外用のユーザ制御リストに設定してもよいし、MMTEL voice call、及び/又はMMTEL video call、及び/又はMO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPが含まれるSOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。
 さらに、UEのユーザは、MMTEL voice callの設定が制限されている場合、MMTEL video call、及び/又はMO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPをSOR除外用のユーザ制御リストに設定してもよいし、MMTEL video call、及び/又はMO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPが含まれるSOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。
 さらに、UEのユーザは、MMTEL video callの設定が制限されている場合、MMTEL voice call、及び/又はMO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPをSOR除外用のユーザ制御リストに設定してもよいし、MMTEL voice call、及び/又はMO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPが含まれるSOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。
 さらに、UEのユーザは、MO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPの設定が制限されている場合、MMTEL video call、及び/又はMMTEL voice callをSOR除外用のユーザ制御リストに設定してもよいし、MMTEL video call、及び/又はMMTEL voice callが含まれるSOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。
 さらに、UEのユーザは、MMTEL voice call、及びMMTEL video callの設定が制限されている場合、MO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPをSOR除外用のユーザ制御リストに設定してもよいし、MO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPが含まれるSOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。
 さらに、UEのユーザは、MMTEL voice call、及びMO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPの設定が制限されている場合、MMTEL video callをSOR除外用のユーザ制御リストに設定してもよいし、MMTEL video callが含まれるSOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。
 さらに、UEのユーザは、MMTEL video call、及びMO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPの設定が制限されている場合、MMTEL voice callをSOR除外用のユーザ制御リストに設定してもよいし、MMTEL voice callが含まれるSOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。
 さらに、UEのユーザは、MMTEL voice call、MMTEL video call、及びMO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPの設定が制限されている場合、サービスタイプが含まれない空のSOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。
 さらに、UEのユーザは、SOR除外用のユーザ制御リストの設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストに、第1のサービスのサービスタイプを追加してもよい。逆に、UEのユーザは、SOR除外用のユーザ制御リストの設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストから、第1のサービスのサービスタイプを削除してもよい。
 さらに、UEのユーザは、SOR除外用のユーザ制御リストの更新時に、SOR除外用のユーザ制御リストに、第1のサービスのサービスタイプを追加してもよい。逆に、UEのユーザは、SOR除外用のユーザ制御リストの更新時に、SOR除外用のユーザ制御リストから、第1のサービスのサービスタイプを削除してもよい。
 さらに、UEのユーザは、SOR除外用のユーザ制御リストの再設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストに、第1のサービスのサービスタイプを追加してもよい。逆に、UEのユーザは、SOR除外用のユーザ制御リストの再設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストから、第1のサービスのサービスタイプを削除してもよい。
 ここで、第1のサービスのサービスタイプは、MMTEL voice callであってもよい。さらに、第1のサービスのサービスタイプは、MMTEL video callであってもよい。さらに、第1のサービスのサービスタイプは、MO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPであってもよい。
 言い換えると、第1のサービスは、MMTEL voice callのサービスであってもよい。さらに、第1のサービスは、MMTEL video callのサービスであってもよい。さらに、第1のサービスは、MO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPであってもよい。
 さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストを設定、及び/又は記憶してもよい。さらに、UEは、SOR-CMCIと一緒にSOR除外用のユーザ制御リストを設定、及び/又は記憶してもよい。より詳細には、UEは、受信したSOR-CMCIと共に、SOR除外用のユーザ制御リストを設定、及び/又は記憶してもよい。
 さらに、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNから受信した情報を基に、SOR除外用のユーザ制御リストを設定、及び/又は記憶してもよい。より詳細には、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNから受信したSOR除外用のユーザ制御リストを基に、SOR除外用のユーザ制御リストを設定、及び/又は記憶してもよい。さらに、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNから受信したSOR除外用のユーザ制御リストを基に、SOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストを再設定してもよい。
 さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を基に、SOR除外用のユーザ制御リストを設定、及び/又は記憶してもよい。より詳細には、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNから受信したSOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を基に、SOR除外用のユーザ制御リストを設定、及び/又は記憶してもよい。さらに、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNから受信したSOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を基に、SOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストを再設定してもよい。
 さらに、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNから受信した第6の識別情報を基に、SOR除外用のユーザ制御リストを設定、及び/又は記憶してもよい。さらに、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNから受信した第6の識別情報を基に、SOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストを再設定してもよい。
 さらに、UEは、UEのユーザが設定した情報を基に、SOR除外用のユーザ制御リストを設定、及び/又は記憶してもよい。より詳細には、UEは、UEのユーザが設定したSOR除外用のユーザ制御リストを基に、SOR除外用のユーザ制御リストを設定、及び/又は記憶してもよい。さらに、UEは、UEのユーザが設定したSOR除外用のユーザ制御リストを基に、SOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストを再設定してもよい。さらに、UEは、UEのユーザが再設定したSOR除外用のユーザ制御リストを基に、SOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストを再設定してもよい。
 さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を基に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を設定、及び/又は記憶してもよい。より詳細には、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNから受信したSOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を基に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を設定、及び/又は記憶してもよい。さらに、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNから受信したSOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を基に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を再設定してもよい。
 さらに、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNから受信した第6の識別情報を基に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を設定、及び/又は記憶してもよい。さらに、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNから受信した第6の識別情報を基に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を再設定してもよい。
 さらに、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNからSOR除外用のユーザ制御リストを受信した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストを設定、及び/又は記憶してもよい。さらに、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNからSOR除外用のユーザ制御リストを受信した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストを再設定してもよい。
 さらに、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNからSOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を受信した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストを設定、及び/又は記憶してもよい。さらに、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNからSOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を受信した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストを再設定してもよい。
 さらに、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNから第6の識別情報を受信した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストを設定、及び/又は記憶してもよい。さらに、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNから第6の識別情報を受信した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストを再設定してもよい。
 さらに、UEは、UEのユーザがSOR除外用のユーザ制御リストを設定した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストを設定、及び/又は記憶してもよい。さらに、UEは、UEのユーザがSOR除外用のユーザ制御リストを設定した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストを再設定してもよい。さらに、UEは、UEのユーザがSOR除外用のユーザ制御リストを再設定した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストを再設定してもよい。
 さらに、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNからSOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を受信した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を設定、及び/又は記憶してもよい。さらに、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNからSOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を受信した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を再設定してもよい。
 さらに、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNから第6の識別情報を受信した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を設定、及び/又は記憶してもよい。さらに、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNから第6の識別情報を受信した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を更新してもよいし、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を再設定してもよい。
 さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストの設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストに、第1のサービスのサービスタイプを追加してもよい。逆に、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストの設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストから、第1のサービスのサービスタイプを削除してもよい。
 さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストの更新時に、SOR除外用のユーザ制御リストに、第1のサービスのサービスタイプを追加してもよい。逆に、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストの更新時に、SOR除外用のユーザ制御リストから、第1のサービスのサービスタイプを削除してもよい。
 さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストの再設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストに、第1のサービスのサービスタイプを追加してもよい。逆に、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストの再設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストから、第1のサービスのサービスタイプを削除してもよい。
 さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報に設定できるサービスタイプを示す情報の設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報に、第1のサービスのサービスタイプを追加してもよい。逆に、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報の設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報から、第1のサービスのサービスタイプを削除してもよい。
 さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報の更新時に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報に、第1のサービスのサービスタイプを追加してもよい。逆に、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報の更新時に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報から、第1のサービスのサービスタイプを削除してもよい。
 さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報の再設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報に、第1のサービスのサービスタイプを追加してもよい。逆に、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報の再設定時に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報から、第1のサービスのサービスタイプを削除してもよい。
 ここで、第1のサービスのサービスタイプは、MMTEL voice callであってもよい。さらに、第1のサービスのサービスタイプは、MMTEL video callであってもよい。さらに、第1のサービスのサービスタイプは、MO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPであってもよい。
 言い換えると、第1のサービスは、MMTEL voice callのサービスであってもよい。さらに、第1のサービスは、MMTEL video callのサービスであってもよい。さらに、第1のサービスは、MO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPであってもよい。
 さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストを設定した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストをHPLMN、及び/又はVPLMNに送信してもよい。さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストを更新した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストをHPLMN、及び/又はVPLMNに送信してもよい。さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストを再設定した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストをHPLMN、及び/又はVPLMNに送信してもよい。
 さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストを設定した場合に、第12の識別情報をHPLMN、及び/又はVPLMNに送信してもよい。さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストを更新した場合に、第12の識別情報をHPLMN、及び/又はVPLMNに送信してもよい。さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストを再設定した場合に、第12の識別情報をHPLMN、及び/又はVPLMNに送信してもよい。
 さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を設定した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報をHPLMN、及び/又はVPLMNに送信してもよい。さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を更新した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報をHPLMN、及び/又はVPLMNに送信してもよい。さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を再設定した場合に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報をHPLMN、及び/又はVPLMNに送信してもよい。
 さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を設定した場合に、第12の識別情報をHPLMN、及び/又はVPLMNに送信してもよい。さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を更新した場合に、第12の識別情報をHPLMN、及び/又はVPLMNに送信してもよい。さらに、UEは、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を再設定した場合に、第12の識別情報をHPLMN、及び/又はVPLMNに送信してもよい。
 さらに、UEは、N1 NASシグナリングを用いて、SOR除外用のユーザ制御リストを受信してもよい。より詳細には、UEは、N1 NASシグナリングを用いて、HPLMN、及び/又はVPLMNからSOR除外用のユーザ制御リストを受信してもよい。
 言い換えると、UEは、N1 NASシグナリングを介して、SOR除外用のユーザ制御リストを受信してもよい。より詳細には、UEは、N1 NASシグナリングを介して、HPLMN、及び/又はVPLMNからSOR除外用のユーザ制御リストを受信してもよい。
 さらに、UEは、N1 NASシグナリングを用いて、SOR除外用のユーザ制御リストを送信してもよい。より詳細には、UEは、N1 NASシグナリングを用いて、HPLMN、及び/又はVPLMNにSOR除外用のユーザ制御リストを送信してもよい。言い換えると、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNにSOR除外用のユーザ制御リストを通知するために、N1 NASシグナリングを用いて、HPLMN、及び/又はVPLMNにSOR除外用のユーザ制御リストを送信してもよい。
 さらに、UEは、N1 NASシグナリングを介して、SOR除外用のユーザ制御リストを送信してもよい。より詳細には、UEは、N1 NASシグナリングを介して、HPLMN、及び/又はVPLMNにSOR除外用のユーザ制御リストを送信してもよい。言い換えると、UEは、HPLMN、及び/又はVPLMNにSOR除外用のユーザ制御リストを通知するために、N1 NASシグナリングを介して、HPLMN、及び/又はVPLMNにSOR除外用のユーザ制御リストを送信してもよい。
 ここで、N1 NASシグナリングとは、N1インターフェース上で送受信されるNASメッセージであってよい。より詳細には、N1 NASシグナリングとは、UEとコアネットワークとの間で送受信される、MMメッセージであってもよいし、SMメッセージであってもよい。さらに、N1 NASシグナリングとは、後述する、第1のメッセージであってよいし、第2のメッセージであってもよい。
 [2.7. 本実施形態における識別情報の説明]
 第1の識別情報は、SOR-CMCI(Steering of roaming connected mode control information)である。ここで、SOR-CMCIは、SoR(steering of roaming)を実行するために、コネクテッドモードのUEをアイドルモードに遷移させるタイミングを制御するためのHPLMN (Home PLMN) の情報であってよい。さらに、SOR-CMCIには第2から第5の識別情報の内、少なくとも1つ以上の識別情報が1以上含まれてよい。言い換えると、第1の識別情報には、1以上の第2の識別情報、及び/又は1以上の第3の識別情報、及び/又は1以上の第4の識別情報、及び/又は1以上の第5の識別情報が含まれてもよい。
 さらに、第1の識別情報は、HPLMN及び/又はVPLMN (Visited PLMN) によって作成されたSOR-CMCIであってもよい。さらに、第1の識別情報は、HPLMN及び/又はVPLMN によってUEに設定されるSOR-CMCIであってもよい。
 さらに、第1の識別情報は、HPLMN及び/又はVPLMN によって選択、決定される情報であってもよい。より詳細には、第1の識別情報は、ネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
 第2の識別情報は、SOR-CMCIに含まれる基準(クライテリア又はクライテリオン)を示す情報である。第2の識別情報はクライテリオン、クライテリオン情報、クライテリア、クライテリア情報、基準、基準情報、などと称されてもよい。
 第2の識別情報は、S-NSSAIの値、及び/又はDNNの値、及び/又は5QI、及び/又はサービスタイプを示す情報及び/又は全てのタイプの基準に一致することを示す情報であってもよい。S-NSSAIとDNNの組み合わせを示す値は、DNNの値とS-NSSAIの値で構成されてもよい。
 更に、第2の識別情報は、アクセス技術を示す情報、及び/又はPDUセッションタイプを示す情報、及び/又はPDUセッションIDの値が含まれてもよい。
 第2の識別情報は、1以上のS-NSSAIの値、及び/又は1以上DNNの値、及び/又は1以上5QI、及び/又は1以上のサービスタイプを示す情報、であってもよいし、これらを含めてもよい。第2の識別情報は、1以上アクセス技術を示す情報、及び/又は1以上のPDUセッションタイプを示す情報、及び/又は1以上のPDUセッションIDの値であって良いし、これらを含めてよい。第2の識別情報にS-NSSAIの値が含まれる場合、そのS-NSSAIは、UEがローミング時はmapped S-NSSAIであって良いし、UEが非ローミング時は現在のPLMNのS-NSSAIであってよい。または、第2の識別情報にS-NSSAIの値が含まれる場合、そのS-NSSAIは、現在のPLMNのS-NSSAIであってもよい。または、第2の識別情報にS-NSSAIの値が含まれる場合、そのS-NSSAIは、UEがローミング時は現在のPLMNのS-NSSAIの値とmapped S-NSSAIの値を含み、UEが非ローミング時は現在のPLMNのS-NSSAIであってよい。
 ここで、サービスタイプを示す情報によって示されるサービスタイプは、IMS registration related signalling、及び/又はMMTEL voice call、及び/又はMMTEL video call、及び/又はMO SMS over NAS、及び/又はMO SMSoIPが含まれてもよいし、その他サービスを示す情報であってよい。
 例えば、第2の識別情報がサービスタイプを示す情報である場合、第2の識別情報により、5GC-MO-LR(Mobile Originated-Location Request)手続き、及び/又はUEトリガーのV2Xポリシー提供手続き(UE triggered V2X policy provisioning procedure)、及び/又はコントロールプレーン上でのCIoTユーザデータ転送(CIoT user data transfer over the control plane)、が示されてもよい。
 第2の識別情報は、第4の識別情報に示されるタイプの値であって良い。具体的には、第4の識別情報がDNNを示す情報である場合には、第2の識別情報はDNNの値であってよい。第4の識別情報がS-NSSAIを示す情報である場合には、第2の識別情報はS-NSSAIの値であってよい。第4の識別情報が5QIを示す情報である場合には、第2の識別情報は5QIの値であってよい。
 第4の識別情報がアクセス技術を示す情報を示す場合には、第2の識別情報はアクセス技術を示す情報であってよい。第4の識別情報がPDUセッションタイプを示す情報を示す場合には、第2の識別情報はPDUセッションタイプを示す情報であってよい。第4の識別情報がPDUセッションIDを示す情報である場合には、第2の識別情報はPDUセッションIDの値であってよい。
 例えば、第2の識別情報が全てのタイプの基準に一致することを示す情報である場合、各装置は確立しているPDUセッションが紐づけられた情報(例えば、S-NSSAIの値、又はDNNの値、又は5QIの値)や実行中のサービスの種類によらず、第2の識別情報が関連付けられた第3の識別情報に示されるタイマ値を適用してよい。
 第2の識別情報として説明した各情報は、独立した情報としてNWからUEに通知されてもよい。具体的には、PDUセッションの属性を示す基準値であるS-NSSAIの値、又はDNNの値、又は5QIの値、又はS-NSSAIとDNNの組み合わせを示す値と、サービスを示す情報と、全てのタイプの基準に一致することを示す情報と、は異なる情報として通知されてもよい。
 第3の識別情報は、SORを開始するタイミングを示すタイマ値であり、第2の識別情報に関連付けられてよい。第3の識別情報は、第1のタイマにセットするためのタイマ値であってよい。第3の識別情報に含まれる値は0以上の値であってよい。また、第3の識別情報により無限大(Infinity)が示されてもよい。
 第3の識別情報に含まれるタイマ値は、第2の識別情報に含まれる基準に対応付けられた値であってよい。
 第2の識別情報で示される基準に一致するPDUセッションを確立中、またはサービスを実行中の場合には第3の識別情報に示されるタイマ値が選択及び/又は適用されてよい。
 第3の識別情報には、複数のタイマ値が含まれてよい。第3の識別情報には、第2の識別情報に含まれる、1以上のDNN、及び/又は1以上のS-NSSAI、及び/又は1以上の5QI、及び/又は1以上のアクセス技術を示す情報、及び/又は1以上のPDUセッションタイプを示す情報、及び/又は1以上のPDUセッションIDの値、及び/又は1以上のサービスタイプを示す情報、のそれぞれに対応付けられた個別のタイマ値が含まれてもよい。
 さらに、第3の識別情報は、第1のタイマ値であってもよい。
 第4の識別情報は、第2の識別情報に示される情報の種類を示す情報であり、第2の識別情報に関連付けられてよい。例えば、第2の識別情報がS-NSSAIの値である場合には、第4の識別情報はS-NSSAIを示す情報であってよい。例えば、第2の識別情報がDNNの値である場合には、第4の識別情報はDNNを示す情報であってよい。例えば、第2の識別情報が5QIの値である場合には、第4の識別情報は5QIを示す情報であってよい。
 第2の識別情報がアクセス技術を示す情報である場合には、第4の識別情報はアクセス技術を示す情報を示してよい。第2の識別情報がPDUセッションタイプを示す情報である場合には、第4の識別情報はPDUセッションタイプを示す情報を示してよい。第2の識別情報がPDUセッションIDの値である場合には、第4の識別情報はPDUセッションIDを示す情報であってよい。
 第4の識別情報は、第2の識別情報がPDUセッションに属する基準である場合に、送受信されてもよい。言い換えると、第4の識別情報は、第2の識別情報がサービスタイプを示す基準、及び/又は全てのタイプの基準に一致することを示す情報である場合を除き、送受信されてもよい。
 第2の識別情報がサービスタイプを示す情報である場合には、第4の識別情報は、第2の識別情報がサービスタイプを示す情報であることを示す情報であってよい。または、第2の識別情報がサービスタイプを示す情報である場合には、第4の識別情報は送受信されなくてよい。
 第2の識別情報が全てのタイプの基準に一致することを示す情報である場合には、第4の識別情報は、第2の識別情報が全てのタイプの基準に一致することを示す情報であってよい。または、第2の識別情報が全てのタイプの基準に一致することを示す情報である場合には、第4の識別情報は送受信されなくてよい。
 さらに、第4の識別情報は、第2の識別情報のタイプを示す情報であってもよい。
 第5の識別情報は、第2の識別情報の優先度を示す情報である。優先度を示す情報は、優先値で表現されてもよく、例えば、優先値の数値が低いことが、優先度が高いことを意味してもよい。NWは同じ優先度が複数の基準に属さないようにしてもよいし、同じ優先度が複数の基準に属すことを許容してもよい。
 第6の識別情報は、SOR除外用のユーザ制御リストである。第6の識別情報は、user controlled list of services exempted from release due to SORであってもよい。
 さらに、第6の識別情報は、HPLMN(Home PLMN)及び/又はVPLMN(Visited PLMN)によって作成されたSOR除外用のユーザ制御リストであってもよい。さらに、第6の識別情報は、HPLMN及び/又はVPLMNによってUEに設定されるSOR除外用のユーザ制御リストであってもよい。
 さらに、第6の識別情報は、HPLMN、及び/又はVPLMNによって制御されているSOR除外用のユーザ制御リストであってもよい。さらに、第6の識別情報は、HPLMN、及び/又はVPLMNによって、UEへの設定が制限されているSOR除外用のユーザ制御リストであってもよい。さらに、第6の識別情報は、HPLMN、及び/又はVPLMNによって、UEのユーザの設定が、一部制限されているSOR除外用のユーザ制御リストであってもよい。
 さらに、第6の識別情報は、一又は複数のサービスタイプを示す情報が含まれるSOR除外用のユーザ制御リストであってもよい。具体的には、第6の識別情報は、MMTEL voice call、及び/又はMMTEL video call、及び/又はMO SMS over NAS(SMSoNAS) 、及び/又はMO SMSoIPが含まれるSOR除外用のユーザ制御リストであってもよい。
 より詳細には、第6の識別情報には、MMTEL voice callのサービスが、SORによる解放から除外される否かを示す情報が含まれてもよい。さらに、第6の識別情報には、MMTEL video callのサービスが、SORによる解放から除外される否かを示す情報が含まれてもよい。さらに、第6の識別情報には、MO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPのサービスが、SORによる解放から除外される否かを示す情報が含まれてもよい。
 さらに、第6の識別情報は、HPLMN及び/又はVPLMN によって選択、決定される情報であってもよい。より詳細には、第6の識別情報は、ネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
 第11の識別情報は、SOR-CMCI(Steering of roaming connected mode control information)である。ここで、SOR-CMCIは、SoR(steering of roaming)を実行するために、コネクテッドモードのUEをアイドルモードに遷移させるタイミングを制御するためのHPLMN (Home PLMN) の情報であってよい。さらに、SOR-CMCIには第2から第5の識別情報の内、少なくとも1つ以上の識別情報が1以上含まれてよい。言い換えると、第11の識別情報には、1以上の第2の識別情報、及び/又は1以上の第3の識別情報、及び/又は1以上の第4の識別情報、及び/又は1以上の第5の識別情報が含まれてもよい。
 さらに、第11の識別情報は、UEに適応されたSOR-CMCIであってもよい。さらに、第11の識別情報は、UEに設定されたSOR-CMCIであってもよい。
 さらに、第11の識別情報は、UEによって、選択、決定される情報であってもよい。より詳細には、第11の識別情報は、UEが受信した識別情報、及び/又はUEの設定、及び/又はUEの状態、及び/又はユーザポリシー、及び/又はアプリケーションの要求に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
 さらに、第11の識別情報は、UE上で実行されているサービス、及び/又はUEが確立しているPDUセッション、及び/又はUEが確立しているPDUセッションの種類に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
 第12の識別情報は、SOR除外用のユーザ制御リストである。第12の識別情報は、user controlled list of services exempted from release due to SORであってもよい。
 さらに、第12の識別情報は、UEに適応されたSOR除外用のユーザ制御リストであってもよい。さらに、第12の識別情報は、UEに設定されたSOR除外用のユーザ制御リストであってもよい。さらに、第12の識別情報は、UEのユーザによって更新されたSOR除外用のユーザ制御リストであってもよいし、UEに再設定されたSOR除外用のユーザ制御リストであってもよい。
 さらに、第12の識別情報は、一又は複数のサービスタイプを示す情報が含まれるSOR除外用のユーザ制御リストであってもよい。具体的には、第12の識別情報は、MMTEL voice call、及び/又はMMTEL video call、及び/又はMO SMS over NAS(SMSoNAS) 、及び/又はMO SMSoIPが含まれるSOR除外用のユーザ制御リストであってもよい。
 より詳細には、第12の識別情報には、MMTEL voice callのサービスが、SORによる解放から除外される否かを示す情報が含まれてもよい。さらに、第12の識別情報には、MMTEL video callのサービスが、SORによる解放から除外される否かを示す情報が含まれてもよい。さらに、第12の識別情報には、MO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPのサービスが、SORによる解放から除外される否かを示す情報が含まれてもよい。
 さらに、第12の識別情報は、UEによって、選択、決定される情報であってもよい。より詳細には、第12の識別情報は、UEが受信した識別情報、及び/又はUEの設定、及び/又はUEの状態、及び/又はユーザポリシー、及び/又はアプリケーションの要求に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
 さらに、第12の識別情報は、UE上で実行されているサービス、及び/又はUEが確立しているPDUセッション、及び/又はUEが確立しているPDUセッションの種類に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
 [3. 本発明における実施形態]
 本発明における実施形態は、UEがconnected modeからidle modeに遷移するタイミングをNWが設定する挙動、及びUEは設定に基づきconnected modeからidle modeへ遷移する挙動の一例を含む。尚、UE_A10と称した場合、UEのことを意味してもよい。逆に、UEのことをUE_A10と称してもよい。
 以下、具体的な本発明の実施形態の一例を説明する。
 [3.1. 第1の実施形態]
 以下、UE_A10がconnected modeからidle modeに遷移するタイミングをNWが設定するために、NWがSOR-CMCIをUE_A10に通知するための実施形態を、図6を用いて説明する。
 UE_A10がconnected modeからidle modeに遷移するタイミングを示す情報をNWがUE_A10へ通知する手続きは、MM手続きであってよく、以下では本手続きと称す。なお、本手続きは、MM手続きに含まれてもよい。
 例えば、本手続きが、登録手続き(Registration procedure)に含まれる場合には、第1のメッセージ(S600)は登録受諾メッセージであってよく、第2のメッセージ(S602)は登録完了メッセージであってよい。登録手続きは、初期登録手続きであってもよいし、移動及び定期的な登録手続きであってもよい。
 例えば、本手続きが、ジェネリックUE設定更新(Generic UE configuration update)手続きに含まれる場合には、第1のメッセージ(S600)は設定更新コマンドメッセージ(CONFIGURATION UPDATE COMMAND message)であってよく、第2のメッセージ(S602)は設定更新完了メッセージ(CONFIGURATION UPDATE COMPLETE message)であってよい。
 言い換えると、本手続きが、ジェネリックUE設定更新(Generic UE configuration update)手続きで実現される場合には、第1のメッセージ(S600)は設定更新コマンドメッセージ(CONFIGURATION UPDATE COMMAND message)であってよく、第2のメッセージ(S602)は設定更新完了メッセージ(CONFIGURATION UPDATE COMPLETE message)であってよい。
 例えば、本手続きが、NASトランスポート手続き(NAS transport procedure)で実現される場合には、第1のメッセージ(S600)はNWから開始されるNASトランスポート手続き(Network-initiated NAS transport procedure)内のダウンリンクNASトランスポートメッセージ(DL NAS TRANSPORT message)であってよく、第2のメッセージ(S602)はUE_A10から開始されるNASトランスポート手続き(UE-initiated NAS transport procedure)内のアップリンクNASトランスポートメッセージ(UL NAS TRANSPORT message)であってよい。
 言い換えると、本手続きが、NASトランスポート手続き(NAS transport procedure)で実現される場合には、第1のメッセージ(S600)は、DL NAS転送メッセージ(Downlink NAS TRANSPORT message)であってよく、第2のメッセージ(S602)は、UL NAS転送メッセージ(Uplink NAS TRANSPORT message)であってよい。
 上記によらず、第1のメッセージ及び/又は第2のメッセージはNAS MMメッセージであって良い。
 さらに、第1のメッセージ及び/又は第2のメッセージはNASメッセージであってもよい。
 AMF140は、UE_A10に第1のメッセージを送信する(S600)。AMF140は第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を、少なくとも1つ、第1のメッセージに含めて送信する事ができる。複数の識別情報が送受信される場合、これらの識別情報の2以上の識別情報は、1以上の識別情報として構成されてもよい。尚、各機能のサポートを示す情報と、各機能の使用の要求を示す情報は、同じ識別情報として送受信されてもよいし、異なる識別情報として送受信されてもよい。
 さらに、AMF140は、第6の識別情報を、第1のメッセージに含めてもよい。尚、第6の識別情報は、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報と共に、第1のメッセージに含まれてもよい。逆に、第6の識別情報は、第1から5の識別情報とは別に、第1のメッセージに含まれてもよい。
 ここで、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報と共に、第6の識別情報が第1のメッセージに含まれる場合、これらの識別情報の2以上の識別情報は、1以上の識別情報として構成されてもよい。さらに、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報と共に、第6の識別情報が送受信される場合、これらの識別情報の2以上の識別情報は、1以上の識別情報として構成されてもよい。尚、各機能のサポートを示す情報と、各機能の使用の要求を示す情報は、同じ識別情報と送受信されてもよいし、異なる識別情報として送受信されてもよい。
 AMF140は、UE_A10から受信した情報に基づき第1のメッセージの送信、及び第1のメッセージに含める情報を決定してもよい。
 具体的には、UE_A10がSOR-CMCI機能をサポートすることを示す機能情報(Capability)を含めた制御メッセージ(例えば登録要求メッセージ)をAMF140に送信した場合、AMF140は、UE_A10からSOR-CMCI機能をサポートすることを示す機能情報を受信した事に基づき、及び/又はUE_A10がSOR-CMCI機能をサポートすることに基づき、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を、第1のメッセージに含めてUE_A10へ送信してよい。なお、第1の識別情報には、第2から第5の識別情報の内、少なくとも1つの識別情報が、1以上含まれてもよい。言い換えると、第1のメッセージには、第1の識別情報、及び/又は1以上の第2の識別情報、及び/又は1以上の第3の識別情報、及び/又は1以上の第4の識別情報、及び/又は1以上の第5の識別情報が含まれてもよい。
 さらに、UE_A10がSOR-CMCI機能をサポートすることを示す機能情報(Capability)を含めた制御メッセージ(例えば登録要求メッセージ)をAMF140に送信した場合、AMF140は、UE_A10からSOR-CMCI機能をサポートすることを示す機能情報を受信した事に基づき、及び/又はUE_A10がSOR-CMCI機能をサポートすることに基づき、第6の識別情報を、第1のメッセージに含めてUE_A10へ送信してよい。なお、第6の識別情報は、第1の識別情報に含まれて、第1のメッセージに含まれてもよい。逆に、第6の識別情報は、第1の識別情報に含まれずに、第1のメッセージに含まれてもよい。この場合、第6の識別情報と、第1の識別情報は、共に第1のメッセージに含まれてもよい。
 また、AMF140は、その他の識別情報を、第1のメッセージに含めてもよい。例えば、AMF140は、SORトランスポートコンテナ情報要素(SOR transparent container IE)を第1のメッセージに含めてもよい。SORトランスポートコンテナ情報要素に第1から第5の識別情報の内、少なくとも1つの情報が1以上含まれて、送信されてもよい。
 さらに、AMF140は、SORトランスポートコンテナ情報要素に、第6の識別情報を含めてもよい。言い換えると、AMF140は、第6の識別情報を含むSORトランスポートコンテナ情報要素を第1のメッセージに含めてもよい。
 さらに、AMF140は、SORトランスポートコンテナ情報要素に、第1の識別情報と共に、第6の識別情報を含めてもよい。言い換えると、AMF140は、第1の識別情報と第6の識別情報を含むSORトランスポートコンテナ情報要素を第1のメッセージに含めてもよい。
 さらに言い換えると、第6の識別情報は、第1の識別情報と共に、SORトランスポートコンテナ情報要素に含まれてもよい。さらに、第1の識別情報と第6の識別情報を含むSORトランスポートコンテナ情報要素は、第1のメッセージに含まれてもよい。
 第1のメッセージに含まれるSORトランスポートコンテナ情報要素には、SOR情報が含まれてよく、推奨される(または優先される)PLMNとアクセス技術の組み合わせのリストとそれ(そのリスト)が含まれてもよいし、セキュリティで保護されたパケットが含まれてもよい。その場合、SORトランスポートコンテナ情報要素には更に、SOR情報がSORトランスポートコンテナ情報要素に含まれることを示す情報が含まれてもよい。
 第1のメッセージに含まれるSORトランスポートコンテナ情報要素には、ACK(acknowledgement)を要求するか否かを示す情報が含まれてもよい。言い換えると、SORトランスポートコンテナ情報要素には、ACKを要求することを示す情報を含めてもよいし、ACKを要求しないことを示す情報を含めてもよい。
 SORトランスポートコンテナ情報要素に第1から第5の識別情報の内、少なくとも1つの情報が1以上含まれる場合、SORトランスポートコンテナ情報要素にSOR-CMCIが含まれることを示す情報が含まれてもよい。
 さらに、SORトランスポートコンテナ情報要素に第6の識別情報が含まれる場合、SORトランスポートコンテナ情報要素にSOR除外用のユーザ制御リストが含まれていることを示す情報が含まれてもよい。
 次に、UE_A10は、第1のメッセージを受信する(S600)。より詳細には、UE_A10は、AMF140が送信した第1のメッセージを受信する。
 UE_A10は、第1の識別情報を受信した場合、受信したSOR-CMCIを記憶してもよい。より詳細には、UE_A10は、受信したSOR-CMCIを不揮発性メモリ、又はUSIM(Universal Subscriber Identity Module)に記憶してもよい。
 UE_A10は、第1の識別情報を受信した場合、受信したSOR-CMCIをUEに設定してもよい。さらに、UE_A10は、設定したSOR-CMCIを記憶してもよい。より詳細には、UE_A10は、設定したSOR-CMCIを不揮発性メモリ、又はUSIMに記憶してもよい。
 さらに、UE_A10は、第1の識別情報を受信した場合、記憶するSOR-CMCIを、受信した新しいSOR-CMCIに更新してもよい。言い換えると、SOR-CMCIを記憶するUE_A10は、第1の識別情報の受信に基づき、古いSOR-CMCIに含まれる情報、又は古いSOR-CMCIを削除し、新しいSOR-CMCIを記憶してよい。
 さらに、UE_A10は、新しいSOR-CMCIを含む第1の識別情報を受信した場合、記憶する古いSOR-CMCIを、受信した新しいSOR-CMCIに更新してもよい。言い換えると、UE_A10は、新しいSOR-CMCIを含む第1の識別情報を受信した場合、古いSOR-CMCIを削除し、新しいSOR-CMCIを記憶してよい。
 UE_A10は、次に新しいSOR-CMCIを受信するまで、又はUEの電源が切られるまで、又はUSIM(Universal Subscriber Identity Module)が取り除かれるまで、記憶したSOR-CMCI及び/又はSOR-CMCIに含まれる情報を記憶してよい。
 言い換えると、UE_A10は、新しいUSIMが挿入された場合、記憶しているSOR-CMCI、及び/又はSOR-CMCIに含まれる情報を削除してもよい。逆に、UE_A10は、UEの電源が切られた場合、記憶しているSOR-CMCI、及び/又はSOR-CMCIに含まれる情報を、削除しなくてよいし、保持し続けてもよい。
 さらに、第1のタイマを実行中に、第1の識別情報を受信した場合、UE_A10は、実行しているPDUセッション、及び/又はサービスにマッチする基準が、受信したSOR-CMCIに含まれるか否かを確認してもよい。
 尚、実行しているPDUセッション、及び/又はサービスにマッチする基準が、受信したSOR-CMCIに含まれていた場合、UE_A10は、第1のタイマを停止、及び/又は再開始することなく、第1のタイマの値を、受信したSOR-CMCIに含まれる値に更新してもよい。言い換えると、実行しているPDUセッション、及び/又はサービスにマッチする基準が、受信したSOR-CMCIに含まれていた場合、第1のタイマの値は、停止、及び/又は再開始することなく、受信したSOR-CMCIに含まれる値に置換されてもよい。
 より詳細には、受信したSOR-CMCIに含まれる値が無限大である場合、UE_A10は、前記PDUセッション、及び/又は前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値に、無限大を設定してもよい。言い換えると、受信したSOR-CMCIに含まれる値が無限大である場合、前記PDUセッション、及び/又は前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値は、無限大に設定されてもよい。
 さらに、受信したSOR-CMCIに含まれる値が、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値よりも小さい場合、UE_A10は、第1のタイマを停止、及び/又は再開始することなく、前記PDUセッション、及び/又は前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値を、受信したSOR-CMCIに含まれる値に更新してもよい。言い換えると、受信したSOR-CMCIに含まれる値が、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値よりも小さい場合、前記PDUセッション、及び/又は前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値は、停止、及び/又は再開始することなく、受信したSOR-CMCIに含まれる値に置換されてもよい。
 さらに、UE_A10がSOR除外用のユーザ制御リストを記憶していて、実行しているサービスにマッチする基準が、SOR除外用のユーザ制御リストに含まれていた場合、UE_A10は、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値に、無限大を設定してもよい。言い換えると、UE_A10がSOR除外用のユーザ制御リストを記憶していて、実行しているサービスにマッチする基準が、SOR除外用のユーザ制御リストに含まれていた場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値は、無限大に設定されてもよい。
 さらに、上記の条件に当てはまらないその他の場合、UE_A10は、前記PDUセッション、及び/又は前記サービスに対応付けられた第1のタイマの状態を変更せずに、維持してもよい。言い換えると、上記の条件に当てはまらないその他の場合、前記PDUセッション、及び/又は前記サービスに対応付けられた第1のタイマは、状態を変更されずに、維持されてもよい。
 逆に、第1のタイマを実行中に、第1の識別情報を受信したUE_A10は、新しいSOR-CMCIの受信に基づき、第1のタイマを停止してもよい。言い換えると、UE_A10は、第1のタイマを実行中に、新しい第1のタイマ値を選択したした場合、実行している第1のタイマを停止してもよい。
 さらに、第1のタイマを実行中に、第1の識別情報を受信したUE_A10は、新しいSOR-CMCIの受信に基づき、第1のタイマを停止し、新しいSOR-CMCIに基づいて第1のタイマ値をセットし、開始してもよい。
 言い換えると、UE_A10は、第1のタイマを実行中に、新しい第1のタイマ値を選択したした場合、実行している第1のタイマを停止し、新しい第1のタイマ値をセットした第1のタイマを開始してもよい。
 または、第1のタイマを実行中に、第1の識別情報を受信したUE_A10は、新しいSOR-CMCIを受信しても実行中の第1のタイマを停止せず、カウントを続けてもよい。その場合、UE_A10は、第1のタイマが満了又は停止に基づき、記憶する古いSOR-CMCIから新しいSOR-CMCIに更新してもよい。言い換えると、第1のタイマを実行中に、第1の識別情報を受信したUE_A10は、第1のタイマが停止又は満了後、記憶する古いSOR-CMCIから第1の識別情報に含まれる新しいSOR-CMCIに更新してもよい。
 また、UE_A10は、第6の識別情報を受信した場合、受信したSOR除外用のユーザ制御リストを記憶してもよい。より詳細には、UE_A10は、受信したSOR除外用のユーザ制御リストを不揮発性メモリ、又はUSIMに記憶してもよい。
 UE_A10は、第6の識別情報を受信した場合、受信したSOR除外用のユーザ制御リストをUEに設定してもよい。さらに、UE_A10は、設定したSOR除外用のユーザ制御リストを記憶してもよい。より詳細には、UE_A10は、設定したSOR除外用のユーザ制御リストを不揮発性メモリ、又はUSIMに記憶してもよい。
 さらに、UE_A10は、第6の識別情報を受信した場合、記憶するSOR除外用のユーザ制御リストを、受信した新しいSOR除外用のユーザ制御リストに更新してもよい。言い換えると、SOR除外用のユーザ制御リストを記憶するUE_A10は、第6の識別情報の受信に基づき、古いSOR除外用のユーザ制御リストに含まれる情報、又は古いSOR除外用のユーザ制御リストを削除し、新しいSOR除外用のユーザ制御リストを記憶してよい。
 さらに、UE_A10は、第6の識別情報を受信した場合、設定されているSOR除外用のユーザ制御リストを、受信したSOR除外用のユーザ制御リストに更新してもよい。言い換えると、SOR除外用のユーザ制御リストを設定しているUE_A10は、第6の識別情報の受信に基づき、古いSOR除外用のユーザ制御リストに含まれる情報、又は古いSOR除外用のユーザ制御リストを削除してもよいし、新しいSOR除外用のユーザ制御リストを記憶してよい。
 さらに、UE_A10は、新しいSOR除外用のユーザ制御リストを含む第6の識別情報を受信した場合、記憶する古いSOR除外用のユーザ制御リストを、受信した新しいSOR除外用のユーザ制御リストに更新してもよい。言い換えると、UE_A10は、新しいSOR除外用のユーザ制御リストを含む第6の識別情報を受信した場合、古いSOR除外用のユーザ制御リストを削除し、新しいSOR除外用のユーザ制御リストを記憶してよい。
 さらに、UE_A10は、新しいSOR除外用のユーザ制御リストを含む第6の識別情報を受信した場合、設定されている古いSOR除外用のユーザ制御リストを、受信した新しいSOR除外用のユーザ制御リストに更新してもよい。言い換えると、UE_A10は、新しいSOR除外用のユーザ制御リストを含む第6の識別情報を受信した場合、古いSOR除外用のユーザ制御リストを削除してもよいし、新しいSOR除外用のユーザ制御リストを記憶してよい。
 UE_A10は、次に新しいSOR除外用のユーザ制御リストを受信するまで、又はUEの電源が切られるまで、又はUSIMが取り除かれるまで、記憶したSOR除外用のユーザ制御リスト及び/又はSOR除外用のユーザ制御リストに含まれる情報を記憶してよい。
 言い換えると、UE_A10は、新しいUSIMが挿入された場合、記憶しているSOR除外用のユーザ制御リスト、及び/又はSOR除外用のユーザ制御リストに含まれる情報を削除してもよい。逆に、UE_A10は、UEの電源が切られた場合、記憶しているSOR除外用のユーザ制御リスト、及び/又はSOR除外用のユーザ制御リストに含まれる情報を、削除しなくてよいし、保持し続けてもよい。
 さらに、第1のタイマを実行中に、第6の識別情報を受信したUE_A10は、新しいSOR除外用のユーザ制御リストの受信に基づき、第1のタイマを停止してもよいし、新しいSOR除外用のユーザ制御リストに基づいて第1のタイマ値を開始してもよい。
 または、第1のタイマを実行中に、第6の識別情報を受信したUE_A10は、新しいSOR除外用のユーザ制御リストを受信しても実行中の第1のタイマを停止せず、カウントを続けてもよい。その場合、UE_A10は、第1のタイマが満了又は停止に基づき、記憶する古いSOR除外用のユーザ制御リストから新しいSOR除外用のユーザ制御リストに更新してもよい。言い換えると、第1のタイマを実行中に、第6の識別情報を受信したUE_A10は、第1のタイマが停止又は満了後、記憶する古いSOR除外用のユーザ制御リストから第6の識別情報に含まれる新しいSOR除外用のユーザ制御リストに更新してもよい。
 さらに、第1のタイマを実行中に、第6の識別情報を受信した場合、UE_A10が記憶しているSOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよい。さらに、第1のタイマを実行中に、第6の識別情報を受信した場合、UE_A10は、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストが更新された場合の挙動を実行してもよい。
 言い換えると、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストを受信した場合、UE_A10が記憶しているSOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよい。さらに、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストを受信した場合、UE_A10は、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストが更新された場合の挙動を実行してもよい。
 さらに、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を受信した場合、UE_A10が記憶している、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報、及び/又はSOR除外用のユーザ制御リストを更新してもよい。さらに、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストに設定できるサービスタイプを示す情報を受信した場合、UE_A10は、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストが更新された場合の挙動を実行してもよい。
 さらに、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストが更新された場合、UE_A10は、第1のタイマを停止、及び/又は再開始することなく、第1のタイマの値を、SOR-CMCIに含まれる値に置換してもよい。言い換えると、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストが更新された場合、第1のタイマの値は、停止、及び/又は再開始することなく、SOR-CMCIに含まれる値に更新されてもよい。
 より詳細には、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストが更新された場合、UE_A10は、第1のタイマを停止、及び/又は再開始することなく、第1のタイマの値を、記憶しているSOR-CMCIに含まれる値に更新してもよい。言い換えると、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストが更新された場合、第1のタイマの値は、停止、及び/又は再開始することなく、記憶しているSOR-CMCIに含まれる値に置換されてもよい。
 ここで、SOR-CMCIに含まれる値は、無限大ではない値であってもよい。言い換えると、記憶しているSOR-CMCIに含まれる値は、無限大ではない値であってもよい。
 逆に、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストが更新された場合、UE_A10は、第1のタイマの値を、無限大に設定してもよい。言い換えると、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストが更新された場合、第1のタイマの値は、無限大に設定されてもよい。
 より詳細には、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストが更新された場合、UE_A10は、第1のタイマを停止、及び/又は再開始することなく、第1のタイマの値を、無限大に設定してもよい。言い換えると、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストが更新された場合、第1のタイマの値は、停止、及び/又は再開始することなく、無限大に設定されてもよい。
 さらに、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストが更新された場合、UE_A10は、実行しているサービスにマッチする基準が、記憶しているSOR-CMCIに含まれるか否かを確認してもよい。
 尚、実行しているサービスにマッチする基準が、記憶しているSOR-CMCIに含まれていた場合、UE_A10は、第1のタイマを停止、及び/又は再開始することなく、第1のタイマの値を、記憶しているSOR-CMCIに含まれる値に更新してもよい。言い換えると、実行しているサービスにマッチする基準が、記憶しているSOR-CMCIに含まれていた場合、第1のタイマの値は、停止、及び/又は再開始することなく、記憶しているSOR-CMCIに含まれる値に置換されてもよい。
 より詳細には、マッチする基準が含まれていて、前記SOR-CMCI内にある第1のタイマの値が無限大を示している場合、UE_A10は、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値に無限大を設定してもよい。言い換えると、マッチする基準が含まれていて、前記SOR-CMCI内にある第1のタイマの値が無限大を示している場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値は、無限大に設定されてもよい。
 さらに、マッチする基準が含まれていて、前記SOR-CMCIに含まれる値が、無限大でなく、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値よりも小さい場合、UE_A10は、第1のタイマを停止、及び/又は再開始することなく、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値を、前記SOR-CMCIに含まれる値に更新してもよい。言い換えると、マッチする基準が含まれていて、前記SOR-CMCIに含まれる値が、無限大でなく、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値よりも小さい場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値は、停止、及び/又は再開始することなく、前記SOR-CMCIに含まれる値に置換されてもよい。
 さらに、UE_A10が設定されたSOR除外用のユーザ制御リストを保持していて、実行しているサービスにマッチする基準が、前記SOR除外用のユーザ制御リストに含まれていた場合、UE_A10は、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値に、無限大を設定してもよい。言い換えると、UE_A10が設定されたSOR除外用のユーザ制御リストを保持していて、実行しているサービスにマッチする基準が、前記SOR除外用のユーザ制御リストに含まれていた場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値は、無限大に設定されてもよい。
 さらに、上記の条件に当てはまらないその他の場合、UE_A10は、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの状態を変更せずに、維持してもよい。言い換えると、上記の条件に当てはまらないその他の場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマは、状態を変更されずに、維持されてもよい。
 さらに、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストが更新された場合、UE_A10は、実行しているサービスにマッチする基準が、新しいSOR除外用のユーザ制御リストに含まれるか否かを確認してもよい。
 尚、実行しているサービスにマッチする基準が、新しいSOR除外用のユーザ制御リストに含まれていて、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値が、無限大ではない場合、UE_A10は、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値に無限大を設定してもよい。言い換えると、実行しているサービスにマッチする基準が、新しいSOR除外用のユーザ制御リストに含まれていて、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値が、無限大ではない場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値は、無限大に設定されてもよい。
 逆に、実行しているサービスにマッチする基準が、新しいSOR除外用のユーザ制御リストに含まれていなくて、記憶しているSOR-CMCIに含まれていた場合、UE_A10は、第1のタイマを停止、及び/又は再開始することなく、第1のタイマの値を、記憶しているSOR-CMCIに含まれる値に更新してもよい。言い換えると、実行しているサービスにマッチする基準が、新しいSOR除外用のユーザ制御リストに含まれていなくて、記憶しているSOR-CMCIに含まれていた場合、第1のタイマの値は、停止、及び/又は再開始することなく、記憶しているSOR-CMCIに含まれる値に置換されてもよい。
 より詳細には、実行しているサービスにマッチする基準が、新しいSOR除外用のユーザ制御リストに含まれていなくて、記憶しているSOR-CMCIに含まれていて、さらに、前記SOR-CMCIに含まれる値が、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値よりも小さい場合、UE_A10は、第1のタイマを停止、及び/又は再開始することなく、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値を、前記SOR-CMCIに含まれる値に更新してもよい。言い換えると、実行しているサービスにマッチする基準が、新しいSOR除外用のユーザ制御リストに含まれていなくて、記憶しているSOR-CMCIに含まれていて、さらに、前記SOR-CMCIに含まれる値が、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値よりも小さい場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値は、停止、及び/又は再開始することなく、前記SOR-CMCIに含まれる値に置換されてもよい。
 さらに、上記の条件に当てはまらないその他の場合、UE_A10は、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの状態を変更せずに、維持してもよい。言い換えると、上記の条件に当てはまらないその他の場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマは、状態を変更されずに、維持されてもよい。
 さらに、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストが更新された場合、UE_A10は、実行しているサービスにマッチする基準が、新しいSOR除外用のユーザ制御リストに含まれるか否かを確認してもよい。
 尚、マッチする基準が含まれていて、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値が、無限大ではない場合、UE_A10は、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値に無限大を設定してもよい。言い換えると、マッチする基準が含まれていて、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値が、無限大ではない場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値は、無限大に設定されてもよい。
 逆に、マッチする基準が含まれていなくて、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値が、無限大である場合、UE_A10は、実行しているサービスにマッチする基準が、記憶しているSOR-CMCIに含まれるか否かを確認してもよい。
 尚、実行しているサービスにマッチする基準が、前記SOR-CMCIに含まれている場合、UE_A10は、第1のタイマを停止、及び/又は再開始することなく、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値を、前記SOR-CMCIに含まれる値に更新してもよい。言い換えると、実行しているサービスにマッチする基準が、前記SOR-CMCIに含まれている場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値は、停止、及び/又は再開始することなく、前記SOR-CMCIに含まれる値に置換されてもよい。
 より詳細には、実行しているサービスにマッチする基準が、前記SOR-CMCIに含まれていて、前記SOR-CMCIに含まれる第1のタイマの値が無限大ではない場合、UE_A10は、第1のタイマを停止、及び/又は再開始することなく、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値を、前記SOR-CMCIに含まれる値に更新してもよい。言い換えると、実行しているサービスにマッチする基準が、前記SOR-CMCIに含まれていて、前記SOR-CMCIに含まれる第1のタイマの値が無限大ではない場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値は、停止、及び/又は再開始することなく、前記SOR-CMCIに含まれる値に置換されてもよい。
 さらに、上記の条件に当てはまらないその他の場合、UE_A10は、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの状態を変更せずに、維持してもよい。言い換えると、上記の条件に当てはまらないその他の場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマは、状態を変更されずに、維持されてもよい。
 さらに、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストが更新された場合、UE_A10は、実行しているサービスにマッチする基準が、新しいSOR除外用のユーザ制御リストに含まれるか否かを確認してもよい。
 尚、マッチする基準が含まれていて、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値が、無限大ではない場合、UE_A10は、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値に無限大を設定してもよい。言い換えると、マッチする基準が含まれていて、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値が、無限大ではない場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値は、無限大に設定されてもよい。
 逆に、マッチする基準が含まれていなくて、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値が、無限大である場合、UE_A10は、実行しているサービスにマッチする基準が、記憶しているSOR-CMCIに含まれるか否かを確認してもよい。
 尚、実行しているサービスにマッチする基準が、前記SOR-CMCIに含まれている場合、UE_A10は、第1のタイマを停止、及び/又は再開始することなく、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値を、前記SOR-CMCIに含まれる値に更新してもよい。実行しているサービスにマッチする基準が、前記SOR-CMCIに含まれている場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値は、停止、及び/又は再開始することなく、前記SOR-CMCIに含まれる値に置換されてもよい。
 より詳細には、実行しているサービスにマッチする基準が、前記SOR-CMCIに含まれていて、前記SOR-CMCIに含まれる第1のタイマの値が無限大ではない場合、UE_A10は、第1のタイマを停止、及び/又は再開始することなく、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値を、前記SOR-CMCIに含まれる値に更新してもよい。言い換えると、実行しているサービスにマッチする基準が、前記SOR-CMCIに含まれていて、前記SOR-CMCIに含まれる第1のタイマの値が無限大ではない場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値は、停止、及び/又は再開始することなく、前記SOR-CMCIに含まれる値に置換されてもよい。
 逆に、実行しているサービスにマッチする基準が、前記SOR-CMCIに含まれていない場合、UE_A10は、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値にゼロを設定してもよい。言い換えると、実行しているサービスにマッチする基準が、前記SOR-CMCIに含まれていない場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値は、ゼロに設定されてもよい。
 さらに、実行しているサービスにマッチする基準が、前記SOR-CMCIに含まれていない場合、UE_A10は、前記サービスに対応付けられた第1のタイマを停止してもよい。言い換えると、実行しているサービスにマッチする基準が、前記SOR-CMCIに含まれていない場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値は、停止させられてもよい。
 さらに、上記の条件に当てはまらないその他の場合、UE_A10は、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの状態を変更せずに、維持してもよい。言い換えると、上記の条件に当てはまらないその他の場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマは、状態を変更されずに、維持されてもよい。
 さらに、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リストが更新された場合、UE_A10は、実行しているサービスにマッチする基準が、新しいSOR除外用のユーザ制御リストに含まれるか否かを確認してもよい。
 尚、マッチする基準が含まれていて、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値が、無限大ではない場合、UE_A10は、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値に無限大を設定してもよい。言い換えると、マッチする基準が含まれていて、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値が、無限大ではない場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値は、無限大に設定されてもよい。
 逆に、マッチする基準が含まれていなくて、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値が、無限大であり、さらに、実行しているサービスにマッチする基準が、前記SOR-CMCIに含まれていて、前記SOR-CMCIに含まれる第1のタイマの値が無限大ではない場合、UE_A10は、第1のタイマを停止、及び/又は再開始することなく、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値を、前記SOR-CMCIに含まれる値に更新してもよい。言い換えると、マッチする基準が含まれていなくて、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値が、無限大であり、さらに、実行しているサービスにマッチする基準が、前記SOR-CMCIに含まれていて、前記SOR-CMCIに含まれる第1のタイマの値が無限大ではない場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値は、停止、及び/又は再開始することなく、前記SOR-CMCIに含まれる値に置換されてもよい。
 さらに、マッチする基準が含まれていなくて、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値が、無限大であり、さらに、実行しているサービスにマッチする基準が、前記SOR-CMCIに含まれていない場合、UE_A10は、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値にゼロを設定してもよい。言い換えると、マッチする基準が含まれていなくて、前記サービス対応付けられた、実行中の第1のタイマの現在の値が、無限大であり、さらに、実行しているサービスにマッチする基準が、前記SOR-CMCIに含まれていない場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの値は、ゼロも設定されてされてもよい。
 さらに、上記の条件に当てはまらないその他の場合、UE_A10は、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの状態を変更せずに、維持してもよい。言い換えると、上記の条件に当てはまらないその他の場合、前記サービスに対応付けられた第1のタイマは、状態を変更されずに、維持されてもよい。
 さらに、第1の識別情報を受信した場合、UE_A10は、SOR除外用のユーザ制御リストの更新が禁止されるように設定してもよい。言い換えると、第1の識別情報を受信した場合、SOR除外用のユーザ制御リストは、更新ができないように設定されてもよい。
 さらに、第1の識別情報を受信した場合、UE_A10は、SOR除外用のユーザ制御リストに対して、UE_A10のユーザの更新が禁止されるように設定してもよい。言い換えると、第1の識別情報を受信した場合、SOR除外用のユーザ制御リストは、UE_A10のユーザの更新ができないように設定されてもよい。
 より詳細には、第1のタイマを実行中に、第1の識別情報を受信した場合、UE_A10は、記憶しているSOR除外用のユーザ制御リストの更新が禁止されるように設定してもよい。言い換えると、第1のタイマを実行中に、第1の識別情報を受信した場合、記憶しているSOR除外用のユーザ制御リストは、更新ができないように設定されてもよい。
 さらに、第1のタイマを実行中に、第1の識別情報を受信した場合、UE_A10は、記憶しているSOR除外用のユーザ制御リストに対して、UE_A10のユーザの更新が禁止されるように設定してもよい。言い換えると、第1のタイマを実行中に、第1の識別情報を受信した場合、記憶しているSOR除外用のユーザ制御リストは、UE_A10のユーザの更新ができないように設定されてもよい。
 第1のタイマを実行中に、第1の識別情報を受信した場合、UE_A10は、UEの電源が切られるまで、又はUSIMが取り除かれるまで、記憶しているSOR除外用のユーザ制御リストの更新が禁止されるように設定してもよい。
 言い換えると、UE_A10は、新しいUSIMが挿入された場合、SOR除外用のユーザ制御リストの更新が許可されるように設定を変更してもよい。逆に、UE_A10は、UEの電源が切られた場合、記憶しているSOR除外用のユーザ制御リストの更新が禁止されるように設定を維持してもよい。
 ここで、SOR除外用のユーザ制御リストの更新が禁止されるとは、SOR除外用のユーザ制御リストへサービスを追加することが禁止されていることを意味してもよい。言い換えると、SOR除外用のユーザ制御リストの更新が禁止とは、UE_A10のユーザによって、SOR除外用のユーザ制御リストへサービスが追加されることが禁止されていることを意味してもよい。
 さらに、SOR除外用のユーザ制御リストの更新が禁止されるとは、SOR除外用のユーザ制御リストからサービスを削除することが禁止されていることを意味してもよい。言い換えると、SOR除外用のユーザ制御リストの更新が禁止とは、UE_A10のユーザによって、SOR除外用のユーザ制御リストからサービスが削除されることが禁止されていることを意味してもよい。
 さらに、UE_A10は、無限大に設定された、第1のサービスに対応付けられた第1のタイマと、SOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記第1のサービスに対応付けられた第1のタイマとを、同時に実行してもよい。言い換えると、無限大に設定された、第1のサービスに対応付けられた第1のタイマと、SOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記第1のサービスに対応付けられた第1のタイマとが、開始されてもよいし、実行されてもよい。
 ここで、第1のサービスは、MMTEL voice callのサービスであってもよい。さらに、第1のサービスは、MMTEL video callのサービスであってもよい。さらに、第1のサービスは、MO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPであってもよい。
 さらに、第1の識別情報と、第6の識別情報とを受信した場合、UE_A10は、無限大に設定された、第1のサービスに対応付けられた第1のタイマと、受信したSOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記第1のサービスに対応付けられた第1のタイマとを、開始してもよいし、実行してもよい。言い換えると、UE_A10が第1の識別情報と、第6の識別情報とを受信した場合、無限大に設定された、第1のサービスに対応付けられた第1のタイマと、受信したSOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記第1のサービスに対応付けられた第1のタイマとが、開始されてもよいし、実行されてもよい。
 より詳細には、実行しているサービスにマッチする基準が、SOR除外用のユーザ制御リストと、SOR-CMCIとに含まれていた場合、UE_A10は、無限大に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマと、受信したSOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマとを、開始してもよいし、実行してもよい。言い換えると、実行しているサービスにマッチする基準が、SOR除外用のユーザ制御リストと、SOR-CMCIとに含まれていた場合、無限大に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマと、受信したSOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマとが、開始されてもよいし、実行されてもよい。
 さらに、UE_A10が第1の識別情報を受信した際に、UE_A10がSOR除外用のユーザ制御リストを記憶していて、実行しているサービスにマッチする基準が、SOR除外用のユーザ制御リストにも含まれていた場合、UE_A10は、無限大に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマと、受信したSOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマとを、開始してもよいし、実行してもよい。言い換えると、UE_A10が第1の識別情報を受信した際に、UE_A10がSOR除外用のユーザ制御リストを記憶していて、実行しているサービスにマッチする基準が、SOR除外用のユーザ制御リストにも含まれていた場合、無限大に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマと、受信したSOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマとが、開始されてもよいし、実行されてもよい。
 さらに、UE_A10が第6の識別情報を受信した際に、UE_A10がSOR-CMCIを記憶していて、実行しているサービスにマッチする基準が、SOR-CMCIにも含まれていた場合、UE_A10は、無限大に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマと、前記SOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマとを、開始してもよいし、実行してもよい。言い換えると、UE_A10が第6の識別情報を受信した際に、UE_A10がSOR-CMCIを記憶していて、実行しているサービスにマッチする基準が、SOR-CMCIにも含まれていた場合、無限大に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマと、前記SOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマとが、開始されてもよいし、実行されてもよい。
 さらに、SOR除外用のユーザ制御リストが更新された際に、UE_A10がSOR-CMCIを記憶していて、実行しているサービスにマッチする基準が、SOR-CMCIにも含まれていた場合、UE_A10は、無限大に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマと、前記SOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマとを、開始してもよいし、実行してもよい。言い換えると、SOR除外用のユーザ制御リストが更新された際に、UE_A10がSOR-CMCIを記憶していて、実行しているサービスにマッチする基準が、SOR-CMCIにも含まれていた場合、無限大に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマと、前記SOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマとが、開始されてもよいし、実行されてもよい。
 さらに、UE_A10が第1の識別情報、及び/又は第6の識別情報を受信した際に、実行しているサービスにマッチする基準が、SOR除外用のユーザ制御リストと、SOR-CMCIとに含まれていた場合、UE_A10は、無限大に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマと、受信したSOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマとを、開始してもよいし、実行してもよい。言い換えると、UE_A10が第1の識別情報、及び/又は第6の識別情報を受信した際に、実行しているサービスにマッチする基準が、SOR除外用のユーザ制御リストと、SOR-CMCIとに含まれていた場合、無限大に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマと、受信したSOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマとが、開始されてもよいし、実行されてもよい。
 さらに、SOR除外用のユーザ制御リスト、及び/又はSOR-CMCIが更新された際に、実行しているサービスにマッチする基準が、SOR除外用のユーザ制御リストと、SOR-CMCIとに含まれていた場合、UE_A10は、無限大に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマと、受信したSOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマとを、開始してもよいし、実行してもよい。言い換えると、SOR除外用のユーザ制御リスト、及び/又はSOR-CMCIが更新された際に、実行しているサービスにマッチする基準が、SOR除外用のユーザ制御リストと、SOR-CMCIとに含まれていた場合、無限大に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマと、受信したSOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマとが、開始されてもよいし、実行されてもよい。
 さらに、第1のタイマを実行中に、UE_A10が第1の識別情報、及び/又は第6の識別情報を受信した場合、UE_A10は、無限大に設定された第1のタイマを停止してもよいし、受信したSOR-CMCIに含まれる値に設定された第1のタイマの実行を維持してもよい。言い換えると、第1のタイマを実行中に、UE_A10が第1の識別情報、及び/又は第6の識別情報を受信した場合、無限大に設定された第1のタイマは停止してもよいし、受信したSOR-CMCIに含まれる値に設定された第1のタイマは、実行され続けてもよい。
 より詳細には、第1のタイマを実行中に、UE_A10が第1の識別情報、及び/又は第6の識別情報を受信した際に、実行しているサービスにマッチする基準が、SOR除外用のユーザ制御リストには含まれていなくて、SOR-CMCIとに含まれていた場合、UE_A10は、無限大に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマを停止してもよいし、受信したSOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの実行を維持してもよい。言い換えると、第1のタイマを実行中に、UE_A10が第1の識別情報、及び/又は第6の識別情報を受信した際に、実行しているサービスにマッチする基準が、SOR除外用のユーザ制御リストには含まれていなくて、SOR-CMCIとに含まれていた場合、無限大に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマは停止してもよいし、受信したSOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマは、実行され続けてもよい。
 さらに、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リスト、及び/又はSOR-CMCIが更新された場合、UE_A10は、無限大に設定された第1のタイマを停止してもよいし、受信したSOR-CMCIに含まれる値に設定された第1のタイマの実行を維持してもよい。言い換えると、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リスト、及び/又はSOR-CMCIが更新された場合、無限大に設定された第1のタイマは停止してもよいし、受信したSOR-CMCIに含まれる値に設定された第1のタイマは、実行され続けてもよい。
 より詳細には、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リスト、及び/又はSOR-CMCIが更新された際に、実行しているサービスにマッチする基準が、SOR除外用のユーザ制御リストには含まれていなくて、SOR-CMCIとに含まれていた場合、UE_A10は、無限大に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマを停止してもよいし、受信したSOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマの実行を維持してもよい。言い換えると、第1のタイマを実行中に、SOR除外用のユーザ制御リスト、及び/又はSOR-CMCIが更新された際に、実行しているサービスにマッチする基準が、SOR除外用のユーザ制御リストには含まれていなくて、SOR-CMCIとに含まれていた場合、無限大に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマは停止してもよいし、受信したSOR-CMCIに含まれる値に設定された、前記サービスに対応付けられた第1のタイマは、実行され続けてもよい。
 さらに、UE_A10は、第1のタイマを開始してもよい。言い換えると、UE_A10は、第1のタイマを実行してもよい。より詳細には、さらに、第1の識別情報、及び/又は第6の識別情報を受信した場合、UE_A10は、第1のタイマを開始してもよい。言い換えると、第1の識別情報、及び/又は第6の識別情報を受信した場合、UE_A10は、第1のタイマを実行してもよい。
 ここで、第1のタイマは、実行中のPDUセッション、又は実行中のサービスに対応付けられていてよい。言い換えると、第1のタイマは、特定のPDUセッションに対応付けられていてよい。さらに、第1のタイマは、第1のサービスに対応付けられていてよい。
 ここで、第1のサービスは、MMTEL voice callのサービスであってもよい。さらに、第1のサービスは、MMTEL video callのサービスであってもよい。さらに、第1のサービスは、MO SMS over NAS(SMSoNAS)又はMO SMSoIPであってもよい。
 さらに、第1のタイマは、SOR-CMCIに含まれる基準にマッチしたPDUセッション、又はサービスに対応付けられていてもよい。さらに、第1のタイマは、SOR除外用のユーザ制御リストに含まれる基準にマッチしたサービスに対応付けられていてもよい。言い換えると、第1のタイマは、SOR除外用のユーザ制御リストに含まれる基準にマッチした第1のサービスに対応付けられていてもよい。
 さらに、第1のタイマは、SOR-CMCIに含まれる値に設定されていてもよい。より詳細には、第1のタイマは、SOR-CMCIに含まれる基準にマッチしたPDUセッション、又はサービスに対応付けられている場合、SOR-CMCIに含まれる値に設定されていてもよい。
 さらに、第1のタイマは、無限大に設定されていてもよい。より詳細には、第1のタイマは、SOR除外用のユーザ制御リストに含まれる基準にマッチしたサービスに対応付けられている場合、無限大に設定されていてもよい。言い換えると、第1のタイマは、SOR除外用のユーザ制御リストに含まれる基準にマッチした第1のサービスに対応付けられている場合、無限大に設定されていてもよい。
 また、第2の識別情報と第3の識別情報を受信したUE_A10は、第2の識別情報に示される基準をUE_A10が記憶するSOR-CMCIに含まれるかを確認し、SOR-CMCIの第2の識別情報に示される基準に対応付けられたタイマ値を第3の識別情報に含まれるタイマ値に更新してもよいし、第2の識別情報と第3の識別情報をSOR-CMCIに追加して記憶してもよい。
 具体的に例えば、S-NSSAI_Aが含まれた第2の識別情報と、T_Aが含まれた第3の識別情報を受信したUE_A10は、記憶するSOR-CMCIにS-NSSA_Aが基準として記憶されているかを確認する。もし記憶するSOR-CMCIにS-NSSA_Aが基準として記憶されている場合には、UE_A10はS-NSSAI_Aに対応付けられたタイマ値をT_Aに更新してよい。もし記憶するSOR-CMCIにS-NSSA_Aが基準として記憶されていない場合には、UE_A10はS-NSSAI_Aとタイマ値T_Aを対応付けて、記憶するSOR-CMCIに追加してよい。
 同様に、DNN_Aが含まれた第2の識別情報と、T_Aが含まれた第3の識別情報を受信したUE_A10は、記憶するSOR-CMCIにDNN_Aが基準として記憶されているかを確認する。もし記憶するSOR-CMCIにDNN_Aが基準として記憶されている場合には、UE_A10はDNN_Aに対応付けられたタイマ値をT_Aに更新してよい。もし記憶するSOR-CMCIにDNN_Aが基準として記憶されていない場合には、UE_A10はDNN_Aとタイマ値T_Aを対応付けて、記憶するSOR-CMCIに追加してよい。
 同様に、特定のサービスタイプ(例えばIMS registration related signalling)を示す情報が基準として含まれた第2の識別情報と、T_Aが含まれた第3の識別情報を受信したUE_A10は、記憶するSOR-CMCIにそのサービスタイプが基準として記憶されているかを確認する。もし記憶するSOR-CMCIにそのサービスタイプが基準として記憶されている場合には、UE_A10はそのサービスタイプに対応付けられたタイマ値をT_Aに更新してよい。もし記憶するSOR-CMCIにそのサービスタイプが基準として記憶されていない場合には、UE_A10はそのサービスタイプを示す情報を基準として、タイマ値T_Aをその基準に対応付けて、記憶するSOR-CMCIに追加してよい。
 同様に、全ての基準と一致することを示す情報が含まれた第2の識別情報と、T_Aが含まれた第3の識別情報を受信したUE_A10は、記憶するSOR-CMCIに全ての基準と一致する条件に対応付けられたタイマ値が記憶されているか確認する。もし記憶するSOR-CMCIに全ての基準と一致する条件に対応付けられたタイマ値が記憶されている場合には、UE_A10は全ての基準と一致する条件に対応付けられたタイマ値をT_Aに更新してよい。もし記憶するSOR-CMCIに全ての基準と一致する条件に対応付けられたタイマ値が記憶されていない場合には、UE_A10は全ての基準と一致する条件に対応付けられたタイマ値としてT_Aを、記憶するSOR-CMCIに追加してよい。
 第4の識別情報を受信したUE_A10は、第3の識別情報に基づき、第2の識別情報に含まれる値の種類を認識してよい。具体的には、第4の識別情報にS-NSSAIを示す情報が含まれる場合、UE_A10は第2の識別情報はS-NSSAIの値であることを認識してよい。第4の識別情報にDNNを示す情報が含まれる場合、UE_A10は第2の識別情報はDNNの値であることを認識してよい。第4の識別情報に5QIを示す情報が含まれる場合、UE_A10は第2の識別情報は5QIの値であることを認識してよい。第4の識別情報にS-NSSAIとDNNの組み合わせを示す情報が含まれる場合、UE_A10は第2の識別情報はDNNの値とS-NSSAIの値が含まれることを認識してよい。
 第4の識別情報を受信したUE_A10は、第2の識別情報にPDUセッション属性の基準を示す値が含まれていることを認識してよい。
 また、第2の識別情報と第3の識別情報と第5の識別情報と、を受信したUE_A10は、第2の識別情報に示される基準をUE_A10が記憶するSOR-CMCIに含まれるかを確認し、SOR-CMCIの第2の識別情報に示される基準に対応付けられたタイマ値を第3の識別情報に含まれるタイマ値に更新し、第2の識別情報に示される基準に対応付けられた優先度を第5の識別情報で示される値に更新してもよいし、第2の識別情報と第3の識別情報と第5の識別情報と、を記憶するSOR-CMCIに追加して記憶してもよい。
 SORトランスポートコンテナ情報要素を含まれる第1のメッセージを受信したUE_A10は、SORトランスポートコンテナ情報要素にSOR-CMCIが含まれることを示す情報を受信した場合には、SORトランスポートコンテナ情報要素に第1から5の識別情報の内、少なくとも1つの情報が1以上含まれる事、及び/又はSOR-CMCIが含まれていることを認識してよい。
 SORトランスポートコンテナ情報要素を含まれる第1のメッセージを受信したUE_A10は、SORトランスポートコンテナ情報要素にSOR除外用のユーザ制御リストが含まれることを示す情報を受信した場合には、SORトランスポートコンテナ情報要素に第6の識別情報が含まれること、及び/又はSOR除外用のユーザ制御リストが含まれていることを認識してもよい。
 次に、UE_A10は第2のメッセージをAMF140に送信してよい(S602)。第2のメッセージは、登録完了メッセージであってよいし、設定更新完了メッセージ(CONFIGURATION UPDATE COMPLETE message)であってよいし、アップリンクNASトランスポートメッセージ(UL NAS TRANSPORT message)であってよい。さらに、第2のメッセージは、UL NAS転送メッセージ(Uplink NAS TRANSPORT message)であってよい。
 UE_A10は、受信した第1のメッセージに含まれる情報に基づき第2のメッセージを送信すること、及び/又は第2のメッセージに含める識別情報を決定してもよい。
 具体的には、UE_A10は受信した第1のメッセージに含まれるSORトランスポートコンテナ情報要素に含まれるACKを要求することを示す情報に基づき、第2のメッセージの送信を決定してよい。
 ここで、UE_A10は、第11の識別情報、及び/又は第12の識別情報を第2のメッセージに含めてもよい。さらに、第11の識別情報、及び/又は第12の識別情報を含む第2のメッセージを送信してもよい。
 さらに、UE_A10は、UE_A10にSOR-CMCIが設定された場合に、第2のメッセージをAMF140に送信してもよい。より詳細には、UE_A10は、UE_A10にSOR-CMCIが設定された場合に、第11の識別情報を含む第2のメッセージをAMF140に送信してもよい。
 さらに、UE_A10は、UE_A10にSOR除外用のユーザ制御リストが設定された場合に、第2のメッセージをAMF140に送信してもよい。より詳細には、UE_A10は、UE_A10にSOR除外用のユーザ制御リストが設定された場合に、第12の識別情報を含む第2のメッセージをAMF140に送信してもよい。
 さらに、UE_A10は、UE_A10のSOR除外用のユーザ制御リストが更新された場合に、第2のメッセージをAMF140に送信してもよい。より詳細には、UE_A10は、UE_A10のSOR除外用のユーザ制御リストが更新された場合に、第12の識別情報を含む第2のメッセージをAMF140に送信してもよい。
 さらに、UE_A10は、UE_A10にSOR除外用のユーザ制御リストが再設定された場合に、第2のメッセージをAMF140に送信してもよい。より詳細には、UE_A10は、UE_A10にSOR除外用のユーザ制御リストが再設定された場合に、第12の識別情報を含む第2のメッセージをAMF140に送信してもよい。
 さらに、UE_A10は、SORトランスポートコンテナ情報要素に、第11の識別情報、及び/又は第12の識別情報を含めてもよい。言い換えると、UE_A10、第11の識別情報、及び/又は第12の識別情報を含むSORトランスポートコンテナ情報要素を第2のメッセージに含めてもよい。
 さらに、UE_A10は、SORトランスポートコンテナ情報要素に、第11の識別情報と共に、第12の識別情報を含めてもよい。言い換えると、UE_A10は、第11の識別情報と第12の識別情報を含むSORトランスポートコンテナ情報要素を第2のメッセージに含めてもよい。
 さらに言い換えると、第12の識別情報は、第11の識別情報と共に、SORトランスポートコンテナ情報要素に含まれてもよい。さらに、第11の識別情報と第12の識別情報を含むSORトランスポートコンテナ情報要素は、第2のメッセージに含まれてもよい。
 次に、AMF140は、第2のメッセージを受信してもよい(S602)。より詳細には、AMF140は、UE_A10が第2のメッセージを送信した場合、UE_A10が送信した第2のメッセージを受信してもよい。
 さらに、AMF140は、第2のメッセージの受信に基づいて、受信した第2のメッセージに含まれる情報をHPLMN、及び/又はHPLMNの制御装置に転送してもよい。具体的には、第11の識別情報が第2のメッセージに含まれる場合、AMF140は、受信した第11の識別情報をHPLMN、及び/又はHPLMNの制御装置に転送してもよい。さらに、第12の識別情報が第2のメッセージに含まれる場合、AMF140は、受信した第12の識別情報をHPLMN、及び/又はHPLMNの制御装置に転送してもよい。
 さらに、SORトランスポートコンテナ情報要素が第2のメッセージに含まれる場合、AMF140は、受信したSORトランスポートコンテナ情報要素をHPLMN、及び/又はHPLMNの制御装置に転送してもよい。さらに、SORトランスポートコンテナ情報要素が第2のメッセージに含まれる場合、AMF140は、受信したSORトランスポートコンテナ情報要素に含まれる情報をHPLMN、及び/又はHPLMNの制御装置に転送してもよい。具体的には、SORトランスポートコンテナ情報要素が第2のメッセージに含まれる場合、AMF140は、受信したSORトランスポートコンテナ情報要素に含まれる第11の識別情報、及び/又は第12の識別情報をHPLMN、及び/又はHPLMNの制御装置に転送してもよい。
 言い換えると、第2のメッセージに含まれる情報は、VPLMN、及び/又はVPLMNの制御装置によって、HPLMN、及び/又はHPLMNの制御装置に、転送されてもよいし、提供されてもよい。具体的には、第11の識別情報が第2のメッセージに含まれる場合、第11の識別情報は、VPLMN、及び/又はVPLMNの制御装置によって、HPLMN、及び/又はHPLMNの制御装置に、転送されてもよいし、提供されてもよい。さらに、第12の識別情報が第2のメッセージに含まれる場合、第12の識別情報は、VPLMN、及び/又はVPLMNの制御装置によって、HPLMN、及び/又はHPLMNの制御装置に、転送されてもよいし、提供されてもよい。
 さらに、SORトランスポートコンテナ情報要素が第2のメッセージに含まれる場合、SORトランスポートコンテナ情報要素は、VPLMN、及び/又はVPLMNの制御装置によって、HPLMN、及び/又はHPLMNの制御装置に、転送されてもよいし、提供されてもよい。さらに、SORトランスポートコンテナ情報要素が第2のメッセージに含まれる場合、SORトランスポートコンテナ情報要素に含まれる情報は、VPLMN、及び/又はVPLMNの制御装置によって、HPLMN、及び/又はHPLMNの制御装置に、転送されてもよいし、提供されてもよい。具体的には、SORトランスポートコンテナ情報要素が第2のメッセージに含まれる場合、SORトランスポートコンテナ情報要素に含まれる第11の識別情報、及び/又は第12の識別情報は、VPLMN、及び/又はVPLMNの制御装置によって、HPLMN、及び/又はHPLMNの制御装置に、転送されてもよいし、提供されてもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はHPLMNの制御装置は、AMF140から、SORトランスポートコンテナ情報要素、及び/又は第11の識別情報、及び/又は第12の識別情報を受信する。HPLMN、及び/又はHPLMNの制御装置は、SORトランスポートコンテナ情報要素を受信した場合、SORトランスポートコンテナ情報要素に含まれる情報を認識、記憶してもよい。具体的には、SORトランスポートコンテナ情報要素に第11の識別情報が含まれる場合、HPLMN、及び/又はHPLMNの制御装置は、第11の識別情報を認識、記憶してもよい。さらに、SORトランスポートコンテナ情報要素に第12の識別情報が含まれる場合、HPLMN、及び/又はHPLMNの制御装置は、第12の識別情報を認識、記憶してもよい。
 さらに、HPLMN、及び/又はHPLMNの制御装置は、第11の識別情報を受信した場合、第11の識別情報を認識、記憶してもよい。さらに、HPLMN、及び/又はHPLMNの制御装置は、第12の識別情報を受信した場合、第12の識別情報を認識、記憶してもよい。
 以上により、NWはUE_A10に新しいSOR-CMCIを通知し、UE_A10は記憶するSOR-CMCIを更新してよい。
 [3.2. 第2の実施形態]
 以下、UE_A10がconnected modeからidle modeに遷移するタイミングを管理する第1のタイマを設定し開始及び停止、及び満了後の挙動を含めた実施形態について説明する。更に、第1のタイマを実行中のUE_A10の挙動の一例を説明する。
 まず、UE_A10は少なくとも接続モード又は接続状態でSOR-CMCIを記憶する状態あってよい。なお、SOR-CMCIは、あらかじめ設定された値であってもよいし、HPLMNから通知された情報であってもよい。
 UE_A10は、AMF140からSORトランスポートコンテナ情報要素を受信し、受信したSORトランスポートコンテナ情報要素に含まれるSOR情報に推奨される(または優先される)PLMNとアクセス技術の組み合わせのリストが含まれる場合に、現在接続するPLMN(Public Land Mobile Network)より高い優先度のPLMNが受信した推奨される(または優先される)PLMNとアクセス技術の組み合わせのリストに含まれている場合、第1のタイマにセットするタイマ値を選択し、選択したタイマ値を第1のタイマにセットし、第1のタイマを開始してよい。
 または、UE_A10は、PDUセッション確立手続きに基づいて、第1のタイマにセットするタイマ値を選択し、選択したタイマ値を第1のタイマにセットし、第1のタイマを開始してよい。具体的には、UE_A10は、SOR-CMCIに含まれる基準を用いたPDUセッション確立の完了に基づき、第1のタイマにセットするタイマ値を選択し、選択したタイマ値を第1のタイマにセットし、第1のタイマを開始してよい。
 さらに、UE_A10は、実行している第1のタイマがあった場合、PDUセッション確立手続きに基づいて、第1のタイマを停止してもよい。さらに、UE_A10は、実行している第1のタイマがあった場合、PDUセッション確立手続きに基づいて、第1のタイマを停止し、新たな第1のタイマを開始してもよい。
 UE_A10は、SOR-CMCIに含まれる基準を用いたPDUセッション確立の完了を、PDUセッション受諾メッセージ(PDU session accept message)及び/又はPDUセッション受諾メッセージに含まれるPDUセッションに対応付けられた情報(S-NSSAI、DNN、5QIなど)に基づき、認識してよい。
 言い換えると、UE_A10は、PDUセッション受諾メッセージの受信に基づき、第1のタイマにセットするタイマ値を選択し、選択したタイマ値を第1のタイマにセットし、第1のタイマを開始してよい。
 または、UE_A10は、移動及び/またはPLMN変更及び/又はローミングの開始に基づいて、第1のタイマにセットするタイマ値を選択し、選択したタイマ値を第1のタイマにセットし、第1のタイマを開始してよい。
 UE_A10は、上記トリガーによらずその他のトリガーに基づいて、第1のタイマにセットするタイマ値を選択し、選択したタイマ値を第1のタイマにセットし、第1のタイマを開始してよい。
 1以上の第1のタイマを実行中に、新しく第1のタイマを開始するときは、UE_A10は実行中の第1のタイマの実行を停止、又は実行中の第1のタイマによるタイミング制御の停止をしてもよい。
 以下に、UE_A10による第1のタイマにセットするタイマ値の選択方法について説明する。UE_A10は、第1のタイマにセットするタイマ値の選択に記憶するSOR-CMCIを用いる。
 UE_A10は、SOR-CMCIを記憶する場合、SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するPDUセッションを確立しているか、又は基準に示されるサービスを実行中かの確認をする。UE_A10は、SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するPDUセッションを確立している場合、又は基準に示されるサービスを実行中の場合、その基準に対応づけられたタイマ値を選択する。
 さらに、UE_A10は、SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するPDUセッションを確立している場合、又は基準に一致(マッチ)するサービスを実行中の場合、第1のタイマ値を、第1のタイマにセットしてもよいし、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 言い換えると、UE_A10は、SOC-CMCIに含まれる情報を用いてPDUセッションを確立している場合、又はSOC-CMCIに含まれる情報によって示されるサービスを実行している場合、第1のタイマ値を、第1のタイマにセットしてもよいし、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 さらに、SOC-CMCIに複数の基準が含まれ、前記SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するPDUセッションを複数確立している場合、PDUセッション毎に、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。さらに、SOC-CMCIに複数の基準が含まれ、前記SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するサービスを複数実行中の場合、サービス毎に、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 言い換えると、SOC-CMCIに複数の基準が含まれ、前記SOC-CMCIに含まれる情報を用いたPDUセッションを複数確立している場合、UE_A10は、PDUセッション毎に、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。さらに、SOC-CMCIに複数の基準が含まれ、前記SOC-CMCIに含まれる情報によって示されるサービスを複数実行している場合、UE_A10は、サービス毎に、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 さらに、複数のSOC-CMCIを受信し、前記SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するPDUセッションを複数確立している場合、PDUセッション毎に、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。さらに、複数のSOC-CMCIを受信し、前記SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するサービスを複数実行中の場合、サービス毎に、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 言い換えると、複数のSOC-CMCIを受信し、前記SOC-CMCIに含まれる情報を用いたPDUセッションを複数確立している場合、UE_A10は、PDUセッション毎に、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。さらに、複数のSOC-CMCIを受信し、前記SOC-CMCIに含まれる情報によって示されるサービスを複数実行している場合、UE_A10は、サービス毎に、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 逆に、UE_A10は、SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するPDUセッションを確立していない場合、又は基準に一致(マッチ)するサービスを実行中ではない場合、非登録手続きを実行してもよい。
 言い換えると、UE_A10は、SOC-CMCIに含まれる情報を用いてPDUセッションを確立していない場合、又はSOC-CMCIに含まれる情報によって示されるサービスを実行していない場合、非登録手続きを実行してもよい。
 さらに、UE_A10は、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信に基づいて、上記の挙動を実施してもよい。
 より詳細には、UE_A10は、SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するPDUセッションを確立している状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、第1のタイマ値を、第1のタイマにセットしてもよいし、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。さらに、UE_A10は、SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するサービスを実行中の状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、第1のタイマ値を、第1のタイマにセットしてもよいし、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 言い換えると、UE_A10は、SOC-CMCIに含まれる情報を用いてPDUセッションを確立している状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、第1のタイマ値を、第1のタイマにセットしてもよいし、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。さらに、UE_A10は、SOC-CMCIに含まれる情報によって示されるサービスを実行している状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、第1のタイマ値を、第1のタイマにセットしてもよいし、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 さらに、SOC-CMCIに複数の基準が含まれ、前記SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するPDUセッションを複数確立している状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、PDUセッション毎に、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。さらに、SOC-CMCIに複数の基準が含まれ、前記SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するサービスを複数実行中の状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、サービス毎に、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 言い換えると、SOC-CMCIに複数の基準が含まれ、前記SOC-CMCIに含まれる情報を用いたPDUセッションを複数確立している状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、UE_A10は、PDUセッション毎に、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。さらに、SOC-CMCIに複数の基準が含まれ、前記SOC-CMCIに含まれる情報によって示されるサービスを複数実行している状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、UE_A10は、サービス毎に、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 さらに、複数のSOC-CMCIを受信し、前記SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するPDUセッションを複数確立している状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、PDUセッション毎に、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。さらに、複数のSOC-CMCIを受信し、前記SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するサービスを複数実行中の状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、サービス毎に、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 言い換えると、複数のSOC-CMCIを受信し、前記SOC-CMCIに含まれる情報を用いたPDUセッションを複数確立している状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、UE_A10は、PDUセッション毎に、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。さらに、複数のSOC-CMCIを受信し、前記SOC-CMCIに含まれる情報によって示されるサービスを複数実行している状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、UE_A10は、サービス毎に、第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 逆に、UE_A10は、SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するPDUセッションを確立していない状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、非登録手続きを実行してもよい。さらに、UE_A10は、SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するサービスを実行中ではない状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、非登録手続きを実行してもよい。
 言い換えると、UE_A10は、SOC-CMCIに含まれる情報を用いてPDUセッションを確立していない状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、非登録手続きを実行してもよい。さらに、UE_A10は、SOC-CMCIに含まれる情報によって示されるサービスを実行していない状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、非登録手続きを実行してもよい。
 なお、1つのPDUセッションに対して複数の基準がマッチした場合には、UE_A10は各基準に関連付けられたタイマ値の中で最も大きい値のタイマ値を選択してよい。
 UE_A10が記憶するSOR-CMCIに優先度が含まれる場合、UE_A10は優先度に基づき、第1のタイマにセットするタイマ値を選択してもよい。
 さらに、UE_A10は、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、優先度に基づいて、第1のタイマにセットするタイマ値を選択してもよいし、選択したタイマ値を第1のタイマに設定してもよい。
 UE_A10が同じ値の優先度を複数記憶する場合、同じ優先度であるタイマ値の中で一番大きい値のタイマ値を、を選択してもよい。
 さらに、UE_A10は、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信し、同じ値を示す優先度が複数存在する場合、前記優先度に対応付けられたタイマ値の中から一番大きい値を、第1のタイマ値として選択してもよいし、選択したタイマ値を第1のタイマに設定してもよい。
 さらに、UE_A10は、各基準に含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 具体的には、SOC-CMCIに複数の基準が含まれ、前記SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するPDUセッションを複数確立している場合、UE_A10は、各基準に含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。さらに、SOC-CMCIに複数の基準が含まれ、前記SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するサービスを複数実行中の場合も、UE_A10は、各基準に含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 言い換えると、SOC-CMCIに複数の基準が含まれ、前記SOC-CMCIに含まれる情報を用いたPDUセッションを複数確立している場合、UE_A10は、各基準に含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。さらに、SOC-CMCIに複数の基準が含まれ、前記SOC-CMCIに含まれる情報によって示されるサービスを複数実行している場合も、UE_A10は、各基準に含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 ここで、UE_A10は、各基準に含まれる優先度を比較し、一番優先度の高い基準を抽出し、抽出した基準に対応付けられた第1のタイマ値を選択することで、各基準に含まれる優先度に基づいた第1のタイマ値の選択を実現してもよい。
 尚、UE_A10は、各基準に含まれる優先度を比較した結果、一番優先度の高い基準が複数抽出された場合、抽出した各基準に対応付けられた第1のタイマ値の中で一番大きい値を第1のタイマ値として選択してもよい。さらに、この場合、UE_A10は、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 さらに、UE_A10は、各SOC-CMCIに含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 具体的には、複数のSOC-CMCIを受信し、前記SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するPDUセッションを複数確立している場合、UE_A10は、各SOC-CMCIに含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。さらに、複数のSOC-CMCIを受信し、前記SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するサービスを複数実行中の場合も、UE_A10は、各SOC-CMCIに含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 言い換えると、複数のSOC-CMCIを受信し、前記SOC-CMCIに含まれる情報を用いたPDUセッションを複数確立している場合、UE_A10は、各SOC-CMCIに含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。さらに、複数のSOC-CMCIを受信し、前記SOC-CMCIに含まれる情報によって示されるサービスを複数実行している場合も、UE_A10は、各SOC-CMCIに含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 ここで、UE_A10は、各SOC-CMCIに含まれる優先度を比較し、一番優先度の高いSOC-CMCIを抽出し、抽出したSOC-CMCIに含まれる第1のタイマ値を選択することで、各基準に含まれる優先度に基づいた第1のタイマ値の選択を実現してもよい。
 尚、UE_A10は、各SOC-CMCIに含まれる優先度を比較した結果、一番優先度の高いSOC-CMCIが複数抽出された場合、抽出した各SOC-CMCIに対応付けられた第1のタイマ値の中で一番大きい値を第1のタイマ値として選択してもよい。さらに、この場合、UE_A10は、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 さらに、UE_A10は、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信に基づいて、上記の挙動を実施してもよい。
 より詳細には、UE_A10は、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、各基準に含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 具体的には、SOC-CMCIに複数の基準が含まれ、前記SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するPDUセッションを複数確立している状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、UE_A10は、各基準に含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。さらに、SOC-CMCIに複数の基準が含まれ、前記SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するサービスを複数実行中の状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合も、UE_A10は、各基準に含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 言い換えると、SOC-CMCIに複数の基準が含まれ、前記SOC-CMCIに含まれる情報を用いたPDUセッションを複数確立している状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、UE_A10は、各基準に含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。さらに、SOC-CMCIに複数の基準が含まれ、前記SOC-CMCIに含まれる情報によって示されるサービスを複数実行している状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合も、UE_A10は、各基準に含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 ここで、UE_A10は、各基準に含まれる優先度を比較し、一番優先度の高い基準を抽出し、抽出した基準に対応付けられた第1のタイマ値を選択することで、各基準に含まれる優先度に基づいた第1のタイマ値の選択を実現してもよい。
 尚、UE_A10は、各基準に含まれる優先度を比較した結果、一番優先度の高い基準が複数抽出された状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、抽出した各基準に対応付けられた第1のタイマ値の中で一番大きい値を第1のタイマ値として選択してもよい。さらに、この状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、UE_A10は、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 さらに、UE_A10は、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、各SOC-CMCIに含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 具体的には、複数のSOC-CMCIを受信し、前記SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するPDUセッションを複数確立している状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、UE_A10は、各SOC-CMCIに含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。さらに、複数のSOC-CMCIを受信し、前記SOC-CMCIに含まれる基準に一致(マッチ)するサービスを複数実行中の状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合も、UE_A10は、各SOC-CMCIに含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 言い換えると、複数のSOC-CMCIを受信し、前記SOC-CMCIに含まれる情報を用いたPDUセッションを複数確立している状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、UE_A10は、各SOC-CMCIに含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。さらに、複数のSOC-CMCIを受信し、前記SOC-CMCIに含まれる情報によって示されるサービスを複数実行している状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合も、UE_A10は、各SOC-CMCIに含まれる優先度に基づいて第1のタイマ値を選択し、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 ここで、UE_A10は、各SOC-CMCIに含まれる優先度を比較し、一番優先度の高いSOC-CMCIを抽出し、抽出したSOC-CMCIに含まれる第1のタイマ値を選択することで、各基準に含まれる優先度に基づいた第1のタイマ値の選択を実現してもよい。
 尚、UE_A10は、各SOC-CMCIに含まれる優先度を比較した結果、一番優先度の高いSOC-CMCIが複数抽出された状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、抽出した各SOC-CMCIに対応付けられた第1のタイマ値の中で一番大きい値を第1のタイマ値として選択してもよい。さらに、この状態で、第1から5の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含む第1のメッセージを受信した場合、UE_A10は、選択した第1のタイマ値を第1のタイマに設定してもよいし、選択した第1のタイマをセットした第1のタイマを開始してもよい。
 複数のPDUセッションに対して、複数の基準がマッチした場合、UE_A10は各基準が関連付けられた優先度に基づきタイマ値を選択してよい。または、複数のPDUセッションに対して、複数の基準がマッチした場合、UE_A10はマッチした全ての基準に関連付けられたタイマ値の中で最も値が大きいものを選択してもよい。
 または、複数のPDUセッションに対して、複数の基準がマッチした場合、各PDUセッションに対して、マッチした基準に対応づけられた最大のタイマ値を選択し、それぞれを開始してよい。つまり、UE_A10は各PDUセッショに対応づけられたタイマを同時に実行してもよい。言い換えると、UE_A10は複数のPDUセッションを持つ場合、複数の第1のタイマを実行及び管理することができる。
 SOR-CMCIに含まれる基準が、PDUセッションに属する基準である場合、UE_A10はそのPDUセッションに属する基準に含まれる情報を用いたPDUセッションを確立している場合に、その基準に対応づけられたタイマ値を選択してよい。
 もし、UE_A10が記憶するSOR-CMCIにS-NSSAI_Aが含まれていた場合、UE_A10は現在確立中のPDUセッションの中に、S-NSSAI_Aを用いたPDUセッションがあるかどうかを確認する。もし、S-NSSAI_Aを用いたPDUセッションを確立中である場合には、S-NSSAI_Aに対応付けられたタイマ値を第1のタイマにセットする。
 言い換えると、UE_A10は、確立しているPDUセッションのS-NSSAI_Aが基準情報にマッチした場合、前記基準情報に関連付けられた第1のタイマ値を第1のタイマ値に設定してもよいし、前記第1のタイマを開始してもよい。
 ここで、第1のタイマがPDUセッションごとに管理される場合には、選択されたタイマ値はS-NSSAI_Aを用いたPDUセッションに対応付けられた第1のタイマにセットされてよい。第1のタイマがアクセスごとに管理される場合には、選択されたタイマ値はS-NSSAI_Aを用いたPDUセッションが関連付けられたアクセスタイプに対応付けられた第1のタイマにセットされてよい。
 もし、UE_A10が記憶するSOR-CMCIにDNN_Aが含まれていた場合、UE_A10は現在確立中のPDUセッションの中に、DNN_Aを用いたPDUセッションがあるかどうかを確認する。もし、DNN_Aを用いたPDUセッションを確立中である場合には、DNN_Aに対応付けられたタイマ値を第1のタイマにセットする。
 言い換えると、UE_A10は、確立しているPDUセッションのDNN_Aが基準情報にマッチした場合、前記基準情報に関連付けられた第1のタイマ値を第1のタイマ値に設定してもよいし、前記第1のタイマを開始してもよい。
 ここで、第1のタイマがPDUセッションごとに管理される場合には、選択されたタイマ値はDNN_Aを用いたPDUセッションに対応付けられた第1のタイマにセットされてよい。第1のタイマがアクセスごとに管理される場合には、選択されたタイマ値はDNN_Aを用いたPDUセッションが関連付けられたアクセスタイプに対応付けられた第1のタイマにセットされてよい。
 もし、UE_A10が記憶するSOR-CMCIに5QI_Aが含まれていた場合、UE_A10は現在確立中のPDUセッションの中に、5QI_Aを用いたPDUセッションがあるかどうかを確認する。もし、5QI_Aを用いたPDUセッションを確立中である場合には、5QI_Aに対応付けられたタイマ値を第1のタイマにセットする。
 言い換えると、UE_A10は、確立しているPDUセッションの5QI_Aが基準情報にマッチした場合、前記基準情報に関連付けられた第1のタイマ値を第1のタイマ値に設定してもよいし、前記第1のタイマを開始してもよい。
 ここで、第1のタイマがPDUセッションごとに管理される場合には、選択されたタイマ値は5QI_Aを用いたPDUセッションに対応付けられた第1のタイマにセットされてよい。第1のタイマがアクセスごとに管理される場合には、選択されたタイマ値は5QI_Aを用いたPDUセッションが関連付けられたアクセスタイプに対応付けられた第1のタイマにセットされてよい。
 もし、UE_A10が記憶するSOR-CMCIにアクセスタイプ(3GPPアクセス又はnon-3GPPアクセス)を示す情報が含まれていた場合、UE_A10は現在確立中のPDUセッションの中に、そのアクセスタイプで示されるアクセス上にPDUセッションがあるかどうかを確認する。もし、そのアクセス上のPDUセッションを確立中である場合には、そのアクセスに対応付けられたタイマ値を第1のタイマにセットする。
 言い換えると、UE_A10は、確立しているPDUセッションのアクセスタイプが基準情報にマッチした場合、前記基準情報に関連付けられた第1のタイマ値を第1のタイマ値に設定してもよいし、前記第1のタイマを開始してもよい。
 ここで、第1のタイマがPDUセッションごとに管理される場合には、選択されたタイマ値はそのアクセス上のPDUセッションに対応付けられた第1のタイマにセットされてよい。第1のタイマがアクセスごとに管理される場合には、選択されたタイマ値はSOR-CMCIに含まれるアクセスタイプに対応付けられた第1のタイマにセットされてよい。
 もし、UE_A10が記憶するSOR-CMCIにPDUセッションタイプ(IPv4、IPv6、Ethernet、Unstructuredなど)を示す情報が含まれていた場合、UE_A10は現在確立中のPDUセッションの中に、そのPDUセッションタイプで示されるタイプのPDUセッションがあるかどうかを確認する。もし、そのPDUセッションタイプで示されるタイプのPDUセッションを確立中である場合には、そのPDUセッションタイプに対応付けられたタイマ値を第1のタイマにセットする。
 言い換えると、UE_A10は、確立しているPDUセッションのPDUセッションタイプが基準情報にマッチした場合、前記基準情報に関連付けられた第1のタイマ値を第1のタイマ値に設定してもよいし、前記第1のタイマを開始してもよい。
 ここで、第1のタイマがPDUセッションごとに管理される場合には、選択されたタイマ値はそのPDUセッションタイプで示されるタイプのPDUセッションに対応付けられた第1のタイマにセットされてよい。第1のタイマがアクセスごとに管理される場合には、選択されたタイマ値はそのPDUセッションタイプで示されるタイプのPDUセッションが関連付けられたアクセスタイプに対応付けられた第1のタイマにセットされてよい。
 もし、UE_A10が記憶するSOR-CMCIにPDUセッションID_Aが含まれていた場合、UE_A10は現在確立中のPDUセッションの中に、PDUセッションID_Aで識別されるPDUセッションがあるかどうかを確認する。もし、PDUセッションID_Aで識別されるPDUセッションを確立中である場合には、PDUセッションID_Aに対応付けられたタイマ値を第1のタイマにセットする。
 言い換えると、UE_A10は、確立しているPDUセッションのPDUセッションID_Aが基準情報にマッチした場合、前記基準情報に関連付けられた第1のタイマ値を第1のタイマ値に設定してもよいし、前記第1のタイマを開始してもよい。
 ここで、第1のタイマがPDUセッションごとに管理される場合には、選択されたタイマ値はPDUセッションID_Aで識別されるPDUセッションに対応付けられた第1のタイマにセットされてよい。第1のタイマがアクセスごとに管理される場合には、選択されたタイマ値はPDUセッションID_Aで識別されるPDUセッションが関連付けられたアクセスタイプに対応付けられた第1のタイマにセットされてよい。
 もし、UE_A10が記憶するSOR-CMCIに含まれるPDUセッションに属する基準に、PDUセッションに属する複数の情報が含まれていた場合、UE_A10はこれらの複数の情報の組み合わせが1つの基準となると考えてよい。
 具体的には、UE_A10が記憶する1つのSOR-CMCIに含まれるPDUセッションに属する基準に、S-NSSAI_AとDNN_Aが含まれる場合、UE_A10は現在確立中のPDUセッションの中に、S-NSSAI_AとDNN_Aとを用いたPDUセッションがあるかどうかを確認する。もし、S-NSSAI_AとDNN_Aとを用いたPDUセッションを確立中である場合には、そのPDUセッションに属する基準に対応付けられたタイマ値を第1のタイマにセットする。
 ここで、第1のタイマがPDUセッションごとに管理される場合には、選択されたタイマ値はS-NSSAI_AとDNN_Aとを用いたPDUセッションに対応付けられた第1のタイマにセットされてよい。第1のタイマがアクセスごとに管理される場合には、選択されたタイマ値はS-NSSAI_AとDNN_Aとを用いたPDUセッションが関連付けられたアクセスタイプに対応付けられた第1のタイマにセットされてよい。
 その他のPDUセッションに属する複数の情報の組み合わせが、SOR-CMCIに含まれるPDUセッションに属する基準に含まれる場合も、UE_A10は同様に、PDUセッションに属する複数の情報の組み合わせに一致するPDUセッションが確立されているかどうかを確認し、対応するPDUセッションが確立されている場合にはそのPDUセッションに属する基準に対応付けられたタイマ値を第1のタイマにセットしてよい。
 第1のタイマの実行中に、新しいSOR-CMCIを受信した場合、更に新しいSOR-CMCIに含まれるタイマ値が第1のタイマ値にセットしたタイマ値より大きい場合、UE_A10は実行中の第1のタイマ値を停止させ、第1のタイマ値に新しいSOR-CMCIに含まれるタイマ値をセットし、新しく第1のタイマを開始させてよい。
 一方、第1のタイマの実行中に、新しいSOR-CMCIを受信した場合、更に新しいSOR-CMCIに含まれるタイマ値が第1のタイマ値にセットしたタイマ値より小さい場合、UE_A10は実行中の第1のタイマ値を停止させず、第1のタイマ値に新しいSOR-CMCIに含まれるタイマ値をセットせず、新しく第1のタイマを開始させない。
 具体例は以下である。第1のタイマの実行中に、新しいSOR-CMCIを受信した場合、UE_A10は新しいSOR-CMCIに含まれる基準にマッチするPDUセッションを確立中か、又は新しいSOR-CMCIに含まれるサービスタイプ基準にマッチするサービスを実行中かを確認する。
 新しいSOR-CMCIに含まれる基準にマッチするPDUセッションを確立中か、又は新しいSOR-CMCIに含まれるサービスタイプ基準にマッチするサービスを実行中である場合、その基準に対応づけられたタイマ値と、現在実行中の第1のタイマにセットしたタイマ値と、を比較して、もし前述の新しいSOR-CMCIに含まれる基準に対応づけられたタイマ値の方が大きかった場合には、UE_A10は実行中の第1のタイマ値を停止させ、第1のタイマ値に新しく選択したタイマ値をセットし、新しく第1のタイマを開始させてよい。もし前述の新しいSOR-CMCIに含まれる基準に対応づけられたタイマ値の方が小さかった場合には、UE_A10は実行中の第1のタイマ値を停止させず、選択した新しいタイマ値を第1のタイマにセット及び開始しなくてよい。
 または、新しいSOR-CMCIに含まれる基準にマッチするPDUセッションを確立中か、又は新しいSOR-CMCIに含まれるサービスタイプ基準にマッチするサービスを実行中である場合、その基準に対応づけられたタイマ値と、現在実行中の第1のタイマの値と、を比較して、もし前述の新しいSOR-CMCIに含まれる基準に対応づけられたタイマ値の方が小さかった場合には、UE_A10は実行中の第1のタイマ値を停止させず、選択した新しいタイマ値を第1のタイマにセット及び開始しなくてよい。
 第1のタイマの実行中に、新しいSOR-CMCIを受信した場合、更に新しいSOR-CMCIに含まれる優先度が、実行中の第1のタイマ値にセットしたタイマ値の優先度、又は、実行中の第1のタイマ値にセットしたタイマ値と一緒に基準に対応付けられた優先度、より大きい場合、UE_A10は実行中の第1のタイマ値を停止させ、第1のタイマ値に新しいSOR-CMCIに含まれるタイマ値をセットし、新しく第1のタイマを開始させてよい。
 一方、第1のタイマの実行中に、新しいSOR-CMCIを受信した場合、更に新しいSOR-CMCIに含まれる優先度が、実行中の第1のタイマ値にセットしたタイマ値の優先度、又は、実行中の第1のタイマ値にセットしたタイマ値と一緒に基準に対応付けられた優先度、より小さい場合、UE_A10は実行中の第1のタイマ値を停止させず、第1のタイマ値に新しいSOR-CMCIに含まれるタイマ値をセットせず、新しく第1のタイマを開始させない。
 具体例は以下である。第1のタイマの実行中に、新しいSOR-CMCIを受信した場合、UE_A10は新しいSOR-CMCIに含まれる基準にマッチするPDUセッションを確立中か、又は新しいSOR-CMCIに含まれるサービスタイプ基準にマッチするサービスを実行中か、を確認する。
 新しいSOR-CMCIに含まれる基準にマッチするPDUセッションを確立中、又は新しいSOR-CMCIに含まれるサービスタイプ基準にマッチするサービスを実行中である場合、その基準に対応づけられた優先度と、現在実行中の第1のタイマにセットしたタイマ値の優先度、又は実行中の第1のタイマ値にセットしたタイマ値と一緒に基準に対応付けられた優先度と、を比較して、もし前述の新しいSOR-CMCIに含まれる基準に対応づけられた優先度の方が高い場合(優先される場合)、UE_A10は実行中の第1のタイマ値を停止させ、第1のタイマ値に新しく選択したタイマ値をセットし、新しく第1のタイマを開始させてよい。もし前述の新しいSOR-CMCIに含まれる基準に対応づけられた優先度の方が小さかった場合(優先されない場合)、UE_A10は実行中の第1のタイマ値を停止させず、選択した新しいタイマ値を第1のタイマにセット及び開始しなくてよい。
 または、新しいSOR-CMCIに含まれる基準にマッチするPDUセッションを確立中、又は新しいSOR-CMCIに含まれるサービスタイプ基準にマッチするサービスを実行中である場合、その基準に対応づけられたタイマ値と、現在実行中の第1のタイマの値と、を比較して、もし前述の新しいSOR-CMCIに含まれる基準に対応づけられたタイマ値の方が小さかった場合には、UE_A10は実行中の第1のタイマ値を停止させず、選択した新しいタイマ値を第1のタイマにセット及び開始しなくてよい。
 UE_A10は第1のタイマを実行中に、PLMNの選択におけるUEのモードが自動ネットワーク選択モードから手動ネットワーク選択モードに切り替わった場合、実行中の第1のタイマを停止、及び/又はNWによるアイドルモードへの遷移のタイミング制御を停止してよい。
 UE_A10は、その場合、PLMNの選択におけるUEのモードが自動ネットワーク選択モードから手動ネットワーク選択モードに切り替わった事、及び/又は実行中の第1のタイマを停止したこと、及び/又はNWによるアイドルモードへの遷移のタイミング制御を停止したことを通知する制御メッセージをコアネットワーク、及び/又はAMF等のコアネットワーク装置に通知してよい。
 UE_A10は第1のタイマの実行中には、第1のタイマが満了するまで、又は第1のタイマが停止されるまで、UE_A10が確立しているPDUセッションに対応する同一のS-NSSAI及び/又は同一のDNN及び/又は同一のPLMNに対して、緊急PDUセッション以外のPDUセッションを確立するためのPDUセッション確立要求メッセージを送信できないように制御されてもよい。
 言い換えると、UE_A10は第1のタイマの実行中には、第1のタイマが満了するまで、又は第1のタイマが停止されるまで、UE_A10が確立しているPDUセッションに対応する同一のS-NSSAI以外のS-NSSAI及び/又は同一のDNN以外のDNN及び/又は同一のPLMN以外のPLMNに対してはPDUセッション確立要求メッセージを送信できてもよいし、要求するS-NSSAIやDNNやPLMNによらず、緊急PDUセッションを確立するためのPDUセッション確立要求メッセージを送信できるように制御されてもよい。
 さらに言い換えると、UE_A10は、第1のタイマが満了するまでの間、又は第1のタイマが停止されるまでの間、第1のタイマに対応付けられた基準情報に含まれる情報と同じ情報を用いたPDUセッション確立要求メッセージの送信が禁止されていてもよい。さらに、UE_A10は、第1のタイマが満了するまでの間、又は第1のタイマが停止されるまでの間、第1のタイマに対応付けられた基準情報に含まれる情報と同じ情報を用いたPDUセッション確立要求メッセージの送信が禁止されるように設定してもよい。
 さらに、UE_A10は、第1のタイマが満了するまでの間、又は第1のタイマが停止されるまでの間、第1のタイマに対応付けられた基準情報に含まれる情報と同じ情報を用いたPDUセッション確立手続きの開始が禁止されていてもよい。さらに、UE_A10は、第1のタイマが満了するまでの間、又は第1のタイマが停止されるまでの間、第1のタイマに対応付けられた基準情報に含まれる情報と同じ情報を用いたPDUセッション確立手続きの開始が禁止されるように設定してもよい。
 ここで、第1のタイマに対応付けられた基準情報に含まれる情報は、S-NSSAI_A、DNN_A、5QI_A、アクセスタイプ、PDUセッションタイプ、PDUセッションID_Aの内、1つ以上の情報であってよい。
 さらに、UE_A10は、第1のタイマが満了するまでの間、又は第1のタイマが停止されるまでの間、緊急用のPDUセッションを示す情報を用いたPDUセッション確立要求メッセージの送信のみが許可されていてもよい。さらに、UE_A10は、第1のタイマが満了するまでの間、又は第1のタイマが停止されるまでの間、緊急用のPDUセッションを示す情報を用いたPDUセッション確立要求メッセージの送信のみが許可されるように設定してもよい。
 さらに、UE_A10は、第1のタイマが満了するまでの間、又は第1のタイマが停止されるまでの間、緊急用のPDUセッションを確立するためのPDUセッション確立手続きの開始のみが許可されていてもよい。さらに、UE_A10は、第1のタイマが満了するまでの間、又は第1のタイマが停止されるまでの間、緊急用のPDUセッションを確立するためのPDUセッション確立手続きの開始のみが許可されるように設定してもよい。
 UE_A10は第1のタイマの実行中には、第1のタイマが満了するまで、又は第1のタイマが停止されるまで、UE_A10が記憶するSOR-CMCIに含まれる各基準を用いたPDUセッションの確立のためのPDUセッションの確立の開始を、緊急PDUセッション以外はできないように制御されてもよい。
 または、UE_A10は第1のタイマの実行中には、PDUセッション確立のための手続きの制御がされなくてもよく、PDUセッション確立のための全てのPDUセッション確立要求メッセージの送信が許可されてもよい。
 言い換えると、UE_A10は、第1のタイマが満了するまでの間、又は第1のタイマが停止されるまでの間であっても、第1のタイマに対応付けられた基準情報に含まれる情報と同じ情報を用いたPDUセッション確立要求メッセージの送信が許可されていてもよい。さらに、UE_A10は、第1のタイマが満了するまでの間、又は第1のタイマが停止されるまでの間であっても、第1のタイマに対応付けられた基準情報に含まれる情報と同じ情報を用いたPDUセッション確立要求メッセージの送信が許可されるように設定してもよい。
 さらに、UE_A10は、第1のタイマが満了するまでの間、又は第1のタイマが停止されるまでの間であっても、第1のタイマに対応付けられた基準情報に含まれる情報と同じ情報を用いたPDUセッション確立手続きの開始が許可されていてもよい。さらに、UE_A10は、第1のタイマが満了するまでの間、又は第1のタイマが停止されるまでの間であっても、第1のタイマに対応付けられた基準情報に含まれる情報と同じ情報を用いたPDUセッション確立手続きの開始が許可されるように設定してもよい。
 UE_A10は、第1のタイマの実行中に、第1のタイマに関連付けられたPDUセッションの解放(リリース)、又は第1のタイマに関連付けられたサービスの停止に基づき、第1のタイマの実行が停止されてもよい。
 NWは、第1のタイマの実行中に、第1のタイマに関連付けられたPDUセッションの解放(リリース)のための手続きを開始することで、即座に第1のタイマを停止させ、SORのために、UE_A10は確立している全てのPDUセッションを解放させ、アイドルモードに遷移することを指示してもよい。
 UE_A10は、第1のタイマの満了、又は停止に基づき、非登録手続きを実行して、確立している全てのPDUセッションを解放し、アイドルモードに遷移する。第1のタイマの満了は、第1のタイマの値が0になったことを意味し、第1のタイマにタイマ値0がセットされた場合は、第1のタイマの満了した場合として処理されてよい。
 より詳細には、UE_A10は、全ての第1のタイマの満了、又は停止に基づき、非登録手続きを実行して、確立している全てのPDUセッションを解放し、アイドルモードに遷移してもよい。尚、UE_A10は、第1のタイマが満了、又は停止した場合であっても、他の第1のタイマが実行されている場合は、PDUセッションの解放、及びアイドルモードへの遷移を実施しなくてよい。
 新しいSOR-CMCIの受信に基づく第1のタイマの停止や、PLMNの選択におけるUEのモードの変更による第1のタイマの停止がされた場合には、非登録手続きを実行によるアイドルモードの遷移を要求しなくてもよい。
 UE_A10が緊急PDUセッションを確立している場合に、第1のタイマの満了、又は停止しても、非登録手続きを実行によるアイドルモードの遷移を要求しなくてもよい。
 なおUE_A10が複数の第1のタイマを実行している場合には、全ての第1のタイマが満了、及び/又は停止した場合に、UE_A10は確立している全てのPDUセッションを解放し、アイドルモードに遷移してよい。
 UE_A10は、SORのために、UE_A10は確立している全てのPDUセッションを解放し、アイドルモードに遷移してよい。アイドルモードに遷移したUEは、優先度が高いPLMNを選択し、選択したPLMNに対してサービスの取得を試みてよい。
 PLMNの選択には、NWから通知されたSOR情報に含まれる情報が用いられてよい。
 [4. 変形例]
 本発明に関わる装置で動作するプログラムは、本発明に関わる実施形態の機能を実現するように、Central Processing Unit(CPU)等を制御してコンピュータを機能させるプログラムであっても良い。プログラムあるいはプログラムによって取り扱われる情報は、一時的にRandom Access Memory(RAM)等の揮発性メモリあるいはフラッシュメモリ等の不揮発性メモリやHard Disk Drive(HDD)、あるいはその他の記憶装置システムに格納される。
 尚、本発明に関わる実施形態の機能を実現する為のプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録しても良い。この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する事によって実現しても良い。ここでいう「コンピュータシステム」とは、装置に内蔵されたコンピュータシステムであって、オペレーティングシステムや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータが読み取り可能な記録媒体」とは、半導体記録媒体、光記録媒体、磁気記録媒体、短時間動的にプログラムを保持する媒体、あるいはコンピュータが読み取り可能なその他の記録媒体であっても良い。
 また、上述した実施形態に用いた装置の各機能ブロック、または諸特徴は、電気回路、たとえば、集積回路あるいは複数の集積回路で実装または実行され得る。本明細書で述べられた機能を実行するように設計された電気回路は、汎用用途プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、またはこれらを組み合わせたものを含んでよい。汎用用途プロセッサは、マイクロプロセッサでもよいし、従来型のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであっても良い。前述した電気回路は、デジタル回路で構成されていてもよいし、アナログ回路で構成されていてもよい。また、半導体技術の進歩により現在の集積回路に代替する集積回路化の技術が出現した場合、本発明の一又は複数の態様は当該技術による新たな集積回路を用いる事も可能である。
 なお、本願発明は上述の実施形態に限定されるものではない。実施形態では、装置の1例を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器等の端末装置もしくは通信装置に適用出来る。
 以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
(関連出願の相互参照)
 本出願は、2021年4月9日に出願された日本国特許出願:特願2021-066221に対して優先権の利益を主張するものであり、それを参照することにより、その内容の全てが本書に含まれる。
1 移動通信システム
10 UE_A
30 PGW-U
32 PGW-C
35 SGW
40 MME
45 eNB
50 HSS
60 PCRF
80 アクセスネットワーク_A(E-UTRAN)
90 コアネットワーク_A
120 アクセスネットワーク_B(5G AN)
122 gNB
130 UPF
132 SMF
140 AMF
150 UDM
160 PCF
190 コアネットワーク_B

Claims (2)

  1.  UE(User Equipment)であって、
      制御部を備え、
     Tsor-cmタイマの実行中に、SOR(Steering of Roaming)による解放から除外されるサービスをユーザが制御するためのリストが更新された場合、前記制御部は、実行中のサービスが前記リストに含まれるか否かを確認し、
     前記実行中のサービスが前記リストに含まれており、かつ、前記実行中のサービスに対する前記Tsor-cmタイマの現在の値が無限大ではない場合、前記制御部は、前記Tsor-cmタイマの値を無限大に設定する、
     ことを特徴とするUE。
  2.  UE(User Equipment)によって実行される通信制御方法であって、
     Tsor-cmタイマの実行中に、SOR(Steering of Roaming)による解放から除外されるサービスをユーザが制御するためのリストが更新された場合、前記UEは、実行中のサービスが前記リストに含まれるか否かを確認し、
     前記実行中のサービスが前記リストに含まれており、かつ、前記実行中のサービスに対する前記Tsor-cmタイマの現在の値が無限大ではない場合、前記UEは、前記Tsor-cmタイマの値を無限大に設定する、
     ことを特徴とするUEによって実行される通信制御方法。
PCT/JP2022/015410 2021-04-09 2022-03-29 UE(User Equipment) WO2022215592A1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP22784576.5A EP4322688A1 (en) 2021-04-09 2022-03-29 User equipment (ue)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021-066221 2021-04-09
JP2021066221 2021-04-09

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2022215592A1 true WO2022215592A1 (ja) 2022-10-13

Family

ID=83545511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2022/015410 WO2022215592A1 (ja) 2021-04-09 2022-03-29 UE(User Equipment)

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP4322688A1 (ja)
WO (1) WO2022215592A1 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021066221A (ja) 2019-10-17 2021-04-30 Toyo Tire株式会社 非空気圧タイヤ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021066221A (ja) 2019-10-17 2021-04-30 Toyo Tire株式会社 非空気圧タイヤ

Non-Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
"Non-Access-Stratum (NAS) functions related to Mobile Station (MS) in idle mode; (Release 17", 3GPP TS 23.122, March 2021 (2021-03-01)
"Non-Access-Stratum (NAS) protocol for 5G System (5GS); Stage 3 (Release 17", 3GPP TS 24.501, March 2021 (2021-03-01)
QUALCOMM INCORPORATED: "Configuration of services exempted from release due to SOR at the UE", 3GPP DRAFT; C1-210333, 3RD GENERATION PARTNERSHIP PROJECT (3GPP), MOBILE COMPETENCE CENTRE ; 650, ROUTE DES LUCIOLES ; F-06921 SOPHIA-ANTIPOLIS CEDEX ; FRANCE, vol. CT WG1, no. Electronic meeting; 20210125 - 20210129, 28 January 2021 (2021-01-28), Mobile Competence Centre ; 650, route des Lucioles ; F-06921 Sophia-Antipolis Cedex ; France , XP051975449 *
SHARP, VIVO, NTT DOCOMO: "UE behavior upon receiving new timer valuer for Tsor-cm timer", 3GPP DRAFT; C1-211252, 3RD GENERATION PARTNERSHIP PROJECT (3GPP), MOBILE COMPETENCE CENTRE ; 650, ROUTE DES LUCIOLES ; F-06921 SOPHIA-ANTIPOLIS CEDEX ; FRANCE, vol. CT WG1, no. Electronic meeting; 20210225 - 20210305, 4 March 2021 (2021-03-04), Mobile Competence Centre ; 650, route des Lucioles ; F-06921 Sophia-Antipolis Cedex ; France , XP051981646 *
SHARP: "UE behavior upon updating "user controlled list of services exempted from release due to SOR"", 3GPP DRAFT; C1-212135, 3RD GENERATION PARTNERSHIP PROJECT (3GPP), MOBILE COMPETENCE CENTRE ; 650, ROUTE DES LUCIOLES ; F-06921 SOPHIA-ANTIPOLIS CEDEX ; FRANCE, vol. CT WG1, no. Electronic meeting; 20210419 - 20210423, 12 April 2021 (2021-04-12), Mobile Competence Centre ; 650, route des Lucioles ; F-06921 Sophia-Antipolis Cedex ; France , XP051994908 *

Also Published As

Publication number Publication date
EP4322688A1 (en) 2024-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2021241114A1 (ja) UE(User Equipment)、コアネットワーク装置、AMF(Access and Mobility Management Function)、及びSMF(Session Management Function)
WO2021060383A1 (ja) ユーザ装置、及びコアネットワーク装置
WO2022097703A1 (ja) UE(User Equipment)及びUEによって実行される通信制御方法
WO2023013276A1 (ja) UE(User Equipment)
WO2022004699A1 (ja) UE(User Equipment)及びUEの通信制御方法
WO2021029380A1 (ja) Ue
WO2022215592A1 (ja) UE(User Equipment)
WO2022215593A1 (ja) UE(User Equipment)
JP2021166360A (ja) UE(User Equipment)
JP2023002848A (ja) UE(User Equipment)
WO2022138730A1 (ja) UE(User Equipment)
WO2022138731A1 (ja) UE(User Equipment)
WO2023013278A1 (ja) UE(User Equipment)
WO2023013277A1 (ja) UE(User Equipment)
WO2024004810A1 (ja) UE(User Equipment)およびAMF(Access and Mobility Management Function)
WO2024004808A1 (ja) UE(User Equipment)およびAMF(Access and Mobility Management Function)
WO2023157484A1 (ja) UE(User Equipment)
WO2023157486A1 (ja) UE(User Equipment)
WO2024004809A1 (ja) UE(User Equipment)およびAMF(Access and Mobility Management Function)
WO2023157485A1 (ja) UE(User Equipment)
WO2022097701A1 (ja) UE(User Equipment)及びUEによって実行される通信制御方法
WO2022097702A1 (ja) UE(User Equipment)及びUEによって実行される通信制御方法
WO2023112771A1 (ja) UE(User Equipment)
WO2022215697A1 (ja) UE(User Equipment)及びUEによって実行される通信制御方法
WO2023112753A1 (ja) UE(User Equipment)

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 22784576

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 18284711

Country of ref document: US

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2022784576

Country of ref document: EP

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

ENP Entry into the national phase

Ref document number: 2022784576

Country of ref document: EP

Effective date: 20231109