WO2021192768A1 - 球技映像解析装置、球技映像解析方法、及び、コンピュータプログラム - Google Patents

球技映像解析装置、球技映像解析方法、及び、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

球技映像解析装置は、球技を撮影できる互いに異なる位置に設置された複数のカメラからそれぞれ撮影画像を受信する受信部と、撮影画像内におけるユーザによって入力された領域にマスク領域を設定するマスク設定部と、撮影画像内のマスク領域を含まない領域から球技用の移動体の画像を検出し、少なくとも2つの撮影画像から検出した移動体の画像の位置に基づいて、移動体の3次元位置を特定する解析部とを備える。

Description

球技映像解析装置、球技映像解析方法、及び、コンピュータプログラム
 本開示は、球技映像解析装置、球技映像解析方法、及び、コンピュータプログラムに関する。
 従来、バレーボール分析ソフトウェアとして「Data Volley」が知られている。Data Volleyは、このソフトウェアに精通したアナリストによって使用され、当該アナリストが主観的判断に基づいて、バレーボールの選手のプレイに関する情報をData Volleyに入力する。
 また、特許文献1には、コートを見下ろす四隅にそれぞれ設置された4台のカメラを同期させて選手のプレイを撮影し、4つの撮影画像を解析して、3次元空間におけるボールの移動軌跡を自動的に特定する球技映像解析装置が開示されている。
国際公開第2019/225415号
 特許文献1に開示の球技映像解析装置は、所定の画像解析技術を用いて撮影画像の中から、球技に用いられる移動体の一例であるボールの画像を検出し、その検出したボールの画像の位置の時間変化に基づいて、ボールの移動軌跡を特定している。
 しかしながら、撮影画像の中に、プレイに用いられているボールとは異なるボールの画像が含まれる場合がある。例えば、バレーボールにおいて、撮影画像の中に、ボールパーソンが持っているボールの画像が含まれる場合がある。あるいは、撮影画像の中に、画像解析技術においてボールと誤検出され得る画像が含まれる場合がある。このような場合、特許文献1に開示の球技映像解析装置は、撮影画像の中から、プレイに用いられているボールとは異なるボールの画像又はボールに類似する画像を誤って検出し、その誤って検出した画像に基づいて、誤ったボールの移動軌跡を特定してしまうおそれがある。
 本開示の目的は、球技に係るプレイの撮影画像の中から、当該プレイに用いられている移動体の画像とは異なる画像を誤って検出してしまうことを防止することにある。
 本開示に係る球技映像解析装置は、球技を撮影できる互いに異なる位置に設置された複数のカメラからそれぞれ撮影画像を受信する受信部と、前記撮影画像内におけるユーザによって入力された領域にマスク領域を設定するマスク設定部と、前記撮影画像内の前記マスク領域を含まない領域から前記球技用の移動体の画像を検出し、少なくとも2つの前記撮影画像から検出した前記移動体の画像の位置に基づいて、前記移動体の3次元位置を特定する解析部とを備える。
 本開示に係る球技映像解析方法は、情報処理装置によって、球技を撮影できる互いに異なる位置に設置された複数のカメラからそれぞれ撮影画像を受信し、前記撮影画像内におけるユーザによって入力された領域にマスク領域を設定し、前記撮影画像内の前記マスク領域を含まない領域から前記球技用の移動体の画像を検出し、少なくとも2つの前記撮影画像から検出した前記移動体の画像の位置に基づいて、前記移動体の3次元位置を特定する。
 本開示に係るコンピュータプログラムは、球技を撮影できる互いに異なる位置に設置された複数のカメラからそれぞれ撮影画像を受信し、前記撮影画像内におけるユーザによって入力された領域にマスク領域を設定し、前記撮影画像内の前記マスク領域を含まない領域から前記球技用の移動体の画像を検出し、少なくとも2つの前記撮影画像から検出した前記移動体の画像の位置に基づいて、前記移動体の3次元位置を特定する処理をコンピュータに実行させる。
 本開示に係る球技映像解析装置は、球技を撮影できる互いに異なる位置に設置された複数のカメラからそれぞれ撮影画像を受信する受信部と、前記撮影画像内から、前記球技用の移動体と推定される画像である移動体推定画像を検出する画像検出部と、前記撮影画像内の前記移動体推定画像にマスク領域の設定を推奨するマスク推奨領域を設定し、ユーザによって選択された前記マスク推奨領域を前記マスク領域に設定するマスク設定部と、前記撮影画像内の前記マスク領域を含まない領域から前記移動体の画像を検出し、少なくとも2つの前記撮影画像から検出した前記移動体の画像の位置に基づいて、前記移動体の3次元位置を特定する解析部と、を備える。
 なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム又は記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
 本開示によれば、球技に係るプレイの撮影画像の中から、当該プレイに用いられている移動体の画像とは異なる画像を誤って検出してしまうことを防止できる。
実施の形態1に係る球技映像解析システムの構成例を示す図 実施の形態1に係る球技映像解析装置の構成例を示すブロック図 マスク領域とマスク禁止領域の関係を説明するための図 実施の形態1に係るマスク領域の設定処理の一例を示すフローチャート カメラ3Aの撮影画像を表示したマスク用UI(User Interface)の例を示す図 カメラ3Bの撮影画像を表示したマスク用UIの一例を示す図 カメラ3Cの撮影画像を表示したマスク用UIの一例を示す図 実施の形態2に係る球技映像解析装置の構成例を示すブロック図 実施の形態2に係るマスク領域の設定処理の一例を示すフローチャート 操作端末及び球技映像解析装置の機能をプログラムにより実現するコンピュータのハードウェア構成を示す図
 以下、図面を適宜参照して、本開示の実施の形態について、詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、すでによく知られた事項の詳細説明及び実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の記載の主題を限定することは意図されていない。
 (実施の形態1)
 <球技映像解析システムの構成>
 図1は、実施の形態1に係る球技映像解析システム1の構成例を示す図である。
 球技映像解析システム1は、球技のプレイを撮影した画像(以下「撮影画像」という)を解析し、当該球技に用いられる移動体の移動軌跡を解析するシステムである。本実施の形態では、球技の1つであるバレーボールを例に説明する。ただし、球技映像解析システム1は、バレーボールに限らず、サッカー、野球、卓球、バスケットボール、テニス、ラグビー、アメリカンフットボール、ラクロス、バドミントン、又はアイスホッケー等、様々な球技に適用可能である。また、球技映像解析システム1が対象とする移動体は、典型的にはボールである。ただし、球技映像解析システム1が対象とする移動体は、ボールに限られず、例えばバドミントンのシャトル又はアイスホッケーのパックといった「球」の概念に当てはまらない形状のものであってもよい。
 球技映像解析システム1は、複数のカメラ3(3A、3B、3C、3D)、操作端末20、及び、球技映像解析装置100を含む。各カメラ3は、例えば有線LAN(Local Area Network)又は無線LANといった通信ネットワークを通じて、球技映像解析装置100と接続される。操作端末20は、例えば有線LAN又は無線LANといった通信ネットワークを通じて、球技映像解析装置100と接続される。なお、球技映像解析装置100は、インターネット網を介して接続された、いわゆるクラウド上のサーバであってもよい。
 図1に示すように、カメラ3A、3B、3C、3Dは、それぞれ、コートの四隅の方向から、コートを見下ろす視点(画角)で、選手のプレイを撮影できる位置に設置される。なお、カメラ3の台数は、3台であってもよいし、4台よりも多くてもよい。
 各カメラ3は、球技のプレイを撮影し、撮影画像200(図2参照)を球技映像解析装置100へ送信する。撮影画像200は、動画データを構成するフレーム画像であってよい。動画データのフォーマットは、例えば、MPEG4、TSファイル、H.264、又は、H.265である。
 操作端末20は、ディスプレイ、キーボード、マウス等を含み、球技映像解析装置100から出力されたUI(User Interface)を表示すると共に、当該UIを通じてユーザからの入力を受け付ける。そして、操作端末20は、UIを通じてユーザから入力された入力情報を、球技映像解析装置100に送信する。なお、操作端末20に表示されるUIの詳細については後述する。また、操作端末20の別例は、モバイルPC、タブレット端末、又は、スマートフォン等である。
 球技映像解析装置100は、カメラ3A、3B、3C、3Dから撮影画像200を受信する。球技映像解析装置100は、少なくとも2つのカメラ3から受信した撮影画像200に含まれるボールの画像の位置に基づいて、ボールの3次元位置を特定する。例えば、球技映像解析装置100は、次のS1~S4の処理によって、ボールの3次元位置を特定する。
 (S1)球技映像解析装置100は、カメラ3A、3B、3C、3Dから撮影画像200A、200B、200C、200D(図2参照)を受信し、その受信した4つの撮影画像200A、200B、200C、200Dから、それぞれ、ボール画像を検出する。
 (S2)球技映像解析装置100は、ボール画像を検出できた少なくとも2つの撮影画像200を選択する。
 (S3)球技映像解析装置100は、その選択した2つの撮影画像200から、それぞれ、検出したボール画像の位置を特定する。
 (S4)球技映像解析装置100は、その特定した2つのボール画像の位置に基づいて、ボールの3次元位置を特定する。
 球技映像解析装置100は、上記S1の処理において、例えば特許文献1に開示された画像解析技術を用いて、撮影画像200の中からボール画像を検出する。球技映像解析装置100は、パターンマッチングによって撮影画像200からボール画像を検出してよい。あるいは、球技映像解析装置100は、ボール画像の検出用に予め学習されたディープラーニングを用いて、撮影画像200からボール画像を検出してよい。
 実際の試合会場にてプレイを撮影した撮影画像200には、プレイで実際に用いられているボール(以下「真ボール」という)の画像に加えて、プレイで用いられているボールとは別のボールの画像、及び/又は、画像解析技術においてボールと誤検出され得る画像等が含まれ得る。プレイで用いられているボールとは別のボールの例は、ボールパーソンが持っているボール、又は、床に置かれているボール等である。画像解析技術においてボールと誤検出され得る画像の例は、観客の衣服の模様が偶然ボールのように見える画像、又は、会場に設置されたポスターの絵が偶然ボールのように見える画像等である。以下、このように、真ボールの画像以外のボールと認識され得る画像を、便宜的に、偽ボールの画像という。
 球技映像解析装置100は、偽ボールの画像を認識してしまうと、その偽ボールの画像を追跡して、真ボールの画像を正しく追跡できない場合がある。そこで、本実施の形態では、ボール画像の認識処理において偽ボールの画像が認識されることを防止する技術について説明する。
 <球技映像解析装置の構成>
 図2は、実施の形態1に係る球技映像解析装置100の構成例を示すブロック図である。
 球技映像解析装置100は、画像受信部101、マスク設定部102、及び、解析部103を備える。なお、これらの構成要素は、球技映像解析装置100が備えるCPU1003(図10参照)によって実現されてよい。
 画像受信部101は、カメラ3A、3B、3C、3Dからそれぞれ撮影画像200A、200B、200C、200Dを受信する。
 マスク設定部102は、ユーザが、撮影画像200に対してマスク領域301(図3、図5~図7参照)を入力するためのUI(以下「マスク用UI」という)300(図3、図5~図7参照)を生成し、操作端末20に出力する。マスク領域301は、撮影画像200内においてボール画像の検出が行われない領域を示す。例えば、ユーザは、マスク用UI300を通じて、偽ボールの画像を囲むようにマスク領域301を入力する。マスク設定部102は、撮影画像200にマスク領域301が設定された場合、当該撮影画像200を撮影したカメラ3の識別情報と、設定されたマスク領域301の位置及びサイズ等を示すマスク情報とを対応付けて、マスク領域設定情報210に書き込む。なお、マスク用UI300の詳細については後述する(図5~図7参照)。
 また、マスク設定部102は、カメラ3A、3B、3C、3Dのうちの1つのカメラ(以下「第1のカメラ」という)の撮影画像200に対して第1のマスク領域301が入力され、カメラ3A、3B、3C、3Dのうちの別の1つのカメラ(以下「第2のカメラ」という)の撮影画像200に対して第2のマスク領域301が入力された場合、カメラ3A、3B、3C、3Dのうちのさらに別の1つのカメラ(以下「第3のカメラ」という)の撮影画像200における、第1のマスク領域301及び第2のマスク領域301に関連する領域に対して、マスク領域301の設定を禁止するマスク禁止領域302(図3、図7参照)を設定する。なお、マスク領域301とマスク禁止領域302の関係の詳細については後述する(図3参照)。
 解析部103は、上述したS1~S4の処理によって、ボールの3次元位置を特定する。ただし、解析部103は、上述したS1の処理において、各カメラ3の撮影画像200からボール画像を検出する際、マスク領域設定情報210を参照して、各カメラ3の撮影画像200にマスク領域301を設定する。すなわち、解析部103は、上述したS1の処理において、撮影画像200内のマスク領域301を含まない領域からボール画像を検出する。これにより、解析部103が、撮影画像200から偽ボールの画像を検出してしまうことを防止できる。
 解析部103は、特定したボールの3次元位置を時系列に並べることにより、ボールの移動軌跡を特定する。解析部103は、特定したボールの移動軌跡を示す解析情報220を生成する。
 <マスク領域とマスク禁止領域の関係>
 図3は、マスク領域301とマスク禁止領域302の関係を説明するための図である。
 例えば、図3に示すように、カメラ3Aの撮影画像200Aに含まれる偽ボールQ1の画像にマスク領域301Aが入力され、カメラ3Bの撮影画像200Bに含まれる偽ボールQ2の画像にマスク領域301Bが入力されたとする。以下、カメラ3Aの位置からマスク領域301Aへ伸ばしたベクトルV1と、カメラ3Bの位置からマスク領域301Bへ伸ばしたベクトルV2とが交差する場合、その交差する3次元空間を、交差空間Pと表現する。
 仮に、カメラ3Cの撮影画像200Cにおける交差空間Pが写像された領域にマスク領域301Cが設定された場合、次のような問題が生じる。すなわち、図3に示すように、交差空間Pに真ボールが位置する場合、解析部103は、カメラ3Dの撮影画像200Dからは真ボールの画像を認識できるものの、カメラ3A、3B、3Cの撮影画像200A、200B、200Cからはマスク領域301A、301B、301Cが設定されているために、真ボールの画像を認識できない。よって、解析部103は、2つの撮影画像200から真ボールの画像を検出できないために、ボールの3次元位置を特定できないという問題が生じる。
 そこで、マスク設定部102は、カメラ3Aの撮影画像200Aにマスク領域301Aが入力され、カメラ3Bの撮影画像200Bにマスク領域301Bが入力された場合、カメラ3C及びカメラ3Dの撮影画像200Cにおける交差空間Pが写像された領域にマスク禁止領域302を設定する。
 これにより、解析部103が、2つの撮影画像200から真ボールの画像を検出できずに、ボールの3次元位置を特定できないといった問題が生じることを防止できる。
 <マスク用UIの詳細>
 図4は、実施の形態1に係るマスク領域301の設定処理の一例を示すフローチャートである。図5は、カメラ3Aの撮影画像200Aを表示したマスク用UI300の一例を示す図である。図6は、カメラ3Bの撮影画像200Bを表示したマスク用UI300の一例を示す図である。図7は、カメラ3Cの撮影画像200Cを表示したマスク用UI300の一例を示す図である。以下、図4~図7を参照して、マスク用UI300の詳細について説明する。
 マスク設定部102は、マスク用UI300を操作端末20に出力する(S101)。
 次に、ユーザは、例えば、マスク用UI300を操作してカメラ3Aの撮影画像200Aを表示させる。そして、ユーザは、図5に示すように、カメラ3Aの撮影画像200A内における偽ボールの画像を方形又は円形の枠で囲むことにより、マスク領域301Aを入力する(S102)。このとき、マスク設定部102は、カメラ3Aの撮影画像200Aにおけるマスク領域301Aの近傍(例えばマスク領域301Aから所定の半径以内)に、入力されたマスク領域301Aのマスク識別情報303Aを表示してよい。
 次に、ユーザは、例えば、マスク用UI300を操作してカメラ3Bの撮影画像200Bを表示させる。そして、ユーザは、図6に示すように、カメラ3Bの撮影画像200B内における偽ボールの画像を方形又は円形の枠で囲むことにより、マスク領域301Bを入力する(S103)。このとき、マスク設定部102は、カメラ3Bの撮影画像200B内におけるマスク領域301Bの近傍に、入力されたマスク領域301Bのマスク識別情報303Bを表示してよい。
 次に、マスク設定部102は、カメラ3Cの撮影画像200C及びカメラ3Dの撮影画像200Dにおける、マスク領域301A及びマスク領域301Bから特定される交差空間が写像された領域に、マスク禁止領域302を設定する(S104)。
 次に、ユーザは、例えば、マスク用UI300を操作してカメラ3Cの撮影画像200Cの表示を指示する(S105)。
 次に、マスク設定部102は、図7に示すように、S104にて設定したマスク禁止領域302を重畳したカメラ3Cの撮影画像200Cを表示する(S106)。
 ここで、ユーザが、例えば、カメラ3Cの撮影画像200Cに、マスク禁止領域302の少なくとも一部に重なるマスク領域301Cを入力しようとした場合、マスク設定部102は、当該マスク領域301の入力を受け付けなくてよい。この場合、マスク設定部102は、マスク用UI300を構成する所定のバー310を、通常とは異なる色(例えば赤色)又は模様に変更し、当該マスク領域301の入力ができないことをユーザに知らせてもよい。あるいは、マスク設定部102は、当該マスク領域301の入力ができないことを示す情報をポップアップにて表示してもよい。
 また、マスク設定部102は、マスク禁止領域302の近傍に、当該マスク禁止領域302に関連するマスク禁止領域関連情報304A、304Bを表示してよい。マスク禁止領域関連情報304A、304Bは、マスク禁止領域302の設定の原因となったマスク領域301が設定されたカメラ3の識別情報と、当該カメラ3に設定されたマスク領域301の識別情報(以下「マスク識別情報」という)とを含んでよい。例えば、マスク設定部102は、図7に示すように、カメラ3Aの識別情報及びマスク領域301Aのマスク識別情報を含むマスク禁止領域関連情報304A(図7では「3A-1」と表現)と、カメラ3Bの識別情報及びマスク領域301Bのマスク識別情報を含むマスク禁止領域関連情報304B(図7では「3B-1」と表現)とを、カメラ3Cの撮影画像200Cのマスク禁止領域302の近傍に表示する。
 また、ユーザがマスク用UI300を通じてマスク禁止領域302を選択した場合、マスク設定部102は、その選択されたマスク禁止領域302のマスク禁止領域関連情報304A、304Bが示すカメラ3A、3Bの撮影画像200A、200Bを表示してもよい。この場合、マスク設定部102は、表示した撮影画像200A、200Bにおいて、そのマスク禁止領域関連情報304A、304Bが示すマスク領域301A、301Bをフォーカス表示(例えば点滅)してもよい。これにより、ユーザは、マスク領域301A、301Bを変更して、当該マスク領域301A、301Bに関連するマスク禁止領域302の位置及びサイズを簡単に修正できる。
 (実施の形態2)
 実施の形態1では、ユーザがマスク領域301を入力する例を説明した。実施の形態2では、マスク領域301を半自動的に設定する例について説明する。なお、実施の形態2では、実施の形態1にて説明済みの構成要素については、共通の参照符号を付し、説明を省略する場合がある。
 図8は、実施の形態2に係る球技映像解析装置100の構成例を示すブロック図である。
 球技映像解析装置100は、画像受信部101、ボール推定画像検出部104、マスク設定部102、及び、解析部103を備える。
 ボール推定画像検出部104は、公知の画像解析技術を用いて、撮影画像200から、球技のプレイに用いられるボールと推定される画像(以下「ボール推定画像」という)を検出する。なお、ここで用いられる画像解析技術は、解析部103にて用いられる画像解析技術と同じものであってもよいし、異なるものであってもよい。
 マスク設定部102は、撮影画像200内に、ボール推定画像検出部104によって検出されたボール推定画像が含まれる場合、そのボール推定画像にマスク推奨領域を設定する。マスク推奨領域は、マスク領域301の設定を推奨する領域を示す。例えば、マスク設定部102は、ボール推定画像を方形又は円形で囲むようにマスク推奨領域を設定する。
 なお、マスク設定部102は、カメラ3A、3B、3C、3Dのうちの1つのカメラ(以下「第1のカメラ」という)の撮影画像200に第1のマスク推奨領域が設定され、カメラ3A、3B、3C、3Dのうちの別の1つのカメラ(以下「第2のカメラ」という)の撮影画像200に第2のマスク推奨領域が設定された場合、カメラ3A、3B、3C、3Dのうちのさらに別の1つのカメラ(以下「第3のカメラ」という)の撮影画像200における、第1のマスク推奨領域及び第2のマスク推奨領域に関連する領域に、マスク推奨領域の設定を禁止するマスク禁止領域を設定してよい。この場合、マスク設定部102は、第3のカメラの撮影画像200には、マスク禁止領域に少なくとも一部が重なるマスク推奨領域を設定しなくてよい。
 マスク設定部102は、マスク推奨領域を重畳した撮影画像200と、マスク用UI300とを、操作端末20に出力する。そして、マスク設定部102は、マスク用UI300を通じてユーザによって選択されたマスク推奨領域を、マスク領域301に設定し、マスク領域設定情報210に書き込む。
 図9は、実施の形態2に係るマスク領域301の設定処理の一例を示すフローチャートである。
 ボール推定画像検出部104は、カメラ3A、3B、3C、3Dから受信した撮影画像200A、200B、200C、200Dの中から、ボール推定画像を検出する(S201)。
 次に、マスク設定部102は、撮影画像200内に、S201にて検出されたボール推定画像が含まれる場合、その撮影画像200内のボール推定画像にマスク推奨領域を設定する(S202)。
 次に、マスク設定部102は、マスク用UI300を操作端末20に出力する(S203)。
 次に、ユーザは、例えば、マスク用UI300を操作して、あるカメラ3の撮影画像200の表示を指示する(S204)。マスク設定部102は、その表示する撮影画像200にマスク推奨領域が含まれる場合、マスク推奨領域を重畳した撮影画像200を表示する(S205)。
 次に、ユーザは、例えば、マスク用UI300を操作して、表示されたマスク推奨領域の中から、マスク領域301に設定するマスク推奨領域を選択する(S206)。例えば、ユーザは、偽ボールの画像に設定されたマスク推奨領域を選択し、真ボールの画像に設定されたマスク推奨領域を選択しない。
 次に、マスク設定部102は、S206にて選択されたマスク推奨領域を、マスク領域301に設定し、マスク領域設定情報210に書き込む(S207)。
 なお、上記S204~207の処理は、カメラ3A、3B、3C、3Dのそれぞれの撮影画像200A、200B、200C、200Dに対して実行されてよい。
 以上の処理によれば、ユーザは、自動的に設定されたマスク推奨領域の中から、偽ボールの画像に設定されたマスク推奨領域を選択すればよいので、効率的にマスク領域301を設定できる。
 なお、マスク設定部102は、時間的に連続する所定数(例えば5つ)の撮影画像200(フレーム画像)のすべてから共通のボール推定画像が検出された場合に、その撮影画像200を撮影したカメラ3に、その検出されたボール推定画像に対応するマスク推奨領域を設定してもよい。
 あるいは、マスク設定部102は、所定間隔(例えば10フレーム間隔)で抽出した複数枚(例えば4枚)の撮影画像200(フレーム画像)のすべてから共通のボール推定画像が検出された場合に、その撮影画像200を撮影したカメラ3に、その検出されたボール推定画像に対応するマスク推奨領域を設定してもよい。
 これにより、一瞬だけボール推定画像と検出された領域がマスク推奨領域に設定されることを回避できるので、マスク推奨領域の設定の安定性が向上する。
 <ハードウェア構成>
 以上、本開示に係る実施形態について図面を参照して詳述した。なお、上述した操作端末20、及び、球技映像解析装置100の機能は、コンピュータプログラムにより実現され得る。
 図10は、操作端末20、及び、球技映像解析装置100の機能をプログラムにより実現するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
 このコンピュータ1000は、キーボード又はマウス、タッチパッドなどの入力装置1001、ディスプレイ又はスピーカーなどの出力装置1002、CPU(Central Processing Unit)1003、GPU(Graphics Processing Unit)1004、ROM(Read Only Memory)1005、RAM(Random Access Memory)1006、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリなどの記憶装置1007、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)又はUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体から情報を読み取る読取装置1008、通信ネットワークを介して有線又は無線にて通信を行う送受信装置1009を備え、各部は、バス1010により接続される。
 そして、読取装置1008は、上記各装置の機能を実現するためのプログラムを記録した記録媒体からそのプログラムを読み取り、記憶装置1007に記憶させる。あるいは、送受信装置1009が、通信ネットワークに接続されたサーバ装置と通信を行い、サーバ装置からダウンロードした上記各装置の機能を実現するためのプログラムを記憶装置1007に記憶させる。
 そして、CPU1003が、記憶装置1007に記憶されたプログラムをRAM1006にコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAM1006から順次読み出して実行することにより、上記各装置の機能が実現される。
 上記の実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
 さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。
 (本開示のまとめ)
 本開示に係る球技映像解析装置(100)は、球技を撮影できる互いに異なる位置に設置された複数のカメラ(3)からそれぞれ撮影画像(200)を受信する受信部(101)と、撮影画像内におけるユーザによって入力された領域にマスク領域(301)を設定するマスク設定部(102)と、撮影画像内のマスク領域を含まない領域から球技用の移動体の一例であるボールの画像を検出し、少なくとも2つの撮影画像から検出したボールの画像の位置に基づいて、ボールの3次元位置を特定する解析部(103)とを備える。
 この構成によれば、ユーザが撮影画像内の偽ボールの画像に対してマスク領域を設定することにより、解析部が、偽ボールの画像を検出して、球技のプレイに用いられているボールとは別のボールの3次元位置を特定してしまうことを防止できる。
 また、マスク設定部は、複数のカメラのうちの第1のカメラの撮影画像に第1のマスク領域が入力され、複数のカメラのうちの第2のカメラの撮影画像に第2のマスク領域が入力された場合、複数のカメラのうちの第3のカメラの撮影画像における、第1のマスク領域及び第2のマスク領域に関連する領域に、マスク領域の設定を禁止するマスク禁止領域(302)を設定してよい。
 この構成によれば、ユーザは、マスク禁止領域にマスク領域を設定できない。よって、解析部が、少なくとも2つの撮影画像から真ボールの画像を検出できずに、ボールの3次元位置を特定できないという問題が生じることを防止できる。
 また、マスク設定部は、マスク禁止領域を示す情報を、第3の撮影画像に重畳して表示してよい。
 この構成によれば、ユーザは、第3の撮影映像におけるマスク禁止領域を視覚的に認識できる。
 また、マスク設定部は、マスク禁止領域を示す情報と共に、マスク禁止領域に関連する第1のマスク領域が設定された第1のカメラの識別情報と、マスク禁止領域に関連する第2のマスク領域が設定された第2のカメラの識別情報とを表示してよい。
 この構成によれば、ユーザは、マスク禁止領域が設定される原因となったマスク領域が設定されているカメラを視覚的に認識できる。
 また、マスク設定部は、ユーザがマスク禁止領域を選択した場合、当該選択されたマスク禁止領域に関連する第1のマスク領域が設定された第1のカメラの撮影画像、又は、当該選択されたマスク禁止領域に関連する第2のマスク領域が設定された第2のカメラの撮影画像を表示してよい。
 この構成によれば、ユーザは、マスク禁止領域が設定される原因となったマスク領域が設定されている撮影画像を簡単に表示させることができる。
 また、マスク設定部は、マスク禁止領域に少なくとも一部が重なるマスク領域が入力された場合、当該マスク領域を設定できないことを示す情報を表示してよい。
 この構成によれば、ユーザは、マスク禁止領域に少なくとも一部が重なるマスク領域を入力できないことを、視覚的に認識できる。
 また、本開示に係る球技映像解析装置(100)は、球技を撮影できる互いに異なる位置に設置された複数のカメラ(3)からそれぞれ撮影画像(200)を受信する受信部(101)と、撮影画像内から球技に用いられる移動体の一例であるボールと推定される画像であるボール推定画像を検出する画像検出部(104)と、撮影画像内のボール推定画像にマスク領域(301)の設定を推奨するマスク推奨領域を設定し、ユーザによって選択されたマスク推奨領域をマスク領域に設定するマスク設定部(102)と、撮影画像内のマスク領域を含まない領域からボールの画像を検出し、少なくとも2つの撮影画像から検出したボールの画像の位置に基づいて、ボールの3次元位置を特定する解析部と、を備える。
 この構成によれば、ユーザが、自動的に設定されたマスク推奨領域の中から、偽ボールの画像に対して設定されたマスク推奨領域を選択することにより、解析部が、偽ボールの画像を検出して、球技のプレイに用いられているボールとは別のボールの3次元位置を特定してしまうことを防止できる。すなわち、ユーザは、効率的にマスク領域を設定できる。
 以上、添付図面を参照しながら実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例、修正例、置換例、付加例、削除例、均等例に想到し得ることは明らかであり、それらについても本開示の技術的範囲に属すると了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
 なお、本出願は、2020年3月26日出願の日本特許出願(特願2020-056129)に基づくものであり、その内容は本出願の中に参照として援用される。
 本開示の技術は、移動体を用いたスポーツの解析に利用可能である。
 1 球技映像解析システム
 3、3A、3B、3C、3D カメラ
 20 操作端末
 100 球技映像解析装置
 101 画像受信部
 102 マスク設定部
 103 解析部
 104 ボール推定画像検出部
 200、200A、200B、200C、200D 撮影画像
 210 マスク領域設定情報
 220 解析情報
 301、301A、301B、301C マスク領域
 302 マスク禁止領域
 303A、303B マスク識別情報
 304A、304B マスク禁止領域関連情報
 310 バー
 1000 コンピュータ
 1001 入力装置
 1002 出力装置
 1003 CPU
 1004 GPU
 1005 ROM
 1006 RAM
 1007 記憶装置
 1008 読取装置
 1009 送受信装置
 1010 バス

Claims (9)

  1.  球技を撮影できる互いに異なる位置に設置された複数のカメラからそれぞれ撮影画像を受信する受信部と、
     前記撮影画像内におけるユーザによって入力された領域にマスク領域を設定するマスク設定部と、
     前記撮影画像内の前記マスク領域を含まない領域から前記球技用の移動体の画像を検出し、少なくとも2つの前記撮影画像から検出した前記移動体の画像の位置に基づいて、前記移動体の3次元位置を特定する解析部と、を備える、
     球技映像解析装置。
  2.  前記マスク設定部は、前記複数のカメラのうちの第1のカメラの撮影画像に第1のマスク領域が入力され、前記複数のカメラのうちの第2のカメラの撮影画像に第2のマスク領域が入力された場合、前記複数のカメラのうちの第3のカメラの撮影画像における、前記第1のマスク領域及び前記第2のマスク領域に関連する領域に、前記マスク領域の設定を禁止するマスク禁止領域を設定する、
     請求項1に記載の球技映像解析装置。
  3.  前記マスク設定部は、前記マスク禁止領域を示す情報を、前記第3のカメラの撮影画像に重畳して表示する、
     請求項2に記載の球技映像解析装置。
  4.  前記マスク設定部は、前記マスク禁止領域を示す情報と共に、前記マスク禁止領域に関連する前記第1のマスク領域が設定された前記第1のカメラの識別情報と、前記マスク禁止領域に関連する前記第2のマスク領域が設定された前記第2のカメラの識別情報とを表示する、
     請求項3に記載の球技映像解析装置。
  5.  前記マスク設定部は、ユーザが前記マスク禁止領域を選択した場合、当該選択された前記マスク禁止領域に関連する前記第1のマスク領域が設定された前記第1のカメラの撮影画像、又は、当該選択された前記マスク禁止領域に関連する前記第2のマスク領域が設定された前記第2のカメラの撮影画像を表示する、
     請求項4に記載の球技映像解析装置。
  6.  前記マスク設定部は、前記マスク禁止領域に少なくとも一部が重なるマスク領域が入力された場合、当該マスク領域を設定できないことを示す情報を表示する、
     請求項3又は4に記載の球技映像解析装置。
  7.  情報処理装置によって、
     球技を撮影できる互いに異なる位置に設置された複数のカメラからそれぞれ撮影画像を受信し、
     前記撮影画像内におけるユーザによって入力された領域にマスク領域を設定し、
     前記撮影画像内の前記マスク領域を含まない領域から前記球技用の移動体の画像を検出し、少なくとも2つの前記撮影画像から検出した前記移動体の画像の位置に基づいて、前記移動体の3次元位置を特定する、
     球技映像解析方法。
  8.  球技を撮影できる互いに異なる位置に設置された複数のカメラからそれぞれ撮影画像を受信し、
     前記撮影画像内におけるユーザによって入力された領域にマスク領域を設定し、
     前記撮影画像内の前記マスク領域を含まない領域から前記球技用の移動体の画像を検出し、少なくとも2つの前記撮影画像から検出した前記移動体の画像の位置に基づいて、前記移動体の3次元位置を特定する、
     処理をコンピュータに実行させる、コンピュータプログラム。
  9.  球技を撮影できる互いに異なる位置に設置された複数のカメラからそれぞれ撮影画像を受信する受信部と、
     前記撮影画像内から前記球技用の移動体と推定される画像である移動体推定画像を検出する画像検出部と、
     前記撮影画像内の前記移動体推定画像にマスク領域の設定を推奨するマスク推奨領域を設定し、ユーザによって選択された前記マスク推奨領域を前記マスク領域に設定するマスク設定部と、
     前記撮影画像内の前記マスク領域を含まない領域から前記移動体の画像を検出し、少なくとも2つの前記撮影画像から検出した前記移動体の画像の位置に基づいて、前記移動体の3次元位置を特定する解析部と、を備える、
     球技映像解析装置。
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