WO2020095686A1 - 通信装置、通信方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
通信装置は、第1の無線通信部を使用する第1の動作モードと、第1の無線通信部よりも省電力で動作可能な第2の無線通信部を使用する第2の動作モードとを含む動作モードのうち第2の動作モードで動作中の装置へ、第2の動作モードから第1の動作モードへ移行させる要求信号を送信する。通信装置は、前記要求信号を優先的に送信すべきか否か判断し、その判断結果に基づいて、前記要求信号における、無線通信帯域の競合アクセスを回避するために用いるパラメータを決定する。
Description
本発明は、通信装置、通信方法及びプログラムに関する。
無線通信機能が搭載される機器が多様化し、特にバッテリー駆動のIoT(Internet of Things)向けデバイスや組み込み機器において省電力で無線通信を実現することが要求されている。これに対して、無線LANでは無線通信機能が通信をしていないときは省電力(Power Save)モードに移行する仕様がIEEE(米国電気電子技術者協会)802.11規格で策定されている。IEEEでは更なる省電力性能の向上のため、IEEE802.11ba規格(以下、11ba)が検討されている。11baでは、省電力性を向上させるため、従来のRF(Radio Frequency)回路であるPCR(Primary Connectivity Radio)とは別にWUR(Wake Up Radio)を設ける。WURはPCRよりも低消費電力で動作することが可能で、PCRが通信をしていないときは、PCRをDoze状態にすることで更なる省電力性能向上を可能とする。PCRがDoze状態で、WURのみが動作している状態をWURモードと呼び、PCRが起動している状態をWake-upモードと呼ぶ。特許文献1ではPCRとWURを別チャネルで動作させる方法について提案されている。
11baでは、アクセスポイント(以下、AP)がWURモードで動作中のステーション(以下、STA)宛のデータを保有する場合、WURモードで動作中のSTA宛にWake-upフレームを送信して、STAをWake-upモードに移行させる。その後、Wake-upモードで動作しているSTA宛にデータを送信する。
11baにおいて、Wake-upフレーム送信時のメディアアクセス方式としてEDCA方式を使用することができる。しかし、Wake-upフレームのEDCAパラメータを適切に設定しなかった場合、Wake-upモードで動作中の他のSTAの無線フレームの送信が優先され、Wake-upフレームの送信が遅延してしまう可能性がある。そして、WURモードで動作中のSTAをWake-upモードへ移行させることが遅れてしまう。その結果、STAに送信すべき優先度の高いデータの送信が遅延したり、データの送信機会を逃すことによりAP内の送信データのバッファオーバーフローが発生したりする可能性がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、通信装置をデータの受信が可能な状態に移行させるための信号を、より適切なタイミングで送信できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の通信装置は、第1の無線通信部を使用する第1の動作モードと、前記第1の無線通信部を使用せずに前記第1の無線通信部よりも省電力で動作可能な第2の無線通信部を使用する第2の動作モードとを含む複数の動作モードのうちの前記第2の動作モードで動作中の装置へ、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへ移行させる要求信号を送信する送信手段と、前記要求信号を優先的に送信すべきか否か判断する判断手段と、前記判断手段による判断結果に基づいて、前記要求信号における、無線通信帯域の競合アクセスを回避するために用いるパラメータを決定する決定手段と、を有し、前記送信手段は、前記決定手段によって決定されたパラメータに基づいて、前記要求信号を送信することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の通信装置は、第1の無線通信部を使用する第1の動作モードと、前記第1の無線通信部を使用せずに前記第1の無線通信部よりも省電力で動作可能な第2の無線通信部を使用する第2の動作モードとを含む複数の動作モードのうちの前記第2の動作モードで動作中の装置へ、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへ移行させる要求信号を送信する送信手段と、前記要求信号を送信した後に前記第1の動作モードにおいて送信すべきデータに基づいて、前記要求信号における、無線通信帯域の競合アクセスを回避するために用いるパラメータを決定する決定手段と、を有し、前記送信手段は、前記決定手段によって決定されたパラメータに基づいて、前記要求信号を送信することを特徴とする。
本発明によれば、通信装置をデータの受信が可能な状態に移行させるための信号を、より適切なタイミングで送信できるようになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下では、各通信装置は、IEEE802.11規格シリーズに準拠する無線LANの通信機能を有する通信装置であるものとするが、これに限られない。すなわち、以下の各説明では、所定の規格に対応する専門用語が用いられているが、同種の他の規格においても以下の各議論を適用することが可能である。なお、IEEEは、The Institute ofElectrical and Electronics Engineers, Inc.の略称である。
図1に本実施形態におけるネットワークシステム構成図を示す。無線LANのSTA(101~103)は、AP(100)とIEEE802.11規格に準拠した無線LANによって接続されている。図1の例において、STA(101)は11ba準拠のWURモードで動作中であり、APから送信されたWake-upフレームを受信するとWake-upモードに移行する。STA(102、103)はWake-upモードで動作しており、送信対象のデータを保有している場合には、EDCA(Enhanced Distributed Channel Access)方式によるメディアアクセスが可能な状態となっている。尚、AP(100)は通信装置であり、無線LANルータ等のAP専用機に限らず、AP機能を有したスマートフォンやデジタルカメラ、プリンタ等の各種の通信装置であってよい。同じくSTA(101~103)も通信装置であり、スマートフォンやデジタルカメラ、プリンタ等の各種の通信装置であってよい。
図2は、本実施形態における通信装置のハードウェア構成を示す図である。図1に示すAP100とSTA101~103の何れもが図2に示すハードウェア構成を備えている。
記憶部201はROMやRAM等の一つ以上のメモリにより構成され、後述する各種動作を行うためのプログラムや、無線通信のための通信パラメータ等の各種情報を記憶する。なお、記憶部201として、ROM、RAM等のメモリの他に、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、DVDなどの記憶媒体を用いてもよい。
制御部202はCPUやMPU等のプロセッサにより構成され、記憶部201に記憶されたプログラムを実行することにより、通信装置を制御する。なお、制御部202は、記憶部201に記憶されたプログラムとOS(Operating System)との協働により、STAを制御するようにしてもよい。また、制御部202がマルチコア等の複数のプロセッサから成り、STAを制御するようにしてもよい。
また、制御部202は、機能部203を制御して、STA機能やAP機能、撮像や印刷、投影等の所定の処理を実行する。機能部203は、通信装置が所定の処理を実行するためのハードウェアであり、通信装置がデジタルカメラであれば撮像部、プリンタであれば印刷部、スマートフォンであれば公衆無線通信部等である。
入力部204は、ユーザからの各種操作の受付を行う。出力部205は、ユーザに対して各種出力を行う。ここで、出力部205による出力とは、画面上への表示や、スピーカによる音声出力、振動出力等の少なくともひとつを含む。なお、タッチパネルのように入力部204と出力部205の両方を1つのモジュールで実現するようにしてもよい。
通信部206はアンテナ207を制御して、無線通信のための無線信号の送受信を行う。
さらに、通信部206はPCR部211とWUR部212を含む。PCR部211は、IEEE 802.11やWi-Fiに準拠した無線通信の制御や、IP(Internet Protocol)通信の制御を行う。また、WUR部212はIEEE 802.11baに準拠したWURモードが開始された際にWUR BeaconやWake-upフレームの送信又は受信を行う。通信装置がAPの場合はWUR BeaconやWake-upフレームを送信することになり、通信装置がSTAの場合はWUR BeaconやWake-upフレームを受信することになる。WUR部212は、Wake-upフレームを受信した際には、WURモードを終了させてPCR部を起動させることにより、通信装置をWake-upモードで動作させる機能を持つ。WURモードの期間は、PCR部211が省電力のため送受信の機能を停止しているため、通信部206の機能は専らWUR部212が受け持つことになる。尚、通信装置は不図示の電源部を有し、Wake-upモードで動作中はPCR部へ電力を供給する。一方、WURモードで動作中はPCR部への電力供給を停止し、WUR部へ電力を供給するようにしてもよい。通信装置がWake-upモードで動作中に、所定期間無線LANによるデータの送受信が無かった場合や、入力部204を介してユーザによる指示を受けた際に、通信装置はWake-upモードからWURモードに移行する。PCR部211とWUR部212は夫々独立したRF回路として構成される。しかし、これに限らず、PCR部211とWUR部212とは一体のRF回路として構成されてもよい。この場合に、通信装置は、PCRをAwake状態にする場合、PCR部211としての機能をイネーブルにする。一方、PCRをDoze状態にする場合、PCR部211としての機能をディセーブルにする。通信装置は、WURについても同様の制御を行う。PCR部211とWUR部212が一体となっているRF回路は、WUR部212としての機能がイネーブルになっている場合、PCR部211としての機能がイネーブルになっている場合よりも省電力で動作する。つまり、PCR部211とWUR部212とが一体のRF回路として構成される場合、PCR部211としての機能がイネーブルになっている場合には、該RF回路自体がPCR部211となる。一方、PCR部211とWUR部212とが一体のRF回路として構成される場合、WUR部212としての機能がイネーブルになっている場合には、該RF回路自体がWUR部211となる。
図3は、本実施形態におけるAPの機能ブロック構成を示した図である。これらの機能ブロックは、それぞれ、記憶部201に記憶されたプログラムが制御部202によって実行されることによって実現されうる。例えば、制御部202は、制御プログラムに従って、各ハードウェアの制御、及び、情報の演算や加工を行うことによって各機能を実現する。なお、図3に示す一部又は全部の機能が、ASIC等の専用のハードウェアによって実現されてもよい。
Wake-upフレーム優先度判定部301は、Wake-upフレームの優先度を所定の条件に基づき判定する。所定の条件の詳細については後述する。EDCAパラメータ設定部302は、Wake-upフレーム優先度判定部301で判定した優先度に基づき、Wake-upフレームのEDCAパラメータを設定する。BSS(Basic Service Set)パラメータ取得部303は、PCRにおけるBSSパラメータを取得する。BSSパラメータには、例えばBeaconフレーム内の以下のパラメータが含まれる。
・Channel Switch announce element
・Extended Channel Switch announce element
・Wide Bandwidth Channel Switch element
・Operating Mode Notification element
・EDCA parameter
・HT Operation element
・VHT Operation element、DHSS Parameter Set
・Channel Switch announce element
・Extended Channel Switch announce element
・Wide Bandwidth Channel Switch element
・Operating Mode Notification element
・EDCA parameter
・HT Operation element
・VHT Operation element、DHSS Parameter Set
尚、これら以外のパラメータが含まれてもよい。データバッファ管理部304は、APの保持する各STA宛のデータのバッファを管理する。APはバッファがオーバーフローする前に、WURモードで動作中のSTAにWake-upフレームを送信し、データを送信する必要がある。Wake-upフレーム送信間隔取得部305は、APが定期的にWake-upフレームを送信している場合に、その送信間隔を取得する。Wake-upフレームの送信間隔は、対向のSTAや、STAの数、利用するアプリケーションにより異なるようにしてもよい。STA宛てEDCAパラメータ取得部306は、STA宛のデータのEDCAパラメータを取得するブロックである。
図4は、APが保持しているEDCAパラメータの例を示した図である。EDCAは、IEEE802.11規格におけるQoS(Quality of Service)機能の提供を目的として規格化されたIEEE802.11e規格において規定された優先制御の方式である。EDCAでは、アプリケーション等の上位レイヤから受け取ったパケットは、4つのアクセスカテゴリ(以下AC)に分類されて各キューに格納される。4つのACは、優先度が高い順からAC_VO(Voice)、AC_VI(Video)、AC_BK(Background)、AC_BE(Best Effort)である。4つのACにはそれぞれ無線フレーム送信に使用するEDCAパラメータが定められており、このパラメータで送信機会の優先度の差を決定する。EDCAパラメータの各値は、APによって決定及び管理され、PCRのBeaconフレームやProbe responseフレーム等に含めて各STAに通知される。
IEEE802.11規格の無線LANでは、無線通信帯域の競合アクセス制御方式として、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Accesswith Collision Avoidance)が用いられる。CSMA/CAでは、送信するフレームを保持している装置は、まずキャリアセンスを行い、使用する無線通信帯域(周波数帯域)が使用中であるかどうかを調べる。使用中でなければDIFS(Distributed Inter Frame Space)と呼ばれる、定められた待ち時間と、コンテンションウィンドウと呼ばれるスロット数だけ送信待機した後、フレームを送信する。1スロットは例えば10μsといった単位である。また、コンテンションウィンドウのサイズはCWminとCWmaxの2つのパラメータで規定される。
EDCAでは、このCSMA/CA手順がAC毎に独立に行われ、最初に待機時間が0になったACもしくは無線LAN装置が無線フレームの送信権を得ることになる。EDCAでは、AC毎の待ち時間はDIFSの代わりにAIFS(Arbitration Inter Frame Space)と呼ばれるパラメータがセットされ、優先度が高いACほど小さい値が設定される。同様に、CWminとCWmaxも、優先度が高いACほど小さく設定され、高優先度のACのパケットは優先的に送信できる確率が高くなっている。
本実施形態では、APが図4に示すEDCAパラメータを管理、保持しているものとする。図4の401はACI(Access Category Index)で、402のACの識別子を示す。各ACのEDCAパラメータの値は、図4に示す通りである。
次に、図5~図8のフローチャートを用いて、本実施形態におけるAPの動作を説明する。図5~図8は、本実施形態におけるAPが実行するWake-upフレーム送信処理の第1~第4の例を示す図である。図5~図8の処理は、APにおいて、WURモードで動作中のSTA宛てにPCRモードで送信すべき何らかのデータが発生した時点で開始される。尚、図5~図8のフローチャート各ステップは、制御部202が記憶部201に記憶されている制御プログラムを実行し、情報の演算及び加工並びに各ハードウェアの制御を実行することにより実現される。図5のフローチャートは、APによって実行されるWake-upフレーム送信処理の第1の例を示している。図5において、APは、PCRモードでの送信対象のデータが、BSSパラメータの変更に伴うデータであるか判定する(S501)。即ち、APは、自身が形成する無線LANのBSSパラメータが変更されたか否かを判定する。BSSパラメータには上述した通り、各種のパラメータが含まれる。BSSパラメータには例えばPCRで利用する周波数チャネルの情報などが含まれ、これらの情報のSTAへの通知が遅延すると、STAはAPへ接続できなくなってしまう。このように、BSSパラメータの変更に伴うBSSパラメータの送信は優先度が高い通信である。
S501の判断の結果、BSSパラメータが変更されたと判断された場合にはS502へ進み、BSSパラメータが変更されていない場合にはS504に進む。BSSパラメータが変更されていない場合には、APは、Wake-upフレームのEDCAパラメータをデフォルトの値に設定し、送信する(S504)。Wake-upフレームのEDCAパラメータのデフォルトの値は、本実施形態においては最も優先度が低いACI=0即ちAC_BE(Best Effort)とするが、これ以外であってもよい。但し、デフォルトとして最も優先度の低いACIとしておくことにより、他のWake-upモードで動作中のSTAの通信の機会を奪うことが少なくなるという利点がある。
S502において、APは、Wake-upモードで動作中のSTA102、103が送信する無線フレームにおいて用いられているEDCAパラメータを確認する。APは、Wake-upモードで動作中の各STAから送信されるフレームのQoS Control Fieldを参照し、そのフレームのEDCAパラメータを取得し、記憶部201に予め記憶しておく。S502ではこの記憶されている情報を参照することにより、他のSTAで用いられているEDCAパラメータを確認する。但し、他のSTAから事前にフレームが送信されていなかったり、他のSTAがEDCAを使用していなかったりした場合、これらの情報は記憶されていない。そのような場合にはS502の処理はスキップしても構わない。
次にAPは、S502で確認したEDCAパラメータに基づいて、これから送信するWake-upフレームのEDCAパラメータを決定する(S503)。具体的には、S502で確認したEDCAパラメータよりも優先度の高いEDCAパラメータを用いるように決定する。例えば他のSTAが用いているEDCAパラメータがAC_BK(Background)であった場合には、それよりも優先度が高いAC_VI(Video)又はAC_VO(Voice)を用いると決定する。S502において複数のEDCAパラメータが記憶されていた場合には、記憶されているEDCAパラメータのうち最も優先度が高いEDCAパラメータを特定する。そして、特定されたEDCAパラメータよりも優先度が高いEDCAパラメータをWake-upフレームのEDCAパラメータとして決定する。その後、APは、S503で決定したEDCAパラメータをWake-upフレームに設定し、Wake-upフレームをWURモードで動作中のSTAへ送信する(S504)。
以上の処理を行うことにより、BSSパラメータの変更通知のように優先的にSTAへ送信すべきデータを送信する場合には、Wake-upフレームを優先的に送信することができるようになる。その結果、WURモードで動作中のSTAを遅延なくWake-upモードに移行させることができ、より確実に優先度の高いデータをSTAに受信させることができる。尚、本フローチャートでは、優先度の高いデータの一例としてBSSの変更に伴うデータとしたが、これに限らず、その他のデータであってもよい。
図6は、APによって実行されるWake-upフレーム送信処理の第2の例を示すフローチャートである。図6において、APは、Wake-upフレームの送信間隔が予め定められている所定の閾値以上であるかどうかを判定する(S601)。所定の閾値以上の場合にはS602へ、そうでない場合はS603へ進む。所定の閾値以上の場合は、Wake-upフレームの送信頻度が少ないためWake-upフレームのEDCAパラメータの優先度を上げても通信帯域を占有しないと判断できる。従ってWake-upフレームのEDCAパラメータの優先度を上げるためにS602以降の処理へと進む。一方、Wake-upフレームの送信間隔が所定の閾値以下の場合、即ちWake-upフレームの送信頻度が多い場合には、Wake-upフレームのEDCAパラメータの優先度を上げると通信帯域が逼迫してしまう。そのため、その場合にはWake-upフレームのEDCAパラメータの優先度は上げずに、デフォルトの値のままWake-upフレームを送信する。S602~S604の処理は図5のS502~S504の処理と同様のため、説明は省略する。
以上の処理を行うことにより、通信帯域に大きな影響を与えない範囲でWake-upフレームのEDCAパラメータの優先度を上げて、他のSTAの送信フレームよりも優先的にWake-upフレームを送信できるようになる。
図7は、APによって実行されるWake-upフレーム送信処理の第3の例を示すフローチャートである。図7において、APは、Wake-up対象のSTA宛てに送信するデータを格納した送信バッファの空き容量が、予め定められた所定の閾値以下かどうかを判定する(S701)。判定の結果、所定の閾値以下の場合にはS702へ、そうでない場合はS703へ進む。送信バッファの空き容量が所定の閾値以下の場合は、データの宛先となるSTAを直ちにWake-upモードに移行させPCRでデータを送信しないとバッファがオーバーフローする可能性がある。従ってWake-upフレームを、他のSTAにおいて送信される信号よりも優先的に送信すべきと判断できる。従ってWake-upフレームのEDCAパラメータの優先度を上げるためにS702以降の処理へと進む。一方、送信バッファの空き容量が所定の閾値より大きい場合、Wake-upフレームを優先的に送信する必要はないと判断できるため、デフォルトのEDCAパラメータを用いて送信する。S702~S704の処理は図5のS502~S504の処理と同様のため、説明は省略する。
以上の処理を行うことにより、AP内のバッファオーバーフローを防ぐべくWake-upフレームのEDCAパラメータの優先度を上げて、他のSTAの送信フレームよりも優先的にデータを送信できるようなる。
以上説明したように、図5~図7のWake-upフレーム送信処理は、APがWake-upフレームを優先的に送信すべきと判断し、その判断に基づいてWake-upフレームのEDCAパラメータを決定する処理の具体例である。
尚、図5~図7の処理は、様々な変形が可能である。例えば、S503において、S502で確認したEDCAパラメータがAC_VO(Voice)であった場合には、これより高い優先度のEDCAパラメータは存在しない。そのような場合にはWake-upフレームのEDCAパラメータもAC_VO(Voice)とすればよい。また、S503では、S502で確認したEDCAパラメータより優先度の高いEDCAパラメータを用いるようにしたが、S502で確認したEDCAパラメータと同じ優先度のEDCAパラメータを用いるようにしてもよい。また、S502の処理を省略して、即ち、他のSTAに関係なく、S503では、EDCAパラメータとして常に最も高い優先度であるAC_VO(Voice)を用いるようにしてもよい。また、EDCAパラメータの決定に際して、ACはデフォルトのままとして、AIFSNやCWmin、CWmaxを変更することにより、優先度の高いEDCAパラメータを決定してもよい。
図8は、APによって実行されるWake-upフレーム送信処理の第4の例を示すフローチャートである。図8において、APは、Wake-up対象のSTA宛の送信データのEDCAパラメータを取得する(S801)。そして、APは、Wake-upフレームのEDCAパラメータをS801で取得したEDCAパラメータと同じ値に決定する(S802)。その後、APは、決定したEDCAパラメータを用いてWake-upフレームを送信する(S803)。具体的には、STA宛ての送信データのEDCAパラメータがAC_VI(Video)であればWake-upフレームのEDCAパラメータもAC_VI(Video)にし、AC_VO(Voice)であれば同じくAC_VO(Voice)にする。
尚、STA宛ての送信データがもしEDCAを用いないデータである場合には、Wake-upフレームのEDCAパラメータはデフォルトの値を用いる。
以上の処理を行うことにより、PCRでSTAに送信されるデータの優先度に合わせて、Wake-upフレームの優先度を設定することができる。従って、送信データの優先度が高い場合には、Wake-upフレームの優先度を自動的に高くすることができる。
以上説明したように、本実施形態のWake-upフレーム送信処理により、APは、WURモードで動作中のSTAをWake-upモードへより適切なタイミングで移行させることができるようになる。
尚、上述した実施形態は一例であり、本発明はこの実施形態のみに限定されるものではない。例えば、Wake-upモードとWURモードは、それぞれ、複数の無線通信部のうちの一部の無線通信部を使用し、データの受信が可能な動作モードと、該動作モードよりも省電力で動作可能な他の無線通信部を使用する動作モードの一例である。また、通信装置はこれらの動作モード以外の動作モードで動作可能であってもよい。IEEE802.11ba規格に準拠したWake-upフレームは、動作モードの移行を指示する要求信号の一例である。また、IEEE802.11規格に規定されたCSMA/CAは無線通信帯域の競合アクセス制御方式の一例であり、EDCAパラメータは、無線通信帯域の競合アクセスを回避するために用いられるパラメータの一例である。
更に、上述の図5~図8のフローチャートは任意に組み合わせて実行可能である。即ち、APが、S501、S601、S701、S801の判定処理等を適宜組み合わせて実行し、その判定結果に基づいてWake-upフレームのEDCAパラメータを決定してもよい。また、これらのうちのどの処理を行うかを出力部、入力部等を介してユーザが指示できるようにしてもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために以下の請求項を添付する。
本願は、2018年11月8日提出の日本国特許出願特願2018-210843を基礎として優先権を主張するものであり、その記載内容の全てをここに援用する。
Claims (14)
- 通信装置であって、
第1の無線通信部を使用する第1の動作モードと、前記第1の無線通信部を使用せずに前記第1の無線通信部よりも省電力で動作可能な第2の無線通信部を使用する第2の動作モードとを含む複数の動作モードのうちの前記第2の動作モードで動作中の装置へ、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへ移行させる要求信号を送信する送信手段と、
前記要求信号を優先的に送信すべきか判断する判断手段と、
前記判断手段による判断の結果に基づいて、前記要求信号における、無線通信帯域の競合アクセスを回避するために用いるパラメータを決定する決定手段と、を有し、
前記送信手段は、前記決定手段によって決定されたパラメータに基づいて、前記要求信号を送信することを特徴とする通信装置。 - 前記判断手段は、前記要求信号を送信した後に前記第1の動作モードにおいて送信すべきデータが、優先度の高いデータである場合、前記要求信号を優先的に送信すべきと判断することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
- 前記優先度の高いデータは、前記通信装置が形成する無線LANのBSS(BasicService Set)パラメータの変更を示すデータであることを特徴とする請求項2記載の通信装置。
- 前記判断手段は、前記要求信号を定期的に送信する場合の送信間隔が所定の値以上である場合、前記要求信号を優先的に送信すべきと判断することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の通信装置。
- 前記判断手段は、送信対象のデータを保持する記憶部の空き容量が所定の値以下である場合、前記要求信号を優先的に送信すべきと判断することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の通信装置。
- 前記第1の動作モードで動作中の他の通信装置において送信される信号に用いられている、前記無線通信帯域の競合アクセスを回避するために用いるパラメータを記憶する記憶手段を更に有し、
前記決定手段は、前記記憶手段によって記憶されているパラメータに基づいて、前記要求信号における、無線通信帯域の競合アクセスを回避するために用いるパラメータを決定することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の通信装置。 - 通信装置であって、
第1の無線通信部を使用する第1の動作モードと、前記第1の無線通信部を使用せずに前記第1の無線通信部よりも省電力で動作可能な第2の無線通信部を使用する第2の動作モードとを含む複数の動作モードのうちの前記第2の動作モードで動作中の装置へ、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへ移行させる要求信号を送信する送信手段と、
前記要求信号を送信した後に前記第1の動作モードにおいて送信すべきデータに基づいて、前記要求信号における、無線通信帯域の競合アクセスを回避するために用いるパラメータを決定する決定手段と、を有し、
前記送信手段は、前記決定手段によって決定されたパラメータに基づいて、前記要求信号を送信することを特徴とする通信装置。 - 前記決定手段は、前記パラメータを、前記要求信号を送信した後に前記第1の動作モードにおいて送信すべきデータにおける、前記無線通信帯域の競合アクセスを回避するために用いるパラメータと同じ値にすることを特徴とする請求項7記載の通信装置。
- 前記通信装置は、IEEE802.11規格に準拠した無線LANのアクセスポイントであることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の通信装置。
- 前記通信装置はIEEE802.11ba規格に準拠した通信装置であって、前記第1の無線通信部はPCR(Primary Connectivity Radio)、前記第2の無線通信部はWUR(Wake Up Radio)であり、前記送信手段によって送信される前記要求信号はWake-upフレームであることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の通信装置。
- 前記パラメータはEDCA(Enhanced Distributed Channel Access)パラメータであることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の通信装置。
- 通信方法であって、
第1の無線通信部を使用する第1の動作モードと、前記第1の無線通信部を使用せずに前記第1の無線通信部よりも省電力で動作可能な第2の無線通信部を使用する第2の動作モードとを含む複数の動作モードのうちの前記第2の動作モードで動作中の装置へ、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへ移行させる要求信号を送信する送信工程と、
前記要求信号を優先的に送信すべきか判断する判断工程と、
前記判断工程による判断の結果に基づいて、前記要求信号における、無線通信帯域の競合アクセスを回避するために用いるパラメータを決定する決定工程と、を有し、
前記送信工程は、前記決定手段によって決定されたパラメータに基づいて、前記要求信号を送信することを特徴とする通信方法。 - 通信方法であって、
第1の無線通信部を使用する第1の動作モードと、前記第1の無線通信部を使用せずに前記第1の無線通信部よりも省電力で動作可能な第2の無線通信部を使用する第2の動作モードとを含む複数の動作モードのうちの前記第2の動作モードで動作中の装置へ、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへ移行させる要求信号を送信する送信工程と、
前記要求信号を送信した後に前記第1の動作モードにおいて送信すべきデータに基づいて、前記要求信号における、無線通信帯域の競合アクセスを回避するために用いるパラメータを決定する決定工程と、を有し、
前記送信工程は、前記決定手段によって決定されたパラメータに基づいて、前記要求信号を送信することを特徴とする通信方法。 - 前記請求項1乃至11の何れか一項に記載の通信装置としてコンピュータを動作させるためのプログラム。
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