WO2018029843A1 - 基地局及び通信制御方法 - Google Patents
基地局及び通信制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- WO2018029843A1 WO2018029843A1 PCT/JP2016/073676 JP2016073676W WO2018029843A1 WO 2018029843 A1 WO2018029843 A1 WO 2018029843A1 JP 2016073676 W JP2016073676 W JP 2016073676W WO 2018029843 A1 WO2018029843 A1 WO 2018029843A1
- Authority
- WO
- WIPO (PCT)
- Prior art keywords
- period
- base station
- user terminal
- downlink
- frequency
- Prior art date
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/26—Systems using multi-frequency codes
- H04L27/2601—Multicarrier modulation systems
- H04L27/2602—Signal structure
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/16—Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
- H04J3/1694—Allocation of channels in TDM/TDMA networks, e.g. distributed multiplexers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L5/00—Arrangements affording multiple use of the transmission path
- H04L5/0001—Arrangements for dividing the transmission path
- H04L5/0003—Two-dimensional division
- H04L5/0005—Time-frequency
- H04L5/0007—Time-frequency the frequencies being orthogonal, e.g. OFDM(A), DMT
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L5/00—Arrangements affording multiple use of the transmission path
- H04L5/003—Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
- H04L5/0044—Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path allocation of payload
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L5/00—Arrangements affording multiple use of the transmission path
- H04L5/0091—Signaling for the administration of the divided path
- H04L5/0094—Indication of how sub-channels of the path are allocated
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L5/00—Arrangements affording multiple use of the transmission path
- H04L5/14—Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex
- H04L5/143—Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex for modulated signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W28/00—Network traffic management; Network resource management
- H04W28/02—Traffic management, e.g. flow control or congestion control
- H04W28/06—Optimizing the usage of the radio link, e.g. header compression, information sizing, discarding information
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/04—Wireless resource allocation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/04—Wireless resource allocation
- H04W72/044—Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
- H04W72/0446—Resources in time domain, e.g. slots or frames
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/26—Systems using multi-frequency codes
- H04L27/2601—Multicarrier modulation systems
- H04L27/2602—Signal structure
- H04L27/26025—Numerology, i.e. varying one or more of symbol duration, subcarrier spacing, Fourier transform size, sampling rate or down-clocking
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L5/00—Arrangements affording multiple use of the transmission path
- H04L5/003—Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
- H04L5/0058—Allocation criteria
- H04L5/0064—Rate requirement of the data, e.g. scalable bandwidth, data priority
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/12—Wireless traffic scheduling
- H04W72/1263—Mapping of traffic onto schedule, e.g. scheduled allocation or multiplexing of flows
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/20—Control channels or signalling for resource management
- H04W72/23—Control channels or signalling for resource management in the downlink direction of a wireless link, i.e. towards a terminal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
通信リソースの利用効率を高めることができる基地局を提供する。上りリンク(UL)と下りリンク(DL)とが時分割多重される通信システムにおいて使用される基地局(10)が、通信制御部(11)と無線送信部(13)とを有する。通信制御部(11)は、下りリンク(DL)に含まれる複数の周波数ブロック(FB1,FB2)のうちの1つの周波数ブロック(FB2)に第一期間(T1)と第二期間(T2)とを設定し、設定した第一期間(T1)と第二期間(T2)との間において、互いに異なるシンボル長またはCP長を設定する。無線送信部(13)は、設定されたシンボル長またはCP長の設定情報をユーザ端末(20)へ送信する。
Description
本発明は、基地局及び通信制御方法に関する。
最近、5G(第5世代)移動通信システムについての検討が行われている。5G移動通信システムでは、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)をベースとして、シンボル長が互いに異なる複数の通信を周波数多重することが検討されている。OFDMでは、シンボル長はサブキャリア間隔の逆数になるため、シンボル長が大きいほどサブキャリア間隔は小さくなる。
"Numerology and TTI multiplexing for NR Forward Compatibility Analysis", 3GPP TSG-RAN WG1 #85, R1-164692, 7.1.4, Qualcomm Incorporated, 23rd-27th May 2016
図1は、課題の説明に供する図である。図1に示す通信方式は、上りリンクULと下りリンクDLとが時分割多重されるTDD(Time Division Duplex)方式である。また、上りリンクULまたは下りリンクDLには、複数の周波数ブロック、例えば、周波数ブロックFB1,FB2が含まれる。周波数ブロックFB1は複数のリソースブロックRB1によって形成され、周波数ブロックFB2は複数のリソースブロックRB2によって形成される。通信リソースは時間と周波数とによって規定され、例えば、リソースブロックRB1は、シンボル長とCP(Cyclic Prefix)長との合計長TL1と、サブキャリア間隔SI1とによって規定され、リソースブロックRB2は、シンボル長とCP長との合計長TL2と、サブキャリア間隔SI2とによって規定される。CPは、ガードインターバルと呼ばれることもある。以下では、「シンボル長とCP長との合計長」を単に「合計長」と呼ぶことがある。
図1に示す例では、周波数ブロックFB1における合計長TL1は周波数ブロックFB2における合計長TL2より小さい。シンボル長にかかわらずCP長が一定である、または、シンボル長に比例してCP長が決定する等の場合、周波数ブロックFB1におけるサブキャリア間隔SI1は周波数ブロックFB2におけるサブキャリア間隔SI2より大きい。これに対し、5G移動通信システムに採用されるTDD方式では、下りリンクDLから上りリンクULへの切替の際には、セル半径に応じた切替時間CTが存在する一方で、周波数ブロックFB1と周波数ブロックFB2との間で切替タイミングを揃えることが要求される。このため、リソースブロックRB1の合計長TL1より大きい合計長TL2を有するリソースブロックRB2によって形成される周波数ブロックFB2では、リソースブロックRB2のミュートが発生し、その結果、時間軸方向におけるオーバヘッドOHが大きくなってしまい通信リソースの利用効率が低下してしまう。
なお、3GPP(The 3rd Generation Partnership Project)での検討において、シンボル長、CP長、サブキャリア間隔等の各パラメータは“Numerology”と総称されることがある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、通信リソースの利用効率を高めることを目的とする。
開示の態様では、上りリンクと下りリンクとが時分割多重される通信システムにおいて使用される基地局が、制御部と送信部とを有する。前記制御部は、前記上りリンクまたは前記下りリンクに含まれる複数の周波数ブロックのうちの1つの周波数ブロックに第一期間と第二期間とを設定し、設定した前記第一期間と前記第二期間との間において、互いに異なるシンボル長またはサイクリックプレフィックス長を設定する。前記送信部は、設定された前記シンボル長または前記サイクリックプレフィックス長の設定情報を前記ユーザ端末へ送信する。
開示の態様によれば、通信リソースの利用効率を高めることができる。
以下に、本願の開示する基地局及び通信制御方法の実施例を図面に基づいて説明する。なお、この実施例により本願の開示する基地局及び通信制御方法が限定されるものではない。また、実施例において同一の機能を有する構成には同一の符号を付す。
[実施例1]
<通信システムの構成>
図2は、実施例1の通信システムの構成の一例を示す図である。図2において、通信システム1は、基地局10と、ユーザ端末(User Equipment:UE)20-1~20-3とを有する。基地局10は、基地局10とユーザ端末20-1~20-3の各々との間に設定される上りリンクUL及び下りリンクDLを用いて、TDD方式で、ユーザ端末20-1~20-3の各々と通信する。図2では、3つのユーザ端末を一例として挙げているが、ユーザ端末の数は図2に示すものに限定されない。以下では、ユーザ端末20-1~20-3を区別しない場合にはユーザ端末20と総称することがある。
<通信システムの構成>
図2は、実施例1の通信システムの構成の一例を示す図である。図2において、通信システム1は、基地局10と、ユーザ端末(User Equipment:UE)20-1~20-3とを有する。基地局10は、基地局10とユーザ端末20-1~20-3の各々との間に設定される上りリンクUL及び下りリンクDLを用いて、TDD方式で、ユーザ端末20-1~20-3の各々と通信する。図2では、3つのユーザ端末を一例として挙げているが、ユーザ端末の数は図2に示すものに限定されない。以下では、ユーザ端末20-1~20-3を区別しない場合にはユーザ端末20と総称することがある。
<通信システムの動作>
図3~図6は、実施例1の通信システムの動作の一例の説明に供する図である。以下、動作例1~4に分けて説明する。図3~図6に示す通信方式は、上りリンクULと下りリンクDLとが時分割多重されるTDD方式である。また、上りリンクULまたは下りリンクDLには、複数の周波数ブロック、例えば、周波数ブロックFB1,FB2が含まれる。例えば、周波数ブロックFB1と周波数ブロックFB2とは連続する一連の周波数帯域であり、この一連の周波数帯域が分割されることにより周波数ブロックFB1と周波数ブロックFB2とが形成される。また、図3~図6において、通信リソースは時間と周波数とによって規定され、例えば、リソースブロックRB1は合計長TL1とサブキャリア間隔SI1とによって規定され、リソースブロックRB2は合計長TL2とサブキャリア間隔SI2とによって規定される。
図3~図6は、実施例1の通信システムの動作の一例の説明に供する図である。以下、動作例1~4に分けて説明する。図3~図6に示す通信方式は、上りリンクULと下りリンクDLとが時分割多重されるTDD方式である。また、上りリンクULまたは下りリンクDLには、複数の周波数ブロック、例えば、周波数ブロックFB1,FB2が含まれる。例えば、周波数ブロックFB1と周波数ブロックFB2とは連続する一連の周波数帯域であり、この一連の周波数帯域が分割されることにより周波数ブロックFB1と周波数ブロックFB2とが形成される。また、図3~図6において、通信リソースは時間と周波数とによって規定され、例えば、リソースブロックRB1は合計長TL1とサブキャリア間隔SI1とによって規定され、リソースブロックRB2は合計長TL2とサブキャリア間隔SI2とによって規定される。
<動作例1:図3>
動作例1では、リソースブロックRB2の合計長TL2がリソースブロックRB1の合計長TL1の整数倍になっている場合について説明する。例えば図3では、合計長TL2は、合計長TL1の2倍になっている。
動作例1では、リソースブロックRB2の合計長TL2がリソースブロックRB1の合計長TL1の整数倍になっている場合について説明する。例えば図3では、合計長TL2は、合計長TL1の2倍になっている。
基地局10は、下りリンクDLに含まれる周波数ブロックFB1,FB2のうち、図1のようなオーバヘッドOHが生じる周波数ブロックFB2を基準にして、周波数ブロックFB2に第一期間T1及び第二期間T2を設定する。第一期間T1及び第二期間T2は、合計長TL1の整数倍、または、合計長TL2の整数倍に設定される。図3に示す例では、第一期間T1は合計長TL2の4倍に設定され、第二期間T2は合計長TL1の1倍に設定されている。また、第一期間T1及び第二期間T2は、下りリンクDLの期間、下りリンクDLから上りリンクULへの切替時間CT、合計長TL1、及び、合計長TL2に基づいて、時間軸方向でのオーバヘッドOHが最小になるように設定される。
そして、基地局10は、周波数ブロックFB2の第一期間T1にリソースブロックRB2を割り当て、周波数ブロックFB2の第二期間T2にリソースブロックRB1を割り当てる。図3に示す例では、合計長TL2が合計長TL1の整数倍であるため、オーバヘッドOHがゼロになる。
<動作例2:図4>
動作例2では、動作例1と同様に、リソースブロックRB2の合計長TL2がリソースブロックRB1の合計長TL1の整数倍になっている場合について説明する。例えば図4では、図3と同様に、合計長TL2は、合計長TL1の2倍になっている。
動作例2では、動作例1と同様に、リソースブロックRB2の合計長TL2がリソースブロックRB1の合計長TL1の整数倍になっている場合について説明する。例えば図4では、図3と同様に、合計長TL2は、合計長TL1の2倍になっている。
基地局10は、動作例1と同様にして、下りリンクDLに含まれる周波数ブロックFB1,FB2のうち、周波数ブロックFB2に第一期間T1及び第二期間T2を設定する。図4に示す例では、第一期間T1は合計長TL2の3倍に設定され、第二期間T2は合計長TL1の3倍に設定されている。
そして、基地局10は、周波数ブロックFB2の第一期間T1にリソースブロックRB2を割り当て、周波数ブロックFB2の第二期間T2にリソースブロックRB1を割り当てる。図4に示す例では、図3と同様に、合計長TL2が合計長TL1の整数倍であるため、オーバヘッドOHがゼロになる。
<動作例3:図5>
動作例3では、リソースブロックRB2の合計長TL2がリソースブロックRB1の合計長TL1の整数倍になっていない場合について説明する。
動作例3では、リソースブロックRB2の合計長TL2がリソースブロックRB1の合計長TL1の整数倍になっていない場合について説明する。
基地局10は、動作例1と同様にして、下りリンクDLに含まれる周波数ブロックFB1,FB2のうち、周波数ブロックFB2に第一期間T1及び第二期間T2を設定する。図5に示す例では、第一期間T1は合計長TL2の3倍に設定され、第二期間T2は合計長TL1の2倍に設定されている。そして、基地局10は、周波数ブロックFB2の第一期間T1にリソースブロックRB2を割り当て、周波数ブロックFB2の第二期間T2にリソースブロックRB1を割り当てる。図5に示す例では、図1に示す例よりも、オーバヘッドOHが減少している。
<動作例4:図6>
動作例4では、動作例3と同様に、リソースブロックRB2の合計長TL2がリソースブロックRB1の合計長TL1の整数倍になっていない場合について説明する。
動作例4では、動作例3と同様に、リソースブロックRB2の合計長TL2がリソースブロックRB1の合計長TL1の整数倍になっていない場合について説明する。
基地局10は、動作例1と同様にして、下りリンクDLに含まれる周波数ブロックFB1,FB2のうち、周波数ブロックFB2に第一期間T1及び第二期間T2を設定する。図6に示す例では、第一期間T1は合計長TL1の2倍に設定され、第二期間T2は合計長TL2の3倍に設定されている。そして、基地局10は、周波数ブロックFB2の第一期間T1にリソースブロックRB1を割り当て、周波数ブロックFB2の第二期間T2にリソースブロックRB2を割り当てる。図6に示す例では、図1に示す例よりも、オーバヘッドOHが減少している。
以上、動作例1~4について説明した。動作例1~4において、合計長TL1,TL2はシンボル長とCP長との合計長であるため、リソースブロックRB1とリソースブロックRB2との間では、シンボル長及びCP長の何れか一方または双方が互いに異なる。また、動作例1~4の周波数ブロックFB2において、第一期間T1にリソースブロックRB2が割り当てられた場合には第二期間T2にリソースブロックRB1が割り当てられ(動作例1~3)、第一期間T1にリソースブロックRB1が割り当てられた場合には第二期間T2にリソースブロックRB2が割り当てられる(動作例4)。つまり、動作例1~4の何れでも、基地局10は、周波数ブロックFB2の第一期間T1と第二期間T2との間において、互いに異なるシンボル長またはCP長を設定する。
なお、CP長を含まないシンボル長(つまり、合計長に含まれるシンボル長)は、「有効シンボル長」と呼ばれることもある。
<設定情報の生成>
図7は、実施例1の設定情報の一例を示す図である。設定情報COM1~COM6の各々は、通信リソースが割り当てられる周波数ブロックと、通信リソースが割り当てられる期間と、Numerologyとの組合せを示す。また、設定情報COM1~COM6の各々は、1つのユーザ端末20に対して、一度の割当で同時に割当可能な通信リソースと、Numerologyとの組合せを示す。設定情報COM1~COM6に含まれるNumerologyは、例えば、シンボル長、CP長、サブキャリア間隔、または、合計長である。以下では、一例として、Numerologyとして合計長が指定される場合について説明する。また、以下では、一例として、基地局10が上記の動作例1のように、周波数ブロックFB2の第一期間T1にリソースブロックRB2を割り当て、周波数ブロックFB2の第二期間T2にリソースブロックRB1を割り当てた場合(図3)の設定情報の生成について説明する。
図7は、実施例1の設定情報の一例を示す図である。設定情報COM1~COM6の各々は、通信リソースが割り当てられる周波数ブロックと、通信リソースが割り当てられる期間と、Numerologyとの組合せを示す。また、設定情報COM1~COM6の各々は、1つのユーザ端末20に対して、一度の割当で同時に割当可能な通信リソースと、Numerologyとの組合せを示す。設定情報COM1~COM6に含まれるNumerologyは、例えば、シンボル長、CP長、サブキャリア間隔、または、合計長である。以下では、一例として、Numerologyとして合計長が指定される場合について説明する。また、以下では、一例として、基地局10が上記の動作例1のように、周波数ブロックFB2の第一期間T1にリソースブロックRB2を割り当て、周波数ブロックFB2の第二期間T2にリソースブロックRB1を割り当てた場合(図3)の設定情報の生成について説明する。
基地局10が図3に示すようにしてリソースブロックを割り当てた場合、基地局10は、ユーザ端末20の各々に対して、図7に示す設定情報COM1~COM6の何れかを生成する。
設定情報COM1は、ある1つのユーザ端末20に対して一度の割当で、周波数ブロックFB1の第一期間T1において合計長TL1のリソースブロックRB1が割当可能であることを示す。
設定情報COM2は、ある1つのユーザ端末20に対して一度の割当で、周波数ブロックFB1の第一期間T1において合計長TL1のリソースブロックRB1と、周波数ブロックFB1の第二期間T2において合計長TL1のリソースブロックRB1とが同時に割当可能であることを示す。
設定情報COM3は、ある1つのユーザ端末20に対して一度の割当で、周波数ブロックFB1の第一期間T1において合計長TL1のリソースブロックRB1と、周波数ブロックFB1の第二期間T2において合計長TL1のリソースブロックRB1と、周波数ブロックFB2の第二期間T2において合計長TL1のリソースブロックRB1とが同時に割当可能であることを示す。
設定情報COM4は、ある1つのユーザ端末20に対して一度の割当で、周波数ブロックFB2の第一期間T1において合計長TL2のリソースブロックRB2が割当可能であることを示す。
設定情報COM5は、ある1つのユーザ端末20に対して一度の割当で、周波数ブロックFB2の第一期間T1において合計長TL2のリソースブロックRB2と、周波数ブロックFB2の第二期間T2において合計長TL1のリソースブロックRB1とが同時に割当可能であることを示す。
設定情報COM6は、ある1つのユーザ端末20に対して一度の割当で、周波数ブロックFB2の第一期間T1において合計長TL2のリソースブロックRB2と、周波数ブロックFB2の第二期間T2において合計長TL1のリソースブロックRB1と、周波数ブロックFB1の第二期間T2において合計長TL1のリソースブロックRB1とが同時に割当可能であることを示す。
つまり、基地局10は、基地局10が設定したNumerologyをユーザ端末20へ通知するための設定情報COM1~COM6を生成する。そして、基地局10は、生成した設定情報COM1~COM6をユーザ端末20へ送信する。
また、基地局10が設定情報COM1~COM6のうち設定情報COM2,COM3,COM5,COM6を生成する場合、基地局10は、ある1つのユーザ端末20に対して、第一期間T1における通信リソースと、第二期間T2における通信リソースとを同時に割り当てる。
さらに、基地局10は、通信リソース(リソースブロック)の割当結果に従って、通信リソースの割当番号(m,n)をユーザ端末20へ送信する。mは割り当てられた通信リソースの周波数方向での最初の番号を示し、nは割り当てられた通信リソースの周波数方向での最後の番号を示す。通信リソースの割当番号(m,n)を受信したユーザ端末20は、設定情報COM1~COM6と、割当番号(m,n)とに従って、自端末に割り当てられた下りリンクDLの通信リソースを判断する。
例えば、基地局10から設定情報COM1を送信されたユーザ端末20-1は、周波数ブロックFB1の第一期間T1においてm番目からm+n番目までのリソースブロックRB1がユーザ端末20-1に割り当てられたと判断する。
また例えば、基地局10から設定情報COM3を送信されたユーザ端末20-1は、周波数ブロックFB1の第一期間T1においてm番目からm+n番目までのリソースブロックRB1と、周波数ブロックFB1の第二期間T2においてm番目からm+n番目までのリソースブロックRB1と、周波数ブロックFB2の第二期間T2においてf(m)番目からf(m+n)番目までのリソースブロックRB1とがユーザ端末20-1に割り当てられたと判断する。ここで「f(m)=m+K」であり、「K」は、組合せ毎、つまり、設定情報COM1~COM6毎に事前に設定される整数値であり、基地局10及びユーザ端末20の双方に既知の値である。
また例えば、基地局10から設定情報COM5を送信されたユーザ端末20-1は、周波数ブロックFB2の第一期間T1においてm番目からm+n番目までのリソースブロックRB2と、周波数ブロックFB2の第二期間T2においてm番目からm+n番目までのリソースブロックRB1とがユーザ端末20-1に割り当てられたと判断する。
<基地局の構成>
図8は、実施例1の基地局の構成の一例を示す機能ブロック図である。図8において、基地局10は、通信制御部11と、送信処理部12-1~12-3と、無線送信部13と、切替部14と、アンテナ15と、無線受信部16と、受信処理部17-1~17-3とを有する。送信処理部12-1~12-3及び受信処理部17-1~17-3は、ユーザ端末20-1~20-3にそれぞれ対応する。以下では、送信処理部12-1~12-3を区別しない場合には送信処理部12と総称し、受信処理部17-1~17-3を区別しない場合には受信処理部17と総称することがある。
図8は、実施例1の基地局の構成の一例を示す機能ブロック図である。図8において、基地局10は、通信制御部11と、送信処理部12-1~12-3と、無線送信部13と、切替部14と、アンテナ15と、無線受信部16と、受信処理部17-1~17-3とを有する。送信処理部12-1~12-3及び受信処理部17-1~17-3は、ユーザ端末20-1~20-3にそれぞれ対応する。以下では、送信処理部12-1~12-3を区別しない場合には送信処理部12と総称し、受信処理部17-1~17-3を区別しない場合には受信処理部17と総称することがある。
通信制御部11は、ユーザ端末20に対する上りリンクULの通信リソースの割当(以下では「上りリンク割当」と呼ぶことがある)、及び、ユーザ端末20に対する下りリンクDLの通信リソースの割当(以下では「下りリンク割当」と呼ぶことがある)を行い、上りリンク割当の割当結果を送信処理部12及び受信処理部17へ出力する。
また、通信制御部11は、上記の動作例1~4のように動作し、図1のようなオーバヘッドOHが生じる周波数ブロックFB2を基準にして周波数ブロックFB2に第一期間T1及び第二期間T2を設定し、設定した第一期間T1と第二期間T2との間において、互いに異なるシンボル長またはCP長を設定する。
通信制御部11が第一期間T1と第二期間T2との間において互いに異なるシンボル長またはCP長を設定する際には、通信制御部11は、図3~図6のように、周波数ブロックFB1と周波数ブロックFB2との間において、合計長が同一の複数のシンボルのシンボルタイミングを互いに一致させるのが好ましい。この場合、周波数ブロックFB2に設定された第一期間T1及び第二期間T2の何れか一方または双方が、周波数ブロックFB1にも適用される。例えば、図3~図5では、第二期間T2において、周波数ブロックFB1における合計長TL1のシンボルのシンボルタイミングと、周波数ブロックFB2における合計長TL1のシンボルのシンボルタイミングとが互いに一致している。また例えば、図6では、第一期間T1において、周波数ブロックFB1における合計長TL1のシンボルのシンボルタイミングと、周波数ブロックFB2における合計長TL1のシンボルのシンボルタイミングとが互いに一致している。また例えば、図3及び図4において、周波数ブロックFB2に設定された第一期間T1及び第二期間T2は、周波数ブロックFB1にも適用される。また例えば、図5において、周波数ブロックFB2に設定された第二期間T2は、周波数ブロックFB1にも適用される。また例えば、図6において、周波数ブロックFB2に設定された第一期間T1は、周波数ブロックFB1にも適用される。
このように、周波数ブロックFB1と周波数ブロックFB2との間でシンボルタイミングを互いに一致させることにより、周波数ブロックFB1の通信リソースと周波数ブロックFB2の通信リソースとを同時に割り当てられたユーザ端末20での復調処理の処理負荷を軽減させることができる。
また、通信制御部11は、図7に示す設定情報COM1~COM6の何れかを生成し、生成した設定情報を送信処理部12へ出力する。
また、通信制御部11は、下りリンク割当の割当結果に従って通信リソースの割当番号(m,n)を決定し、決定した割当番号(m,n)を送信処理部12へ出力する。
ここで、通信制御部11が設定情報COM1~COM6のうち設定情報COM2,COM3,COM5,COM6を生成する場合、下りリンク割当の際には、通信制御部11は、ある1つのユーザ端末20に対して、第一期間T1における通信リソースと、第二期間T2における通信リソースとを同時に割り当てる。よって、設定情報COM1~COM6のうち設定情報COM3,COM6が生成される場合には、通信制御部11が第二期間T2において1つのユーザ端末20に対して割り当てる通信リソースの周波数帯域幅は、通信制御部11が第一期間T1において1つのユーザ端末20に対して割り当てる通信リソースの周波数帯域幅より大きくなる。このように、ある1つのユーザ端末20に対して、第一期間T1における通信リソースと第二期間T2における通信リソースとを同時に割り当てることにより、下りリンクDLでのユーザデータ量が大きいユーザ端末20に対する通信リソースの割当を効率良く行うことができる。また、第二期間T2において割り当てる通信リソースの周波数帯域幅を、第一期間T1において割り当てる通信リソースの周波数帯域幅より大きくすることにより、下りリンクDLでのユーザデータ量が大きいユーザ端末20に対する通信リソースの割当を、さらに効率良く行うことができる。
送信処理部12は、ユーザデータ、上りリンク割当の割当結果、設定情報COM1~COM6、及び、割当番号(m,n)を符号化及び変調し、変調後の信号にIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)を行ってシンボルを生成し、生成したシンボルにCPを付加する。この際、送信処理部12は、変調後の信号を割当番号(m,n)に従って下りリンクDLの通信リソースにマッピングする。送信処理部12は、CP付加後のシンボルを無線送信部13へ出力する。
無線送信部13は、送信処理部12から入力されるシンボルに対してデジタルアナログ変換及びアップコンバート等の無線送信処理を行って下りリンク信号を生成し、生成した下りリンク信号を切替部14及びアンテナ15を介してユーザ端末20へ送信する。
ユーザデータを含む下りリンク信号は、例えばPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)を用いてユーザ端末20へ送信される。設定情報COM1~COM6の何れかを含む下りリンク信号は、例えばBCH(Broadcast Channel)またはPDCCH(Physical Downlink Control Channel)を用いてユーザ端末20へ送信される。上りリンク割当の割当結果または割当番号(m,n)を含む下りリンク信号は、例えばPDCCHを用いてユーザ端末20へ送信される。
切替部14は、下りリンクDLと上りリンクULとを時分割で切り替える、つまり、基地局10における送信と基地局10における受信とを時分割で切り替える。下りリンクDLから上りリンクULへの切替の際には、セル半径に応じた切替時間CTが存在する。切替部14は、下りリンクDLの通信時には無線送信部13とアンテナ15とを接続し、上りリンクULの通信時には無線受信部16とアンテナ15とを接続する。
無線受信部16は、アンテナ15及び切替部14を介してユーザ端末20から上りリンク信号を受信し、受信した上りリンク信号に対してダウンコンバート及びアナログデジタル変換等の無線受信処理を行い、無線受信処理後の上りリンク信号を受信処理部17へ出力する。無線受信部16が受信する上りリンク信号には、ユーザ端末20から送信されたユーザデータが含まれる。
受信処理部17は、無線受信部16から入力される上りリンク信号を上りリンク割当の割当結果に従って復調及び復号してユーザデータを得る。
<ユーザ端末の構成>
図9は、実施例1のユーザ端末の構成の一例を示す機能ブロック図である。図9において、ユーザ端末20は、アンテナ21と、切替部22と、無線受信部23と、受信処理部24と、通信制御部25と、送信処理部26と、無線送信部27とを有する。
図9は、実施例1のユーザ端末の構成の一例を示す機能ブロック図である。図9において、ユーザ端末20は、アンテナ21と、切替部22と、無線受信部23と、受信処理部24と、通信制御部25と、送信処理部26と、無線送信部27とを有する。
無線受信部23は、アンテナ21及び切替部22を介して基地局10から下りリンク信号を受信し、受信した下りリンク信号に対してダウンコンバート及びアナログデジタル変換等の無線受信処理を行い、無線受信処理後のシンボルを受信処理部24へ出力する。無線受信部23が受信する下りリンク信号には、基地局10から送信されたユーザデータ、設定情報COM1~COM6、上りリンク割当の割当結果、または、割当番号(m,n)が含まれる。また、無線受信部23から出力されるシンボルにはCPが付加されている。
切替部22は、下りリンクDLと上りリンクULとを時分割で切り替える、つまり、ユーザ端末20における受信とユーザ端末20における送信とを時分割で切り替える。下りリンクDLから上りリンクULへの切替の際には、セル半径に応じた切替時間CTが存在する。切替部22は、下りリンクDLの通信時には無線受信部23とアンテナ21とを接続し、上りリンクULの通信時には無線送信部27とアンテナ21とを接続する。
受信処理部24は、無線受信部23から入力されるシンボルからCPを除去し、CP除去後のシンボルに対してFFT(Fast Fourier Transform)を行い、FFT後の信号を復調及び復号して設定情報COM1~COM6、上りリンク割当の割当結果、または、割当番号(m,n)を得る。受信処理部24は、上りリンク割当の割当結果を通信制御部25へ出力する。また、受信処理部24は、FFT後の信号を設定情報COM1~COM6及び割当番号(m,n)に従って復調及び復号してユーザデータを得る。つまり、受信処理部24は、設定情報COM1~COM6に従って下りリンク信号を復調する。
通信制御部25は、上りリンク割当の割当結果を送信処理部26へ出力する。
送信処理部26は、ユーザデータを符号化及び変調し、変調後の信号を上りリンク割当の割当結果に従って上りリンクULの通信リソースにマッピングし、マッピング後の信号を無線送信部27へ出力する。
無線送信部27は、送信処理部26から入力される信号に対してデジタルアナログ変換及びアップコンバート等の無線送信処理を行って上りリンク信号を生成し、生成した上りリンク信号を切替部22及びアンテナ21を介して基地局10へ送信する。
以上のように、実施例1では、基地局10は、TDD方式の通信システム1において使用される基地局である。基地局10は、通信制御部11と無線送信部13とを有する。通信制御部11は、下りリンクDLに含まれる周波数ブロックFB1,FB2のうち周波数ブロックFB2に第一期間T1と第二期間T2とを設定する。また、通信制御部11は、設定した第一期間T1と第二期間T2との間において、互いに異なるシンボル長またはCP長を設定する。無線送信部13は、通信制御部11によって設定されたシンボル長またはCP長の設定情報COM1~COM6をユーザ端末20へ送信する。
また、実施例1では、ユーザ端末20は、TDD方式の通信システム1において使用されるユーザ端末である。ユーザ端末20は、無線受信部23と受信処理部24とを有する。無線受信部23は、下りリンクDLに含まれる周波数ブロックFB1,FB2のうち周波数ブロックFB2に設定された第一期間T1と第二期間T2とのそれぞれに対応する互いに異なるシンボル長またはCP長の設定情報COM1~COM6を受信する。設定情報COM1~COM6は、基地局10から送信されたものである。受信処理部24は、設定情報COM1~COM6に従って下りリンク信号を復調する。
こうすることで、周波数ブロックFB2での時間軸方向におけるオーバヘッドOHを減少させることができるため、通信リソースの利用効率を高めることができる。
[他の実施例]
[1]基地局10は、次のようなハードウェア構成により実現することができる。図10は、基地局のハードウェア構成例を示す図である。図10に示すように、基地局10は、ハードウェアの構成要素として、プロセッサ10aと、メモリ10bと、無線通信モジュール10cとを有する。プロセッサ10aの一例として、CPU(Central Processing Unit),DSP(Digital Signal Processor),FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。また、基地局10は、プロセッサ10aと周辺回路とを含むLSI(Large Scale Integrated circuit)を有してもよい。メモリ10bの一例として、SDRAM等のRAM,ROM,フラッシュメモリ等が挙げられる。
[1]基地局10は、次のようなハードウェア構成により実現することができる。図10は、基地局のハードウェア構成例を示す図である。図10に示すように、基地局10は、ハードウェアの構成要素として、プロセッサ10aと、メモリ10bと、無線通信モジュール10cとを有する。プロセッサ10aの一例として、CPU(Central Processing Unit),DSP(Digital Signal Processor),FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。また、基地局10は、プロセッサ10aと周辺回路とを含むLSI(Large Scale Integrated circuit)を有してもよい。メモリ10bの一例として、SDRAM等のRAM,ROM,フラッシュメモリ等が挙げられる。
通信制御部11と、送信処理部12と、受信処理部17とは、プロセッサ10aにより実現される。無線送信部13と、切替部14と、アンテナ15と、無線受信部16とは、無線通信モジュール10cにより実現される。
[2]ユーザ端末20は、次のようなハードウェア構成により実現することができる。図11は、ユーザ端末のハードウェア構成例を示す図である。図11に示すように、ユーザ端末20は、ハードウェアの構成要素として、プロセッサ20aと、メモリ20bと、無線通信モジュール20cとを有する。プロセッサ20aの一例として、CPU,DSP,FPGA等が挙げられる。また、ユーザ端末20は、プロセッサ20aと周辺回路とを含むLSIを有してもよい。メモリ20bの一例として、SDRAM等のRAM,ROM,フラッシュメモリ等が挙げられる。
通信制御部25と、送信処理部26と、受信処理部24とは、プロセッサ20aにより実現される。無線送信部27と、切替部22と、アンテナ21と、無線受信部23とは、無線通信モジュール20cにより実現される。
[3]実施例1では、周波数ブロックFB1と周波数ブロックFB2とが、連続する一連の周波数帯域である場合について説明した。しかし、周波数ブロックFB1と周波数ブロックFB2との間には、周波数ブロックFB1と周波数ブロックFB2との間の干渉を抑えるために、ガードキャリアが存在しても良い。
[4]実施例1では、周波数ブロックFB1と周波数ブロックFB2との2つの周波数ブロックを一例に挙げて説明した。しかし、周波数ブロックの数が3つ以上の場合であっても、実施例1と同様にして、開示の技術を実施可能である。
[5]実施例1では、開示の技術を下りリンクDLで実施する場合を一例として説明した。しかし、上りリンクULでも、実施例1と同様にして、開示の技術を実施可能である。
1 通信システム
10 基地局
20-1~20-3 ユーザ端末
11,25 通信制御部
12-1~12-3,26 送信処理部
13,27 無線送信部
14,22 切替部
15,21 アンテナ
16,23 無線受信部
17-1~17-3,24 受信処理部
10 基地局
20-1~20-3 ユーザ端末
11,25 通信制御部
12-1~12-3,26 送信処理部
13,27 無線送信部
14,22 切替部
15,21 アンテナ
16,23 無線受信部
17-1~17-3,24 受信処理部
Claims (6)
- 上りリンクと下りリンクとが時分割多重される通信システムにおいて使用される基地局であって、
前記上りリンクまたは前記下りリンクに含まれる複数の周波数ブロックのうちの1つの周波数ブロックに第一期間と第二期間とを設定し、設定した前記第一期間と前記第二期間との間において、互いに異なるシンボル長またはサイクリックプレフィックス長を設定する制御部と、
設定された前記シンボル長または前記サイクリックプレフィックス長の設定情報を前記ユーザ端末へ送信する送信部と、
を具備する基地局。 - 前記制御部は、前記複数の周波数ブロックの間において、前記シンボル長及び前記サイクリックプレフィックス長の合計長が同一の複数のシンボルのシンボルタイミングを互いに一致させる、
請求項1に記載の基地局。 - 前記制御部は、1つのユーザ端末に対して、前記第一期間における通信リソースと、前記第二期間における通信リソースとを同時に割り当てる、
請求項1に記載の基地局。 - 前記制御部が前記第二期間において前記1つのユーザ端末に対して割り当てる前記通信リソースの周波数帯域幅は、前記制御部が前記第一期間において前記1つのユーザ端末に対して割り当てる前記通信リソースの周波数帯域幅より大きい、
請求項3に記載の基地局。 - 上りリンクと下りリンクとが時分割多重される通信システムにおいて使用されるユーザ端末であって、
基地局から送信された設定情報であって、前記上りリンクまたは前記下りリンクに含まれる複数の周波数ブロックのうちの1つの周波数ブロックに設定された第一期間と第二期間とのそれぞれに対応する互いに異なるシンボル長またはサイクリックプレフィックス長の前記設定情報を受信する受信部と、
前記設定情報に従って下りリンク信号を復調する受信処理部と、
を具備するユーザ端末。 - 上りリンクと下りリンクとが時分割多重される通信システムにおける通信制御方法であって、
基地局によって、前記上りリンクまたは前記下りリンクに含まれる複数の周波数ブロックのうちの1つの周波数ブロックに第一期間と第二期間とを設定し、設定した前記第一期間と前記第二期間との間において、互いに異なるシンボル長またはサイクリックプレフィックス長を設定し、
前記基地局によって、前記基地局が設定した前記シンボル長または前記サイクリックプレフィックス長の設定情報を前記ユーザ端末へ送信する、
通信制御方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP16912723.0A EP3499997A4 (en) | 2016-08-10 | 2016-08-10 | BASIC STATION AND COMMUNICATION CONTROL METHOD |
JP2018533387A JP6835092B2 (ja) | 2016-08-10 | 2016-08-10 | 基地局及び通信制御方法 |
PCT/JP2016/073676 WO2018029843A1 (ja) | 2016-08-10 | 2016-08-10 | 基地局及び通信制御方法 |
US16/255,331 US20190159183A1 (en) | 2016-08-10 | 2019-01-23 | Base station, user equipment, and communication control method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2016/073676 WO2018029843A1 (ja) | 2016-08-10 | 2016-08-10 | 基地局及び通信制御方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
US16/255,331 Continuation US20190159183A1 (en) | 2016-08-10 | 2019-01-23 | Base station, user equipment, and communication control method |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
WO2018029843A1 true WO2018029843A1 (ja) | 2018-02-15 |
Family
ID=61161912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
PCT/JP2016/073676 WO2018029843A1 (ja) | 2016-08-10 | 2016-08-10 | 基地局及び通信制御方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20190159183A1 (ja) |
EP (1) | EP3499997A4 (ja) |
JP (1) | JP6835092B2 (ja) |
WO (1) | WO2018029843A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110431781B (zh) * | 2017-03-22 | 2022-01-21 | 康维达无线有限责任公司 | 无线电信设备和方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009062115A2 (en) * | 2007-11-09 | 2009-05-14 | Zte U.S.A., Inc. | Flexible ofdm/ofdma frame structure for communication systems |
US10862634B2 (en) * | 2014-03-07 | 2020-12-08 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Systems and methods for OFDM with flexible sub-carrier spacing and symbol duration |
US10038581B2 (en) * | 2015-06-01 | 2018-07-31 | Huawei Technologies Co., Ltd. | System and scheme of scalable OFDM numerology |
MY182312A (en) * | 2015-06-22 | 2021-01-19 | Ericsson Telefon Ab L M | Blanking pattern indication for resource utilization in cellular radio communication |
WO2017005295A1 (en) * | 2015-07-06 | 2017-01-12 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Resource allocation for data transmission in wireless systems |
CN111884969A (zh) * | 2016-08-04 | 2020-11-03 | 华为技术有限公司 | 用于在无线通信系统中发送数据的方法和发射器 |
-
2016
- 2016-08-10 JP JP2018533387A patent/JP6835092B2/ja active Active
- 2016-08-10 WO PCT/JP2016/073676 patent/WO2018029843A1/ja unknown
- 2016-08-10 EP EP16912723.0A patent/EP3499997A4/en not_active Withdrawn
-
2019
- 2019-01-23 US US16/255,331 patent/US20190159183A1/en not_active Abandoned
Non-Patent Citations (5)
Title |
---|
"3GPP TSG-RAN WG1 #85, Rl-164692", 23 May 2016, QUALCOMM INCORPORATED, article "Numerology and TTI multiplexing for NR Forward Compatibility Analysis" |
ITL: "On Frame Structure for NR", 3GPP TSG RAN WG1 MEETING #85 R1-165242, 27 May 2016 (2016-05-27), XP051096187 * |
PANASONIC: "Discussion on the multiplexing of different numerologies", 3GPP TSG-RAN WG1 MEETING 85 R1-164985, 27 May 2016 (2016-05-27), XP051096781 * |
See also references of EP3499997A4 |
ZTE ET AL.: "Frequency multiplexing of different numerologies", 3GPP TSG RAN WG1 MEETING #85 R1-164273, 27 May 2016 (2016-05-27), XP051090019 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP3499997A4 (en) | 2019-08-14 |
JPWO2018029843A1 (ja) | 2019-04-18 |
EP3499997A1 (en) | 2019-06-19 |
US20190159183A1 (en) | 2019-05-23 |
JP6835092B2 (ja) | 2021-02-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10531447B2 (en) | Integrated circuit that controls a search space setting process | |
US11777750B2 (en) | Terminal and communication method | |
RU2768754C2 (ru) | Устройство радиосвязи и способ расширения ответного сигнала | |
KR101179627B1 (ko) | 복조 참조 신호 할당 방법 및 장치 | |
US9106356B2 (en) | Radio communication device and radio communication method | |
WO2017133699A1 (en) | Peak to average power ratio reduction in elaa | |
CN110169176B (zh) | 信息传输方法、装置和存储介质 | |
TW202008829A (zh) | 資源配置的方法和終端設備 | |
US11502885B2 (en) | Base station, terminal, reception method and transmission method | |
TW202008828A (zh) | 資源配置的方法和終端設備 | |
CN107046719B (zh) | 用于减少时分双工的传输时延的方法、装置和系统 | |
WO2010050233A1 (ja) | 無線通信端末装置、無線通信基地局装置および変調方法 | |
EP3550779B1 (en) | Signal sending and receiving method and apparatus | |
CN112740632A (zh) | 52.6GHz以上的可配置波形 | |
WO2018029843A1 (ja) | 基地局及び通信制御方法 | |
CN110890955B (zh) | 一种通信方法和装置 | |
CN113892246A (zh) | 用于侧链路传输的解调参考信号配置 | |
KR20190042407A (ko) | 무선 셀룰러 통신 시스템에서 자원 요소 매핑 방법 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
121 | Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application |
Ref document number: 16912723 Country of ref document: EP Kind code of ref document: A1 |
|
ENP | Entry into the national phase |
Ref document number: 2018533387 Country of ref document: JP Kind code of ref document: A |
|
NENP | Non-entry into the national phase |
Ref country code: DE |
|
ENP | Entry into the national phase |
Ref document number: 2016912723 Country of ref document: EP Effective date: 20190311 |