WO2014033916A1 - 集積回路システム、モータ制御装置および集積回路の不正使用防止方法 - Google Patents

集積回路システム、モータ制御装置および集積回路の不正使用防止方法 Download PDF

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    • G06F21/34User authentication involving the use of external additional devices, e.g. dongles or smart cards

Definitions

  • FIG. 7 is a sequence diagram illustrating a processing procedure of the integrated circuit system according to the third embodiment.
  • FIG. 8 is a block diagram showing a configuration of an integrated circuit system according to the fourth embodiment.
  • FIG. 9 is a sequence diagram illustrating a processing procedure of the integrated circuit system according to the fourth embodiment.
  • FIG. 10A is a diagram (part 1) illustrating another modified example.
  • FIG. 10B is a diagram (No. 2) illustrating another modified example.
  • FIG. 11 is a block diagram illustrating a configuration of the motor control device.
  • the storage unit 10b is a rewritable nonvolatile storage device such as a flash memory.
  • the storage unit 10b is assumed to be a flash memory, but may be a FeRAM (Ferroelectric Random Access Memory), an MRAM (Magnetic Random Access Memory), an EEPROM (Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory), or the like. .
  • the storage unit 10b stores the program code in advance when the acquisition unit 10c to the illegal product processing unit 10g described below are configured as software.
  • the CPU 10 and the ASIC 20 transition to normal main processing (for example, motor control processing) (step S107).
  • normal main processing for example, motor control processing
  • the first storage unit stores a first authentication value (first value) associated with the CPU.
  • the second storage unit stores a second authentication value (second value) associated with the ASIC.
  • the determination unit determines whether or not the second authentication value acquired from the second storage unit and the first authentication value of the first storage unit coincide with each other when the power is turned on.
  • the ASIC 20C further includes an address regenerator 20h, an address updater 20i, and an address determination unit 20j, and further stores the second address in the storage unit 20b, as compared with the ASIC 20 of the first embodiment. Is different.

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Description

集積回路システム、モータ制御装置および集積回路の不正使用防止方法
 開示の実施形態は、集積回路システム、モータ制御装置および集積回路の不正使用防止方法に関する。
 従来、特定用途向けの集積回路、いわゆるASIC(Application Specific Integrated Circuit)を備えた集積回路システムが知られている。集積回路システムは、たとえば、モータ制御装置に搭載され、かかるモータ制御装置の専用制御モジュールとして用いられる。
 ところで、昨今、ASICには、盗用や偽造、複製などによって不正使用される場合があるという問題がある。そこで、こうした不正使用を防止するため、ASIC内のメモリの所定の秘密アドレスに特定の秘密コードを書き込み、かかる秘密コードの入力がなければメモリへのアクセスが制限されるといった手法などが種々提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特表平6-500189号公報
 しかしながら、従来の集積回路システムは、上述の不正使用を確実に防止するうえで更なる改善の余地がある。たとえば、上述の所定の秘密アドレスに特定の秘密コードを書き込む手法を用いた場合、秘密アドレスおよび秘密コードの組み合わせを総当たりに試行(いわゆる、暗号解読法の一つであるブルートフォースアタック)することによって解読が行われる可能性がある。
 実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、集積回路の不正使用を確実に防止することができる集積回路システム、モータ制御装置および集積回路の不正使用防止方法を提供することを目的とする。
 実施形態の一態様に係る集積回路システムは、集積回路と、相手装置とを備える。前記集積回路は、認証用の認証値を有する。前記相手装置は、前記集積回路の認証相手であり、前記集積回路とは個別の認証値を有する。そして、前記集積回路システムは、電源投入時に、前記認証値に関する所定の認証規則にしたがって前記集積回路が不正品であるか否かを判定し、不正品である場合に当該集積回路を停止させる機能を有する。
 実施形態の一態様によれば、集積回路の不正使用を確実に防止することができる。
図1Aは、実施形態に係る集積回路システムの概要を示す図(その1)である。 図1Bは、実施形態に係る集積回路システムの概要を示す図(その2)である。 図2は、第1の実施形態に係る集積回路システムの構成を示すブロック図である。 図3Aは、第1の実施形態に係る集積回路システムの処理手順を示すシーケンス図である。 図3Bは、特定値判定処理の処理手順を示すシーケンス図である。 図4は、第2の実施形態に係る集積回路システムの構成を示すブロック図である。 図5は、第2の実施形態に係る集積回路システムの処理手順を示すシーケンス図である。 図6は、第3の実施形態に係る集積回路システムの構成を示すブロック図である。 図7は、第3の実施形態に係る集積回路システムの処理手順を示すシーケンス図である。 図8は、第4の実施形態に係る集積回路システムの構成を示すブロック図である。 図9は、第4の実施形態に係る集積回路システムの処理手順を示すシーケンス図である。 図10Aは、その他の変形例を示す図(その1)である。 図10Bは、その他の変形例を示す図(その2)である。 図11は、モータ制御装置の構成を示すブロック図である。
 以下、添付図面を参照して、本願の開示する集積回路システム、モータ制御装置および集積回路の不正使用防止方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
 また、以下では、ASICの認証相手となる相手装置がCPU(Central Processing Unit)である場合を例に挙げて説明を行う。
 図1Aおよび図1Bは、実施形態に係る集積回路システム1の概要を示す図である。図1Aに示すように、集積回路システム1は、CPU10と、ASIC20とを備える。CPU10とASIC20とは、バス30などの信号線を介して接続される。
 CPU10は、集積回路システム1において中心的な処理装置として働く電子回路である。具体的には、CPU10は、フラッシュメモリ(図示略)などの記憶デバイスに格納されたプログラムを順次読み込んで、解釈および実行する。
 ASIC20は、CPU10による制御などを受けて動作する特定用途向けの集積回路であり、たとえば、ASIC20を搭載したモータ制御装置の専用制御モジュールとして動作する。
 そして、CPU10およびASIC20は、電源投入による起動時における相互認証のための認証値をそれぞれ保有している。なお、かかる認証値につき、以下では、図1Bに示すように、CPU10が保有する認証値は「第1の認証値」(第1の値)と、ASIC20が保有する認証値は「第2の認証値」(第2の値)と、それぞれ記載する。
 また、図1Aでは、認証値のそれぞれが、CPU10およびASIC20それぞれの内部に保有されている例を示しているが、CPU10およびASIC20に個別に対応付けられていればよく、たとえば、外部記憶装置に記憶されていてもよい。なお、本実施形態では、認証値のそれぞれは、CPU10およびASIC20がその内部に備える不揮発性の記憶デバイスに格納されているものとする。
 そして、図1Bに示すように、実施形態に係る集積回路システム1では、電源投入による起動時に、ASIC20の保有する第2の認証値が、不正品であることを示し、かつ、認証値とはなりえない値である特定値であるか否かを判定する「特定値判定処理」を行う(ステップS1)。
 そして、第2の認証値が特定値である場合(ステップS1,Yes)、ASIC20は不正品であるため、集積回路システム1は、CPU10を含むマイコン全体を停止させる(ステップS2)。
 そして、第2の認証値が特定値でない場合(ステップS1,No)、集積回路システム1では、第1の認証値および第2の認証値の双方を照合し、所定の認証規則に沿った組み合わせであるか否かを、言い換えれば、これら認証値の組み合わせが所定の規則性を有するか否かを判定する(ステップS3)。
 かかる規則性は、たとえば、認証値の双方が合致するかといった端的なものであってよい。本実施形態では、この認証値双方が合致することによって、所定の規則性を有すると判定されるものとする。
 そして、図1Bに示すように、実施形態に係る集積回路システム1では、認証値の双方が所定の認証規則に沿った組み合わせであると判定した場合(ステップS3,Yes)、ASIC20を正規品であるものとみなして正規品処理部による処理を行う。
 具体的には、正規品処理部では、認証値の双方がたとえば同一の生成アルゴリズムで再生成される(ステップS4)。ここで、生成アルゴリズムは、たとえば擬似乱数生成法などを用いるのが好適であるが、特にその手法を限定するものではない。したがって、本実施形態のように相互認証に認証値双方の合致が求められるのであれば、再生成値として少なくとも同一値が出力されればよい。
 そして、正規品処理部では、ステップS4で出力された再生成値によって記憶デバイスに格納された認証値双方が更新される(ステップS5)。そして、CPU10およびASIC20は、たとえば、モータ制御処理といった通常のメイン処理へ遷移する(ステップS6)。なお、図1Bでは、ステップS4で出力された再生成値で認証値双方が更新されたことを分かりやすくするために、「新・第1の認証値」を保有することとなったCPU10と「新・第2の認証値」を保有することとなったASIC20とを図示している。
 そして、かかる「新・第1の認証値」と「新・第2の認証値」とは、次回の電源投入における起動時のCPU10およびASIC20の相互認証に用いられることとなる。なお、正規品処理部は、このように認証値双方を変更する意味で「変更部」と言い換えてもよい。
 一方、今回の起動時に、認証値の双方が所定の認証規則に沿った組み合わせでないと判定された場合(ステップS3,No)、実施形態に係る集積回路システム1では、ASIC20を不正品であるものとみなして不正品処理部による処理を行う。
 具体的には、不正品処理部では、ASIC20が保有する第2の認証値へ、不正品であることを示し、かつ、認証値とはなりえない値である特定値がセットされ(ステップS7)、ASIC20が停止される(ステップS8)。
 なお、図1Bでは、この点を分かりやすくするために、ステップS8の下方に、変わらず「第1の認証値」を保有するCPU10と「特定値」を保有することとなったASIC20とを図示し、さらに「STOP」の記載によってASIC20が停止したことを示している。
 このように、実施形態に係る集積回路システム1では、電源投入による起動時に、CPU10およびASIC20がそれぞれ保有する認証値の組み合わせが、所定の規則性を有するか否かを判定することによって、CPU10およびASIC20の相互認証を行うこととした。
 そして、所定の規則性を有すると判定された場合には、ASIC20を正規品として取り扱う正規品処理を行い、その中で上述の認証値の双方を再生成して更新することとした。すなわち、ASIC20が正規品として取り扱われるたびに、CPU10およびASIC20の認証値双方を前回の認証時とは異なるものにすることができるので、ASIC20の不正使用を確実に防止することができる。
 また、認証値の組み合わせが所定の規則性を有しないと判定された場合には、ASIC20を不正品として取り扱う不正品処理を行い、以降、ASIC20を動作させない処置を施すこととした。すなわち、今回の認証時には、そのままASIC20を停止させ、次回以降の認証時には第2の認証値に格納された特定値によってASIC20の起動を停止させることができるので、ASIC20の不正使用を確実に防止することができる。
 ところで、図1Aおよび図1Bは、実施形態に係る集積回路システム1の物理的な接続形態や分散処理形態、すなわち、認証値それぞれの格納場所や、正規品処理部や不正品処理部をCPU10およびASIC20のいずれが備えて実行するかといった点を限定するものではない。
 そこで、以下では、かかる集積回路システム1の種々の具体的な実施形態を、図2~図10Bを用いて順次説明する。
(第1の実施形態)
 まず、図2および図3Aを用いて、第1の実施形態に係る集積回路システム1について説明する。図2は、第1の実施形態に係る集積回路システム1の構成を示すブロック図である。
 なお、図2では、集積回路システム1の特徴を説明するために必要な構成要素のみを示しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。また、図3Aは、第1の実施形態に係る集積回路システム1の処理手順を示すシーケンス図である。
 図2に示すように、集積回路システム1は、CPU10と、ASIC20とを備える。また、CPU10は、バスI/F(インタフェース)10aと、記憶部10b(第1の記憶部)と、取得部10cと、判定部10dと、再生成部10eと、更新部10fと、不正品処理部10gとを備える。
 なお、図2に示すように、集積回路システム1では、再生成部10eと、更新部10fとが、正規品処理部(図1B参照)として機能する。
 また、ASIC20は、バスI/F20aと、記憶部20b(第2の記憶部)と、停止部20kとを備える。
 バスI/F10aは、CPU10がASIC20との間で信号をやりとりするためのバス用インタフェースである。
 記憶部10bは、フラッシュメモリのように書き換え可能な不揮発性の記憶デバイスである。なお、以下では、記憶部10bがフラッシュメモリであるものとするが、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)やMRAM(Magnetic Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などであってもよい。
 また、記憶部10bは、CPU10に対応付けられる認証値である第1の認証値を記憶する。
 また、図示していないが、記憶部10bは、これから説明する取得部10c~不正品処理部10gをソフトウェアとして構成する場合に、そのプログラムコードをあらかじめ記憶する。
 取得部10cは、電源投入による起動時に、ASIC20の記憶部20bから、かかるASIC20に対応付けられた認証値である第2の認証値を取得する。また、取得部10cは、取得した第2の認証値を判定部10dへ渡す。
 判定部10dは、「特定値判定処理」を行ったうえで、取得部10cから渡された第2の認証値と記憶部10bの第1の認証値とを照合して、これらが合致するか否かを判定する。そして、認証値双方が合致する場合、判定部10dは、再生成部10e(すなわち、正規品処理部)へ制御を移す。また、認証値双方が合致しない場合、判定部10dは、不正品処理部10gへ制御を移す。
 再生成部10eは、同一の所定の生成アルゴリズムを用いて認証値の双方を再生成し、再生成値それぞれを更新部10fへ渡す。更新部10fは、再生成部10eから渡された再生成値で、記憶部10bの第1の認証値および記憶部20bの第2の認証値をそれぞれ更新する。
 不正品処理部10gは、記憶部20bの第2の認証値へ、不正品であることを示し、かつ、認証値とはなりえない値である特定値をセットする。また、不正品処理部10gは、ASIC20の停止部20kへ停止要求を送信してASIC20を停止させる。
 バスI/F20aは、ASIC20がCPU10との間で信号をやりとりするためのバス用インタフェースある。記憶部20bは、記憶部10bと同様に、フラッシュメモリのように書き換え可能な不揮発性の記憶デバイスである。かかる記憶部20bも、以下では記憶部10bと同様、フラッシュメモリであるものとする。
 また、記憶部20bは、ASIC20に対応付けられる認証値である第2の認証値を記憶する。
 停止部20kは、不正品処理部10gの停止要求を受けてASIC20の動作を停止させる停止回路である。
 つづいて、第1の実施形態に係る集積回路システム1の処理手順について説明する。なお、図3Aおよび図3Bのシーケンス図に示す「alt」(alternative)は条件分岐であり、上段の枠が条件を満たす場合の処理を、下段の枠が条件を満たさない場合の処理を、それぞれ示している。
 まず、図3Aに示すように、CPU10およびASIC20の認証値双方には、工場出荷時にあらかじめ初期値がセットされる。なお、かかる初期値は、所定の規則性を有するとともに、推測されにくい値であることが好適である。また、この工場出荷時の初期値のセットについては、後述する他の実施形態でも同様であるので、以下、説明を省略する場合がある。
 そして、電源が投入されると(ステップS101)、CPU10の取得部10cが、ASIC20の記憶部20bから第2の認証値を取得する(ステップS102)。そして、取得した第2の認証値に基づいて「特定値判定処理」が行われる(ステップS103)。
 かかる「特定値判定処理」の処理手順について、図3Bを用いて説明する。図3Bに示すように、特定値判定処理では、第2の認証値が特定値であるか否かが判定される(「alt」参照)。
 ここで、第2の認証値が特定値でない場合(「alt」の上段参照)、特定値判定処理からリターンされ、特定値判定処理の呼び出し元へ制御が移される(ステップS151)。
 一方、第2の認証値が特定値である場合(「alt」の下段参照)、ASIC20は不正品であるとみなされ、CPU10を含むマイコン全体およびASIC20が停止される(ステップS152およびS153)。
 図3Aに戻り、ステップS103の後の処理手順について説明する。つづいて、CPU10の判定部10dが、第1の認証値と第2の認証値とが合致するか否かを判定する(「alt」参照)。
 ここで、第1の認証値と第2の認証値とが合致する場合(「alt」の上段参照)、CPU10の再生成部10eが、所定の生成アルゴリズムを用いて認証値双方を再生成する(ステップS104)。
 そして、CPU10の更新部10fが、再生成値で記憶部20bの第2の認証値および記憶部10bの第1の認証値をそれぞれ更新する(ステップS105およびステップS106)。
 そして、CPU10およびASIC20は、通常のメイン処理(たとえば、モータ制御処理)へ遷移する(ステップS107)。
 一方、第1の認証値と第2の認証値とが合致しない場合(「alt」の下段参照)、CPU10の不正品処理部10gが、特定値で記憶部20bの第2の認証値を更新する(ステップS108)。
 また、不正品処理部10gは、ASIC20の停止部20kへ停止要求を送信する(ステップS109)。そして、かかる停止要求を受けた停止部20kは、ASIC20の動作を停止させる(ステップS110)。
 なお、CPU10は、ステップS109の停止要求送信後、CPU10を含むマイコン全体を停止させる(ステップS111)。
 上述してきたように、第1の実施形態に係る集積回路システムは、CPU(相手装置)が、第1の記憶部と、判定部と、正規品処理部(変更部)とを備え、ASIC(集積回路)が、第2の記憶部を備える。第1の記憶部は、CPUに対応付けられた第1の認証値(第1の値)を記憶する。第2の記憶部は、ASICに対応付けられた第2の認証値(第2の値)を記憶する。
 判定部は、電源投入による起動時に、第2の記憶部から取得された第2の認証値および第1の記憶部の第1の認証値が合致するか否かを判定する。正規品処理部は、判定部によって第2の認証値および第1の認証値が合致すると判定された場合に、第2の認証値および第1の認証値を同一の生成アルゴリズムを用いて再生成し、かかる再生成された値で第2の記憶部および第1の記憶部を更新する。
 したがって、第1の実施形態に係る集積回路システムによれば、電源投入ごとに第1の認証値および第2の認証値を変更するため、その値を特定することが困難となり、集積回路の不正使用を確実に防止することができる。
 ところで、上述した第1の実施形態では、集積回路の不正品検出に係る処理を主にCPUが主導して行う場合について説明したが、これを、CPUとASICとで分担することとしてもよい。そこで、かかる場合を第2の実施形態として、以下、図4および図5を用いて説明する。
(第2の実施形態)
 図4は、第2の実施形態に係る集積回路システム1Aの構成を示すブロック図である。なお、図4は、図2に示した第1の実施形態に係る集積回路システム1のブロック図に対応しているため、両実施形態で異なる構成要素について主に言及することとし、説明が重複する同一の構成要素についてはその説明を簡略化するか、省略することとする。また、かかる点は、後述する第3の実施形態および第4の実施形態でも同様とする。
 また、図5は、第2の実施形態に係る集積回路システム1Aの処理手順を示すシーケンス図である。
 図4に示すように、集積回路システム1Aは、CPU10Aと、ASIC20Aとを備える。CPU10Aは、再生成部10eと、更新部10fとが、第1の正規品処理部として機能する点が、第1の実施形態のCPU10とは異なる。第1の正規品処理部は、第1の認証値についてのみ再生成および更新を行う。
 また、ASIC20Aは、再生成部20eと、更新部20fとをさらに備え、これらが第2の正規品処理部として機能する点が、第1の実施形態のASIC20とは異なる。第2の正規品処理部は、第2の認証値についてのみ再生成および更新を行う。
 すなわち、再生成部20eは、CPU10Aの再生成部10eと同一の生成アルゴリズムを用いて第2の認証値を再生成する。また、更新部20fは、再生成部20eによる再生成値で記憶部20bの第2の認証値を更新する。
 なお、再生成部20eおよび更新部20fは、ワイヤードロジックで構成されることが好ましいが、実装方法を限定されるものではない。
 つづいて、第2の実施形態に係る集積回路システム1Aの処理手順について説明する。図5に示すように、電源が投入されると(ステップS201)、CPU10Aの取得部10cが、ASIC20Aの記憶部20bから第2の認証値を取得する(ステップS202)。
 そして、取得した第2の認証値に基づいて「特定値判定処理」が行われる(ステップS203)。なお、かかる「特定値判定処理」については、図1Bおよび図3Bを用いて説明した処理と同様のため、ここでの説明を省略する。
 つづいて、ASIC20Aでは、再生成部20eが、所定の生成アルゴリズムを用いて第2の認証値を再生成し(ステップS204)、更新部20fが、再生成値で記憶部20bの第2の認証値を更新する(ステップS205)。
 また、CPU10Aでは、判定部10dが、第1の認証値と第2の認証値とが合致するか否かを判定する(「alt」参照)。
 ここで、第1の認証値と第2の認証値とが合致する場合(「alt」の上段参照)、CPU10Aの再生成部10eが、再生成部20eと同一の所定の生成アルゴリズムを用いて第1の認証値を再生成し(ステップS206)、更新部10fが、再生成値で記憶部10bの第1の認証値を更新する(ステップS207)。
 そして、CPU10AおよびASIC20Aは、通常のメイン処理へ遷移する(ステップS208)。
 一方、第1の認証値と第2の認証値とが合致しない場合(「alt」の下段参照)、CPU10Aの不正品処理部10gが、特定値で記憶部20bの第2の認証値を更新する(ステップS209)。
 また、不正品処理部10gは、ASIC20Aの停止部20kへ停止要求を送信する(ステップS210)。そして、かかる停止要求を受けた停止部20kは、ASIC20Aの動作を停止させる(ステップS211)。
 なお、CPU10Aは、ステップS210の停止要求送信後、CPU10Aを含むマイコン全体を停止させる(ステップS212)。
 上述してきたように、第2の実施形態に係る集積回路システムは、CPU(相手装置)が、第1の記憶部と、判定部とを備え、ASIC(集積回路)が、第2の記憶部を備える。また、CPUおよびASICはそれぞれ、さらに正規品処理部(変更部)を備える。
 第1の記憶部は、CPUに対応付けられた第1の認証値(第1の値)を記憶する。第2の記憶部は、ASICに対応付けられた第2の認証値(第2の値)を記憶する。判定部は、電源投入による起動時に、第2の記憶部から取得された第2の認証値および第1の記憶部の第1の認証値が合致するか否かを判定する。
 CPUの備える正規品処理部は、判定部によって第1の認証値および第2の認証値が合致すると判定された場合に、第1の認証値を再生成するとともに、再生成された値で第1の記憶部を更新する。
 ASICの備える正規品処理部は、判定部によって第1の認証値および第2の認証値が合致すると判定された場合に、第1の認証値と同一の生成アルゴリズムを用いて第2の認証値を再生成するとともに、かかる再生成された値で第2の記憶部を更新する。
 したがって、第2の実施形態に係る集積回路システムによれば、電源投入ごとにやはり第1の認証値および第2の認証値を変更するため、その値を特定することが困難となり、集積回路の不正使用を確実に防止することができる。また、CPUとASICとで認証に必要な処理を分散するため、CPUにかかる負荷を軽減することができる。
 ところで、上述した第1の実施形態および第2の実施形態の場合とは異なり、ASIC主体で集積回路の不正品検出に係る処理を行うこととしてもよい。そこで、かかる場合を第3の実施形態として、以下、図6および図7を用いて説明する。
(第3の実施形態)
 図6は、第3の実施形態に係る集積回路システム1Bの構成を示すブロック図である。また、図7は、第3の実施形態に係る集積回路システム1Bの処理手順を示すシーケンス図である。
 図6に示すように、集積回路システム1Bは、CPU10Bと、ASIC20Bとを備える。CPU10Bは、バスI/F10aと記憶部10bのみを備える点が、第2の実施形態のCPU10Aとは異なる。
 また、ASIC20Bは、取得部20cと、判定部20dと、不正品処理部20gとをさらに備え、再生成部20eおよび更新部20fで集積回路システム1B全体の正規品処理部として機能する点が、第2の実施形態のASIC20Aとは異なる。
 取得部20cは、電源投入による起動時に、CPU10Bの記憶部10bから第1の認証値を取得する。また、取得部20cは、取得した第1の認証値を、レジスタ(図示略)などを介して判定部20dへ渡す。
 なお、ここで取得部20cを設けることなく、電源投入による起動時に、CPU10Bの方から第1の認証値をASIC20Bのレジスタへ書き込むこととしてもよい。
 判定部20dは、取得部20cから渡された第1の認証値と記憶部20bの第2の認証値とを照合して、これらが合致するか否かを判定する。そして、認証値双方が合致する場合、判定部20dは、再生成部20e(すなわち、正規品処理部)へ制御を移す。また、認証値双方が合致しない場合、判定部20dは、不正品処理部20gへ制御を移す。
 再生成部20eは、同一の所定の生成アルゴリズムを用いて認証値の双方を再生成し、再生成値それぞれを更新部20fへ渡す。更新部20fは、再生成部20eから渡された再生成値で、記憶部10bの第1の認証値および記憶部20bの第2の認証値をそれぞれ更新する。
 不正品処理部20gは、記憶部20bの第2の認証値へ、不正品であることを示し、かつ、認証値とはなりえない値である特定値をセットする。また、不正品処理部20gは、停止部20kへ停止要求を送信してASIC20Bを停止させる。
 つづいて、第3の実施形態に係る集積回路システム1Bの処理手順について説明する。図7に示すように、電源が投入されると(ステップS301)、ASIC20Bにおいて、「特定値判定処理」が行われる(ステップS302)。なお、かかる「特定値判定処理」については、図1Bおよび図3Bを用いて説明した処理と同様のため、ここでの説明を省略する。
 つづいて、ASIC20Bの取得部20cが、CPU10Bの記憶部10bから第1の認証値を取得する(ステップS303)。そして、ASIC20Bの判定部20dが、第1の認証値と第2の認証値とが合致するか否かを判定する(「alt」参照)。
 ここで、第1の認証値と第2の認証値とが合致する場合(「alt」の上段参照)、ASIC20Bの再生成部20eが、所定の生成アルゴリズムを用いて認証値双方を再生成する(ステップS304)。
 そして、ASIC20Bの更新部20fが、再生成値で記憶部20bの第2の認証値および記憶部10bの第1の認証値をそれぞれ更新する(ステップS305およびステップS306)。
 そして、CPU10BおよびASIC20Bは、通常のメイン処理へ遷移する(ステップS307)。
 一方、第1の認証値と第2の認証値とが合致しない場合(「alt」の下段参照)、ASIC20Bの不正品処理部20gが、特定値で記憶部20bの第2の認証値を更新する(ステップS308)。
 また、不正品処理部20gは、停止部20kへ停止要求を送信し、かかる停止要求を受けた停止部20kは、ASIC20Bの動作を停止させる(ステップS309)。
 なお、CPU10Bは、ASIC20Bが停止したことによる通信断を検出し、CPU10Bを含むマイコン全体を停止させる(ステップS310)。
 上述してきたように、第3の実施形態に係る集積回路システムは、CPU(相手装置)が、第1の記憶部を備え、ASIC(集積回路)が、第2の記憶部と、判定部と、正規品処理部(変更部)とを備える。第1の記憶部は、CPUに対応付けられた第1の認証値(第1の値)を記憶する。第2の記憶部は、ASICに対応付けられた第2の認証値(第2の値)を記憶する。
 判定部は、電源投入による起動時に、第1の記憶部から取得された第1の認証値および第2の記憶部の第2の認証値が合致するか否かを判定する。正規品処理部は、判定部によって第1の認証値および第2の認証値が合致すると判定された場合に、第1の認証値および第2の認証値を同一の生成アルゴリズムを用いて再生成し、かかる再生成された値で第1の記憶部および第2の記憶部を更新する。
 したがって、第3の実施形態に係る集積回路システムによれば、電源投入ごとにやはり第1の認証値および第2の認証値を変更するため、その値を特定することが困難となり、集積回路の不正使用を確実に防止することができる。また、ASIC主体で認証に必要な処理を実行するため、処理速度の向上を図ることができる。
 ところで、上述した各実施形態では、第1の認証値および第2の認証値のデータ型については特に触れなかったが、格納される値の形式を限定するものではない。たとえば、データ型が、CPUおよびASICのそれぞれが保有する同一番地をあらわすアドレスデータを格納するアドレス型であってもよい。
 そして、かかる場合、第1の認証値および第2の認証値として格納されるアドレスデータが合致すれば、これらアドレスデータが指し示す番地に格納されたデータの中身に関わりなくASICを正規品とみなすこととしてもよい。
 なお、さらに、アドレスデータが指し示す番地に格納されたデータが合致するか否かまでも判定することとしてもよい。このとき、アドレスデータが指し示す番地に格納されたデータは固定値であれば足りるが、上述の各実施形態と同様に、電源投入にともなう起動ごとに異なる可変値とすることでより認証性を高めることができる。
 そこで、以下では、かかる場合を第4の実施形態として、図8および図9を用いて説明する。
(第4の実施形態)
 図8は、第4の実施形態に係る集積回路システム1Cの構成を示すブロック図である。また、図9は、第4の実施形態に係る集積回路システム1Cの処理手順を示すシーケンス図である。
 図8に示すように、集積回路システム1Cは、CPU10Cと、ASIC20Cとを備える。CPU10Cは、アドレス再生成部10hと、アドレス更新部10iとをさらに備え、記憶部10bにさらに第1のアドレスを記憶する点が、第1の実施形態のCPU10とは異なる。
 また、ASIC20Cは、アドレス再生成部20hと、アドレス更新部20iと、アドレス判定部20jとをさらに備え、記憶部20bにさらに第2のアドレスを記憶する点が、第1の実施形態のASIC20とは異なる。
 ここで、第1のアドレスは、第1の認証値の格納アドレスであり、第2のアドレスは、第2の認証値の格納アドレスである。また、記憶部10bと記憶部20bとは、同一のアドレス体系を有していることが前提となる。
 CPU10Cの取得部10cは、記憶部10bの第1のアドレスを用いて記憶部20bへアクセスし、かかる第1のアドレスが指し示す格納データ(以下、「第1のアドレスデータ」と記載する)を取得する。なお、このとき、第1のアドレスが第2のアドレスと同一であれば、図8に示すように、記憶部20bの第2の認証値が取得されるが、第2のアドレスと同一でなければ、不定値が取得されることとなる。
 そして、取得部10cは、取得した第1のアドレスデータを判定部10dへ渡す。CPU10Cの判定部10dは、取得部10cから渡された第1のアドレスデータと第1の認証値とを照合して、これらが合致するか否かを判定する。
 そして、これらが合致する場合、アドレス再生成部10hが所定の生成アルゴリズムを用いて第1のアドレスを再生成し、再生成アドレスをアドレス更新部10iへ渡す。アドレス更新部10iは、渡された再生成アドレスで記憶部10bの第1のアドレスを更新する。
 なお、これに並行してASIC20Cでは、アドレス再生成部20hが、アドレス再生成部10hと同一の所定の生成アルゴリズムを用いて第2のアドレスを再生成し、再生成されたアドレスで、アドレス更新部20iが、記憶部20bの第2のアドレスを更新する。
 そして、判定部10dは、再生成部10e(すなわち、正規品処理部)へ制御を移す。再生成部10eは、同一の生成アルゴリズムを用いて認証値の双方を再生成し、再生成値それぞれを更新部10fへ渡す。
 更新部10fは、再生成部10eから渡された再生成値で、まず記憶部10bの第1の認証値を更新する。また、更新部10fは、かかる再生成値を、アドレス更新部10iによって更新された第1のアドレスとあわせてASIC20Cのアドレス判定部20jへ渡す。
 なお、取得部10cから渡された第1のアドレスデータと第1の認証値とが合致しない場合、判定部10dは、不正品処理部10gへ制御を移し、不正品処理部10gでは、第1の実施形態と同様の処理が行われる。
 ASIC20Cのアドレス判定部20jは、CPU10Cの更新部10fから渡された第1のアドレスと、アドレス更新部20iによって更新された記憶部20bの第2のアドレスとが合致するか否かを判定する。
 ここで、第1のアドレスと第2のアドレスとが合致する場合、アドレス判定部20jは、更新部10fから渡された再生成値で記憶部20bの第2の認証値を更新する。また、第1のアドレスと第2のアドレスとが合致しない場合、アドレス判定部20jは、第2の認証値を更新しない。
 つづいて、第4の実施形態に係る集積回路システム1Cの処理手順について説明する。図9に示すように、電源が投入されると(ステップS401)、CPU10Cの取得部10cが、ASIC20Cの記憶部20bから第1のアドレスデータを取得する(ステップS402)。
 なお、ここで、取得した第1のアドレスデータ、すなわちASIC20Cの第2の認証値と想定される値に基づいて「特定値判定処理」が行われる(ステップS403)。なお、かかる「特定値判定処理」については、図1Bおよび図3Bを用いて説明した処理と同様のため、ここでの説明を省略する。
 つづいて、CPU10Cのアドレス再生成部10hおよびアドレス更新部10iが、記憶部10bの第1のアドレスを更新する(ステップS404)。
 また、ASIC20Cのアドレス再生成部20hおよびアドレス更新部20iが、記憶部20bの第2のアドレスを更新する(ステップS405)。なお、第1のアドレスおよび第2のアドレスは、同一の所定の生成アルゴリズムを用いて再生成される。
 そして、CPU10Cの判定部10dが、第1の認証値とステップS402で取得した第1のアドレスデータとが合致するか否かを判定する(「alt#1」参照)。
 ここで、第1の認証値と第1のアドレスデータとが合致する場合(「alt#1」の上段参照)、CPU10Cの再生成部10eが、所定の生成アルゴリズムを用いて認証値双方を再生成する(ステップS406)。
 そして、CPU10Cの更新部10fが、かかる再生成値で、まず記憶部10bの第1の認証値を更新する(ステップS407)。また、更新部10fは、かかる再生成値と第1のアドレスとをあわせてASIC20Cのアドレス判定部20jへ渡し、第2の認証値の更新を指示する(ステップS408)。
 そして、ASIC20Cのアドレス判定部20jが、第1のアドレスと第2のアドレスデータとが合致するか否かを判定する(「alt#2」参照)。
 ここで、第1のアドレスと第2のアドレスとが合致する場合(「alt#2」の上段参照)、アドレス判定部20jは、更新部10fから渡された再生成値を記憶部20bへ第2の認証値として書き込む(ステップS409)。
 また、第1のアドレスと第2のアドレスとが合致しない場合(「alt#2」の下段参照)、アドレス判定部20jは、記憶部20bへ対する書き込みを行わない(ステップS410)。
 そして、CPU10CおよびASIC20Cは、通常のメイン処理へ遷移する(ステップS411)。
 一方、第1の認証値と第1のアドレスデータとが合致しない場合(「alt#1」の下段参照)、CPU10Cの不正品処理部10gが、特定値で記憶部20bの第2の認証値を更新する(ステップS412)。
 また、不正品処理部10gは、ASIC20Cの停止部20kへ停止要求を送信する(ステップS413)。そして、かかる停止要求を受けた停止部20kは、ASIC20Cの動作を停止させる(ステップS414)。
 なお、CPU10Cは、ステップS413の停止要求送信後、CPU10Cを含むマイコン全体を停止させる(ステップS415)。
 上述してきたように、第4の実施形態に係る集積回路システムは、CPU(相手装置)に対応付けられた第1の認証値(第1の値)を記憶する第1の記憶部と、ASIC(集積回路)に対応付けられた第2の認証値(第2の値)を記憶する第2の記憶部と、判定部と、正規品処理部(変更部)とを備える。
 第1の記憶部は、第1の認証値の格納アドレスである第1のアドレスをさらに記憶する。第2の記憶部は、第2の認証値の格納アドレスである第2のアドレスをさらに記憶する。判定部は、電源投入による起動時に、CPUおよびASICの双方で第1のアドレスが示す格納値を第1の認証値および第2の認証値として取得したうえで、第1の認証値および第2の認証値が合致するか否かを判定する。
 正規品処理部は、判定部によって第1の認証値および第2の認証値が合致すると判定された場合に、第1のアドレスおよび第2のアドレスを同一の生成アルゴリズムを用いて再生成するとともに、第1の認証値および第2の認証値を同一の生成アルゴリズムを用いて再生成し、それぞれ再生成された値で第1の記憶部および第2の記憶部を更新する。
 したがって、第4の実施形態に係る集積回路システムによれば、電源投入ごとにやはり第1の認証値および第2の認証値を変更するため、その値を特定することが困難となり、集積回路の不正使用を確実に防止することができる。また、認証値の格納アドレスをも加味した認証を行うので、認証性を高めることができる。
(モータ制御装置の説明)
 次に、これまで各実施形態で説明した集積回路システム1~1Cを搭載するモータ制御装置の構成について、図11を用いて説明する。図11は、モータ制御装置40の構成を示すブロック図である。
 なお、図11には、説明に必要となる構成要素のみを示しており、一般的な構成要素の図示を省略している。
 図11に示すように、モータ制御装置40は、集積回路システム1と、表示制御部41とを備える。なお、図11には、第1の実施形態に係る集積回路システム1を図示したが、第2~第4の実施形態に係る集積回路システム1A~1Cのいずれに置き換えてもよい。
 また、モータ制御装置40は、モータMおよび表示部50と接続される。表示部50は、モータ制御装置40に関する表示情報を表示するデバイスである。
 集積回路システム1は、モータ制御装置40の専用制御モジュールとして機能する。モータ制御装置40は、かかる集積回路システム1の制御に基づいてモータMを制御することとなる。
 表示制御部41は、集積回路システム1において、内部のASIC20が不正品であると判定された場合に、かかるASIC20が不正品である旨を示す表示情報を表示部50へ表示させる。
 なお、図11では、表示部50が、モータ制御装置40とは別体に構成された例を図示しているが、モータ制御装置40に含まれることとしてもよい。また、表示部50に表示される表示情報は、文字や画像といったデータの種別を問わない。また、表示部50を点灯ランプのような報知デバイスとして構成してもよい。
 ところで、上述した各実施形態では、CPUおよびASICが、それぞれその内部に記憶部を備える場合を例に挙げて説明したが、図10Aに示した変形例のように、外部に記憶部を配する構成であってもよい。
 また、図10Bに示す変形例のように、CPU、ASICおよびそれぞれに対応する記憶部が独立してバス30に接続されるような接続形態であってもよい。このように、各ユニットが独立している場合であっても、第1の認証値はCPUに、第2の認証値はASICにそれぞれ個別に対応付けられていればよい。
 また、これまでは、CPUおよびASICの相互認証によってASICの不正使用を防止する場合を例に挙げたが、さらにCPUとASICとの間を流れるデータに対して、不正使用の防止に資する加工(すなわち、暗号化)を施してもよい。
 また、上述した各実施形態で採り上げた所定の再生成アルゴリズムを複数設け、所定の手順で切り替え可能な構成としてもよい。たとえば、かかる切り替えのための設定レジスタやビットスイッチを設けたり、ASICの外端の接地状態で切り替えたりしてもよい。
 また、上述した各実施形態では、ASICの認証相手となる相手装置がCPUである場合を例に挙げたが、相手装置の種別を限定するものではなく、たとえば、ASIC同士であってもよい。
 また、上述した各実施形態では、認証値双方が合致する場合を所定の規則性を有するものと仮定したが、認証値双方は同一値に限られるものではなく、異なる値であってもよい。これは、所定の規則性が、たとえば、「一方の認証値は、他方の認証値を変数として定まる所定の関数値である」と規定されている場合などに対応する。
 また、上述した各実施形態では、CPUやASICなどの各ユニットがバスを介して接続される場合を例に挙げたが、接続形態を限定するものではない。したがって、各ユニットを、バス以外の相互通信可能な通信媒体で接続することとしてもよい。
 さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
   1、1A、1B、1C 集積回路システム
  10、10A、10B、10C CPU
  10a バスI/F
  10b 記憶部
  10c 取得部
  10d 判定部
  10e 再生成部
  10f 更新部
  10g 不正品処理部
  10h アドレス再生成部
  10i アドレス更新部
  20、20A、20B、20C ASIC
  20a バスI/F
  20b 記憶部
  20c 取得部
  20d 判定部
  20e 再生成部
  20f 更新部
  20g 不正品処理部
  20h アドレス再生成部
  20i アドレス更新部
  20j アドレス判定部
  20k 停止部
  30  バス
  40  モータ制御装置
  41  表示制御部
  50  表示部

Claims (10)

  1.  認証用の認証値を有する集積回路と、
     該集積回路の認証相手であり、前記集積回路とは個別の認証値を有する相手装置と
     を備え、
     電源投入時に、前記認証値に関する所定の認証規則にしたがって前記集積回路が不正品であるか否かを判定し、不正品である場合に当該集積回路を停止させる機能を有すること
     を特徴とする集積回路システム。
  2.  前記相手装置の前記認証値である第1の値を記憶する第1の記憶部と、
     前記集積回路の前記認証値である第2の値を記憶する第2の記憶部と、
     電源投入時に、前記第1の値および前記第2の値の組み合わせが所定の規則性を有するか否かを判定する判定部と、
     前記判定部によって前記組み合わせが前記規則性を有すると判定された場合に、前記規則性に則して前記第1の値および前記第2の値を変更する変更部と
     を備え、
     前記集積回路は、
     前記判定部によって前記組み合わせが前記規則性を有しないと判定された場合に、当該集積回路の動作を停止させる停止部
     を備えることを特徴とする請求項1に記載の集積回路システム。
  3.  前記相手装置は、前記第1の記憶部を備え、
     前記集積回路は、前記第2の記憶部と、前記判定部と、前記変更部とを備え、
     前記判定部は、
     前記第1の値および前記第2の値が合致するか否かを判定し、
     前記変更部は、
     前記判定部によって前記第1の値および前記第2の値が合致すると判定された場合に、同一の生成アルゴリズムを用いて前記第1の値および前記第2の値を再生成し、該再生成された値で前記第1の記憶部および前記第2の記憶部を更新すること
     を特徴とする請求項2に記載の集積回路システム。
  4.  前記相手装置は、前記第1の記憶部と、前記判定部とを備え、
     前記集積回路は、前記第2の記憶部を備え、
     前記相手装置および前記集積回路は、さらに前記変更部を備え、
     前記判定部は、
     前記第2の値および前記第1の値が合致するか否かを判定し、
     前記相手装置の備える変更部は、
     前記判定部によって前記第1の値および前記第2の値が合致すると判定された場合に、前記第1の値を再生成するとともに、再生成された値で前記第1の記憶部を更新し、
     前記集積回路の備える変更部は、
     前記判定部によって前記第1の値および前記第2の値が合致すると判定された場合に、前記第1の値と同一の生成アルゴリズムを用いて前記第2の値を再生成するとともに、該再生成された値で前記第2の記憶部を更新すること
     を特徴とする請求項2に記載の集積回路システム。 
  5.  前記相手装置は、前記第1の記憶部と、前記判定部と、前記変更部とを備え、
     前記集積回路は、前記第2の記憶部を備え、
     前記判定部は、
     前記第2の値および前記第1の値が合致するか否かを判定し、
     前記変更部は、
     前記判定部によって前記第2の値および前記第1の値が合致すると判定された場合に、同一の生成アルゴリズムを用いて前記第2の値および前記第1の値を再生成し、該再生成された値で前記第2の記憶部および前記第1の記憶部を更新すること
     を特徴とする請求項2に記載の集積回路システム。 
  6.  前記第1の記憶部は、前記第1の値の格納アドレスである第1のアドレスをさらに記憶し、
     前記第2の記憶部は、前記第2の値の格納アドレスである第2のアドレスをさらに記憶しており、
     前記判定部は、
     前記相手装置および前記集積回路の双方で前記第1のアドレスが示す格納値をそれぞれ前記第1の値および前記第2の値として取得したうえで、前記第1の値および前記第2の値が合致するか否かを判定し、
     前記変更部は、
     前記判定部によって前記第1の値および前記第2の値が合致すると判定された場合に、前記第1のアドレスおよび前記第2のアドレスを同一の生成アルゴリズムを用いて再生成するとともに、前記第1の値および前記第2の値を同一の生成アルゴリズムを用いて再生成し、それぞれ再生成された値で前記第1の記憶部および前記第2の記憶部を更新すること
     を特徴とする請求項2に記載の集積回路システム。
  7.  前記判定部は、
     前記第1の値および前記第2の値の組み合わせが前記規則性を有するか否かを判定する前に、前記第2の値が、前記集積回路が不正品であることを示しかつ前記認証値とはなりえない値である特定値であるか否かを判定し、前記第2の値が前記特定値である場合に、前記集積回路の動作を停止させること
     を特徴とする請求項2~6のいずれか一つに記載の集積回路システム。
  8.  前記生成アルゴリズムは、擬似乱数生成法に基づくこと
     を特徴とする請求項3~6のいずれか一つに記載の集積回路システム。
  9.  請求項1~6のいずれか一つに記載の集積回路システムと、
     前記集積回路システムによって該集積回路システムに含まれる集積回路が不正品であると判定された場合に、該不正品の検出を示す表示情報を表示部へ表示させる表示制御部
     を備えることを特徴とするモータ制御装置。 
  10.  集積回路の認証相手となる相手装置に対応付けられた第1の値を記憶する第1の記憶工程と、
     前記集積回路に対応付けられた第2の値を記憶する第2の記憶工程と、
     起動時に、前記第1の値および前記第2の値の組み合わせが所定の規則性を有するか否かを判定する判定工程と、
     前記判定工程によって前記組み合わせが前記規則性を有すると判定された場合に、該規則性に則して前記第1の値および前記第2の値を変更する変更工程と、
     前記判定工程によって前記組み合わせが前記規則性を有しないと判定された場合に、前記集積回路の動作を停止させる停止工程と
     を含むことを特徴とする集積回路の不正使用防止方法。
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