WO1983003474A1 - Chromatography stick and method for developing sample using the same - Google Patents

Description

明 細 書 ク ロ マ ト グ ラ フ ス テ ィ ッ ク及び試料展開方法 技術分野

この発明は、 ク ロ マ ト グ ラ フ に用いる二以上の成分 を含有する試料を分離採集する際にシ リ 力 ゲ ルを用い て各成分毎に展開分離するに、 分離性能がよ く 又採集 分量 も 多 く 出来る ク ロ マ ト グ ラ フ ス テ ィ ッ ク及びそれ を使用する試料展開方法に関する。

背景技術

近時ガ ラ ス板にシ リ カ ゲ ルを薄 く 塗着 し、 乾燥さ せ シ リ 力 ゲ ル薄層を形成させその一端に一滴乃至二滴の 試料を塗着させてベ ン ゼ ン 、 石油等の溶媒に浸漬さ せ る こ と に よ 試料を展開させ試料に よって異な る上昇 率を利用 して試料の分取を行 Ό 試料展開方法が行な われている。 然 して従来のシ リ 力 ゲ ル薄層（A)をガ ラ ス 板 (B)上に形成させたも のは、 ガ ラ ス片に近.い部分は製 作時乾燥度が高 く なるためシ リ 力 ゲ ル層を厚 く した場 合試料展開の際ガ ラ ス片に近 部分と 遠い外厠部分 と の間に吸着度の差が大き く ¾ シ リ 力 ゲ ル に対する展 開状態に差が出来る （ 第 ¹ 図示 ） o 又シ リ カ ゲ ルを厚 く 塗布 した場合試料採取の カ ツ ト の際に試料混合の虞 れがあった。 このためシ リ カ ゲ ルを厚 く 塗着でき ず一 時に試料を多量に展開出来ず試料採取量が少 い。 更 に試料の塗着展開は、 試料展開が斜状に為されるため 分離に大き な钜離を必要とする こ と と ]) 、 一回の使 用 しか通常出来ない。 本発明は試籽展開が短 距離に て済むため、 試料展開部を カ ツ ト して も 、 未使用部が 大部残る ので何回で も 使用でき る ク ロ マ ト グラ フ材を 得る こ と を 巨的とする。 又試料展開が均一且平行で試 料成分の混合の虞れの ¾ ク ロ マ ト グ ラ フ材を 目 的と する。 又試料の展開が容易であ 1? 試料の大量採取が可 能である。 然 も ス ティ ッ クを载合上に载置するだけで

料展開出来、 手数がかか ら い等極めて実用的 ¾展 開方 ¾を得る こ と を 巨的とする。

発明の開示

即ち本発明は、 ク ロ マ ト グ ラ フ； をシ リ カ ゲノレ等の 吸着材及び必要に応 じ石膏等のバ イ ン ダー を混入 した 材料のみにて柱状乃至板状に形成 した も のである。 こ の こ と によって試料の展開が均一且平行に行なわれ、 試料成分の混合の虞れな く 且試料展開部が短 く て済み 何回でも使用でき る こ と にるる。

又本発明は上逮の ク ロ マ ト グ ラ フ材の底面に試料を 附着させ、 溶媒を供給自在に為 した載台上に载せる も のである o こ の こ と に よ ]? ク ロ マ ト グラ フ材を载台上 に载せるだけと云 う 極めて簡単な方法に よって試料成 分の大量採取が容易に出来る。

m面の簡単 ¾説明

第一図は従来方法の概略説明図第二図は同上要部厠

OMPI 面図第三図は本発明一実施例縦断面図第四図第五図は 他実施例正面図第六図は本発明に よ る スティ ッ クの展 開状態斜面図で.ある。

発明を実施するための最良の形態' 以下図に示す実施例に よ ]? 本発明を詳細に説明する と 、 （¹)はス テ ィ ッ ク で シ リ カ ゲ ル 、 ア ル ミ ナ 、 セ ル 口 ー ズ、 ポ リ ア ミ ド等の吸着剤に、 必要 ¾ バ イ ン ダ ー 例 えば石膏を混合 して柱状板状等所望の形状に形成させ る。 該柱状、 板状等を総称 してス テ ィ ッ ク と称する。 該 スティ ッ ク（¹)は材料を水に溶か して所望の形状に形 成させた後、 1 1 0 X：位で乾燥さ せ吸着性を強化させ て あ る。 （2)は容器で、 石油、 ベ ン ゼ ン等の溶媒（5)を収 容 し、 その中に载合（⁴)を置いてある。 該载合（⁴)は函体 ' (5) と して形成 しその周囲に同一平面上に適宜数の透孔 (6) (6)… を穿設してお く 。 （7)は揚水物体で、 ス ポン ジ、 ガ - ゼ、 ア ス ベ ス ト 、 硝子等の毛細管現象を有する材 料にて形成され、 函体（5)の透孔（ό) (0) … よ 上にその上 面を位置させて収納させてある。 然る と き 溶媒（ は容 器（ か ら函体（⁵)に透孔（0) (6) -を通 して入 ]) 込み揚水物 体（7)全体に溶媒（5)を含むこ と にな る。 次いでその使用 方法について説明すればスティ ッ ク（1)の底面に試料（8) を附着さ せた後、 揚水物钵（7)上にス テ ィ ッ ク（1)を载置 さ せる。 スティ ッ ク 0)はその断面が角形、 丸形等の安 定形であれば、 そのま 直立させ、 板状等の不安定形 であれば容器（¹)の厠壁を高 く してそこ に或は他の支承 物を設けて凭せ掛けるが出来る限 ]? 直立状に保持させ る。 然る と き 溶媒（5)はスティ ッ ク（¹)の底面から浸出 し て行き 、 同時に底面に附着させた試料 )を展開させて 行 く 、 こ の際溶媒（⁵)は試料 (⁸)附着部位 よ 下に位置 し なければ溶媒のみ上昇 して了 う 。 こ の展開時試料 (8)は 各成分のステ ィ ッ ク（¹)に対する吸着度の差が出て分難 層（9) (?)…が形成される。 充分、 分難が行 ¾われた処で 各分難層（9) (?)…毎にスティ ッ ク（¹)を カ ツ ト して各成分 試料を得る o 得られた成分試料は溶媒抽出その他の各 課程を経て所望に応 じ定拴分析或は定量分析に使用す 又载台（⁴)を前記函体 (⁵)を用いず台部 （ ） と脚部 （^{1 1}) と に よ ]? 構成し、 坂体、 L字状扳網状体、 穴明板等の 合部 （¹ ） 上に揚水物体 ( を载置し、 揚水'物体 (⁷)の下端 乃至下垂部分を溶媒 (⁵)中に浸漬させて、 揚水物体 ）を 浸潤させてお く 構成の も のを使用する こ と も 出来る。

更に揚水物体を使用せずに溶媒（⁵)を载台（⁴)の台部 0)

と 同平面になる如 く 容器（5)に収容させたも ので も よ い

上記の如き本発明方法に よれば溶媒を収容 した容器 に载合を置き シ リ 力 ゲ ル及び必要に応 じ石膏等のバイ ン ダ - を混入し板状乃至柱钦に形成 したク ロ マ ト グ ラ フ ス テ ィ ッ ク の底面に試料を附着させる と共に溶媒を 供給自在と為 した载台上に上記ク ロ マ ト グ ラ フ ス テ ィ ッ クを载置させるのでスティ ッ クの断面積を大にする こ とが出来、 試料附着が大にでき るため大量の成分試

OMFi 料が得られる。 然 も 試料の展開に際 しての障害は何等 ¾ く 極めて分離性能が よいので精確な試料成分が得 ら れる o

産業上の利用可能性

以上の よ う に、 本発明に係る ク ロ マ ト グ ラ フ ステ ィ ッ ク及び試料展開方法は、 試料の吸着度に差が く 試 料が各成分に確実に分韜 し試科の分類採集が確実であ Ϊ) 混合の虞れな く 精確に行 い う る。 又試料分取部分 は カ ツ ト され試料収集されるが成分の分離が良ければ 短い距韜の展開で済むので数回の使用が可能である。 更にスティ ッ クは厚 ぐ 、 大 き く 形成 して も 障害は ¾い の で試料従ってその各成分の多量採集が可能 と な 分 析が容易且精確に行るわれる o

Claims

( ό ) 請求の範囲

1. シ リ 力 ゲ ノレ等の吸着材及び必要 ¾パイ ン ダ ー を混 入 した材料のみにて柱状乃至板拔に形成 した ク ロ マ ト グ ラ フ ス テ イ ツ ク o

2. 溶媒を収容 した容器に载台を置き シ リ 力 ゲ ル及び 必要に応 じ石膏等のバ イ ン ダ ー を混入 し板状乃至柱状 に形成したク Π マ 卜 グ ラ フ ス テ ィ ッ ク の底面に試料を 附着させる と共に溶媒を供給自在と 為 した載台上に上 記ク ロ マ ト グ ラ フ スティ ッ ク を载置させる こ と を特徵 とする試料展開方法 ο

3. 了 ス べ ス ト 、 硝子、 ス ポ ン ジ等の毛細管現象を有 する揚水物体を载台上に载置 し下端を溶媒中に浸漬 し 上方を溶媒液面上に位置させたこ と を特徵 とする請求 範囲 2 の試料展開方 ii o

溶媒を载合上の ク ロ マ ト グ ラ フ ス テ ィ ッ クに直接 接触する程度に供給 してお く こ と を特徵とする fl求

囲 2 の試料展開方法 o

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