JPWO2022130035A5 - - Google Patents

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JPWO2022130035A5
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上記の説明では、幾つかの構成について説明した。しかしながら、本明細書で論じた構成は網羅的であること、又は本発明を特定の形態に限定することを意図したものではない。例えば、構成例では外科用器具を超音波ハンドピースとして説明しているが、超音波ハンドピースに関して説明した特徴及び概念は他の医療器具又は外科用器具に適用できることも更に企図される。これは同様に、ブレード、ドリルビット、回転バー、オープンウィンドウシェーバーなどを更に含む超音波チップにも当てはまる。使用されている用語は、限定を目的とするものではなく、説明を目的としたものである。上記の教示に照らして、多くの修正及び変形が可能であり、本発明は、具体的に説明した以外の方法で実施することもできる。
なお、上記の実施形態から把握し得る技術的思想について、その態様を以下に述べる。
[態様1]
シャフト及び切断部を備える超音波チップであって、
近位端から遠位端まで延びる実質的に平面である第1の側面と、
実質的に平面であるとともに、前記第1の側面の反対側に配置され、前記近位端から前記遠位端まで延びる第2の側面と、
を備え、
前記切断部が前記遠位端に配置される切断ヘッドを含み、
前記超音波チップがホーンに取り外し可能に結合され、前記シャフトが縦軸を更に備える、超音波チップと、
遠位領域と近位領域とを有し、前記縦軸に沿って延びるルーメンを画定する灌流スリーブであって、前記シャフトを少なくとも部分的に取り囲んで入口開口を画定し、前記灌流スリーブが、前記ルーメンと流体連通する第1の導管を更に備え、前記第1の導管が出口開口を有し、前記第1の導管が液体源に接続されるように構成される、灌流スリーブと、
を備えた、前記超音波チップの空冷を行うための超音波手術用アセンブリであって、
前記超音波チップは、前記超音波チップの外面に結合されるシール部材、を更に備え、
前記超音波チップは、
前記シール部材の近位側に配置される空気入口を画定する第1の孔と、
第2の孔であって、前記シャフトの近位端から前記第1の孔まで延在して、前記第1の孔と前記第2の孔との間に流体経路を形成する、第2の孔と、
を画定する、
超音波手術用アセンブリ。
[態様2]
前記超音波チップ及び前記灌流スリーブに結合するように構成される超音波器具を更に備え、前記灌流スリーブは、前記灌流スリーブ及び前記超音波チップが前記超音波器具に結合されるときに前記第1の孔の近位側にある第3の孔を更に備える、態様1に記載の超音波手術用アセンブリ。
[態様3]
前記超音波チップが溝を更に画定し、前記シール部材が前記溝の周囲に配置される、態様1又は2に記載の超音波手術用アセンブリ。
[態様4]
前記第1の孔が前記第2の孔の軸に対して垂直である、態様1又は2に記載の超音波手術用アセンブリ。
[態様5]
前記超音波チップは、
トランスデューサに結合するためのベースと、前記ベースから延びる本体とを更に備え、前記本体が前記シャフトと前記切断部とを備え、前記本体が前記シャフトで前記ベースに結合され、前記本体が前記縦軸に沿って前記シャフトから前記切断部まで延び、
前記切断ヘッドがベース部とテーパ部とを備える、
態様1に記載の超音波手術用アセンブリ
[態様6]
前記ベース部は、前記第1の側面と前記第2の側面との間に横寸法を有し、前記横寸法が前記縦軸に対して垂直に延在し、
前記テーパ部は、面取り部を備えるとともに、前記ベース部から切断エッジまで延在し、前記切断エッジは、ある長さを備えるとともに、第1の脚部、第2の脚部、及び弓形遠位部を有するU字形輪郭を有し、前記第1の脚部及び前記第2の脚部は、互いに平行であるとともに、それぞれが複数の切断歯を備え、前記切断エッジの長さの半分以下が前記遠位端に前記複数の切断歯を備え、前記弓形遠位部には前記複数の切断歯がない、
態様5に記載の超音波手術用アセンブリ。
[態様7]
前記超音波チップの前記シャフトが前記遠位端にルーメンを有さない、態様1,2,5及び6のいずれか1項に記載の超音波手術用アセンブリ。
[態様8]
超音波器具であって、
近位部と遠位部とを備えるハウジングと、
前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置されるトランスデューサと、
前記トランスデューサに結合されるホーンと、
を備える、超音波器具と、
シャフトを備え、前記ホーンに取り外し可能に結合される超音波チップと、
ルーメンを画定する灌流スリーブであって、
前記ハウジングの前記遠位部に解放可能に結合され、遠位領域及び近位領域を有する本体であって、前記超音波チップが前記灌流スリーブの前記ルーメン内にあるときに前記超音波チップの前記シャフトを少なくとも部分的に取り囲む螺旋溝を画定する、本体と、
前記螺旋溝の少なくとも全回転を取り囲むように前記本体の一部に結合されて前記本体の一部上にわたって配置され、近位端と反対側の遠位端とを有するシースと、
灌流流体を運ぶために前記螺旋溝内に配置される灌流導管と、
を備え、
前記灌流導管が、前記本体の前記近位領域に配置される入口開口と、前記本体の前記遠位領域に配置される出口開口とを画定し、前記灌流流体が、前記入口開口で前記灌流導管に入り、前記出口開口で前記灌流導管から出る、灌流スリーブと、
を備える超音波手術用アセンブリ。
[態様9]
前記本体の前記近位領域に配置されるとともに、前記超音波チップの外面に結合された環状シール部材を更に備え、前記環状シール部材は、前記超音波チップの前記外面と前記ルーメンの内面との間に位置されるとともに、前記環状シール部材の近位側への流体の移動を防止するように構成される、態様8に記載の超音波手術用アセンブリ。
[態様10]
前記本体は、前記灌流導管がないとともに前記シースによって取り囲まれる第2の螺旋溝を画定し、前記シースによって覆われる前記第2の螺旋溝がユーザのための把持面を画定する、態様8又は9に記載の超音波手術用アセンブリ。
[態様11]
前記灌流導管が可撓性材料を備え、前記灌流導管は、前記入口開口と前記出口開口との間に連続的な長さを画定する単一部材を備える、態様8又は9に記載の超音波手術用アセンブリ。
[態様12]
超音波チップであって、
縦軸を規定するシャフトと、
実質的に平面である第1の側面と、実質的に平面である第2の側面と、を画定する切断部であって、切断ヘッドを更に含み、前記切断ヘッドが、
前記第1の側面と前記第2の側面との間に横寸法を有し、前記横寸法が前記切断ヘッドの縦軸に対して垂直に延びるベース部と、
面取り部を備えるとともに前記ベース部から切断エッジまで延在するテーパ部であって、前記切断エッジが、ある長さを備えるとともに、第1の脚部、第2の脚部、及び弓形遠位部を有するU字形輪郭を有し、前記第1の脚部と前記第2の脚部とが互いに平行である、テーパ部と、
を備える、切断部と、
を備え、
前記超音波チップの最大断面積が第1のスライスの断面積を画定し、
第2のスライスの断面積は、前記超音波チップの遠位端よりも20mm近位側の位置に画定され、前記第2のスライスと前記第1のスライスとがそれぞれ前記シャフトの前記縦軸に対して垂直であり、
前記第2のスライスの断面積が前記第1のスライスの断面積の15~20%である、
超音波チップ。
[態様13]
前記第1の脚部及び前記第2の脚部のそれぞれが複数の切断歯を備え、前記切断エッジの長さの半分以下が前記複数の切断歯を含み、前記切断歯のそれぞれが歯切断エッジと切り欠きベースとを含む、態様12に記載の超音波チップ。
[態様14]
前記切断部が前記縦軸に沿って中心線を規定し、
前記中心線から前記歯切断エッジまでが第1の距離を規定し、
前記中心線から前記切り欠きベースまでが第2の距離を規定し、
前記中心線から前記テーパ部の開始点までが第3の距離を規定し、
前記第1の距離と前記第2の距離との間の差が0.25mm以下であり、
前記第1の距離は、前記第3の距離の1.5倍よりも大きいが、前記第3の距離の2倍よりも小さい、
態様12又は13に記載の超音波チップ。
[態様15]
前記チップが9mm以下の直径を含む、態様12又は13に記載の超音波チップ。
[態様16]
前記複数の切断歯が前記切断ヘッドの遠位端に配置され、
前記弓形遠位部には前記複数の切断歯がなく、
前記複数の切断歯は、少なくとも2つの隣接する切断歯と、それらの間の切り欠きと、を備え、前記切り欠きが横寸法を有し、
前記切り欠きの前記横寸法は、前記ベース部の前記横寸法の少なくとも25分の1である、
態様12又は13に記載の超音波チップ。
[態様17]
前記弓形遠位部が少なくとも1.35ミリメートルの厚さを有する、態様12又は13に記載の超音波チップ。
[態様18]
前記超音波チップの前記シャフトは、前記遠位端にルーメンを有さない、態様12又は13に記載の超音波チップ。
[態様19]
前記超音波チップが溝を画定し、前記超音波チップは、
前記溝の周囲に配置されるシール部材と、
前記シール部材の近位側に配置される空気入口を画定する第1の孔と、
第2の孔であって、前記第2の孔と前記第1の孔とが互いに流体連通するように前記超音波チップの前記近位端から前記第1の孔まで延在する、第2の孔と、
を備える、態様12に記載の超音波チップ。
[態様20]
近位領域及び遠位領域を有する超音波器具であって、
近位部と遠位部とを備えるハウジングと、
前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置されるトランスデューサと、
前記トランスデューサに結合されるホーンと、
を備え、前記トランスデューサが第1のカプラによって吸引源に結合されるように構成される、超音波器具と、
シャフトと切断部とを備え、チップカプラによって前記ホーンに取り外し可能に結合される超音波チップであって、前記シャフトが縦軸を備える、超音波チップと、
遠位領域と近位領域とを有し、ルーメンを画定する灌流スリーブであって、前記灌流スリーブが、前記シャフトを少なくとも部分的に取り囲むとともに、灌流源から灌流液を受けるように構成される入口開口を画定し、前記灌流スリーブが、前記ルーメンと流体連通する第1の導管を更に備え、前記第1の導管が前記入口開口から出口開口まで灌流液を運ぶように構成される、灌流スリーブと、
前記超音波チップの外面と前記ルーメンの内面との間に配置されるシール部材と、
を備えた、前記超音波チップの空冷を行うための超音波手術用アセンブリであって、
前記超音波チップは、
前記灌流スリーブ及び前記超音波チップが前記超音波器具に結合されるときに前記シール部材の近位側に配置される空気入口を画定する第1の孔と、
前記超音波チップの近位端から前記第1の孔まで延在する第2の孔と、
を画定し、
前記第2の孔が前記チップカプラを介して前記吸引源と連通し、
前記灌流スリーブ及び前記超音波チップが前記超音波器具に結合されるときに前記灌流スリーブが前記第1の孔の近位側に第3の孔を画定し、
前記超音波手術用アセンブリは、空気を、周囲環境から前記第3の孔を通じて引き込んだ後に前記第1の孔に通し、前記空気が前記第1のカプラで前記超音波手術用アセンブリから出る前に前記第2の孔に通して戻すための経路を画定する、
超音波手術用アセンブリ。
[態様21]
前記超音波チップが溝を更に画定し、前記シール部材が前記溝の周囲に配置される、態様20に記載の超音波手術用アセンブリ。
[態様22]
前記第1の孔が前記第2の孔の軸に対して垂直である、態様20又は21に記載の超音波手術用アセンブリ。
[態様23]
前記超音波チップは、
前記トランスデューサに結合するためのベースと、前記ベースから延びる本体と、を更に備え、前記本体が前記シャフトと前記切断部とを備え、前記本体が前記シャフトで前記ベースに結合され、前記本体が前記縦軸に沿って前記シャフトから前記切断部まで延び、
前記切断部がベース部とテーパ部とを備える、
態様20に記載の超音波手術用アセンブリ。
[態様24]
前記超音波チップは、
近位端から遠位端まで延びる実質的に平面である第1の側面と、
実質的に平面であるとともに、前記第1の側面の反対側に配置され、前記近位端から前記遠位端まで延びる第2の側面と、
を更に備える、態様23に記載の超音波手術用アセンブリ。
[態様25]
前記ベース部は、前記第1の側面と前記第2の側面との間に横寸法を有し、前記横寸法が前記縦軸に対して垂直に延在し、
前記テーパ部は、面取り部を備えるとともに、前記ベース部から切断エッジまで延在し、前記切断エッジは、ある長さを備えるとともに、第1の脚部、第2の脚部、及び弓形遠位部を有するU字形輪郭を有し、前記第1の脚部及び前記第2の脚部は、互いに平行であるとともに、それぞれが複数の切断歯を備え、前記切断エッジの長さの半分以下が前記遠位端に前記複数の切断歯を備え、前記弓形遠位部には前記複数の切断歯がない、
態様24に記載の超音波手術用アセンブリ。
[態様26]
前記超音波チップの前記シャフトが前記遠位端にルーメンを有さない、態様20,21,23,24及び25のいずれか1項に記載の超音波手術用アセンブリ。
[態様27]
シャフトと切断部とを備える超音波チップを用意するステップであって、前記超音波チップがチップカプラによってホーンに取り外し可能に結合され、前記ホーンがトランスデューサに結合され、前記トランスデューサが第1のカプラによって吸引源に結合され、前記シャフトが縦軸を備え、前記超音波チップが、空気入口を画定する第1の孔と、前記超音波チップの近位端から前記第1の孔まで延びる第2の孔とを画定し、前記第1の孔が前記第2の孔に対して横方向であり、前記第2の孔が前記チップカプラを介して前記吸引源と連通する、ステップと、
遠位領域と近位領域とを有するとともにルーメンを画定する灌流スリーブを用意するステップであって、前記灌流スリーブが、前記シャフトを少なくとも部分的に取り囲むとともに、灌流源から灌流液を受けるように構成される入口開口によって前記灌流源に結合されるように構成され、前記灌流スリーブが、前記ルーメンと流体連通する第1の導管を画定し、前記第1の導管が、灌流液を前記入口開口から出口開口まで運ぶように構成される、ステップと、
前記超音波チップの外面と前記灌流スリーブの前記ルーメンの内面との間にシール部材を設けるステップであって、前記第1の孔が前記シール部材の近位側に配置される、ステップと、
を含む、前記超音波チップを用いて骨を切断する方法であって、
前記方法は、
前記吸引源を介して前記第2の孔と前記第1の孔とを通じて空気を引き込み、前記超音波チップを冷却するステップ、
を更に含む方法。
[態様28]
前記第1の孔及び前記第2の孔を通じて煙及び浮遊微粒子のうちの一方を引き込むステップを更に含む、態様27に記載の方法。
[態様29]
前記第1の孔を通じて前記第2の孔に空気を吸引して前記超音波チップを冷却するステップを更に含む、態様27又は28に記載の方法。
[態様30]
前記シール部材が前記超音波チップの外面に結合されることを更に含む、態様27に記載の方法。
[態様31]
前記灌流スリーブ内に画定される第3の孔を設けるステップであって、前記第3の孔が、前記灌流スリーブ及び前記超音波チップがハンドピースに結合されるときに前記第1の孔の近位側にある、ステップと、
空気を、周囲環境から前記第3の孔を通じて吸引した後に前記第1の孔に通し、前記第2の孔に通して戻すステップと、
を更に含む、態様27に記載の方法。
[態様32]
超音波器具であって、
近位部と遠位部とを備えるハウジングと、
前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置されるトランスデューサと、
前記トランスデューサに結合されるホーンと、
を備える、超音波器具と、
シャフト及び切断部を備え、前記ホーンに取り外し可能に結合される超音波チップと、
ルーメンを画定する灌流スリーブであって、前記ハウジングの前記遠位部に解放可能に結合されるとともに遠位領域及び近位領域を有する本体を備える灌流スリーブと、
を備え、
前記超音波チップは、
環状シール部材と、
溝を画定する前記超音波チップと、
を更に備え、
前記環状シール部材は、前記溝の周囲に配置され、前記本体の前記近位領域に配置されるとともに、前記スリーブ及び前記超音波チップが前記超音波器具に結合されるときに前記超音波チップの外面と前記ルーメンの内面との間に位置され、前記環状シール部材は、前記環状シール部材の近位側での流体の移動を防止するように構成される、
超音波手術用アセンブリ。
[態様33]
超音波器具であって、
近位部と遠位部とを備えるハウジングと、
前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置されるトランスデューサと、
前記トランスデューサに結合されるホーンと、
を備える、超音波器具と、
ルーメンを画定する灌流スリーブであって、前記灌流スリーブが、第1の超音波チップと第2の超音波チップとに取り外し可能に結合されるように構成され、前記第1の超音波チップ及び前記第2の超音波チップのそれぞれが、チップカプラによって前記ホーンに取り外し可能に結合されるように構成され、前記第1の超音波チップ及び前記第2の超音波チップのそれぞれが、
シャフトと、
切断部であって、前記第1の超音波チップの前記切断部が、前記第2の超音波チップの前記切断部の切断形状とは異なる切断形状を備える、切断部と、
環状シール部材と、
を備え、
前記第1の超音波チップが、前記第1の超音波チップの前記チップカプラから第1の距離を隔てて位置される第1の溝を画定し、前記第2の超音波チップが、前記第2の超音波チップの前記チップカプラから第2の距離を隔てて位置される第2の溝を画定し、前記第1の超音波チップの前記チップカプラからの前記第1の距離が、前記第2の超音波チップの前記チップカプラからの前記第2の距離に等しくなく、前記第1の超音波チップ及び前記第2の超音波チップのそれぞれが、前記第1及び第2の溝のそれぞれの周囲に配置される環状シール部材を含み、
前記灌流スリーブが、
前記ハウジングの前記遠位部に解放可能に結合される本体と、
前記本体に結合されて灌流流体を運ぶように構成される灌流導管と、
を備え、
前記灌流導管が、前記本体の近位領域に配置される入口開口と、前記本体の遠位領域に配置される出口開口とを更に画定し、前記灌流流体が、前記入口開口で前記灌流導管に入り、前記出口開口で前記灌流導管から出る、
灌流スリーブと、
を備える超音波手術用アセンブリ。

Claims (13)

  1. 近位部と遠位部とを備えるハウジングと、前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置されるトランスデューサと、前記ホーンに取り外し可能に結合される、シャフトを有する超音波チップと、を備えた超音波手術用アセンブリのための灌流スリーブであって、
    遠位領域及び近位領域を有する本体と、
    前記本体の一部に結合されて前記本体の一部上にわたって配置され、近位端と反対側の遠位端とを有するシースと、
    灌流流体を運ぶための灌流導管であって、前記本体の前記近位領域に配置される入口開口、及び出口開口を画定し、前記灌流流体が、前記入口開口で前記灌流導管に入り、前記出口開口で前記灌流導管から出るように構成されている、灌流導管と、
    を備え、
    前記本体は、前記ハウジングの前記遠位部に解放可能に結合され、前記超音波チップが前記灌流スリーブによって画定されるルーメン内に位置するように前記本体が前記ハウジングの前記遠位部に結合されているときに、前記超音波チップの前記シャフトを少なくとも部分的に取り囲む螺旋溝を画定し、
    前記シースは、前記螺旋溝の少なくとも全回転を取り囲むように前記本体の一部に結合されて前記本体の一部上にわたって配置され、
    前記灌流導管は前記螺旋溝内に配置され、前記出口開口は前記本体の遠位領域に配置される、
    灌流スリーブ。
  2. 前記本体は、前記灌流導管がないとともに前記シースによって取り囲まれる第2の螺旋溝を画定し、前記シースによって覆われる前記第2の螺旋溝がユーザのための把持面を画定する、請求項1に記載の灌流スリーブ。
  3. 前記灌流導管が可撓性材料を備え、前記灌流導管は、前記入口開口と前記出口開口との間に連続的な長さを画定する単一部材を備える、請求項1又は2に記載の灌流スリーブ。
  4. 超音波器具であって、
    近位部と遠位部とを備えるハウジングと、
    前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置されるトランスデューサと、
    前記トランスデューサに結合されるホーンと、
    を備える、超音波器具と、
    シャフトを備え、前記ホーンに取り外し可能に結合される超音波チップと、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の前記灌流スリーブと、
    を備える超音波手術用アセンブリ。
  5. 前記本体の前記近位領域に配置されるとともに、前記超音波チップの外面に結合された環状シール部材を更に備え、前記環状シール部材は、前記超音波チップの前記外面と前記ルーメンの内面との間に位置されるとともに、前記環状シール部材の近位側への流体の移動を防止するように構成される、請求項4に記載の超音波手術用アセンブリ。
  6. 前記超音波チップは、
    前記環状シール部材の近位側に配置された空気入口を画定する第1の孔と、
    前記シャフトの近位端から前記第1の孔まで延びて、前記第1の孔への流体経路を形成する第2の孔と、
    を画定する、請求項5に記載の超音波手術用アセンブリ。
  7. 前記超音波チップは、
    切断部と、
    近位端から遠位端へ延びる実質的に平面な第1の側面と、
    前記第1の側面と反対側に配置され、前記近位端から前記遠位端へ延びる、実質的に平面な第2の側面と、
    を更に備え、
    前記切断部は、前記遠位端に配置された切断ヘッドを含む、請求項6に記載の超音波手術用アセンブリ。
  8. 前記灌流スリーブは、前記灌流スリーブ及び前記超音波チップが前記超音波器具に結合されると、前記第1の孔の近位側に第3の孔を更に備える、請求項6又は請求項7に記載の超音波手術用アセンブリ。
  9. 前記超音波チップは溝を更に画定し、前記シール部材は、前記溝の周囲に配置される、請求項5~8のいずれか1項に記載の超音波手術用アセンブリ。
  10. 前記第1の孔は、前記第2の孔の軸に対して垂直である、請求項6~8のいずれか1項に記載の超音波手術用アセンブリ。
  11. 前記超音波チップは、
    トランスデューサに結合するためのベースと、
    前記ベースから延びる本体であって、前記シャフト及び前記切断部を備え、前記シャフトで前記ベースに結合され、前記シャフトの縦軸に沿って前記シャフトから前記切断部まで延びる、本体と、
    を備え、
    前記切断部は、ベース部及びテーパ部を備える、請求項7、又は、請求項7に従属する限りにおいて請求項8~10のいずれか1項に記載の超音波手術用アセンブリ。
  12. 前記ベース部は、前記第1の側面と前記第2の側面との間に横寸法を有し、前記横寸法が前記縦軸に対して垂直に延在し、
    前記テーパ部は、面取り部を備えるとともに、前記ベース部から切断エッジまで延在し、前記切断エッジは、ある長さを備えるとともに、第1の脚部、第2の脚部、及び弓形遠位部を有するU字形輪郭を有し、
    前記第1の脚部及び前記第2の脚部は、互いに平行であるとともに、それぞれが複数の切断歯を備える、請求項11に記載の超音波手術用アセンブリ。
  13. 前記超音波チップの前記シャフトが前記遠位端にルーメンを有さない、請求項7,8,11及び12のいずれか1項に記載の超音波手術用アセンブリ。
JP2023537313A 2020-12-18 2021-06-09 空冷式ブロードナイフ及び灌流スリーブを伴う超音波手術用アセンブリ Pending JP2024500796A (ja)

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