JPWO2022085189A5 - - Google Patents

Description

本発明の実施の形態に係る処理装置１は、ターゲットＴに再現させる意識的な振る舞いが特定された場合、ユーザの個性を反映した無意識的な振る舞いもターゲットＴに再現させる。処理装置１は、この無意識的な振る舞いが、ユーザ個人の個性に従って異なるように制御する。また無意識的な振る舞いは、ターゲットＴが再現する意識的な振る舞い、またはターゲットＴの状況等によって異なる。ターゲットＴが意識的な振る舞いを再現する際、その振る舞いの際のユーザの個性を反映した無意識的な振る舞いもターゲットＴが再現することにより、ターゲットＴにユーザの自然な振る舞いを模して再現させることができる。

図２を参照して、指示データＮの例を説明する。図２に示す指示データＮにおいて、シーケンス番号、意識的な振る舞いおよび状況が設定される。処理装置１が複数のターゲットＴの指示データＮを処理する場合、指示データＮに、ターゲットＴの識別子が設定されても良い。指示データＮが複数のシーケンス番号が設定された複数のデータセットを含むことにより、シーケンス番号順に、ターゲットＴに、複数の振る舞いを再現させることができる。

本発明の実施の形態において、指示データＮにおいて設定された状況は、無意識的な振る舞いを生じさせる条件の一つとなる。ターゲットＴに再現される無意識的な振る舞いは、指示データＮで指定された意識的な振る舞いのほか、状況も考慮して決定されても良い。例えば、シーンなどの外的な状況から、無意識的な振る舞いが決定されても良いし、状態などのターゲットＴの内的な状況から、無意識的な振る舞いが決定されても良い。外的および内的の状況の複合的な状況から、無意識的な振る舞いが決定されても良い。また、外的な状況から特定された内的な状況から、無意識的な振る舞いが決定されても良い。例えば、「うなずくなどの反応がなく、にらみつけながら聞く聴衆がいる」という外的な状況から「緊張度が上がる」という内的な状況が特定され、「緊張度が上がる」という内的な状況から「汗をかく」という無意識的な振る舞いが決定される。