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Description
他の実施形態は、発明の範囲内である。例えば、ソフトウェアの性質に起因して、上で説明された機能は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハード配線、または、これらのいずれかの組み合わせを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、様々な場所に物理的に配置され得る(機能の一部が異なる物理的場所に実装されるように分散されることを含む)。別段の定めが無い限り、請求項は、説明された順序または要素に限定されるものとして読まれるべきでない。添付の特許請求の範囲の思想および範囲から逸脱することなく、形態および詳細の様々な変更が当業者によって加えられ得ることが理解されるべきである。以下の特許請求の範囲の思想および範囲およびその均等物に属するすべての実装が特許請求される。
[項目1]
患者における気体富化療法を制御するためのシステムであって、前記システムは、
気体で液体を富化して気体富化液体を形成するよう構成され、前記気体富化液体を血液と混合して気体富化血液を形成するよう構成される気体富化システムと、
前記気体富化システムに流体的に連結される複数の流体導管であって、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記血液を前記患者から前記気体富化システムへ流すよう構成され、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記気体富化血液を前記気体富化システムから前記患者へ流すよう構成される、複数の流体導管と、
前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管に連結された血液ポンプであって、前記気体富化システムと前記患者との間で血液をポンピングするための血液ポンプと、
1または複数の血液酸素パラメータを測定するよう構成される少なくとも1つのセンサと、
ユーザ入力を受け、可視警報および可聴警報の少なくとも1つを発するよう構成されるユーザインタフェースと、
プロセッサ、メモリ、ならびに、前記少なくとも1つのセンサおよび前記ユーザインタフェースに通信可能に連結された関連回路を含むコントローラと
を備え、前記プロセッサは、
前記少なくとも1つのセンサから前記1または複数の血液酸素パラメータの測定値に対応する1または複数の信号を受信し、
前記測定値に基づいて、前記気体富化療法の有効性を示す、前記血液酸素パラメータの前記測定値を示す、前記ユーザインタフェースを通じた警報を生成する
よう構成される、
システム。
[項目2]
前記気体富化システムは、酸素で液体を富化し、血液と混合される酸素富化液体を形成するよう構成される、項目1に記載のシステム。
[項目3]
前記1または複数の血液酸素パラメータは動脈pO 2 を含む、項目1または2に記載のシステム。
[項目4]
前記少なくとも1つのセンサは、前記動脈pO 2 を測定するためのクラーク電極を含む、項目3に記載のシステム。
[項目5]
前記1または複数の血液酸素パラメータは動脈SO 2 を含む、項目1から4のいずれか一項に記載のシステム。
[項目6]
前記プロセッサは、pO 2 の測定値を、760~1500mmHgであるpO 2 の予めプログラムされた標的範囲と比較する、項目3に記載のシステム。
[項目7]
前記プロセッサは、前記比較に基づいて、前記患者への気体富化血液の供給を制御する、項目6に記載のシステム。
[項目8]
前記1または複数の血液酸素パラメータは動脈SO 2 であり、前記プロセッサは、SO 2 の測定値を、90~100パーセントである動脈SO 2 の許容される通常範囲と比較する、項目1から7のいずれか一項に記載のシステム。
[項目9]
前記1または複数の血液酸素パラメータは動脈pO 2 であり、前記プロセッサは、pO 2 の測定値を、75~110mmHgである動脈pO 2 の許容される通常範囲と比較する、項目1から8のいずれか一項に記載のシステム。
[項目10]
前記気体富化システムはカートリッジを含む、項目1から9のいずれか一項に記載のシステム。
[項目11]
前記カートリッジは3つのチャンバを有する、項目10に記載のシステム。
[項目12]
患者における気体富化療法を制御するためのシステムであって、前記システムは、
気体で流体を富化して気体富化流体を形成するよう構成され、前記気体富化流体を血液と混合して気体富化血液を形成するよう構成される気体富化システムと、
前記気体富化システムに流体的に連結された複数の流体導管であって、前記複数の流体導管の少なくとも1つの流体導管は、前記患者から前記気体富化システムへ前記血液を流すよう構成され、前記複数の流体導管の少なくとも1つの流体導管は、前記気体富化システムから前記患者へ前記気体富化血液を流すよう構成される、複数の流体導管と、
前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管に連結された血液ポンプであって、前記気体富化システムと前記患者との間で血液をポンピングするための血液ポンプと、
気体富化血液を前記患者へ流すよう構成される前記流体導管に連結されたカテーテルであって、前記カテーテルに連結された1または複数の内部電極を含む、カテーテルと、
患者の外部表面に連結されるよう構成される複数の外部電極と、
ユーザ入力を受け、可視警報および可聴警報の少なくとも1つを発するよう構成されるユーザインタフェースと、
プロセッサ、メモリ、ならびに、前記カテーテルの前記1または複数の内部電極、前記複数の外部電極、および、前記ユーザインタフェースに通信可能に連結された関連回路を含むコントローラと
を備え、前記プロセッサは、
前記1または複数の内部電極と前記複数の外部電極との間の組織領域からの測定されたインピーダンス値に対応する複数の信号を受信し、
前記測定されたインピーダンス値に少なくとも部分的に基づいて、インピーダンストモグラフィマップを生成し、
前記インピーダンストモグラフィマップに基づいて、前記組織領域における血液灌流に関する情報であって、前記気体富化療法の有効性を示す情報を、前記ユーザインタフェースを通じて提供する
よう構成される、
システム。
[項目13]
前記気体富化システムは、酸素で液体を富化し、血液と混合される酸素富化液体を形成するよう構成される、項目12に記載のシステム。
[項目14]
前記インピーダンストモグラフィマップに基づく前記組織領域における血液灌流に関する情報は、低インピーダンス値を有するマップゾーンによって表される、血液灌流の増加および梗塞の低減を含む、項目12または13に記載のシステム。
[項目15]
前記組織領域は梗塞を含み、前記プロセッサは、前記組織領域における測定されたインピーダンス値の前記インピーダンストモグラフィマップを、前記組織領域における測定されたインピーダンス値の基準トモグラフィマップと比較して、前記患者における血液灌流または梗塞の大きさの変化を判定するよう構成される、項目12から14のいずれか一項に記載のシステム。
[項目16]
前記プロセッサは、マップゾーンをタグ付けし、ある期間にわたって、前記タグ付けされたマップゾーンについての組織インピーダンスの変化を分析するよう構成される、項目12から15のいずれか一項に記載のシステム。
[項目17]
前記プロセッサは、ある期間にわたって、前記タグ付けされたマップゾーンについての平均組織インピーダンスを計算するよう構成される、項目16に記載のシステム。
[項目18]
前記1または複数のカテーテル電極は、バイポーラECG電極を含む、項目12から17のいずれか一項に記載のシステム。
[項目19]
前記プロセッサは、前記気体富化システムに、前記組織領域における血液灌流に関する情報に基づいて前記血液中のO 2 飽和のレベルを増加させるよう構成される、項目12から18のいずれか一項に記載のシステム。
[項目20]
前記プロセッサは、前記血液ポンプに、前記組織領域における血液灌流に関する情報に基づいて前記患者への酸素富化血液の流量を増加させるよう構成される、項目12から19のいずれか一項に記載のシステム。
[項目21]
前記プロセッサは、梗塞ゾーンを示す前記組織領域のMRIまたはCT画像上に前記インピーダンストモグラフィマップを重ね合わせるよう構成され、前記プロセッサは、前記梗塞ゾーンにおける平均インピーダンスを計算するよう構成される、項目12から20のいずれか一項に記載のシステム。
[項目22]
患者における気体富化療法を制御するためのシステムであって、前記システムは、
気体で流体を富化して気体富化流体を形成するよう構成され、前記気体富化流体を血液と混合して気体富化血液を形成するよう構成される気体富化システムと、
前記気体富化システムに流体的に連結される複数の流体導管であって、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記患者から前記気体富化システムへ前記血液を流すよう構成され、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記気体富化システムから前記患者へ前記気体富化血液を流すよう構成され、
前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管に連結された血液ポンプであって、前記気体富化システムと前記患者との間で血液をポンピングするための血液ポンプと、
標的組織における標的分子の共鳴信号を測定するよう構成される核磁気共鳴プローブと、
ユーザ入力を受け、可視警報および可聴警報の少なくとも1つを発するよう構成されるユーザインタフェースと、
プロセッサ、メモリ、ならびに、前記核磁気共鳴プローブおよび前記ユーザインタフェースに通信可能に連結された関連回路を含むコントローラと
を備え、前記プロセッサは、
前記核磁気共鳴プローブからの前記標的分子の前記測定された共鳴信号に基づいて、前記標的組織における前記標的分子のレベルに対応する1または複数の信号を受信し、
前記測定された値に基づいて、前記気体富化療法の有効性を示す、前記標的組織における前記標的分子の前記レベルを示す、前記ユーザインタフェースを通じた警報を生成する
よう構成される、
システム。
[項目23]
前記気体富化システムは、酸素で液体を富化し、血液と混合される酸素富化液体を形成するよう構成される、項目22に記載のシステム。
[項目24]
前記標的組織における前記標的分子は、血液中の酸素を含む、項目22または23に記載のシステム。
[項目25]
血液中の酸素のレベルは、血液中のSO 2 を指す、項目24に記載のシステム。
[項目26]
前記標的組織における前記標的分子は、血液中の高エネルギーリン酸塩を含み、血液中の高エネルギーリン酸塩のレベルは、前記標的組織の代謝状態を示す、項目22から25のいずれか一項に記載のシステム。
[項目27]
前記プロセッサは、前記標的組織の磁気共鳴画像を生成し、前記磁気共鳴画像を分析して前記標的組織における前記標的分子の存在を検出するよう構成される、項目22から26のいずれか一項に記載のシステム。
[項目28]
前記核磁気共鳴プローブは、カテーテルの外縁部の周りに巻かれた磁気コイルを含み、前記カテーテルは、前記患者へ気体富化血液を流すよう構成される前記少なくとも1つの流体導管に連結される、項目22から27のいずれか一項に記載のシステム。
[項目29]
前記核磁気共鳴プローブは、カテーテルの端部上に核磁気共鳴イメージングレシーバを含み、前記カテーテルは、前記患者へ気体富化血液を流すよう構成される前記少なくとも1つの流体導管に連結される、項目22から28のいずれか一項に記載のシステム。
[項目30]
患者における過飽和酸素療法を制御するためのシステムであって、前記システムは、
酸素で流体を富化して酸素富化流体を形成するよう構成され、前記酸素富化流体を血液と混合して酸素富化血液を形成するよう構成される気体富化システムと、
前記気体富化システムに流体的に連結された複数の流体導管であって、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記患者から前記気体富化システムへ前記血液を流すよう構成され、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記気体富化システムから前記患者へ前記酸素富化血液を流すよう構成される、複数の流体導管と、
前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管に連結された血液ポンプであって、前記気体富化システムと前記患者との間で血液をポンピングするための血液ポンプと、
1または複数のセンサ分子を含むO 2 蛍光プローブと、
ユーザ入力を受け、可視警報および可聴警報のうち少なくとも1つを発するよう構成されるユーザインタフェースと、
プロセッサ、メモリ、ならびに、前記O 2 蛍光プローブおよび前記ユーザインタフェースに通信可能に連結された関連回路を含むコントローラと
を備え、前記プロセッサは、
前記O 2 蛍光プローブ上の前記センサ分子の測定された蛍光に対応する1または複数の信号を受信し、
前記1または複数の信号に基づいて、血液中のSO 2 を判定し、
判定された前記SO 2 に基づいて、前記過飽和酸素療法の有効性を示す、前記ユーザインタフェースを通じた警報を生成する
よう構成される、
システム。
[項目31]
前記O 2 蛍光プローブはカテーテルを含む、項目30に記載のシステム。
[項目32]
前記O 2 蛍光プローブは、光ファイバケーブルの端部にコーティングされたセンサ分子を含む、項目30または31に記載のシステム。
[項目33]
前記センサ分子は、蛍光分子または蛍光体を含む、項目30から32のいずれか一項に記載のシステム。
[項目34]
前記プロセッサは、O 2 による消光に起因する前記センサ分子からの蛍光信号減衰を測定するよう構成され、前記蛍光信号減衰の時間は、前記血液中のSO 2 またはpO 2 に比例する、項目33に記載のシステム。
[項目35]
患者における過飽和酸素療法を制御するためのシステムであって、前記システムは、
酸素で流体を富化して酸素富化流体を形成するよう構成される気体富化システムと、
ポンプと、
前記ポンプに流体的に連結された複数の流体導管であって、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記気体富化システムによって生成された酸素富化流体を患者の血管に流すよう構成される、複数の流体導管と、
組織領域におけるpO 2 を測定するよう構成される経皮pO 2 プローブと、
ユーザ入力を受け、可視警報および可聴警報のうち少なくとも1つを発するよう構成されるユーザインタフェースと、
プロセッサ、メモリ、ならびに、前記経皮pO 2 プローブおよび前記ユーザインタフェースに通信可能に連結された関連回路を含むコントローラと
を備え、前記プロセッサは、
前記経皮pO 2 プローブから、前記組織領域における前記pO 2 の測定値に対応する1または複数の信号を受信し、
前記測定値に基づいて、前記過飽和酸素療法の有効性を示す、前記ユーザインタフェースを通じた警報を生成する
よう構成される、
システム。
[項目36]
前記少なくとも1つの流体導管は、酸素富化生理食塩水を前記患者の血管に注射するよう構成されるカテーテルを含む、項目35に記載のシステム。
[項目37]
前記プロセッサは、前記測定されたpO 2 値に基づいて、血液への酸素富化生理食塩水の供給を制御する、項目35または36に記載のシステム。
[項目38]
前記組織領域における前記pO 2 の前記測定値は、心筋組織におけるpO 2 を含む、項目35から37のいずれか一項に記載のシステム。
[項目39]
前記組織領域における前記pO 2 の測定値は、冠血管におけるpO 2 を含む、項目35から38のいずれか一項に記載のシステム。
[項目40]
患者における過飽和酸素療法を制御するためのシステムであって、前記システムは、
気体で流体を富化して気体富化流体を形成するよう構成され、前記気体富化流体を血液と混合して気体富化血液を形成するよう構成される気体富化システムと、
前記気体富化システムに流体的に連結される複数の流体導管であって、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記患者から前記気体富化システムへ前記血液を流すよう構成され、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記気体富化システムから前記患者へ前記気体富化血液を流すよう構成される、複数の流体導管と、
前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管に連結された血液ポンプであって、前記気体富化システムと前記患者との間で血液をポンピングするための血液ポンプと、
光のパルスで組織領域を照射するよう構成される光音響イメージング光源と、
前記光のパルスによる照射に応答して、前記組織領域における光吸収成分によって生成された音波を検出するよう構成される超音波センサと、
ユーザ入力を受け、可視警報および可聴警報のうち少なくとも1つを発するよう構成されるユーザインタフェースと、
プロセッサ、メモリ、ならびに、前記光音響イメージング光源、前記超音波センサ、および前記ユーザインタフェースに通信可能に連結された関連回路を含むコントローラと、
を備え、前記プロセッサは、
前記検出された音波に対応する1または複数の信号を受信し、
前記検出された音波に基づいて画像を生成し、
前記ユーザインタフェースを通じて、前記画像に基づく前記組織領域についての血液酸素化情報であって、前記過飽和酸素療法の有効性を示す情報を提供する
よう構成される、
システム。
[項目41]
前記気体富化システムは、酸素で液体を富化し、血液と混合される酸素富化液体を形成するよう構成される、項目40に記載のシステム。
[項目42]
前記プロセッサは、前記画像からの組織または血液酸素化情報に基づいて、前記患者への酸素富化血液の供給を制御する、項目40または41に記載のシステム。
[項目43]
前記組織領域における血液酸素化の変化を経時的に判定するために、前記画像は経時的に追跡される、項目40から42のいずれか一項に記載のシステム。
[項目44]
前記組織領域における血流または血液酸素化の存在または変化を経時的に判定するために、前記画像は経時的に追跡される、項目40から43のいずれか一項に記載のシステム。
[項目45]
前記光音響イメージング光源は、カテーテルに連結された光ファイバケーブルを含み、前記カテーテルは、前記患者へ前記気体富化血液を供給するよう構成される、項目40から44のいずれか一項に記載のシステム。
[項目46]
前記プロセッサは更に、前記組織領域のトモグラフィ画像を生成するよう構成される、項目40から45のいずれか一項に記載のシステム。
[項目47]
前記光音響イメージング光源は、前記光のパルスを生成するために、レーザまたはパルスレーザダイオードを含む、項目40から46のいずれか一項に記載のシステム。
[項目48]
前記血液酸素化情報は、酸素化ヘモグロビンと脱酸素化ヘモグロビンとの間で異なる吸光特性の結果として生じる、前記画像におけるコントラストによって表される酸素化ヘモグロビンレベルの変化を含む、項目40から47のいずれか一項に記載のシステム。
[項目49]
前記光音響イメージング光源は、前記光のパルスを生成するための発光ダイオードを含む、項目40から48のいずれか一項に記載のシステム。
[項目50]
前記超音波センサは圧電素子を含む、項目40から49のいずれか一項に記載のシステム。
[項目51]
前記圧電素子は、リニア、圧電、超音波トランスデューサアレイを含む、項目50に記載のシステム。
[項目52]
前記超音波センサは、ファブリ・ペロー干渉計(FPI)要素を含む、項目40から51のいずれか一項に記載のシステム。
[項目53]
前記プロセッサは更に、FPIをラスタスキャンするよう構成される、項目52に記載のシステム。
[項目54]
前記光のパルスは、電磁スペクトルの可視部分にある、項目40から53のいずれか一項に記載のシステム。
[項目55]
前記光のパルスは、電磁スペクトルの近赤外線部分にある、項目40から54のいずれか一項に記載のシステム。
[項目56]
前記プロセッサは更に、前記組織領域の2次元画像を生成するよう構成される、項目40から55のいずれか一項に記載のシステム。
[項目57]
前記プロセッサは更に、前記組織領域の3次元画像を生成するよう構成される、項目40から56のいずれか一項に記載のシステム。
[項目58]
患者における気体富化療法を制御するためのシステムであって、前記システムは、
気体で液体を富化して気体富化液体を形成するよう構成され、前記気体富化液体を動脈血液と混合して気体富化血液を形成するよう構成される気体富化システムと、
前記気体富化システムに流体的に連結された複数の流体導管であって、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記患者から前記気体富化システムへ前記動脈血液を流すよう構成され、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記気体富化システムから前記患者へ前記気体富化血液を流すよう構成される、複数の流体導管と、
前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管に連結された血液ポンプであって、前記気体富化システムと前記患者との間で血液をポンピングするためのポンプと、
1または複数の生理学的パラメータを測定するよう構成される少なくとも1つのセンサと、
ユーザ入力を受け、可視警報および可聴警報のうち少なくとも1つを発するよう構成されるユーザインタフェースと、
プロセッサ、メモリ、ならびに、前記少なくとも1つのセンサおよび前記ユーザインタフェースに通信可能に連結される関連回路を含むコントローラと
を備え、前記プロセッサは、
前記少なくとも1つのセンサから、前記1または複数の生理学的パラメータの測定値に対応する1または複数の信号を受信し、
前記測定値に基づいて、前記気体富化療法の有効性を示す、生理学的パラメータの前記測定値を示す、前記ユーザインタフェースを通じた警報を生成する
よう構成される、
システム。
[項目59]
前記気体富化システムは、酸素で液体を富化し、血液と混合される酸素富化液体を形成するよう構成される、項目58に記載のシステム。
[項目60]
前記1または複数の生理学的パラメータは、動脈pO 2 を含む血液酸素パラメータである、項目58または59に記載のシステム。
[項目61]
前記少なくとも1つのセンサは、血液中の前記動脈pO 2 を測定するためのクラーク電極を含む、項目60に記載のシステム。
[項目62]
前記1または複数の生理学的パラメータは、動脈SO 2 を含む血液酸素パラメータである、項目58から61のいずれか一項に記載のシステム。
[項目63]
前記プロセッサは、pO 2 の測定値を、760~1500mmHgであるpO 2 の予めプログラムされた標的範囲と比較する、項目60に記載のシステム。
[項目64]
前記プロセッサは、前記比較に基づいて、前記患者への気体富化血液の供給を制御する、項目63に記載のシステム。
[項目65]
前記プロセッサは、SO 2 の測定値を、90~100パーセントである動脈SO 2 の許容される通常範囲と比較する、項目62に記載のシステム。
[項目66]
前記プロセッサは、pO 2 の測定値を、75~110mmHgである動脈pO 2 の許容される通常範囲と比較する、項目60に記載のシステム。
[項目67]
前記気体富化システムはカートリッジを含む、項目58から66のいずれか一項に記載のシステム。
[項目68]
前記カートリッジは3つのチャンバを有する、項目67に記載のシステム。
[項目69]
前記生理学的パラメータは動脈圧である、項目58から68のいずれか一項に記載のシステム。
[項目70]
前記生理学的パラメータは、ECGセンサによって測定される心臓の電気活動である、項目58から69のいずれか一項に記載のシステム。
[項目71]
患者における過飽和酸素療法を制御するための方法であって、前記方法は、
1または複数のセンサを介して前記患者の1または複数の血液酸素パラメータを測定する段階と、
1または複数の信号をプロセッサへ送信する段階であって、前記1または複数の信号は、少なくとも1つの前記センサからの前記1または複数の血液酸素パラメータの測定値に対応する、段階と、
前記測定値に基づいて、前記過飽和酸素療法の有効性を示す、前記血液酸素パラメータの測定値を示す、ユーザインタフェースを通じた警報を生成する段階と
を備える方法。
[項目72]
測定する段階は、カテーテルに位置するセンサを介して測定する段階を含む、項目71に記載の方法。
[項目73]
測定する段階は、血液のpO 2 を測定する段階を含む、項目71または72に記載の方法。
[項目74]
測定する段階は、血液のSO 2 を測定する段階を含む、項目71から73のいずれか一項に記載の方法。
[項目75]
前記1または複数の血液酸素パラメータの前記測定値を、非虚血組織における前記1または複数の血液酸素パラメータの許容される通常範囲と比較する段階を更に備える、項目71から74のいずれか一項に記載の方法。
[項目76]
前記プロセッサを介して、前記測定値と前記許容される通常範囲との前記比較に基づいて、前記患者への気体富化血液の供給を制御する段階を更に備える、項目75に記載の方法。
[項目77]
患者における気体富化療法を制御するための方法であって、
1または複数の内部カテーテル電極と複数の外部電極との間の組織領域からのインピーダンス値を測定する段階と、
前記測定されたインピーダンス値のトモグラフィマップを生成する段階と、
前記トモグラフィマップに基づいて、前記組織領域における血液灌流に関する組織灌流情報を、ユーザインタフェースを通じて提供する段階であって、前記組織灌流情報は前記気体富化療法の有効性を示す、段階と
を備える方法。
[項目78]
マップゾーンをタグ付けする段階と、ある期間にわたる、前記タグ付けされたマップゾーンについての組織インピーダンスの変化を分析する段階とを更に備える、項目77に記載の方法。
[項目79]
ある期間にわたる、前記タグ付けされたマップゾーンについての平均組織インピーダンスを計算する段階を更に備える、項目78に記載の方法。
[項目80]
気体富化システムに、前記組織灌流情報に基づいて血液中のO 2 飽和のレベルを増加させる段階を更に備える、項目77から79のいずれか一項に記載の方法。
[項目81]
ポンプに、前記組織灌流情報に基づいて、前記患者への酸素富化血液の流量を増加させる段階を更に備える、項目77から80のいずれか一項に記載の方法。
[項目82]
梗塞ゾーンを示す前記組織領域のMRIまたはCT画像上に前記トモグラフィマップを重ね合わせる段階と、前記梗塞ゾーンにおける平均インピーダンスを計算する段階とを更に備える、項目77から81のいずれか一項に記載の方法。
[項目83]
患者における気体富化療法を制御するための方法であって、
核磁気共鳴プローブを使用して、標的組織における標的分子の共鳴の1または複数の組織パラメータを測定する段階と、
核磁気共鳴イメージングプローブからの前記標的分子の前記測定された共鳴に基づいて、標的組織における標的分子のレベルに対応する1または複数の信号を受信する段階と、
前記測定された値に基づいて、ユーザインタフェースを通じた警報を生成する段階であって、前記警報は、前記気体富化療法の有効性を示す、前記標的組織における前記標的分子の前記レベルを示す、段階と
を備える方法。
[項目84]
前記標的組織の磁気共鳴画像を生成する段階と、前記磁気共鳴画像を分析して、前記標的組織における前記標的分子の存在を検出する段階とを更に備える、項目83に記載の方法。
[項目85]
患者における過飽和酸素療法を制御するための方法であって、
O 2 蛍光プローブ上のセンサ分子の蛍光を測定する段階と、
前記O 2 蛍光プローブ上の前記センサ分子の前記測定された蛍光に対応する1または複数の信号を受信する段階と、
前記1または複数の信号に基づいて、血液におけるSO 2 を判定する段階と
前記判定されたSO 2 に基づいて、前記過飽和酸素療法の有効性を示す、ユーザインタフェースを通じた警報を生成する段階と、
を備える方法。
[項目86]
O 2 による消光に起因する前記センサ分子からの蛍光信号減衰を測定する段階であって、前記蛍光信号減衰の時間は、前記血液中のSO 2 に比例する、段階を更に備える、項目85に記載の方法。
[項目87]
患者における過飽和酸素療法を制御するための方法であって、
経皮pO 2 プローブを使用して組織領域におけるpO 2 を測定する段階と、
前記経皮pO 2 プローブから、前記組織領域における前記測定されたpO 2 に対応する1または複数の信号を受信する段階と、
前記測定されたpO 2 に基づいて、前記過飽和酸素療法の有効性を示す、ユーザインタフェースを通じた警報を生成する段階と
を備える方法。
[項目88]
前記測定されたpO 2 値に基づいて、血液への酸素富化生理食塩水の供給を制御する段階を更に備える、項目87に記載の方法。
[項目89]
患者における過飽和酸素療法を制御するための方法であって、
光音響イメージング光源からの光のパルスで組織領域を照射する段階と、
前記光のパルスによる照射に応答して、前記組織領域における光吸収成分によって生成された音波を検出する段階と、
前記検出された音波に基づいて画像を生成する段階と、
ユーザインタフェースを通じて、前記画像に基づく前記組織領域についての血液酸素化情報を提供する段階であって、前記血液酸素化情報は前記過飽和酸素療法の有効性を示す、段階と
を備える方法。
[項目90]
前記画像からの血液酸素化情報に基づいて前記患者への酸素富化血液の供給を制御する段階を更に備える、項目89に記載の方法。
[項目91]
前記画像を経時的に追跡して、前記組織領域における血液酸素化の変化を経時的に判定する段階を更に備える、項目89または90に記載の方法。
[項目92]
前記組織領域のトモグラフィ画像を生成する段階を更に備える、項目89から91のいずれか一項に記載の方法。
[項目93]
前記組織領域の2次元画像を生成する段階を更に備える、項目89から92のいずれか一項に記載の方法。
[項目94]
前記組織領域の3次元画像を生成する段階を更に備える、項目89から93のいずれか一項に記載の方法。
[項目95]
患者における気体富化療法を制御するための方法であって、
1または複数のセンサを介して、前記患者の1または複数の生理学的パラメータを測定する段階と、
1または複数の信号をプロセッサへ送信する段階であって、前記1または複数の信号は、少なくとも1つの前記センサからの前記1または複数の生理学的パラメータの測定値に対応する、段階と、
前記測定値に基づいて、前記気体富化療法の有効性を示す、前記生理学的パラメータの測定値を示す、ユーザインタフェースを介した警報を生成する段階と
を備える方法。
[項目96]
前記気体富化液体は過飽和酸素液体を含む、項目1から11のいずれか一項に記載のシステム。
[項目97]
前記過飽和酸素液体は、0.1~6ml O 2 /ml液体(STP)のO 2 濃度を有する、項目96に記載のシステム。
[項目98]
前記気体富化血液は、過飽和酸素富化血液を含む、項目1または96に記載のシステム。
[項目99]
前記過飽和酸素富化血液は、600~1500mmHgのpO 2 を有する、項目98に記載のシステム。
[項目100]
前記気体富化流体は過飽和酸素液体を含む、項目12から21のいずれか一項に記載のシステム。
[項目101]
前記過飽和酸素液体は、0.1~6ml O 2 /ml液体(STP)のO 2 濃度を有する、項目100に記載のシステム。
[項目102]
前記気体富化血液は、過飽和酸素富化血液を含む、項目12から21のいずれか一項に記載のシステム。
[項目103]
前記過飽和酸素富化血液は、600~1500mmHgのpO 2 を有する、項目102に記載のシステム。
[項目104]
前記酸素富化流体は、過飽和酸素液体を含む、項目30から34のいずれか一項に記載のシステム。
[項目105]
前記過飽和酸素液体は、0.1~6ml O 2 /ml液体(STP)のO 2 濃度を有する、項目104に記載のシステム。
[項目106]
前記酸素富化血液は、過飽和酸素富化血液を含む、項目30から34のいずれか一項に記載のシステム。
[項目107]
前記過飽和酸素富化血液は、600~1500mmHgのpO 2 を有する、項目106に記載のシステム。
[項目108]
前記酸素富化流体は、過飽和酸素液体を含む、項目35から39のいずれか一項に記載のシステム。
[項目109]
前記過飽和酸素液体は、0.1~6ml O 2 /ml液体(STP)のO 2 濃度を有する、項目108に記載のシステム。
[項目110]
前記酸素富化流体は、過飽和酸素富化血液を含む、項目35から39のいずれか一項に記載のシステム。
[項目111]
前記過飽和酸素富化血液は、600~1500mmHgのpO 2 を有する、項目110に記載のシステム。
[項目112]
前記気体富化流体は、過飽和酸素液体を含む、項目40から57のいずれか一項に記載のシステム。
[項目113]
前記過飽和酸素液体は、0.1~6ml O 2 /ml液体(STP)のO 2 濃度を有する、項目112に記載のシステム。
[項目114]
前記気体富化血液は、過飽和酸素富化血液を含む、項目40から57のいずれか一項に記載のシステム。
[項目115]
前記過飽和酸素富化血液は、600~1500mmHgのpO 2 を有する、項目114に記載のシステム。
[項目116]
前記気体富化液体は、過飽和酸素液体を含む、項目58から70のいずれか一項に記載のシステム。
[項目117]
前記過飽和酸素液体は、0.1~6ml O 2 /ml液体(STP)のO 2 濃度を有する、項目116に記載のシステム。
[項目118]
前記気体富化血液は、過飽和酸素富化血液を含む、項目58から70のいずれか一項に記載のシステム。
[項目119]
前記過飽和酸素富化血液は、600~1500mmHgのpO 2 を有する、項目118に記載のシステム。
[項目120]
前記気体富化療法は、過飽和酸素療法である、項目58から70のいずれか一項に記載のシステム。
[項目1]
患者における気体富化療法を制御するためのシステムであって、前記システムは、
気体で液体を富化して気体富化液体を形成するよう構成され、前記気体富化液体を血液と混合して気体富化血液を形成するよう構成される気体富化システムと、
前記気体富化システムに流体的に連結される複数の流体導管であって、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記血液を前記患者から前記気体富化システムへ流すよう構成され、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記気体富化血液を前記気体富化システムから前記患者へ流すよう構成される、複数の流体導管と、
前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管に連結された血液ポンプであって、前記気体富化システムと前記患者との間で血液をポンピングするための血液ポンプと、
1または複数の血液酸素パラメータを測定するよう構成される少なくとも1つのセンサと、
ユーザ入力を受け、可視警報および可聴警報の少なくとも1つを発するよう構成されるユーザインタフェースと、
プロセッサ、メモリ、ならびに、前記少なくとも1つのセンサおよび前記ユーザインタフェースに通信可能に連結された関連回路を含むコントローラと
を備え、前記プロセッサは、
前記少なくとも1つのセンサから前記1または複数の血液酸素パラメータの測定値に対応する1または複数の信号を受信し、
前記測定値に基づいて、前記気体富化療法の有効性を示す、前記血液酸素パラメータの前記測定値を示す、前記ユーザインタフェースを通じた警報を生成する
よう構成される、
システム。
[項目2]
前記気体富化システムは、酸素で液体を富化し、血液と混合される酸素富化液体を形成するよう構成される、項目1に記載のシステム。
[項目3]
前記1または複数の血液酸素パラメータは動脈pO 2 を含む、項目1または2に記載のシステム。
[項目4]
前記少なくとも1つのセンサは、前記動脈pO 2 を測定するためのクラーク電極を含む、項目3に記載のシステム。
[項目5]
前記1または複数の血液酸素パラメータは動脈SO 2 を含む、項目1から4のいずれか一項に記載のシステム。
[項目6]
前記プロセッサは、pO 2 の測定値を、760~1500mmHgであるpO 2 の予めプログラムされた標的範囲と比較する、項目3に記載のシステム。
[項目7]
前記プロセッサは、前記比較に基づいて、前記患者への気体富化血液の供給を制御する、項目6に記載のシステム。
[項目8]
前記1または複数の血液酸素パラメータは動脈SO 2 であり、前記プロセッサは、SO 2 の測定値を、90~100パーセントである動脈SO 2 の許容される通常範囲と比較する、項目1から7のいずれか一項に記載のシステム。
[項目9]
前記1または複数の血液酸素パラメータは動脈pO 2 であり、前記プロセッサは、pO 2 の測定値を、75~110mmHgである動脈pO 2 の許容される通常範囲と比較する、項目1から8のいずれか一項に記載のシステム。
[項目10]
前記気体富化システムはカートリッジを含む、項目1から9のいずれか一項に記載のシステム。
[項目11]
前記カートリッジは3つのチャンバを有する、項目10に記載のシステム。
[項目12]
患者における気体富化療法を制御するためのシステムであって、前記システムは、
気体で流体を富化して気体富化流体を形成するよう構成され、前記気体富化流体を血液と混合して気体富化血液を形成するよう構成される気体富化システムと、
前記気体富化システムに流体的に連結された複数の流体導管であって、前記複数の流体導管の少なくとも1つの流体導管は、前記患者から前記気体富化システムへ前記血液を流すよう構成され、前記複数の流体導管の少なくとも1つの流体導管は、前記気体富化システムから前記患者へ前記気体富化血液を流すよう構成される、複数の流体導管と、
前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管に連結された血液ポンプであって、前記気体富化システムと前記患者との間で血液をポンピングするための血液ポンプと、
気体富化血液を前記患者へ流すよう構成される前記流体導管に連結されたカテーテルであって、前記カテーテルに連結された1または複数の内部電極を含む、カテーテルと、
患者の外部表面に連結されるよう構成される複数の外部電極と、
ユーザ入力を受け、可視警報および可聴警報の少なくとも1つを発するよう構成されるユーザインタフェースと、
プロセッサ、メモリ、ならびに、前記カテーテルの前記1または複数の内部電極、前記複数の外部電極、および、前記ユーザインタフェースに通信可能に連結された関連回路を含むコントローラと
を備え、前記プロセッサは、
前記1または複数の内部電極と前記複数の外部電極との間の組織領域からの測定されたインピーダンス値に対応する複数の信号を受信し、
前記測定されたインピーダンス値に少なくとも部分的に基づいて、インピーダンストモグラフィマップを生成し、
前記インピーダンストモグラフィマップに基づいて、前記組織領域における血液灌流に関する情報であって、前記気体富化療法の有効性を示す情報を、前記ユーザインタフェースを通じて提供する
よう構成される、
システム。
[項目13]
前記気体富化システムは、酸素で液体を富化し、血液と混合される酸素富化液体を形成するよう構成される、項目12に記載のシステム。
[項目14]
前記インピーダンストモグラフィマップに基づく前記組織領域における血液灌流に関する情報は、低インピーダンス値を有するマップゾーンによって表される、血液灌流の増加および梗塞の低減を含む、項目12または13に記載のシステム。
[項目15]
前記組織領域は梗塞を含み、前記プロセッサは、前記組織領域における測定されたインピーダンス値の前記インピーダンストモグラフィマップを、前記組織領域における測定されたインピーダンス値の基準トモグラフィマップと比較して、前記患者における血液灌流または梗塞の大きさの変化を判定するよう構成される、項目12から14のいずれか一項に記載のシステム。
[項目16]
前記プロセッサは、マップゾーンをタグ付けし、ある期間にわたって、前記タグ付けされたマップゾーンについての組織インピーダンスの変化を分析するよう構成される、項目12から15のいずれか一項に記載のシステム。
[項目17]
前記プロセッサは、ある期間にわたって、前記タグ付けされたマップゾーンについての平均組織インピーダンスを計算するよう構成される、項目16に記載のシステム。
[項目18]
前記1または複数のカテーテル電極は、バイポーラECG電極を含む、項目12から17のいずれか一項に記載のシステム。
[項目19]
前記プロセッサは、前記気体富化システムに、前記組織領域における血液灌流に関する情報に基づいて前記血液中のO 2 飽和のレベルを増加させるよう構成される、項目12から18のいずれか一項に記載のシステム。
[項目20]
前記プロセッサは、前記血液ポンプに、前記組織領域における血液灌流に関する情報に基づいて前記患者への酸素富化血液の流量を増加させるよう構成される、項目12から19のいずれか一項に記載のシステム。
[項目21]
前記プロセッサは、梗塞ゾーンを示す前記組織領域のMRIまたはCT画像上に前記インピーダンストモグラフィマップを重ね合わせるよう構成され、前記プロセッサは、前記梗塞ゾーンにおける平均インピーダンスを計算するよう構成される、項目12から20のいずれか一項に記載のシステム。
[項目22]
患者における気体富化療法を制御するためのシステムであって、前記システムは、
気体で流体を富化して気体富化流体を形成するよう構成され、前記気体富化流体を血液と混合して気体富化血液を形成するよう構成される気体富化システムと、
前記気体富化システムに流体的に連結される複数の流体導管であって、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記患者から前記気体富化システムへ前記血液を流すよう構成され、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記気体富化システムから前記患者へ前記気体富化血液を流すよう構成され、
前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管に連結された血液ポンプであって、前記気体富化システムと前記患者との間で血液をポンピングするための血液ポンプと、
標的組織における標的分子の共鳴信号を測定するよう構成される核磁気共鳴プローブと、
ユーザ入力を受け、可視警報および可聴警報の少なくとも1つを発するよう構成されるユーザインタフェースと、
プロセッサ、メモリ、ならびに、前記核磁気共鳴プローブおよび前記ユーザインタフェースに通信可能に連結された関連回路を含むコントローラと
を備え、前記プロセッサは、
前記核磁気共鳴プローブからの前記標的分子の前記測定された共鳴信号に基づいて、前記標的組織における前記標的分子のレベルに対応する1または複数の信号を受信し、
前記測定された値に基づいて、前記気体富化療法の有効性を示す、前記標的組織における前記標的分子の前記レベルを示す、前記ユーザインタフェースを通じた警報を生成する
よう構成される、
システム。
[項目23]
前記気体富化システムは、酸素で液体を富化し、血液と混合される酸素富化液体を形成するよう構成される、項目22に記載のシステム。
[項目24]
前記標的組織における前記標的分子は、血液中の酸素を含む、項目22または23に記載のシステム。
[項目25]
血液中の酸素のレベルは、血液中のSO 2 を指す、項目24に記載のシステム。
[項目26]
前記標的組織における前記標的分子は、血液中の高エネルギーリン酸塩を含み、血液中の高エネルギーリン酸塩のレベルは、前記標的組織の代謝状態を示す、項目22から25のいずれか一項に記載のシステム。
[項目27]
前記プロセッサは、前記標的組織の磁気共鳴画像を生成し、前記磁気共鳴画像を分析して前記標的組織における前記標的分子の存在を検出するよう構成される、項目22から26のいずれか一項に記載のシステム。
[項目28]
前記核磁気共鳴プローブは、カテーテルの外縁部の周りに巻かれた磁気コイルを含み、前記カテーテルは、前記患者へ気体富化血液を流すよう構成される前記少なくとも1つの流体導管に連結される、項目22から27のいずれか一項に記載のシステム。
[項目29]
前記核磁気共鳴プローブは、カテーテルの端部上に核磁気共鳴イメージングレシーバを含み、前記カテーテルは、前記患者へ気体富化血液を流すよう構成される前記少なくとも1つの流体導管に連結される、項目22から28のいずれか一項に記載のシステム。
[項目30]
患者における過飽和酸素療法を制御するためのシステムであって、前記システムは、
酸素で流体を富化して酸素富化流体を形成するよう構成され、前記酸素富化流体を血液と混合して酸素富化血液を形成するよう構成される気体富化システムと、
前記気体富化システムに流体的に連結された複数の流体導管であって、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記患者から前記気体富化システムへ前記血液を流すよう構成され、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記気体富化システムから前記患者へ前記酸素富化血液を流すよう構成される、複数の流体導管と、
前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管に連結された血液ポンプであって、前記気体富化システムと前記患者との間で血液をポンピングするための血液ポンプと、
1または複数のセンサ分子を含むO 2 蛍光プローブと、
ユーザ入力を受け、可視警報および可聴警報のうち少なくとも1つを発するよう構成されるユーザインタフェースと、
プロセッサ、メモリ、ならびに、前記O 2 蛍光プローブおよび前記ユーザインタフェースに通信可能に連結された関連回路を含むコントローラと
を備え、前記プロセッサは、
前記O 2 蛍光プローブ上の前記センサ分子の測定された蛍光に対応する1または複数の信号を受信し、
前記1または複数の信号に基づいて、血液中のSO 2 を判定し、
判定された前記SO 2 に基づいて、前記過飽和酸素療法の有効性を示す、前記ユーザインタフェースを通じた警報を生成する
よう構成される、
システム。
[項目31]
前記O 2 蛍光プローブはカテーテルを含む、項目30に記載のシステム。
[項目32]
前記O 2 蛍光プローブは、光ファイバケーブルの端部にコーティングされたセンサ分子を含む、項目30または31に記載のシステム。
[項目33]
前記センサ分子は、蛍光分子または蛍光体を含む、項目30から32のいずれか一項に記載のシステム。
[項目34]
前記プロセッサは、O 2 による消光に起因する前記センサ分子からの蛍光信号減衰を測定するよう構成され、前記蛍光信号減衰の時間は、前記血液中のSO 2 またはpO 2 に比例する、項目33に記載のシステム。
[項目35]
患者における過飽和酸素療法を制御するためのシステムであって、前記システムは、
酸素で流体を富化して酸素富化流体を形成するよう構成される気体富化システムと、
ポンプと、
前記ポンプに流体的に連結された複数の流体導管であって、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記気体富化システムによって生成された酸素富化流体を患者の血管に流すよう構成される、複数の流体導管と、
組織領域におけるpO 2 を測定するよう構成される経皮pO 2 プローブと、
ユーザ入力を受け、可視警報および可聴警報のうち少なくとも1つを発するよう構成されるユーザインタフェースと、
プロセッサ、メモリ、ならびに、前記経皮pO 2 プローブおよび前記ユーザインタフェースに通信可能に連結された関連回路を含むコントローラと
を備え、前記プロセッサは、
前記経皮pO 2 プローブから、前記組織領域における前記pO 2 の測定値に対応する1または複数の信号を受信し、
前記測定値に基づいて、前記過飽和酸素療法の有効性を示す、前記ユーザインタフェースを通じた警報を生成する
よう構成される、
システム。
[項目36]
前記少なくとも1つの流体導管は、酸素富化生理食塩水を前記患者の血管に注射するよう構成されるカテーテルを含む、項目35に記載のシステム。
[項目37]
前記プロセッサは、前記測定されたpO 2 値に基づいて、血液への酸素富化生理食塩水の供給を制御する、項目35または36に記載のシステム。
[項目38]
前記組織領域における前記pO 2 の前記測定値は、心筋組織におけるpO 2 を含む、項目35から37のいずれか一項に記載のシステム。
[項目39]
前記組織領域における前記pO 2 の測定値は、冠血管におけるpO 2 を含む、項目35から38のいずれか一項に記載のシステム。
[項目40]
患者における過飽和酸素療法を制御するためのシステムであって、前記システムは、
気体で流体を富化して気体富化流体を形成するよう構成され、前記気体富化流体を血液と混合して気体富化血液を形成するよう構成される気体富化システムと、
前記気体富化システムに流体的に連結される複数の流体導管であって、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記患者から前記気体富化システムへ前記血液を流すよう構成され、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記気体富化システムから前記患者へ前記気体富化血液を流すよう構成される、複数の流体導管と、
前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管に連結された血液ポンプであって、前記気体富化システムと前記患者との間で血液をポンピングするための血液ポンプと、
光のパルスで組織領域を照射するよう構成される光音響イメージング光源と、
前記光のパルスによる照射に応答して、前記組織領域における光吸収成分によって生成された音波を検出するよう構成される超音波センサと、
ユーザ入力を受け、可視警報および可聴警報のうち少なくとも1つを発するよう構成されるユーザインタフェースと、
プロセッサ、メモリ、ならびに、前記光音響イメージング光源、前記超音波センサ、および前記ユーザインタフェースに通信可能に連結された関連回路を含むコントローラと、
を備え、前記プロセッサは、
前記検出された音波に対応する1または複数の信号を受信し、
前記検出された音波に基づいて画像を生成し、
前記ユーザインタフェースを通じて、前記画像に基づく前記組織領域についての血液酸素化情報であって、前記過飽和酸素療法の有効性を示す情報を提供する
よう構成される、
システム。
[項目41]
前記気体富化システムは、酸素で液体を富化し、血液と混合される酸素富化液体を形成するよう構成される、項目40に記載のシステム。
[項目42]
前記プロセッサは、前記画像からの組織または血液酸素化情報に基づいて、前記患者への酸素富化血液の供給を制御する、項目40または41に記載のシステム。
[項目43]
前記組織領域における血液酸素化の変化を経時的に判定するために、前記画像は経時的に追跡される、項目40から42のいずれか一項に記載のシステム。
[項目44]
前記組織領域における血流または血液酸素化の存在または変化を経時的に判定するために、前記画像は経時的に追跡される、項目40から43のいずれか一項に記載のシステム。
[項目45]
前記光音響イメージング光源は、カテーテルに連結された光ファイバケーブルを含み、前記カテーテルは、前記患者へ前記気体富化血液を供給するよう構成される、項目40から44のいずれか一項に記載のシステム。
[項目46]
前記プロセッサは更に、前記組織領域のトモグラフィ画像を生成するよう構成される、項目40から45のいずれか一項に記載のシステム。
[項目47]
前記光音響イメージング光源は、前記光のパルスを生成するために、レーザまたはパルスレーザダイオードを含む、項目40から46のいずれか一項に記載のシステム。
[項目48]
前記血液酸素化情報は、酸素化ヘモグロビンと脱酸素化ヘモグロビンとの間で異なる吸光特性の結果として生じる、前記画像におけるコントラストによって表される酸素化ヘモグロビンレベルの変化を含む、項目40から47のいずれか一項に記載のシステム。
[項目49]
前記光音響イメージング光源は、前記光のパルスを生成するための発光ダイオードを含む、項目40から48のいずれか一項に記載のシステム。
[項目50]
前記超音波センサは圧電素子を含む、項目40から49のいずれか一項に記載のシステム。
[項目51]
前記圧電素子は、リニア、圧電、超音波トランスデューサアレイを含む、項目50に記載のシステム。
[項目52]
前記超音波センサは、ファブリ・ペロー干渉計(FPI)要素を含む、項目40から51のいずれか一項に記載のシステム。
[項目53]
前記プロセッサは更に、FPIをラスタスキャンするよう構成される、項目52に記載のシステム。
[項目54]
前記光のパルスは、電磁スペクトルの可視部分にある、項目40から53のいずれか一項に記載のシステム。
[項目55]
前記光のパルスは、電磁スペクトルの近赤外線部分にある、項目40から54のいずれか一項に記載のシステム。
[項目56]
前記プロセッサは更に、前記組織領域の2次元画像を生成するよう構成される、項目40から55のいずれか一項に記載のシステム。
[項目57]
前記プロセッサは更に、前記組織領域の3次元画像を生成するよう構成される、項目40から56のいずれか一項に記載のシステム。
[項目58]
患者における気体富化療法を制御するためのシステムであって、前記システムは、
気体で液体を富化して気体富化液体を形成するよう構成され、前記気体富化液体を動脈血液と混合して気体富化血液を形成するよう構成される気体富化システムと、
前記気体富化システムに流体的に連結された複数の流体導管であって、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記患者から前記気体富化システムへ前記動脈血液を流すよう構成され、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記気体富化システムから前記患者へ前記気体富化血液を流すよう構成される、複数の流体導管と、
前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管に連結された血液ポンプであって、前記気体富化システムと前記患者との間で血液をポンピングするためのポンプと、
1または複数の生理学的パラメータを測定するよう構成される少なくとも1つのセンサと、
ユーザ入力を受け、可視警報および可聴警報のうち少なくとも1つを発するよう構成されるユーザインタフェースと、
プロセッサ、メモリ、ならびに、前記少なくとも1つのセンサおよび前記ユーザインタフェースに通信可能に連結される関連回路を含むコントローラと
を備え、前記プロセッサは、
前記少なくとも1つのセンサから、前記1または複数の生理学的パラメータの測定値に対応する1または複数の信号を受信し、
前記測定値に基づいて、前記気体富化療法の有効性を示す、生理学的パラメータの前記測定値を示す、前記ユーザインタフェースを通じた警報を生成する
よう構成される、
システム。
[項目59]
前記気体富化システムは、酸素で液体を富化し、血液と混合される酸素富化液体を形成するよう構成される、項目58に記載のシステム。
[項目60]
前記1または複数の生理学的パラメータは、動脈pO 2 を含む血液酸素パラメータである、項目58または59に記載のシステム。
[項目61]
前記少なくとも1つのセンサは、血液中の前記動脈pO 2 を測定するためのクラーク電極を含む、項目60に記載のシステム。
[項目62]
前記1または複数の生理学的パラメータは、動脈SO 2 を含む血液酸素パラメータである、項目58から61のいずれか一項に記載のシステム。
[項目63]
前記プロセッサは、pO 2 の測定値を、760~1500mmHgであるpO 2 の予めプログラムされた標的範囲と比較する、項目60に記載のシステム。
[項目64]
前記プロセッサは、前記比較に基づいて、前記患者への気体富化血液の供給を制御する、項目63に記載のシステム。
[項目65]
前記プロセッサは、SO 2 の測定値を、90~100パーセントである動脈SO 2 の許容される通常範囲と比較する、項目62に記載のシステム。
[項目66]
前記プロセッサは、pO 2 の測定値を、75~110mmHgである動脈pO 2 の許容される通常範囲と比較する、項目60に記載のシステム。
[項目67]
前記気体富化システムはカートリッジを含む、項目58から66のいずれか一項に記載のシステム。
[項目68]
前記カートリッジは3つのチャンバを有する、項目67に記載のシステム。
[項目69]
前記生理学的パラメータは動脈圧である、項目58から68のいずれか一項に記載のシステム。
[項目70]
前記生理学的パラメータは、ECGセンサによって測定される心臓の電気活動である、項目58から69のいずれか一項に記載のシステム。
[項目71]
患者における過飽和酸素療法を制御するための方法であって、前記方法は、
1または複数のセンサを介して前記患者の1または複数の血液酸素パラメータを測定する段階と、
1または複数の信号をプロセッサへ送信する段階であって、前記1または複数の信号は、少なくとも1つの前記センサからの前記1または複数の血液酸素パラメータの測定値に対応する、段階と、
前記測定値に基づいて、前記過飽和酸素療法の有効性を示す、前記血液酸素パラメータの測定値を示す、ユーザインタフェースを通じた警報を生成する段階と
を備える方法。
[項目72]
測定する段階は、カテーテルに位置するセンサを介して測定する段階を含む、項目71に記載の方法。
[項目73]
測定する段階は、血液のpO 2 を測定する段階を含む、項目71または72に記載の方法。
[項目74]
測定する段階は、血液のSO 2 を測定する段階を含む、項目71から73のいずれか一項に記載の方法。
[項目75]
前記1または複数の血液酸素パラメータの前記測定値を、非虚血組織における前記1または複数の血液酸素パラメータの許容される通常範囲と比較する段階を更に備える、項目71から74のいずれか一項に記載の方法。
[項目76]
前記プロセッサを介して、前記測定値と前記許容される通常範囲との前記比較に基づいて、前記患者への気体富化血液の供給を制御する段階を更に備える、項目75に記載の方法。
[項目77]
患者における気体富化療法を制御するための方法であって、
1または複数の内部カテーテル電極と複数の外部電極との間の組織領域からのインピーダンス値を測定する段階と、
前記測定されたインピーダンス値のトモグラフィマップを生成する段階と、
前記トモグラフィマップに基づいて、前記組織領域における血液灌流に関する組織灌流情報を、ユーザインタフェースを通じて提供する段階であって、前記組織灌流情報は前記気体富化療法の有効性を示す、段階と
を備える方法。
[項目78]
マップゾーンをタグ付けする段階と、ある期間にわたる、前記タグ付けされたマップゾーンについての組織インピーダンスの変化を分析する段階とを更に備える、項目77に記載の方法。
[項目79]
ある期間にわたる、前記タグ付けされたマップゾーンについての平均組織インピーダンスを計算する段階を更に備える、項目78に記載の方法。
[項目80]
気体富化システムに、前記組織灌流情報に基づいて血液中のO 2 飽和のレベルを増加させる段階を更に備える、項目77から79のいずれか一項に記載の方法。
[項目81]
ポンプに、前記組織灌流情報に基づいて、前記患者への酸素富化血液の流量を増加させる段階を更に備える、項目77から80のいずれか一項に記載の方法。
[項目82]
梗塞ゾーンを示す前記組織領域のMRIまたはCT画像上に前記トモグラフィマップを重ね合わせる段階と、前記梗塞ゾーンにおける平均インピーダンスを計算する段階とを更に備える、項目77から81のいずれか一項に記載の方法。
[項目83]
患者における気体富化療法を制御するための方法であって、
核磁気共鳴プローブを使用して、標的組織における標的分子の共鳴の1または複数の組織パラメータを測定する段階と、
核磁気共鳴イメージングプローブからの前記標的分子の前記測定された共鳴に基づいて、標的組織における標的分子のレベルに対応する1または複数の信号を受信する段階と、
前記測定された値に基づいて、ユーザインタフェースを通じた警報を生成する段階であって、前記警報は、前記気体富化療法の有効性を示す、前記標的組織における前記標的分子の前記レベルを示す、段階と
を備える方法。
[項目84]
前記標的組織の磁気共鳴画像を生成する段階と、前記磁気共鳴画像を分析して、前記標的組織における前記標的分子の存在を検出する段階とを更に備える、項目83に記載の方法。
[項目85]
患者における過飽和酸素療法を制御するための方法であって、
O 2 蛍光プローブ上のセンサ分子の蛍光を測定する段階と、
前記O 2 蛍光プローブ上の前記センサ分子の前記測定された蛍光に対応する1または複数の信号を受信する段階と、
前記1または複数の信号に基づいて、血液におけるSO 2 を判定する段階と
前記判定されたSO 2 に基づいて、前記過飽和酸素療法の有効性を示す、ユーザインタフェースを通じた警報を生成する段階と、
を備える方法。
[項目86]
O 2 による消光に起因する前記センサ分子からの蛍光信号減衰を測定する段階であって、前記蛍光信号減衰の時間は、前記血液中のSO 2 に比例する、段階を更に備える、項目85に記載の方法。
[項目87]
患者における過飽和酸素療法を制御するための方法であって、
経皮pO 2 プローブを使用して組織領域におけるpO 2 を測定する段階と、
前記経皮pO 2 プローブから、前記組織領域における前記測定されたpO 2 に対応する1または複数の信号を受信する段階と、
前記測定されたpO 2 に基づいて、前記過飽和酸素療法の有効性を示す、ユーザインタフェースを通じた警報を生成する段階と
を備える方法。
[項目88]
前記測定されたpO 2 値に基づいて、血液への酸素富化生理食塩水の供給を制御する段階を更に備える、項目87に記載の方法。
[項目89]
患者における過飽和酸素療法を制御するための方法であって、
光音響イメージング光源からの光のパルスで組織領域を照射する段階と、
前記光のパルスによる照射に応答して、前記組織領域における光吸収成分によって生成された音波を検出する段階と、
前記検出された音波に基づいて画像を生成する段階と、
ユーザインタフェースを通じて、前記画像に基づく前記組織領域についての血液酸素化情報を提供する段階であって、前記血液酸素化情報は前記過飽和酸素療法の有効性を示す、段階と
を備える方法。
[項目90]
前記画像からの血液酸素化情報に基づいて前記患者への酸素富化血液の供給を制御する段階を更に備える、項目89に記載の方法。
[項目91]
前記画像を経時的に追跡して、前記組織領域における血液酸素化の変化を経時的に判定する段階を更に備える、項目89または90に記載の方法。
[項目92]
前記組織領域のトモグラフィ画像を生成する段階を更に備える、項目89から91のいずれか一項に記載の方法。
[項目93]
前記組織領域の2次元画像を生成する段階を更に備える、項目89から92のいずれか一項に記載の方法。
[項目94]
前記組織領域の3次元画像を生成する段階を更に備える、項目89から93のいずれか一項に記載の方法。
[項目95]
患者における気体富化療法を制御するための方法であって、
1または複数のセンサを介して、前記患者の1または複数の生理学的パラメータを測定する段階と、
1または複数の信号をプロセッサへ送信する段階であって、前記1または複数の信号は、少なくとも1つの前記センサからの前記1または複数の生理学的パラメータの測定値に対応する、段階と、
前記測定値に基づいて、前記気体富化療法の有効性を示す、前記生理学的パラメータの測定値を示す、ユーザインタフェースを介した警報を生成する段階と
を備える方法。
[項目96]
前記気体富化液体は過飽和酸素液体を含む、項目1から11のいずれか一項に記載のシステム。
[項目97]
前記過飽和酸素液体は、0.1~6ml O 2 /ml液体(STP)のO 2 濃度を有する、項目96に記載のシステム。
[項目98]
前記気体富化血液は、過飽和酸素富化血液を含む、項目1または96に記載のシステム。
[項目99]
前記過飽和酸素富化血液は、600~1500mmHgのpO 2 を有する、項目98に記載のシステム。
[項目100]
前記気体富化流体は過飽和酸素液体を含む、項目12から21のいずれか一項に記載のシステム。
[項目101]
前記過飽和酸素液体は、0.1~6ml O 2 /ml液体(STP)のO 2 濃度を有する、項目100に記載のシステム。
[項目102]
前記気体富化血液は、過飽和酸素富化血液を含む、項目12から21のいずれか一項に記載のシステム。
[項目103]
前記過飽和酸素富化血液は、600~1500mmHgのpO 2 を有する、項目102に記載のシステム。
[項目104]
前記酸素富化流体は、過飽和酸素液体を含む、項目30から34のいずれか一項に記載のシステム。
[項目105]
前記過飽和酸素液体は、0.1~6ml O 2 /ml液体(STP)のO 2 濃度を有する、項目104に記載のシステム。
[項目106]
前記酸素富化血液は、過飽和酸素富化血液を含む、項目30から34のいずれか一項に記載のシステム。
[項目107]
前記過飽和酸素富化血液は、600~1500mmHgのpO 2 を有する、項目106に記載のシステム。
[項目108]
前記酸素富化流体は、過飽和酸素液体を含む、項目35から39のいずれか一項に記載のシステム。
[項目109]
前記過飽和酸素液体は、0.1~6ml O 2 /ml液体(STP)のO 2 濃度を有する、項目108に記載のシステム。
[項目110]
前記酸素富化流体は、過飽和酸素富化血液を含む、項目35から39のいずれか一項に記載のシステム。
[項目111]
前記過飽和酸素富化血液は、600~1500mmHgのpO 2 を有する、項目110に記載のシステム。
[項目112]
前記気体富化流体は、過飽和酸素液体を含む、項目40から57のいずれか一項に記載のシステム。
[項目113]
前記過飽和酸素液体は、0.1~6ml O 2 /ml液体(STP)のO 2 濃度を有する、項目112に記載のシステム。
[項目114]
前記気体富化血液は、過飽和酸素富化血液を含む、項目40から57のいずれか一項に記載のシステム。
[項目115]
前記過飽和酸素富化血液は、600~1500mmHgのpO 2 を有する、項目114に記載のシステム。
[項目116]
前記気体富化液体は、過飽和酸素液体を含む、項目58から70のいずれか一項に記載のシステム。
[項目117]
前記過飽和酸素液体は、0.1~6ml O 2 /ml液体(STP)のO 2 濃度を有する、項目116に記載のシステム。
[項目118]
前記気体富化血液は、過飽和酸素富化血液を含む、項目58から70のいずれか一項に記載のシステム。
[項目119]
前記過飽和酸素富化血液は、600~1500mmHgのpO 2 を有する、項目118に記載のシステム。
[項目120]
前記気体富化療法は、過飽和酸素療法である、項目58から70のいずれか一項に記載のシステム。
Claims (24)
- 患者における気体富化療法を制御するためのシステムであって、前記システムは、
気体で液体を富化して気体富化液体を形成するよう構成され、前記気体富化液体を動脈血液と混合して気体富化血液を形成するよう構成される気体富化システムと、
前記気体富化システムに流体的に連結された複数の流体導管であって、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記患者から前記気体富化システムへ前記動脈血液を流すよう構成され、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記気体富化システムから前記患者へ前記気体富化血液を流すよう構成される、複数の流体導管と、
前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管に連結された血液ポンプであって、前記気体富化システムと前記患者との間で血液をポンピングするためのポンプと、
1または複数の生理学的パラメータを測定するよう構成される少なくとも1つのセンサと、
ユーザ入力を受け、可視警報および可聴警報のうち少なくとも1つを発するよう構成されるユーザインタフェースと、
プロセッサ、メモリ、ならびに、前記少なくとも1つのセンサおよび前記ユーザインタフェースに通信可能に連結される関連回路を含むコントローラと
を備え、前記プロセッサは、
前記少なくとも1つのセンサから、前記1または複数の生理学的パラメータの測定値に対応する1または複数の信号を受信し、
前記測定値に基づいて、前記気体富化療法の有効性を示す、生理学的パラメータの前記測定値を示す、前記ユーザインタフェースを通じた警報を生成する
よう構成される、
システム。 - 前記気体富化システムは、酸素で液体を富化し、血液と混合される酸素富化液体を形成するよう構成される、請求項1に記載のシステム。
- 前記1または複数の生理学的パラメータは、動脈pO2を含む血液酸素パラメータである、請求項1または2に記載のシステム。
- 前記少なくとも1つのセンサは、血液中の前記動脈pO2を測定するためのクラーク電極を含む、請求項3に記載のシステム。
- 前記1または複数の生理学的パラメータは、動脈SO2を含む血液酸素パラメータである、請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記プロセッサは、pO2の測定値を、760~1500mmHgであるpO2の予めプログラムされた標的範囲と比較する、請求項3に記載のシステム。
- 前記プロセッサは、前記比較に基づいて、前記患者への気体富化血液の供給を制御する、請求項6に記載のシステム。
- 前記プロセッサは、SO2の測定値を、90~100パーセントである動脈SO2の許容される通常範囲と比較する、請求項5に記載のシステム。
- 前記プロセッサは、pO2の測定値を、75~110mmHgである動脈pO2の許容される通常範囲と比較する、請求項3に記載のシステム。
- 前記気体富化システムはカートリッジを含む、請求項1から9のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記カートリッジは3つのチャンバを有する、請求項10に記載のシステム。
- 前記生理学的パラメータは動脈圧である、請求項1から11のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記生理学的パラメータは、ECGセンサによって測定される心臓の電気活動である、請求項1から12のいずれか一項に記載のシステム。
- 患者における気体富化療法を制御するためのシステムであって、前記システムは、
気体で液体を富化して気体富化液体を形成するよう構成され、前記気体富化液体を血液と混合して気体富化血液を形成するよう構成される気体富化システムと、
前記気体富化システムに流体的に連結される複数の流体導管であって、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記血液を前記患者から前記気体富化システムへ流すよう構成され、前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管は、前記気体富化血液を前記気体富化システムから前記患者へ流すよう構成される、複数の流体導管と、
前記複数の流体導管のうち少なくとも1つの流体導管に連結された血液ポンプであって、前記気体富化システムと前記患者との間で血液をポンピングするための血液ポンプと、
1または複数の血液酸素パラメータを測定するよう構成される少なくとも1つのセンサと、
ユーザ入力を受け、可視警報および可聴警報の少なくとも1つを発するよう構成されるユーザインタフェースと、
プロセッサ、メモリ、ならびに、前記少なくとも1つのセンサおよび前記ユーザインタフェースに通信可能に連結された関連回路を含むコントローラと
を備え、前記プロセッサは、
前記少なくとも1つのセンサから前記1または複数の血液酸素パラメータの測定値に対応する1または複数の信号を受信し、
前記測定値に基づいて、前記気体富化療法の有効性を示す、前記血液酸素パラメータの前記測定値を示す、前記ユーザインタフェースを通じた警報を生成する
よう構成される、
システム。 - 前記気体富化システムは、酸素で液体を富化し、血液と混合される酸素富化液体を形成するよう構成される、請求項14に記載のシステム。
- 前記1または複数の血液酸素パラメータは動脈pO2を含む、請求項14または15に記載のシステム。
- 前記少なくとも1つのセンサは、前記動脈pO2を測定するためのクラーク電極を含む、請求項16に記載のシステム。
- 前記1または複数の血液酸素パラメータは動脈SO2を含む、請求項14から17のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記プロセッサは、pO2の測定値を、760~1500mmHgであるpO2の予めプログラムされた標的範囲と比較する、請求項16に記載のシステム。
- 前記プロセッサは、前記比較に基づいて、前記患者への気体富化血液の供給を制御する、請求項19に記載のシステム。
- 前記1または複数の血液酸素パラメータは動脈SO2であり、前記プロセッサは、SO2の測定値を、90~100パーセントである動脈SO2の許容される通常範囲と比較する、請求項14から20のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記1または複数の血液酸素パラメータは動脈pO2であり、前記プロセッサは、pO2の測定値を、75~110mmHgである動脈pO2の許容される通常範囲と比較する、請求項14から21のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記気体富化システムはカートリッジを含む、請求項14から22のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記カートリッジは3つのチャンバを有する、請求項23に記載のシステム。
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