JPWO2021044593A1 - エッジ装置、エッジ方法、エッジプログラム、管理装置、管理方法、管理プログラム、分散処理システム、及び、分散処理方法 - Google Patents

エッジ装置、エッジ方法、エッジプログラム、管理装置、管理方法、管理プログラム、分散処理システム、及び、分散処理方法 Download PDF

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Abstract

エッジ装置(110)は、フィードバック処理をするトラフィック分析アプリケーションプログラム(127)の処理分散元エッジ装置から分散処理を実行する際に必要なトラフィック情報を受信する分散制御部(124)と、受信した必要なトラフィック情報を分析し、分析した結果に基づいて分散元エッジ装置におけるトラフィック分析アプリケーションプログラム(127)のフィードバック処理に関する制御命令を決定し、制御命令を分散元エッジ装置に送信するトラフィック分析部(123)とを備える。

Description

この発明は、エッジ装置、エッジ方法、エッジプログラム、管理装置、管理方法、管理プログラム、分散処理システム、及び、分散処理方法に関する。
従来のネットワークにおける分散処理技術として、ゲートウェイとクライアントマシンとの間でプロセスを分散する方法等がある。
例えば、特許文献1では、ゲートウェイが必要最小限の量のリソースを消費しつつ、クライアントが目標レベルのセキュリティを達成するため、ゲートウェイとクライアントマシンとの間で様々なプロセスを自動的にかつ動的に分散させる方法が開示されている。
特表2011−527856号公報
ネットワークにおける従来の分散処理は、分散処理の実行後に、分散処理の委譲元の通信機器のハードウェア制御を伴う通信制御等のフィードバック処理をする必要がある場合、対処できないという課題があった。
対処できない場合の具体例として、ネットワークがクラウドとエッジ装置とから構成されており、エッジ装置が上記のハードウェア制御機能を持つ通信機器である場合に、複数のエッジ装置間で分散処理を行う場合が挙げられる。
本発明は、複数のエッジ装置を有するネットワークに含まれるエッジ装置において、エッジ装置のアプリケーションであって、フィードバック処理をするアプリケーションの処理を、他のエッジ装置に分散することを目的とする。
この発明のエッジ装置は、
複数のエッジ装置を有するネットワークに含まれているエッジ装置であって、トラフィック情報を分析するトラフィック分析アプリケーションプログラムであって、フィードバック処理をするトラフィック分析アプリケーションプログラムの処理の分散元である分散元エッジ装置であって、前記ネットワークに含まれている分散元エッジ装置に前記トラフィック分析アプリケーションプログラムの処理の一部である分散処理を委譲されたエッジ装置において、
前記分散元エッジ装置から前記分散処理を実行する際に必要なトラフィック情報を受信する分散制御部と、
前記必要なトラフィック情報を分析し、分析した結果に基づいて前記分散元エッジ装置における前記トラフィック分析アプリケーションプログラムのフィードバック処理に関する制御命令を決定し、前記制御命令を前記分散元エッジ装置に送信するトラフィック分析部と
を備える。
この発明によれば、複数のエッジ装置を有するネットワークに含まれるエッジ装置において、
分散処理を委譲されたエッジ装置のトラフィック分析部が、
制御命令を決定し、
分散処理を委譲したエッジ装置に制御命令を送信する。
従って、この発明によれば、複数のエッジ装置を有するネットワークに含まれるエッジ装置において、エッジ装置のアプリケーションであって、フィードバック処理をするアプリケーションの処理を、他のエッジ装置に分散することができる。
実施の形態1に係る分散処理システムの例。 実施の形態1に係る管理装置100とエッジ装置110との構成図。 実施の形態1に係る管理装置100のハードウェア構成図。 実施の形態1に係るエッジ装置110のハードウェア構成図。 実施の形態1に係る分散処理システムの動作を示すシーケンス図。 実施の形態2に係るエッジ装置110のグルーピングの例。 実施の形態3に係る管理装置100とエッジ装置110との構成図。 データの例を示す図であり、(a)は装置プロファイルの例を示す図、(b)はデータ構成情報の例を示す図、(c)はトラフィック情報の例を示す図。
実施の形態1.
以下、本実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係る分散処理システムの例である。
本図に示すように、分散処理システムは、エッジ処理の分散制御を管理する管理装置100と、トラフィック制御が可能な複数のエッジ装置110と、ネットワーク130と、PC(Personal Computer)200と、センサ210と、サーバ300とで構成される。
PC200と、センサ210とは、エッジ装置110と通信を行う通信機器である。通信機器はPC200とセンサ210とでなくても良く、通信機器がエッジ装置110に何台接続されていても良い。
サーバ300は、通信機器の通信先である。サーバ300は、データベース310を備えていても良い。
図2は、本実施の形態に係る管理装置100とエッジ装置110との構成例である。
管理装置100は、本図に示すように、分散管理部101と、ネットワーク管理部102と、アプリケーション管理部103とを備える。
アプリケーションは、アプリケーションプログラムのことである。以下、アプリケーションプログラムをアプリケーションと表記する。
分散管理部101は、エッジ処理の分散配置を管理する。
ネットワーク管理部102は、分散処理システムのネットワーク構成情報500と、IPアドレス等の通信に関する情報とを管理する。
アプリケーション管理部103は、トラフィック分析アプリケーション127を記憶している。
トラフィック分析アプリケーション127は、
トラフィック情報の分析、及び/又は、制御を行うアプリケーションであり、
分散処理の委譲元の通信機器の制御を伴う通信制御等のフィードバック処理をする。
トラフィック情報は、トラフィックに含まれる情報のことである。
トラフィックは、トラフィック分析アプリケーション127の分析対象及び/又は分析結果を含む。
エッジ処理は、トラフィック分析アプリケーション127を実行する処理を含む。
エッジ装置110は、本図に示すように、トラフィック制御部122と、トラフィック分析部123と、分散制御部124と、記憶部128とを備える。
分散制御部124は、トラフィック制御共通IF(インタフェース)126を備える。
トラフィック制御共通IF126は、種類等が異なるトラフィック情報を分析、制御するためのものである。
トラフィック分析アプリケーション127は、トラフィック制御共通IF126と、他のエッジ装置110の装置プロファイル125を介してトラフィック制御を行うことができる。
記憶部128は、装置プロファイル125と、トラフィック分析アプリケーション127とを記憶している。
装置プロファイル125は、エッジ装置110の制御情報と、トラフィック分析アプリケーション127の分析対象であるトラフィック情報との関係を表すものである。
装置プロファイル125の例を図8の(a)に示す。本例は、BBF TR−181プロトコルに基づく。
トラフィック情報の例を図8の(c)に示す。
図3は、実施の形態1に係る管理装置100のHW(ハードウェア)・SW(ソフトウェア)構成例である。
管理装置100は、本図に示すHW15から構成される。
管理装置100は、典型的には、汎用PCから構成される。
分散管理部101と、アプリケーション管理部103との処理は、メモリ12に格納されたプログラムをプロセッサ11が読み出し実行する。
HW15は、実施の形態1のハードウェア構成を示し、プロセッサ11と、メモリ12と、補助記憶装置13とから構成される。
プロセッサ11は、管理プログラムと、OS(Operating System)と等を実行するプロセッシング装置である。プロセッシング装置は、IC(Integrated Circuit)と呼ぶこともあり、プロセッサ11は、具体例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
プロセッサ11は、メモリ12と接続されており、演算に必要なデータの一時記憶、及び/又は、データの保存を行い、メモリ12に格納されたプログラムを読み出して実行する。
本図の管理装置100は、プロセッサ11を1つだけ備えているが、管理装置100は、プロセッサ11を代替する複数のプロセッサを備えていても良い。これら複数のプロセッサは、プログラムの実行等を分担する。
メモリ12は、データを一時的に記憶する記憶装置であり、プロセッサ11の作業領域として使用されるメインメモリとして機能する。メモリ12は、具体例としては、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)である。メモリ12は、プロセッサ11の演算結果を保持する。
補助記憶装置13は、プロセッサ11によって実行される各種プログラムと、SW16と、各プログラムの実行時に使用されるデータと等を記憶する。補助記憶装置13は、具体例としては、HDD(Hard Disk Drive)又は、SSD(Solid State Drive)である。また、補助記憶装置13は、メモリカード、SD(Secure Digital、登録商標)メモリカード、CF(Compact Flash)、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、又は、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬記録媒体であってもよい。
通信IF14は、ネットワークを介して他の機器と通信を行うためのインタフェースであり、分散管理部101と、アプリケーション管理部103との処理の一部を実行する。トラフィック制御共通IF126は、通信IF14から構成される。
通信IF14は、具体例としては、Ethernet(登録商標)、又は、USB(Universal Serial Bus)のポートである。なお、通信IF14は、複数のポートであっても良い。
SW16は、実施の形態1のソフトウェア構成を示し、分散管理部101と、アプリケーション管理部103と、OS19とから構成される。
OS19は、プロセッサ11によって補助記憶装置13からロードされ、メモリ12に展開され、プロセッサ11上で実行される。OS19は、具体例としては、Linux(登録商標)又はWindows(登録商標)等、プロセッサ11に適合する任意のものでよい。なお、補助記憶装置13が記憶しているものは、メモリ12が記憶していても良い。分散処理プログラムの一部は、OS19に組み込まれていても良い。
記憶部128は、
典型的には、メモリ12と、補助記憶装置13とから構成されるが、
メモリ12のみから構成されても良い。
図4は、実施の形態1に係るエッジ装置110のHW・SW構成例である。
エッジ装置110のHW・SW構成例は、管理装置100のHW・SW構成例と同様である。
エッジ装置110のHW・SW構成例と、管理装置100のHW・SW構成例との主な差異について、以下で説明する。
プロセッサ11は、管理プログラムの代わりに、エッジプログラムを実行する。
通信IF14は、分散管理部101とアプリケーション管理部103と処理の一部の代わりに、トラフィック制御部122と分散制御部124との処理の一部を実行する。
***動作の説明***
分散処理システムの動作手順は、分散処理方法に相当する。分散処理方法は、エッジ方法と、管理方法とを実施する方法である。
管理装置100の動作手順は、管理方法に相当する。また、管理装置100の動作を実現するプログラムは、管理プログラムに相当する。
エッジ装置110の動作手順は、エッジ方法に相当する。エッジ方法は、エッジ装置110を制御する制御方法のことである。また、エッジ装置110の動作を実現するプログラムは、エッジプログラムに相当する。
図5は、本実施の形態に係るエッジ装置110の動作を示すシーケンスの例である。
(ステップS100:分散判断処理)
分散管理部101は、通信機器からのトラフィック情報であって、トラフィック分析アプリケーション127の分析対象であるトラフィック情報を、分析対象トラフィックとして受信するエッジ装置110のトラフィック分析アプリケーション127の実行処理を対象処理とし、対象処理を分散する必要があるか否かを判断するために、
ネットワーク管理部102が記憶しているネットワーク構成情報500に基づいて、分析対象トラフィックを受信しているエッジ装置110を、対象エッジ装置として特定し、
対象エッジ装置に対して、プロセッサ10等のリソース情報、及び/又は、エッジ装置110の負荷状況を含む情報を送信するよう指示する。
分析対象トラフィックは、トラフィック分析アプリケーション127の分析対象であるトラフィック情報全体の少なくとも一部を含む。
分散管理部101は、
対象エッジ装置から取得したリソース、及び/又は、負荷状況と、対象処理が必要とする要求性能とに基づいて、対象エッジ装置の対象処理を分散する必要があるか否かを判断する。
分散管理部101は、対象エッジ装置が複数存在する場合、各々の対象エッジ装置について同様に対象処理を分散する必要があるか否かを判断する。
分散管理部101は、対象エッジ装置の対象処理を分散する必要があると判断した場合、対象エッジ装置を分散元エッジ装置として特定し、分散元エッジ装置が実行しているトラフィック分析アプリケーション127の処理を分散対象処理とする。
管理装置100は、
対象エッジ装置の対象処理を分散する必要があると判断した場合、ステップS101に進み、
それ以外の場合、本シーケンスの処理を終了する。
管理装置100は、分散元エッジ装置が複数存在する場合、各々の分散元エッジ装置について同様に以下のステップの処理を実行する。
(ステップS101:検索処理)
分散管理部101は、ネットワーク構成情報500に基づいて、分散元エッジ装置の近傍に位置するエッジ装置110であって、分散元エッジ装置の処理の一部を処理可能であるエッジ装置110を検索し、検索したエッジ装置110を分散先エッジ装置として特定する。
この際、分散管理部101は、対象エッジ装置以外のエッジ装置110も検索対象に含めて良い。
分散管理部101は、
複数のエッジ装置110を検索しても良く、
検索終了の条件として任意の条件を用いて良い。
また、近傍の定義は任意であって良い。
(ステップS102:制御指示処理)
分散管理部101は、
対象処理の一部の処理であって、分散先エッジ装置に委譲する処理である委譲処理を決定し、
分散元エッジ装置の分散制御部124に対して、委譲処理を実行するために必要な分析対象トラフィックと、装置プロファイル125とを、分散先エッジ装置に送信するよう指示する。
分散管理部101は、ステップS101において複数のエッジ装置110を分散先エッジ装置として特定した場合、
それぞれの分散先エッジ装置に対してどのように委譲処理を割り当てるかについても決定し、
分散元エッジ装置の分散制御部124に対して、委譲処理を実行するために必要な分析対象トラフィックと、装置プロファイル125とを、それぞれの分散先エッジ装置に送信するよう指示する。
(ステップS103:アプリケーション制御処理)
アプリケーション管理部103は、分散先エッジ装置に対して、
トラフィック分析アプリケーション127を送信し、
トラフィック分析アプリケーション127を実行するよう指示する。
(ステップS200:アプリケーション実行処理)
分散先エッジ装置は、受信した分析対象トラフィックと分散元エッジ装置の装置プロファイル125とを利用して、トラフィック分析アプリケーション127を実行する。
分散制御部124は、トラフィック制御共通IF126を介して、分析対象トラフィックを分散元エッジ装置から受信する。
トラフィック分析部123は、受信した分析対象トラフィックを利用して、トラフィック情報を分析するトラフィック分析を行う。
トラフィック制御部122は、
分散元エッジ装置の装置プロファイル125を用いてトラフィック制御の制御命令を決定し、
制御命令を分散元エッジ装置に送信する。
(ステップS300:トラフィック制御処理)
分散元エッジ装置は、分散先エッジ装置のトラフィック分析アプリケーション127が決定した制御命令を受信する。
分散元エッジ装置のトラフィック制御共通IF126は、受信した制御命令を分散元エッジ装置に合わせた制御命令に変換する。
分散元エッジ装置のトラフィック制御部122は、変換された制御命令を用いてトラフィック制御を行う。
トラフィック制御は、
ハードウェアで実装したポート制御、パケットの転送許可及び禁止を行うフィルタ設定、パケット転送テーブルの変更、QoS(Quality of Service)等の優先制御(WFQ(Weighted Fiar Queuing)、WRR(Weighted Round Robin)等のフェアキューイング)、帯域制御(シェーパー、ポリシング(流量制御)、など)等のハードウェアによる制御であっても良く、
VLAN(Virtual Local Area Network)等の論理的なネットワーク、仮想ネットワーク(コンテナ技術に使われるVirtual Bridgeなど)等の制御であっても良い。
***実施の形態1の特徴***
エッジ装置110は、複数のエッジ装置を有するネットワークに含まれているエッジ装置110であって、トラフィック情報を分析するトラフィック分析アプリケーションプログラム127であって、フィードバック処理をするトラフィック分析アプリケーションプログラム127の処理の分散元である分散元エッジ装置であって、ネットワークに含まれている分散元エッジ装置に前記トラフィック分析アプリケーションプログラム127の処理の一部である分散処理を委譲されたエッジ装置110において、
分散元エッジ装置から分散処理を実行する際に必要なトラフィック情報を受信する分散制御部124と、
前記必要なトラフィック情報を分析し、分析した結果に基づいて分散元エッジ装置におけるトラフィック分析アプリケーションプログラム127のフィードバック処理に関する制御命令を決定し、制御命令を分散元エッジ装置に送信するトラフィック分析部123と
を備える。
エッジ装置110の制御情報と、トラフィック分析アプリケーションプログラム127の分析対象であるトラフィック情報との関係を表す装置プロファイル125を記憶している記憶部128を備え、
トラフィック分析部123は、トラフィック分析アプリケーションプログラム127を実行する際に装置プロファイル125を使用する。
管理装置100は、
トラフィック情報を分析するトラフィック分析アプリケーションプログラム127であって、フィードバック処理をするトラフィック分析アプリケーションプログラム127を実行するエッジ装置110を複数有するネットワークに含まれている管理装置100において、
ネットワークのネットワーク構成情報500を記憶しているネットワーク管理部102と、
ネットワークが有するエッジ装置110であって、トラフィックを通過させているエッジ装置110を対象エッジ装置として特定し、対象エッジ装置のトラフィック分析アプリケーションプログラム127の処理を対象処理とし、対象処理を分散する必要があるか否かを判断し、分散判断処理において処理を分散する必要があると判断した場合に、対象エッジ装置を分散元エッジ装置として特定する分散判断処理を実行し、
分散判断処理において処理を分散する必要があると判断した場合に、
ネットワーク構成情報500に基づいて、対象処理の一部を実行することができるエッジ装置110であって、分散元エッジ装置の近傍に位置するエッジ装置110を検索し、検索したエッジ装置110を分散先エッジ装置として特定する検索処理を実行し、
分散元エッジ装置に対して、対象処理の一部を実行するために必要なトラフィック情報を分散先エッジ装置に送信する指示である制御指示処理を実行する分散管理部101と、
分散先エッジ装置に対象処理の一部を実行するよう指示するアプリケーション制御処理を実行するアプリケーション管理部103と
を備える。
アプリケーション管理部103は、トラフィック分析アプリケーション127を記憶しており、アプリケーション制御処理において分散先エッジ装置にトラフィック分析アプリケーションプログラム127を送信する。
***実施の形態1の効果の説明***
以上のように、本実施の形態において、
分散先エッジ装置のトラフィック制御部122は、分析対象トラフィックを分析することによって得た制御命令を分散元エッジ装置の分散制御部124に送信し、
分散元エッジ装置のトラフィック制御部122は、受信した制御命令を用いてトラフィック制御を行う。
従って、本実施の形態の分散処理システムによれば、分散元エッジ装置は、トラフィック分析アプリケーション127の処理を他のエッジ装置110に分散させつつ、トラフィックを制御することができる。
<変形例1>
管理装置100は、ネットワーク130に複数存在しても良い。
本変形例において、
複数の管理装置100が分担してエッジ装置110を管理しても良く、
安全性を高めるために、複数の管理装置100がエッジ装置110を冗長に管理しても良い。
<変形例2>
ステップS100において、トラフィックを集約しているエッジ装置110(以下、集約装置)がネットワークに含まれている場合、
分散管理部101は、集約装置を対象エッジ装置として特定しても良い。集約装置は、具体例としては、同種のセンサトラフィックを集約しているエッジ装置110と、外部トラフィックを集約しているエッジ装置110とである。
本変形例によれば、分散処理システムの処理の効率化を図ることができる。
<変形例3>
ステップS102において、管理装置100が、記憶している装置プロファイル125を分散先エッジ装置に配信しても良い。
本変形例において、典型的には、
分散元エッジ装置は、装置プロファイル125を管理装置100へ事前に送信し、
管理装置100は、受信した装置プロファイル125を記憶する。
<変形例4>
ステップS102において、分散管理部101は、分散元エッジ装置の分散制御部124に対して、分散先エッジ装置に委譲する処理に対応する分析対象トラフィックのみを送信するよう指示しても良い。
<変形例5>
ステップS103において、分散管理部101は、分散元エッジ装置にトラフィック分析アプリケーション127を送信するよう指示しても良い。
本変形例において、アプリケーション管理部103は、トラフィック分析アプリケーション127を記憶していなくても良い。
<変形例6>
エッジ装置110は、トラフィック制御共通IF126の代わりにトラフィック分析結果を共通で扱うトラフィック分析用IF150を備えても良い。
トラフィック分析用IF150は、トラフィック情報を分析する処理を分散させるために必要なトラフィック情報を送信する機能、及び/又は、トラフィック分析結果を送信する機能を有するAPI(Application Programming Interface)等のことである。トラフィック分析用IF150は、通信IF14から構成される。
本実施の形態におけるステップS300の処理と、本変形例におけるステップS300の処理との異なる部分を、以下に記述する。
(ステップS300:トラフィック制御処理)
分散制御部124は、
制御命令を決定せず、
制御命令の代わりにトラフィック分析の分析結果を分散元エッジ装置に送信する。
***本変形例の特徴***
エッジ装置110は、複数のエッジ装置を有するネットワークに含まれているエッジ装置110であって、トラフィックを分析するトラフィック分析アプリケーションプログラム127であって、フィードバック処理をするトラフィック分析アプリケーションプログラム127の処理の分散元である分散元エッジ装置であって、ネットワークに含まれている分散元エッジ装置にトラフィック分析アプリケーションプログラム127の処理の一部である分散処理を委譲されたエッジ装置110において、
分散元エッジ装置から分散処理を実行する際に必要なトラフィック情報を受信する分散制御部124と、
前記必要なトラフィック情報を分析し、分析した結果を分散元エッジ装置に送信するトラフィック分析部123と
を備える。
<変形例7>
エッジ装置110は、データ構成部151を備えても良い。
データ構成部151は、データ構成情報を記憶している。データ構成情報は、トラフィック情報のデータ構造、及び/又は、トラフィック分析結果のデータ構造の定義情報である。データ構成情報の例を図8の(b)に示す。
データ構成部151は、典型的には、補助記憶装置13から構成される。
本変形例において、トラフィック制御共通IF126又はトラフィック分析用IF150は、データ構成部151のデータ構成情報に基づいて、受信したトラフィック情報、受信したトラフィック分析結果、トラフィック分析結果等のデータを、データを受信したエッジ装置110が扱える形式又は適切な送信形式に変換することができる。
本変形例によれば、トラフィック制御共通IF126又はトラフィック分析用IF150は、データ構成部151が記憶しているデータ構成情報に基づいて、
受信したトラフィック情報をトラフィック分析アプリケーション127が扱える形式に変換し、
トラフィック分析結果を、適切な形式に変換して送信する。
そのため、本変形例によれば、
トラフィック分析アプリケーション127がサードパーティ製のものであっても、トラフィック情報を分析することができ、
分散元エッジ装置と、分散先エッジ装置とが、形式の異なるデータを扱うことができる。
<変形例8>
本実施の形態では、各機能構成要素をソフトウェアで実現する場合を説明した。しかし、変形例として、各機能構成要素はハードウェアで実現されても良い。
各機能構成要素がハードウェアで実現される場合には、管理装置100は、プロセッサ11に代えて、電子回路17を備える。あるいは、図示しないが、管理装置100は、プロセッサ11、メモリ12、及び補助記憶装置13に代えて、電子回路17を備える。電子回路17は、各機能構成要素(及びメモリ12と補助記憶装置13)の機能を実現する専用の電子回路である。電子回路を、処理回路と呼ぶこともある。
電子回路17は、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)が想定される。
各機能構成要素を1つの電子回路17で実現してもよいし、各機能構成要素を複数の電子回路17に分散させて実現してもよい。
あるいは、一部の各機能構成要素がハードウェアで実現され、他の各機能構成要素がソフトウェアで実現されてもよい。
前述したプロセッサ11とメモリ12と補助記憶装置13と電子回路17とを、総称して「プロセッシングサーキットリー」という。つまり、各機能構成要素の機能は、プロセッシングサーキットリーにより実現される。
エッジ装置110の各機能構成要素も、管理装置100の各機能構成要素と同様にハードウェアで実現されても良い。
実施の形態2.
以下、前述した実施の形態と異なる点について、図面を参照しながら説明する。
***構成の説明***
分散管理部101は、エッジ装置110を複数のグループに分割して管理する、即ち、エッジ装置110をグルーピングして管理する。
図6は、グルーピングの例を示す図である。本図において、分散管理部101は、HUB132配下のグループAとHUB133配下のグループBに分けてエッジ装置110を管理している。
***動作の説明***
(ステップS101:検索処理)
分散管理部101は、分散元エッジ装置の近傍に配置されたエッジ装置110であって、分散元エッジ装置の処理の一部を処理可能であるエッジ装置110の代わりに、分散元エッジ装置が属するグループ内において処理負荷が相対的に低いエッジ装置110を分散先エッジ装置として特定する。
分散管理部101は、複数の分散先エッジ装置を特定する場合、典型的には、処理負荷が相対的に低い順に特定する。
***実施の形態2の特徴の説明***
分散管理部101は、ネットワークが有する複数のエッジ装置110を複数のグループに分割して管理しており、分散元エッジ装置が属するグループ内において検索処理を実行する。
***実施の形態2の効果の説明***
エッジ処理を分散する場合、エッジ処理の分散に関連する情報伝達(具体例としては、装置プロファイル125、及び/又は、分析対象トラフィックの転送)によるネットワーク負荷の増加が問題となる。
本実施の形態によれば、分散管理部101がエッジ処理を分散する範囲をグループ内に限定することにより、ネットワーク負荷の増加を抑制することができる。
図6に示す例の場合、分散管理部101がエッジ処理の分散先をHUB132又はHUB133のグループ内に限定することにより、HUB131へのネットワーク負荷の増加を抑制することができる。
<変形例9>
分散管理部101は、同一のエッジ装置110が複数のグループに属すようにエッジ装置110を管理していても良い。
<変形例10>
分散管理部101は、処理負荷が相対的に低いエッジ装置110を分散先エッジ装置として特定しなくても良い。
本変形例において、分散管理部101は、具体例として、
分散ポリシーを定義し、
分散ポリシーに基づいて分散先エッジ装置を特定する。
実施の形態3.
以下、前述した実施の形態と異なる点について、図面を参照しながら説明する。
***構成の説明***
図7は、本実施の形態に係る分散処理システムの一部を示す図である。本図のエッジ装置A111と、エッジ装置B112とは、エッジ装置110と同等であり、説明の便宜上エッジ装置110に対して名前付けしたに過ぎない。
本図に示すように、エッジ装置A111と、エッジ装置B112とは、コンテナ部129を備える。なお、エッジ装置A111と、エッジ装置B112とは、実施の形態1と同様に他の部も備えているが、説明の便宜上、本図ではコンテナ部129のみを示している。
また、本図はエッジ装置A111のコンテナ部129において異常が発生した場合の図であり、図中の矢印は、エッジ装置B112のコンテナ部129が、エッジ装置A111のコンテナ部129を複製したものであることを表す。
分散処理システムは、ネットワーク間を接続するスイッチ135を備える。
コンテナ部129は、仮想的な領域において、トラフィック分析アプリケーション127の実行環境等を管理する機能を有する。
なお、エッジ装置110は、コンテナ部129以外においてアプリケーションを実行しても良い。
また、分散制御部124は、コンテナ部129に異常な状態が発生した場合に、典型的には、エッジ装置110の負荷に応じて縮退運転させる分散処理機能を備える。
コンテナ部129における異常は、セキュリティ異常を含む。
***動作の説明***
(ステップS100:分散判断処理)
分散管理部101は、各エッジ装置110のコンテナ部129の状態の情報を収集する。
分散管理部101は、
対象エッジ装置を特定せず、
コンテナ部129において異常が発生したことを検知した場合に、コンテナ部129において異常が発生したエッジ装置110を分散元エッジ装置として特定する。
(ステップS101:検索処理)
分散管理部101は、分散元エッジ装置の近傍に配置されたエッジ装置110であって、分散元エッジ装置の処理の一部を処理可能であるエッジ装置110の代わりに、他のエッジ装置110であって、異常な状態が発生したコンテナ部129と同等の環境を有するエッジ装置110を、分散先エッジ装置として特定する。
(ステップS102:制御指示処理)
分散管理部101は、分散元エッジ装置の分散制御部124に対して、分析対象トラフィックと、装置プロファイル125と、コンテナ部129と同等の環境とを、分散先エッジ装置に送信するよう指示する。
***実施の形態3の特徴の説明***
エッジ装置110は、
仮想的な実行環境であるコンテナ部129を備え、
コンテナ部129においてトラフィック分析アプリケーションプログラム127を実行しているときにコンテナ部129に異常が発生した場合に、
分散制御部124は、コンテナ部129におけるトラフィック分析アプリケーションプログラム127の処理を縮退運転させる。
エッジ装置110が仮想的な実行環境であるコンテナ部129を備えている場合において、
分散管理部101は、
コンテナ部129に異常が発生した場合に、コンテナ部129に異常が発生したエッジ装置110を分散元エッジ装置として特定し、
ネットワークを構成する他のエッジ装置110であって、コンテナ部129と同等の環境を有する他のエッジ装置110を分散先エッジ装置として特定する。
***実施の形態3の効果の説明***
以上のように、本実施の形態によれば、エッジ装置110のコンテナ部129に異常が発生した場合に、
管理装置100は、前記エッジ装置110によるトラフィック分析アプリケーション127の処理を分散し、
分散制御部124は、前記エッジ装置110の負荷に応じてトラフィック分析アプリケーション127を縮退運転させる。
従って、本実施の形態によれば、エッジ装置110のコンテナ部129に異常が発生した場合に、
安全な動作環境を提供することができ、
分散処理システム全体として、前記エッジ装置110のトラフィック分析アプリケーション127の最低限の機能を動作させることができる。
<変形例11>
ステップS102において、分散管理部101は、コンテナ部129と同等の環境を送信するよう指示しなくても良い。
本変形例において、
分散制御部124が、事前に他のエッジ装置110に、コンテナ部129と同等の環境を送信しても良く、
コンテナ部129と同等の環境を備えたエッジ装置を分散処理システムに用いることにより、コンテナ部129と同等の環境を送信する処理が発生しないようにしても良い。
<変形例12>
ステップS102において、分散管理部101がコンテナ部129と同等の環境を送信するよう指示せず、アプリケーション管理部103が、異常が発生したコンテナ部129と同等の環境を送信しても良い。
本変形例において、典型的には、
分散元エッジ装置は、コンテナ部129と同等の環境を管理装置100に事前に送信し、
管理装置100は、受信したコンテナ部129と同等の環境を記憶している。
<変形例13>
ステップS103において、分散制御部124は、トラフィック分析アプリケーション127の代わりに、縮退運転用のアプリケーションを送信しても良い。この場合において、アプリケーション管理部103は、分散先エッジ装置に縮退運転用アプリケーションの実行を指示する。
本変形例に係るステップS200の処理において、分散先エッジ装置は、トラフィック分析アプリケーション127の代わりに、縮退運転用アプリケーションを実行する。
***他の実施の形態***
前述した各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
また、実施の形態は、実施の形態1から3で示したものに限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
11 プロセッサ、12 メモリ、13 補助記憶装置、14 通信IF、15 HW、16 SW、17 電子回路、19 OS、100 管理装置、101 分散管理部、102 ネットワーク管理部、103 アプリケーション管理部、110 エッジ装置、111 エッジ装置A、112 エッジ装置B、122 トラフィック制御部、123 トラフィック分析部、124 分散制御部、125 装置プロファイル、126 トラフィック制御共通IF、127 トラフィック分析アプリケーション(トラフィック分析アプリケーションプログラム)、128 記憶部、129 コンテナ部、130 ネットワーク、131 HUB、132 HUB、133 HUB、135 スイッチ、150 トラフィック分析用IF、151 データ構成部、200 PC、210 センサ、300 サーバ、310 データベース、500 ネットワーク構成情報。

Claims (18)

  1. 複数のエッジ装置を有するネットワークに含まれているエッジ装置であって、トラフィック情報を分析するトラフィック分析アプリケーションプログラムであって、フィードバック処理をするトラフィック分析アプリケーションプログラムの処理の分散元である分散元エッジ装置であって、前記ネットワークに含まれている分散元エッジ装置に前記トラフィック分析アプリケーションプログラムの処理の一部である分散処理を委譲されたエッジ装置において、
    前記分散元エッジ装置から前記分散処理を実行する際に必要なトラフィック情報を受信する分散制御部と、
    前記必要なトラフィック情報を分析し、分析した結果に基づいて前記分散元エッジ装置における前記トラフィック分析アプリケーションプログラムのフィードバック処理に関する制御命令を決定し、前記制御命令を前記分散元エッジ装置に送信するトラフィック分析部と
    を備えるエッジ装置。
  2. 複数のエッジ装置を有するネットワークに含まれているエッジ装置であって、トラフィック情報を分析するトラフィック分析アプリケーションプログラムであって、フィードバック処理をするトラフィック分析アプリケーションプログラムの処理の分散元である分散元エッジ装置であって、前記ネットワークに含まれている分散元エッジ装置に前記トラフィック分析アプリケーションプログラムの処理の一部である分散処理を委譲されたエッジ装置において、
    前記分散元エッジ装置から前記分散処理を実行する際に必要なトラフィック情報を受信する分散制御部と、
    前記必要なトラフィック情報を分析し、分析した結果を前記分散元エッジ装置に送信するトラフィック分析部と
    を備えるエッジ装置。
  3. 前記エッジ装置の制御情報と、前記トラフィック分析アプリケーションプログラムの分析対象であるトラフィック情報との関係を表す装置プロファイルを記憶している記憶部を備え、
    前記トラフィック分析部は、前記トラフィック分析アプリケーションプログラムを実行する際に前記装置プロファイルを使用する請求項1又は2に記載のエッジ装置。
  4. 仮想的な実行環境であるコンテナ部を備え、
    前記コンテナ部において前記トラフィック分析アプリケーションプログラムを実行しているときに前記コンテナ部に異常が発生した場合に、
    前記分散制御部は、前記コンテナ部における前記トラフィック分析アプリケーションプログラムの処理を縮退運転させる請求項1から3のいずれか1項に記載のエッジ装置。
  5. トラフィック情報を分析するトラフィック分析アプリケーションプログラムであって、フィードバック処理をするトラフィック分析アプリケーションプログラムを実行するエッジ装置を複数有するネットワークに含まれている管理装置において、
    前記ネットワークのネットワーク構成情報を記憶しているネットワーク管理部と、
    前記ネットワークが有する前記エッジ装置であって、トラフィックを通過させている前記エッジ装置を対象エッジ装置として特定し、前記対象エッジ装置の前記トラフィック分析アプリケーションプログラムの処理を対象処理とし、前記対象処理を分散する必要があるか否かを判断し、前記対象処理を分散する必要があると判断した場合に、前記対象エッジ装置を分散元エッジ装置として特定する分散判断処理を実行し、
    前記対象処理を分散する必要があると判断した場合に、
    前記ネットワーク構成情報に基づいて、前記対象処理の一部を実行することができる前記エッジ装置であって、前記分散元エッジ装置の近傍に位置する前記エッジ装置を検索し、検索した前記エッジ装置を分散先エッジ装置として特定する検索処理を実行し、
    前記対象処理の一部の処理であって、前記分散先エッジ装置に委譲する処理である委譲処理を決定し、
    前記分散元エッジ装置に対して、前記委譲処理を実行するために必要なトラフィック情報を前記分散先エッジ装置に送信する指示である制御指示処理を実行する分散管理部と、
    前記分散先エッジ装置に前記対象処理の一部を実行する指示であるアプリケーション制御処理を実行するアプリケーション管理部と
    を備える管理装置。
  6. 前記アプリケーション管理部は、前記トラフィック分析アプリケーションプログラムを記憶しており、前記アプリケーション制御処理において前記分散先エッジ装置に前記トラフィック分析アプリケーションプログラムを送信する請求項5に記載の管理装置。
  7. 前記アプリケーション管理部は、トラフィックを集約している前記エッジ装置である集約装置が前記ネットワークに含まれている場合、前記集約装置を前記対象エッジ装置として特定する請求項5又は6に記載の管理装置。
  8. 前記分散管理部は、前記ネットワークが有する複数の前記エッジ装置を複数のグループに分割して管理しており、前記分散元エッジ装置が属するグループ内において前記検索処理を実行する請求項5から7のいずれか1項に記載の管理装置。
  9. 前記エッジ装置が仮想的な実行環境であるコンテナ部を備えている場合において、
    前記分散管理部は、
    前記コンテナ部に異常が発生した場合に、前記コンテナ部に異常が発生した前記エッジ装置を分散元エッジ装置として特定し、
    前記ネットワークを構成する他の前記エッジ装置であって、前記コンテナ部と同等の環境を有する他の前記エッジ装置を前記分散先エッジ装置として特定する請求項5から8のいずれか1項に記載の管理装置。
  10. 請求項1から3のいずれか1項に記載の複数のエッジ装置と、
    請求項5から8のいずれか1項に記載の管理装置と
    を備える分散処理システム。
  11. 請求項4に記載の複数のエッジ装置と、
    請求項9に記載の管理装置と
    を備える分散処理システム。
  12. 複数のエッジ装置を有するネットワークに含まれているエッジ装置であって、トラフィック情報を分析するトラフィック分析アプリケーションプログラムであって、フィードバック処理をするトラフィック分析アプリケーションプログラムの処理の分散元である分散元エッジ装置であって、前記ネットワークに含まれている分散元エッジ装置に前記トラフィック分析アプリケーションプログラムの処理の一部である分散処理を委譲されたエッジ装置におけるエッジ方法において、
    分散制御部が、前記分散元エッジ装置から前記分散処理を実行する際に必要なトラフィック情報を受信し、
    トラフィック分析部が、前記必要なトラフィック情報を分析し、分析した結果に基づいて前記分散元エッジ装置における前記トラフィック分析アプリケーションプログラムのフィードバック処理に関する制御命令を決定し、前記制御命令を前記分散元エッジ装置に送信するエッジ方法。
  13. 複数のエッジ装置を有するネットワークに含まれているエッジ装置であって、トラフィック情報を分析するトラフィック分析アプリケーションプログラムであって、フィードバック処理をするトラフィック分析アプリケーションプログラムの処理の分散元である分散元エッジ装置であって、前記ネットワークに含まれている分散元エッジ装置に前記トラフィック分析アプリケーションプログラムの処理の一部である分散処理を委譲されたエッジ装置におけるエッジ方法において、
    分散制御部が、前記分散元エッジ装置から前記分散処理を実行する際に必要なトラフィック情報を受信し、
    トラフィック分析部が、前記必要なトラフィック情報を分析し、分析した結果を前記分散元エッジ装置に送信するエッジ方法。
  14. 複数のエッジ装置を有するネットワークに含まれているエッジ装置であって、トラフィック情報を分析するトラフィック分析アプリケーションプログラムであって、フィードバック処理をするトラフィック分析アプリケーションプログラムの処理の分散元である分散元エッジ装置であって、前記ネットワークに含まれている分散元エッジ装置に前記トラフィック分析アプリケーションプログラムの処理の一部である分散処理を委譲されたエッジ装置におけるエッジプログラムにおいて、
    コンピュータに、
    前記分散元エッジ装置から前記分散処理を実行する際に必要なトラフィック情報を受信させ、
    前記必要なトラフィック情報を分析させ、分析した結果に基づいて前記分散元エッジ装置における前記トラフィック分析アプリケーションプログラムのフィードバック処理に関する制御命令を決定させ、前記制御命令を前記分散元エッジ装置に送信させるエッジプログラム。
  15. 複数のエッジ装置を有するネットワークに含まれているエッジ装置であって、トラフィック情報を分析するトラフィック分析アプリケーションプログラムであって、フィードバック処理をするトラフィック分析アプリケーションプログラムの処理の分散元である分散元エッジ装置であって、前記ネットワークに含まれている分散元エッジ装置に前記トラフィック分析アプリケーションプログラムの処理の一部である分散処理を委譲されたエッジ装置におけるエッジプログラムにおいて、
    コンピュータに、
    前記分散元エッジ装置から前記分散処理を実行する際に必要なトラフィック情報を受信させ、
    前記必要なトラフィック情報を分析させ、分析した結果を前記分散元エッジ装置に送信させるエッジプログラム。
  16. トラフィック情報を分析するトラフィック分析アプリケーションプログラムであって、フィードバック処理をするトラフィック分析アプリケーションプログラムを実行するエッジ装置を複数有するネットワークに含まれている管理装置における管理方法おいて、
    ネットワーク管理部が、前記ネットワークのネットワーク構成情報を記憶しており、
    分散管理部が、前記ネットワークが有する前記エッジ装置であって、トラフィックを通過させている前記エッジ装置を対象エッジ装置として特定し、前記対象エッジ装置の前記トラフィック分析アプリケーションプログラムの処理を対象処理とし、前記対象処理を分散する必要があるか否かを判断し、前記対象処理を分散する必要があると判断した場合に、前記対象エッジ装置を分散元エッジ装置として特定する分散判断処理を実行し、
    前記対象処理を分散する必要があると判断した場合に、
    前記ネットワーク構成情報に基づいて、前記対象処理の一部を実行することができる前記エッジ装置であって、前記分散元エッジ装置の近傍に位置する前記エッジ装置を検索し、検索した前記エッジ装置を分散先エッジ装置として特定する検索処理を実行し、
    前記対象処理の一部の処理であって、前記分散先エッジ装置に委譲する処理である委譲処理を決定し、前記分散元エッジ装置に対して、前記委譲処理を実行するために必要なトラフィック情報を前記分散先エッジ装置に送信する指示である制御指示処理を実行し、
    アプリケーション管理部が、前記分散先エッジ装置に前記対象処理の一部を実行する指示であるアプリケーション制御処理を実行する管理方法。
  17. トラフィック情報を分析するトラフィック分析アプリケーションプログラムであって、フィードバック処理をするトラフィック分析アプリケーションプログラムを実行するエッジ装置を複数有するネットワークに含まれている管理装置における管理プログラムおいて、
    前記ネットワークのネットワーク構成情報を記憶しているコンピュータに、
    前記ネットワークが有する前記エッジ装置であって、トラフィックを通過させている前記エッジ装置を対象エッジ装置として特定させ、前記対象エッジ装置の前記トラフィック分析アプリケーションプログラムの処理を対象処理とし、前記対象処理を分散する必要があるか否かを判断し、前記対象処理を分散する必要があると判断した場合に、前記対象エッジ装置を分散元エッジ装置として特定する分散判断処理を実行させ、
    前記対象処理を分散する必要があると判断した場合に、
    前記ネットワーク構成情報に基づいて、前記対象処理の一部を実行することができる前記エッジ装置であって、前記分散元エッジ装置の近傍に位置する前記エッジ装置を検索し、検索した前記エッジ装置を分散先エッジ装置として特定する検索処理を実行させ、
    前記対象処理の一部の処理であって、前記分散先エッジ装置に委譲する処理である委譲処理を決定し、前記分散元エッジ装置に対して、前記委譲処理を実行するために必要なトラフィック情報を前記分散先エッジ装置に送信する指示である制御指示処理を実行させ、
    前記分散先エッジ装置に前記対象処理の一部を実行する指示であるアプリケーション制御処理を実行させる管理プログラム。
  18. 請求項12又は13に記載のエッジ方法と、
    請求項16に記載の管理方法と
    を実施する分散処理方法。
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