JPWO2020208795A1 - Exercise equipment - Google Patents
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Abstract
手で握ることができるように構成された第１のグリップ部１０および第２のグリップ部２０を備え、第１のグリップ部１０の長手方向の重心軸と第２のグリップ部２０の長手方向の重心軸とが直線状に重ならないようにして、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０とを連結するようにして運動具を構成する。そして、第１のグリップ部１０および第２のグリップ部２０の少なくとも一方を手で握り、身体の軸がブレないように意識した状態で、身体を動かすことにより、人間の脳が自然に認識する普段の慣れた動きとは違う状態で身体の軸周りの筋肉を使うようにして、身体の軸周りの筋肉を効果的に鍛えることができるようにする。A first grip portion 10 and a second grip portion 20 configured to be gripped by hand are provided, and the center of gravity axis in the longitudinal direction of the first grip portion 10 and the longitudinal direction of the second grip portion 20 are provided. The exercise tool is configured by connecting the first grip portion 10 and the second grip portion 20 so that the center of gravity axis does not overlap in a straight line. Then, by grasping at least one of the first grip portion 10 and the second grip portion 20 with a hand and moving the body while being conscious of not shaking the axis of the body, the human brain naturally recognizes it. Try to use the muscles around the axis of the body in a state different from the usual movement so that the muscles around the axis of the body can be effectively trained.
Description
本発明は運動具に関し、特に、グリップを握り、身体の軸を意識しながら身体を動かすようにして使用する運動具に用いて好適なものである。 The present invention relates to an exercise tool, and is particularly suitable for use in an exercise tool used by grasping a grip and moving the body while being aware of the axis of the body.
従来、ゴルフや野球、テニスなどのスイング動作を練習するための運動具が知られている（例えば、特許文献１〜３参照）。特許文献１に記載の運動具は、人体運動として自然なスイングを獲得することができるようにすることを目的としたものであり、ニトリルゴム製の円筒状の棒から成る。身体の軸（中心）を意識した状態で、かつ脱力した状態で左右対称に棒を振ることにより、自然なスイング動作の維持やバランスの維持に必要な筋肉を体得することができるとされる。
Conventionally, exercise equipment for practicing swing movements such as golf, baseball, and tennis has been known (see, for example,
また、特許文献２に記載の運動具は、握り型と水準器とが取り付けられた補助グリップを、取り付け補助部材を介してゴルフクラブのグリップに取り付けるように構成したものである。スイングを行うときは、握り型に合わせて利き手で補助グリップを握り、もう一方の手でグリップを通常の握り方で握る。このような握りでスイングすることにより、正確なフォームでのテークバックを体感でき、水準器によりクラブが水平となっているときを確認できるので、そのときの手の位置を確認することで、スイングを矯正できるとされる。
Further, the exercise tool described in
特許文献３に記載の運動具は、利き手の手首が動くことによるしゃくり上げるようなバッティングを矯正することを目的とし、バットのグリップ（主グリップ）に対してこれとほぼ平行に補助グリップを取付けるように構成したものである。左右の手首を交差させながら主グリップを利き手とは反対側の手で握るとともに、補助グリップを利き手で握るようにし、このときに左右の手の甲の部分が互いに対向するようになし、特に利き手の手首の動きが反対側の手の甲の部分で拘束されるようにする。このようにすれば、利き手の手首が動いたり折り曲がったりすることによる利き手側の肩の下降が防止されるため、肩の回転が円滑になるとともに、利き手側の足から反対側の足への体重の移動がスムーズになり、これによってしゃくり上げるような打撃フォームを改善することができるとされる。
The exercise tool described in
特許文献１に記載の運動具は、ニトリルゴム製の円筒状の棒を左右対称に振るだけのものであるため、これによって自然な人体運動やスイング運動を獲得できるかどうかは疑問のあるところである。ただ、特許文献２，３のような運動具を用いてスイングを矯正できたとしても、矯正された自然なスイングを維持するために必要な筋肉を鍛えることは重要であり、そのために特許文献１に記載の運動具を用いることは可能であろう。
Since the exercise tool described in
特許文献１に記載の運動具によれば、身体の軸を意識した状態で左右対称に棒を振ることにより、遠心力と向心力が発生し、人体運動にもスイング運動にも重要なバランスが整い、体幹を鍛えることができるとされる。しかしながら、体幹を効果的に鍛えるためには、できるだけ大きな遠心力と向心力が必要となるため、棒の長さを長くする必要がある。この場合、周囲の人や物に当たらないようにするために広いスペースが必要となり、いつでもどこでも自由に使えることができないという不便さがある。
According to the exercise tool described in
なお、特許文献２，３に記載の運動具は、実際のゴルフクラブやバットに取り付けて使用するものであるため、これらを使用する場合も、周囲の人や物に当たらないようにするために広いスペースが必要となる。そのため、いつでもどこでも自由に使えることができないという不便さがある点は、特許文献１に記載の運動具と同じである。
Since the exercise equipment described in
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、広いスペースがなくても使用することができ、身体の軸周りの筋肉を効果的に鍛えることができる運動具を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve such a problem, and provides an exercise tool that can be used without a large space and can effectively train the muscles around the axis of the body. The purpose is to do.
上記した課題を解決するために、本発明の運動具は、手で握ることができるように構成された第１のグリップ部および第２のグリップ部を備え、第１のグリップ部の長手方向の重心軸と第２のグリップ部の長手方向の重心軸とが直線状に重ならないようにして、第１のグリップ部と第２のグリップ部とを連結するようにしている。 In order to solve the above-mentioned problems, the exercise tool of the present invention includes a first grip portion and a second grip portion configured to be gripped by a hand, and the exercise tool of the present invention includes a first grip portion and a second grip portion in the longitudinal direction of the first grip portion. The first grip portion and the second grip portion are connected so that the center of gravity axis and the center of gravity axis in the longitudinal direction of the second grip portion do not overlap in a straight line.
上記のように構成した運道具を使用して運動を行うときは、第１のグリップおよび第２のグリップの少なくとも一方を手で握り、身体の軸がブレないように意識した状態で、身体を動かす。本発明の運道具は、長手方向の重心軸が直線状に重ならないようにずれた２つのグリップ部を有しているので、このグリップを手に持って身体を動かすことにより、人間の脳が自然に認識する普段の慣れた動きとは違う状態で身体の軸周りの筋肉を使うことになるため、身体の軸周りの筋肉を効果的に鍛えることができる。しかも、特許文献１のように棒状態のものを振ったときの遠心力と向心力を利用して体幹を鍛えるものではないので、大きな遠心力と向心力を得るために第１のグリップおよび第２のグリップを必要以上に長くする必要がなく、また運動具を大きく振り回す必要もないので、広いスペースがなくても使用することができる。
When exercising using the luck tools configured as described above, hold at least one of the first grip and the second grip with your hands, and keep your body in mind so that the axis of your body does not move. move. Since the transportation tool of the present invention has two grip portions that are offset so that the axes of the center of gravity in the longitudinal direction do not overlap in a straight line, the human brain can move the body by holding these grips in the hand. Since the muscles around the axis of the body are used in a state different from the usual movements that are naturally recognized, the muscles around the axis of the body can be effectively trained. Moreover, unlike
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図１は、本実施形態による運動具の構成例を示す図であり、（ａ）は上面図、（ｂ）は正面図を示す。なお、図１および以下に示す各図において、運動具の長手方向をＸ軸、以下に説明する各グリップ部１０，２０が横に並んでいる短手方向をＹ軸、各グリップ部１０，２０が横に並んでいない短手方向をＺ軸として説明する。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. 1A and 1B are views showing a configuration example of an exercise tool according to the present embodiment, where FIG. 1A shows a top view and FIG. 1B shows a front view. In addition, in FIG. 1 and each figure shown below, the longitudinal direction of the exercise tool is the X-axis, the lateral direction in which the
図１に示すように、本実施形態の運動具は、一方の手で握ることができるように構成された第１のグリップ部１０と、他方の手で握ることができるように構成された第２のグリップ部２０と、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０とを連結する連結部３０とを備えている。なお、図１および以下に示す各図において、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０とを区別して認識しやすいように、第１のグリップ部１０に対して色を付しているが、これは説明の便宜上のものであり、実際に配色されているかどうかは問わない。
As shown in FIG. 1, the exercise tool of the present embodiment has a
本実施形態において、各グリップ部１０，２０は円柱または円筒の形状を有しており、ユーザが手で握りやすい太さ（例えば、Ｙ軸方向およびＺ軸方向の直径が２〜５ｃｍ程度）に形成されている。各グリップ部１０，２０の材質は任意であるが、筋力トレーニング効果をより高めるためには重い材質が好ましく、例えば鉄、ステンレスなどの金属が用いられる。本実施形態において、各グリップ部１０，２０の太さおよび材質は同じであるものとする。
In the present embodiment, each of the
なお、本実施形態の運動具は、後述するように両手を交差させた状態で各グリップ部１０，２０を握り、その状態で身体を回転させること自体によって軸周り（特に、背骨周り）の筋肉を鍛えることができるため、このような動きができる構造であればよく、必ずしも重い材質を用いることは必須でない。例えば、樹脂などの非金属を用いてよい。
In the exercise tool of the present embodiment, as will be described later, the muscles around the axis (particularly around the spine) are gripped by gripping the
各グリップ部１０，２０のＸ軸方向の長さは、少なくとも片手で握れる程度の長さがあればよいが、それより長くてもよい。ただし、あまり長すぎると、運動をするときに広いスペースを確保することが必要となるので、長すぎるのは好ましくない。例えば、各グリップ部１０，２０の長さは、それぞれ１０〜２０ｃｍ程度とするのが好ましいが、厳密にこの範囲内でなければならないというものではない。本実施形態において、各グリップ部１０，２０の長さは同じであるものとする。
The length of each of the
連結部３０は、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０とを連結する平板状の部材であり、例えば各グリップ部１０，２０と同じ材質により構成される。連結部３０の厚さは任意であるが、例えば数ｍｍ程度とする。連結部３０の厚さを数ｍｍ程度とすることにより、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０との離間距離を小さくすることができる。これにより、ゴルフクラブや野球のバット、テニスラケットを実際に握るときのように、できるだけ両手を近づけた状態で各グリップ部１０，２０を握ることが可能となる。
The connecting
連結部３０は、例えば、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０とを溶接または溶着等により連結する。なお、運動の際に連結部３０と各グリップ部１０，２０とが容易に離脱しないように連結されていればよく、連結の仕方は溶接または溶着等に限定されるものではない。例えば、ボルト等の固定用部品を用いて固定する方法であってもよい。
The connecting
連結部３０は、第１のグリップ部１０の長手方向（Ｘ軸方向）の重心軸ＣＬ１と第２のグリップ部２０の長手方向（Ｘ軸方向）の重心軸ＣＬ２とが直線状に重ならないように、かつ、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０とが連結部３０を挟んで互いに反対側に位置するようにして、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０とをクランク状に連結している。
In the connecting
クランク状とは、第１のグリップ部１０が連結部３０の一方の面から直角に立設されるとともに、第２のグリップ部２０が連結部３０の他方の面から直角に立設され、かつ、各グリップ部１０，２０が連結部３０を挟んで互いに対向しない位置（重心軸ＣＬ１，ＣＬ２が直線状に重ならない位置）において立設された状態をいう。
In the crank shape, the
特に、本実施形態において連結部３０は、第１のグリップ部１０の長手方向の側面における仮想的な接線と、第２のグリップ部２０の長手方向の側面における仮想的な接線とが直線状に連接されるように、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０とを連結する。仮想的な接線とは、例えば第１のグリップ部１０に対して同形状の部材を両者の側面が互いに接するように並べて配置したときに、両者が接する側面上の直線をいう。第２のグリップ部２０の仮想的な接線も同様である。
In particular, in the present embodiment, in the connecting
すなわち、図１（ａ）のように、連結部３０は、当該連結部３０が透明であると仮想して各グリップ部１０，２０を上面から見たときに２つの円が互いに接しているように見える状態にして、各グリップ部１０，２０をクランク状に連結する。言い換えると、連結部３０は、各グリップ部１０，２０の重心軸ＣＬ１，ＣＬ２がちょうど各グリップ部１０，２０の直径と同じ距離だけ離間する状態にして、各グリップ部１０，２０をクランク状に連結する。
That is, as shown in FIG. 1A, in the connecting
図１（ａ）に示すように、連結部３０は、各グリップ部１０，２０の側面に沿った２つの半円弧形状の間を直線（２つの円の接線）で結んだような断面形状を有している。なお、連結部３０の断面形状を図１（ａ）に示した形状とすることは必須ではなく、これ以外の断面形状を有していてもよい。要は、連結部３０は、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０とをクランク状に連結可能なものであればよい。
As shown in FIG. 1A, the connecting
図２は、以上のように構成した本実施形態による運道具の使用例を示す図である。図２に示すように、ユーザが本実施形態の運動具を使用して運動を行うときは、左右の手を交差させながら第１のグリップ部１０を一方の手で握るとともに、第２のグリップ部２０を他方の手で握り、身体の軸を意識した状態で、軸がブレないように身体を水平（矢印方向）に回転させる。なお、両手の交差の状態を認識しやすいように、上側に重ねる方の手を黒色で示している。
FIG. 2 is a diagram showing an example of using the transportation tool according to the present embodiment configured as described above. As shown in FIG. 2, when the user exercises using the exercise tool of the present embodiment, the
図２（Ａ）の例では、運動具のＸ軸方向を身体の前後方向に向け、かつ、第１のグリップ部１０をＸ軸方向の奥側かつＹ軸方向の左側、第２のグリップ部２０をＸ軸方向の手前側かつＹ軸方向の右側に向けた状態にして、右手で奥側の第１のグリップ部１０を握り、左手で手前側の第２のグリップ部２０を握っている。ここで、右手が左手の上側に重なるように両手を交差させているが、これとは逆に、左手が右手の上側に重なるように両手を交差させてもよい。なお、第１のグリップ部１０をＸ軸方向の奥側かつＹ軸方向の右側、第２のグリップ部２０をＸ軸方向の手前側かつＹ軸方向の左側に向けた状態にしてもよく、この場合は左手で奥側の第１のグリップ部１０を握り、右手で手前側の第２のグリップ部２０を握る。
In the example of FIG. 2A, the X-axis direction of the exercise tool is directed to the front-back direction of the body, and the
図２（Ｂ）の例では、運動具のＸ軸方向を身体の上下方向に向け、かつ、第１のグリップ部１０をＸ軸方向の上側かつＹ軸方向の左側、第２のグリップ部２０をＸ軸方向の下側かつＹ軸方向の右側に向けた状態にして、右手で上側の第１のグリップ部１０を握り、左手で下側の第２のグリップ部２０を握っている。なお、第１のグリップ部１０をＸ軸方向の上側かつＹ軸方向の右側、第２のグリップ部２０をＸ軸方向の下側かつＹ軸方向の左側に向けた状態にしてもよく、この場合は左手で上側の第１のグリップ部１０を握り、右手で下側の第２のグリップ部２０を握る。
In the example of FIG. 2B, the X-axis direction of the exercise tool is directed to the vertical direction of the body, and the
なお、ユーザが持つ運動具の姿勢は、図２（Ａ）に示す角度（Ｘ軸が前後方向を向く角度）と、図２（Ｂ）に示す角度（Ｘ軸が上下方向を向く角度）との中間の角度を向くような姿勢としてもよい。 The posture of the exercise tool held by the user is the angle shown in FIG. 2 (A) (the angle at which the X-axis faces the front-rear direction) and the angle shown at FIG. 2 (B) (the angle at which the X-axis faces the vertical direction). The posture may be such that the angle is in the middle of.
図２（Ｃ）の例では、運動具のＹ軸方向を身体の前後方向に向け、かつ、第１のグリップ部１０をＹ軸方向の奥側かつＸ軸方向の左側、第２のグリップ部２０をＹ軸方向の手前側かつＸ軸方向の右側に向けた状態にして、右手で奥側の第１のグリップ部１０を握り、左手で手前側の第２のグリップ部２０を握っている。ここで、右手が左手の上側に重なるように両手を交差させているが、これとは逆に、左手が右手の上側に重なるように両手を交差させてもよい。なお、第１のグリップ部１０をＹ軸方向の奥側かつＸ軸方向の右側、第２のグリップ部２０をＹ軸方向の手前側かつＸ軸方向の左側に向けた状態にしてもよく、この場合は左手で奥側の第１のグリップ部１０を握り、右手で手前側の第２のグリップ部２０を握る。
In the example of FIG. 2C, the Y-axis direction of the exercise tool is directed to the front-back direction of the body, and the
ユーザが本実施形態の運動具を用いて図２のように運動することにより、身体の軸周りの筋肉を普段とは違う状態（人間の脳が自然に認識する普段の慣れた動きとは違う状態）で使うことになるため、身体の軸周りの筋肉を効果的に鍛えることができる。しかも、棒状態のものを振ったときの遠心力と向心力を利用して軸周りの筋肉を鍛えるものではないので、大きな遠心力と向心力を得るために第１のグリップ部１０および第２のグリップ部２０を必要以上に長くする必要がなく、また運動具を振り回す必要もないので、広いスペースがなくても使用することができる。ここで、ユーザが運動具をどのような姿勢にして持つかによって両手の交差の状態が変わり、これによって筋肉にかかる負荷の程度や負荷のかかり方が変わる。よって、使用するユーザの状態に応じて、運動具の姿勢を調整してトレーニングすることができる。
When the user exercises as shown in FIG. 2 using the exercise tool of the present embodiment, the muscles around the axis of the body are in a state different from usual (different from the usual familiar movement that the human brain naturally recognizes). Because it is used in the state), the muscles around the axis of the body can be effectively trained. Moreover, since the muscles around the axis are not trained by using the centrifugal force and the centripetal force when the rod state is shaken, the
なお、図１に示した運動具の構成は一例に過ぎず、これに限定されるものではない。例えば、図１では、各グリップ部１０，２０の重心軸ＣＬ１，ＣＬ２がちょうど各グリップ部１０，２０の直径と同じ距離だけ離間する状態にして、各グリップ部１０，２０をクランク状に連結する構成を示したが、図３に示すように、各グリップ部１０，２０の重心軸ＣＬ１，ＣＬ２の離間距離が、各グリップ部１０，２０の直径とは異なる距離となるようにしてもよい。
The configuration of the exercise equipment shown in FIG. 1 is only an example, and is not limited to this. For example, in FIG. 1, the center-of-gravity axes CL1 and CL2 of the
図３（Ａ）は、各グリップ部１０，２０の重心軸ＣＬ１，ＣＬ２の離間距離が各グリップ部１０，２０の直径よりも短くなるようにした構成例を示している。図３（Ｂ）は、各グリップ部１０，２０の重心軸ＣＬ１，ＣＬ２の離間距離が各グリップ部１０，２０の直径よりも長くなるようにした構成例を示している。図３（Ｂ）の構成例において、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０とのＹ軸方向の離間距離は任意であるが、例えば肩幅よりやや狭い程度まで（１０〜５０ｃｍ程度）としてよい。
FIG. 3A shows a configuration example in which the distance between the center of gravity axes CL1 and CL2 of the
図４は、図３（Ｂ）のように構成した運動具の使用例を示す図である。図４（Ａ）〜（Ｃ）はそれぞれ図２（Ａ）〜（Ｃ）に対応しており、運動具の持ち方については図２にて説明したのと同様なので、ここでは詳細な説明を割愛する。図４を図２と比較すれば分かる通り、各グリップ部１０，２０の重心軸ＣＬ１，ＣＬ２の離間距離が各グリップ部１０，２０の直径よりも長くなるように構成した場合は、両手を交差させる程度が図２に比べて大きくなる。この状態で身体を回転させることにより、身体の軸周りの筋肉を普段とは大きく違う状態で使うことになるため、身体の軸周りの筋肉をより効果的に鍛えることが可能となる。
FIG. 4 is a diagram showing a usage example of an exercise tool configured as shown in FIG. 3 (B). FIGS. 4 (A) to 4 (C) correspond to FIGS. 2 (A) to 2 (C), respectively, and how to hold the exercise equipment is the same as that described in FIG. Omit. As can be seen by comparing FIG. 4 with FIG. 2, when the distance between the center-of-gravity axes CL1 and CL2 of the
また、図３（Ｂ）のように運動具を構成した場合は、連結部３０の長さが長くなるので、ユーザはこの連結部３０を見ながら、身体を水平に回転させることが行いやすくなるというメリットも有する。身体の軸周りの筋肉を鍛える際には、身体の軸を意識した状態で、その軸がブレないように身体を水平に回転させることが重要である。しかしながら、特許文献１に記載の運動具では、運動具の使用者が身体を回転させる際に、単に身体の軸を頭の中で意識するだけであり、身体を実際に水平に回転させることができているかどうかを確認する術がない。
Further, when the exercise tool is configured as shown in FIG. 3B, the length of the connecting
なお、特許文献２に記載の運動具には、ゴルフクラブが水平な状態となっているかどうかを検出するための水準器が補助グリップに備えられている。しかしながら、この水準器を用いたとしても、バックスイングの際、両手が腰の高さ付近にきたとき（両手が身体に対し一番遠くにあるとき）等に、クラブが水平になっているかどうかを確認することができるのみであり、身体を水平に回転させることができているかどうかを確認することはできない。
The exercise equipment described in
これに対し、図３（Ｂ）のように構成した運動具によれば、連結部３０が水平になっているかどうかを見ながら身体を回転させることにより、身体を水平に回転させることができているかどうかを確認しながら運動具を使用することができ、身体の軸周りの筋肉を効果的に鍛えることができる。
On the other hand, according to the exercise tool configured as shown in FIG. 3B, the body can be rotated horizontally by rotating the body while checking whether the connecting
一方、図３（Ａ）のように、各グリップ部１０，２０の重心軸ＣＬ１，ＣＬ２の離間距離が各グリップ部１０，２０の直径よりも短くなるように構成した場合は、両手を交差させる程度は図２に比べて小さくなる。この場合は、例えばゴルフクラブ、野球のバット、両手打ちをする場合のテニスラケットなどのグリップを両手で握る際の状態に近くなるため、これらのスポーツで身体を捻転させるときに近い状態でトレーニングをすることができるというメリットを有する。
On the other hand, as shown in FIG. 3A, when the distance between the center-of-gravity axes CL1 and CL2 of the
また、上記実施形態では、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０とを共に同じ太さ、同じ長さ、同じ材質で構成する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図５（Ａ）に示すように、第１のグリップ部１０Ａの長手方向の長さは、第２のグリップ部２０の長手方向の長さよりも長くしてもよい（各グリップ部１０Ａ，２０の太さ、材質は共に同じ）。例えば、第２のグリップ部２０を１０〜２０ｃｍ程度とするのに対し、第１のグリップ部１０を２０〜３０ｃｍ程度とする。また、図５（Ｂ）に示すように、第１のグリップ部１０Ｂは、第２のグリップ部２０よりも重い材質で構成するようにしてもよい（各グリップ部１０Ｂ，２０の太さ、長さは共に同じ）。また、図示はしていないが、第１のグリップ部１０Ａの太さは、第２のグリップ部２０よりも太くしてもよい（各グリップ部１０，２０の長さ、材質は共に同じ）。
Further, in the above embodiment, an example in which the
図５のように構成した場合、第１のグリップ部１０Ａ，１０Ｂは第２のグリップ部２０よりも重くなる。この場合、図２（Ａ）のように運動具の長手方向を身体の前後方向に向けて持つことにより、身体から遠い位置にある第１のグリップ部１０Ａ，１０Ｂを重くすることができるので、筋肉に対してより大きな負荷を与えることができ、身体の軸周りの筋肉をより効果的に鍛えることができる。
When configured as shown in FIG. 5, the first grip portions 10A and 10B are heavier than the
なお、ここでは第１のグリップ部１０の太さ、長さ、材質の何れか１つのみを変える例について説明したが、何れか２つの組み合わせまたは３つ全てを変えるようにしてもよい。また、ここでは図２に示した構成において、第１のグリップ部１０の太さ、長さ、材質を変える例を説明したが、図３に示した構成についても同様に、第１のグリップ部１０の太さ、長さ、材質を変えるようにしてもよい。
Although an example of changing only one of the thickness, length, and material of the
また、図６に示すように、連結部３０の構成を変えてもよい。図６（Ａ）は、連結部３０Ａの厚さを図２よりも厚くした構成例を示す。例えば、連結部３０Ａの厚さを数ｃｍ〜十数ｃｍとする。図６（Ｂ）は、連結部３０Ｂが斜めに構成されていて、各グリップ部１０，２０をクランク状（直角に連結する状態）とは異なる状態にして連結する構成例を示す。なお、図６（Ｂ）において、（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図を示す。図６（Ｃ）は、連結部３０Ｃが折れ曲がった形状を有しており、各グリップ部１０，２０がＹ軸方向に直線状には並んでいない構成例を示す。
Further, as shown in FIG. 6, the configuration of the connecting
図６（Ａ）または（Ｂ）のように構成することにより、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０との長手方向の距離を長くすることができる。また、図６（Ｃ）のように構成することにより、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０との間にＺ軸方向の段差を設けることができる。これにより、何れの場合も両手を交差させる程度が図２に比べて大きくなる。この状態で身体を回転させることにより、身体の軸周りの筋肉を普段とは大きく違う状態で使うことになるため、身体の軸周りの筋肉をより効果的に鍛えることが可能となる。また、図６（Ａ）に示す構成例の場合は、連結部３０Ａを厚くした分だけ運動具を重くすることができるので、筋力トレーニング効果を高めることができる。
By configuring as shown in FIGS. 6A or 6B, the distance between the
また、図７に示すように、第１のグリップ部１０および第２のグリップ部２０を、連結部３０Ｄに対して、回転軸５１，５２により回転可能に軸支された状態で連結するようにしてもよい。図７（Ａ）に示す例では、第１のグリップ部１０および連結部３０Ｄに連通する凹状の軸受け部４１と、第２のグリップ部２０および連結部３０Ｄに連通する凹状の軸受け部４２とを設け、これらの軸受け部４１，４２にそれぞれ回転軸５１，５２を挿通し、当該回転軸５１，５２によって各グリップ部１０，２０を軸支することにより、回転軸５１，５２を中心として各グリップ部１０，２０を矢印方向に回転させることができるようにしている。なお、連結部３０Ｄには、回転軸５１，５２が抜けないようにするためのストッパ６１，６２が形成されている。
Further, as shown in FIG. 7, the
各グリップ部１０，２０を矢印方向に回転させることができるということは、各グリップ部１０，２０を基準として連結部３０Ｄを回転させることができるということでもある。すなわち、図７（Ｂ）の（１）〜（３）に示すように、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０との相対位置関係を変えることが可能である。
The fact that the
図８は、図７のように構成した運動具の使用例を示す図である。図８（Ａ）の例では、運動具のＸ軸方向を身体の前後方向に向け、かつ、第１のグリップ部１０をＸ軸方向の奥側かつＹ軸方向の左側、第２のグリップ部２０をＸ軸方向の手前側かつＹ軸方向の右側に向けた状態にして、右手で奥側の第１のグリップ部１０を握り、左手で手前側の第２のグリップ部２０を握っている。ここでは、各グリップ部１０，２０を回転させることにより、第１のグリップ部１０が第２のグリップ部２０よりも高く位置するような状態にして、右手が左手の上側に重なるように両手を交差させている。このようにすることにより、右手と左手との上下方向の段差の程度を調整しながら両手を交差させることができる。
FIG. 8 is a diagram showing a usage example of an exercise tool configured as shown in FIG. 7. In the example of FIG. 8A, the X-axis direction of the exercise tool is directed to the front-back direction of the body, and the
図８（Ｂ）の例では、運動具のＸ軸方向を身体の上下方向に向け、かつ、第１のグリップ部１０をＸ軸方向の上側かつＹ軸方向の左側、第２のグリップ部２０をＸ軸方向の下側かつＹ軸方向の右側に向けた状態にして、右手で上側の第１のグリップ部１０を握り、左手で下側の第２のグリップ部２０を握っている。ここでは、各グリップ部１０，２０を回転させることにより、第１のグリップ部１０が第２のグリップ部２０よりも奥側に位置するような状態にして、右手が左手の上側に重なるように両手を交差させている。このようにすることにより、右手と左手との前後方向の距離差を調整しながら両手を交差させることができる。
In the example of FIG. 8B, the X-axis direction of the exercise tool is directed to the vertical direction of the body, and the
図９は、図７のように構成した運動具の別の使用例を示す図である。図９の例では、運動具のＸ軸方向を身体の上下方向に向け、かつ、第１のグリップ部１０をＸ軸方向の上側かつＹ軸方向の左側、第２のグリップ部２０をＸ軸方向の下側かつＹ軸方向の右側に向けた状態にして、左手で上側の第１のグリップ部１０を握り、右手で下側の第２のグリップ部２０を握っている。よって、両手は交差していない。この場合、ユーザは、右手と左手とを交互に前後方向に移動させるようにしてトレーニングを行う。この場合もユーザは、身体の軸を意識し、身体の軸がブレないように両手の前後運動を行う。
FIG. 9 is a diagram showing another usage example of the exercise equipment configured as shown in FIG. 7. In the example of FIG. 9, the X-axis direction of the exercise tool is directed to the vertical direction of the body, the
このように、交差状態にない両手に負荷を持って前後方向に動かすトレーニングは、ダンベルのような従来型の運動具を用いても行うことが可能である。しかしながら、ダンベルを用いて行うトレーニングは、両手を同じ高さに維持して行うのが一般的である。これに対し、図９に示した本実施形態の運動具によれば、右手と左手とが上下方向に段違いとなった状態で各グリップ部１０，２０を前後方向に動かすことができるので、従来型のダンベルとは異なる状態で身体の軸周りの筋肉を使うことになるため、身体の軸周りの筋肉を効果的に鍛えることができる。
As described above, the training of moving the hands in the front-rear direction with a load on both hands that are not in the crossed state can be performed by using a conventional exercise tool such as a dumbbell. However, training using dumbbells is generally performed by keeping both hands at the same height. On the other hand, according to the exercise tool of the present embodiment shown in FIG. 9, the
なお、ダンベルを使う場合も、ユーザが意識すれば両手を段違いの状態にすることは可能であるが、安定しない。これに対して、本実施形態の運動具であれば、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０との間が連結部３０により連結されているので、両手の段差の程度が安定して維持された状態で両手の前後運動を行うことができるというメリットを有する。
Even when using dumbbells, it is possible to put both hands in a staggered state if the user is aware of it, but it is not stable. On the other hand, in the exercise tool of the present embodiment, since the
図１０は、図７のように構成した運動具のさらに別の使用例を示す図である。図１０の例では、運動具のＹ軸方向を身体の前後方向に向け、かつ、第１のグリップ部１０をＸ軸方向の左側、第２のグリップ部２０をＸ軸方向の右側に向けた状態にして、左手で第１のグリップ部１０を握り、右手で第２のグリップ部２０を握っている。よって、両手は交差していない。この場合、ユーザは、身体の軸を意識して軸がブレないようにしながら、両手で自転車のペダルを漕ぐような態様で、左右の肩甲骨が動くように右手と左手とを交互に前後方向に回転させるようにしてトレーニングを行う。このような運動により、肩甲骨周りから背骨周りにかけての筋肉を鍛えることができる。特に、両手をペダル漕ぎのように回転させる際に、Ｙ軸方向（身体の前後方向）に延在する連結部３０がＹ軸方向に向いたまま傾かないような状態にして運動することにより、普段とは異なる制約のもとで身体を動かすことになるため、軸周りの筋肉をより効果的に鍛えることができる。
FIG. 10 is a diagram showing still another usage example of the exercise equipment configured as shown in FIG. 7. In the example of FIG. 10, the Y-axis direction of the exercise tool is directed to the front-back direction of the body, the
なお、図７では、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０との両方を、回転軸５１，５２により回転可能に軸支された状態で連結部３０Ｄに連結する構成について示したが、第１のグリップ部１０または第２のグリップ部２０の何れか一方についてのみそのように構成とするようにしてもよい。また、各グリップ部１０，２０を回転可能にするために示した図７の構成は一例に過ぎず、これ以外の構成であってもよい。
Note that FIG. 7 shows a configuration in which both the
また、上記実施形態では、連結部３０を備える構成について説明したが、これは必須の構成というわけではない。例えば、図１１に示すように、各グリップ部１０，２０の重心軸ＣＬ１，ＣＬ２の離間距離が各グリップ部１０，２０の直径よりも短くなるように構成した場合、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０とを直接的に溶接または溶着するようにしてもよい。
Further, in the above embodiment, the configuration including the connecting
また、上記実施形態では、連結部３０を１つの部材で構成する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図１２に示すように、第１のグリップ部１０が立設された第１の連結部３０Ｅ−１と、第２のグリップ部２０が立設された第２の連結部３０Ｅ−２とを備え、この２つの連結部３０Ｅ−１，３０Ｅ−２を、軸受け部７１に挿通した回転軸７２により回転可能に軸支された状態で連結するようにしてもよい。
Further, in the above embodiment, an example in which the connecting
図１２のように構成した運動具を用いて運動を行うときは、例えば、ユーザは、運動具のＹ軸方向を身体の前後方向に向け、かつ、第１のグリップ部１０をＸ軸方向の右側、第２のグリップ部２０をＸ軸方向の左側に向けた状態にして、右手で第１のグリップ部１０を握り、左手で第２のグリップ部２０を握る。そして、身体の軸を意識して軸がブレないようにしながら、左右の肩甲骨が動くように左右の手を前後方向に交互に回転させる。このような運動により、肩甲骨周りから背骨周りにかけての筋肉を鍛えることができる。なお、運動具のＹ軸方向を身体の前後方向に向け、かつ、第１のグリップ部１０および第２のグリップ部２０を身体の上下方向に向けた状態にして持って、左右の手を左右方向に交互に回転させるようにしてもよい。
When exercising using the exercise tool configured as shown in FIG. 12, for example, the user turns the Y-axis direction of the exercise tool toward the front-back direction of the body and sets the
また、図１３に示すように、円盤状に連結部３０Ｆを構成し、当該連結部３０Ｆに対して第１のグリップ部１０および第２のグリップ部２０を、回転軸５１，５２により回転可能に軸支された状態で連結するようにしてもよい。この図１３に示す構成においても、連結部３０Ｆは、第１のグリップ部１０の長手方向の重心軸と第２のグリップ部２０の長手方向の重心軸が直線状に重ならないように、かつ、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０とが連結部３０Ｆを挟んで互いに反対側に位置するようにして、第１のグリップ部１０と第２のグリップ部２０とを連結している。
Further, as shown in FIG. 13, the connecting
図１３のように構成した運動具を用いて運動を行うときは、例えば、ユーザは、運動具のＹ軸方向を身体の前後方向に向け、かつ、第１のグリップ部１０をＸ軸方向の右側、第２のグリップ部２０をＸ軸方向の左側に向けた状態にして、右手で第１のグリップ部１０を握り、左手で第２のグリップ部２０を握る。そして、円盤状の連結部３０Ｆを床の上で転がすようにして、公知の腹筋ローラーと同様に身体を動かす。ユーザが立ち姿勢の状態で連結部３０Ｆを壁に押し当てながら転がすようにして、両手を上下方向に動かすような運動をしてもよい。
When exercising using the exercise tool configured as shown in FIG. 13, for example, the user turns the Y-axis direction of the exercise tool toward the front-back direction of the body and sets the
また、上記実施形態では、第１のグリップ部１０および第２のグリップ部２０を円柱または円筒の形状とする構成について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、握りやすく面取りをした角柱または角筒の形状としてもよいし、円柱または円筒を湾曲させたカーブ形状を有する構成としてもよい。また、各グリップ部１０，２０を棒状とするのではなく、途中で折れ曲がった形状としてもよい。
Further, in the above embodiment, the configuration in which the
また、上記実施形態で説明した運動の仕方は一例であり、これらに限定されるものではない。グリップ部１０，２０の持ち方と、運道具の動かし方または身体の動かし方との組み合わせにより、人間の脳が自然に認識する普段の慣れた動きとは違う状態で身体を動かすことになれば、普段とは違う状態で軸周りの筋肉を使うことになるため、軸周りの筋肉を鍛えることができるという効果が期待できる。
Further, the method of exercise described in the above embodiment is an example, and is not limited thereto. If the combination of how to hold the
例えば、いくつかの実施形態では両手を交差させた状態にして各グリップ１０，２０を握る例を説明したが、両手を交差させることが必須ではない。また、第１のグリップ部１０および第２のグリップ部２０の両方を両手で持つことも必須ではなく、何れかのグリップを片手で持つようにしてもよい。
For example, in some embodiments, an example of gripping each of the
一例として、図３（Ｂ）のように各グリップ１０，２０の重心軸が大きく離れるように構成した運道具を用い、これを身体の前で図４（Ｂ）のような向きにして第２のグリップ部２０を右手または左手で握り、身体の軸を意識した状態で、軸がブレないように身体を水平（矢印方向）に回転させるようにしてもよい。このように運道具を片手で持って運動した場合でも、２つのグリップ部１０，２０の重心軸が直線状に重ならないようにずれているため、重心軸が１つしかないダンベル等を片手で持って動かす場合とは異なり、人間の脳が自然に認識する普段の慣れた動きとは違う状態で身体の軸周りの筋肉を使うことになるため、身体の軸周りの筋肉を効果的に鍛えることができる。
As an example, as shown in FIG. 3 (B), a transportation tool configured so that the axes of the centers of gravity of the
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。 In addition, the above embodiments are merely examples of embodiment of the present invention, and the technical scope of the present invention should not be construed in a limited manner by these. That is, the present invention can be implemented in various forms without departing from its gist or its main features.
１０，１０Ａ，１０Ｂ 第１のグリップ部
２０，２０Ａ，２０Ｂ 第２のグリップ部
３０，３０Ａ〜３０Ｄ，３０Ｅ−１，３０Ｅ−２，３０Ｆ 連結部
４１，４２，７１ 軸受け部
５１，５２，７２ 回転軸10,10A,10B
上記した課題を解決するために、本発明の運動具は、左右何れか一方の手で握ることができるように構成された棒状部材からなる第１のグリップ部と、他方の手で握ることができるように構成された棒状部材からなる第２のグリップ部と、上記第１のグリップ部の長手方向の重心軸と上記第２のグリップ部の長手方向の重心軸とが直線状に重ならないように連結する平板状部材からなる連結部とを備え、上記連結部は、上記第１のグリップ部と上記第２のグリップ部とが上記連結部を挟んで互いに反対側に位置するように、かつ、上記第１のグリップ部の長手方向の重心軸および上記第２のグリップ部の長手方向の重心軸に対して上記連結部が斜めになるように配置されているようにしている。 In order to solve the above-mentioned problems, the exercise tool of the present invention can be gripped by a first grip portion made of a rod-shaped member configured to be gripped by either the left or right hand and the other hand. The second grip portion made of a rod-shaped member configured so as to be able to do so, the center-of-gravity axis in the longitudinal direction of the first grip portion, and the center-of-gravity axis in the longitudinal direction of the second grip portion do not overlap in a straight line. and a connecting portion formed of a flat plate-like member to be connected to, the connecting portion, as described above the first grip portion and said second grip portion is positioned on the opposite sides of the connecting portion, and , so that are arranged such that the connection part is oblique to the longitudinal direction of the central axis in the longitudinal direction of the central axis and the second grip portion of the first grip portion.
上記のように構成した運道具を使用して運動を行うときは、左右何れか片方の手で第１のグリップ部を握り、もう片方の手で第２のグリップ部を握った状態で、身体の軸がブレないように意識しながら回転する。本発明の運道具は、長手方向の重心軸が直線状に重ならないようにずれた２つのグリップ部を有しており、これらグリップ部の重心軸に対して平板状部材からなる連結部の平面が斜めになるように配置されているので、これらグリップ部を手に持って身体を回転することにより、人間の脳が自然に認識する普段の慣れた動きとは違う状態で身体の軸周りの筋肉を使うことになるため、身体の軸周りの筋肉を効果的に鍛えることができる。しかも、特許文献１のように棒状態のものを振ったときの遠心力と向心力を利用して体幹を鍛えるものではないので、大きな遠心力と向心力を得るために第１のグリップ部および第２のグリップ部を必要以上に長くする必要がなく、また運動具を大きく振り回す必要もないので、広いスペースがなくても使用することができる。
When exercising using the luck tools configured as described above, hold the first grip with one of your left and right hands and the second grip with your other hand. Rotate while being aware that the axis of is not shaken. The tool of the present invention has two grip portions that are offset so that the axes of the center of gravity in the longitudinal direction do not overlap in a straight line, and the plane of the connecting portion made of a flat plate-like member with respect to the axis of the center of gravity of these grip portions. since There are arranged to be oblique, by rotating the body in hand these grip, while different from the usual familiar movement human brain recognizes naturally around the body axis Since muscles are used, the muscles around the axis of the body can be effectively trained. Moreover, unlike
上記した課題を解決するために、本発明の運動具は、ユーザが左右の手を交差させてグリップを握り、この状態で身体を軸周りに回転させて使用するための運動具であって、左右何れか一方の手で握ることができるように構成された棒状部材からなる第１のグリップ部と、他方の手で握ることができるように構成された棒状部材からなる第２のグリップ部と、上記第１のグリップ部の長手方向の重心軸と上記第２のグリップ部の長手方向の重心軸とが直線状に重ならないように連結する平板状部材からなる連結部とを備え、上記第１のグリップ部と上記第２のグリップ部とが上記連結部の相対向する２つの平面を挟んで互いに反対側に位置するように配置されており、かつ、上記第１のグリップ部の長手方向の重心軸および上記第２のグリップ部の長手方向の重心軸に対して上記連結部の上記２つの平面が斜めになるように配置されているようにしている。
In order to solve the above-mentioned problems, the exercise tool of the present invention is an exercise tool for the user to cross the left and right hands to grasp the grip and rotate the body around the axis in this state. A first grip portion made of a rod-shaped member configured to be gripped by either the left or right hand, and a second grip portion composed of a rod-shaped member configured to be gripped by the other hand. , and a connecting portion where the first longitudinal central axis and the second grip portion of the grip portion and the longitudinal central axis comprising a flat plate-like member for connecting so as not to overlap in a straight line, said first The
上記のように構成した運道具を使用して運動を行うときは、ユーザが両手を交差させながら何れか片方の手で第１のグリップ部を握り、もう片方の手で第２のグリップ部を握った状態で、身体の軸がブレないように意識しながら回転する。本発明の運道具は、長手方向の重心軸が直線状に重ならないようにずれた２つのグリップ部を有しており、これらグリップ部の重心軸に対して平板状部材からなる連結部が斜めになるように配置されているので、これらグリップ部を交差させた左右の手に持って身体を回転することにより、人間の脳が自然に認識する普段の慣れた動きとは違う状態で身体の軸周りの筋肉を使うことになるため、身体の軸周りの筋肉を効果的に鍛えることができる。しかも、特許文献１のように棒状態のものを振ったときの遠心力と向心力を利用して体幹を鍛えるものではないので、大きな遠心力と向心力を得るために第１のグリップ部および第２のグリップ部を必要以上に長くする必要がなく、また運動具を大きく振り回す必要もないので、広いスペースがなくても使用することができる。
When exercising using the tools configured as described above, the user holds the first grip with one hand and the second grip with the other while crossing both hands. While holding it, rotate while being aware that the axis of the body does not shake. The tool of the present invention has two grip portions that are offset so that the axes of the center of gravity in the longitudinal direction do not overlap in a straight line, and the connecting portion made of a flat plate member is oblique to the axis of the center of gravity of these grip portions. By holding these grips in the left and right hands crossed and rotating the body, the body's movements are different from the usual movements that the human brain naturally recognizes. Since the muscles around the axis are used, the muscles around the axis of the body can be effectively trained. Moreover, unlike
Claims (12)
上記第１のグリップ部の長手方向の重心軸と上記第２のグリップ部の長手方向の重心軸とが直線状に重ならないようにして、上記第１のグリップ部と上記第２のグリップ部とを連結したことを特徴とする運動具。It has a first grip and a second grip that are configured to be gripped by hand.
The first grip portion and the second grip portion are arranged so that the longitudinal center of gravity axis of the first grip portion and the longitudinal center of gravity axis of the second grip portion do not overlap in a straight line. An exercise tool characterized by connecting the.
上記連結部は、上記第１のグリップ部の長手方向の重心軸と上記第２のグリップ部の長手方向の重心軸とが直線状に重ならないように、かつ、上記第１のグリップ部と上記第２のグリップ部とが上記連結部を挟んで互いに反対側に位置するように、上記第１のグリップ部と上記第２のグリップ部とを連結することを特徴とする請求項１に記載の運動具。Further provided with a connecting portion for connecting the first grip portion and the second grip portion.
In the connecting portion, the center-of-gravity axis in the longitudinal direction of the first grip portion and the center-of-gravity axis in the longitudinal direction of the second grip portion do not overlap in a straight line, and the first grip portion and the above-mentioned connecting portion are provided. The first aspect of claim 1, wherein the first grip portion and the second grip portion are connected so that the second grip portion is located on opposite sides of the connecting portion. Exercise equipment.
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