JPWO2020186156A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. ネットワークを介してデータに基づく行為を実施するための方法であって、
   プロトコルを管理するコーディネートネットワーク要素により、
   － アテスターの役割内で動作しているネットワーク要素、および
   － リクエスターの役割内で動作している少なくとも１つの２次ネットワーク要素、
   の１つを含む要求元ネットワーク要素から、
   前記ネットワークを介して、
   － 参照されるデータ内容、
   － 参照されるデータタイプ、
   － 参照される初期データソース、および
   － 初期データソースに関連付けられたデータ情報、
   の少なくとも１つを含むデータ情報に関する、プロトコルに準拠した要求を受信するステップであって、
   前記プロトコルは、前記プロトコルを管理する前記コーディネートネットワーク要素が、前記プロトコルに準拠した要求の基礎を少なくとも部分的になすデータ内容に実質的にアクセスすることを阻止する、ステップ、を含む方法であって、
   前記要求元ネットワーク要素が前記アテスターの役割内で動作している前記ネットワーク要素である場合、前記方法は、更に、
   前記要求元ネットワーク要素を介して調達されるデータを、データに基づく処理のために非同期に入手可能にする権限を、前記要求元ネットワーク要素に付与することを、少なくとも部分的には前記プロトコルを介して、アテスター権限付与動作として容易にするステップであって、調達動作として、前記データが間接的なデータとして調達される場合、前記調達動作は、初期データソースから前記要求元ネットワーク要素によって受信されたデータからの前記初期データソースに関連付けられた前記データ情報の導出を伴い、前記リクエスターの役割内で動作している前記少なくとも１つの２次ネットワーク要素のそれぞれの身元は前記要求元ネットワーク要素からブラインドされる、ステップ、を含み、
   前記要求元ネットワーク要素が前記リクエスターの役割内で動作している前記少なくとも１つの２次ネットワーク要素のうちの２次ネットワーク要素である場合、前記方法は、更に、
   以前に別の要求元ネットワーク要素から調達されたデータを処理するための前記２次ネットワーク要素の権限付与を、少なくとも部分的には前記プロトコルを介して、リクエスター権限付与動作として容易にするステップであって、前記別の要求元ネットワーク要素の身元は前記２次ネットワーク要素からブラインドされる、ステップと、を含む方法。
2. 前記データに基づく処理が、
   証明済みのデータ内容の移動、および
   以前に証明済みのデータ内容に対するデータ内容の確証、
   のうち少なくとも１つを含む、請求項１に記載の方法。
3. 以前に証明済みのデータ内容に対するデータ内容の前記確証が、前記リクエスターの役割内で動作している前記少なくとも１つの２次ネットワーク要素のうちの２次ネットワーク要素としての要求元ネットワーク要素からデータを調達することを少なくとも部分的に、前記調達動作として含み、前記データが間接的なデータとして調達される場合、前記調達動作が、初期データソースから前記要求元ネットワーク要素によって受信されたデータからの前記初期データソースに関連付けられた前記データ情報の導出を伴う、請求項２に記載の方法。
4. 前記プロトコルに準拠した要求が、複数の別個のメッセージを含む、請求項１から３のいずれか一項に記載の方法。
5. 前記アテスター権限付与動作は、前記アテスターの役割内で動作している前記要求元ネットワーク要素が、ストレージ動作として、中継者からアクセス可能なストレージに内容を記憶する権限を付与されることを中継者に通知する、検証可能な許可を生成することを少なくとも部分的に含み、前記内容は、データの移動および確証のうち少なくとも一方を可能にするために有用である、暗号パラメータ、データ、およびメタデータ、の少なくとも１つを含む、請求項１から４のいずれか一項に記載の方法。
6. 前記内容は、
   （ｉ）前記ストレージ動作として、前記中継者からアクセス可能なストレージに記憶された内容であって、該内容の一部が、平文形態、および暗号化された形態、の少なくとも一方である、内容、
   （ｉｉ）前記アテスターの役割内で動作している前記要求元ネットワーク要素によって生成された暗号文および暗号パラメータのうち少なくとも１つを表す解読トークン、ならびに比較トークンを構成するためにデータと共に適用される暗号パラメータおよびメタデータであって、前記比較トークンは、前記アテスターの役割内で動作している前記要求元ネットワーク要素によって与えられたデータの処理の結果を表す比較トークンに対して、記憶された値を使用して処理された候補データを表す比較トークンの一致があるかどうかに関する判定を行うことができるように構成される、暗号パラメータおよびメタデータの少なくとも１つ、のうち少なくとも一方として働くように構成された前記記憶された値、及び、
   （ｉｉｉ）シェアの群であって、閾値数のそのようなシェアが前記内容の再構成を可能にし、前記シェアは、前記アテスターの役割内で動作している前記要求元ネットワーク要素によって複数の中継者に分散される、シェアの群、
   の少なくとも１つを含む、請求項５に記載の方法。
7. 前記リクエスター権限付与動作は、前記リクエスターの役割内で動作している前記少なくとも１つの２次ネットワーク要素のうちの２次ネットワーク要素としての前記要求元ネットワーク要素が、中継者からアクセス可能なストレージから、暗号パラメータ、データ、およびメタデータのうち少なくとも１つを含む内容を、平文形態または暗号化された形態で取り出す権限を付与されることを少なくとも１つの中継者に通知する、検証可能な許可の生成を少なくとも部分的に含む、請求項１から６のいずれか一項に記載の方法。
8. 前記コーディネートネットワーク要素が、前記プロトコルに準拠した要求の中にトークン化された形態で含まれているデータ情報にアクセスすることが実質的にできず、前記トークンは、少なくともそのうち１つが前記コーディネートネットワーク要素には入手不可能である秘密を使用して生成される、請求項１に記載の方法。
9. ネットワークを介してデータに基づく行為を実施するように構成された装置であって、
   ネットワークインターフェースと、
   コーディネートネットワーク要素として構成された制御回路と、を備え、前記コーディネートネットワーク要素は、
   前記ネットワークインターフェースを介して、
   － アテスターの役割内で動作しているネットワーク要素、および
   － リクエスターの役割内で動作している少なくとも１つの２次ネットワーク要素、
   の１つを含む要求元ネットワーク要素から、
   － 参照されるデータ内容、
   － 参照されるデータタイプ、
   － 参照される初期データソース、および
   － 初期データソースに関連付けられたデータ情報、
   の少なくとも１つを含むデータ情報に関する、プロトコルに準拠した要求を受信することであって、
   前記プロトコルは、前記プロトコルを管理する前記コーディネートネットワーク要素が、前記プロトコルに準拠した要求の基礎を少なくとも部分的になすデータ内容に実質的にアクセスすることを阻止する、ことと、
   前記要求元ネットワーク要素が前記アテスターの役割内で動作している前記ネットワーク要素である場合、前記要求元ネットワーク要素を介して調達されるデータを、データに基づく処理のために非同期に入手可能にする権限を前記要求元ネットワーク要素に付与することを、少なくとも部分的には前記プロトコルを介して、アテスター権限付与動作として容易にすることであって、調達動作として、前記データが間接的なデータとして調達される場合、前記調達動作は、初期データソースから前記要求元ネットワーク要素によって受信されたデータからの前記初期データソースに関連付けられた前記データ情報の導出を伴い、前記リクエスターの役割内で動作している前記少なくとも１つの２次ネットワーク要素のそれぞれの身元は前記要求元ネットワーク要素からブラインドされる、ことと、
   前記要求元ネットワーク要素が前記リクエスターの役割内で動作している前記少なくとも１つの２次ネットワーク要素のうちの２次ネットワーク要素である場合、以前に別の要求元ネットワーク要素から調達されたデータを処理するための前記２次ネットワーク要素の権限付与を、少なくとも部分的には前記プロトコルを介して、リクエスター権限付与動作として容易にすることであって、前記別の要求元ネットワーク要素の身元は前記２次ネットワーク要素からブラインドされる、ことと、
   によって前記プロトコルを管理する、装置。
10. 前記データに基づく処理が、
    証明済みのデータ内容の移動、および
    以前に証明済みのデータ内容に対するデータ内容の確証、
    のうち少なくとも１つを含む、請求項９に記載の装置。
11. 以前に証明済みのデータ内容に対するデータ内容の前記確証が、前記リクエスターの役割内で動作している前記少なくとも１つの２次ネットワーク要素のうちの２次ネットワーク要素としての要求元ネットワーク要素からデータを調達することを少なくとも部分的に、前記調達動作として含み、前記データが間接的なデータとして調達される場合、前記調達動作が、初期データソースから前記要求元ネットワーク要素によって受信されたデータからの前記初期データソースに関連付けられた前記データ情報の導出を伴う、請求項１０に記載の装置。
12. 前記プロトコルに準拠した要求が、複数の別個のメッセージを含む、請求項９から１１のいずれか一項に記載の装置。
13. 前記アテスター権限付与動作は、前記アテスターの役割内で動作している前記要求元ネットワーク要素が、ストレージ動作として、中継者からアクセス可能なストレージに内容を記憶する権限を付与されることを中継者に通知する、検証可能な許可を生成することを少なくとも部分的に含み、前記内容は、データの移動および確証のうち少なくとも一方を可能にするために有用である、暗号パラメータ、データ、およびメタデータ、の少なくとも１つを含む、請求項９から１１のいずれか一項に記載の装置。
14. 前記リクエスター権限付与動作は、前記リクエスターの役割内で動作している前記少なくとも１つの２次ネットワーク要素のうちの２次ネットワーク要素としての前記要求元ネットワーク要素が、中継者からアクセス可能なストレージから、暗号パラメータ、データ、およびメタデータのうち少なくとも１つを含む内容を、平文形態または暗号化された形態で取り出す権限を付与されることを少なくとも１つの中継者に通知する、検証可能な許可の生成を少なくとも部分的に含む、請求項９から１３のいずれか一項に記載の装置。
15. 前記コーディネートネットワーク要素が、前記プロトコルに準拠した要求の中にトークン化された形態で含まれているデータ情報にアクセスすることが実質的にできず、前記トークンは、少なくともそのうち１つが前記コーディネートネットワーク要素には入手不可能である秘密を使用して生成される、請求項９から１４のいずれか一項に記載の装置。