JPWO2020156516A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. 現在の映像ブロックに対するコーディングモードを判定することと、
   前記現在の映像ブロックの動き情報に対し、複数の動き精度を含む動き精度セットから動き精度を判定することと、
   前記判定したコーディングモードと前記判定した動き精度とに基づいて、前記現在の映像ブロックと前記現在の映像ブロックを含む映像のビットストリームとの間で変換することと、
   を含み、
   前記ビットストリームの少なくとも１つの構文要素を使用して、前記動き精度セットにおける前記動き精度を示し、
   前記現在のブロックの前記コーディングモードに基づいて、前記構文要素に対して１つのコンテキストを複数のコンテキストから選択する、
   映像処理方法。
2. 複数の構文要素が前記ビットストリームにおいて選択的に提示されて、前記動き精度セットにおける前記動き精度を示し、
   前記複数の構文要素は、第１の構文要素と第２の構文要素とを含み、
   前記第１の構文要素が特定の値を有する前記ビットストリームに存在する場合、第２の構文要素は、前記ビットストリームに存在し、
   少なくとも１つの構文要素は、前記第１の構文要素および／または前記第２の構文要素を含む、
   請求項１に記載の方法。
3. 前記１つのコンテキストは、前記現在の映像ブロックの前記コーディングモードが第１のモードであるかどうかに基づいて、前記複数のコンテキストから選択され、
   前記第１のモードにおいて、制御点動きベクトルを導出し、さらに使用して、前記現在の映像ブロックから分割されたサブ領域の動きベクトルを導出する、
   請求項１又は２に記載の方法。
4. 前記１つのコンテキストは、前記現在のブロックの近傍の映像ブロックのコーディング情報を使用せずに選択される、
   請求項１～３のいずれか１項に記載の方法。
5. 前記近傍の映像ブロックの前記コーディング情報は、前記近傍の映像ブロックのコーディングモードを含む、
   請求項４に記載の方法。
6. １つの変数が、前記複数のコンテキストのうちのコンテキストごとに２つの確率更新速度を制御する、
   請求項１～５のいずれか１項に記載の方法。
7. 前記２つの確率更新速度は、（ｓｈｉｆｔＩｄｘ＞＞２）＋２で定義される第１の更新速度を含み、
   ｓｈｉｆｔＩｄｘは前記変数を示す、
   請求項６に記載の方法。
8. 前記２つの確率更新速度は、（ｓｈｉｆｔＩｄｘ＆３）＋３＋ｓｈｉｆｔ０によって定義される第２の更新速度を含み、
   ｓｈｉｆｔ０は第１の更新速度を表し、
   ｓｈｉｆｔＩｄｘは前記変数を表す、
   請求項６に記載の方法。
9. 前記第２の更新速度は、２～５である、
   請求項８に記載の方法。
10. 前記複数の構文要素に含まれる第２の構文要素は、通常のインターモードに対し、１画素又は４画素の精度からの選択を示す、
    請求項２～９のいずれか１項に記載の方法。
11. 前記複数の構文要素に含まれる第２の構文要素は、第１のモードに対して、１／１６画素又は１画素の精度からの選択を示し、
    前記第１のモードにおいて、制御点動きベクトルを導出し、さらに使用して、前記現在の映像ブロックから分割されたサブ領域の動きベクトルを導出する、
    請求項２～９のいずれか１項に記載の方法。
12. 前記複数の構文要素に含まれる第２の構文要素は、０に等しく、
    前記動き精度は、第１のモードに対して、１／６画素の精度であり、
    前記第１のモードにおいて、制御点動きベクトルを導出し、さらに使用して、前記現在の映像ブロックから分割されたサブ領域の動きベクトルを導出する、
    請求項２～１１のいずれか１項に記載の方法。
13. 前記複数の構文要素に含まれる第２の構文要素は、１に等しく、
    前記動き精度は、第１のモードに対して、１画素の精度であり、
    前記第１のモードにおいて、制御点動きベクトルを導出し、さらに使用して、前記現在の映像ブロックから分割されたサブ領域の動きベクトルを導出する、
    請求項２～１１のいずれか１項に記載の方法。
14. 前記複数の構文要素に含まれる第１の構文要素は、第１のコンテキストでコーディングされ、
    前記複数の構文要素に含まれる第２の構文要素は、第２のコンテキストでコーディングされる、
    請求項２～１３のいずれか１項に記載の方法。
15. 前記変換を行うことは、前記現在の映像ブロックに基づく前記ビットストリームを生成することを含む、
    請求項１～１４のいずれか１項に記載の方法。
16. 前記変換を行うことは、前記ビットストリームから前記現在の映像ブロックを生成することを含む、
    請求項１～１４のいずれか１項に記載の方法。
17. 処理装置と、命令を保持する非一時的メモリと、を含み、映像データを処理する装置であって、
    前記処理装置によって実行されると、前記命令が前記処理装置に、
    現在の映像ブロックに対するコーディングモードを判定することと、
    前記現在の映像ブロックの動き情報に対し、複数の動き精度を含む動き精度セットから動き精度を判定することと、
    前記判定したコーディングモードと前記判定した動き精度とに基づいて、前記現在の映像ブロックと前記現在の映像ブロックを含む映像のビットストリームとの間で変換することと、を行わせ、
    前記ビットストリームの少なくとも１つの構文要素を使用して、前記動き精度セットにおける前記動き精度を示し、
    前記現在のブロックの前記コーディングモードに基づいて、前記構文要素に対して１つのコンテキストを複数のコンテキストから選択する、
    装置。
18. 複数の構文要素が前記ビットストリームにおいて選択的に提示されて、前記動き精度セットにおける前記動き精度を示し、
    前記複数の構文要素は、第１の構文要素と第２の構文要素とを含み、
    前記第１の構文要素が特定の値を有する前記ビットストリームに存在する場合、第２の構文要素は、前記ビットストリームに存在し、
    少なくとも１つの構文要素は、前記第１の構文要素および／または前記第２の構文要素を含む、
    請求項１７に記載の装置。
19. 命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記命令は、処理装置に、
    現在の映像ブロックに対するコーディングモードを判定することと、
    前記現在の映像ブロックの動き情報に対し、複数の動き精度を含む動き精度セットから動き精度を判定することと、
    前記判定したコーディングモードと前記判定した動き精度とに基づいて、前記現在の映像ブロックと前記現在の映像ブロックを含む映像のビットストリームとの間で変換することと、を行わせ、
    前記ビットストリームの少なくとも１つの構文要素を使用して、前記動き精度セットにおける前記動き精度を示すことと、
    前記現在のブロックの前記コーディングモードに基づいて、前記構文要素に対して１つのコンテキストを複数のコンテキストから選択すること、を行わせる
    非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
20. 映像処理装置によって行われる方法によって生成される映像のビットストリームを記憶する、非一時的なコンピュータ可読記録媒体であって、
    前記方法は、
    現在の映像ブロックに対するコーディングモードを判定することと、
    前記現在の映像ブロックの動き情報に対し、複数の動き精度を含む動き精度セットから動き精度を判定することと、
    前記判定したコーディングモードと前記判定した動き精度とに基づいて、前記ビットストリームを生成することと、を含み、
    前記ビットストリームの少なくとも１つの構文要素を使用して、前記動き精度セットにおける前記動き精度を示し、
    前記現在のブロックの前記コーディングモードに基づいて、かつ、前記現在のブロックの近傍の映像ブロックのコーディング情報を使用せずに、前記構文要素に対して１つのコンテキストを複数のコンテキストから選択する、
    非一時的なコンピュータ可読記録媒体。