JPWO2019159302A1 - ユーザ装置 - Google Patents

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Abstract

ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける前記ユーザ装置において、動的に変更され得るパラメータを使用して、サービングセルの上り送信電力情報を算出する上り送信電力情報算出部と、前記上り送信電力情報が設定された制御情報に、当該上り送信電力情報の算出に使用されたパラメータを識別する識別情報を含め、当該識別情報を含む前記制御情報を前記基地局に送信する信号送信部とを備える。

Description

本発明は、無線通信システムにおけるユーザ装置に関連するものである。
現在、LTE(LTE−Advancedを含む)による無線サービスが広く提供されている。3GPPでは、LTEからのシステム容量の更なる大容量化、データ伝送速度の更なる高速化、無線区間における更なる低遅延化などを実現するために、5Gと呼ばれる無線通信方式の検討及び仕様化が進んでいる。5Gでは、10Gbps以上のスループットを実現しつつ無線区間の遅延を1ms以下にするという要求条件を満たすために、様々な技術の検討が行われている。5Gをサポートする無線アクセス技術は、NR(New Radio)と呼ばれる。
LTEでは、上り送信電力制御のために、PHR(power headroom repor)制御が行われており、NRにおいてもLTEにおけるPHR制御をベースとしたPHR制御が行われることが想定される。PHR制御では、ユーザ装置UEがPH(power headroom、パワーヘッドルーム)を含むPHR信号を基地局に通知し、基地局は、PHR信号に基づいて、ユーザ装置UEのUL(Uplink)送信のスケジューリング、送信電力制御等を実施する。
3GPP TS 36.213 V15.0.0 (2017−12) 3GPP TS 38.213 V15.0.0 (2017−12) 3GPP TS 36.321 V15.0.0 (2017−12) 3GPP TS 38.321 V15.0.0 (2017−12)
UL CA(キャリアアグリゲーション)が実施される場合、ユーザ装置UEは、UL送信の有無に関わらずに、全サービングセルにおけるPHを報告する(非特許文献3、4)。ユーザ装置UEは、UL送信を行うサービングセルについては、UL送信に使用するパラメータを使用してPHを算出することができる。
また、ユーザ装置UEは、UL送信を実施していないサービングセルについては、例えば、基地局から設定された複数のパラメータうちのあるパラメータを選択してPHを算出することが考えられる。しかし、この場合、従来技術では、基地局10は、当該PHの算出に使用されたパラメータを把握できない場合がある。そのため、ユーザ装置UEで観測されたパスロス等を把握することができず、ユーザ装置UEに対するスケジューリング、送信電力制御を適切に行えない可能性がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、上り送信が実施されていないサービングセルにおいて、ユーザ装置が上り送信電力情報の算出に使用したパラメータを基地局が把握することを可能とする技術を提供することを目的とする。
開示の技術によれば、ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける前記ユーザ装置であって、
動的に変更され得るパラメータを使用して、サービングセルの上り送信電力情報を算出する上り送信電力情報算出部と、
前記上り送信電力情報が設定された制御情報に、当該上り送信電力情報の算出に使用されたパラメータを識別する識別情報を含め、当該識別情報を含む前記制御情報を前記基地局に送信する信号送信部と
を備えるユーザ装置が提供される。
開示の技術によれば、上り送信が実施されていないサービングセルにおいて、ユーザ装置が上り送信電力情報の算出に使用したパラメータを基地局が把握することを可能とする技術が提供される。
本発明の実施の形態における無線通信システムの構成図である。 PH制御の例を説明するための図である。 PH制御の例を説明するための図である。 実施例1における動作例を説明するための図である。 実施例1におけるPHR MAC CEフォーマットの例を示す図である。 実施例2における動作例を説明するための図である。 実施例2における動作例を説明するための図である。 実施例2における動作例を説明するための図である。 実施の形態に係るユーザ装置UEの機能構成の一例を示す図である。 実施の形態に係る基地局10の機能構成の一例を示す図である。 実施の形態に係る基地局10及びユーザ装置UEのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(本実施の形態)を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
本実施の形態の無線通信システムは、少なくともNRの通信方式をサポートしていることを想定している。また、本実施の形態の無線通信システムが動作するにあたって、例えばNRの仕様に規定されていない動作を行うために、適宜、既存のLTEで規定された技術を使用できる。
(システム構成)
図1は、本実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。図1に示すように、本実施の形態に係る無線通信システムは、セルを形成する基地局10、及びユーザ装置UEを有する。本実施の形態に係る無線通信システムにおいて、一般には、図1に示す1つのユーザ装置UE以外にも複数のユーザ装置UEが存在する。図1では、一例として1つのユーザ装置UEを示している。また、一般には、図1に示す1つの基地局10以外にも複数の基地局が存在する。図1では、一例として1つの基地局10を示している。
基地局10及びユーザ装置UEはいずれも、NRの機能を備える。ただし、基地局10及びユーザ装置UEはいずれも、NRの機能に加えてLTEの機能を備えてもよいし、NRのみの機能を含む装置であってもよい。NRに対応する基地局10をgNBと称してもよい。
基地局10及びユーザ装置UEはキャリアアグリゲーションを実施する機能を含む。キャリアアグリゲーションは、単独の基地局とユーザ装置UEとの間で実施されるものであってもよいし、複数の基地局とユーザ装置UEとの間で実施されるものであってもよい。複数の基地局とユーザ装置UEとの間で実施されるキャリアアグリゲーションをデュアルコネクティビティと称してもよい。
本実施の形態はPHRに関するものであることから、まず、PHRについて説明する。なお、本明細書においては、基本的に、PHRは、PH(power headroom)を基地局10に報告することの意味で使用する。また、報告される信号をPHR信号と呼ぶ。また、PHを「上り送信電力情報」と呼んでもよい。
<PHRについて>
ユーザ装置UEが基地局10にデータを送信する際の送信電力は適切な大きさである必要があるため、ユーザ装置UEは、UL送信電力を所定の式を用いて算出し、算出されたUL送信電力でUL送信を行っている。以下に、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)の送信電力を例にとって、上記所定の式の例を示す。なお、本実施の形態で説明する処理内容は、PUSCH送信に限らず、他のChannel及びsignal(例:PRACH、PUCCH、SRS)にも適用可能である。
Figure 2019159302
式1において、PCMAX,c(i)は、サービングセル(serving cell)cのi番目のサブフレーム(subframe)における最大送信電力(必要な電力バックオフ考慮後)であり、MPUSCH,C(i)はリソースブロック数であり、ΔTF,cはMCS(Modulation Coding Scheme)から誘導されるパワーオフセットであり、PLはパスロスであり、f(i)はaccumulated TPC command(閉ループパワーコントロール補正)である。その他はブロードキャストされるパラメータである。具体的には、PO_PUSCH,cは、基準となる電力オフセットであり、α(j)は、Fraction TPCの傾斜を示す。なお、パスロスは、ユーザ装置UEが基地局10から受信する参照信号の受信電力と、基地局10から受信する参照信号の送信電力情報とからユーザ装置UEが算出(推定)するものである。
ユーザ装置UEは、割り当てを受けたリソース量と適用するMCS等を上記所定の式に入力して送信電力を決定してUL送信を行う。算出された送信電力が最大送信電力を超える場合は、最大送信電力を適用してUL送信を行う。
基地局10は、ユーザ装置UEの送信電力が適切な値になるように電力制御及びスケジューリング(リソース割り当て、MCS決定等)を行うために、上記の式1に基づいて、ユーザ装置UEの送信電力を把握する。ただし、上記の式1における変数のうち、パスロスが未知であるため、ユーザ装置UEは、所定のトリガ(例:パスロスが所定値よりも大きく変わったとき)で、PH(power headroom、パワーヘッドルーム)を含むPHR(power headroom reporing)信号を基地局10に通知し、基地局10は、PHR信号に基づいて、ユーザ装置UEの送信電力を制御する。
パワーヘッドルーム(PH)とは、以下の式2で算出される値であり、UEの最大送信電力(必要な電力バックオフ考慮後)と実際の送信電力との差である。
Figure 2019159302
LTEにおける送信電力制御では、送信電力算出に用いるパラメータのうち、参照するパスロス、Fraction TPCの傾斜、閉ループパワーコントロール補正は、UE毎に1setしか管理されず、これらが全てのUL送信電力に適用されていた。
また、UL CA(キャリアアグリゲーション)時において、UL送信のないサービングセルに対しては、UL割り当てによって決定されるパラメータ(PRB数、変調方式等に関わる動的に変化するもの)について固定のものを用いることでPHを算出していた。すなわち、下記に示すように、式1について四角枠で囲んだパラメータについては、Reference formatを用いる(非特許文献1、非特許文献2)。
Figure 2019159302
一方、NRでは、ユーザ装置UEの無線環境に合わせたより細やかな送信電力制御ができるようにパラメータセットを一つのユーザ装置UEに対して複数設定・管理でき、PHの算出も、その時点で適用されるパラメータセットに応じて算出される。
すなわち、例えば、PathlossReferenceIndex(パスロス算出の基準とするSRのインデックス)、P0AlphaSetIndex(基準電力オフセットのインデックス)、PUSCHClosedLoopIndex(閉ループパワーコントロール補正に関するインデックス)のいずれか複数のパラメータのセットについて、ユーザ装置UEが使用し得るパラメータセット群が基地局10からRRCシグナリング等でユーザ装置UEに設定され、基地局10は実際に使用するパラメータセットをユーザ装置UEにUL grantで指定する。ユーザ装置UEは指定されたパラメータセットを使用してUL送信を行う。また、ユーザ装置UEは、実際に使用するパラメータセットを使用して、PHを算出する。なお、パラメータセット単位に代えて、個々のパラメータ単位でこのような制御が行われてもよい。なお、「パラメータ」を、パラメータセットも含む広い意味で使用してもよい。
NRにおいては、基地局10は、ユーザ装置UEからPHを受信する際にどのパラメータセットで算出されたPHであるかを知っておく必要がある。具体的には、下記に示すように、四角枠で囲んだパラメータに加えて、丸枠で囲んだパラメータについても基地局10−ユーザ装置UE間で共通のものを用いる必要がある。
Figure 2019159302
UL CAの場合、ユーザ装置UEは全サービングセルに対して(UL送信の有無にかかわらず)PHを報告することが規定されており(非特許文献3、4)、前述したように、UL送信がないサービングに対しては特定のPRB数とMCSのUL送信があったと想定したPHがフィードバックされる。これをvirtual PHと呼ぶ。実際の送信に使用したパラメータセットを使用して算出したPHをreal PHと呼ぶ。
virtual PHの場合にどのパラメータセットを用いて算出したのかは基地局10−ユーザ装置UE間で意識を合わせる必要があるが、従来技術では、基地局10は、PHに対してどのパラメータセットが適用されているのかを把握する手段がなく、基地局10は、どのパラメータセットが適用されているのかを把握することができない。
すなわち、図2に示すように、UL CAにおいて、各サービングセルでUL送信がある場合であれば、ユーザ装置UEは、UL送信に使用するパラメータセットを用いて各PHを算出し、基地局10に送信する。基地局10は、自身がUEのUL送信のために指定したパラメータセットが使用されていることを知っているので、当該パラメータセットと、受信したPHとから、ユーザ装置UEで観測されたパスロス等を把握できる。
一方、図3に示すように、UL CAにおいて、あるサービングセル(図3の例ではSCell)のUL送信が無い場合、ユーザ装置UEは、SCellのPHとして、あるパラメータセットを使用してvirtual PHを算出し、報告するが、基地局10は、当該PHの算出に使用されたパラメータセットを把握できないので、ユーザ装置UEで観測されたパスロス等を把握することができず、ユーザ装置UEに対するスケジューリング、送信電力制御を適切に行えない可能性がある。
以下、この課題を解決するための技術として、実施例1、実施例2を説明する。実施例1、実施例2のいずれにおいても、図3に示すように、ユーザ装置UEがUL CAにおける無送信のサービングセルにおいて、virtual PHをPHR MAC CEに設定して、送信する場合を想定している。
なお、UL送信電力算出において、動的に変更され得るパラメータは、上述した四角枠で囲んだパラメータ及び丸枠で囲んだパラメータに限定されるわけではなく、より一般的に送信電力算出に用いる全パラメータが動的に変化し得る。すなわち、送信電力算出に用いるいずれのパラメータも実施例1、2で説明する制御の対象となり得る。
上述した「動的に変更され得るパラメータ」とは、例えば下記の1)〜3)に相当するものであるが、下記の1)〜3)に限られるわけではない。
1)基地局10からの指示を受けた時点で決定されるもの。基地局10からの指示とは、例えば、DCI、RAR、UL grant指示、DL assignment指示、あるいは、これらに関連して検出・決定されるリソース割当て等である。
2)UL送信が決定されたタイミングで決定されるもの。
3)UL送信が実施されるタイミング(あるいは、それよりも所定期間前までのタイミング)で決定されるもの。
(実施例1)
実施例1の基本的な動作例を図4を参照して説明する。PHの報告はPHRトリガに基づき実施される。S101において、ユーザ装置UEはPHRトリガを検出する。PHRトリガとしては例えば以下のものがある。以下は、一例として、非特許文献3に開示されているトリガを示している。
ユーザ装置UEは、PHRトリガが満たされた後のPUSCH送信でPHR信号(PHR MAC CE)を送信する。下記の記述で「」で囲んだものはRRCシグナリングで基地局10からユーザ装置UEに通知されるパラメータである。
−「PeriodicPHR−Timer」が満了;
−「ProhibitPHR−Timer」が満了し、かつ最後のPHR送信から、少なくとも1つ以上のActivatedサービングセルで「dl−PathlossChange」以上のパスロス変動を観測;
−PHRのConfigurationまたはReconfiguration;
−UplinkがConfigureされたSCellのActivation;
−「ProhibitPHR−Timer」が満了し、かつ最後のPHR送信から、少なくとも1つ以上のActivatedサービングセルで「dl−PathlossChange」以上のPower−backoff変更を実施。
図4のS102において、ユーザ装置UEは、PHR MAC CEを送信することができるULリソースを有するものとし、PHをPHR MAC CEで基地局10に送信する。前述したように、ここでは図3に示す状況を前提としており、ここで送信されるPHR MAC CEの構成は、例えば、図3に示すとおりであり、PCellのPcmax,c、PCellのPH、SCellのPcmax,c、SCellのPHを含む。Pcmax,cは、UL送信の有無に拠らずに定まる。PHについては、送信有りのPCellのPHはreal PHであり、送信無しのSCellのPHはvirtual PHである。
実施例1では、図4のS102において、ユーザ装置UEは、virtual PHの算出にどのパラメータセットを使用したかを、当該virtual PHを含むPHR MAC CEで基地局10に明示的に通知する。「どのパラメータセットを使用したか」を示す情報(これを使用パラメータ識別情報と呼ぶ)は、パラメータセットを構成する個々のパラメータのインデックスであってもよいし、パラメータセットを識別するインデックス(例:SRI等のインデックス)であってもよいし、その他の情報であってもよい。
なお、ユーザ装置UEはvirtual PHの算出のために使用するパラメータセットとして、例えば下記の内のいずれかを選択することができる。
−送信電力に加味されるパラメータの内の特定のもの(あるいは特定のものの組み合わせ)で、値が大きいもの(あるいは値が大きいものの組み合わせ)、又は、値が小さいもの(あるいは値が小さいものの組み合わせ)。
−送信電力に加味されるパラメータの内、最も送信電力が大きくなるもの(あるいは組み合わせ)、最も送信電力が小さくなるもの(あるいは組み合わせ)。
−ユーザ装置UEが最後(直近)のUL送信で用いたもの。
−ユーザ装置UEがRA procedur(e.g.Msg3)で用いたもの。
また、使用パラメータ識別情報は、virtual PHのフィールドに含められてもよいし、virtual PHのフィールドとreal PHのフィールドのそれぞれに含められてもよい。real PHのフィールドに含められる使用パラメータ識別情報は、virtual PHの算出に使用したパラメータセットの情報であってもよいし、real PHの算出に使用したパラメータセットの情報であってもよい。
図5は、使用パラメータ識別情報(idx)をvirtual PHのフィールドとreal PHのフィールドのそれぞれに含める場合におけるPHR MAC CEのフォーマットの一例を示す。図5の例は、PCell、SCell#1、SCell#2によりUL CAが設定されている場合の例を示している。
図4のS102により、使用パラメータ識別情報を含むPHR MAC CEを受信した基地局10は、無送信のSCellにおいてユーザ装置UEがPHの算出に使用したパラメータセットを正確に把握できるので、無送信のSCellにおいてユーザ装置UEが観測したパスロスを考慮したスケジューリング、送信電力制御等を適切に行うことができる。実施例1では、明示的に通知を行うので、基地局10は、動的な変化に追随して、正確にvirtual PHの算出に使用されたパラメータセットを把握できる。
(実施例2)
次に実施例2を説明する。上述したとおり、実際例1では、ユーザ装置UEは使用パラメータ識別情報を明示的に基地局10に通知していたが、実施例2では、明示的な使用パラメータ識別情報の通知を行わずに(つまり、暗黙的に)、virtual PHの算出にどのパラメータセットが使用されたかを、基地局10が把握できるようにしている。以下では、実施例2−1〜2−4を説明する。実施例2−1〜2−4は、矛盾が生じない限り、適宜組み合わせて実施することが可能である。
<実施例2−1>
実施例2−1では、ユーザ装置UEは、virtual PHの算出にデフォルトのパラメータ/パラメータセットを用いる。ここで、「パラメータ/パラメータセット」とは、個々のパラメータ単位でデフォルトのパラメータを使用してもよいし、複数のパラメータからなるパラメータセット単位でデフォルトのパラメータを使用してもよい、という意味である。
デフォルトのパラメータ/パラメータセットは、ユーザ装置UEと基地局10がともに保持しており、基地局10は、virtual PHをユーザ装置UEから受信した場合に、当該デフォルトのパラメータ/パラメータセットを使用して算出されたPHであると判断する。
なお、デフォルトのパラメータ/パラメータセットは、UE単位で定められてもよいし、サービングセル毎に定められてもよいし、RS毎に定められてもよい。
デフォルトのパラメータ/パラメータセットは、基地局10からユーザ装置UEに対して明示的に指定されてもよいし、特定のインデックスあるいはパラメータと関連付いたパラメータ/パラメータセットをデフォルトのパラメータ/パラメータセットとしてもよい。例えば、基地局10からユーザ装置UEに対して、使用し得るパラメータ/パラメータセット群として、パラメータ/パラメータセット#1、パラメータ/パラメータセット#2、パラメータ/パラメータセット#3がRRCシグナリング等で設定される場合において、「パラメータ/パラメータセット#1」がデフォルトのパラメータ/パラメータセットとして使用されてもよい。
デフォルトのパラメータ/パラメータセットは、基地局10からユーザ装置UEに対し、例えばユーザ装置UEの接続時等に最初に指定されたパラメータ/パラメータセットであってもよい。
図6に、実施例2−1の動作例を示す。S201において、上述したパラメータ/パラメータセットが基地局10からユーザ装置UEに通知される。S202において、ユーザ装置UEがPHRトリガを検知する。
ここでは、図4の場合と同様に、SCellが無送信とし、ユーザ装置UEは、S201で受信したパラメータ/パラメータセットを使用してSCellのPHを算出し、S203において、当該PHを含むPHR MAC CEを基地局10に送信する。
基地局10は、S203で受信したvirtual PHは、S201で送信したパラメータ/パラメータセットで算出されたものであると判断し、例えば、当該パラメータ/パラメータセットと、virtual PHとから、SCellにおいてユーザ装置UEが観測したパスロスを算出し、当該パスロスを考慮したスケジューリング等を実施することができる。
<実施例2−2>
次に、実施例2−2を説明する。実施例2−2では、ユーザ装置UEは、RA procedure中のUL送信(例:Msg3送信)で用いたパラメータ/パラメータセットを使用して、virtual PHを算出する。図7を参照して実施例2−2の動作例を説明する。
S301において、ユーザ装置UEは、メッセージ1(RA preamble)を基地局10に送信し、S302において基地局10からユーザ装置にメッセージ2(RA response)が返される。
S303において、ユーザ装置UEは、S302で受信したメッセージ2に含まれる割り当て情報に基づいて、送信電力算出、無線リソースへのマッピング等を行って、メッセージ3(例:RRC connection request)を送信する。その後、ユーザ装置UEと基地局10間で、例えば図2のようにして、データ通信が行われる。
S304において、ユーザ装置UEはPHRトリガを検知する。この時点で、図3に示すように、SCellは無送信であるとする。ユーザ装置UEは、S303でメッセージ3の送信に使用したパラメータ/パラメータセットを使用してSCellのPHを算出し、S305において、当該PHを含むPHR MAC CEを基地局10に送信する。
基地局10は、S305で受信したvirtual PHは、S303のメッセージ3の送信で使用されたパラメータ/パラメータセット(基地局10がメッセージ2のUL grantで通知したもの)で算出されたものであると判断し、例えば、当該パラメータ/パラメータセットと、virtual PHとから、SCellにおいてユーザ装置UEが観測したパスロスを算出し、当該パスロスを考慮したスケジューリング等を実施することができる。
なお、ユーザ装置UEは、メッセージ1の送信に使用したパラメータ/パラメータセットを使用して、virtual PHの算出を行うこととしてもよい。
<実施例2−3>
次に、実施例2−3を説明する。実施例2−3は、PH算出時にUL無送信であるサービングセルにおいて、過去の直近に実施したUL送信に適用したパラメータ/パラメータセットを適用するものである。
例えば、図2に示すUL CAにおいて、SCell送信有りの状態から、図3に示すように、SCell送信無しになり、図3に示す状態において、ユーザ装置UEがSCellのvirtual PHを行う場合を想定する。
この場合、ユーザ装置UEは、図2に示すSCell送信有りの状態における直近に実施した当該SCellでのUL送信に適用したパラメータ/パラメータセットを使用して、当該UL無送信のSCellのvirtual PHを算出し、報告する。
基地局10は、ユーザ装置UEから受信したvirtual PHは、直近に実施された当該SCellでのUL送信に適用したパラメータ/パラメータセットで算出されたものであると判断し、例えば、当該パラメータ/パラメータセットと、virtual PHとから、SCellにおいてユーザ装置UEが観測したパスロスを算出し、当該パスロスを考慮したスケジューリング等を実施することができる。
<実施例2−4>
次に、実施例2−4を説明する。実施例2−4では、基地局10からユーザ装置UEに通知されるUL grant内にて、virtual PHの算出に用いるパラメータ/パラメータセットが通知され、ユーザ装置UEはそれに従ってPHを算出する。このUL grantは、PH算出対象である無送信のサービングセル(図3の例のSCell)におけるUL grant(つまり、virtual PHの算出に用いるパラメータ/パラメータセットを通知するためのUL grant)であってもよいし、送信有りのサービングセルにおけるUL grantであってもよい。
図8に、実施例2−4の動作例を示す。S401において、ユーザ装置UEがPHRトリガを検知する。S402において、ユーザ装置UEは基地局10から、virtual PHの算出のために使用するパラメータ/パラメータセットが指定されたUL grantを受信する。なお、S402のUL grant受信は、S401の前のタイミングで実施されてもよい。
ここでは、SCellが無送信とし、ユーザ装置UEは、S402で受信したUL grantに含まれるパラメータ/パラメータセットを使用してSCellのPHを算出し、S403において、当該PHを含むPHR MAC CEを基地局10に送信する。
基地局10は、S403で受信したvirtual PHは、S402で送信したパラメータ/パラメータセットで算出されたものであると判断し、例えば、当該パラメータ/パラメータセットと、virtual PHとから、SCellにおいてユーザ装置UEが観測したパスロスを算出し、当該パスロスを考慮したスケジューリング等を実施することができる。
実施例2では、オーバヘッドの増加をもたらすことなく、ユーザ装置UEと基地局10との間でvirtual PH算出に使用するパラメータ/パラメータセットの認識を合わせることができる。
(その他の例)
これまでに説明した実施例1、2におけるそれぞれの動作について、ユーザ装置UEが、当該動作を適用可能であるか否かを示すUE能力情報を基地局10に通知してもよい。
当該UE能力情報には、例えば下記の(1)から(3)の情報のうちのいずれか1つ、あるいはいずれか複数(全部でもよい)の組み合わせが含まれる。
(1)適用可能なRS(パスロス測定のために観測する参照信号)、パラメータ/パラメータセット。
(2)適用可能なChannel種別、signal種別(あるいは、適用可能なChannel種別の数、signal種別の数)、あるいは、各Channel種別、各signal種別における適用可能なPH type。
(3)適用可能なサービングセルの識別情報。あるいは、適用可能なサービングセルの数。
また、ユーザ装置UEによるUE能力情報の報告は、RAT単位、UE単位、MAC entity単位、Cell group単位、band combination単位、band単位、CC単位のいずれで行ってもよい。
(装置構成)
次に、これまでに説明した処理動作を実行するユーザ装置UE及び基地局10の機能構成例を説明する。ユーザ装置UE及び基地局10は、本実施の形態で説明した全ての機能を備えている。ただし、ユーザ装置UE及び基地局10は、本実施の形態で説明した全ての機能のうちの一部のみの機能を備えてもよい。
<ユーザ装置>
図9は、ユーザ装置UEの機能構成の一例を示す図である。図9に示すように、ユーザ装置UEは、信号送信部101と、信号受信部102と、設定情報管理部103と、上り送信電力情報算出部104とを有する。図9に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。なお、信号送信部101を送信機と称し、信号受信部102を受信機と称してもよい。
信号送信部101は、送信データから送信を作成し、当該送信信号を無線で送信する。信号受信部102は、各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する。また、信号受信部102はRS等の信号の測定を行って、品質等を取得する機能を含む。信号送信部101と信号受信部102はキャリアアグリゲーションの機能を有する。
設定情報管理部103は、信号受信部102により基地局10から受信した各種の設定情報、及び、予め設定される設定情報を格納する。設定情報の例としては各種のパラメータがある。上り送信電力情報算出部104は、パスロス、PH、Pcmax等の情報を算出する。
例えば、上り送信電力情報算出部104は、動的に変更され得るパラメータを使用して、サービングセルの上り送信電力情報を算出するように構成され、信号送信部101は、前記上り送信電力情報が設定された制御情報に、当該上り送信電力情報の算出に使用されたパラメータを識別する識別情報を含め、当該識別情報を含む前記制御情報を前記基地局に送信するように構成される。前記サービングセルにおける上り送信は実施されておらず、前記上り送信電力情報は、上り送信が実施されていない当該サービングセルについての上り送信電力情報であることとしてもよい。
また、上り送信電力情報算出部104は、デフォルトのパラメータを使用して、上り送信が実施されていないサービングセルの上り送信電力情報を算出するように構成され、信号送信部101は、前記上り送信電力情報が設定された制御情報を生成し、当該制御情報を前記基地局に送信するように構成されてもよい。
また、上り送信電力情報算出部104は、ランダムアクセス手順における上り送信に適用したパラメータを使用して、上り送信が実施されていないサービングセルの上り送信電力情報を算出するように構成され、前記上り送信電力情報が設定された制御情報を生成し、当該制御情報を前記基地局に送信するように構成されてもよい。
また、上り送信電力情報算出部104は、あるサービングセルにおける上り送信に適用したパラメータを使用して、当該サービングセルの上り送信が実施されていない場合における当該サービングセルの上り送信電力情報を算出するように構成され、信号送信部101は、前記上り送信電力情報が設定された制御情報を生成し、当該制御情報を前記基地局に送信するように構成されてもよい。
また、上り送信電力情報算出部104は、上り送信が実施されていないサービングセルにおける下り制御信号により受信したパラメータを使用して、当該サービングセルの上り送信電力情報を算出するように構成され、信号送信部101は、前記上り送信電力情報が設定された制御情報を生成し、当該制御情報を前記基地局に送信するように構成されてもよい。
<基地局10>
図10は、基地局10の機能構成の一例を示す図である。図10に示すように、基地局10は、信号送信部201と、信号受信部202と、設定情報管理部203と、スケジューリング部204とを有する。図10に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。なお、信号送信部201を送信機と称し、信号受信部202を受信機と称してもよい。
信号送信部201は、ユーザ装置UE側に送信する信号を生成し、当該信号を無線で送信する機能を含む。信号受信部202は、ユーザ装置UEから送信された各種の信号を受信し、受信した信号から、例えばより上位のレイヤの情報を取得する機能を含む。信号送信部201と信号受信部202はキャリアアグリゲーションの機能を有する。
設定情報管理部203は、ユーザ装置UEに送信する各種の設定情報、ユーザ装置UEから受信する各種の設定情報、及び、予め設定される設定情報を格納する。スケジューリング部204は、信号受信部202を介してユーザ装置UEから受信したPHR信号に基づいて、スケジューリング、送信電力制御を行う機能を含む。
<ハードウェア構成>
上記実施の形態の説明に用いたブロック図(図9〜図10)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に複数要素が結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、例えば、本発明の一実施の形態におけるユーザ装置UEと基地局10はいずれも、本実施の形態に係る処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図11は、本実施の形態に係るユーザ装置UEと基地局10のハードウェア構成の一例を示す図である。上述のユーザ装置UEと基地局10はそれぞれ、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。ユーザ装置UEと基地局10のハードウェア構成は、図に示した1001〜1006で示される各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
ユーザ装置UEと基地局10における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、図9に示したユーザ装置UEの信号送信部101、信号受信部102、設定情報管理部103、上り送信電力情報算出部104は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、例えば、図10に示した基地局10の信号送信部201と、信号受信部202と、設定情報管理部203、スケジューリング部204は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、ユーザ装置10の信号送信部101及び信号受信部102は、通信装置1004で実現されてもよい。また、基地局10の信号送信部201及び信号受信部202は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、ユーザ装置UEと基地局10はそれぞれ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(実施の形態のまとめ)
以上、説明したように、本実施の形態により、ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける前記ユーザ装置であって、動的に変更され得るパラメータを使用して、サービングセルの上り送信電力情報を算出する上り送信電力情報算出部と、前記上り送信電力情報が設定された制御情報に、当該上り送信電力情報の算出に使用されたパラメータを識別する識別情報を含め、当該識別情報を含む前記制御情報を前記基地局に送信する信号送信部とを備えるユーザ装置が提供される。
上記の構成によれば、上り送信が実施されていないサービングセルにおいて、ユーザ装置が上り送信電力情報の算出に使用したパラメータを基地局が把握することができる。
前記サービングセルにおける上り送信は実施されておらず、前記上り送信電力情報は、上り送信が実施されていない当該サービングセルについての上り送信電力情報であることとしてもよい。この構成によっても、上り送信が実施されていないサービングセルにおいて、ユーザ装置が上り送信電力情報の算出に使用したパラメータを基地局が把握することができる。
また、本実施の形態により、ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける前記ユーザ装置であって、デフォルトのパラメータを使用して、上り送信が実施されていないサービングセルの上り送信電力情報を算出する上り送信電力情報算出部と、前記上り送信電力情報が設定された制御情報を生成し、当該制御情報を前記基地局に送信する信号送信部とを備えるユーザ装置が提供される。
また、本実施の形態により、ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける前記ユーザ装置であって、ランダムアクセス手順における上り送信に適用したパラメータを使用して、上り送信が実施されていないサービングセルの上り送信電力情報を算出する上り送信電力情報算出部と、前記上り送信電力情報が設定された制御情報を生成し、当該制御情報を前記基地局に送信する信号送信部とを備えるユーザ装置が提供される。
また、本実施の形態により、ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける前記ユーザ装置であって、あるサービングセルにおける上り送信に適用したパラメータを使用して、当該サービングセルの上り送信が実施されていない場合における当該サービングセルの上り送信電力情報を算出する上り送信電力情報算出部と、前記上り送信電力情報が設定された制御情報を生成し、当該制御情報を前記基地局に送信する信号送信部とを備えるユーザ装置が提供される。
また、本実施の形態により、ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける前記ユーザ装置であって、上り送信が実施されていないサービングセルにおける下り制御信号により受信したパラメータを使用して、当該サービングセルの上り送信電力情報を算出する上り送信電力情報算出部と、前記上り送信電力情報が設定された制御情報を生成し、当該制御情報を前記基地局に送信する信号送信部とを備えるユーザ装置が提供される。
上記のいずれのユーザ装置の構成によっても、上り送信が実施されていないサービングセルにおいて、ユーザ装置が上り送信電力情報の算出に使用したパラメータを基地局が把握することができる。
(実施形態の補足)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、ユーザ装置UEと基地局10は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従ってユーザ装置UEが有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従って基地局10が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE−Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra−WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書において基地局10によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局10を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、ユーザ装置UEとの通信のために行われる様々な動作は、基地局10および/または基地局10以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS−GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局10以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MMEおよびS−GW)であってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。
ユーザ装置UEは、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局10は、当業者によって、NB(NodeB)、eNB(enhanced NodeB)、ベースステーション(Base Station)、gNB、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa,an,及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含み得る。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
101 信号送信部
102 信号受信部
103 設定情報管理部
104 上り送信電力情報算出部
201 信号送信部
202 信号受信部
203 設定情報管理部
204 スケジューリング部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (6)

  1. ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける前記ユーザ装置であって、
    動的に変更され得るパラメータを使用して、サービングセルの上り送信電力情報を算出する上り送信電力情報算出部と、
    前記上り送信電力情報が設定された制御情報に、当該上り送信電力情報の算出に使用されたパラメータを識別する識別情報を含め、当該識別情報を含む前記制御情報を前記基地局に送信する信号送信部と
    を備えるユーザ装置。
  2. 前記サービングセルにおける上り送信は実施されておらず、前記上り送信電力情報は、上り送信が実施されていない当該サービングセルについての上り送信電力情報である
    請求項1に記載のユーザ装置。
  3. ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける前記ユーザ装置であって、
    デフォルトのパラメータを使用して、上り送信が実施されていないサービングセルの上り送信電力情報を算出する上り送信電力情報算出部と、
    前記上り送信電力情報が設定された制御情報を生成し、当該制御情報を前記基地局に送信する信号送信部と
    を備えるユーザ装置。
  4. ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける前記ユーザ装置であって、
    ランダムアクセス手順における上り送信に適用したパラメータを使用して、上り送信が実施されていないサービングセルの上り送信電力情報を算出する上り送信電力情報算出部と、
    前記上り送信電力情報が設定された制御情報を生成し、当該制御情報を前記基地局に送信する信号送信部と
    を備えるユーザ装置。
  5. ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける前記ユーザ装置であって、
    あるサービングセルにおける上り送信に適用したパラメータを使用して、当該サービングセルの上り送信が実施されていない場合における当該サービングセルの上り送信電力情報を算出する上り送信電力情報算出部と、
    前記上り送信電力情報が設定された制御情報を生成し、当該制御情報を前記基地局に送信する信号送信部と
    を備えるユーザ装置。
  6. ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける前記ユーザ装置であって、
    上り送信が実施されていないサービングセルにおける下り制御信号により受信したパラメータを使用して、当該サービングセルの上り送信電力情報を算出する上り送信電力情報算出部と、
    前記上り送信電力情報が設定された制御情報を生成し、当該制御情報を前記基地局に送信する信号送信部と
    を備えるユーザ装置。
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ZTE: "Offline summary for Al 7.6 NR UL power control", 3GPP TSG RAN WG1 #90B R1-1718883, JPN6021040596, 11 October 2017 (2017-10-11), FR, ISSN: 0004619648 *

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